JPWO2008062549A1 - スイング式電極チップ交換装置 - Google Patents

スイング式電極チップ交換装置 Download PDF

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Abstract

シャンクが曲がった場合にも、シャンクを損傷させることなく電極チップを脱着することを可能にするスイング式電極チップ交換装置を提供する。スポット溶接機の近傍に位置する固定板20と、この固定板20上に、前後方向にスライド可能であり、かつ前部が左右方向にスイング可能に配設された可動板21とを有し、この可動板21上に、スポット溶接機のシャンク90の先端に電極チップ95を取り付ける取り付け装置1、若しくは電極チップ95取り外す電極チップのマガジン60を搭載し取付装置1若しくは電極チップのマガジン60にシャンク90が当接した際に、前後方向のスライド及び左右方向のスイングを可能としたことを特徴とする。

Description

本発明は、スポット溶接機のシャンクの先端に電極チップを取り付け、若しくは取り外す電極チップ交換装置に関する。
従来から、金属部材の溶接手段のひとつとして、金属部材を圧着しつつ電流を流し、その抵抗熱で金属を溶かして接合するスポット溶接が広く利用されている。このスポット溶接では、図12に示されるように、シャンク90の先端に形成されたテーパー部90aに電極チップ95を嵌合した溶接ガンを、ロボットアームに取り付けて使用しているが、長時間使用していると、電極チップ95の先端形状が変形・摩耗して溶接品質の確保が難しくなる。そこで、一定の処理時間あるいは一定の溶接打点数を超えるとシャンク90の先端から電極チップ95を取り外して新品あるいは研磨処理したものと交換して、電極チップ95の先端形状を確保していた。
最近では被溶接材に化学処理剤による防錆処理等が施されているものが多いために電極チップ95の摩耗が早く、交換頻度が増える傾向にある。しかし、その都度生産ラインを止めて電極チップ95を交換することは生産効率を低下させる。そこで、生産ラインを止めずに電極チップ95を交換することができるように、特許文献1に示されるような、電極チップ95の自動取外装置が提案されている。
しかしながら、この特許文献1に記載された従来の電極チップ95の自動取外装置は、シャンク90のテーパー部90aに一枚のフォーク状のレバーを差し込み、このレバーをシャンク90側に当てた状態で傾斜させ、梃子の原理の応用で電極チップ95をこじるようにして取り外すものである。この場合、レバーが当接するシャンク90や電極チップ95の角部には集中荷重が作用し、傷がつきやすいという問題点があった。また、シャンク90のテーパー部90aへのレバーの差し込み量が安定せず電極チップ95の取り外し不良を生ずるという問題点もあった。
そこで、特許文献2に示される、電極チップ取外装置が提案されている。この電極チップ取外装置は、固定爪と上下方向に開閉する可動爪から構成され、これらの固定爪及び可動爪には、シャンク導入用のU字状の差込部が形成されている。電極チップ95が取り付けられたシャンク90のテーパー部90aを前記固定爪及び可動爪の差込部に差し込んで、可動爪を可動させて、固定爪と可動爪を開けて、シャンク90のテーパー部90aから電極チップ95を取り外すようになっている。
しかし、電極チップ95が被溶接剤に溶解して凝固してしまう場合があり、この状態でシャンク90を引きはがすと、僅かにシャンク90が曲がる場合がある。また、シャンク90を治具や被溶接材にぶつけた場合にもシャンク90が曲がる場合がある。このようにシャンク90が曲がった場合には、シャンク90のテーパー部90aを固定爪及び可動爪の差込部に差し込むことができないこともあり、無理に差し込もうとすると、シャンク90が損傷してしまうこともあった。
特開2002−79382号公報 特開2006−859号公報
シャンクが曲がった場合には、シャンクの先端を電極チップ取外装置の差込部に差し込むと、シャンクが損傷してしまうことがある。従って本発明の目的は、シャンクが曲がった場合であっても、シャンクを損傷させることなく、電極チップを脱着することができる電極チップ交換装置を提供することにある。
上記した従来の問題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、
スポット溶接機の近傍に位置する固定板と、
この固定板上に、前後方向にスライド可能であり、かつ前部が左右方向にスイング可能に配設された可動板とを有し、
この可動板に、スポット溶接機のシャンクの先端に電極チップを取り付け、若しくは取り外す電極チップ交換手段を搭載し、
電極チップ交換手段にシャンクが当接した際に、前後方向のスライド及び左右方向のスイングを可能としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、固定板に対する可動板の前部の、左右にスイングする範囲及び後方にスライドする範囲を超える動き及び、固定板に対する可動板の後部の、後方にスライドする範囲を超える動きを規制しながら、可動板を固定板に摺動可能に取り付ける規制手段を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明の規制手段は、可動板と固定板の一方の前部に、断面形状が長穴形状のスイング凹部を凹陥形成し、このスイング凹部の底部にスイング凹部の外縁より小さい外縁のスイング凹部貫通穴を貫通形成し、頭部が前記スイング凹部に受容され、前記スイング凹部の幅寸法よりも小さく、前記スイング凹部貫通穴の幅寸法より大きいスイングボルトを、前記スイング凹部貫通穴に挿通して可動板と固定板の他方に螺着し、可動板と固定板の一方の後部に、断面形状が長穴形状で、この長穴形状の長手方向の先端が前記スイング凹部方向に向いたスライド凹部を凹陥形成し、このスライド凹部の底部に前記スライド凹部の外縁より小さい外縁のスライド凹部貫通穴を貫通形成し、頭部が前記スライド凹部に受容され、前記スライド凹部の幅寸法より小さく、前記スライド凹部貫通穴の幅寸法より大きいスライドボルトを、前記スライド凹部貫通穴に挿通して可動板と固定板の他方に螺着して構成したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、可動板を固定板に対して前方に付勢する付勢手段を有し、可動板が、常時は、固定板とのスライド可能範囲の最前部に位置することを特徴とする。
