JP5673553B2 - 構造体及びアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、メタマテリアルとしての特性を示す構造体及びアンテナに関する。
近年、特定の構造を有する導体パターンを周期的に配置すること(以下、メタマテリアルと記載)で電磁波の伝播特性を制御できることが明らかになっている。メタマテリアルを使用することで、例えばアンテナの小型化・薄型化を図ることができる。
メタマテリアルに関する先行技術としては、例えば特許文献1,2に記載の技術がある。特許文献1に記載の技術は、シート状の導体パターンの上方に島状の導体パターンを複数配置し、この島状の導体パターンそれぞれをビアでシート状の導体パターンに接続した構造、いわゆるマッシュルーム型のメタマテリアルに関するものである。
また特許文献2に記載の技術は、マッシュルーム型のメタマテリアルにおいて、島状の導体パターンが形成されている層とシート状の導体パターンが形成されている層の間に、補助第2導体パターンを有する層を設けたものである。補助第2導体パターンは、平面視において島状の導体パターンの相互間を埋めるように形成されており、島状の導体パターン、シート状の導体パターンの何れにも接続していない。
米国特許第6262495号明細書 米国特許出願公開第2007/0176827号明細書
しかし、特許文献1,2に記載の技術では、島状の導体パターンひとつに対して一つ以上のビアを形成する必要がある。このため、製造コストが高くなってしまう。
本発明の目的は、ビアを使用する必要がなく、メタマテリアルとしての特性を示す構造体及びこの構造体を用いたアンテナを提供することにある。
本発明によれば、第1の層に位置し、繰り返し配置されている複数の島状の第1導体と、
前記第1の層とは異なる第2の層に位置し、前記複数の第1導体に対向する領域に少なくとも一部が設けられている第2導体と、
前記複数の第1導体に設けられた開口と、
前記第1の層に位置し、前記複数の開口の中に配置されており、前記第1導体から分離された第3導体と、
前記第3導体と前記第1導体とを接続する接続用導体と、
を備える構造体が提供される。
本発明によれば、第1の層に位置し、繰り返し配置されている複数の第1導体と、
前記第1の層とは異なる第2の層に位置し、前記複数の第1導体に対向する領域に少なくとも一部が設けられている第2導体と、
前記第2導体に設けられ、前記複数の第1導体に対向している複数の開口と、
前記第2の層に位置し、前記複数の開口の中に配置された第3導体と、
前記第3導体と前記第1導体とを接続する接続用導体と、
を備える構造体が提供される。
本発明によれば、上記した構造体を有するアンテナが提供される。
本発明によれば、ビアを使用する必要がなく、メタマテリアルとしての特性を示す構造体及びこの構造体を用いたアンテナを提供することができる。そしてアンテナの小型化及び薄型化を図ることができる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
第1の実施形態に係る構造体の構成を示す斜視図である。 (a)は図1に示した構造体の第1の層の平面図であり、(b)は図1に示した構造体の第2の層の平面図である。 (a)は図1及び図2に示した単位セルの等価回路図であり、(b)は図1及び図2に示した構造体の分散曲線を示している。 第2の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。 第3の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。 第4の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。 第5の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。 第6の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。 第7の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。 (a)は第8の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図であり、(b)は(a)のA−A´断面図である。 第9の実施形態に係る構造体の構成を示す平面図である。 第10の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。 第11の実施形態に係る構造体の構成を示す斜視図である。 (a)は図13に示した構造体の第1の層の平面図であり、(b)は図13に示した構造体の第2の層の平面図である。 (a)は第12の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図であり、(b)は(a)のB−B´断面図である。 (a)は図15に示した構造体の等価回路図であり、(b)は第4導体パターン600により形成される容量を説明するための図である。 図15に示した構造体の第1の変形例を示す図である。 図15に示した構造体の第2の変形例を示す図である。 図15に示した構造体の第3の変形例を示す図である。 図15に示した構造体の第4の変形例を示す図である。 構造体が格子欠陥を有する例を示す図である。 構造体が格子欠陥を有する例を示す図である。 第13の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。 図23のC−C´断面図である。 図23及び図24に示したアンテナの第1の変形例を示す平面図である。 図23及び図24に示したアンテナの第2の変形例を示す断面図である。 図23及び図24に示したアンテナの第3の変形例を示す平面図である。 図27のC−C´断面図である。 第14の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。 図29のD−D´断面図である。 第15の実施形態に係るアンテナの構成を示す斜視図である。 (a)は図31に示したアンテナの上面図であり、(b)は(a)のE−E´断面図である。 第16の実施形態に係るアンテナの構成を示す上面図である。 第17の実施形態に係るアンテナの構成を示す斜視図である。 第18の実施形態に係るアンテナの構成を示す斜視図である。 (a)は図35に示したアンテナの第2層の構成を示す平面図であり、(b)は第1層の構成を示す平面図である。 第19の実施形態に係るアンテナの構成を示す斜視図である。 (a)は図37に示したアンテナの第1層の構成を示す平面図であり、(b)は第2層の構成を示す平面図である。 第20の実施形態に係るアンテナの構成を示す斜視図である。 (a)は図39に示したアンテナの第2層の構成を示す平面図であり、(b)は第1層の構成を示す平面図である。 第21の実施形態に係るアンテナの構成を示す斜視図である。 第22の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。 第23の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。 第23の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。 第24の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。 第25の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。 第26の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。 第27の実施形態に係るアンテナの構成を示す上面図である。 図48に示したアンテナの第1の変形例を示す上面図である。 図48に示したアンテナの第2の変形例を示す上面図である。 第28の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。 第29の実施形態に係る電子部品の構成を示す平面図である。 第29の実施形態に係る電子部品の変形例の構成を示す平面図である。 第29の実施形態に係る電子部品の変形例の構成を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、第1の実施形態に係る構造体の構成を示す斜視図である。図2(a)は、図1に示した構造体の第1の層の平面図であり、図2(b)は、図1に示した構造体の第2の層の平面図である。
