JPWO2008102615A1 - β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法 - Google Patents

β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2008102615A1
JPWO2008102615A1 JP2009500123A JP2009500123A JPWO2008102615A1 JP WO2008102615 A1 JPWO2008102615 A1 JP WO2008102615A1 JP 2009500123 A JP2009500123 A JP 2009500123A JP 2009500123 A JP2009500123 A JP 2009500123A JP WO2008102615 A1 JPWO2008102615 A1 JP WO2008102615A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
producing
basic catalyst
reaction
aliphatic alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009500123A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5188492B2 (ja
Inventor
白木 安司
安司 白木
松尾 茂
松尾  茂
東洋藏 藤岡
東洋藏 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Kosan Co Ltd filed Critical Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority to JP2009500123A priority Critical patent/JP5188492B2/ja
Publication of JPWO2008102615A1 publication Critical patent/JPWO2008102615A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5188492B2 publication Critical patent/JP5188492B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C235/00Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by oxygen atoms
    • C07C235/02Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by oxygen atoms having carbon atoms of carboxamide groups bound to acyclic carbon atoms and singly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton
    • C07C235/04Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by oxygen atoms having carbon atoms of carboxamide groups bound to acyclic carbon atoms and singly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated
    • C07C235/06Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by oxygen atoms having carbon atoms of carboxamide groups bound to acyclic carbon atoms and singly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated having the nitrogen atoms of the carboxamide groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C231/00Preparation of carboxylic acid amides
    • C07C231/02Preparation of carboxylic acid amides from carboxylic acids or from esters, anhydrides, or halides thereof by reaction with ammonia or amines

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

塩基性触媒の存在下、又は塩基性触媒とポリオールの存在下にて、β−アルコキシプロピオン酸エステル類と、アミン類を反応させる工程を含む、下記式(I)で表されるβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。(式中、R1は炭素数1〜8のアルキル基であり、R2及びR3はそれぞれ、水素、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、メトキシメチル基又はグリシジル基である。)

