JPWO2009090744A1 - 3安定形揺動電磁アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
Description
1a,3a,4a,11a,12a,13a 本体部
1b,3b,4b,11b,12b,13b 係合凸部
21a,21b,22,23,24,33 ストッパ(第2の磁極)
26,30 磁性体
26a,30a 大径部
26b,30b 小径部
26c,30c 放射状部
25,27,43 中心部材
30d 放射状部の面積を大きくされた部分
35 ソレノイド装置
35a プランジャ
35b 駆動コイル
41 回転軸
45 固定子
45a 本体部
45b 磁極(第1の磁極)
47A,47B,47C,47D,47E,47F コイル
47G,47H コイル(第2のコイル)
49 第1の永久磁石
51,53 第2の永久磁石
55 第3の永久磁石
101〜116 3安定形揺動電磁アクチュエータ
図1は本発明の実施の形態1の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図であり、可動子が中立位置にある様子を示している。図2は可動子が第1安定位置にある様子を示す断面図である。図3は可動子が第2安定位置にある様子を示す断面図である。図1において、3安定形揺動電磁アクチュエータ101は、回転軸41の周囲に設けられた中心部材43と、中心部材43から所定の間隔を空けて同心円状に設けられ、中心方向に向けて複数のティース部(第1の磁極)45bが突設された固定子45と、中心部材43と固定子45との間に形成された円筒状の空間内に配置され、円周方向に沿って延び、円周方向に往復回動可能に支持された可動子1と、第1の磁極45bにそれぞれ巻き回され、可動子1を第1安定位置、第2安定位置、及び中立位置の3位置に停止するように付勢する複数のコイル47A,47B,47C,47D,47E,47Fと、第1安定位置及び第2安定位置において、可動子1の回転方向端部に当接して可動子1を押し止める、磁性体で成る第2の磁極を構成するストッパ21a,21bとを有している。
図9は本発明の実施の形態2の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図であり、中立位置から第1安定位置への駆動初期に発生する磁束の様子を示す断面図である。図9において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ102においては、可動子2は、端部に係合凸部を有してない。これに対応して、第2の磁極として動作する磁性体でなるストッパ22は、中心部材43から固定子45に至るまで途切れることなく連続して形成されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
図10において、中立位置から第1安定位置への駆動後期では、可動子2の回転方向の端面とストッパ(第2の磁極)22が当接しているため、発生する電磁力が大きい。図11及び図12において、第1安定位置から中立位置への駆動においては、初期後期ともに実施の形態1と磁極の配置が同じである為、同等の電磁力となる。
図13は本発明の実施の形態3の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図であり、中立位置から第1安定位置への駆動初期に発生する磁束の様子を示す断面図である。図13において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ103においては、可動子3は、断面円弧状を成す本体部3aと、本体部3aの回転方向両端部に形成された係合凸部3b、3bとから成る。係合凸部3b、3bは、本体部3aの端部の最も内径側の位置に突設されている。これに対応して、第2の磁極として動作する磁性体でなるストッパ23は、固定子45から中心部材43方向に立設する突部により形成されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
図17は本発明の実施の形態4の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図であり、中立位置から第1安定位置への駆動初期に発生する磁束の様子を示す断面図である。図17において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ104においては、可動子4は、断面円弧状を成す本体部4aと、本体部4aの回転方向両端部に形成された係合凸部4b、4bとから成る。係合凸部4b、4bは、本体部4aの端部の最も外径側の位置に突設されている。これに対応して、第2の磁極として動作する磁性体でなるストッパ24は、中心部材43方向に立設する突部により形成されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
図21は本発明の実施の形態5の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図である。図22は中立位置から第1安定位置への駆動後期に発生する磁束の様子を示す断面図である。本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ105においては、実施の形態1のコイル47A,47Cに替えて、コイル47G,47Hを巻装している。コイル47G,47Hは、それぞれ可動子1が第1安定位置及び第2安定位置にあるとき、可動子1を囲繞するような向きに巻装されている。ここで、コイル47B,47D,47E,47Fのような向きに巻装されたコイルを接線方向に巻かれたコイル(第1のコイル)、コイル47G,47Hのように巻装されたコイルを径方向に巻かれたコイル(第2のコイル)と呼ぶことにする。これに対応して、中心部材25は、コイル47G,47Hをよけるために内径方向に凹部が形成されている。
図23は本発明の実施の形態6の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図である。図24は図23のA−A線に沿う矢視断面図である。図24において、図の左側に磁束の発生する様子を示す。右側に固定子45の積層構造を示す。固定子45を積層構造にすることにより、渦電流を遮断することが出来る。