この構造体は、第1導体としての複数の第1導体パターン200、第2導体としての第2導体パターン100、開口300、第3導体としての第3導体パターン400、及び接続用導体500を備えている。複数の第1導体パターン200は、島状の電極パターンであり、第1の層に位置し、繰り返し、例えば周期的に配置されていて互いに分離している。第2導体パターン100は、第1の層と平行な第2の層に位置しており、複数の第1導体パターン200に対向する領域に少なくとも一部が設けられている。本図に示す例では、第2導体パターン100は複数の第1導体パターン200に対向する領域にシート状に延在している。開口300は、複数の第1導体パターン200それぞれに設けられている。第3導体パターン400は、第1の層に位置しており、複数の開口300それぞれの中に配置されており、第1導体パターン200から分離されている。接続用導体500は、第3導体パターン400と第1導体パターン200とを接続している。
本実施形態において第1の層と第2の層は、例えば誘電層を介して互いに対向する位置に設けられている。また第3導体パターン400及び接続用導体500は、第1の層に設けられている。
本実施形態において、第1導体パターン200、開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500、並びに第2導体パターン100のうちこれらに対向する領域それぞれを含む直方体の空間によって、構造体の単位セル10が構成される。単位セル10が周期的に配置されることにより、この構造体はメタマテリアル、例えばEBG(Electromagnetic Band Gap)として機能する。図1及び図2に示す例では、単位セル10は、平面視において2次元配列を有している。より詳細には、単位セル10は、格子定数がaである正方形の格子の格子点それぞれに配置されている。このため複数の第1導体パターン200は、中心間距離が互いに同一となっている。
複数の単位セル10は、互いに同一の構造を有しており、同一の向きに配置されている。本実施形態において、第1導体パターン200、開口300、及び第3導体パターン400は正方形であり、中心が互いに重なるように配置されている。そして接続用導体500は配線形状を有しており、第3導体パターン400の第1辺の中央と、開口300のうち第3導体パターン400の第1辺に対向する辺である第2辺の中央とを接続している。
次に、この構造体の製造方法の一例を説明する。まず、シート状の誘電体層の両面に導電膜を形成する。そして一方の導電膜上にマスクパターンを形成し、このマスクパターンをマスクとして導電膜をエッチングする。これにより、複数の第1導体パターン200、開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500が形成される。また他方の導電膜は、そのまま第2導体パターン100として使用することができる。
図3(a)は、図1及び図2に示した単位セル10の等価回路図である。まず、第1導体パターン200と第2導体パターン100の間には、寄生容量Cが形成される。そして互いに隣り合う第1導体パターン200によって、第1の容量Cが形成され、第3導体パターン400と第2導体パターン100の間に第2の容量Cが形成される。また第1導体パターン200それぞれは寄生インダクタンスLを有している。また接続用導体500は、第1導体パターン200と第3導体パターン400を接続する配線にインダクタンスLを与える。
本図に示した単位セル10の等価回路は、第2の容量Cが存在する点を除けばマッシュルーム構造の等価回路と同様である。図1に示したメタマテリアルは、インダクタンスLと第2の容量Cによる直列共振周波数以上の帯域ではマッシュルーム構造と同様の周波数特性を示す。そして寄生容量Cは、第1導体パターン200の面積、並びに第1の層と第2の層の間に位置する誘電層の比誘電率及び厚さによって制御することができる。第1の容量Cは、第1導体パターン200の相互間隔及び一辺の長さによって制御することができる。第2の容量Cは、第3導体パターン400の面積、並びに第1の層と第2の層の間に位置する誘電層の比誘電率及び厚さによって制御することができる。またインダクタンスLは、接続用導体500の長さ及び太さによって制御することができる。このため、図1に示した構造体をEBGとして使用する場合、これらの値を制御することにより、EBGとして機能する周波数帯を制御することができる。
図3(b)は、図1及び図2に示した構造体の分散曲線を示している。この分散曲線に示すように、周波数が低い場合、この構造体はいわゆる左手系のメタマテリアルとして機能し、周波数が低いほど波長が短くなる。また周波数がこれより高い一定の範囲内においては、電磁波を伝播せずに反射するため、EBGとして機能する。そしてEBGとして機能する周波数より高い周波数では、通常の誘電体と同様に右手系の媒体として機能する。
以上、第1の実施形態によれば、第1の層と第2の層によってメタマテリアルとして機能する構造体を構成することができる。このため、ビアを使用しなくすむため、構造体の製造コストを低くすることができる。
図4は、第2の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。この構造体は、接続用導体500が開口300の中のうち第3導体パターン400が設けられていないスペースにおいて、ミアンダ状に延伸している点を除いて、第1の実施形態に示した構造体と同様の構成である。
詳細には、開口300は正方形であるが、第3導体パターン400は長方形であり、かつ開口300の中心と第3導体パターン400の中心は重なっていない。このため、本実施形態においては、第1の実施形態と比較して、開口300の内側には第3導体パターン400が設けられていないスペースが多い。そして接続用導体500は配線形状であり、上記したスペース内をミアンダ状、すなわちジグザグに延伸している。なお、接続用導体500の形状及び向きは、全ての単位セル10において同一である。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、接続用導体500を長くすることができるため、図3におけるLを大きくすることができる。Lを大きくすると、構造体をEBGとして使用するときにバンドギャップとなる周波数帯を低周波側にシフトさせることができる。
図5の各図は、第3の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。この構造体は、接続用導体500が開口300内において第3導体パターン400の周囲を囲むように延伸している点を除いて、第1の実施形態に示した構造体と同様の構成である。
