JP2008294976A - 携帯端末、携帯端末管理システムおよびデータ保存方法 - Google Patents

携帯端末、携帯端末管理システムおよびデータ保存方法 Download PDF

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Abstract

【課題】非接触ICチップを用いてサービスを受ける場合に使用するデータを適切に保存できる携帯端末を提供する。
【解決手段】携帯端末1の制御部13は、NFCチップ(非接触ICチップ)12を利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータをSIMカード11に記憶させる。また、SIMカード13には、アプリケーションソフトウェア毎に専用の記憶領域が確保され、その記憶領域にデータを記憶させる。SIMカード11が他の携帯端末に移し替えられた場合、新たな携帯端末は、SIMカード11に確保されている記憶領域に対応するアプリケーションソフトウェアをダウンロードする。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯端末、携帯端末管理システム、データ保存方法、携帯端末管理方法および携帯端末管理プログラムに関する。
携帯電話機等の携帯端末が非接触ICチップを備え、携帯端末がその非接触ICチップを介して外部の装置とデータを送受信することによって、携帯端末の利用者がサービスを享受する場合がある。例えば、非接触ICチップを介して携帯電話機に記憶された電子マネーの残額を更新することによって、ショッピングを行えるようにした携帯電話機がある。また、携帯電話機が非接触ICチップを介して乗車券データを受信し、その携帯電話機を乗車券として利用する利用態様もある。非接触ICチップを用いた短距離無線通信規格の例としてNFC(Near Field Communication)がある。NFCにより無線通信を行う非接触ICチップをNFCチップと記す。欧米では、NFCチップを搭載した携帯電話機の非接触ICサービストライアルが行われている。
また、特許文献1には、移動体端末の交換時において、加入者情報を記憶するUIMを新規な移動体端末に装着または内蔵させてその移動体端末を利用可能とすることが記載されている。そして、そのUIMにプログラムを配信するシステムが記載されている。
特許文献2には、UIMにユーザの秘密鍵および暗号化プログラムを格納し、電子バリューの安全性を向上させることができる携帯端末が記載されている。
特許文献3には、UIMが別の携帯電話機に装着された場合に、UIMの所有者が使用する権利を有するコンテンツのうち、携帯電話機に格納されていないコンテンツを自動的にダウンロードするシステムが記載されている。
国際公開第WO2002/061572号 特開2004−94539号公報(段落0015,0016) 特開2004−153461号公報(段落0040−0048)
NFCチップはRF(Radio Frequency )部分、すなわち非接触通信部分としての機能を有している。しかし、携帯端末がダウンロードしたアプリケーションソフトウェアを記憶する領域であるアプリケーション領域や、そのアプリケーションソフトウェアに従って動作する携帯端末が使用するデータ(例えば電子マネーのデータ)を記憶するデータ格納領域は、NFCチップに含まれていない。
携帯端末の使用者がNFC等の非接触ICチップを用いてサービスを受ける場合に使用するデータは、電子マネー、電子乗車券等の使用者の財産となるデータであることが多い。そのため、非接触ICチップを用いてサービスを受ける場合に使用するデータの重要性は、携帯端末が非接触ICチップを用いない処理の実行時に使用するデータに比べて、非常に大きい。このようなデータを携帯端末自身が備える記憶装置に記憶させておくとすると、携帯端末を交換したときに、新たな携帯端末にデータを移し替えにくい。そのため、非接触ICチップを用いてサービスを受ける場合に使用するデータを適切に保存できるようにすることが好ましい。
また、NFC等の非接触ICチップを利用するサービスの種類の追加や削除を、携帯機器の無線通信機能(無線基地局および通信ネットワークを介した通信機能)を利用した通信によって行うことができない。
そこで、本発明は、非接触ICチップを用いてサービスを受ける場合に使用するデータを適切に保存できるようにすることを目的とする。
本発明の携帯端末は、非接触ICチップと、着脱可能なSIMカードと、ダウンロードしたアプリケーションソフトウェアを記憶するアプリケーション記憶手段と、非接触ICチップを利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータをSIMカードに記憶させるデータ書き込み手段とを備え、データ書き込み手段が、新たなアプリケーションソフトウェアがダウンロードされるときに、前記アプリケーションソフトウェアの識別情報をSIMカードに記憶させることを特徴とする。
また、本発明の携帯端末管理システムは、非接触ICチップを備えた携帯端末に装着されるSIMカードであって、非接触ICチップを利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータを記憶するための記憶領域が確保されるSIMカードを管理する携帯端末管理システムであって、SIMカードに定められたIDと、前記SIMカードに記憶領域が確保されているアプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けたデータベースであるユーザマネジメントデータベースを記憶するユーザマネジメントデータベース記憶手段と、携帯端末から、SIMカードに定められたIDと、新たなアプリケーションソフトウェアの利用を求める旨の情報であるサービス利用要求情報を受信した場合に、前記SIMカードに定められたIDと、前記アプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けてユーザマネジメントデータベースに登録するユーザマネジメントデータベース管理手段と、前記アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令を前記携帯端末に送信する確保命令送信手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のデータ保存方法は、非接触ICチップと、着脱可能なSIMカードと、ダウンロードしたアプリケーションソフトウェアを記憶するアプリケーション記憶手段とを備えた携帯端末に適用されるデータ保存方法であって、非接触ICチップを利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータをSIMカードに記憶させ、新たなアプリケーションソフトウェアがダウンロードされるときに、前記アプリケーションソフトウェアの識別情報をSIMカードに記憶させることを特徴とする。
また、本発明の携帯端末管理方法は、非接触ICチップを備えた携帯端末に装着されて非接触ICチップを利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータを記憶するための記憶領域が確保されるSIMカードを管理する携帯端末管理システムであって、SIMカードに定められたIDと、前記SIMカードに記憶領域が確保されているアプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けたデータベースであるユーザマネジメントデータベースを記憶するユーザマネジメントデータベース記憶手段を備えた携帯端末管理システムに適用される携帯端末管理方法であって、携帯端末から、SIMカードに定められたIDと、新たなアプリケーションソフトウェアの利用を求める旨の情報であるサービス利用要求情報を受信した場合に、前記SIMカードに定められたIDと、前記アプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けてユーザマネジメントデータベースに登録し、前記アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令を前記携帯端末に送信することを特徴とする。
