JP2006325298A - ロータリアクチュエータ、ロータリアクチュエータの制御回路、及び、ロータリアクチュエータを用いた開閉器 - Google Patents

ロータリアクチュエータ、ロータリアクチュエータの制御回路、及び、ロータリアクチュエータを用いた開閉器 Download PDF

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【課題】 動作開始時の反発力と動作完了時の保持力を増大したロータリアクチュエータを提供する。
【解決手段】 可動鉄心2の両端に永久磁石5が取り付けられる。固定鉄心3にコイル6が巻かれ、磁極部7が可動鉄心2に対向して配置される。磁極部7を連結するヨーク部に可動鉄心の回転範囲を規制する突起部8が形成される。磁極部7と突起部8の間にスリット9が形成される。可動鉄心2は、常時は突起部8と接することで永久磁石5の磁力により保持される。コイル6を励磁することで磁極部7と突起部8は永久磁石5と逆極性になり、可動鉄心2は回転駆動される。このとき、突起部8と永久磁石5は接近しているので、起動トルクを大きく、回転スピードを高いものとすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電磁式のロータリアクチュエータ、このロータリアクチュエータを制御する制御回路、このロータリアクチュエータを用いた開閉装置に関するものである。
遮断器、断路器、開閉器などの開閉装置の操作機構としては、電動バネ操作機構、油圧式及び空気圧式操作機構などがある。これらの操作機構は、部品数が多く、リンク機構が複雑になるため、比較的高い製造コストを伴うことになる。このようなリンク機構を簡素化する手法の一つに、電磁石を利用した回転型操作機構(ロータリアクチュエータ)がある(特許文献1)。
ロータリアクチュエータを開閉装置に適用する場合には下記の点が問題となる。
(1)回転動作範囲の両端での保持力が小さい。
(2)起動トルクが小さい。
(3)回転スピードが遅い。
(4)回転角度(動作範囲)を広く取れない。
(5)回転角度ごとにトルク特性差が大きくなる。
特許文献1の平板型操作機構は、上記問題点を解決するために、開閉装置の開、閉に対応した駆動範囲の両端位置において、固定側に配置した永久磁石による磁気回路を構成する。そして、バネ力を蓄積した状態で保持がされる構成となっている。
しかし、特許文献1の操作機構では、回転角度(動作範囲)を広く取れないという上記(4)の問題、回転角度によりヨークと回転鉄心の位置と距離との関係が大きく変わり、回転角度ごとにトルク特性差が大きくなるという上記(5)の問題が残っている。また、上記(3)の回転スピードが遅いという問題は、蓄積したバネ力を利用することで解決している。
しかし、特許文献1の回転型操作機構では、真空バルブ、ガス遮断器などに適用した場合に、遮断部の動作負荷に合わせた動作特性を得るのが困難である。また、バネ蓄勢のため、バネが必要となり、更に複雑なリンク機構が必要となるといった問題がある。
特開2001−297912号公報
本発明は、簡単な構造で所望の動作特性が得られるロータリアクチュエータを提供することを目的とするものである。
また、本発明は、上記ロータリアクチュエータを効果的に制御する制御回路を提供することを目的とするものである。
さらに、本発明は、上記ロータリアクチュエータを使用した開閉装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するため、ロータリアクチュエータの可動鉄心の端部に、先端側がN又はS極となるように永久磁石を取り付ける。そして、固定鉄心に、可動鉄心の回転範囲を、一定範囲に規制する突起部と、可動鉄心の回転範囲の両端において、永久磁石に対向する場所に位置する一対の磁極部とを形成する。また、一対の磁極部にS又はN極を発生させるコイルを固定鉄心に巻回する。
可動鉄心の動作範囲の両端位置においては、可動鉄心の端部に取り付けられた永久磁石の吸引力により、突起部と磁極部とに保持される。コイルに励磁電流を流すと、一方の磁極において反発力が発生し、他方の磁極において吸引力が発生する。同時に、永久磁石により突起部にうず状に発生している磁束により、一方の磁極において大きな反発力が発生する。これにより、可動鉄心が高トルク、高速で回転を開始する。
