JPWO2010029770A1 - 構造体、アンテナ、通信装置、及び電子部品 - Google Patents

構造体、アンテナ、通信装置、及び電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2010029770A1
JPWO2010029770A1 JP2010528663A JP2010528663A JPWO2010029770A1 JP WO2010029770 A1 JPWO2010029770 A1 JP WO2010029770A1 JP 2010528663 A JP2010528663 A JP 2010528663A JP 2010528663 A JP2010528663 A JP 2010528663A JP WO2010029770 A1 JPWO2010029770 A1 JP WO2010029770A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
wiring
electronic component
opening
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010528663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5516407B2 (ja
Inventor
徳昭 安道
徳昭 安道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2010528663A priority Critical patent/JP5516407B2/ja
Publication of JPWO2010029770A1 publication Critical patent/JPWO2010029770A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5516407B2 publication Critical patent/JP5516407B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/0006Particular feeding systems
    • H01Q21/0031Parallel-plate fed arrays; Lens-fed arrays
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q15/00Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
    • H01Q15/0006Devices acting selectively as reflecting surface, as diffracting or as refracting device, e.g. frequency filtering or angular spatial filtering devices
    • H01Q15/006Selective devices having photonic band gap materials or materials of which the material properties are frequency dependent, e.g. perforated substrates, high-impedance surfaces
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q15/00Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
    • H01Q15/0006Devices acting selectively as reflecting surface, as diffracting or as refracting device, e.g. frequency filtering or angular spatial filtering devices
    • H01Q15/0086Devices acting selectively as reflecting surface, as diffracting or as refracting device, e.g. frequency filtering or angular spatial filtering devices said selective devices having materials with a synthesized negative refractive index, e.g. metamaterials or left-handed materials
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q15/00Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
    • H01Q15/14Reflecting surfaces; Equivalent structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/06Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
    • H01Q21/061Two dimensional planar arrays
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/30Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Connection Structure (AREA)
  • Aerials With Secondary Devices (AREA)

Abstract

構造体110は、第1導体パターン121、第2導体パターン111、複数の第1開口104、及び複数の配線106を備えている。第1導体パターン121は、例えばシート状である。第2導体パターン111は例えばシート状であり、第1導体パターン121に少なくとも一部が対向している。複数の第1開口104は第1導体パターン121に設けられている。配線106は、複数の第1開口104の中に設けられており、一端が第1導体パターン121に接続している。そして第1開口104及び配線106を含む単位セル107が繰り返し配置されている。

Description

本発明は、メタマテリアルとしての特性を有する構造体、アンテナ、通信装置、及び電子部品に関する。
近年、例えば特許文献1〜4に示すように、導体パターンや導体構造を周期的に配列させることで、構造中を伝播する電磁波の分散関係を人工的に制御するメタマテリアルが提案されている。例えば、電磁波の波長が大幅に短くなるように制御されたメタマテリアルを使用すると、共振器アンテナの小型化が可能となる。また、ある周波数帯域において電磁波伝播を抑制するメタマテリアル(電磁バンドギャップ(Electromagnetic Band Gap:以下EBGと記載)構造を使用すると、高周波回路からの不要電磁波伝播による回路間の電磁干渉を防ぐことが可能となる。
例えば特許文献1には、メタマテリアルの一形態である右手/左手複合(Composite Right and Left Handed:CRLH)線路を利用した小型アンテナ構造が開示されている。特許文献1で開示されているアンテナにおける復号線路は、導体プレーンと、導体プレーンと平行に配置された導体パッチと、導体プレーンと導体パッチ間を接続する導体ビアとを含む単位セルを周期的に配置することにより構成されている。また特許文献1では、さらに低周波側で左手系媒質として動作させるため、導体プレーンと導体パッチの間の層に、導体エレメントを設けて隣接する導体パッチ間の容量を増加させることが開示されている。また同様の目的のために、導体プレーンの導体ビア接続部付近にスリットを設けてコプレナーラインを形成し、導体プレーンと導体パッチ間のインダクタンスを増加させることが開示されている。
また特許文献2には、いくつかのEBG構造が開示されている。例えばFIG.4には、共振ビア型EBG構造の断面構造とその単位セル当たりの等価回路が記載されている。またFIG.1とFIG.2には誘導性グリッド型EBG構造の上面図が、FIG.5には誘導性グリッド型EBG構造の単位セル当たりの等価回路が、それぞれ示されている。
また特許文献3には、誘導性グリッド型EBG構造の1形態であるUniplanar Compact Photonic Bandgap構造(以下、UC−PBG構造と称す)が開示されている。UC−PBG構造は導体2層で構成され、開口のない第1導体プレーンと導体パターンの周期構造をなす導体層から構成される。
