JPWO2009004666A1 - ループアンテナ - Google Patents

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Abstract

本発明は小型で且つ誘電率の小さな安価な誘電体基板を用いてLSIチップとループアンテナの整合が取れ且つ金属への貼付けが出来るタグアンテナを提供することを目的とする。本発明のループアンテナは直方体状の誘電体基板12と誘電体基板12の2対の対向面13−1と13−2及び14−1と14−2を被覆する金属から成るループ部15を有する。ループ部15は面積の広い1対の対向面のうち一方の面13−1の中心部に余白部を残して形成される。この余白部にはLSIチップとの給電点16とこの給電点16と並列にループ部15に接続されたキャパシタンス部分17(17−1、17−2)が形成されている。キャパシタンス部分17は小型のLSIチップでもアンテナと整合するようにLSIチップの内部キャパシタンスを補うために設けられ、一方の長さS2の凸部が他方の凹部内に間隙G2を有して配置されて大きなキャパシタンスを形成する。

Description

本発明は、RFID(radio frequency identification)システムにおいて金属に貼りつけることのできるタグのループアンテナに関する。
従来、リーダライタから約1Wの電波を送信し、タグ側でその信号を受信し、タグ内の情報を再び電波でリーダライタに送り返すことにより、リーダライタがタグを識別するRFIDシステムが実用化されている。
このRFIDシステムには、UHF(Ultra High Frequency)帯の周波数(EUでは865MHz、USでは915MHz、JPでは953MHz)の無線信号が用いられている。
タグは、通常、LSI(large scale integration)チップとアンテナが直接接続されている。このアンテナのパターンは、フイルムや紙などの絶縁性のシートに蒸着されたCuをエッチングする、あるいはAgペーストを塗布する等によってで形成される。通常、アンテナパターンの大きさは、およそ100〜150mm×10〜25mm程度である。
タグのアンテナが通常のダイポールアンテナの場合、タグのLSIチップの動作電力にもよるが、リーダライタとタグとの通信距離はおよそ3〜5mである。
また、リーダライタとタグとの通信距離を伸ばすことのできるアンテナとしては、97.5mm四方〜54mm四方の面積以内に収まる円形のループアンテナが提案されている。(例えば、非特許文献1参照。)
そして、RFID用のタグは、通常、物品等に貼り付けて使用されるため、貼付物体の誘電率、厚さ等を考慮して設計するのが通念である。
ところが、このような通常のタグを金属に貼り付けた場合、タグを貼り付けられた金属が障害となってリーダライタから放射された電波がタグに作用しなくなり又はアンテナゲインが極端に低くなって、タグからの返信電波の放射が得られなくなる。
これは、上述した、ダイポールアンテナの場合も円形のループアンテナの場合も同様である。
この問題を解決するために、全く異なった形状のアンテナが必要となり、例えば、金属面を逆に利用したループアンテナが古くから使われてきた。
図1は、従来の金属面を利用したループアンテナの原理を説明する図である。同図は、金属1の面(同図は板状の金属1を側面から見ている)に、LSIチップ2とループアンテナ3から成るタグ4を接触させた状態を模式的に示している。
ループアンテナ3は、ループの上部5とループの下部6、及びループの両側部7からなっており、ループの下部6を金属1の面に沿わせ、ループを金属1の面に垂直に立てた状態で配置されている。
ここで、リーダライタからの電波が矢印8で示す方角から放射されると、タグ4のループアンテナ3には、矢印9で示す方向の電流が誘起される。
上述したように、ループアンテナ4のループは、金属1の面に垂直に立てた状態で配置されているので、ループアンテナ4に誘起された電流は、金属1の面に垂直な面で矢印9で示す渦電流を形成していることになる。
一般に、金属面の一方の面に対して垂直な面で渦電流が発生すると、金属面があたかも鏡のように働き、金属面の他方の面に対して垂直な面にも、金属面に対称な位置で、図1に破線で示す鏡像経路5´、6´及び7´で且つ矢印9´で示す方向(一方の面の渦電流と逆向き)に流れる電流成分が発生す。この現象は鏡像効果といわれている。
