JP3204205U - 警備コントローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】警備システムに用いられる警備コントローラに、インターホン機能を具備させて、インターホン親機の設置スペースの削減を図ることができる警備コントローラを提供する。【解決手段】警備センサS1等との接続用のセンサインタフェースを有する警備コントローラ10に、インターホン子機7との接続用のインターホンインタフェースを設けて、インターホン機能に対応させる。インターホン子機7での呼出ボタンの操作による呼出音の出力、インターホン子機7との通話、及びインターホン子機7で撮像された画像の表示に関する各処理を警備コントローラ10で行うことにより、インターホン親機自体を不要にして、インターホン親機の設定に要していたスペースを解放する。【選択図】図1

Description

本考案は、建物等を警備する警備システムに用いられる警備コントローラであり、インターホン機能等の各種機能を具備して多機能化を図った警備コントローラに関する。
従来、住宅、マンション、及びビル等の各種建物に対して、セキュリティ対策のために警備システムが導入されている。このような警備システムでは、建物の窓、出入り口等の所要箇所に防犯センサ(例えば、磁気センサ、エリアセンサ等)を配置すると共に、建物内に設置した警備コントローラと有線又は無線で接続する。なお、警備状況によって、警備カメラを警備コントローラに接続する場合もあり、さらには、防火等にも備える場合は、煙センサ、ガスセンサ等も警備コントローラに接続することもある。
警備コントローラは、警備起動状態にセットされた場合で、上述した各種センサからの検知信号を受け付けると、警備システムのセンター装置へセンサ検知の旨を送信する。警備システムのセンター装置は、警備システムを運営するオペレータにより管理されており、センター装置が警備コントローラからセンサ検知の旨を受信すると、受信内容をセンター装置に接続されたディスプレイ等でオペレータに提示する。オペレータは、提示された内容を判断して、その判断結果に応じて、センサ検知の旨を送信してきた警備コントローラが設置された建物へ警備員を派遣する手配を行うことになる。
一方、上述した警備システムとは別に、建物にはインターホンシステムが通常導入されている。このインターホンシステムは、建物の出入り口にインターホン子機を設置して、建物内部に設けられるインターホン親機と接続し、建物への来訪者がインターホン子機を適宜操作することで、建物内に居る人の呼出、建物内に居る人との通話等を可能にする。
また、昨今は、インターホン親機に警備関連の処理を付加したものが登場している。例えば、下記の特許文献1では、インターホン親機を通話転送コントローラと接続し、インターホン子機で呼出操作を行われた場合、警備センターへ転送して、整備センターの電話機とインターホン子機との間で、通話できるようにしたシステムが開示されている。さらに、下記の特許文献2には、インターホン親機に防犯センサを接続し、防犯センサが検知を行うとインターホン親機から警報を発することを示し、さらに、この特許文献2は、インターホン親機とターミナルアダプタを接続すると共に、ターミナルアダプタに防犯センサを接続し、防犯センサが検知を行うと、インターホン親機から警報を発することに加え、ターミナルアダプタより、外部移報装置を通じて警備会社等へ通知すること等も示す。
特開平8−293926号公報 特開2003−324535号公報
警備システムと、インターホンシステムは、それぞれ独立した別のシステムとして構築されるので、両システムを建物に設ける場合、警備システム用の警備コントローラ、及びインターホンシステムのインターホン親機の両方を建物内に設置する必要があり、設置スペースが大きくなるという問題があった。また、これらの警備コントローラ及びインターホン親機の設置作業に多くの手間を要するという問題もあった。
さらに、近時は、各種電気機器の電源オン/オフ等の一括的な管理制御を行うホームオートメーションシステム、及び各種電気機器に係る電力量の一括的な管理を行うホームエナジーマネージメントシステム(HEMS)等のシステムが建物に設置されることも増えている。このようなシステムが建物に導入された場合、これらのシステム用の管理装置も設置されることから、上述した設置スペースの問題、及び設置作業に係る手間が増大する問題は一層顕著になる。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、警備システムに用いられる警備コントローラに、インターホン親機の機能を具備することで、インターホン親機を別途、設置しなくても済むようにした警備コントローラを提供することを目的とする。
また、本考案は、警備コントローラに、ホームオートメーションシステム用の管理装置の電源オン/オフの管理機能も具備させることで、ホームオートメーションシステム用の管理装置の設置も省略可能にした警備コントローラを提供することを目的とする。
さらに、本考案は、警備コントローラに、HEMSに応じた電力量の管理機能も具備させることで、HEMS等にも対応し得る多機能化した警備コントローラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本考案に係る警備コントローラは、警備センサとの接続用のセンサインタフェースを備える警備コントローラにおいて、インターホン子機との接続用のインターホンインタフェースと、前記インターホンインタフェースで呼出を受け付けた場合、呼出音の出力処理を行う手段と、前記インターホンインタフェースで音声を受け付けた場合、その音声の出力処理を行う手段と、前記インターホンインタフェースで画像を受け付けた場合、受け付けた画像を、通信網を通じて外部の連絡先へ送信する処理を行う手段とを備えることを特徴とする。
本考案では、警備コントローラが、インターホン子機との接続用のインターホンインタフェース、呼出音の出力処理、及び音声の出力処理を行うので、一般的なインターホン親機の基本機能(呼出機能、音声伝達機能)を警備コントローラが具備するようになり、それに伴い、インターホン親機を不要にできようになる。その結果、インターホン親機の省略が可能となり、インターホン親機の設置スペースを確保しなくても済むようになると共に、インターホン親機の設置に要していた作業も生じなくなる。また、インターホン子機で撮像された画像を外部の連絡先へ送信する処理も行うので、建物の訪問者を遠隔的に確認できるようになり、警備にも役立てられるようになる。
本考案に係る警備コントローラは、表示パネルとの接続用の表示インタフェースと、前記インターホンインタフェースで画像を受け付けた場合、その画像を含む画像画面を前記表示インタフェースから出力する処理を行う手段と、受け付けた画像を、受け付けた日時と共に、記録媒体へ記録する処理を行う手段とを備えることを特徴とする。
本考案では、警備コントローラが、表示インタフェースを備えて、画像画面の出力処理を行うので、表示インタフェースに表示装置を接続すれば、建物内で訪問者の画像も確認できるようになり、インターホンシステムの訪問者表示機能も警備コントローラは具備するようになる。また、警備コントローラが、画像を受け付けて取得した場合、受付日時と共に、その画像を記録媒体へ記録する処理を行うので、訪問者の画像履歴を確保できるようになり、留守時の訪問者を確認できることに加えて、不審者の画像が保存されれば、不審者の確認という警備の面にも利用でき、警備システムの機能向上に貢献できる。
本考案に係る警備コントローラは、電気機器との接続用であり、電気機器から電源オン又は電源オフのいずれの状態であるかを示す電源状態情報を受け付ける機器インタフェースと、前記機器インタフェースで受け付けた電源状態情報に基づき電気機器が電源オン又は電源オフのいずれの状態であるかを示す電源状態画面を生成する手段と、生成した電源状態画面を前記表示インタフェースから出力する処理を行う手段とを備えることを特徴とする。
