JPWO2009072335A1 - 光学ガラス、およびそれを用いた精密プレス成形用プリフォームおよび光学素子 - Google Patents

光学ガラス、およびそれを用いた精密プレス成形用プリフォームおよび光学素子 Download PDF

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Abstract

本発明は、高屈折率・低分散性の光学特性を有し、成形温度が低く、耐失透性が高く、成形性に優れ、かつ比重の小さい精密プレス用光学ガラスの提供を目的とする。本発明の光学ガラスは、酸化物基準の質量%表示で、B2O3:10〜20%、SiO2:0.5〜12%、La2O3:25〜50%、Gd2O3:0〜20%、Y2O3:0〜20%、ただし、La2O3+Gd2O3+Y2O3:35〜60%、ZnO:5〜20%、Li2O:0.2〜3%、ZrO2:0〜0.5%、Ta2O5:3〜18%、WO3:3〜20%、の各成分を含有し、かつ、屈折率ndが1.84〜1.86、アッベ数νdが37〜42の光学恒数を有し、ガラス転移点(Tg)が630℃以下であることを特徴とする。

Description

本発明は、高屈折率で低分散性の光学ガラス、およびそれを用いた精密プレス成形用プリフォームおよび光学素子に関する。
近年、高精細かつ小型のデジタルカメラやカメラ付携帯電話等の普及により、光学系の軽量化・小型化の要求が急速に高まっている。それらの要求に応えるため、高機能性ガラス製非球面レンズを使用した光学設計が主流となっている。特に、高屈折率で低分散特性を示すガラスを使用した大口径の非球面レンズは、光学設計上重要なものとなっている。
高機能性ガラス製非球面レンズは、プレス成形で直接に光学面を形成し、研削・研磨工程を必要としないモールド成形方法で生産される。この成形方法は、ガラス成型予備体(プリフォーム)を高温下で加圧成形している。そのため、プリフォームおよび金型は、高温・高圧の環境下に晒される。そのため、プリフォームのガラス転移温度(Tg)および屈伏点温度(Ts)を低く抑えることが望まれている。
高屈折率で低分散特性を示すガラスとしては、従来、B、Laを主成分とするガラスが知られているが、一般に成形温度が高いために炭化タングステン(WC)系の金型母材上に形成されている貴金属系保護膜の寿命が短く成形金型の耐久性が短いという問題点や成形サイクルが長く生産性が低いという問題点があった。
上記問題点を解決するために、B、La以外にLiOを主成分とするガラスが知られているが、La等の希土類元素を多量に含有するために、高屈折率化させようとすると安定なガラスが得られないという問題点があった。
上記問題を解決するために、B−SiO−La−Gd−ZnO−LiO−ZrOを主成分とするガラスが特許文献1に提案されているが、実施例中には屈折率が1.79以上となる高屈折率ガラスの組成は具体的に提示されておらず、加えて成形温度が高いという問題点がある。
さらに、B−SiO−La−ZnO−LiO−ZrO−Taを主成分としn=1.84以上、アッベ数νが35以上、Tgが630℃以下のモールドプレス成形用光学ガラスが特許文献2、3、4に提案されているが、TaやGdが過剰に含まれており低比重化と高屈折率化、低コスト化という点で問題がある。
特開2003−201143号公報 特開2003−267748号公報 特開2006−016293号公報 特開2006−016295号公報
本発明は、高屈折率・低分散性の光学特性を有し、成形温度が低く、耐失透性が高く、成形性に優れ、かつ比重の小さい精密プレス用光学ガラスの提供を目的とする。
この発明の第1態様に係る光学ガラスは、酸化物基準の質量%表示で、B:10〜20%、SiO:0.5〜12%、La:25〜50%、Gd:0〜20%、Y:0〜20%、ただし、La+Gd+Y:35〜60%、ZnO:5〜20%、LiO:0.2〜3%、ZrO:0〜0.5%、Ta:3〜18%、WO:3〜20%、の各成分を含有し、かつ、屈折率nが1.84〜1.86、アッベ数νが37〜42の光学恒数を有し、ガラス転移点(T)が630℃以下であることを特徴とする。
