JP2014200031A - アンテナ及び無線通信装置 - Google Patents

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周作 吉田
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Abstract

【課題】無線通信装置を薄型化すること。
【解決手段】アンテナ1は、例えば第3の層4、第3の誘電体層8、第1の層2、第2の誘電体層7、第2の層3、第1の誘電体層6及びアンテナ導体層5を下からこの順で積層した構造を有する。第1の層2は、インダクタを構成するパターンを有する。このインダクタは、電磁波の波長よりも小さい複数の単位素子が並ぶ構造を有し、誘電率及び透磁率がともに負である左手系メタマテリアルでできている。第2の層3は、第1の層2のインダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための層である。第1の層2及び第2の層3は、第1の層2によってできるインダクタンスと、第1の層2と第2の層3とによってできる容量とによって、磁気壁を構成する。第3の層4は電気壁を構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、アンテナ及び無線通信装置に関する。
従来、無線通信装置において、アンテナがグラウンドからの影響を受けるのを防ぐため、グラウンドから離れてアンテナが配置されている。また、グラウンドとアンテナとの間に、電磁波を吸収する磁気壁を備える技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、特定の周波数帯において電磁波の伝播を禁止する電磁バンドギャップ構造を設けることによって、プリント基板に実装されたアンテナ間やデバイス間の電磁干渉を低減する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、電磁波の波長に比べて小さい間隔で材料片を並べることによって元の材料片とは異なる電気的特性や磁気的特性を実現するメタマテリアルが知られている。そして、グラウンドと導体とをビアによって接続したマッシュルーム型の構造体を周期的に配列させたメタマテリアルによって磁気壁を構成する技術が知られている(例えば、非特許文献1〜4参照)。また、メタマテリアルをアンテナに応用する技術が知られている(例えば、非特許文献5参照)。また、メタマテリアルに対してシミュレーションを行った結果について種々報告されている(例えば、非特許文献6〜8参照)。
特開2011−55054号公報 国際公開第2010/013496号
真田篤志、チュートリアル「メタマテリアルとは何か」、日経エレクトロニクス、日本、2008年11月17日号、p.128−134 真田篤志、チュートリアル「メタマテリアルとは何か」、日経エレクトロニクス、日本、2008年12月15日号、p.159−169 真田篤志、チュートリアル「メタマテリアルとは何か」、日経エレクトロニクス、日本、2009年1月12日号、p.104−111 真田篤志、チュートリアル「メタマテリアルとは何か」、日経エレクトロニクス、日本、2009年2月9日号、p.110−116 中野久松、「メタマテリアルのアンテナへの応用」、2006年 電子情報通信学会総合大会、BT−1−2、p.SS40−SS41 松永直子ら、「平面型2次元負屈折率媒質について」、2005年 電子情報通信学会総合大会、日本、CS−2−3、p.S22−S23 D.R.Smithら、「Electromagnetic parameter retrieval from inhomogeneous metamaterials」、PHYSICAL REVIEW E 71、米国、2005年、p.036617−1−036617−11 片山直樹ら、「チャートを利用したメタマテリアルの材料定数推定法に関する一検討」、IEEE広島支部学生シンポジウム予稿集、日本、2008年、第10巻、p.86−89
しかしながら、従来の無線通信装置では、アンテナをグラウンドから離して配置しなければならないため、無線通信装置を薄型化することが困難であるという問題点がある。また、マッシュルーム型の構造体を並べた磁気壁では、ビアによってインダクタを構成するため、ある程度の長さのビアを備える必要があり、無線通信装置の薄型化を阻害するという問題点がある。
