JPWO2009118972A1 - Dcモータ - Google Patents

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Abstract

DCモータ10は、多角形状の断面を有する筒状のハウジング12と、ハウジング12の内周面に沿って設けられ、そのハウジング12の角部に磁極を有するマグネット20と、ハウジング12の軸線に沿って挿通されたシャフト22と、シャフト22に固定され、マグネット20に対向配置された電機子24と、電機子24と同軸状にシャフト22に取り付けられたコミテータ26と、コミテータ26の半径方向に沿うように配設され、その先端面がコミテータ26の外周面に摺接する柱状のカーボンブラシ30と、ハウジング12内に配設され、カーボンブラシ30をコミテータ26側に付勢する付勢部材とを備える。カーボンブラシ30は、ハウジング12内の周方向位置において、そのカーボンブラシ30の長さが最も長く確保可能な位置に配置される。

Description

本発明はDCモータに関し、特にハウジング内に給電用のブラシを備えたモータに関する。
自動車等の電装機器や音響・映像機器、あるいは家電機器から玩具・模型に到るまで、DCモータ(以下、単に「モータ」ともいう)はあらゆる分野および用途に使用されている。また、自動化による電装品の増加に伴い、一つの製品に数多くのモータが搭載されるようになり、個々のモータの特性を確保した状態でその小型化が要求されている。従来、このようなモータには、そのケースが円筒状のラウンドタイプ、小判形のフラットタイプ、長方形のスクエアタイプと呼ばれるものが主流であった。フラットタイプやスクエアタイプは着磁極数が2極となり、そのケースの長手方向に対向してマグネットが設けられる。一方、4極以上になると、磁極をバランスよく配置するとともにその収容空間を小さくするためにラウンドタイプが採用されていた。
しかしながら、このようなラウンドタイプにおいては、周方向に隣接するマグネット間に余分なスペースが発生する。一方、マグネットとしての機能を維持するためには、その磁極の中心部の厚みが確保されていればよい。このようなことから、ケースの形状をその円筒形よりも小さな多角形状とし、その角部に磁極の中心を配置するようにマグネットを設けることで小型化を実現する技術も提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
このような形状によれば、隣接するマグネット間の余分なスペースが削減される。一方、マグネットそのものは小さくなるが、その磁極の中心に十分な厚みがあるため、必要な特性は維持される。つまり、モータとしての特性を維持しつつその小型化を実現することができる。さらに、ケースが多角形状であるため、装置内に設置する場合の回り止めを別途設ける必要もないといったメリットも得られる。
特開2007−228750号公報 特開2007−6688号公報
ところで、このようにして小型化を実現した多角形状のモータは、一般に、給電用のブラシとして金属ブラシが用いられている。この金属ブラシは、例えば音響機器等の低電流(例えば0.5A以下)で使用される用途のものには問題がないが、電装機器等の高電流(例えば1.0A以上)で使用される用途、あるいは電動工具等の高出力(例えば100W以上)で使用される用途に使用されると、接点に生じる火花によって比較的早期に焼損する可能性がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、給電用のブラシを備えたDCモータの小型化と高寿命化を同時に実現可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のDCモータは、複数の平坦な側面部を有し、多角形状の断面を有する筒状のハウジングと、ハウジングの内周面に沿って設けられ、そのハウジングの角部に磁極を有するマグネットと、ハウジングの軸線に沿って挿通されたシャフトと、シャフトに固定され、マグネットに対向配置された電機子と、電機子と同軸状にシャフトに取り付けられたコミテータと、柱状の本体を有し、ハウジング内において、その本体の長手方向がコミテータの半径方向に沿うように配設され、その先端面がコミテータの外周面に摺接するカーボンブラシと、ハウジング内に設けられ、カーボンブラシをコミテータの半径方向にストローク可能に支持する支持部と、ハウジング内に配設され、カーボンブラシをコミテータ側に付勢する付勢部材と、を備える。カーボンブラシは、ハウジング内の周方向位置において、そのカーボンブラシの長さが最も長く確保可能な位置に配置される。ハウジングの軸線は、挿通されたシャフトの長さ方向に延びる。