本考案では、警備コントローラが、電気機器との接続用の機器インタフェースを備え、電気機器の電源状態を示す電源状態画面の生成処理、生成した電源状態画面の表示出力処理を行うので、警備コントローラが、ホームオートメーションシステムの電源オン/オフ管理機能を具備するようなり、それに伴い、ホームオートメーションシステム用の管理装置の省略が可能となり、ホームオートメーションシステム用の管理装置の設置スペースを確保しなくても済むようになると共に、その管理装置に設置に要していた作業も生じなくなる。
本考案に係る警備コントローラは、前記インターホンインタフェースで受け付けた画像の表示を優先するか否かの設定を受け付ける手段と、画像の表示を優先する設定を受け付けた場合で、電源状態画面の出力処理中に、前記インターホンインタフェースで画像を受け付けたとき、電源状態画面の出力処理から、受け付けた画像を含む画像画面の出力処理に切り替える手段と、画像の表示を優先しない設定を受け付けた場合で、電源状態画面の出力処理中に、前記インターホンインタフェースで画像を受け付けたとき、電源状態画面の内容及び受け付けた画像を含む組合せ画面を生成して出力する処理を行う手段とを備えることを特徴とする。
本考案では、電源状態画面の出力処理中に、インターホン子機で撮像された画像を受け付けたときは、設定モードに応じて、撮像画像を優先的に表示すること、又は電源状態画面の内容と撮像画像とを含む組合せ画面を表示することを適宜切り替えるので、ユーザの使い勝手に応じた表示形態を選択できる。特に、組合せ画面を表示する設定では、来訪者の画像表示に妨げられることなく、ホームオートメーション機能を維持できることから、二つの機能を両立してユーザの利便性を確保できる。
本考案に係る警備コントローラは、電力量集計装置との接続用であり、電力量集計装置から電力に係る情報を受け付ける電力インタフェースと、前記電力インタフェースで受け付けた電力量に係る情報に基づき電力量に係る情報を示す電力量画面を生成する手段と、生成した電力量画面を前記表示インタフェースから出力する処理を行う手段とを備えることを特徴とする。
本考案では、警備コントローラが、電力インタフェースを備え、電力量に係る情報を示す電力量画面の生成処理、及び、生成した電力量画面の表示出力処理を行うので、警備コントローラが、HEMS(ホームエナジーマネージメントシステム)の電力量管理に係る情報を提示する役目を担うようになり、HEMS用のディスプレイを別途設けることが不要となり、HEMSを効率的に構築できるようになる。
本考案に係る警備コントローラは、前記インターホンインタフェースで受け付けた画像の表示を優先するか否かの設定を受け付ける手段と、画像の表示を優先する設定を受け付けた場合で、電力量画面の出力処理中に、前記インターホンインタフェースで画像を受け付けたとき、電力量画面の出力処理から、受け付けた画像を含む画像画面の出力処理に切り替える手段と、画像の表示を優先しない設定を受け付けた場合で、電力量画面の出力処理中に、前記インターホンインタフェースで画像を受け付けたとき、電力量画面の内容及び受け付けた画像を含む組合せ画面を生成して出力する処理を行う手段とを備えることを特徴とする。
本考案では、電力量画面の出力処理中に、インターホン子機での撮像画像を受け付けたときは、設定モードに応じて、撮像画像を優先的に表示すること、又は電力量画面の内容と撮像画像とを含む組合せ画面を表示することを適宜切り替えるので、ユーザの使い勝手に応じた表示形態を選択できる。特に、組合せ画面を表示する設定では、来訪者の画像表示に妨げられることなく、電力量の情報提示に係るHEMS機能を維持できることから、二つの機能を両立してユーザの利便性を確保できる。
本考案では、警備コントローラが、一般的なインターホン親機における基本機能である呼出機能及び通話機能を具備するので、今まで併設してきたインターホン親機を不要にでき、警備コントローラ及びインターホン親機の両方を設置していた場合に比べて、格段に設置スペースをコンパクトにできると共に、インターホン親機の設置に要していた作業も省略できる。
本考案では、警備コントローラに表示インタフェースを通じて、表示装置を接続すれば、訪問者の画像を提示でき、インターホンシステムの訪問者表示機能までも警備コントローラで対応でき、また、訪問者の画像を履歴として保存することで、不審者の訪問を確認できるようなり、警備システムの機能を充実させられる。
本考案では、警備コントローラが、ホームオートメーションシステムの電源オン/オフ管理機能を具備するので、ホームオートメーションシステム用の管理装置を省略でき、その管理装置を設置していた場合に比べて、設置スペースをコンパクトにできると共に、設置に要していた作業も省略できる。
また、本考案では、設定モードに応じて、撮像画像を優先的に表示すること、又は電源状態画面の内容と撮像画像とを含む組合せ画面を表示することを適宜切り替えられるので、ユーザの使い勝手に応じた表示形態を選択でき、組合せ画面を表示する設定では、来訪者の画像表示に妨げられることなく、ホームオートメーション機能を維持でき、二つの機能の両立を図れる。
本考案では、警備コントローラが、HEMS(ホームエナジーマネージメントシステム)の電力量管理に係る情報を提示するので、HEMS用のディスプレイを別途設けることを不要にして、HEMSを効率的に構築できる。
また、本考案では、電力量画面(HEMS画面)の表示出力中に、来訪者があっても、設定モードに応じて、HEMS画面の内容と、来訪者の画像とを組み合わせた画面を生成して表示出力するので、来訪者の画像確認とHEMSに係る情報提示とを両立できる。
本考案に係る警備コントローラを用いた警備システムの全体的な概要を示す概略図である。 警備コントローラの主要な内部構成を示すブロック図である。 (a)は画像履歴テーブルの中身の一部を示す概略図、(b)は操作ログテーブルの中身の一部を示す概略図である。 (a)はセンサテーブルの中身の一部を示す概略図、(b)は機器テーブルの中身の一部を示す概略図である。 (a)は警備コントローラのメイン画面の一例を示す概略図、(b)は警備コントローラの設定画面の一例を示す概略図である。 インターホン設定画面の一例を示す概略図である。 ホームオートメーション画面の一例を示す概略図である。 HEMS画面の一例を示す概略図である。 インターホン画面の一例を示す概略図である。 ホームオートメーション画面の内容及びインターホン画面の内容を含む組合せ画面の一例を示す概略図である。 HEMS画面の内容及びインターホン画面の内容を含む組合せ画面の一例を示す概略図である。 変形例の組合せ画面を示す概略図である。
図1は、本考案に係る実施形態の警備コントローラ10を含んだ警備システム1の全体的な概要を示している。本考案の警備コントローラ10は、一般的な警備に関する機能に加えて、インターホン親機の機能、ホームオートメーションに応じた機能、及びHEMSに応じた機能を具備したことが特徴になっている。上述した各種機能を本考案の警備コントローラ10に集約することで、インターホン親機及びホームオートメーション用の管理装置を不要にでき、また、本実施形態の警備コントローラ10は、別体の表示装置20で各機能に応じた情報画面を表示し、各機能に関する情報提示の一元化を図り、ユーザの利便性を高めている。
図1に示すように、警備コントローラ10は、まず警備システム1を構築するため、建物Hの窓、出入り口付近等に設置される防犯用等のセンサS1、センサS2、センサs3等と無線で接続される。なお、これらの各センサには、防火用の煙センサ、ガスセンサ等を含めることも可能である。さらに、警備コントローラ10は、建物Hの内部に設置されて外部の広域ネットワークNW(通信網)と繋がる通信装置2(ルータ、光回線を用いる場合は光回線終端装置も含む)と、通信線L2で接続されており、各センサS1等の検知状況に応じた検知結果を、予め設定した外部の連絡先である連絡先装置8へ送信する処理等も行い、警備に関する機能を実現している。なお、予め設定する外部の連絡先としては、ユーザ自身の携帯端末、ユーザの家族、親戚、知人等の通信端末、又はユーザが契約する警備会社の警備センター装置等が想定される。