また特許文献4には、誘導性グリッド型EBG構造の1形態であるAlternating impedance Electromagnetic Bandgap構造(以下、AI−EBG構造と称す)が開示されている。 AI−EBG構造もUC−PBG構造同様に導体2層で構成され、導体パターンの周期構造をなす導体パターン層と開口のない導体プレーン層とからなる。導体パターン層は特許文献4のFIG.1Aに示すレイアウトの通り、周期構造をなす正方形の大きな導体パッチと隣接する大きな導体パッチ間を接続する微小な正方形の導体パッチからなるインダクタンス要素から構成されている。インダクタンス要素として機能する微小な導体パッチと各大きな導体パッチとは大きな導体パッチの頂点の箇所で接続されている。
米国特許出願公開第2007/0176827号明細書 米国特許出願公開第2007/0090398号明細書 米国特許第6518930号明細書 米国特許第7215301号明細書
しかし、特許文献1に挙げた構造の場合、ビアが必要な構造となるため、ビアが不要な構造に比べ製造コストが高くなる。 また特許文献2に示された共振ビア型EBG構造の場合、導体層が最低3層必要で且つビアが必要な構造となるため、導体層2層の構成のEBG構造に比べ、構造が複雑で製造コストが高くなる。
また特許文献3や特許文献4に示された誘導性グリッド型EBG構造の場合、等価回路の並列共振回路におけるインダクタンス値及び容量値のいずれもあまり大きくできないため、単位セルが大きくなるという課題がある。
本発明の目的は、ビアを必要とせず、導体2層で構成することができ、かつ単位セルを小型化することができる構造体、アンテナ、通信装置、及び電子部品を提供することにある。
本発明によれば、第1導体と、
前記第1導体に少なくとも一部が対向している第2導体と、
前記第1導体に設けられた複数の第1開口と、
前記複数の第1開口の中に設けられ、一端が前記第1導体に接続している複数の配線と、
を備え、
前記第1開口及び前記配線を含む単位セルが繰り返し配列されている構造体が提供される。
本発明によれば、第1導体と、
前記第1導体に少なくとも一部が対向している第2導体と、
前記第1導体に設けられた複数の第1開口と、
前記複数の第1開口の中に前記第1導体から分離して設けられている複数の島状の第3導体と、
前記複数の第3導体に設けられ、前記第3導体を前記第1導体に接続するチップインダクタと、
を備え、
前記第1開口、前記第3導体、及び前記チップインダクタを有する単位セルが繰り返し配列されている構造体が提供される。
本発明によれば、アンテナエレメントと、
前記アンテナエレメントに対向して設けられた反射板と、
を備え、
前記反射板は、
第1導体と、
前記第1導体に少なくとも一部が対向している第2導体と、
前記第1導体に設けられた複数の第1開口と、
前記複数の第1開口の中に設けられ、一端が前記第1導体に接続している複数の配線と、
を備えた構造体であって、前記第1開口及び前記配線を含む単位セルが繰り返し配列されている構造体を有しているアンテナが提供される。
本発明によれば、電源が供給される電源層と、
グラウンドが供給されるグラウンド層と、
前記電源層及び前記グラウンド層の一方に設けられた第1導体と、
前記電源層及び前記グラウンド層の他方に設けられ、前記第1導体に少なくとも一部が対向している第2導体と、
前記第1導体に設けられた複数の第1開口と、
前記複数の第1開口の中に設けられ、一端が前記第1導体に接続している複数の配線と、
を備え、
前記第1開口及び前記配線を含む単位セルが繰り返し配列されている電子部品が提供される。
本発明によれば、ビアを必要とせず、導体2層で構成することができ、かつ単位セルを小型化することができる構造体、アンテナ、通信装置、及び電子部品を提供することができる。
(a)は、第1の実施形態に係る構造体の断面図であり、(b)は(a)に示した構造体の斜視図である。 (a)は図1に示した構造体に用いられる第1導体パターンが形成されている層の平面図であり、(b)は(a)に示した層の各構成を分解して示した図である。 図1に示した構造体の等価回路図である。 各図は配線の変形例を示す図である。 第3導体パターン及び配線の配置の変形例を示す図である。 (a)は、第2の実施形態に係る構造体の断面図であり、(b)は(a)に示した構造体の第2導体パターンの平面図であり、(c)は(a)に示した構造体の単位セルを上面から透視した平面図であり、図6(d)はこの単位セルの斜視図である。 (a)及び(b)は単位セルを上面から透視したときに配線の一部が第2開口に含まれている例を示す平面図である。 配線の代わりにチップインダクタを用いた例を示す図である。 第3の実施形態に係る構造体の斜視図である。 (a)は図9に示した構造体の断面図であり、図10(b)は第1導体パターンが設けられている層の平面図である。 (a)は図10に示した単位セルの等価回路図であり、(b)は図10に示した単位セルを図10におけるx方向に半周期a/2だけずらした場合の単位セルの等価回路図である。 図9に示した構造体及び平行平板導波路の電磁波伝播特性を比較した分散曲線を示す図である。 配線がミアンダを形成するように延伸している例を示す図である。 配線がループを形成するように延伸している例を示す図である。 配線がスパイラルを形成するように延伸している例を示す図である。 配線の形状が互いに異なっている例を示す図である。 単位セルの配列が一次元配列である例を示す図である。 第1開口が長方形である例を示す図である。 第1開口が正六角形である例を示す図である。 配線の一端が正方形の第1開口の角に接続している例を示す図である。 配線の幅が途中で変わっている例を示す図である。 (a)は第1開口内に複数の配線が設けられている例を示す図であり、(b)は第1開口内に配線から分岐している分岐配線が設けられている例を示す図である。 第4の実施形態に係る電子部品の断面図である。 回路基板が導体2層により構成されている場合を示す図である。 構造体を具備する構造体の回路基板上の配置例を示す平面図である。 図25に示した回路基板の断面図である。 図23に示す回路基板を下側からみたときの平面図である。 構造体が伝送線路のリターンパスとして機能する効果を説明するための図である。 第5の実施形態に係る電子部品の断面図である。 第6の実施形態に係るアンテナの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1(a)は、第1の実施形態に係る構造体110の断面図であり、図1(b)は図1(a)に示した構造体110の斜視図である。図2(a)は図1に示した構造体110に用いられる第1導体パターン121が形成されている層の平面図であり、図2(b)は図1(a)に示した層の各構成を分解して示した図である。
この構造体110は、誘電層(例えば誘電体板)を介して対向している2層の導体層により構成されており、第1導体としての第1導体パターン121、第2導体としての第2導体パターン111、複数の第1開口104、及び複数の配線106を備えている。第1導体パターン121は、例えばシート状である。第2導体パターン111は、例えばシート状であり、第1導体パターン121に少なくとも一部(ただしほぼ全体であってもよい)が対向している。複数の第1開口104は第1導体パターン121に設けられている。配線106は、複数の第1開口104それぞれの中に設けられており、一端が第1導体パターン121に接続している。そして第1開口104及び配線106を含む単位セル107が繰り返し、例えば周期的に配置されている。単位セル107が繰り返し配置されることにより、構造体110はメタマテリアル、例えばEBG(Electromagnetic Band Gap)として機能する。
本実施形態に係る構造体110の単位セル107は、さらに第3導体としての第3導体パターン105を有している。第3導体パターン105は、第1開口104の中に第1導体パターン121から分離して設けられている島状のパターンであり、配線106の他端129が接続している。そして単位セル107は、第1開口104、配線106、及び第3導体パターン105、並びに第2導体パターン111のうちこれらに対向する領域によって構成されている。
本実施形態において単位セル107は、2次元配列を有している。より詳細には、単位セル107は、格子定数がaである正方形の格子の格子点それぞれに配置されている。このため複数の第1開口104は、中心間距離が互いに同一となっている。これは、後述する図4(a)〜図4(c)及び図5(a)及び図5(b)に示す例においても同様である。ただし、単位セル107は一次元配列であっても良い。複数の単位セル107は、互いに同一の構造を有しており、同一の向きに配置されている。本実施形態において、第1開口104及び第3導体パターン105は正方形であり、中心が互いに重なるように、かつ同一の向きに配置されている。そして配線106は、一端119が第1開口104の一辺の中央に接続しており、この一辺に対して垂直に直線状に延伸している。配線106はインダクタンス要素として機能する。
