JPWO2008050439A1 - アプリケーション管理装置及びアプリケーション管理方法 - Google Patents

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Abstract

ICカードが装着される携帯端末において、同一のサービスに利用するカードアプリ、ネイティブアプリ、Java(登録商標)アプリなどの異なるプラットホーム上のアプリであっても、これらアプリを一括管理してサービスの提供を受けることができるアプリケーション管理装置。この管理装置(400)は、携帯端末(100)に適用され、携帯端末(100)に装着されるICカード(200)のIC機能を用いたサービスに利用される複数のアプリを管理する。テーブル記憶部(406)は、ICカード(200)のカードアプリと、携帯端末(100)内の固有のプラットホームに依存するネイティブアプリ及び非ネイティブアプリとからなる複数のアプリをそれぞれ示す複数のアプリ名称に、複数のアプリの連携により実行されるサービスを示すサービスIDを関連付けて記憶する。統合アプリ制御部(408)は、記憶されたサービスID及びサービスIDに関連付けられた複数のアプリ名称を用いて、前記サービスIDが示すサービス毎に利用される前記複数のアプリを管理する。

Description

本発明は、ICカード、特に、非接触式ICカードの装着によりIC機能を有する携帯端末においてアプリケーションを管理するアプリケーション管理装置及びアプリケーション管理方法に関する。
近年、クレジットカードやプリペイドカードなどの磁気カードは、大量な情報を扱ったり、安全性信頼性が必要なカードサービスを提供したりするために、電子マネーを組み込み、一枚で複数のサービスを提供可能なIC(Integrated Circuit)カードに置き換わりつつある。
ICカードは、CPUやICメモリ等のICチップを内蔵し、セキュリティ性が高く、演算処理機能を備え、カード内部で比較や判断などの処理を実行できる。これにより、磁気カードよりも高度な利用方法が考えられ、交通機関、商取引、セキュリティなどの様々なビジネス分野で新たなサービスが展開されている。
ICカードは、カード表面にICチップの金属端子が露出している「接触型」と、電磁波で通信する「非接触型」に大別できる。また、一般に携帯電話に搭載されるIC機能は接触と非接触の両方のインタフェースを有する。さらに、非接触型ICカードは、ICカードと、ICカードのデータを読み書き可能なリーダライタとの通信距離により、「密着型」、「近接型」、「近傍型」、「マイクロ波型」に分類される。
このようなICカードを携帯電話に装着して、ICカード内のアプリケーションと、携電話内のアプリケーションとを連携させて一つのアプリケーションサービス(以下「サービス」という)が実行される。
例えば、非接触型ICカードが装着されてIC機能やJava(登録商標)に対応する携帯電話では、ICカードに内蔵されたカードアプリ−電話本体のネイティブアプリ−電話本体のJava(登録商標)アプリ間の連携によってサービスが実行される。
このようなサービスを実行するため、特許文献1及び特許文献2に示すように、携帯端末に装着されたICカード内のアプリと携帯端末のアプリとの連携を管理したり関連付けたりするものが知られている。
特許文献1は、ICカードを装着した携帯端末において、ICカードのカードアプリ側で、通信ネットワークで接続されたサーバに、携帯端末のアプリ(ネイティブアプリ)を認証させて、携帯端末のアプリとカードアプリとの連携を管理している。また、特許文献2は、マルチアプリケーション機能を有するICカードを、通信可能に接続されたサーバによって管理している。
特開2004−94499号公報 特開2003−6574号公報
ところで、ICカードを装着する携帯端末では、特許文献1及び2でも同様に、同一のサービスに用いられるカードアプリ、ネイティブアプリ、Java(登録商標)アプリ等の異なるプラットホーム上のアプリは、ユーザによりそれぞれ個別に管理しているため、手間がかかるものとなっている。
このため、同一サービスで利用されるICカードのカードアプリ、携帯端末のネイティブアプリ、Java(登録商標)等の非ネイティブアプリといったそれぞれプラットホームが異なる複数のアプリでも、これらの管理を容易に行いたいという要望がある。
本発明の目的は、ICカードが装着される携帯端末において、同一のサービスに利用するカードアプリ、ネイティブアプリ、端末側の非ネイティブアプリなどの異なるプラットホーム上のアプリであっても、これらアプリを一括管理してサービスの提供を受けることができるアプリケーション管理装置及びアプリケーション管理方法を提供することである。
本発明のアプリケーション管理装置は、装着されるICカードのIC機能を用いたサービスに利用される複数のアプリケーションを管理するアプリケーション管理装置であって、前記複数のアプリケーションのそれぞれを示す複数のアプリ識別情報に、前記複数のアプリケーションの連携により実行される前記サービスを示すサービスIDを関連付けて記憶する記憶手段と、記憶されたサービスID及び前記サービスIDに関連付けられた前記複数のアプリ識別情報を用いて、前記サービスIDが示すサービス毎に利用される前記複数のアプリケーションを管理する管理手段とを有する構成を採る。
以上説明したように、本発明によれば、ICカードが装着される携帯端末において、同一のサービスに利用するカードアプリ、ネイティブアプリ、端末側の非ネイティブアプリなどの異なるプラットホーム上のアプリであっても、これらアプリを一括管理してサービスを実行することによりサービスの提供を受けることができる。
本発明の一実施の形態に係るアプリケーション管理装置を有する携帯端末全体の物理的構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る携帯端末のソフトウェア構成図 携帯端末において統合アプリマネージャを実現するアプリケーション管理装置を示す機能ブロック図 テーブル記憶部が記憶するテーブルの一例を示す図 統合アプリ制御部によるユーザインターフェースの一例として表示部に表示されたサービス一覧を示す図 本発明に係るアプリケーション管理装置において、提供されるサービスを追加する動作を説明するフローチャート 本発明に係るアプリケーション管理装置において、提供されるサービスを削除する動作を説明するフローチャート
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るアプリケーション(以下、「アプリ」という)管理装置を有する携帯端末100全体の物理的構成を示すブロック図である。
携帯端末100は、ICカード、特に、非接触式ICカードが装着されるIC機能付き携帯端末(例えば、携帯電話)であり、同一のサービスに利用されるICカードに格納されたカードアプリと、端末におけるアプリとを一括管理する。
携帯端末100におけるアプリは、携帯端末固有のプラットホームに依存するネイティブアプリと、携帯端末固有のプラットホームに依存しない非依存のアプリ(非ネイティブアプリ)とを含む。プラットホームは、ハードウェア構成と、オペレーションシステム(OS)等のソフトウェア構成によって規定されるアーキテクチャとを含む概念である。
図1に示す携帯端末100は、ICカード(ここでは非接触型ICカード200)を装着し、装着される非接触型ICカード(便宜上、「ICカード」ともいう)200のカードアプリと、端末自体のアプリとで実行されるアプリケーションサービス提供を授受可能となっている。なお、本実施の形態で称するICカード200は、カードの形を有するものに限定されず、携帯端末に搭載されて、非接触型ICカードと同様の非接触型IC機能を有する構成要素を意味する。つまり、ICカード200はICチップ200としてもよい。
携帯端末100は、筐体の外側に露出している部分に配置された操作ボタン等の操作部101と、表示部102と、通信部103と、CPU120と、ROM部104と、RAM部105と、メモリ部106と、I/F部107とを備える。
操作部101、表示部102、通信部103、ROM部104、RAM部105、メモリ部106及びI/F部107は、CPU120に接続されている。
操作部101は、表示部102に表示されるサービスに関する情報を用いて、ユーザに対して、サービスの削除、追加(記憶)、更新等のサービスに関する指示や、独自にサービスを設定する際の、設定するサービスに利用する複数のアプリの選択指示等を行わせる。この操作部101は、選択手段及び指示手段として機能する。
表示部102は、液晶表示パネル等を用いてなり、携帯端末100が提供されるサービスに関する情報を表示する。
通信部103は、例えば通信ネットワークを介して、基地局やサーバなどの外部装置(ここではサーバ300)と無線通信によりデータの送受信を行う。ROM部104は、携帯電話本来の制御プログラムを格納し、RAM部105は、受信したデータを含む情報を一時的に保管し操作する。
また、メモリ部106は、受信したデータ又は情報を保管し、本実施の形態では、特に、複数のアプリケーションを受信し処理するアプリケーションプログラムが記録、格納される。なお、このメモリ部106に格納されるアプリケーションプログラム(「アプリ」ともいう)は、後述するアプリ管理部412(図3参照)により管理される。