次に、インターホン親機の機能を実現するため、警備コントローラ10は、建物Hの出入り口に設置されるインターホン子機7と接続線L3で接続されており、インターホン子機7からの呼出に応じた処理、インターホン子機7に設けられた撮像素子(CCD、CMOS等)で撮像された画像の表示処理、及びインターホン子機7との通話処理等を警備コントローラ10は行うことになる。
また、建物Hの内部には、ホームオートメーションに対応した仕様の照明器具D1、テレビ装置D2、エアコンD3等の各種電気機器が設置されており、警備コントローラ10は、ホームオートメーションに応じた機能を実現するため、これらの各電気機器と無線で接続され、各電気機器の電源オン/オフ状態を示す情報を受け付けると共に、各電気機器に対して電源オン/オフの切替制御等を行う。
さらに、建物Hの内部には、HEMS用のHEMS情報収集装置3が設置されており、このHEMS情報収集装置3は接続線L4を介して、警備コントローラ10と接続されている。警備コントローラ10は、HEMSに応じた機能を実現するため、建物Hの内部に含まれる各種電気機器・装置の消費電力量等を示す情報を表示装置20で表示する処理等を行う。
HEMS情報収集装置3には、建物Hの内部に設置されたHEMS用の配電盤4及び建物Hの外部に設置されたHEMS用の電力量計5(スマートメーター)が接続されており、建物Hにおける電力量に関する情報がHEMS情報収集装置3で収集される。なお、配電盤4は、電力の供給/遮断を切り替えるブレーカー等を具備しており、上述したホームオートメーションに対応した各種電気機器と接続されて、これらの電気機器へ給電を行うと共に、太陽光パネル6、コージェネレーションユニット(燃料電池等を利用したユニット)等の発電装置が建物Hに設置される場合は、これらの発電装置等も配電盤4に接続される。
図2は、警備コントローラ10の主要な内部構成を示すブロック図である。警備コントローラ10は、各種機能に応じた制御処理を行う制御部10a(CPU)に、各種デバイス及びインタフェース等を内部接続線10sで接続した構成になっている。各種デバイス及びインタフェースとしては、通信インタフェース10b、第1メモリ10c、第2メモリ10d、画像メモリ10e、情報インタフェース10f、センサインタフェース10g、インターホンインタフェース10h、機器インタフェース10i、及びHEMSインタフェース10k等がある。
通信インタフェース10bは、外部の連絡先(連絡先装置8)への通信手段に該当し、通信ネットワーク(通信網)で通信を行うための通信デバイスとして、所要の通信規格(例えば、IEEEの通信規格)に応じたものになっている(有線LANモジュール等)。具体的には、通信インタフェース10bは通信線L2で通信装置2(ルータ等)と接続されており、制御部10aの制御処理により、警備に関する情報(各センサの検知結果等を示す情報)を、連絡先装置8へ送信すると共に、連絡先装置8から送られてくる情報の受信等を行う。
第1メモリ10cは、基本プログラムP1、制御プログラムP2、及び表示パーツテーブルT1等を記録する記録手段である。基本プログラムP1は、制御部10aが行う処理の中で、基本的な処理(オペレーティングシステム的な処理、基本的な入出力等の処理)を規定したものである。制御プログラムP2は、警備機能、インターホン機能、ホームオートメーション機能、及びHEMS機能に応じた制御部10aの各種制御処理の内容を規定したアプリケーションプログラムに該当し、具体的な処理内容は後述する。
表示パーツテーブルT1は、ディスプレイ20で表示する各種機能に応じた画面内容(図5等に示す各画面内容参照)を生成するのに用いられる表示パーツを予め準備して格納したテーブルである。
また、第2メモリ10dは、RAM的なメモリ(記録媒体)に該当し、制御部10aの処理に伴う各種情報、データ等を一時的に記録すると共に、画像履歴テーブル11、操作ログテーブル12、HEMSログテーブル13、センサテーブル14、及び機器テーブル15等の各種テーブル等を記録する。さらに、第2メモリ10dは各機能に応じた設定内容等も記録する。
図3(a)は、第2メモリ10dに記録される画像履歴テーブル11の概要的な中身を示す。画像履歴テーブル11は、インターホン機能に応じたものであり、インターホン子機7から送られてきた画像(インターホンインタフェース10hで受け付けた訪問者の画像を示す画像ファイル。図3(a)ではvideo fileというファイル名のファイルが該当)を、日時(警備コントローラ10が画像を受け付けた日時)と共に記録して蓄積したものになっている。なお、画像履歴テーブル11が蓄積できる画像数(画像ファイル数)は、設定により上限が決まっており、上限数に達した場合は、古い画像から削除されて、随時、新しい画像が記録できるようになっている。
また、画像履歴テーブル11の蓄積情報は、所定の時間間隔(例えば、12時間ごと等)で、制御部10aにより読み出されて、連絡先装置8へ通信インタフェース10bから送信する処理が行われる。このようにすることで、連絡先装置8側でも、ユーザの建物の訪問者の状況を確認でき、警備に役立てることができる。
図3(b)は、第2メモリ10dに記録される操作ログテーブル12の概要的な中身を示す。操作ログテーブル12は、ホームオートメーション機能に応じたものであり、ホームオートメーションに対応した照明器具D1、テレビ装置D2、エアコンD3等の各種電気機器に対して、警備コントローラ10から電源オン/オフの切替制御の操作を行った場合、操作日時に対応づけて、対象機器、切替操作の内容(電源オン又は電源オフ)を示す情報を蓄積した中身になっている。なお、操作ログテーブル12が蓄積できる情報数も、設定により上限が決まっており、上限数に達した場合は、古い情報から削除されて、随時、新しい情報が記録できるようになっている。
第2メモリ10dに記録されるHEMSログテーブル13は、HEMS情報収集装置3から取得した各電気機器の消費電力量の状況を日時と共に蓄積したものであり、それらの消費電力量から算出した電気代も電気機器ごとに記録したものになっている。
図4(a)は、第2メモリ10dに記録されるセンサテーブル14を示す。センサテーブル14は、警備機能で用いる各センサS1等を識別するために、各センサ自身が予め有する識別情報(センサID)と、センサの名称とを対応づけた中身になっている。このようなセンサテーブル14は、警備機能の設定段階で、各センサS1等と警備コントローラ10との接続確立を行うと、制御部10aの制御処理により、各センサから送られてくるセンサIDが格納されると共に、格納されたセンサIDに対する各センサの名称(例えば、玄関センサ、1階部屋右センサ等)をユーザ等が適宜設定して格納されることになる。
図4(b)は、第2メモリ10dに記録される機器テーブル15を示す。機器テーブル15は、ホームオートメーション機能に応じた電気機器を識別するために、各電気機器自身が予め有する識別情報(機器ID)と、電気機器の名称とを対応づけた中身になっている。このような機器テーブル15は、ホームオートメーション機能の設定段階で、各電気機器と警備コントローラ10との接続確立を行うと、制御部10aの制御処理により、各電気機器から送られてくる機器IDが格納されると共に、格納された機器IDに対する各電気機器の名称(例えば、玄関照明、1階部屋照明、1階部屋エアコン等)をユーザ等が適宜設定して格納されることになる。
画像メモリ10eは、ディスプレイ20に表示する画面を生成する際に用いられるビデオメモリであり(画面生成処理のワークエリアとして使用される)、第1メモリ10cに記録される表示パーツテーブルT1に格納された中から、必要な表示パーツが読み出されて、画像メモリ10eで展開されて、表示用の画面が生成される。また、各種情報等を表示する場合は、これらの情報を表示パーツと組み合わせた画面が制御部10aの制御により生成されることになる。