無線通信装置を薄型化することができるアンテナ及び薄型の無線通信装置を提供することを目的とする。
このアンテナは、インダクタを構成するパターンを有する第1の層と、そのインダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための第2の層と、電気壁を構成する第3の層と、を備える。
この無線通信装置は、アンテナを有し、そのアンテナは、インダクタを構成するパターンを有する第1の層と、インダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための第2の層と、電気壁を構成する第3の層と、を備える。
このアンテナによれば、無線通信装置を薄型化することができる。この無線通信装置によれば、薄型の無線通信装置が得られる。
図1は、実施の形態にかかるアンテナの第1の例を示す図である。 図2は、図1に示すアンテナを層ごとに示す図である。 図3は、図1に示すアンテナの断面を模式的に示す図である。 図4は、実施の形態にかかるアンテナにおけるインダクタのパターンの別の例を示す図である。 図5は、図1に示すアンテナの等価回路を示す図である。 図6は、実施の形態にかかるアンテナの第2の例を層ごとに示す図である。 図7は、図6に示すアンテナの断面を模式的に示す図である。 図8は、図6に示すアンテナの等価回路を示す図である。 図9は、マッシュルーム型の構造体を並べた電磁壁におけるマッシュルーム型構造を示す図である。 図10は、図9に示すマッシュルーム型構造を有するアンテナの断面を模式的に示す図である。 図11は、シミュレーションに用いた解析モデルの一例を示す図である。 図12は、図11に示す解析モデルにおける単位セルの一例を示す図である。 図13は、シミュレーション結果を示す特性図である。 図14は、実施の形態にかかる無線通信装置の一例を示す図である。 図15は、図14に示す無線通信装置におけるアンテナの配置の一例を示す図である。 図16は、図14に示すアンテナ配置例を横から見た図である。 図17は、実施の形態にかかるアンテナを用いない場合のアンテナ配置例を示す図である。 図18は、図17に示すアンテナ配置例を横から見た図である。
以下に添付図面を参照して、このアンテナ及び無線通信装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。以下の各実施例の説明においては、同様の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
・アンテナの第1の例
図1は、実施の形態にかかるアンテナの第1の例を示す図である。図2は、図1に示すアンテナを層ごとに示す図である。図3は、図1に示すアンテナの断面を模式的に示す図である。図2及び図3においては、各導体層の間の誘電体層が省略されている。
図1〜図3に示すように、アンテナ1は、インダクタを構成するパターンを有する第1の層2、そのインダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための第2の層3、及び電気壁を構成する第3の層4を有する。アンテナ1は、例えば一番上の面に導電体でできたアンテナ導体層5を有する。
例えばアンテナ導体層5のすぐ下にはアンテナ導体層5に接して、誘電体でできた第1の誘電体層6が設けられる。例えば第2の層3は、導電体でできており、第1の誘電体層6のすぐ下で第1の誘電体層6に接して設けられる。例えば第2の層3のすぐ下には第2の層3に接して、誘電体でできた第2の誘電体層7が設けられる。
例えば第1の層2は、導電体でできており、第2の誘電体層7のすぐ下で第2の誘電体層7に接して設けられる。例えば第1の層2のすぐ下には第1の層2に接して、誘電体でできた第3の誘電体層8が設けられる。例えば第3の層4は、導電体でできており、第3の誘電体層8のすぐ下で第3の誘電体層8に接して設けられる。
つまり、アンテナ1は、第3の層4、第3の誘電体層8、第1の層2、第2の誘電体層7、第2の層3、第1の誘電体層6及びアンテナ導体層5を下からこの順で積層した構造を有する。なお、第1の誘電体層6、第2の誘電体層7または第3の誘電体層8は空気層であってもよい。