この発明の第2態様に係る光学ガラスは、酸化物基準のモル%表示で、B:20〜40%、SiO:1〜30%、La:10〜25%、ZnO:10〜35%、Ta:1〜8%、LiO:0.5〜15%、WO:1〜15%、Gd:0〜10%、Y:0〜15%、ZrO:0〜0.5%の各成分を含有し、La+Gd+Yの含有量が15〜30%であり、かつ、屈折率nが1.84〜1.86、アッベ数νが37〜42、ガラス転移点(T)が630℃以下であることを特徴とする。
本発明の光学ガラス(以下、本ガラスという)は、高屈折率で、d線に対する屈折率nが1.84〜1.86であり、アッベ数νが37〜42である。
また、本ガラスは、比重が5.34以下と、当該光学恒数領域の硝材としては小さく、光学系の軽量化に寄与することができる。
本ガラスの各成分範囲を設定した理由を以下に説明する。尚、以下の説明において、含有量は組成中に含まれる酸化物の総量を基準とした含有量を表す。
本ガラスにおいて、Bはガラス骨格を形成し、また液相温度Tを低下させる成分であり、必須成分である。本ガラスにおいて、B含有量は10〜20質量%である。B含有量が10質量%未満ではガラス化が困難になり好ましくない。耐失透性の良好なガラスを得るためにはB含有量を10質量%以上とする。B含有量が11質量%以上であるとより好ましい、12質量%以上であるとさらに好ましい。B含有量が13質量%以上であると、液相温度が低下するとともに、アッベ数を高くできるため、特に好ましい。
一方、本ガラスでは、B含有量が20質量%超では屈折率nが低くなり、または耐水性等の化学的耐久性が低下するおそれがある。本ガラスにおいて、B含有量が20質量%以下である。屈折率nを高くしたい場合にはB含有量を19質量%以下とすると好ましく、B含有量が18質量%以下であるとさらに好ましい。なお、本ガラスにおけるBの含有量は、モル%で示すと、20〜40モル%である。
ここで、モル%表示の含有量の範囲と質量%表示の含有量の範囲とは常に写像の関係を有しているとは限らず、互いに重ならない範囲が存在する場合がある。本発明において、互いに重なり合う範囲が最良の範囲であるが、重ならない範囲であっても本発明の効果を奏するものであることは言うまでもない(以下、他の含有量についても同様である)。
本ガラスにおいて、ZnOはガラスを安定化させ、成形温度および溶解温度を低下させる成分であり、必須成分である。本ガラスにおいて、ZnO含有量は5〜20質量%である。ZnO含有量が、5質量%未満ではガラスが不安定になるか、成形温度が高くなるおそれがある。ZnO含有量が5質量%以上である。ZnO含有量が6質量%以上であるとさらに好ましい。一方、本ガラスにおいて、ZnO含有量が20質量%を超えると、ガラスの安定性が悪くなり、また化学的耐久性も低下するおそれがある。ZnO含有量が19質量%以下であると好ましく、ZnO含有量が18質量%以下であるとさらに好ましい。なお、本ガラスにおけるZnOの含有量は、モル%で示すと、10〜35モル%である。
本ガラスにおいて、Laはd線(587.6nm)に対する屈折率(以下、屈折率nという)を高く、アッベ数νを大きくし、かつ化学的耐久性を向上させる成分であり、必須成分である。本ガラスにおいて、La含有量は25〜50質量%である。La含有量は、25質量%未満では屈折率nが低くなりすぎるおそれがある。La含有量は28質量%以上であると好ましく、30質量%以上であるとさらに好ましい。
一方、La含有量が50質量%を超えるとガラス化しにくくなり成形温度が高くなったり、液相温度Tが高くなるおそれがある。La含有量が48質量%以下であると好ましく、46質量%以下であるとより好ましい。なお、本ガラスにおけるLaの含有量は、モル%で示すと、10〜25モル%である。
