JPWO2009060753A1 - 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

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Abstract

基材(111)と基材(111)上に形成された配線(109,110)とを有する配線基板(200)と、配線基板(200)の配線(109,110)に電気的に接続された電極(106,107)を有する太陽電池セル(100)とを含み、配線(109,110)と電極(106,107)とが直接接触することによって配線(109,110)と電極(106,107)とが電気的に接続されている太陽電池モジュールとその太陽電池モジュールの製造方法である。

Description

本発明は、太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法に関し、特に、低温で簡易に製造することができ、かつ電気特性および信頼性に優れた太陽電池モジュールとその太陽電池モジュールの製造方法に関する。
近年、エネルギ資源の枯渇の問題や大気中のCO2の増加のような地球環境問題等からクリーンなエネルギの開発が望まれており、特に太陽電池モジュールを用いた太陽光発電が新しいエネルギ源として開発、実用化され、発展の道を歩んでいる。
このような太陽電池モジュールを構成する太陽電池セルとしては、従来から、例えば単結晶または多結晶のシリコン基板の受光面にシリコン基板とは反対の導電型の不純物を拡散することによってpn接合を形成し、シリコン基板の受光面とその反対側の裏面にそれぞれ電極を形成した両面電極型太陽電池セルが主流となっている。また、近年では、シリコン基板の裏面にp型用電極とn型用電極の双方を形成したいわゆる裏面電極型太陽電池セルの開発も進められている。
また、原材料費の低減のため、シリコン基板の薄型化も進んでいる。しかしながら、シリコン基板の薄型化に起因する太陽電池セルの薄型化に伴って、太陽電池モジュールの作製時における太陽電池セルの配線作業でのセル割れが問題となっている。
このような問題を解決するために、たとえば特開2005−340362号公報(特許文献1)には、太陽電池セルを配線基板を用いて配線する方法が提案されている。このような特許文献1の方法によれば、太陽電池モジュールのF.F(Fill Factor)値も向上するとされている。ここで、配線基板は、基材と、基材上に形成された配線とを含む構成になっている。
このように太陽電池セルの接続に配線基板を使用するという提案がなされているが、実用化には至っていない。これは、次のような問題があるためである。
まず、太陽電池セルの電極と配線基板の配線との接続について、はんだを介して接続する場合、一般的な鉛フリーのクリームはんだ(Sn−Ag−Cu系はんだ等)を用いた時には、はんだを250℃近くまで加熱する必要がある。
このように、太陽電池セルの電極と配線基板の配線との接続を行なう際に高温に加熱する必要がある場合には、高温加熱後の冷却時に、太陽電池セルのシリコン基板と配線基板の配線材との熱膨張係数の違いから応力が発生し、太陽電池セルが割れてしまったり、太陽電池セルと配線基板とが剥離すること等により接続の信頼性が低くなるという問題があった。
太陽電池セルの電極と配線基板の配線との接続を行なう際の加熱温度を低温化することで、上記の応力を大きく低減することができる。ここで、上記の加熱温度を180℃以下とした場合には、配線基板の基材にPEN(ポリエチレンナフタレート)を用いることができ、150℃以下とした場合には配線基板の基材にPET(ポリエチレンテレフタレート)を用いることができるため、材料費を大幅に低減することができる。
しかしながら、このような低温で処理することができるはんだとしては、安価で電気抵抗の低いSn−Bi系はんだがあるが、Sn−Bi系はんだを介して太陽電池セルの電極と配線基板の配線とを接続した場合には、Sn−Bi系はんだ以外のSn−Ag−Cu系はんだ等のはんだを用いた場合と比べて太陽電池セルの電極と配線基板の配線との接着性が悪くなり、接続の信頼性があまり高くないという問題があった。
また、はんだの代わりに、はんだ以外の導電性ペーストを用いて太陽電池セルの電極と配線基板の配線とを接続する場合には、常温での接続も可能ではある。しかしながら、ほとんどの導電性ペーストは、その抵抗率が高いため、大電流が流れる太陽電池への使用は難しいという問題があった。また、銀を主成分とする導電性ペーストは、その抵抗率が1×10-4〜10-5Ω・cm程度と低く、150℃程度の低温で接続可能なものもあるが、価格が非常に高く、太陽電池セルの電極と配線基板の配線との接着強度を十分なものとすることはできないという問題があった。
また、特開2005−175436号公報(特許文献2)には、太陽電池からなる光センサをACF(Anisotropic Conductive Film)を用いて接続端子を備えた基板上に設置する方法が提案されている。しかしながら、この方法においても低温での接続は可能であるが、太陽電池を光センサではなく発電用の太陽電池モジュールに適用する場合には、大面積のACFを用いる必要があるため、高価なACFを用いることは困難であり、さらには大電流を流す必要がある太陽電池モジュールにおいてはACFでは抵抗が高くなりすぎるという問題があった。
また、太陽電池セルの電極と配線基板の配線との接続は、導電性ペーストを塗布し、配線基板上に位置合わせをして太陽電池セルを配置し、その後リフロー炉により加熱するという工程が必要となるが、この工程は太陽電池モジュールの製造工程としては煩雑であり、大面積の太陽電池セルを用いた場合にはリフロー炉による加熱時に太陽電池セルが位置ずれし、接続不良が多発するという問題があった。
特開2005−340362号公報 特開2005−175436号公報
上記の事情に鑑みて、本発明の目的は、低温で簡易に製造することができ、かつ電気特性および信頼性に優れた太陽電池モジュールとその太陽電池モジュールの製造方法を提供することにある。
本発明は、基材と基材上に形成された配線とを有する配線基板と、配線基板の配線に電気的に接続された電極を有する太陽電池セルとを含み、配線と電極とが直接接触することによって配線と電極とが電気的に接続されている太陽電池モジュールである。
ここで、本発明の太陽電池モジュールにおいては、配線基板に基材の一方の表面から他方の表面に突き抜ける貫通孔が形成されていることが好ましい。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいては、配線基板の基材が透明樹脂からなることが好ましい。
また、本発明の太陽電池モジュールは、配線基板と太陽電池セルとを封止する封止材を備えていてもよい。ここで、封止材は、エチレンビニルアセテート樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、オレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂およびゴム系樹脂からなる群から選択された少なくとも1種の透明樹脂を含むことが好ましい。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいて、太陽電池セルは、裏面電極型太陽電池セルであることが好ましい。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいては、太陽電池セルと配線基板とが固定部材により固定されていることが好ましい。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいて、固定部材は、太陽電池セルの受光面と配線基板の太陽電池セル設置側の表面とを連結していてもよい。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいて、固定部材は、太陽電池セルの裏面と配線基板の太陽電池セル設置側の表面とを連結していてもよい。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいて、固定部材は、接着テープ、粘着テープ、接着剤および粘着剤からなる群から選択された少なくとも1種であることが好ましい。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいて、固定部材は、透明樹脂および紫外線硬化型樹脂の少なくとも一方からなることが好ましい。