請求項5に記載の発明の付勢手段は、可動板と固定板の一方の対向する面に開放した空間を、可動板と固定板の他方に形成し、前記空間内に侵入するように、板状部材を、可動板と固定板の一方に取り付け、前記板状部材を付勢するコイルスプリングを、可動板と固定板の他方に取り付けて構成したことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、可動板の前部が、固定板に対するスイング範囲の中間に復帰する復帰手段を有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明の復帰手段は、可動板及び固定板の一方の、幅方向の中央部分に取り付けられた棒状部材と、この棒状部材を、前記幅方向の両側から付勢する、可動板及び固定板の他方に取り付けられたコイルスプリングとから構成されることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、固定板と可動板の一方にボールプランジャーを埋設し、前記ボールプランジャーのボール部と固定板と可動板の他方が当接するように構成して、可動板を固定板に対して摺動可能に配設したことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、固定板に対する、可動板の前後方向の位置を検出するリミットスイッチを設けたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、電極チップ交換手段が、スポット溶接機のシャンクの先端から電極チップを取り外す取外装置であることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、電極チップ交換手段が、スポット溶接機のシャンクの先端に電極チップを供給する電極チップのマガジンであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、スポット溶接機の近傍に位置する固定板と、この固定板上に、前後方向にスライド可能であり、かつ前部が左右方向にスイング可能に配設された可動板とを有し、この可動板に、スポット溶接機のシャンクの先端に電極チップを取り付け、若しくは取り外す電極チップ交換手段を搭載し、電極チップ交換手段にシャンクが当接した際に、前後方向のスライド及び左右方向のスイングを可能としたことを特徴とする。このため、シャンクが左右や前後に曲がった場合であっても、前記電極チップ交換手段が左右にスイングし、若しくは、後方にスライドするので、シャンクを損傷させることなく、シャンクから電極チップを脱着することが可能となった。
請求項2に記載の発明は、固定板に対する可動板の前部の、左右にスイングする範囲及び後方にスライドする範囲を超える動き及び、固定板に対する可動板の後部の、後方にスライドする範囲を超える動きを規制しながら、可動板を固定板に摺動可能に取り付ける規制手段を有することを特徴とする。このため、固定板に対して、可動板の前部を、左右に所定範囲スイング可能で、後方に所定範囲スライド可能にして、可動板を固定板に取り付けることが可能となった。
請求項3に記載の発明の規制手段は、可動板と固定板の一方の前部に、断面形状が長穴形状のスイング凹部を凹陥形成し、このスイング凹部の底部にスイング凹部の外縁より小さい外縁のスイング凹部貫通穴を貫通形成し、頭部が前記スイング凹部に受容され、前記スイング凹部の幅寸法よりも小さく、前記スイング凹部貫通穴の幅寸法より大きいスイングボルトを、前記スイング凹部貫通穴に挿通して可動板と固定板の他方に螺着し、可動板と固定板の一方の後部に、断面形状が長穴形状で、この長穴形状の長手方向の先端が前記スイング凹部方向に向いたスライド凹部を凹陥形成し、このスライド凹部の底部に前記スライド凹部の外縁より小さい外縁のスライド凹部貫通穴を貫通形成し、頭部が前記スライド凹部に受容され、前記スライド凹部の幅寸法より小さく、前記スライド凹部貫通穴の幅寸法より大きいスライドボルトを、前記スライド凹部貫通穴に挿通して可動板と固定板の他方に螺着して構成したことを特徴とする。このため、固定板に対して、可動板の前部を、左右に所定範囲スイング可能で、後方に所定範囲スライド可能にする構造を実現することが可能となった。
請求項4に記載の発明は、可動板を固定板に対して前方に付勢する付勢手段を有し、可動板が、常時は、固定板とのスライド可能範囲の最前部に位置することを特徴とする。このため、シャンクが前方に曲がった場合であっても、シャンクを電極チップ交換手段の差込部の底部に確実に当接させることが可能となり、確実に、シャンクから電極チップを脱着することが可能となった。
請求項5に記載の発明の付勢手段は、可動板と固定板の一方の対向する面に開放した空間を、可動板と固定板の他方に形成し、前記空間内に侵入するように、板状部材を、可動板と固定板の一方に取り付け、前記板状部材を付勢するコイルスプリングを、可動板と固定板の他方に取り付けて構成したことを特徴とする。このため、確実に、可動板を、常時、固定板とのスライド可能範囲の最前部に付勢させる構造を実現することが可能となった。
請求項6に記載の発明は、可動板の前部が、固定板に対するスイング範囲の中間に復帰する復帰手段を有することを特徴とする。このため、シャンクを差込部に差し込んで、可動板の前部が、固定板に対して、左右にスイングし、電極チップを脱着した後であっても、可動板の前部が、固定板に対するスイング範囲の中間に復帰するので、再度シャンクから、電極チップを脱着する場合に、シャンクを、電極チップ交換手段の差込部に、再度差し込むことが可能となった。
請求項7に記載の発明の復帰手段は、可動板及び固定板の一方の、幅方向の中央部分に取り付けられた棒状部材と、この棒状部材を、前記幅方向の両側から付勢する、可動板及び固定板の他方に取り付けられたコイルスプリングとから構成されることを特徴とする。このため、可動板の前部を、固定板に対するスイング範囲の中間に復帰させる構造を実現することが可能となった。