図25は本発明の実施の形態7の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図であり、中立位置から第1安定位置への駆動初期に発生する磁束の様子を示す断面図である。図25において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ107においては、中心部材27は、回転軸41の周囲に配設された円筒状部27aと、円筒状部27aの外周面から放射状に突出する複数の突出部27bとから構成されている。そして、それぞれの突出部27bの頂部に各々可動子1と対向するように永久磁石49が配設されている。つまり、可動子1の内径側に可動子1の移動方向に沿って可動子1と対向するように複数の永久磁石49が配設されている。永久磁石49は、可動子1の駆動力の補助をする。その他の構成は実施の形態5と同様である。
図27は本発明の実施の形態8の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図であり、中立位置において第2の永久磁石の発生する磁束の様子を示す断面図である。図28は第1安定位置に安定する可動子の様子を示す断面図である。図27において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ108においては、中立位置における可動子1の円周方向両端部に、可動子1の中立位置の安定停止を補助する第2の永久磁石51,51が設けられている。第2の永久磁石51,51は、それぞれN極とS極となるように配置する。その他の構成は実施の形態5と同様である。
図29は本発明の実施の形態9の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図である。図30は図29のB−B線に沿う矢視断面図である。図29において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ109においては、中立位置における可動子1の円周方向両端部の磁性体26に、可動子1の中立位置での安定停止を補助する第2の永久磁石53,53が埋設されている。第2の永久磁石53,53は、それぞれN極とS極となるように配置する。その他の構成は実施の形態6と同様である。
図31は本発明の実施の形態10の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図である。図32は図31のC−C線に沿う矢視断面図である。図31において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ110においては、実施の形態6のものと同じように、固定子45の回転軸方向(回転軸41の延びる方向)両面に磁性体30が重ねて配設されており、この磁性体30のストッパと重なる位置の放射状部30cに第3の永久磁石55が設けられている。
図33は本発明の実施の形態11の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が中立位置に安定した様子を示す断面図である。図34は本発明の実施の形態11の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が第1安定位置に安定した様子を示す断面図である。本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ111においては、可動子11は、円周方向の長さを大きくされ、中立位置から第1安定位置及び第2安定位置に至る回動角度が、90°となるようにされている。その他の構成は実施の形態5と同様である。
図35は本発明の実施の形態12の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が中立位置に安定した様子を示す断面図である。図36は本発明の実施の形態12の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が第1安定位置に安定した様子を示す断面図である。本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ112においては、可動子12は、円周方向の長さを小さくされ、中立位置から第1安定位置及び第2安定位置に至る回動角度が、120°となるようにされている。その他の構成は実施の形態5と同様である。
図37は本発明の実施の形態13の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が中立位置に安定した様子を示す断面図である。図38は本発明の実施の形態13の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が第1安定位置に安定した様子を示す断面図である。本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ113においては、第2の磁極として動作する磁性体でなるストッパ33の径方向厚さが大きくされることにより、可動子13の中立位置から第1安定位置及び第2安定位置に至る回動角度が、90°となるようにされている。その他の構成は実施の形態5と同様である。
図39は本発明の実施の形態14の3安定形揺動電磁アクチュエータの中立位置が鉛直下方となるように設置される様子を示す断面図である。本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ114においては、設置場所に設置される際、中立位置が鉛直下方となるように設置される。中立安定位置は、物理的に停止する構造を有してないため、可動子1の位置が中心からずれて停止すると、可動子の自重により、回転して中立位置で安定しない。そこで、中立位置を下に配置することにより、中立位置からずれた位置で停止しても、可動子1の自重で中立位置に安定する。よって、例えば、駆動中に事故がおきてコイルに通電できなくなり、駆動途中で可動子1が停止してしまった場合においても、自重で中立位置に安定することができる。
