JP3423529B2 - 壁面設置用平板型画像形成装置及びその壁面設置のためのシステム - Google Patents

壁面設置用平板型画像形成装置及びその壁面設置のためのシステム

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JP3423529B2
JP3423529B2 JP09849096A JP9849096A JP3423529B2 JP 3423529 B2 JP3423529 B2 JP 3423529B2 JP 09849096 A JP09849096 A JP 09849096A JP 9849096 A JP9849096 A JP 9849096A JP 3423529 B2 JP3423529 B2 JP 3423529B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面設置に好適な
構造を有する平板型画像形成装置及び該平板型画像形成
装置の壁面設置用のシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】画像を形成し表示する装置としてはテレ
ビジョンシステム(以下テレビという)が最も一般的な
ものであったが、最近になって、よりコンパクトで大画
面の画像表示を可能とするものとして、平板型画像形成
装置(平板型表示パネル)が注目されてきている。
【0003】平板型画像形成装置は、CRTを用いるテ
レビに比べて大幅な軽量、薄型化が行え、しかもテレビ
よりも大画面での画像形成の可能性を有し、また設置空
間の広さや美観を損なうことがないという利点を有して
いる。
【0004】この平板型画像形成装置としては、プラズ
マ放電を用いた方式、電子放出素子を用いた方式、液晶
パネルを用いた方式等種々の方式のものが開発されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】テレビ等のCRTを用
いた従来の画像形成装置では、薄型化に限界があるの
で、これを設置空間の美観等を損なわずに設置するには
専用のラック等を用意しなければならず、壁に埋め込む
場合には壁厚を十分に取らなければならないという不都
合があった。また、そのまま設置した場合では、設置空
間を狭めてしまう。更に、アンテナ、電源、その他の入
出力に関する配線が、それぞれが個々に設定されている
ために、卓上に配置したり、専用のラック中に配置する
際には、各配線を机やラックの裏側に隠したり、アンテ
ナコンセント、電源コンセント、ビデオシステムなどと
近接して配置して配線を隠し、設置空間の美観を保つと
いう配慮が必要であった。
【0006】これに対して、平板型画像形成装置は、薄
型で、軽量であり、大画面化が可能であるという利点を
有し、設置場所に対する制限も大幅に緩和され、例えば
壁掛けタイプとして好適な構造を有している。特に、壁
埋め込みタイプとしても通常の壁厚で十分であり、また
設置空間を狭めたり、美観を損なうことがない(むしろ
美観の向上が図れる)。
【0007】なお、配線の問題に関しては、平板型画像
形成装置においても複数の配線が背面から出ていると壁
面への設置に煩雑な作業が必要となり、また側面や前面
に配線の出入力端子があると配線を隠すことができず美
観の点で満足できるものとならない。
【0008】本発明の目的は、平板型画像形成装置の壁
面への設置を設置空間の美観を損なわずに簡便かつ容易
とするシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の平板型画像形成
装置の壁面設置用システムの一態様は、前面と背面の2
つの対向する面によって平板形状をなし、該前面に画像
表示面を有する平板型画像形成装置と、前記平板型画像
形成装置を収納可能とした壁面と、を、着脱自在な設置
を可能とする固定手段によって、固定する構成の平板型
画像形成装置の壁面設置用システムにおいて、前記壁面
には、前記平板型画像形成装置を収納可能とした凹部が
形成され、該平板型画像形成装置の背面には、配線接続
用の接続面が後方を向いた第1のコネクタ部が設けら
れ、該凹部内の前面には、配線接続用の接続面が前方を
向いた第2のコネクタ部が設けられ、前記第1のコネク
タ部が、該平板型画像形成装置の前記凹部内への前面側
からの設置とともに、前記第2のコネクタ部と自動的に
接続される位置に、前記第1及び第2のコネクタ部が配
置されていることを特徴とするものである。
【0010】本発明の平板型画像形成装置の壁面設置用
システムの他の態様は、前面と背面の2つの対向する面
によって平板形状をなし、該前面に画像表示面を有する
平板型画像形成装置と、該平板型画像形成装置をその画
像表示面を外向させて取り付ける取付け部を有する壁用
パネル材と、を有して形成された平板型画像形成装置の
壁面設置用システムであって、前記平板型画像形成装置
の前記取付け部への着脱自在な設置を可能とする固定手
段と、該平板型画像形成装置の側面及び裏面の少なくと
も1つに設けられ、該画像形成装置の内部機構を外部機
構に接続するための配線をまとめたコネクタ部と、前記
取付け部に設けられ、該平板型画像形成装置の前記取付
け部への設置とともに前記平板型画像形成装置側のコネ
クタ部と自動的に接続されるコネクタ部と、運搬用取手
と、該運搬用取手の収納部とを有し、前記固定手段は、
前記収納部への前記運搬用取手の収納に連動して作動す
るものであることを特徴とするものである。
【0011】本発明の平板型画像形成装置の一態様は、
前面と背面の2つの対向する面によって平板形状をな
し、該前面に画像表示面を有する平板型画像形成装置に
おいて、壁面に形成された前記平板型画像形成装置を収
納可能とした凹部に、前記平板型画像形成装置を、着脱
自在に固定するための固定手段と、該平板型画像形成装
置の背面に設けられた、配線接続用の接続面が後方を向
いて設けられた第1のコネクタ部と、を有し、前記第1
のコネクタ部が、該平板型画像形成装置の前記凹部内へ
の前面側からの設置とともに、該凹部内の前面に配線接
続用の接続面が前方を向いて設けられた第2のコネクタ
部に対して自動的に接続される位置に、配置されている
ことを特徴とするものである。本発明の平板型画像形成
装置の他の態様は、前面と背面の2つの対向する面によ
って平板形状をなし、該前面に画像表示面を有する平板