請求項8に記載の発明は、固定板と可動板の一方にボールプランジャーを埋設し、前記ボールプランジャーのボール部と固定板と可動板の他方が当接するように構成して、可動板を固定板に対して摺動可能に配設したことを特徴とする。このため、ボールプランジャーのボール部と、固定板と可動板の他方が当接する面積は、極めて小さいく、滑らかな面で接するので、可動板と固定板との摩擦は小さく、可動板の固定板に対する動きがスムーズとなり、シャンクを電極チップ交換手段の差込部に差し込み、可動板の前部が、固定板に対して、左右にスイングし、後部にスライドする際に、シャンクが損傷することを防止することが可能となった。また、可動板は、ボールプランジャーで保持され、可動板は固定板に対して上下に移動するので、シャンクから、電極チップを脱着する際に、電極チップ交換手段が上下方向にも追従しながら移動し、シャンクを損傷させることなく、シャンクから電極チップを脱着することが可能となった。
請求項9に記載の発明は、固定板に対する、可動板の前後方向の位置を検出するリミットスイッチを設けたことを特徴とする。このため、シャンクが大きく曲がり、シャンクのテーパー部が、電極チップ交換手段の差込部に差し込まれない場合に、異常を検出することが可能となった。
請求項10に記載の発明は、電極チップ交換手段が、スポット溶接機のシャンクの先端から電極チップを取り外す取外装置であることを特徴とする。このため、シャンクが左右や前後に曲がった場合であっても、取外装置が左右にスイングし、若しくは、後方にスライドしながら、シャンクが、差込部である前記固定爪及び可動爪に差し込まれるので、シャンクを損傷させることなく、シャンクから電極チップを取り外すことが可能となった。
請求項11に記載の発明は、電極チップ交換手段が、スポット溶接機のシャンクの先端に電極チップを供給する電極チップのマガジンであることを特徴とする。このため、シャンクが曲がった場合にも、前記電極チップのマガジンが左右にスイングし、若しくは、後方にスライドしながら、シャンクが、差込部である前記ガイドに差し込まれるので、シャンクを損傷させることなく、シャンクの先端を、前記供給口に導くことが可能となり、シャンクを損傷させることなく、電極チップを確実に取り付けることが可能となった。
スイング式電極チップ交換装置の斜視図である。 取外装置の側面図である。 取外装置の上面図である。 取外装置の正面図である。 スイングユニットの上面図である。 スイングユニットの側面図である。 スイング凹部の詳細図である。 スライド凹部の詳細図である。 固定板と軸部との相対的な位置関係の説明図である。 電極チップのマガジンの側面図である。 電極チップのマガジンの上面部である。 溶接ガンのシャンクと電極チップの説明図である。
符号の説明
1 取外装置
2 スイングユニット(取外装置用)
3 ブラケット
11 固定爪
11a シャンク受容凹部
11b シャンク導入部
11c 固定爪の先端部分
12 可動爪
13 軸部
20 固定板
20a 固定凹部
20b ネジ穴
20c 固定凹部
20d ネジ穴
20f 空間
20g スプリング受容部
20h 空間
20k スプリング受容部
20m リミットスイッチ取付穴
21 可動板
21a スイング凹部
21b スイング凹部貫通穴
21c スライド凹部
21d スライド凹部貫通穴
21f 取付穴
21j 取付穴
22 ボールプランジャー
22a ボール部
25 板状部材
26 六角穴付きボルト
27 コイルスプリング
28 止めボルト
29 棒状部材
29a スプリング受容凹部
31 六角穴付きボルト
32 止めボルト
33 コイルスプリング
35 リミットスイッチ
35a 検出部
50 スイングボルト
50a 頭部(スイングボルト)
50b 軸部(スイングボルト)
50c ネジ部(スイングボルト)
55 スライドボルト
55a 頭部(スライドボルト)
55b 軸部(スライドボルト)
55c ネジ部(スライドボルト)
60 電極チップのマガジン
61 上側電極チップのマガジン
61a 供給口
62 スイングユニット(電極チップのマガジン用)
63 ガイド
63a 板部
63b ガイド部
63c シャンク導入凹部
64 カバー部材
66 下側電極チップのマガジン
66a 供給口
67 取付板
69 取付ブラケット
70 センシング板
80 電極チップ交換装置
80a 支柱
90 シャンク
90a シャンクのテーパー部
95 電極チップ
(シャンク及び電極チップの構造)
図12に、本発明を使用するスポット溶接機のシャンク90と電極チップ95の構造を示す。シャンク90は、円柱形状をしている。シャンク90の先端は、先端に向かって外径が小さくなるテーパー部90aが形成されている。2本のシャンク90が、テーパー部90aで対向するように、配設されている。このテーパー部90aに、キャップ形状をした電極チップ95が嵌合して取り付けられている。本発明は、シャンク90の先端に取り付けられた電極チップ95を脱着して交換するための電極チップ交換装置に関するものである。
(全体の構造)
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は本発明のスイング式電極チップ交換装置80の斜視図である。このスイング式電極チップ交換装置80は、スイングユニット2(62)に、電極チップ交換手段を搭載したものである。前記電極チップ交換手段は、スポット溶接機のシャンク90の先端から、電極チップ95を取り外す取外装置1と、スポット溶接機のシャンク90の先端に電極チップ95を取り付けるための、内部に複数の電極チップ95が収納され電極チップのマガジン60とから構成されている。図1に示されるように、取外装置1と電極チップのマガジン60とは隣接して配設されている。スイング式電極チップ交換装置80は、スポット溶接機の近傍に位置している。つまり、スポット溶接機である、ロボットアームに取り付けられた溶接ガンが、届く位置に、スイング式電極チップ交換装置80は設置されている。
(取付装置)
図2は取外装置1の側面図であり、図3は図2の上面図であり、図4は図2の正面図である。取外装置1は、スイングユニット2の可動板21上に搭載されていて、後で詳細に説明するように、取外装置1は、スイングユニット2に対して、左右にスイング可能で、かつ後方にスライド可能となっている。本発明では、図4に示されるように、垂直に立設された板状のブラケット3と直交するように、上下2枚のスイングユニット2の固定板20が、ブラケット3に取り付けられている。このようにして、同じ構造の取外装置1が上下に配設されている。なお、ブラケット3は、溶接ラインの床面に設置されたスイング式電極チップ交換装置80の支柱80aに取り付けられている。