また、本発明は、基材と基材上に形成された配線とを有する配線基板と、配線基板の配線に電気的に接続された電極を有する太陽電池セルと、を含み、配線と電極とが直接接触することによって配線と電極とが電気的に接続されており、配線基板と太陽電池セルとを封止する封止材を備え、封止材は、太陽電池セルの一方の表面のみに設置されて太陽電池セルに圧着されることにより配線基板と太陽電池セルとを封止したものである太陽電池モジュールである。
また、本発明は、上記の太陽電池モジュールを製造する方法であって、配線基板上に太陽電池セルを設置する工程と、太陽電池セルの配線基板の設置側とは反対側に設置された第1の透明樹脂と配線基板の太陽電池セルの設置側とは反対側に設置された第2の透明樹脂とを圧着させる工程と、圧着後の第1の透明樹脂と第2の透明樹脂とを加熱する工程とを含む太陽電池モジュールの製造方法である。
ここで、本発明の太陽電池モジュールの製造方法においては、第1の透明樹脂と第2の透明樹脂とは真空圧着により圧着されることが好ましい。
また、本発明の太陽電池モジュールの製造方法において、配線基板には基材の一方の表面から他方の表面に突き抜ける貫通孔が形成されているとともに、第2の透明樹脂には第2の透明樹脂の一方の表面から他方の表面に突き抜ける貫通孔が形成されていることが好ましい。
さらに、本発明は、上記の太陽電池モジュールを製造する方法であって、基材が透明樹脂からなる配線基板上に太陽電池セルを設置する工程と、太陽電池セルの配線基板の設置側とは反対側に設置された第1の透明樹脂と配線基板の基材とを圧着させる工程と、圧着後の第1の透明樹脂と基材とを加熱する工程とを含む太陽電池モジュールの製造方法である。
また、本発明の太陽電池モジュールの製造方法は、太陽電池セルと配線基板とを固定部材により固定する工程を含むことが好ましい。
また、本発明の太陽電池モジュールの製造方法において、固定部材は、太陽電池セルの受光面と配線基板の太陽電池セル設置側の表面とを連結するように設置されることが好ましい。
また、本発明の太陽電池モジュールの製造方法において、固定部材は、太陽電池セルの裏面と配線基板の太陽電池セル設置側の表面とを連結するように設置されることが好ましい。
また、本発明の太陽電池モジュールの製造方法において、固定部材は、接着テープ、粘着テープ、接着剤および粘着剤からなる群から選択された少なくとも1種であることが好ましい。
また、本発明の太陽電池モジュールの製造方法において、固定部材は、透明樹脂および紫外線硬化型樹脂の少なくとも一方からなることが好ましい。
本発明によれば、低温で簡易に製造することができ、かつ電気特性および信頼性に優れた太陽電池モジュールとその太陽電池モジュールの製造方法を提供することができる。
本発明の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池の一例の模式的な断面図である。 本発明の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池の他の一例の模式的な断面図である。 (a)は本発明に用いられる太陽電池セルの裏面の一例の模式的な平面図であり、(b)は本発明に用いられる太陽電池セルの裏面の他の一例の模式的な平面図である。 本発明に用いられる配線基板の一例の模式的な平面図である。 本発明に用いられる太陽電池複合体の一例の模式的な平面図である。 本発明に用いられる太陽電池複合体の他の一例の模式的な平面図である。 本発明の太陽電池モジュールの一例の模式的な断面図である。 (a)および(b)は、図1に示す構成の太陽電池を用いて本発明の太陽電池モジュールを製造する方法の一例の製造工程を図解する模式的な断面図である。 (a)および(b)は、図2に示す構成の太陽電池を用いて本発明の太陽電池モジュールを製造する方法の一例の製造工程を図解する模式的な断面図である。 (a)および(b)は、本発明の太陽電池モジュールを製造する方法の他の一例の製造工程を図解する模式的な断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の太陽電池モジュールを製造する方法のさらに他の一例の製造工程を図解する模式的な断面図である。 (a)および(b)は、図1に示す構成の太陽電池を用いて本発明の太陽電池モジュールを製造する方法の他の一例の製造工程を図解する模式的な断面図である。
符号の説明
100 太陽電池セル、101 シリコン基板、102 反射防止膜、103 パッシベーション膜、104 n型不純物ドーピング領域、105 p型不純物ドーピング領域、106 n電極、107 p電極、109 n型用配線、110 p型用配線、111 絶縁性基板、113 接続用電極、114 バスバーp電極、115 バスバーn電極、116 導電性部材、124 透明基板、125 封止材、125a 第1の透明樹脂、125b 第2の透明樹脂、126 絶縁性フィルム、127 金属フィルム、128 保護シート、130,131 貫通孔、200 配線基板、300 固定用テープ。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
図1に、本発明の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池の一例の模式的な断面図を示す。ここで、図1に示す太陽電池は、配線基板200と配線基板200上に設置された太陽電池セル100とを有している。ここで、太陽電池セル100のn型またはp型のシリコン基板101の受光面(太陽光が主に入射する側の表面)には反射防止膜102が形成されており、シリコン基板101の裏面(受光面の反対側の表面)にはn型不純物が拡散して形成されたn型不純物ドーピング領域104と、p型不純物が拡散して形成されたp型不純物ドーピング領域105とが所定の間隔を空けて交互に形成されている。
また、シリコン基板101の裏面にはパッシベーション膜103が形成されており、パッシベーション膜103に形成されたコンタクトホールを通して、n型不純物ドーピング領域104に接触するようにn電極106が形成されており、p型不純物ドーピング領域105に接触するようにp電極107が形成されている。
また、配線基板200は、基材としての絶縁性基板111、絶縁性基板111上に形成された配線としてのn型用配線109およびp型用配線110を有している。
そして、太陽電池セル100のn電極106は配線基板200のn型用配線109と電気的に接続されており、p電極107は配線基板200のp型用配線110と電気的に接続されている。
ここで、図1に示す太陽電池は、太陽電池セル100のn電極106と配線基板200のn型用配線109とが直接接触しているとともに、太陽電池セル100のp電極107と配線基板200のp型用配線110とが直接接触している構成を有している。
図2に、本発明の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池の他の一例の模式的な断面図を示す。ここで、図2に示す太陽電池は、太陽電池セル100を配線基板200に固定するための固定用テープ300を備えており、固定用テープ300の一端が太陽電池セル100の受光面に取り付けられており、他端が配線基板200の絶縁性基板111の表面に取り付けられている。なお、固定用テープ300の取り付け位置は特に限定されないが、固定用テープ300が太陽電池セル100の受光面をあまり遮らないように太陽電池セル100の受光面の端部に取り付けられることが好ましい。