ここでいう「多角形状」は、複数の側面部を各辺とする多角形が形成されればよく、その側面部の接続部である角部に面取りやR(丸め)が施されていてもよい。DCモータ(単に「モータ」ともいう)の小型化の観点からは、その複数の側面部により正多角形状に形成されるのが好ましい。
この態様では、柱状のカーボンブラシがその長手方向に付勢されてコミテータに摺動する。すなわち、電機子への給電用のブラシとしてカーボンブラシが採用されるため、モータとして金属ブラシを用いる場合よりも高電流、高出力の用途に用いることが可能となる。一方、ハウジングの角部に磁極を設けることによりその小型化を実現するなかで、カーボンブラシを最も長く確保可能な配置構成としたため、カーボンブラシを長期間使用することができる。すなわち、カーボンブラシであってもコミテータとの摺動によって経年とともに摩耗が進行するが、ハウジング内に最も長くなるように配置可能であるため、モータの長寿命化を図ることもできる。
本発明の別の態様もまた、DCモータである。このDCモータは、複数の平坦な側面部と、隣接する側面部をつなぐ平面状または湾曲状の角部とを有し、側面部により正多角形状の断面が形成される筒状のハウジングと、ハウジングの内周面に沿って設けられ、そのハウジングの角部に磁極を有するマグネットと、ハウジングの軸線に沿って挿通されたシャフトと、シャフトに固定され、マグネットに対向配置された電機子と、電機子と同軸状にシャフトに取り付けられたコミテータと、柱状の本体を有し、ハウジング内において、その本体の長手方向がコミテータの半径方向に沿うように配設され、その先端面がコミテータの外周面に摺接するカーボンブラシと、ハウジング内に設けられ、カーボンブラシをコミテータの半径方向にストローク可能に支持する支持部と、ハウジング内に配設され、カーボンブラシをコミテータ側に付勢する付勢部材と、を備える。カーボンブラシが、正多角形状の対角線を長手方向とするように配置されている。
この態様においてもカーボンブラシが採用されるため、モータとして高電流、高出力の用途に用いることが可能となる。また、正多角形状のハウジングの角部に磁極を設けることにより小型化を実現するなかで、コミテータからの距離が最も長くとれる対角線上にカーボンブラシが配置されるため、カーボンブラシを長期間使用することができ、モータの長寿命化を図ることもできる。
本発明によれば、給電用のブラシを備えたDCモータの小型化と高寿命化を同時に実現することができる。
実施例に係るDCモータの正面図である。 DCモータの分解斜視図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図3のB−B矢視断面図である。 ブラシホルダにコネクタが取り付けられたブラシホルダ組立体を図3のC方向からみた矢視図である。 図5に示す状態からプリント基板を取り外した状態を表す図である。 ブラシホルダ組立体の分解斜視図である。 図6に示す状態においてコミテータを組み込んだ状態を表す図である。
符号の説明
10 DCモータ、 12 ハウジング、 14 回転子、 16 金属ケース、 18 ブラシホルダ、 20 マグネット、 22 シャフト、 24 電機子、 26 コミテータ、 28 マグネット、 30 カーボンブラシ、 31 カーボンホルダ、 32 コネクタ、 36 小ケース板、 37 滑り軸受、 41 軸受、 42 軸受ホルダ、 46 コア、 48 巻線、 50 ブッシュ、 52 ホール素子、 61 磁極、 62 磁極、 63 磁極、 64 磁極、 71 巻回部、 72 一端部、 73 他端部、 76 チョークコイル、 78 サーキットブレーカ、 80 プリント基板、 82 給電端子、 84 出力端子。