取外装置1の先端には、板状の固定爪11と、この固定爪11の基部に設けられた軸部13を中心に回動する可動爪12が設けられている。このように、可動爪12が軸部13を中心に回動することにより、可動爪12が固定爪11に対して開いた状態になる。(図2の状態)この取外装置1の固定爪11と可動爪12が、開閉する機構の詳細は、本出願人による出願PCT/JP2004/011688(特に図9)に記載されている。
図3に示されるように、固定爪11には、前方に開口し、略U字形状に凹陥した形状のシャンク受容凹部11aが形成されている。このシャンク受容凹部11aの幅は、シャンク90のテーパー部90aの外径より僅かに広いが、電極チップ95の外径より狭くなっている。シャンク受容凹部11aの先端には、先端に向かって除々に幅が広くなっているシャンク導入部11bが形成されている。可動爪12にも、固定爪11と同様に、シャンク受容凹部及びシャンク導入部が形成されている。固定爪11のシャンク受容凹部11a及び可動爪12のシャンク受容凹部は、スポット溶接機のシャンク90の先端が差し込まれる差込部となっている。
(スイングユニット)
次に、スイングユニット2の説明をする。図5にスイングユニット2の上面図を示し、図6にスイングユニット2の側面図を示す。図6において、20は略長方形状で板状の固定板である。
固定板20の上面には、略長方形状で板状の可動板21が重ね合わされて配設されている。複数のボールプランジャー22が、ボール部22aを可動板21方向に向けて固定板20に埋設されている。本実施形態では、図5に示されるように、前後方向に4個、幅方向に2個、計8個のボールプランジャー22が、固定板20に埋設されている。ボール部22aは、固定板20の表面上から露出して、可動板21と当接し、可動板21を摺動可能に保持している。このように、ボールプランジャー22で、可動板21を保持することとしたので、可動板21とボールプランジャー22のボール部22aとの接触面積が小さく、ボール部22aの表面が滑らかであることから、可動板21が固定板22に対して摺動可能となっている。ボールプランジャー22のボール部22aは、上下に移動するようになっている。このため、可動板21は、固定板22に対して上下に移動するようになっている。なお、可動板21の、固定板22に対する上下の移動量は、0mm〜1.6mmとなっている。
なお、ボールプランジャー22を、可動板21側に埋設して、ボールプランジャー22のボール部22aを固定板20の上面と当接させる構成としても差し支えない。
あるいは、ボールプランジャー22を固定板20に埋設する代わりに、固体潤滑剤が埋設されたプレートを、固定板の表面上から露出するように、固定板に埋設して、前記プレートで可動板21を摺動可能に保持することとしても差し支えない。
本発明のスイングユニット2の可動板21の前部は、固定板20に対して、左右にスイング可能でかつ後方にスライド可能となっている。しかし、可動板21の前部は、固定板20に対して、左右にスイングし、後方にスライドする範囲を超える動きが、規制されるようになっている。また、可動板21の後部は、固定板20に対して、左右にスイングすることが規制され、後方にスライドする範囲を超える動きが規制されるようになっている。以下、固定板20に対する可動板21の前部の左右にスイングする範囲及び後方にスライドする範囲を超える動き及び、固定板20に対する可動板21の後部の後方にスライドする範囲を超える動きを規制しながら、可動板21を固定板20に摺動可能に取り付ける規制手段について説明をする。
図7にスイングユニット2の前部の詳細図を示す。図5、図6、図7に示されるように、可動板21の前部には、断面形状が長穴形状のスイング凹部21aが凹陥形成されている。スイング凹部21aの長手方向の先端は、可動板21の先端側に向いている。なお、本実施形態では、スイング凹部21aの断面形状は、長穴形状をしているが、円形状であっても差し支えなく、本明細書において長穴形状には円形状が含まれる。
スイング凹部21aの底部には、スイング凹部21aの外縁よりも小さい外縁のスイング凹部貫通穴21bが貫通形成されている。
固定板20上面の、スイング凹部21aに対応する位置には、断面形状が円形状の固定凹部20aが凹陥形成されている。この固定凹部20aの底部には、ネジ穴20bが形成されている。
50はスイングボルトであり、その頭部50aの外径は、スイング凹部21aの短手方向の幅寸法よりも小さく、かつスイング凹部貫通穴21bの短手方向の幅寸法より大きくなっていて、スイング凹部21aに受容されている。スイングボルト50の頭部50aの下部は、スイング凹部貫通穴21bの短手方向の幅寸法よりも小さい外径の軸部50bになっていて、スイング凹部貫通穴21bに挿通され、固定凹部20aに埋入している。
スイングボルト50の軸部50bの下部には、ネジ部50cが形成され、ネジ穴20bに螺着している。なお、スイングボルト50のネジ部50cが、固定板20のネジ穴20bに螺着された状態で、スイングボルト50の頭部50aの下面とスイング凹部21aの底面との間は、僅かに(例えば0.2mm)隙間があり、スイングボルト50の頭部50aの下面とスイング凹部21aの底面とが固着しないようになっていて、このような構成により、スイングボルト50と可動板21が摺動可能な構造となっている。また、スイングボルト50の頭部50aの上面は、可動板21の上面よりも低くなっていて、スイングボルト50の頭部50aが、可動板21から突出しないようになっている。
このように、スイングボルト50の頭部50aの外径は、スイング凹部21aの長手方向の幅寸法よりも小さくなっているので、可動板21の前部は、スイングボルト50の頭部50aの外径とスイング凹部21aの長手方向の幅寸法との差分だけ、前後にスライドすることが可能となっている。また、スイングボルト50aの外径は、スイング凹部21aの短手方向の幅寸法よりも小さくなっているので、可動板21の前部は、スイングボルト50の頭部50aの外径とスイング凹部21aの短手方向の幅寸法との差分だけ、左右にスイングすることが可能となっている。言い換えると、可動板21に凹陥形成されたスイング凹部21a及び、固定板20に螺着されたスイングボルト50により、固定板20に対する、可動板21の前部の、左右にスイングする範囲及び前後にスライドする範囲を超える動きが規制されるようになっている。