固定用テープ300としては、従来から公知のテープを用いることができ、たとえば紙、布または樹脂フィルム等の下地基材に接着剤を塗布した接着テープおよび/またはたとえば紙、布または樹脂フィルム等の下地基材に粘着剤を塗布した粘着テープ等を用いることができるが、なかでも固定用テープ300の少なくとも一部が太陽電池セル100の受光面に設置される場合には、固定用テープ300としては、可視光(360nm〜830nmの範囲の波長を有する光)の少なくとも一部を透過する下地基材に可視光の少なくとも一部を透過する粘着剤または接着剤を塗布したものを用いることが好ましい。なお、本発明で用いることができる接着テープとしては、たとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムからなる下地基材にシリコーン系接着剤が塗布されたYOUNG WOO社製のPETテープYT153S等が挙げられ、粘着テープとしては、たとえばPETフィルムからなる下地基材にアクリル系粘着剤が塗布されたソニーケミカル社製のT4900、G9052等が挙げられる。
また、たとえば、固定用テープ300の代わりに、若しくは固定用テープ300とともに、太陽電池セル100の受光面から配線基板200の太陽電池セル100の設置側の表面にかけて接着剤および/または粘着剤を塗布してもよい。
なお、接着剤としては、太陽電池セル100と配線基板200とを貼り合わせることができるものであれば特に限定なく用いることができ、たとえば、耐熱性の高いシリコーン系接着剤、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤およびゴム系接着剤からなる群から選択された少なくとも1種を含むものを用いることができる。ここで、シリコーン系接着剤、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤およびゴム系接着剤としてはそれぞれ、たとえば従来から公知のものを用いることができる。また、粘着剤は、接着剤の1種であって、一般に粘性を有し、圧力を加えることで被着材に対する流動性を持たせ、剥離に対する凝集性が硬化に代わる保持力となるもののことである。なお、本発明で用いることができる接着剤としては、富士化学産業株式会社製のSealgloNE8800K等の熱硬化型接着剤等が挙げられる。
また、固定用テープ300の代わりに、若しくは固定用テープ300とともに、太陽電池セル100の受光面から配線基板200の太陽電池セル100の設置側の表面にかけて透明樹脂および紫外線硬化型樹脂の少なくとも一方を塗布してもよい。
ここで、透明樹脂としては、たとえば、太陽光に対して透明な従来から公知の樹脂を用いることができるが、なかでも後述する封止材と同一の材質を用いることが好ましい。この場合には、封止材との反応性が十分に低くなるため、封止材で封止して得られた太陽電池モジュールの電気特性の低下を十分に抑えることができる傾向にある。なお、本発明で用いることができる透明樹脂としては、たとえば可視光の透過率が90%以上である市販のEVA(エチレンビニルアセテート)樹脂、アクリル系の各種硬化型樹脂、エポキシ系の各種硬化型樹脂等が挙げられる。
また、紫外線硬化型樹脂としては、たとえば、紫外線(1nm〜400nmの範囲の波長を有する光)の照射により硬化する従来から公知の樹脂を用いることができる。また、紫外線硬化型樹脂には、必要に応じて、光重合開始剤および/または光増感剤等の従来から公知の添加剤が添加されていてもよい。なお、本発明で用いることができる紫外線硬化型樹脂としては、Gluelabo社製のGL−1002等が挙げられる。
なお、太陽電池セル100と配線基板200とを固定するための固定部材として、接着剤、粘着剤、透明樹脂、紫外線硬化型樹脂等の流動性の固定部材を用いる場合には、これらの流動性の固定部材を太陽電池セル100の受光面側から垂らす手法等によって容易に設置することができる点で好ましい。
また、太陽電池セル100と配線基板200とを固定するための固定部材として紫外線硬化型樹脂を用いた場合には、紫外線を照射する前には太陽電池セル100の配線基板200に対する位置ずれを修正することができ、位置ずれがないのを確認した後に紫外線を照射することによって硬化させて太陽電池セル100と配線基板200とを固定することが可能である。したがって、固定部材として紫外線硬化型樹脂を用いた場合には、太陽電池セル100の配線基板200に対する設置位置の精度が向上するだけでなく、紫外線硬化型樹脂硬化後のハンドリング性および太陽電池モジュールの生産性も向上させることができる。
また、上記においては、固定用テープ300(接着テープおよび/または粘着テープ等)、接着剤、粘着剤、透明樹脂、紫外線硬化型樹脂等の固定部材が、太陽電池セル100の受光面と配線基板200の太陽電池セル100設置側の表面とを連結する構成について説明したが、この構成の代わりに、若しくはこの構成とともに、固定用テープ300(接着テープおよび/または粘着テープ等)、接着剤、粘着剤、透明樹脂、紫外線硬化型樹脂等の固定部材が、太陽電池セル100の裏面(太陽電池セル100の受光面と反対側の表面)と配線基板200の太陽電池セル100設置側の表面とを連結している構成を採用してもよい。
この場合、ここで使用する接着剤、粘着剤、透明樹脂、紫外線硬化型樹脂等の流動性の固定部材は、長期信頼性を確保する観点から、その硬化時に適度に収縮して太陽電池セル100と配線基板200との間に収縮力を発現するものであることが好ましい。また、接着剤、粘着剤、透明樹脂、紫外線硬化型樹脂等の固定部材は、後述する封止材を加熱して封止する際に硬化する熱硬化型でもあることが好ましい。
なお、固定部材が、太陽電池セル100の裏面と配線基板200の太陽電池セル100設置側の表面とを連結している構成を採用する場合には、配線基板200の太陽電池セル100設置側の表面に設置されている配線以外の部分に固定部材を設置することが好ましい。
図3(a)に、本発明に用いられる太陽電池セルの裏面の一例の模式的な平面図を示す。ここで、シリコン基板101の裏面には、n電極106とp電極107とが形成されており、n電極106およびp電極107はそれぞれシリコン基板101の裏面の同一方向(図3(a)の紙面の左右方向)に伸びる帯状に形成されている。そして、帯状のn電極106と帯状のp電極107とは1本ずつ交互に図3(a)の紙面の上下方向に配列されている。
図3(b)に、本発明に用いられる太陽電池セルの裏面の他の一例の模式的な平面図を示す。ここで、シリコン基板101の裏面には、n電極106とp電極107とが形成されており、n電極106およびp電極107はそれぞれ点状に形成されている。そして、図3(b)の紙面の上下方向および左右方向のそれぞれの方向に点状のn電極106同士が隣り合うようにして配列されるとともに、点状のp電極107同士が隣り合うようにして配列されている。
本発明に用いられる太陽電池セルの裏面のn電極106とp電極107の形状をそれぞれ図3(a)に示すような帯状および/または図3(b)に示すような点状に形成することによって、後述する封止材への封止後における太陽電池セル100と配線基板200との間における気泡の発生を抑制することができる傾向にある点で好ましい。
ここで、n電極106およびp電極107はそれぞれたとえば、真空蒸着法、スパッタ法、スクリーン印刷法、インクジェット法、スプレー法またはメッキ法等の方法により形成することができる。なお、配線基板200のn型用配線109およびp型用配線110に導体抵抗のほとんどを担わせることが可能であるため、n電極106およびp電極107のそれぞれの材料使用量を格段に減少させることができる。また、n電極106およびp電極107の材料としては、導電性材料であれば特に限定なく用いることができる。
図4に、本発明に用いられる配線基板の一例の模式的な平面図を示す。ここで、配線基板200の絶縁性基板111の表面上には、n型用配線109とp型用配線110とが備えられているとともに、n型用配線109とp型用配線110とを電気的に接続するための接続用電極113が備えられている。