また、本発明の携帯端末管理プログラムは、非接触ICチップを備えた携帯端末に装着されて非接触ICチップを利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータを記憶するための記憶領域が確保されるSIMカードを管理するコンピュータであって、SIMカードに定められたIDと、前記SIMカードに記憶領域が確保されているアプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けたデータベースであるユーザマネジメントデータベースを記憶するユーザマネジメントデータベース記憶手段を備えたコンピュータに搭載される携帯端末管理プログラムにおいて、前記コンピュータに、携帯端末から、SIMカードに定められたIDと、新たなアプリケーションソフトウェアの利用を求める旨の情報であるサービス利用要求情報を受信した場合に、前記SIMカードに定められたIDと、前記アプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けてユーザマネジメントデータベースに登録するユーザマネジメントデータベース管理処理、および前記アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令を前記携帯端末に送信する確保命令送信処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、非接触ICチップを用いてサービスを受ける場合に使用するデータを適切に保存することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の携帯端末や携帯端末管理システムが通信ネットワークを介して接続されている状態を示す説明図である。本発明の携帯端末1と携帯端末管理システム20とは、通信ネットワーク40を介して接続され、情報の送受信を行うことができる。通信ネットワーク40には、サービスプロバイダが所有するサービスプロバイダシステム(以下、SPシステムと記す。)30も接続される。
通信ネットワーク40には、携帯端末1と無線通信を行う無線基地局(図示せず。)が設けられる。携帯端末1は、通信ネットワーク40に設けられた無線基地局(図示せず。)と無線通信を行い、通信ネットワーク40を介して、他の装置と情報の送受信を行う。この携帯端末1の通信機能は、エアネットワーク機能と称される場合がある。
以下、携帯端末1が携帯電話機である場合を例にして説明するが、携帯端末1は携帯電話機に限定されず、電話機以外の携帯端末であってもよい。
SPシステム30は、携帯電話機1からのアプリケーションソフトウェアのダウンロード要求に応じて、そのアプリケーションソフトウェアを携帯電話機1に送信する情報処理装置である。また、携帯電話機1がダウンロードしたアプリケーションソフトウェアに従って動作するときに、SPシステム30は、携帯電話機1と通信を行い、携帯電話機1が備えるSIMカード11内のデータを更新する。具体的には、SIMカード11内のデータの書き換え命令を携帯電話機1に送信する。
携帯電話機1は、非接触ICチップ12と、SIM(Subscriber identity module)カード11とを備える。携帯電話機1は、アプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと記す。)をSPシステム30からダウンロードして、そのアプリケーションに従って、そのアプリケーションの種類に応じた処理を行う。例えば、電子マネーを増額(チャージ)するための処理や、電子マネーを使用するための処理を行う。非接触ICチップ12は、他の装置(例えば、リーダ/ライタ等)との通信インタフェースである。以下、携帯電話機1が非接触ICチップ12としてNFCチップを備える場合を例にして説明するが、NFCチップは例示であり、非接触ICチップ12はNFCチップに限定されない。
SIMカード11は、携帯電話機(携帯端末)1に着脱可能であり、データを記憶することができるICカードである。携帯電話機1は、NFCチップ12を利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータをSIMカード11に記憶させる。例えば、携帯電話機1は、アプリケーションに従って動作して受信したデータをSIMカード11に記憶させたり、受信したデータに応じてSIMカード11に記憶しているデータを更新する。より具体的な例を挙げると、例えば、携帯電話機1が電子マネーを増額(チャージ)する場合、NFCチップ12を介して電子マネーのデータを受信すると、携帯電話機1は、そのデータをSIMカード11に記憶させる。また、携帯電話機1の利用者が買い物を行う際に、NFCチップ12を介して支払要求を受信すると、SIMカード11に記憶されている電子マネーの残高から支払要求分の額を差し引いて、電子マネーの残高を更新する。ここでは、電子マネーのデータを例に説明したが、SIMカード11に記憶されるデータは電子マネーのデータに限定されない。
また、携帯電話機1がアプリケーションをダウンロードしたとき、SIMカード11にはそのアプリケーションの識別情報が記憶される。アプリケーションの識別情報として、例えばアプリケーションの名称を用いればよい。図2は、SIMカード11が記憶するデータの例を示す説明図である。NFCチップ12を利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータおよびアプリケーションの識別情報をアプリケーションデータと記す。SIMカード11は、図2に示すように、アプリケーションデータ17を記憶する。アプリケーションデータ17は、対応するアプリケーションの種類によって異なる。アプリケーションデータ17の例として、例えば、電子マネーデータ等が挙げられるが、アプリケーションデータはこれらのデータに限定されない。なお、SIMカード11には、複数種類のアプリケーションのアプリケーションデータが記憶されていてもよい。また、SIMカード11が記憶する情報は、アプリケーションデータに限られない。例えば、後述のエリアアクセス鍵もSIMカード11に記憶される。また、例えば、アプリケーションデータとともに、対応するアプリケーションのダウンロード先を示す情報(以下、単にアプリケーションのダウンロード先と記す。)がSIMカード11に記憶されてもよい。
次に説明するように、SIMカード11にはアプリケーション毎に個々のアプリケーション専用の記憶領域が確保される。それぞれのアプリケーションに関するアプリケーションデータやエリアアクセス鍵は、そのアプリケーション専用の記憶領域に記憶される。
携帯端末管理システム20は、携帯電話機1に装着されているSIMカードを管理する。具体的には、新たなアプリケーションの利用を求める旨のサービス利用要求情報を携帯電話機1から受信した場合、その携帯電話機1のSIMカード11に、そのアプリケーション専用の記憶領域を確保させる。確保とは、それぞれのアプリケーションが専用に使用する記憶領域として設定することを意味する。
また、携帯端末管理システム20は、そのアプリケーション専用の記憶領域にデータを記憶させたり、その記憶領域におけるデータを更新したりする際の認証用データを、アプリケーション毎に作成しておく。以下、この認証用データをエリアアクセス鍵と記す。携帯端末管理システム20は、サービス利用要求情報に応じて、アプリケーション専用の記憶領域を確保させたならば、そのアプリケーション用のエリアアクセス鍵を携帯電話機1に送信し、アプリケーション専用の記憶領域にそのエリアアクセス鍵を記憶させる。また、アプリケーションを提供するSPシステム30も、そのアプリケーション用のエリアアクセス鍵を携帯端末管理システム20から受信し、保持しておく。そして、エリアアクセス鍵を保持しているSPシステム30は、SIMカード11に確保された記憶領域にアクセスできる。ただし、携帯端末管理システム20は、各アプリケーション毎にエリアアクセス鍵を作成するので、SPシステム30は、自身が提供しているアプリケーション以外のアプリケーション用の記憶領域にアクセスすることはできない。例えば、他社(他のサービスプロバイダ)のSPシステムが提供しているアプリケーション用の記憶領域にアクセスすることはできない。
エリアアクセス鍵は、例えば、アプリケーション毎に一意に定められる文字列であるが、文字列以外のデータであってもよい。
また、携帯端末管理システム20は、携帯電話機1がアプリケーションに従ってSIMカード11内のアプリケーションデータを更新する場合において、携帯電話機1とSPシステム30との間のゲートウェイとして機能する。従って、携帯端末管理システム20は、携帯電話機1がアプリケーションに従ってSIMカード11内のアプリケーションデータを更新する場合に、携帯電話機1とSPシステム30との間でデータを中継する。
携帯電話機1は、個々のアプリケーションのアプリケーションデータ17(図2参照)を、アプリケーションに対応するSIMカード内の記憶領域に記憶する。
図3は、本発明の携帯端末(本例では携帯電話機)の構成例を示すブロック図である。携帯電話機1は、図1に示したSIMカード11と、非接触ICチップ(本例ではNFCチップ)12の他に、さらに制御部13と、記憶装置14と、ネットワークインタフェース部15とを備える。