このような構造により、第3導体パターン105と第2導体パターン111との間に容量Cが生じる。また、第3導体パターン105と第1導体パターン121との間には、平面型のインダクタンス要素としての配線106(インダクタンスL)が電気的に接続されている。このため、第2導体パターン111と第1導体パターン121との間に直列共振回路118がシャントされた構造となり、回路的には図3に示した構造と等価になる。
構造体110においては、必要な導体層数が2層で済み、且つ、ビアを用いないため、構造の簡単化及び薄型化でき、かつ製造コストを抑えることが可能となる。また、構造体110においては配線106を用いるため、ビアによりインダクタンスを形成する構造体と比べてインダクタンスを大幅に増大することができる。
ここで、ストップバンド(バンドギャップ)の周波数帯はインダクタンスと容量による直列共振周波数によって決まる。直列共振周波数をある特定の値に設定したい場合には、配線106を設けることによりインダクタンスが大幅に増加するため、容量を小さく抑えることが可能となる。よって、第3導体パターン105の小型化が可能となるため、結果として開口104及び単位セル107の長さaを小さくすることが可能となり、構造体110を小型化することができる。
更に、本実施形態に係る構造体110では、直流電流は配線106を経由せずに、第1導体パターン121を経由する。直流電流が配線106を経由しない理由は、配線106とつながる第3導体パターン105がオープンになっているためである。つまり、第1開口104を小さくすると、直流電流の通る第1導体パターン121を幅広にすることが可能となり、直流電流に対する抵抗を小さくすることができる。
なお、図2の例では配線106を直線状にしているが、配線106を、図4(a)に示すようにミアンダ形状にしてもよいし、図4(b)に示すようにスパイラル形状にしても良い。更には、図4(c)に示すように配線106を折れ線状にしてもよい。
図2には、各第1開口104内に1つの第3導体パターン105と1つの配線106を形成した例を示したが、各第1開口104内に2つ以上の第3導体パターン105と配線106を形成することも可能である。図5(a)に示す例は、第1開口104内に2つの第3導体パターン105と2つの配線106を形成した場合の第1導体パターン121のレイアウトを示す平面図である。この図において、2組の第3導体パターン105及び配線106は、線対称となるように第1開口104の中に配置されている。第1開口104は正方形であり、2つの第3導体パターン105は長方形である。第1開口104及び第3導体パターン105は、辺が互いに平行である。2つの第3導体パターン105は、第1開口104の中心と第1開口104の一辺の中心を結ぶ直線を軸に、互いに線対象に配置されている。そして配線106は、一端119が第1開口104の一辺の中央からこの一辺に対して垂直に直線状に延伸しており、他端129が第3導体パターン105の長辺の中央に接続している。
また、図5(b)に示す例は、第1開口104内に4つの第3導体パターン105と4つの配線106を形成した場合の第1導体パターン121のレイアウトを示す平面図である。この図において、4組の第3導体パターン105及び配線106は、第1開口104の中心を軸に点対称となるように第1開口104の中に90°間隔で配置されている。第1開口104は正方形であり、4つの第3導体パターン105も正方形である。第1開口104及び第3導体パターン105は、辺が互いに平行である。4つの第3導体パターン105は、第1開口104の中心を軸に点対象に配置されている。そして配線106は、一端119が第1開口104の角から第1開口104の一辺に対して45°の向きに直線状に延伸しており、他端129が第3導体パターン105の角に接続している。
図5(a)及び図5(b)に示した構造体110において、単位セル107当たりの等価回路は図5(c)に示す通り、直列共振回路118が複数個並列に接続されたことになる。
ここで、複数の直列共振回路118が互いに等しい場合は、図3に示す回路と等価になるため、各第1開口104内に1つの第3導体パターン105と1つの配線106が形成されている場合と同じ特性が得られる。一方、複数個並列に接続された直列共振回路118が互いに異なるようにすると、ストップバンドを広帯域化させたり、マルチバンド化させることができる。
なお、図2(a)は正方形の第1開口104を正方格子状に周期配列する例を示しているが、第1開口104のレイアウトは図2(a)の正方形に限ることはない。例えば、正六角形の第1開口104を正六角形のような多角形にしたりや円形にすることも可能である。また第1開口104を三角格子状に配置しても良い。
次に、構造体110の製造方法の一例を説明する。まず、シート状の誘電体層の両面に導電膜を形成する。そして一方の導電膜上にマスクパターンを形成し、このマスクパターンをマスクとして導電膜をエッチングする。これにより導電膜が選択的に除去され、第1導体パターン121、複数の第1開口104、及び複数の配線106が一体的に形成される。また他方の導電膜は、そのまま第2導体パターン111として使用することができる。
また、構造体110は、ガラス基板やシリコン基板等に第1導体パターン121、シリコン酸化膜等の誘電体膜、第2導体パターン111を薄膜プロセスに用いて順次形成することにより作製することも可能である。或いは、第2導体パターン111と第1導体パターン121の層が対向する空間には何も設けなくてもよい(空気でもよい)。
(第2の実施形態)
図6(a)は第2の実施形態に係る構造体110の断面図である。本実施形態に係る構造体110は、第2導体パターン111に複数の第2開口114を有している点を除いて、第1の実施形態に係る構造体110と同様の構成である。第2開口114は、平面視において複数の配線106それぞれと重なっている。第2開口114を設けることにより、配線106と第2導体パターン111の間を鎖交する磁束が増加するため、これによって配線106の単位長さ当たりのインダクタンスが増加する。
図6(b)は図6(a)に示した構造体110の第2導体パターン111の平面図である。第2開口114は第2導体パターン111に周期的に配列されている。第2開口114の周期はaであり、単位セル107の一辺の長さ及び第1開口104の周期と等しい。
図6(c)は図6(a)に示した構造体110の単位セル107を上面から透視した平面図であり、図6(d)はこの単位セル107の斜視図である。これらの図において、配線106は、平面視において全て第2開口114の中に位置している。これにより、配線106の単位長さ当たりのインダクタンスを増加させることが可能となる。従って所望のインダクタンス値に設計する上で、配線106を小型にすることが可能となるため、配線106の占有する面積を減らすことが可能となり、結果として単位セル107の小型化が可能となる。
図6(c)は単位セル107を上面から透視したときに配線106の全てが第2開口114に含まれている例を示しているが、配線106の一部が平面視において第2開口114の中に位置するように設計することも可能である。図7(a)及び図7(b)は単位セル107を上面から透視したときに配線106の一部が第2開口114に含まれている例を示す平面図である。このような構造は、第2開口114の小型化とインダクタンスの増加を両立させる際に有効である。
なお、第1及び第2の実施形態に示した各例において、図8(a)の平面図及び図8(b)の断面図に示すように、配線106の代わりにチップインダクタ500を用いても良い。
(第3の実施形態)
図9は、第3の実施形態に係る構造体110の斜視図である。図10(a)は、図9に示した構造体110の断面図であり、図10(b)は第1導体パターン121が設けられている層の平面図である。この構造体110は、第3導体パターン105を有しておらず、配線106の他端129が開放端になっている点を除いて、第1の実施形態に係る構造体110と同様の構成である。そして本実施形態では、配線106はオープンスタブとして機能しており、第2導体パターン111のうち配線106に対向する部分及び配線106が、伝送線路101、例えばマイクロストリップ線路を形成している。本実施形態に係る構造体110の製造方法は、第1の実施形態と同様である。
