JPWO2008044296A1 - 継手装置 - Google Patents

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哲也 中村
堀本 章
章 堀本
玉田 和之
和之 玉田
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    • F16L37/252Couplings of the quick-acting type in which the connection is made by inserting one member axially into the other and rotating it to a limited extent, e.g. with bayonet action the coupling being co-axial with the pipe the male part having lugs on its periphery penetrating in the corresponding slots provided in the female part

Abstract

環状継手本体(14)の末端部(14b)の周方向における複数位置から軸方向に突出した複数の嵌合突部(16)を備え、夫々の突部が突出端部に上記周方向の一方向に係止鉤部(18)を有する継手装置(40)である。継手装置は、継手本体と嵌合突部とが相互に独立して形成され、継手本体と嵌合突部とから独立し上記末端部の上記複数位置に複数の嵌合突部を固定する固定構造(42)を含む。固定構造は、上記末端部の外周面の外方張出し(14d)に隣接して前記複数の嵌合突部の内周面(16a)が載置された後に、上記外周面において上記複数の嵌合突部に対し外方張出しとは軸方向反対側に着脱可能に固定され、夫々の嵌合突部の外向きテーパ面(16d)に適合し前記外周面の前記所定の位置に前記複数の嵌合突部を固定する内向きテーパ面(42a)を有し、また少なくとも1つの嵌合突部の外向きテーパ面を露出させる切り欠き(42c)を含む。

Description

この発明は、継手装置に関係している。
継手装置は、相互に連結しようとする物体(以下、連結物体という)を着脱可能に連結する為に使用される。そして、連結物体の所定の部分に取り付けられる基端部と基端部とは反対側に位置する末端部とを有する環状の継手本体と、継手本体の末端部の周方向における複数の所定の位置から継手本体の軸方向に沿い突出している複数の嵌合突部と、を備えており、複数の嵌合突部の夫々が突出端部において上記周方向の所定の一方向に突出した係止鉤部を有している、継手装置が例えば特開平9−119577号公報により広く知られている。
2つの連結物体の夫々の所定の部分を相互に連結する場合、上述した如き従来の継手装置の継手本体の基端部が、相互に連結される2つの連結物体の夫々の所定の部分に取り付けられる。そして、一方の連結部材の所定の部分の継手装置と他方の連結部材の所定の部分の継手装置とを、一方の継手装置の継手本体の末端部の複数の嵌合突部が他方の継手装置の継手本体の末端部の複数の嵌合突部の相互間の複数の嵌合凹部に突入するまで、相互に同軸に接近させる。次に、一方の継手装置の継手本体を他方の継手装置の継手本体に対し所定の周方向に回動させることにより、一方の継手装置の複数の嵌合突部の係止鉤部が他方の継手装置の複数の嵌合突部の係止鉤部に対し係合する。その結果として2つの継手装置は相互に離間する方向への移動が阻止され、ひいては2つの継手装置の夫々が夫々の所定の部分に取り付けられている2つの連結物体が相互に連結される。
このような従来の2つの継手装置の相互の連結を解除するには、上述したのとは逆の順序で2つの継手装置が操作される。
このような従来の継手装置は、このような従来の2つの継手装置の相互の連結の容易な解除を防止する為の以下のような構造も含んでいる。
第1の連結解除防止構造は、2つの継手装置が相互に連結された後に2つの継手装置の継手本体の相互の回動を防止するようこれら継手本体に設けられた回動防止構造である。
第2の連結解除防止構造は、2つの継手装置の夫々の継手本体の末端部の端面に設けられ2つの継手装置が相互に連結された時にこれら継手本体をこれら継手本体の軸方向に沿い相互に遠ざけるよう機能することにより2つの継手装置の複数の突部の係止爪に負荷される摩擦力を増加させる弾性体である。
上述した如き従来の継手装置においては、継手本体と複数の嵌合突部や係止鉤部が一体に形成されている。そして、上述した従来の継手装置が例えば硬い床や路面上に落下されることにより、あるいは上述した従来の2つの継手装置が相互に強く衝突されることにより、継手装置の複数の嵌合突部や係止鉤部が変形したり破損したりすることがある。その場合には、2つの継手装置の上述した如き相互の連結がうまくできなくなるので、破損した継手装置の全体を新たな継手装置に換えている。