制御部13は、記憶装置14に記憶される携帯端末用プログラムおよびダウンロードしたアプリケーションに従って動作する。制御部13は、例えばCPUによって実現される。制御部13は、アプリケーションをダウンロードし、そのアプリケーションを記憶装置14に記憶させる。また、制御部13は、ダウンロードしたアプリケーションに従って、NFCチップ12またはネットワークインタフェース部15を介してSPシステム30とデータを送受信し、受信したデータに応じて、そのアプリケーション用の記憶領域のアプリケーションデータを更新する。このとき、制御部13は、SIMカード11内の記憶領域に記憶しているエリアアクセス鍵と合致するエリアアクセス鍵とともにデータを受信した場合には、受信したデータに応じてアプリケーションデータを更新する。しかし、エリアアクセス鍵を受信していない場合にはアプリケーションデータを更新しない。
記憶装置14は、携帯電話機1を制御するための携帯端末用プログラムを記憶するとともに、ダウンロードされたアプリケーションを記憶する記憶装置である。
ネットワークインタフェース部15は、通信ネットワーク40(図1参照)との通信板フェースである。ネットワークインタフェース部15は、通信ネットワーク40に設けられている無線基地局(図示せず。)との間で無線通信を行う。携帯電話機1が送信したデータは、無線基地局に受信され通信ネットワーク40を介して宛先となる装置に送信される。また、他の装置から携帯電話機1に向けて送信されたデータは、通信ネットワーク40を介して無線基地局に送られ、無線基地局から携帯電話機1に送信される。
制御部13が、ダウンロードしたアプリケーションに従ってSPシステム30と通信を行う場合、NFCチップ12を介して通信を行っても、ネットワークインタフェース部15および通信ネットワーク40を介して通信を行ってもよい。
図4は、携帯端末管理システム20の構成例を示すブロック図である。携帯端末管理システム20は、制御部21と、記憶装置22と、ユーザマネジメントデータベース記憶部23と、キーマネジメントデータベース記憶部24と、ネットワークインタフェース部25とを備える。
携帯端末管理システム20の制御部21は、記憶装置22が備える携帯端末管理プログラムに従って、アプリケーションに固有のエリアアクセス鍵を作成し、SPシステム30に送信する。また、制御部21は、携帯電話機1からの要求に応答して、携帯電話機1に、アプリケーション専用の記憶領域をSIMカード11内に確保させ、その記憶領域にエリアアクセス鍵を記憶させる。制御部21は、例えばCPUによって実現される。
記憶装置22は、携帯端末管理システム20を制御する携帯端末管理プログラムを記憶する記憶装置である。
ユーザマネジメントデータベース記憶部23は、ユーザマネジメントデータベースを記憶する記憶装置である。ユーザマネジメントデータベースは、SIMカードに記憶領域を確保したアプリケーションがどのアプリケーションであるのかをSIMカード毎にまとめたデータベースである。例えば、SIMカードに予め定められたIDと、そのSIMカードに記憶領域を確保したアプリケーションの識別情報とを対応付けたデータベースである。以下、SIMカードに予め定められたIDとして、SIMカードに予め書き込まれている使用者IDを用いる場合を例にして説明する。
キーマネジメントデータベース記憶部24は、キーマネジメントデータベースを記憶する記憶装置である。キーマネジメントデータベースは、アプリケーションの識別情報と、そのアプリケーション用のエリアアクセス鍵と、アプリケーションのダウンロード先と、そのアプリケーション専用の記憶領域としてSIMカードに確保すべき記憶容量とを対応付けたデータベースである。
携帯端末管理システム20のネットワークインタフェース部25は、通信ネットワーク40(図1参照)とのインタフェースである。
図5は、SPシステム30の構成例を示すブロック図である。SPシステム30は、制御部31と、記憶装置32と、ネットワークインタフェース部33とを備える。
SPシステム30の制御部31は、記憶装置32が記憶するSPシステム制御用プログラムに従って動作する。例えば、制御部31は、ダウンロード要求されたアプリケーションを送信する。また、例えば、アプリケーションに対応するエリアアクセス鍵を受信した場合、そのエリアアクセス鍵を記憶装置32に記憶させる。制御部31は、例えばCPUによって実現される。
記憶装置32は、SPシステム30を制御するSPシステム制御用プログラムや、携帯電話機1にダウンロードされるアプリケーションを記憶する記憶装置である。また、記憶装置32は、SPシステム30が携帯端末管理システム20から受信したエリアアクセス鍵も記憶する。
SPシステム30のネットワークインタフェース部33は、通信ネットワーク40(図1参照)とのインタフェースである。
次に、動作について説明する。
まず、携帯端末管理システム20がアプリケーションに対応するエリアアクセス鍵をSPシステム30に提供する場合の動作について説明する。図6は、この場合の動作の例を示す流れ図である。
まず、SPシステム30の制御部31は、サービス利用申請情報を携帯端末管理システム20に送信する(ステップS1)。サービス利用申請情報とは、携帯端末管理システム20に携帯電話機1から要求があった場合にSPシステム30が提供するアプリケーション専用の記憶領域をSIMカード11に確保させることを求める情報である。サービス利用申請情報には、SPシステム30からダウンロードされるアプリケーションの識別情報、携帯電話機1がアプリケーションをダウンロードする場合のアプリケーションのダウンロード先、およびそのアプリケーション専用の記憶領域として確保すべき記憶容量を示す情報が含まれている。また、例えば、アプリケーションがどのようなサービスのためのソフトウェアであるのか等、アプリケーションやサービスプロバイダ自身に関する情報が含まれていてもよい。SPシステム30の制御部31は、例えば、SPシステム30の管理者の操作に応じてサービス利用申請情報を携帯端末管理システム20に送信する。なお、携帯電話機1にとってアプリケーションのダウンロード先はSPシステム30であり、アプリケーションのダウンロード先には、例えばSPシステム30のアドレスが含まれる。
携帯端末管理システム20の制御部21は、サービス利用申請情報を受信すると、SPシステム30からの申請に応じるか否かを審査する(ステップS2)。この審査の態様は特に限定されない。制御部21は、例えば、サービス利用申請情報が所定の条件を満たしている場合に申請に応じると判断し、サービス利用申請情報が所定の条件を満たしていなければ申請に応じないと判断してもよい。また、例えば、携帯端末管理システム20が備えるディスプレイ装置(図示せず。)にサービス利用申請情報を表示させて、申請に応じるか否かの決定を管理者に促してもよい。この場合、携帯端末管理システム20の管理者から申請に応じる旨の情報が入力された場合に申請に応じると判断し、申請に応じない旨の情報が入力された場合に申請に応じないと判断してもよい。管理者は、表示されたサービス利用申請情報を見て、申請に応じるか否かを決めればよい。
携帯端末管理システム20の制御部21は、申請に応じないと判断した場合(換言すれば、SPシステム30からの申請に対して不許可と判断した場合)、サービス利用不可通知をSPシステム30に送信する(ステップS3)。すなわち、「SPシステム30が提供するアプリケーションのためにSIMカード11に記憶領域を確保させる」というサービスプロバイダに対するサービスを行わない旨の通知をSPシステム30に送信する
また、携帯端末管理システム20の制御部21は、申請に応じると判断した場合(換言すれば、SPシステム30からの申請に対して許可と判断した場合)、サービス利用許可通知をSPシステム30に送信する(ステップS4)。すなわち、「SPシステム30が提供するアプリケーションのためにSIMカード11に記憶領域を確保させる」というサービスプロバイダに対するサービスを行う旨の通知をSPシステム30に送信する。
また、ステップS4において、制御部21は、サービス利用申請情報に含まれているアプリケーションの識別情報に一意のエリアアクセス鍵を作成し、作成したエリアアクセス鍵もSPシステム30に送信する。
制御部21は、例えば、アプリケーションの識別情報に対して一意に定められる文字列を作成し、その文字列をエリアアクセス鍵とすればよい。この文字列は、既に作成されている他のアプリケーションのエリアアクセス鍵(文字列)の何れとも一致しない文字列であればよい。また、このエリアアクセス鍵の作成動作は例示であり、エリアアクセス鍵の作成は上記の動作に限定されない。また、エリアアクセス鍵は、文字列以外のデータであってもよい。
制御部21は、エリアアクセス鍵を作成すると、アプリケーションの識別情報と、エリアアクセス鍵と、アプリケーションのダウンロード先と、そのアプリケーション専用の記憶領域としてSIMカードに確保すべき記憶容量とを対応付けて、キーマネジメントデータベースに登録する。
また、SPシステム30の制御部31は、携帯端末管理システム20が送信したエリアアクセス鍵を受信すると、そのエリアアクセス鍵を記憶装置32(図5参照)に記憶させる。