本ガラスにおいて、ZrOは必須成分ではなく、その含有量も0〜0.5質量%に制限される。発明者らは、ZrO含有量が0.5質量%を超えて含有した場合、Taの含有量が少ないと、Laの含有比率を大きくすることができず、Gdを20質量%以上含有しなければ安定なガラスを得ることができないことを見出した。そして、発明者らは、ZrOを0.5質量%以下とすることにより、希土類成分の中でも式量の大きいGdの含有量ならびに、希少かつ高価な原料であるTaを少なくしながらもLaの含有比率を大きくすることが可能となることを見出した。
すなわち、ZrOを0.5質量%以下に制限することが、低コストでかつ低比重の高屈折率低分散精密プレス用光学ガラスを得るために重要であるため、ZrO含有量は0〜0.5質量%に制限される。さらに、実質的に含まないことが望ましい。なお、本ガラスにおけるZrOの含有量は、モル%で示すと、0〜0.5モル%である。上述の通り、ZrOの含有量を0.5モル%以下に制限することが、低コストでかつ低比重の高屈折率低分散精密プレス用光学ガラスを得るために重要であるため、ZrO含有量は0〜0.5モル%に制限される。
本ガラスにおいて、GdはLaと同時に含有させることにより、屈折率nを高く、アッベ数νを大きくし、ガラスの安定性を向上させる成分である。しかしながら、ガドリニウムは、同じ効果を有するランタンと比較すると原子量が大きいため、比重が大きくなることが問題であり、多量に導入することは軽量化には不利となる。そのため、本ガラスにおいて、Gd含有量は0〜20質量%に制限される。高屈折率の達成ならびにガラスを安定化させるため、Gd含有量は1質量%(0.5モル%)以上であると好ましく、Gd含有量が2質量%(1モル%)以上であるとさらに好ましい。
一方、Gd含有量が20質量%(8モル%)を超えると液相温度が高くなったり、nが低くなるおそれがある。そのため、Gd含有量は18質量%(7モル%)以下であると好ましく、16質量%(6.5モル%)以下であるとさらに好ましい。なお、本ガラスにおけるGdの含有量は、モル%で示すと、0〜10モル%である。上述の通り、Gdの含有量は0.5モル%以上であると好ましく、1モル%以上であるとさらに好ましい。また、Gdの含有量は7モル%以下であると好ましく、6.5モル%以下であるとさらに好ましい。
本ガラスにおいて、YはLa、Gdと同様に屈折率nを高く、アッベ数νを大きくし、化学的耐久性を向上させる成分である。本ガラスにおいて、Y含有量は0〜20質量%である。Y含有量が1質量%以上であると好ましく、Y含有量が2質量%以上であるとさらに好ましい。一方、Y含有量が20質量%を超えると、液相温度が高くなったり、nが低くなるおそれがある。そのため、Y含有量は12質量%以下であると好ましく、10質量%以下であるとさらに好ましい。なお、本ガラスにおけるYの含有量は、モル%で示すと、0〜15モル%である。
本ガラスにおいて、La、Gd、Y含有量の合量は、35〜60質量%であると好ましい。合量が35質量%未満であると、屈折率nが低くなるか、または化学的耐久性が低くなるおそれがある。前記合量が40質量%以上であると好ましく、前記合量が41質量%以上であるとさらに好ましい。前記合量が43質量%以上であると特に好ましい。一方、合量が60質量%を超えるとガラス化しにくくなり成形温度が高くなったり、液相温度Tが高くなるおそれがある。前記合量が58質量%以下であると好ましく、前記合量が55質量%以下であるとさらに好ましい。なお、本ガラスにおけるLa、Gd、Yの含有量の合量は、モル%で示すと、15〜30モル%である。
本ガラスにおいて、LiOは、ガラスを安定化させ、精密プレス成形温度、溶解温度を低下させる成分であり、必須成分である。本ガラスにおいて、LiO含有量は0.2〜3質量%である。LiO含有量が0.2質量%未満では、成形温度が高くなりすぎるおそれがある。LiO含有量が0.3質量%以上であると好ましく、LiO含有量が0.5質量%以上であるとさらに好ましい。
