JP2008092131A - アンテナ素子及び携帯情報端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高感度を有するアンテナ素子及び携帯情報端末を提供する。
【解決手段】 携帯情報端末10を利用する場合、電子決済サービス用の送受信機器の送受信面は水平に配置されていることが多い。携帯情報端末10の把持部分11Aを片手で把持した状態で、電子決済サービス用の送受信面に携帯情報端末をかざすと、ループアンテナ1Bが水平となり、すなわち、ループアンテナ1Bの最大の開口面積が当該送受信面に対して平行になるため、ループアンテナ1B内に導入される磁束は大きくなり、この磁束を効率良く受信することが可能となり、感度を向上させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 携帯情報端末10を利用する場合、電子決済サービス用の送受信機器の送受信面は水平に配置されていることが多い。携帯情報端末10の把持部分11Aを片手で把持した状態で、電子決済サービス用の送受信面に携帯情報端末をかざすと、ループアンテナ1Bが水平となり、すなわち、ループアンテナ1Bの最大の開口面積が当該送受信面に対して平行になるため、ループアンテナ1B内に導入される磁束は大きくなり、この磁束を効率良く受信することが可能となり、感度を向上させることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、RFID(radio frequency identification)等に用いられるアンテナ素子及び携帯情報端末に関する。
近年、RFIDと呼ばれるアンテナとIC装置を有する近接無線装置が開発されている。RFIDの機能を有する携帯電話などの電子機器も市場に投入されている。このような電子機器においては、その用途に応じた形態のアンテナが使用されている。電磁誘導型のRFIDのアンテナには、スパイラルアンテナ、ループアンテナ、渦巻きアンテナ、ヘリカルアンテナ、アンテナコイル、スパイラルインダクタ等と呼ばれるアンテナが用いられている。また、RFIDに関する文献も数多く存在する。
特許文献1及び特許文献2に記載の技術においては、ICチップとループアンテナとを有するRFIDを備えたシート状製品を開示している。特許文献3に記載の技術においては、RFIDタグを物品に取り付ける場合に、RFIDタグのループアンテナの少なくとも一部を物品からずらして又は離間させて装着している。特許文献4に記載の技術においては、RFIDタグのシートを複数重ねてなる積層シート状製品の最上層のシートのタグのみに対して読み書きを行う技術を開示している。
特許文献5に記載の技術においては、2以上のシートの各々に、タグ本体部とアンテナとを含むタグを設け、アンテナを平面から見たときに互いに異なる領域に位置するように配置した技術を開示している。
特許文献6に記載の技術においては、2以上のシートの各々に、タグ本体部とアンテナを含むタグを設け、積層状態においてタグのうち1つのタグ以外のタグのアンテナを短絡させる技術を開示している。
特許文献7に記載の技術においては、アンテナを傾斜させたものが開示されている。
上記従来のRFIDのアンテナは、基材表面上に平面的にパターン形成されている。通常、Z軸方向に存在する対象物と通信を行う場合を想定して、アンテナの開口面は、Z軸方向を向いており、すなわち、一般に、アンテナはXY平面内に形成されている。これにより、Z軸に平行な磁束をアンテナで効率良く受信することができる。Z軸に平行な磁束がアンテナ内を通過する場合、通過磁束の時間的変化に応じた電流が当該アンテナを流れる。このような用途に好適なアンテナとしては、ヘリカルアンテナや平面アンテナ等が知られている。
特開2006−099534号公報
特開2006−099535号公報
特開2006−129003号公報
特開2006−185370号公報
特開2006−185371号公報
特開2006−185372号公報
特開2003−187212号公報