例えば図5(a)に示す例では、接続用導体500は、第3導体パターン400のうちひとつの角を構成する2辺に沿って延伸している。この場合において、第3導体パターン400の中心と開口300の中心は重なっていない。また図5(b)に示す例では、接続用導体500は第3導体パターン400を一周のみ囲んでいる。また図5(c)に示す例では、接続用導体500は第3導体パターン400を複数周にわたって囲んでいる。なお図5(b)及び図5(c)に示す例では、第3導体パターン400の中心と開口300の中心は重なっている。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、接続用導体500を長くすることができるため、図3におけるLを大きくすることができる。
図6は、第4の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。この構造体は、第3導体パターン400が平面形状において凹部410を有しており、凹部410の底部で配線形状の接続用導体500に接続している点を除いて、第1の実施形態に係る構造体と同様の構成である。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、接続用導体500を長くすることができるため、図3におけるLを大きくすることができる。
図7は、第5の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。この構造体は、以下の点を除いて、第1の実施形態に係る構造体と同様の構成である。まず、第1導体パターン200の平面形状が正六角形である。そして開口300及び第3導体パターン400も正六角形である。第1導体パターン200、開口300、及び第3導体パターン400は平面視において同じ向きを向いており、かつ同心である。そして接続用導体500は、開口300の角及び第3導体パターン400の角それぞれに接続している。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1導体パターン200の平面形状が正六角形であるため、高密度に単位セル10を配置することができる。
図8は、第6の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。この構造体は、単位セル10が一次元配列を有している点を除いて、第1〜第5の実施形態のいずれかに示した構造体と同様の構成である。本図は、第1の実施形態に示した構造体と同様の構成である場合を示している。
具体的には、複数の第1導体パターン200は第1の方向(図中左右方向)に並んでいる。そして接続用導体500は、第1の方向と直交するように等間隔aで設けられている。接続用導体500は、一端が、第3導体パターン400のうち第1の方向に平行な辺の中央に接続しており、他端が、開口300のうち第1の方向に平行な辺の中央に接続している。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、接続用導体500を第1の方向と直交するように等間隔aで設けたため、第1の方向においてすべての単位セル10が等価になる。従って、構造体の設計が容易になる。
図9は、第7の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。この構造体は、以下の点を除いて、第1の実施形態に係る構造体と同様の構成である。まず、第1の実施形態と同様に、複数の第1導体パターン200、開口300、及び第3導体パターン400は正方形であり、同じ向きに同心に設けられている。また単位セル10は二次元配列を有している。そして接続用導体500は、開口300の一つの角である第1の角302と、第3導体パターン400のうち第1の角302に対向している第2の角402とを結んでいる。なお単位セル10は、全て同じ向きを向いている。
また本実施形態では、第3導体パターン400は、第2の角402に切欠420を有している。切欠420は正方形であり、第3導体パターン400と同じ向きを向いている。そして接続用導体500は、切欠420によって新たに形成された角のうち最も第1の角302から遠い部分に接続している。
本実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、接続用導体500は、開口300の第1の角302と、第3導体パターン400のうち第1の角302に対向している第2の角402とを結んでいる。このため、単位セル10は、図中上下方向及び横方向の何れについても互いに等価になる。従って、構造体の設計が容易になる。また切欠420を設けた場合、接続用導体500を長くすることができるため、図3におけるLを大きくすることができる。
図10(a)は、第8の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図であり、図10(b)は(a)のA−A´断面図である。この構造体は、配線形状の接続用導体500の代わりにチップインダクタ510を有している点を除いて、第1〜第7の実施形態のいずれかに示した構造体と同様の構成である。図10は、第1の実施形態に係る構造体と同様の構成である場合を図示している。
この構造体の製造方法は、以下の点を除いて、第1の実施形態に示した構造体の製造方法と同様である。まず、複数の第1導体パターン200、開口300、及び第3導体パターン400を形成するときに接続用導体500が形成されない。そして複数の第1導体パターン200、開口300、及び第3導体パターン400が形成された後に、チップインダクタ510を用いて第1導体パターン200及び第3導体パターン400を互いに接続する。
本実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。またチップインダクタ510を用いることにより、第3導体パターン400を小さくしなくても、図3におけるLを大きくすることができる。
図11は、第9の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。この構造体は、1つの第1導体パターン200に対して開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500を複数組有している点を除いて、第1〜第8の実施形態のいずれかに示した構造体と同様の構成である。図11は、第1の実施形態に係る構造体と同様の構成である場合を図示している。
本図に示す例において、第1導体パターン200は長方形である。そして第1導体パターン200の長辺が延伸する方向に沿って、2組の開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500が設けられている。開口300及び第3導体パターン400は正方形である。
単位セル10は、第1導体パターン200の短辺が延伸する方向に複数並んで配置されている。単位セル10は、例えば一次元に配列されているが、二次元に配列されていても良い。単位セル10が一次元に配列されている場合、例えば電磁波は第1導体パターン200の短辺が延伸する方向に構造体の中を伝播する。そして2組の開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500は、第1導体パターン200の短辺が延伸する方向を基準にしたときに線対称に配置されている。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、2組の開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500は、第1導体パターン200の短辺が延伸する方向を基準にしたときに線対称に配置されている。このため、単位セル10が第1導体パターン200の短辺が延伸する方向に一次元に配列されている場合は、この配列の方向においてすべての単位セル10が等価になる。従って、構造体の設計が容易になる。