このアプリケーションプログラムにはアプリケーション検索キーがタグ付けされており、非接触型ICカード200から送信される起動プログラムの起動コマンドを受信して、アプリケーションキーと照合させ、前記アプリケーションプログラムを立ち上げる。なお、RAM部105にアプリケーションプログラムを記憶するようにしてもよい。
CPU120は、ROM部104及びRAM部105とともに携帯端末全体の制御を行う端末制御部として機能するとともに、携帯端末100に提供されるサービスで利用されるアプリケーションを統合管理するアプリケーション管理装置のアプリ統合管理制御部として機能する。なお、図示しないが、携帯端末100は、受話器及び送話器を制御する音声処理部を有する。
非接触型ICカード200は、RFID(Radio Frequency Identification)などのICチップを内蔵してなる。非接触型ICカード200は、カードI/F部201と、非接触交信用のアンテナであるアンテナ部202と、CPU203と、ROM部204と、RAM部205と、カードメモリ206とを有する。
カードI/F部201、アンテナ部202、ROM部204、RAM部205及びカードメモリ206は、非接触型ICカード200の制御部であるCPU203に接続されている。
カードI/F部201は、I/F部107に接続されることによりICカード200を携帯端末本体に接続する。アンテナ部202は、リーダライタ350との間で情報の送受信を非接触通信で行う。このアンテナ部202を介してICカード200は、リーダライタ350からサービス情報等の情報を取得したり、リーダライタ350に情報を送信したりする。
ROM部204は、CPU203で用いられる起動プログラムや、その他データを制御するプログラムが格納され、RAM部205は、受信データを含む受信情報を一時的に保管し操作する。カードメモリ206は、アプリケーションプログラムの起動プログラム及び、相互認証用鍵その他データを保管する。
また、ICカード200は、カードメモリ206をセキュア領域として自由に設定できる構成としてもよい。この場合、このセキュア領域として使用できる容量は、カードメモリ206の容量の範囲内で自由に設定することが可能である。
なお、ICカード200は、内部で鍵の管理および暗号化を実行することで、高い秘匿性を実現すると同時に、読み書き時の高速データ転送を実現し、機密情報保護等の応用に適した機能を提供することが可能となっている。
図2は、本発明の一実施の形態に係る携帯端末100のソフトウェア構成図である。
図2に示すように携帯端末100は、H/W301と、デバイスドライバ302と、OS303と、ネイティブアプリ305と、非依存のアプリ306(ここでは、Java(登録商標)アプリ)と、VM(Virtual Manager)307と、統合アプリマネージャ308を有する。
図2に示すH/W301は、図1のハードウェアに相当する。デバイスドライバ302は、CPU120、メモリ部106等のH/W301の各処理部を制御する。OS303は、各プラットホームのアプリである、ネイティブアプリ305、非依存のアプリ306、VM307、カードアプリ310の動作環境を提供してプログラムを実行する。また、OS312は、非接触ICカード200のカードOSである。図2に示すように非接触ICカード200は、カードアプリ1,2,3を備え、マルチアプリケーション対応のカードとなっている。
図2に示す統合アプリマネージャ308は、アプリケーション管理装置により実行される。統合アプリマネージャ308は、非接触ICカード200が装着された携帯端末100において、プラットホームの異なるアプリである非依存のアプリ306、ネイティブアプリ305、カードアプリ310を統括管理する。
図3は、携帯端末100において統合アプリマネージャ308を実現するアプリケーション管理装置400を示す機能ブロック図である。
アプリケーション管理装置400は、携帯端末100に備えられ、プラットホームの異なる複数のアプリを、これらを連携して実行するアプリケーションサービス毎に一括して管理する。
図3に示すアプリケーション管理装置400は、サービス情報取得部402と、サービス情報解析部404と、テーブル更新部405と、テーブル記憶部406と、統合アプリ制御部408と、アプリ一覧記憶部410と、アプリ管理部412と、サービスID付与部414と、操作部101と、表示部102等とを有する。
ここで、サービス情報(メタデータ)とは、サービス毎に必要となるアプリ名称(アプリ識別情報(識別子))が記載されるとともに、サービスを示すサービスIDと、サービスを実行する際に必要なアプリの種類及びバーション等とが関連付けられた情報である。
なお、サービス情報取得部402、サービス情報解析部404、テーブル更新部405、統合アプリ制御部408、アプリ管理部412及びサービスID付与部414は、図1に示すCPU120、RAM部105、ROM部104等により構成されるアプリ総合管理制御部415に含まれる。なお、アプリ総合管理制御部415は、CPU120、RAM部105、ROM部104に加え、CPU203、RAM部205、ROM部204で構成されてもよい。
また、テーブル記憶部406及びアプリ一覧記憶部410は、図1に示すRAM部105やメモリ部106等により構成される。
サービス情報取得部402は、統合アプリ制御部408に制御され、サービス事業者が提供するサービス毎のサービス情報を取得して、サービス情報解析部404に出力する。
サービス情報取得部402は、サービス情報をどのように取得しても良く、例えば、携帯端末100の通信部103を介す等してダウンロードすることによって取得してもよい。
サービス情報解析部404は、統合アプリ制御部408により制御され、入力されるサービス情報の内容を解析して、テーブル更新部405に出力する。
具体的に、サービス情報取得部402から入力されたサービス情報は、サービス情報解析部404で解析され、統合アプリ制御部408の制御により、解析内容が、既に携帯端末100に記憶されたものであるか否かが判定される。この判定結果も含めてサービス情報がサービス情報解析部404からテーブル更新部405に出力される。
サービス情報取得部402から入力されたサービス情報が、既に記憶されたサービス情報のサービスで利用されるアプリのバージョンや、アプリ自体の変更、追加を示す情報である場合、サービス情報解析部404は、更新すべきサービス情報としてテーブル更新部405に出力する。
サービス情報解析部404は、統合アプリ制御部408の制御によって判定される、携帯端末100自体において実行可能であるか否かの判定情報も含めて、取得したサービス情報をテーブル更新部405に出力する。
テーブル更新部405は、統合アプリ制御部408により制御され、入力される解析されたサービス情報を用いて、携帯端末100自体において実行可能であるか否かの判定情報も含めてサービス情報として、テーブル記憶部406に出力してテーブルを更新する。
テーブル更新部405は、サービス情報を更新する場合、統合アプリ制御部408の制御により、表示部102にサービス情報更新の旨を示す表示を行う。
さらに、テーブル更新部405は、操作部101や通信部103等を用いてユーザによって任意のアプリがインストールされるか若しくは既にインストールされている場合、統合アプリ制御部408により取得したアプリ情報が入力される。
テーブル記憶部406は、テーブル更新部405により入力されるサービス情報を更新したり保存したりし、サービス毎に、当該サービスを示すサービスIDに、サービスで利用されるアプリを対応付けて記憶する。なお、テーブル記憶部406内のサービス情報は、テーブル更新部405により更新されることに加えて、統合アプリ制御部408により読み書き自在であり、統合アプリ制御部408により更新・保存される。このテーブル記憶部406に記憶されるサービス情報のテーブルは、サービスIDを基準に関連付けられるため、サービスIDテーブルともいう。
図4は、テーブル記憶部406が記憶するテーブルの一例を示す図である。
図4に示すように、テーブル(「サービスIDテーブル」ともいう)420では、提供されるサービスと、サービスに利用されるアプリとが対応付している。具体的には、テーブル420では、サービス毎に、サービス名称、サービスを示すサービスID、携帯端末100においてサービス実行が可能か否かの情報が記憶されている。
また、テーブル420では、サービスを示すサービスID毎に、利用されるアプリの種類、携帯端末100におけるアプリの有無、当該アプリのバーションなどが対応付けられている。アプリの有無は、携帯端末100にアプリがインストール済みであるか否かを示す情報である。
例えば、図4に示すテーブル420では、サービスとして「チケット」が、当該サービス「チケット」を識別するID「01」と、このサービスが携帯端末100において実行可能であることを示す「有効」の情報とともに記憶されている。
このテーブル420では、サービスは、当該サービスを実行する際に利用されるアプリである、Java(登録商標)等の非依存のアプリ、ICカードのカードアプリ、ネイティブアプリのアプリ情報が関連付けられている。
あるサービスに利用される複数のアプリは、それぞれプラットホームが異なっており、具体的には、非依存のアプリと、ネイティブアプリと、カードアプリを用いることによって実行されるものとなっている。なお、ネイティブアプリとカードアプリのみの組み合わせであってもよい。
テーブル420の「チケット」サービスは、非依存アプリであるJava(登録商標)アプリなどの非依存のアプリ名「Java(登録商標)B」と、Java(登録商標)アプリが既にインストール済みを示す「あり」と、「チケット」サービスで用いられるJava(登録商標)アプリのバージョンを示す「V1.0」とが関連付けられている。