情報インタフェース10fは、表示装置20用の接続手段であり、表示装置20が有する表示パネル20aとの接続用の表示インタフェースの機能も含んだものになっている。接続対象の表示装置20は、警備コントローラ10と別体の装置であり、接続線L1で接続する形態にしてあり、それによりユーザの使いやすい箇所に表示装置20を配置できる。表示装置20は、タッチパネル式の表示パネル20a(図1参照)、スピーカ20b、及びマイク20cを具備する。表示パネル20aに対してユーザが様々なタッチ操作(表示内容を選択する操作、移動させる操作)を行うと、表示装置20は、その操作内容を出力する。情報インタフェース10fは、表示装置20からの操作内容を受け付けると、その操作内容を制御部10aへ伝送する処理を行う。
また、インターホン機能の起動中に、表示装置20のマイク20cで集音された音声は表示装置20から情報インタフェース10fへ出力されるので、情報インタフェース10fは、表示装置20からの音声を受け付けることになる。情報インタフェース10fは、受け付けた音声を制御部10aの制御によりインターホンインタフェース10hへ伝送し、それによりインターホン子機7のスピーカから音声が出力され、室内のユーザの音声を訪問者が確認できる。
さらに、情報インタフェース10fは、表示装置20に表示内容を画像メモリ10e等から受け付けると、その表示内容(各種画面)を表示装置20へ出力する処理を行う。なお、表示装置20では、情報インタフェース10fからの表示内容が入力されると、その表示内容に応じた画面を表示パネル20aに表示し、入力された表示内容が動画であれば、所定のフレームレートで動画表示を行うことになる。
さらにまた、情報インタフェース10fは、インターホン子機7での呼出操作に基づく呼出(インターホンインタフェース10hから送られた呼出)を受け付けると、制御部10aの制御による呼出音を表示装置20へ出力する処理を行い、それにより表示装置20はスピーカ20cより呼出音を発することになる。また、情報インタフェース10fは、インターホン子機7で取得された音声(例えば、訪問者の通話音声)をインターホンインタフェース10h経由で受け付けると、その音声を表示装置20へ出力する処理を行う。この場合、表示装置20は、スピーカ20cから、例えば、訪問者の通話音声を発することになる。
センサインタフェース10gは、建物内に設置された各警備センサS1等からの検知信号を無線で受信するためのセンサ用の接続手段であり、各センサS1等を識別する識別情報(センサID)を検知信号と共に受け付けて、センサごとの検知結果を判別可能にする。なお、センサインタフェース10gが用いる無線規格としては、様々なものを適用でき、例えば、ZigBee、Z−wave等の無線規格を用いることができる。
インターホンインタフェース10hは、インターホン子機7との接続用のインタフェースであり、接続線L3でインターホン子機7と接続される。なお、インターホン子機7は、呼出ボタン、CCD撮像素子、マイク、及びスピーカ等を備えており、呼出ボタンが訪問者により押圧操作が行われると、呼出(呼出信号)を出力し、また、呼出ボタンの押圧操作に伴いCCD撮像素子が撮像を開始し、撮像画像(動画)を所定時間(例えば、5秒間)、出力するものとなる。
インターホンインタフェース10hは、インターホン子機7から出力された呼出(呼出信号)を受け付けた場合、その呼出(呼出信号)を制御部10aの制御に従い、情報インタフェース10fへ伝送する。また、インターホンインタフェース10hは、インターホン子機7から出力された撮像画像を受け付けると、その撮像画像を制御部10aの制御に従って、画像メモリ10eへ伝送する。
さらに、インターホン子機7のマイクで訪問者の音声が取得され、その音声がインターホン子機7から出力されると、インターホンインタフェース10は、その音声を受け付けることになる。インターホンインタフェース10は、音声を受け付けた場合、制御部10の制御に従い、その受け付けた音声を情報インタフェース10fへ伝送する。一方、インターホンインタフェース10は、情報インタフェース10fから伝送されてきた音声を受け取ると、その音声をインターホン子機7へ出力し、それにより、インターホン子機7は、情報インタフェース10fからの音声をスピーカから出力し、訪問者は、建物内に居るユーザとの通話をインターホン子機7で行える。
機器インタフェース10iは、建物内に設けられた各電気機器D1等と無線で接続するための接続手段である。各電気機器D1等は、現在の電源状態を示す情報(電源オン状態又は電源オフ状態のいずれかを示す情報)を、機器IDと共に送信するので、機器インタフェース10iは、電源状態を示す情報を受信して受け付けることになる。また、電気機器がエアコン等であり、そのエアコンが温度センサ及び湿度センサ等の周囲の環境を検知するセンサを具備する場合、このようなエアコン等は、環境の検知情報(例えば、温度情報、湿度情報等)も送信するので、機器インタフェース10iは、このような検知情報も受信する。
さらに、機器インタフェース10iは、制御部10aの制御により、所定の電気機器へ電源状態の切替指示(電源オンに切り替える指示、又は電源オフに切り替える指示)を送信する処理も行う。それにより、警備コントローラ10は、個別に各電気機器の電源制御も行える。
最後に、HEMSインタフェース10kは、建物内に設置されたHEMS情報収集装置3(電力量集計装置に該当)と、接続線L4で接続される電力インタフェースであり、HEMS情報収集装置3から随時送信されてくる電力量に係る情報(消費電力及び電気機器の名称等を含む情報)を随時、受け付けると共に、受け付けた情報を第2メモリ10dへ伝送する。なお、第2メモリ10dでは、伝送されてきた情報を、制御部10aの制御により、HEMSテーブル13に日時と共に格納していくことになる。
次に、第1メモリ10cに記憶される制御プログラムP2に基づいて、警備コントローラ10(制御部10a)が行う各種制御の処理内容について説明していく。警備コントローラ10aが行う処理内容の種類としては、設定準備処理、警備処理、インターホン処理、ホームオートメーション処理、HEMS処理、及び画面生成処理等に大別される。設定準備処理とは、上述した各種処理を行うための準備の設定を行う処理である。警備処理は警備機能に応じた処理であり、インターホン処理はインターホン機能に応じた処理であり、ホームオートメーション処理はホームオートメーション機能に応じた処理であり、HEMS処理は、HEMS機能に応じた処理である。また画面生成処理は、上述した各種機能に応じた画面を生成して表示出力する処理である。これらの各機能は、状況に応じて、並行的に処理が行われる場合や、連携的に行われる場合や、いずれかを優先的に扱う場合等がある。
図5(a)は、警備コントローラ10が起動した場合に表示装置20の表示パネル20aに表示されるメイン画面30(メインメニュー画面)を示している。メイン画面30は制御部10aの画面生成処理により、第1メモリ10cに記録された表示パーツテーブルT1に格納された表示パーツを用いて生成されたものであり、情報インタフェース10fより、生成されたメイン画面30が表示装置20へ出力されることで、図5(a)に示す画面内容が表示パネル20aに表示される。メイン画面30は、画面上部に日付時刻欄を有すると共に、その下方に選択操作の可能な警備起動/解除ボタン30a、ホームオートメーション画面ボタン30b、HEMS画面ボタン30c、及び各種設定ボタン30dを有する。
表示されたメイン画面30において、警備起動/解除ボタン30aを選択する操作をタッチパネル式の表示パネル20aで受け付けると、表示装置20は、警備起動/解除ボタン30aの選択の旨を情報インタフェース10fへ出力し、情報インタフェース10fは、警備起動/解除ボタン30aの選択の旨を制御部10aへ伝送する。制御部10aは、警備起動/解除ボタン30aの選択の旨を受け付けると、次に、警備起動/解除画面(図示せず)を表示パーツテーブルT1の表示パーツを用いて生成して、表示装置20に表示する処理を行う。
この警備起動/解除画面は、警備解除状態であれば、警備起動状態に切り替えるための選択操作の可能な警備起動ボタンを有し、警備起動状態であれば、警備解除状態に切り替えるための選択操作の可能な警備解除ボタンを有する。警備起動ボタンの選択操作が行われると、上述した場合と同様に、表示装置20から操作内容が情報インタフェース10fを介して制御部10aへ伝えられて、制御部10aは警備機能を起動した状態となり、この状態で、各センサS1等から検知信号を受信すると、警告音を表示装置20のスピーカ20cから鳴らす処理を行うと共に、通信インタフェース10bからセンサ検知の旨を連絡先装置8へ送信する処理を行う。このような警備機能起動状態において、制御部10aが行う警備に係る処理が、警備機能に応じた処理となる。
また、警備起動状態で、警備解除ボタンの選択操作が行われると、表示装置20から操作内容が情報インタフェース10fを介して制御部10aへ伝えられて、制御部10aは警備機能を停止した状態となり、各センサS1等から検知信号を受信しても、特に警備に関する処理を行わなくなる。なお、警備起動/解除画面は、選択可能な戻るボタンも有しており、この戻るボタンの選択操作が制御部10aへ伝えられると、制御部10aは、図5(a)のメイン画面30を再度、表示装置20に表示する処理を行う。
図5(b)は設定画面31が表示装置20の表示パネル20aに表示された状態を示しており、設定準備処理に応じた画面に該当する。この設定画面31は、図5(a)のメイン画面30で各種設定ボタン30dの選択操作が行われた場合に表示されるものであり、各種設定ボタン30dの選択の旨が制御部10aに伝えられると、制御部10aは、表示パーツテーブルT1に格納された表示パーツを用いて設定画面31を生成して表示装置20に表示出力する制御処理を行う。
設定画面31は、選択操作の可能なインターホン設定ボタン31a、警備設定ボタン31b、ホームオートメーション設定ボタン31c、及びHEMS設定ボタン31dを有すると共に、画面右上に戻るボタン31eを有する。なお、設定画面31で、戻るボタン31eの選択操作が行われると、その操作の内容が制御部10aへ伝えられ、制御部10aは、図5(a)のメイン画面30に表示を切り替える処理を行うことになる。
図6は、インターホン設定画面32が表示装置20の表示パネル20aに表示された状態を示している。このインターホン設定画面32は、図5(b)の設定画面31でインターホン設定ボタン31aの選択操作が行われた場合に表示されるものであり、インターホン設定ボタン31aの選択の旨が制御部10aに伝えられると、制御部10aは、表示パーツテーブルT1に格納された表示パーツを用いてインターホン設定画面32を生成して表示装置20に表示出力する制御処理を行う。
インターホン設定画面32は、画像表示モード設定欄33、画像録画時間設定欄34、及び画像保存枚数設定欄35を有すると共に、選択可能な設定ボタン32a及び戻るボタン32bを有する。画像表示モード設定欄33は、インターホン子機7で撮像された訪問者の画像の表示モードを設定する欄であり、選択可能な優先ボタン33a及び組合せボタン33bを有する。優先ボタン33aは、インターホン子機7で訪問者が撮像されると、その撮像画像を優先的に全画面で表示装置20に表示するモードを設定するボタンである(図9参照)。一方、組合せボタン33bは、インターホン子機7で撮像された画像の表示を優先しない表示モードを設定するボタンである。この組合せボタン33bが選択されると、インターホン子機7で訪問者が撮像されたときに、表示装置20で他の内容の画面が表示中であると、その表示中の画面内容と、訪問者の撮像内容とを組み合わせた画面を表示装置20に表示するモードとなる(図10〜12参照)、これらの優先ボタン33aと組合せボタン33bは、いずれか一方を択一的に選択可能になっている。
また、画面録画時間設定欄34は、時間選択部34aを有しており、この時間選択部34aでは、インターホン子機7で撮像された画像を第2メモリ10で、動画として録画する時間を設定可能になっており、録画時間としては、0秒から15秒の範囲において1秒単位で設定可能になっている。なお、0秒が設定された場合は、録画は行われない。さらに、画像保存枚数設定欄35は、撮像画像の保存数を設定するための保存数選択部35aを有しており、保存枚数として10から200の範囲において10単位で設定可能になっている。
そして、インターホン設定画面32は、上述した各欄33〜35で設定が行われた状態で、設定ボタン32aの選択操作が行われると、設定ボタン32aの選択の旨が制御部10aへ伝えられ、制御部10aは、各欄33〜35で設定された内容を第2メモリ10dに記録する。このように設定内容を第2メモリ10dに記録した以降、制御部10aは、記録された設定内容に基づいて、インターホン機能に係る処理を行う。なお、インターホン設定画面32で、戻るボタン32bの選択操作が行われて、その操作内容が制御部10aへ伝えられると、制御部10aは、表示装置20の表示内容をインターホン設定画面32から、図5(b)の設定画面31へ切り替える処理を行うことになる。
また、図5(b)の設定画面31で、警備設定ボタン31bの選択操作が行われると、その操作の旨が制御部10aへ伝えられ、制御部10aは、表示パーツテーブルT1に格納された表示パーツを用いて、警備設定画面(図示せず)を生成して、表示装置20に表示する処理を行うことになる。この警備設定画面では、警備起動の操作を行ってから実際に警備起動状態がセットされるまでの時間、警備解除の操作を行ってから実際に警備が停止されるまでの時間、警告音を鳴らす時間、センサIDに対応づけるセンサ名の入力、及びインターホン子機7で撮像された画像の送信先(連絡先装置8の通信アドレス)等の項目について設定が可能になっており、これらの各項目の設定を行った状態で設定ボタン(上述したインターホン設定画面32の設定ボタン32aと同様なもの)の操作が行われると、インターホン設定画面32の場合と同様に、警備に関する設定内容が第2メモリ10dに記録される(例えば、入力されたセンサ名は、センサテーブル14にセンサIDと対応づけて記録される)。
このように警備に関する設定内容を第2メモリ10dに記録された以降は、この記録された設定内容に基づいて、警備機能に係る処理が制御部10aにより行われる。なお、インターホン子機7で撮像された画像の送信先として設定する対象としては、ユーザ自身の携帯端末、ユーザの家族、親戚、知人等の通信端末、又はユーザが契約する警備会社の警備センター装置等の通信アドレス(例えば、メールアドレス)が考えられる。ユーザ自身の携帯端末を連絡先として設定して場合は、ユーザが外出中に、訪問者を確認できる。また、ユーザの家族、親戚、知人等の通信端末を連絡先として設定した場合は、ユーザ宅の訪問者を家族、親戚、知人等が確認できる。さらに、警備会社の警備センター装置を連絡先として設定した場合は、警備会社のオペレータが、ユーザ宅の訪問者を遠隔的に確認できることになる。なお、この警備設定画面で、戻るボタン(上述したインターホン設定画面32の戻るボタン32bと同様なもの)の選択操作が行われると、インターホン設定画面32の場合と同様に、図5(b)の設定画面31へ表示が切り替わる。
さらに、図5(b)の設定画面31で、ホームオートメーション設定ボタン31cの選択操作が行われると、制御部10aの制御により、ホームオートメーション設定画面(図示せず)が生成されて、表示装置20に表示される。このホームオートメーション設定画面では、機器IDに対応する電気機器名(電気機器が設置された部屋の名称等も含む)の入力設定等が可能になっており、機器名の入力等を行った状態で設定ボタン(上述したインターホン設定画面32の設定ボタン32aと同様なもの)の操作が行われると、入力された設定内容が第2メモリ10dに記録される(例えば、入力された機器名は、機器テーブル15に機器IDと対応づけて記録される)。なお、このホームオートメーション設定画面においても、戻るボタンが設けられており、戻るボタンが操作されると、上記の各画面の場合と同様に、図5(b)の設定画面31へ表示が切り替わる。
さらにまた、図5(b)の設定画面31で、HEMS設定ボタン31dの選択操作が行われると、制御部10aの制御により、HEMS設定画面(図示せず)が生成されて、表示装置20に表示される。このHEMS設定画面では、消費電力に係る費用を計算する上で必要な単位電力量当たりの額の設定等が可能になっており、額の設定等を行った状態で設定ボタン(上述したインターホン設定画面32の設定ボタン32aと同様なもの)の操作が行われると、設定内容が第2メモリ10dに記録される。なお、このHEMS設定画面においても、戻るボタンが設けられており、戻るボタンが操作されると、上記の各画面の場合と同様に、図5(b)の設定画面31へ表示が切り替わる。以上の各設定画面に係る内容が、設定準備処理に応じた内容となる。
図7は、ホームオートメーション画面40が表示装置20の表示パネル20aに表示された状態を示し、このホームオートメーション画面40は、図5(a)のメイン画面31で、ホームオートメーション画面ボタン30bを選択する操作に基づき表示される。具体的には、表示装置20でホームオートメーション画面ボタン30bの選択操作が行われたことを、情報インタフェース10fが受け付けると、ボタン選択の旨が、制御部10aへ伝えられ、制御部10aは、表示パーツテーブルT1の表示パーツ、機器テーブル15に格納されている機器名、機器インタフェース10iで受け付けた各電気機器の起動状態、及び電気機器の中のエアコンから送られてくる温度の情報等を用いて、ホームオートメーション画面40を生成し、生成しが画面を情報インタフェース10fから出力する処理を行うことで、表示装置20にホームオートメーション画面40が表示される。
ホームオートメーション画面40は、建物内の部屋別に情報及び操作項目を分けた構成になっており、具体的には画面の左から右へ台所欄41、リビング欄42、1階部屋欄43、及び2階部屋欄44を配置したものになっている。各欄41〜44の中身を、台所欄41で説明すると、台所欄41は、画面中の上側に名称欄41aを設け、その下方にエアコン欄45及び照明欄46を設けている。
名称欄41aは、部屋名(「台所」という名称)、及びその部屋に配置されたエアコンから送られてきた温度情報が配置されている。エアコン欄45には、そのエアコンが現在電源オン状態であるか,又は電源オフ状態であるかを提示するため、「オン中」又は「オフ中」の文字が示される。また、エアコン欄45には、電源オンボタン45a及び電源オフボタン45bが選択可能に配置されており、これらの電源オン/オフボタン45a、45bは、台所のエアコンの電源状態によっていずれか一方のみが操作可能になる。すなわち、台所のエアコンから電源オフ状態を示す情報が送信されていると、制御部10aは、電源オンボタン45aの選択操作を可能な状態にすると共に、電源オフボタン45bは選択操作をできない状態にしてホームオートメーション画面40を生成することになり、また、台所のエアコンから電源オン状態を示す情報が送信されていると、電源オンボタン45aの選択操作をできない状態にすると共に、電源オフボタン45bは選択操作を可能な状態にする。
エアコン欄45の電源オンボタン45aの選択操作がユーザにより行われると、情報インタフェース10fは、台所のエアコンの電源オン操作を受け付けて、その操作の旨を制御部10aへ伝える。制御部10aは、操作の旨を受け付けると、機器インタフェース10iより、台所のエアコンへ電源オン指示(台所のエアコンの機器IDを含んだ指示)を送信する。台所のエアコンは、電源オン指示を受信すると、電源オンの状態となり、温度に応じた空調を行う(現在の温度が設定温度以上であれば冷房、設置温度未満であれば暖房等の空調を行う)。
また、電源オフボタン45bの選択操作が行われると、情報インタフェース10fは、台所のエアコンの電源オフ操作を受け付けて、その操作の旨を制御部10aへ伝える。制御部10aは、操作の旨を受け付けると、機器インタフェース10iより、台所のエアコンへ電源オフ指示を送信し、それに伴い、台所のエアコンは電源オンから電源オフの状態に切り替えられる。なお、制御部10aは、上記のように電源オン指示又は電源オフ指示を送信する処理を行うと、送信指示内容を送信日時及び送信先と対応づけて、第2メモリ10dの操作ログテーブル12に格納する処理を行う。
また、台所欄41の照明欄46にも、上述したエアコン欄45と同様に、「オン中」又は「オフ中」の文字が示されると共に、電源オンボタン46a及び電源オフボタン46bが選択可能に配置される。これらの電源オン/オフボタン46a、46bも、台所の照明の電源オン/オフ状態に応じて、一方のみが操作可能になっている。そして、電源オンボタン46aの選択操作が行われると、上述したエアコンの場合と同様に、台所の照明へ電源オン指示が送信され、台所の照明が点灯し、また、電源オフボタン46bの選択操作が行われると、台所の照明が消灯する。
このような台所欄41の内容は、他の欄(リビング欄42、1階部屋欄43、及び2階部屋欄44)でも基本的に同様であるが、例えば、エアコンが設置されていない部屋の欄は、エアコン欄が省略されることになり、一方、ホームオートメーションに応じたテレビジョン装置、自動カーテン開閉装置等の電気機器が設置されている部屋については、そのような電気機器の欄が適宜追加されることになる。また、図7では、台所欄41、リビング欄42、1階部屋欄43、及び2階部屋欄44を示す状態になっているが、ホームオートメーション画面40は、画面下方左側に左スクロールボタン40aを選択可能に配置すると共に、画面下方右側に右スクロールボタン40bを選択可能に配置しており、これらの各スクロールボタン40a、40bを適宜選択することで、他の部屋の欄(例えば、3階部屋欄、バスルーム欄等)も適宜、提示できる。また、他の部屋の欄において、エアコンが配置されていない部屋の場合は、エアコン欄が省略されたものになる。
なお、ホームオートメーション画面40は、画面右上に戻るボタン40cを設けており、この戻るボタン40cの選択操作が行われた旨を情報インタフェース10fが受け付けると、その操作の旨を制御部10aへ伝え、制御部10aは、図5(a)のメイン画面30の表示に切り替えることになる。以上のようなホームオートメーション画面40に係る内容が、ホームオートメーション処理に応じた内容となり、警備コントローラ10(制御部10a)が上述した処理を行うことで、ユーザは建物内に設けられた各電気機器の作動状態を一元管理できる。また、ホームオートメーション画面40は、各電気機器の電源オン又は電源オフのいずれの状態であるかを示すので電源状態画面に該当する。
図8は、HEMS画面50が表示装置20の表示パネル20aに表示された状態を示し、このHEMS画面50は、図5(a)のメイン画面30で、HEMS画面ボタン30cを選択する操作に基づき表示される。具体的には、表示装置20でHEMS画面ボタン30cの選択操作が行われたことを、情報インタフェース10fが受け付けると、ボタン選択の旨が、制御部10aへ伝えられ、制御部10aは、表示パーツテーブルT1の表示パーツ、機器テーブル15に格納されている機器名、HEMSインタフェース10kで受け付けた各電気機器の電力量の消費状態、及びHEMSログテーブル13に格納されている情報等を用いて、HEMS画面50を生成し、生成した画面を情報インタフェース10fから出力する処理が行われることで、表示装置20にHEMS画面50(電力量画面に相当)が表示されるようになる。
HEMS画面50は、上述したホームオートメーション画面40と同様に、建物内の部屋別に情報を分けた構成になっており、具体的には画面の左から右へ台所欄51、リビング欄52、1階部屋欄53、及び2階部屋欄54を配置したものになっている。各欄51〜54の中身を、台所欄51で説明すると、台所欄51は、画面中の上側に名称欄51aを設け、その下方に時間欄55及び電気代欄56を設けている。
名称欄51aは、部屋名(「台所」という名称)が配置される。また、時間欄55は、HEMSログテーブル13に格納された消費電力量に係る情報の中から、制御部10aが、直近の数時間に対して、台所に配置された電気機器(台所のエアコン、及び台所の照明等)分の消費電力に係る情報を抽出し、時間別にグラフ化したものを配置した内容になっている。さらに、電気代欄56は、HEMSログテーブル13に格納された電気代に係る情報の中から、制御部10aが、直近の数時間(例えば24時間)に対して、台所に配置された電気機器(台所のエアコン、及び台所の照明等)分の電気代に情報を抽出し、その抽出した情報が示す金額を配置した内容になっている。
このような台所欄51の内容は、他のリビング欄52、1階部屋欄53、及び2階部屋欄54でも同様である。また、図8では、台所欄51、リビング欄52、1階部屋欄53、及び2階部屋欄54を示す状態になっているが、HEMS画面50は、図7のホームオートメーション画面40と同様と同様に、画面下方左側に左スクロールボタン50aを選択可能に配置すると共に、画面下方右側に右スクロールボタン50bを選択可能に配置しており、これらの左右スクロールボタン50a、50bを適宜選択することで、他の部屋の欄も適宜、提示できる。
さらに、HEMS画面50は、画面右側に上スクロールボタン50c及び下スクロールボタン50dを設けており、これらの上/下スクロールボタン50c、50dを適宜操作させることで、直近の数時間より以前の時間帯の内容も表示装置20に表示可能にしている。なお、HEMS画面50も、上述したホームオートメーション画面40と同様、画面右上に戻るボタン50eを設けており、この戻るボタン50eの選択操作が行われた旨を情報インタフェース10fが受け付けると、その操作の旨を制御部10aへ伝え、制御部10aは、図5(a)のメイン画面30の表示に切り替えることになる。以上のようなHEMS画面50に係る内容が、HEMS処理に応じた内容となる。
図9は、インターホン画面60が表示装置20の表示パネル20aに表示された状態を示す。このインターホン画面60(画像画面に相当)は、インターホンインタフェース10gで、インターホン子機7の呼出ボタンの操作に基づき撮像素子で撮像された画像を受け付けたことをトリガにして、制御部10aが、撮像画像Gを含むインターホン画面60を生成し、その生成した画面を情報インタフェース10fから出力する処理を行うことで、表示装置20の表示パネル20aに表示される。なお、インターホン子機7で呼出ボタンが操作されると、それに伴い、表示装置20のスピーカ20bから呼出音が出力される。また、インターホン子機7のマイク20cで集音された訪問者の音声も、インターホン画面60の表示装置20の表示に合わせて、表示装置20のスピーカ20bから出力される。なお、制御部10aは、インターホンインタフェース10gで受け付けた画像を、予め設定されている連絡先装置8へ通信インタフェース10bより送信する処理もあわせて行うことになる。
このインターホン画面60は、撮像画像G(動画)を背景として配置すると共に、画面右側に音量調整部62、その下方に通話ボタン63を配置すると共に、画面右側に録画ボタン64を配置している。音量調整部62は、音量調整スライダ62aを具備しており、音量調整スライダ62aを上下に移動させることで、表示装置20のスピーカ20bから出力される音の大きさを増減できるようになっている。また、通話ボタン63の選択操作が行われると、表示装置20のマイク20cで集音が行われ、室内のユーザの音声を情報インタフェース10fが受け付けて、音声情報としてインターホンインタフェース10hへ送り、インターホンインタフェース10hは、送られてきた音声をインターホン子機7へ出力し、インターホン子機7は、その音声をスピーカから出力する。これにより、訪問者と室内のユーザとの間で通話が可能となる。
また、インターホン画面60の録画ボタン64は、図6のインターホン設定画面32で、時間選択部34aの録画時間が0秒に設定されている場合にのみ、選択可能に配置されるものであり、マニュアル操作で録画指示を出すためのものになっている(0秒以外の録画時間が設定されている場合、録画ボタン64は選択可能に配置されない)。選択可能状態の録画ボタン64の選択操作を行われると、情報インタフェース10fは、その選択の旨を受け付けて、制御部10aへ伝え、制御部10aは、インターホンインタフェース10hで受け付けた撮像画像を所要時間(例えば、10秒分)、第2メモリ10dの画像履歴テーブル11に記録(格納)する制御処理を行う。
上述した全画面的なインターホン画面60は、図6のインターホン設定画面32で優先ボタン33aが選択されて、インターホン画面表示を優先的に表示するように設定されている場合に表示される。すなわち、優先ボタン33aによる表示モードが設定されている場合、他の画面(例えば、図7のホームオートメーション画面40、又は図8のHEMS画面50)を情報インタフェース10gから出力処理中であっても、インターホンインタフェース10hで訪問者の撮像画像を受け付ければ、他の画面の出力処理から、受け付けた撮像画像を含むインターホン画面60の出力処理に切り替える制御を制御部10aは行う。
さらに、組合せボタン33bが選択されていても、ホームオートメーション処理に応じた図7のホームオートメーション画面40を表示しているとき及びHEMS処理に応じた図8のHEMS画面50を表示しているとき以外であれば、図5(a)のメイン画面30、図5(b)の設定画面31、及び機能ごとの設定画面(例えば、図6のインターホン設定画面32)が表示されても、図9のような全画面的なインターホン画面60は、インターホン子機7の呼出ボタン操作に応じて表示装置20に表示されるようになっている。これは、メイン画面30、設定画面31、及び機能ごとの設定画面は、インターホン画面60に比べて緊急性が低いので、組合せボタン33bが選択されていても、インターホン画面60を優先的に扱うためです。
一方、図10は、ホームオートメーション画面及びインターホン画面の組合せ画面70を示す。図10の組合せ画面70は、図6のインターホン設定画面32で組合せボタン33bが選択された表示モードの設定になっている場合で、図7のホームオートメーション画面40を情報インタフェース10gで出力処理中に、インターホン子機7で呼出ボタンが操作されて、インターホン子機7の撮像素子で撮像された訪問者の画像をインターホンインタフェース10hが受け付けたときに、制御部10aが生成し、情報インタフェース10fから出力する処理を行って、表示装置20で表示される画面になっている。
組合せ画面70は、画面左側にホームオートメーション画面部71を配置すると共に、画面右側にインターホン画面部75を配置した構成になっている。ホームオートメーション画面部71は、基本的に図7に示すホームオートメーション画面40の左半分と同様な画面内容になっており、ホームオートメーション画面40の内容を含み、画面下方に左スクロールボタン71a及び右スクロールボタン71bを設け、これらの各スクロールボタン71a、71bを適宜操作することで、図7のホームオートメーション画面40の所望箇所を画面左側に提示できるようにしている。また、右側のインターホン画面部75は、基本的に図9のインターホン画面60と同様の構成であり、撮像画像を含んだものになっている。このような組合せ画面70では、画面左側でホームオートメーション画面40に準じた内容を維持できると共に、画面右側で突然の訪問者も確認できるので、ホームオートメーション機能とインターホン機能の両立を図れるメリットがある。
また、図11は、HEMS画面及びインターホン画面の組合せ画面80を示す。図11の組合せ画面80も、図6のインターホン設定画面32で組合せボタン33bが選択された表示モードの設定になっている場合で、図8のHEMS画面50を情報インタフェース10gで出力処理中に、インターホン子機7で呼出ボタンが操作されて、インターホン子機7の撮像素子で撮像された訪問者の画像をインターホンインタフェース10hが受け付けたときに、制御部10aが生成し、情報インタフェース10fから出力する処理を行って、表示装置20で表示される画面になっている。