また、絶縁性基板111の長手方向の一方の端部に設置されたp型用配線110には集電用のバスバーp電極114が電気的に接続されており、他方の端部に設置されたn型用配線109には集電用のバスバーn電極115が電気的に接続されている。
なお、図4においては、n型用配線109、p型用配線110、接続用電極113、バスバーp電極114およびバスバーn電極115のそれぞれの領域を破線によって分けているが、図4に示す分け方に限定されるものではない。
また、配線基板200に用いられる絶縁性基板111としては、たとえば、n型用配線109およびp型用配線110のそれぞれよりも高い電気抵抗を有する材質(たとえば230℃以上の耐熱性を有するポリイミド等)のもの等を用いることができるが、安価で透明なPEN(ポリエチレンナフタレート)および/またはPET(ポリエチレンテレフタレート)を用いることが好ましい。絶縁性基板111にPENやPET等の透明な材質のものを用いた場合には太陽電池セル100の電極と配線基板200の配線とのアライメント(位置合わせ)を容易に確認することができ、アライメントを自動化する際にはたとえばアライメントマークを太陽電池セル100の裏面に形成して精度の良い位置合わせを実施することが可能となる。
また、配線基板200に用いられるn型用配線109、p型用配線110、接続用電極113、バスバーp電極114およびバスバーn電極115の材質としては、たとえば金属や透明導電膜等の導電性材料からなるものであれば特に限定なく用いることができるが、配線の電気抵抗をより低減する観点からは、銅、アルミニウムおよび銀からなる群から選択された少なくとも1種を含む材料から構成されていることが好ましい。
図5に、図4に示す構造の配線基板上に複数の太陽電池セルを設置して電気的に直列に接続した太陽電池同士を電気的に接続することによって形成された太陽電池複合体の一例の模式的な平面図を示す。
ここで、図5に示す太陽電池複合体においては、隣り合う2枚の配線基板200同士を電気的に接続するために、一方の配線基板200のバスバーp電極114と他方の配線基板200のバスバーn電極115とを導電性部材116により電気的に接続されている。
また、たとえば図6に示す太陽電池複合体のように、導電性部材116を用いなくとも、太陽電池セル100の配線基板200上への設置により、自然に複数の太陽電池セル100が電気的に直列に接続される構成としてもよい。
図7に、たとえば上記のようにして作製した太陽電池複合体を封止材中に封止することによって作製した本発明の太陽電池モジュールの一例の模式的な断面図を示す。ここで、太陽電池セル100を配線基板200上に設置した太陽電池は、対向する2枚の絶縁性フィルム126の間に金属フィルム127を挟んで形成された保護シート128に収容された封止材125中に封止されており、封止材125の表面には透明基板124が設置されている。
ここで、透明基板124としては、たとえば太陽光に対して透明な基板を特に限定なく用いることができ、たとえばガラス基板等を用いることができる。
また、封止材125としては、たとえば太陽光に対して透明な樹脂等を特に限定なく用いることができる。なかでも、封止材125としては、エチレンビニルアセテート樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、オレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂およびゴム系樹脂からなる群から選択された少なくとも1種の透明樹脂を用いることが好ましい。耐候性に優れたこれらの透明樹脂は、光透過性が高いため太陽電池モジュールの出力(特に、短絡電流または動作時電流)を大きく損なうことなく十分な強度でガラス基板等からなる透明基板124に固着させることができるため、太陽電池セル100の長期信頼性を確保しつつ、太陽電池セル100を封止することができる。
また、絶縁性フィルム126としては、たとえば従来から公知のものを用いることができ、たとえばPETフィルム等を用いることができる。
また、金属フィルム127としては、たとえば従来から公知のものを用いることができるが、封止材125中への水蒸気や酸素の透過を十分に抑制して長期的な信頼性を確保する観点からはたとえばアルミニウム等の金属フィルムを用いることが好ましい。また、太陽電池モジュールの端面等の保護シート128を密着させることが難しい部分にはたとえばブチルゴムテープ等の水分透過防止テープを用いて完全に密着させることができる。なお、保護シート128としてはたとえば従来から用いられている耐候性フィルムを用いてもよい。
図8(a)および図8(b)に、図1に示す構成の太陽電池を用いて本発明の太陽電池モジュールを製造する方法の一例の製造工程を図解する模式的な断面図を示す。まず、図8(a)に示すように、配線基板の基材である絶縁性基板111上に形成されたn型用配線109上に太陽電池セルのn電極106を設置し、p型用配線110上に太陽電池セルのp電極107を設置することによって、配線基板上に太陽電池セルを設置する。
次に、太陽電池セルの配線基板の設置側とは反対側に、透明基板124を備えた第1の透明樹脂125aを設置する。また、配線基板の太陽電池セルの設置側とは反対側に、保護シート128を備えた第2の透明樹脂125bを設置する。ここで、第1の透明樹脂125aおよび第2の透明樹脂125bの材質としてはそれぞれ上記の封止材125と同一の材質を用いることができる。
続いて、第1の透明樹脂125aと第2の透明樹脂125bとを圧着し、加熱処理することによって、第1の透明樹脂125aと第2の透明樹脂125bとを一体化させた状態で硬化させて、図8(b)に示すように封止材125が形成される。これにより、太陽電池セルが配線基板に強く圧着され、太陽電池セルのn電極106と配線基板のn型用配線109との圧着および太陽電池セルのp電極107と配線基板のp型用配線110との圧着がそれぞれ強化されて、これらの電極と配線との間に良好な電気的接続が得られることになる。そして、図8(b)に示すように、この封止材125中に配線基板上に太陽電池セルが設置された太陽電池が封止されることによって、本発明の太陽電池モジュールが作製される。
ここで、第1の透明樹脂125aと第2の透明樹脂125bとの圧着および加熱処理は、たとえばラミネーターと呼ばれる真空圧着および加熱処理を行なう装置等を用いて実施することにより、第1の透明樹脂125aおよび第2の透明樹脂125bを熱変形させ、これらの透明樹脂が熱硬化すること等により一体化して封止材125が形成され、封止材125中に太陽電池が包み込まれて封止されることになる。
なお、真空圧着とは、大気圧よりも減圧した雰囲気下で圧着させる処理のことである。第1の透明樹脂125aと第2の透明樹脂125bとの圧着方法として真空圧着を用いた場合には、第1の透明樹脂125aと第2の透明樹脂125bとの間に空隙が形成されにくくなり、第1の透明樹脂125aと第2の透明樹脂125bとを一体化することにより形成された封止材125中に気泡が残留しにくくなる傾向にある点で好ましい。また、真空圧着を用いた場合には、太陽電池セルと配線基板との均一な圧着力確保に有利となる。
また、上記の加熱処理は、第1の透明樹脂125aおよび第2の透明樹脂125bがエチレンビニルアセテート樹脂からなる場合には、たとえば100℃以上200℃以下の温度にこれらの透明樹脂を加熱することにより実施することができる。
図9(a)および図9(b)に、図2に示す構成の太陽電池を用いて本発明の太陽電池モジュールを製造する方法の一例の製造工程を図解する模式的な断面図を示す。この方法は、図1に示す構成の太陽電池の代わりに固定用テープ300が設置された図2に示す構成の太陽電池を用いたこと以外は図8(a)および図8(b)に示した方法と同様である。