第1の層2において、インダクタは、電磁波の波長よりも小さい複数の単位素子が並ぶ構造を有し、誘電率及び透磁率がともに負である左手系メタマテリアルでできている。単位素子の数は、電磁波の周波数によって決まる。インダクタの単位素子は例えばスパイラル状の配線パターンを有していてもよい。あるいは、図4に示すように、インダクタの単位素子は例えばミアンダ状の配線パターンを有していてもよい。図4は、実施の形態にかかるアンテナにおけるインダクタのパターンの別の例を示す図である。
図3に示すように、第3の層4と第1の層2との間、第1の層2と第2の層3との間、及び第2の層3とアンテナ導体層5との間には、それぞれ容量が生じる。例えば図3に示すように、第3の層4及び第1の層2の一端はそれぞれグラウンド電位とされてもよい。第1の層2及び第2の層3は、第1の層2によってできるインダクタンスと、第1の層2と第2の層3とによってできる容量とによって、磁気壁を構成する。
図5は、図1に示すアンテナの等価回路を示す図である。図5に示すように、電気壁は、アンテナ導体の下の例えばグラウンド電位GNDとされる導体層によって構成される。磁気壁は、一端がともに例えばグラウンド電位とされ、互いに並列に接続されるインダクタ11及び容量12によって構成される。この磁気壁は、誘電率及び透磁率がともに負の値であるという特性を有する。
・アンテナの第2の例
図6は、実施の形態にかかるアンテナの第2の例を層ごとに示す図である。図7は、図6に示すアンテナの断面を模式的に示す図である。図6及び図7においては、各導体層の間の誘電体層が省略されている。
図6及び図7に示すように、アンテナ1は、インダクタを構成するパターンを有する第1の層2、そのインダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための第2の層3、及び電気壁を構成する第3の層4を有する。アンテナ1は、インダクタを構成するパターンを有する第4の層21、及び第4の層21のインダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための第5の層22をさらに有する。アンテナ1は、例えば一番上の面に導電体でできたアンテナ導体層5を有する。
例えばアンテナ導体層5のすぐ下にはアンテナ導体層5に接して、図示省略する誘電体でできた第1の誘電体層が設けられる。例えば第5の層22は、導電体でできており、図示省略する第1の誘電体層のすぐ下で第1の誘電体層に接して設けられる。例えば第5の層22のすぐ下には第5の層22に接して、図示省略する誘電体でできた第4の誘電体層が設けられる。
例えば第4の層21は、導電体でできており、図示省略する第4の誘電体層のすぐ下で第4の誘電体層に接して設けられる。例えば第4の層21のすぐ下には第4の層21に接して、図示省略する誘電体でできた第5の誘電体層が設けられる。例えば第2の層3は、導電体でできており、図示省略する第5の誘電体層のすぐ下で第5の誘電体層に接して設けられる。例えば第2の層3のすぐ下には第2の層3に接して、図示省略する誘電体でできた第2の誘電体層が設けられる。
例えば第1の層2は、導電体でできており、図示省略する第2の誘電体層のすぐ下で第2の誘電体層に接して設けられる。例えば第1の層2のすぐ下には第1の層2に接して、図示省略する誘電体でできた第3の誘電体層が設けられる。例えば第3の層4は、導電体でできており、図示省略する第3の誘電体層のすぐ下で第3の誘電体層に接して設けられる。
つまり、アンテナ1は、第3の層4、第3の誘電体層、第1の層2、第2の誘電体層、第2の層3、第5の誘電体層、第4の層21、第4の誘電体層、第5の層22、第1の誘電体層及びアンテナ導体層5を下からこの順で積層した構造を有する。なお、各誘電体層は空気層であってもよい。
第1の層2及び第4の層21において、インダクタは、電磁波の波長よりも小さい複数の単位素子が並ぶ構造を有し、誘電率及び透磁率がともに負である左手系メタマテリアルでできている。インダクタの単位素子は例えばスパイラル状の配線パターンを有していてもよい。あるいは、図4に示すように、インダクタの単位素子は例えばミアンダ状の配線パターンを有していてもよい。
図7に示すように、第3の層4と第1の層2との間、第1の層2と第2の層3との間、第2の層3と第4の層21との間、第4の層21と第5の層22との間、及び第5の層22とアンテナ導体層5との間には、それぞれ容量が生じる。例えば図7に示すように、第3の層4、第1の層2の一端及び第4の層21の一端はそれぞれグラウンド電位とされてもよい。