本発明の一実施形態にかかるDCモータは、複数の平坦な側面部を有し、多角形状の断面を有する筒状のハウジングと、ハウジングの内周面に沿って設けられ、そのハウジングの角部に磁極を有するマグネットと、ハウジングの軸線に沿って挿通されたシャフトと、シャフトに固定され、マグネットに対向配置された電機子と、電機子と同軸状にシャフトに取り付けられたコミテータと、柱状の本体を有し、ハウジング内において、その本体の長手方向がコミテータの半径方向に沿うように配設され、その先端面がコミテータの外周面に摺接するカーボンブラシと、ハウジング内に設けられ、カーボンブラシをコミテータの半径方向にストローク可能に支持する支持部と、ハウジング内に配設され、カーボンブラシをコミテータ側に付勢する付勢部材と、を備える。カーボンブラシは、ハウジング内の周方向位置において、そのカーボンブラシの長さが最も長く確保可能な位置に配置される。
付勢部材は、付勢力を蓄積する本体部とその本体部から延出してカーボンブラシに付勢力を伝達する伝達部とを有するスプリングからなるものでもよい。その場合、本体部が、ハウジング内においてカーボンブラシのストローク範囲の延長線上から外れた位置に設けられるのが好ましい。このような構成により、スプリングの本体部の設置スペースによってカーボンブラシの長さが規制されることもない。一方、スプリングの伝達部がカーボンブラシに当接されるため、その付勢力によりカーボンブラシとコミテータとの摺動状態を安定に保ち、コミテータへの給電状態を保持することができる。
具体的配置構成としては、カーボンブラシが、ハウジングの角部とコミテータの軸中心とをつなぐ線上に延びるように配置され、スプリングの本体部が、ハウジングの角部と側面部との間のスペースに配設されていてもよい。
例えば、スプリングが、ねじりばねであってもよい。そして、そのねじりばねの巻回部が本体部としてハウジングの側面部に近接配置され、ねじりばねの一端部が伝達部としてカーボンブラシに当接されていてもよい。カーボンブラシを長期間使用するために、このねじりばねの一端部は、カーボンブラシのコミテータとの摺動面とは反対側端部に当接されるのが好ましい。ねじりばねは、その一端部が細い線材となるため、カーボンブラシとの当接部に要されるスペースを小さく抑えることができ、カーボンブラシをできるだけ長く構成できる点で好ましい。なお、例えば板ばね等、ねじりばね以外のスプリングを採用することもできる。
より具体的には、ハウジングが、磁極と同数の側面部と、隣接する側面部をつなぐ平面状または湾曲状の角部とを有する多角形状に形成され、マグネットが、角部に対応する位置にて厚肉となり、側面部に対応する位置にて薄肉となるようにハウジングの内周面に固着されていてもよい。そして、そのマグネットの内周面により形成される仮想円の中心が、電機子の軸中心に一致するように構成され、厚肉部分を中心に各磁極が形成されていてもよい。このようにして角部のエッジを切り落とすような形状にすることで、ハウジングの外形を小型化に向けて最適化することができる。一方、角部に対応する位置でマグネットを厚肉にして磁極の中心とすることで、モータとしての特性を維持することができる。
すなわち、電機子が断面円形状である一方、これを収容するハウジングが断面多角形状であることから、そのハウジングの角部にスペースが生じる。このスペースを利用してマグネットを配置することで、ハウジングひいてはモータ全体の小型化を実現している。一方、その小型化によってスペースが制約されることから、上述のようにカーボンブラシの長さを最も確保できるよう配置構成が工夫されている。
ハウジングが、マグネットが固定された金属ケースと、カーボンブラシを支持する樹脂製のブラシホルダとを連結して構成されていてもよい。そして、ブラシホルダの角部に、カーボンブラシをコミテータの半径方向にストローク可能に支持する支持部として金属製のカーボンホルダが配設されていてもよい。このように、給電部をブラシホルダに集約してマグネット側と分離可能な構成とすることで、カーボンブラシ等の組み付け作業を容易にすることができる。
さらに、コミテータの外径以下の外径を有し、コミテータに隣接するようにシャフトに固定された検出用マグネットと、検出用マグネットの回転に応じてパルス信号を出力する磁気検出素子と、カーボンブラシから延出する配線に接続される給電端子と、磁気検出素子の信号を取り出すための出力端子と、磁気検出素子とを一体に含む本体を有するコネクタを備えていてもよい。そして、そのコネクタが、ブラシホルダに脱着可能に取り付けられるものであり、ブラシホルダに取り付けられた際に磁気検出素子が検出用マグネットに対向配置されるよう磁気検出素子の位置決めがなされているものであってもよい。