本図に示す例において、第1開口104及び配線106、並びに第2導体パターン111のうちこれらに対向する領域を含む単位セル107が構成されている。図9及び図10に示す例では、単位セル107は、平面視において2次元配列を有している。より詳細には、単位セル107は、格子定数がaである正方形の格子の格子点それぞれに配置されている。このため複数の第1開口104は、中心間距離が互いに同一となるように配置されている。
複数の単位セル107は、互いに同一の構造を有しており、同一の向きに配置されている。本実施形態において、第1開口104は正方形である。そして配線106は、第1開口104の一辺の中央からこの一辺に対して垂直に直線状に延伸している。
図11(a)は、図10に示した単位セル107の等価回路図である。本図に示すように、第1導体パターン121と第2導体パターン111の間には寄生容量Cが形成される。また第1導体パターン121にはインダクタンスLが形成される。本図に示す例では、単位セル107で見た場合に第1導体パターン121は第1開口104によって2等分され、かつ配線106が第1開口106の中心に配置されているため、インダクタンスLも配線106を中心に2等分されている。
また上記したように、配線106はオープンスタブとして機能しており、第2導体パターン111のうち配線106に対向する部分と配線106とが伝送線路101、例えばマイクロストリップ線路を形成している。伝送線路101の他端は開放端になっている。
図11(b)は、図10に示した単位セル107を図10におけるx方向に半周期a/2だけずらした場合の単位セル107の等価回路図である。本図に示す例において、単位セル107の取り方が違うため、インダクタンスLは配線106によっては分断されていない。ただし単位セル107は複数周期的に配置されているため、単位セル107の取り方の違いによって、図9に示した構造体110の特性は変化しない。
そして構造体110を伝播する電磁波の特性は、インダクタンスLに基づいた直列インピーダンスZと、伝送線路101及び寄生容量Cに基づいたアドミタンスによって決まる。
図12は、図9に示した構造体110及び平行平板導波路の電磁波伝播特性を比較した分散曲線を示す。図12において、実線は図9に示した構造体110において単位セル107が無限個周期配列されている場合の分散関係を示している。また破線は図9における第1導体パターン121を第1開口104及び配線106がない導体パターンに置き換えることにより形成される平行平板導波路における分散関係を示している。
破線で示される平行平板導波路の場合、波数と周波数は比例関係にあるため直線で表され、その傾きは以下の(1)式で表される。
f/β=c/(2π・(εr・μr)1/2)・・・(1)
一方、図9に示した構造体110の場合、周波数が上がるにつれて、破線で示される平行平板導波路に比べ波数が急激に増加し、波数が2π/aに達すると、それ以上の周波数帯にバンドギャップが現れる。そしてさらに周波数が上がると再びパスパンドが現れる。一番低周波側で現れるパスバンドについてはその位相速度が点線で示される平行平板導波路の位相速度に比べ小さくなっている。
さらに、図11(a)および図11(b)に示した単位セル107の等価回路図において、伝送線路101の線路長を長くすることにより、バンドギャップが低周波側にシフトする。一般に、単位セルサイズを小型化するとバンドギャップ帯域は高周波側にシフトするが、伝送線路101の線路長を長くすることにより、バンドギャップの下限周波数を変えずに単位セルサイズを小型化することが可能となる。
また、伝送線路101の線路長を長くすることにより、バンドギャップが低周波側にシフトするのに伴い、一番低周波側で現れるパスバンドにおける位相速度も小さくなる。この一番低周波側で現れるパスバンドにおいては、同一周波数である場合、平行平板導波路における電磁波の波数よりも図9に示した構造体110における電磁波の波数の方が大きくなるという条件が満たされる。このため、平行平板導波路における電磁波の波長よりも図9に示した構造体110における電磁波の波長の方が短くなる。つまり、図9に示した構造体110を使用することにより、共振器の小型化が可能になる。
ここで、アドミタンスYは伝送線路101の入力アドミタンスと容量Cから決まる。伝送線路101の入力アドミタンスは、伝送線路101の線路長(すなわち配線106の長さ)および伝送線路101の実効誘電率により決まる。ある周波数における伝送線路101の入力アドミタンスは伝送線路101の線路長および実効誘電率により、容量性もしくは誘導性となる。通常、伝送線路101の実効誘電率は、導波路を構成する誘電体材料により決まってしまう。これに対して伝送線路101の線路長には自由度があり、所望の帯域においてアドミタンスYが誘導性となるように伝送線路101の線路長を設計することが可能にある。この場合、図9に示した構造体110が、上記した所望の帯域においてバンドギャップを有するように振舞う。
よって図11(a)又は図11(b)に示した等価回路で記述される構造を実現するためには、各第1開口104内の配線106の線路長が等しく、また配線106の一端119と第1導体パターン121との接続部が周期的に配置されており、各単位セル107の中において一端119の位置が同じであれば良い。
なお、伝送線路101の線路長、すなわち配線106の長さは、配線106の延伸形状を適宜変更することにより調節することができる。例えば図13に示す例では、配線106はミアンダを形成するように延伸している。図14に示す例では、配線106は、第1開口104の縁に沿ったループを形成するように延伸している。図15に示す例では、配線106はスパイラルを形成するように延伸している。
また図9、図10、及び図13〜図15に示すように、第1開口104内の配線106の形状、大きさ、向きが全て同じ単位構造の周期配列であれば設計が容易になる。ただし、図16の変形例で示すように、複数の配線106の少なくとも一つは他とは異なっていてもよい。図16においては、配線106の形状は互いに異なっており、そのうち一つは折れ線形状である。ただし配線106の長さは互いに等しい。また各単位セル107の中において配線106の一端119の位置が同じになっているため、一端119の位置は周期性を保っている。
また図17の変形例に示すように、単位セル107の配列は一次元配列であっても良い。ただしこの場合においても、各単位セル107は同じ向きを向いている。
また、第1開口104は正方形である必要はなく、他の多角形であってもよい。例えば第1開口104は、図18に示すように長方形であってもよいし、図19に示すように正六角形であってもよい。図19に示す例では、配線106は第1開口104の角から、第1開口104の辺に対し60°の向きに延伸している。
また図20に示すように、配線106の一端119は正方形の第1開口104の角に接続していても良い。本図に示す例において、配線106は第1開口104の角から、第1開口104の辺に対して45°の向きに延伸している。
また図21に示すように、配線106は途中で幅が変わっていてもよい。例えば図21(a)に示す例では、配線106のち第1導体パターン121に接続している一端119が、開放端である他端129より幅が太い。また図21(b)に示す例では、一端119が他端129より幅が狭い。
また図22(a)に示すように、第1開口104内に複数の配線106を有していても良い。この場合、同一の第1開口104内に位置する配線106は、互いに長さが異なっているのが好ましい。また図22(b)に示すように、第1開口104内に配線106から分岐している分岐配線109を有していても良い。この場合において、配線106の一端から分岐配線109の開放端までの長さと、配線106の長さは互いに異なっているのが好ましい。なお、図22(a),(b)のいずれの場合においても、単位セル107は同一の構成を有しており、かつ同一の向きを向いているのが好ましい。
なお上記した各例において、複数の第1開口104の形状は互いに異なっていても良い。ただし、配線106の一端119の位置は周期性を有している必要がある。
以上、本実施形態によれば、ビアを必要とせず、導体2層で構成することができ、かつ単位セル107を小型化することができる構造体110を提供することができる。
また図22に示すように、第1開口104内に長さが異なる複数の配線106を設けたり、分岐配線109を設けると、単位セル107の等価回路は、長さが異なる複数の伝送経路を並列に有することになる。このため、構造体110は、各伝送経路の長さに対応する周波数帯にバンドギャップを有することになるため、複数のバンドギャップを有すること(マルチバンド化)ができる。
(第4の実施形態)