図12は、第10の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図である。この構造体は、以下の点を除いて第9の実施形態に係る構造体と同様の構成である。まず、1つの第1導体パターン200に対して3組以上の開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500を、一つの円に沿った配置で有している。そして3つ以上の接続用導体500は、それぞれ上記した円の中心を通る方向に延伸している。この円の中心は、第1導体パターン200の中心と重なっている。本図に示す例では、1つの第1導体パターン200に対して4組の開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500が45°間隔で配置されている。
本実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また単位セル10が二次元に配列されている場合においても、図中上下方向及び横方向のいずれにおいても、すべての単位セル10が等価になる。従って、構造体の設計が容易になる。
図13は、第11の実施形態に係る構造体の構成を示す斜視図である。図14(a)は、図13に示した構造体の第1の層の平面図であり、図14(b)は、図13に示した構造体の第2の層の平面図である。この構造体は、複数組の開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500が第2導体パターン100に設けられている点を除いて、第1〜第10の実施形態のいずれかに係る構造体と同様の構成である。図13は、第1の実施形態に係る構造体と同様の構成である場合を図示している。
本実施形態において開口300は、複数の第1導体パターン200それぞれに対向して設けられている。そして第1導体パターン200、並びに第2導体パターン100のうち第1導体パターン200に対向している領域、開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500それぞれを含む直方体の空間によって、単位セル10が構成されている。
本実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図15(a)は、第12の実施形態に係る構造体の構成を示す上面図であり、図15(b)は図15(a)のB−B´断面図である。この構造体は、第4導体としての複数の第4導体パターン600を備える点を除いて、第1〜第11の実施形態に係る構造体のいずれかと同様の構成である。図15は、第1の実施形態と同様の場合を図示している。
複数の第4導体パターン600は、第3の層に設けられている島状の電極パターンである。第3の層は、第1の層(第1導体パターン200が設けられている層)を介して第2の層(第2導体パターン100が設けられている層)とは反対側に位置している。第4導体パターン600は、平面視において複数の第1導体パターン200の相互間を跨ぐように周期的に設けられている。すなわち第4導体パターン600の第1の領域は、第1の第1導体パターン200と重なっており、第4導体パターン600の第2の領域は、第1の第1導体パターン200の隣に位置する第1導体パターン200と重なっている。第1の領域と第2の領域は、面積が互いに等しい。
本実施形態では、第4導体パターン600は、長方形であり、面積が互いに同じである。第4導体パターン600は、複数の第1導体パターン200の相互間を延伸する直線を基準にしたときに線対称な平面形状を有している。また第4導体パターン600は、第1導体パターン200のいずれかの辺の中央と重なっている。
図16(a)は、図15に示した構造体の等価回路図であり、図16(b)は第4導体パターン600により形成される容量を説明するための図である。図16(a)に示すように、隣り合う2つの第1導体パターン200は、これらのみで容量Cを形成している。一方、上記したように、第4導体パターン600は第1の第1導体パターン200と重なっており、かつその隣の第1導体パターン200にも重なっている。このため、第4導体パターン600は、隣り合う2つの第1導体パターン200それぞれとの間で容量Cを形成する。すなわち第4導体パターン600を設けることにより、図16の両図に示すように、隣り合う2つの第1導体パターン200の間の容量成分が大きくなる。このため、構造体のメタマテリアルとしての特性をより広い範囲で調節することができる。
図17は、図15に示した構造体の第1の変形例を示す図である。この構造体は、第3の層(第4導体パターン600が設けられている層)が第1の層(第1導体パターン200が設けられている層)と第2の層(第2導体パターン100が設けられている層)の間に位置している点を除いて、図15に示した構造体と同様の構成である。この変形例における等価回路も、図16に示した等価回路と同様である。
図18は、図15に示した構造体の第2の変形例を示す図である。この構造体は、第11の実施形態に係る構造体に、図15に示した第4導体パターン600を設けた構成である。すなわちこの構造体は、開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500を第2導体パターン100に設けた点を除いて、図15に示した構造体と同様の構成である。この変形例における等価回路も、図16に示した等価回路と同様である。
図19の各図は、図15に示した構造体の第3の変形例を示す図である。この構造体は、第4導体パターン600の平面形状が図15に示した例と異なる。図19(a)に示した例では、第4導体パターン600はひし形であり、第1導体パターン200のいずれかの辺の中央と重なっている。また図19(b)に示した例では、第4導体パターン600は十字型であり、2行2列を構成する4つの第1導体パターン200において、各第1導体パターン200と同じ面積ずつ重なっている。
図20は、図15に示した構造体の第4の変形例を示す図である。この構造体は、第5の実施形態に係る構造体に第4導体パターン600を設けた構成である。第4導体パターン600は正六角形であり、頂点が互いに隣り合う3つの第1導体パターン200それぞれと同じ面積で重なるように配置されている。
本実施形態によれば、図16の両図に示すように、隣り合う2つの第1導体パターン200の間の容量成分が大きくなる。このため、構造体のメタマテリアルとしての特性をより広い範囲で調節することができる。
なお、第1〜第5の実施形態、及び第7〜第12の実施形態において、単位セル10は部分的に設けられていなくてもよく、例えば図21及び図22に示すように、構造体が格子欠陥12を有するような構成であっても良い。例えば図21に示す例では、単位セル10が部分的に設けられないことにより、単位セル10の配列が折れ曲がり部を有する一次元配列になっている。また図22に示す例では、少なくとも一つの格子欠陥12は、周囲が単位セル10によって囲まれている。なお図21及び図22のいずれの例においても、格子欠陥12が設けられた部分には、構造体を上下に貫通する穴が設けられても良い。この場合、この穴を介して貫通ビアを設け、構造体の下方に位置する配線と、構造体の上方に位置する配線とを接続することができる。