このような構成によれば、コネクタがブラシホルダに対して着脱式であるため、要求仕様によってはいずれかの端子の配置を変更するなど、モータの取付対象となる機器に応じてコネクタのみの変更で対応することができ、汎用性が高くなる。
以下、図面を参照しつつ本発明を具体化した実施例について詳細に説明する。
[実施例]
図1は、実施例に係るDCモータの正面図である。図2は、DCモータの分解斜視図である。図3は、図1のA−A矢視断面図である。
図1および図2に示すように、DCモータ(単に「モータ」という)10は、筒状のハウジング12の内部に回転子14が収容されて構成されている。ハウジング12は、有底筒状の金属ケース16と、筒状の樹脂製のブラシホルダ18とを組み付けて構成される。金属ケース16は、磁気回路を形成するヨークとしても機能し、その内周面には筒状の界磁マグネット(単に「マグネット」という)20が固定され、ともに固定子を構成している。金属ケース16の底部中央にはボス部17が外方にやや突出するように形成され、後述する軸受を収容している。
回転子14は、回転軸となるシャフト22の一端側半部に、電機子24、コミテータ26、検出用マグネット28等が設けられて構成される。ブラシホルダ18には、コミテータ26に対向配置される一対のカーボンブラシ30が配設されている。ブラシホルダ18には、図示しない電装品と電気的に接続するためのコネクタ32が着脱可能に取り付けられる。
ブラシホルダ18は、コネクタ32を取り付けたブラシホルダ組立体の状態で金属ケース16に挿入されるようにして組み付けられる。金属ケース16の開口端近傍の側面には切り欠き部34,35が設けられており、ブラシホルダ組立体を組み付ける際にコネクタ32およびブラシホルダ18の所定箇所が切り欠き部34,35の各基端部にそれぞれ係止されることにより適切な位置決めがなされる。
このようにブラシホルダ組立体を組み付けた後、金属ケース16の開口部を小ケース板36により封止する。小ケース板36は、金属ケース16の開口部とほぼ同形状の外形を有し、その開口部に挿通嵌合される。小ケース板36は、金属ケース16内に挿入された後に小ケース板36の開口端が内方に加締められることにより、金属ケース16に対して固定される。小ケース板36の周縁部には互いに反対側に延出する一対のフランジ部38が設けられ、各フランジ部38が電装品への取り付け部を形成している。
小ケース板36の中央にはボス部39が外方にやや突出するように形成され、リング状であって潤滑用のオイルを含浸したいわゆるオイルレスメタルからなる滑り軸受37が圧入されている。ボス部39の底部にはその滑り軸受37と同軸状に挿通孔が設けられている。シャフト22の他端側半部は、この挿通孔を貫通して外部に露出し、図示しないギア等を介して駆動対象に接続される。なお、滑り軸受37を小ケース板36ではなくブラシホルダ18に設けることもできるが、金属からなる小ケース板36にて保持する本実施例の構成は、樹脂と比べて温度湿度変化に強く、モータ使用温度湿度環境の変化による体積の膨張収縮が小さいのでシャフト22の同軸度を向上させることができ、回転子14を高精度で安定した回転状態を保持することができる。
図3に示すように、金属ケース16、ブラシホルダ18、およびコネクタ32に囲まれるようにしてハウジング12の内部空間が形成される。小ケース板36のボス部39には上述した滑り軸受37が圧入され、シャフト22の挿通孔40近傍の部分を回転自在に軸支している。一方、金属ケース16のボス部17には、すべり軸受けであって外形形状が球形である球形すべり軸受け41が同軸状に内挿嵌合された有底筒状の軸受ホルダ42が配置されている。球形すべり軸受け41は、シャフト22の一端部に圧入されている。軸受ホルダ42の底部中央には断面三角形状の凸部43が設けられ、ボス部17の底部に設けられた同形状の凹部44に嵌合することで、その軸線周りの回動が阻止されている。つまり、これら凸部43および凹部44により軸受ホルダ42の回り止め構造が実現されている。また、球形すべり軸受け41が、その外周の曲面部において軸受ホルダ42に相対的に回動可能となっている。すなわち、シャフト22と同軸の球形すべり軸受け41の軸線が軸受ホルダ42の軸線と所定角度の傾きを許容する構成となっており、シャフト22の回転により自動調心がなされるようになっている。
電機子24は、シャフト22に圧入されたコア46と、コア46に巻回された巻線48を含んで構成されており、コア46の外周面がマグネット20の内周面と所定のクリアランス(磁気ギャップ)をあけて対向配置されている。これらマグネット20およびコア46による磁極構成の詳細については後述する。
シャフト22における電機子24と滑り軸受37との間には、電機子24側から順にコミテータ26、検出用マグネット28、ブッシュ50が並設されている。コミテータ26は、円筒状をなし、コネクタ32が金属ケース16に組み付けられた際にカーボンブラシ30に対向配置される位置にてシャフト22に圧入されている。ブラシホルダ18には筒状のカーボンホルダ31が固定されており、カーボンブラシ30は、このカーボンホルダ31に内挿されて支持されている。
検出用マグネット28は、コミテータ26よりも外径がやや小さな円筒状をなし、コミテータ26に軸線方向に当接するようにシャフト22に挿通されている。コネクタ32の下面にはホール素子52が配設されており、コネクタ32が金属ケース16に組み付けられた際には、そのホール素子52が検出用マグネット28に対向配置される。検出用マグネット28がコミテータ26よりもやや小さく構成されることで、シャフト22が他端側からブラシホルダ18に挿通される際に検出用マグネット28がカーボンブラシ30に干渉するのが防止される。また、検出用マグネット28をコミテータ26よりも小さな範囲で大きくすることで、ホール素子52に近接配置できるようにされている。
検出用マグネット28は、回転に伴ってその外周面にN極とS極とが交互に現れるように2極に着磁されており、ホール素子52がその検出用マグネット28の回転に伴う磁極の切り替わり(境界)を検出してパルス信号を出力する。所定期間におけるそのパルス信号の数を取得することにより、モータ10の回転数を検出することができる。なお、本実施例では検出用マグネット28を2極着磁としたが、例えば4極着磁等その他の偶数極数に設定してもよい。
検出用マグネット28のブッシュ50との対向面には、断面四角形状の凹部54が設けられている。一方、ブッシュ50は、その凹部54と相補形状の外形を有する段付柱状をなしている。ブッシュ50は、その先端部を凹部54に嵌合させるようにシャフト22に圧入されており、その結果、検出用マグネット28のシャフト22に対する回転が防止されている。ブッシュ50は、鉄などの磁性材料からなり、検出用マグネット28の磁力を安定化させるバックヨークとしても機能する。
図4は、図3のB−B矢視断面図である。
金属ケース16は、4つの平坦な側面部を有する4角形状の断面を有し、隣接する側面部が湾曲状(R状)の角部により接続されている。このように、四角形状の角部を落としたような形状とすることで、モータ10全体の小型化を図っている。マグネット20は、その外周面が接着剤を介して金属ケース16の内周面に固着されており、金属ケース16の角部に対応する位置にて厚肉となり、側面部に対応する位置にて薄肉となるように構成されている。このマグネット20の内周面により形成される仮想円の中心が、電機子24の軸中心に一致するように構成されており、マグネット20の厚肉部分を中心に各磁極が形成されている。
すなわち、マグネット20は、磁極60(N極)、磁極61(S極)、磁極62(N極)、磁極63(S極)が周方向に等間隔で設けられた4極界磁の偏肉筒状体からなり、厚肉部となる各磁極の中心が金属ケース16の4つの角部にそれぞれ配置されている。マグネット20は、例えば磁性材料を偏肉筒形状に一体成形して金属ケース16に固定した後、磁界発生装置により金属ケース16の外部から着磁させることで形成できるが、その着磁技術については公知であるため詳細な説明を省略する。
一方、コア46は、シャフト22に圧入された中央円筒部から放射状に延出する6つの磁極64〜69を有し、各磁極に巻線48が巻回されている。なお、コア46と巻線48との間には、絶縁用のコーティングパウダーの塗布が施されている。
図5は、ブラシホルダにコネクタが取り付けられたブラシホルダ組立体を図3のC方向からみた矢視図である。図6は、図5に示す状態からプリント基板を取り外した状態を表す図である。さらに、図7は、ブラシホルダ組立体の分解斜視図である。
図5および図6に示すように、ブラシホルダ18は有底筒状をなし、金属ケース16と同様に四角形状の断面の角部が湾曲状に形成されている。ブラシホルダ18の中央にはその軸線方向にコミテータ26や検出用マグネット28を挿通可能な円孔が形成されており、その周囲に各種機能部品がスペースを有効利用するよう最適配置されている。なお、ブラシホルダ18の軸線方向は、そのブラシホルダ18に挿通されるシャフト22の長さ方向となる。
すなわち、ブラシホルダ18の図5の左右下方の角部には、周方向に90度をなすように一対の筒状のカーボンホルダ31が固定され、その内部にカーボンブラシ30が摺動可能に収容されている。カーボンホルダ31は、導電性金属からなる断面四角形状の長尺筒状体からなり、ブラシホルダ18の軸中心からその半径方向に沿って延びるように配設されている。
カーボンブラシ30は、長方形状の断面を有する長尺角柱状をなし、カーボンホルダ31に摺動可能に内挿され支持されている。それにより、金属ケース16、回転子14、ブラシホルダ組立体が組み付けられた際には、カーボンブラシ30が、ブラシホルダ18の角部とコミテータ26の軸中心とをつなぐ線上に延びるように配置されるようになる。本実施例において、この軸中心と角部とをつなぐ線上は、ブラシホルダ18の平坦部をつないで構成される正方形の対角線上でもあり、ブラシホルダ18内の周方向位置においてその半径方向のスペースが最も長くなる位置である。このため、カーボンブラシ30は、その長さが最も長く確保可能な位置に配置されることになる。
ブラシホルダ18の角部と側面部との間のスペースには、ねじりばね70が配設されている。ねじりばね70は、その巻回部71がブラシホルダ18の側面部に近接配置されたボス部68に挿通されて支持され、その巻回部71から延出する一端部72がカーボンブラシ30の後端面に当接される。巻回部71から延出する他端部73は、ブラシホルダ18の底部に固定されている。ねじりばね70は、その巻回部71にて付勢力を蓄積し、一端部72がその付勢力をカーボンブラシ30に伝達してコミテータ26側に付勢する。
カーボンホルダ31のねじりばね70との対向面には、カーボンブラシ30のストローク方向に沿った図示しないスリットが設けられている。これにより、カーボンブラシ30がコミテータ26側にストロークしたとしても、ねじりばね70の一端部72がそのスリットを介して変位し、常にカーボンブラシ30に付勢力を付与できる。すなわち、カーボンブラシ30が経年により摩耗して短くなっても、コミテータ26との安定した接触状態を保持することができる。一方、ねじりばね70の巻回部71をカーボンブラシ30のストローク範囲の延長線上から外れた位置に設けることで、予めカーボンブラシ30として可能な限り長いものを選択することができ、カーボンブラシ30そのもの、ひいてはモータ10の高寿命化を図ることができる。
ブラシホルダ18の内部スペースには、さらに、2つのチョークコイル76、サーキットブレーカ78、プリント基板80等が配設されている。チョークコイル76は、電気ノイズ消去素子であり、図の左右上方の角部にそれぞれ配置されている。また、図7にも示すように、チョークコイル76の軸線がブラシホルダ18の軸線と平行となるように設けられることでブラシホルダ18の断面のスペースを節約し、小型化を図っている。サーキットブレーカ78は、例えばバイメタル方式等の公知のものからなり、通電回路内の過電流あるいは周囲の過度な温度上昇を検知してその回路を遮断する。
プリント基板80は、ブラシホルダ18の図の上部および右上空間にそったL字状の外形を有し、一対のチョークコイル76を正面側から覆うようにしてブラシホルダ18に取り付けられる。プリント基板80には、電気的ノイズをカットするためのコンデンサ、回路保護用のダイオード、ホール素子52用の抵抗などの各種回路素子が実装されている。このような構成により、万が一チョークコイル76の固定が外れてしまっても、これが電機子24に接触することがないようにされている。
コネクタ32は、モータ10を駆動対象である電装品に直接接続するためのいわゆるダイレクトコネクタであり、一対の給電端子82と、ホール素子52の信号を取り出すための一対の出力端子84とが一体に組み付けられている。コネクタ32の下面には、上述のようにホール素子52のほか、電気的ノイズをカットするためのフィルムコンデンサが配設されている。
給電端子82の一方は、プリント基板80、一方のチョークコイル76、サーキットブレーカ78およびピッグテール線86を介して一方のカーボンブラシ30に電気的に接続される。給電端子82の他方は、プリント基板80、他方のチョークコイル76およびピッグテール線87を介して他方のカーボンブラシ30に電気的に接続される。なお、上記プリント基板80の電気的接続は、並列の電気的接続となっている。