図40は本発明の実施の形態15の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が中立位置にてソレノイド装置に保持される様子を示す断面図である。図40において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ115においては、半径方向に出没して先端が可動子1に設けられた凹部に係合するプランジャ35aを持つソレノイド装置35をさらに有している。中立位置に設けられたソレノイド装置35は、駆動コイル35bへの電流供給の入り切りをしてプランジャ35aを出没させる。可動子1には凹部が設けられており、この凹部にプランジャ35aの先端が嵌る。
図41は本発明の実施の形態16の3安定形揺動電磁アクチュエータのコイルの接続方法を示す要部の回路図である。隣り合うコイル47Bとコイル47Gについて説明する。コイル47Bとコイル47Gとを並列接続することにより、コイル一つあたりの抵抗を大きくできる。そのため、コイルの線径を細く出来るため、コイルの軽量化と低コスト化が可能となる。
q(t)/C
=I(t)*R+L(x、I)*dI(t)/dt+dφ(x、I)*dx(t)/dt、
dq(t)/dt=I(t)
図1は本発明の実施の形態1の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図であり、可動子が中立位置にある様子を示している。図2は可動子が第1安定位置にある様子を示す断面図である。図3は可動子が第2安定位置にある様子を示す断面図である。図1において、3安定形揺動電磁アクチュエータ101は、回転軸41の周囲に設けられた中心部材43と、中心部材43から所定の間隔を空けて同心円状に設けられ、中心方向に向けて複数のティース部(第1の磁極)45bが突設された固定子45と、中心部材43と固定子45との間に形成された円筒状の空間内に配置され、円周方向に沿って延び、円周方向に往復回動可能に支持された可動子1と、第1の磁極45bにそれぞれ巻き回され、可動子1を第1安定位置、第2安定位置、及び中立位置の3位置に停止するように付勢する複数のコイル47A,47B,47C,47D,47E,47Fと、第1安定位置及び第2安定位置において、可動子1の回転方向端部に当接して可動子1を押し止める、磁性体で成る第2の磁極を構成するストッパ21a,21bとを有している。
図9は本発明の実施の形態2の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図であり、中立位置から第1安定位置への駆動初期に発生する磁束の様子を示す断面図である。図9において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ102においては、可動子2は、端部に係合凸部を有してない。これに対応して、第2の磁極として動作する磁性体でなるストッパ22は、中心部材43から固定子45に至るまで途切れることなく連続して形成されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
図10において、中立位置から第1安定位置への駆動後期では、可動子2の回転方向の端面とストッパ(第2の磁極)22が当接しているため、発生する電磁力が大きい。図11及び図12において、第1安定位置から中立位置への駆動においては、初期後期ともに実施の形態1と磁極の配置が同じである為、同等の電磁力となる。
図13は本発明の実施の形態3の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図であり、中立位置から第1安定位置への駆動初期に発生する磁束の様子を示す断面図である。図13において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ103においては、可動子3は、断面円弧状を成す本体部3aと、本体部3aの回転方向両端部に形成された係合凸部3b、3bとから成る。係合凸部3b、3bは、本体部3aの端部の最も内径側の位置に突設されている。これに対応して、第2の磁極として動作する磁性体でなるストッパ23は、固定子45から中心部材43方向に立設する突部により形成されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
図17は本発明の実施の形態4の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図であり、中立位置から第1安定位置への駆動初期に発生する磁束の様子を示す断面図である。図17において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ104においては、可動子4は、断面円弧状を成す本体部4aと、本体部4aの回転方向両端部に形成された係合凸部4b、4bとから成る。係合凸部4b、4bは、本体部4aの端部の最も外径側の位置に突設されている。これに対応して、第2の磁極として動作する磁性体でなるストッパ24は、中心部材43方向に立設する突部により形成されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
図21は本発明の実施の形態5の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図である。図22は中立位置から第1安定位置への駆動後期に発生する磁束の様子を示す断面図である。本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ105においては、実施の形態1のコイル47A,47Cに替えて、コイル47G,47Hを巻装している。コイル47G,47Hは、それぞれ可動子1が第1安定位置及び第2安定位置にあるとき、可動子1を囲繞するような向きに巻装されている。ここで、コイル47B,47D,47E,47Fのような向きに巻装されたコイルを接線方向に巻かれたコイル(第1のコイル)、コイル47G,47Hのように巻装されたコイルを径方向に巻かれたコイル(第2のコイル)と呼ぶことにする。これに対応して、中心部材25は、コイル47G,47Hをよけるために内径方向に凹部が形成されている。
図23は本発明の実施の形態6の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図である。図24は図23のA−A線に沿う矢視断面図である。図24において、図の左側に磁束の発生する様子を示す。右側に固定子45の積層構造を示す。固定子45を積層構造にすることにより、渦電流を遮断することが出来る。
図25は本発明の実施の形態7の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図であり、中立位置から第1安定位置への駆動初期に発生する磁束の様子を示す断面図である。図25において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ107においては、中心部材27は、回転軸41の周囲に配設された円筒状部27aと、円筒状部27aの外周面から放射状に突出する複数の突出部27bとから構成されている。そして、それぞれの突出部27bの頂部に各々可動子1と対向するように永久磁石49が配設されている。つまり、可動子1の内径側に可動子1の移動方向に沿って可動子1と対向するように複数の永久磁石49が配設されている。永久磁石49は、可動子1の駆動力の補助をする。その他の構成は実施の形態5と同様である。
図27は本発明の実施の形態8の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図であり、中立位置において第2の永久磁石の発生する磁束の様子を示す断面図である。図28は第1安定位置に安定する可動子の様子を示す断面図である。図27において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ108においては、中立位置における可動子1の円周方向両端部に、可動子1の中立位置の安定停止を補助する第2の永久磁石51,51が設けられている。第2の永久磁石51,51は、それぞれN極とS極となるように配置する。その他の構成は実施の形態5と同様である。
図29は本発明の実施の形態9の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図である。図30は図29のB−B線に沿う矢視断面図である。図29において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ109においては、中立位置における可動子1の円周方向両端部の磁性体26に、可動子1の中立位置での安定停止を補助する第2の永久磁石53,53が埋設されている。第2の永久磁石53,53は、それぞれN極とS極となるように配置する。その他の構成は実施の形態6と同様である。
図31は本発明の実施の形態10の3安定形揺動電磁アクチュエータを示す断面図である。図32は図31のC−C線に沿う矢視断面図である。図31において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ110においては、実施の形態6のものと同じように、固定子45の回転軸方向(回転軸41の延びる方向)両面に磁性体30が重ねて配設されており、この磁性体30のストッパと重なる位置の放射状部30cに第3の永久磁石55が設けられている。
図33は本発明の実施の形態11の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が中立位置に安定した様子を示す断面図である。図34は本発明の実施の形態11の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が第1安定位置に安定した様子を示す断面図である。本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ111においては、可動子11は、円周方向の長さを大きくされ、中立位置から第1安定位置及び第2安定位置に至る回動角度が、90°となるようにされている。その他の構成は実施の形態5と同様である。
図35は本発明の実施の形態12の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が中立位置に安定した様子を示す断面図である。図36は本発明の実施の形態12の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が第1安定位置に安定した様子を示す断面図である。本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ112においては、可動子12は、円周方向の長さを小さくされ、中立位置から第1安定位置及び第2安定位置に至る回動角度が、120°となるようにされている。その他の構成は実施の形態5と同様である。
図37は本発明の実施の形態13の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が中立位置に安定した様子を示す断面図である。図38は本発明の実施の形態13の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が第1安定位置に安定した様子を示す断面図である。本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ113においては、第2の磁極として動作する磁性体でなるストッパ33の径方向厚さが大きくされることにより、可動子13の中立位置から第1安定位置及び第2安定位置に至る回動角度が、90°となるようにされている。その他の構成は実施の形態5と同様である。
図39は本発明の実施の形態14の3安定形揺動電磁アクチュエータの中立位置が鉛直下方となるように設置される様子を示す断面図である。本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ114においては、設置場所に設置される際、中立位置が鉛直下方となるように設置される。中立安定位置は、物理的に停止する構造を有してないため、可動子1の位置が中心からずれて停止すると、可動子の自重により、回転して中立位置で安定しない。そこで、中立位置を下に配置することにより、中立位置からずれた位置で停止しても、可動子1の自重で中立位置に安定する。よって、例えば、駆動中に事故がおきてコイルに通電できなくなり、駆動途中で可動子1が停止してしまった場合においても、自重で中立位置に安定することができる。