しかしながら、電子機器の小型化に伴って、アンテナ素子を搭載する面積は小さくなっており、搭載面積が小さい場合、その感度は十分ではない。本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、高感度を有するアンテナ素子及び携帯情報端末を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係るアンテナ素子は、直方体のパッケージと、パッケージの隣接する2つの外面の交線で規定される第1の辺と、2つの外面のそれぞれに対向する2つの別の外面の交線で規定される第2の辺とを含む第1平面に沿って、パッケージ内に埋め込まれた第1ループアンテナとを備える。
直方体のパッケージの第1の辺を含む搭載面を電子機器などに搭載すると、この搭載面に対して第1ループアンテナの形成された第1平面は傾斜する。したがって、電子機器と送信源とを近づけると、第1ループアンテナの第1平面内の開口面積は、第1ループアンテナの搭載面への垂直投影の開口面積よりも大きくなる。すなわち、直方体においては、第1平面は最大の横断面積を提供している。したがって、第1平面に垂直な方向から第1ループアンテナ内に導入される磁束は大きくなり、この磁束を効率良く受信することが可能となり、感度を向上させることができる。
また、第1ループアンテナは、磁性体コアと、磁性体コアの外周に巻かれた導線とを備えていることを特徴とする。この場合、導線の形成する磁界は磁性体コア内を通るため、磁束を磁性体コア内に集中させ、高感度の検出を行うことができる。
また、本発明のアンテナ素子は、導線の両端をそれぞれ固定する2つの固定部を有するリードフレームを更に備えることを特徴とする。この場合、リードフレームの固定部に電流を供給/又は固定部から電流を出力するのみで、第1ループアンテナに電流を供給/出力することができる。
また第1ループアンテナは、絶縁体基板と、絶縁体基板の表面に設けられた導電パターンと、絶縁体基板の裏面に設けられた磁性体とを有する平面アンテナであることとしもよい。導電パターンで発生・受信する磁界は、裏面の磁性体を通ることになる。したがって、外部への磁界の漏洩が減少し、このアンテナは高感度を有することとなる。また、平面アンテナであるため、厚みが薄くなり、アンテナ素子が小型化される。
また、本発明に係るアンテナ素子は、第1ループアンテナの内側に配置され、且つ、この第1ループアンテナに直列に接続された第2ループアンテナを備え、第2ループアンテナは、第1平面と交差する第2平面に沿って、パッケージ内に埋め込まれており、第1及び第2平面の交線は、第1の辺に平行であることを特徴とする。この場合、異なる方向を向いた2つのループアンテナを同一のパッケージ内に備えるため、電波送受信時の指向性が改善される。
また、本発明に係るアンテナ素子は、積層された複数の絶縁体と、複数の絶縁体間の各界面にそれぞれ形成された複数の導電パターンと、絶縁体に設けられた貫通孔内を通り、異なる界面に形成された導電パターン同士を接続する貫通導体とを備え、導電パターン及び貫通導体は、全体として第1ループアンテナを構成するように設けられていることを特徴とする。
この場合、第1ループアンテナは、貫通導体に沿った断面が階段状になり、電子機器への搭載面に対して擬似的に傾斜することとなる。電子機器と送信源とを近づけると、第1ループアンテナの最大開口面積は、第1ループアンテナの搭載面への垂直投影の開口面積よりも大きくなる。第1ループアンテナ内に導入される磁束は大きくなり、この磁束を効率良く受信することが可能となり、感度を向上させることができる。また、貫通導体を用いて、擬似的に傾斜した第1ループアンテナは、導電パターンを用いて製造されているため、巻線を用いたものに比べて位置精度が高くなるという利点も有する。
また、本発明に係る携帯情報端末は、把持部分及び前記把持部分以外の残余部分を有する携帯情報端末であって、把持部分から残余部分に向かう方向を、水平から斜め上方に向かう方向とした場合に、第1ループアンテナの形成された第1平面が水平となるように、上述のアンテナ素子を搭載したことを特徴とする。なお、携帯情報端末の下部を把持し、上部を残余部分とするが、二つ折りの携帯情報端末の場合には、ヒンジが上部に位置する。
すなわち、携帯情報端末を利用する場合、電子決済サービス用の送受信機器の送受信面は水平に配置されていることが多い。すなわち、携帯情報端末を片手で把持した状態で、電子決済サービス用の送受信面に携帯情報端末をかざすと、第1ループアンテナが水平となり、すなわち、最大の開口面積が送受信面に対して平行になるため、第1ループアンテナ内に導入される磁束は大きくなり、この磁束を効率良く受信することが可能となり、感度を向上させることができる。
本発明に係るアンテナ素子によれば、ループアンテナ内に導入される磁束を大きくすることが可能となり、その感度を向上させることができる。この携帯情報端末によれば、水平配置された送受信機器との近接通信を好適に行うことが可能となる。
以下、実施の形態に係るアンテナについて説明する。なお、同一要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、アンテナ素子1を備えた携帯情報端末10の斜視図である。
携帯電話等の携帯情報端末10は、ハウジング11、ハウジング11の表面に設けられた複数の入力ボタン12、及びディスプレイ13を備えている。ハウジング11の入力ボタン12側は、把持部分11Aを構成しており、把持部分11A以外の残余部分11B内に、アンテナ素子1が収容されている。
アンテナ素子1は、直方体のパッケージ1Aと、パッケージ1A内に埋設された(第1)ループアンテナ1Bとを有している。パッケージ1Aは、絶縁性の樹脂材料から構成されている。携帯情報端末10の把持部分11Aから残余部分11Bに向かう方向をX軸とし、携帯情報端末10の厚み方向をZ軸、幅方向をY軸とする。なお、この図のZ軸の正方向は下方を示している。ループアンテナ1Bは、XY平面に対して傾斜している。X軸を水平から斜め上方に向かう方向とした場合に、アンテナ素子1は、ループアンテナ1Bの形成された第1平面が水平となるように、携帯情報端末10に搭載されている。なお、リーダライタは携帯情報端末10の下側に位置することとなるため、電磁シールド板や回路基板は、アンテナ素子1に対してリーダライタとは反対側に位置する。
携帯情報端末10を利用する場合、電子決済サービス用の送受信機器の送受信面は水平に配置されていることが多い。携帯情報端末10の把持部分11Aを片手で把持した状態で、電子決済サービス用の送受信面に携帯情報端末をかざすと、ループアンテナ1Bが水平となり、すなわち、ループアンテナ1Bの最大の開口面積が当該送受信面に対して平行になるため、ループアンテナ1B内に導入される磁束は大きくなり、この磁束を効率良く受信することが可能となり、感度を向上させることができる。
なお、アンテナ素子1と携帯情報端末の送受信回路との間には、電磁シールド板14が介在しており、送受信回路のアンテナ素子1に対する影響を抑制している。なお、電磁シールド板(層)14は、例えば、フィルム状の金属を用いてアンテナ素子1と一体的に形成することもできる。
図2は第1実施形態のアンテナ素子1の斜視図、図3は図2に示したアンテナ素子1のIII−III矢印断面図である。
ループアンテナ1Bは、パッケージ1Aは直方体であり、パッケージ1Aの隣接する2つの外面1AS1,1AS2の交線で規定される第1の辺1A1と、2つの外面1AS1,1AS2のそれぞれに対向する2つの別の外面1AS3,1AS4の交線で規定される第2の辺1A2とを含む第1平面S1に沿って、パッケージ1A内に埋め込まれている。なお、第1平面S1とループアンテナ1Bの開口面は、完全に平行である必要はなく、数学的に厳密に平行とすることは誤差の観点からすると難しい。ここでは、ループアンテナ1Bの中心軸C1と、第1平面S1の法線N1の成す角度が10度以内であれば、ループアンテナ1Bは第1平面S1に沿っているものとする。
直方体のパッケージの第1の辺1A1を含む搭載面(外面1AS2)を携帯情報端末等の電子機器などに搭載すると、この搭載面1AS2に対してループアンテナ1Bの形成された第1平面S1は傾斜する。したがって、電子機器と送信源とを近づけると、ループアンテナ1Bの第1平面S1内の開口面積は、ループアンテナ1Bの搭載面1AS2への垂直投影の開口面積よりも大きくなる。特に、搭載面の長辺(1AS2と1AS3の交線)の長さ≦短辺(1A1)の長さ×√3の直方体(立方体を含む)においては、第1平面S1は最大の横断面積を提供している。したがって、第1平面S1に垂直な方向からループアンテナ1B内に導入される磁束は大きくなり、この磁束を効率良く受信することが可能となり、感度を向上させることができる。
アンテナ素子1は、ループアンテナ1Bの導線1B2の両端をそれぞれ固定する2つの導電性の固定部1C1,1C2を有するリードフレーム1Cを備えている。リードフレーム1Cの材料は、バネ性のある物質が好ましく、金型などで挟み込みことで形状が加工できるものが好ましい。リードフレーム1Cの材料は、CuBeなどのCu系合金からなり、その表面にSn等のハンダと親和性の高いメッキが施されていることが好ましい。固定部1C1,1C2のXZ断面の形状は、Uの字型であって、ループアンテナ1Bの周辺部を噛んでいる。リードフレーム1Cの固定部1C1,1C2に電流を供給/又は固定部から電流を出力するのみで、ループアンテナ1Bの導線1B2に電流を供給/出力することができる。導線1B2の両端は、固定部1C1,1C2に設けられた孔又はスリット等の開口を通っており、半田などの導電性材料H1,H2で固定部1C1,1C2に固定され、電気的に接続されている。以上のように、本例では、巻線アンテナのボビンを傾けてリードフレーム1Cに固定している。
また、リードフレーム1Cの長手方向(X方向)の端部1C3,1C4は、Z軸方向に沿って屈曲し、パッケージ1Aの外面1AS1及び1AS3にそれぞれ接触している。リードフレーム1Cは、固定部1C1,1C2からそれぞれZ軸方向に沿って延びた支持部1C11、1C12を有しており、外面1AS2に接触する基部1C21,1C22に連続している。固体部1C1とXY平面に沿って設けられた基部1C21との間の支持部1C11の長さは、固定部1C2とXY平面に沿って設けられた基部1C22との間の支持部1C12の長さよりも短く、固定部1C1,1C2間を繋ぐ平面はYX平面に対して傾斜している。固定部1C1,1C2のXZ断面の形状は、Uの字型であって、ループアンテナ1Bに噛み合っている。なお、パッケージ1Aの寸法は、例えば、10mm(X)×10mm(Y)×5mm(Z)である。
図4は、ループアンテナ1Bの斜視図である。
ループアンテナ1Bは、直方体の磁性体コア1B1と、磁性体コア1B1の外周に巻かれた導線1B2とを備えている。導線1B2は、磁性体コア1B1の上下の主表面間に位置する4つの側面D1,D2,D3,D4上を這って、スパイラル状に磁性体コア1B1に巻かれている。電流を流した場合に導線1B2の形成する磁界は磁性体コア1B1内を通るため、外部からの磁束又は導線1B2において発生した磁束を磁性体コア1B1内に集中させ、高感度の検出を行うことができる。非金属ボビンを構成する磁性体コア1B1の材料としては、使用する周波数帯において高透磁率を有する磁性材料、焼結フェライト、磁性粉・樹脂複合材料等を用いることができる。
次に、上記アンテナ素子の製造方法について説明する。
図5乃至図8は、アンテナ素子中間体の側面図である。なお、図7及び図8においては一部の要素は断面構成で示している。
まず、磁性体コア1B1の側面に導線1B2を巻きつけてループアンテナ1Bとし、ループアンテナ1Bの側面をリードフレーム1Cの固定部1C1,1C2に固定する(図5参照)。ループアンテナ1Bは、リードフレーム1Cの基部1C21,1C22を含むXY平面に対して、傾斜して固定される。導線1B2は、固定部1C1,1C2の開口内に通される。