Description

本発明はβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法に関する。さらに詳しくは、β−アルコキシプロピオン酸エステル類とアミン類を反応させる工程を含むβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法に関する。
一般に、アミド系有機溶剤は優れた溶解力を有し、また、水に容易に溶解する性質があり水によるリンスが可能なため、溶剤又は洗浄剤として望ましい性能を有している。このため、例えば、レジスト剥離剤に使用できる。
最近では、ハロゲン系溶剤がオゾン層を破壊する等、環境汚染をもたらす恐れがあること、また、毒性が大きいことから、アミド系溶剤が従来のハロゲン系溶剤に代替される傾向にある。また、NMP等の生殖毒性化合物の代替としても期待される。
しかしながら、アミド系溶剤を安価に合成する方法はまだ確立されていないため、工業的に安価な合成方法が望まれている。
アミド系溶剤を安価に合成する方法として、アクリル酸エステルを出発原料とする方法がある。この方法ではアクリル酸エステルからアルコキシプロピオン酸エステルを合成し、直接アミド化する方法や、一旦加水分解しアルコキシアクリル酸を合成し、これにアミンを作用させて塩を形成し、更に熱分解によりアミドを合成する方法が考えられる。
例えば、特許文献1には重合性モノマーとして用いるα、β−オレフィン系不飽和モノカルボン酸のN,N−ジアルキルプロピオンアミド類の製造法において、中間体としてβ−アルコキシN,N−ジアルキルプロピオンアミド類を合成する方法が記載されている。具体的には、β−アルコキシプロピオン酸エステル類とジアルキルアミン類とを、2個の隣接するヒドロキシルを有するポリオールの存在下で反応させてアミド化させる方法である。
しかしながら、この方法では多量のポリオールが必要であり、しかも高い転化率を得るには、高い温度で長時間反応させることが必要であった。
特許文献2にはアクリル酸アミド類と炭素数1〜4の脂肪族一価アルコールを反応させる方法が記載されている。この方法は温和な条件で合成が可能である。
しかしながら、アクリル酸アミドは特許文献2のように3〜4工程で製造されるものであり、また、アクリル酸アミド自体が高価なため、この方法でβ−アルコキシアミド類を製造すると製造費用が高くなる。
また、アルコキシ酸クロライドにジメチルアミンを反応させる方法がある。例えば、ジエチルエーテル溶媒存在下3−エトキシ−プロピオニルクロライドにジメチルアミンを反応させると、3−エトキシ−N,N−ジメチル−プロピオンアミドが合成できる。
しかしこの方法も原料が高価であり、安価な合成法とは言えない。
特開昭49−66623号公報 特開平10−279545号公報
本発明は、アミド系有機溶剤として有用なβ−アルコキシプロピオンアミド類を安価に製造できる製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意検討した結果、塩基性触媒下、又は塩基性触媒とポリオールの存在下にてアルコキシプロピオン酸エステル類をアミン類と反応させると、温和な条件下、短時間にてβ−アルコキシプロピオンアミド類を得ることができることを見出した。
また、塩基性触媒を使用し、アクリル酸エステルにアルコールを付加させてアルコキシプロピオン酸エステルを合成し、引き続き上記のアミド化反応を行うことにより、効率よくβ−アルコキシプロピオンアミド類が製造できることを見出し、本発明に至った。
本発明によれば、以下のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法が提供できる。
1.塩基性触媒の存在下、又は塩基性触媒とポリオールの存在下にて、β−アルコキシプロピオン酸エステル類と、アミン類を反応させる工程を含む、下記式(I)で表されるβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
Figure 2008102615
(式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基であり、R及びRはそれぞれ、水素、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、メトキシメチル基又はグリシジル基である。)
2.塩基性触媒の存在下、アクリル酸エステル類と脂肪族アルコールを反応させて、前記β−アルコキシプロピオン酸エステル類を合成する工程を有する、1に記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
3.マイケル付加反応により、塩基性触媒の存在下にて前記アクリル酸エステル類と脂肪族アルコールからβ−アルコキシプロピオン酸エステル類を合成し、
引き続き、前記β−アルコキシプロピオン酸エステル類にアミン類を反応させる、2に記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
4.前記マイケル付加反応の仕込み時における、前記脂肪族アルコールとアクリル酸エステル類のモル比(脂肪族アルコール/アクリル酸エステル類)を1.0〜2.0とする3に記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
5.前記アクリル酸エステル類が下記式(II)で表される化合物である2〜4のいずれかに記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
Figure 2008102615