この組合せ画面80は、画面左側にHEMS画面部81を配置すると共に、画面右側にインターホン画面部85を配置した構成になっている。HEMS画面部81は、基本的に図8に示すHEMS画面50の左半分と同様な画面内容になっており、HEMS画面50の内容を含み、画面下方に左スクロールボタン81a及び右スクロールボタン81bを設けると共に、上下スクロールボタンをHEMS画面部81の右側に設け、各スクロールボタン81a、81b等を適宜操作することで、図8のHEMS画面における所望の箇所を画面左側に提示できるようにしている。また、右側のインターホン画面部85は、図10の組合せ画面と同様である。このような組合せ画面80でも、画面左側でHEMS画面50に準じた内容を維持できると共に、画面右側で突然の訪問者も確認できるので、HEMS機能とインターホン機能の両立を図れるメリットがある。
図9に示すインターホン画面60、図10の組合せ画面70のインターホン画面部75、及び図11の組合せ画面80におけるインターホン画面部85について、インターホンインタフェース10hが音声を受け付けて数秒(例えば、5〜10秒)を経過してから、その後、音声の入出力が無い場合、制御部10aは自動的に表示を消去する処理を行う。すなわち、図9に示すインターホン画面60を消去する場合、その後は、直近に表示していた画面(例えば、メイン画面31等)を表示装置20に表示する処理を制御部10aは行い、また、図10の組合せ画面70からインターホン画面部75を消去する場合は、図7のホームオートメーション画面40の表示処理を制御部10aは行い、さらに、図11の組合せ画面80からインターホン画面部85を消去する場合、図8のHEMS画面50の表示処理を制御部10aは行うことになる。
なお、警備コントローラ10は、上述した構成に限定されるものではなく、種々の変形例が想定できる。例えば、警備用のカメラを警備コントローラ10に接続し、カメラの撮像内容を表示装置20の表示パネル20aに表示して、撮像内容を確認できる仕様にしてもよい。また、警備コントローラは、各センサS1等と無線で接続する以外に有線で接続する仕様にすることも勿論可能であり、同様にホームオートメーションに応じた各電気機器D1等とも無線で接続する以外に、有線で接続するようにしてもよい。さらに、警備コントローラ10は、表示装置20を別体にしていたが、表示装置20の表示パネル20aを警備コントローラ10と一体に設けることも可能である。
一方、警備コントローラ10の仕様を簡易化する場合は、警備コントローラ10に接続するインターホン子機7としては、撮像機能を省略したものを用いて、訪問者の画像表示を行わずに、呼出及び通話に限定した仕様にしてもよい。また、ホームオートメーション機能又はHEMS機能のいずれか一方若しくは両方を省略して、システム構成の簡易化を図ることも可能である。
また、インターホン画面の内容と、ホームオートメーション画面又はHEMS画面の内容の組合せ方は、図10の組合せ画面70又は図11の組合せ画面80のように並べて配置にする以外に、例えば、図12の組合せ画面のように、全画面的なホームオートメーション画面部91の中に、ウインドウ的にインターホン画面部95を配置するような構成にすることも可能である。このような図12に示す組合せ画面90では、インターホン画面の内容を確認できる程度を維持した上で、ホームオートメーション画面の内容を提示できる範囲を、図10の場合に比べ大きくできるメリットがある。なお、図12に示すような構成は、HEMS画面の内容と、インターホン画面の内容とを組み合わせる場合にも勿論適用できる。
さらに本考案に係る警備コントローラは、建物として個人宅(戸建て)の他に、マンションのような集合住宅、及びオフィスビル等にも適用でき、集合住宅(オフィスビル等の複数の室を有する建物を含む)に適用される場合は、建物のエントランスに集合住宅用のインターホン子機が設置され、マンション住居(各室)ごとに警備コントローラを設けて、複数の警備コントローラをインターホン子機に接続した構成になる。
本考案に係る警備コントローラは、インターホン親機の機能を具備するので、インターホン親機を省略して、全体的な配置スペースの効率化を図ることに対して好適に利用することができる。
1 警備システム
2 通信装置
3 HEMS情報収集装置
4 配電盤
7 インターホン子機
10 警備コントローラ
10a 制御部
10f 情報インタフェース
10g センサインタフェース
10h インターホンインタフェース
10i 機器インタフェース
10k HEMSインタフェース
11 画像履歴テーブル
12 操作ログテーブル
13 HEMSログテーブル
20 表示装置
20a 表示パネル

Claims (6)

  1. 警備センサとの接続用のセンサインタフェースを備える警備コントローラにおいて、
    インターホン子機との接続用のインターホンインタフェースと、
    前記インターホンインタフェースで呼出を受け付けた場合、呼出音の出力処理を行う手段と、
    前記インターホンインタフェースで音声を受け付けた場合、その音声の出力処理を行う手段と、
    前記インターホンインタフェースで画像を受け付けた場合、受け付けた画像を、通信網を通じて外部の連絡先へ送信する処理を行う手段と
    を備えることを特徴とする警備コントローラ。
  2. 表示パネルとの接続用の表示インタフェースと、
    前記インターホンインタフェースで画像を受け付けた場合、その画像を含む画像画面を前記表示インタフェースから出力する処理を行う手段と、
    受け付けた画像を、受け付けた日時と共に、記録媒体へ記録する処理を行う手段と
    を備える請求項1に記載の警備コントローラ。
  3. 電気機器との接続用であり、電気機器から電源オン又は電源オフのいずれの状態であるかを示す電源状態情報を受け付ける機器インタフェースと、
    前記機器インタフェースで受け付けた電源状態情報に基づき電気機器が電源オン又は電源オフのいずれの状態であるかを示す電源状態画面を生成する手段と、
    生成した電源状態画面を前記表示インタフェースから出力する処理を行う手段と
    を備える請求項2に記載の警備コントローラ。
  4. 前記インターホンインタフェースで受け付けた画像の表示を優先するか否かの設定を受け付ける手段と、
    画像の表示を優先する設定を受け付けた場合で、電源状態画面の出力処理中に、前記インターホンインタフェースで画像を受け付けたとき、電源状態画面の出力処理から、受け付けた画像を含む画像画面の出力処理に切り替える手段と、
    画像の表示を優先しない設定を受け付けた場合で、電源状態画面の出力処理中に、前記インターホンインタフェースで画像を受け付けたとき、電源状態画面の内容及び受け付けた画像を含む組合せ画面を生成して出力する処理を行う手段と
    を備える請求項3に記載の警備コントローラ。
  5. 電力量集計装置との接続用であり、電力量集計装置から電力に係る情報を受け付ける電力インタフェースと、
    前記電力インタフェースで受け付けた電力量に係る情報に基づき電力量に係る情報を示す電力量画面を生成する手段と、
    生成した電力量画面を前記表示インタフェースから出力する処理を行う手段と
    を備える請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の警備コントローラ。
  6. 前記インターホンインタフェースで受け付けた画像の表示を優先するか否かの設定を受け付ける手段と、
    画像の表示を優先する設定を受け付けた場合で、電力量画面の出力処理中に、前記インターホンインタフェースで画像を受け付けたとき、電力量画面の出力処理から、受け付けた画像を含む画像画面の出力処理に切り替える手段と、
    画像の表示を優先しない設定を受け付けた場合で、電力量画面の出力処理中に、前記インターホンインタフェースで画像を受け付けたとき、電力量画面の内容及び受け付けた画像を含む組合せ画面を生成して出力する処理を行う手段と
    を備える請求項5に記載の警備コントローラ。


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