型画像形成装置であって、壁面への着脱自在な設置を可
能とする固定手段と、該平板型画像形成装置の側面及び
裏面の少なくとも一方に設けられ、該画像形成装置の内
部機構を外部機構に接続するための配線をまとめたコネ
クタ部と、運搬用取手と、該運搬用取手の収納部とを有
し、前記コネクタ部は、前記平板型画像形成装置の前記
壁面への設置とともに前記壁面側にあるコネクタ部と自
動的に接続されるものであり、更に、前記固定手段は、
前記収納部への前記運搬用取手の収納に連動して作動す
るものであることを特徴とするものである。
【0012】本発明によれば、平板型画像形成装置の平
面への設置を設置空間の美観を損なうことなく簡便な操
作で確実に行うことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。コネクタ部にまとめる配線としては、例えば電源
供給線、音声信号線、画像信号線、電話線及びコンピュ
ータ等と接続された各種の情報や各種の操作の指令に関
する信号線等を挙げることができ、必要に応じてこれら
から適宜選択した配線を所望に応じた数のコネクタ部に
まとめることができる。壁面側と接続するコネクタ部の
数としては1つが効率的にも好ましいが、必要に応じて
数を増やしてもよい。なお、壁面側と接続しないコネク
タ部を平板型画像形成装置の前面等に別途設けても良
い。
【0014】平板型画像形成装置には運搬用取手を設け
ても良い。この取手は、平板型画像形成装置に対して着
脱自在としても良いし、この取手の収納部を平板型画像
形成装置側とこれが設置される壁面側または取付け台側
の一方、あるいは両方に設けてもよい。更に、取手の取
外し操作または収納部への収納操作に連動して平板型画
像形成装置の壁面または取付け台への固定操作が自動的
に達成できる構造とすると、操作性良く確実な取付け部
への固定が可能となるので好ましい。
【0015】平板型画像形成装置の壁面への設置は、壁
面自体に平板型画像形成装置の取付け部を設けた方式、
壁面への固定が可能な取付け台を介して平板型画像形成
装置を設置する方式等によって行うことができる。
【0016】平板型画像形成装置の壁面または取付け台
への固定に用いる固定手段には、例えば、ねじを用いた
方式、掛合部材による方式、磁石を用いた方式等が利用
可能であり、前述したように取手の取外しや収納操作に
連動して作動する構造のものが好ましい。
【0017】本発明に用いる平板型画像形成装置として
は、対向する2面の一方(前面)に画像形成面を有する
パネル状の画像形成装置であれば特に限定されず、例え
ば、プラズマ放電型のもの、蛍光表示管型のもの、液晶
ディスプレイ型のもの、表面伝導型電子放出素子を用い
たもの等を挙げることができる。
【0018】表面伝導型電子放出素子を用いた平板型画
像形成装置としては、例えば、以下に示す構造のものを
挙げることができる。図7は、平板型画像形成装置の一
例の主要部(画像形成及び表示部)を示す図であり、1
07は電子放出素子を複数配した電子源基板、112は
電子源基板107を固定したリアプレート、117は画
像表示パネルを形成するフェースプレート(蛍光面部
材)で、ガラス基板114の内面に蛍光膜115とメタ
ルバック116等を形成した構成を有する。113は、
支持枠であり該支持枠113には、リアプレート11
2、フェースプレート117がフリットガラス等を用い
て接続されている。118は、外囲器であり、例えば大
気中あるいは、窒素中で、400〜500℃の温度範囲
で10分以上焼成することで、封着して構成される。
【0019】117は、図9における電子放出部に相当
する。108、109は表面伝導型電子放出素子の一対
の素子電極と接続されたX方向配線およびY方向配線で
ある。なお、これら配線の交差部は不図示の絶縁膜によ
り絶縁されている。
【0020】リアプレート112は主に電子源基板10
7の強度を補強する目的で設けられるため、電子源基板
107自体で十分な強度をもつ場合は別体のリアプレー
ト112は不要とすることができる。すなわち、電子源
基板107に直接支持枠113を封着し、フェースプレ
ート117、支持枠113および基板107で外囲器1
18を構成してもよい。一方、フェースプレート11
7、リアプレート112間に、スペーサー(耐大気圧支
持部材)とよばれる不図示の支持体を必要に応じて設置
することにより、大気圧に対して十分な強度をもつ外囲
器118を構成することもできる。
【0021】蛍光膜115は、モノクロームの場合は蛍
光体のみから構成することができ、また、カラーの蛍光
膜の場合は蛍光体の配列により図8(a)及び(b)に
示すようなブラックストライプあるいはブラックマトリ
クス等と呼ばれる黒色導電材119と蛍光体120とか
ら構成することができる。ブラックストライプ、ブラッ
クマトリクスを設ける目的は、カラー表示の場合、必要
となる三原色蛍光体の各蛍光体間の塗り分け部を黒くす
ることで混色等を目立たなくすることと、蛍光膜におけ
る外光反射によるコントラストの低下を抑制することに
ある。ブラックストライプの材料としては、通常用いら
れている黒鉛を主成分とする材料の他、導電性があり、
光の透過および反射が少ない材料を用いることができ
る。
【0022】これらの蛍光膜は、例えば、ガラス基板1
14上に蛍光体を塗布することで形成できる。この塗布
方法としては、モノクローム、カラーによらず、沈澱
法、印刷法等が採用できる。蛍光膜115の内面側に
は、通常メタルバック116が設けられる。メタルバッ
クを設ける目的は、蛍光体の発光のうち内面側への光を
フェースプレート117側へ鏡面反射させることにより
輝度を向上させること、電子ビーム加速電圧を印加する
ための電極として作用させること、外囲器内で発生した
負イオンの衝突によるダメージから蛍光体を保護するこ
と等である。メタルバックは、蛍光膜作製後、蛍光膜の
内面側表面の平滑化処理(通常、「フィルミング」と呼
ばれる。)を行い、その後Alを真空蒸着等を用いて堆
積させることで作製できる。
【0023】フェースプレート117には、さらに蛍光
膜115の導電性を高めるため、蛍光膜115の外面側
に透明電極(不図示)を設けてもよい。前述の封着を行
う際は、カラーの場合は各色蛍光体と電子放出素子とを
対応させる必要があり、十分な位置合わせが不可欠とな
る。
【0024】次に、上記の平板型画像形成装置に適用し
得る表面伝導型電子放出素子について述べる。本発明に