(式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基である。)
6.前記脂肪族アルコールが炭素数1〜8の脂肪族アルコールである2〜5のいずれかに記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
7.前記アミン類が下記式(III)で表される化合物である1〜6のいずれかに記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
Figure 2008102615
(式中、R及びRはそれぞれ、水素、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、メトキシメチル基又はグリシジル基である。)
8.前記ポリオールがエチレングリコール又はグリセリンである1に記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
9.前記Rが炭素数1〜6のアルキル基である1〜8のいずれかに記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
本発明によれば、穏やかな条件下、短時間にて高い収率でアルコキシプロピオンアミド類を製造することができる。
また、比較的安価なアクリル酸エステルと脂肪酸アルコールを反応させ、アルコキシプロピオン酸エステルを合成し、引き続きアミド化反応を行うことができる。アルコキシプロピオンアミド類を製造する場合、この2つの反応工程を、分離精製(塩基性触媒の失活除去、アルコキシプロピオン酸エステルの分離精製)することなく連続的に実施できる。従って、本発明の製造方法は生産性が高く工業的な意義は大きい。
本発明は、下記式(I)で表されるβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法であって、塩基性触媒の存在下、又は塩基性触媒とポリオールの存在下にて、β−アルコキシプロピオン酸エステル類と、アミン類を反応させる工程を含むことを特徴とする。
Figure 2008102615
(式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基であり、R及びRはそれぞれ、水素、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、メトキシメチル基又はグリシジル基である。)
本発明ではアミド化反応時に塩基性触媒、又は塩基性触媒とポリオールを組み合わせて使用することで、温和な反応条件で短時間に目的物を高収率で製造することができる。具体的に、アミド化反応の温度は、20〜60℃程度、アミド化反応の時間は、2〜8時間程度である。尚、例えば、従来のようにグリセリンのようなポリオールのみを使用した場合、反応温度は80〜120℃、反応時間は20〜40時間であり、本発明の製造方法に比べて高温で長時間の処理が必要である。
原料であるβ−アルコキシプロピオン酸エステル類は、例えば、塩基性触媒の存在下、アクリル酸エステル類と脂肪族アルコールを反応させることにより合成できる。
アクリル酸エステルとしては、下記式(II)で表されるものが挙げられる。
Figure 2008102615
(式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基である。)
式(II)で表されるアクリル酸エステルの具体的としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸n−ペンチル、アクリル酸イソペンチル、アクリル酸2−エチルヘキシル等が挙げられる。このなかでもRが炭素数1〜6のアルキル基であるものが好ましい。
脂肪族アルコールとしては、炭素数1〜8の脂肪族アルコールが使用できる。具体的には、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、t−ブチルアルコール、n−ペンタノール、イソペンタノール、n−ヘキサノール、2エチルヘキサノール等が使用できる。このなかでも炭素数1〜4の脂肪族一価アルコールが好ましい。
上記のアクリル酸エステル類と脂肪族アルコールを、塩基性触媒を使用してアルコール付加反応(マイケル付加反応)を行うことで、β−アルコキシプロピオン酸エステル類が得られる。
アルコール付加反応に使用できる塩基性触媒は特に制限はなく、無機塩基、有機塩基のいずれも用いることができる。
無機塩基としては、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ金属の水酸化物等やNaCO等が挙げられる。
有機塩基としては、例えば、上記アルカリ金属のアルコキシド、第三級アミン、ピリジン、4−メチルアミノピリジン等が挙げられる。
塩基性触媒は、アルカリ金属のアルコキシドが好ましく、特に、カリウムブトキシド(KOt−Bu)やナトリウムメトキシド(NaOCH)が好適である。
塩基性触媒は単独、又は混合物で使用できる。また、アルコールで希釈したものを使用してもよい。
尚、塩基性触媒は一種を使用してもよく、二種以上を組み合わせてもよい。その使用量には制限はなく、原料の種類等に応じて適宜選定されるが、一般的にはアクリル酸エステル類1モルに対して、0.001〜0.1モルの範囲、好ましくは0.01〜0.03モルの範囲で選定される。
β−アルコキシプロピオン酸エステル類と反応するアミン類としては、下記式(III)で表されるものが挙げられる。
Figure 2008102615