このように、金属面の両側で、金属面に垂直で且つ金属面に対称な位置で、互いに逆向きの渦電流が発生すると、金属面部分では、ループの下部6と鏡像経路6´の金属面両側の電流成分が打ち消し合い、ループの上部5、ループの両側部7、鏡像経路5´及び7´の電流成分のみが残る。
この残る電流成分は、実線10で仮想的に示すように、あたかも金属面を貫通し且つ金属面の両側の垂直面に沿って流れる渦電流成分を形成する。これによって、ループアンテナ3には、非常に大きなアンテナゲインが得られる。
図2は、上記タグ4のLSIチップ2とループアンテナ3の等価回路を示図である。LSIチップ2は、一般に内部に並列抵抗Rc(約200〜2000Ω)と並列容量Cc(約0.2〜2pF)を持っている。
図3は、上記のようなLSIチップとループアンテナが所定の共振周波数に対して整合する条件を算出するための式である。f0 は共振周波数を示し、Lはインダクタンス、Cはキャパシタンスである。
ここで、図1に示すタグ4のLSIチップ2とループアンテナ3が整合するには、図2に示すループアンテナ3の並列抵抗RaがLSIチップ2の並列抵抗Rcと同じ値を持ち、且つループアンテナ3の並列インダクタンスLaが、図3の関係にあるとすれば、ループアンテナ3の並列インダクタンスLaとLSIチップ2の並列キャパシタンスCcがキャンセルし合うと良いことが知られている。
この時、ループアンテナ3で受けた電波の誘起電力の全てがLSIチップ2に供給される。またLSIチップ2からの電力が全てループアンテナ3に供給され、外部に放射される。
ところで、ループアンテナは、ループアンテナを保持する保持基板の大きさと、その誘電率εrが決まった時点で、自動的にループアンテナの1周のループ長が決まってしまうという性質がある。
したがって、図1に示した形状で、図2に示した等価回路を持つタグ4において、ループアンテナ3が図3の式を満たすような並列インダクタンス成分Laを持てば、LSIチップ1と整合するが、保持基板の大きさや、その誘電率εrによっては、図3の式を満たす値に達しない場合がある。
図4は、図1に模式的に示したタグ4のループアンテナ3の性能試験のために作製されたシミュレーション用の模型である。
図4に示す模型タグ11は、直方体の大きさ「長手方向の寸法×短手方向の寸法×厚さの寸法」を「50.8mm×25.4mm×5.4mm」としてある。ループアンテナ12の中央の両給電端子13の端部の給電部には本来はLSIチップが接続されるが、ここでは、シミュレーション用のポート面14が形成されている。
このループアンテナ12は、絶縁性のやや透明な保持基板15の周面に、銅(Cu)箔を貼着して形成されているものとする。また、透明物質のため図4では見えないが、耐環境性のためにタグ11の全周面はモールド樹脂で覆われているものとする。
また、ポート面14に搭載されるべきLSIチップは、実際にはLSIチップを保護収容するLSIパッケージの大きさとなるから、このLSIパッケージの大きさを10mm×10mmとする。
そして、保持基板15とモールド樹脂の誘電率εrを「εr=3.7」とする。また、この構成で、図2に示す等価回路において、ループアンテナ12と整合させるLSIチップの並行Rcは1000Ω〜2000Ωで、並行キャパシタンスCcは0.8pFであるとする。
ループアンテナ12が、このLSIチップと整合するには、図3の式から、ループアンテナ12の並行抵抗Ra=1000〜2000Ω、同じく並行インダクタンスLa=35nHが最も理想的となる。
そこで、市販の電磁界シミュレータを用いて、上記の模型を上記の条件でシミュレーションした計算結果を見ると、Ra=8000Ω、La=20nHとなり、上記の理想値から大きくかけ離れ、LSIチップと全く整合しない。
このシミュレーションから得られたRa=8000Ω、La=20nHのループアンテナに対応できるLSIチップのキャパシタンスは、図3の式から、Cc=2.0pFであって、このようなタグ用のLSIチップは非現実的である。
ここで仮に、保持基板15の誘電率をεr=10程度に上げると、ループアンテナ12の並行インダクタンスはLa=35nH付近になるので、LSIチップと整合する。