一方、LiO含有量が3質量%を超えると失透しやすくなり、化学的耐久性の低下や溶解時の成分の揮散が激しくなるおそれがある。LiO含有量が2.5質量%以下であると好ましく、LiO含有量が2質量%以下であるとさらに好ましい。なお、本ガラスにおけるLiOの含有量は、モル%で示すと、0.5〜15モル%である。
本ガラスにおいて、Taはガラスの安定化、屈折率nの向上、融液からの成形時の失透の抑制をもたらす成分であり、必須成分である。本ガラスにおいて、Ta含有量は3〜18%質量%である。Ta含有量が、少なすぎると屈折率nが低くなりすぎたり、液相温度Tが高くなりすぎるおそれがある。そのため、Ta含有量は3質量%以上である。Ta含有量が5質量%以上であるとより好ましく、8質量%以上であるとさらに好ましい。一方、Ta含有量が多すぎると成形温度は高く、比重が大きくなる。さらに、Taは希少元素であり、資源として限られているため多量の使用は望まれない。また、高価な成分であるため、コストアップにもつながる。そのため、Ta含有量は、18質量%以下である。Ta含有量が、15質量%以下であるとより好ましく、13質量%以下であるとさらに好ましい。なお、本ガラスにおけるTaの含有量は、モル%で示すと、1〜8モル%である。
さらに、比重を小さくするという観点から、GdとTaの含有量の合量を25質量%以下とするのが好ましく、23質量%以下とすることがより好ましく、20質量%以下とすることがさらに好ましい。なお、本ガラスにおけるGdとTaの含有量の合量を12モル%以下とするのが好ましい。
本ガラスにおいて、WOはガラスの安定化、屈折率nの向上、ならびに高温成形時の失透の抑制に効果的な成分であり、必須成分である。本ガラスにおいて、WO含有量は3〜20質量%である。WO含有量が3質量%未満では屈折率nが低くなり、液相温度Tが高くなるおそれがある。WO含有量が、4質量%以上であると好ましく、WO含有量が5質量%以上であるとさらに好ましい。一方、WO含有量が20質量%を超えるとアッベ数νが小さくなり、目的とする低分散特性を得られなくなってしまう。そのため、WO含有量は18質量%以下であると好ましく、WO含有量が16質量%以下であるとさらに好ましい。なお、本ガラスにおけるWOの含有量は、モル%で示すと、1〜15モル%である。
本ガラスにおいて、SiOはガラスの安定化および高温成形時の失透の抑制に有効な成分であり、必須成分である。本ガラスにおいて、SiO含有量は、0.5〜12質量%である。SiO含有量が12質量%を超えると、成形温度が高くなりすぎたり、屈折率nが低くなりすぎるおそれがある。SiO含有量が12質量%以下であると好ましく、10質量%以下であるとより好ましい。
一方、高温成形時の失透を抑制したり、または粘性を調整したい場合には、SiO含有量を0.5質量%以上とする。SiO含有量は1質量%以上であると好ましく、SiO含有量が2質量%を超えるとより好ましい。なお、本ガラスにおけるSiOの含有量は、モル%で示すと、1〜30モル%である。
本ガラスにおいて、TiOは必須成分ではないが、ガラスの安定化、屈折率の向上、高温成形時の失透抑制等のために0〜5質量%含有してもよい。TiO含有量が5質量%を超えると、アッベ数νが小さくなるため目的とする低分散特性を得ることができなくなり、さらには近紫外域における透過率が低下するため光学ガラスとしての特性を損なう可能性がある。そのため、TiO含有量は3質量%以下であるとより好ましい。なお、本ガラスにおけるTiOの含有量は、モル%で示すと、0〜8モル%である。
本ガラスにおいて、Nbは必須成分ではないが、ガラスの安定化、屈折率の向上、高温成形時の失透抑制等のために0〜5質量%含有してもよい。Nb含有量が5質量%を超えると、アッベ数νが小さくなりすぎたり、もしくは液相温度が高くなるおそれがある。そのため、Nb含有量は5質量%以下であると好ましい。なお、本ガラスにおけるNbの含有量は、モル%で示すと、0〜3モル%である。
本ガラスにおいて、Ybは必須成分ではないが、屈折率nの向上、あるいは高温成形時の失透の抑制等のために0〜10質量%含有してもよい。含有量が10質量%を超えると、ガラスが不安定になったり、成形温度が高くなりすぎたり、さらに比重が大きくなりすぎるおそれがある。そのため、Ybの含有量は、5質量%以下であると好ましく、さらに含まない方がより好ましい。なお、本ガラスにおいて、Ybを含有する場合の含有量は8モル%以下であると好ましい。
本ガラスにおいて、Al、Ga、GeOはいずれも必須成分ではないが、ガラスの安定化、あるいは屈折率nの調整等の目的でそれぞれの成分を0〜10質量%含有しても良い。Al、Ga、GeOの含有量が10質量%を超えると、アッベ数νが低くなりすぎるおそれがある。Al、Ga、GeOの含有量が8質量%以下であるとより好ましく、6質量%以下であるとさらに好ましい。また、Ga、GeOは極めて希少かつ高価な成分であるため、含まないことが望ましい。なお、本ガラスにおけるAl、Ga、GeOのそれぞれの含有量は、モル%で示すと、0〜8モル%である。
本ガラスにおいて、BaO、SrO、CaO、MgOはいずれも必須成分ではないが、ガラスを安定化させる、アッベ数νを大きくする、または成形温度を低くする、比重を小さくする等のためにそれぞれ0〜15質量%含有しても良い。BaO、SrO、CaO、MgOのそれぞれの含有量が15質量%を超えると、ガラスが不安定になる、または屈折率nが低くなる等のおそれがある。なお、本ガラスにおいて、BaO、SrO、CaO、MgOを含有する場合には、それぞれの含有量は30モル%以下であると好ましい。
本ガラスは本質的に上記成分からなるが、本発明の目的を損なわない範囲でその他の成分を含有してもよい。そのような成分を含有する場合それら成分の含有量の合計は、好ましくは10質量%(10モル%)以下、より好ましくは8質量%(8モル%)以下、さらに好ましくは6質量%(6モル%)または5質量%(5モル%)以下である。なお、その他の成分の含有量の合計は、モル%で示すと、上述の通り、10モル%以下、より好ましくは8モル%以下、さらに好ましくは6モル%または5モル%以下である。
例えば、清澄等の目的で、本ガラスにSbをたとえば0〜1質量%(0〜1モル%)含有してもよい。なお、このSbの含有量は、モル%で示すと、0〜1モル%である。
また、ガラスをより安定化させる、屈折率nの調整、比重調整、溶解温度の低下等の目的のために、NaO、KO、RbOまたはCsOの各成分を合量で0〜5質量%含有してもよい。NaO、KO、RbOまたはCsOの各成分の合量が5質量%を超えると、ガラスが不安定になる、屈折率nが低くなる、硬度が小さくなる、または化学的耐久性が低下するおそれがある。なお、硬度または化学的耐久性を重視する場合には、NaO、KO、RbOまたはCsOの各成分をいずれも実質的に含有しないことが好ましい。ここで、「実質的に含有しない」とは、積極的に添加しないということを意味し、他成分に不純物として含有されてしまっているものを排除するものではない(以下、同じ意味である)。なお、本ガラスにおけるNaO、KO、RbOまたはCsOの各成分の合量は、モル%で示すと、0〜5モル%である。
本ガラスにおいて、上記以外の任意成分としては、それぞれの要求特性に応じて選択することができる。例えば、高屈折率nと低ガラス転移点Tを重視する場合には、SnOを0〜4質量%(0〜4モル%)まで含有してもよい。同様に、高屈折率を重視する場合には、TeOおよび/またはBiを単独でまたは合量で0〜6質量%含有してもよい。TeOおよび/またはBiの含有量が6質量%を超えるとガラスが不安定になるか、あるいは透過率が著しく低下するおそれがある。ただし、アッベ数νを大きくしたい場合には、TeOまたはBiのいずれも実質的に含有しないことが好ましい。なお、本ガラスにおけるTeOおよび/またはBiの単独量または合量は、モル%で示すと、0〜10モル%である。
