JPWO2008096535A1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

画像表示装置を有する機種と有しない機種との間で、特に、電気制御系統において可能な限り部品を共通化することにより、開発コストの削減を図ることができ、またリサイクル、リユース等のための資源効率を高めることができる遊技機を提供する。液晶制御基板32を備える液晶表示装置を収納可能な収納部に、液晶制御基板32のコネクタCN13と同じコネクタであるコネクタCN10を備えると共に複数の発光ダイオード(LED)がコネクタCN10の各端子に分散して接続された発光体基板100を収納する。この発光体基板100は、遊技の演出の制御を行う演出制御基板80から送られてくるLEDの点灯を制御する複数の点灯制御信号を液晶制御基板32のコネクタCN13と同じコネクタであるコネクタCN10で受信する。

Description

本発明は、液晶表示等の演出用の画像表示装置を備えるパチンコ遊技機や回胴式遊技機等の遊技機に関するものである。
パチンコ機やパチスロ機等の遊技機には、液晶表示等の演出用の画像表示装置により画像演出を見せるタイプのもの(以下、タイプ1とも称する。)と、画像表示装置を設けずに演出は音やランプ等の光を使う程度にして遊技そのものを重視する傾向の強いタイプのもの(以下、タイプ2とも称する。)と、がある。遊技機メーカは、両方のタイプの遊技機を市場に提供しており、従来は、これらの遊技機は、その遊技仕様ばかりでなく、その筐体も含めてそれぞれ別々に開発されていた。
日本国特許出願公開2003−275390号公報 国際出願W0 2006/059710A号公報
しかしながら、これら両タイプの遊技機の筐体をそれぞれ個別に開発するのは、開発コストがかかる上に、筐体に使用される部品が大幅に異なる場合が多く、資源効率も悪く、リサイクル、リユースの観点からも問題がある。例えば、タイプ2の遊技機をタイプ1の遊技機に変更する場合、新たに液晶表示装置(画像表示装置)用の配線やコネクタが必要となり、また配線やコネクタだけでなく、演出制御基板やサブ中継基板も交換しなければならなくなる。
尚、演出用の液晶表示装置を搭載したタイプ1の遊技機において、発光ダイオード(light-emitting diode、以下「LED」とも称する。)等の点灯を制御するための電飾系の信号についてシリアル送信を行なうことにより、配線の有効利用を図ったものとして、例えばWO2006/059710号があるが、かかるシリアル送信方式を液晶表示装置の無いタイプ2の遊技機に適用して、すべてのランプの点灯を制御しようとすると、回路構成等で大幅な変更を要する。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、画像表示装置を有する機種と有しない機種との間で、特に、電気制御系統において可能な限り部品を共通化することにより、開発コストの削減を図ることができ、またリサイクル、リユース等のための資源効率を高めることができる遊技機を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技の演出を画像を用いて行うための画像表示装置を収納可能な収納部に、複数の発光素子が配置された発光体基板を収納し、この発光体基板に画像表示装置の外部接続用端子と同じ外部接続用端子を設け、この外部接続用端子の各端子に分散して複数の発光素子を接続し、発光体基板が、遊技の演出の制御を行う演出制御手段から送られてくる発光素子の点灯を制御する点灯制御信号を外部接続用端子で受信するように構成した。
本発明に係る遊技機は、かかる構成により、演出制御手段から画像表示装置に制御信号を送るための配線を、演出制御手段から発光体基板に制御信号を送るための配線として使用することができ、画像表示装置と発光体基板との交換を容易に行なうことができると共に、発光体基板に配置された各発光素子を各端子に接続された発光素子毎に個別に点灯制御することができる。しかも、画像表示装置を有する機種と有しない機種との間で上記配線を共用することができるので、リサイクル、リユース等のための資源効率を高めることができる。
また、本発明に係る遊技機では、発光体基板には、赤色発光の発光素子、緑色発光の発光素子及び青色発光の発光素子の組から構成される3原色発光ダイオードが等間隔で配列されている。
本発明に係る遊技機は、かかる構成により、更に、各発光素子の点灯を個別に制御することができるので、3原色発光ダイオードにおいて白色を含む任意の発光色を得ることができる。
また、本発明に係る遊技機では、発光体基板の前面には文字又は画像パターンが形成された表示パネルが設けられている。
本発明に係る遊技機は、かかる構成により、更に、発光素子又は3原色発光ダイオードを白色光で発光させる場合でも、蛍光管や冷陰極管に比べて少ない消費電力で広範囲に渡りほぼ均等な輝度で表示パネルを裏面から照明することができる。
更に、本発明に係る遊技機では、発光体基板の外部接続用端子は、画像表示装置が電源の供給を受けるための電源用の外部接続用端子と同じ電源用の外部接続用端子を含むものである。
本発明に係る遊技機は、かかる構成により、更に、発光素子の点灯を制御する点灯制御信号用の外部接続用端子だけでなく、発光体基板に電源を供給するための電源用の外部接続用端子についても共通化を図ることができる。
更に、本発明に係る遊技機は、画像表示装置の収納部に発光体基板を収納したときに、発光体基板の外部接続用端子に余った端子がある場合には、当該余った端子を直接、或いは抵抗を介してアースに接続するように構成した。
本発明に係る遊技機は、かかる構成により、更に、画像表示装置の収納部に発光体基板を収納したときに、発光体基板の外部接続用端子に空き端子が発生しないので、外部接続用端子の空き端子を使用した不正行為の介在を防止することができる。
更に、本発明に係る遊技機では、発光体基板に設けられた外部接続用端子は、画像表示装置の外部接続用端子と同一の端子数、同一の形状、及び、同一の大きさで構成されている。
本発明に係る遊技機は、かかる構成により、更に、画像表示装置を有する機種と有しない機種との間で電気制御系統における接続部品を共通化することができるので、開発コストの削減を図ることができると共にリサイクル、リユース等のための資源効率を更に高めることができる。
本発明によれば、画像表示装置を有する機種と有しない機種との間で、特に、電気制御系統において可能な限り部品を共通化することにより、開発コストの削減を図ることができ、またリサイクル、リユース等のための資源効率を高めることができる遊技機を提供することができる。
図1は本発明の一実施形態である遊技機の概略正面図である。 図2は本実施形態の遊技機の前面パネル(前扉)の概略裏面図である。 図3は本実施形態の遊技機の前面パネルを開けた状態の筐体の概略正面図である。 図4は本実施形態の遊技機の概略ブロック図である。 図5は本実施形態の遊技機における演出制御基板、サブ中継基板及び液晶制御基板の概略ブロック図である。 図6は本実施形態のサブ中継基板における各コネクタの主要端子間の配線接続状態を示す概略配線図である。 図7は本実施形態の液晶表示装置が収納される収納部に液晶表示装置に換えて収納される発光体基板における各コネクタの端子間の配線接続状態を示す概略配線図である。 図8は本実施形態の液晶表示装置の取り付け方法を説明するための概略斜視図である。 図9は本実施形態の発光体基板の取り付け方法を説明するための概略斜視図である。 図10は本実施形態の発光体基板の前面に配置される表示パネルの概略正面図である。
符号の説明
1 回胴式遊技機
2 筐体
3 前面パネル
11a 第一回胴リール
11b 第二回胴リール
11c 第三回胴リール
12 表示窓
13 メダル投入口
14 クレジット数表示部
15 MAXベットボタン
16 一枚投入ボタン
17 ベット枚数表示部
18 スタートレバー
19a 第一停止ボタン
19b 第二停止ボタン
19c 第三停止ボタン
21 精算ボタン
22 払出数表示部
23 メダル放出口
24 メダル受皿
25 払出装置
30 画像表示部(画像表示装置)
31 液晶パネル
32 液晶制御基板
40 電飾表示部
41 トップLED基板
41a トップLED中央基板
41b トップLED右基板
41c トップLED左基板
42 左サイドLED基板
43 右サイドLED基板
44 左パネルLED基板
45 右パネルLED基板
46a,46b,46c バックライト基板
47 冷陰極管基板
47a 冷陰極管
48 左操作部LED基板
49 右操作部LED基板
50 スピーカ部
51 第一ドアスピーカ
52 第二ドアスピーカ
53 背面スピーカ
61 投入メダル検出センサ
62 MAXベットボタン操作検出センサ
63 一枚投入ボタン操作検出センサ
64 スタートレバー操作検出センサ
65a 第一停止ボタン操作検出センサ
65b 第二停止ボタン操作検出センサ
65c 第三停止ボタン操作検出センサ
66a 第一回胴リール駆動部
66b 第二回胴リール駆動部
66c 第三回胴リール駆動部
70 主制御基板
71 ROM
72 RAM
73 CPU
80 演出制御基板(演出制御手段)
81 ROM
82 RAM
83 CPU
84 音源LSI
85 音源データROM
86 パワーアンプ
90 サブ中継基板
100 発光体基板
101,102 表示灯駆動回路
110 液晶表示装置(画像表示装置)
111 ケース
111a 取付部
112 ビス
121 サブ中継基板用ケース
