JPWO2010029769A1 - 透明ゲル化粧料及びゲル化剤 - Google Patents

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Abstract

透明性及び硬度が高く、使用性が良好な透明ゲル化粧料、及び前記透明ゲル化粧料への利用に好適なゲル化剤。グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸及び炭素数8〜28の脂肪酸(ただし、二塩基酸を除く)を反応させることにより得られるエステル化反応生成物と、12−ヒドロキシステアリン酸と、油分とを含有することを特徴とする透明ゲル化粧料;グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸及び炭素数8〜28の脂肪酸(ただし、二塩基酸を除く)を反応させることにより得られるエステル化反応生成物と、12−ヒドロキシステアリン酸とを含有することを特徴とするゲル化剤。

Description

本発明は、透明性と硬度に優れ、使用性が格段に良好な透明ゲル化粧料、及び前記透明ゲル化粧料への利用に好適なゲル化剤に関する。
本願は、2008年9月12日に、日本に出願された特願2008−235068号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
油性の透明化粧料は、主に外観の美しさ、塗布した時の透明感のある仕上り等の利点を有し、これまでに様々な基剤が検討されてきており、なかでも、12−ヒドロキシステアリン酸を配合した基剤については、数多く検討されてきている。
例えば、これまでに、12−ヒドロキシステアリン酸、セルロース誘導体及び油分を含有する透明化粧料(特許文献1参照)、12−ヒドロキシステアリン酸、デキストリン脂肪酸エステル及び油分を含有する透明化粧料(特許文献2参照)が開示されている。これらは、従来の透明化粧料が有する、塗布時にのびが重い、塗布時にポロポロするような性状を示し、塗布後の仕上がりが十分ではない、経時で透明性が低下する、などの使用上及び透明性の問題点を解決したものとされている。
一方、透明化粧料には、しばしば油性成分のゲル化剤が配合され、例えば、ゲル化剤としてはこれまでに、グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸及び炭素数8〜28の脂肪酸を反応させることにより得られるエステル化反応生成物に相当する組成物が開示されている(特許文献3及び4参照)。
特開2000−204016号公報 特開2001−39817号公報 特開平7−126604号公報 特開2008−31102号公報
しかし、特許文献1又は2に記載の透明化粧料では、セルロース誘導体又はデキストリン脂肪酸エステルを12−ヒドロキシステアリン酸に添加する場合、これらを溶解させるためには、95℃以上の高温に加熱しなければならず、透明化粧料の品質に悪影響を及ぼすことがあるという問題点があった。特に、水浴では正確に温度設定できないため、蒸気やヒーターなどによる加熱が必要であり、この場合、局部的な加熱が生じ易く、ことさら油性成分の品質に悪影響を及ぼしていた。さらに、特許文献1及び2に記載の透明化粧料は、いずれも硬度が低いという問題点もあった。
また、特許文献3に記載のゲル化剤を油分に配合しても、透明にはならず、特許文献4に記載のゲル化剤を油分に配合すると、透明にはなるものの硬度が低く、いずれのゲル化剤を使用しても、透明性及び硬度が高く、使用性が良好な透明ゲル化粧料を得ることは困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、透明性及び硬度が高く、使用性が良好な透明ゲル化粧料、及び前記透明ゲル化粧料への利用に好適なゲル化剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸及び炭素数8〜28の脂肪酸を反応させることにより得られるエステル化反応生成物を、12−ヒドロキシステアリン酸及び油分と併用した化粧料により、全く意外にも、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、前記課題を解決するため、
本発明は、グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸及び炭素数8〜28の脂肪酸(ただし、二塩基酸を除く)を反応させることにより得られるエステル化反応生成物と、12−ヒドロキシステアリン酸と、油分とを含有することを特徴とする透明ゲル化粧料を提供する。
本発明の透明ゲル化粧料は、前記12−ヒドロキシステアリン酸を4〜20質量%、前記エステル化反応生成物を1〜15質量%含有することが好ましい。
また、本発明の透明ゲル化粧料は、前記12−ヒドロキシステアリン酸及び前記エステル化反応生成物の質量比が20:1〜1:2であることが好ましい。
また、本発明の透明ゲル化粧料は、水酸基価が40〜300であり、かつ常温で液体であるエステル油を、前記油分として20質量%以上含有することが好ましい。
本発明は、グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸及び炭素数8〜28の脂肪酸(ただし、二塩基酸を除く)を反応させることにより得られるエステル化反応生成物と、12−ヒドロキシステアリン酸とを含有することを特徴とするゲル化剤を提供する。
本発明は、上記本発明のゲル化剤と油分とを含有することを特徴とする透明ゲル化粧料を提供する。
本発明によれば、透明性及び硬度が高く、使用性が良好な透明ゲル化粧料を提供できる。
以下、本発明について詳しく説明する。
本発明の透明ゲル化粧料は、グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸及び炭素数8〜28の脂肪酸(ただし、二塩基酸を除く)を反応させることにより得られるエステル化反応生成物と、12−ヒドロキシステアリン酸と、油分とを含有することを特徴とする。