なお、固定用テープ300は、そのまま太陽電池モジュールの封止材125中に封止され、太陽電池モジュールの受光面側から見えることがある。したがって、固定用テープ300としては透明のものを用いることが好ましく、さらには封止材125との密着度が良好であるものまたは圧着後に封止材125と一体となるような材質であって製造工程中でデガス等がなく、実使用で変質しない耐候性を有する材質であることがより好ましい。
また、ここでも、上記と同様に、固定部材として固定用テープ300を用いる場合について説明したが、固定用テープ300の代わりに、若しくは固定用テープ300とともに、太陽電池セル100の受光面から配線基板200の太陽電池セル100の設置側の表面にかけて接着剤および/または粘着剤を塗布してもよく、また、固定用テープ300の代わりに、若しくは固定用テープ300とともに、太陽電池セル100の受光面から配線基板200の太陽電池セル100の設置側の表面にかけて透明樹脂および紫外線硬化型樹脂の少なくとも一方を塗布してもよい。
なお、上述したように、太陽電池セル100と配線基板200とを固定するための固定部材として、接着剤、粘着剤、透明樹脂、紫外線硬化型樹脂等の流動性の固定部材を用いる場合には、これらの流動性の固定部材を太陽電池セル100の受光面側から垂らす手法等によって容易に設置することができる点で好ましい。
また、上記においては、固定用テープ300(接着テープおよび/または粘着テープ等)、接着剤、粘着剤、透明樹脂、紫外線硬化型樹脂等の固定部材が、太陽電池セル100の受光面と配線基板200の太陽電池セル100設置側の表面とを連結する構成について説明したが、この構成の代わりに、若しくはこの構成とともに、固定用テープ300(接着テープおよび/または粘着テープ等)、接着剤、粘着剤、透明樹脂、紫外線硬化型樹脂等の固定部材が、太陽電池セル100の裏面(太陽電池セル100の受光面と反対側の表面)と配線基板200の太陽電池セル100設置側の表面とを連結している構成としてもよい。
また、上述したように、固定部材が太陽電池セル100の裏面と配線基板200の太陽電池セル100設置側の表面とを連結している構成を採用する場合には、配線基板200の太陽電池セル100設置側の表面に設置されている配線以外の部分に固定部材を設置することが好ましい。
図10(a)および図10(b)に、本発明の太陽電池モジュールを製造する方法の他の一例の製造工程を図解する模式的な断面図を示す。この方法においては、図1に示す構成の太陽電池の代わりに配線基板の基材である絶縁性基板111の材質として透明樹脂を用いており、封止材125の一部が配線基板の基材として機能し、配線がその基材上に形成されていることに特徴がある。
この方法においては、まず、図10(a)に示すように、配線基板の基材である透明樹脂からなる絶縁性基板111上に形成されたn型用配線109上に太陽電池セルのn電極106を設置し、p型用配線110上に太陽電池セルのp電極107を設置することによって、配線基板上に太陽電池セルを設置する。次に、太陽電池セルの配線基板の設置側とは反対側に、透明基板124を備えた第1の透明樹脂125aを設置する。
続いて、第1の透明樹脂125aと絶縁性基板111とを圧着した後に加熱処理することによって、第1の透明樹脂125aと絶縁性基板111とを一体化させた状態で硬化させ、図10(b)に示すように第1の透明樹脂125aと絶縁性基板111とを一体化させて封止材125を形成する。これにより、封止材125の一部(配線基板の下方に位置する封止材の部分(絶縁性基板111の部分))が配線基板の基材となって、その基材上に配線が備えられ、透明樹脂からなる基材とその基材上の配線とを有する配線基板を備えた太陽電池モジュールが作製される。
この方法においては、使用する部材数を減少することができるため、本発明の太陽電池モジュールの製造工程における作業効率が向上し、材料費の削減が可能となる。
また、この方法においては、封止材125の形成に伴って太陽電池セルと配線基板との間に発生する圧着力だけでなく、絶縁性基板111を構成する透明樹脂がn電極106とp電極107との間に隙間に入り込む形状に熱変形することに伴う圧着力も加わるために、上記の図8および図9に示した方法と比べて、太陽電池セルのn電極106と配線基板のn型用配線109との圧着および太陽電池セルのp電極107と配線基板のp型用配線110との圧着がそれぞれさらに強化される傾向にある。したがって、この方法においては、上記の図8および図9に示した方法と比べて、太陽電池セルの電極と配線基板の配線との間にさらに良好な電気的接続が得られる傾向にある点で好ましい。
また、この方法においては、透明樹脂からなる絶縁性基板111と第1の透明樹脂125aとの密着力を向上させる観点から、絶縁性基板111を構成する透明樹脂と第1の透明樹脂125aを構成する透明樹脂とは同一の材質の透明樹脂を用いることが好ましい。
このように本発明においては、配線を支持するものがあればそれを配線基板の基材として用いることができ、上記のように封止材125の一部を配線基板の基材として用い、その基材上に配線を形成することによって配線基板とすることもできる。
図11(a)〜図11(c)に、本発明の太陽電池モジュールを製造する方法のさらに他の一例の製造工程を図解する模式的な断面図を示す。この方法においては、配線基板がその絶縁性基板111の一方の表面から他方の表面に突き抜ける貫通孔130を有するとともに、配線基板の太陽電池セルの設置側とは反対側に設置された第2の透明樹脂125bがその一方の表面から他方の表面に突き抜ける貫通孔131を有しており、貫通孔130の開口部と貫通孔131の開口部の少なくとも一部が重複していることに特徴がある。この方法は、太陽電池の封止工程を自動化する際に有効である。
この方法においては、まず、図11(a)に示すように、真空吸着機能を有するラミネーター(図示せず)の所定位置に貫通孔131を有する第2の透明樹脂125bを設置し、第2の透明樹脂125b上に貫通孔130を有する配線基板を設置する。ここで、第2の透明樹脂125bの貫通孔131の開口部と配線基板の絶縁性基板111の貫通孔130の開口部の少なくとも一部とを重複させる。
次に、太陽電池セルを自動セル搬送機構等を用いてアライメントマークにしたがって配線基板上に並べていき、貫通孔130と貫通孔131との連結孔を通して真空吸着することによって、配線基板のn型用配線109上に太陽電池セルのn電極106が設置され、配線基板のp型用配線110上に太陽電池セルのp電極107が設置されるように、太陽電池セルを精度良く固定する。
ここで、アライメントマークは、配線基板および太陽電池セルの少なくとも一方に形成しておくことが好ましく、太陽電池セルの一方の表面または両面に形成しておくことがさらに好ましい。配線基板の絶縁性基板111および第2の透明樹脂125bがある程度の光透過性を有している場合には、シリコン基板101の寸法誤差や太陽電池セルの電極位置精度等の様々な誤差を考慮すると、絶縁性基板111および第2の透明樹脂125bを通して太陽電池セルの裏面からアライメントマークを認識する方がより精度の高い位置決めをすることが可能となる。
なお、アライメントマークは、たとえば、上部から目視する方法、カメラ等で認識する方法、ラミネーター等の装置に設置された光認識センサーにより認識する方法等によって認識することができる。
また、アライメントマークの形状は特に限定されず、たとえば十字状、丸形状、ひし形状等の形状から自由に選択することが可能である。
次に、図11(b)に示すように、第1の透明樹脂125aと第2の透明樹脂125bとをたとえば真空圧着等によって圧着させて封止材125を形成して、太陽電池を封止材125中に包み込むようにして封止する。その後、図11(c)に示すように、封止材125の裏面に保護シート128を設置することにより太陽電池モジュールが作製される。