122,123 ビス
130 発光体基板ケース
130a 取付部
131 ビス
140 表示パネル
LED1〜LED18 3色発光のカラー用LED(3原色発光ダイオード)
CN1〜CN13 コネクタ(外部接続用端子)
以下に、図面を参照して、本願に係る発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態である遊技機の概略正面図、図2はその遊技機の前面パネル(前扉)の概略裏面図、図3はその遊技機の前面パネルを開けた状態の筐体の概略正面図、図4はその遊技機の概略ブロック図、図5はその遊技機における演出制御基板、サブ中継基板及び液晶制御基板の概略ブロック図である。ここでは、遊技機が、いわゆるパチスロ機といわれる回胴式遊技機である場合について説明する。
本実施形態の回胴式遊技機1は、図1乃至図5に示すように、後述する主制御基板70や回胴リール11a,11b,11cなどを収納する筐体2と、LEDを用いた電飾表示部40などが設けられた、開閉自在に構成された前面パネル(前扉)3とを備えている。具体的には、本実施形態の回胴式遊技機1は、第一回胴リール11a,第二回胴リール11b,第三回胴リール11cと、表示窓12と、メダル投入口13と、クレジット数表示部14と、MAXベットボタン15と、一枚投入ボタン16と、ベット枚数表示部17と、スタートレバー18と、第一停止ボタン19a,第二停止ボタン19b,第三停止ボタン19cと、精算ボタン21と、払出数表示部22と、メダル放出口23と、メダル受皿24と、払出装置25と、画像表示部(画像表示装置)30と、電飾表示部40と、スピーカ部50と、投入メダル検出センサ61と、MAXベットボタン操作検出センサ62と、一枚投入ボタン操作検出センサ63と、スタートレバー操作検出センサ64と、第一停止ボタン操作検出センサ65a,第二停止ボタン操作検出センサ65b,第三停止ボタン操作検出センサ65cと、第一回胴リール駆動部66a,第二回胴リール駆動部66b,第三回胴リール駆動部66cと、主制御基板70と、演出制御基板80と、サブ中継基板90とを備える。
図1及び図3に示すように、回胴式遊技機の中央部のやや上側には、第一回胴リール11a、第二回胴リール11b、第三回胴リール11cが配設されている。各回胴リール11a,11b,11cは、複数の図柄を一列に配した図柄列を有しており、回転可能に構成されている。これらの回胴リール11a,11b,11cは、複数の図柄を変動させる変動表示及びその変動表示を停止させる停止表示が可能な図柄表示手段としての役割を果たすものである。第一回胴リール11aは第一回胴リール駆動部66aにより駆動され、第二回胴リール11bは第二回胴リール駆動部66bにより駆動され、そして、第三回胴リール11cは第三回胴リール駆動部66cにより駆動される。ここで、各回胴リール駆動部66a,66b,66cとしては、例えばステッピングモータが用いられる。これら回胴リール駆動部66a,66b,66cの制御は、主制御基板70により行われる。尚、主制御基板70は、各回胴リール11a,11b,11cが表示窓12内の所定の位置に表示している図柄をステッピングモータのステップ数で把握することが可能であり、かかる表示図柄の把握には公知の方法が用いられる。
各回胴リール11a,11b,11cに配される図柄には、例えば、赤色の数字「7」図柄(赤7図柄)、青色の数字「7」図柄(青7図柄)、BAR図柄、リプレイ図柄、スイカ図柄、ベル図柄、チェリー図柄等がある。各回胴リール11a,11b,11cの外周には、これらの図柄が合計21個若しくはそれ以下の個数、配されている。また、回胴リール11a,11b,11c毎に各図柄の数及び図柄の配置順序は異なっている。
表示窓12は回胴リール11a,11b,11cの前面に設けられた透明な窓部である。この表示窓12は、三つの回胴リール11a,11b,11cの停止時に回胴リールの回転方向に沿って三つの図柄を、その回転方向に直交する方向に沿って三つの図柄を表示することができる。すなわち、遊技者は、図1に示すように、第一回胴リール11a、第二回胴リール11b、第三回胴リール11cの停止時において表示窓12からそれぞれの回胴リール11a,11b,11cに付された三つの図柄(合計九つの図柄)を目視することができる。
回胴式遊技機では、三つの回胴リール11a,11b,11cの停止時に表示される図柄を、各種の役に対応する図柄の組合せに揃えるというゲーム(遊技)が行われる。すなわち、三つの回胴リール11a,11b,11cの回転を開始し、三つの回胴リール11a,11b,11cを停止したときに、複数種類の役のうちいずれかの役に対応する図柄の組合せが表示窓12に停止表示されれば、ゲームの結果は当該役の入賞となる。
メダル投入口13は、遊技者がメダル(遊技媒体)を投入するための投入口である。投入メダル検出センサ61はメダル投入口13の内部に設けられており、メダルがメダル投入口13に投入されたことを検出するものである。投入メダル検出センサ61からの検出信号は主制御基板70に送られる。主制御基板70は、かかる投入メダル検出センサ61からの検出信号に基づいて、メダルが何枚投入されたのかを認識することができる。
表示窓12のすぐ下側には、クレジット数表示部14が設けられている。クレジット数表示部14は、メダルのクレジット数(貯留数)を所定の範囲内(例えば50枚以内)で表示するものである。主制御基板70は、ゲームの結果が所定の役の入賞になると、その役に対応して払い出されるメダルの払出枚数を現在のクレジット数に加算し、その加算した数をクレジット数表示部14に表示させる。
本実施形態の回胴式遊技機では、メダルを1枚、2枚又は3枚投入することにより、一回のゲームを行うことができる。1枚、2枚又は3枚のメダルを投入することは、ゲームを行うための条件である。このため、遊技者は、ゲームを行う際に、1枚、2枚又は3枚のメダルをメダル投入口13から投入するか、或いは、現在のメダルのクレジット数からメダル1枚分、メダル2枚分又はメダル3枚分のクレジット数を使用しなければならない。
MAXベットボタン15及び一枚投入ボタン16は、メダル投入口13から実際にメダルを投入することに代えて、クレジットされているメダルの中から1枚、2枚又は3枚のメダルを使用してゲームを行う旨を指示するための遊技指示手段である。MAXベットボタン15及び一枚投入ボタン16は、表示窓12の左下側に設けられている。MAXベットボタン15は、クレジットされているメダルの中から3枚のメダルを使用してゲームを行うことを指示するボタンであり、また、一枚投入ボタン16は、クレジットされているメダルの中から1枚、2枚又は3枚のメダルを使用してゲームを行うことを指示するボタンである。具体的には、一枚投入ボタン16を一回押すことにより、クレジットされているメダルの中から1枚のメダルを使用してゲームを行うことが指示され、一枚投入ボタン16を二回押すことにより、クレジットされているメダルの中から2枚のメダルを使用してゲームを行うことが指示され、そして、一枚投入ボタン16を三回押すことにより、クレジットされているメダルの中から3枚のメダルを使用してゲームを行うことが指示される。すなわち、一枚投入ボタン16を三回押すことは、MAXベットボタン15を一回押すことと同じである。
MAXベットボタン操作検出センサ62はMAXベットボタン15が押されたことを検出するものであり、一枚投入ボタン操作検出センサ63は一枚投入ボタン16が押されたことを検出するものである。各ボタン操作検出センサ62,63からの検出信号は、主制御基板70に送られる。主制御基板70は、かかる検出信号を受けると、何枚のメダルを使用してゲームを行うのかを認識すると共に、現在のクレジット数からその認識したメダル枚数分のクレジット数を減算し、その減算した数をクレジット数表示部14に表示させる。
表示窓12の左下側には、ベット枚数表示部17が設けられている。かかるベット枚数表示部17は、当該ゲームに使用するメダルの枚数を表示するものである。具体的には、一枚投入ボタン16が一回押されると、主制御基板70は、ベット枚数表示部17の「一」の部分に対応するランプを点灯させる。一枚投入ボタン16が二回押されると、主制御基板70は、ベット枚数表示部17の「二」の部分に対応するランプを点灯させる。そして、一枚投入ボタン16が三回押され、又はMAXベットボタン15が押されると、主制御基板70は、ベット枚数表示部17の「三」の部分に対応するランプを点灯させる。
スタートレバー18は、ゲームを開始する旨を指示するために遊技者が操作するものである。メダル投入口13から一回のゲームを行うのに必要な枚数のメダルが投入されるか、又は、既に一回のゲームを行うのに必要な枚数のメダルがクレジットされている状態でMAXベットボタン15の操作、若しくは一枚投入ボタン16の必要回数の操作のうちいずれかの操作が行われることにより、スタートレバー18の操作が可能となる。ここで、一回のゲームは、スタートレバー18が操作されることにより開始し、三つの停止ボタン19a,19b,19cがすべて押されることにより終了する。スタートレバー操作検出センサ64は、スタートレバー18が操作されたことを検出するものである。スタートレバー操作検出センサ64は、スタートレバー18が操作されたことを検出すると、ゲーム開始信号を主制御基板70に送る。