図23は、第4の実施形態に係る電子部品の断面図である。本実施形態に係る電子部品は回路基板213であり、電源プレーンが形成されている電源層113、及びグラウンドプレーンが形成されているグラウンド層122を備えている。そして電源層113及びグラウンド層122を用いて、第1〜第3の実施形態のいずれかに示した構造体110が構成されている。具体的には、電源層113及びグラウンド層122の一方に第1導体パターン121、複数の第1開口104、及び複数の配線106、並びに必要に応じて第3導体パターン105が形成されている。また電源層113及びグラウンド層122の他方に第2導体パターン111が形成されている。本実施形態において構造体110は、ノイズフィルタとして、平面視において回路基板213の一部の領域に設けられている。これにより、ノイズが回路基板213内を伝播することを抑制できる。以下、詳細に説明する。
図23に示す例では、回路基板213は導体4層により構成されている。そしてノイズフィルタとしての構造体110は、回路基板213内に形成された内側の2導体層で形成されている。構造体110を構成する第2導体パターン111の上側及び第1導体パターン121の下側に、信号層203がそれぞれ形成されている。そして第1導体パターン121及び第2導体パターン111のうちいずれか一方が電源プレーンに接続され、他方がグラウンドプレーンに接続されている。
図23に示す例においては、構造体110の第2導体パターン111が上層側に、第1導体パターン121が下層側に形成されているが、第2導体パターン111を下層側に、第1導体パターン121を上層側に形成しても良い。なお、信号層203は、第1導体パターン121及び第2導体パターン111上に配置しているが、第1導体パターン121及び第2導体パターン111の一方の導体パターンのみの上に設けられていてもよい。
また、図24の各図に示すように、回路基板213が導体2層により構成されている場合であっても、ノイズフィルタとしての構造体110を回路基板213に内蔵することも可能である。この場合、電源層又はグラウンド層のいずれか一方(例えば電源層)に信号層203が形成される。そして図24(a)及び図24(c)の断面図に示すように、第2導体パターン111もしくは第1導体パターン121が信号層203に含まれるような構成とすれば良い。
図24(a)において、第2導体パターン111が下層側に、第1導体パターン121が上層側に形成されている。構造体110が図中左右に設けられ、その間に信号配線202と第2導体パターン111により構成されるマイクロストリップ線路204が設けられている。図24(a)の例では、信号配線202が第1導体パターン121と同一層内に設けられているため、第1導体パターン121が信号層203に含まれる構成となっている。
図24(b)において、第2導体パターン111が上層側に、第2導体プレーン122層が下層側に形成されている。構造体110が図中左右に設けられ、その間に信号配線202と第1導体パターン121により構成されるマイクロストリップ線路204が設けられている。このように信号配線202を第2導体パターン111の層内に設けることにより、第2導体パターン111が信号層203に含まれるような構成となっている。
更に、マイクロストリップ線路以外の伝送線路構造を用いることも可能である。図24(c)の例では、構造体110が左右に設けられ、その間に信号配線202と第2導体パターン111により構成されるコプレナ導波路205が設けられている。図24(c)の例では信号配線202が第2導体パターン111の層内に設けられているため、第2導体パターン111が信号層203に含まれる構成となっている。
図25は、構造体110を具備する構造体110の回路基板213上の配置例を示す平面図であり、図26は図25の断面図である。回路基板213上には、ノイズ源となる半導体パッケージ215が第1領域に、ノイズの影響を受けやすい半導体パッケージ225が第2領域に、それぞれ実装されており、それぞれの半導体パッケージは、図26に示すように、電源層の電源プレーン204及びグランド層のグラウンドプレーン206とビアを介して電気的に接続されている。
図25(a)の例では、回路基板213内の電源・グランド層間の全領域に電源ノイズ抑制フィルタとしての構造体110が配置されている。上述のように構造体110を構成する第1導体パターン121及び第2導体パターン111のうちいずれか一方が電源層に接続され、他方がグランド層に接続されている。構造体110は必ずしも回路基板213内の電源・グランド層間の全領域に設ける必要はない。
図25(b)の例では構造体110がノイズ源となる半導体パッケージ215側とノイズの影響を受けやすい半導体パッケージ225の間に帯状に配置されている。図25(c)の例では構造体110がノイズの影響を受けやすい半導体パッケージ225を囲むように配置され、図25(d)の例では構造体110がノイズ源となる半導体パッケージ215を囲むように配置されている。
図25(b)乃至図25(d)の例はいずれも構造体110を境にして、電源−グラウンドプレーンが、ノイズ源となる半導体パッケージ215側とノイズの影響を受けやすい半導体パッケージ225側とに分離されるようなレイアウトとなっている。
このように、構造体110をノイズフィルタとして電源・グランド層間の一部又は全部に配置することにより、ノイズ源となる半導体パッケージ215から、回路基板213の電源・グランド層間を介して電源ノイズが伝播することを抑制できる。そして、ノイズの影響を受けやすい半導体パッケージ225の誤動作の抑制及び回路基板213からの不要な電磁放射を抑制することが可能となる。
図27は図23に示す回路基板213を下側からみたときの平面図を示す。下側の信号層203に形成される信号配線202は、第1導体パターン121内の第1開口104を避けて延伸している。このようなレイアウトにすることにより、第1導体パターン121が信号配線のリターンパスとして機能するため、信号品質の劣化を防ぐことが可能となる。
ここで、構造体110が伝送線路のリターンパスとして機能する効果に関して、図28を用いて説明する。まず、第1開口104がない第2導体パターン111は、無条件でリターンパスとして機能する。
一方、第1導体パターン121のように第1開口104が設けられている場合でもリターンパスとして機能する。但し、図28(a)に示すように、第1導体パターン121のうち第1開口104の相互間に位置する部分が信号配線よりも幅広で、且つ、信号線が通る箇所にスリットがない条件が必要となる。(図28(b)の状況ではNG)。第1導体パターン121をリターンパスとして機能させるためには、第1導体パターン121のうち第1開口104の相互間に位置する部分が信号配線の幅wに対して4倍程度以上は必要とされている。
開口を有する従来型の誘導性グリッド型EBG構造の場合、第1導体パターン121側を伝送線路のリターンパスとして機能させるのは非常に困難であると考えられる。これは、従来型の誘導性グリッド型EBG構造の場合、インダクタンス要素を形成する導体パターンとして幅狭で長い導体配線を用いることが想定されるためである。つまり、信号線をレイアウトする際に信号線がスリットをまたいでしまうか(図28(b)の状況)、もしくは図28(b)に示すように信号配線に対して対になる導体パターンが幅狭になる可能性が高いからである。
それに対して、本実施形態にかかる構造体110の場合には、上述のように第1開口104を小さくできるため、リターンパスとしての導体幅を確保することにより、信号配線のリターンパスとして機能するようになる。
(第5の実施形態)
図29は、第5の実施形態に係る電子部品の断面図である。この電子部品は、インターポーザ410を有している。本図に示す例においてインターポーザ410は導体4層により構成されている。そしてノイズフィルタとしての構造体110が、インターポーザ410内に形成された内側の2導体層で形成されている。構造体110は、平面視においてインターポーザ410の全面に形成されているが、少なくとも半導体チップ420が搭載される領域、好ましくはさらにその周囲に設けられていれば良い。構造体110を構成する第2導体パターン111の下側及び第1導体パターン121の上側に信号層203がそれぞれ形成されている。そして第1導体パターン121及び第2導体パターン111のうちいずれか一方が電源プレーン411として機能し、他方がグラウンドプレーン412として機能する。本図に示す例では、第1導体パターン121が電源プレーン411として機能し、第2導体パターン111がグラウンドプレーン412として機能する。