また、太陽電池セルを配線基板上に配置した後であって、第1の透明樹脂125aと第2の透明樹脂125bとの圧着工程前に配線基板のn型用配線109とp型用配線110との間の抵抗値を測定することで、太陽電池セルの位置ずれ等による短絡を早期に発見することができる点で好ましい。太陽電池セルの位置ずれにより短絡している場合は、その太陽電池セルの真空吸着を一旦停止した後に太陽電池セルの位置を修正すればよい。仮にそれでも修正されない場合には太陽電池セル自体に問題がある可能性が高いため、その太陽電池セルを排除すればよい。また、上記以外にもEL(Electro Luminescence)検査等によっても太陽電池セルの割れを早期に発見することができる。このように、太陽電池セルを配線基板上に配置した後であって、第1の透明樹脂125aと第2の透明樹脂125bとの圧着工程前に配線基板のn型用配線109とp型用配線110との間の抵抗値を測定することによって、太陽電池セルの特性不良および外観不良を自動で早期に発見することが可能であることから、太陽電池モジュールの生産効率と歩留まりを向上することができる傾向にある。
また、配線基板の絶縁性基板111および配線基板側の第2の透明樹脂125bにそれぞれ貫通孔130、131があることで、熱変形した封止材125の一部が太陽電池セルと配線基板との界面に到達する。このように、貫通孔130と貫通孔131との連結孔を接着部として利用し、太陽電池セルと配線基板との双方の接着強度の向上にも貢献することができるという副次的な効果も期待することができる。貫通孔130、131の形状はそれぞれどのような形状であっても良く、たとえば点状や帯状の空孔とすることができる。太陽電池セルの電極と配線基板の配線との接触が均一かつ良好に保たれるように適度な量の封止材125が流入するような大きさおよび幅を有していることが望ましい。
図12(a)および図12(b)に、図1に示す構成の太陽電池を用いて本発明の太陽電池モジュールを製造する方法の他の一例の製造工程を図解する模式的な断面図を示す。まず、図12(a)に示すように、配線基板の基材である絶縁性基板111上に形成されたn型用配線109上に太陽電池セルのn電極106を設置し、p型用配線110上に太陽電池セルのp電極107を設置することによって、配線基板上に太陽電池セルを設置する。
次に、太陽電池セルの配線基板の設置側とは反対側の表面上のみに第1の透明樹脂125aを設置する。
続いて、第1の透明樹脂125aを太陽電池セルに圧着しながら加熱処理することによって、第1の透明樹脂125a中に配線基板および太陽電池セルを封止した状態で硬化させる。これにより、図12(b)に示すように、第1の透明樹脂125a中に配線基板上に太陽電池セルが設置された太陽電池が封止されて、本発明の太陽電池モジュールが作製される。
図12(b)に示す構成の本発明の太陽電池モジュールにおいても、第1の透明樹脂125a中で太陽電池セルが配線基板に強く圧着され、太陽電池セルのn電極106と配線基板のn型用配線109との圧着および太陽電池セルのp電極107と配線基板のp型用配線110との圧着がそれぞれ強化されて、太陽電池セルの電極と配線基板の配線との間に良好な電気的接続が得られることになる。
このように、本発明の太陽電池モジュールにおいては、封止材125の固定力による機械的・物理的な圧着力で、太陽電池セルの電極と配線基板の配線とを直接接触させているが、はんだや導電性ペースト等の導電性物質を介した接続と同等以上の十分な電気的特性が得られており、信頼性も十分良好に確保できることを既に確認している。
また、本発明においては、太陽電池セルの電極が配線基板の配線上に直接接触するように太陽電池セルを設置するために、リフロー等を用いた配線工程、太陽電池セルと配線基板に接着剤を塗布する工程および使用する部材数をそれぞれ削減することが可能となるため、従来と比べて簡易な太陽電池モジュールの製造が可能となる。
さらに、本発明においては、はんだや導電性ペーストを溶融する工程および接着剤を乾燥する工程が必須ではないため、太陽電池モジュールを低温で製造することが可能となるだけでなく、太陽電池セルの熱膨張・熱収縮等に起因する太陽電池セルの反りや位置ずれの発生を抑止することができる。したがって、本発明においては、低温での太陽電池モジュールの製造が可能となるだけでなく、太陽電池セルの薄型化・大型化を図ることができるため、大幅なコストダウンを実現することが可能となる。
なお、本発明において、太陽電池セルは、太陽電池セルの一表面、特に裏面のみにn電極およびp電極の双方を設置することによって形成された裏面電極型太陽電池セルであることが好ましい。ここで、裏面電極型太陽電池セルには、いわゆるバックコンタクトセルやMWT(Metal Wrap Through)セルが含まれる。ただし、本発明において、太陽電池セルは、裏面電極型太陽電池セルに限定されるものではなく、配線基板の絶縁性基板111に透明プラスチックフィルムを使用することで受光面と裏面のそれぞれに電極を有する両面電極型太陽電池セルにも適用可能である。
また、太陽電池セルとして、裏面電極型太陽電池セルを用いた場合には、シリコン基板等の半導体基板の裏面にn電極とp電極とが所定の間隔をあけて隣り合うようにして形成される。ここで、n電極とp電極との間の間隔は、たとえば数百μm〜数mmとされることがあるが、場合によってはより良好な特性を得るために数μm〜数十μmとされることもあり、非常に微細なパターンとされることもある。このような場合に、はんだや導電性ペースト等の導電性物質を介して裏面電極型太陽電池セルの電極と配線基板の配線とを接続する場合には、導電性物質を太陽電池セルの電極や配線基板の配線に塗布する工程または溶接する工程で導電性物質が裏面電極型太陽電池セルのn電極とp電極との間にブリッジを形成して短絡を引き起こすおそれがある。また、太陽電池セルと配線基板との接着に接着剤を用いた場合には接着剤が太陽電池セルの電極と配線基板の配線との界面にはみ出したり付着したりして電気的な接触不良を起こす可能性も十分考えられる。しかしながら、本発明においては、これらのリスクは回避することが可能になる。
また、本発明においては、はんだ、導電性ペーストおよび接着剤等からなる突起物等の存在を少なくすることができるため、太陽電池モジュールの組み立て工程時の太陽電池セルの割れを低減することが可能となる。
なお、上記の図8〜図12に示された方法はそれぞれ単独で用いてもよく、2つ以上の方法を組み合わせて用いてもよい。
以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
まず、図1に示される形態の裏面接合型の太陽電池セル100を用意した。ここで、太陽電池セル100のシリコン基板101の受光面および裏面はそれぞれ1辺が100mmの正方形状であり、シリコン基板101の裏面には図3(a)に示す形状に帯状のn電極106およびp電極107を交互に配列することにより形成した。また、シリコン基板101の厚さは100〜500μm程度(本実施例では、200μm)とすることができるが、本発明によれば100μm以下にまで薄くすることも可能である。
次に、図1に示すように、ポリイミドフィルムからなる絶縁性基板111に銅からなるn型用配線109およびp型用配線110等の配線を転写して配線基板200を作製した。ここで、配線基板200の配線パターンは、図6に示すように16枚の太陽電池セル100を電気的に直列に接続できるパターンとした。
続いて、図6に示すように、太陽電池セル100を配線基板200上に、太陽電池セル100に予め形成していたアライメントマークにより位置を合わせて設置することにより、配線基板200上に太陽電池セル100が設置された図1に示す形態の太陽電池を作製した。ここで、配線基板のn型用配線109上に太陽電池セルのn電極106が設置され、配線基板のp型用配線110上に太陽電池セルのp電極107が設置されていた。
次に、図8(a)に示すように、ガラスからなる透明基板124、エチレンビニルアセテート樹脂からなる第1の透明樹脂125a、上記で作製した太陽電池、エチレンビニルアセテート樹脂からなる第2の透明樹脂125bおよび保護シート128の順にラミネーターに投入し、第1の透明樹脂125aと第2の透明樹脂125bとの真空圧着を行なった。ここで、保護シート128としては、アルミニウム箔の両面をPETフィルムで挟んだものを用いた。また、真空圧着は、真空排気しながら、130℃で5分保持することにより行なった。