上記のように、特開2000−204016号公報に記載されている透明化粧料は、12−ヒドロキシステアリン酸、セルロース誘導体及び油分を含有し、特開2001−39817号公報に記載されている透明化粧料は、12−ヒドロキシステアリン酸、デキストリン脂肪酸エステル及び油分を含有するが、いずれも硬度が低い。また、特開2008−31102号公報に記載されているゲル化剤は、グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸及び炭素数8〜28の脂肪酸を反応させることにより得られるエステル化反応生成物を含有するが、油分に配合しても、やはり硬度は低い。したがって、前記透明化粧料において、セルロース誘導体又はデキストリン脂肪酸エステルに代わり、前記ゲル化剤が含有するエステル化反応生成物を使用して、本発明の透明ゲル化粧料と類似の構成としても、得られる透明化粧料の硬度は、通常であれば高くなるとは考えられない。また、特開平7−126604号公報に記載の、同様のゲル化剤を油分に配合しても透明にはならないので、前記透明化粧料において、セルロース誘導体又はデキストリン脂肪酸エステルに代わり、前記ゲル化剤が含有するエステル化反応生成物を使用しても、得られる化粧料が必ずしも透明になるとは考え難い。
しかし、本発明の透明ゲル化粧料は、このような予想とは反対に、全く意外にも、透明性及び硬度が高く、しかも使用性が良好なものである。
以下、本発明で使用する配合成分について、詳しく説明する。
12−ヒドロキシステアリン酸は、市販品を使用して良いし、化学合成して使用しても良い。また、特定の原料を化学処理して得られたものでも良く、このようなものとして、リシノール酸に水素添加して得られたものや、水添ヒマシ油を加水分解して得られたものが例示できる。
12−ヒドロキシステアリン酸の配合量は、目的とする透明ゲル化粧料の用途等により適宜調整すれば良いが、通常は、配合成分の総量中、4〜20質量%であることが好ましく、6〜19質量%であることがより好ましく、7〜12質量%であることが特に好ましい。
炭素数18〜28の二塩基酸は、直鎖状又は分岐鎖状であることが好ましく、飽和二塩基酸であることが好ましい。具体的には、炭素数18〜28のジカルボン酸が例示できる。なかでも、炭素数が18〜20である二塩基酸が好ましく、オクタデカン二酸、ノナデカン二酸、エイコサン二酸が例示できる。
また、炭素数18〜28の二塩基酸は、一種でも良く二種以上でも良い。二種以上である場合には、その組み合わせ及び比率は、目的に応じて適宜選択すれば良い。
炭素数8〜28の脂肪酸は、二塩基酸ではない脂肪酸であり、直鎖状及び分岐鎖状のいずれでも良く、炭素数が8〜22であることが好ましく、炭素数が20であることがより好ましい。飽和脂肪酸であることが好ましい。具体的には、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、べヘン酸、オレイン酸、リシノール酸、パルミトオレイン酸、イソオクチル酸(2−エチルヘキサン酸など)、イソノナン酸(3,5,5−トリメチルヘキサン酸など)、イソパルミチン酸、イソステアリン酸(2−ヘプチルウンデカン酸、エメリー社製の多メチル分枝タイプなど)、イソエイコ酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸等が例示できる。なかでも、油分に対するゲル化能力が良好である点から、ベヘン酸が特に好ましい。
また、炭素数8〜28の脂肪酸は、一種でも良く二種以上でも良い。二種以上である場合には、その組み合わせ及び比率は、目的に応じて適宜選択すれば良い。
本発明におけるエステル化反応生成物は、水酸基価が40以下であることが好ましく、35以下であることがより好ましく、30以下であることが特に好ましい。エステル化反応生成物の水酸基価が上記範囲内であれば、ゲル化物の透明感とゲル形成能力の両立が一層良好になる。なお、ここで「水酸基価」とは、化粧品原料基準一般試験法水酸基価測定法により得られた値を指す。
本発明におけるエステル化反応生成物は、市販品を使用して良いし、化学合成して使用しても良い。
市販品であれば、好適なものとして、(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリル(商品名:ノムコートSG、日清オイリオグループ社製)、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル(商品名:ノムコートHK−G、日清オイリオグループ社製)が例示できる。
また化学合成して使用する場合には、所望の炭素数18〜28の二塩基酸、炭素数8〜28の脂肪酸(ただし、二塩基酸を除く)及びグリセリンを原料として使用し、公知の方法でエステル化反応を行って得られたものを使用すれば良い。
本発明におけるエステル化反応生成物の配合量は、目的とする透明ゲル化粧料の用途等により適宜調整すれば良いが、通常は、配合成分の総量中、1〜15質量%であることが好ましく、1〜12質量%であることがより好ましい。
また、配合するエステル化反応生成物は、一種でも良く二種以上でも良い。二種以上である場合には、その組み合わせ及び比率は、目的に応じて適宜選択すれば良い。
12−ヒドロキシステアリン酸及び本発明におけるエステル化反応生成物の質量比(12−ヒドロキシステアリン酸:本発明におけるエステル化反応生成物の質量比)は、20:1〜1:2であることが好ましく、10:1〜1:1であることがより好ましく、5:1〜1:1であることがより好ましく、5:1〜2:1であることが特に好ましい。
油分は、これを配合することで透明化粧料が得られるものであれば特に限定されず、通常、化粧料に配合される各種油分を使用できる。具体的には、液体油脂、固体油脂、ロウ類、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル油、天然エステル油、シリコーン油が例示できる。以下、さらに具体例を例示する。