図8にスイングユニット2の後部の詳細図を示す。図5、図6、図8に示されるように、可動板21の後部には、断面形状が長穴形状で、この長穴形状の長手方向の先端がスイング凹部21a方向に向いたスライド凹部21cが凹陥形成されている。また、このスライド凹部21cの底部には、固定板20方向に貫通する、スライド凹部21cの外形よりも小さい長穴形状のスライド凹部貫通穴21dが貫通形成されている。
固定板20上面の、スライド凹部21cに対応する位置には、断面形状が円形状の固定凹部20cが凹陥形成されている。この固定凹部20cの底部には、ネジ穴20dが形成されている。
55はスライドボルトであり、その頭部55aの外径は、スライド凹部21c短手方向の幅寸法より僅かに小さく、かつスライド凹部貫通穴21dの短手方向の幅寸法より大きくなっていてスライド凹部21cに受容されている。スライド凹部21cの長手方向の長さ寸法は、スライドボルト55の外径より大きくなっている。スライドボルト55の頭部55aの下部は、スライド凹部貫通穴21dの短手方向の幅寸法よりも小さい外径の軸部55bになっていて、スライド凹部貫通穴21dに挿通され、固定凹部20cに埋入している。
スライドボルト55の軸部55bの下部は、ネジ部55cとなっていて、ネジ穴20dに螺着している。なお、スライドボルト55のネジ部55cが固定板20のネジ穴20bに螺着した状態で、スライドボルト55の頭部55aの下面とスライド凹部21cの底面との間は、僅かに(例えば0.2mm)隙間があり、スライドボルト55の頭部55aの下面とスライド凹部21cの底面とが固着しないようになっていて、このような構成により、スライドボルト55と可動板21が摺動可能な構造となっている。また、スライドボルト55の頭部55aの上面は、可動板21の上面よりも低くなっていて、スライドボルト55の頭部55aが、可動板21から突出しないようになっている。
このように、スライドボルト55の頭部55aの外径は、スライド凹部21cの長手方向の幅寸法よりも小さくなっているので、可動板21の後部は、スライドボルト55の頭部55aの外径とスライド凹部21cの長手方向の幅寸法の差分だけ、前後にスライドすることが可能となる。言い換えると、可動板21に凹陥形成されたスライド凹部21c及び、固定板20に螺着されたスライドボルト55により、固定板20に対する、可動板21の後部の、前後にスライドする範囲を超える動きが規制されるようになっている。一方で、スライドボルト55の頭部55aの外形は、スライド凹部21cの短手方向の寸法よりも僅かに小さいだけなので、スライドボルト55とスライド凹部21cにより、可動板21の左右方向には動きが規制され、可動板21の後部は左右方向に動かないようになっている。
このように、規制手段を設けたので、固定板20に対して可動板21の前部が左右にスイング可能でかつ後方にスライド可能となるように、可動板21を固定板22に取り付けることが可能となる。
以上説明したスイングユニット2は、スイング凹部21a及びスライド凹部21cを可動板21に形成し、スイングボルト50及びスライドボルト55を固定板20に螺着したものであるが、本発明に使用されるスイングユニットは、この構成に限定されず、スイング凹部やスライド凹部を固定板20に形成し、スイングボルト50やスライドボルト55を可動板21に螺着して、可動板21の前端が固定板20に対して、左右にスイングして、前後にスライドするように構成したスイングユニットであっても差し支えないことは言うまでもない。
本発明のスイングユニット2の可動板21は、常時、固定板20とのスライド可能範囲の最前部に位置するように付勢されている。以下、可動板21が、常時、固定板20とのスライド可能範囲の最前部に位置するように付勢する付勢手段について説明をする。
図5や図6、図8に示されるように、固定板20の後部には、断面形状が略長方形状の空間20fが形成されている。本実施形態では、空間20fは、固定板20の後部に貫通形成されている。なお、空間20fは、可動板21側に開放するように凹陥形成されたものであっても差し支えない。
可動板21には、空間20f内に侵入するように、板状部材25が取り付けられている。本実施形態では、可動板21の後部に取付穴21fが並列して形成され、この取付穴21fに受容される六角穴付きボルト26により、板状部材25が可動板21に取り付けられている。
図5や図6、図8に示されるように、固定板20の後部には板状部材25を前方に付勢するコイルスプリング27が取り付けられている。本実施形態では、固定板20の後端から空間20fに連通するスプリング受容部20gを貫通形成し、スプリング受容部20gの後端を止めボルト28で閉塞し、コイルスプリング27の後端を、スプリング受容部20gで受容して、コイルスプリング27を、固定板20の後部に取り付けている。固定板20に取り付けられたコイルスプリング27により、板状部材25が前方に付勢され、可動板21が固定板20に対し、常時前方に付勢されるようになっている。
なお、本実施形態では、空間20fを固定板20側に形成し、板状部材25を可動板21側に取り付けているが、前記空間を可動板21側に形成して、前記板状部材を固定板
20側に取り付けて、可動板21側に取り付けられたコイルスプリング27により、前記板状部材を付勢して、可動板21を固定板20に対して前方に付勢することとしても差し支えない。
本発明のスイングユニット2の可動板21の前部は、固定板20に対するスイング範囲の中間に復帰するようになっている。以下、可動板21の前部が、固定板20に対するスイング範囲の中間に復帰する復帰手段について説明をする。
図5や図6、図7に示されるように、固定板20の前部には、断面形状が略長方形状の空間20hが形成されている。本実施形態では、空間20hは、固定板20の前部に貫通形成されている。なお、空間20hは、可動板21側に開放するように凹陥形成されたものであっても差し支えない。本実施形態では、空間20hは、ネジ穴20bの後方に設けられている。なお、空間20hは、ネジ穴20bの前方に設けられていても差し支えない。
可動板21には、空間20h内に侵入するように、棒状部材29が取り付けられている。つまり、棒状部材29は、可動板21の幅方向の中央部分に取り付けられている。本実施形態では、可動板21の前部に取付穴21jが形成され、この取付穴21jに受容される六角穴付きボルト31により、棒状部材29が可動板21に取り付けられている。