本実施形態において、インターポーザ410の一面には半導体チップ420が実装(例えばフリップチップ実装)されている。そして半導体チップ420は、インターポーザ410に設けられたビア413,414を介して電源プレーン411及びグラウンドプレーン412に接続している。電源プレーン411及びグラウンドプレーン412は、インターポーザ410に設けられたビア415,416を介して、インターポーザ410の他面に設けられたハンダボール430に接続している。平面視において、ビア413,414とビア415,416の間には構造体110の一部が位置している。このため、半導体チップ420がノイズ元となる場合、半導体チップ420で発生したノイズは、ビア413,414とビア415,416の間に位置している構造体110によって遮断される。従って、半導体チップ420で発生したノイズが電源ノイズとして半導体パッケージ400の外部に出ることが抑制される。また半導体チップ420が電源ノイズによる影響を受けやすい場合、半導体チップ420に外部の電源ノイズが伝播することが抑制される。
(第6の実施形態)
図30は、第6の実施形態に係るアンテナの断面図である。このアンテナは、アンテナエレメント310と、アンテナエレメント310に対向して設けられた反射板320を備える。反射板320は、第1〜第3の実施形態のいずれかに示した構造体110から構成されている。
本実施形態において構造体110は、EBG構造体として使用される。そしてアンテナエレメント310が通信を行う周波数が、構造体110が有するストップバンド(バンドギャップ)に含まれている。図30に示したアンテナは逆Lアンテナである。そしてアンテナエレメント310は、第1導体パターン121に対向するように配置されている。
この場合、アンテナエレメント310から放射される電磁波が、構造体110からなる反射板320に対して同相反射する。この条件では、アンテナエレメント310を構造体110の表面に近接して配置したときにアンテナの放射効率が最も高くなる。よって、アンテナエレメント310を構造体110の第1導体パターン121と対向するように配置することで、逆L型のアンテナ全体の薄型化が可能となる。
なお、このアンテナは、給電線としての同軸ケーブル330が、反射板320の裏面側に接続されている。詳細には、構造体110の第2導体パターン111には開口112が設けられており、この開口に同軸ケーブル330が取り付けられている。同軸ケーブル330の内部導体332は、開口112内を通って反射板320内を延伸し、アンテナエレメント310に接続している。また同軸ケーブル330の外部導体334は、第2導体パターン111に接続している。
そして同軸ケーブル330を通信処理部340に接続することにより、通信装置を構成することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
101 伝送線路
104 第1開口
105 第3導体パターン
106 配線
107 単位セル
109 分岐配線
110 構造体
111 第2導体パターン
112 開口
113 電源層
114 第2開口
118 直列共振回路
119 一端
121 第1導体パターン
122 グラウンド層
129 他端
202 信号配線
203 信号層
204 マイクロストリップ線路
205 コプレナ導波路
206 グラウンドプレーン
213 回路基板
215 半導体パッケージ
225 半導体パッケージ
310 アンテナエレメント
320 反射板
330 同軸ケーブル
332 内部導体
334 外部導体
340 通信処理部
400 半導体パッケージ
410 インターポーザ
411 電源プレーン
412 グラウンドプレーン
413 ビア
414 ビア
415 ビア
416 ビア
420 半導体チップ
430 ハンダボール
500 チップインダクタ

Claims (32)

  1. 第1導体と、
    前記第1導体に少なくとも一部が対向している第2導体と、
    前記第1導体に設けられた複数の第1開口と、
    前記複数の第1開口の中に設けられ、一端が前記第1導体に接続している複数の配線と、
    を備え、
    前記第1開口及び前記配線を含む単位セルが繰り返し配列されている構造体。
  2. 請求項1に記載の構造体において、
    前記配線の他端は開放端である構造体。
  3. 請求項2に記載の構造体において、
    前記複数の配線、前記複数の第1開口、及び前記第1導体は、一体的に形成されている構造体。
  4. 請求項2又は3に記載の構造体において、
    前記配線と前記第2導体のうち前記配線に対向する部分が伝送線路を形成している構造体。
  5. 請求項4に記載の構造体において、
    前記伝送線路はマイクロストリップ線路である構造体。
  6. 請求項2〜5のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記複数の配線の長さが互いに等しい構造体。
  7. 請求項2〜6のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記複数の配線は、前記一端が周期的な配列を有している構造体。
  8. 請求項2〜7のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記複数の単位セルは、前記第1開口内に位置し、前記配線から分岐している分岐配線を備える構造体。
  9. 請求項1に記載の構造体において、
    前記複数の単位セルは、前記第1開口の中に前記第1導体から分離して設けられ、前記配線の他端が接続している島状の第3導体を備える構造体。
  10. 請求項9に記載の構造体において、
    前記第1導体、前記複数の第1開口、前記複数の配線、及び前記複数の第3導体は一体的に形成されている構造体。
  11. 請求項9又は10に記載の構造体において、
    前記単位セルは、前記第1開口内に複数の前記第3導体を有しており、かつ、前記複数の第3導体毎に前記配線を有している構造体。
  12. 請求項9〜11のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記第2導体に設けられ、平面視において前記複数の配線と重なっている複数の第2開口を備える構造体。
  13. 請求項1〜12のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記配線は直線状又は折れ線形状に延伸している構造体。
  14. 請求項1〜12のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記配線はミアンダ、ループ、又はスパイラルを形成するように延伸している構造体。
  15. 第1導体と、
    前記第1導体に少なくとも一部が対向している第2導体と、
    前記第1導体に設けられた複数の第1開口と、
    前記複数の第1開口の中に前記第1導体から分離して設けられている複数の島状の第3導体と、
    前記複数の第3導体に設けられ、前記第3導体を前記第1導体に接続するチップインダクタと、
    を備え、
    前記第1開口、前記第3導体、及び前記チップインダクタを有する単位セルが繰り返し配列されている構造体。
  16. 請求項1〜15のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記複数の単位セルが2次元配列を有している構造体。
  17. 請求項1〜16のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記複数の単位セルが1次元配列を有している構造体。
  18. 請求項1〜17のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記複数の単位セルは、互いに同じ構造を有しており、かつ同じ向きを向いている構造体。
  19. 請求項1〜18のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記複数の開口は、多角形を有している構造体。
  20. アンテナエレメントと、
    前記アンテナエレメントに対向して設けられた反射板と、
    を備え、
    前記反射板は、
    第1導体と、
    前記第1導体に少なくとも一部が対向している第2導体と、
    前記第1導体に設けられた複数の第1開口と、
    前記複数の第1開口の中に設けられ、一端が前記第1導体に接続している複数の配線と、
    を備えた構造体であって、前記第1開口及び前記配線を含む単位セルが繰り返し配列されている構造体を有しているアンテナ。
  21. 請求項20に記載のアンテナにおいて、
    前記構造体はEBG(Electromagnetic Band Gap)構造体として使用され、
    前記アンテナが通信を行う周波数は、前記EBG構造体が有するバンドギャップに含まれているアンテナ。
  22. 請求項20又は21に記載のアンテナにおいて、
    前記アンテナは逆Lアンテナであり、
    アンテナエレメントは、前記第1導体に対向するように配置されているアンテナ。
  23. 請求項20〜22のいずれか一つに記載のアンテナと、
    前記アンテナに接続された通信処理手段と、
    を備える通信装置。
  24. 電源が供給される電源層と、
    グラウンドが供給されるグラウンド層と、
    前記電源層及び前記グラウンド層の一方に設けられた第1導体と、
    前記電源層及び前記グラウンド層の他方に設けられ、前記第1導体に少なくとも一部が対向している第2導体と、
    前記第1導体に設けられた複数の第1開口と、
    前記複数の第1開口の中に設けられ、一端が前記第1導体に接続している複数の配線と、
    を備え、
    前記第1開口及び前記配線を含む単位セルが繰り返し配列されている電子部品。
  25. 請求項24に記載の電子部品において、
    前記電源層及び前記グラウンド層とは異なる層に形成された信号線をさらに備える電子部品。
  26. 請求項24に記載の電子部品において、
    前記電源層及び前記グラウンド層の少なくとも一方に形成された信号線をさらに備える電子部品。
  27. 請求項24〜26のいずれか一つに記載の電子部品において、
    前記電子部品は回路基板である電子部品。
  28. 請求項27に記載の電子部品において、
    第1の半導体パッケージが搭載される第1領域と、
    第2の半導体パッケージが搭載される第2領域と、
    を備え、
    前記第1領域と前記第2領域の間に、前記単位セルが繰り返し配置されている第3領域を有している電子部品。
  29. 請求項28に記載の電子部品において、
    さらに前記第1の半導体パッケージ及び前記第2の半導体パッケージを備えている電子部品。
  30. 請求項24〜26のいずれか一つに記載の電子部品において、
    前記電子部品はインターポーザである電子部品。
  31. 請求項30に記載の電子部品において、
    一面に半導体チップが搭載される第1領域を有しており、
    少なくとも前記第1領域に、前記単位セルが繰り返し配置されている電子部品。
  32. 請求項31に記載の電子部品において、
    さらに前記第1の半導体チップを備えている電子部品。
JP2010528663A 2008-09-11 2009-09-11 構造体、アンテナ、通信装置、及び電子部品 Active JP5516407B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010528663A JP5516407B2 (ja) 2008-09-11 2009-09-11 構造体、アンテナ、通信装置、及び電子部品

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008233359 2008-09-11
JP2008233359 2008-09-11
PCT/JP2009/004543 WO2010029770A1 (ja) 2008-09-11 2009-09-11 構造体、アンテナ、通信装置、及び電子部品
JP2010528663A JP5516407B2 (ja) 2008-09-11 2009-09-11 構造体、アンテナ、通信装置、及び電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010029770A1 true JPWO2010029770A1 (ja) 2012-02-02
JP5516407B2 JP5516407B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=42005034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010528663A Active JP5516407B2 (ja) 2008-09-11 2009-09-11 構造体、アンテナ、通信装置、及び電子部品

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9570814B2 (ja)
JP (1) JP5516407B2 (ja)
WO (1) WO2010029770A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011249862A (ja) * 2010-05-21 2011-12-08 Nec Tokin Corp ノイズ抑制伝送路及びそれに用いられるシート状構造体

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7420756B2 (en) 2003-05-20 2008-09-02 Donnelly Corporation Mirror reflective element
US9350078B2 (en) 2009-12-04 2016-05-24 Nec Corporation Structural body, printed substrate, antenna, transmission line waveguide converter, array antenna, and electronic device
US9000997B2 (en) 2009-12-07 2015-04-07 Nec Corporation Structure and antenna
CN102823059A (zh) * 2010-03-19 2012-12-12 日本电气株式会社 电子装置
US9065891B2 (en) * 2010-03-31 2015-06-23 Lenovo Innovations Limited Radio communication apparatus and current reducing method
EP2555317A4 (en) * 2010-03-31 2017-12-20 Nec Corporation Wireless communication device
JP2011238016A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Sony Corp 非接触通信媒体、アンテナパターン配置媒体、通信装置及びアンテナ調整方法
CN102956978B (zh) * 2011-08-19 2015-11-18 深圳光启高等理工研究院 一种高磁导率的超材料
CN103001000B (zh) * 2011-09-16 2015-10-21 深圳光启高等理工研究院 一种具有宽频高折射率和低色散特性的人工电磁材料
US9231309B2 (en) * 2012-07-27 2016-01-05 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Metamaterial magnetic field guide
TWI545840B (zh) * 2012-10-02 2016-08-11 仁寶電腦工業股份有限公司 具有頻率選擇結構的天線
JP5542902B2 (ja) * 2012-11-29 2014-07-09 日本電業工作株式会社 アンテナ
JP2014200031A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 富士通株式会社 アンテナ及び無線通信装置
JP6182108B2 (ja) * 2014-05-26 2017-08-16 日本電信電話株式会社 フィルタ
KR102139217B1 (ko) * 2014-09-25 2020-07-29 삼성전자주식회사 안테나 장치
TW201644096A (zh) * 2015-06-01 2016-12-16 華碩電腦股份有限公司 人工磁導結構及其電子裝置
WO2017038045A1 (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 アンテナ装置
US10791622B2 (en) * 2016-07-27 2020-09-29 National University Corporation Okayama University Printed wiring board
CN106356635B (zh) * 2016-09-14 2019-04-30 安徽大学 一种类十字锚型超材料微单元结构
US10454180B2 (en) * 2016-12-14 2019-10-22 Raytheon Company Isolation barrier
US10553935B2 (en) * 2017-11-22 2020-02-04 Google Llc Planar RF antenna with duplicate unit cells
JP7060114B2 (ja) * 2018-12-18 2022-04-26 富士通株式会社 電磁波制御装置