第1の層2及び第2の層3は、第1の層2によってできるインダクタンスと、第1の層2と第2の層3とによってできる容量とによって、磁気壁を構成する。第4の層21及び第5の層22は、第4の層21によってできるインダクタンスと、第4の層21と第5の層22とによってできる容量とによって、磁気壁を構成する。
図8は、図6に示すアンテナの等価回路を示す図である。図8に示すように、電気壁は、アンテナ導体の下の例えばグラウンド電位GNDとされる導体層によって構成される。磁気壁は、一端がともに例えばグラウンド電位とされ、互いに並列に接続されるインダクタ11及び容量12と、一端がともに例えばグラウンド電位とされ、互いに並列に接続されるインダクタ13及び容量14とによって構成される。
両磁気壁は、誘電率及び透磁率がともに負の値であるという特性を有する。なお、インダクタを構成するパターンを有する層と、そのインダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための層とを有する同様の磁気壁をさらに備えていてもよい。図1または図6に示すアンテナ1は、多層プリント基板の製造技術を用いて製造可能である。多層プリント基板の製造技術を用いてアンテナ1を製造することによって、アンテナ1を多層プリント基板の厚さで実現することができる。
・マッシュルーム型の構造体を並べた電磁壁及びアンテナ
図9は、マッシュルーム型の構造体を並べた電磁壁におけるマッシュルーム型構造を示す図である。図9においては、各導体層の間の誘電体層が省略されている。
図9に示すように、マッシュルーム型構造を有する電磁壁は、グラウンド電位の第1の導体層31の上に、図示省略する誘電体層を挟んで、ランド32と呼ばれる単位素子が並ぶ第2の導体層33を有する。各ランド32の大きさは電磁波の波長よりも小さい。
各ランド32と第1の導体層31とは、それぞれ、第2の導体層33と第1の導体層31との間の図示省略する誘電体層を貫通するビア34によって電気的に接続されている。第1の導体層31によって電気壁が構成される。ランド32と第1の導体層31との間に生じる容量と、ビア34とによって、磁気壁が構成される。
図10は、図9に示すマッシュルーム型構造を有するアンテナの断面を模式的に示す図である。図10においては、各導体層の間の誘電体層が省略されている。図10に示すように、アンテナ導体35の下に、図示省略する誘電体層を挟んで、図9に示す電磁壁が設けられる。アンテナ導体35と各ランド32との間には容量が生じる。
・シミュレーションによる複素反射係数S11の比較
図11は、シミュレーションに用いた解析モデルの一例を示す図である。図11に示すように、メタマテリアルの単位セル41の両側に自由空間領域42,43を設け、ポート1からメタマテリアルの単位セルに対して平面波を照射したときの複素反射係数S11を観測する。
ここで、電界E及び磁界Hを持つ平面波を入射波に用いる場合、解析モデルの上下面を電気壁とし、左右面を磁気壁とすることによって、xy面内にこの単位セルが周期的かつ無限に広がっていると想定することができる。ただし、kは平面波の進行方向を示す。
図12は、図11に示す解析モデルにおける単位セルの一例を示す図である。図12に示すように、メタマテリアルの単位セルを一辺の長さがdである立方体とし、単位セルにおける構成要素44の幅がtであるとする。例えばdは2.5mmであってもよいし、tは0.25mmであってもよい。図11に示す解析モデル及び図12に示す単位セルについては、非特許文献8に記載されている。
このシミュレーションでは、図6に示すアンテナ1における電気壁及び磁気壁の構造において、スパイラル状の配線パターンを有するインダクタの単位素子1個分を単位セルにおける構成要素44とする場合を実施例1とする。図6に示すアンテナ1における電気壁及び磁気壁の構造において、ミアンダ状の配線パターンを有するインダクタの単位素子1個分を単位セルにおける構成要素44とする場合を実施例2とする。図9に示すマッシュルーム型の電磁壁において、ランド1個分を単位セルにおける構成要素44とする場合を比較例とする。
図13は、シミュレーション結果を示す特性図である。図13において、縦軸は複素反射係数S11であり、単位はdBである。横軸は周波数であり、単位はGHzである。図13より、0.1〜2.0GHzの周波数範囲において、スパイラル型の実施例1及びミアンダ型の実施例2のいずれも、マッシュルーム型の比較例よりも複素反射係数S11が小さいことがわかる。つまり、スパイラル型の実施例1及びミアンダ型の実施例2のいずれも、マッシュルーム型の比較例よりも単位セルにおける構成要素44での反射が小さいことがわかる。