また、継手本体の径が大きくなればなるほど継手本体と一体に形成されている複数の嵌合突部や係止鉤部の加工が大変になり、加工に要する費用が上昇する。
この発明は上記事情の下でなされ、この発明の目的は、継手本体の径が大きくなっても加工費用を従来に比べ低減させることができ、しかも、継手装置の複数の嵌合突部や係止鉤部の一部が破損した場合でも、破損した一部のみの交換で破損した継手装置の全体を新たな継手装置に換える必要がない、継手装置を提供することである。
上述した目的を達成する為に、この発明に従った継手装置は:連結物体の所定の部分に取り付けられる基端部と基端部とは反対側に位置する末端部とを有する環状の継手本体と、継手本体の末端部の周方向における複数の所定の位置から継手本体の軸方向に沿い突出している複数の嵌合突部と、を備えており、複数の嵌合突部の夫々が突出端部において上記周方向の所定の一方向に突出した係止鉤部を有している。この継手装置の2つが相互に同軸に接近され、一方の継手装置の複数の嵌合突部が他方の継手装置の複数の嵌合突部の相互間の複数の嵌合凹部に突入され、次に一方の継手装置の継手本体が他方の継手装置の継手本体に対し所定の周方向に回動されることにより、一方の継手装置の複数の嵌合突部の係止鉤部が他方の継手装置の複数の嵌合突部の係止鉤部に係止されて2つの継手装置が相互に着脱可能に連結される。そして上記継手装置は:継手本体と複数の嵌合突部とが相互に独立して形成されており、継手本体と複数の嵌合突部とから独立していて継手本体の末端部の周方向における複数の所定の位置に複数の嵌合突部を着脱可能に固定する固定構造を備えていて、固定構造が、継手本体と複数の嵌合突部の少なくとも一方に形成された貫通孔に挿通され他方と着脱可能に連結される挿入連結部材を含む、ことを特徴としている。
上述した目的を達成する為に、この発明に従ったもう1つの継手装置は:連結物体の所定の部分に取り付けられる基端部と基端部とは反対側に位置する末端部とを有する環状の継手本体と、継手本体の末端部の周方向における複数の所定の位置から継手本体の軸方向に沿い突出している複数の嵌合突部と、を備えており、複数の嵌合突部の夫々が突出端部において上記周方向の所定の一方向に突出した係止鉤部を有している継手装置である。この継手装置の2つが相互に同軸に接近され、一方の継手装置の複数の嵌合突部が他方の継手装置の複数の嵌合突部の相互間の複数の嵌合凹部に突入され、次に一方の継手装置の継手本体が他方の継手装置の継手本体に対し所定の周方向に回動されることにより、一方の継手装置の複数の嵌合突部の係止鉤部が他方の継手装置の複数の嵌合突部の係止鉤部に係止されて2つの継手装置が相互に着脱可能に連結される。そして上記継手装置は:継手本体と複数の嵌合突部とが相互に独立して形成されており;継手本体と複数の嵌合突部とから独立していて、継手本体の末端部の周方向における複数の所定の位置に複数の嵌合突部を着脱可能に固定する固定構造を備えていて;前記継手本体の末端部の外周面には末端部の端面に隣接して前記継手本体の半径方向の外方に張り出した外方張り出しが設けられており;前記複数の嵌合突部は、前記継手本体の末端部の外周面において外方張り出しに対し前記端面とは反対側に隣接した部分に載置される内周面と、この内周面とは反対側の外周面において前記軸方向に沿って前記突出端部から遠ざかるにつれて上記内周面に接近するよう傾斜した外向きテーパ面と、を有しており;前記固定構造は、前記継手本体の末端部の外周面において外方張り出しに隣接して前記複数の嵌合突部の内周面が載置された後に、前記継手本体の末端部の外周面において前記軸方向に沿い前記複数の嵌合突部に対し外方張り出しとは反対側の部分に着脱可能に固定され、前記複数の嵌合突部の外向きテーパ面に適合する内向きテーパ面を有しており、上記適合により前記複数の嵌合突部を前記継手本体の末端部の外周面の複数の所定の位置に前記継手本体に対し同心的に固定し;前記固定構造は、前記継手本体の末端部の外周面において外方張り出しに隣接して夫々の内周面を載置している複数の嵌合突部中の少なくとも1つの外向きテーパ面を露出させている切り欠きを含んでいて、切り欠きはそこに外向きテーパ面が露出されている少なくとも1つの嵌合突部が上記切り欠きを介して前記継手本体の末端部の外周面において外方張り出しに隣接した位置に対し接近及び離間することを許容する、ことを特徴としている。
