JPWO2010050474A1 - 通信用壁パネル及び通信用壁パネルを備えた介護システム及び通信用壁パネルを備えた会議システム - Google Patents

通信用壁パネル及び通信用壁パネルを備えた介護システム及び通信用壁パネルを備えた会議システム Download PDF

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Abstract

通信用壁パネルは、室内の内壁材として取り付けられる内装用パネル材と、該内装用パネル材に実装され、前記室内に居る人に関する情報を取得する情報取得部と、前記内装用パネル材に実装され、前記室内に居る人に情報を報知する報知部と、前記内装用パネル材に実装され、当該室以外の場所に設置されたサーバと通信を行なう通信部と、前記内装用パネル材に実装され、前記情報取得部及び前記報知部を制御する制御部と、を備え、前記通信部は、前記情報取得部から得られた情報をサーバに送信し、前記サーバから送信された情報を前記報知部に出力する。

Description

本発明は複数の機能を有する通信用壁パネル及び通信用壁パネルを備えた介護システム及び通信用壁パネルを備えた会議システムに関する。
例えば、被介護者が自宅で訪問介護サービスを受けながら生活する場合、訪問介護サービスを行なう訪問介護サービス会社、訪問介護サービスを管理するケアマネージャ、リハビリテーション施設、病院、介護タクシー会社などと連絡を取り合いながら介護サービス計画を作成し、計画されたスケジュールに沿って介護サービスが実行される。
このような在宅訪問介護を支援する支援システムとして、被介護者の室内にビデオカメラやマイクや表示装置などを設置すると共に、ビデオカメラで撮像された画像信号やマイクで検出された音声信号をセンタに送信したりセンタから送信された画像信号や音声信号を受信したりするための通信ユニットや各機器を制御する制御ユニットを設置し、被介護者の室内とセンタ側のサーバとを通信可能に接続するシステムがある(例えば、下記特許文献1参照)。
また、離れた場所の複数の会議参加者がインターネットを介してテレビ会議を行なうシステムでは、各会議参加者の室にカメラ、マイク、スピーカ、ディスプレイ装置、画像信号及び音声信号を送受信するための通信装置、各機器を制御する制御装置などを配置し、通信回線を介して会議用サーバに画像信号及び音声信号を送信すると共に、他の会議参加者からの画像信号及び音声信号を受信するテレビ会議システムがある(例えば、下記特許文献2参照)。
特開平10−224756号公報 特開2006−303997号公報
上記特許文献1、2に記載されたシステムでは、被介護者または会議参加者の室内に画像情報及び音声情報を送受信するための各機器(カメラ、マイク、スピーカ、ディスプレイ装置、通信装置、制御装置)を設置する際、各機器を個別に設けるため、机の上などに各機器を設置し、さらに各機器間をケーブルで接続する配線作業を行なうなど設置作業に多くの時間と労力を要するという問題があった。
また、各機器の裏側には、多数のケーブルが絡み合った状態になるため、外観的に見苦しいばかりか、故障発生時の際の点検作業に手間がかかりメンテナンス作業が煩雑になるという問題があった。
本発明の一側面によれば、本発明は、上記問題の一又は複数を解決又は軽減しうる通信用壁パネル及び通信用壁パネルを備えた介護システム及び通信用壁パネルを備えた会議システムを提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、通信用壁パネルは、室内の内壁材として取り付けられる内装用パネル材と、該内装用パネル材に実装され、前記室内に居る人に関する情報を取得する情報取得部と、前記内装用パネル材に実装され、前記室内に居る人に情報を報知する報知部と、前記内装用パネル材に実装され、当該室以外の場所に設置されたサーバと通信を行なう通信部と、前記内装用パネル材に実装され、前記情報取得部及び前記報知部を制御する制御部と、を備え、前記通信部は、前記情報取得部から得られた情報をサーバに送信し、前記サーバから送信された情報を前記報知部に出力する。
本発明の一側面によれば、介護システムは、被介護者の室内の内壁材として取り付けられる内装用パネル材と、該内装用パネル材に実装され、前記室内に居る被介護者に関する画像情報及び音声情報を取得する情報取得部と、前記内装用パネル材に実装され、前記室内に居る被介護者に外部からの画像情報及び音声情報を報知する報知部と、前記内装用パネル材に実装され、通信を行なう通信部と、前記内装用パネル材に実装され、前記情報取得部及び前記報知部を制御する制御部と、前記情報取得部から得られた被介護者に関する画像情報及び音声情報を前記通信部から受信し、該受信した被介護者に関する画像情報及び音声情報を室内とは別の場所に設置された端末装置に送信するサーバと、を備える。
本発明の一側面によれば、会議システムは、複数の会議参加者の室内の内壁材として取り付けられる内装用パネル材と、該内装用パネル材に実装され、該複数の会議参加者の内、一室内に居る第1の会議参加者に関する画像情報及び音声情報を取得する情報取得部と、前記内装用パネル材に実装され、前記室内に居る第1の会議参加者に、該複数の会議参加者の内の第2の会議参加者に関する画像情報及び音声情報を報知する報知部と、前記内装用パネル材に実装され、通信を行なう通信部と、前記内装用パネル材に実装され、前記情報取得部及び前記報知部を制御する制御部と、前記情報取得部から得られた前記第1の会議参加者に関する画像情報及び音声情報を前記通信部から受信し、前記第2の会議参加者に関する画像情報及び音声情報を前記通信部に送信するサーバと、を備える。
本発明の一側面によれば、内装用パネル材に情報取得部、報知部、通信部、制御部を実装するため、内装用パネル材を室内に取り付けることで各機器(各部)を一括して取り付けることができ、各機器を個別に設置する場合よりも設置作業の手間が大幅に削減され、効率良く設置することができると共に、各機器間の配線作業も簡略化され、複数のケーブルが露出しないように設置することが可能になる。
本発明の他の目的、特徴及び利点は添付の図面を参照し以下の詳細な説明を読むことにより、一層明瞭となるであろう。