図23は、第13の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図であり、図24は図23のC−C´断面図である。このアンテナは、アンテナエレメント700と、アンテナエレメント700に対向して設けられた反射板710を備える。反射板710は、第1〜第12の実施形態のいずれかに示した構造体から構成されている。本図に示す例において、構造体は第7の実施形態に係る構造を有している。
本実施形態において構造体は、EBG構造体として使用される。そしてアンテナエレメント700が通信を行う周波数が、構造体が有するストップバンド(バンドギャップ)に含まれている。図23及び図24に示したアンテナは逆Lアンテナである。そしてアンテナエレメント700は、第1導体パターン200、開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500に対向するように配置されている。
この場合、アンテナエレメント700から放射される電磁波が、反射板710で同相反射する。この条件では、アンテナエレメント700を反射板710の表面に近接して配置したときにアンテナの放射効率が最も高くなる。よって、アンテナエレメント700を反射板710の第1導体パターン200と対向するように配置することで、逆L型のアンテナを薄くすることができる。
なお、このアンテナは、給電線としての同軸ケーブル800が、反射板710の裏面側に接続されている。詳細には、反射板710の第2導体パターン100には開口110が設けられており、この開口110に同軸ケーブル800が取り付けられている。開口110は、平面視において第1導体パターン200が設けられていない領域に位置している。同軸ケーブル800の内部導体810は、開口110を介してアンテナエレメント700に接続している。アンテナエレメント700は、平面視において第1導体パターン200が設けられていない領域を介して、第2導体パターン100が設けられている層の上方に延伸している。また同軸ケーブル800の外部導体820は、第2導体パターン100に接続している。
そして同軸ケーブル800を通信処理部830に接続することにより、通信装置を構成することができる。
図25は、図23及び図24に示したアンテナの第1の変形例を示す平面図である。本図に示すようにアンテナエレメント700は直線状である必要はなく、途中で折れ曲がっていても良い。
図26は、図23及び図24に示したアンテナの第2の変形例を示す断面図である。本図に示す例において、反射板710は第11の実施形態に係る構造体と同様の構成を有している。すなわち複数組の開口300、第3導体パターン400、及び接続用導体500が第2導体パターン100に設けられている。アンテナエレメント700は、第1導体パターン200に対向するように配置されている。
図27は、図23及び図24に示したアンテナの第3の変形例を示す平面図であり、図28は図27のC−C´断面図である。このアンテナは、反射板710が、第2導体パターン100とアンテナエレメント700が互いに対向する向きに配置されている点を除いて、図26及び図27に示したアンテナと同様の構成である。同軸ケーブル800の外部導体820は、反射板710に設けられた貫通電極712を介して第2導体パターン100に接続している。
本実施形態によれば、アンテナの反射板710とアンテナエレメント700の間隔を狭くすることができるため、アンテナを薄くすることができる。この効果は、反射板710として第1〜第12の実施形態に示したいずれのEBGを使用しても得られる。
図29は、第14の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図であり、図30は図29のD−D´断面図である。このアンテナは、以下の点を除いて、第13の実施形態に示したアンテナと同様の構成である。まず、反射板710において、単位セル10が構成する格子に格子欠陥がある。すなわち平面視において、反射板710は、単位セル10が設けられていない領域を有している。そしてその領域に位置する第2導体パターン100には、開口102が設けられている。
また図30に示すように、反射板710は、多層の配線基板120の上部を用いて形成されている。配線基板120は、例えばプリント基板であり、表面の配線層に第1導体パターン200、第3導体パターン400、及び接続用導体500が設けられており、内部配線層のうち最も表面に近い配線層に第2導体パターン100が設けられている。そして配線基板120は、第2導体パターン100より下に位置する層106に、他の配線、例えばアンテナの構造とは直接関係がない配線を有している。
配線基板120はビア104を有している。ビア104の一端は配線基板120の表面に達しており、表面の配線層に設けられた配線(図示せず)に接続している。本図に示す例において、ビア104は配線基板120を貫通しており、その他端は配線基板120の裏面に設けられた配線105に接続している。ただしビア104の他端は、配線基板120の内部配線層に設けられた配線に接続しても良い。
本実施形態によっても、第13の実施形態と同様の効果を得ることができる。また反射板710において単位セル10を一部に設けず、その部分にビア104を設けたため、配線基板120における配線の設計自由度が高まる。
図31は、第15の実施形態に係るアンテナの構成を示す斜視図である。図32(a)は図31に示したアンテナの上面図であり、図32(b)は図32(a)のE−E´断面図である。このアンテナは共振器型のアンテナであり、第1〜第12の実施形態のいずれかに示した構造体により共振器を構成している。本図に示す例では、第1の実施形態に示した構造体により共振器を構成している。すなわちアンテナエレメント700が通信を行う周波数において、構造体はいわゆる左手系のメタマテリアルとして機能する。
本実施形態において、アンテナは給電線900を有している。給電線900は第1導体パターン200と同一の層(すなわち第1の層)に設けられており、一つの第1導体パターン200と容量結合している。
また第2導体パターン100は、給電線900の下方にも設けられている。そして給電線900と、第2導体パターン100のうち給電線900の下方に位置する領域が、マイクロストリップ線路を構成している。
本実施形態によれば、左手系のメタマテリアルとして機能する構造体により共振型のアンテナの共振器を構成しているため、アンテナを小型化することができる。この効果は、構造体として第1〜第12の実施形態に示したいずれの構造体を使用しても得られる。
図33は、第16の実施形態に係るアンテナの構成を示す上面図である。このアンテナは、給電線900が直接第1導体パターン200に接続している点を除いて、第15の実施形態に係るアンテナと同様の構成である。
本実施形態によっても、第15の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図34は、第17の実施形態に係るアンテナの構成を示す斜視図である。このアンテナは、給電線900の代わりに同軸ケーブル800を設けた点を除いて、第15の実施形態に係るアンテナと同様の構成である。同軸ケーブル800は、構造体のうち第2導体パターン100が設けられている面に接続している。詳細には、図24に示した例と同様に、第2導体パターン100には開口が設けられており、この開口に同軸ケーブル800が取り付けられている。同軸ケーブル800の内部導体810は、開口と重なる領域に設けられた貫通ビアを介して、第1導体パターン200に接続している。また同軸ケーブル800の外部導体は、第2導体パターン100に接続している。