しかし、これでは、非常に誘電率εrの大きなセラミックを保持基板15として使わざるを得なくなるが、現在、市販の通常の保持基板15は100円程度であるのに比べて、セラミック基板は同形のもので1000円を超える。したがって、タグ全体のコストが高くなってしまうから経済的でない。
また、仮に、保持基板15の大きさを80×50mm程度に大きくすると、これに応じて保持基板15の周面に形成されるループアンテナのループ長も長くなる。そして、このループアンテナの並列インダクタンス成分は、La=35nH付近になって、並行Rc=1000Ω〜2000Ω、並行キャパシタンスCc=0.8pFのLSIチップとほぼ整合する。
しかし、これでは、ループアンテナ、すなわち保持基板が巨大化してしまい、タグとしては、実用的な大きさを超えてしまう。
Size Reduction in UHF Band RFID Tag Antenna Based on Circular Loop Antenna, Hong-Kyun Ryu; Jong-Myung Woo; Applied Electromagnetics and Communications, 2005. ICECom 2005.18th International Conference on 12-14 Oct. 2005 Page(s):1-4
本発明の目的は、小型で且つ誘電率の小さな安価な誘電体基板を用いてLSIチップとループアンテナの整合が取れ且つ金属面に添付しても性能の低下しないタグ用のループアンテナを提供することである。
本発明のループアンテナは、 直方体状の誘電体基板と、該誘電体基板の2対の対向面を、面積の広いほうの1対の対向面の一方の面の中心部に余白部を残して被覆する金属から成るループ部と、該ループ部の上記余白部に形成されたLSIチップとの給電点と、該給電点と並列にループ部に接続されて形成されたキャパシタンス部分と、を有して構成される。
上記キャパシタンス部分は、例えば、間隙を介し近接して2箇所に配置された導体から成るように構成される。
この場合、上記キャパシタンス部分は、例えば、上記2箇所に配置された導体のそれぞれがほぼ同形の長方形を成すように構成してもよく、また、例えば、上記2箇所に配置された導体の一方は凹部を形成され、他方は上記凹部内に進出する凸部を形成されて成るように構成してもよい。
このループアンテナにおいて、上記面積の広いほうの1対の対向面に被覆された金属は、例えば、上記誘電体基板に塗布又は張り合わせて該誘電体基板と予め一体に形成された薄板状又は箔状の金属であり、上記給電点及び上記キャパシタンス部分は上記薄板状又は箔状の金属へのエッチングにより形成されて構成される。
また、このループアンテナにおいて、上記面積の広いほうの1対の対向面の、一方の面に被覆された金属は上記誘電体基板に後から貼り合わせた導電性シートであり、他方の面に被覆された金属は予め上記給電点及び上記キャパシタンス部分を形成されて非導電性シートに貼り合わせた後に上記誘電体基板に貼り合わせた導電性シートであるように構成される。
これらの場合、上記誘電体基板の2対の対向面の面積の狭いほうの1対の対向面を被覆する上記金属は、例えば、メッキ用金属であってもよく、また、例えば、導電性テープ部材であってもよい。
また、このループアンテナにおいて、上記誘電体基板、上記ループ部、上記給電点、及び上記キャパシタンス部分を上記LSIチップと共にモールドした樹脂体を更に有するように構成することもできる。
従来の金属面を利用したループアンテナの原理を説明する図である。 図1の原理図のタグのLSIチップとループアンテナの等価回路を示図である。 所定の共振周波数に対してタグのLSIチップとループアンテナが整合する条件を算出するための式を示す図である。 従来の金属面添付用のループアンテナの性能試験のために作製されたシミュレーション用の模型である。 本発明の第1実施例におけるタグのループアンテナを示す図である。 第1実施例におけるタグの等価回路を示す図である。 本発明の第2実施例におけるタグのループアンテナを示す図である。 タグのループアンテナのキャパシタンス部分において間隙G2のみが形成されてた場合及び間隙G2と凸部の長さS2が形成されている場合のループアンテナに対応できるLSIチップのCc値を示す図である。 パラメータを図8と同様の条件としたときのアンテナゲインの特性図である。 パラメータを図8及び図9と同様の条件としたときのループアンテナの並列抵抗Raを示す図である。 通信距離の周波数特性を計算した結果を示す図である。 本発明のタグ用ループアンテナの基本構成を示す分解斜視図である。 タグ用ループアンテナの基本構成において組み立て上がりの状態を透視的に示す斜視図である。 第3実施例としての本発明のタグ用ループアンテナの具体的作製方法を説明する図である。 第4実施例としての本発明のタグ用ループアンテナの他の具体的作製方法を説明する分解斜視図である。