そして、真空圧着後は、145℃で40分間加熱することによって、第1の透明樹脂125aおよび第2の透明樹脂125bを熱硬化することによってこれらを一体化して、図8(b)に示すように、封止材125を形成すると同時に封止材125の固着力により太陽電池セルを配線基板に圧着させた。これにより、配線基板上に太陽電池セルが設置された太陽電池を封止材125中に封止されて図7に示す形態の太陽電池モジュールが完成した。
(実施例2)
まず、図2に示すように、1つの太陽電池セル100を配線基板200上に設置することによって太陽電池を形成した。
ここで、この太陽電池においては、図2に示すように、透明粘着テープである固定用テープ300で太陽電池セル100が配線基板200上に仮止めされており、配線基板200のn型用配線109上には太陽電池セル100のn電極106が直接接触しており、配線基板200のp型用配線110上に太陽電池セル100のp電極107が直接接触していた。
そして、実施例2で作製した太陽電池について初期F.Fを測定した。その結果を表1に示す。なお、表1には、実施例2で作製した太陽電池の初期F.Fとともに後述するようにして作製した実施例2の太陽電池モジュールの初期F.Fが示されており、さらに実施例2で作製した太陽電池の初期F.Fに対する実施例2の太陽電池モジュールの初期F.Fの変化率が示されている。
次に、上記のようにして作製した太陽電池を図9(b)に示すように、封止材125中に封止して太陽電池モジュールを作製した。
ここで、この太陽電池モジュールは、図9(b)に示すように、上記の固定用テープ300で太陽電池セルが配線基板上に仮止めされた1つの太陽電池が透明基板124と保護シート128との間の封止材125中に封止された構成となっていた。
また、透明基板124としては白板熱処理ガラス基板が用いられており、封止材125としてはエチレンビニルアセテート樹脂が用いられており、保護シート128としてはアルミニウムフィルムをPETフィルムで挟んだ構成のものが用いられた。また、太陽電池モジュールの端面の保護シート128を密着させることが難しい部分にはブチルゴムテープを貼り付けて保護シート128を完全に封止材125に密着させた。
そして、上記構成の太陽電池モジュールについて初期F.Fを測定した。その結果を表1に示す。
また、実施例2と同様にして別途作製した上記構成の太陽電池モジュールを85℃および85%RHの雰囲気に長期間放置して2139時間経過後に最大出力を測定した。その結果を表2に示す。なお、表2においては、2139時間経過後の太陽電池モジュールの最大出力は、上記放置前の太陽電池モジュールの初期最大出力に対する変化率で示されている。
さらに、実施例2と同様にして別途作製した上記構成の太陽電池モジュールを−40℃〜85℃の温度変化の雰囲気に放置し、−40℃→85℃→−40℃を1サイクルとして283サイクル後に太陽電池モジュールの最大出力を測定した。その結果を表3に示す。なお、表3においては、283サイクル後の太陽電池モジュールの最大出力は、上記放置前の太陽電池モジュールの初期最大出力に対する変化率で示されている。
(比較例1)
図2に示す配線基板200のn型用配線109と太陽電池セル100のn電極106とをはんだで溶接し、配線基板200のp型用配線110と太陽電池セル100のp電極107とをはんだで溶接したこと以外は実施例2と同様にして太陽電池およびその太陽電池を封止材125で封止した太陽電池モジュールをそれぞれ作製した。
そして、比較例1の太陽電池および太陽電池モジュールのそれぞれについて初期F.Fを測定した。その結果を表1に示す。
(比較例2)
配線基板200を使用せずに1つの太陽電池セル100にインターコネクタを接続したこと以外は実施例2と同様にして太陽電池およびその太陽電池を封止材125で封止した太陽電池モジュールをそれぞれ作製した。
そして、比較例2の太陽電池および太陽電池モジュールのそれぞれについて初期F.Fを測定した。その結果を表1に示す。
Figure 2009060753
Figure 2009060753
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表1に示すように、実施例2においては、太陽電池複合体の初期F.Fに対する太陽電池モジュールの初期F.Fの変化率が+1.8%と、比較例1と比較して+0.8%上昇していた。これは、封止材125の固定力により、配線基板のn型用配線109と太陽電池セルのn電極106とが空隙なく機械的・物理的に密着するとともに、配線基板のp型用配線110と太陽電池セルのp電極107とが空隙なく機械的・物理的に密着したことによって、はんだによる溶接よりも優れた電気的接触が得られていることを示している。
また、表1に示すように、比較例2との比較では、実施例2においては、太陽電池複合体の初期F.Fに対する太陽電池モジュールの初期F.Fの変化率が+1.9%上昇していた。これは、配線基板を用いることによって、太陽電池セルに生じる配線の導体抵抗を大きく低減できることを示している。
さらに、表2および表3に示すように、実施例2においては、85℃および85%RHの雰囲気に長期間放置した場合および−40℃→85℃→−40℃を1サイクルとして複数サイクル温度変化させた雰囲気に放置した場合のいずれにおいても放置前の初期最大出力に対する放置後の最大出力の変化率は1%以内であるため、優れた信頼性を有していることも確認された。
以上のようにして作製された太陽電池モジュールにおいては、封止材125の固定力による機械的・物理的な圧着で、太陽電池セルの電極と配線基板の配線とを直接接触させているが、はんだや導電性ペースト等の導電性物質を介した接続と同等以上の十分な電気的特性が得られており、信頼性も十分良好に確保できることが確認できた。
また、本発明においては、太陽電池セルの電極が配線基板の配線上に直接接触するように太陽電池セルを設置するために、リフロー等による配線工程、太陽電池セルと配線基板に接着剤を塗布する工程および使用する部材数をそれぞれ削減することが可能となるため従来と比べて簡易な製造が可能となり、さらには、はんだや導電性ペーストを溶融する工程および接着剤を乾燥する工程を経ていないので、太陽電池モジュールを低温で製造することも可能となる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明によれば、低温で簡易に製造することができ、かつ電気特性および信頼性に優れた太陽電池モジュールとその太陽電池モジュールの製造方法を提供することができる。

Claims (26)

  1. 基材(111)と前記基材(111)上に形成された配線(109,110)とを有する配線基板(200)と、前記配線基板(200)の配線(109,110)に電気的に接続された電極(106,107)を有する太陽電池セル(100)と、を含み、
    前記配線(109,110)と前記電極(106,107)とが直接接触することによって前記配線(109,110)と前記電極(106,107)とが電気的に接続されていることを特徴とする、太陽電池モジュール。