また、図1では1台のSPシステム30を図示しているが、複数のサービスプロバイダがそれぞれSPシステムを保有している場合もある。図7は、複数のSPシステムにエリアアクセス鍵を配布する状況を示す説明図である。図7では、2台のSPシステム30a,30bを例示している。各SPシステム30a,30bの構成は、図5に例示する構成と同様である。携帯端末管理システム20は、あるサービスプロバイダが管理するSPシステム30aからサービス利用申請情報を受信した場合、ステップS1以降の処理を行い、そのサービスプロバイダのアプリケーションに対して一意に定めたエリアアクセス鍵K1を送信する。また、他のサービスプロバイダが管理するSPシステム30bからサービス利用申請情報を受信した場合にも、ステップS1以降の処理を行い、そのサービスプロバイダのアプリケーションに対して一意に定めたエリアアクセス鍵K2を送信する。
次に、SIMカード11にアプリケーション専用の記憶領域を確保し、また、アプリケーションをダウンロードする場合の動作について説明する。図8は、この場合の動作の例を示す流れ図である。まず、携帯電話機1の制御部13は、新たなアプリケーションの利用を求める旨のサービス利用要求情報を携帯端末管理システム20に送信する(ステップS11)。サービス利用要求情報には、携帯電話機1に装着されているSIMカード11全体の記憶容量、そのSIMカード11に予め書き込まれている使用者ID、および利用しようとしているアプリケーションの識別情報が含まれる。制御部13は、例えば、携帯電話機1の使用者の操作に応じてサービス利用要求情報を送信する。ステップS11でのサービス利用要求情報の送信態様は特に限定されない。例えば、電子メールやSMS(Short Message Service )で送信してもよい。また、制御部13が、情報の入力画面となるWebページを携帯端末管理システム20から受信して表示し、そのWebページに入力されたサービス利用要求情報を送信してもよい。
携帯端末管理システム20の制御部21は、サービス利用要求情報を受信すると、SIMカード11に、携帯電話機1が利用しようとするアプリケーション専用の記憶領域を確保可能な空き容量があるか否かを判定する(ステップS12)。制御部21は、例えば、ユーザマネジメントデータベースを参照して、サービス利用要求情報を送信した携帯電話機1のSIMカード11に既に記憶領域が確保されているアプリケーションの識別情報を検索する。具体的には、ステップS11で受信した使用者IDを検索キーとして、ユーザマネジメントデータベースからその使用者IDに対応するアプリケーションの識別情報を全て検索する。そして、制御部21は、そのアプリケーションの識別情報を検索キーとして、キーマネジメントデータベースから、アプリケーション専用の記憶領域としてSIMカードに確保する記憶容量を検索する。この検索は、ユーザマネジメントデータベースから検索した個々のアプリケーションの識別情報毎に行う。キーマネジメントデータベースから検索した「記憶容量」の総和は、アプリケーション専用の記憶領域として既にSIMカードに確保されている記憶領域の容量である。制御部21は、ステップS11で受信したSIMカード11全体の記憶容量から、キーマネジメントデータベースから検索した記憶容量の総和と、所定の記憶容量とを減算し、その減算結果が、利用しようとするアプリケーション専用の記憶領域の記憶容量以上であれば、確保可能な記憶領域があると判定する。また、その減算結果が、利用しようとするアプリケーション専用の記憶領域の記憶容量未満であれば、確保可能な記憶領域がないと判定する。なお、利用しようとするアプリケーション専用の記憶領域の記憶容量は、ステップS11で受信したアプリケーションの識別情報を検索キーとしてキーマネジメントデータベースから検索すればよい。また、上記の減算における所定の記憶容量とは、アプリケーションデータ以外のデータ(例えば使用者ID等)のための記憶容量として予め定められた記憶容量である。以上の動作はステップS12の動作の例示であり、空き容量の有無の判定は上記の動作に限定されない。
空き容量がSIMカード11にないとステップS12で判定した場合、携帯端末管理システム20の制御部21は、その旨の通知を携帯電話機1に送信する(ステップS13)。この送信態様も特に限定されず、例えば、電子メールやSMSで送信してもよい。また、空き容量がない旨のメッセージを表示するWebページを送信してもよい。
空き容量がSIMカード11にあるとステップS12で判定した場合、SIMカード11にアプリケーション専用の記憶領域を確保する(ステップS14)。具体的には、携帯端末管理システム20の制御部21は、ステップS11で受信したアプリケーションの識別情報を検索キーとして、エリアアクセス鍵と、アプリケーションのダウンロード先と、確保すべき記憶容量とをキーマネジメントデータベースから検索する。そして、制御部21は、検索した記憶容量の記憶領域をSIMカード11に確保してエリアアクセス鍵をその記憶領域に記憶する旨の命令とともに、キーマネジメントデータベースから検索したエリアアクセス鍵を携帯電話機1に送信する。携帯電話機1の制御部13は、携帯端末管理システム20からの命令に従って、指示された記憶容量の記憶領域をSIMカード11に確保し、携帯端末管理システム20から受信したエリアアクセス鍵をその記憶領域に記憶させる。制御部21は、記憶領域を確保すると、その旨を携帯端末管理システム20に通知する。
携帯端末管理システム20の制御部21は、記憶領域が確保された旨の通知を受けると、アプリケーション専用の記憶領域の作成完了通知を、そのアプリケーションの識別情報とともに携帯電話機1に送信する(ステップS15)。また、ステップS15では、制御部21は、キーマネジメントデータベースから検索したアプリケーションのダウンロード先も携帯電話機1に送信する(ステップS15)。携帯電話機1の制御部13は、受信したアプリケーションの識別情報およびダウンロード先を、そのアプリケーション用の記憶領域として確保した記憶領域に記憶させる。
続いて、携帯電話機1の制御部13は、受信したダウンロード先の情報を用いて、アプリケーションのダウンロード要求を送信する(ステップS16)。アプリケーションのダウンロード先にはSPシステム30のアドレスが含まれているので、制御部13は、SPシステム30に対してアプリケーションのダウンロード要求を送信する。SPシステム30の制御部31はこのダウンロード要求を受信すると、要求されたアプリケーションを携帯電話機1に送信する(ステップS17)。携帯電話機1の制御部13はSPシステム30からアプリケーションを受信すると、携帯電話機1が備える記憶装置14にそのアプリケーションを記憶させる。
続いて、携帯電話機1の制御部13は、受信したアプリケーションのユーザ登録要求をSPシステム30に送信し(ステップS18)、SPシステム30の制御部31は、このユーザ登録要求に応じてユーザ登録を行う(ステップS19)。SPシステム30の制御部31は、ユーザ登録を完了すると、携帯電話機1にユーザ登録完了通知を送信する(ステップS20)。
以上のステップS11〜S20における通信において、携帯電話機1はネットワークインタフェース部15と、通信ネットワーク40に含まれる無線基地局(図示せず。)を介して通信を行う。
以上の動作によって、SIMカード11にアプリケーション専用の記憶領域が確保され、また、携帯電話機1がアプリケーションをダウンロードする。1台の携帯電話機がダウンロードするアプリケーションは1種類とは限らず、ダウンロードするアプリケーション毎に、各アプリケーション専用の記憶領域がSIMカード11に確保される。また、図1では1台の携帯電話機を図示しているが、携帯電話機は1台に限られるわけでない。各携帯電話機がそれぞれ携帯端末管理システム20と通信を行ってステップS11以降の処理を進めることで、各携帯電話機のSIMカードにアプリケーション用の記憶領域が確保され、各携帯電話機にアプリケーションがダウンロードされる。図9は、複数の携帯電話機のSIMカードにぞれぞれアプリケーション専用の記憶領域が確保された状況を示す説明図である。図9では、2台の携帯電話機1a,1bを例示している。携帯電話機1aが、「サービスA」というアプリケーションの利用を求める旨のサービス利用要求情報を携帯端末管理システム20に送信すると、ステップS11以降の処理によって、携帯電話機1aのSIMカード11に「サービスA」専用の記憶領域が確保され、また、携帯電話機1aはアプリケーション「サービスA」をダウンロードする。携帯電話機1aが、「サービスB」というアプリケーションの利用を求める旨のサービス利用要求情報を携帯端末管理システム20に送信した場合も同様である。また、他の携帯電話機1bが、「サービスA」や「サービスB」の利用を求める旨のサービス利用要求情報を携帯端末管理システム20に送信した場合も同様である。なお、図9では、各携帯電話機1a、1bがそれぞれ「サービスA」、「サービスB」を利用する場合を示したが、各携帯電話機が利用するアプリケーションは異なっていてもよい。