符号の説明
1 金属
2 LSIチップ
3 ループアンテナ
4 タグ
5 ループの上部
5´ 鏡像経路
6 ループの下部
6´ 鏡像経路
7 ループの両側部
7´ 鏡像経路
8 電波放射方角
9 誘起電流方向
9´ 鏡像効果電流方向
10 仮想残留電流成分
11 タグ
12 誘電体基板
13−1、13−2 面積の広いほうの1対の対向面
14−1、14−2 面積の狭いほうの1対の対向面
15 ループ部
16 給電点
17(17−1、17−2) キャパシタンス部分
18 配線
19 シミュレーション用ポート面
20 タグ
21(21−1、21−2) キャパシタンス部分
22 モールド樹脂
23 凹部
24 金属
25 導電性テープ部材
26 絶縁性シート部材
(第1実施例)
図5は、本発明の第1実施例におけるタグのループアンテナを示す図である。
図5に示すように、タグ11は、直方体状の誘電体基板12と、この誘電体基板12の2対の対向面13−1と13−2、及び14−1と14−2を被覆する金属から成るループ部15を有している。
ただし、ループ部15は、面積の広いほうの1対の対向面13−1及び13−2のうち一方の面13−2には全面に配置され、他方の面13−1には中心部に余白部を残して形成されている。
この余白部にはループ部15を細くして延長したループ細線部15−1及び15−2が配置されている。ループ細線部15−1及び15−2の終端は対向して、LSIチップとの給電点16を形成している。
このタグ11は、更に、上記ループ細線部15−1及び15−2の終端が対向する給電点16と並列に、ループ細線部15−1及び15−2に接続されて形成されたキャパシタンス部分17(17−1、17−2)を備えている。
尚、図5においては、給電点16に接続されるLSIチップの代わりに、給電点16を形成するループ細線部15−1及び15−2の両終端から、誘電体基板12の短手方向の一方(図の上方)にそれぞれ延び出す配線18と、その先端間に形成されたシミュレーション用のポート面19が形成されている。
上記のキャパシタンス部分17は、間隙G2を介し近接して2箇所に配置された導体17−1及び17−2から成る。図5に示す例では、2箇所に配置された導体17−1及び17−2のそれぞれは、ほぼ同形の長方形を成している。
このキャパシタンス部分17は、ループアンテナ15に、例えばRc=1000Ω〜2000Ωで、Cc=0.8pFの小型のLSIチップでも対応させるべく、LSIチップのキャパシタンスの不足分を補うためのものである。
図6は、上記のタグ11の等価回路を示す図である。なお同図には、図5のループアンテナ11の構成に対応する回路部分に、図5に示した番号を括弧付きで示している。図6に示すように、本例のタグ11には、ループアンテナ15の並列キャパシタンス部分Caが補助的に加えられている。
つまり「LSIチップのCc+ループアンテナ15のCa」がループアンテナのLaと共振すれば(図3の関係を満たせば)良いとの考えに基づいて案出された構成である。
キャパシタンス部分17の導体17−1及び17−2間の間隙G2が狭いほど、キャパシタンス成分Caが大きくなるので、よりCcの小さなLSIチップに対応できることになる。
また、間隙G2が長くなるほど、やはりキャパシタンス成分Caが大きくなるが、図5の構成では、間隙G2の長さには限界がある。
(第2実施例)
図7は、第2実施例におけるタグのループアンテナを示す図である。なお、図7には図5のタグ11と同一構成部分には図5と同一の番号を付与して示している。
図7に示すように、本例のタグ20は、キャパシタンス部分21(21−1、21−2)の構成が図5のタグ11のキャパシタンス部分17(17−1、17−2)の構成と形状が異なるだけで、他の構成は同一である。。