図8は、図6に示す状態においてコミテータを組み込んだ状態を表す図である。
図示のように、本実施例においては、コミテータ26の外周面からブラシホルダ18の平坦部までの直線距離T1が、カーボンブラシ30の最大長さ(つまり初期の長さ)T2よりも小さくなっている(T1<T2)。すなわち、上述のようにブラシホルダ18の断面の対角線上にカーボンブラシ30の軸線が位置するような配置構成としたため、カーボンブラシ30の長さが最も長く確保可能となっている。なお、同図におけるカーボンブラシ30の最大長さは、カーボンホルダ31の全長にわたって挿通されたカーボンブラシ30の長さと、カーボンホルダ31から突出するカーボンブラシ30の長さとを合わせたものとなっている。
すなわち、大きなDCモータであれば、ブラシホルダにおける配置箇所にかかわらず長いカーボンブラシを配置でき、その結果、カーボンブラシの長い寿命を確保することができる。しかし、DCモータを小型化すると、ブラシホルダにおける配置箇所によってはカーボンブラシを短く構成せざるを得ない場合もある。本実施例では、特にDCモータを小型化した場合にカーボンブラシがT1の長さでは十分な寿命を確保できない場合にも、T2の長さとできることで寿命が確保される構成が有効に実現されている。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。
上記実施例では、モータ10のハウジング12(金属ケース16およびブラシホルダ18)として、4つの平坦面を有する四角形状で、かつ角部が湾曲状のものを採用した例を示した。変形例においては、例えば八角形状などその他の多角形状からなるハウジングを採用してもよい。角部は、湾曲状や平面状の面取りがなされていてもよいし、そのような面取りがなされていなくてもよい。
上記実施例では、カーボンブラシ30として角柱状のものを例示したが、例えば円柱状その他の長尺柱状のものであってもよい。その場合、そのカーボンブラシの支持部となるカーボンホルダの形状もこれに合わせて設定される。
上記実施例では、4極のマグネット20を一体成形した例を示した。変形例においては、厚肉部と薄肉部とを備えた4つのマグネットを予め個々に用意しておき、金属ケース16の4つの角部にそれぞれ固定してもよい。すなわち、マグネット20の隣接する磁極の境界部(薄肉部)において、各磁極を構成するマグネットを分割形成してもよい。
上記実施例では、ブラシホルダ18内に回路保護用の素子が実装されたプリント基板80を配設した例を示した。変形例においては、モータの用途に応じてこのようなプリント基板およびその実装回路の搭載を省略した簡素な構成としてもよい。例えば、図6に示す構成において、給電端子82をリード線を介してチョークコイル76に直接接続するような構成としてもよい。

Claims (10)

  1. 複数の平坦な側面部を有し、多角形状の断面を有する筒状のハウジングと、
    前記ハウジングの内周面に沿って設けられ、そのハウジングの角部に磁極を有するマグネットと、
    前記ハウジングの軸線に沿って挿通されたシャフトと、
    前記シャフトに固定され、前記マグネットに対向配置された電機子と、
    前記電機子と同軸状に前記シャフトに取り付けられたコミテータと、
    柱状の本体を有し、前記ハウジング内において、その本体の長手方向が前記コミテータの半径方向に沿うように配設され、その先端面が前記コミテータの外周面に摺接するカーボンブラシと、
    前記ハウジング内に設けられ、前記カーボンブラシを前記コミテータの半径方向にストローク可能に支持する支持部と、
    前記ハウジング内に配設され、前記カーボンブラシを前記コミテータ側に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記カーボンブラシが、前記ハウジング内の周方向位置において、そのカーボンブラシの長さが最も長く確保可能な位置に配置されていることを特徴とするDCモータ。
  2. 前記付勢部材が、付勢力を蓄積する本体部とその本体部から延出して前記カーボンブラシに付勢力を伝達する伝達部とを有するスプリングからなり、