(式中、R及びRはそれぞれ、水素、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、メトキシメチル基又はグリシジル基である。)
なかでも、ジメチルアミン、ジエチルアミンが好ましい。アミン類は単独で使用してもよいし、適当な溶媒で希釈して使用してもよい。
アミド化反応におけるβ−アルコキシプロピオン酸エステル類とアミン類の仕込み比は、化学量論的量、又はアミン類の量を多めにすることが好ましい。具体的には、β−アルコキシプロピオン酸エステル類とアミン類の仕込み比(アミン類/エステル類:モル比)は1〜3が好ましい。尚、アミン類は反応系内に吹き込み等によって徐々に供給してもよい。
β−アルコキシプロピオン酸エステル類をアミド化する反応で使用する塩基性触媒は、上述したアルコール付加反応(マイケル付加反応)で使用される触媒と同様のものが使用できる。これらの中でアルカリ金属のアルコキシドが好ましく、特にカリウムブトキシド類やナトリウムメトキシド類が好適である。
触媒の使用量は、原料の種類等に応じて適宜選定されるが、一般的にはβ−アルコキシプロピオン酸エステル類1モルに対して、0.001〜0.1モル好ましくは0.01〜0.05モルの範囲で選定される。
また、塩基性触媒とポリオールを組み合わせて使用する場合、ポリオールとしては、エチレングリコールやグリセリンが好ましく使用できる。ポリオールの使用量は、β-アルコキシプロピオン酸エステル類1モルに対して、0.2〜2モル程度であり、好ましくは0.6〜1.2モルの範囲である。ポリオールを添加することで転化率は幾分低下するが、β−アルコキシプロピオンアミド類の選択率を向上することができる。尚、β-アルコキシプロピオン酸エステル類1モルに対して、ポリオールを2モル以上添加しても更なる選択率の向上は得られず、転化率のみ低下し長時間の反応が必要となる場合がある。
アミド化反応の温度は、20〜60℃程度、アミド化反応の時間は、2〜8時間程度である。本発明ではアミド化反応時に塩基性触媒を使用することで、このように温和な反応条件で目的物を高収率で製造することができる。尚、反応時の圧力は特に制限はなく、大気圧下でも良好に実施できる。
本発明では、マイケル付加反応により、塩基性触媒の存在下にて、アクリル酸エステル類と脂肪族アルコールからβ−アルコキシプロピオン酸エステル類を合成し、引き続き、β−アルコキシプロピオン酸エステル類にアミン類を反応させる(アミド化反応)ことが好ましい。本発明の製造方法では、マイケル付加反応の後に塩基性触媒の失活除去や、アルコキシプロピオン酸エステルの分離精製操作が不要であるため、マイケル付加反応とアミド化反応を連続して実施することができる。このため、製造工程が簡略化できることから製造コストの低減が達成できる。
マイケル付加反応の後、そのまま連続でアミド化反応を行う場合、マイケル付加反応における、脂肪族アルコールとアクリル酸エステル類のモル比(脂肪族アルコール/アクリル酸エステル類)を1.0〜2.0とすることが好ましく、1.2〜1.7とすることが特に好ましい。モル比が1.0より小さいと、マイケル付加反応で未反応の酸エステルが残存し、その結果、続くアミド化反応で副反応物が副生するため選択率が低下する場合がある。一方、2.0より大きいと、反応効率が低下するだけでなく、未反応のアルコールの回収量が増大する場合がある。
尚、マイケル付加反応とアミド化反応において使用する塩基性触媒は、同じものであってもよいし、異なっていてもよい。例えば、マイケル付加反応後に塩基性触媒を新たに追加して投入してもよいが、この際使用する塩基性触媒は、マイケル付加反応時の触媒と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
反応終了後、リン酸等で中和処理することで、塩基性触媒を除去できる。
[実施例]
[β−アルコキシプロピオン酸エステルの合成:反応(A)]
Figure 2008102615
(式中、R、Rはメチル基又はn−ブチル基である。)
製造例1
滴下ロート、ジムロート、及び温度計付きの200mlの撹拌機付き4ツ口フラスコに、メタノール30.76g(0.96モル)と塩基性触媒のカリウムt−ブトキシド(KOt−Bu)を2.24g(0.02モル)を添加した。
アクリル酸メチル74.0g(0.86モル)を秤量し、滴下ロートから徐々に約1時間かけて滴下した。この際、アクリル酸メチルを少量滴下すると発熱するので、氷水で冷却しながら40℃の反応温度に制御した。滴下終了後、40℃下で1時間加熱撹拌し、トータルの反応時間を2時間とした。
その後、りん酸(85%水溶液)を2.46g(0.024モル)添加し、pH試験紙で中性であることを確認後、室温で30分間撹拌した。
中和後は、吸引ろ過を行い、触媒の中和塩の固形物をろ別した。その後、蒸留分離し、β−メトキシプロピオン酸メチルを得た。
中和後のアクリル酸メチルの転化率は99wt%であった。
製造例1及び後述する製造例2−4について、反応条件及び結果を表1に示す。
Figure 2008102615
製造例2
アクリル酸メチルをアクリル酸ブチルに、メタノールをn−ブタノールに代えた以外は製造例1と同様にして合成した。
中和後のアクリル酸ブチルの転化率は97wt%であった。
製造例3
塩基性触媒をカリウムt−ブトキシド(KOt−Bu)に変えてナトリウムメトキシド(28wt%NaOCH/メタノール溶液)3.86g(NaOCHとして0.02モル)を添加した以外は製造例1と同様にして合成した。
中和後のアクリル酸メチルの転化率は98wt%であった。
製造例4
メタノール添加量を0.96モルから1.29モルに増やした以外は製造例1と同様にして合成した。