次に、SIMカード11に確保されたアプリケーション専用の記憶領域を削除(解放)する場合の動作について説明する。SIMカード11に確保されたアプリケーション専用の記憶領域を解放する場合、携帯電話機1の制御部13は、アプリケーション専用の記憶領域の解放許可要求と、そのアプリケーションの識別情報と、SIMカードに予め書き込まれている使用者IDとを携帯端末管理システム20に送信する。制御部13は、例えば携帯電話機1の使用者の操作に応じて、この送信動作を行う。
携帯端末管理システム20の制御部21は、これらの情報を受信すると、ユーザマネジメントデータベースの中から、受信した使用者IDに対応するアプリケーションの識別情報のうち、受信したアプリケーションの識別情報と合致する識別情報を削除する。そして、制御部21は、そのアプリケーションの識別情報を指定してアプリケーション専用の記憶領域の解放許可通知を携帯電話機1に送信する。
携帯電話機1の制御部13は、携帯端末管理システム20から解放許可通知を受信した後、指定されたアプリケーションの識別情報に対応するアプリケーション専用の記憶領域を解放する。
記憶領域を解放する際の通信においても、携帯電話機1は、ネットワークインタフェース部15、無線基地局(図示せず。)を介して通信を行う。
次に、アプリケーションデータの更新動作について説明する。図10は、SIMカード11に格納されたアプリケーションデータの更新動作の例を示す流れ図である。携帯電話機1の使用者は、携帯電話機1がアプリケーションに従って処理を実行することでそのアプリケーションによるサービスを享受する。このとき、携帯電話機1は、SPシステム30と通信を行ってSIMカード11内のアプリケーションデータを更新する。また、このとき、携帯端末管理システム20は、携帯電話機1とSPシステム30との間のゲートウェイとして機能し、携帯電話機1とSPシステム30との間でデータを中継する。
ここでは、携帯電話機1がNFCチップ12を介してデータを送受信し、アプリケーションデータのうち非接触ICチップ用データ(非接触ICチップによるデータ授受で更新されるデータ)の更新を行う場合を例にして説明する。また、リーダ/ライタ(図1において図示せず。)が通信回線を介して携帯端末管理システム20に接続されていて、携帯電話機1がそのリーダ/ライタの近傍で使用される場合を例にして説明する。
携帯電話機1の制御部13は、ダウンロードしたアプリケーションに従い、NFCチップ12を介して非接触ICチップ用データの書き換え要求をリーダ/ライタ(図1において図示せず。)に送信する(ステップS31)。非接触ICチップ用データの書き換え要求の一例として、例えば、電子マネーのチャージ要求等が挙げられる。リーダ/ライタは携帯電話機1からの非接触ICチップ用データの書き換え要求を、SPシステム30に送信する。このとき、携帯端末管理システム20は、携帯電話機1とSPシステム30との間のゲートウェイとして機能する。
SPシステム30の制御部31は、携帯電話機1からの非接触ICチップ用データの書き換え要求に応じて、非接触ICチップ用データの書き換え命令を携帯電話機1に送信する(ステップS32)。このとき、制御部31は、書き換え対象のデータを使用するアプリケーションのエリアアクセス鍵を記憶装置32から読み出し、非接触ICチップ用データの書き換え命令とともにエリアアクセス鍵も携帯電話機1に送信する。携帯電話機1の制御部13は、リーダ/ライタ(図示せず)およびNFCチップ12を介して、非接触ICチップ用データの書き換え命令とエリアアクセス鍵を受信する。このとき、携帯端末管理システム20は、携帯電話機1とSPシステム30との間のゲートウェイとして機能する。
携帯電話機1の制御部13は、非接触ICチップ用データの書き換え命令とエリアアクセス鍵を受信すると、実行中のアプリケーション専用の記憶領域に記憶しているエリアアクセス鍵と、受信したエリアアクセス鍵とが一致しているか否かを判定する。一致しているならば、制御部13は、非接触ICチップ用データの書き換え命令に従って、SIMカード11に確保されているそのアプリケーション専用の記憶領域に記憶しているアプリケーションデータを書き換える。一方、アプリケーション専用の記憶領域に記憶しているエリアアクセス鍵と、受信したエリアアクセス鍵とが一致していない場合、制御部13は、アプリケーションデータの書き換えを行わない。
以上の動作により、例えば、電子マネーデータ等の各種アプリケーションデータを更新することができる。
また、上記の例では、アプリケーションデータの更新時に携帯電話機1がNFCチップを介してデータを授受する場合を例示したが、エアネットワーク機能により通信を行ってSIMカード11におけるアプリケーションデータを更新してもよい。すなわち、携帯電話機1の制御部13は、ダウンロードしたアプリケーションに従い、ネットワークインタフェース部15、無線基地局(図示せず)、通信ネットワーク40を介して、アプリケーションデータの書き換え要求をSPサーバ30に送信してもよい。そして、SPシステム30の制御部31は、携帯電話機1からのアプリケーションデータの書き換え要求に応じて、アプリケーションデータの書き換え命令とエリアアクセス鍵を携帯電話機1に送信する。携帯電話機1の制御部13は、通信ネットワーク40、無線基地局(図示せず)、ネットワークインタフェース部15を介してアプリケーションデータの書き換え命令および襟アクセス鍵を受信する。アプリケーションデータの書き換え命令およびエリアアクセス鍵を受信した後、上述の場合と同様に、記憶しているエリアアクセス鍵と受信したエリアアクセス鍵が一致しているか否かを判定し、一致していればアプリケーションデータを書き換える。以上の動作の場合においても、携帯端末管理システム20は、携帯電話機1とSPシステム30との間のゲートウェイとして機能する。
また、以上の説明ではステップS31,S32において、携帯端末管理システム20がゲートウェイとなる場合を示したが、ステップS31,S32において、携帯端末管理システム20を介さずに携帯電話機1とSPシステム30とが通信を行ってもよい。
また、SPシステム30がエリアアクセス鍵を暗号化して送信し、携帯電話機1が受信したエリアアクセス鍵を復号してもよい。
次に、携帯電話機の使用者が携帯電話機を交換して、新たに使用する携帯電話機にSIMカード11を移し替えた場合の動作について説明する。図11は、新たに使用する携帯電話機にSIMカード11を移し替えるときの状況を示す説明図である。図11に示す携帯電話機1cは、新たに使用される携帯電話機である。携帯電話機1に装着されていたSIMカード11は、携帯電話機1から取り外され、新たな携帯電話機1cに装着される。また、新たな携帯電話機1cの構成は、図3に示す構成と同様である。
SIMカード11には、アプリケーション専用の記憶領域51,52が既に確保されている。しかし、そのSIMカード11が装着された携帯電話機1cは、アプリケーションをダウンロードしていない。新たな携帯電話機1cの制御部13は、SIMカードに確保されている記憶領域に記憶されたアプリケーションの識別情報が表すアプリケーションをダウンロードする。例えば、制御部13は、装着されたSIMカード11に確保された記憶領域(例えば図11に示す記憶領域51)に記憶されているアプリケーションのダウンロード先を読み取り、ネットワークインタフェース部15を介して、そのダウンロード先にアプリケーションのダウンロード要求を送信する。ここでは図1に示すSPシステム30がダウンロード先である場合を例にする。SPシステム30の制御部31は、新たな携帯電話機1cからアプリケーションのダウンロード要求を受信すると、要求されたアプリケーションを携帯端末1cに送信する。携帯電話機1cの制御部13は、ネットワークインタフェース部15を介してアプリケーションを受信し、記憶装置14に記憶させる。
上記の携帯端末1cとSPシステム30との間の通信は、DM(Device Management )プロトコルによって行う。すなわち、携帯電話機1cの制御部13は、DMプロトコルに従ってアプリケーションのダウンロード要求を送信する。また、SPシステム30は、要求されたアプリケーションを、DMプロトコルに従って携帯電話機1に送信する。
DMプロトコルは、OMA(Open Mobile Alliance)という標準化団体で規定されているhtmlベースのプロトコルである。
DMプロトコルに従って、携帯端末1cがダウンロード要求を送信し、SPシステム30がアプリケーションを送信することによって、通信データ量を少なく抑えることができる。また、DMプロトコルには、機能拡張性に富むという利点がある。
以上の説明では、携帯端末管理システム20が携帯電話機1にアプリケーションのダウンロード先を送信し、携帯電話機1がそのダウンロード先をSIMカード11に記憶させ、SIMカード11が移し替えられたときに、新たな携帯電話機1cはそのダウンロード先を読み込んでアプリケーションをダウンロードする場合を例にして示した。SIMカード11にダウンロード先が記憶されていなくても新たな携帯電話機1cがダウンロード先を判定可能な実施例においては、SIMカード11にアプリケーションのダウンロード先を記憶させておかなくてもよい。