本発明の一実施例による通信用壁パネルを示す構成図である。 本発明の一実施例による通信用壁パネルの取付状態を示す側面図である。 本発明の一実施例による通信用壁パネルの背面図である。 本発明の一実施例による通信用壁パネルの上端のコネクタ部材を拡大して示す図である。 本発明の一実施例によるコネクタ部材の取付状態を拡大して示す側面図である。 本発明の一実施例によるコネクタ部材の接続状態を拡大して示す図である。 本発明の一実施例による固定機構の固定状態を示す正面図である。 本発明の一実施例による固定機構の固定状態を示す縦断面図である。 本発明の一実施例による固定機構を固定解除した状態を示す正面図である。 本発明の一実施例による固定機構を固定解除した状態を示す縦断面図である。 本発明の一実施例によるシステム構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による制御ユニットが実行する制御処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施例による室内監視制御モードを実行するように指示した場合の制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施例による介護施設の一例を模式的に示す平面図である。 本発明の一実施例による介護施設に複数の通信用壁パネルを設置した場合のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による通信用壁パネルの各制御ユニットのCPUが実行する介護制御モードの制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施例による通信用壁パネルの各制御ユニットのCPUが実行する介護制御モードの制御処理を説明するための他のフローチャートである。 本発明の一実施例によるテレビ会議システムの一例を模式的に示す図である。 本発明の一実施例による通信用壁パネルの各制御ユニットのCPUが実行するテレビ会議制御モードの制御処理を説明するためのフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例による通信用壁パネル10を示す構成図である。図2は通信用壁パネル10の取付状態を示す側面図である。図3は通信用壁パネル10の背面図である。
図1乃至図3に示されるように、通信用壁パネル10は、内装用パネル材20、情報取得部としてのデジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50、報知部としてのディスプレイ装置60、スピーカ70、通信部としての通信モデム80、赤外線による無線信号を送信する短距離無線通信規格(例えば、ZigBee)による赤外線通信モジュール85、及び制御部としての制御ユニット90とを含む。デジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50、ディスプレイ装置60、スピーカ70、通信モデム80、赤外線通信モジュール85、及び制御ユニット90は、内装用パネル材20に実装される。また、内装用パネル材20は、例えば、木材等からなる内装材によりパネル状に形成されており、表面(前面)は室内の壁紙あるいは室内の塗装色に合わせた色彩の化粧シート22により覆われている。
デジタルビデオカメラ30は、室内を撮像すると共に、室内に居る人を撮像するように設定されている。また、デジタルビデオカメラ30は、通信用壁パネル10をIP(Internet Protocol)電話あるいはテレビ会議用の端末装置として使用する場合に通話を行なう人の顔を拡大して撮像するズーム機能を有する。また、デジタルビデオカメラ30は、通信用壁パネル10を介護施設や病院で使用する場合には、被介護者の様子を監視する監視カメラとしても機能する。
マイク40は、室内の音を検知する音検知部及び室内の振動を検知する振動検知部として機能すると共に、例えば、通信用壁パネル10をテレビIP電話あるいはテレビ会議用の端末装置として使用する場合に、室内の音声を検知して音声信号を出力する受話器として機能する。また、例えば、通信用壁パネル10を介護施設や病院で使用する場合には、マイク40により出力される室内の音検知信号のレベル変化を監視することにより被介護者の異常の有無を判断することが可能になる。例えば、室内で被介護者が転倒した場合の異常音または振動の検知、あるいはテーブルに載置された食器等の落下音を検知する。
温度センサ50は、室内の温度を検知する温度検知部として機能すると共に、室内の人の体温を検知して人の存在及び人の体温異常の有無を監視する体温検知部としても機能する。また、温度センサ50は、例えば、室内の赤外線を検知して温度分布を画像処理する赤外線サーモグラフィを用い、室内の温度分布や人の体温の変化を検知する。
ディスプレイ装置60は、液晶パネルまたは有機EL(organic electroluminescence)ディスプレイなどの薄型ディスプレイ装置からなり、内装用パネル材20の正面のほぼ中央に配置されている。また、ディスプレイ装置60は、サーバから送信された画像情報を表示する表示部であると共に、画面上にタッチパネル64を有するため、タッチパネル64の操作による入力部としても機能する。
スピーカ70は、サーバから送信された音声情報を出力するための音声出力部であり、且つIP電話又はテレビ会議を行なう際に相手から送信された音声信号を聞くための受話器としても機能する。
通信モデム80は、フイルム状のアンテナ82を介して無線による送受信を行なう通信部であり、例えば、携帯型電話機に搭載されている通信基板が樹脂製ケースに収納されている。この通信モデム80は、例えば、建物内における(例えば、部屋同士の)内線電話のための通信部として用いられる。
赤外線通信モジュール85は、例えば、室内に居る人の音声指示により室内に設置された家電製品(例えば、ルームエアコン、テレビ、ステレオなど)をオンまたはオフにする制御信号、エアコンの温度設定を変更する制御信号、テレビの受信チャンネルを変更する制御信号、ステレオの演奏曲目を選択する制御信号等を赤外線により送信する。
制御ユニット90は、基板上に中央演算処理ユニット(CPU)94(図6)、メモリ96(図6)などの半導体素子が実装された制御装置であり、デジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50、ディスプレイ装置60、スピーカ70、通信モデム80、赤外線通信モジュール85等の各機器を制御すると共に、例えば、室内監視制御モード、IP電話モード、テレビ会議制御モードなどの各制御モードを実行するための制御プログラムが予め格納されていても良い。制御ユニット90は、各制御モードの選択操作によって指定された制御モードまたは予め各時間帯毎に予約された各制御モードを各設定時間毎に順次実行する制御部として機能する。