図1は、この発明の第1の実施の形態に従った継手装置の2つを相互に分離された状態で概略的に示す斜視図である。 図2は、図1の2つの継手装置を一方を断面にして概略的に示す側面図である。 図3は、図1の2つの継手装置が相互に連結されている間の一方の継手装置の1つ嵌合突部の係止駒部と他方の継手装置の1つの嵌合突部の係止駒部とが相互に係止した状態を拡大して示す側面図である。 図4は、この発明の第2の実施の形態に従った継手装置の2つを相互に分離された状態で概略的に示す斜視図である。 図5は、図4の2つの継手装置を一方を断面にして概略的に示す側面図である。 図6は、図4の2つの継手装置が相互に連結されている間の一方の継手装置の1つ嵌合突部の係止駒部と他方の継手装置の1つの嵌合突部の係止駒部とが相互に係止した状態を拡大して示す側面図である。 図7は、この発明の第3の実施の形態に従った継手装置の2つを相互に分離された状態で概略的に示す斜視図である。 図8は、図7の2つの継手装置を一方を断面にして概略的に示す側面図である。 図9は、図8の2つの継手装置において、夫々の継手本体の末端部の外周面の所定位置から複数の嵌合突部の一部を分離させる状態を示す側面図である。 図10は、この発明の第4の実施の形態に従った継手装置の2つを相互に分離された状態で概略的に示す斜視図である。 図11は、図10の2つの継手装置を一方を断面にして概略的に示す側面図である。 図12は、図8の2つの継手装置において、夫々の継手本体の末端部の外周面の所定位置から複数の嵌合突部の一部を分離させる状態を示す側面図である。 図13Aは、第1の変形例に従った嵌合突部と第1乃至第4の実施の形態のいずれかの継手装置の嵌合突部とが相互に軸方向に接近される状態を示す概略的な平面図である。 図13Bは、図13Aにおいて相互に軸方向に接近された第1の変形例に従った嵌合突部と第1乃至第4の実施の形態のいずれかの継手装置の嵌合突部とが相互の連結の為に相互に周方向の一方向に回転するのを阻止されている状態を示す概略的な平面図である。 図14Aは、第1の変形例に従った嵌合突部の2つが相互に軸方向に接近される状態を示す概略的な平面図である。 図14Bは、図13Aにおいて相互に軸方向に接近された2つの第1の変形例に従った嵌合突部が相互の連結の為に相互に周方向の一方向に回転された状態を示す概略的な平面図である。 図15Aは、第2の変形例に従った嵌合突部と第1乃至第4の実施の形態のいずれかの継手装置の嵌合突部とが相互に軸方向に接近された後に相互の連結の為に相互に周方向の一方向に回転され、第2の変形例に従った嵌合突部の摩擦力増加機構が作用して夫々の係止鉤部の相互間に生じる摩擦力を増加される以前の状態を示す概略的な平面図である。 図15Bは、図15Aにおいて相互に軸方向に接近された後に相互の連結の為に相互に周方向の一方向に回転された第2の変形例に従った嵌合突部と第1乃至第4の実施の形態のいずれかの継手装置の嵌合突部とが、第2の変形例に従った嵌合突部の摩擦力増加機構の作用により夫々の係止鉤部の相互間に生じる摩擦力を増加されている状態を示す概略的な平面図である。 図16Aは、第3の変形例に従った嵌合突部の概略的な平面図である。 図16Bは、図16Aの第3の変形例に従った嵌合突部の概略的な右側面図である。
[第1の実施の形態]
添付の図1乃至図3を参照しながら、この発明の第1の実施の形態に従った継手装置10を説明する。
図1及び図2にはこの発明の第1の実施の形態に従った継手装置10の全体の構成が示されている。図1は、この発明の第1の実施の形態に従った継手装置10の2つを相互に分離された状態で概略的に示す斜視図であり、そして、図2は、図1の2つの継手装置10を一方を断面にして概略的に示す側面図である。
継手装置10は、相互に連結しようとする物体(以下、連結物体という)12を着脱可能に連結する為に使用される。この実施の形態において連結物体12は、例えば水の如き流体が流される柔軟な公知のホースである。
継手装置10は、連結物体12の所定の部分、この実施の形態では一端部、に取り付けられる基端部14aと基端部14aとは反対側に位置する末端部14bとを有する環状の継手本体14を備えている。継手装置10はさらに、継手本体14の末端部14bの周方向における複数の所定の位置から継手本体14の軸方向に沿い突出している複数の嵌合突部16を備えており、複数の嵌合突部16の夫々が突出端部において上記周方向の所定の一方向に突出した係止鉤部18を有している。
継手本体14と複数の嵌合突部16とは、相互に独立した継手本体形成工程及び嵌合突部形成工程において形成されている。そして、継手本体14の末端部14bの周方向における複数の所定の位置に複数の嵌合突部16が継手本体14と複数の嵌合突部16とから独立した固定構造形成工程において形成されている固定構造20により着脱可能に固定されている。
複雑な形状の嵌合突部16に比べ外形寸法は遥かに大きいが単純な形状の継手本体14は、複雑な形状の嵌合突部16の為の嵌合突部形成工程とは独立した継手本体形成工程において形成されるので、製造コストが安価である。
この実施の形態において、継手本体14は円筒形状をしており、末端部14bの端面に弾性体22が設けられている。弾性体22は上記端面に環状に形成されている埋設溝14c中に埋設されたゴム製の環状のシール部材であり、上記端面から所定量突出している。