本発明によれば、携帯端末が、ダウンロードしたアプリケーションに従って動作する場合、そのアプリケーションで使用するデータをSIMカード11に記憶させる。そして、アプリケーションに従って動作する場合において、非接触ICチップ12(上記の例ではNFCチップ12)を介して受信したデータを記憶させるときにもSIMカード11に記憶させる。従って、携帯端末の使用者がアプリケーションと非接触ICチップを用いてサービスを受ける場合に使用するデータをSIMカード11に保存することができる。そして、このようなデータは、電子マネー等、使用者の財産となる非常に重要なデータであることが多い。本発明では、ダウンロードしたアプリケーションと非接触ICチップを用いてサービスを受ける場合に使用するデータをSIMカード11に記憶させるので、携帯端末の交換時においてもSIMカード11を新しい携帯端末に移し替えることで、アプリケーションと非接触ICチップを用いてサービスを受ける場合に使用する重要なデータを、確実に新しい携帯端末で使用することができる。このように、本発明では、非接触ICチップを用いてサービスを受ける場合に使用するデータを適切に保存することができる。
また、本発明では、アプリケーション専用の記憶領域にエリアアクセス鍵を記憶させ、SPシステム30がそのエリアアクセス鍵に合致するエリアアクセス鍵とともにデータを送信した場合に、その記憶領域のデータの更新を行う。従って、各サービスプロバイダは、自社が提供するアプリケーションが使用するデータを、他のサービスプロバイダのSPシステムによってアクセスされることを防止することができ、SIMカード11に記憶されているアプリケーションデータのセキュリティを高めることができる。
また、携帯電話機1は、ネットワークインタフェース部11および無線基地局(図示せず)を含む通信ネットワーク40を介して携帯端末管理システム20にサービス利用要求情報を送信し、携帯端末管理システム20は、新たに利用されるアプリケーションの識別情報をSIMカード毎にユーザマネジメントデータベースに登録する。そして、携帯端末管理システム20が、記憶領域をSIMカード11に確保する旨の命令を、無線基地局(図示せず)を含む通信ネットワーク40を介して、境内電話機1に送信する。また、携帯端末管理システム20は、無線基地局(図示せず)を含む通信ネットワーク40を介して、SIMカード11内のアプリケーション専用の記憶領域の解放許可要求を受信した場合、そのSIMカード11に対応するアプリケーションの識別情報のうち、解放を要求された識別情報をユーザマネジメントデータベースから削除する。そして、無線基地局(図示せず)を含む通信ネットワーク40を介して、携帯電話機1にアプリケーション専用の記憶領域の解放許可通知を送信する。従って、通信経路上に無線通信経路を含んだ通信によって、自由にアプリケーション専用の記憶領域の追加や削除を行うことができる。換言すれば、携帯電話機のエアネットワーク機能により自由にアプリケーション専用の記憶領域の追加や削除を行える。
また、携帯電話機1とSPシステム30とは、無線基地局(図示せず)を含む通信ネットワーク40を介して通信可能である。従って、非接触ICチップを用いなくても、SPシステム30との間で通信を行い、アプリケーションデータを更新することができる。すなわち、携帯電話機1の使用者は、非接触ICチップを用いなくても、携帯電話機1のエアネットワーク機能によりサービスを享受することができる。
上記の実施例において、アプリケーション記憶手段は、携帯端末1の記憶装置14によって実現される。データ書き込み手段は、携帯端末1の制御部13によって実現される。
また、上記の実施例には、アプリケーションソフトウェアの識別情報が記憶されたSIMカードが装着されたときに、前記識別情報が表すアプリケーションソフトウェアを、当該アプリケーションソフトウェアを提供する装置に要求し、当該装置から前記アプリケーションソフトウェアを受信することによってアプリケーションをダウンロードするダウンロード手段を備え、ダウンロード手段が、DMプロトコルに従って、前記装置にアプリケーションソフトウェアを要求し、前記装置からアプリケーションソフトウェアを受信する構成が示されている。上記の実施例において、ダウンロード手段は、携帯端末1の制御部13によって実現される。
また、上記の実施例には、無線基地局を含む通信ネットワークに接続された携帯端末管理システムに対して、新たなアプリケーションソフトウェアの利用を求める旨の情報であるサービス利用要求情報を送信するサービス利用要求手段と、携帯端末管理システムから前記アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令を受信したときに、当該命令に従って前記アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する記憶領域確保手段とを備え、サービス利用要求手段が、前記無線基地局を介して、携帯端末管理システムにサービス利用要求情報を送信し、記憶領域確保手段が、前記無線基地局を介して、携帯端末管理システムから前記命令を受信する構成が示されている。上記の実施例において、サービス利用要求手段および記憶領域確保手段は、携帯端末1の制御部13によって実現される。
また、上記の実施例には、携帯端末管理システムに対して、アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域の解放要求を送信する記憶領域解放要求手段と、携帯端末管理システムから、前記記憶領域の解放許可を受信したときに、前記記憶領域を解放する記憶領域解放手段とを備え、記憶領域解放要求手段が、無線基地局を介して、携帯端末管理システムに前記記憶領域の解放要求を送信し、記憶領域解放手段が、無線基地局を介して、携帯端末管理システムから前記解放許可を受信する構成が示されている。上記の実施例において、記憶領域解放要求手段および記憶領域解放手段は、携帯端末1の制御部13によって実現される。
また、上記の実施例には、記憶領域確保手段が、携帯端末管理システムから、アプリケーションソフトウェア毎に一意に定められた認証データを受信し、アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域に当該アプリケーションソフトウェアに定められた認証データを記憶させ、データ書き込み手段が、非接触ICチップを介して、一のアプリケーションソフトウェアに対応する記憶領域のデータ書き換え命令を受信した場合、データ書き換え命令とともに、前記記憶領域に記憶されている認証データに合致する認証データを受信したならば前記データ書き換え命令に従ってデータを書き換え、データ書き換え命令とともに、前記記憶領域に記憶されている認証データに合致する認証データを受信していないならばデータの書き換えを行わない構成が示されている。
また、上記の実施例には、無線基地局を介して一のアプリケーションソフトウェアに対応する記憶領域のデータ書き換え命令を受信する無線通信手段を備え、データ書き込み手段は、無線通信手段を介して、一のアプリケーションソフトウェアに対応する記憶領域のデータ書き換え命令を受信した場合、データ書き換え命令とともに、前記記憶領域に記憶されている認証データに合致する認証データを受信したならば前記データ書き換え命令に従ってデータを書き換え、データ書き換え命令とともに、前記記憶領域に記憶されている認証データに合致する認証データを受信していないならばデータの書き換えを行わない構成が示されている。上記の実施例において、無線通信手段は、携帯端末1のネットワークインタフェース部15によって実現されている。
また、上記の実施例において、ユーザマネジメントデータベース記憶手段は、携帯端末管理システム20のユーザマネジメントデータベース記憶部23によって実現される。ユーザマネジメントデータベース管理手段および確保命令送信手段は、携帯端末管理システム20の制御部21によって実現されている。
また、上記の実施例には、携帯端末から、SIMカードに確保しているアプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域の解放要求を受信した場合に、前記記憶領域の解放許可を前記携帯端末に送信する解放許可送信手段を備え、ユーザマネジメントデータベース管理手段は、携帯端末から、SIMカードに確保しているアプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域の解放要求を受信すると、前記SIMカードに定められたIDに対応付けられた前記アプリケーションソフトウェアの識別情報をユーザマネジメントデータベースから削除する構成が示されている。上記の実施例において、解放許可送信手段は、携帯端末管理システム20の制御部21によって実現されている。