本発明においては、突起部と磁極部との間にスリットを形成し、このスリットの位置などを調整することにより、可動鉄心の回転角度ごとのトルク特性を簡単に調整することができる。
本発明のロータリアクチュエータにおけるコイルは2つ設けることができる。そして、ロータリアクチュエータの制御回路として、2つのコイルを、励磁直後は並列接続、その後は直列接続となるように構成することで、応答速度を早くすることができる。
また、本発明のロータリアクチュエータは、開閉装置の操作機構として適用するのに好適なものである。
本発明によれば、動作開始時の反発力と動作完了時の保持力を増大したロータリアクチュエータを得ることができる。
また、本発明のロータリアクチュエータは、開閉装置の操作機構として好適な動作特性を得ることができる。
以下、本発明について、実施例ごとに図を用いて説明をする。
本発明を適用したロータリアクチュエータについて説明する。
図1は、本発明を適用したロータリアクチュエータの基本構成を示す。
ロータリアクチュエータ1は、可動鉄心2と固定鉄心3を具備する。
可動鉄心2は、駆動軸4を中心として回転可能に取り付けられる。可動鉄心2の両端に永久磁石5が取り付けられる。永久磁石5は、その先端側が円弧状に形成される。永久磁石5は、一端側がN極であるときは、他端側がS極となるように可動鉄心2に固着される。
固定鉄心3に、2つの励磁用のコイル6が巻回される。図では、コイル6については、構造を明確に示すため断面で示している。
固定鉄心3に磁極部7が形成される。磁極部7は、可動鉄心2が回転範囲の両端に位置するときに、永久磁石5と対向するように形成される。磁極部7の永久磁石5と対向する部分は、永久磁石5との間のギャップ長が一定になる形状とされる。
上下の磁極部7間を連結するヨーク部の内側に、突起部8が形成される。突起部8は、可動鉄心2と衝突することで、可動鉄心2の回転範囲を規制する。したがって、可動鉄心2は、2つの突起部8の間の範囲で回転可能となる。
固定鉄心3の、磁極部7と突起部8の間に、スリット9が形成される。
突起部8の表面に非磁性体のスペーサ10が取り付けられる。スペーサ10として、厚さ0.5〜1mm程度のポリウレタンが使用される。スペーサ10は、可動鉄心2と突起部8との間に0.5〜1mm程度の磁気ギャップを形成し、可動鉄心2が突起部8から離れることを可能にする。同時に、可動鉄心2と突起部8が衝突するときの緩衝材としても機能する。スペーサ10は、磁気切板として機能するために、ポリウレタンのほかに、アルミ、ステンレス鋼、銅、真鍮などの材料で構成することができる。
図2を用いて、本例のロータリアクチュエータの動作を説明する。
図では、図を見やすくするため、スリット9及びスペーサ10の図示を省略している。また、コイル6については、断面でなく外形を示している。
ここでは、駆動軸4に開閉装置が連結されているものとして説明を行う。
(A)は、可動鉄心2が、反時計方向に駆動され、スペーサ10を介して突起部8に近接した状態で静止しており、コイル5は励磁されていない状態を示す。この状態は、開閉装置が閉路状態であるとする。
図示の永久磁石5は、上側がN極、下側がS極に配置されている。永久磁石5により発生する磁束は、図に矢印で示すように、磁極部7と突起部8を通り、可動鉄心2に対する吸引力を発生する。特に、永久磁石5により突起部8にうず状に発生する磁束は、永久磁石5と突起部8が近接していることから、可動鉄心5の保持力として大きいものが得られる。これにより、可動鉄心2はこの位置に保持され続ける。
(B)は、開閉装置に開放指令が出され、コイル6に励磁電流が流れた状態を示す。この場合、2つのコイル6は、図示左側がN極、右側がS極になるように励磁され、矢印で示す磁束を発生する。これにより、永久磁石5は、対向していた磁極部7から反発力を受け、反対側の駆動される方向にある磁極部7から吸引力を受ける。