継手本体14の末端部14aの外周面において上記端面に隣接した位置には継手本体14の径方向における外方に向かい所定量突出した外方張り出し14dが設けられている。この実施の形態において外方張り出し14dは継手本体14と一体に形成されている。しかし外方張り出し14dは、継手本体14と別体に形成された後に継手本体14の外周面の所定の位置に、例えば溶接や固定ねじや接着剤を含む公知の固定構造により固定されても良い。さらに、外方張り出し14dは、継手本体14の末端部14bの外周面において全周に亘り延出していても良く、或いは継手本体14の末端部14bの外周面において複数の嵌合突部16に対応した複数の周方向位置に相互に離間して複数配置されていても良い。
複数の嵌合突部16は、所定の数の嵌合突部16を含む複数のブロックとして形成されており、この実施の形態では、夫々のブロックが2つの嵌合突部16を含んでいる。しかしながら、夫々のブロックは1つ、3つ、さらにはそれ以上の数の嵌合突部16を含んでいるよう形成されていることもできる。
継手本体14よりも外形寸法が遥かに小さいが複雑な形状の嵌合突部16は、継手本体14の為の継手本体形成工程とは独立した嵌合突部形成工程において形成されるので、例えばロストワックス製法や鍛造製法などの安価な製造方法で製造することが可能である。
複数の嵌合突部16の夫々は、継手本体14の末端部14bの外周面において外方張り出し14dに対し末端部14bの端面とは反対側に隣接した部分に載置される内周面16aを有している。この実施の形態において複数の嵌合突部16の夫々はさらに、内周面16aが継手本体14の末端部14bの外周面の上述した嵌合突部載置部分に載置されたときに、外方張り出し14bの外周面及びこの外周面と継手本体14の末端部14bの外周面の上述した嵌合突部載置部分との間の段部の表面に接する段付き内周面16cも有している。
固定構造20は、継手本体14と所定の数の嵌合突部16を含むブロックとの少なくとも一方に形成された貫通孔20aに挿通され他方に着脱可能に連結された挿入連結部材20bを含む。この実施の形態では、図2中に良く示されているように、所定の数の嵌合突部16を含むブロックに貫通孔20aが形成されていて、挿入連結部材20bは頭付きボルトを有している。この発明の理念に従えば、挿入連結部材20bは、継手本体14の末端部14bの外周面の嵌合突部載置部分に植設されたスタッドボルトやスタッドピンであることが出来、スタッドボルトの突出端部にはナットが螺合され、スタッドピンの突出端部には抜け止めピンが組み合わされる。
上記ブロックの外表面において貫通孔20aの周囲には、挿入連結部材20bとしての頭付きボルトの頭,スタッドボルトの突出端部に羅合されるナット,又はスタッドピンの突出端部に組み合わされる抜け止めピンを収容し、これらが上記外表面から突出することを防止する座繰りを形成することが出来る。このような座繰りは、挿入連結部材20bとしての頭付きボルトの頭,スタッドボルトの突出端部に羅合されるナット,又はスタッドピンの突出端部に組み合わされる抜け止めピンが、外部の物体と衝突して損傷されることを防止する。ひいては、継手本体14の末端部14bの外周面の所定の位置からの上記ブロック、即ち嵌合突部16、のずれや脱落を防止する。
前述した如くブロック化されている複数の嵌合突部16は、継手本体14の末端部14bの外周面の複数の所定の位置に前述した如く載置されるとき、継手本体14の周方向における相互間に、圧力を受けると変形する圧力変形部材24が介在されている。圧力変形部材24は例えばゴムを含む弾性体であることができるし、或いは比較的硬度が低い金属であることが出来る。
圧力変形部材24は、継手本体14の末端部14bの外周面の複数の所定の位置に前述した如く固定構造20により固定されている数の嵌合突部16が上記周方向に沿い位置ずれを生じさせることを阻止する。
図1及び図2を参照しながら上述した如く構成されている2つの継手装置10,10は以下のようにして相互に着脱可能に連結される。
2つの継手装置10,10は、一方の継手装置10の複数の嵌合突部16が他方の継手装置10の複数の嵌合突部16の相互間の複数の嵌合凹部に突入されるまで、相互に同軸に接近される。次に、一方の継手装置10の継手本体14が他方の継手装置10の継手本体14に対し所定の周方向に回動され、その結果、一方の継手装置10の複数の嵌合突部16の係止鉤部18が他方の継手装置10の複数の嵌合突部16の係止鉤部18に、図3中に示されている如く係止されて2つの継手装置10,10が相互に着脱可能に連結される。
このとき、2つの継手装置10,10の継手本体14の末端部14bの端面の弾性体22が相互に圧縮されて2つの継手装置10,10の継手本体14をそれらの軸方向に沿い相互に遠ざけるよう付勢する。この結果、一方の継手装置10の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18a及び他方の継手装置10の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18aの相互間に生じる摩擦力が増加する。