次に、固定部1C1,1C2の開口内に通された導線1B2を、適当な長さに切断し、導電性材料H1,H2で固定部1C1,1C2に固定する(図6参照)。これらの固定方法としては、導電性材料H1、H2を用いる代わりに、圧着を採用してもよい。
しかる後、対向する2枚の金型M1,M2間のキャビティ内に、図6に示したアンテナ素子中間体を配置し、当該キャビティ内に樹脂を射出・注入して、パッケージ1Aを形成する(図7参照)。このとき、リードフレーム1Cの基部1C21,IC22及び端部1C3,1C4は、その表面に樹脂が付着しないように金型M1,M2によって挟まれている。キャビティの形状は直方体であり、この直方体は金型M1,M2間の境界面に平行な底面を有する。このキャビティの底面は、成形後にはパッケージ1Aの外面1AS2に一致することになる。
さらに、金型M1,M2をパッケージ1Aから取り外す。(図8参照)。パッケージ1Aの外面1AS2に沿ってリードフレーム1Cの端部1C3,1C4が延びている。最後に、リードフレーム1Cの端部1C3,1C4を折り曲げて、図3に示したアンテナ素子1が完成する。
次に、第2実施形態のアンテナ素子について説明する。
図9は、第2実施形態のアンテナ素子1の斜視図、図10は図9に示したループアンテナ1Bの平面図であり、図11は図10に示したループアンテナ1BのXI−XI矢印断面図である。
本形態のアンテナ素子1は、第1実施形態のアンテナ素子1と比較して、ループアンテナ1Bの構造のみが異なり、他の構成は同一である。
ループアンテナ1Bは平面アンテナであり、磁性体からなる基板(又は層)1BSと、基板1BS上に形成された絶縁層(絶縁体基板)1BIと、絶縁層1BI上にパターニングされた導電パターン1B2’とを有する。換言すれば、ループアンテナ1Bは、絶縁体基板1BIと、絶縁体基板1BIの表面に設けられた導電パターン1B2’と、絶縁体基板1BIの裏面に設けられた磁性体層1BSとを備えている。導電パターン1B2’は、矩形の渦巻き状に形成されており、両端に電流を供給すると渦巻きの中心を通る磁界を発生し、渦巻きを通る磁束の大きさが時間的に変化すると、両端間に磁束変化に応じた電流が流れる。導電パターン1B2’で発生・受信する磁界は、磁性体からなる基板1BSを通ることになる。
したがって、外部への磁界の漏洩が減少し、このアンテナは高感度を有することとなる。また、平面アンテナであるため、厚みが薄くなり、アンテナ素子が小型化される。この平面アンテナは、中心軸C1が、Z軸に対して傾斜した状態で配置され、パッケージ1A内に埋設されている。第1平面S1の法線N1と導電パターン1B2’の形成された平面の法線、すなわち、平面アンテナの中心軸C1との成す角度は、10度以下である。
絶縁層1BIの材料としては、ガラスエポキシ樹脂、ポリイミド及びポリエチレンテレフタレート等を用いることができる。磁性体の材料としては、焼結フェライト、磁性粉・樹脂複合材料などを用いることができる。導電パターン1B2’は、絶縁層1BIの前面に金属膜を堆積した後、この金属膜上にフォトレジストを形成し、フォトレジストを所望のパターンで露光し、これをマスクとして金属膜をエッチングすることによって形成される。導電パターン1B2’の両端は、それぞれボンディングワイヤBWを介して固定部1C1,1C2に電気的に接続されている。なお、導電パターン1B2’の両端は、必要に応じて絶縁層1BIに貫通電極を形成して、貫通電極に延長用の導体パターンを接続し、これを固定部1C1,1C2に電気的に接続してもよい。
図12は、第3実施形態に係るアンテナ素子の斜視図である。