図1に示すアンテナ1によれば、第1の層2と第2の層3とでインダクタンスと容量とを持たせることができる。また、図6に示すアンテナ1によれば、第1の層2と第2の層3とでインダクタンスと容量とを持たせ、さらに第4の層21と第5の層22とでインダクタンスと容量とを持たせることができる。そのため、マッシュルーム型のようなビア34を用いる必要がなくなる。従って、図1または図6に示すアンテナ1を実装する無線通信装置の薄型化が可能となる。
図1または図6に示すアンテナ1によれば、アンテナ1から発信された信号が逆相で戻ってくることを防ぐことができる。また、電気壁によって他のアンテナや無線回路やグラウンドからの影響を防ぐことができるため、アンテナ1をグラウンドから離して配置しなくてもよくなる。従って、図1または図6に示すアンテナ1を実装する無線通信装置を薄型化することができる。
マッシュルーム型構造を有する電磁壁の場合には、小さいビア34を狭い間隔で多数形成する必要があるため、製造コストの増大を招く。それに対して図1または図6に示すアンテナ1によれば、マッシュルーム型のようなビア34を形成する必要がないため、製造コストの増大を防ぐことができる。
・無線通信装置の一例
図14は、実施の形態にかかる無線通信装置の一例を示す図である。例えば携帯電話機やスマートフォンは無線通信装置の一例である。本実施例では、無線通信装置が携帯電話機またはスマートフォンであるとして説明するが、実施の形態にかかる無線通信装置は携帯電話機またはスマートフォン以外の無線通信装置にも適用可能である。
例えば図14に示すように、無線通信装置51は、第1のRF(Radio Frequency)送受信機52、第2のRF送受信機53及び第3のRF送受信機54を有する。なお、RF送受信機の数は1個または2個であってもよいし、4個以上であってもよい。無線通信装置51は、マイク55、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)56、音声回路57、ディスプレイ58、入力キー59、メモリ60及びスピーカ61を有する。
第1のRF送受信機52は、アンテナ62及びCPU56に接続されている。アンテナ62は、図1または図6に示すアンテナ1であってもよい。第1のRF送受信機52は、アンテナ62を介して例えば携帯電話網から無線信号を受信し、受信信号から受信データを生成してCPU56へ渡す。第1のRF送受信機52は、CPU56から渡された送信データから送信信号を生成し、アンテナ62を介して例えば携帯電話網へ無線信号を送信する。
第2のRF送受信機53は、アンテナ63及びCPU56に接続されている。アンテナ63は、図1または図6に示すアンテナ1であってもよい。第2のRF送受信機53は、アンテナ63を介して例えば無線LAN(Local Area Network)から無線信号を受信し、受信信号から受信データを生成してCPU56へ渡す。第2のRF送受信機53は、CPU56から渡された送信データから送信信号を生成し、アンテナ63を介して例えば無線LANへ無線信号を送信する。
第3のRF送受信機54は、アンテナ64及びCPU56に接続されている。アンテナ64は、図1または図6に示すアンテナ1であってもよい。第3のRF送受信機54は、アンテナ64を介して例えばNFC(Near Field Communication、近距離無線通信)網から無線信号を受信し、受信信号から受信データを生成してCPU56へ渡す。第3のRF送受信機54は、CPU56から渡された送信データから送信信号を生成し、アンテナ64を介して例えばNFC網へ無線信号を送信する。
なお、無線通信装置51は、無線充電、地上デジタル放送、衛星放送またはGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)などに用いられる周波数の電磁波を受信するアンテナ及びRF受信機を備えていてもよい。無線通信装置51は、FMトランスミッタまたはBluetooth(ブルートゥース、登録商標)などに用いられる周波数の電磁波を送信または受信するアンテナ及びRF送受信機を備えていてもよい。
ディスプレイ58は、CPU56に接続されている。ディスプレイ58は、CPU56の出力データに基づいて文字や画像を表示する。ディスプレイ58の表面にタッチパネルが取り付けられていて、タッチパネルによって文字や記号が入力されるようになっていてもよい。