中和後のアクリル酸メチルの転化率は100wt%であった。
[アルコキシプロピオンアミドの合成:反応(B)]
Figure 2008102615
(式中、R、Rはそれぞれメチル基である。)
実施例1
乾燥空気気流下の200mlの4ツ口フラスコにβ−メトキシプロピオン酸メチル70.88g(0.6モル)と塩基性触媒のカリウムt−ブトキシド(KOt−Bu)1.12g(0.01モル)を添加した。
室温(約20℃)下で、ジメチルアミンガスを連続的に、反応で吸収される量よりも僅かに多目にキャピラリー管で吹き込みながら、大気圧下撹拌しながら4時間反応を行った。ジメチルアミンを吹き込み開始後、反応温度は最高40℃まで上昇した。
反応後はりん酸(85%水溶液)で中和し、触媒を除去した。目的物を含む溶液を使用して、ガスクロマトグラフィ(GC)で転化率及び選択率を確認した。
β−メトキシプロピオン酸メチルの転化率は95wt%、β−メトキシ−N,N−ジメチルプロピオンアミドへの選択率は67wt%であった。
実施例1及び後述する実施例2−4、比較例1,2について、反応条件及び結果を表2に示す。
Figure 2008102615
実施例2
撹拌機付きの300mlオートクレーブを用いて、β−メトキシプロピオン酸メチル70.88g(0.6モル)と塩基性触媒のカリウムt−ブトキシド(KOt−Bu)2.13g(0.019モル)を添加した。
その後、オートクレーブを冷却しながら、ジメチルアミンボンベからジメチルアミンを40.6g(0.9モル)添加した。ジメチルアミンをオートクレーブに張り込み、室温に戻した時の圧力は0.08MPaであった。
反応は撹拌下、室温下で4時間行った。
β−メトキシプロピオン酸メチルの転化率は98wt%、β−メトキシ−N,N−ジメチルプロピオンアミドへの選択率は74wt%であった。
実施例3
塩基性触媒としてナトリウムメトキシド(NaOCH)を1.03g(0.019モル)添加し、ポリオールとしてエチレングリコールを29.8g(0.48モル)添加し、反応温度を60℃、反応時間を8時間とした以外は実施例2に従い反応を行った。
β−メトキシプロピオン酸メチルの転化率は88wt%、β−メトキシ−N,N−ジメチルプロピオンアミドへの選択率は89wt%であった。
実施例4
ポリオールとしてグリセリンを44.2g(0.48モル)添加した以外は実施例3に従い反応を行った。
β−メトキシプロピオン酸メチルの転化率は85wt%、β−メトキシ−N,N−ジメチルプロピオンアミドへの選択率は86wt%であった。
比較例1
乾燥空気気流下の200mlの4ツ口フラスコにβ−メトキシプロピオン酸メチル70.88g(0.6モル)と、触媒及び溶媒の働きをもつグリセリンを36.8g(0.4モル)添加した。大気圧下80℃に加熱し、ジメチルアミンガスを連続的に吹き込みながら、20時間反応を行った。
β−メトキシプロピオン酸メチルの転化率は46wt%、β−メトキシ−N,N−ジメチルプロピオンアミドへの選択率は51wt%であった。
比較例2
ポリオールとしてエチレングリコールを0.4モル添加した以外は、比較例1に従い反応を行った。
β−メトキシプロピオン酸メチルの転化率は54wt%、β−メトキシ−N,N−ジメチルプロピオンアミドへの選択率は62wt%であった。
[連続的合成]
以下の実施例では、下記式のようにアクリル酸エステルからβ−アルコキシプロピオン酸エステルを合成し、そのままジメチルアミンガスを吹き込み、β−アルコキシプロピオンアミドを合成した。
Figure 2008102615
(式中、R、Rはそれぞれメチル基である。)
実施例5
滴下ロート、ジムロート及び温度計付きの200mlの撹拌機付き4ツ口フラスコに、メタノール41.33g(1.29モル)と塩基性触媒であるナトリウムメトキシド1.30g(0.024モル)を添加した。
アクリル酸メチル74.04g(0.86モル)を秤量し、滴下ロートから徐々に滴下した。アクリル酸メチルを少量滴下すると発熱するので、氷水で冷却しながら40℃の反応温度に制御し、滴下時間を1時間、その後反応を1時間行った。
その後、室温下(約20℃)フラスコ内にナトリウムメトキシド0.39g(0.007モル)を添加し、その後、ジメチルアミンガスを流通系にて吹き込んだ。反応は大気圧下で4時間反応させたが、ジメチルアミンを吹き込んだ後、反応温度は最高50℃まで上昇した。
反応終了後の生成液をフラスコから取り出し、りん酸(85%水溶液)を2.46g(0.024モル)添加し中和を行った。
中和後は、吸引ろ過を行い、触媒の中和塩である固形物をろ別し、目的物であるβ−メトキシ−N,N−ジメチルプロピオンアミドの溶液を得た。この溶液をGCで分析した結果、アクリル酸メチルの転化率は98wt%、β−メトキシ−N,N−ジメチルプロピオンアミドへの選択率は80wt%であった。
実施例5及び後述する実施例6−8について、反応条件及び結果を表3に示す。
Figure 2008102615
実施例6
アミド化反応時に、ジメチルアミンを吹き込む前に、ナトリウムメトキシド0.39g(0.007モル)とポリオールとしてエチレングリコール43.4g(0.7モル)を添加し、反応温度を60℃とした以外は、実施例5に従い反応を行った。
アクリル酸メチルの転化率は98wt%、β−メトキシ−N,N−ジメチルプロピオンアミドへの選択率は95wt%であった。
実施例7
アミド化反応時に、ジメチルアミンを吹き込む前に、ナトリウムメトキシド0.39g(0.007モル)とポリオールとしてグリセリン64.5g(0.7モル)を添加した以外は、実施例6に従い反応を行った。
アクリル酸メチルの転化率は95wt%、β−メトキシ−N,N−ジメチルプロピオンアミドへの選択率は92wt%であった。