また、「チケット」サービスでは、Java(登録商標)アプリとともに、既にインストール済みのネイティブアプリ「γ」、バージョン「V2.0」と、既にインストール済みのカードアプリ「1」、バージョン「1.0」が関連付けられている。
なお、「γ」はネイティブアプリの種類、「あり」は携帯端末100にインストール済みであることを示している。また、実行できるサービスで有るかを示す「有効」は、当該サービスで利用されるアプリが全てインストール済みであり、携帯端末100において実行可能であることを示す。
同様に、図4に示すテーブル420には、サービスとして「マネー」が、当該サービスを識別するサービスID「02」と、携帯端末100において実行不可能を示す「無効」の情報とともに記憶されている。
テーブル420の「マネー」サービスは、インストールされていないJava(登録商標)アプリ「A」、インストール済みのネイティブアプリ「β」バージョン「V1.0」及びインストール済みのカードアプリ「2」バージョン「V1.5」を用いて実行される。なお、実行できるサービスであるか否かを示す「無効」は、当該サービスで利用されるアプリ中に不足しているアプリ(ここでは、未インストールのJava(登録商標)アプリ)があり、携帯端末100において実行できないことを示す。
図3に示す統合アプリ制御部408は、接続される各構成要素を制御して、携帯端末100に提供されるサービスを実行するために、同一サービスで利用される複数のアプリを統合し、サービス毎に管理する。
具体的には、統合アプリ制御部408は、サービス情報取得部402を介してサービス情報を取得し、取得したサービス情報をサービス情報解析部404にて解析し、テーブル更新部405を介してテーブル記憶部406にテーブルとして記憶させる。
統合アプリ制御部408は、取得したサービス情報の解析内容が当該サービス情報のサービスを実行するアプリがテーブル記憶部406に記憶されていない解析内容である場合、そのアプリをアプリ一覧記憶部410のインストール済みのアプリ一覧で検索する。
すなわち、統合アプリ制御部408は、取得したサービス情報のサービスを実行するアプリがテーブル記憶部406に存在しない場合、アプリ一覧記憶部410を用いて、他のサービスで使用される等インストール済みであるかを判定する。他のサービスで使用される等によってインストール済みであった場合、統合アプリ制御部408は、テーブル更新部405を介してテーブルを更新する。
また、統合アプリ制御部408は、操作部101からの入力により各部を制御する。統合アプリ制御部408は、特に、テーブル記憶部406のテーブル(ここではテーブル420)を用いて、アプリ管理部412を制御したりして、サービスを実行する際に用いられるアプリを管理する。
さらに、統合アプリ制御部408は、携帯端末100において、操作部101や通信部103等を用いてインストールされたアプリなども含め、携帯端末100においてインストールされているアプリをアプリ一覧記憶部410に一覧として記憶する。
また、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406のテーブル(ここではテーブル420)を用いて、サービス情報を表示部102に表示する。操作部101を介して表示した内容に対応する入力があった場合、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406に表示内容に対応するサービスを読みにいき、実行に必要なアプリをチェックし、アプリ管理部412を介して実行に必要なアプリを全て実行する。
例えば、統合アプリ制御部408は、入力部からサービス一覧表示の指示があった場合、テーブル記憶部406からサービス情報を読み出して表示部102に表示する。
図5は、統合アプリ制御部408によるユーザインターフェースの一例として表示部102に表示されたサービス一覧を示す図である。
図5に示すように表示部102には、サービス一覧として、提供されたサービスの種類(図5では、電子チケットサービスを示す「チケット」、「マネー」等)毎に、「アプリ追加」、「アプリ削除」、「アプリ有効」、「アプリ無効」、「アプリ更新」などの入力可能な指示情報が表示される。なお、この表示は、携帯端末100のOS標準のランチャにより表示される。
そして、操作部101を介して、表示された指示の入力が統合アプリ制御部408に入力されると、統合アプリ制御部408は、表示内容に対応する処理を、アプリ管理部412を介して実行する。
また、統合アプリ制御部408は、ユーザに独自にサービスを生成させる機能を有する。例えば、統合アプリ制御部408は、アプリ一覧記憶部410において記憶されたアプリ(携帯端末100におけるインストール済のアプリ)を表示部102に表示して、操作部101を介してサービスの実行に利用する複数のアプリをユーザに選択させる。複数のアプリが操作部101により選択された際に、統合アプリ制御部408は、選択されたアプリの連携により実行されるサービスを生成し、選択されたアプリの識別情報(例えば、アプリ名称)と、生成したサービスとを示す情報をサービスID付与部414に出力する。
アプリ一覧記憶部410は、携帯端末100においてインストール済みのアプリ、つまり、既に取得しているアプリの種類を記憶するものであり、その種類を示す情報は、アプリ統合制御部408によって読み書きされる。ここで、アプリ一覧記憶部410に記憶されるアプリは、どの様に記憶されても良い。例えば、ユーザの操作によって携帯端末100において通信部103を介して、無線ネットワークにより接続されている他装置から取得するものであってもよい。また、携帯端末100を記憶媒体が着脱自在な構成とし、この記憶媒体を介してアプリ一覧記憶部410に記憶させる構成としてもよい。
アプリ管理部412は、統合アプリ制御部408の制御によって、サービスを受ける場合、当該サービスを実行する際に用いられるアプリを管理するものであり、アプリの追加、削除、更新などを行う。なお、アプリ管理部412は、携帯端末100におけるアプリを、プラットホームの種類に関係なく管理するものであり、管理されるアプリはメモリ部106、カードメモリ206等にアプリケーションプログラムとして格納されている。
ここでは、アプリ管理部412は、Java(登録商標)アプリなどの非依存型アプリ、依存型アプリであるネイティブアプリ、カード内のアプリであるカードアプリのそれぞれを管理し、それぞれのアプリの追加、削除、更新を行う。
サービスID付与部414は、操作部101を介した複数のアプリの選択によって、選択されたアプリの連携により実行されるサービスが、統合アプリ制御部408を介して独自に生成、つまり、設定された場合、生成されたサービスに、サービスIDを付与する。
また、サービスID付与部414は、統合アプリ制御部408を介して、付与したサービスIDを、選択された複数のアプリケーションのそれぞれを示す複数のアプリ名称に関連付けてサービス情報としてテーブル記憶部406に記憶する。
次に、アプリケーション管理装置400の動作について説明する。
図6は、本発明に係るアプリケーション管理装置において、提供されるサービスを追加する動作を説明するフローチャートである。
まず、携帯端末100におけるアプリケーション管理装置400では、まず、提供されるサービスのサービス情報(サービスID、本サービスの実行に必要なアプリ名、バージョン)を取得し、テーブル記憶部406に記憶する。このサービス情報は、ここでは、通信部103(図1参照)を介して、サーバから取得したものとする。なお、サービス情報は、図1において非接触ICカード200のアンテナ部202を介して、非接触ICカード200と非接触通信可能なリーダライタから取得して、テーブル記憶部406に記憶するようにしてもよい。
そして、操作部101を介して追加指定されたサービスが入力されると、ステップS1では、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406で、指定されたサービスを示すサービスIDを検索して、ステップS2に移行する。
ステップS2では、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406において、指定されたサービスIDで実行されるアプリに不足するアプリ(「不足アプリ」ともいう)が有るか無いかを判定する。
つまり、ステップS2では、統合アプリ制御部408は、サービスIDが示すサービスを実行するアプリがテーブル420(サービスIDテーブル)をチェックし、携帯端末100にインストールされているものとして、テーブル記憶部406に記憶されているか否かを判定する。
このステップS2において、不足アプリがあれば、つまり、テーブル記憶部406に登録されていれば、ステップS3に移行し、無ければ、つまり、テーブル記憶部406に登録されていなければ、アプリ管理部412を介して指定されたサービスに利用されるアプリを用いて当該サービスを実行する。
ステップS3では、統合アプリ制御部408は、アプリ一覧記憶部410の情報を読み出して、他のサービスで利用されるアプリとして不足アプリがあるか否かを判定し、不足アプリが無ければステップS4に移行し、不足アプリがあればステップS5に移行する。