さらに、永久磁石5により突起部8にうず状に発生する磁束が、コイル6による磁束との作用により、可動鉄心2と突起部8との間に大きな反発力(通常の3〜4倍)を発生させる。
したがって、大きな起動トルクが発生し、可動鉄心2は、太い矢印で示すように、駆動軸4を中心として、時計方向に急速に回転を開始する。
(C)は回転途中の状態を示す。永久磁石5と磁極部7との間のギャップ長は、一定に保たれているため、回転スピードは高く保たれる。
(D)に示す位置まで回転をすると、駆動軸4に連結されていた開閉装置は開路され、可動鉄心2のスペーサ10が突起部8に衝突して、回転を停止する。
(E)は、(D)の状態からコイル6の励磁が解かれた状態を示す。この状態では、(A)の状態と同様に、互いに接触する永久磁石5と突起部8との磁気吸引力により、可動鉄心2はその位置に大きな力で保持される。
以上説明したロータリアクチュエータにより、上記の平板型電磁石操作機構における問題点が解決される理由を説明する。
回転動作範囲の両端において、永久磁石5と磁性体の突起部7が接触しているので、その保持力が大きくなり、上記問題点(1)が解決される。
可動鉄心2の動作端では、突起部8が永久磁石5ときわめて接近することになる。このため、起動時に電磁反発力による起動トルクを大きくすることができ、上記問題点(2)が解決される。また、可動鉄心2の回転動作終了時点では、トルクを低下させることができる。したがって、回転軸4に付ける緩衝器を小型化、又は削除することができる。
可動鉄心2の回転駆動中、永久磁石5と磁極部7との間のギャップ長は小さく保たれるため、回転スピードを大きくすることができ、上記問題点(3)が解決される。
可動鉄心2は、小さな突起部8でその回転範囲が規制されるだけであるので、回転角度(動作範囲)を広く取ることができ、上記問題点(4)が解決される。
本例のロータリアクチュエータにより、上記問題点(5)の、回転角度ごとにトルク特性差が大きくなることが解決できる理由を以下に説明する。
図3のグラフは、可動鉄心2の回転角度(横軸)と発生トルク(縦軸)との関係を示す。図において、回転角度−30°が起動位置、+30°が回転終了位置である。
図4は、駆動軸4に対するスリット9との位置関係と、可動鉄心2の回転角度を説明するためのものである。
図4に示すように、可動鉄心2の2つの動作範囲の中間を回転角度0とする。また、駆動軸4の位置からスリット9までの距離がLとなる。
距離Lを変化させることで、図3の各曲線に示すように、特性を変化させることができる。つまり、駆動軸4とスリット9との距離Lが遠くなると、図3における左上がりの特性を示し、距離Lが近くなると、右上がりの特性を示す。
また、すでに説明した、突起部8による反発力により、駆動軸の回転開始時(−30°)では、大きな起動トルクが得られることが示されている。
さらに、動作終了位置(+30°)では、永久磁石5により突起部8にうず状に発生する磁束により、可動鉄心2と突起部8の間に反発力が発生し、駆動トルクが低下することが示されている。これにより、可動鉄心2が突起部8に衝突するときの衝撃を低減することができる。
本例によれば、図4に示したように、スリット9の位置(距離L)を適当に選択することにより、回転角度ごとのトルク特性が調整できる。したがって、回転角度ごとのトルク特性差を小さく設定して、回転中のトルクをほぼ一定にすることもできる。
以上説明したように、本例のロータリアクチュエータによれば、従来の平板型電磁石操作機構が有していた各問題点を解決することができる。
ロータリアクチュエータ1の制御回路について図を用いて説明する。
図5は、制御回路の回路構成を示す。
第1のスイッチ11とダイオード13との直列接続体と、第2のスイッチ12とダイオード13との直列接続体とが形成される。ここで、第1のスイッチ11は、開閉装置に開指令が出されたときにオンとなり、第2のスイッチ12は、閉指令が出されたときにオンとなるものとする。
2つのダイオード13、13が互いに逆極性になるようにして、2つの直列接続体が並列に接続され、ダイオードスイッチ回路を構成する。ダイオードスイッチ回路の両端に、2つのコイル6、6が直列に接続される。
第1のスイッチ11と連動する第3のスイッチ15、16と、第2のスイッチ12と連動する第4のスイッチ17、18が用意される。
電源14に対して、スイッチ15とスイッチ18が直列に接続される。また、スイッチ16とスイッチ17が直列に接続される。各スイッチ15と18、16と17の接続点の間に、コイル6、スイッチ11,12、ダイオード13、コイル6の接続体が接続される。
また、2つのコイル6、6は、それぞれ、コンデンサ19を介して、各スイッチ15と18、16と17の接続点の間に接続される。
図5の制御回路の動作を説明する。
スイッチ11、12、15−18がすべてオフの場合、コイル6、6には電流が流れない。このとき開閉装置が閉状態であれば、ロータリアクチュエータ1は、図2(A)の状態となる。
開閉装置に遮断指令が出されて、第1のスイッチ11がオンとなると、連動するスイッチ15、16もオンとなり、2つのコイル6、6は電源14に対して直列に接続され、図2(B)に示すように励磁される。これにより、開閉装置は開方向へ駆動される。
図2(E)の状態(開閉装置開状態)で、開閉装置に投入指令が出されて、第2のスイッチ12及び連動するスイッチ17、18がオンとなると、2つのコイル6、6は、電源14に対して直列に逆極性に接続され、励磁される。これにより、可動鉄心2は、反時計方向に回転駆動される。
ここで、コンデンサ19の機能を説明する。
スイッチ11、15、16がオンとなると、その瞬間、コンデンサ19は導通性を示す。これにより、スイッチ15とスイッチ16の間に、2つのコイル6とコンデンサ19とからなる直列回路が並列に接続されることになる。スイッチ12、17、18がオンされた場合も同様である。したがって、スイッチ11又は12がオンされた瞬間は、2つのコイル6、6が並列接続されることになる。
スイッチ11、12のオンから時間が経過し、コンデンサ19の充電が終了すると、2つのコイル6、6は上述のように直列接続されることになる。
本例によれば、可動鉄心の起動時には、2つのコイル6、6が並列接続されることにより、大きな起動トルクを得ることができ、起動後は2つのコイル6、6が直列接続されることになる。
図6を用いて、本例のロータリアクチュエータを開閉装置の操作機構に適用した例について説明をする。
GISなどの密閉タンク21内に開閉装置が収納される。タンク21については、一部のみを示している。
開閉装置については、詳細な構造の表示は省略し、可動コンタクト22とそのリンク機構25のみを示している。
開閉装置の駆動軸23が、タンク21を貫通して外部へ導出される。駆動軸23がタンクを貫通する部分は、シール機構24により、気密が保たれる。
タンク21の外部にロータリアクチュエータ1が取り付けられる。ロータリアクチュエータ1の駆動軸4と可動コンタクト22の駆動軸23とが一直線になるように連結される。
ロータリアクチュエータ1の駆動軸4の回転運動がリンク機構25により上下運動に変換され、可動コンタクト22が固定接触子(図示省略)と接触、開離をする。
本例によれば、直接、開閉装置とロータリアクチュエータとを連結することができ、リンク機構25を簡単な構成にすることができる。
図7を用いて、本発明の第2の実施例について説明する。
図示の例は、2組のコイル6を磁極部7の後ろ側に配置したものである。また、スペーサ10は可動鉄心2の側面に取り付けることもできる。そのほかの図1の各部と同一機能を有する部分については、同一の符号を付けることにより、重複する説明を省略する。
本例のように、コイル6の配置などについては、種々の変形が可能である。
以上、本発明の実施例について説明をしてきたが、本発明は、以下に例示するように、種々の変形が可能である。
(1)上記実施例1、2では、2つのコイル6、6を使用しているが、1つのコイル6だけを使用するものとすることができる。
(2)スリット9を省略し、磁極部7と突起部8とを直接連結することができる。
(3)ロータリアクチュエータ1と開閉装置の駆動軸23は、直結する必要はなく、適当な連結機構を介して連結することもできる。