図40は本発明の実施の形態15の3安定形揺動電磁アクチュエータの可動子が中立位置にてソレノイド装置に保持される様子を示す断面図である。図40において、本実施の形態の3安定形揺動電磁アクチュエータ115においては、半径方向に出没して先端が可動子1に設けられた凹部に係合するプランジャ35aを持つソレノイド装置35をさらに有している。中立位置に設けられたソレノイド装置35は、駆動コイル35bへの電流供給の入り切りをしてプランジャ35aを出没させる。可動子1には凹部が設けられており、この凹部にプランジャ35aの先端が嵌る。
図41は本発明の実施の形態16の3安定形揺動電磁アクチュエータのコイルの接続方法を示す要部の回路図である。隣り合うコイル47Bとコイル47Gについて説明する。コイル47Bとコイル47Gとを並列接続することにより、コイル一つあたりの抵抗を大きくできる。そのため、コイルの線径を細く出来るため、コイルの軽量化と低コスト化が可能となる。
q(t)/C
=I(t)*R+L(x、I)*dI(t)/dt+dφ(x、I)*dx(t)/dt、
dq(t)/dt=I(t)
1a,3a,4a,11a,12a,13a 本体部
1b,3b,4b,11b,12b,13b 係合凸部
21a,21b,22,23,24,33 ストッパ(第2の磁極)
26,30 磁性体
26a,30a 大径部
26b,30b 小径部
26c,30c 放射状部
25,27,43 中心部材
30d 放射状部の面積を大きくされた部分
35 ソレノイド装置
35a プランジャ
35b 駆動コイル
41 回転軸
45 固定子
45a 本体部
45b 磁極(第1の磁極)
47A,47B,47C,47D,47E,47F コイル
47G,47H コイル(第2のコイル)
49 第1の永久磁石
51,53 第2の永久磁石
55 第3の永久磁石
101〜116 3安定形揺動電磁アクチュエータ
Claims (15)
- 円筒状を成し中心方向に向けて複数の第1の磁極が突設された固定子と、
前記固定子の内側で、円周方向に沿って延び、該円周に沿って往復回動可能に支持された可動子と、
前記第1の磁極に巻き回され、前記可動子の回動範囲の一端側である第1安定位置と、他端側である第2安定位置と、中間位置である中立位置の3位置に停止するように付勢する複数のコイルを備え、
前記第1安定位置及び前記第2安定位置において、前記可動子の回転方向端部に当接して当該可動子を押し止める磁性体で成る第2の磁極が設けられている
ことを特徴とする3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 前記可動子の回転方向端部に、係合凸部が形成され、
前記第2の磁極に、前記係合凸部と係合する係合凹部が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 前記係合凸部は、前記可動子の端部の半径方向中心から、前記コイル側に偏心した位置に形成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 前記第1安定位置及び前記第2安定位置に、前記第1安定位置及び前記第2安定位置にある前記可動子を囲繞するように配置された第2のコイルが設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 前記コイル間の前記磁極の回転軸方向両端部に磁性体が配設されている
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 前記可動子の移動方向に沿って該可動子と対向するように配設され、当該可動子の駆動力の補助をする永久磁石が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 前記中立位置における前記可動子の円周方向両端部に、当該可動子の前記中立位置の安定を補助する第2の永久磁石が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 前記中立位置における前記可動子の円周方向両端の回転軸方向両端部に、当該可動子の前記中立位置の安定を補助する第2の永久磁石が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 前記ストッパの回転軸方向両端部に第3の永久磁石が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 前記可動子の円周方向端面位置が、前記コイルの励磁する磁極の円周方向端面位置と一致している
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 前記中立位置に対する前記第1安定位置及び前記第2安定位置への回転角がそれぞれ90°となるように前記可動子の円周方向長さが選定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 前記中立位置に対する前記第1安定位置及び前記第2安定位置への回転角がそれぞれ120°となるように前記可動子の円周方向長さが選定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 設置場所に設置される際、前記中立位置が鉛直下方となるように設置される
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 半径方向に出没して先端が前記可動子に設けられた凹部に係合するプランジャを有するソレノイド装置をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。 - 前記第1のコイルと前記第2のコイルとが並列接続されている
ことを特徴とする請求項1に記載の3安定形揺動電磁アクチュエータ。
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