本実施形態によっても、第15の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図35は、第18の実施形態に係るアンテナの構成を示す斜視図である。図36(a)は、図35に示したアンテナの第2導体パターン100が設けられている層(第2層)の構成を示す平面図である。図36(b)は、図35に示したアンテナの第1導体パターン200が設けられている層(第1層)の構成を示す平面図である。
このアンテナは、同軸ケーブル800が、構造体のうち第1導体パターン200が設けられている面に接続している点を除いて、第16の実施形態に係るアンテナと同様の構成である。本実施形態において、同軸ケーブル800は、平面視において第1導体パターン200が設けられていない領域に接続している。同軸ケーブル800の内部導体810は、構造体に設けられた貫通ビアを介して第2導体パターン100に接続している。なお第17の実施形態と異なり、第2導体パターン100には開口が設けられていない。
また第1導体パターン200が設けられている層には、グラウンドパターン50が設けられている。グラウンドパターン50は、格子状に配置された複数の単位セル10の周囲を囲むように設けられている。同軸ケーブルの外部導体は第1導体パターン200及び第3導体パターン400のいずれか一方に接続している。
本実施形態によっても、第15の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図37は、第19の実施形態に係るアンテナの構成を示す斜視図である。図38(a)は、図37に示したアンテナの第1導体パターン200が設けられている層(第1層)の構成を示す平面図である。図38(b)は、図37に示したアンテナの第2導体パターン100が設けられている層(第2層)の構成を示す平面図である。このアンテナは、第11の実施形態に示した構造体により共振器を構成している点を除いて、図34に示したアンテナと同様の構成である。
本実施形態において、同軸ケーブル800は、構造体のうち第2導体パターン100が設けられている面に接続している。第2導体パターン100には、開口110が設けられている。開口110は、開口300の相互間に位置している。同軸ケーブル800は、開口110に接続されている。同軸ケーブル800の内部導体810は、構造体に設けられた貫通ビアを介していずれかの第1導体パターン200に接続している。この貫通ビアは、平面視において開口110と重なる位置に設けられている。
本実施形態によっても、第15の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図39は、第20の実施形態に係るアンテナの構成を示す斜視図である。図40(a)は、図39に示したアンテナの第2導体パターン100が設けられている層(第2層)の構成を示す平面図である。図40(b)は、図39に示したアンテナの第1導体パターン200が設けられている層(第1層)の構成を示す平面図である。このアンテナは、同軸ケーブル800を第1導体パターン200が設けられている層に接続している点を除いて、図37及び図38に示したアンテナと同様の構成である。
本実施形態において同軸ケーブル800は、第1導体パターン200の相互間の領域が内部導体810と重なるように接続されている。同軸ケーブル800の内部導体810は、構造体に設けられた貫通ビアを介して第2導体パターン100に接続している。
本実施形態によっても、第15の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図41は、第21の実施形態に係るアンテナの構成を示す斜視図である。このアンテナは、図17に示した構造体により共振器を構成している点を除いて、図34に示したアンテナと同様の構成である。なお同軸ケーブル800の内部導体810と第1導体パターン200とを接続する貫通ビアは、第4導体パターン600と重ならないように配置されている。
本実施形態によっても、第15の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図42は、第22の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。このアンテナは、以下の点を除いて、第15の実施形態に係るアンテナと同様の構成である。まず単位セル10の配列を示す格子は格子欠陥を有している。この格子欠陥は、格子のうち給電線900が接続している辺の中央に位置している。そして給電線900は、この格子欠陥の中を延伸し、最外周より内側に位置する単位セル10の第1導体パターン200に容量結合している。
本実施形態によっても、第15の実施形態と同様の効果を得ることができる。また格子欠陥の位置及び数を調節することにより、アンテナの入力インピーダンスを調節することができる。
図43及び図44は、第23の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。このアンテナは、構造体が単位セル10の一次元配列により構成されている点を除いて、第15の実施形態に係るアンテナと同様の構成である。
図43(a)に示す例では、第1導体パターン200、開口300、及び第3導体パターン400は長方形であり、互いに相似である。第1導体パターン200、開口300、及び第3導体パターン400は同じ向きに配置されている。そして単位セル10は直線に沿って配置されている。給電線900は、第1導体パターン200の長辺に対向している。また図43(b)に示す例では、一つの単位セル10により構造体が形成されている。
また図44に示す例では、単位セル10は、折れ曲がり部を有する線に沿って配置されている。
本実施形態によっても、第15の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図45は、第24の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。このアンテナは、以下の点を除いて第15の実施形態に係るアンテナと同様の構成である。まず、複数の第1導体パターン200すなわち単位セル10は、長方形の格子を構成するように周期的に2次元に配列されている。具体的には、単位セル10は正方形であり、長辺を構成する単位セル10の数は、短辺を構成する単位セル10の数より多い。そして第1の給電線900が、格子の短辺に位置している第1導体パターン200に容量結合している。また第2の給電線902が、格子の長辺に位置している第1導体パターン200に容量結合している。
さらに詳細には、給電線900は、単位セル10が構成する格子の短辺に位置する単位セル10を構成する第1導体パターン200に容量結合しており、給電線902は、長辺の中心に位置する単位セル10に容量結合している。給電線900,902は、いずれも第1導体パターン200に面する部分に補助のパターンを有しており、このパターンが、第1導体パターン200のうち給電線900,902に面している辺と同一の長さを有している。
本実施形態によっても、第15の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、単位セル10は、長方形の格子を構成するように周期的に2次元に配列されており、この格子の短辺及び長辺それぞれに給電線900,902が容量結合している。このアンテナの共振器において、長方形の短辺方向の共振周波数と長辺方向の共振周波数は互いに異なる。このため、アンテナをデュアルバンド化することができる。