具体的に、このステップS3では、統合アプリ制御部408は、アプリ一覧記憶部410において、不足アプリの登録があれば、不足アプリは携帯端末100にインストールされ、携帯端末100において他のサービスにて使用されていると判定する。また、統合アプリ制御部408は、アプリ一覧記憶部410において、不足アプリの登録がなければ、不足アプリは携帯端末100にインストールされておらず、携帯端末100において他のサービスにて使用されていないと判定する。
ステップS4では、統合アプリ制御部408は、不足アプリを、通信部103やアンテナ部202を介してサーバ300(図1参照)やリーダライタ350(図1参照)等の外部装置からインストールして、ステップS5に移行する。
詳細には、ステップS4では、携帯端末100は、不足アプリを、通信部103を介してサーバからインストールしたり、アンテナ部202を介してリーダライタからインストールしたりする。なお、携帯端末100が、不足アプリを格納した記憶媒体を挿着可能に構成されていれば、挿着された記憶媒体の不足アプリを用いるようにしてもよい。なお、ここでは、インストールする不足アプリは、メモリ部106に格納され、アプリ管理部412により管理される。
ステップS5では、統合アプリ制御部408は、テーブル更新部405を介して、取得した不足アプリを、当該不足アプリが不足していたサービスのサービスIDに関連付けて、テーブル記憶部406のサービス情報のテーブルを更新して処理を終了する。
図7は、本発明に係るアプリケーション管理装置400において、提供されるサービスを削除する動作を説明するフローチャートである。
操作部101を介して削除指定されたサービスが、アプリ総合管理制御部415に入力されると、ステップS11では、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406で、指定されたサービスを示すサービスIDを検索して、ステップS12に移行する。
ステップS12では、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406のテーブル(サービスIDテーブル)にて、指定されたサービスのサービスIDに関連付けられたアプリが存在しているか否かを判定する。
このステップS12において、指定されたサービスのサービスIDに関連付けられたアプリが存在していればステップS13に移行し、存在していなければ、処理を終了する。
ステップS13では、統合アプリ制御部408は、指定されたサービスIDに関連付けられたアプリは複数サービスで共有しているか否かを判定し、共有していればステップS14に移行し、共有していなければステップS15に移行する。
つまり、ステップS13では、総合アプリ制御部408は、指定されたサービスIDに関連付けられたアプリが、他のサービスを実行する際のアプリとして登録されているかを検索し、その検索結果基づいて、当該アプリの共有、非共有を判定する。
ステップS14では、統合アプリ制御部408は、削除するサービスのサービスIDに関連付けられたアプリを、削除対象から外して、ステップS15に移行する。
ステップS15では、統合アプリ制御部408は、アプリ管理部412を介して、該当するアプリを全てアンインストールして、ステップS16に移行する。
ステップS16では、統合アプリ制御部408は、テーブル更新部405を介して、削除対象としたサービス情報を、当該サービス情報を示すサービスIDを用いて、テーブル記憶部406から削除して、サービス情報を更新する。
このようにアプリケーション管理装置400では、サービス毎に用意したサービス情報(サービスのメタデータ)を用いることで、異なるプラットホーム上のアプリをサービスごとに一括管理できる。言い換えれば、アプリケーション管理装置400は、サービスIDを用いて、図2に示す非依存のアプリ(Java(登録商標)アプリ)、ネイティブアプリ、カードアプリの各層について一括管理できる。
これにより、アプリケーション管理装置を有する携帯端末100では、同一サービス用アプリ群をまとめてインストールしたり、アンインストールしたり、アクティベイトしたり、さらにはインアクティベイトしたりすることができる。
また、アプリが、アプリケーション管理装置400の処理によってインストールが行われず、ユーザによって手動でインストールされた場合、統合アプリ制御部408は、インストールアプリの名称をチェックしてテーブルを更新する。
また、アプリが、携帯端末100において、例えば操作部101を介して手動でアンインストールされた場合、統合アプリ制御部408はアンインストールアプリの名称をチェックして、テーブル記憶部406のテーブルから関連するアプリを読み出す。そして、表示部102に対して、読み出したアプリをユーザに一緒に削除するかの表示を行う。
また、携帯端末100によれば、サーバ300(図1参照)やリーダライタ350(図1参照)からインストール済みのアプリの更新情報が得られた場合は、アプリケーション管理装置400によって、同一サービスの他アプリの更新情報も確認し、必要な場合は同一サービスの全てのアプリを更新することができる。
取得したサービス情報をテーブル記憶部406のテーブルに登録し、インストール済みアプリがあればテーブル記憶部406のテーブルを更新する。
また、アプリケーション管理装置400を有する携帯端末100では、ユーザが複数のアプリを選択して独自にサービスIDを与えることで、新たにサービス情報を生成可能となる。
すなわち、アプリケーション管理装置400を有する携帯端末100を用いて独自のサービスを実行させる際に、当該サービスに利用する複数のアプリを、ユーザに、操作部101を介してアプリ管理部412が管理するアプリから選択させる。なお、アプリ管理部412が管理するアプリは、携帯端末100及びICカード200においてインストール済のアプリとする。
そして、操作部101を介して選択された複数のアプリの情報が統合アプリ制御部408に入力されると、選択された複数のアプリによって実行されるサービスが生成され、サービスID付与部414にて、当該サービスにサービスIDが付与される。
このサービスID付与部414にて行われるサービスIDの付与によって、複数のアプリのそれぞれを示すアプリ名称(アプリ識別情報)に関連付けられたサービス情報が生成されることとなる。
このサービス情報は、統合アプリ制御部408を介して、テーブル記憶部406に記憶され、記憶されたサービス情報が示すサービスが実行される場合、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406から対応するサービス情報を読み出して、サービスを実行する。
なお、ここでは、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明をソフトウェアで実現することも可能である。例えば、本発明に係るアプリケーション管理方法のアルゴリズムをプログラミング言語によって記述し、このプログラムをメモリに記憶しておいて情報処理手段によって実行させることにより、本発明に係るアプリケーション装置と同様の機能を実現することができる。
また、本実施の形態では、アプリ管理部412が単一の場合を説明した。しかしながら、既存のアーキテクチャの変更を最小限に抑えて本発明を実現する場合は、アプリ種別ごとに存在する既存の複数のアプリ管理部を統括する統合アプリ制御部408としてもよい。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置は、接触ICカード、非接触ICカードなどを装着できるIC機能に対応した携帯端末に搭載することが可能であるため、これにより上記と同様の作用効果を有するアプリケーション管理システムを提供することができる。
本発明に係るアプリケーション管理装置及びアプリケーション管理方法は、ICカードが装着される携帯端末において、同一のサービスに利用するカードアプリ、ネイティブアプリ、端末側の非ネイティブアプリなどの異なるプラットホーム上のアプリであっても、これらアプリを一括管理してサービスの提供を受けることができる効果を有し、IC機能に対応した携帯電話に有用である。
本発明は、ICカード、特に、非接触式ICカードの装着によりIC機能を有する携帯端末においてアプリケーションを管理するアプリケーション管理装置及びアプリケーション管理方法に関する。
近年、クレジットカードやプリペイドカードなどの磁気カードは、大量な情報を扱ったり、安全性信頼性が必要なカードサービスを提供したりするために、電子マネーを組み込み、一枚で複数のサービスを提供可能なIC(Integrated Circuit)カードに置き換わりつつある。
ICカードは、CPUやICメモリ等のICチップを内蔵し、セキュリティ性が高く、演算処理機能を備え、カード内部で比較や判断などの処理を実行できる。これにより、磁気カードよりも高度な利用方法が考えられ、交通機関、商取引、セキュリティなどの様々なビジネス分野で新たなサービスが展開されている。
ICカードは、カード表面にICチップの金属端子が露出している「接触型」と、電磁波で通信する「非接触型」に大別できる。また、一般に携帯電話に搭載されるIC機能は接触と非接触の両方のインタフェースを有する。さらに、非接触型ICカードは、ICカードと、ICカードのデータを読み書き可能なリーダライタとの通信距離により、「密着型」、「近接型」、「近傍型」、「マイクロ波型」に分類される。
このようなICカードを携帯電話に装着して、ICカード内のアプリケーションと、携電話内のアプリケーションとを連携させて一つのアプリケーションサービス(以下「サービス」という)が実行される。