本発明を適用したロータリアクチュエータの第1の実施例の構成を示す図である。 図1のロータリアクチュエータの動作を示す図である。 図1のロータリアクチュエータの動作特性を示す図である。 図3の説明に用いる図で、回転軸とスリットとの位置関係と、可動鉄心2の回転角度について説明する図である。 図1のロータリアクチュエータの制御回路を示す図である。 図1のロータリアクチュエータを開閉装置の操作機構として適用した例を示す図である。 本発明を適用したロータリアクチュエータの第2の実施例の構成を示す図である。
符号の説明
1 ロータリアクチュエータ
2 可動鉄心
3 固定鉄心
4 駆動軸
5 永久磁石
6 コイル
7 磁極部
8 突起部
9 スリット
10 スペーサ
11、12 スイッチ
13 ダイオード
14 電源
15、16 第3のスイッチ
17、18 第4のスイッチ
19 コンデンサ
21 タンク
22 可動コンタクト
23 駆動軸
24 シール機構
25 リンク機構

Claims (7)

  1. 固定鉄心と、
    この固定鉄心に対して回転可能にされる可動鉄心と、
    この可動鉄心の端部に、先端側がN又はS極となるように取り付けられた永久磁石と、
    前記固定鉄心に形成され、前記可動鉄心の回転範囲を、一定範囲に規制する突起部と、
    前記固定鉄心に形成され、前記可動鉄心の回転範囲の両端において、前記永久磁石に対向する場所に位置する一対の磁極部と、
    前記固定鉄心に巻回され、励磁されたとき、前記一対の磁極部にS極又はN極を発生させるコイルと、
    を具備することを特徴とするロータリアクチュエータ。
  2. 前記固定鉄心において、前記磁極部と前記突起部との間に、スリットを形成したことを特徴とする請求項1に記載のロータリアクチュエータ。
  3. 前記永久磁石が前記可動鉄心の両端に2つ設けられ、前記一対の磁極部及び前記コイルが、前記2つの永久磁石のそれぞれに対して計2組設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のロータリアクチュエータ。
  4. 前記可動鉄心部の、前記突起と接触する部分に、非磁性体のスペーサを取り付けたことを特徴とする請求項1乃至3に記載のロータリアクチュエータ。
  5. 請求項3に記載されたロータリアクチュエータを駆動制御するための制御回路であって、
    第1のスイッチと第1のダイオードとの直列接続体と、第2のスイッチと第2のダイオードとの直列接続体とが、前記第1のダイオードと第2のダイオードとが逆極性になるようにして並列に接続されたダイオードスイッチ回路と、
    前記ダイオードスイッチ回路の両端に、前記2つのコイルを直列に接続するコイル接続回路と、
    前記第1のスイッチと連動する第3のスイッチと、前記第2のスイッチと連動する第4のスイッチとから構成され、電源と前記コイル接続回路との間に接続されて、前記第3のスイッチ又は前記第4のスイッチがオンとされたときに、前記2つのコイルに、異なる極性の電流を流すようにした切り替えスイッチ回路と、
    前記コイル接続体のコイルとダイオードスイッチ回路との接続部分と、前記切り替えスイッチ回路との間に接続され、前記第3のスイッチ又は前記第4のスイッチがオンとされた瞬間に、前記2つのコイルが並列に接続されるように動作するコンデンサと、
    を具備することを特徴とするロータリアクチュエータの制御回路。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載のロータリアクチュエータを、可動接点の操作器として用いたことを特徴とする開閉装置。
  7. 前記ロータリアクチュエータの回転駆動軸と前記可動接点の回転駆動軸とを直線状に配置したことを特徴とする請求項6に記載の開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102651293A (zh) * 2011-02-25 2012-08-29 Ls产电株式会社 断路器
CN113972047A (zh) * 2021-10-18 2022-01-25 芜湖天航装备技术有限公司 一种多级偏心旋转渐渐贴合电磁铁

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