適用し得る表面伝導型電子放出素子の基本的構成には大
別して、平面型および垂直型の2つがある。
【0025】まず、平面型表面伝導型電子放出素子につ
いて説明する。図9は、平面型表面伝導型電子放出素子
の構成を示す模式図であり、図9(a)は平面図、図9
(b)は断面図である。図9において、101は基板、
102と103は素子電極、104は導電性薄膜、10
5は電子放出部である。
【0026】基板101としては、石英ガラス、Na等
の不純物含有量を減少したガラス、青板ガラス、青板ガ
ラスにスパッタ法等によりSiO2 を積層させたガラス
基板およびアルミナ等のセラミックスおよびSi基板等
を用いることができる。
【0027】対向する素子電極102、103の材料と
しては、一般的な導体材料を用いることができる。これ
は例えばNi、Cr、Au、Mo、W、Pt、Ti、A
l、Cu、Pd等の金属あるいは合金およびPd、A
s、Ag、Au、RuO2、Pd−Ag等の金属あるい
は金属酸化物とガラス等から構成される印刷導体、In
23−SnO2等の透明導電体およびポリシリコン等の
半導体材料等から選択することができる。
【0028】素子電極間隔L、素子電極長さW、導電性
薄膜104の形状等は、適用される形態等を考慮して、
設計される。素子電極間隔Lは、好ましくは数千オング
ストロームから数百マイクロメートルの範囲とすること
ができ、より好ましくは素子電極間に印加する電圧等を
考慮して数マイクロメートルから数十マイクロメートル
の範囲とすることができる。
【0029】素子電極長さWは、電極の抵抗値、電子放
出特性を考慮して、数マイクロメートルから数百マイク
ロメートルの範囲とすることができる。素子電極10
2、103の膜厚dは、数百オングストロームから数マ
イクロメートルの範囲とすることができる。
【0030】なお、図9に示した構成だけでなく、基板
101上に導電性薄膜104、対向する素子電極10
2、103の順に積層した構成とすることもできる。
【0031】導電性薄膜104には良好な電子放出特性
を得るために、微粒子で構成された微粒子膜を用いるの
が好ましい。その膜厚は素子電極102、103へのス
テップカバレージ、素子電極102、103間の抵抗値
および後述するフォーミング条件等を考慮して適宜設定
されるが、通常は数オングストロームから数千オングス
トロームの範囲とするのが好ましく、より好ましくは1
0オングストロームより500オングストロームの範囲
とするのがよい。その抵抗値は、Rsが102から107
Ω/□の値である。なおRsは、厚さがt、幅がwで長
さがlの薄膜の抵抗Rを、R=Rs(l/w)とおいた
ときに現れる。本願明細書において、フォーミング処理
については、通電処理を例に挙げて説明するが、フォー
ミング処理はこれに限られるものではなく、膜に亀裂を
生じさせて高抵抗状態を形成する処理を包含するもので
ある。
【0032】導電性薄膜104を構成する材料は、P
d、Pt、Ru、Ag、Au、Ti、In、Cu、C
r、Fe、Zn、Sn、Ta、W、Pd等の金属、Pd
O、SnO2、In23、PbO、Sb23等の酸化
物、HfB2、ZrB2、LaB6、CeB6、YB4、G
dB4等の硼化物、TiC、ZrC、HfC、TaC、
SiC、WC等の炭化物、TiN、ZrN、HfN等の
窒化物、Si、Ge等の半導体、カーボン等の中から適
宜選択される。
【0033】ここで述べる微粒子膜とは多数の微粒子が
集合した膜であり、その微細構造は、微粒子が個々に分
散配置した状態あるいは微粒子が互いに隣接、あるいは
重なり合った状態(いくつかの微粒子が集合し、全体と
して島状構造を形成している場合も含む)をとってい
る。微粒子の粒径は、数オングストロームから数千オン
グストロームの範囲、好ましくは10オングストローム
から200オングストロームの範囲である。
【0034】電子放出部105は、導電性薄膜104の
一部に形成された高抵抗の亀裂により構成され、導電性
薄膜104の膜厚、膜質、材料および後述する通電フォ
ーミング等の手法等に依存したものとなる。電子放出部
5の内部には、数オングストロームから数百オングスト
ロームの範囲の粒径の導電性微粒子を含む場合もある。
この導電性微粒子は導電性薄膜4を構成する材料の元素
の一部、あるいは全ての元素を含有するものとなる。電
子放出部5およびその近傍の導電性薄膜104には、炭
素あるいは炭素化合物を有することもできる。
【0035】次に、垂直型表面伝導型電子放出素子につ
いて説明する。図10は、本発明の表面伝導型電子放出
素子を適用できる垂直型表面伝導型電子放出素子の一例
を示す模式図である。図10においては、図9に示した
部位と同じ部位には図9に付した符号と同一符号を付し
ている。106は段差形成部である。基板101、素子
電極102および103、導電性薄膜104、電子放出
部105は前述した平面型表面伝導型電子放出素子の場
合と同様の材料で構成することができる。段差形成部1
06は、真空蒸着法、印刷法、スパッタ法等で形成され
たSiO2 等の絶縁性材料で構成することができる。段
差形成部106の膜厚は、先に述べた平面型表面伝導型
電子放出素子の素子電極間隔Lに対応し、数千オングス
トロームから数十マイクロメートルの範囲とすることが
できる。この膜厚は、段差形成部の製法および素子電極
間に印加する電圧を考慮して設定されるが、数百オング
ストロームから数マイクロメートルの範囲が好ましい。
【0036】導電性薄膜104は、素子電極102およ
び103と段差形成部106作成後に、該素子電極10
2、103の上に積層される。図10においては、電子
放出部5は段差形成部106に形成されているが、電子
放出部105が垂直方向に配置されるものであれば図3
に示される構成に限定されない。なお、電子放出部10
5の電気的特性等は、図9で説明した場合と同様に、作
成条件、フォーミング条件等に依存する。
【0037】上述の表面伝導型電子放出素子の製造は、
例えば、特開平7−235255公報などに記載された
方法等によって行うことができる。
【0038】更に、上記の平板型画像形成装置の電子放
出素子の配列については、種々のものが採用できる。一
例として、並列に配置した多数の電子放出素子の個々を
両端で接続し、電子放出素子の行を多数個配し(行方向
と呼ぶ)、この配線と直交する方向(列方向と呼ぶ)
で、該電子放出素子の上方に配した制御電極(グリッド
とも呼ぶ)により、電子放出素子からの電子を制御駆動
するはしご状配置のものがある。これとは別に、電子放
出素子をX方向およびY方向に行列状に複数個配し、同
じ行に配された複数の電子放出素子の電極の一方を、X
方向の配線に共通に接続し、同じ列に配された複数の電
子放出素子の電極の他方を、Y方向の配線に共通に接続
するものが挙げられる。このようなものはいわゆる単純
マトリクス配置である。まず単純マトリクス配置につい
て以下に詳述する。
【0039】図11において、107は電子源基板、1
08はX方向配線、109はY方向配線である。110
は表面伝導型電子放出素子、111は結線である。な
お、表面伝導型電子放出素子110は、前述した平面型
あるいは垂直型のどちらであってもよい。
【0040】m本のX方向配線108は、Dx1、Dx
2、・・・・、Dxmからなり、真空蒸着法、印刷法、
スパッタ法等を用いて形成された導電性金属等で構成す
ることができる。配線の材料、膜厚、幅は、適宜設計さ
れる。Y方向配線109は、Dy1、Dy2、・・・、
Dynのn本の配線よりなり、X方向配線72と同様に
形成される。これらm本のX方向配線108とn本のY
方向配線109との間には、不図示の層間絶縁層が設け
られており、両者を電気的に分離している(m、nは共
に正の整数)。
【0041】不図示の層間絶縁層は、真空蒸着法、印刷
法、スパッタ法等を用いて形成されたSiO2 等で構成
される。例えば、X方向配線108を形成した基板10
7の全面あるいは一部に所望の形状で形成され、特にX
方向配線108とY方向配線109の交差部の電位差に
耐え得るように膜厚、材料、製法が適宜設定される。X
方向配線108とY方向配線109は、それぞれ外部端
子として引き出されている。
【0042】表面伝導型放出素子110を構成する一対
の電極(不図示)は、m本のX方向配線108とn本の
Y方向配線109と導電性金属等からなる結線111に
よって電気的に接続されている。
【0043】配線108と配線109を構成する材料、
結線111を構成する材料及び一対の素子電極を構成す
る材料は、その構成元素の一部あるいは全部が同一であ
っても、またそれぞれ異なってもよい。これら材料は、
例えば前述の素子電極の材料より適宜選択される。素子
電極を構成する材料と配線材料が同一である場合には、
素子電極に接続した配線は素子電極ということもでき
る。
【0044】X方向配線108には、X方向に配列した
表面伝導型放出素子110の行を、選択するための走査
信号を印加する不図示の走査信号印加手段が接続され
る。一方、Y方向配線109にはY方向に配列した表面
伝導型放出素子110の各列を入力信号に応じて、変調
するための不図示の変調信号発生手段が接続される。各
電子放出素子に印加される駆動電圧は、当該素子に印加
される走査信号と変調信号の差電圧として供給される。
【0045】上記構成によれば、単純なマトリクス配線
を用いて、個別の素子を選択し、独立に駆動可能とする
ことができる。
【0046】次に、単純マトリクス配置の電子源を用い
て構成した表示パネルに、NTSC方式のテレビ信号に
基づいたテレビジョン表示を行うための駆動回路の構成
例について、図12を用いて説明する。図12におい
て、121は画像表示パネル、122は走査回路、12
3は制御回路、124はシフトレジスタである。125
はラインメモリ、126は同期信号分離回路、127は
変調信号発生器、VxおよびVaは直流電圧源である。
【0047】表示パネル121は、端子Dox1ないし
Doxm、端子Doy1ないしDoyn、および高圧端
子Hvを介して外部の電気回路と接続している。端子D
ox1ないしDoxmには、表示パネル内に設けられて
いる電子源、すなわち、M行N列の行列状にマトリクス
配線された表面伝導型電子放出素子群を一行(N素子)
ずつ順次駆動するための走査信号が印加される。
【0048】端子Doy1ないしDoynには、前記走
査信号により選択された一行の表面伝導型電子放出素子
の各素子の出力電子ビームを制御するための変調信号が
印加される。高圧端子Hvには、直流電圧源Vaより、
例えば10k[V]の直流電圧が供給されるが、これは
表面伝導型電子放出素子から放出される電子ビームに蛍
光体を励起するのに十分なエネルギーを付与するための
加速電圧である。
【0049】走査回路122について説明する。同回路
は、内部にM個のスイッチング素子を備えたもので(図
中、S1ないしSmで模式的に示している)ある。各ス
イッチング素子は、直流電圧源Vxの出力電圧もしくは
0[V](グランドレベル)のいずれか一方を選択し、
表示パネル121の端子Dx1ないしDxmと電気的に
接続される。S1ないしSmの各スイッチング素子は、
制御回路123が出力する制御信号Tscanに基づい
て動作するものであり、例えばFETのようなスイッチ
ング素子を組み合わせることにより構成することができ
る。
【0050】直流電圧源Vxは、本例の場合には表面伝
導型電子放出素子の特性(電子放出しきい値電圧)に基
づき走査されていない素子に印加される駆動電圧が電子
放出しきい値電圧以下となるような一定電圧を出力する
よう設定されている。
【0051】制御回路123は、外部より入力する画像
信号に基づいて適切な表示が行われるように各部の動作
を整合させる機能を有する。制御回路123は、同期信
号分離回路126より送られる同期信号Tsyncに基
づいて、各部に対してTscanおよびTsftおよび
Tmryの各制御信号を発生する。
【0052】同期信号分離回路126は、外部から入力
されるNTSC方式のテレビ信号から同期信号成分と輝
度信号成分とを分離するための回路で、一般的な周波数
分離(フィルター)回路等を用いて構成できる。同期信
号分離回路126により分離された同期信号は、垂直同
期信号と水平同期信号よりなるが、ここでは説明の便宜
上Tsync信号として図示した。前記テレビ信号から
分離された画像の輝度信号成分は便宜上DATA信号と
表した。該DATA信号はシフトレジスタ124に入力
される。
【0053】シフトレジスタ124は、時系列的にシリ
アルに入力される前記DATA信号を、画像の1ライン
毎にシリアル/パラレル変換するためのもので、前記制
御回路123より送られる制御信号Tsftに基づいて
動作する。(すなわち、制御信号Tsftは、シフトレ
ジスタ124のシフトクロックであるということもでき
る)。シリアル/パラレル変換された画像1ライン分
(電子放出素子N素子分の駆動データに相当)のデータ
は、IdlないしIdnのN個の並列信号として前記シ
フトレジスタ124より出力される。
【0054】ラインメモリ125は、画像1ライン分の
データを必要時間の間だけ記憶するための記憶装置であ
り、制御回路123より送られる制御信号Tmryにし
たがって適宜IdlないしIdnの内容を記憶する。記
憶された内容は、I’dlないしI’dnとして出力さ
れ、変調信号発生器127に入力される。
【0055】変調信号発生器127は、画像データI’
dlないしI’dnの各々に応じて表面伝導型電子放出
素子の各々を適切に駆動変調するための信号源であり、
その出力信号は、端子Doy1ないしDoynを通じて
表示パネル121内の表面伝導型電子放出素子に印加さ
れる。
【0056】ここで用いられる電子放出素子は放出電流
Ieに対して以下の基本特性を有している。すなわち、
電子放出には明確なしきい値電圧Vthがあり、Vth
以上の電圧を印加されたときのみ電子放出が生じる。電
子放出しきい値以上の電圧に対しては、素子への印加電
圧の変化に応じて放出電流も変化する。このことから、
本素子にパルス状の電圧を印加する場合、例えば電子放
出しきい値以下の電圧を印加しても電子放出は生じない
が、電子放出しきい値以上の電圧を印加する場合には電
子ビームが出力される。その際、パルスの波高値Vmを
変化させることにより出力電子ビームの強度を制御する
ことが可能である。また、パルスの幅Pwを変化させる
ことにより出力される電子ビームの電荷の総量を制御す
ることが可能である。
【0057】したがって、入力信号に応じて、電子放出
素子を変調する方式としては、電圧変調方式、パルス幅
変調方式等が採用できる。電圧変調方式を実施するに際
しては、変調信号発生器127として、一定長さの電圧
パルスを発生し、入力されるデータに応じて適宜パルス
の波高値を変調するような電圧変調方式の回路を用いる
ことができる。
【0058】パルス幅変調方式を実施するに際しては、
変調信号発生器127として、一定の波高値の電圧パル
スを発生し、入力されるデータに応じて適宜電圧パルス
の幅を変調するようなパルス幅変調方式の回路を用いる
ことができる。
【0059】シフトレジスタ124やラインメモリ12
5は、デジタル信号式のものをもアナログ信号式のもの
をも採用できる。画像信号のシリアル/パラレル変換や
記憶が所定の速度で行われればよいからである。
【0060】デジタル信号式を用いる場合には、同期信
号分離回路126の出力信号DATAをデジタル信号化
する必要があるが、これには126の出力部にA/D変
換器を設ければよい。これに関連してラインメモリ10
5の出力信号がデジタル信号かアナログ信号かにより、
変調信号発生器127に用いられる回路が若干異なった
ものとなる。すなわち、デジタル信号を用いた電圧変調
方式の場合、変調信号発生器127には、例えばD/A
変換回路を用い、必要に応じて増幅回路等を付加する。
パルス幅変調方式の場合、変調信号発生器127には、
例えば高速の発振器および発振器の出力する波数を計数
する計数器(カウンタ)および計数器の出力値と前記メ
モリの出力値を比較する比較器(コンパレータ)を組み
合わせた回路を用いる。必要に応じて、比較器の出力す
るパルス幅変調された変調信号を表面伝導型電子放出素
子の駆動電圧にまで電圧増幅するための増幅器を付加す
ることもできる。
【0061】アナログ信号を用いた電圧変調方式の場
合、変調信号発生器127には、例えばオペアンプ等を
用いた増幅回路を採用でき、必要に応じてレベルシフト
回路等を付加することもできる。パルス幅変調方式の場
合には、例えば、電圧制御型発振回路(VCO)を採用
でき、必要に応じて表面伝導型電子放出素子の駆動電圧
まで電圧増幅するための増幅器を付加することもでき
る。
【0062】このような構成をとり得る本発明を適用可
能な画像表示装置においては、各電子放出素子に、容器
外端子Dox1ないしDoxm、Doy1ないしDoy
nを介して電圧を印加することにより、電子放出が生ず
る。高圧端子Hvを介してメタルバック85、あるいは
透明電極(不図示)に高圧を印加し、電子ビームを加速
する。図7に示す構造において、加速された電子は蛍光
膜115に衝突し、発光が生じて画像が形成される。
【0063】ここで述べた画像表示装置の構成は、本発
明に利用可能な画像表示装置の一例であり、本発明はこ
れに限定されない。例えば、入力信号については、NT
SC方式を挙げたが入力信号はこれに限られるものでは
なく、PAL、SECAM方式等の他、これよりも、多
数の走査線からなるTV信号(例えば、MUSE方式を
はじめとする高品位TV)方式をも採用できる。
【0064】次に、はしご型配置の電子源および画像表
示装置について図13、図14を用いて説明する。図1
3は、はしご型配置の電子源の一例を示す模式図であ
る。この図において、128は電子源基板、129は電
子放出素子である。130、Dx1〜Dx10は、電子
放出素子129に接続するための共通配線である。電子
放出素子129は、基板128上に、X方向に並列に複
数個配される(これを素子行と呼ぶ)。この素子行が複
数個配されて、電子源を構成している。各素子行の共通
配線間に駆動電圧を印加することで、各素子行を独立に
駆動させることができる。すなわち、電子ビームを放出
させたい素子行には、電子放出しきい値以上の電圧を、
電子ビームを放出しない素子行には、電子放出しきい値
以下の電圧を印加する。各素子行間の共通配線Dx2〜
Dx9を、例えばDx2、Dx3を同一配線とすること
もできる。
【0065】図14は、はしご型配置の電子源を備えた
画像表示装置におけるパネルの構造の一例を示す模式図
である。131はグリッド電極、132は電子が通過す
るための空孔、133はDox1、Dox2、・・・D
oxmよりなる容器外端子である。135は、グリッド
電極120と接続されたG1、G2、・・・・、Gnか
らなる容器外端子、115は各素子行間の共通配線を同
一配線とした電子源基板である。
【0066】図14においては、図7、図13に示した
部位と同じ部位には、これらの図に付したのと同一の符
号を付している。ここに示した画像表示装置と、図7に
示した単純マトリクス配置の画像表示装置の大きな違い
は、電子源基板134とフェースプレート117の間に
グリッド電極131を備えているか否かである。
【0067】グリッド電極131は、表面伝導型電子放
出素子から放出された電子ビームを変調するものであ
り、はしご型配置の素子行と直交して設けられたストラ
イプ状の電極に電子ビームを通過させるため、各素子に
対応して1個ずつ円形の開口132が設けられている。
グリッドの形状や設置位置は図14に示したものに限定
されるものではない。例えば、開口としてメッシュ状に
多数の通過口を設けることもでき、グリッドを表面伝導
型電子放出素子の周囲や近傍に設けることもできる。容
器外端子133およびグリッド容器外端子135は、不
図示の制御回路と電気的に接続されている。
【0068】本例の画像表示装置では素子行を1列ずつ
順次駆動(走査)していくのと同期してグリッド電極列
に画像の1ライン分の変調信号を同時に印加する。これ
により、各電子ビームの蛍光体への照射を制御し、画像
を1ラインずつ表示することができる。本発明の画像表
示装置は、テレビジョンン放送の表示装置、テレビ会議
システムやコンピュータ等の表示装置の他、感光性ドラ
ム等を用いて構成された光プリンターとしての画像表示
装置としても用いることもできる。
【0069】
【実施例】以下発明の壁面設置用平板型画像形成装置及
びそれを用いた壁面設置用システムの実施例について詳
述する。
【0070】実施例1 図1〜図3は、本発明の1実施例を示す図であり、図1
は、例えば図7、14に示した構造を有する平板型画像
形成装置と該平板型画像形成装置の取付け収納部を有す
る壁面との位置関係を示す斜視図であり、図2は取付け
部への取付け操作を示す図であり、図3は取付けた状態
を示す図である。
【0071】これらの図において、1は平板型画像形成
装置、2は平板型画像形成装置の前面に設けられた画像
表示面(画面)、3は平板型画像形成装置の運搬や設置
時に利用する取手であり、平板型画像形成装置の前面の
左右両側に設けられている。4は平板型画像形成装置1
の裏面側のコネクタ部、6は壁面側に設けられた取付け
部、5は壁面側のコネクタ部である。なお、壁面側コネ
クタ部からの外部機構への配線は、例えば壁7の材内部
等を経由して行うことができる。壁面側コネクタ部5と
平板型画像形成装置側コネクタ部4とは、平板型画像形
成装置1が取付け部6に収納された時に自動的に接続さ
れる構成を有する。
【0072】コネクタ部には、電源供給配線、音声信号
配線(電話配線も含む)、映像信号配線、種々の情報の
入力や操作指示を行うコンピュータ等からの信号の入出
力を行う配線等、所望の平板型画像形成装置の機能に必
要な配線がまとめられる。
【0073】壁7は、建築用の壁材(壁用パネル)その
ものや、各種の大型の家具、電気製品等の有する壁面か
ら構成することができる。
【0074】8は、平板型画像形成装置1を取付け部6
に固定するために平板型画像形成装置1の上面及び下面
4箇所から突出する固定棒であり、9は固定棒8と嵌合
する固定孔である。10は取手3を画像表示面と反対側
へ倒したときに収納される取手収納溝であり、平板型画
像形成装置1側の部分10aと壁7側の部分10bとか
ら構成される。取手3を倒す動作に連動して、固定棒8
が平板型画像形成装置1から突出する構成としている
が、固定手段はこれに限定されることなく、平板型画像
形成装置を確実、かつ安全に壁面へ固定できるものであ
れば、種々の方式のものを制限なく利用できる。例え
ば、取手を着脱自在として、その取外し時に固定棒8が
作動するものであっても良い。
【0075】平板型画像形成装置1の取付け部6への設
置は、以下のようにして行うことができる。初めに、平
板型画像形成装置1の取手3を手に取り持ち上げ、取付
け部6の前面に立つ。この状態を図2(a)に示す。更
に、この状態から平板型画像形成装置を押し込み、取付
け部6に突き当てる。この状態を図2(b)示す。その
後、更に平板型画像形成装置1を取付け部6に嵌め込
み、コネクタ部4とコネクタ部5を嵌合する。接合に
は、双方のコネクタ部に磁石を内蔵して双方が引き合う
構造とすると、確実かつ操作性の良いこれらのコネクタ
部の接続が行えるので好ましい。以上の操作で仮りの設
置が終了する。次に、取手3を画像表示面と反対側に倒
し、取手収納溝10に取手を収納する。その時、取手3
の収納に連動して4本の固定棒8が平板型画像形成装置
1より突出し、孔8に嵌入し、平板型画像形成装置1の
固定が完了する(図3(a)及び(b)参照)。なお、
固定棒8は取手に連動せずに固定時に突出する構成とし
てもよい。また、平板型画像形成装置1の固定手段は、
上記の固定棒と孔の組合せに限定されず、種々の形態の
ものを利用できる。例えば、磁石を平板型画像形成装置
1側と取付け部6側とに設けて固定する方法、ねじによ
り固定するする方法、紐で固定する方法等を挙げること
ができる。
【0076】本実施例では、コネクタ部4は平板型画像
形成装置1の背面に設けられているが、平板型画像形成
装置1の側面に設けて、取付け部のコネクタ部5もそれ
に対応した位置としてもよく、後述の実施例2、3にお
いても同様である。更に、取付け部6を平板型画像形成
装置1を収納する凹部として形成して、埋め込み型とし
ているが、後述の実施例2、3における取付け台と同様
に平面とし、それに合った固定手段を適用したものであ
っても良い。
【0077】実施例2 図4に本発明の他の実施例を示す。図4において、11
は取付け部6を壁面に形成するための取付け台であり、
壁12への取付け用の取付け孔13を有しており、取付
けねじ14によって壁12に取付けられている。また、
取付け台11は平板型画像形成装置1の画像表示面と反
対側(裏面)に設けられたコネクタ部(不図示)と同じ
相対位置にコネクタ部を有している。15は取付け台1
1の取手であり、この取手が平板型画像形成装置1の上
部に設けられた固定部16と更に連結することによって
平板型画像形成装置1を取付け台11に設置することが
可能となる構成になっている。なお、取付け台からの配
線は、取付け台を取り付ける壁の内側を利用して配置す
るのが好ましい。
【0078】また、17は取付け台11の前面に設けら
れた音声信号配線(電話配線も含む)、映像信号配線、
種々の情報の入力や操作指示を行うコンピュータ等から
の信号の入出力を行う配線の入出力端子である。このよ