主制御基板70は、投入メダル検出センサ61、MAXベットボタン操作検出センサ62、一枚投入ボタン操作検出センサ63のいずれかから信号が送られて、ゲームを行うのに必要な枚数のメダルが投入されていることを認識しているときに、スタートレバー操作検出センサ64からゲーム開始信号を受けると、ゲーム開始の処理を行う。具体的には、主制御基板70は、ゲーム開始信号を受けると、乱数値を取得し、その乱数値に基づいて役の抽選処理を行うと共に、前回のゲーム開始信号の受信時から4.1秒以上経過していれば直ちに、4.1秒経過前であれば4.1秒経過後に、三つの回胴リール11a,11b,11cの回転動作を開始する。このように、スタートレバー18は、三つの回胴リール11a,11b,11cの変動表示動作を開始する契機を与える変動指示手段としての役割を果たしている。
第一停止ボタン19aは第一回胴リール11aの回転動作の停止を指示するためのものであり、第二停止ボタン19bは第二回胴リール11bの回転動作の停止を指示するためのものであり、第三停止ボタン19cは第三回胴リール11cの回転動作の停止を指示するためのものである。すなわち、各停止ボタン19a,19b,19cは、当該回胴リールが停止表示する契機を与える停止指示手段としての役割を果たす。また、第一停止ボタン操作検出センサ65aは第一停止ボタン19aが押されたことを検出するものであり、第二停止ボタン操作検出センサ65bは第二停止ボタン19bが押されたことを検出するものであり、第三停止ボタン操作検出センサ65cは第三停止ボタン19cが押されたことを検出するものである。各停止ボタン操作検出センサ65a,65b,65cからの検出信号は、主制御基板70に送られる。主制御基板70は、停止ボタン操作検出センサ65a,65b,65cからの検出信号を受けると、当該停止ボタン操作検出センサに対応する回胴リールの回転動作を所定の制御方法により停止する。
本実施形態では、三つの回胴リール11a,11b,11cを停止させて所定の図柄を揃えるための入賞ラインが五つ設定されている。すなわち、表示窓12の上部、中央部、下部のそれぞれを通り水平方向に延びた三つのラインと、表示窓12の左上から右下に向かって延びるラインと、表示窓12の左下から右上に向かって延びるラインとである。メダルを何枚賭けるかに応じて、有効な入賞ラインが異なる。1枚のメダルを使用してゲームを行う場合には、表示窓12の中央部を通り水平方向に延びる一つの入賞ラインだけが有効な入賞ラインとなる。2枚のメダルを使用してゲームを行う場合には、表示窓12の上部、中央部、下部のそれぞれを通り水平方向に延びた三つの入賞ラインだけが有効な入賞ラインとなる。そして、3枚のメダルを使用してゲームを行う場合には、五つの入賞ラインすべてが有効な入賞ラインとなる。三つの回胴リール11a,11b,11cが停止したときに、五つの入賞ラインのうち有効な入賞ライン上に所定の図柄の組合せが揃えば、ゲームの結果はその組合せに対応する役の入賞となる。尚、投入メダルの枚数に応じた有効な入賞ラインは上記の例に限られるものではなく、投入メダルの枚数に対し、種々の入賞ラインを有効な入賞ラインとして定義することができる。また、入賞ラインは上記五つのラインに限られるものではなく、例えば、回胴リール11a,11b,11cに対応する表示窓12の各部分をそれぞれ11a、11b、11cと表し、表示窓12の上部、中央部、下部をそれぞれ上、中、下と表すこととした場合、「11a上・11b中・11c上」、「11a中・11b上・11c上」、「11a中・11b中・11c上」、「11a中・11b中・11c下」、「11a中・11b下・11c下」、「11a下・11b中・11c下」等の各ラインを入賞ラインとして定義することができる。
役の種類には、ベル小役と、チェリー小役と、スイカ小役と、リプレイ役と、ビッグボーナス(BB)と、チャレンジタイムビッグボーナス(CT)とがある。このうち、ベル小役、チェリー小役及びスイカ小役は、小当りである小役と称されるものである。主制御基板70による役の抽選処理によりベル小役に当選したときには、遊技者は当該ゲームにおいて三つのベル図柄を有効な入賞ライン上に揃えることが可能になる。そして、三つのベル図柄が有効な入賞ライン上に揃うと、ベル小役の入賞となる。また、主制御基板70による役の抽選処理によりチェリー小役に当選したときには、遊技者は当該ゲームにおいて第一回胴リール11aに配されたチェリー図柄を表示窓12内のいずれかの位置に停止表示させることが可能になる。そして、第一回胴リール11aに配されたチェリー図柄が表示窓12内のいずれかの位置に停止表示されると、チェリー小役の入賞となる。更に、主制御基板70による役の抽選処理によりスイカ小役に当選したときには、遊技者は当該ゲームにおいて三つのスイカ図柄を有効な入賞ライン上に揃えることが可能になる。そして、三つのスイカ図柄が有効な入賞ライン上に揃うと、スイカ小役の入賞となる。このように小役に入賞すると、当該小役の種類に応じて所定枚数のメダルが払い出される。
また、主制御基板70による役の抽選処理によりリプレイ役に当選したときには、遊技者は当該ゲームにおいて三つのリプレイ図柄を有効な入賞ライン上に揃えることが可能になる。そして、三つのリプレイ図柄が有効な入賞ライン上に揃うと、リプレイ役の入賞となる。リプレイ役に入賞すると、回胴式遊技機は、再遊技の状態、すなわち、今回のゲームで使用したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されたものとみなされ、遊技者が新たにメダルを投入することなく、再度、ゲームを行うことが可能な状態となる。尚、本実施形態では、リプレイ役はメダルの払出しがないことから、リプレイ役を小役に含めていないが、次のゲームのための新たなメダルの投入操作が不要なので、そのゲームに使用したメダルが払い出されたと仮定して、リプレイ役を小役として取扱うことも可能である。
BB及びCTは、いわゆるボーナスと称される大役である。主制御基板70による役の抽選処理によりBBに当選すると、遊技者は、三つの赤7図柄を有効な入賞ライン上に揃えることができるようになる。三つの赤7図柄が有効な入賞ライン上に揃うと、BBの入賞となる。BBに入賞すると、回胴式遊技機では、BBゲームが実行される。BBゲームでは、小役の当選確率が飛躍的に向上して、遊技者が短期間に多量のメダルを獲得することができる。このBBゲームは、メダルの累積払出枚数が例えば345枚を超えたときに終了する。また、主制御基板70による役の抽選処理によりCTに当選すると、遊技者は、三つの青7図柄を有効な入賞ライン上に揃えることができるようになる。この三つの青7図柄が有効な入賞ライン上に揃うと、CTの入賞となる。CTに入賞すると、回胴式遊技機では、CTゲームが実行される。CTゲームでは、リール制御が特殊な制御状態となり、役の抽選結果に関係なく、遊技者の技量次第でいずれの小役をも有効な入賞ライン上に揃えることができるようになる。このCTゲームは、メダルの累積払出枚数が例えば150枚を超えたときに終了する。
払出数表示部22は、各ゲームにおいてそのゲームの結果に応じて払い出されるメダルの払出枚数を表示するものである。払出数表示部22の制御は主制御基板70により行われる。メダル放出口23からは、例えば、遊技者が精算ボタン21を押した場合にそのときのクレジット数に対応する数のメダルが放出される。メダル受皿24は、メダル放出口23から放出されるメダルを蓄積するための皿である。また、払出装置25は、所定の回転機構(不図示)を利用してメダルを一枚ずつメダル放出口23から払い出す装置である。かかる払出装置25の動作は、主制御基板70により制御される。
画像表示部30は、表示窓12の上側に設けられている。実際、前面パネル3の裏側には画像表示部30を収納可能な収納部が設けられており、画像表示部30はこの収納部に収納されている。本実施形態では、画像表示部30として液晶表示装置を用いている。かかる画像表示部30は、図1、図4及び図5に示すように、液晶パネル31と、液晶パネル31を制御する液晶制御基板32とを有する。画像表示部30は、複数の文字、数字、図形やキャラクター等の画像を変動表示することにより、役の成立の予告、所定の情報の告知、その他の遊技に関わる演出を行う。例えば、大当り確定を予告するプレミアム演出を行ったり、有効な入賞ライン上に揃えるべき図柄の種類を告知したりする。この画像表示部30の演出制御は、主制御基板70からのコマンド(指令信号)に基づいて演出制御基板80により行われる。
次に電飾用表示灯が配置された電飾表示部40について説明する。電飾表示部40は、電飾用表示灯(本実施形態ではLED)を用いて、各種の遊技状態を報知したり、遊技に関する演出を行ったりするものである。かかる電飾表示部40は、図1及び図4に示すように合計7個のLED基板を備えている。すなわち、本実施形態では、回胴式遊技機1の前面パネル3の上端部裏側に設けられたトップLED基板41と、前面パネル3の左側部裏側であってその外周部に設けられ左サイドLED基板42と、前面パネル3の右側部裏側であってその外周部に設けられた右サイドLED基板43と、前面パネル3の中央部の左側部裏側であって左サイドLED基板42より中央寄りの位置に設けられた左パネルLED基板44と、前面パネル3の中央部の右側部裏側であって右サイドLED基板43より中央寄りの位置に設けられた右パネルLED基板45と、前面パネル3の裏側であって表示窓12の左側下方に設けられた左操作部LED基板48と、前面パネル3の裏側であって表示窓12の右側下方に設けられた右操作部LED基板49とを備えている。
ここで、トップLED基板41、左サイドLED基板42、右サイドLED基板43、左パネルLED基板44、右パネルLED基板45、左操作部LED基板48、右操作部LED基板49の各基板に搭載されたLEDユニットは、遊技者に向けて点灯表示するように設けられている。また、以下では、トップLED基板41、左サイドLED基板42、右サイドLED基板43、左パネルLED基板44、右パネルLED基板45、左操作部LED基板48及び右操作部LED基板49をまとめて、「電飾基板」とも称することにする。
電飾表示部40の制御は、主制御基板70からのコマンドに基づいて演出制御基板80により行われる。具体的には、演出制御基板80は、主制御基板70からの演出コマンドに基づいて所定のシリアルな点灯指令信号を生成し、その点灯指令信号をサブ中継基板90に送信する。サブ中継基板90は、演出制御基板80からの点灯指令信号を中継して或いはパラレル信号に変換して電飾基板に送出する。以下では、サブ中継基板90が演出制御基板80からの点灯指令信号をパラレル信号に変換して電飾基板に送出する場合を考えることにする。なお、本実施形態では、演出制御基板80は、図3に示すように筐体2を正面から見たときに回胴リールの左側に配置され、またサブ中継基板90は、図2に示すように前面パネル3の裏側に配置されている。実際、サブ中継基板90は、画像表示部30の背部に取り付けられている。
トップLED基板41は、図2に示すように、前面パネル3の上端部中央部に配置されたトップLED中央基板41aと、前面パネル3の正面から見て右側部に配置されたトップLED右基板41bと、前面パネル3の正面から見て左側部に配置されたトップLED左基板41cとを備えている。トップLED中央基板41aには、24個の白色(単色)発光のLEDを有するLEDユニットが搭載されている。トップLED右基板41b及びトップLED左基板41cにはそれぞれ、18個の3色(赤、緑、青)発光のカラー用LEDを有するLEDユニットが搭載されている。ここで、カラー用LEDは、赤色(単色)発光のLED、緑色(単色)発光のLED及び青色(単色)発光のLEDの組から構成される。
左サイドLED基板42及び右サイドLED基板43にはそれぞれ、22個の白色(単色)発光のLEDを有するLEDユニットが搭載されている。その他のLED基板、例えば左パネルLED基板44には10個の赤色(単色)発光のLEDを有するLEDユニットが搭載されている。右パネルLED基板45には6個の赤色(単色)発光のLEDを有するLEDユニットが搭載されている。左操作部LED基板48及び右操作部LED基板49には、それぞれ2個の赤色(単色)発光のLEDを有するLEDユニットが搭載されている。
また、本実施形態の回胴式遊技機には、図2、図3及び図4に示すように、バックライト基板46a,46b,46cと、冷陰極管基板47と、冷陰極管47aとが備えられている。各バックライト基板46a,46b,46cにはバックライトが搭載されている。これら三つのバックライトは、回胴リール11a,11b,11cを内側から照明するために、それぞれ、第一回胴リール11a、第二回胴リール11b、第三回胴リール11cの内部に設けられている。この三つのバックライトはバックライト基板46a,46b,46cによりそれぞれ点灯駆動される。
冷陰極管47aは、図2に示すように、前面パネル3の裏側であって表示窓12の上方に設けられている。冷陰極管47aは、主に、回胴リール11a,11b,11cに光を照射して、回胴リール11a,11b,11cに記された図柄の視認性を良くするという役割を果たす。冷陰極管基板47は、冷陰極管47aを駆動するものである。具体的に、冷陰極管基板47には、インバータ回路や高電圧発生回路等が搭載されている。冷陰極管制御信号である駆動用のパルス信号(ON信号)が演出制御基板80からサブ中継基板90を介して冷陰極管基板47に送られると、インバータ回路が駆動し、そのインバータ回路からの信号に基づいて高電圧発生回路が高電圧を発生させることにより、冷陰極管47aが点灯する。
スピーカ部50は、音により遊技に関わる演出を行うものである。スピーカ部50の制御は、主制御基板70からのコマンドに基づいて演出制御基板80により行われる。かかるスピーカ部50は、図1乃至図4に示すように、第一ドアスピーカ51と、第二ドアスピーカ52と、背面スピーカ53とを有する。第一ドアスピーカ51及び第二ドアスピーカ52はそれぞれ、前面パネル3の裏側上部の左側、右側に設けられている。すなわち、図1において、前面パネル3上部に点線で描いた円の部分が第一ドアスピーカ51及び第二ドアスピーカ52である。また、背面スピーカ53は、図3に示すように、回胴式遊技機の背面側に設けられている。
次に、主制御基板70について説明する。主制御基板70は、主に遊技内容やメダルの払出しの制御及び管理を行う。かかる主制御基板70には、複数の集積回路素子(IC)が実装されている。具体的に、主制御基板70は、図4に示すように、ROM71と、RAM72と、CPU(中央演算処理装置)73とを備える。ROM71には、遊技内容の制御等に関する各種のプログラムが格納されている。また、RAM72は、データを一時的に記憶する作業用のメモリである。
CPU73は、ROM71に格納されたプログラムを実行することにより、遊技内容の制御等を行う。例えば、CPU73は、役の抽選処理を行う。具体的に、この役の抽選処理は次のようにして行われる。ROM71には、役と乱数値との対応関係を示した抽選テーブルが格納されている。CPU73は、スタートレバー操作検出センサ64からの信号を受けると、乱数値を取得する。そして、その取得した乱数値が、抽選テーブルにおいていずれの役に該当するかを調べることにより、どの役に当選したか、いずれの役にも該当しない、いわゆる「不当選」に当選したかを決定する。CPU73は、役抽選の結果に基づいて、遊技内容の制御を行ったり、所定のコマンドを演出制御基板80に送信したりする。
また、CPU73は、三つの回胴リールの駆動を開始するリール駆動開始制御及び回胴リールの駆動を停止するリール駆動停止制御を行う。このリール駆動停止制御には、小役、リプレイ役、大役のいずれかの役に当選した場合に行われるリール引込み制御、不当選に当選した場合に行われる外れ制御等が含まれる。
リール引込み制御とは、停止ボタンが押されたときに、その押されたタイミングで有効な入賞ライン上にある図柄を含めて当該図柄から所定のコマ数(例えば、5コマ)の範囲内に当該役を構成する図柄が存在するときに、その図柄を当該有効な入賞ライン上に引き込むように回胴リールの停止位置を制御することをいう。但し、遊技者が停止ボタンを押したタイミングにおいて上記の所定のコマ数の範囲内に当該役を構成する図柄が存在しないときには、リールの引込み制御が働かず、押したなりの図柄が有効な入賞ライン上に停止する。したがって、このときには、当該役を構成する図柄は有効な入賞ライン上に揃わず、当該役に入賞することはない。
一方、外れ制御とは、有効な入賞ライン上には小役、リプレイ役、大役のいずれの役に対応する図柄の組合せも揃わないように、回胴リールの停止位置を制御することをいう。したがって、この場合には、遊技者が特定の役を狙って停止ボタンを押したとしても、どのような役にも入賞せず、ゲームの結果はいわゆる「はずれ」となる。
また、CPU73は、遊技状態の管理をも行っている。本実施形態の回胴式遊技機では、遊技機の遊技状態として、「一般遊技状態」、「BB遊技状態」、「CT遊技状態」等の各種の遊技状態が設定されている。「一般遊技状態」とは、通常の遊技状態のことである。「BB遊技状態」は、小役の当選確率が飛躍的に向上したBBゲームが行われることにより遊技者が最も多量のメダルを獲得可能な遊技状態である。また、「CT遊技状態」は、CTゲームが行われることによりBB遊技状態に次いで遊技者が多量のメダルを獲得可能な遊技状態である。CPU73は、ゲームが開始されたときに行われる役抽選の結果やそのゲームの結果等に基づいて遊技状態の移行を制御する。このように回胴式遊技機が複数の遊技状態を有することにより、遊技状態に応じて多彩な内容の遊技を実現することができる。
更に、CPU73は、演出制御基板80へコマンドを送信する処理を行う。CPU73から演出制御基板80に送信するコマンドには多くの種類がある。例えば、役の抽選処理の結果に基づいて作成される遊技の演出に関するコマンド(演出コマンド)や、遊技者によって所定の操作が行われたときに作成されるコマンド(操作コマンド)等がある。
尚、回胴式遊技機に関しては、さまざまな規格が定められている。その一つに、スタートレバー18を操作してから4.1秒を経過しないと、次にスタートレバー18を操作しても、回胴リール11a,11b,11cが回転しないという規格がある。このため、CPU73は、かかる規格に合致するように、回胴リール11a,11b,11cの駆動開始制御を行う。但し、スタートレバー18を操作してから4.1秒以内に、次にスタートレバー18を操作した場合であっても、CPU73が、投入メダル検出センサ61、MAXベットボタン操作検出センサ62、一枚投入ボタン操作検出センサ63のいずれかから信号を受けて、1枚、2枚若しくは3枚のメダルが投入されたことをすでに認識していれば、乱数値に基づく役抽選処理は行われる。
次に、演出制御基板80について説明する。演出制御基板80は、主に遊技の演出に関する制御を行うものである。演出制御基板80には、複数の集積回路素子が実装されている。具体的に、演出制御基板80は、図5に示すように、ROM81と、RAM82と、CPU(中央演算処理装置)83と、音源LSI84と、音源データROM85と、パワーアンプ86とを備える。ROM81には、遊技演出の制御等に関する各種のプログラムや電飾演出用パターンデータ等の各種のデータが格納されている。また、RAM82は、データを一時的に記憶する作業用のメモリである。尚、本実施形態では、CPU83として、パラレル通信機能とシリアル通信機能とを兼ね備えるものを用いている。
音源LSI84は、音源データを送出するための複数のチャンネルを有しており、音源データROM85に記憶されている音源データを所定のチャンネルを通じて、スピーカ部50へ送出して音声を再生出力させるものである。音源データROM85には、複数の音源データと共に、各音源データに対する再生制御データが格納されている。再生制御データは、音源LSI84における当該音源データの送出を制御することによりスピーカ部50での音声の再生出力を制御するためのデータである。パワーアンプ86は、音源LSI84から送出された音信号を増幅して、スピーカ部50に出力するためのものである。
CPU83は、ROM81に格納されたプログラムを実行することにより、画像表示部30、電飾表示部40、スピーカ部50を制御する。具体的に、CPU83は、主制御基板70から演出コマンドを受けたとき、その演出コマンドに基づいて遊技の演出の内容を決定する。そして、CPU83は、その決定した演出の内容に対応する液晶表示コマンド(制御信号)を生成し、生成された液晶表示コマンドはサブ中継基板90を介して液晶制御基板32に送出される。これにより、液晶制御基板32は、その液晶表示コマンドに基づいて画像の表示を制御する。ここでは、液晶表示コマンドとして、8ビットの信号が用いられる。また、CPU83は、その決定した内容に対応する電飾演出用パターンデータをROM81から読み出した後、その電飾演出用パターンデータに基づいて所定の点灯指令信号を生成する。ここで、CPU83が生成する点灯指令信号は、各電飾用表示灯(LED)に対して点灯・消灯を指定する信号であり、CPU83はかかる点灯指令信号をシリアル信号として生成する。そして、CPU83は、その生成した点灯指令信号をサブ中継基板90に送出し、サブ中継基板90を介して各電飾用表示灯の点灯を制御する。更に、CPU83は、その決定した内容についての情報を音源LSI84に送ると、音源LSI84は、当該情報に対応する音源データと再生制御データとを音源データROM85から読み出す。そして、音源LSI84は、その再生制御データに基づいて当該音源データの送出を制御する。音源LSI84から送出された音信号は、パワーアンプ86で増幅された後、スピーカ部50から出力される。
このように、CPU83として、パラレル通信機能とシリアル通信機能とを兼ね備えるものを用いていることにより、CPU83は、主制御基板70からの各種のコマンド(パラレル信号)を受信することができる。そして、CPU83とサブ中継基板90との間における点灯指令信号の送信をシリアル通信方式により行うと共に、CPU83と液晶制御基板32との間における液晶表示コマンドの送信をパラレル通信方式により行うことができる。
ところで、回胴式遊技機やパチンコ遊技機等の遊技機においては、不正行為を防止するという観点から、主制御基板70、演出制御基板80、サブ中継基板90等のあらゆる基板には、いずれの基板とも接続されていない、いわゆる空きの外部接続用端子(コネクタ)を設けないようにすること、即ち、各基板に設けられているすべてのコネクタCNには空き端子がないことが望ましい。空き端子があると、それを利用して当該基板に不正信号を入力したり、当該基板から信号を取り出したりすることが可能となるからである。本実施形態では、CPU83として、パラレル通信機能とシリアル通信機能とを兼ね備えるものを用い、CPU83とサブ中継基板90との間のシリアル通信は、2線式のI2C(Inter-Integrated Circuit)シリアル通信方式により行っている。すなわち、図5に示すように、演出制御基板80のコネクタCN3とサブ中継基板90のコネクタCN5を結ぶ伝送路Lは、少なくとも2チャンネルのI2Cシリアル通信線を備え、各シリアル通信線のシリアル信号は79kbps以上の伝送速度でコネクタCN3からコネクタCN5に伝送される。これにより、演出制御基板80のコネクタに拡張用の空きの端子を設けなくても、本実施形態の回胴式遊技機は電飾表示部40における電飾用表示灯の構成の変更に容易に対応することができる。
なお、演出制御基板80とサブ中継基板90との間でシリアル通信を行なう場合、特殊なコネクタではなく、従来から使用されているパラレル通信用のコネクタをそのまま使用することができる。もちろん、演出制御基板80とサブ中継基板90との間のシリアル通信では、シリアル通信用のコネクタを用いても良い。また、本実施形態では、シリアル通信方式としてI2Cシリアル通信方式を用いているが、I2Cシリアル通信方式の他に、USB(Universal Serial Bus)、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)、RS232、RS232C、RS422、RS423、RS485等各種方式を採用することも可能である。
サブ中継基板90は、演出制御基板80と別個に構成されており、演出制御基板80から送出されたシリアル信号であるLEDの点灯指令信号やパラレル信号である液晶表示コマンドを中継するためのものである。すなわち、サブ中継基板90には、演出制御基板80から点灯指令信号や液晶表示コマンド等が送られ、サブ中継基板90はこれらの信号を中継して電飾基板や液晶制御基板32に送信する。また、サブ中継基板90には、上述したように、演出制御基板80から冷陰極管制御信号も送られる。
また、サブ中継基板90は、演出制御基板80が行う遊技演出の制御のうち電飾表示部40に対する制御を補助する役割をも果たしている。具体的に、サブ中継基板90は、演出制御基板80のCPU83から送られた点灯指令信号に基づいて、各LED基板に搭載されたLEDユニットについての点灯・消灯を制御する。このため、サブ中継基板90には、シリアル−パラレル変換回路と表示灯駆動回路とが搭載されている。シリアル−パラレル変換回路はシリアル信号である点灯指令信号をパラレル信号に変換するものであり、表示灯駆動回路はシリアル−パラレル変換回路で変換されたパラレル信号に基づいてLEDを点灯するための所定電圧の複数の駆動信号を生成するものである。
本実施形態では、演出制御基板80とサブ中継基板90との間での信号送信をシリアル通信方式とパラレル通信方式の両方で行うので、演出制御基板80とサブ中継基板90との間はシリアル配線とパラレル配線で接続している。例えば、演出制御基板80から送られた点灯指令信号(シリアル信号)は、例えばサブ中継基板90に搭載されているシリアル−パラレル変換回路によりパラレル信号に変換されて表示灯駆動回路に転送され、各種のLED基板に送られる。また、図5に示すように、演出制御基板80は、パラレル通信方法によりパラレル信号である液晶表示コマンドを、サブ中継基板90を介して、そのサブ中継基板90とコネクタCN8,CN13により接続される液晶制御基板32に転送して、液晶パネル31の画像表示を制御する。尚、図5では、冷陰極管制御信号及び電源供給についての説明を省略している。
図6は、本実施形態のサブ中継基板90における各コネクタの主要端子間の配線接続状態を示す概略配線図である。サブ中継基板90には、演出制御基板80から送られたシリアルの点灯指令信号をパラレル信号に変換するための複数のシリアル−パラレル変換用のICや、各LED基板41〜45,48,49、冷陰極管基板47と接続される複数のコネクタ等が設けられているが、図6では、説明を簡略化するために、これらは省略している。図6に示すように、本実施形態のサブ中継基板90は、演出制御基板80からの各種の制御信号、例えばシリアル信号やパラレル信号を中継するために演出制御基板80と接続されるコネクタ(外部接続用端子)CN5と、液晶制御基板32に液晶表示コマンド等を送るために液晶制御基板32とパラレル接続されるコネクタ(外部接続用端子)CN8と、液晶制御基板32に電源を供給するために液晶表示基板32と接続されるコネクタ(外部接続用端子)CN9などを備えている。
具体的に、コネクタCN5の端子3,5は、トップLED基板41に対する点灯指令信号を中継するための端子であり、コネクタCN5の端子7,9は他のLED基板42〜45,48,49に対する点灯指令信号を中継するための端子であり、コネクタCN5の端子12は冷陰極管制御信号を中継するための端子であり、コネクタCN5の端子19〜21は前面パネル3に設けられた、画像表示部30の表示内容を切り替えるためのスイッチSW1〜3からの内容切り替え信号を中継するための端子であり、コネクタCN5の端子23〜32は液晶制御基板32に送られる制御信号(液晶表示コマンド、液晶表示コマンド制御信号、液晶リセット信号)を中継するための端子である。また、コネクタCN5の端子4,8はDC5Vを中継する端子、コネクタCN5の端子15,16はDC12Vを中継する端子、コネクタCN5の端子17,18はDC24Vを中継する端子である。なお、コネクタCN5の端子1,2,6,10,11,14,22,33,34は使わない端子であるので、アース(接地)に接続している。また、コネクタCN5の端子13については後述する。
ここで、スイッチSW1〜3について説明する。実際、スイッチSW1〜3はサブ中継基板90に搭載されている(図8、図9参照)。これらのスイッチSW1〜3が搭載されたサブ中継基板90は前面パネル3の裏面側に設置されており、遊技場の係員だけがこれらのスイッチSW1〜3を押すことができる。かかるスイッチSW1〜3は、例えば、画像表示部30の表示する演出モード等の演出内容を所定の内容に切り替えるべきこと、画像表示部30の表示内容を、演出表示の明るさ設定や時刻表示設定等を行うための内容に切り替えるべきこと等を指示するためのものである。スイッチSW1〜3が押されると、当該スイッチSWに対応する内容切り替え信号がコネクタCN5を介して演出制御基板80のCPU83に送られる。そして、CPU83は、その内容切り替え信号に基づいて、画像表示部30の表示する内容を所定の内容に切り替えるべき旨のコマンドを生成し、液晶制御基板32に送出する。
コネクタCN8の端子1〜8は、コネクタCN5の端子23〜30を介して送られた液晶コマンド(液晶表示コマンド)を中継する端子であり、コネクタCN8の端子9はコネクタCN5の端子31を介して送られた液晶コマンド制御信号(液晶表示コマンド制御信号)を中継する端子であり、コネクタCN8の端子11はコネクタCN5の端子32を介して送られた液晶リセット信号を中継する端子である。液晶コマンド制御信号は、コネクタCN8の端子1〜8の8ビットバスに接続されている液晶制御基板32に8ビットデータの取得を指示するストローブ信号である。図6では省略しているが、コネクタCN8の端子1〜8が接続されている8ビットバスには、本液晶制御基板32の他に、他の制御基板も接続されている。すなわち、かかる8ビットバスはそれぞれ、サブ中継基板90上において途中で分岐させて、当該他の制御基板と接続されるコネクタ(不図示)にも繋がっている。そして、コネクタCN5の端子13は当該他の制御基板と接続されるコネクタの端子と接続されている。ここで、コネクタCN5の端子13は、当該他の制御基板に8ビットデータの取得を指示するストローブ信号を中継する端子である。つまり、コネクタCN5の端子31及びコネクタCN8の端子9が中継する液晶コマンド制御信号は、当該8ビットバスに接続される液晶制御基板32の制御用ICに8ビットデータの取得を指示するためのストローブ信号であり、コネクタCN5の端子13が中継する制御信号は、当該8ビットバスに接続される当該他の制御基板の制御用ICに8ビットデータの取得を指示するためのストローブ信号である。このように、この8ビットバスに複数の制御基板が接続されている場合、このストローブ信号がオン状態になっている基板のICが8ビットデータを取得する。なお、コネクタCN8の端子10と端子12は、使用していない端子であるので、アースに接続している。
コネクタCN9の端子1,2は液晶制御基板32にDC12Vを供給するための端子であり、コネクタCN9の端子5,6は液晶制御基板32にDC5Vを供給するための端子である。なお、コネクタCN9の端子3,4,7〜10は余っている端子であるので、不正行為を防止するために、アースに接続している。
次に、タイプ2の遊技機に搭載される、図5に示す発光体基板100について説明する。遊技機がタイプ2の場合、演出制御基板80は、主制御基板70からの演出コマンドに基づいて所定の複数の点灯制御信号を生成し、サブ中継基板90を介して発光体基板100に転送する。この発光体基板100は、後述するように画像表示部30(液晶表示装置110)のケース111と全く同じ形状及び大きさのケース130に取り付けられて(図8、図9参照)、画像表示部30を収納可能な収納部に収納される。かかる発光体基板100には、複数のLED(発光素子)が配置されている。また、発光体基板100には、画像表示部30のコネクタCN13と全く同じ形状、同じ大きさ、同じ端子数のコネクタCN10が設けられ、このコネクタCN10の各端子に分散して複数のLEDが接続されている。そして、発光体基板100は、演出制御基板80からサブ中継基板90を介して送られてくる複数の点灯制御信号を、サブ中継基板90のコネクタCN8を通してそのコネクタCN10で受信する。ここで、複数の点灯制御信号は、発光体基板100に搭載されたLEDの点灯を制御するものである。
図7は、本実施形態の液晶表示装置(画像表示部30)が収納される収納部に、液晶表示装置に換えて収納される発光体基板100における各コネクタの端子間の配線接続状態を示す概略配線図である。本実施形態の発光体基板100は、液晶制御基板32と接続するためのサブ中継基板90のコネクタCN8に接続するコネクタ(外部接続用端子)CN10と、同じく液晶制御基板32と接続するためのサブ中継基板90のコネクタCN9に接続するコネクタ(外部接続用端子)CN11と、表示灯駆動回路101,102と、合計18個の3色発光のカラー用LED(LED1〜LED18)とを備えている。ここで、発光体基板100のコネクタCN10は点灯制御信号用のコネクタであり、発光体基板100のコネクタCN11は電源用のコネクタである。また、発光体基板100のコネクタCN10は、液晶表示基板32が液晶コマンド等を受け取るために液晶表示基板32に設けられた液晶コマンド用のコネクタCN13(図8参照)と同じコネクタであり、発光体基板100のコネクタCN11は、液晶表示基板32が電源の供給を受けるために液晶表示基板32に設けられた電源用のコネクタCN12(図8参照)と同じ電源用のコネクタである。すなわち、発光体基板100のコネクタCN10,CN11としてはそれぞれ、液晶制御基板32のコネクタCN13,CN12と同一仕様・同一サイズのものを使用している。つまり、発光体基板100に設けられたコネクタCN10,CN11はそれぞれ、液晶制御基板32のコネクタCN13,CN12と同一の端子数、同一の形状、及び、同一の大きさで構成されている。
表示灯駆動回路101,102は、演出制御基板80からサブ中継基板90を介して送られる複数の点灯制御信号に基づいてLEDを点灯するための所定電圧の複数の駆動信号を生成するものである。また、各カラー用LED1〜18は、赤色(単色)発光のLED、緑色(単色)発光のLED及び青色(単色)発光のLEDの組から構成される。これら18個のカラー用LED1〜18は、発光体基板100に等間隔で配列されている。
コネクタCN10の12個の端子のうち端子1〜9は、後述する表示パネルを照明するための18個の3色発光のカラー用LED1〜18の点灯を制御する複数の点灯制御信号(表示パネルLEDデータ)を中継する端子である。また、余った端子10,12は、液晶表示装置の場合と同様に、不正行為に使用されないように、アース(接地)に接続する。コネクタCN10の端子11は、演出制御基板80からの表示パネルLED制御信号を受信するためのものであるが、本実施形態では、使用しないので、抵抗を介してアースに接続している。この表示パネルLED制御信号は、本発光体基板100が現在搭載しているカラー用LEDの数よりも多い数のカラー用LEDの点灯を制御する場合に備えて、予備的に設けているものである。すなわち、表示パネルLED制御信号は、搭載するカラー用LEDの増加に伴い、例えば本発光体基板100に制御用のICを増設し、現在の8ビット信号を16ビット信号に増やすときに、増設したICのうちのどのICを使用するのかを選択するための制御信号として使用する。これにより発光体基板のカラー用LEDの数の増加にも容易に対応することができる。
また、コネクタCN11の端子1,2のDC12Vは、表示灯駆動回路101,102の電源や各LEDに接続され、端子5,6のDC5V電源は、本実施形態では使用しないので、抵抗を介してアースに接続している。そして、その他の端子3,4,7〜10は使用しないので、アースに接続している。
本実施形態では、上述したように、サブ中継基板において液晶制御基板と接続するためのコネクタ(外部接続用端子)を発光体基板と接続するためのコネクタ(外部接続用端子)として使用した場合、発光体基板におけるコネクタ(外部接続用端子)に余分な端子が生じるが、この余分な端子については、電圧が印加されている端子は抵抗を介して、電圧が印加されていない端子は直接、アースに接続することにより、液晶制御基板を発光体基板に交換したことに伴う空き端子の発生を防止している。
本実施形態の発光体基板100に搭載されている3色発光のカラー用LED1〜18については、6個のカラー用LEDを制御単位とし、同じ制御単位に含まれるカラー用LEDについては同時制御を行うことにしている。この同時制御の単位となる6個のカラー用LEDを「1ブロック」と称することにする。したがって、3色発光のカラー用LED1〜18は3ブロックに分けられる。ここでは、カラー用LED1〜6を第一ブロック、カラー用LED7〜12を第二ブロック、そして、カラー用LED13〜18を第三ブロックとする。また、カラー用LEDに対してはその点灯制御が発光色毎に行われるので、カラー用LED1〜18を3ブロックに分けた場合、これらカラー用LED1〜18の点灯制御には、9(=3×3)ビットの信号が必要である。この9ビットの信号が、コネクタCN10の端子1〜9から入力する複数の点灯制御信号(表示パネルLEDデータ0〜8)である。
実際、各ブロックに属する6個のカラー用LEDは、2個のカラー用LEDを一組として三つの組に分けられる。具体的に、第一ブロックでは、カラー用LED1とカラー用LED2、カラー用LED3とカラー用LED4、カラー用LED5とカラー用LED6という三つの組に分けられ、第二ブロックでは、カラー用LED7とカラー用LED8、カラー用LED9とカラー用LED10、カラー用LED11とカラー用LED12という三つの組に分けられ、そして、第三ブロックでは、カラー用LED13とカラー用LED14、カラー用LED15とカラー用LED16、カラー用LED17とカラー用LED18という三つの組に分けられる。各ブロックにおいては、当該ブロックに属する6個のカラー用LEDに含まれる合計18個のLED(6個の赤色発光のLED、6個の緑色発光のLED、6個の青色発光のLED)に対し、同じ発光色のLED同士を接続している。具体的に、図7に示すように、各ブロックに属するそれぞれの発光色のLEDについて、同じ組に属する二つの当該発光色のLEDを直列に接続すると共に異なる組に属する当該発光色のLEDを並列に接続している。
本実施形態の発光体基板100に搭載されている3色発光のカラー用LED1〜18(それらに含まれる合計54個の単色発光のLED)は、コネクタCN10の各端子1〜9に分散して接続されている。具体的に、コネクタCN10の端子1〜6はそれぞれ、表示灯駆動回路101の端子1〜6に接続され、コネクタCN10の端子7〜9はそれぞれ、表示灯駆動回路102の端子1〜3に接続されている。そして、コネクタCN10の端子1〜6から表示灯駆動回路101の端子1〜6に入力した点灯制御信号(表示パネルLEDデータ0〜5)はそれぞれ、表示灯駆動回路101の端子18〜13から出力され、コネクタCN10の端子7〜9から表示灯駆動回路102の端子1〜3に入力した点灯制御信号(表示パネルLEDデータ6〜8)はそれぞれ、表示灯駆動回路102の端子18〜16から出力される。表示灯駆動回路101の端子18は、第一ブロックに含まれる6個の緑色発光のLEDに接続され、表示灯駆動回路101の端子17は、第一ブロックに含まれる6個の赤色発光のLEDに接続され、そして、表示灯駆動回路101の端子16は、第一ブロックに含まれる6個の青色発光のLEDに接続される。また、表示灯駆動回路101の端子15は、第二ブロックに含まれる6個の緑色発光のLEDに接続され、表示灯駆動回路101の端子14は、第二ブロックに含まれる6個の赤色発光のLEDに接続され、そして、表示灯駆動回路101の端子13は、第二ブロックに含まれる6個の青色発光のLEDに接続される。更に、表示灯駆動回路102の端子18は、第三ブロックに含まれる6個の緑色発光のLEDに接続され、表示灯駆動回路102の端子17は、第三ブロックに含まれる6個の赤色発光のLEDに接続され、そして、表示灯駆動回路102の端子16は、第三ブロックに含まれる6個の青色発光のLEDに接続される。
したがって、コネクタCN10の端子1から供給される点灯制御信号である表示パネルLEDデータ0により、表示灯駆動回路101を介して3色発光のカラー用LED1〜6に含まれる6個の緑色発光のLEDの点灯が制御される。コネクタCN10の端子2から供給される点灯制御信号である表示パネルLEDデータ1により、表示灯駆動回路101を介して3色発光のカラー用LED1〜6に含まれる6個の赤色発光のLEDの点灯が制御される。そして、コネクタCN10の端子3から供給される点灯制御信号である表示パネルLEDデータ2により、表示灯駆動回路101を介して3色発光のカラー用LED1〜6に含まれる6個の青色発光のLEDの点灯が制御される。
また、コネクタCN10の端子4から供給される表示パネルLEDデータ3により、表示灯駆動回路101を介して3色発光のカラー用LED7〜12に含まれる6個の緑色発光のLEDの点灯が制御され、コネクタCN10の端子5から供給される表示パネルLEDデータ4により、表示灯駆動回路101を介して3色発光のカラー用LED7〜12に含まれる6個の赤色発光のLEDの点灯が制御され、そして、コネクタCN10の端子6から供給される表示パネルLEDデータ5により、表示灯駆動回路101を介して3色発光のカラー用LED7〜12に含まれる6個の青色発光のLEDの点灯が制御される。更に、コネクタCN10の端子7から供給される表示パネルLEDデータ6により、表示灯駆動回路102を介して3色発光のカラー用LED13〜18に含まれる6個の緑色発光のLEDの点灯が制御され、コネクタCN10の端子8から供給される表示パネルLEDデータ7により、表示灯駆動回路102を介して3色発光のカラー用LED13〜18に含まれる6個の赤色発光のLEDの点灯が制御され、そして、コネクタCN10の端子9から供給される表示パネルLEDデータ8により、表示灯駆動回路102を介して3色発光のカラー用LED13〜18に含まれる6個の青色発光のLEDの点灯が制御される。
また、各組に属するカラー用LEDにおいて同じ発光色の二つのLEDと直列に接続されている抵抗R1〜27は、電流制限用の抵抗であり、この抵抗値により当該二つのLEDが所定の明るさになるように調整している。また、本実施形態では、3色発光のカラー用LEDを用いているので、赤色発光のLED、青色発光のLED、緑色発光のLEDについて各々の点灯を個別に制御することにより、当該カラー用LEDにおいて白色を含む任意の発光色を得ることができる。なお、発光体基板100に搭載している3色発光のカラー用LEDの数は18個に限定されるものではない。
図8は、本実施形態の液晶表示装置の取り付け方法を説明するための概略斜視図である。本実施形態の液晶制御基板32を備える液晶表示装置110は、そのケース111に設けられた取付部111aにビス112が挿入されることにより前面パネル3の裏側に取り付けられる(図2参照)。この液晶表示装置110の背部には、サブ中継基板用ケース121がビス122により取り付けられている。サブ中継基板用ケース121には、サブ中継基板90がビス123により取り付けられる。また、サブ中継基板90の電源供給用のコネクタCN9と液晶表示装置110(液晶制御基板32)の電源用のコネクタCN12とが図示しないケーブルにより接続され、またサブ中継基板90の液晶コマンド用のコネクタCN8と液晶表示装置110(液晶制御基板32)のコネクタCN13とが図示しないケーブルにより接続される。尚、液晶表示装置110は上述したように画像表示部30に相当するものであるが、ここでは、説明の都合上、この液晶表示装置に対しては、画像表示部に付された符号「30」と異なる符号「110」を付している。
図9は、本実施形態の発光体基板の取り付け方法を説明するための概略斜視図である。図9に示すように、合計18個の3色発光のカラー用LEDが等間隔で配置された発光体基板100は、発光体基板ケース130にビス131により取り付けられる。ここで、発光体基板ケース130の形状・大きさは液晶表示装置110のケース111の形状・大きさと同じである。そして、発光体基板100が取り付けられた発光体基板ケース130は、その取付部130a(この取付部130aの形状・大きさも当然、液晶表示装置110のケース111の取付部111aの形状・大きさと同じである。)にビス112が挿入されることにより前面パネル3の裏側に取り付けられる。発光体基板ケース130の背部には、液晶表示装置110の場合と同様に、サブ中継基板用ケース121がビス122により取り付けられる。サブ中継基板用ケース121にはサブ中継基板90がビス123により取り付けられる。また、サブ中継基板90の電源供給用のコネクタCN9と発光体基板100の電源用のコネクタCN11とが図示しないケーブルにより接続され、またサブ中継基板90のコネクタCN8と発光体基板100の表示パネルLEDデータ用のコネクタCN10とが図示しないケーブルにより接続される。
上述したように、本実施形態では、液晶制御基板と発光体基板は同一形状・同一寸法のケースに収納され、また、サブ中継基板用ケースやサブ中継基板は共通のものを使用し、さらに両者(液晶制御基板と発光体基板)の外部接続用端子であるコネクタも同一仕様・同一サイズのものを使用している。したがって、本実施形態の遊技機では、液晶制御基板と発光体基板とを容易に相互に交換することができる。
図10は、本実施形態の発光体基板の前面に配置される表示パネルの概略正面図である。液晶表示装置110に換えて発光体基板100を配置したときには、その発光体基板100の前面に図10に示す表示パネル140が設けられる。この表示パネル140は、透明又は半透明の樹脂等で形成され、表示パネル140の表面には、ボーナス等、各種の役の入賞となる図柄の組合せや、各小役に入賞したときに払い出される賞メダルの枚数等についての説明が、図10に示すように文字、数字、絵等の画像パターンを用いて印刷等により描かれている。
次に、本実施形態の液晶表示装置110(画像表示装置30)を搭載した回胴式遊技機における演出制御の処理手順について説明する。遊技者がスタートレバー18を操作すると、スタートレバー操作検出センサ64はゲーム開始信号を主制御基板70に送る。主制御基板70のCPU73は、スタートレバー操作検出センサ64からの信号を受けると、乱数値を取得する。そして、ROM71に格納されている抽選テーブルに基づいて、その取得した乱数値がいずれの役に該当するかを調べることにより、役の不当選、各種の役の当選のいずれであるかを決定する。その後、CPU73は、抽選結果に基づいて演出コマンドを生成し、演出制御基板80に送信する。
次に、演出制御基板80のCPU83は、主制御基板70から演出コマンドが送られると、その演出コマンドに基づいて遊技の演出の内容を決定する。CPU83は、その決定した演出の内容に対応する液晶表示コマンド(パラレル信号)を生成して液晶制御基板32に送る。液晶制御基板32は、液晶表示コマンドに基づいて液晶パネル31に表示する画像を制御する。たとえば、液晶表示装置110の液晶パネル31に図形やキャラクター等の画像を変動表示することにより、役の成立の予告、所定の情報の告知、その他の遊技に関わる演出を行う。また、CPU83は、決定した演出の内容に対応する電飾演出用パターンデータをROM81から読み出した後、その電飾演出用パターンデータに基づいてシリアルな点灯指令信号を生成し、その点灯指令信号により、各LED基板41〜45,48,49のLEDの点灯を制御して、各種の遊技状態を報知したりする。
次に、本実施形態の発光体基板100を搭載した回胴式遊技機における演出制御の処理手順について説明する。発光体基板100を搭載したタイプ2の遊技機が液晶表示装置110を搭載したタイプ1の遊技機と演出処理で異なる点は、液晶パネル31での画像表示に換えて、表示パネル140での表示を行なう点である。その他の点はタイプ1の遊技機と同様である。この表示パネル140の裏面に配置された発光体基板100に実装された3色発光のカラー用LEDの緑、赤、青の各発光色のLEDを調整することにより、任意の色の発光色の光で表示パネル140を照明することができる。また、この照明を行なうときに、遊技状態に合わせて、3色発光のカラー用LEDを点滅させるようにしてもよい。演出制御基板80は、主制御基板70から送られた演出コマンドに基づいて、発光体基板100に搭載されたカラー用LEDの点灯を制御するための複数の点灯制御信号(表示パネルLEDデータ)を生成し、サブ中継基板90を介して発光体基板100に転送する。このとき、表示パネルLEDデータは、液晶制御基板32が液晶表示コマンドを転送するときと同じ配線、同じコネクタ及び同じサブ中継基板90を介して転送される。
次に、例えば液晶表示装置110(画像表示部30)を搭載したタイプ(タイプ1)の遊技機を回収して、発光体基板100を搭載したタイプ(タイプ2)の遊技機に変更する方法について説明する。図1等に示す液晶表示装置110を搭載したタイプ1の遊技機を、発光体基板100を搭載したタイプ2に変更するには、先ず、液晶表示装置110とサブ中継基板90とを接続している図示しないケーブルを取り外す。次に、サブ中継基板90とサブ中継基板用ケース121を取り外す。最後に、液晶表示装置110を取り外す。次に、発光体基板100を取り付けた発光体基板ケース130を、取り外した液晶表示装置110の収納部に取り付ける。次に、サブ中継基板用ケース121を取り付け、さらにサブ中継基板90を取り付け、サブ中継基板90のコネクタCN8と発光体基板100のコネクタCN10とをケーブルで接続し、サブ中継基板90のコネクタCN9と発光体基板100のコネクタCN11とをケーブルで接続する。最後に、前面パネル3の表側から図10に示す表示パネル140を発光体基板100の前面に取り付ける。次に、主制御基板70や演出制御基板80のROMをタイプ1用のものから、タイプ2用のものに交換する。以上の交換作業により、タイプ2の遊技機は、演出制御基板80からの複数の点灯制御信号を発光体基板100に送るときに、タイプ1用のサブ中継基板90や液晶表示コマンド用の配線やコネクタの大部分をそのまま使用して、発光体基板100のLEDの点灯を制御することができる。
遊技機メーカでは、筐体等をリユースしている。例えばタイプ1の遊技機を回収して、その筐体等を使用してタイプ2の遊技機を作製して販売する。上記の本実施形態によれば、タイプ1の遊技機からタイプ2の遊技機に変更するときに、制御信号を、液晶表示装置を制御するものから発光体基板を制御するものに変更しなければならないが、発光体基板を液晶表示装置のケースと同一形状・同一サイズのケースに収納し、また発光体基板における電源用のコネクタや点灯制御信号用のコネクタとして、液晶表示装置に設けたコネクタと同一仕様・同一サイズのコネクタを使用したことにより、液晶表示装置を発光体基板に容易に交換することができる。また、例えばサブ中継基板のコネクタや演出制御基板とサブ中継基板との間の配線、サブ中継基板と液晶表示装置との間の配線等のハード部品を共用することができる。したがって、本実施形態の遊技機によれば、従来の遊技機に比べて、部品のリユース率を高めて、ゴミとして破棄する部品数の低減を図ることができ、また、リユースの際のコストの削減を図ることができる。
また、本実施形態によれば、液晶表示装置に換えて発光体基板を取り付ける場合、発光体基板の外部接続用端子のうちの余った端子は、全て、直接、或いは抵抗を介してアースに接続し、外部接続用端子に空き端子がないので、遊技機のタイプを変更しても、外部接続用端子の空き端子を使用して行なわれる不正行為を確実に防止することができる。
更に、本実施形態によれば、新規にタイプ1の遊技機やタイプ2の遊技機を作製する際にも、従来の遊技機に比べて両タイプの遊技機に共通して使用することができる部品の数が多く、したがって開発コストの削減を図ることができ、またリサイクル、リユース等のための資源効率を高めることができる遊技機を提供することができる。
尚、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、発光体基板の電源としてDC12Vを使用して、直列接続された2個のLEDを点灯する場合について説明したが、サブ中継基板を介して供給されるDC5Vの電源を使用して各LEDの点灯を制御するようにしてもよい。
また、上記の本実施形態では、発光体基板に、赤色発光のLED、緑色発光のLED及び青色発光のLEDの組から構成される3色発光のカラー用LEDを等間隔で配置する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発光体基板には、赤色発光や青色発光などの単色発光のLEDを等間隔で配置してもよい。さらに、上記の実施形態では、発光体基板に搭載する発光素子としてLEDを用いる場合について説明したが、この発光素子はLEDに限定されるものではなく、豆電球等のランプであってもよい。
また、上記の本実施形態では、発光体基板を使用するタイプ2の遊技機では、発光体基板の前面に、賞メダルの枚数を表示する図柄等が描かれた表示パネルを設ける場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、この表示パネルの図柄はどのようなものであってもよいし、また表示パネルは省略してもよい。
更に、上記の実施形態では、タイプ1の遊技機からタイプ2の遊技機に変更する場合について説明したが、これとは逆にタイプ2の遊技機からタイプ1の遊技機へも、部品を共用して容易に変更することができる。
上記の実施形態では、本発明を、遊技媒体としてメダルを使用した回胴式遊技機に適用した場合について説明したが、例えば、パロット機、パチロット機等と称される、遊技媒体としてパチンコ球を使用したスロットマシン遊技機に適用してもよい。更に、本発明をパチンコ遊技機に適用してもよい。
以上説明したように、本発明の遊技機では、演出制御手段から画像表示装置に制御信号を送るための配線を、演出制御手段から発光体基板に制御信号を送るための配線として使用することができ、画像表示装置と発光体基板との交換を容易に行なうことができると共に、発光体基板に配置された各発光素子を各端子に接続された発光素子毎に個別に点灯制御することができる。したがって、本発明は、画像表示装置と発光体基板とを交換することができるパチンコ遊技機や回胴式遊技機等の遊技機に適用することができる。

Claims (6)

  1. 遊技の演出を画像を用いて行うための画像表示装置を収納可能な収納部に、複数の発光素子が配置された発光体基板を収納し、この発光体基板に前記画像表示装置の外部接続用端子と同じ外部接続用端子を設け、この外部接続用端子の各端子に分散して前記複数の発光素子を接続し、前記発光体基板が、遊技の演出の制御を行う演出制御手段から送られてくる前記発光素子の点灯を制御する点灯制御信号を前記外部接続用端子で受信するように構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1記載の遊技機において、前記発光体基板には、赤色発光の前記発光素子、緑色発光の前記発光素子及び青色発光の前記発光素子の組から構成される3原色発光ダイオードが等間隔で配列されていることを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1又は2記載の遊技機において、前記発光体基板の前面には文字又は画像パターンが形成された表示パネルが設けられていることを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1、2又は3記載の遊技機において、前記発光体基板の前記外部接続用端子は、前記画像表示装置が電源の供給を受けるための電源用の外部接続用端子と同じ電源用の外部接続用端子を含むものであることを特徴とする遊技機。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の遊技機において、前記画像表示装置の収納部に前記発光体基板を収納したときに、前記発光体基板の前記外部接続用端子に余った端子がある場合には、当該余った端子を直接、或いは抵抗を介してアースに接続するように構成したことを特徴とする遊技機。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の遊技機において、前記発光体基板に設けられた前記外部接続用端子は、前記画像表示装置の外部接続用端子と同一の端子数、同一の形状、及び、同一の大きさで構成されていることを特徴とする遊技機。
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