また、上記の実施例には、携帯端末にアプリケーションソフトウェアを提供するアプリケーション提供装置に対して、アプリケーション提供装置が提供するアプリケーションに固有の認証データを作成して送信する認証データ作成手段を備え、確保命令送信手段は、アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令とともに、前記アプリケーションソフトウェアに固有の認証データを送信する構成が示されている。上記の実施例において、認証データ作成手段は、携帯端末管理システム20の制御部21によって実現されている。
また、上記の実施例には、アプリケーションソフトウェアの識別情報と、当該アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域として確保すべき記憶容量とを対応付けたデータベースである領域管理データベースを記憶する領域管理データベース記憶手段を備え、携帯端末から、SIMカードに定められたIDと、新たなアプリケーションソフトウェアの利用を求める旨の情報であるサービス利用要求情報を受信した場合に、ユーザマネジメントデータベースおよび領域管理データベースを参照して、SIMカードに空き容量があるか否かを判定する空き容量判定手段を備え、ユーザマネジメントデータベース管理手段は、空き容量があると判定された場合に、SIMカードに定められたIDと、前記新たなアプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けてユーザマネジメントデータベースに登録し、確保命令送信手段は、空き容量があると判定された場合に、前記新たなアプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令を携帯端末に送信する構成が示されている。上記の実施例において、領域管理データベース記憶手段は、キーマネジメントデータベース記憶部24によって実現されている。空き容量判定手段は、携帯端末管理システム20の制御部21によって実現されている。
また、上記の実施例には、携帯端末管理システムが、 携帯端末に対してアプリケーションソフトウェアが使用するデータのデータ書き換え命令を送信する装置と、携帯端末との間でゲートウェイとして用いられる場合が示されている。
本発明は、携帯端末に装着されたSIMカードの管理に好適に適用される。
本発明の携帯端末や携帯端末管理システムが通信ネットワークを介して接続されている状態を示す説明図である。 SIMカードが記憶するデータの例を示す説明図である。 本発明の携帯端末の構成例を示すブロック図である。 携帯端末管理システムの構成例を示すブロック図である。 SPシステム(サービスプロバイダシステム)の構成例を示すブロック図である。 携帯端末管理システムがエリアアクセス鍵をSPシステムに提供する場合の動作の例を示す流れ図である。 複数のSPシステムにエリアアクセス鍵を配布する状況を示す説明図である。 SIMカードにアプリケーション専用の記憶領域を確保し、アプリケーションをダウンロードする場合の動作の例を示す流れ図である。 複数の携帯電話機のSIMカードにぞれぞれアプリケーション専用の記憶領域が確保された状況を示す説明図である。 SIMカードに格納されたアプリケーションデータの更新動作の例を示す流れ図である。 新たに使用する携帯電話機にSIMカードを移し替えるときの状況を示す説明図である。
符号の説明
1 携帯電話機(携帯端末)
11 SIMカード
12 NFCチップ(非接触ICチップ)
13 制御部
14 記憶装置
15 ネットワークインタフェース部
20 携帯端末管理システム
21 制御部
22 記憶装置
23 ユーザマネジメントデータベース記憶部
24 キーマネジメントデータベース記憶部
25 ネットワークインタフェース部
20 サービスプロバイダシステム

Claims (17)

  1. 非接触ICチップと、
    着脱可能なSIMカードと、
    ダウンロードしたアプリケーションソフトウェアを記憶するアプリケーション記憶手段と、
    非接触ICチップを利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータをSIMカードに記憶させるデータ書き込み手段とを備え、
    データ書き込み手段は、新たなアプリケーションソフトウェアがダウンロードされるときに、前記アプリケーションソフトウェアの識別情報をSIMカードに記憶させる
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. アプリケーションソフトウェアの識別情報が記憶されたSIMカードが装着されたときに、前記識別情報が表すアプリケーションソフトウェアを、当該アプリケーションソフトウェアを提供する装置に要求し、当該装置から前記アプリケーションソフトウェアを受信することによってアプリケーションをダウンロードするダウンロード手段を備え、
    ダウンロード手段は、DMプロトコルに従って、前記装置にアプリケーションソフトウェアを要求し、前記装置からアプリケーションソフトウェアを受信する
    請求項1に記載の携帯端末。
  3. 無線基地局を含む通信ネットワークに接続された携帯端末管理システムに対して、新たなアプリケーションソフトウェアの利用を求める旨の情報であるサービス利用要求情報を送信するサービス利用要求手段と、
    携帯端末管理システムから前記アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令を受信したときに、当該命令に従って前記アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する記憶領域確保手段とを備え、
    サービス利用要求手段は、前記無線基地局を介して、携帯端末管理システムにサービス利用要求情報を送信し、
    記憶領域確保手段は、前記無線基地局を介して、携帯端末管理システムから前記命令を受信する
    請求項1または請求項2に記載の携帯端末。
  4. 携帯端末管理システムに対して、アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域の解放要求を送信する記憶領域解放要求手段と、
    携帯端末管理システムから、前記記憶領域の解放許可を受信したときに、前記記憶領域を解放する記憶領域解放手段とを備え、
    記憶領域解放要求手段は、無線基地局を介して、携帯端末管理システムに前記記憶領域の解放要求を送信し、
    記憶領域解放手段は、無線基地局を介して、携帯端末管理システムから前記解放許可を受信する
    請求項3に記載の携帯端末。
  5. 記憶領域確保手段は、携帯端末管理システムから、アプリケーションソフトウェア毎に一意に定められた認証データを受信し、アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域に当該アプリケーションソフトウェアに定められた認証データを記憶させ、
    データ書き込み手段は、非接触ICチップを介して、一のアプリケーションソフトウェアに対応する記憶領域のデータ書き換え命令を受信した場合、データ書き換え命令とともに、前記記憶領域に記憶されている認証データに合致する認証データを受信したならば前記データ書き換え命令に従ってデータを書き換え、データ書き換え命令とともに、前記記憶領域に記憶されている認証データに合致する認証データを受信していないならばデータの書き換えを行わない
    請求項3または請求項4に記載の携帯端末。
  6. 無線基地局を介して一のアプリケーションソフトウェアに対応する記憶領域のデータ書き換え命令を受信する無線通信手段を備え、
    データ書き込み手段は、無線通信手段を介して、一のアプリケーションソフトウェアに対応する記憶領域のデータ書き換え命令を受信した場合、データ書き換え命令とともに、前記記憶領域に記憶されている認証データに合致する認証データを受信したならば前記データ書き換え命令に従ってデータを書き換え、データ書き換え命令とともに、前記記憶領域に記憶されている認証データに合致する認証データを受信していないならばデータの書き換えを行わない
    請求項5に記載の携帯端末。
  7. 非接触ICチップを備えた携帯端末に装着されるSIMカードであって、非接触ICチップを利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータを記憶するための記憶領域が確保されるSIMカードを管理する携帯端末管理システムであって、
    SIMカードに定められたIDと、前記SIMカードに記憶領域が確保されているアプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けたデータベースであるユーザマネジメントデータベースを記憶するユーザマネジメントデータベース記憶手段と、