例えば、非接触型ICカードが装着されてIC機能やJava(登録商標)に対応する携帯電話では、ICカードに内蔵されたカードアプリ−電話本体のネイティブアプリ−電話本体のJava(登録商標)アプリ間の連携によってサービスが実行される。
このようなサービスを実行するため、特許文献1及び特許文献2に示すように、携帯端末に装着されたICカード内のアプリと携帯端末のアプリとの連携を管理したり関連付けたりするものが知られている。
特許文献1は、ICカードを装着した携帯端末において、ICカードのカードアプリ側で、通信ネットワークで接続されたサーバに、携帯端末のアプリ(ネイティブアプリ)を認証させて、携帯端末のアプリとカードアプリとの連携を管理している。また、特許文献2は、マルチアプリケーション機能を有するICカードを、通信可能に接続されたサーバによって管理している。
特開2004−94499号公報 特開2003−6574号公報
ところで、ICカードを装着する携帯端末では、特許文献1及び2でも同様に、同一のサービスに用いられるカードアプリ、ネイティブアプリ、Java(登録商標)アプリ等の異なるプラットホーム上のアプリは、ユーザによりそれぞれ個別に管理しているため、手間がかかるものとなっている。
このため、同一サービスで利用されるICカードのカードアプリ、携帯端末のネイティブアプリ、Java(登録商標)等の非ネイティブアプリといったそれぞれプラットホームが異なる複数のアプリでも、これらの管理を容易に行いたいという要望がある。
本発明の目的は、ICカードが装着される携帯端末において、同一のサービスに利用するカードアプリ、ネイティブアプリ、端末側の非ネイティブアプリなどの異なるプラットホーム上のアプリであっても、これらアプリを一括管理してサービスの提供を受けることができるアプリケーション管理装置及びアプリケーション管理方法を提供することである。
本発明のアプリケーション管理装置は、装着されるICカードのIC機能を用いたサービスに利用される前記ICカードのカードアプリケーションと自装置本体内に格納される装置内アプリケーションを管理するアプリケーション管理装置であって、前記カードアプリケーションと前記装置内アプリケーションのそれぞれを示すアプリ識別情報に、前記カードアプリケーションと前記装置内アプリケーションの連携により実行される前記サービスを示すサービスIDを関連付けて記憶する記憶手段と、記憶されたサービスID及び前記サービスIDに関連付けられた前記複数のアプリ識別情報を用いて、前記サービスIDが示すサービス毎に利用される前記カードアプリケーションと前記装置内アプリケーションを統合して管理する管理手段とを有する構成を採る。
以上説明したように、本発明によれば、ICカードが装着される携帯端末において、同一のサービスに利用するカードアプリ、ネイティブアプリ、端末側の非ネイティブアプリなどの異なるプラットホーム上のアプリであっても、これらアプリを一括管理してサービスを実行することによりサービスの提供を受けることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るアプリケーション(以下、「アプリ」という)管理装置を有する携帯端末100全体の物理的構成を示すブロック図である。
携帯端末100は、ICカード、特に、非接触式ICカードが装着されるIC機能付き携帯端末(例えば、携帯電話)であり、同一のサービスに利用されるICカードに格納されたカードアプリと、端末におけるアプリとを一括管理する。
携帯端末100におけるアプリは、携帯端末固有のプラットホームに依存するネイティブアプリと、携帯端末固有のプラットホームに依存しない非依存のアプリ(非ネイティブアプリ)とを含む。プラットホームは、ハードウェア構成と、オペレーションシステム(OS)等のソフトウェア構成によって規定されるアーキテクチャとを含む概念である。
図1に示す携帯端末100は、ICカード(ここでは非接触型ICカード200)を装着し、装着される非接触型ICカード(便宜上、「ICカード」ともいう)200のカードアプリと、端末自体のアプリとで実行されるアプリケーションサービス提供を授受可能となっている。なお、本実施の形態で称するICカード200は、カードの形を有するものに限定されず、携帯端末に搭載されて、非接触型ICカードと同様の非接触型IC機能を有する構成要素を意味する。つまり、ICカード200はICチップ200としてもよい。
携帯端末100は、筐体の外側に露出している部分に配置された操作ボタン等の操作部101と、表示部102と、通信部103と、CPU120と、ROM部104と、RAM部105と、メモリ部106と、I/F部107とを備える。
操作部101、表示部102、通信部103、ROM部104、RAM部105、メモリ部106及びI/F部107は、CPU120に接続されている。
操作部101は、表示部102に表示されるサービスに関する情報を用いて、ユーザに対して、サービスの削除、追加(記憶)、更新等のサービスに関する指示や、独自にサービスを設定する際の、設定するサービスに利用する複数のアプリの選択指示等を行わせる。この操作部101は、選択手段及び指示手段として機能する。
表示部102は、液晶表示パネル等を用いてなり、携帯端末100が提供されるサービスに関する情報を表示する。
通信部103は、例えば通信ネットワークを介して、基地局やサーバなどの外部装置(ここではサーバ300)と無線通信によりデータの送受信を行う。ROM部104は、携帯電話本来の制御プログラムを格納し、RAM部105は、受信したデータを含む情報を一時的に保管し操作する。
また、メモリ部106は、受信したデータ又は情報を保管し、本実施の形態では、特に、複数のアプリケーションを受信し処理するアプリケーションプログラムが記録、格納される。なお、このメモリ部106に格納されるアプリケーションプログラム(「アプリ」ともいう)は、後述するアプリ管理部412(図3参照)により管理される。
このアプリケーションプログラムにはアプリケーション検索キーがタグ付けされており、非接触型ICカード200から送信される起動プログラムの起動コマンドを受信して、アプリケーションキーと照合させ、前記アプリケーションプログラムを立ち上げる。なお、RAM部105にアプリケーションプログラムを記憶するようにしてもよい。
CPU120は、ROM部104及びRAM部105とともに携帯端末全体の制御を行う端末制御部として機能するとともに、携帯端末100に提供されるサービスで利用されるアプリケーションを統合管理するアプリケーション管理装置のアプリ統合管理制御部として機能する。なお、図示しないが、携帯端末100は、受話器及び送話器を制御する音声処理部を有する。
非接触型ICカード200は、RFID(Radio Frequency Identification)などのICチップを内蔵してなる。非接触型ICカード200は、カードI/F部201と、非接触交信用のアンテナであるアンテナ部202と、CPU203と、ROM部204と、RAM部205と、カードメモリ206とを有する。
カードI/F部201、アンテナ部202、ROM部204、RAM部205及びカードメモリ206は、非接触型ICカード200の制御部であるCPU203に接続されている。
カードI/F部201は、I/F部107に接続されることによりICカード200を携帯端末本体に接続する。アンテナ部202は、リーダライタ350との間で情報の送受信を非接触通信で行う。このアンテナ部202を介してICカード200は、リーダライタ350からサービス情報等の情報を取得したり、リーダライタ350に情報を送信したりする。
ROM部204は、CPU203で用いられる起動プログラムや、その他データを制御するプログラムが格納され、RAM部205は、受信データを含む受信情報を一時的に保管し操作する。カードメモリ206は、アプリケーションプログラムの起動プログラム及び、相互認証用鍵その他データを保管する。
また、ICカード200は、カードメモリ206をセキュア領域として自由に設定できる構成としてもよい。この場合、このセキュア領域として使用できる容量は、カードメモリ206の容量の範囲内で自由に設定することが可能である。
なお、ICカード200は、内部で鍵の管理および暗号化を実行することで、高い秘匿性を実現すると同時に、読み書き時の高速データ転送を実現し、機密情報保護等の応用に適した機能を提供することが可能となっている。
図2は、本発明の一実施の形態に係る携帯端末100のソフトウェア構成図である。
図2に示すように携帯端末100は、H/W301と、デバイスドライバ302と、OS303と、ネイティブアプリ305と、非依存のアプリ306(ここでは、Java(登録商標)アプリ)と、VM(Virtual Manager)307と、統合アプリマネージャ308を有する。
図2に示すH/W301は、図1のハードウェアに相当する。デバイスドライバ302は、CPU120、メモリ部106等のH/W301の各処理部を制御する。OS303は、各プラットホームのアプリである、ネイティブアプリ305、非依存のアプリ306、VM307、カードアプリ310の動作環境を提供してプログラムを実行する。また、OS312は、非接触ICカード200のカードOSである。図2に示すように非接触ICカード200は、カードアプリ1,2,3を備え、マルチアプリケーション対応のカードとなっている。
図2に示す統合アプリマネージャ308は、アプリケーション管理装置により実行される。統合アプリマネージャ308は、非接触ICカード200が装着された携帯端末100において、プラットホームの異なるアプリである非依存のアプリ306、ネイティブアプリ305、カードアプリ310を統括管理する。