うな端子を別途設けることで、必要時に所望に応じた各
種の信号の出入力を行うことができる。
【0079】19は取付け台11に設けられた平板型画
像形成装置1を載せることのできる溝を有するガイド部
であり、この溝は平板型画像形成装置1の幅よりもわず
かに広い幅で形成されている。ガイド部の構成はこのよ
うに溝によるものに限定されず、例えば突起部等でガイ
ドする方式でも良い。18は平板型画像形成装置1の持
ち運びなどに用いる取手であり、ねじ構造等によって取
り外し可能となっている。
【0080】この実施例における平板型画像形成装置1
の壁面への取り付けは、以下のようにして行うことがで
きる。初めに、取付け台11の取付け孔13に取付けね
じ14を差し込み、取付け台11を所定の操作で壁12
に固定する。そして、平板型画像形成装置1の下部を取
付け台11のガイド部19に設けられた溝内に載せる。
その後、下部を支点として上部を取付け台11に押し当
て、平板型画像形成装置1側のコネクタ部(不図示)と
取付け台側のコネクタ部5とを接合する。双方のコネク
タ部に内蔵された磁石により双方が引き合う構造を採用
することで、これらのコネクタ部の接合を確実かつ操作
性良く行うことができるので好ましい。以上の操作によ
って仮の設置が終了する。
【0081】取手15を平板型画像形成装置1側に倒
し、固定部の突出片にこれを掛けて固定し、最後に取手
18を取外して設置を完了する。
【0082】なお、本実施例の取付け台においても取付
け部を、平板型画像形成装置1が収納できる凹部として
形成することもできる。
【0083】実施例3 図5及び図6は、本発明の更なる実施例を示す図であ
る。図5は平板型画像形成装置と取付け台の関係を側面
から示す図(取付け台は断面として示されている、)で
あり、図6はその斜視図である。
【0084】図中、20は取付け部22を壁12に形成
するための取付け台であり、壁取付けのための取付け孔
21を有しており、取付けねじ23によって壁12に取
付けられている。また、取付け台20は、平板型画像形
成装置1の画像表示面(前面)2と反対側(裏面)に設
けられたコネクタ部4と同じ相対位置にコネクタ部24
を有しており、コネクタ部24では、電源供給配線、音
声信号配線(電話配線も含む)、映像信号配線、種々の
情報の入力や操作指示を行うコンピュータ等からの信号
の入出力を行う配線等がまとめられている。さらに、コ
ネクタ部24はそれよりも大きなコネクタ収納スペース
28に収められ、上下左右に移動できるようになってい
る。コネクタ部24とコネクタ部4にはそれぞれ磁石が
内蔵されており、磁力で引き合う形で結合できるように
なっている。
【0085】平板型画像形成装置1の裏面には、3つの
引っ掛け部26が設けられ、取付け台20には引っ掛け
部26と相対的に同じ位置に3つの引っ掛け孔27が設
けられている。なお、引っ掛け部26と引っ掛け孔27
の数については、特に限定されないが、確実で操作性の
よい固定が可能なように選定される。25は取付け台2
の取手であり、取り外し可能である。
【0086】この実施例における平板型画像形成装置1
の取付けは以下のようにして行うことができる。初め
に、取付け台20の取付け孔21に取付けねじ23を差
し込み、取付け台20を所定の操作で壁12に固定す
る。次に、平板型画像形成装置1の取手25を手に取り
持ち上げ、取付け部20の前面に立つ。そして、引っ掛
け部26を引っ掛け孔27に差し込み、コネクタ部4と
コネクタ部24を接合する。接合は、双方のコネクタ部
に内蔵された磁石により双方が引き合うことで確実かつ
操作性良く行われる。最後に、平板型画像形成装置1を
その状態で下にずらし、引っ掛け部26と引っ掛け孔2
7を完全に掛合させ、取手25を取外して設置を完了す
る。
【0087】なお、本実施例の取付け台においても取付
け部を、平板型画像形成装置1が収納できる凹部として
形成することもできる。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、設置空間を狭めず、か
つ美観を損なうことのない平板型画像形成装置の壁面へ
の設置を、確実かつ操作性よく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例における平板型画像形成装置
と該平板型画像形成装置の取付け部を有する壁面との位
置関係を示す斜視図である。
【図2】本発明の1実施例における平板型画像形成装置
の取付け部への取付け操作を示す図である。
【図3】本発明の1実施例における平板型画像形成装置
を取付けた状態を示す図であり、(a)は斜視図、
(b)は側面図(壁は断面として表示)である。
【図4】本発明の他の実施例における平板型画像形成装
置と該平板型画像形成装置の取付け部を有する壁面との
位置関係を示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例における平板型画像形成装
置と該平板型画像形成装置の取付け部を有する壁面との
位置関係を示す側面図(壁は断面として表示)である。
【図6】本発明の他の実施例における平板型画像形成装
置と該平板型画像形成装置の取付け部を有する壁面との
位置関係を示す斜視図である。
【図7】単純マトリクス配置の電子源を用いて構成した
画像表示装置の表示パネルの一例を示す模式図である。
【図8】(a)及び(b)は蛍光膜の構成の一例を示す
模式図である。
【図9】表面伝導型電子放出素子の構成を示す図であ
り、(a)は模式的平面図、(b)は断面図である。
【図10】垂直型表面伝導型電子放出素子の構成を示す
模式図である。
【図11】単純マトリクス配置した電子源の一例を示す
模式図である。
【図12】画像表示装置にNTSC方式のテレビ信号に
応じて表示を行うための駆動回路の一例を示すブロック
図である。
【図13】はしご型配置の電子源の一例を示す模式図で
ある。
【図14】はしご型配置の電子源を用いて構成した画像