    携帯端末から、SIMカードに定められたIDと、新たなアプリケーションソフトウェアの利用を求める旨の情報であるサービス利用要求情報を受信した場合に、前記SIMカードに定められたIDと、前記アプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けてユーザマネジメントデータベースに登録するユーザマネジメントデータベース管理手段と、
    前記アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令を前記携帯端末に送信する確保命令送信手段とを備えた
    ことを特徴とする携帯端末管理システム。
  8. 携帯端末から、SIMカードに確保しているアプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域の解放要求を受信した場合に、前記記憶領域の解放許可を前記携帯端末に送信する解放許可送信手段を備え、
    ユーザマネジメントデータベース管理手段は、携帯端末から、SIMカードに確保しているアプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域の解放要求を受信すると、前記SIMカードに定められたIDに対応付けられた前記アプリケーションソフトウェアの識別情報をユーザマネジメントデータベースから削除する
    請求項7に記載の携帯端末管理システム。
  9. 携帯端末にアプリケーションソフトウェアを提供するアプリケーション提供装置に対して、アプリケーション提供装置が提供するアプリケーションに固有の認証データを作成して送信する認証データ作成手段を備え、
    確保命令送信手段は、アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令とともに、前記アプリケーションソフトウェアに固有の認証データを送信する
    請求項7または請求項8に記載の携帯端末管理システム。
  10. アプリケーションソフトウェアの識別情報と、当該アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域として確保すべき記憶容量とを対応付けたデータベースである領域管理データベースを記憶する領域管理データベース記憶手段を備え、
    携帯端末から、SIMカードに定められたIDと、新たなアプリケーションソフトウェアの利用を求める旨の情報であるサービス利用要求情報を受信した場合に、ユーザマネジメントデータベースおよび領域管理データベースを参照して、SIMカードに空き容量があるか否かを判定する空き容量判定手段を備え、
    ユーザマネジメントデータベース管理手段は、空き容量があると判定された場合に、SIMカードに定められたIDと、前記新たなアプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けてユーザマネジメントデータベースに登録し、
    確保命令送信手段は、空き容量があると判定された場合に、前記新たなアプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令を携帯端末に送信する
    請求項7から請求項9のうちのいずれか1項に記載された携帯端末管理システム。
  11. 携帯端末に対してアプリケーションソフトウェアが使用するデータのデータ書き換え命令を送信する装置と、携帯端末との間でゲートウェイとして用いられる
    請求項7から請求項10のうちのいずれか1項に記載された携帯端末管理システム。
  12. 非接触ICチップと、着脱可能なSIMカードと、ダウンロードしたアプリケーションソフトウェアを記憶するアプリケーション記憶手段とを備えた携帯端末に適用されるデータ保存方法であって、
    非接触ICチップを利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータをSIMカードに記憶させ、
    新たなアプリケーションソフトウェアがダウンロードされるときに、前記アプリケーションソフトウェアの識別情報をSIMカードに記憶させる
    ことを特徴とするデータ保存方法。
  13. 無線基地局を含む通信ネットワークに接続された携帯端末管理システムに対して、無線基地局を介して、新たなアプリケーションソフトウェアの利用を求める旨の情報であるサービス利用要求情報を送信し、
    携帯端末管理システムから前記アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令を、無線基地局を介して、受信したときに、当該命令に従って前記アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する
    請求項12に記載のデータ保存方法。
  14. 非接触ICチップを備えた携帯端末に装着されて非接触ICチップを利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータを記憶するための記憶領域が確保されるSIMカードを管理する携帯端末管理システムであって、SIMカードに定められたIDと、前記SIMカードに記憶領域が確保されているアプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けたデータベースであるユーザマネジメントデータベースを記憶するユーザマネジメントデータベース記憶手段を備えた携帯端末管理システムに適用される携帯端末管理方法であって、
    携帯端末から、SIMカードに定められたIDと、新たなアプリケーションソフトウェアの利用を求める旨の情報であるサービス利用要求情報を受信した場合に、前記SIMカードに定められたIDと、前記アプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けてユーザマネジメントデータベースに登録し、
    前記アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令を前記携帯端末に送信する
    ことを特徴とする携帯端末管理方法。
  15. 携帯端末から、SIMカードに確保しているアプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域の解放要求を受信した場合に、前記記憶領域の解放許可を前記携帯端末に送信し、
    携帯端末から、SIMカードに確保しているアプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域の解放要求を受信すると、前記SIMカードに定められたIDに対応付けられた前記アプリケーションソフトウェアの識別情報をユーザマネジメントデータベースから削除する
    請求項14に記載の携帯端末管理方法。
  16. 非接触ICチップを備えた携帯端末に装着されて非接触ICチップを利用するアプリケーションソフトウェアが用いるデータを記憶するための記憶領域が確保されるSIMカードを管理するコンピュータであって、SIMカードに定められたIDと、前記SIMカードに記憶領域が確保されているアプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けたデータベースであるユーザマネジメントデータベースを記憶するユーザマネジメントデータベース記憶手段を備えたコンピュータに搭載される携帯端末管理プログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    携帯端末から、SIMカードに定められたIDと、新たなアプリケーションソフトウェアの利用を求める旨の情報であるサービス利用要求情報を受信した場合に、前記SIMカードに定められたIDと、前記アプリケーションソフトウェアの識別情報とを対応付けてユーザマネジメントデータベースに登録するユーザマネジメントデータベース管理処理、および
    前記アプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域をSIMカードに確保する旨の命令を前記携帯端末に送信する確保命令送信処理
    を実行させるための携帯端末管理プログラム。
  17. コンピュータに、
    携帯端末から、SIMカードに確保しているアプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域の解放要求を受信した場合に、前記記憶領域の解放許可を前記携帯端末に送信する解放許可送信処理、および
    携帯端末から、SIMカードに確保しているアプリケーションソフトウェアの専用の記憶領域の解放要求を受信すると、前記SIMカードに定められたIDに対応付けられた前記アプリケーションソフトウェアの識別情報をユーザマネジメントデータベースから削除するデータ削除処理
    を実行させる請求項16に記載の携帯端末管理プログラム。
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