固定板20の前部には、固定板20の両側面から、空間20fに連通するスプリング受容部20kが貫通形成されている。スプリング受容部20kには、止めボルト32が取り付けられて、固定板20の側面側が閉塞されている。
棒状部材29の両端、つまり、スプリング受容部20kに対向する部分には、スプリング受容凹部29aが凹陥形成されている。
33はコイルスプリングであり、コイルスプリング33の両端が、スプリング受容部20k及びスプリング受容凹部29aに受容されて、取り付けられている。棒状部材29が、コイルスプリング33により固定板20の幅方向の両側から付勢されることにより、可動板21の前部が、常時、固定板20の幅方向に対して、中央に位置するように復帰するようになっている。
以上詳細に説明した構造により、スイングユニット2の可動板21の前部は、固定板20に対して、左右にスイングし、また、前後にスライドするようになっている。なお、本実施形態では、可動板21は、固定板20に対して、前後に最大6mmスライドするようになっている。また、本実施形態では、可動板21の前部のスイング凹部21aが形成されている部分は、固定板20に対して左右にそれぞれ、2mmずつスイングするようになっている。
図9に、固定板21と軸部50bとの相対的な位置関係の説明図を示す。可動板21は、固定板20に対して常時前方に付勢されていて、この状態では、スイングボルト50の軸部50bの中心は、図9の+2の位置にある。
図5に示されるように、固定板20の後部には、リミットスイッチ35が取り付けられている。本実施形態では、リミットスイッチ35は、固定板20の後端から空間20hに連通するリミットスイッチ取付穴20mに埋入するようにして取り付けられている。このリミットスイッチ35の検出部35aは、板状部材25と当接している。このリミットスイッチ35により、固定板20に対する、可動板21の前後方向の位置を検出するようになっている。
(本発明の作用)
次に本発明の作用について説明をする。シャンク90のテーパー部90aに取り付けられた電極チップ95を交換する場合には、ロボットアームを動かして、シャンク90のテーパー部90aを、固定爪11及び可動爪12の形成された、シャンク受容凹部(11a)に差し込んで、シャンク90のテーパー部90aをシャンク受容凹部(11a)の底部に当接させた後に、可動爪12を回動させて、可動爪12を固定爪11から開く。この際に、電極チップ95がシャンク90のテーパー部90aから取り外される。
シャンク90のテーパー部90aを、シャンク受容凹部(11a)確実に当接させるために、シャンク90のテーパー部90aが、シャンク受容凹部(11a)に当接してから、更に、所定の距離だけ押し込むようにしている。取外装置1が取り付けられている可動板21は、固定板20に対して、前後にスライドするようになっているので、シャンク90のテーパー部90aが、シャンク受容凹部(11a)の底部に当接してから、更に、所定の距離だけ押し込むことが可能となっている。取外装置1が後方にスライドする所定の距離は、可動板21が固定板20に対して前後にスライドする範囲(6mm)の1/3(2mm)である。電極チップ95をシャンク90のテーパー部90aから取り外す際には、図9において、軸部50bは、0の位置にある。つまり、図9における0の位置が、電極チップ95をシャンク90のテーパー部90aから取り外す際の取外原点になる。
シャンク90が取外装置1の左右方向に曲がった場合に、シャンク90のテーパー部90aをシャンク受容凹部(11a)に差し込もうとすると、可動板21の前部が、固定板20に対して左右にスイング可能となっているので、シャンク90のテーパー部90aがシャンク導入部11bに当接しながら、シャンク受容凹部(11a)に導かれて、差し込まれる。この状態で、可動爪12を固定爪11から開くと、シャンク90から電極チップ95が外れる。このように、シャンク90が左右方向に曲がった場合であっても、可動板21上に取り付けられた取外装置1が、左右にスイングするので、シャンク90が、損傷することなく、電極チップ95を取り外すことが可能となる。
シャンク90のテーパー部90aが取外装置1の後方に曲がった場合には、固定爪11及び可動爪12が前記取外原点(図9の0の位置)に対して、取外装置1の後方に更にスライドすることが可能であるので、シャンク90のテーパー部90aがシャンク受容凹部(11a)の底部で押圧されて曲がることや、損傷することがない。
また、シャンク90のテーパー部90aが取外装置1の前方に曲がった場合であっても、前記取外原点は、図8における+2の位置から0の位置に2mm前方にスライドした状態にあるので、固定爪11及び可動爪12がシャンク90のテーパー部90aに追従して、確実にシャンク90のテーパー部90aをシャンク受容凹部(11a)の底部に当接させることができ、電極チップ95の取外不良が発生することがない。
また、前述したように、可動板21は、ボールプランジャー22で保持され、可動板21は固定板20に対して、上下に移動するので、シャンク90のテーパー部90aから、電極チップ95を取り外す際に、取外装置1が上下にも追従しながら移動し、シャンク90を損傷させることなく、シャンク90から電極チップ95を取り外すことが可能となる。
一方で、シャンク90が大きく曲がった場合等、シャンク90のテーパー部90aが、固定爪11及び可動爪12のシャンク導入部(11b)に導かれずに、シャンク90のテーパー部90aが固定爪11及び可動爪12の先端部分(11c)(図3に示す)と当接した場合には、取外装置1は後方にスライドし、取外原点から更に2mm以上後方にスライドした場合に(つまり図9における−2の位置から更に後方にスライドした場合に)、リミットスイッチ35が異常を検出し、溶接ガンが取り付けられているロボットアームを停止させて、シャンク90や、取外装置1が破損することを防止するとともに、シャンク90の異常を検出するようになっている。
なお、本実施形態では、上側と下側の取外装置1の両方を、スイングユニット2に搭載しているが、上側の取外装置1のみをスイングユニット2に搭載して、上側の取外装置1の前部のみを、左右にスイング可能にし、前後にスライド可能にしても差し支えない。この場合において、シャンク90が左右や前後に曲がり、上側のシャンク90と下側のシャンク90のそれぞれのテーパー部90aの位置がずれた場合には、下側のシャンク90のテーパー部90aが、下側の取外装置1のシャンク受容凹部(11a)の底部に配置されるように、シャンク90の動きを修正し直す。修正後に、下側のシャンク90のテーパー部90aを、シャンク受容凹部(11a)の底部に配置すると、上側の取外装置1の前部は、左右にスイング可能で、前後にスライド可能であるので、上側のシャンク90のテーパー部90aもまた、シャンク受容凹部(11a)の底部に配置されるようになる。