本例において、キャパシタンス部分21は、2箇所に配置された導体17−1及び17−2の一方の導体17−2は凹部を形成され、他方の導体17−1は、一方の導体17−2の凹部内に進出する凸部を形成されている。
導体17−1及び17−2の間には、図5の場合と同様の間隙G2が、凹部と凸部との対向部も含めて形成されている。
本例の場合は、導体17−1及び17−2の間に形成される間隙G2の長さは、凹部内に凸部が進出している形状である分、図5の場合よりもキャパシタンス成分Caが大きくなる。
すなわち、間隙G2が狭いほど、また凸部の長さS2が長いほど、キャパシタンス成分Caが大きくなり、よりCcの小さなLSIチップに対応できることになる。そして、本例の場合の等価回路も図6で示すことができる。
(第1実施例及び第2実施例のループアンテナとLSIチップとの整合性)
図8は、タグのループアンテナのキャパシタンス部分において第1実施例の間隙G2のみが形成された場合及び第2実施例の間隙G2と凸部の長さS2が形成された場合のループアンテナに対応できるLSIチップのCc値を示す特性図である。
この特性図も、図5に示すタグ11及び図7に示すタグ20を模型として、市販の電磁界シミュレータを用い、上記のG2及びS2をパラメータとして計算した結果得られたものである。
図8は横軸に間隙G2(mm)を示し、縦軸にLSIチップのCc(pF)を示し、特性を示す3本のグラフには、第1実施例(ここでは「simple」と表示する)の場合を黒丸のプロットで示し、第2実施例の場合は凸部の長さS2=3mmの場合を黒三角のプロットで示し、S2=5mmの場合を黒四角のプロットで示している。
図8の特性図から、Cc=0.8pFのLSIチップに対応するには、第2実施例のループアンテナ15の凸部の長さS2=3mm及び間隙G2=0.34mm、又はS2=5mm及びG2=0.63mmにすればよいことが分かる。
第1実施例(simple)の場合は、Cc=0.95〜1.12pF程度のLSIチップに適していることが分かる。LSIチップはチップメーカによりCcが異なるので、それぞれのLSIチップに応じて、G2又はS2のパラメータを選択すればよいことになる。
図9は、パラメータを図8と同様の条件としたときのアンテナゲインの特性図である。図9は横軸に間隙G2(mm)を示し、縦軸にアンテナのgain(dBi)を示している。特性を示す3本のグラフのプロットは、図8の場合と同様である。
図9に示すように、アンテナゲインは0.4〜0.6dBiと高い値を示している。
図10は、パラメータを図8及び図9と同様の条件としたときのループアンテナ15の並列抵抗Raを示す図である。図10は横軸に間隙G2(mm)を示し、縦軸にループアンテナ15の並列抵抗Raを示している。特性を示す3本のグラフのプロットは、図8及び図9の場合と同様である。
図10に示すように、3本の特性図はやや異なるものの並列抵抗Raは8000Ω前後であり、若干の不整合分は生じることが分かる。
図11は、通信距離の周波数特性を計算した結果を示す図である。図11は、横軸に周波数(MHz)を示し、縦軸に通信距離(m)を示し、2本の特性図には、LSIチップの並列Rcを1000Ωとした場合を黒四角、Rcを2000Ωとした場合を黒菱形のプロットで示している。
また、上記の設定の他に、この計算に用いた条件は、リーダライタの出力を1W、リーダライタのアンテナ特性を6dBiの円偏波、LSIチップの動作電力を4dBm、としている。
図11に示すように、LSIチップの並列抵抗Rcが大きい方が、ループアンテナ15の並列抵抗Raに近づくため、整合状態が良くなり、したがって通信距離が伸びる。ただし、適応できる帯域が狭くなるというデメリットもある。
実用の際には、上記の事柄を考慮して適切な用途に使用すると効果がある。
(本発明のタグ用ループアンテナの基本構成)
図12は、本発明のタグ用ループアンテナの基本構成を示す分解斜視図である。なお、以下に示す図及び説明では、図7に示した第2実施例のタグ20を取り上げて示しているが、図5に示した第1実施例のタグ11のループアンテナ15についても同様である。
図13は、図12に示す分解斜視図の組み立て上がりの状態を透視的に示す斜視図である。