実施例8
メタノールの量を27.55g(0.86モル)にし、アミド化反応時にナトリウムメトキシドを添加しなかった以外は、実施例5と同様にして反応を行い、β−メトキシ−N,N−ジメチルプロピオンアミドを得た。
アクリル酸メチルの転化率は91wt%、β−メトキシ−N,N−ジメチルプロピオンアミドへの選択率は62wt%であった。
本発明の製造では、穏やかな条件下、短時間にてβ−アルコキシプロピオンアミド類を高い収率で得られる。また、比較的安価なアクリル酸エステルと脂肪酸アルコールから効率よく製造できるため、β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法として極めて有用である。

Claims (9)

  1. 塩基性触媒の存在下、又は塩基性触媒とポリオールの存在下にて、β−アルコキシプロピオン酸エステル類と、アミン類を反応させる工程を含む、下記式(I)で表されるβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
    Figure 2008102615
    (式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基であり、R及びRはそれぞれ、水素、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、メトキシメチル基又はグリシジル基である。)
  2. 塩基性触媒の存在下、アクリル酸エステル類と脂肪族アルコールを反応させて、前記β−アルコキシプロピオン酸エステル類を合成する工程を有する、請求項1に記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
  3. マイケル付加反応により、塩基性触媒の存在下にて前記アクリル酸エステル類と脂肪族アルコールからβ−アルコキシプロピオン酸エステル類を合成し、
    引き続き、前記β−アルコキシプロピオン酸エステル類にアミン類を反応させる、請求項2に記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
  4. 前記マイケル付加反応の仕込み時における、前記脂肪族アルコールとアクリル酸エステル類のモル比(脂肪族アルコール/アクリル酸エステル類)を1.0〜2.0とする請求項3に記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
  5. 前記アクリル酸エステル類が下記式(II)で表される化合物である請求項2〜4のいずれかに記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
    Figure 2008102615
    (式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基である。)
  6. 前記脂肪族アルコールが炭素数1〜8の脂肪族アルコールである請求項2〜5のいずれかに記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
  7. 前記アミン類が下記式(III)で表される化合物である請求項1〜6のいずれかに記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
    Figure 2008102615
    (式中、R及びRはそれぞれ、水素、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、メトキシメチル基又はグリシジル基である。)
  8. 前記ポリオールがエチレングリコール又はグリセリンである請求項1に記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
  9. 前記Rが炭素数1〜6のアルキル基である請求項1〜8のいずれかに記載のβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法。
JP2009500123A 2007-02-20 2008-01-30 β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法 Expired - Fee Related JP5188492B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009500123A JP5188492B2 (ja) 2007-02-20 2008-01-30 β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039383 2007-02-20
JP2007039383 2007-02-20
JP2009500123A JP5188492B2 (ja) 2007-02-20 2008-01-30 β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法
PCT/JP2008/051332 WO2008102615A1 (ja) 2007-02-20 2008-01-30 β-アルコキシプロピオンアミド類の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008102615A1 true JPWO2008102615A1 (ja) 2010-05-27
JP5188492B2 JP5188492B2 (ja) 2013-04-24