前記液体油脂としては、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等が例示できる。
前記固体油脂としては、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が例示できる。
前記ロウ類としては、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、 POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が例示できる。
前記炭化水素油としては、流動パラフィン、イソパラフィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、α−オレフィンオリゴマー等が例示できる。
前記高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン(ベヘニン)酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が例示できる。
前記高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等の直鎖アルコール;モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の分枝鎖アルコール等が例示できる。
前記合成エステル油としては、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸 コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、クエン酸トリエチル、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、イソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、(イソステアリン酸/セバシン酸)ジトリメチロールプロパンオリゴエステル、トリエチルヘキサン酸ジトリメチロールプロパン、トリエチルヘキサン酸エリスリチル、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル等が例示できる。
前記天然エステル油としては、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ヒマワリ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、グレープシード油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、月見草油等が例示できる。
前記シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラヒドロテトラメチルシクロテトラシロキサンなどの環状ポリシロキサン;ポリオキシエチレンポリアルキルシロキサン等が例示できる。
油分としては、上記のなかでも、水酸基を有し、水酸基価が40〜300であり、かつ常温で液体であるエステル油がより好ましい。また、水酸基価が30〜100の油分がより好ましく、水酸基価が40〜90の油分が特に好ましい。
上記の水酸基価が40〜300であり、かつ常温で液体であるエステル油としては、好ましいものとして、リンゴ酸ジイソステアリル、イソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、(イソステアリン酸/セバシン酸)ジトリメチロールプロパンオリゴエステル、トリエチルヘキサン酸ジトリメチロールプロパン、トリエチルヘキサン酸エリスリチル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ヒマシ油等が例示できる。
配合する油分は、一種でも良く二種以上でも良い。二種以上である場合には、その組み合わせ及び比率は、目的に応じて適宜選択すれば良い。なかでも好ましい具体例としては、エステル油とシリコーン油との組み合わせが挙げられ、上記の水酸基価が40〜300であり、かつ常温で液体であるエステル油と、鎖状ポリシロキサンのシリコーン油との組み合わせがより好ましい。
前記油分の配合量は、目的とする透明ゲル化粧料の用途等により適宜調整すれば良い。
本発明の透明ゲル化粧料は、水酸基価が40〜300であり、かつ常温で液体であるエステル油を、好ましくは20質量%以上、より好ましくは30質量%以上、特に好ましくは40〜60質量%含有することで、特に優れた効果を発揮する。
本発明の透明ゲル化粧料は、上記必須成分の他に、本発明の効果を妨げない範囲内において、必要に応じてその他の成分として、保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、高分子、界面活性剤、粉末、顔料、色素、アルコール、薬剤、溶剤、香料等を適宜配合できる。
ゲル化剤とは、一般に液油と混ぜた場合にゲル化して固化する特徴を有する成分のことを言う。
そして、本発明のゲル化剤は、本発明におけるエステル化反応生成物、すなわち、グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸及び炭素数8〜28の脂肪酸(ただし、二塩基酸を除く)を反応させることにより得られるエステル化反応生成物と、12−ヒドロキシステアリン酸とを含有することを特徴とする。
本発明のゲル化剤を前記油分と混合して使用することにより、透明性及び硬度が高く、使用性が良好な透明ゲル化粧料を製造することができる。
本発明のゲル化剤の構成成分である、12−ヒドロキシステアリン酸及び本発明におけるエステル化反応生成物の質量比(12−ヒドロキシステアリン酸:本発明におけるエステル化反応生成物の質量比)は、上記のように、20:1〜1:2であることが好ましく、10:1〜1:1であることがより好ましく、5:1〜1:1であることがより好ましく、5:1〜2:1であることが特に好ましい。
本発明の透明ゲル化粧料は、上記必須成分の他に、本発明の効果を妨げない範囲内において、必要に応じてその他の成分として、保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、高分子、界面活性剤、粉末、顔料、色素、アルコール、薬剤、溶剤、香料等を適宜配合できる。
前記保湿剤としては、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グルセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、尿素、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザイヨバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が例示できる。
前記防腐剤としては、エチルパラベン、プチルパラベン等が例示できる。
前記酸化防止剤としては、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が例示できる。
前記紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸(以下、PABA と略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤、オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル-ジパラメトキシシンナメート等の桂皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル-ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルエステル、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン、5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン、2,4,6−トリアニリノ−p−(カルボ−2’−エチルヘキシル−1’−オキシ)1,3,5−トリアジン等が例示できる。
前記高分子としては、天然の水溶性高分子、半合成の水溶性高分子、合成の水溶性高分子、無機の水溶性高分子等が例示できる。
また、前記天然の水溶性高分子としては、アラアビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ローカストビーンガム、タマリンドガム、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)等の植物系高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等の微生物系高分子;コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子等が例示できる。
また、前記半合成の水溶性高分子としては、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、ニトロセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子等が例示できる。
また、前記合成の水溶性高分子としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー(カーボポール)等のビニル系高分子;ポリエチレングリコール20000、40000、60000等のポリオキシエチレン系高分子;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体共重合系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子;ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等が例示できる。
また、前記無機の水溶性高分子としては、ベントナイト、ケイ酸AlMg(ビーガム)、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等が例示できる。
前記界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、親油性非イオン性界面活性剤及び親水性非イオン界面活性剤等の合成系界面活性剤、又は天然系界面活性剤等が例示できる。
また、前記アニオン界面活性剤としては、セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩;POE−ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE−ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩;ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサルコシン酸;N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩;POE−オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POE−ステアリルエーテルリン酸等のリン酸エステル塩;ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩;リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸塩;N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩;硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩;ロート油等の硫酸化油;POE−アルキルエーテルカルボン酸;POE−アルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が例示できる。
また、前記カチオン界面活性剤としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩;塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩、塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム)、塩化セチルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩;アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POE−アルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム;有機変性モンモリロナイト等の有機変性粘土鉱物等が例示できる。
また、前記両性界面活性剤としては、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界面活性剤;2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活性剤等が例示できる。
また、前記親油性非イオン性界面活性剤としては、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類;モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、モノオレイン酸グリセリン等のグリセリン脂肪酸エステル類;モノイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、縮合リシノレイン酸ジグリセリル、縮合リシノレイン酸テトラグリセリル等のポリグリセリン脂肪酸エステル;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類;硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル等が例示できる。
また、前記親水性非イオン界面活性剤としては、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレート、POE−ソルビタンテトラオレエート等のPOE−ソルビタン脂肪酸エステル類;POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステアレート等のPOE−ソルビット脂肪酸エステル類;POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリントリイソステアレート等のPOE−グリセリン脂肪酸エステル類;POE−モノオレエート、POE−ジステアレート、POE−モノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等のPOE−脂肪酸エステル類;POE−ラウリルエーテル、POE−オレイルエーテル、POE−ステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POE−コレスタノールエーテル等のPOE−アルキルエーテル類;プルロニック等のプルロニック型類、POE・POP−セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・POP−グリセリンエーテル等のPOE・POP−アルキルエーテル類;テトロニック等のテトラ POE・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物類;POE−ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE−硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOE−ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体;POE−ソルビットミツロウ等のPOE−ミツロウ・ラノリン誘導体;ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミド;POE−プロピレングリコール脂肪酸エステル、POE−アルキルアミン、POE−脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、POE−ノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン酸、モノラウリン酸ポリグリセリル、モノステアリン酸ポリグリセリル、モノオレイン酸ポリグリセリル、ジステアリン酸ポリグリセリル、ジオレイン酸ポリグリセリル等のポリグリセリン脂肪酸エステル;メチルポリシロキサン・セチルメチルポリシロキサン・ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体等の変性シリコーン等が例示できる。
また、前記天然系界面活性剤としては、大豆リン脂質、水添大豆リン脂質、卵黄リン脂質、水添卵黄リン脂質等のレシチン類や大豆サポニン等が例示できる。
前記粉末、顔料又は色素としては、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等の無機粉末、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等の有機粉末、二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料;酸化鉄等の無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料;黒酸化鉄、カーボンブラック、低次酸化チタン等の無機黒色系顔料;マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、紺青等の無機青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等の金属粉末顔料;赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料;赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料;クロロフィル、β−カロチン等の天然色素等が例示できる。
前記アルコールとしては、低級アルコール、多価アルコールが例示できる。
また、前記低級アルコールとしては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール等が例示できる。
また、前記多価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングルコール、2,3−ブチレングルコール、ペンタメチレングルコール、2−ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等の2価のアルコール;グリセリン、トリメチロールプロパン、1,2,6−ヘキサントリオール等の3価のアルコール;ペンタエリスリトール等の4価アルコール;キシリトール等の5価アルコール;ソルビトール、マンニトール等の6価アルコール;ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングルコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等の多価アルコール重合体;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングルコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等の2価のアルコールアルキルエーテル類;ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等の2価アルコールアルキルエーテル類;エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアステート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等の2価アルコールエーテルエステル;キシルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等のグリセリンモノアルキルエーテル;ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等の糖アルコール;グリソリッド、テトラハイドロフルフリルアルコール、POE−テトラハイドロフルフリルアルコール、POP−ブチルエーテル、POP・POE−ブチルエーテル、トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル、POP−グリセリンエーテル、POP−グリセリンエーテルリン酸、POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル等が例示できる。
配合する前記その他の成分は、一種でも良く二種以上でも良い。二種以上である場合には、その組み合わせ及び比率は、目的に応じて適宜選択すれば良い。
本発明の透明ゲル化粧料の製品形態としては、口紅、リップグロス、リップクリーム、アイシャドー等のメーキャップ化粧料;ヘアスティック、ポマード等の毛髪化粧料等が例示できる。なかでも、特に優れた効果を発揮する点から、スティック状透明固形化粧料とすることが好ましい。
本発明の透明ゲル化粧料は、常法に従い製造できる。例えば、グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸及び炭素数8〜28の脂肪酸(二塩基酸を除く)を反応させることにより得られるエステル化反応生成物と、12−ヒドロキシステアリン酸と、油分と、必要に応じてその他の成分とを配合し、加熱溶解させて均一化させた後、冷却して所望の形態に成型すれば良い。
配合時には、本発明のゲル化剤、すなわち、12−ヒドロキシステアリン酸及び本発明におけるエステル化反応生成物の混合物を、油分に添加することが好ましい。
加熱溶解時の温度は、特に限定されず、配合成分等に応じて調整すれば良いが、通常、90℃以下で十分であり、75〜85℃程度であることが好ましい。本発明においては、その配合成分の組み合わせにより、例えば95℃以上のような高温に加熱しなくても、各配合成分を溶解させることができ、特に油分等の劣化を防止でき、高品質な化粧料とすることができる。
本発明の透明ゲル化粧料は、その硬度を、ゲル化剤の配合量により調整できる。そして、硬度は、目的とする透明ゲル化粧料の用途等により適宜調整すれば良い。例えば、上記のように、ゲル化剤として12−ヒドロキシステアリン酸及び本発明におけるエステル化反応生成物の混合物を使用する場合には、通常、前記混合物の配合量が、配合成分の総量中、5〜30質量%であることが好ましく、7〜25質量%であることが好ましい。
具体的には、後記する実施例における「破断強度」を例に採ると、前記混合物の配合量が10質量%以上である場合には破断強度が140以上、前記配合量が12質量%以上である場合には破断強度が175以上、前記配合量が15質量%以上である場合には破断強度が200以上、前記配合量が20質量%以上である場合には破断強度が300以上のものが、それぞれ好適に得られる。そして、本発明の透明ゲル化粧料は、例えば、室温程度で1ヶ月程度保存した後でも、高い硬度を維持できる。
本発明の透明ゲル化粧料は、従来の透明化粧料が有していた、塗布時ののびや性状、仕上がり、経時での透明性の低下など、使用上及び透明性の問題点を解決したものである。