上記デジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50、ディスプレイ装置60、スピーカ70、通信モデム80、赤外線通信モジュール85、制御ユニット90などの各機器は、内装用パネル材20の表面(前面)に形成された取付用凹部に収容されるように取り付けられるため、内装用パネル材20の前面から突出しない。また、図3に示すように、内装用パネル材20の裏面(背面)には、デジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50、ディスプレイ装置60、スピーカ70、通信モデム80、赤外線通信モジュール85、制御ユニット90からそれぞれ引き出されたケーブル32,42,52,62,72,82,86,92が配線されており、各ケーブル32,42,52,62,72,82,86,92は内装用パネル材20の裏面から突出しないように裏面に形成された配線用溝24に収容されている。
内装用パネル材20の左側面には、上下方向に延在する配線用ダクト26が取り付けられている。配線用ダクト26は、樹脂材またはアルミ合金材などにより形成され、内部が各ケーブルを挿通させるための空間を有する中空構造となっている。
また、配線用ダクト26の上端には、配線用ダクト26の内部に挿通された各ケーブル32,42,52,62,72,82,86,92が接続されたコネクタ部材100が水平方向(X方向)に摺動可能に取り付けられている。コネクタ部材100は、配線用ダクト26の上端に設けられているので、天井110に収納されて室内に露出しない。各ケーブル32,42,52,62,72,82,86,92は、全て内装用パネル材20の裏面(背面)側に配されているので、通信用壁パネル10の設置工事の際に邪魔にならず、予め配線されているので、現場での配線作業が不要になり、設置工事を短時間で完了することが可能になる。
通信用壁パネル10を天井110及び床120に固定するための固定機構130が、配線用ダクト26の下端並びに正面からみて内装用パネル材20の右側上端及び右側下端(図1)に設けられている。この固定機構130は、天井110及び床120に埋設された係止部材132と係止部材132に係止または係止解除されるストッパ部材134とを有する。このストッパ部材134は、上下方向(Z方向)に移動可能に設けられており、簡単に係止位置または係止解除位置に操作することが可能である。従って、通信用壁パネル10は、固定機構130により3箇所で天井110及び床120に固定される。
上記デジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50からなる本実施例による情報取得部は、デジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50のうち何れか一つ又は何れか二つ又は全てを有する構成でも良い。また、ディスプレイ装置60、スピーカ70からなる本実施例による報知部は、何れか一方を有する構成又は両方を有する構成でも良い。
図4Aは通信用壁パネル10の上端のコネクタ部材100を拡大して示す図である。図4Bはコネクタ部材100の取付状態を拡大して示す側面図である。図4Cはコネクタ部材100の接続状態を拡大して示す図である。
図4A及び図4Bに示されるように、コネクタ部材100は、下部に配線用ダクト26及び内装用パネル材20の上端に形成されたガイド溝28に嵌合する鍔部102を有しており、水平方向(X方向)に摺動可能に取り付けられている。また、コネクタ部材100の右側面(図4A)には、複数の凸状コンタクト部104が設けられている。また、コネクタ部材100の鍔部102の前面には、配線用ダクト26の前面側の開口26aを貫通する操作ノブ106が設けられており、この操作ノブ106を図4Aで右方向への摺動操作することで電気的接続を行える。
通信用壁パネル10が取り付けられる室内の壁部140(図2)の天井110には、コネクタ部材150を収容する凹部160が形成されている。この凹部160には、コネクタ部材100が挿入される挿入部162が形成されており、コネクタ部材150の左側面(図4A)に形成された複数の凹状コンタクト部152が挿入部162に対向している。また、挿入部162は、直方体形状とされたコネクタ部材100よりも大きい寸法形状に形成されているので、コネクタ部材100をスムーズに嵌入させて収容することが可能である。
尚、コネクタ部材100は、金属製のカバー部材により覆われており、通信用壁パネル10が押圧された場合には、挿入部162の内壁に当接してそれ以上通信用壁パネル10が移動しないようにストッパ部材としても機能する。
通信用壁パネル10を室内の壁面(壁部140)に取り付ける際は、コネクタ部材100を天井110の凹部160の挿入部162に挿入する。これで、コネクタ部材100の凸状コンタクト部104がコネクタ部材150の凹状コンタクト部152に対向する。
次に図4Cに示されるように、操作ノブ106を右方向に押圧し、コネクタ部材100をコネクタ部材150側に摺動させ、凸状コンタクト部104を凹状コンタクト部152に嵌合させ、接触させる。このようにコネクタ部材100をコネクタ部材150側に摺動させるといった簡単な作業でコネクタ部材100と150は、凸状コンタクト部104と凹状コンタクト部152とが電気的に導通された通電状態に保持される。
尚、操作ノブ106の押圧操作によるコネクタ部材100をコネクタ部材150に接続する操作は、予め固定機構130により通信用壁パネル10を天井110、床120に固定した状態で行なう。
コネクタ部材100の取付位置は、上記のように通信用壁パネル10の正面からみて左側上端に限らず、これ以外の位置としても良い。
ここで、固定機構130の構成について説明する。図5Aは固定機構130の配線用ダクト26の下端における固定状態を示す正面図である。図5Bは固定機構130の配線用ダクト26の下端における固定状態を示す縦断面図である。図5Cは固定機構130の配線用ダクト26の下端における固定解除した状態を示す正面図である。図5Dは固定機構130の配線用ダクト26の下端における固定解除した状態を示す縦断面図である。
図5A及び図5Bに示されるように、固定機構130は、床120に埋設された係止部材132に係止されるストッパ部材134と、ストッパ部材134を係止部材132に嵌合させる方向に付勢する付勢部材136とを有する。ストッパ部材134は、配線用ダクト26の下部に形成された収納部26bに収納された摺動部134aと、収納部26bの下方に形成された貫通孔26cを貫通して下方に延在する嵌合部134bと、摺動部134aの上端に形成された付勢部材136に押圧される被押圧部134cと、被押圧部134cの側方に突出する(例えば、図5B)操作ノブ134dとを有する。また、配線用ダクト26の下部正面には、操作ノブ134dが挿通される挿通孔26dが設けられている。
図5C及び図5Dに示されるように、この操作ノブ134dを付勢部材136の付勢力に抗して上方に押圧することによりストッパ部材134を上方に移動させて係止解除することが可能になる。すなわち、ストッパ部材134の嵌合部134bを床120に埋設された係止部材132の係止溝132aから離脱することで通信用壁パネル10に対する拘束を解除することができる。
また、操作ノブ134dに対する上方への押圧操作をやめると、ストッパ部材134は、付勢部材136の付勢力により下方に摺動し、嵌合部134bを床120に埋設された係止部材132の係止溝132aに嵌合する。これにより、ストッパ部材134は、嵌合部134bが係止部材132の係止溝132aに拘束され、水平方向への移動を規制されて通信用壁パネル10を床120に係止された状態に保持される。
固定機構130は、配線用ダクト26の下部以外にも通信用壁パネル10の正面(図1)からみて右側上端及び右側下端にも設けられている。即ち、固定機構130は、コネクタ部材100が設けられた部分を除く通信用壁パネル10の角部に設けられている。そのため、通信用壁パネル10は、3箇所に設けられた固定機構130のストッパ部材134を係止部材132の係止溝132aに嵌合する係止位置に摺動させることにより天井110及び床120に固定される。
このように固定機構130のストッパ部材134を係止部材132の係止溝132aから離脱させることで通信用壁パネル10の移動が容易に行えると共に、固定機構130のストッパ部材134を係止部材132の係止溝132aに嵌合させることで通信用壁パネル10を容易に天井110及び床120に固定することができる。
固定機構130は、通信用壁パネル10の正面(図1)からみて右側上端及び右側下端においても、図5A乃至図5Dに示す構成と同様な構成を有する。
図6は本実施例によるシステム構成を示すブロック図である。図6を参照すれば、本実施例によるシステムは、通信用壁パネル10及びサーバ210を含む。通信用壁パネル10において、制御ユニット90は、デジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50、ディスプレイ装置60、タッチパネル64、スピーカ70、通信モデム80、赤外線通信モジュール85と各ケーブル32,42,52,62,72,82,86を介して接続されている。また、制御ユニット90は、サーバとの通信を行う通信部98を含む。通信部98は、例えば、モデム又はルータを含む。通信部98は、例えば、インターネットによるIP電話や外部とのテレビ会議を行う場合に使用される。
制御ユニット90(通信部98)は、LAN(Local Area Network)200を介してサーバ210と通信可能に接続されている。サーバ210は、制御ユニット90に対する指令を送信するコントローラ220、制御ユニット90から送信された各情報を格納するハードディスク装置などからなる記憶装置230、センタ240のホストコンピュータとインターネットを介して通信を行なうための通信装置250を有する。
サーバ210の記憶装置230には、制御ユニット90が実行する各種制御モードの制御プログラムが予め格納されていても良い。各種制御モードとしては、例えば、IP電話モード、家電制御モード、デジタルビデオカメラ30を用いた画像監視制御モード、マイク40を用いた音及び振動監視制御モード、温度センサ50を用いた室温及び体温監視制御モード、あるいは被介護者の体調を管理する介護制御モード、複数の人とのテレビ会議を行なう会議制御モードなどがある。
制御ユニット90は、マイク40からの音声入力またはタッチパネル64からの入力信号により任意の制御モードが選択指示されると、選択された当該制御モードに対応する制御プログラムをサーバ210の記憶装置230からダウンロードしても良い。そして、制御ユニット90は、選択された当該制御モードを実行する。
ここで、制御ユニット90が実行する制御処理の一例について図7のフローチャートを参照して説明する。
制御ユニット90のCPU94は、図7のステップS11において、デジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50、タッチパネル64からの信号(例えば、画像信号、音声信号、温度検知信号、入力信号)の何れかが取得(受信)されたかどうかを判断する。それらの信号のいずれかが取得された場合(ステップS11でYES)、室内に人が居ることを検知し、システムを起動させるための起動信号を得たものと判断してステップS11aに進む。ステップS11aにおいて、CPU94は、各センサ(デジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50、タッチパネル64などの情報取得部)から得られた出力値(画像信号、音声信号、温度検知信号、入力信号)を検出データとして制御ユニット90のメモリ96に記憶する。また、情報取得部からの出力値(検出データ)は、メモリ96に時系列的に記憶される。保存期間を過ぎたデータを順次削除しながら新しいデータをメモリ96の所定記憶領域に記憶する。このデータ記憶時間(保存期間)は、メモリ96の記憶容量に応じた時間に設定されている。また、メモリ96に記憶されるデータは、古い方のデータに新しいデータを上書きすることにより更新され、常に過去数秒間(例えば5秒〜10秒程度)の出力値が一時的に保存されていることになる。
続いて、ステップS12では、上記メモリ96に記憶された各データの信号(情報)をサーバ210に送信する。サーバ210では、送信された各データをハードディスク装置などからなる大容量の記憶装置230に保存する。
次のステップS13では、当該通信用壁パネル10が設置された室内で音声がマイク40により検知されたか否かをチェックする。音声がマイク40により検知された場合(ステップS13においてYES)、ステップS14に進み、マイク40が出力する、検知された音声を示す音声信号に含まれる声紋のデータを抽出する。ステップS15では、予めサーバ210に登録(記録)された声紋データを読み込み、マイク40により出力された音声信号の声紋と比較する。
ステップS16において、両声紋のパターンが合致したか否かをチェックする。マイク40により出力された音声信号の声紋が予め登録された声紋と一致しない場合には(ステップS16においてNO)、S17に進み、当該音声がゲスト(外部の人)と判断する。また、マイク40により出力された音声信号の声紋が予め登録された声紋と一致した場合には(ステップS16においてYES)、(声紋を)登録された本人であることを確認(認証)してステップS18に進む。
ステップS18では、登録された本人が制御ユニット90に指示を与える権限を持っているか否かをチェックする。登録された本人が当該制御ユニット90に指示を与える権限を持っている場合(ステップS18においてYES)、ステップS19に進み、音声による指示(例えば、電話をかける指示、エアコンの設定温度を変更する指示等)を実行(処理)する。
また、登録された本人が当該制御ユニット90に指示を与える権限を持っていない場合(ステップS18においてNO)、S20に進み、スピーカ70により例えば、「権限がありません」といった返答を行なう。そして、ステップS21では、音声による指令をキャンセルする。このように、デジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50、タッチパネル64による信号のうち少なくとも一つが取得されることで、室内に人が居ることを確認できる。また、声紋のデータを登録データと比較することで登録された本人の本人確認(認証)及び権限の有無を確認できるので、音声による指令が有効であることを確実に判別することが可能になる。
次に操作者が室内監視制御モードを実行するように指示し、上記図7のステップS19において当該指示が実行される場合の制御処理について図8のフローチャートを参照して説明する。尚、この室内監視制御モードは、操作者が外出する場合に設定される安全を確認するセキュリティモードであって良く、例えば、留守中の侵入者や火災等の異常の有無を確認するための制御モードであって良い。
制御ユニット90のCPU94は、図8のステップS31において、室内監視制御モードを設定する指示が行なわれたか否かをチェックする。例えば、室内監視制御モードを設定する指示が音声入力された場合(ステップS31においてYES)、ステップS32に進み、例えば、サーバ210からダウンロードすることにより、室内監視制御モードの制御プログラムを展開する。室内監視制御モードの制御プログラムのダウンロードが完了すると、操作者が外出したことを確認(例えば、マイク40によりドアを閉めて鍵を掛ける音を検知、あるいは温度センサ50により温度分布の変化が所定時間無い、あるいはデジタルビデオカメラ30により室内から人の画像が得られなくなる)して室内監視制御モードに移行する。
ステップS33では、デジタルビデオカメラ30により所定時間(例えば、10秒間)の間に撮像された室内の画像(動画)を取得(受信)する。ステップS34では、室内の画像から人の動きを判別(検知)する処理を行う。ステップS35では、人の動きがあるかどうか判定する。留守中の室内で人の動きがある場合(ステップS35においてYES)、ステップS43に移行して異常ありと判断してアラームをスピーカ70より発声すると共に、サーバ210に異常発生信号を出力する。
また、留守中の室内で人の動きがない場合(ステップS35においてNO)、ステップS36に進み、マイク40により所定時間(例えば、10秒間)の間に検知された音を示す音信号を取得する。そして、ステップS37では、マイク40により出力された音信号に含まれる動作音を判別(検知)する処理を行う。この動作音とは、通常の動作音(例えば、時計の音や電話の音など)を除く人為的な音である。
ステップS38において、通常とは異なる動作音が検知されたかどうか判定する。通常とは異なる動作音が検知された場合(ステップS38においてYES)、ステップS43に移行して異常ありと判断してアラームをスピーカ70より発声すると共に、サーバ210に異常発生信号を出力する。
また、通常とは異なる動作音が検知されない場合(ステップS38においてNO)、ステップS39に進み、温度センサ50により検知された温度を示す温度検知信号を取得(受信)する。ステップS40では、温度センサ50により出力された温度検知信号により示される室内の温度分布から異常温度(例えば、50°C以上の高温)の有無を判別する。
次のステップS41において、室内の温度分布から異常温度が検出されたかどうか判定する。室内の温度分布から異常温度が検出されなかった場合(ステップS41においてNO)、ステップS42に進み、異常無しと判定し、サーバ210に異常無しの信号を出力する。また、室内の温度分布から異常温度が検出された場合(S41においてYES)、ステップS43に移行して異常ありと判断してアラームをスピーカ70より発声すると共に、サーバ210に異常発生信号を出力する。
さらに、ステップS44に進み、異常発生信号が出力された時にその前後の所定時間(予め設定された任意の時間)の範囲でメモリ96に記憶された各センサ(デジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50などの情報取得部)から得られた出力値(画像信号、音声信号、温度検知信号)を読み出す。そして、ステップS45では、ステップS44でメモリ96から読み出された出力値(検出データ)を異常時データとしてサーバ210に出力する。そして、サーバ210は、受信した異常時のデータを記憶装置230に記憶するとともに、更に継続して各種センサ(情報取得部)からの最新の出力値を(メモリ96の一時保存を介して、または、直接)記憶装置230に保存していく。
このようにして、異常発生信号が出力された時の前後の所定時間の範囲でデジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50などの情報取得部から得られた出力値を記憶しておくことで、異常発生信号が出力された時の部屋の状態を検証することが可能になる。
ステップS46では、室内監視制御モードの解除が操作されたか否かをチェックする。操作者が帰宅しないときは、室内監視制御モードの解除を指示できないので(ステップS46でNO)、上記ステップS32以降の処理を繰り返す。また、操作者が帰宅して室内監視制御モードの解除を指示すると(ステップS46でYES)、室内監視制御モードを解除して室内監視制御モードの処理を終了する。
上記のようにサーバ210に異常発生信号が出力された場合、サーバ210からセンタ240のホストコンピュータに異常発生信号が転送され、センタ240から警備会社あるいは警察署、消防署に異常発生が通報される。これにより、警備会社の警備員または警察官または消防士が出動して異常発生のあった当該室に急行することになる。
次に本実施例による通信用壁パネル10を介護施設の各室に設置した場合の介護システムについて説明する。図9は本実施例による介護施設の一例を模式的に示す平面図である。
図9を参照すれば、介護施設400は、廊下401の両側に複数の室402が並設されている。介護施設400で介護を受ける被介護者は、各室402に設置された介護ベッド410で寝ているケースが多いので、各室402において介護ベッド410の近くの壁面に通信用壁パネル10を設置することが望ましい。
被介護者を移動させる場合、主に車椅子を用いて各室402から廊下401を通過して移動することになる。そして、通信用壁パネル10を介護用として用いる場合、各室402には、複数の機器を個別に配置するよりも通信用壁パネル10を壁面に固定することにより、デジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50、ディスプレイ装置60、タッチパネル64、スピーカ70、通信モデム80、赤外線通信モジュール85、制御ユニット90を一括して設置することができるので、各室402を広く使用することが可能になる。特に車椅子を移動させる際には、介護ベッド410の周囲に通行を妨げるような物を置くことができないので、通信用壁パネル10を設けることにより省スペース化を図ることで、車椅子の通行スペースを確保することが可能になる。
また、室数の多い介護施設の場合、各機器を個別に設置する作業に大変な時間と労力を要するが、本実施例の通信用壁パネル10を壁面に設置する方法によれば、設置作業も大幅に簡略化することが可能になり、設置工事の工期の短縮化も図ることができる。
図10は介護施設に複数の通信用壁パネル10を設置した場合のシステム構成を示すブロック図である。図10において、複数の通信用壁パネル10を参照符号10〜10により示す以外、既に説明されたものと同じ構成要素は同一の参照符号により示す。図10を参照すれば、複数の通信用壁パネル10〜10は、LAN200により介護ステーションに設置されたサーバ210に接続されている。さらに、サーバ210は、インターネットを介してセンタ240のホストコンピュータに通信可能に接続される。通信用壁パネル10〜10の各制御ユニット90は、各室402の被介護者の状況を常時監視しており、情報取得部としてのデジタルビデオカメラ30、マイク40、温度センサ50から取得(受信)された各データをサーバ210に送信する。そのため、介護士は、サーバ210に接続された端末装置(例えば、パーソナルコンピュータ)420を操作して全ての室402の被介護者の状況を確認することが可能になる。
ここで、通信用壁パネル10〜10の各制御ユニット90のCPU94(図6)が実行する介護制御モードの制御処理の一例について図11A及び図11Bのフローチャートを参照して説明する。
各制御ユニット90のCPU94は、図11AのステップS101において、介護制御モードを設定する指示が行なわれたか否かをチェックする。例えば、介護制御モードを設定する指示が音声入力された場合(ステップS101においてYES)、ステップS102に進み、例えば、サーバ210からダウンロードすることにより、介護制御モードの制御プログラムを展開する。介護制御モードの制御プログラムのダウンロードが完了すると、介護制御モードに移行する。
ステップS103では、デジタルビデオカメラ30により所定時間(例えば、10秒間)の間に撮像された室402内の画像(動画)を取得(受信)する。次のステップS104では、デジタルビデオカメラ30により撮像された室402の画像から被介護者の存在の有無を判別する。被介護者の存在を確認できない場合(ステップS104でNO)、ステップS105に進み、被介護者が室402に居ないことをサーバ210に報知する。この後は、上記ステップS103の処理に戻り、ステップS103以降の処理を行なう。
また、上記ステップS104において、デジタルビデオカメラ30により撮像された室402の画像から被介護者の存在が確認される場合は、ステップS106に進み、被介護者が介護ベッド410に居るか否かをチェックする。被介護者が介護ベッド410に居ないときは(ステップS106でNO)、ステップS107に進み、被介護者が介護ベッド410に居ないことをサーバ210に報知する。
次にステップS108に進み、被介護者が室402内で動作中か否かをチェックする。被介護者が室402内で動作中のときは(ステップS108でYES)、上記ステップS103の処理に戻り、ステップS103以降の処理を行なう。また、被介護者が室402内で停止中のときは(ステップS108でNO)、ステップS109に進み、予め設定された所定時間(例えば、20秒)が経過したか否かをチェックする。
ステップS109において、所定時間が経過していないときは、上記ステップS103の処理に戻り、ステップS103以降の処理を行なう。また、ステップS109において、所定時間が経過したときは、図11BのステップS110に進み、被介護者が介護ベッド410以外の場所で動けなくなっているものと判断し、スピーカ70からアラーム(警報)を発する。また、次のステップS111では、サーバ210に対して介護士を派遣するように要請する電子メールを送信する。この後は、上記ステップS103の処理に戻り、ステップS103以降の処理を行なう。
図11Aに戻り、被介護者が介護ベッド410に居るときは(ステップS106でYES)、ステップS112に進み、被介護者が介護ベッド410に居ることをサーバ210に報知する。続いて、図11BのステップS113では、デジタルビデオカメラ30により撮像された室402の画像から被介護者の様子が正常か否かをチェックする。例えば、被介護者が手や足を激しく動かしている場合、あるいは不自然な姿勢のとき、あるいは顔が苦しそうな表情をしている場合(ステップS113でNO)、ステップS114に進み、被介護者が介護ベッド410で苦しんでいる判断し、スピーカ70からアラーム(警報)を発する。この後は、ステップS111に移行して、サーバ210に対して介護士を派遣するように要請する電子メールを送信する。この後は、上記ステップS103の処理に戻り、ステップS103以降の処理を行なう。
また、被介護者が介護ベッド410で動かない場合(ステップS113でYES)、ステップS115に進み、マイク40により室402内の音や振動を検知し、その音声信号を取得(受信)する。続いて、ステップS116では、取得された音声信号に異常信号が含まれているか否かをチェックする。例えば、被介護者が苦しそうな声、あるいは助けを求める言葉、あるいは物を床に落とすような音、あるいは物が割れるような音が検知された場合(ステップS116でYES)、ステップS117に進み、被介護者に何らかの異常が発生したものと判断し、スピーカ70からアラーム(警報)を発する。この後は、ステップS111に移行して、サーバ210に対して介護士を派遣するように要請する電子メールを送信する。この後は、上記ステップS103の処理に戻り、S103以降の処理を行なう。
また、取得された音声信号に異常信号が含まれていないときは(ステップS116でNO)、ステップS118に進み、温度センサ50により検知された室402内の温度分布を示す温度検知信号を取得(受信)する。次のステップS119では、被介護者の体温が異常値か否かをチェックする。被介護者の体温が高温(例えば、37°C以上)の場合、あるいは被介護者の体温が低温(例えば、36°C以下)の場合(ステップS119でYES)、ステップS120において体温異常と判断し、スピーカ70からアラーム(警報)を発する。この後は、ステップS111に移行して、サーバ210に対して介護士を派遣するように要請する電子メールを送信する。この後は、上記ステップS103の処理に戻り、ステップS103以降の処理を行なう。
また、被介護者の体温が異常値でない場合(例えば、36°Cより高く37°C未満の場合)(ステップS119でNO)、ステップS121に進み、室温が異常値か否かをチェックする。例えば、室温が22°C以下あるいは28°C以上であるときは(ステップS121でYES)、室温が異常値と判断し、ステップS122に進み、赤外線通信モジュール85からエアコンの温度制御部に対して設定温度を調整するように温度制御の赤外線信号を送信させる。
また、室温が22°Cより高く28°C未満であるときは(ステップS121でNO)、室温が適温であると判断し、ステップS123に進み、被介護者に異常がないことを示す電子メールをサーバ210に対して送信する。
次のステップS124では、介護制御モードの解除を指示する指令が入力(受信)されたか否かをチェックする。介護制御モードの解除を指示する指令が入力されないときは(ステップS124でNO)、ステップS103に戻り、ステップS103以降の処理を繰り返す。また、介護士が介護制御モードの解除を指示した場合(ステップS124でYES)、介護制御モードを解除して介護制御モードの処理を終了する。尚、介護士が介護作業を行なう場合、あるいは被介護者を別室に移動させて診察したり、あるいは被介護者を散歩させる場合には、介護制御モードを解除するように指示しても良い。
このように、通信用壁パネル10を各室402に設置することにより、全室402の被介護者の状況を確認することができると共に、何らかの異常が発生した場合には、直ちに介護士の派遣要請の電子メールを端末装置420で確認することが可能になる。そのため、複数の被介護者の状況を常時監視できると共に、介護士は速やかに異常のある被介護者を助けることが可能になる。
また、通信用壁パネル10(内装用パネル材20)の表面を周囲の壁と同じ色彩とすることにより、被介護者が監視されていることを意識せずに済み、被介護者にストレスを与えないように異常の報知を自動的に行なうことができる。
上記説明では、介護施設の複数の室402の夫々に通信用壁パネル10〜10を設置した場合の介護制御モードの制御処理について説明したが、本発明は、例えば、各被介護者が在宅のまま訪問介護を受ける場合にも適用することができる。在宅訪問介護の場合、各家庭の介護ベッドを設置した室内に通信用壁パネル10を設置し、電話回線などの通信回線を介して病院あるいは介護施設に設置されたサーバ210と通信可能に接続する。
次に本実施例による通信用壁パネル10を複数のオフィスに設置した場合のテレビ会議システムについて説明する。図12は本実施例によるテレビ会議システムの一例を模式的に示す図である。
図12を参照すれば、テレビ会議システム500は、各事業所ごとに設置されたサーバ210(図12では参照符号210〜210で示す)と、各サーバ210(210〜210)にLAN200を介して接続された通信用壁パネル10〜10とを有する。各サーバ210(210〜210)は、ルータなどの通信装置を介してインターネット510に接続されている。
ここで、通信用壁パネル10〜10の各制御ユニット90のCPU94(図6)が実行するテレビ会議制御モードの制御処理について図13のフローチャートを参照して説明する。
各制御ユニット90のCPU94は、図13のステップS201において、テレビ会議制御モードを設定する指示が行なわれたか否かをチェックする。例えば、テレビ会議制御モードを設定する指示が音声入力された場合(ステップS201においてYES)、ステップS202に進み、例えば、サーバ210からダウンロードすることにより、テレビ会議制御モードの制御プログラムを展開する。テレビ会議制御モードの制御プログラムのダウンロードが完了すると、テレビ会議制御モードに移行する。
ステップS203では、デジタルビデオカメラ30により撮像された室内の画像(動画)を取得(受信)する。次のステップS204では、デジタルビデオカメラ30により撮像された室内の画像から会議参加者の存在の有無を判別する。会議参加者の存在を確認できない場合(ステップS204でNO)、ステップS205に進み、会議参加者が室内に居ないことをサーバ210に報知する。この後は、ステップS209(後述)の処理に移行し、ステップS206〜S208の処理を省略する。
また、デジタルビデオカメラ30により撮像された室内の画像から会議参加者の存在が確認される場合は(ステップS204でYES)、ステップS206に進み、マイク40により室内の音や振動を検知し、その音声信号を取得(受信)する。続いて、ステップS207では、取得された音声信号に予め登録された本人の声紋と一致する声紋の発言が含まれているか否かをチェックする。
本人の声紋と一致する声紋の発言が音声信号に含まれる場合は(ステップS207でYES)、ステップS208に進み、発言の音声信号を抽出してサーバ210に送信する。これと共に、デジタルビデオカメラ30により撮像された室内の画像(動画)をサーバ210に送信する。また、ステップS207において、発言が無いときは、ステップS208の処理を省略する。