Family

ID=39709894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009500123A Expired - Fee Related JP5188492B2 (ja) 2007-02-20 2008-01-30 β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8338645B2 (ja)
EP (1) EP2123631B1 (ja)
JP (1) JP5188492B2 (ja)
KR (1) KR101410256B1 (ja)
CN (1) CN101616889B (ja)
TW (1) TWI471290B (ja)
WO (1) WO2008102615A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5331469B2 (ja) * 2008-12-10 2013-10-30 出光興産株式会社 β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法
JP2010222262A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Idemitsu Kosan Co Ltd アルコキシn,n−ジアルキル酢酸アミドの製造方法、及びポリマー溶液
US8748659B2 (en) * 2009-05-01 2014-06-10 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Method for producing alpha,beta-unsaturated carboxylic acid-N,N-disubstituted amide and method for producing 3-alkoxycarboxylic acid-N,N-disubstituted amide
DE102009031058A1 (de) * 2009-06-30 2011-01-27 Clariant International Ltd. Kontinuierliches Verfahren zur Herstellung von Amiden aromatischer Carbonsäuren
JP5208085B2 (ja) * 2009-10-14 2013-06-12 日東電工株式会社 感光性樹脂組成物およびそれを用いた金属支持体付回路基板の製法、ならびに金属支持体付回路基板
JP5574099B2 (ja) * 2010-05-26 2014-08-20 セイコーエプソン株式会社 インクジェット捺染用インク組成物およびインクジェット捺染方法
JP2011246571A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Seiko Epson Corp インクジェット記録用非水系インク組成物およびインクジェット記録方法
JP5601075B2 (ja) * 2010-08-04 2014-10-08 株式会社リコー インクジェット用インク、並びにインクカートリッジ、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置及びインク記録物
JP5700195B2 (ja) * 2010-09-03 2015-04-15 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録用非水系インク組成物、インクセット、およびインクジェット記録方法
IN2014DN05779A (ja) 2011-12-15 2015-04-10 Fujifilm Hunt Chemicals Us Inc
CN104203905A (zh) * 2012-04-11 2014-12-10 出光兴产株式会社 β-烷氧基丙酰胺类的制造方法
JP5744339B2 (ja) 2012-09-27 2015-07-08 富士フイルム株式会社 インク組成物、インクセット、及び画像形成方法
EP2931771B1 (de) 2012-12-15 2016-09-07 BYK-Chemie GmbH Komposition zur rheologiesteuerung
JP5752734B2 (ja) 2013-03-29 2015-07-22 富士フイルム株式会社 インクジェット用インク組成物、インクセット、及び画像形成方法
JP5905500B2 (ja) 2013-07-09 2016-04-20 富士フイルム株式会社 インクジェット用インクセット、及び画像形成方法
DE102014104223A1 (de) * 2014-03-26 2015-10-01 Elantas Italia S.R.L. Neues Lösemittel für Polyamidimide und Polyimide
WO2016159236A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 積水メディカル株式会社 血清または血漿分離用組成物、並びに血液採取容器
CN108516936A (zh) * 2018-05-25 2018-09-11 深圳市普利凯新材料股份有限公司 一种制备4-丁氧基丙酸丁酯的方法
CN115504899A (zh) * 2022-10-13 2022-12-23 苏州祺添新材料有限公司 一种n,n-二烷基-3-甲氧基丙酰胺的合成工艺