もちろん、下側の取外装置1のみをスイングユニット2に搭載した構成であっても差し支えない。シャンク90が左右や前後に曲がり、上側のシャンク90と下側のシャンク90のそれぞれのテーパー部90aの位置がずれた場合には、上側のシャンク90のテーパー部90aが、上側の取外装置1のシャンク受容凹部(11a)の底部に配置されるように、シャンク90の動きを修正し直す。
(電極チップのマガジンについて)
図10に電極チップのマガジン60の側面図を示し、図11に電極チップのマガジンの正面図を示し、電極チップのマガジン60の説明をする。この電極チップのマガジン60は、上側のシャンク90に電極チップ95を取り付ける上側電極チップのマガジン61と、下側のシャンク90に電極チップ95を取り付ける下側電極チップのマガジン66から構成されている。上部電極マガジン61の前部には、上方に開放した供給口61aが設けられている。下部電極マガジン66の前部には、下方に開放した供給口66aが設けられている。
上側電極チップのマガジン61及び下側電極チップのマガジン66内には、複数の電極チップ95が整列して収納され、スプリング力で順次供給口61a、66aに供給されるようになっている。
62はスイングユニットであり、スイングユニット2と基本的に同じ構造のものである。上側電極チップのマガジン61は、スイングユニット62の可動板21上に搭載されている。
スイングユニット62の可動板21の前部の側面には、ガイド63が取り付けられている。このガイド63は、可動板21の前部の側面から上方に向かって延びる板部63aと、この板部63aの上端に取り付けられ、上側電極チップのマガジン61上に配設されたガイド部63bから構成されている。ガイド部63bには、前方に向かって幅が広くなるように開放した形状のシャンク導入凹部63cが形成されている。シャンク導入凹部63cの底部は、上側電極チップのマガジン61の供給口61a上に位置するようになっている。シャンク導入凹部63cは、スポット溶接機のシャンク90の先端が差し込まれる差込部となっている。
上側電極チップのマガジン61は、スイングユニット62の可動板21に取り付けられているので、上側電極チップのマガジン61の前部は、左右方向にスイングし、後方にスライド可能となっている。前述したように、可動板21はボールプランジャー22で保持されていて、上側電極チップのマガジン61は、スイングユニット62の可動板21上に取り付けられているので、上側電極チップのマガジン61は、上下にも移動可能となっている。
64はカバー部材であり、上側電極チップのマガジン61上に前後にスライド可能に取り付けられている。カバー部材64は上側電極チップのマガジン61の前方に付勢され、上側電極チップのマガジン61の供給口61aを覆い、異物が供給口61aに侵入することを防止しているが、シャンク90が当接すると、カバー部材64が後方にスライドして、供給口61aが露出するようになっている。
下側電極チップのマガジン66は、上側電極チップのマガジン61の下側に配設され、取付板67上に取り付けられている。
なお、上側電極チップのマガジン61が取り付けられているスイングユニット62の固定板20及び取付板67は、取付ブラケット69に取り付けられている、取付ブラケット69は、スイング式電極チップ交換装置80の支柱80aに取り付けられている。
シャンク90のテーパー部90aに電極チップ95を取り付ける場合には、ロボットアームを動かして、シャンク90のテーパー部90aを上側電極チップのマガジン61及び下側電極チップのマガジン66の供給口61a、66aに移動して、シャンク90を閉じて、シャンク90のテーパー部90aに電極チップ95を取り付ける。
シャンク90が取外装置1の左右方向や、前後方向に曲がった場合には、シャンク90が、ガイド63のシャンク導入凹部63cに当接して、上側電極チップのマガジン61が、左右にスイングし、もしくは、前後にスライドしながらシャンク90のテーパー部90aが、上側電極チップのマガジン61の供給口61aの上に配置される。
なお、本実施形態では、上側電極チップのマガジン61のみを、スイングユニット62に搭載して、上側電極チップのマガジン61の前部のみ左右にスイング可能とし、また、前後にスライド可能にしている。シャンク90が左右や前後に曲がり、上側のシャンク90と下側のシャンク90のそれぞれのテーパー部90aの位置がずれた場合には、下側のシャンク90のテーパー部90aが供給口66aの下に配置されるように、シャンク90の動きを修正し直す。修正後に、下側のシャンク90のテーパー部90aを、下側電極チップのマガジン66の供給口66aの下に配置すれば、上側のシャンク90のテーパー部90aが、ガイド63のシャンク導入凹部63cと当接して、上側電極チップのマガジン61の前部が、左右にスイングして、あるいは、前後にスライドして、シャンク導入凹部63cの底部に導かれ、上側のシャンク90のテーパー部90aもまた、上側電極チップのマガジン61の供給口61aに配置されるようになる。
なお、下側電極チップのマガジン66のみをスイングユニットに搭載して、下側のスイングユニットの可動板に前記ガイドを取り付けた構成であっても差し支えない。シャンク90が左右や前後に曲がり、上側のシャンク90と下側のシャンク90のそれぞれのテーパー部90aの位置がずれた場合には、上側のシャンク90のテーパー部90aが、電極チップのマガジン61の供給口61a上に配置されるように、シャンク90の動きを修正し直す。
もちろん、上側電極チップのマガジン61と下側電極チップのマガジン66の両方をスイングユニットに搭載した構成であっても差し支えない。この場合には、シャンク90の動きを修正し直すという手間を省くことが可能となる。