  2. 前記配線基板(200)には、前記基材(111)の一方の表面から他方の表面に突き抜ける貫通孔(130,131)が形成されていることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記配線基板(200)の前記基材(111)が透明樹脂からなることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記配線基板(200)と前記太陽電池セル(100)とを封止する封止材(125,125a,125b)を備えたことを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記封止材(125,125a,125b)は、エチレンビニルアセテート樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、オレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂およびゴム系樹脂からなる群から選択された少なくとも1種の透明樹脂を含むことを特徴とする、請求の範囲第4項に記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記太陽電池セル(100)は、裏面電極型太陽電池セル(100)であることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記太陽電池セル(100)と前記配線基板(200)とが固定部材(300)により固定されていることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の太陽電池モジュール。
  8. 前記固定部材(300)は、前記太陽電池セル(100)の受光面と前記配線基板(200)の前記太陽電池セル(100)設置側の表面とを連結していることを特徴とする、請求の範囲第7項に記載の太陽電池モジュール。
  9. 前記固定部材(300)は、前記太陽電池セル(100)の裏面と前記配線基板(200)の前記太陽電池セル(100)設置側の表面とを連結していることを特徴とする、請求の範囲第7項に記載の太陽電池モジュール。
  10. 前記固定部材(300)は、接着テープ、粘着テープ、接着剤および粘着剤からなる群から選択された少なくとも1種であることを特徴とする、請求の範囲第7項に記載の太陽電池モジュール。
  11. 前記固定部材(300)は、透明樹脂および紫外線硬化型樹脂の少なくとも一方からなることを特徴とする、請求の範囲第7項に記載の太陽電池モジュール。
  12. 基材(111)と前記基材(111)上に形成された配線(109,110)とを有する配線基板(200)と、前記配線基板(200)の配線(109,110)に電気的に接続された電極(106,107)を有する太陽電池セル(100)と、を含み、
    前記配線(109,110)と前記電極(106,107)とが直接接触することによって前記配線(109,110)と前記電極(106,107)とが電気的に接続されており、
    前記配線基板(200)と前記太陽電池セル(100)とを封止する封止材(125,125a,125b)を備え、
    前記封止材(125,125a,125b)は、前記太陽電池セル(100)の一方の表面のみに設置されて前記太陽電池セル(100)に圧着されることにより前記配線基板(200)と前記太陽電池セル(100)とを封止したものであることを特徴とする、太陽電池モジュール。
  13. 請求の範囲第1項に記載の太陽電池モジュールを製造する方法であって、
    前記配線基板(200)上に前記太陽電池セル(100)を設置する工程と、
    前記太陽電池セル(100)の前記配線基板(200)の設置側とは反対側に設置された第1の透明樹脂(125a)と前記配線基板(200)の前記太陽電池セル(100)の設置側とは反対側に設置された第2の透明樹脂(125b)とを圧着させる工程と、
    前記圧着後の前記第1の透明樹脂(125a)と前記第2の透明樹脂(125b)とを加熱する工程と、を含む、太陽電池モジュールの製造方法。
  14. 前記第1の透明樹脂(125a)と前記第2の透明樹脂(125b)とは真空圧着により圧着されることを特徴とする、請求の範囲第13項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  15. 前記配線基板(200)には前記基材(111)の一方の表面から他方の表面に突き抜ける貫通孔(130,131)が形成されているとともに、前記第2の透明樹脂(125b)には前記第2の透明樹脂(125b)の一方の表面から他方の表面に突き抜ける貫通孔(130,131)が形成されていることを特徴とする、請求の範囲第13項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  16. 前記太陽電池セル(100)と前記配線基板(200)とを固定部材(300)により固定する工程を含むことを特徴とする、請求の範囲第13項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  17. 前記固定部材(300)は、前記太陽電池セル(100)の受光面と前記配線基板(200)の前記太陽電池セル(100)設置側の表面とを連結するように設置されることを特徴とする、請求の範囲第16項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  18. 前記固定部材(300)は、前記太陽電池セル(100)の裏面と前記配線基板(200)の前記太陽電池セル(100)設置側の表面とを連結するように設置されることを特徴とする、請求の範囲第16項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  19. 前記固定部材(300)は、接着テープ、粘着テープ、接着剤および粘着剤からなる群から選択された少なくとも1種であることを特徴とする、請求の範囲第16項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  20. 前記固定部材(300)は、透明樹脂および紫外線硬化型樹脂の少なくとも一方からなることを特徴とする、請求の範囲第16項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  21. 請求の範囲第1項に記載の太陽電池モジュールを製造する方法であって、
    前記基材(111)が透明樹脂からなる前記配線基板(200)上に前記太陽電池セル(100)を設置する工程と、
    前記太陽電池セル(100)の前記配線基板(200)の設置側とは反対側に設置された第1の透明樹脂(125a)と前記配線基板(200)の前記基材(111)とを圧着させる工程と、
    前記圧着後の前記第1の透明樹脂(125a)と前記基材(111)とを加熱する工程と、を含む、太陽電池モジュールの製造方法。
  22. 前記太陽電池セル(100)と前記配線基板(200)とを固定部材(300)により固定する工程を含むことを特徴とする、請求の範囲第21項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  23. 前記固定部材(300)は、前記太陽電池セル(100)の受光面と前記配線基板(200)の前記太陽電池セル(100)設置側の表面とを連結するように設置されることを特徴とする、請求の範囲第22項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  24. 前記固定部材(300)は、前記太陽電池セル(100)の裏面と前記配線基板(200)の前記太陽電池セル(100)設置側の表面とを連結するように設置されることを特徴とする、請求の範囲第22項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  25. 前記固定部材(300)は、接着テープ、粘着テープ、接着剤および粘着剤からなる群から選択された少なくとも1種であることを特徴とする、請求の範囲第22項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  26. 前記固定部材(300)は、透明樹脂および紫外線硬化型樹脂の少なくとも一方からなることを特徴とする、請求の範囲第22項に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
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