次のステップS209では、他の会議参加者からの発言が有るか否かをチェックする。他の会議参加者からの発言が有る場合は(ステップS209でYES)、ステップS210に進み、サーバ210から送信された発言者(当該他の会議参加者)の顔画像をディスプレイ装置60に表示すると共に、スピーカ70から発言者の音声を出力する。また、他の参加者からの発言が無いときは(ステップS209でNO)、ステップS210の処理を省略する。
次のステップS211では、テレビ会議制御モードを解除する指示が入力(受信)されたか否かをチェックする。テレビ会議制御モードを解除する指示が入力されないときは(ステップS211でNO)、上記ステップS203に戻り、ステップS203以降の処理を行なう。また、テレビ会議制御モードを解除する指示が入力されたときは(ステップS211でYES)、テレビ会議制御モードを終了する。
尚、サーバ210では、その配下の各通信用壁パネル10〜10から送信された音声信号及び画像信号を他の通信用壁パネル10〜10に配信するための制御処理を実行する。
このように、通信用壁パネル10を複数のオフィスの壁面に設置することにより、テレビ会議の設備を個別に設ける場合よりも設置作業に手間が掛からず、しかも設置スペースが小さくて済むので、オフィスの限られた空間を有効に利用することが可能になる。
また、テレビ会議のための各機器の配線作業も簡略化され、設置作業を効率良く行えるので、テレビ会議システム500の導入時に通信用壁パネル10を多数のオフィスに同時に設置する場合でも作業時間を短縮して導入時の負担(リスク)を軽減することが可能になる。
本発明の一側面によれば、内装用パネル材に情報取得部、報知部、通信部、制御部を実装するため、内装用パネル材を室内に取り付けることで各機器(各部)を一括して取り付けることができ、各機器を個別に設置する場合よりも設置作業の手間が大幅に削減され、効率良く設置することができると共に、各機器間の配線作業も簡略化され、複数のケーブルが露出しないように設置することが可能になる。
本発明は具体的に開示された実施例に限定されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく様々な変形例、改良例がなされるであろう。
本願は2008年10月28日に出願した日本国特許出願第2008−276738号に基づきその優先権を主張するものであり、同日本国出願の全内容を参照することにより本願に援用する。
10,10〜10 通信用壁パネル
20 内装用パネル材
24 配線用溝
26 配線用ダクト
30 デジタルビデオカメラ
32,42,52,62,72,82,86,92 ケーブル
40 マイク
50 温度センサ
60 ディスプレイ装置
64 タッチパネル
70 スピーカ
80 通信モデム
85 赤外線通信モジュール
90 制御ユニット
94 CPU
96 メモリ
100 コネクタ部材
104 凸状コンタクト部
106 操作ノブ
110 天井
120 床
130 固定機構
132 係止部材
134 ストッパ部材
136 付勢部材
150 コネクタ部材
152 凹状コンタクト部
160 凹部
162 挿入部
210 サーバ
220 コントローラ
230 記憶装置
240 センタ
250 通信装置
400 介護施設
402 室
410 介護ベッド
420 端末装置
500 テレビ会議システム
510 インターネット

Claims (7)

  1. 室内の内壁材として取り付けられる内装用パネル材と、
    該内装用パネル材に実装され、前記室内に居る人に関する情報を取得する情報取得部と、
    前記内装用パネル材に実装され、前記室内に居る人に情報を報知する報知部と、
    前記内装用パネル材に実装され、当該室以外の場所に設置されたサーバと通信を行なう通信部と、
    前記内装用パネル材に実装され、前記情報取得部及び前記報知部を制御する制御部と、を備え、
    前記通信部は、前記情報取得部から得られた情報をサーバに送信し、前記サーバから送信された情報を前記報知部に出力する通信用壁パネル。
  2. 前記内装用パネル材に設けられ、前記室内に設置されたコネクタに接続されるコネクタ部材を更に有し、
    前記通信部は、前記コネクタ部材及び前記コネクタを介して前記サーバと通信可能に接続される請求項1に記載の通信用壁パネル。
  3. 前記内装用パネル材の裏面に配され、前記コネクタ部材、前記情報取得部、前記報知部、前記通信部、前記制御部に接続されるケーブルを更に有する請求項2に記載の通信用壁パネル。
  4. 前記情報取得部は、前記室内のデジタル画像を撮像する撮像部と、前記室内の音を検知する音検知部と、前記室内の温度を検知する温度検知部とのうち少なくとも何れか一つを含む請求項1に記載の通信用壁パネル。
  5. 前記報知部は、前記サーバから送信された画像情報を表示するディスプレイ装置と、前記サーバから送信された音声情報を発声するスピーカとのうち少なくとも何れか一方を含む請求項1に記載の通信用壁パネル。
  6. 被介護者の室内の内壁材として取り付けられる内装用パネル材と、
    該内装用パネル材に実装され、前記室内に居る被介護者に関する画像情報及び音声情報を取得する情報取得部と、
    前記内装用パネル材に実装され、前記室内に居る被介護者に外部からの画像情報及び音声情報を報知する報知部と、
    前記内装用パネル材に実装され、通信を行なう通信部と、
    前記内装用パネル材に実装され、前記情報取得部及び前記報知部を制御する制御部と、
    前記情報取得部から得られた被介護者に関する画像情報及び音声情報を前記通信部から受信し、該受信した被介護者に関する画像情報及び音声情報を室内とは別の場所に設置された端末装置に送信するサーバと、
    を備える介護システム。
  7. 複数の会議参加者の室内の内壁材として取り付けられる内装用パネル材と、
    該内装用パネル材に実装され、該複数の会議参加者の内、一室内に居る第1の会議参加者に関する画像情報及び音声情報を取得する情報取得部と、
    前記内装用パネル材に実装され、前記室内に居る第1の会議参加者に、該複数の会議参加者の内の第2の会議参加者に関する画像情報及び音声情報を報知する報知部と、
    前記内装用パネル材に実装され、通信を行なう通信部と、
    前記内装用パネル材に実装され、前記情報取得部及び前記報知部を制御する制御部と、
    前記情報取得部から得られた前記第1の会議参加者に関する画像情報及び音声情報を前記通信部から受信し、前記第2の会議参加者に関する画像情報及び音声情報を前記通信部に送信するサーバと、
    を備える会議システム。
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