なお、図12及び図13ともに、図5又は図7に示したタグ20と同一構成又は同一機能の部分には、図5又は図7と同一の番号を付与して示している。
図12は、下から上へ、ほぼ直方体状の誘電体基板12、この誘電体基板12の周面に密着して配置される銅(Cu)又は銀(Ag)のループアンテナ15、これら全体を被覆して保護するモールド樹脂22を示している。
なお、図12には、タグの中心を原点にして、長手方向をX方向、短手方向をY方向、これらに直角は方向をZ方向としている。
また、誘電体基板12の寸法は、長手方向が約50.8mm、短手方向が約25.4mm、そして厚さが約5.4mmである。
また、誘電体基板12及びループアンテナ15の長手方向端部両側面にそれぞれ示す合計4箇所の凹部23は、位置合わせのために形成されているものであるので、後述するように、誘電体基板12とループアンテナ15の一部が初めから一体型の場合には必要がない。
図13に示す組み立て上がりの状態には、図5及び図7では図示しなかったモールド樹脂22も示している。なお、図13には、LSIチップを収容・保護して給電点16に接続されるLSIパッケージ24を破線で示している。
(第3実施例)
図14は、第3実施例としての本発明のタグ用ループアンテナの具体的作製方法を説明する図である。なお、以下に示す図及び説明では、図7に示した第2実施例のタグ20の構成を取り上げて示しているが、図5に示した第1実施例のタグ11のループアンテナ15についても同様である。
図14に示すループアンテナ15は、誘電体基板12の面積の広いほうの1対向面13−1及び13−2(図12の下の図の誘電体基板12参照)に被覆された例えば銅(Cu)又は銀(Ag)等から成る金属24と、この両面の金属24を電気的に接続するために誘電体基板12の面積の狭いほうの1対向面14−1及び14−2(図12の下の図の誘電体基板12参照)を上下に回り込むように被覆する導電性テープ部材25から成る。
上記の金属24は、薄板状又は箔状の金属であり、誘電体基板12に蒸着又は塗布又は張り合わせて誘電体基板12と予め一体に形成されている。このような金属一体型の誘電体基板(高周波基板)で厚さ5.4mmのものが、比較的安価な値段で市販されている。
この市販の金属一体型の誘電体基板を購入して、50.8mm×25.4mmに裁断すると、50.8mm×25.4mm×5.4mmの表裏金属一体型の誘電体基板が得られる。つまり3対の対向面の中で面積の広いほうの1対向面に金属が一体化された誘電体基板が得られる。
この表裏金属一体型の誘電体基板のいずれか一方の面の金属を、例えばマスキングとサンドブラスト、又はプラズマ装置等を用いたエッチングにより、給電点16及びキャパシタンス部分17を形成する。
この後、これも市販の導電性テープ部材を適宜の寸法に裁断し、この導電性テープ部材により、一面の金属をエッチング済みの表裏金属一体型誘電体基板を、導電性接着剤を用いて、上述したように、面積の狭いほうの1対向面14−1及び14−2を上下に回り込むように被覆する。これにより、図14に示すループアンテナが出来上がる。
タグ20としては、ループアンテナ15の給電点16とLSIパッケージ24の電極を半田付け又は導電性接着剤で接続して完成する。
なお、この給電点16にLSIパッケージ24の電極を接続する工程は、導電性テープ部材で面積の狭いほうの1対向面を被覆する前でも被覆した後でもよい。
また、給電点16にLSIパッケージ24を接続し、導電性テープ部材で両端面を被覆した状態で、タグ20としては完成しているので、この後、全体を図13に示すようにモールド樹脂22でモールドするか否かは、タグ20の用途によって決定される。
また、導電性テープ部材で被覆される両端面は、導電性テープ部材で被覆すると限ることなく、例えば表裏の金属24の端部も含めて両端面にメッキを施すようにしても良い。
(第4実施例)
図15は、第4実施例としての本発明のタグ用ループアンテナの他の具体的作製方法を説明する分解斜視図である。なお、以下に示す図及び説明では、図7に示した第2実施例のタグ20の構成を取り上げて示しているが、図5に示した第1実施例のタグ11のループアンテナ15についても同様である。
図15に示すループアンテナの製法において、先ずCuやAg等の導体の付いていない誘電体12を用意する。