    前記本体部が、前記ハウジング内において前記カーボンブラシのストローク範囲の延長線上から外れた位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のDCモータ。
  3. 前記カーボンブラシが、前記ハウジングの角部と前記コミテータの軸中心とをつなぐ線上に延びるように配置され、
    前記スプリングの本体部が、前記ハウジングの角部と側面部との間のスペースに配設されていることを特徴とする請求項2に記載のDCモータ。
  4. 前記スプリングが、ねじりばねからなり、
    前記ねじりばねの巻回部が、前記本体部として前記ハウジングの側面部に近接配置され、前記ねじりばねの一端部が、前記伝達部として前記カーボンブラシに当接されていることを特徴とする請求項2に記載のDCモータ。
  5. 前記ハウジングは、前記磁極と同数の前記側面部と、隣接する側面部をつなぐ平面状または湾曲状の角部とを有する多角形状に形成され、
    前記マグネットは、前記角部に対応する位置にて厚肉となり、前記側面部に対応する位置にて薄肉となるように前記ハウジングの内周面に固着され、そのマグネットの内周面により形成される仮想円の中心が、前記電機子の軸中心に一致するように構成され、前記厚肉部分を中心に各磁極が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のDCモータ。
  6. 前記ハウジングが、前記マグネットが固定された金属ケースと、前記カーボンブラシを支持する樹脂製のブラシホルダとを連結して構成され、
    前記ブラシホルダの角部には、前記支持部として前記カーボンブラシを前記コミテータの半径方向にストローク可能に支持する金属製のカーボンホルダが配設されていることを特徴とする請求項1に記載のDCモータ。
  7. 前記コミテータの外径以下の外径を有し、前記コミテータに隣接するように前記シャフトに固定された検出用マグネットと、
    前記検出用マグネットの回転に応じてパルス信号を出力する磁気検出素子と、
    前記カーボンブラシから延出する配線に接続される給電端子と、前記磁気検出素子の信号を取り出すための出力端子と、前記磁気検出素子とを一体に含み、前記ブラシホルダに脱着可能に取り付けられる本体を有し、前記ブラシホルダに取り付けられた際に前記磁気検出素子が前記検出用マグネットに対向配置されるよう前記磁気検出素子の位置決めがなされているコネクタと、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載のDCモータ。
  8. 前記コミテータの外周面から前記ハウジングの平坦な側面部までの直線距離が、前記カーボンブラシの最大長さよりも短くなるように構成されていること小さくなっていることを特徴とする請求項1に記載のDCモータ。
  9. 複数の平坦な側面部と、隣接する側面部をつなぐ平面状または湾曲状の角部とを有し、前記側面部により正多角形状の断面が形成される筒状のハウジングと、
    前記ハウジングの内周面に沿って設けられ、そのハウジングの角部に磁極を有するマグネットと、
    前記ハウジングの軸線に沿って挿通されたシャフトと、
    前記シャフトに固定され、前記マグネットに対向配置された電機子と、
    前記電機子と同軸状に前記シャフトに取り付けられたコミテータと、
    柱状の本体を有し、前記ハウジング内において、その本体の長手方向が前記コミテータの半径方向に沿うように配設され、その先端面が前記コミテータの外周面に摺接するカーボンブラシと、
    前記ハウジング内に設けられ、前記カーボンブラシを前記コミテータの半径方向にストローク可能に支持する支持部と、
    前記ハウジング内に配設され、前記カーボンブラシを前記コミテータ側に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記カーボンブラシが、前記正多角形状の対角線を長手方向とするように配置されていることを特徴とするDCモータ。
  10. 前記コミテータの外周面から前記ハウジングの平坦な側面部までの直線距離が、前記カーボンブラシの最大長さよりも短くなるように構成されていること小さくなっていることを特徴とする請求項9に記載のDCモータ。
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