このことは、弾性体22が、2つの継手装置10、10が相互に連結された時に、2つの継手装置10、10の継手本体14,14を軸方向に沿い相互に遠ざけるよう押圧し2つの継手装置10、10の複数の嵌合突部16の係止鉤部18に負荷される摩擦力を増加させる摩擦力増加機構26を構成していることを意味している。
この実施の形態において係止面18aは、係止鉤部18が対応している嵌合突部16から突出を開始する基端よりも上記突出をしている方向における突出端が対応している嵌合突部16の基端部に接近するよう傾斜されている。この傾斜は、一方の継手装置10の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18aに対する他方の継手装置10の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18aの上述した如き係止をはずれにくくしている。
この実施の形態において継手装置10が取り付けられた連結物体12は、前述した如く例えば水の如き流体が流される柔軟な公知のホースである。2つの継手装置10,10が上述した如く相互に連結された後に連結物体12、12に流体が流されると、上記流体の圧力により2つの継手装置10,10の夫々の継手本体14の基端部14bの端面の弾性体22が継手本体14の径方向における外方に膨らむ。膨張した弾性体22は、2つの継手装置10,10の継手本体14,14をそれらの軸方向に沿い相互にさらに遠ざけるよう付勢する。この結果、一方の継手装置10の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18a及び他方の継手装置10の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18aの相互間に生じる摩擦力がさらに増加され、そして、2つの継手装置10,10の相互の連結がさらに強化される。
上述した如く相互に連結された2つの継手装置10,10の相互の連結を解除するには、連結物体12における流体の流れを停止させた後に、上述した連結作業の手順とは逆の手順で2つの継手装置10,10を操作すれば良い。
なお上述した実施の形態において継手装置10が取り付けられた連結物体12は、前述した如く例えば水の如き流体が流される柔軟な公知のホースであった。しかしながら、連結物体12は、柔軟でない硬いパイプ又は中実体であることが出来る。継手装置10は、柔軟でない硬いパイプ又は中実体又はこれらの組み合わせの複数を使用して何等かの構造体を作成する場合、このような構造体の作成及び解体を容易にする。
さらに、上述した実施の形態に従った構造の継手装置10は、相互に異なった径を有する複数の継手本体14,…の夫々に対し、所定の数の嵌合突部16を有するブロックを固定構造20により固定することが出来る。
これにより、相互に異なった径を有する複数の継手本体14,…を有する複数の継手装置10,…の製造コストを低下させることが出来る。即ち、継手本体14は構造が簡単なので径が異なっても製造が容易である。所定の数の嵌合突部16を有するブロックは構造が複雑であり製造が煩雑であるが、相互に異なった径の複数の継手本体14の夫々に対応して内周面16aの寸法を変えて製造する必要はない。
相互に異なった径を有する複数の継手本体14,…を有する複数の継手装置10,…の製造は、製造が容易である相互に異なった径を有する複数の継手本体14,…を準備し、構造が複雑であり製造が煩雑である所定の数の嵌合突部16を有するブロックは相互に同じ寸法の複数を準備すればよい。相互に異なった径を有する複数の継手本体14,…の夫々の末端部14bの外周面の周方向における所定の複数の位置に固定構造20により相互に同じ寸法の複数の上記ブロックを固定した場合には、上記周方向における複数のブロック相互間に生じる隙間が継手本体14の末端部14bの外周面の径に応じて変わる。しかしながら、上記隙間の変化は、上記隙間に介在される圧力変形部材24の上記周方向における寸法を変えることにより吸収される。圧力変形部材24のこのような寸法の変化は、容易に安価に実行することが出来る。
即ち、上述した実施の形態に従った構造の継手装置10は、種々の径の継手本体14を有した種々の継手装置10の製造コストを従来に比べ低減させることができる。しかも、個々の継手装置10の複数の嵌合突部16や係止鉤部18の一部が破損した場合でも、破損した一部を有するブロックのみを新たなブロックと交換すればよく、上述した如く破損した継手装置10の全体を新たな継手装置10に換える必要がない。
[第2の実施の形態]
次に、添付の図4乃至図6を参照しながら、この発明の第2の実施の形態に従った継手装置30を説明する。