次に、絶縁性シート部材26に金属24(24−1、24−2)を印刷、塗布、又は蒸着等で金属箔を形成し、ベタ一面の金属箔(24−2)を形成したものを誘電体12の一方の面(図15では下面)に当て、エッチングにより給電点6やキャパシタンス部分17を形成したものを誘電体12の他方の面(図15では上面)に載せる。
そして、上下の絶縁性シート部材26の両端部に導電性テープ部材25を張り渡すように貼り付けて、上下の絶縁性シート部材26を誘電体12に固定する。
なお、この場合も、給電点16にLSIパッケージ24の電極を接続する工程は、エッチングにより給電点6やキャパシタンス部分17を形成した直後でもよく、又は上下の絶縁性シート部材26を誘電体12に固定した後でもよい。
また、上下の絶縁性シート部材26を誘電性の接着剤で誘電体12に固定してから導電性テープ部材25を貼り付けるようにしてもよい。
また、このように上下の絶縁性シート部材26を誘電性の接着剤で誘電体12に固定した場合は、上下の絶縁性シート部材26上のループアンテナ用金属24−1と24−2の接続を、導電性テープ部材25の貼り付けで行うと限ることなく、金属24の端部も含めて端面にメッキを施すようにしても良い。
また、この場合も、給電点16にLSIパッケージ24を接続し、導電性テープ部材で両端面を被覆した状態で、タグとしては完成しているので、この後、全体を図13に示すようにモールド樹脂22でモールドするか否かは、タグの用途によって決定される。
以上説明したように、本発明のループアンテナによれば、およそ50mm×25mm×5.4mmという小型な寸法で、かつ誘電率εr=3.7程度の安価な誘電体基板を用いて、金属に貼付け対応のタグアンテナを提供することができる。

Claims (10)

  1. 直方体状の誘電体基板と、
    該誘電体基板の2対の対向面を、面積の広いほうの1対の対向面の一方の面の中心部に余白部を残して被覆する金属から成るループ部と、
    該ループ部の上記余白部に形成されたLSIチップとの給電点と、
    該給電点と並列に前記ループ部に接続されて形成されたキャパシタンス部分と、
    を有することを特徴とするループアンテナ。
  2. 上記キャパシタンス部分は、間隙を介し近接して2箇所に配置された導体から成る、ことを特徴とする請求項1記載のループアンテナ。
  3. 上記キャパシタンス部分は、上記2箇所に配置された導体のそれぞれがほぼ同形の長方形を成す、ことを特徴とする請求項2記載のループアンテナ。
  4. 上記キャパシタンス部分は、上記2箇所に配置された導体の一方は凹部を形成され、他方は上記凹部内に進出する凸部を形成されて成る、ことを特徴とする請求項2記載のループアンテナ。
  5. 上記面積の広いほうの1対の対向面に被覆された金属は、上記誘電体基板に塗布又は張り合わせて該誘電体基板と予め一体に形成された薄板状又は箔状の金属であり、上記給電点及び上記キャパシタンス部分は上記薄板状又は箔状の金属へのエッチングにより形成されている、ことを特徴とする請求項1記載のループアンテナ。
  6. 上記面積の広いほうの1対の対向面の、一方の面に被覆された金属は上記誘電体基板に後から貼り合わせた導電性シートであり、他方の面に被覆された金属は予め上記給電点及び上記キャパシタンス部分を形成されて非導電性シートに貼り合わせた後に上記誘電体基板に貼り合わせた導電性シートである、ことを特徴とする請求項1記載のループアンテナ。
  7. 上記誘電体基板の2対の対向面の面積の狭いほうの1対の対向面を被覆する上記金属は、メッキ用金属である、ことを特徴とする請求項5又は6記載のループアンテナ。
  8. 上記誘電体基板の2対の対向面の面積の狭いほうの1対の対向面を被覆する上記金属は、導電性テープ部材である、ことを特徴とする請求項5又は6記載のループアンテナ。
  9. 上記誘電体基板、上記ループ部、上記給電点、及び上記キャパシタンス部分を上記LSIチップと共にモールドした樹脂体を更に有する、ことを特徴とする請求項1、2、5、又は6のいずれか1項に記載のループアンテナ。
  10. 請求項1、2、5又は6のいずれか1項に記載のループアンテナを有することを特徴とする無線タグ。
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