さらには、硬度が高く、ゲル化粧料として優れた品質を有するものである。
以下、具体実施例により、本発明についてさらに詳しく説明する。ただし、本発明は、これら実施例に何ら限定されるものではない。
また、以下に示す各成分の配合量は、特に断りがない限り「質量%」を示すものとする。
[実施例1〜12、比較例1〜8]
<透明ゲル化粧料の製造>
表1〜5に示す配合比で、油分にゲル化剤(12−ヒドロキシステアリン酸及び本発明におけるエステル化反応生成物の混合物)を添加し、80℃で加熱溶解させて全体を均一化させた後、これを金型に流し込み、0℃に冷却して直径12mmの筒状に成型することで、透明ゲル化粧料を得た。ただし、比較例2のみ、油分とデキストリン脂肪酸エステルとを、95℃に加熱して溶融させた後、これに12−ヒドロキシステアリン酸を添加したこと以外は、上記と同様に透明ゲル化粧料を得た。なお、表中の「−」は未配合又は対象外であることを示す。
表1〜5中の※1〜※7の各原料としては、下記市販品を使用した。
※1;日清オイリオグループ社製、商品名:ノムコートSG
※2;日清オイリオグループ社製、商品名:ノムコートHK−G
※3;千葉製粉社製、商品名:レオパールKL
※4;日清オイリオグループ社製 商品名:コスモール222(水酸基価:80)
※5;信越化学社製、商品名:KF56(水酸基価:0)
※6;日清オイリオグループ社製、商品名:コスモール43(水酸基価:47)
※7;日清オイリオグループ社製、商品名:サラコス5418(水酸基価:1)
なお、※4〜7の原料は、全て常温で液体である。
また、「(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリル」とは、「グリセリン、ベヘン酸、イソステアリン酸及びエイコサン二酸を反応させることにより得られるエステル化反応生成物」のことを示し、「(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル」とは、「グリセリン、ベヘン酸及びエイコサン二酸」を反応させることにより得られるエステル化反応生成物」のことを示す。
<透明ゲル化粧料の品質評価>
得られた各透明ゲル化粧料について、25℃で1ヶ月保存した後の破断強度、硬度、透明性、塗布後の状態を評価した。評価結果を表1〜5に示す。各項目の評価は、下記方法及び評価基準に従って行った。
(破断強度、硬度)
透明ゲル化粧料を20℃で1時間静置し、レオメーター(不動産業社製)を使用して、試料を直径3mmのプランジャーで架台速度60mm/分で押し込み、応力の最大値を測定して破断強度とした。硬度の評価基準は下記の通りである。実施例1〜7については比較例1を、実施例8〜10については比較例5を、実施例11については比較例6を、実施例12〜7については比較例8を、それぞれ標準比較例とし、下記関係式に従って評価した。式中、Xは実施例、又は標準比較例以外の比較例の硬度、Yは標準比較例の硬度である。
A:破断強度が比較例1よりも高い(1.2<X/Y)
B:破断強度が比較例1と同等である(0.8≦X/Y≦1.2)
C:破断強度が比較例1よりも低い(0.5≦X/Y<0.8)
D:破断強度が比較例1よりも極めて低い(X/Y<0.5)
(透明性)
試料の入ったガラス瓶を通して、前記ガラス瓶から0.5cm離れた距離にある、ひらがなの「あ」の字(文字の大きさ:1cm四方)の判読の容易性により、透明性を評価した。透明性の評価基準は下記の通りである。
A:はっきり判読できる
B:曇りがあるが判読できる
C:文字があることはわかるが判読できない
D:文字の存在が確認できない
(使用性)
試料を金型に流し込んでスティック状化粧料を作製し、口唇に塗布した後、スティックの塗布面におけるくずれの状態を評価した。評価基準は下記の通りである。
A:表面のくずれがない
B:表面のくずれがほとんどない
C:表面のくずれがやや目立つ
D:表面のくずれが非常に目立つ
Figure 2010029769
Figure 2010029769
Figure 2010029769
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本発明は、各種化粧品の分野で利用可能である。

Claims (6)

  1. グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸及び炭素数8〜28の脂肪酸(ただし、二塩基酸を除く)を反応させることにより得られるエステル化反応生成物と、12−ヒドロキシステアリン酸と、油分とを含有することを特徴とする透明ゲル化粧料。
  2. 前記12−ヒドロキシステアリン酸を4〜20質量%、前記エステル化反応生成物を1〜15質量%含有することを特徴とする請求項1に記載の透明ゲル化粧料。
  3. 前記12−ヒドロキシステアリン酸及び前記エステル化反応生成物の質量比が20:1〜1:2であることを特徴とする請求項1又は2に記載の透明ゲル化粧料。
  4. 水酸基価が40〜300であり、かつ常温で液体であるエステル油を、前記油分として20質量%以上含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の透明ゲル化粧料。
  5. グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸及び炭素数8〜28の脂肪酸(ただし、二塩基酸を除く)を反応させることにより得られるエステル化反応生成物と、12−ヒドロキシステアリン酸とを含有することを特徴とするゲル化剤。
  6. 請求項5に記載のゲル化剤と油分とを含有することを特徴とする透明ゲル化粧料。
JP2010528662A 2008-09-12 2009-09-11 透明ゲル化粧料 Active JP5613564B2 (ja)

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