図4及び図5には、この発明の第2の実施の形態に従った継手装置30の全体の構成が示されている。図4は、この発明の第2の実施の形態に従った継手装置30の2つを相互に分離された状態で概略的に示す斜視図であり、そして、図5は、図4の2つの継手装置30を一方を断面にして概略的に示す側面図である。
第2の実施の形態に従った継手装置30の構成部材の大部分は、図1乃至図3を参照しながら前述したこの発明の第1の実施の形態に従った継手装置10の構成部材の大部分と同じである。従って、図4乃至図6を参照しながら説明するこの発明の第2の実施の形態に従った継手装置30において、図1乃至図3を参照しながら前述したこの発明の第1の実施の形態に従った継手装置10の構成部材に対応している構成部材には、図1乃至図3を参照しながら前述したこの発明の第1の実施の形態に従った継手装置10の構成部材を指摘していた参照符号と同じ参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
第1の実施の形態に従った継手装置10に対する第2の実施の形態に従った継手装置30の構成上の差異は、以下の通り。
i.複数の嵌合突部16の夫々の平面形状;
ii.嵌合突部16において係止鉤部18が突出している側面とは反対側に位置する側面16cに付勢機構32を備えていること;そして、
iii.所定の数の嵌合突部16のブロックが、1つの嵌合突部16を有することである。
なお第1の実施の形態において既に説明したように、上記ブロックが有する嵌合突部16の数は、複数であることが出来る。
付勢機構32は、2つの継手装置30,30が相互に連結された時に一方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の側面16dと他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の対面する側面16dとを相互に遠ざける。この結果、一方の継手装置30の複数の嵌合突部16の係止鉤部18と他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の係止鉤部18との相互の係止を強化する所定の周方向に向かい、一方の継手装置30の夫々の嵌合突部16に対し他方の継手装置30の夫々の嵌合突部16を付勢する。
詳細には、図1乃至図3を参照しながら前述したこの発明の第1の実施の形態に従った継手装置10の複数の嵌合突部16の夫々において、継手本体14の周方向に位置し継手本体14の軸方向に沿った方向に延びる2つの側面が上記軸方向に対し平行に同じ方向に延出している。これに対し、第2の実施の形態に従った継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々において継手本体14の周方向に位置し継手本体14の軸方向に沿った方向に延びる2つの側面は、延出端部に係止鉤部18が突出している一方の側面は継手本体14の軸方向に対し平行に同じ方向に延出しているが、上記一方の側面とは反対側に位置している他方の側面16cは対応する嵌合突部16の突出端面から嵌合突部16の基端に向かうにつれて上記一方の側面から遠ざかるよう傾斜されている。
そして、上述した如く傾斜している他方の側面16cに設けられている付勢機構32は、図6中に詳細に示されているように、他方の側面16cの所定の位置に埋設されたカップ状容器32aを含んでいる。付勢機構32はさらに、カップ状容器32a中で他方の側面16cに近い位置に配置されたボール状押圧部材32bと、カップ状容器32a中で他方の側面16cから遠い位置に配置された付勢部材32cと、を含んでいる。付勢部材32cは、ボール状押圧部材32bを他方の側面16cから突出する方向に付勢している。
カップ状容器32aにおいて他方の側面16cに近い位置はボール状押圧部材32bの径よりも小さな径を有するよう加工されていて、カップ状容器32a中で付勢部材32cにより上述した如く付勢されているボール状押圧部材32bがカップ状容器32aから脱落するのを防止している。
付勢部材32cは、この実施の形態では、圧縮コイルばねであるが、ゴムのような弾性部材であっても良い。
付勢機構32は、2つの継手装置30,30を相互に着脱可能に連結する際に、以下のように作用する。一方の継手装置30の複数の嵌合突部16が他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の相互間の複数の嵌合凹部に突入されるまで2つの継手装置30,30が相互に同軸に接近された時、一方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の他方の側面16cの付勢機構32のボール状押圧部材32bと他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の他方の側面16dの付勢機構32のボール状押圧部材32bとが相互に当接し、夫々のボール状押圧部材32bは対応している付勢部材32cの付勢力に抗して夫々が対応しているカップ状容器32aの内方に移動する。