このように、上側電極チップのマガジン61に、左右にスイング可能で、前後にスライド可能なスイングユニット62を取り付け、スイングユニット62の可動板21にシャンク90の先端を供給口61aに導くガイド63を設けたので、確実にシャンク90のテーパー部90aを、上側電極チップのマガジン61及び下側電極チップのマガジン66の供給口61a、66aに配置させることができ、シャンク90のテーパー部90aに電極チップ95を取り付ける際の取付不良を防止することが可能となった。また、前述したように、上側電極チップのマガジン61は上下に動くので、シャンク90の先端を供給口61aに導く際や、シャンク90の先端に電極チップ95を取り付ける際に、上側電極チップのマガジン61は、シャンク90に追従しながら、上下に移動する。このため、シャンク90を損傷させることなく、確実に、シャンク90に電極チップ95を取り付けることが可能となる。
なお、シャンク90のテーパー部90aに電極チップ95を取り付けた後には、取外装置1と電極チップのマガジン60の間に配設されたセンシング板70を電極チップ95で挟んで、加圧して電極チップ95のシャンク90への装着を確実にする。
なお、スポット溶接機が、ロボットアームに取り付けられた溶接ガンでなく、定置ガンである場合には、スイング式電極チップ交換装置80をロボットアームに取り付けて、このスイング式電極チップ交換装置80を、定置ガンのスポット溶接機まで移動させて、スポット溶接機のシャンク90から、電極チップ95を脱着することとしても差し支えない。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うスイング式電極チップ交換装置もまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。

Claims (11)

  1. スポット溶接機の近傍に位置する固定板(20)と、
    この固定板(20)上に、前後方向にスライド可能であり、かつ前部が左右方向にスイング可能に配設された可動板(21)とを有し、
    この可動板(21)に、スポット溶接機のシャンク(90)の先端に電極チップ(95)を取り付け、若しくは取り外す電極チップ交換手段を搭載し、
    電極チップ交換手段にシャンク(90)が当接した際に、前後方向のスライド及び左右方向のスイングを可能としたことを特徴とするスイング式電極チップ交換装置。
  2. 固定板(20)に対する可動板(21)の前部の、左右にスイングする範囲及び後方にスライドする範囲を超える動き及び、固定板(20)に対する可動板(21)の後部の、後方にスライドする範囲を超える動きを規制しながら、可動板(21)を固定板(20)に摺動可能に取り付ける規制手段を有することを特徴とする請求項1に記載のスイング式電極チップ交換装置。
  3. 規制手段は、可動板(21)と固定板(20)の一方の前部に、断面形状が長穴形状のスイング凹部(21a)を凹陥形成し、このスイング凹部(21a)の底部にスイング凹部(21a)の外縁より小さい外縁のスイング凹部貫通穴(21b)を貫通形成し、頭部(50a)が前記スイング凹部(21a)に受容され、前記スイング凹部(21a)の幅寸法よりも小さく、前記スイング凹部貫通穴(21b)の幅寸法より大きいスイングボルト(50)を、前記スイング凹部貫通穴(21b)に挿通して可動板(21)と固定板(20)の他方に螺着し、可動板(21)と固定板(20)の一方の後部に、断面形状が長穴形状で、この長穴形状の長手方向の先端が前記スイング凹部(21a)方向に向いたスライド凹部(21c)を凹陥形成し、このスライド凹部(21c)の底部に前記スライド凹部(21c)の外縁より小さい外縁のスライド凹部貫通穴(21d)を貫通形成し、頭部(55a)が前記スライド凹部(21c)に受容され、前記スライド凹部(21c)の幅寸法より小さく、前記スライド凹部貫通穴(21d)の幅寸法より大きいスライドボルト(55)を、前記スライド凹部貫通穴(21d)に挿通して可動板(21)と固定板(20)の他方に螺着して構成したことを特徴とする請求項2に記載のスイング式電極チップ交換装置。
  4. 可動板(21)を固定板(20)に対して前方に付勢する付勢手段を有し、可動板(21)が、常時は、固定板(20)とのスライド可能範囲の最前部に位置することを特徴とする請求項1に記載のスイング式電極チップ交換装置。
  5. 付勢手段は、可動板(21)と固定板(20)の一方の対向する面に開放した空間(20f)を、可動板(21)と固定板(20)の他方に形成し、前記空間(20f)内に侵入するように、板状部材(25)を、可動板(21)と固定板(20)の一方に取り付け、前記板状部材(25)を付勢するコイルスプリング27を、可動板(21)と固定板(20)の他方に取り付けて構成したことを特徴とする請求項4に記載のスイング式電極チップ交換装置。
  6. 可動板(21)の前部が、固定板(20)に対するスイング範囲の中間に復帰する復帰手段を有することを特徴とする請求項1に記載のスイング式電極チップ交換装置。
  7. 復帰手段は、可動板(21)及び固定板(20)の一方の、幅方向の中央部分に取り付けられた棒状部材(29)と、この棒状部材(29)を、前記幅方向の両側から付勢する、可動板(21)及び固定板(20)の他方に取り付けられたコイルスプリング(33)とから構成されることを特徴とする請求項6に記載のスイング式電極チップ交換装置。
  8. 固定板(20)と可動板(21)の一方にボールプランジャー(22)を埋設し、前記ボールプランジャー(22)のボール部(22a)と固定板(20)と可動板(21)の他方が当接するように構成して、可動板(21)を固定板(20)に対して摺動可能に配設したことを特徴とする請求項1に記載のスイング式電極チップ交換装置。
  9. 固定板(20)に対する、可動板(21)の前後方向の位置を検出するリミットスイッチ(35)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスイング式電極チップ交換装置。
  10. 電極チップ交換手段が、スポット溶接機のシャンク(90)の先端から電極チップ(95)を取り外す取外装置(1)であることを特徴とする請求項1に記載のスイング式電極チップ交換装置。
  11. 電極チップ交換手段が、スポット溶接機のシャンク(90)の先端に電極チップ(95)を供給する電極チップのマガジン(61)であることを特徴とする請求項1に記載のスイング式電極チップ交換装置。
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