表示装置の表示パネルの一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 平板型画像形成装置 2 画像表示面 3 取手 4 平板型画像形成装置側コネクタ部 5、24 取付け部側コネクタ部 6、22 取付け部 7 壁(壁材) 8 固定棒 9 固定孔 10a、10b 取手収納溝 11、20 取付け台 12 壁 13、21 取付け孔 14、23 取付けねじ 15、18、25 取付け台側取手 16 平板型画像形成装置側固定部 17 入出力端子 19 ガイド部 26 引っ掛け部 27 引っ掛け孔 28 コネクタ収納スペース 101 基板 102、103 素子電極 104 薄膜 105 電子放出部 106 段差形成部 107、128、134 電子源基板 108 X方向配線 109 Y方向配線 110 表面伝導型電子放出素子 75 結線 112 電子源基板等を固定したリアプレート 113 支持枠 114 ガラス基板 115 蛍光膜 116 メタルバック 117 フェースプレート 118 外囲器 119 黒色導電材 120 蛍光体 121 表示パネル 122 走査回路 123 制御回路 124 シフトレジスタ 125 ラインメモリ 126 同期信号分離回路 127 変調信号発生器 VxおよびVa 直流電圧源 129 電子放出素子 130 電子放出素子を配線するための共通配線Dx
1〜Dx10 131 グリッド電極 132 電子が通過するための開口 133 Dox1、Dox2、・・・Doxmよりな
る容器外端子 134 各素子間の共通配線を同一配線とした電子源
基板 135 グリッド電極120と接続されたG1、G
2、・・・Gnからなる容器外端子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−355807(JP,A) 特開 平4−1798(JP,A) 特開 平5−94140(JP,A) 実開 平3−18580(JP,U) 実開 平2−19183(JP,U) 実開 昭62−139850(JP,U) 実開 平4−22781(JP,U) 実開 昭56−77875(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面と背面の2つの対向する面によって
    平板形状をなし、該前面に画像表示面を有する平板型画
    像形成装置と、 前記平板型画像形成装置を収納可能とした壁面と、を、 着脱自在な設置を可能とする固定手段によって、固定す
    る構成の平板型画像形成装置の壁面設置用システムにお
    いて、 前記壁面には、前記平板型画像形成装置を収納可能とし
    た凹部が形成され、 該平板型画像形成装置の背面には、配線接続用の接続面
    が後方を向いた第1のコネクタ部が設けられ、 該凹部内の前面には、配線接続用の接続面が前方を向い
    た第2のコネクタ部が設けられ、 前記第1のコネクタ部が、該平板型画像形成装置の前記
    凹部内への前面側からの設置とともに、前記第2のコネ
    クタ部と自動的に接続される位置に、前記第1及び第2
    のコネクタ部が配置されていることを特徴とする平板型
    画像形成装置の壁面設置用システム。
  2. 【請求項2】 前記壁面には、前記平板型画像形成装置
    に設けられた運搬用取手の収納部が設けられ、該収納部
    への該運搬用取手の収納に連動して前記固定手段が作動
    する請求項1に記載の壁面設置用システム。
  3. 【請求項3】 前面と背面の2つの対向する面によって
    平板形状をなし、該前面に画像表示面を有する平板型画
    像形成装置において、 壁面に形成された前記平板型画像形成装置を収納可能と
    した凹部に、前記平板型画像形成装置を、着脱自在に固
    定するための固定手段と、 該平板型画像形成装置の背面に設けられた、配線接続用
    の接続面が後方を向いて設けられた第1のコネクタ部
    と、を有し、 前記第1のコネクタ部が、該平板型画像形成装置の前記
    凹部内への前面側からの設置とともに、該凹部内の前面
    に配線接続用の接続面が前方を向いて設けられた第2の
    コネクタ部に対して自動的に接続される位置に、配置さ
    れていることを特徴とする平板型画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記平板型画像形成装置には、運搬用取
    手が設けられ、該運搬用取手が前記壁面に設けられた収
    納部への該運搬用取手の収納に連動して前記固定手段が
    作動する請求項3に記載の平板型画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前面と背面の2つの対向する面によって
    平板形状をなし、該前面に画像表示面を有する平板型画
    像形成装置であって、 壁面への着脱自在な設置を可能とする固定手段と、 該平板型画像形成装置の側面及び裏面の少なくとも一方
    に設けられ、該画像形成装置の内部機構を外部機構に接
    続するための配線をまとめたコネクタ部と、 運搬用取手と、 該運搬用取手の収納部とを有し、 前記コネクタ部は、前記平板型画像形成装置の前記壁面
    への設置とともに前記壁面側にあるコネクタ部と自動的
    に接続されるものであり、 更に、前記固定手段は、前記収納部への前記運搬用取手
    の収納に連動して作動するものであることを特徴とする
    壁面設置用平板型画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前面と背面の2つの対向する面によって
    平板形状をなし、該前面に画像表示面を有する平板型画
    像形成装置と、該平板型画像形成装置をその画像表示面
    を外向させて取り付ける取付け部を有する壁用パネル材
    と、を有して形成された平板型画像形成装置の壁面設置
    用システムであって、 前記平板型画像形成装置の前記取付け部への着脱自在な
    設置を可能とする固定手段と、 該平板型画像形成装置の側面及び裏面の少なくとも1つ
    に設けられ、該画像形成装置の内部機構を外部機構に接
    続するための配線をまとめたコネクタ部と、 前記取付け部に設けられ、該平板型画像形成装置の前記
    取付け部への設置とともに前記平板型画像形成装置側の
    コネクタ部と自動的に接続されるコネクタ部と、 運搬用取手と、 該運搬用取手の収納部とを有し、 前記固定手段は、前記収納部への前記運搬用取手の収納
    に連動して作動するものであることを特徴とする平板型
    画像形成装置の壁面設置用システム。
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