本ガラスにおいては、環境面での負荷を減少させるため、成分として鉛(PbO)、ヒ素(As)、タリウム(TlO)、トリウム(ThO)、カドミウム(CdO)のいずれも実質的に含有しないことが好ましい。また、フッ素を含有すると、熱膨張係数を大きくし、離型性、成形性に悪影響を与えるほか、成分が揮散しやすいことから、ガラスの溶解時に光学ガラスの組成が不均一になりやすく、また、精密モールド成形時には離型膜など金型の耐久性を下げるなどの問題があるため、本ガラスでは、フッ素も実質上含有しないことが好ましい。
本ガラスにおいては、着色の防止等の理由により、Feを代表とする遷移金属化合物(ただし、TiOを除く)を実質的に含有しないことが好ましい。たとえ原料から不可避的に混入した場合でも、本ガラスにおいて遷移金属化合物の総含有量は0.01質量%以下とすることが好ましい。
本ガラスの光学特性としては、屈折率nが1.84〜1.86であることが好ましい。屈折率nが1.84以上であると、レンズの小型化、薄型化に適するため好ましい。屈折率nが1.845以上であるとより好ましい。一方、本ガラスの屈折率nが1.86を超えるとアッベ数が小さくなりすぎ、またその他の熱物性に悪影響を及ぼすため好ましくない。本ガラスの屈折率nとしては1.855以下であるとさらに好ましい。本ガラスのアッベ数νは、37〜42であると好ましい。アッベ数νが37以上であると、ガラスが低分散特性のため好ましい。また、アッベ数νは、42以下であると、ガラスの耐失透性が良好となり好ましい。
本ガラスのガラス転移温度Tは630℃以下である。ガラス転移温度Tが630℃以下であれば、精密プレス成形時に金型の劣化が生じにくいため好ましい。ガラス転移温度Tが、625℃以下であるとより好ましく、620℃以下であることがさらに好ましく、600℃以下であると特に好ましい。
本ガラスの比重は、5.34以下であることが好ましい。5.34を超えると、光学素子として、例えば光学レンズとして使用した際、光学系の質量が大きくなりすぎ、レンズの駆動系に負担がかかる可能性がある。そのため、比重は5.34以下であることが望ましく、比重が5.32以下であるとより好ましい。比重が5.24以下であるとさらに好ましい。
本ガラスの液相温度Tは、1200℃以下であると好ましい。液相温度Tが、1200℃を超えると高温成形時に被成形物が失透しやすくなったり、高温成形の受け型として用いられるカーボンや耐熱合金が劣化するため好ましくない。本ガラスの液相温度Tが、1180℃以下であるとより好ましく、1150℃以下であるとさらに好ましい。なお、液相温度Tは、その温度に1時間保持した場合に、ガラス融液から結晶が生成しない最高温度として定義される。
本ガラスのプリフォーム製造法としては、溶融ガラスをタンクに敷設したノズル先端から流出させ、所望の質量の塊(ゴブ)とし、それを金型上に窒素ガスにて浮上させながら受けて楕円・球状等のプリフォームとする方法が一例として挙げられるが、これに限定されるものではない。本ガラスは、上記のような特性を有するため、光学設計がしやすく、光学素子、特には、デジタルカメラ等に用いられるガラスモールド非球面レンズに好適である。
以下、本発明の具体的な態様を実施例(例1〜例17)により説明するが、本発明はこれらに限定されない。
原料調製法としては、表に示す組成のガラスが得られるように下記原料を調合して白金製るつぼに入れ、1250〜1350℃で2時間溶解した。この際白金製スターラにより0.5時間撹拌して溶融ガラスを均質化した。均質化された溶融ガラスは流し出して板状に成形後、T+10℃の温度で4時間保持後、−1℃/minの冷却速度で室温まで徐冷した。
原料としては、ホウ酸、酸化アルミニウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウムは、関東化学社製の特級試薬を使用した。酸化ランタン、および酸化ガドリニウムは信越化学工業社製の純度99.9%の試薬を使用した。酸化タンタル、二酸化珪素、酸化タングステン、酸化ニオブは、高純度化学研究所社製の純度99.9%以上の試薬を使用した。
得られたガラスについて、波長587.6nm(d線)における屈折率n、波長656.3nm(C線)における屈折率nC、波長486.1nm(F線)における屈折率nF、アッベ数ν、ガラス転移点T(単位:℃)、屈伏点At(単位:℃)、液相温度T(単位:℃)および比重dを測定した。これらの測定法を以下に述べる。
熱的特性(ガラス転移点T、屈伏点At):直径5mm、長さ20mmの円柱状に加工したサンプルを、熱機械分析装置(ブルカーエイエックスエス社製、商品名:TD5000SA)を用いて5℃/分の昇温速度で測定した。
光学恒数(屈折率n、アッベ数ν):一辺が20mm、厚みが10mmの直方体形状に加工したサンプルを、精密屈折率計(カルニュー光学社製、商品名:KPR−2)を用いて測定した。アッベ数νは、計算式{(n−1)/(n−n)}により求めた。
液相温度T:1辺が10mmの立方体形状に加工したガラスを白金製の皿に載せ、一定温度に設定した電気炉内で1時間静置した後に取り出したものを100倍の光学顕微鏡で観察し、結晶の析出が見られない最高温度を液相温度Tとした。
比重d:約20g程度となるように切り出したガラスを、(株)島津製比重測定器SGM300Pを用いて、水を用いたアルキメデス法により測定した。
以下、測定および算出結果を表に示す。表1〜表3は本発明の実施例を質量%で表記したものであり、表4〜表6は本発明の実施例をモル%で表記したものである。尚、以下の表において、「La+Gd+Y」はLa、Gd、Yの合量を表し、「Gd+Ta」はGdとTaの合量を表す。
Figure 2009072335
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Figure 2009072335
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本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2007年12月6日出願の日本特許出願2007−316425に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
デジタルカメラ等の光学系に用いられる光学素子として好適な光学ガラスを提供できる。

Claims (6)

  1. 酸化物基準の質量%表示で、B:10〜20%、SiO:0.5〜12%、La:25〜50%、Gd:0〜20%、Y:0〜20%、ただし、La+Gd+Y:35〜60%、ZnO:5〜20%、LiO:0.2〜3%、ZrO:0〜0.5%、Ta:3〜18%、WO:3〜20%、の各成分を含有し、かつ、屈折率nが1.84〜1.86、アッベ数νが37〜42の光学恒数を有し、ガラス転移点(T)が630℃以下である光学ガラス。
  2. GdとTaの合計量が、酸化物基準の質量%表示で25%以下である請求項1に記載の光学ガラス。
  3. 比重が5.34以下である請求項1から2に記載の光学ガラス。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の光学ガラスからなる精密プレス成形用プリフォーム。
  5. 請求項1〜3のいずれか記載の光学ガラスを精密プレス成形することによって得られる光学素子。
  6. 酸化物基準のモル%表示で、
    :20〜40%、
    SiO:1〜30%、
    La:10〜25%、
    ZnO:10〜35%、
    Ta:1〜8%、
    LiO:0.5〜15%、
    WO:1〜15%、
    Gd:0〜10%、
    :0〜15%、
    ZrO:0〜0.5%の各成分を含有し、
    La+Gd+Yの含有量が15〜30%であり、かつ、
    屈折率nが1.84〜1.86、
    アッベ数νが37〜42、
    ガラス転移点(T)が630℃以下であることを特徴とする光学ガラス。
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