図46は、第25の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。このアンテナは、単位セル10を長方形として、各辺を構成する単位セル10の数を同じにすることにより、長方形の格子を形成している点を除いて、第24の実施形態に係るアンテナと同様の構成である。
本実施形態によっても、格子の長辺方向を伝播する電磁波の分散曲線と、格子の短辺方向を伝播する電磁波の分散曲線は互いに異なる。このため、アンテナをデュアルバンド化することができる。
図47は、第26の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。このアンテナは、以下の点を除いて図41に示したアンテナと同様の構成である。まず、第4導体パターン600のうち行方向に単位セル10を結合している第4導体パターン602を、列方向に単位セル10を結合している第4導体パターン604と異なる面積にしている。そして同軸ケーブル800の代わりに給電線900,902を用いてアンテナに給電を行っている。なお本図において、第4導体パターン602,604を第1導体パターン200の上方に位置させているが、第4導体パターン602,604を第1導体パターン200が設けられている層と第2導体パターン100が設けられている層の間に位置させてもよい。
本実施形態において、格子の行方向に電磁波が伝播する場合、行方向に単位セル10を結合している第4導体パターン602が共振器の等価回路に現れる。また格子の列方向に電磁波が伝播する場合、列方向に単位セル10を結合している第4導体パターン604が共振器の等価回路に現れる。上記したように第4導体パターン602,604の面積は互いに異なる。このため、格子の行方向に電磁波が伝播する場合と列方向に電磁波が伝播する場合とで等価回路を異ならせることができ、これにより、格子の行方向に電磁波が伝播する場合と列方向に電磁波が伝播する場合とで共振周波数を異ならせることができる。従って、アンテナをデュアルバンド化することができる。
図48は、第27の実施形態に係るアンテナの構成を示す上面図である。このアンテナは、以下の点を除いて図33に示したアンテナと同様の構成である。まず、単位セル10は図9に示した構成を有している。そして単位セル10は第1の直線に沿って一次元に配列されている。そして単位セル10の配列の後に、第1導体パターン200と同一層に設けられた第5導体としての第5導体パターン22を有している。第5導体パターン22は第1の直線に沿う方向に延在している。なお第5導体パターン22の幅は第1導体パターン200の幅に等しい。また配列の末尾に位置する第1導体パターン200と第5導体パターン22の距離は、第1導体パターン200の配置間隔に等しい。
図49は、図48に示したアンテナの第1の変形例を示す上面図である。このアンテナは、第5導体パターン22が単位セル10の配列を分断する位置に設けられている点を除いて、図48に示したアンテナと同様の構成である。
図50は、図48に示したアンテナの第2の変形例を示す上面図である。このアンテナは、第5導体パターン22に給電線900が接続されており、給電線900の後ろに単位セル10の一次元の配列が設けられている点を除いて、図48に示したアンテナと同様の構成である。
これらのアンテナにおいて、第2導体パターン100は、第5導体パターン22の下方にも延在している。そして第5導体パターン22と、第2導体パターン100のうち第5導体パターン22の下方に位置する部分により、伝送線路が構成されている。この伝送線路はマイクロストリップ線路であり、いわゆる右手系の伝送線路である。
そしてアンテナに信号を入力した場合において、単位セル10の配列における信号の波長をλ1、第5導体パターン22における波長をλ2とした場合、単位セル10の配列における位相差Δθ=L/λと、第5導体パターン22におけるΔθ=L/λが互いに等しくなったとき、単位セル10の配列と第5導体パターン22を一体として共振器が構成される。単位セル10の配列は左手系の伝送線路であり、第5導体パターン22及びその下に位置する第2導体パターン100は右手系の伝送線路である。
本実施形態によれば、単位セル10の数を少なくして、これに伴ってLを短くすることにより、共振器の長さを短くすることができる。
図51は、第28の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図である。このアンテナはアレイアンテナであり、並列に並んだ複数のアレイ素子730を有している。各アレイ素子730は互いに同一の構造を有しており、単位セル10を複数配列した構成を有している。本図に示す例では、複数の単位セル10は一次元的に直線状に配列されている。そして各アレイ素子730には、給電線900が接続している。給電線900の構成は、上記したものと同様の構成であり、第2導体パターン100とともにマイクロストリップ線路を構成している。
本実施形態に係るアンテナによれば、指向性がビーム状になる。そしてそのビームが指している方向においてアンテナの利得を増大することができる。
図52は、第29の実施形態に係る電子部品の構成を示す平面図である。この電子部品は、回路基板1000上に第1半導体パッケージ1010及び第2半導体パッケージ1020を搭載したものである。第1半導体パッケージ1010及び第2半導体パッケージ1020は、回路基板1000の電源プレーン及びグラウンドプレーンにそれぞれ接続している。回路基板1000の電源プレーン及びグラウンドプレーンは、互いに異なる導電層に形成されている。
回路基板1000はEBG領域1030を有している。EBG領域1030には、第1〜第12の実施形態のいずれかの構造体が設けられている。EBG領域1030は、第1半導体パッケージ1010が搭載されている第1領域と、第2半導体パッケージが搭載されている第2領域とを分断している。第1〜第12の実施形態に示した第2導体パターン100は、回路基板1000の電源プレーン、又はグラウンドプレーンに形成されており、第1導体パターン200は、第2導体パターン100とは異なる層に形成されている。
本実施形態において、第1半導体パッケージ1010はノイズ源となるパッケージであり、第2半導体パッケージ1020は第1半導体パッケージ1010で発生したノイズの影響を受けやすいパッケージである。そしてEBG領域1030に設けられている構造体は、このノイズの周波数がバンドギャップ帯に位置するように構成されている。
図52においては、EBG領域1030は、半導体パッケージ1010,1020の間に帯状に配置されている。ただし、図53に示すように、EBG領域1030は第1半導体パッケージ1010を囲むように配置されてもよいし、図54に示すように、EBG領域1030は第2半導体パッケージ1020を囲むように配置されていてもよい。
本実施形態によれば、第1〜第12の実施形態のいずれかの構造体をノイズフィルタとして電源又はグランド層の一部に配置することにより、ノイズ源となる半導体パッケージ1010から回路基板1000の電源プレーン又はグランドプレーンに、不要な高周波電流が流れることを抑制できる。そして、ノイズの影響を受けやすい半導体パッケージ1020が誤動作すること及び回路基板1000から不要な電磁波が放射されることを抑制できる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