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3914303A (en) 1972-09-01 1975-10-21 Cpc International Inc Preparation of N,N-dialkylacylamides
JPH0248559A (ja) * 1988-08-10 1990-02-19 Mitsui Toatsu Chem Inc 不飽和カルボン酸アミドの製造方法
JPH082850B2 (ja) * 1988-09-20 1996-01-17 三井東圧化学株式会社 不飽和カルボン酸アミドの製造方法
JP3976831B2 (ja) 1997-03-31 2007-09-19 株式会社興人 N,n−ジメチルアクリルアミドの製造法
JP4377594B2 (ja) * 2003-02-19 2009-12-02 出光興産株式会社 β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法
JP4279088B2 (ja) 2003-07-17 2009-06-17 出光興産株式会社 β−アルコキシプロピオンアミド類、溶剤、洗浄剤および液状薬剤組成物、並びにβ−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2123631B1 (en) 2012-07-18
CN101616889B (zh) 2013-08-21
TWI471290B (zh) 2015-02-01
JP5188492B2 (ja) 2013-04-24
KR101410256B1 (ko) 2014-06-20
US8338645B2 (en) 2012-12-25
WO2008102615A1 (ja) 2008-08-28
CN101616889A (zh) 2009-12-30
KR20090110890A (ko) 2009-10-23
US20100076223A1 (en) 2010-03-25
EP2123631A1 (en) 2009-11-25
EP2123631A4 (en) 2010-06-23
TW200848390A (en) 2008-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5188492B2 (ja) β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法
JP5331469B2 (ja) β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法
JP6434980B2 (ja) アダマンタンアミド製造方法
AU2018260728B2 (en) Process for the preparation of deuterated ethanol from D2
JP4377594B2 (ja) β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法
JP2009185079A (ja) β−アルコキシプロピオンアミド類の製造方法
JP2007230967A (ja) アルキルアミノプロピオン酸アミド誘導体の製造方法
ES2371063T3 (es) Método para producir 2-(alquil)cicloalquenona.
CA2522748A1 (en) Synthesis of 2-hydroxy-n,n-dimethyl-3-[[2-[1(r)-(5-methyl-2-furanyl)propyl]amino]-3,4-dioxo-1-cyclobuten-1-yl]amino]benzamide
EP2990399B1 (en) Improved process for the preparation of lacosamide
WO2009054210A1 (en) Process for producing toluidine compound
JP5507147B2 (ja) ピリミジニルアルコール誘導体の製造方法及びその合成中間体
JP3770942B2 (ja) ポリオキシアルキレン脂肪酸アミドの製造方法
JP2007182426A (ja) テトラフルオロテレフタル酸ジフルオライドの製造方法
JPH09157234A (ja) 脂肪酸アルカノールアミドの製造方法
JP2010209027A (ja) 水中での脱水縮合によるエステル製造方法
JP2003183267A (ja) 光学的に純粋な(r)−体または(s)−体のテトラヒドロフラニルケトンの製造方法
JP2008120759A (ja) エーテル基を有するβ−ジケトン化合物の製造法
JP2017114820A (ja) 1−アミノ−3,5−ジメチルアダマンタン塩酸塩の製造方法
JP2006241153A (ja) アルキレングリコールの製造方法
WO2007066532A1 (ja) テトラフルオロテレフタル酸ジフルオライドの製造方法
JP2007182427A (ja) テトラフルオロテレフタル酸ジフルオライドの製造法
JPS5924142B2 (ja) 酸アミドの製造方法
JP2008162990A (ja) 2,2,2−トリフルオロエチルアミンの製造方法
JP2006052164A (ja) (4e)−5−クロロ−2−(1−メチルエチル)−4−ペンテン酸エステルの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20121213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees