JPWO2008062746A1 - アンテナ装置 - Google Patents

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正和 池田
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Abstract

70mm以下の低姿勢としても感度劣化を極力抑制する。車両から70mm以下の高さで突出するアンテナケース10の内部に、アンテナパターンを形成したアンテナ基板30を立設して配設すると共に、アンテナ基板30から出力される受信信号を増幅するアンプ基板34を収納する。アンテナ基板30において、アンテナパターンと給電点の間にFM波帯にアンテナパターンを共振させるためのアンテナコイルを挿入する。これにより、FM放送の波長に対して約1/20の長さとされた低姿勢のアンテナパターンがFM波帯に共振するようになる。

Description

本発明は、少なくともFM放送を受信可能な車両に取り付けられるアンテナ装置に関するものである。
車両に取り付けられる従来のアンテナ装置は、一般にAM放送とFM放送を受信可能なアンテナ装置とされている。このアンテナ装置において、AM放送およびFM放送を受信するために1m程度の長さのロッドアンテナが用いられていた。このロッドアンテナの長さは、FM波帯においてはおよそ1/4波長となるが、AM波帯においては波長に対してはるかに短い長さとなることからその感度が著しく低下する。このため、従来は、ハイインピーダンスケーブルを用いてAM波帯に対してロッドアンテナをハイインピーダンス化したり、AM波帯の増幅器を用いて増幅し感度を確保していた。また、アンテナのロッド部をヘリカル状に巻回されたヘリカルアンテナとすることにより、アンテナの長さを約180mm〜400mmに短くするようにした車載用のアンテナ装置も用いられている。しかし、ロッド部を縮小化したことによる性能劣化を補うためにアンテナ直下に増幅器を入れるようにしている。
ロッド部を短くした従来のアンテナ装置501を車両502に取り付けた構成を図67に示す。図67に示すように、従来のアンテナ装置501は車両502のルーフに取り付けられており、車両502から突出しているアンテナ装置501の高さh10は約200mmとされている。アンテナ装置501のロッド部は、ヘリカル状に巻回されたヘリカルアンテナとされている。アンテナ装置501は、上記したように車両502から突出していることから車庫入れや洗車する際にロッド部が衝突して折損するおそれがある。そこで、アンテナ装置501のロッド部を車両502のルーフに沿うよう倒すことができるようにしたアンテナ装置も知られている。
日本特許庁発行の特開2005−223957 日本特許庁発行の特開2003−188619
このような従来のアンテナ装置501では、ロッド部が車体から大きく突出しているため車両の美観・デザインを損ねると共に、車庫入れや洗車時等に倒したロッド部を起こし忘れた場合、アンテナ性能が失われたままになるという問題点があった。また、アンテナ装置501は車外に露出しているため、ロッド部が盗難にあう恐れも生じる。そこで、アンテナケース内にアンテナを収納した車載用のアンテナ装置が考えられる。この場合、車両から突出するアンテナ装置の高さは車両外部突起規制により70mm以下の高さに制限されると共に、車両の美観を損ねないよう長手方向の長さも160〜220mm程度が好適とされる。すると、このような小型アンテナの放射抵抗Rradは、600〜800×(高さ/波長)として表されるように高さの2乗に比例してほぼ決定されるようになる。例えば、アンテナ高を180mmから60mmに縮小すると約10dBも感度が劣化するようになる。このように、単純に既存のロッドアンテナを短縮すると性能が大きく劣化して実用化が困難になるという問題点があった。さらに、アンテナを70mm以下の低姿勢とすると放射抵抗Rradが小さくなってしまうことから、アンテナそのものの導体損失の影響により放射効率が低下しやすくなって、さらなる感度劣化の原因になるという問題点があった。
そこで、本発明は70mm以下の低姿勢としても感度劣化を極力抑制することのできる車両に取り付けられる少なくともFM放送を受信可能なアンテナ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、車両から70mm以下の高さで突出するアンテナケースと、該アンテナケース内に収納されるアンテナ部からなるアンテナ装置であって、アンテナ部において、アンテナパターンにより形成されたアンテナとアンプとの間にアンテナコイルが挿入されていることを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、車両から70mm以下の高さで突出するアンテナケースと、該アンテナケース内に収納されるアンテナ部からなるアンテナ装置であって、アンテナ部において、アンテナパターンにより形成されたアンテナとアンプとの間にアンテナコイルが挿入されていることから、70mm以下の低姿勢としてもアンテナコイルの作用により感度劣化を抑制することができるようになる。
本発明の実施例にかかる車載用の第1実施例のアンテナ装置を取り付けた車両の構成を示す図である。 本発明にかかる第1実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第1実施例のアンテナ装置の構成を示す平面図である。 本発明にかかる第1実施例のアンテナ装置の内部構成を示す平面図である。 本発明にかかる第1実施例のアンテナ装置の内部構成を示す側面図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置にかかるアンテナベースの構成を示す正面図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置にかかるアンテナベースの構成を示す下面図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置にかかるアンテナベースの構成を示す平面図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置にかかるアンテナベースの構成を示す長手方向の中央線で切断した断面図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置にかかるアンテナベースの構成を示すA−A線で切断した断面図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置にかかるアンテナ基板の構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置にかかるアンテナ基板の等価回路を示す回路図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置のAM波帯の相対受信電圧のグラフである。 本発明の第1実施例のアンテナ装置の等価回路の回路図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置のFM波帯のゲイン特性を従来のアンテナのゲイン特性と共に示す図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置の周波数fを90MHzとした際の水平面内指向特性を示す図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置のAM波帯の相対受信電圧特性を従来のアンテナの相対受信電圧特性と共に示す図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置にかかるアンテナ基板の他の構成例を示す図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置において他の構成例のアンテナ基板とした際のFM波帯のゲイン特性を示す図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置において他の構成例のアンテナ基板とした際のAM波帯の相対受信電圧特性を示す図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置にかかるアンテナパターンの変形例の構成を示す図である。 本発明の第1実施例のアンテナ装置にかかるアンテナパターンの他の変形例の構成を示す図である。 本発明にかかる第2実施例のアンテナ装置の構成を示す平面図である。 本発明にかかる第2実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第2実施例のアンテナ装置の内部構成を示す平面図である。 本発明にかかる第2実施例のアンテナ装置の内部構成を示す側面図である。 本発明にかかる第3実施例のアンテナ装置の内部構成を示す平面図である。 本発明にかかる第3実施例のアンテナ装置の内部構成を示す側面図である。 本発明にかかる第4実施例のアンテナ装置の構成を示す平面図である。 本発明にかかる第4実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第4実施例のアンテナ装置の内部構成を示す平面図である。 本発明にかかる第4実施例のアンテナ装置の内部構成を示す側面図である。 本発明にかかる実施例のアンテナ装置をFM放送受信用のサブアンテナとして用いる構成例を示す図である。 図33に示す構成におけるAM/FMガラスアンテナとアンテナ装置の周波数fを90MHzとした際の水平面内指向特性を示す図である。 図33に示す構成におけるAM/FMガラスアンテナとアンテナ装置とを最大値合成した際の水平面内指向特性を示す図である。 本発明のアンテナ装置にかかるアンテナ基板をAM/FM放送のアンテナおよびTDTVあるいはTELのアンテナとして用いる場合の構成例を示す図である。 本発明のアンテナ装置にかかるアンテナ基板をAM/FM放送のアンテナおよびTDTVあるいはTELのアンテナとして用いる場合の他の構成例を示す図である。 本発明のアンテナ装置にかかるアンテナ基板をAM/FM放送のアンテナおよびTDTVあるいはTELのアンテナとして用いる場合のさらに他の構成例を示す図である。 本発明のアンテナ装置にかかるアンテナ基板をAM/FM放送のアンテナおよびTDTVあるいはTELのアンテナとして用いる場合のさらに他の構成例を示す図である。 本発明のアンテナ装置にかかるアンテナ基板をAM/FM放送のアンテナおよびTDTVあるいはTELのアンテナとして用いる場合のさらに他の構成例を示す図である。 本発明にかかる第5実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第5実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明にかかる第6実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第6実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明にかかる第7実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第7実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明にかかる第8実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第8実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明にかかる第9実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第9実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明にかかる第10実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第10実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明にかかる第11実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第11実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明にかかる第12実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第12実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明にかかる第13実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第13実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明にかかる第14実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第14実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明にかかる第15実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第15実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明にかかる第16実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第16実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明にかかる第17実施例のアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明にかかる第17実施例のアンテナ装置の構成を示す断面図で示す正面図である。 従来のアンテナ装置を車両に取り付けた構成を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ装置、2 車両、10 アンテナケース、20 アンテナベース、20a ベース板、21 ボルト部、22 ケーブル引出口、23 基板固定部、24 ボス、25 取付孔、30 アンテナ基板、30−1 アンテナ基板、30−2 アンテナ基板、30−3 アンテナ基板、30−4 アンテナ基板、30−5a 第1アンテナ基板、30−5b 第2アンテナ基板、31 アンテナパターン、31−1 アンテナパターン、31−2 アンテナパターン、31−3a 第1アンテナパターン、31−3b 第2アンテナパターン、31−4a 第1アンテナパターン、31−4b 第2アンテナパターン、31−5a 第1アンテナパターン、31−5b 第2アンテナパターン、32 アンテナコイル、32−1 アンテナコイル、32−2 アンテナコイル、32−3 アンテナコイル、32−4 アンテナコイル、32−5 アンテナコイル、33 給電点、34 アンプ基板、35a FM帯通過フィルタ、35b アンプ、36a AM帯通過フィルタ、36b アンプ、37−1 HPF、37−4 HPF、38−2 コンデンサ、40 アンテナ基板、41 アンテナパターン、42 アンテナコイル、43 給電点、50 アンテナ基板、51 アンテナパターン、52 アンテナコイル、53 給電点、60 アンテナ基板、61 アンテナパターン、62 アンテナコイル、63 給電点、64 トップ、70 AM/FMガラスアンテナ、71 AMアンプ、72 スイッチ、73 FMアンプ、101 アンテナ装置、110 アンテナケース、120 アンテナベース、121 ボルト部、122 ケーブル引出口、123 基板固定部、130 基板、131 アンテナパターン、132 アンテナコイル、134 アンプ部、201 アンテナ装置、210 アンテナケース、220 アンテナベース、221 ボルト部、222 ケーブル引出口、223 基板固定部、230 アンテナ基板、230 基板、231 アンテナパターン、232 アンテナコイル、234 アンプ基板、301 アンテナ装置、310 アンテナケース、320 アンテナベース、321 ボルト部、322 ケーブル引出口、323 基板固定部、330 アンテナ基板、331 アンテナパターン、332 アンテナコイル、334 アンプ基板、401−1〜401−13 アンテナ装置、410 アンテナケース、420 アンテナベース、421 ボルト部、422 ケーブル引出口、426−1〜426−13 絶縁スペーサ、430−1〜430−13 アンテナ、432 アンテナコイル、434 アンプ基板、501 アンテナ装置、502 車両
本発明の実施例にかかる車載用の第1実施例のアンテナ装置を取り付けた車両の構成を図1に示す。図1に示すように、本発明にかかる第1実施例のアンテナ装置1は車両2のルーフに取り付けられており、車両2から突出している高さhは70mm以下とされている。第1実施例のアンテナ装置1は後述するアンテナケースを備え極めて低姿勢(周波数100MHzの波長をλとすると、高さhは約0.0023λ)とされているが、AM放送とFM放送を受信することが可能とされている。このアンテナ装置1の形状は先端に行くほど細くなる流線型とされており、車両の美観・デザインを損ねないようある程度の範囲内において自由に形状を決定することができる。そして、アンテナ装置1の下面は、車両2の取付面の形状に合わせた形状とされて、車両2に水密に取り付けられている。
次に、本発明の車載用にかかる第1実施例のアンテナ装置1の構成を図2ないし図5に示す。ただし、図2は本発明にかかるアンテナ装置1の構成を示す側面図であり、図3は本発明にかかるアンテナ装置1の構成を示す平面図であり、図4は本発明にかかるアンテナ装置1の内部構成を示す平面図であり、図5は本発明にかかるアンテナ装置1の内部構成を示す側面図である。
これらの図に示すように、本発明の第1実施例にかかるアンテナ装置1は、アンテナケース10と、このアンテナケース10内に収納されているアンテナベース20と、アンテナベース20に取り付けられているアンテナ基板30およびアンプ基板34とから構成されている。アンテナケース10の長手方向の長さは約200mmとされ、横幅は約75mmとされる。
アンテナケース10は電波透過性の合成樹脂製とされており、先端に行くほど細くなる流線型の外形形状とされている。アンテナケース10の下面は取り付けられる車両2の取付面の形状に合わせた形状とされている。アンテナケース10内には、アンテナ基板30を立設して収納できる空間と、アンプ基板34を横方向に収納する空間が形成されている。アンテナケース10の下面には金属製のアンテナベース20が取り付けられている。そして、アンテナベース20にアンテナ基板30が立設して固着されていると共に、アンテナ基板30の横にアンプ基板34が固着されていることから、アンテナケース10の下面に金属製のアンテナベース20を取り付けることにより、アンテナケース10の空間にアンテナ基板30とアンプ基板34とを収納することができる。なお、立設して固着されるアンテナ基板30の上縁をアンテナケース10の内部空間の形状に合わせた形状として、アンテナ基板30の高さをなるべく高くすることが好適とされる。
アンテナベース20の下面からは、アンテナ装置1を車両2に取り付けるためのボルト部21と、アンテナ装置1から受信信号を車両2内に導くためのケーブルを引き出すケーブル引出口22が突出して形成されている。この場合、ボルト部21およびケーブル引出口22が挿通される穴が車両2のルーフに形成され、これらの穴にボルト部21およびケーブル引出口22が挿通されるようルーフ上にアンテナ装置1を載置する。そして、車両2内に突出したボルト部21にナットを締着することによりアンテナ装置1を車両2のルーフに固着することができる。この際に、位置決め用の突起としても作用するケーブル引出口22から引き出されたケーブルが車両2内に導かれる。また、アンテナケース10内に収納されているアンプ基板34への給電ケーブルは、車両2内からケーブル引出口22を介してアンテナケース10内に導かれる。
ここで、アンテナベース20の構成を図6ないし図10に示す。ただし、図6はアンテナベース20の構成を示す正面図であり、図7はアンテナベース20の構成を示す下面図であり、図8はアンテナベース20の構成を示す平面図であり、図9はアンテナベース20の構成を示す長手方向の中央線で切断した断面図であり、図10はアンテナベース20の構成を示すA−A線で切断した断面図である。
これらの図に示すように、アンテナベース20は一側が半円形とされたほぼ矩形状の平板からなるベース板20aを有し、ベース板20aのおもて面にはアンテナ基板30の縁部を挟持することでアンテナ基板30を立設して保持する一対の基板固定部23が形成されている。さらに、アンプ基板34をネジ止めにより支持する一対のボス24が突出して形成されている。また、ベース板20aの周縁にはアンテナベース20をアンテナケース10に取り付けるためのネジを挿通する5個の取付孔25が形成されている。さらに、ベース板20aの裏面には上記した周側面にネジが切られているボルト部21と断面が略矩形とされたケーブル引出口22が突出して形成されている。これにより、図4,図5に示すように一対の基板固定部23にアンテナ基板30が立設されて固着されると共に、一対のボス24にアンプ基板34が固着されるようになる。そして、アンテナ基板30に設けられている給電点とアンプ基板34との入力とがケーブルで接続されると共に、アンプ基板34の出力に接続されたケーブルがケーブル引出口22から下方へ引き出されるようになる。
次に、アンテナ基板30の構成を示す斜視図を図11に示す。図11に示すアンテナ基板30は、高周波特性の良好なガラスエポキシ基板等のプリント基板とされており、アンテナを構成するアンテナパターン31と給電点33のパターンとが形成されている。アンテナ基板30の高さはH、長さはL、アンテナパターン31の下縁までの間隔はSとされている。アンテナパターン31はアンテナ基板30のほぼ上半分に1枚の板状に形成されて板状アンテナとされている。なお、アンテナパターン31の長さはL、高さは(H−S)とされている。このように、アンテナ基板30に板状アンテナを形成するのは次の理由による。アンテナケース10の大きさの制約からアンテナパターン31の高さHは約60mm程度の高さ、長さLは約90mm程度の大きさ以上とすることが困難となる。ここで、FM波帯の周波数100MHzの波長をλとすると、約60mmの寸法は0.02λ、約90mmの寸法は0.03λとなり、アンテナパターン31により形成されるアンテナは波長λに対して超小型のアンテナとなる。
このような超小型のアンテナの場合、アンテナパターン31によるインダクタ成分が小さくなることからFM波帯にアンテナパターン31を共振させることは困難となる。そこで、線状のパターンを折り畳んだり折り曲げたりしたアンテナパターンとして導体線路長を増加させることによりインダクタ成分を増加させることが考えられるが、導体線路長を増加させるに従って導体損失が増加することから、アンテナの電気的特性が劣化することになる。そこで、導体損失を極力減らすために、パターンを簡略化し図11に示すような板状のアンテナパターン31としているのである。
しかし、図11に示すアンテナパターン31により形成される板状アンテナは波長λに対して超小型とされているため、インダクタ成分はほぼゼロに近くなる。また、この板状アンテナのアンテナ容量は約1pF〜3pF程度となる。そこで、1μH〜3μH程度のアンテナコイル32を給電点33付近に直列に挿入することにより、アンテナパターン31とアンテナコイル32とからなるアンテナ部をFM波帯付近で共振させられるようになる。これにより、アンテナパターン31とアンテナコイル32とからなるアンテナ部がFM波帯において良好に動作することができるようになる。このFM波帯で共振するアンテナをAM波帯では電圧受信素子として利用することにより、AM波帯を受信できるようにしている。
ここで、図11に示すアンテナパターン31において、グラウンドからの距離となる図11に示す間隔Sをパラメータとして給電点33で得られるAM波帯の相対受信電圧[dB]のグラフを図13に示す。ただし、受信電圧は長さ400mmの金属棒に誘起するAM波帯の受信電圧を0dBとした相対受信電圧とされている。グラウンドからの間隔Sは実質的に金属製のアンテナベース20との間隔となり、図13を参照すると間隔Sが次第に大きくされて約10mmになるまでは受信電圧が急速に大きくなるが、間隔Sが約10mmと超えると受信電圧はほぼ飽和して緩やかに上昇するようになる。これは、間隔Sが小さいとグラウンドとアンテナパターン31との間の容量が増加してAM波帯の特性が劣化するからと考えられる。このことから、アンテナパターン31におけるグラウンドとの間隔Sを約10mm以上とするのが好適とされる。
ここで、アンテナ基板の等価回路図を図12に示す。図12に示すように、アンテナパターン31の等価回路は、アンテナ容量Cantとインダクタ成分Lantとアンテナ抵抗Rantとの直列接続回路で表され、この直列回路にアンテナコイル(Lcoil)32が直列接続されることになる。すなわち、アンテナ容量Cantとインダクタ成分Lantおよびアンテナコイル(Lcoil)32とによりFM波帯付近で共振するようになる。また、アンテナ抵抗Rantは放射抵抗Rradとアンテナパターン31の導体抵抗Rlossとの和となり、導体抵抗Rlossが小さいほどアンテナパターン31により形成される板状アンテナの放射効率は向上することになる。この場合、アンテナパターン31は板状とされることから導体抵抗Rlossが小さくなって放射効率を向上することができる。
次に、本発明にかかる第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図を図14に示す。図14において、アンテナ基板30に形成されているアンテナパターン31と給電点33との間に挿入されているアンテナコイル32とからアンテナ部が構成され、このアンテナ部の受信信号がアンプ基板34に入力される。アンプ基板34には、受信信号をFM波帯の受信信号とAM波帯の受信信号に分離するためのFM帯通過フィルタ35aとAM帯通過フィルタ36a、および、FM波帯の受信信号とAM波帯の受信信号をそれぞれ増幅するアンプ35bとアンプ36bが設けられている。そして、FM帯通過フィルタ35aにより抽出されたFM波帯の受信信号はアンプ35bにより増幅され、AM帯通過フィルタ36aにより抽出されたAM波帯の受信信号はアンプ36bにより増幅される。アンプ35bの出力とアンプ36bの出力は合波されて出力端子OUTから出力される。
なお、給電点33はアンプ基板34の入力インピーダンスと共役整合を取れば整合できるため、アンテナコイル32により必ずしもFM波帯域内で共振を得る必要はない。この場合、給電点33のインピーダンスを容量性に、アンプ基板34の入力を誘導性にすることで共役整合できる場合は、アンテナコイル32の巻き数を少なくすることができる。
次に、図11に示すアンテナ基板30に形成されたアンテナパターン31とアンテナコイル32からなるアンテナ部を備える第1実施例のアンテナ装置1のFM波帯のゲイン特性を従来のアンテナのゲイン特性と共に図15に示す。
図15において縦軸は半波長のダイポールアンテナのゲインを0dBとしたゲイン[dBd]とされており、一点鎖線で示すゲイン特性は図67に示す従来のアンテナ装置501のロッド部を180mmとした際のゲイン特性であり、破線で示すゲイン特性は図67に示す従来のアンテナ装置501のロッド部を60mmとした際のゲイン特性である。図15に実線で示す本発明にかかる第1実施例のアンテナ装置1は、アンテナパターン31の高さHと長さLを共に約60mmとしグラウンドからの間隔Sを約25mmとした際のFM波帯のゲイン特性である。図15を参照すると、アンテナパターン31の高さHを60mmと超低姿勢としてもロッド部を60mmとした従来のアンテナ装置501のゲインよりFM波帯において約3dB以上ゲインが向上されていることがわかる。また、ロッド部を60mmとした従来のアンテナ装置501は周波数特性が急峻になって帯域が狭くなっている。そのため、FM波帯の全帯域に渡って良好に整合を取ることが困難となっている。しかし、本発明にかかる第1実施例のアンテナ装置1はロッド部を180mmとした従来のアンテナ装置501と同等の広い帯域を持っているため、アンプ基板34に容易に整合させることができる。
次に、図11に示すアンテナ基板30に形成されたアンテナパターン31とアンテナコイル32からなるアンテナ部を備える第1実施例のアンテナ装置1の周波数fを90MHzとした際の水平面内指向特性を図16に示す。図16を参照すると、本発明にかかる第1実施例のアンテナ装置1の水平面内指向特性は、ほぼ無指向性となり車両2の向きによらずFM放送を受信できることがわかる。これはアンテナパターン31は立設した板状とされているが波長に対して超小型とされていることから、指向特性が無指向性になるものと考えられる。
次に、図11に示すアンテナ基板30に形成されたアンテナパターン31とアンテナコイル32からなるアンテナ部を備える第1実施例のアンテナ装置1のAM波帯の相対受信電圧特性を従来のアンテナの相対受信電圧特性と共に図17に示す。図17において縦軸の相対受信電圧は長さ400mmの金属棒に誘起するAM波帯の受信電圧を0dBとした際の相対受信電圧[dB]とされており、一点鎖線で示す相対受信電圧特性は図67に示す従来のアンテナ装置501のロッド部を180mmとした際の相対受信電圧特性であり、破線で示す相対受信電圧特性は図67に示す従来のアンテナ装置501のロッド部を60mmとした際の相対受信電圧特性である。図17に実線で示す本発明にかかる第1実施例のアンテナ装置1の相対受信電圧特性は、アンテナパターン31の高さHと長さLを共に約60mmとしグラウンドからの間隔Sを約25mmとした際のAM波帯の相対受信電圧特性であり、アンテナパターン31の高さHを60mmと超低姿勢としてもロッド部を60mmとした従来のアンテナ装置501の相対受信電圧特性よりAM波帯において約10dB以上相対受信電圧特性が向上されていることがわかる。
このように、本発明にかかる第1実施例のアンテナ装置1において電気的特性を良くするためには、アンテナパターン31をグラウンドからなるべく離して高い位置に配置すると共に、面積も大きく取るようにすればよい。
次に、アンテナ基板の他の構成例を図18に示す。図18には他の構成とされたアンテナ基板60の構成を示す斜視図が示されており、このアンテナ基板60は高周波特性の良好なガラスエポキシ基板等のプリント基板とされている。アンテナ基板60上には、アンテナを構成する板状のアンテナパターン61と給電点63のパターンとが形成されている。アンテナパターン61と給電点63との間にはアンテナパターン61をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル62が接続されている。このアンテナ基板60の特徴的な構成はアンテナパターン61の上端において両側に延伸する傘状のトップ64が設けられている構成とされている。トップ64は導電性とされており、このように傘状のトップ64を設けることにより、アンテナ基板60により構成されるアンテナの電気的特性を向上することができる。
そこで、図19にアンテナ基板60に形成されトップ64が設けられたアンテナパターン61とアンテナコイル62からなるアンテナ部を備えるアンテナ装置1のFM波帯のゲイン特性を示す。
図19において縦軸は半波長のダイポールアンテナのゲインを0dBとしたゲイン[dBd]とされており、一点鎖線で示すゲイン特性はトップ64の突出幅Wを約30mmとした際のゲイン特性であり、破線で示すゲイン特性はトップ64の突出幅Wを約10mmとした際のゲイン特性であり、実線で示すゲイン特性はトップ64の突出幅Wを0mm、すなわちトップ64を設けない際のゲイン特性である。図19を参照すると、トップ64の突出幅Wを約10mmとした際には、トップ64を設けない場合のゲインよりFM波帯において約2dB以上ゲインが向上されており、突出幅Wを約30mmとするとFM波帯の全帯域においてさらにゲインが向上されていることがわかる。
次に、図20にアンテナ基板60に形成されトップ64が設けられたアンテナパターン61とアンテナコイル62からなるアンテナ部を備えるアンテナ装置1のAM波帯の相対受信電圧特性を示す。
図20において縦軸の相対受信電圧は長さ400mmの金属棒に誘起するAM波帯の受信電圧を0dBとした際の相対受信電圧[dB]とされており、一点鎖線で示す相対受信電圧特性はトップ64の突出幅Wを約30mmとした際の相対受信電圧特性であり、破線で示す相対受信電圧特性はトップ64の突出幅Wを約10mmとした際の相対受信電圧特性であり、実線で示す相対受信電圧特性はトップ64の突出幅Wを0mm、すなわちトップ64を設けない際の相対受信電圧特性である。図20を参照すると、トップ64の突出幅Wを約10mmとした際には、トップ64を設けない場合の相対受信電圧よりAM波帯において約1〜2dB相対受信電圧が向上されており、突出幅Wを約30mmとするとAM波帯の全帯域においてさらに相対受信電圧が向上されていることがわかる。このように、アンテナパターン61の上端において両側に延伸する傘状のトップ64が設けることによりFM波帯およびAM波帯においてゲインや相対受信電圧を向上させることができる。なお、傘状のトップ64は下向きに設けられているが、これに限るものではなく水平あるいは上向きに設けるようにしてもよい。
次に、アンテナパターンの変形例の構成を図21に示す。図21に示すアンテナ基板40は高周波特性の良好なガラスエポキシ基板等のプリント基板とされており、アンテナ基板40上にアンテナを構成するミアンダライン状のアンテナパターン41と給電点43のパターンとが形成されている。アンテナパターン41と給電点43との間にはアンテナパターン41をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル42が接続されている。
さらに、アンテナパターンの他の変形例の構成を図22に示す。図22に示すアンテナ基板50は高周波特性の良好なガラスエポキシ基板等のプリント基板とされており、アンテナ基板50上にアンテナを構成するフラクタル状のアンテナパターン51と給電点53のパターンとが形成されている。アンテナパターン51と給電点53との間にはアンテナパターン51をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル52が接続されている。
図21あるいは図22に示す各形状のアンテナパターンはいずれも段数が少なく形成されているため導体損失はほとんど発生することがなく、AM波帯およびFM波帯における電気的特性には大きく影響することはない。
次に、本発明の車載用にかかる第2実施例のアンテナ装置101の構成を図23ないし図26に示す。ただし、図23は本発明にかかる第2実施例のアンテナ装置101の構成を示す平面図であり、図24は本発明にかかる第2実施例のアンテナ装置101の構成を示す側面図であり、図25は本発明にかかる第2実施例のアンテナ装置101の内部構成を示す平面図であり、図26は本発明にかかる第2実施例のアンテナ装置1の内部構成を示す側面図である。
これらの図に示すように、本発明の第2実施例にかかるアンテナ装置101は、アンテナケース110と、このアンテナケース110内に収納されているアンテナベース120と、アンテナベース120に取り付けられてアンテナケース110内に収納されている1枚の基板130とから構成されている。アンテナケース110の高さは約70mm以下とされ、長手方向の長さは約200mmとされている。
アンテナケース110は電波透過性の合成樹脂製とされており、先端に行くほど細くなる横幅がさらに細くされた流線型の外形形状とされている。アンテナケース110の下面は取り付けられる車両2の取付面の形状に合わせた形状とされている。アンテナケース110内には、基板130を立設して収納できる空間が形成されている。アンテナケース110の下面には金属製のアンテナベース120が取り付けられている。そして、アンテナベース120には基板130を立設して固着する基板固定部123が長手方向のほぼ中央線に沿って3組設けられており、この3組の基板固定部123に基板130の下縁が挟持されることにより固着されている。このことから、アンテナケース110の下面に金属製のアンテナベース120を取り付けることにより、アンテナケース110の空間に基板130を収納することができる。なお、立設して固着される基板130の上縁はアンテナケース110の内部空間の形状に合わせた形状とされている。これにより、基板130の高さをなるべく高くすることができる。
基板130には、例えば図11に示すような板状のアンテナパターン131が形成されていると共に、基板130上にアンプ部134が設けられている。そして、アンテナパターン131の給電点とアンプ部134の入力との間にアンテナパターン131をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル132が挿入されている。アンプ部134では、アンテナパターン131およびアンテナコイル132からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第2実施例のアンテナ装置101の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
アンテナベース120の下面からは、アンテナ装置101を車両2に取り付けるためのボルト部121と、アンテナ装置101から受信信号を車両2内に導くためのケーブルを引き出すケーブル引出口122が突出して形成されている。この場合、ボルト部121およびケーブル引出口122が挿通される穴が車両2のルーフに形成され、これらの穴にボルト部121およびケーブル引出口122が挿通されるようルーフ上にアンテナ装置101を載置する。そして、車両2内に突出したボルト部121にナットを締着することによりアンテナ装置101を車両2のルーフに固着することができる。この際に、位置決め用の突起としても作用するケーブル引出口122から引き出されたケーブルにより、アンプ部134から出力される受信信号が車両2内に導かれる。また、アンテナケース110内に収納されている基板130におけるアンプ部134への給電ケーブルは、車両2内からケーブル引出口122を介してアンテナケース110内に導かれる。
以上説明した本発明の第2実施例のアンテナ装置101においては、アンテナパターン131とアンプ部134を一枚の基板130に配置することで、回路基板の固定部品を削減することができると共に、アンテナケース110の横幅を約55mm以下とスリム化することができる。
次に、本発明の第3実施例のアンテナ装置の構成を図27および図28に示す。ただし、図27は本発明にかかる第3実施例のアンテナ装置201の内部構成を示す平面図であり、図28は本発明にかかる第3実施例のアンテナ装置201の内部構成を示す側面図である。
これらの図に示すように、本発明の第3実施例にかかるアンテナ装置201は、アンテナケース210と、このアンテナケース210内に収納されているアンテナベース220と、アンテナベース220に取り付けられているアンテナ基板230と、アンテナ基板230の直下に配設されているアンプ基板234とから構成されている。アンテナケース210の高さは約70mm以下とされ、長手方向の長さは約200mmとされ、横幅は約75mmとされている。
アンテナケース210は電波透過性の合成樹脂製とされており、先端に行くほど細くなる流線型の外形形状とされている。アンテナケース210の下面は取り付けられる車両2の取付面の形状に合わせた形状とされている。アンテナケース210内には、アンテナ基板230を立設して収納できる空間と、アンテナ基板230の直下にアンプ基板234を横方向に収納する空間が形成されている。アンテナケース210の下面には金属製のアンテナベース220が取り付けられている。そして、アンテナベース220にはアンテナ基板230を立設して固着する基板固定部223が長手方向のほぼ中央線に沿って2組設けられており、この2組の基板固定部223にアンテナ基板230の下縁が挟持されることにより固着されている。アンテナ基板230のほぼ前半分の下部は切り欠かれており下部を除く部位にアンテナパターン231が形成されている。また、アンテナ基板230の上縁はアンテナケース210の内側の上面の形状とほぼ同形状に形成されて、アンテナパターン231の面積がなるべく大きくかつ高い位置に配置されている。
アンテナ基板230の一部が切り欠かれて形成された空間には、横方向にアンプ基板234が配設されており、アンプ基板234は、アンテナベース220の上面に形成された一対のボスにネジ止めにより固着されている。そして、アンテナパターン231の給電点とアンプ基板234の入力との間にアンテナパターン231をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル232が挿入されている。アンプ基板234では、アンテナパターン231およびアンテナコイル232からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第3実施例のアンテナ装置201の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
アンテナベース220の下面からは、アンテナ装置201を車両2に取り付けるためのボルト部221と、アンテナ装置201から受信信号を車両2内に導くためのケーブルを引き出すケーブル引出口222が突出して形成されている。この場合、ボルト部221およびケーブル引出口222が挿通される穴が車両2のルーフに形成され、これらの穴にボルト部221およびケーブル引出口222が挿通されるようルーフ上にアンテナ装置201を載置する。そして、車両2内に突出したボルト部221にナットを締着することによりアンテナ装置201を車両2のルーフに固着することができる。この際に、位置決め用の突起としても作用するケーブル引出口222から引き出されたケーブルにより、アンプ基板234から出力される受信信号が車両2内に導かれる。また、アンテナケース210内に収納されている基板230におけるアンプ基板234への給電ケーブルは、車両2内からケーブル引出口222を介してアンテナケース210内に導かれる。
以上説明した本発明の第3実施例のアンテナ装置201においては、アンテナ基板230の直下にアンプ基板234を配設することで、アンテナ装置201の長手方向の長さを短くすることができる。そこで、アンテナ装置の長手方向の長さを極力短くした本発明の第4実施例のアンテナ装置を次に説明する。
本発明の第4実施例のアンテナ装置の構成を図29および図32に示す。ただし、図29は本発明にかかる第4実施例のアンテナ装置301の構成を示す側面図であり、図30は本発明にかかる第4実施例のアンテナ装置301の構成を示す平面図であり、図31は本発明にかかる第4実施例のアンテナ装置301の内部構成を示す平面図であり、図32は本発明にかかる第4実施例のアンテナ装置301の内部構成を示す側面図である。
これらの図に示すように、本発明の第4実施例にかかるアンテナ装置301は、アンテナケース310と、このアンテナケース310内に収納されているアンテナベース320と、アンテナベース320に取り付けられているアンテナ基板330と、アンテナ基板330の直下に配設されているアンプ基板334とから構成されている。アンテナケース310の高さは約70mm以下とされ、長手方向の長さは約160mmとされ、横幅は約75mmとされている。
アンテナケース310は電波透過性の合成樹脂製とされており、先端に行くほど細くなる流線型の外形形状とされている。アンテナケース310の下面は取り付けられる車両2の取付面の形状に合わせた形状とされている。アンテナケース310内には、アンテナ基板330を立設して収納できる空間と、アンテナ基板330の直下にアンプ基板334を横方向に収納する空間が形成されている。アンテナケース310の下面には金属製のアンテナベース320が取り付けられている。そして、アンテナベース320にはアンテナ基板330を立設して固着する基板固定部323が長手方向のほぼ中央線に沿って2組設けられており、この2組の基板固定部323にアンテナ基板330の下縁が挟持されることにより固着されている。アンテナ基板330のほぼ前半分の下部は切り欠かれており下部を除く部位にアンテナパターン331が形成されている。また、アンテナ基板330の長さは極力短くされてアンテナパターン331の大きさが必要最小限の大きさとされていると共に、アンテナ基板330の上縁はアンテナケース310の内側の上面の形状とほぼ同形状に形成されて、アンテナパターン331の面積がなるべく大きくかつ高い位置に配置されている。
アンテナ基板330の一部が切り欠かれて形成された空間には、横方向にアンプ基板334が配設されており、アンプ基板334は、アンテナベース320の上面に形成された一対のボスにネジ止めにより固着されている。そして、アンテナパターン331の給電点とアンプ基板334の入力との間にアンテナパターン331をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル332が挿入されている。アンプ基板334では、アンテナパターン331およびアンテナコイル332からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第4実施例のアンテナ装置301の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
アンテナベース320の下面からは、アンテナ装置301を車両2に取り付けるためのボルト部321と、アンテナ装置301から受信信号を車両2内に導くためのケーブルを引き出すケーブル引出口322が突出して形成されている。この場合、ボルト部321およびケーブル引出口322が挿通される穴が車両2のルーフに形成され、これらの穴にボルト部321およびケーブル引出口322が挿通されるようルーフ上にアンテナ装置301を載置する。そして、車両2内に突出したボルト部321にナットを締着することによりアンテナ装置301を車両2のルーフに固着することができる。この際に、位置決め用の突起としても作用するケーブル引出口322から引き出されたケーブルにより、アンプ基板334から出力される受信信号が車両2内に導かれる。また、アンテナケース310内に収納されているアンテナ基板330におけるアンプ基板334への給電ケーブルは、車両2内からケーブル引出口322を介してアンテナケース310内に導かれる。
以上説明した本発明の第4実施例のアンテナ装置301においては、アンテナパターン331の大きさを必要最小限の大きさとしたことで、アンテナ装置301の長手方向の長さを約160mmと短くすることができる。
以上説明した本発明に係る第1実施例のアンテナ装置1ないし第4実施例のアンテナ装置301は、FM放送受信用のサブアンテナとして用いることができる。そこで、第1実施例のアンテナ装置1をFM放送受信用のサブアンテナとして用いる構成例を図33に示す。
図33に示すように、車両2のリアガラスにAM放送とFM放送を受信可能なメインアンテナとされるAM/FMガラスアンテナ70が設けられている。また、車両2のルーフ上にはアンテナ装置1が取り付けられている。アンテナ装置1におけるケーブル引出口22から導出されたケーブルを介してFM放送の受信信号のみが出力され、このケーブルがスイッチ(SW)72の固定接点cに接続されている。また、AM/FMガラスアンテナ70からはAM放送受信信号とFM放送受信信号とがそれぞれ異なるケーブルから導出される。AM放送受信信号を導出するケーブルはAMアンプ71の入力に接続され、FM放送受信信号を導出するケーブルはSW72の固定接点bに接続されている。AMアンプ71により増幅されたAM信号はAM出力端子(AM OUT)から出力されて車両2の内部に設けられた受信機に供給される。
また、SW72の可動接点aから出力されるSW72により選択されたFM信号はFMアンプ73により増幅されてFM出力端子(FM OUT)から出力されて車両2の内部に設けられた受信機に供給される。SW72においては、AM/FMガラスアンテナ70とアンテナ装置1のうちの受信電力が大きい方のFM信号を選択して出力することが好適とされる。この場合、受信電力が大きい方のFM信号をSW72で自動的に選択して出力するようにしてもよい。さらに、SW72に替えてAM/FMガラスアンテナ70とアンテナ装置1のFM受信信号を最大値合成して出力するようにしてもよい。ここで、AM/FMガラスアンテナ70とアンテナ装置1の周波数fを90MHzとした際の水平面内指向特性を図34に示す。図34を参照すると、アンテナ装置1の水平面内指向特性はほぼ無指向性となるが、リアガラスに設けられているAM/FMガラスアンテナ70の水平面内指向特性は、車両2のリア方向に最大のゲインが得られアンテナ装置1の最大ゲインより約10dB高いゲインが得られている。そして、AM/FMガラスアンテナ70とアンテナ装置1のFM受信信号を最大値合成した際の水平面内指向特性を図35に示す。図35を参照すると、車両2のリア方向に最大ゲイン約−11dBdが得られており、フロント方向に約−16dBdのゲインが得られている。
次に、本発明に係るアンテナ装置においてはFM放送を受信可能とされており併せてAM放送も受信可能とされているが、これに限ることはなくモバイル・テレビ・サービス(TDTV)や携帯電話帯(TEL)等の他の通信用アンテナとして動作可能とすることができる。この場合のアンテナ基板の構成例を図36ないし図40に示す。
図36に示すアンテナ基板30−1は、AM/FM放送のアンテナおよびTDTVあるいはTELのアンテナとして用いる場合の構成例である。アンテナ基板30−1のほぼ上半分には、1枚の板状のアンテナパターン31−1が形成されている。このアンテナパターン31−1にアンテナコイル32−1の一端が接続され、アンテナコイル32−1の他端がAM/FM受信信号が出力されるAM/FM出力端子に接続される。また、アンテナパターン31−1にTDTV(TEL)信号の周波数帯だけを通過させるハイパスフィルタ(HPF)37−1の一端が接続され、HPF37−1の他端がTDTV(TEL)信号用のTDTV(TEL)端子に接続される。AM/FM出力端子はAM/FM受信機に接続され、TDTV(TEL)端子はTDTV受信機(TEL)に接続される。この場合、アンテナパターン31−1はTDTV(TEL)の周波数帯に共振する大きさとするのが好適とされる。
次に、図37に示すアンテナ基板30−2は、AM/FM放送のアンテナおよびTDTVあるいはTELのアンテナとして用いる場合の他の構成例である。アンテナ基板30−2のほぼ上半分には、1枚の板状のアンテナパターン31−2が形成されている。このアンテナパターン31−2にアンテナコイル32−2の一端が接続され、アンテナコイル32−2の他端がAM/FM受信信号が出力されるAM/FM出力端子に接続される。また、アンテナパターン31−2にAM/FM信号とされる低い周波数帯の信号を阻止するコンデンサ38−2の一端が接続され、コンデンサ38−2の他端がTDTV(TEL)信号用のTDTV(TEL)端子に接続される。AM/FM出力端子はAM/FM受信機に接続され、TDTV(TEL)端子はTDTV受信機(TEL)に接続される。この場合、アンテナパターン31−2はTDTV(TEL)の周波数帯に共振する大きさとするのが好適とされる。
図38に示すアンテナ基板30−3は、AM/FM放送のアンテナおよびTDTVあるいはTELのアンテナとして用いる場合のさらに他の構成例である。アンテナ基板30−3のほぼ上半分には、1枚の板状の第1アンテナパターン31−3aが形成されており、アンテナ基板30−3の下半分にTDTV(TEL)の周波数帯に共振する線状の第2アンテナパターン31−3bが形成されている。この第1のアンテナパターン31−3aにアンテナコイル32−3の一端が接続され、アンテナコイル32−3の他端がAM/FM受信信号が出力されるAM/FM出力端子に接続される。また、第2のアンテナパターン31−3bの給電点はTDTV(TEL)信号用のTDTV(TEL)端子に接続される。AM/FM出力端子はAM/FM受信機に接続され、TDTV(TEL)端子はTDTV受信機(TEL)に接続される。
図39に示すアンテナ基板30−4は、AM/FM放送のアンテナおよびTDTVあるいはTELのアンテナとして用いる場合のさらに他の構成例である。アンテナ基板30−4は横長の形状とされて図示する紙面の右側を除くほぼ上半分には、1枚の板状の第1アンテナパターン31−4aが形成されており、アンテナ基板30−4の図示する紙面の右側の縦方向にTDTV(TEL)の周波数帯に共振する線状の第2アンテナパターン31−4bが形成されている。この第1のアンテナパターン31−4aにアンテナコイル32−4の一端が接続され、アンテナコイル32−4の他端がAM/FM受信信号が出力されるAM/FM出力端子に接続される。また、第2のアンテナパターン31−4bの給電点はTDTV(TEL)信号の周波数帯を通過させるHPF37−4を介してTDTV(TEL)信号用のTDTV(TEL)端子に接続される。AM/FM出力端子はAM/FM受信機に接続され、TDTV(TEL)端子はTDTV受信機(TEL)に接続される。
図40に示すアンテナ基板は第1アンテナ基板30−5aと第2アンテナ基板30−5bの2枚からなり、AM/FM放送のアンテナおよびTDTVあるいはTELのアンテナとして用いる場合のさらに他の構成例である。第1アンテナ基板30−5aのほぼ上半分には、1枚の板状の第1アンテナパターン31−5aが形成されており、縦に細長い第2アンテナ基板30−5bの縦方向にTDTV(TEL)の周波数帯に共振する線状の第2アンテナパターン31−5bが形成されている。この第1のアンテナパターン31−5aにアンテナコイル32−5の一端が接続され、アンテナコイル32−5の他端がAM/FM受信信号が出力されるAM/FM出力端子に接続される。また、第2のアンテナパターン31−5bの給電点はTDTV(TEL)信号用のTDTV(TEL)端子に接続される。AM/FM出力端子はAM/FM受信機に接続され、TDTV(TEL)端子はTDTV受信機(TEL)に接続される。
なお、図36ないし図40に示す構成例のアンテナ基板はいずれも高周波特性の良好なガラスエポキシ基板等のプリント基板とされており、アンテナケース内に収納される。
次に、第5実施例のアンテナ装置の構成を図41および図42に示す。ただし、図41は本発明にかかる第5実施例のアンテナ装置401−1の構成を示す側面図であり、図42は本発明にかかる第5実施例のアンテナ装置401−1の構成を示すb1−b1線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第5実施例にかかるアンテナ装置401−1は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナベース420に複数本の絶縁スペーサ426−1を介して取り付けられている平板状のアンテナ430−1およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。
アンテナケース410は電波透過性の合成樹脂製とされており、先端に行くほど細くなる流線型の外形形状とされている。アンテナケース410の下面は取り付けられる車両2の取付面の形状に合わせた形状とされている。アンテナケース410内には、アンテナ430−1を立設して収納できる空間と、アンプ基板434を横方向に収納する空間が形成されている。アンテナケース410の下面には金属製のアンテナベース420が取り付けられている。そして、アンテナベース420に2本の絶縁スペーサ426−1が立設されており、この絶縁スペーサ426−1の先端に平板状のアンテナ430−1が立設して固着されている。アンテナ430−1は、金属板を加工したり絶縁板に金属材を蒸着や貼着することにより作成される。また、アンテナ430−1の横にアンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−1とアンプ基板434とを収納することができる。なお、立設して固着されるアンテナ430−1の上縁をアンテナケース410の内部空間の形状に合わせた形状として、アンテナ430−1の高さをなるべく高くすることが好適とされる。
アンプ基板434にはアンプ部が設けられており、アンテナ430−1の給電点とアンプ部の入力との間にアンテナ430−1をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−1およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第5実施例のアンテナ装置401−1の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
アンテナベース420の下面からは、アンテナ装置401−1を車両2に取り付けるためのボルト部421と、アンテナ装置401−1から受信信号を車両2内に導くためのケーブルを引き出すケーブル引出口422が突出して形成されている。この場合、ボルト部421およびケーブル引出口422が挿通される穴が車両2のルーフに形成され、これらの穴にボルト部421およびケーブル引出口422が挿通されるようルーフ上にアンテナ装置401−1を載置する。そして、車両2内に突出したボルト部421にナットを締着することによりアンテナ装置401−1を車両2のルーフに固着することができる。この際に、位置決め用の突起としても作用するケーブル引出口422から引き出されたケーブルが車両2内に導かれる。また、アンテナケース410内に収納されているアンプ基板434への給電ケーブルは、車両2内からケーブル引出口422を介してアンテナケース410内に導かれる。
次に、第6実施例のアンテナ装置の構成を図43および図44に示す。ただし、図43は本発明にかかる第6実施例のアンテナ装置401−2の構成を示す側面図であり、図44は本発明にかかる第6実施例のアンテナ装置401−2の構成を示すb2−b2線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第6実施例にかかるアンテナ装置401−2は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナベース420に複数本の絶縁スペーサ426−2を介して取り付けられている断面菱形の棒状とされたアンテナ430−2およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。
アンテナケース410、アンテナベース420の構成は第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナベース420に2本の絶縁スペーサ426−2が立設されており、この絶縁スペーサ426−2の先端に断面菱形の棒状とされたアンテナ430−2が立設して固着されている。アンテナ430−2は、金属棒を加工したり断面菱形の絶縁棒の全面に金属材を蒸着や貼着することにより作成される。アンテナベース420には、アンテナ430−2およびアンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−2とアンプ基板434とを収納することができる。
アンプ基板434の構成も第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナ430−2の給電点とアンプ基板434に設けられているアンプ部の入力との間にアンテナ430−2をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−2およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第6実施例のアンテナ装置401−2の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
次に、第7実施例のアンテナ装置の構成を図45および図46に示す。ただし、図45は本発明にかかる第7実施例のアンテナ装置401−3の構成を示す側面図であり、図46は本発明にかかる第7実施例のアンテナ装置401−3の構成を示すb3−b3線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第7実施例にかかるアンテナ装置401−3は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナベース420に複数本の絶縁スペーサ426−3を介して取り付けられている断面楕円形の棒状とされたアンテナ430−3およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。
アンテナケース410、アンテナベース420の構成は第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナベース420に2本の絶縁スペーサ426−3が立設されており、この絶縁スペーサ426−3の先端に断面楕円形の棒状とされたアンテナ430−3が立設して固着されている。アンテナ430−3は、金属棒を加工したり断面楕円形の絶縁棒の全面に金属材を蒸着や貼着することにより作成される。アンテナベース420には、アンテナ430−3およびアンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−3とアンプ基板434とを収納することができる。
アンプ基板434の構成も第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナ430−3の給電点とアンプ基板434に設けられているアンプ部の入力との間にアンテナ430−3をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−3およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第7実施例のアンテナ装置401−3の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
次に、第8実施例のアンテナ装置の構成を図47および図48に示す。ただし、図47は本発明にかかる第8実施例のアンテナ装置401−4の構成を示す側面図であり、図48は本発明にかかる第8実施例のアンテナ装置401−4の構成を示すb4−b4線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第8実施例にかかるアンテナ装置401−4は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナベース420に複数本の絶縁スペーサ426−4を介して取り付けられている断面円形の棒状とされたアンテナ430−4およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。
アンテナケース410、アンテナベース420の構成は第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナベース420に2本の絶縁スペーサ426−4が立設されており、この絶縁スペーサ426−4の先端に断面円形の棒状とされたアンテナ430−4が固着されている。アンテナ430−4は、金属丸棒を加工したり断面円形の絶縁丸棒の全面に金属材を蒸着や貼着することにより作成される。アンテナベース420には、アンテナ430−4およびアンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−4とアンプ基板434とを収納することができる。
アンプ基板434の構成も第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナ430−4の給電点とアンプ基板434に設けられているアンプ部の入力との間にアンテナ430−4をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−4およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第8実施例のアンテナ装置401−4の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
次に、第9実施例のアンテナ装置の構成を図49および図50に示す。ただし、図49は本発明にかかる第9実施例のアンテナ装置401−5の構成を示す側面図であり、図50は本発明にかかる第9実施例のアンテナ装置401−5の構成を示すb5−b5線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第9実施例にかかるアンテナ装置401−5は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナベース420に複数本の絶縁スペーサ426−5を介して取り付けられている断面三角形の筒状とされたアンテナ430−5およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。
アンテナケース410、アンテナベース420の構成は第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナベース420に2本の絶縁スペーサ426−5が立設されており、この絶縁スペーサ426−5の先端に断面三角形の筒状とされたアンテナ430−5が立設して固着されている。アンテナ430−5は、金属板を折曲加工したり断面三角形の筒状の棒を切断することにより作成される。アンテナケース410の内面に対面しているアンテナ430−5の両斜面はアンテナケース410の内面の形状に合わせて内側に絞った曲面とされている。アンテナベース420には、アンテナ430−5およびアンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−5とアンプ基板434とを収納することができる。
アンプ基板434の構成も第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナ430−5の給電点とアンプ基板434に設けられているアンプ部の入力との間にアンテナ430−5をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−5およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第9実施例のアンテナ装置401−5の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
次に、第10実施例のアンテナ装置の構成を図51および図52に示す。ただし、図51は本発明にかかる第10実施例のアンテナ装置401−6の構成を示す側面図であり、図52は本発明にかかる第10実施例のアンテナ装置401−6の構成を示すb6−b6線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第10実施例にかかるアンテナ装置401−6は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナベース420に複数本の絶縁スペーサ426−6を介して取り付けられているヘリカル状に巻回されているアンテナ430−6およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。
アンテナケース410、アンテナベース420の構成は第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナベース420に2本の絶縁スペーサ426−6が立設されており、この絶縁スペーサ426−6の先端にヘリカル状とされたアンテナ430−6の下端を支持する支持材が固着されている。アンテナ430−6は、金属線をヘリカル状に巻回することにより作成される。アンテナベース420には、アンテナ430−6およびアンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−6とアンプ基板434とを収納することができる。
アンプ基板434の構成も第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナ430−6の給電点とアンプ基板434に設けられているアンプ部の入力との間にアンテナ430−6をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−6およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第10実施例のアンテナ装置401−6の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
次に、第11実施例のアンテナ装置の構成を図53および図54に示す。ただし、図53は本発明にかかる第11実施例のアンテナ装置401−7の構成を示す側面図であり、図54は本発明にかかる第11実施例のアンテナ装置401−7の構成を示すb7−b7線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第11実施例にかかるアンテナ装置401−7は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナベース420に複数本の絶縁スペーサ426−7を介して取り付けられている断面三角形の棒状とされたアンテナ430−7およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。
アンテナケース410、アンテナベース420の構成は第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナベース420に2本の絶縁スペーサ426−7が立設されており、この絶縁スペーサ426−7の先端に断面三角形の棒状とされたアンテナ430−7が立設して固着されている。アンテナ430−7は、金属棒を加工したり断面三角形の絶縁棒の全面に金属材を蒸着や貼着することにより作成される。アンテナベース420には、アンテナ430−7およびアンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−7とアンプ基板434とを収納することができる。
アンプ基板434の構成も第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナ430−7の給電点とアンプ基板434に設けられているアンプ部の入力との間にアンテナ430−7をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−7およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第11実施例のアンテナ装置401−7の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
次に、第12実施例のアンテナ装置の構成を図55および図56に示す。ただし、図55は本発明にかかる第12実施例のアンテナ装置401−8の構成を示す側面図であり、図56は本発明にかかる第12実施例のアンテナ装置401−8の構成を示すb8−b8線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第12実施例にかかるアンテナ装置401−8は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナベース420に複数本の絶縁スペーサ426−8を介して取り付けられている断面菱形の棒状とされたアンテナ430−8およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。図示されているように第12実施例のアンテナ装置401−8は、第6実施例のアンテナ装置401−2における断面菱形のアンテナ430−2の大きさを大きくした変形例に相当している。
アンテナケース410、アンテナベース420の構成は第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナベース420に2本の絶縁スペーサ426−8が立設されており、この絶縁スペーサ426−8の先端に断面菱形の棒状とされたアンテナ430−8が立設して固着されている。アンテナ430−8は、金属棒を加工したり断面菱形の絶縁棒の全面に金属材を蒸着や貼着することにより作成される。アンテナベース420には、アンテナ430−8およびアンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−8とアンプ基板434とを収納することができる。
アンプ基板434の構成も第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナ430−8の給電点とアンプ基板434に設けられているアンプ部の入力との間にアンテナ430−8をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−8およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第12実施例のアンテナ装置401−8の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
次に、第13実施例のアンテナ装置の構成を図57および図58に示す。ただし、図57は本発明にかかる第13実施例のアンテナ装置401−9の構成を示す側面図であり、図57は本発明にかかる第13実施例のアンテナ装置401−9の構成を示すb9−b9線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第13実施例にかかるアンテナ装置401−9は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナベース420に複数本の絶縁スペーサ426−9を介して取り付けられている断面楕円形の棒状とされたアンテナ430−9およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。図示されているように第13実施例のアンテナ装置401−9は、第7実施例のアンテナ装置401−3における断面楕円形のアンテナ430−3の大きさを大きくした変形例に相当している。
アンテナケース410、アンテナベース420の構成は第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナベース420に2本の絶縁スペーサ426−9が立設されており、この絶縁スペーサ426−9の先端に断面楕円形の棒状とされたアンテナ430−9が立設して固着されている。アンテナ430−9は、金属棒を加工したり断面楕円形の絶縁棒の全面に金属材を蒸着や貼着することにより作成される。アンテナベース420には、アンテナ430−9およびアンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−9とアンプ基板434とを収納することができる。
アンプ基板434の構成も第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナ430−9の給電点とアンプ基板434に設けられているアンプ部の入力との間にアンテナ430−9をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−9およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第13実施例のアンテナ装置401−9の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
次に、第14実施例のアンテナ装置の構成を図59および図60に示す。ただし、図59は本発明にかかる第14実施例のアンテナ装置401−10の構成を示す側面図であり、図59は本発明にかかる第14実施例のアンテナ装置401−10の構成を示すb10−b10線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第14実施例にかかるアンテナ装置401−10は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナケース410の下部を除く内面に設けられている面状とされたアンテナ430−10およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。
アンテナケース410、アンテナベース420の構成は第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナケース410の下部を除く内面に金属材を蒸着あるいは貼着することにより面状とされたアンテナ430−10がアンテナケース410の内面に設けられている。アンテナベース420には、アンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−10およびアンプ基板434が収納されるようになる。
アンプ基板434の構成も第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナ430−10の給電点とアンプ基板434に設けられているアンプ部の入力との間にアンテナ430−10をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−10およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第14実施例のアンテナ装置401−10の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
次に、第15実施例のアンテナ装置の構成を図61および図62に示す。ただし、図61は本発明にかかる第15実施例のアンテナ装置401−11の構成を示す側面図であり、図62は本発明にかかる第15実施例のアンテナ装置401−11の構成を示すb11−b11線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第15実施例にかかるアンテナ装置401−11は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナベース420に複数本の絶縁スペーサ426−11を介して取り付けられている断面三角形の筒状とされたアンテナ430−11およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。図示されているように第15実施例のアンテナ装置401−11は、第9実施例のアンテナ装置401−5における断面三角形の筒状のアンテナ430−5の大きさを大きくした変形例に相当している。
アンテナケース410、アンテナベース420の構成は第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナベース420に2本の絶縁スペーサ426−11が立設されており、この絶縁スペーサ426−11の先端に断面三角形の筒状とされたアンテナ430−11が立設して固着されている。アンテナ430−11は、金属板を折曲加工したり断面三角形の筒状の棒を切断することにより作成される。アンテナケース410の内面に対面しているアンテナ430−11の両斜面はアンテナケース410の内面の形状に合わせて内側に絞った曲面とされている。アンテナベース420には、アンテナ430−11およびアンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−11とアンプ基板434とを収納することができる。
アンプ基板434の構成も第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナ430−11の給電点とアンプ基板434に設けられているアンプ部の入力との間にアンテナ430−11をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−11およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第15実施例のアンテナ装置401−11の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
次に、第16実施例のアンテナ装置の構成を図63および図64に示す。ただし、図63は本発明にかかる第16実施例のアンテナ装置401−12の構成を示す側面図であり、図64は本発明にかかる第16実施例のアンテナ装置401−12の構成を示すb12−b12線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第16実施例にかかるアンテナ装置401−12は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナベース420に複数本の絶縁スペーサ426−12を介して取り付けられているヘリカル状に巻回されているアンテナ430−12およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。図示されているように第16実施例のアンテナ装置401−12は、第10施例のアンテナ装置401−6におけるヘリカル状のアンテナ430−6の大きさを大きくした変形例に相当している。
アンテナケース410、アンテナベース420の構成は第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナベース420に2本の絶縁スペーサ426−12が立設されており、この絶縁スペーサ426−12の先端にヘリカル状とされたアンテナ430−12の下端を支持する支持材が固着されている。アンテナ430−12は、金属線をヘリカル状に巻回することにより作成される。アンテナベース420には、アンテナ430−12およびアンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−12とアンプ基板434とを収納することができる。
アンプ基板434の構成も第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナ430−12の給電点とアンプ基板434に設けられているアンプ部の入力との間にアンテナ430−12をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−12およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第16実施例のアンテナ装置401−12の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
次に、第17実施例のアンテナ装置の構成を図65および図66に示す。ただし、図65は本発明にかかる第17実施例のアンテナ装置401−13の構成を示す側面図であり、図66は本発明にかかる第17実施例のアンテナ装置401−13の構成を示すb13−b13線で切断した断面図で示す正面図である。
これらの図に示すように、本発明の第17実施例にかかるアンテナ装置401−13は、アンテナケース410と、このアンテナケース410内に収納されているアンテナベース420と、アンテナベース420に複数本の絶縁スペーサ426−13を介して取り付けられている断面三角形の棒状とされたアンテナ430−13およびアンプ基板434とから構成されている。アンテナケース410の長手方向の長さは約200mmとされ、高さは約70mm以下とされている。図示されているように第17実施例のアンテナ装置401−13は、第11実施例のアンテナ装置401−7における断面三角形の棒状のアンテナ430−7の大きさを大きくした変形例に相当している。
アンテナケース410、アンテナベース420の構成は第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナベース420に2本の絶縁スペーサ426−13が立設されており、この絶縁スペーサ426−13の先端に断面三角形の棒状とされたアンテナ430−13が立設して固着されている。アンテナ430−13は、金属棒を加工したり断面三角形の絶縁棒の全面に金属材を蒸着や貼着することにより作成される。アンテナベース420には、アンテナ430−13およびアンプ基板434が固着されていることから、アンテナケース410の下面に金属製のアンテナベース420を取り付けることにより、アンテナケース410の空間にアンテナ430−13とアンプ基板434とを収納することができる。
アンプ基板434の構成も第5実施例と同様とされているのでその説明は省略するが、アンテナ430−13の給電点とアンプ基板434に設けられているアンプ部の入力との間にアンテナ430−13をFM波帯に共振させるためのアンテナコイル432が挿入されている。アンプ部では、アンテナ430−13およびアンテナコイル432からなるアンテナ部で受信されたFM放送とAM放送の受信信号とが分離されて、それぞれアンプで増幅されて出力されている。このような本発明にかかる第17実施例のアンテナ装置401−13の等価回路図は、図14に示す第1実施例のアンテナ装置1の等価回路図と同様とされている。
以上説明した本発明にかかるアンテナ装置は、アンテナパターンをグラウンドからなるべく離して高い位置に配置すると共に、その体積(面積)を大きく取ることによりFM放送の周波数帯やAM放送の周波数帯の電気的特性を良くすることができる。この場合、アンテナパターンに替えて立設した平板状の導体板のアンテナとすることができる。この導体板の下縁はグラウンドから約10mm以上の間隔を空けることが好適とされる。また、立設した平板状の導体板をコ字状等に折曲することで体積を大きく取るようにすると、さらに電気的特性を向上することができる。さらに、アンテナをロッド状としても良いし、ヘリカル状のアンテナとしてもよい。このロッド状のアンテナは、棒状や筒状の導電体(例えば、金属)から構成されると共に、その断面形状は円、楕円や多角形状とされ、アンテナコイルを介して給電点に接続されることになる。そして、ヘリカル状やロッド状のアンテナとした場合はアンテナケースの内側の上端に沿って配置することで、グラウンドとロッド状のアンテナとの間隔Sが10mm以上となり、アンテナ装置の電気的特性を向上することができる。
また、本発明の各実施例にかかるアンテナの長さは約60mmとされており、長くても90mm程度の長さとされる。FM波帯の周波数100MHzの波長をλとすると、約90mmの寸法は0.03λとなり、アンテナの長さは約1/30波長以下の長さとなる。
さらに、第2実施例ないし第4実施例のアンテナ装置におけるアンテナパターンの上端に両側に延伸する傘状のトップを設けることができる。さらにまた、第1実施例ないし第4実施例のアンテナ装置においてアンテナパターンの上端に両側に延伸する傘状のトップを設けることに替えて、アンテナパターンを省略して傘状のトップのみとアンテナコイルとによりアンテナ部を構成するようにしても良い。この場合、傘状のトップをアンテナケースの内側の上面に貼着等により固着することでアンテナ基板を省略することができる。
さらにまた、図36ないし図40に示すアンテナ基板におけるアンテナパターンの上端に両側に延伸する傘状のトップを設けることができる。この場合、図36ないし図40に示すアンテナ基板におけるアンテナパターンの上端に両側に延伸する傘状のトップを設けることに替えて、アンテナパターンを省略して傘状のトップのみとアンテナコイルとによりアンテナ部を構成するようにしても良い。この場合、傘状のトップをアンテナケースの内側の上面に貼着等により固着することでアンテナ基板を省略することができる。
なお、傘状のトップをアンテナケースの内側の上部に蒸着や貼着等により設けると共に、アンテナ接続手段を設けておいて、アンテナケースにアンテナ装置を収納した際に、傘状のトップがアンテナに接続されるようにしてもよい。
さらにまた、本発明にかかるアンテナ装置は車両のルーフやトランクに取り付けられる車載用としたが、これに限るものではなく少なくともFM帯を受信するアンテナ装置であれば適用することができる。

Claims (18)

  1. 車両に取り付けられた際に、車両から約70mm以下の高さで突出するアンテナケースと、該アンテナケース内に収納されるアンテナ部からなるアンテナ装置であって、
    前記アンテナ部は、アンテナと、該アンテナにより受信された少なくともFM放送の信号を増幅するアンプを有するアンプ基板とからなり、前記アンテナの給電点が前記アンプの入力にアンテナコイルを介して接続されていることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能なアンテナ装置。
  2. 前記アンテナが、前記アンテナケース内に立設して配設されている平板状のアンテナとされ、該アンテナの上端に両側に延伸する導電性のトップ部が接続されていることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 前記アンテナが、前記アンテナケース内に配設されているロッド状のアンテナとされ、該ロッド状のアンテナは断面形状が円、楕円や多角形状とされた棒状や筒状の導電体から構成されていることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項1記載のアンテナ装置。
  4. 車両に取り付けられた際に、車両から約70mm以下の高さで突出するアンテナケースと、該アンテナケース内に収納されるアンテナ部からなるアンテナ装置であって、
    前記アンテナ部は、立設されて配置されアンテナパターンが形成されているアンテナ基板と、前記アンテナパターンにより受信された少なくともFM放送の信号を増幅するアンプが設けられているアンプ基板とからなり、前記アンテナ基板における前記アンテナパターンの給電点が、前記アンプ基板における前記アンプの入力にアンテナコイルを介して接続されていることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能なアンテナ装置。
  5. 前記アンテナ基板と前記アンプ基板とが、立設されて配置されている一枚の基板とされて、該一枚の基板上において前記アンテナパターンの給電点が前記アンプの入力にアンテナコイルを介して接続されていることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項4記載のアンテナ装置。
  6. 前記アンテナパターンに、少なくともFM波帯を超える周波数帯だけを通過させる手段が接続されることにより、前記アンテナパターンをFM波帯を超える周波数帯のアンテナとしても用いるようにしたことを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項4記載のアンテナ装置。
  7. 前記アンテナ基板における前記アンテナパターンが形成されていない下部に、FM波帯を超える周波数帯で動作可能な別のアンテナパターンが形成されていることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項4記載のアンテナ装置。
  8. 前記アンテナ部は、立設されて配置されアンテナパターンが形成されているアンテナ基板と、前記アンテナパターンにより受信された少なくともFM放送の信号を増幅するアンプが設けられているアンプ基板と、FM波帯を超える周波数帯で動作可能な別のアンテナパターンが形成されている別のアンテナ基板とからなることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項4記載のアンテナ装置。
  9. 前記アンテナ基板に形成されている前記アンテナパターンの上端に、前記アンテナ基板の両側に延伸する導電性のトップ部が接続されていることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項4から8のいずれかに記載のアンテナ装置。
  10. 車両に取り付けられた際に、車両から約70mm以下の高さで突出するアンテナケースと、該アンテナケース内に収納されるアンテナ部からなるアンテナ装置であって、
    前記アンテナ部は、立設されて配置されアンテナパターンが形成されているアンテナ基板と、該アンテナパターンにより受信された少なくともFM放送の信号を増幅するアンプを有するアンプ基板とからなり、
    前記アンテナ基板における前記アンテナパターンが形成されていない下部の一部が切り欠かれて、該切り欠かれた部位に前記アンプ基板が収納配置されていると共に、前記アンテナパターンの給電点が前記アンプの入力にアンテナコイルを介して接続されていることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能なアンテナ装置。
  11. 前記アンテナ基板に形成されている前記アンテナパターンの上端に、前記アンテナ基板の両側に延伸する導電性のトップ部が接続されていることを特徴とする請求項10記載の少なくともFM放送を受信可能なアンテナ装置。
  12. 前記平板状のアンテナの下縁とグラウンドとの間隔が、約10mm以上とされていることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項1から3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  13. 前記アンテナ基板に形成されている前記アンテナパターンの下縁とグラウンドとの間隔が、約10mm以上とされていることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項4から11のいずれかに記載のアンテナ装置。
  14. AM放送とFM放送とを少なくとも受信することのできるメインアンテナが車両に設けられており、前記アンテナ装置がFM放送を受信するサブアンテナとして用いられるようにしたことを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載のアンテナ装置。
  15. 前記アンテナの長さがFM放送の波長λに対して約1/30以下の長さとされ、前記アンテナと前記アンテナコイルとからなるアンテナ部がFM放送にほぼ共振するようにしたことを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項1から3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  16. 前記アンテナパターンの長さがFM放送の波長λに対して約1/30以下の長さとされ、前記アンテナパターンと前記アンテナコイルとからなるアンテナ部がFM放送にほぼ共振するようにしたことを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項4から13のいずれかに記載のアンテナ装置。
  17. 前記アンテナケースは、先端に行くほど細くなると共に高さが低くなる流線型の外形形状とされており、前記アンプ基板は前記アンテナケースの高さが低い部位に収納されることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項1から3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  18. 前記アンテナケースは、先端に行くほど細くなると共に高さが低くなる流線型の外形形状とされており、前記アンプ基板は前記アンテナケースの高さが低い部位に収納されることを特徴とする少なくともFM放送を受信可能な請求項4,5,6,7,8,10,11のいずれかに記載のアンテナ装置。
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