この出願は、2009年12月7日に出願された日本特許出願特願2009−277551を基礎とする優先権を主張しその開示の全てをここに取り込む。

Claims (28)

  1. 第1の層に位置し、繰り返し配置されている島状の第1導体と、
    前記第1の層とは異なる第2の層に位置し、平面視において複数の前記第1導体を内側に含む第2導体と、
    前記複数の第1導体に設けられた開口と、
    前記第1の層に位置し、前記複数の開口の中に配置されており、前記第1導体から分離された第3導体と、
    前記第3導体と前記第1導体とを接続する接続用導体と、
    を備える構造体。
  2. 第1の層に位置し、繰り返し配置されている第1導体と、
    前記第1の層とは異なる第2の層に位置し、平面視において複数の前記第1導体を内側に含む第2導体と、
    前記第2導体に設けられ、前記複数の第1導体に対向している複数の開口と、
    前記第2の層に位置し、前記複数の開口の中に配置された第3導体と、
    前記第3導体と前記第導体とを接続する接続用導体と、
    を備える構造体。
  3. 請求項1又は2に記載の構造体において、
    前記接続用導体は、前記開口内において、前記第3導体の周囲を囲むように延伸している構造体。
  4. 請求項1又は2に記載の構造体において、
    前記接続用導体は、前記開口内においてミアンダ状に延伸している構造体。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記第3導体は、平面形状において凹部を有しており、当該凹部の底部で前記接続用導体に接続している構造体。
  6. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記第1導体の平面形状は正六角形である構造体。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記複数の第1導体は第1の方向に並んでおり、
    前記接続用導体は、前記第1の方向と直交するように等間隔で設けられている構造体。
  8. 請求項1〜5のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記複数の第1導体、前記開口、及び前記第3導体は正方形であり、
    前記接続用導体は、前記開口の一つの角である第1の角と、前記第3導体のうち前記第1の角に対向している第2の角とを結んでいる構造体。
  9. 請求項8に記載の構造体において、
    前記第3導体は前記第2の角に切欠を有している構造体。
  10. 請求項1〜9のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記接続用導体はチップインダクタである構造体。
  11. 請求項1〜10のいずれか一つに記載の構造体において、
    1つの前記第1導体に対して前記開口、前記第3導体、及び前記接続用導体を複数組有している構造体。
  12. 請求項11に記載の構造体において、
    前記複数の第1導体は第1の方向に並んでおり、
    1つの前記第1導体に対して2組の前記開口、前記第3導体、及び前記接続用導体を、前記第1の方向を基準にしたときに線対称な配置で有している構造体。
  13. 請求項11に記載の構造体において、
    1つの前記第1導体に対して3組以上の前記開口、前記第3導体、及び前記接続用導体を、一つの円に沿った配置で有しており、
    前記3つ以上の前記接続用導体それぞれが、前記円の中心を通る方向に延伸している構造体。
  14. 請求項1〜13のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記第1の層と前記第2の層の間、又は前記第1の層を介して前記第2の層とは反対側に位置する第3の層に位置し、平面視において前記複数の第1導体の相互間を跨ぐように設けられた複数の第4導体をさらに備える構造体。
  15. 請求項14に記載の構造体において、
    前記第4導体は、前記複数の第1導体の相互間を基準にしたときに線対称な平面形状を有している構造体。
  16. 請求項1〜6、8〜15のいずれか一つに記載の構造体において、
    前記複数の第1導体は、格子を構成するように周期的に2次元に配列されており、かつ前記格子の少なくとも一つの格子点には配置されていない構造体。
  17. 請求項1〜16のいずれか一つに記載の構造体を有するアンテナ。
  18. 請求項17に記載のアンテナにおいて、
    前記構造体を反射板として有するアンテナ。
  19. 請求項18に記載のアンテナにおいて、
    前記第2導体に設けられ、平面視において前記第1導体が設けられていない領域に位置する開口と、
    前記反射板の裏面側に位置している給電線に前記開口を介して接続し、前記第1導体が設けられていない領域を介して前記第1の層の上方に延伸しているアンテナエレメントと、
    を有するアンテナ。
  20. 請求項19に記載のアンテナにおいて、
    内部導体が前記給電線として前記アンテナエレメントに接続しており、外部導体が前記第2導体に接続している同軸ケーブルを有しているアンテナ。
  21. 請求項17に記載のアンテナにおいて、
    前記構造体を共振器アンテナの共振器として有するアンテナ。
  22. 請求項21に記載のアンテナにおいて、
    前記第1の層に設けられた給電線を有しているアンテナ。
  23. 請求項22に記載のアンテナにおいて、
    前記第1導体は正方形又は長方形を有しており
    前記給電線は、いずれかの前記第1導体と容量結合しているアンテナ。
  24. 請求項23に記載のアンテナにおいて、
    前記複数の第1導体は、長方形の格子を構成するように周期的に2次元に配列されており、
    前記格子の短辺に位置している前記第1導体に容量結合している第1の前記給電線と、
    前記格子の長辺に位置している前記第1導体に容量結合している第2の前記給電線と、
    を備えるアンテナ。
  25. 請求項23に記載のアンテナにおいて、
    前記複数の第1導体は長方形であり、かつ格子を構成するように周期的に2次元に配列されており、
    前記格子の第1の辺に位置している前記第1導体に容量結合している第1の前記給電線と、
    前記格子のうち前記第1の辺と交わる第2の辺に位置している前記第1導体に容量結合している第2の前記給電線と、
    を備えるアンテナ。
  26. 請求項21に記載のアンテナにおいて、
    前記第2導体またはいずれかの前記第1導体に給電線が直接接続しているアンテナ。
  27. 請求項21に記載のアンテナにおいて、
    請求項14又は請求項15に記載の前記構造体を前記共振器として有しており、
    前記第1導体は格子を構成するように二次元に配列されており、
    前記第1導体を前記格子の列方向に結合する前記第4導体と、前記第2導体を前記格子の行方向に結合する前記第4導体とは、面積が互いに異なるアンテナ。
  28. 請求項21〜27のいずれか一つに記載のアンテナにおいて、
    前記第1の層に設けられており、前記複数の第1導体の配列の長さよりも長く延在している第5導体を、前記第1導体の配列の隣、又は前記第1導体の配列を分断する位置に有しており、
    前記第2導体は、前記第5導体と対向する領域にも延在しているアンテナ。
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