入力キー59は、CPU56に接続されている。入力キー59は、CPU56に対する文字や記号の入力に用いられる。
メモリ60は、CPU56に接続されている。メモリ60は、CPU56によって実行されるオペレーティングシステム(Operating System、OS)や種々のアプリケーションなどのプログラムを記憶している。メモリ60は、CPU56の作業領域として用いられる。
スピーカ61は、音声回路57に接続されている。スピーカ61は、音声回路57の出力信号に基づいて音声を出力する。
マイク55は、音声回路57に接続されている。マイク55は、音声回路57に対する音声信号の入力に用いられる。
音声回路57は、CPU56に接続されている。音声回路57は、マイク55から渡された音声信号から音声データを生成してCPU56へ渡す。音声回路57は、CPU56から渡された音声データから音声信号を生成してスピーカ61へ渡す。
CPU56は、オペレーティングシステムや種々のアプリケーションなどのプログラムを実行する。CPU56は、第1のRF送受信機52、第2のRF送受信機53、第3のRF送受信機54、入力キー59、メモリ60及び音声回路57から入力されるデータを処理する。CPU56は、第1のRF送受信機52、第2のRF送受信機53、第3のRF送受信機54、ディスプレイ58、メモリ60及び音声回路57へ、処理の終わったデータを出力する。
CPU56は、無線通信装置51の全体の動作を制御する。なお、無線通信装置51は、無線通信用のCPUとアプリケーションプログラムの実行用のCPUとを備えていてもよい。
・無線通信装置におけるアンテナの配置の一例
図15は、図14に示す無線通信装置におけるアンテナの配置の一例を示す図である。図16は、図14に示すアンテナ配置例を横から見た図である。
図15及び図16に示すように、アンテナ74,75,76が図1または図6に示すアンテナ1である場合、アンテナ74,75,76は、グラウンド電位の板金71,72,73上にグラウンド電位の板金71,72,73から離さずに直線状に実装されてもよい。図15において、符号77,78及び79は、アンテナ用の接点バネである。
図17は、実施の形態にかかるアンテナを用いない場合のアンテナ配置例を示す図である。図18は、図17に示すアンテナ配置例を横から見た図である。
図17及び図18に示すように、アンテナ84,85,86が図1または図6に示すアンテナ1でない場合、アンテナ84,85,86は、グラウンド電位の板金81,82,83上を避けてグラウンド電位の板金81,82,83を迂回するようにして実装される。また、アンテナ84,85,86は、グラウンド電位の板金81,82,83から離して実装される。
例えばアンテナ84,85,86は、グラウンド電位の板金81,82,83から距離hだけ離される。hは例えば1mm以上である。図17において、符号87,88及び89は、アンテナ用の接点バネである。
図15及び図16に示すアンテナ配置例を有する無線通信装置51によれば、アンテナが電気壁及び磁気壁を有するため、アンテナ74,75,76をグラウンド電位の板金71,72,73上にそれらの板金71,72,73から離さずに直線状に実装することができる。そのため、アンテナ74,75,76をグラウンド電位の板金71,72,73を迂回させるためのデッドスペースや、アンテナ74,75,76をグラウンド電位の板金71,72,73から離すための空間を設ける必要がなくなる。従って、無線通信装置51の小型化及び薄型化を図ることができる。
図15及び図16に示すアンテナ配置例を有する無線通信装置51によれば、図17及び図18に示すアンテナ配置例を有する無線通信装置に比べて、厚さを例えば1mm以上薄くすることができる。
また、図1または図6に示すアンテナ1を用いることによって、マッシュルーム型のようなビアを用いる必要がなくなる。従って、マッシュルーム型の電磁壁を備えるアンテナを用いる場合よりも無線通信装置を薄型化することができる。
上述した各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)インダクタを構成するパターンを有する第1の層と、前記インダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための第2の層と、電気壁を構成する第3の層と、を備えることを特徴とするアンテナ。