図3は、携帯端末100において統合アプリマネージャ308を実現するアプリケーション管理装置400を示す機能ブロック図である。
アプリケーション管理装置400は、携帯端末100に備えられ、プラットホームの異なる複数のアプリを、これらを連携して実行するアプリケーションサービス毎に一括して管理する。
図3に示すアプリケーション管理装置400は、サービス情報取得部402と、サービス情報解析部404と、テーブル更新部405と、テーブル記憶部406と、統合アプリ制御部408と、アプリ一覧記憶部410と、アプリ管理部412と、サービスID付与部414と、操作部101と、表示部102等とを有する。
ここで、サービス情報(メタデータ)とは、サービス毎に必要となるアプリ名称(アプリ識別情報(識別子))が記載されるとともに、サービスを示すサービスIDと、サービスを実行する際に必要なアプリの種類及びバーション等とが関連付けられた情報である。
なお、サービス情報取得部402、サービス情報解析部404、テーブル更新部405、統合アプリ制御部408、アプリ管理部412及びサービスID付与部414は、図1に示すCPU120、RAM部105、ROM部104等により構成されるアプリ総合管理制御部415に含まれる。なお、アプリ総合管理制御部415は、CPU120、RAM部105、ROM部104に加え、CPU203、RAM部205、ROM部204で構成されてもよい。
また、テーブル記憶部406及びアプリ一覧記憶部410は、図1に示すRAM部105やメモリ部106等により構成される。
サービス情報取得部402は、統合アプリ制御部408に制御され、サービス事業者が提供するサービス毎のサービス情報を取得して、サービス情報解析部404に出力する。
サービス情報取得部402は、サービス情報をどのように取得しても良く、例えば、携帯端末100の通信部103を介す等してダウンロードすることによって取得してもよい。
サービス情報解析部404は、統合アプリ制御部408により制御され、入力されるサービス情報の内容を解析して、テーブル更新部405に出力する。
具体的に、サービス情報取得部402から入力されたサービス情報は、サービス情報解析部404で解析され、統合アプリ制御部408の制御により、解析内容が、既に携帯端末100に記憶されたものであるか否かが判定される。この判定結果も含めてサービス情報がサービス情報解析部404からテーブル更新部405に出力される。
サービス情報取得部402から入力されたサービス情報が、既に記憶されたサービス情報のサービスで利用されるアプリのバージョンや、アプリ自体の変更、追加を示す情報である場合、サービス情報解析部404は、更新すべきサービス情報としてテーブル更新部405に出力する。
サービス情報解析部404は、統合アプリ制御部408の制御によって判定される、携帯端末100自体において実行可能であるか否かの判定情報も含めて、取得したサービス情報をテーブル更新部405に出力する。
テーブル更新部405は、統合アプリ制御部408により制御され、入力される解析されたサービス情報を用いて、携帯端末100自体において実行可能であるか否かの判定情報も含めてサービス情報として、テーブル記憶部406に出力してテーブルを更新する。
テーブル更新部405は、サービス情報を更新する場合、統合アプリ制御部408の制御により、表示部102にサービス情報更新の旨を示す表示を行う。
さらに、テーブル更新部405は、操作部101や通信部103等を用いてユーザによって任意のアプリがインストールされるか若しくは既にインストールされている場合、統合アプリ制御部408により取得したアプリ情報が入力される。
テーブル記憶部406は、テーブル更新部405により入力されるサービス情報を更新したり保存したりし、サービス毎に、当該サービスを示すサービスIDに、サービスで利用されるアプリを対応付けて記憶する。なお、テーブル記憶部406内のサービス情報は、テーブル更新部405により更新されることに加えて、統合アプリ制御部408により読み書き自在であり、統合アプリ制御部408により更新・保存される。このテーブル記憶部406に記憶されるサービス情報のテーブルは、サービスIDを基準に関連付けられるため、サービスIDテーブルともいう。
図4は、テーブル記憶部406が記憶するテーブルの一例を示す図である。
図4に示すように、テーブル(「サービスIDテーブル」ともいう)420では、提供されるサービスと、サービスに利用されるアプリとが対応付している。具体的には、テーブル420では、サービス毎に、サービス名称、サービスを示すサービスID、携帯端末100においてサービス実行が可能か否かの情報が記憶されている。
また、テーブル420では、サービスを示すサービスID毎に、利用されるアプリの種類、携帯端末100におけるアプリの有無、当該アプリのバーションなどが対応付けられている。アプリの有無は、携帯端末100にアプリがインストール済みであるか否かを示す情報である。
例えば、図4に示すテーブル420では、サービスとして「チケット」が、当該サービス「チケット」を識別するID「01」と、このサービスが携帯端末100において実行可能であることを示す「有効」の情報とともに記憶されている。
このテーブル420では、サービスは、当該サービスを実行する際に利用されるアプリである、Java(登録商標)等の非依存のアプリ、ICカードのカードアプリ、ネイティブアプリのアプリ情報が関連付けられている。
あるサービスに利用される複数のアプリは、それぞれプラットホームが異なっており、具体的には、非依存のアプリと、ネイティブアプリと、カードアプリを用いることによって実行されるものとなっている。なお、ネイティブアプリとカードアプリのみの組み合わせであってもよい。
テーブル420の「チケット」サービスは、非依存アプリであるJava(登録商標)アプリなどの非依存のアプリ名「Java(登録商標)B」と、Java(登録商標)アプリが既にインストール済みを示す「あり」と、「チケット」サービスで用いられるJava(登録商標)アプリのバージョンを示す「V1.0」とが関連付けられている。
また、「チケット」サービスでは、Java(登録商標)アプリとともに、既にインストール済みのネイティブアプリ「γ」、バージョン「V2.0」と、既にインストール済みのカードアプリ「1」、バージョン「1.0」が関連付けられている。
なお、「γ」はネイティブアプリの種類、「あり」は携帯端末100にインストール済みであることを示している。また、実行できるサービスで有るかを示す「有効」は、当該サービスで利用されるアプリが全てインストール済みであり、携帯端末100において実行可能であることを示す。
同様に、図4に示すテーブル420には、サービスとして「マネー」が、当該サービスを識別するサービスID「02」と、携帯端末100において実行不可能を示す「無効」の情報とともに記憶されている。
テーブル420の「マネー」サービスは、インストールされていないJava(登録商標)アプリ「A」、インストール済みのネイティブアプリ「β」バージョン「V1.0」及びインストール済みのカードアプリ「2」バージョン「V1.5」を用いて実行される。なお、実行できるサービスであるか否かを示す「無効」は、当該サービスで利用されるアプリ中に不足しているアプリ(ここでは、未インストールのJava(登録商標)アプリ)があり、携帯端末100において実行できないことを示す。
図3に示す統合アプリ制御部408は、接続される各構成要素を制御して、携帯端末100に提供されるサービスを実行するために、同一サービスで利用される複数のアプリを統合し、サービス毎に管理する。
具体的には、統合アプリ制御部408は、サービス情報取得部402を介してサービス情報を取得し、取得したサービス情報をサービス情報解析部404にて解析し、テーブル更新部405を介してテーブル記憶部406にテーブルとして記憶させる。
統合アプリ制御部408は、取得したサービス情報の解析内容が当該サービス情報のサービスを実行するアプリがテーブル記憶部406に記憶されていない解析内容である場合、そのアプリをアプリ一覧記憶部410のインストール済みのアプリ一覧で検索する。
すなわち、統合アプリ制御部408は、取得したサービス情報のサービスを実行するアプリがテーブル記憶部406に存在しない場合、アプリ一覧記憶部410を用いて、他のサービスで使用される等インストール済みであるかを判定する。他のサービスで使用される等によってインストール済みであった場合、統合アプリ制御部408は、テーブル更新部405を介してテーブルを更新する。
また、統合アプリ制御部408は、操作部101からの入力により各部を制御する。統合アプリ制御部408は、特に、テーブル記憶部406のテーブル(ここではテーブル420)を用いて、アプリ管理部412を制御したりして、サービスを実行する際に用いられるアプリを管理する。
さらに、統合アプリ制御部408は、携帯端末100において、操作部101や通信部103等を用いてインストールされたアプリなども含め、携帯端末100においてインストールされているアプリをアプリ一覧記憶部410に一覧として記憶する。
また、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406のテーブル(ここではテーブル420)を用いて、サービス情報を表示部102に表示する。操作部101を介して表示した内容に対応する入力があった場合、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406に表示内容に対応するサービスを読みにいき、実行に必要なアプリをチェックし、アプリ管理部412を介して実行に必要なアプリを全て実行する。
例えば、統合アプリ制御部408は、入力部からサービス一覧表示の指示があった場合、テーブル記憶部406からサービス情報を読み出して表示部102に表示する。
図5は、統合アプリ制御部408によるユーザインターフェースの一例として表示部102に表示されたサービス一覧を示す図である。
図5に示すように表示部102には、サービス一覧として、提供されたサービスの種類(図5では、電子チケットサービスを示す「チケット」、「マネー」等)毎に、「アプリ追加」、「アプリ削除」、「アプリ有効」、「アプリ無効」、「アプリ更新」などの入力可能な指示情報が表示される。なお、この表示は、携帯端末100のOS標準のランチャにより表示される。
そして、操作部101を介して、表示された指示の入力が統合アプリ制御部408に入力されると、統合アプリ制御部408は、表示内容に対応する処理を、アプリ管理部412を介して実行する。
また、統合アプリ制御部408は、ユーザに独自にサービスを生成させる機能を有する。例えば、統合アプリ制御部408は、アプリ一覧記憶部410において記憶されたアプリ(携帯端末100におけるインストール済のアプリ)を表示部102に表示して、操作部101を介してサービスの実行に利用する複数のアプリをユーザに選択させる。複数のアプリが操作部101により選択された際に、統合アプリ制御部408は、選択されたアプリの連携により実行されるサービスを生成し、選択されたアプリの識別情報(例えば、アプリ名称)と、生成したサービスとを示す情報をサービスID付与部414に出力する。
アプリ一覧記憶部410は、携帯端末100においてインストール済みのアプリ、つまり、既に取得しているアプリの種類を記憶するものであり、その種類を示す情報は、アプリ統合制御部408によって読み書きされる。ここで、アプリ一覧記憶部410に記憶されるアプリは、どの様に記憶されても良い。例えば、ユーザの操作によって携帯端末100において通信部103を介して、無線ネットワークにより接続されている他装置から取得するものであってもよい。また、携帯端末100を記憶媒体が着脱自在な構成とし、この記憶媒体を介してアプリ一覧記憶部410に記憶させる構成としてもよい。
アプリ管理部412は、統合アプリ制御部408の制御によって、サービスを受ける場合、当該サービスを実行する際に用いられるアプリを管理するものであり、アプリの追加、削除、更新などを行う。なお、アプリ管理部412は、携帯端末100におけるアプリを、プラットホームの種類に関係なく管理するものであり、管理されるアプリはメモリ部106、カードメモリ206等にアプリケーションプログラムとして格納されている。
ここでは、アプリ管理部412は、Java(登録商標)アプリなどの非依存型アプリ、依存型アプリであるネイティブアプリ、カード内のアプリであるカードアプリのそれぞれを管理し、それぞれのアプリの追加、削除、更新を行う。
サービスID付与部414は、操作部101を介した複数のアプリの選択によって、選択されたアプリの連携により実行されるサービスが、統合アプリ制御部408を介して独自に生成、つまり、設定された場合、生成されたサービスに、サービスIDを付与する。
また、サービスID付与部414は、統合アプリ制御部408を介して、付与したサービスIDを、選択された複数のアプリケーションのそれぞれを示す複数のアプリ名称に関連付けてサービス情報としてテーブル記憶部406に記憶する。
次に、アプリケーション管理装置400の動作について説明する。
図6は、本発明に係るアプリケーション管理装置において、提供されるサービスを追加する動作を説明するフローチャートである。
まず、携帯端末100におけるアプリケーション管理装置400では、まず、提供されるサービスのサービス情報(サービスID、本サービスの実行に必要なアプリ名、バージョン)を取得し、テーブル記憶部406に記憶する。このサービス情報は、ここでは、通信部103(図1参照)を介して、サーバから取得したものとする。なお、サービス情報は、図1において非接触ICカード200のアンテナ部202を介して、非接触ICカード200と非接触通信可能なリーダライタから取得して、テーブル記憶部406に記憶するようにしてもよい。
そして、操作部101を介して追加指定されたサービスが入力されると、ステップS1では、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406で、指定されたサービスを示すサービスIDを検索して、ステップS2に移行する。
ステップS2では、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406において、指定されたサービスIDで実行されるアプリに不足するアプリ(「不足アプリ」ともいう)が有るか無いかを判定する。
つまり、ステップS2では、統合アプリ制御部408は、サービスIDが示すサービスを実行するアプリがテーブル420(サービスIDテーブル)をチェックし、携帯端末100にインストールされているものとして、テーブル記憶部406に記憶されているか否かを判定する。
このステップS2において、不足アプリがあれば、つまり、テーブル記憶部406に登録されていれば、ステップS3に移行し、無ければ、つまり、テーブル記憶部406に登録されていなければ、アプリ管理部412を介して指定されたサービスに利用されるアプリを用いて当該サービスを実行する。
ステップS3では、統合アプリ制御部408は、アプリ一覧記憶部410の情報を読み出して、他のサービスで利用されるアプリとして不足アプリがあるか否かを判定し、不足アプリが無ければステップS4に移行し、不足アプリがあればステップS5に移行する。
具体的に、このステップS3では、統合アプリ制御部408は、アプリ一覧記憶部410において、不足アプリの登録があれば、不足アプリは携帯端末100にインストールされ、携帯端末100において他のサービスにて使用されていると判定する。また、統合アプリ制御部408は、アプリ一覧記憶部410において、不足アプリの登録がなければ、不足アプリは携帯端末100にインストールされておらず、携帯端末100において他のサービスにて使用されていないと判定する。
ステップS4では、統合アプリ制御部408は、不足アプリを、通信部103やアンテナ部202を介してサーバ300(図1参照)やリーダライタ350(図1参照)等の外部装置からインストールして、ステップS5に移行する。
詳細には、ステップS4では、携帯端末100は、不足アプリを、通信部103を介してサーバからインストールしたり、アンテナ部202を介してリーダライタからインストールしたりする。なお、携帯端末100が、不足アプリを格納した記憶媒体を挿着可能に構成されていれば、挿着された記憶媒体の不足アプリを用いるようにしてもよい。なお、ここでは、インストールする不足アプリは、メモリ部106に格納され、アプリ管理部412により管理される。
ステップS5では、統合アプリ制御部408は、テーブル更新部405を介して、取得した不足アプリを、当該不足アプリが不足していたサービスのサービスIDに関連付けて、テーブル記憶部406のサービス情報のテーブルを更新して処理を終了する。
図7は、本発明に係るアプリケーション管理装置400において、提供されるサービスを削除する動作を説明するフローチャートである。
操作部101を介して削除指定されたサービスが、アプリ総合管理制御部415に入力されると、ステップS11では、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406で、指定されたサービスを示すサービスIDを検索して、ステップS12に移行する。
ステップS12では、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406のテーブル(サービスIDテーブル)にて、指定されたサービスのサービスIDに関連付けられたアプリが存在しているか否かを判定する。
このステップS12において、指定されたサービスのサービスIDに関連付けられたアプリが存在していればステップS13に移行し、存在していなければ、処理を終了する。
ステップS13では、統合アプリ制御部408は、指定されたサービスIDに関連付けられたアプリは複数サービスで共有しているか否かを判定し、共有していればステップS14に移行し、共有していなければステップS15に移行する。
つまり、ステップS13では、総合アプリ制御部408は、指定されたサービスIDに関連付けられたアプリが、他のサービスを実行する際のアプリとして登録されているかを検索し、その検索結果基づいて、当該アプリの共有、非共有を判定する。
ステップS14では、統合アプリ制御部408は、削除するサービスのサービスIDに関連付けられたアプリを、削除対象から外して、ステップS15に移行する。
ステップS15では、統合アプリ制御部408は、アプリ管理部412を介して、該当するアプリを全てアンインストールして、ステップS16に移行する。
ステップS16では、統合アプリ制御部408は、テーブル更新部405を介して、削除対象としたサービス情報を、当該サービス情報を示すサービスIDを用いて、テーブル記憶部406から削除して、サービス情報を更新する。
このようにアプリケーション管理装置400では、サービス毎に用意したサービス情報(サービスのメタデータ)を用いることで、異なるプラットホーム上のアプリをサービスごとに一括管理できる。言い換えれば、アプリケーション管理装置400は、サービスIDを用いて、図2に示す非依存のアプリ(Java(登録商標)アプリ)、ネイティブアプリ、カードアプリの各層について一括管理できる。
これにより、アプリケーション管理装置を有する携帯端末100では、同一サービス用アプリ群をまとめてインストールしたり、アンインストールしたり、アクティベイトしたり、さらにはインアクティベイトしたりすることができる。
また、アプリが、アプリケーション管理装置400の処理によってインストールが行われず、ユーザによって手動でインストールされた場合、統合アプリ制御部408は、インストールアプリの名称をチェックしてテーブルを更新する。
また、アプリが、携帯端末100において、例えば操作部101を介して手動でアンインストールされた場合、統合アプリ制御部408はアンインストールアプリの名称をチェックして、テーブル記憶部406のテーブルから関連するアプリを読み出す。そして、表示部102に対して、読み出したアプリをユーザに一緒に削除するかの表示を行う。
また、携帯端末100によれば、サーバ300(図1参照)やリーダライタ350(図1参照)からインストール済みのアプリの更新情報が得られた場合は、アプリケーション管理装置400によって、同一サービスの他アプリの更新情報も確認し、必要な場合は同一サービスの全てのアプリを更新することができる。
取得したサービス情報をテーブル記憶部406のテーブルに登録し、インストール済みアプリがあればテーブル記憶部406のテーブルを更新する。
また、アプリケーション管理装置400を有する携帯端末100では、ユーザが複数のアプリを選択して独自にサービスIDを与えることで、新たにサービス情報を生成可能となる。
すなわち、アプリケーション管理装置400を有する携帯端末100を用いて独自のサービスを実行させる際に、当該サービスに利用する複数のアプリを、ユーザに、操作部101を介してアプリ管理部412が管理するアプリから選択させる。なお、アプリ管理部412が管理するアプリは、携帯端末100及びICカード200においてインストール済のアプリとする。
そして、操作部101を介して選択された複数のアプリの情報が統合アプリ制御部408に入力されると、選択された複数のアプリによって実行されるサービスが生成され、サービスID付与部414にて、当該サービスにサービスIDが付与される。
このサービスID付与部414にて行われるサービスIDの付与によって、複数のアプリのそれぞれを示すアプリ名称(アプリ識別情報)に関連付けられたサービス情報が生成されることとなる。
このサービス情報は、統合アプリ制御部408を介して、テーブル記憶部406に記憶され、記憶されたサービス情報が示すサービスが実行される場合、統合アプリ制御部408は、テーブル記憶部406から対応するサービス情報を読み出して、サービスを実行する。
なお、ここでは、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明をソフトウェアで実現することも可能である。例えば、本発明に係るアプリケーション管理方法のアルゴリズムをプログラミング言語によって記述し、このプログラムをメモリに記憶しておいて情報処理手段によって実行させることにより、本発明に係るアプリケーション装置と同様の機能を実現することができる。
また、本実施の形態では、アプリ管理部412が単一の場合を説明した。しかしながら、既存のアーキテクチャの変更を最小限に抑えて本発明を実現する場合は、アプリ種別ごとに存在する既存の複数のアプリ管理部を統括する統合アプリ制御部408としてもよい。
また、本発明に係るアプリケーション管理装置は、接触ICカード、非接触ICカードなどを装着できるIC機能に対応した携帯端末に搭載することが可能であるため、これにより上記と同様の作用効果を有するアプリケーション管理システムを提供することができる。
本発明に係るアプリケーション管理装置及びアプリケーション管理方法は、ICカードが装着される携帯端末において、同一のサービスに利用するカードアプリ、ネイティブアプリ、端末側の非ネイティブアプリなどの異なるプラットホーム上のアプリであっても、これらアプリを一括管理してサービスの提供を受けることができる効果を有し、IC機能に対応した携帯電話に有用である。
本発明の一実施の形態に係るアプリケーション管理装置を有する携帯端末全体の物理的構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る携帯端末のソフトウェア構成図 携帯端末において統合アプリマネージャを実現するアプリケーション管理装置を示す機能ブロック図 テーブル記憶部が記憶するテーブルの一例を示す図 統合アプリ制御部によるユーザインターフェースの一例として表示部に表示されたサービス一覧を示す図 本発明に係るアプリケーション管理装置において、提供されるサービスを追加する動作を説明するフローチャート 本発明に係るアプリケーション管理装置において、提供されるサービスを削除する動作を説明するフローチャート

Claims (10)

  1. 装着されるICカードのIC機能を用いたサービスに利用される複数のアプリケーションを管理するアプリケーション管理装置であって、
    前記複数のアプリケーションのそれぞれを示す複数のアプリ識別情報に、前記複数のアプリケーションの連携により実行される前記サービスを示すサービスIDを関連付けて記憶する記憶手段と、
    記憶されたサービスID及び前記サービスIDに関連付けられた前記複数のアプリ識別情報を用いて、前記サービスIDが示すサービス毎に利用される前記複数のアプリケーションを統合して管理する管理手段とを有するアプリケーション管理装置。
  2. 前記複数のアプリケーションは、それぞれ異なるプラットホームで実行される請求項1記載のアプリケーション管理装置。
  3. 前記複数のアプリケーションは、前記ICカードのカードアプリケーションと、装置本体内に格納され、前記装置固有のプラットホームに依存するネイティブアプリケーションとからなる請求項1記載のアプリケーション管理装置。
  4. 前記複数のアプリケーションは、前記ICカードのカードアプリケーションと、装置本体内に格納され、前記装置固有のプラットホームに依存するネイティブアプリケーションと、前記装置本体内に格納され、前記装置固有のプラットホームに依存しない非ネイティブアプリケーションとからなる請求項1記載のアプリケーション管理装置。
  5. 前記記憶手段に記憶されたサービスの削除及び前記記憶手段へのサービスの記憶を指示する指示手段を備え、
    前記管理手段は、前記指示手段から前記サービスの削除指示を受けた場合、前記記憶手段に記憶される、指示対象である前記サービスのサービスIDに関連する全てのアプリ識別情報に対応するアプリケーションを一括削除し、前記指示手段から前記サービスの記憶指示を受けた場合、記憶指示対象である記憶対象サービスで利用される複数のアプリケーションを一括して追加するアプリケーション管理装置。
  6. 前記管理手段は、削除指示対象である前記サービスのサービスIDに関連する全てのアプリケーションを一括削除する際に、一括削除対象となるアプリケーションが他のサービスで共通に利用されている場合には、前記他のサービスで利用されている前記アプリケーションを一括削除対象の前記複数のアプリケーションから外す請求項5記載のアプリケーション管理装置。
  7. 装置本体において実行可能なアプリケーションを一覧として記憶するアプリ一覧記憶手段を更に備え、
    前記管理手段は、前記指示手段から前記サービスの記憶指示を受けて、記憶指示対象である記憶対象サービスで利用される複数のアプリケーションを一括して追加する際に、一括追加対象となるアプリケーションが、前記アプリ一覧記憶手段に記憶されている場合には、前記アプリ一覧記憶手段に記憶されたアプリケーションを一括追加対象となる前記複数のアプリケーションから外す請求項5記載のアプリケーション管理装置。
  8. 前記複数のアプリケーションをユーザにより選択させる選択手段と、
    選択された前記複数のアプリケーションの連携により実行されるサービスにサービスIDを付与して、前記記憶手段に、前記選択された前記複数のアプリケーションのそれぞれを示す複数のアプリ識別情報に関連付けて記憶させるサービスID付与手段とを有する請求項1記載のアプリケーション管理装置。
  9. 装着されるICカードのIC機能を用いたサービスに利用される複数のアプリケーションを管理するアプリケーション管理方法であって、
    前記複数のアプリケーションのそれぞれを示す複数のアプリ識別情報に、前記複数のアプリケーションの連携により実行される前記サービスを示すサービスIDを関連付けて記憶する記憶ステップと、
    記憶されたサービスID及び前記サービスIDに関連付けられた前記複数のアプリ識別情報を用いて、前記サービスIDが示すサービス毎に利用される前記複数のアプリケーションを管理する管理ステップとを有するアプリケーション管理方法。
  10. 前記サービスIDと対応するアプリ識別情報及びアプリバージョンを含むメタデータであるサービス情報を外部装置から取得するサービス情報取得手段を有し、
    前記記憶手段は、取得した前記サービス情報を、サービスID及び前記サービスIDに関連付けられた前記複数のアプリ識別情報として記憶するアプリケーション管理装置。
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