US11816523B2 (en) * 2019-03-07 2023-11-14 Phoenix Solution Co., Ltd. RF tag and RF tag-equipped conductor
US10840587B2 (en) * 2019-03-11 2020-11-17 Alstom Transport Technologies Antenna for railway vehicles

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005538623A (ja) * 2002-09-10 2005-12-15 フラクトゥス・ソシエダッド・アノニマ 結合されたマルチバンドアンテナ
JP2008010859A (ja) * 2006-06-02 2008-01-17 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2008131509A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Nec Tokin Corp Ebg構造体及びノイズフィルタ
JP2008131505A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Nec Tokin Corp 高表面インピーダンス構造体、アンテナ装置、及びrfidタグ
JP2008147763A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Mitsubishi Electric Corp Ebg構造

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6262495B1 (en) * 1998-03-30 2001-07-17 The Regents Of The University Of California Circuit and method for eliminating surface currents on metals
US6518930B2 (en) 2000-06-02 2003-02-11 The Regents Of The University Of California Low-profile cavity-backed slot antenna using a uniplanar compact photonic band-gap substrate
US6411261B1 (en) * 2001-02-26 2002-06-25 E-Tenna Corporation Artificial magnetic conductor system and method for manufacturing
US7215007B2 (en) * 2003-06-09 2007-05-08 Wemtec, Inc. Circuit and method for suppression of electromagnetic coupling and switching noise in multilayer printed circuit boards
US7190315B2 (en) * 2003-12-18 2007-03-13 Intel Corporation Frequency selective surface to suppress surface currents
US7215301B2 (en) 2004-09-08 2007-05-08 Georgia Tech Research Corporation Electromagnetic bandgap structure for isolation in mixed-signal systems
US7626216B2 (en) 2005-10-21 2009-12-01 Mckinzie Iii William E Systems and methods for electromagnetic noise suppression using hybrid electromagnetic bandgap structures
US7446712B2 (en) 2005-12-21 2008-11-04 The Regents Of The University Of California Composite right/left-handed transmission line based compact resonant antenna for RF module integration
GB0616391D0 (en) * 2006-08-18 2006-09-27 Bae Systems Plc Electromagnetic band-gap structure
TWI375499B (en) * 2007-11-27 2012-10-21 Asustek Comp Inc Improvement method for ebg structures and multi-layer board applying the same

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005538623A (ja) * 2002-09-10 2005-12-15 フラクトゥス・ソシエダッド・アノニマ 結合されたマルチバンドアンテナ
JP2008010859A (ja) * 2006-06-02 2008-01-17 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2008131509A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Nec Tokin Corp Ebg構造体及びノイズフィルタ
JP2008131505A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Nec Tokin Corp 高表面インピーダンス構造体、アンテナ装置、及びrfidタグ
JP2008147763A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Mitsubishi Electric Corp Ebg構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011249862A (ja) * 2010-05-21 2011-12-08 Nec Tokin Corp ノイズ抑制伝送路及びそれに用いられるシート状構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5516407B2 (ja) 2014-06-11
WO2010029770A1 (ja) 2010-03-18
US9570814B2 (en) 2017-02-14
US20110170267A1 (en) 2011-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5516407B2 (ja) 構造体、アンテナ、通信装置、及び電子部品
JP5617836B2 (ja) 共振器アンテナ及び通信装置
JP5673553B2 (ja) 構造体及びアンテナ
JP5550100B2 (ja) 電磁バンドギャップ素子及びそれを用いたアンテナ並びにフィルタ
JP5522042B2 (ja) 構造体、プリント基板、アンテナ、伝送線路導波管変換器、アレイアンテナ、電子装置
JP5533860B2 (ja) 構造体、プリント基板、アンテナ、伝送線路導波管変換器、アレイアンテナ、電子装置
JP5527316B2 (ja) 共振器アンテナ
US9634370B2 (en) Waveguide structure and printed-circuit board
JP5712931B2 (ja) 構造体
US9385428B2 (en) Metamaterial structure
JP5733303B2 (ja) 配線基板及び電子装置
WO2012093603A1 (ja) 電磁波伝播シート
JP5761184B2 (ja) 配線基板及び電子装置
JP6512837B2 (ja) 電子回路及び構造体
JP6146801B2 (ja) 配線基板、及び電子装置
JP5556162B2 (ja) 電子装置及びノイズ抑制方法
US20130126227A1 (en) Wiring substrate and electronic device
JP2021132296A (ja) アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5516407

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150