(付記2)前記インダクタは、電磁波の波長よりも小さい複数の単位素子が並ぶ構造を有し、誘電率及び透磁率がともに負である左手系メタマテリアルでできていることを特徴とする付記1に記載のアンテナ。
(付記3)インダクタを構成するパターンを有する第4の層と、前記第4の層の前記インダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための第5の層と、をさらに備えることを特徴とする付記1または2に記載のアンテナ。
(付記4)前記第4の層の前記インダクタは、電磁波の波長よりも小さい複数の単位素子が並ぶ構造を有し、誘電率及び透磁率がともに負である左手系メタマテリアルでできていることを特徴とする付記3に記載のアンテナ。
(付記5)前記インダクタの単位素子はスパイラル状の配線パターンを有することを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項に記載のアンテナ。
(付記6)前記インダクタの単位素子はミアンダ状の配線パターンを有することを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項に記載のアンテナ。
(付記7)インダクタを構成するパターンを有する第1の層と、前記インダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための第2の層と、電気壁を構成する第3の層と、を備えるアンテナを有することを特徴とする無線通信装置。
(付記8)前記インダクタは、電磁波の波長よりも小さい複数の単位素子が並ぶ構造を有し、誘電率及び透磁率がともに負である左手系メタマテリアルでできていることを特徴とする付記7に記載の無線通信装置。
(付記9)インダクタを構成するパターンを有する第4の層と、前記第4の層の前記インダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための第5の層と、をさらに備えることを特徴とする付記7または8に記載の無線通信装置。
(付記10)前記第4の層の前記インダクタは、電磁波の波長よりも小さい複数の単位素子が並ぶ構造を有し、誘電率及び透磁率がともに負である左手系メタマテリアルでできていることを特徴とする付記9に記載の無線通信装置。
(付記11)前記インダクタの単位素子はスパイラル状の配線パターンを有することを特徴とする付記7乃至10のいずれか一項に記載の無線通信装置。
(付記12)前記インダクタの単位素子はミアンダ状の配線パターンを有することを特徴とする付記7乃至10のいずれか一項に記載の無線通信装置。
1 アンテナ
2 第1の層
3 第2の層
4 第3の層
11,13 インダクタ
12,14 容量
21 第4の層
22 第5の層

Claims (5)

  1. インダクタを構成するパターンを有する第1の層と、
    前記インダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための第2の層と、
    電気壁を構成する第3の層と、
    を備えることを特徴とするアンテナ。
  2. 前記インダクタは、電磁波の波長よりも小さい複数の単位素子が並ぶ構造を有し、誘電率及び透磁率がともに負である左手系メタマテリアルでできていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記インダクタを構成するパターンを有する第4の層と、
    前記第4の層の前記インダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための第5の層と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ。
  4. 前記第4の層の前記インダクタは、電磁波の波長よりも小さい複数の単位素子が並ぶ構造を有し、誘電率及び透磁率がともに負である左手系メタマテリアルでできていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ。
  5. インダクタを構成するパターンを有する第1の層と、
    前記インダクタのインダクタンスとの間で容量を持たせるための第2の層と、
    電気壁を構成する第3の層と、
    を備えるアンテナを有することを特徴とする無線通信装置。
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