本形態に係るアンテナ素子1は、積層された複数の絶縁体I1,I2,I3,I4と、複数の絶縁体I1,I2,I3,I4間の各界面にそれぞれ形成された複数の導電パターン1B21’、1B22’、1B23’と、絶縁体I2,I3に設けられた貫通孔内を通り、異なる界面に形成された導電パターン1B21’、1B22’を接続する貫通導体PT2、導電パターン1B22’、1B23’を接続する貫通導体PT3とを備え、導電パターン1B21’、1B22’、1B23’及び貫通導体(貫通電極)PT2,PT3は、全体としてループアンテナ1Bを構成するように設けられている。なお、複数の絶縁体I1,I2,I3,I4は全体として密閉パッケージ1Aを構成し、その内部にループアンテナ1Bが埋設されている。絶縁体I1,I2,I3,I4の材料としては、ガラスエポキシ樹脂、ポリイミド及びポリエチレンテレフタレートなどを用いることができる。また、絶縁体は焼結フェライト、磁性粉・樹脂複合材料などの磁性体でもよく、その場合、アンテナ素子の小型化や低コスト化に効果がある
第1層目の絶縁層I1上には、X方向及び/又はY方向に延びた複数の導電パターン1B21’が形成されている。第1層目の絶縁層I1上には、第2層目の絶縁層I2が形成され、絶縁層I2上にもX方向に延びた複数の導電パターン1B22’が形成されている。第1層目の導電パターン1B21’の一端は、第2層目の絶縁層I2を厚み方向に貫通する貫通導体PT2を介して、それぞれ第2層目の導電パターン1B22’の一端に接続されている。第2層目の絶縁層I2上には、第3層目の絶縁層I3が形成され、絶縁層I3上にもX方向及び/又はY方向に延びた複数の導電パターン1B23’が形成されている。第2層目の導電パターン1B22’の一端は、第3層目の絶縁層I3を厚み方向に貫通する貫通導体PT3を介して、それぞれ第3層目の導電パターン1B23’の一端に接続されている。第3層目の絶縁層I3は、第4層目の絶縁層I4で被覆されている。絶縁体I4は、レジストなどで形成することも可能である。
ループアンテナ1Bを構成するコイルの両端部分は、第1層目の絶縁層I1上の導電パターン1B21’の端部からなり、それぞれの端部は、第1絶縁層I1を厚み方向に貫通する貫通導体PT1及びパッケージ外部を這う接続配線PT1’によって、それぞれ絶縁層I1の裏面に設けられた下部電極(給電部)E1,E2に接続されている。
この場合、ループアンテナ1Bは、貫通導体PT2.PT3に沿った断面(XZ断面)が階段状になり、電子機器への搭載面(外面1AS2)に対して擬似的に傾斜することとなる。ループアンテナ1Bの最大開口面積は、ほぼ第1平面S1に沿って得られるが、電子機器と送信源とを近づけた場合、この最大開口面積は、ループアンテナ1Bの搭載面(外面1AS2)への垂直投影の開口面積よりも大きくなる。ループアンテナ1B内に導入される磁束は大きくなり、この磁束を効率良く受信することが可能となり、感度を向上させることができる。また、貫通導体PT2,PT3を用いて、擬似的に傾斜したループアンテナ1Bは、導電パターンを用いて製造されているため、巻線を用いたものに比べて位置精度が高くなるという利点も有する。また、この場合、回路形成を一括して行った後、個別に切断するなどすることができるため、大量生産による低コスト化に効果がある。
本例では、貫通導体PT2,PT3を用いることにより、ループアンテナ1Bを構成する矩形スパイラル導体の一辺の始点と終点に高度差を設けている。この場合、上述のように、ループアンテナ1Bを斜めに配線するのとほぼ同じ効果が得られる。すなわち、アンテナ開口面積は大きくなり、アンテナ感度を良好にすることができる。換言すれば、階段状のループアンテナ1Bを用いることにより、擬似的に斜めにアンテナ導体が配置されることになる。なお、このようなループアンテナを複数配線し、直列に接続することで、アンテナ感度の対称性を改善することもできる。なお、第2実施形態と同様に、第1層目の絶縁層I1の下に磁性層を配置してもよい。
図13は、第4実施形態に係るアンテナ素子の斜視図である。
本形態のアンテナ素子1は、第1ループアンテナ1Bの内側に、第2ループアンテナ1Baを配置したものである。第2ループアンテナ1Baは、第1ループアンテナ1Bに直列に接続されている。第2ループアンテナ1Baは、第1平面S1と交差する第2平面S2に沿って、パッケージ1A内に埋め込まれており、第1平面S1及び第2平面S2の交線CXは、第1の辺1A1に平行である。この平行は5度以下の誤差を含む。
第1ループアンテナ1Bの中心軸C1と、第1平面S1の法線N1の成す角度が10度以内であれば、第1ループアンテナ1Bは第1平面S1に沿っているものとする。第2ループアンテナ1Baの中心軸Ca1と、第2平面S2の法線N2の成す角度が10度以内であれば、第2ループアンテナ1Baは第2平面S2に沿っているものとする。
このアンテナ素子1は、異なる方向を向いた2つのループアンテナ1B,1Baを同一のパッケージ1A内に備えるため、電波送受信時の指向性が改善される。すなわち、XY平面内における磁界分布は、交線CXの両側の領域において対称となり、アンテナ感度の対称性が改善される。また、第1ループアンテナ1B及び第2ループアンテナ1Baは直列接続されているので、実効的な開口面積をループアンテナが1つの場合よりも増加させることができる。
上述の第1乃至第3実施形態のアンテナ素子においては、パッケージ1A内の配線可能な空間を有効利用し、開口面積を大きくとることでアンテナ感度を良好にしたが、これらの構造においては、アンテナの総合的な感度は得られるものの、場所による感度の差が発生する可能性がある。本実施形態では、角度を持った開口面を持つアンテナを複数配線し、直列に接続することにより、アンテナ感度の交線CXに対する対称性を改善している。なお、ループアンテナを3個以上設けて、対称性をより改善することも可能である。
なお、本例では、第1ループアンテナ1B及び第2ループアンテナ1Baは、それぞれスパイラル状に導線1B2,1Ba2を巻いたものである。第2ループアンテナ1Baの内側に、導線を巻くための磁性体コアを設けてもよい。また、上述の例の導線の長手方向に垂直な断面は四角形であるが、これは円形であってもよい。また、第4実施形態の第1及び第2ループアンテナは、それぞれ巻線を用いて構成したが、これは第3実施形態のような導電パターン積層型のループアンテナを用いて構成してもよい。なお、パッケージ1Aの形状は直方体であるが、数学的に厳密な直方体である必要はなく、角にアールが設けられているものや、必要に応じて若干の凹凸部が設けられているものも直方体であるとする。
図14は、フィルム状の電磁シールドを設けたアンテナ素子1の斜視図である。
直方体のパッケージ1Aの外面1AS2には、電磁シールド14’が固定されている。電磁シールド14’は、回路基板とループアンテナ1Bとの間に位置し、金属フィルムを外面1AS2に貼り付けるか、金属材料を外面1AS2上に堆積することによって形成される。
図15は、図12に示したアンテナ素子1の変形例の斜視図である。
本形態に係るアンテナ素子1は、第1ループアンテナ1Bの内側に、第2ループアンテナ1Baを配置し、これらをパッケージ1A内に埋め込んだものである。第2ループアンテナ1Baは、第1ループアンテナ1Bに直列に接続されている。第2ループアンテナ1Baは、第1平面S1と交差する第2平面S2に沿って、パッケージ1A内に埋め込まれており、第1平面S1及び第2平面S2の交線CXは、第1の辺1A1に平行である。この平行は5度以下の誤差を含む。各ループアンテナはそれぞれ全体としては第1及び第2平面S1,S2に沿っている。
第2ループアンテナ1Baの形状は、第1ループアンテナ1Bの形状に対して相似であり、交線CXを含むYZ平面に対して対称に配置されている。第2ループアンテナ1Baは、第1ループアンテナ1Bに対して相似で面対称である点を除いては、同一の要素からなるため、本例の第2ループアンテナ1Baの各要素の説明は、図12の第1ループアンテナ1Bに関する記載を読み替える。この構造により、アンテナの対称性を改善することができる。
図16は、上述のアンテナ素子1を回路基板PS上に搭載した携帯情報端末10の斜視図である。
回路基板PS上には、送受信回路Qが形成されており、送受信回路Qはアンテナ素子1を構成するループコイルの両端の電極に接続されている。本例では、アンテナ素子1の外面にフィルム状の磁気シールド14’を設けることとし、磁気シールド14’は回路基板PSとループアンテナ1Bとの間に存在する。なお、同図では送受信回路Qは、アンテナ素子1からX方向に離隔して配置されているが、これは磁気シールド14’を挟んで、回路基板PSのアンテナ素子1とは逆側の面に設けることとしてもよい。この場合には、小型化が達成される。
なお、いずれの実施形態のアンテナ素子も携帯情報端末などの電子機器に搭載することができる。好適な搭載手法は図1に示した通りである。
C1・・・中心軸、Ca1・・・中心軸、H1,H2・・・導電性材料、S1・・・平面、S2・・・平面、N1・・・法線、N2・・・法線、1・・・アンテナ素子、1A・・・パッケージ、1B・・・ループアンテナ、1C・・・リードフレーム、1Ba・・・ループアンテナ、1AS1,1AS2・・・外面、1AS3,1AS4・・・外面、1BS・・・基板、1C21,1C22・・・基部、1C1,1C2・・・固定部、1C11・・・支持部、C12・・・支持部、1B1・・・磁性体コア、1B2・・・導線、1Ba2・・・導線、1BI・・・絶縁層、1C3,1C4・・・端部、1B2’・・・導電パターン、1B21’・・・導電パターン1B22’・・・導電パターン、1B23・・・導電パターン、1A1・・・辺、1A2・・・辺、10・・・携帯情報端末、11・・・ハウジング、11A・・・把持部分、11B・・・残余部分、12・・・入力ボタン、13・・・ディスプレイ、14・・・電磁シールド板、BW・・・ボンディングワイヤ、CX・・・交線、D1,D2,D3,D4・・・側面、I1,I2,I3,I4・・・絶縁体、M1,M2・・・金型、PT1’・・・接続配線、PT2,PT3・・・貫通導体。
Claims (7)
- 直方体のパッケージと、
前記パッケージの隣接する2つの外面の交線で規定される第1の辺と、前記2つの外面のそれぞれに対向する2つの別の外面の交線で規定される第2の辺とを含む第1平面に沿って、前記パッケージ内に埋め込まれた第1ループアンテナと、
を備えるアンテナ素子。 - 前記第1ループアンテナは、
磁性体コアと、
前記磁性体コアの外周に巻かれた導線と、
を備えていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ素子。 - 前記導線の両端をそれぞれ固定する2つの固定部を有するリードフレームを更に備えることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ素子。
- 前記第1ループアンテナは、
絶縁体基板と、
前記絶縁体基板の表面に設けられた導電パターンと、
前記絶縁体基板の裏面に設けられた磁性体と、
を有する平面アンテナであることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ素子。 - 積層された複数の絶縁体と、
複数の前記絶縁体間の各界面にそれぞれ形成された複数の導電パターンと、
前記絶縁体に設けられた貫通孔内を通り、異なる界面に形成された前記導電パターン同士を接続する貫通導体と、
を備え、
前記導電パターン及び前記貫通導体は、全体として第1ループアンテナを構成するように設けられている、
ことを特徴とするアンテナ素子。 - 前記第1ループアンテナの内側に配置され、且つ、この第1ループアンテナに直列に接続された第2ループアンテナを備え、
前記第2のループアンテナは、前記第1平面と交差する第2平面に沿って、前記パッケージ内に埋め込まれており、
前記第1及び第2平面の交線は、前記第1の辺に平行である、
ことを特徴とする請求項1、2又は5に記載のアンテナ素子。 - 把持部分及び前記把持部分以外の残余部分を有する携帯情報端末であって、
前記把持部分から前記残余部分に向かう方向を、水平から斜め上方に向かう方向とした場合に、前記第1ループアンテナの形成された前記第1平面が水平となるように、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のアンテナ素子を搭載したことを特徴とする携帯情報端末。
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