他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の相互間の複数の嵌合凹部に対する一方の継手装置30の複数の嵌合突部16の突入がさらに深まり、一方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18aが他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18aよりも他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の基端に近くなった時、一方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の他方の側面16dの付勢機構32の付勢部材32cの付勢力と他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の他方の側面16dの付勢機構32の付勢部材32cの付勢力とが、前述した如く相互に当接しているボール状押圧部材32を介して、一方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々と他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々とを夫々の係止鉤部18が相互に接近するよう夫々の継手本体14とともに所定の周方向に移動させるよう作用する。そして、その結果として、一方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18が他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18に図6中に示されている如く係止されて2つの継手装置30,30が相互に着脱可能に連結される。
このとき、2つの継手装置30,30の継手本体14の末端部14bの端面の弾性体22が相互に圧縮されて2つの継手装置30,30の継手本体14をそれらの軸方向に沿い相互に遠ざけるよう付勢し、一方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18a及び他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18aの相互間に生じる摩擦力が増加される。
これに加えて、一方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の他方の側面16dの付勢機構32の付勢部材32cの付勢力及び他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の他方の側面16dの付勢機構32の付勢部材32cの付勢力が、前述した如く相互に当接しているボール状押圧部材32を介して、上述した弾性体22による付勢と同様に、一方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18a及び他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18aの相互間に生じる摩擦力をさらに増加させる。
この他にも、図4乃至図6を参照しながら前述した第2の実施の形態に従った継手装置30は、図1乃至図3を参照しながら前述した第1の実施の形態に従った継手装置10において得ることが出来る前述した種々の作用と技術上の利点とを得ることが出来ることはいうまでもない。
[第3の実施の形態]
次に、添付の図7乃至図9を参照しながら、この発明の第3の実施の形態に従った継手装置40を説明する。
図7及び図8にはこの発明の第3の実施の形態に従った継手装置40の全体の構成が示されている。図7は、この発明の第3の実施の形態に従った継手装置40の2つを相互に分離された状態で概略的に示す斜視図であり、そして、図8は、図7の2つの継手装置40を一方を断面にして概略的に示す側面図である。
第3の実施の形態に従った継手装置40の構成部材の大部分は、図1乃至図3を参照しながら前述したこの発明の第1の実施の形態に従った継手装置10の構成部材の大部分と同じである。従って、図7乃至図9を参照しながら説明するこの発明の第3の実施の形態に従った継手装置40において、図1乃至図3を参照しながら前述したこの発明の第1の実施の形態に従った継手装置10の構成部材に対応している構成部材には、図1乃至図3を参照しながら前述したこの発明の第1の実施の形態に従った継手装置10の構成部材を指摘していた参照符号と同じ参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
第1の実施の形態に従った継手装置10に対し、第3の実施の形態に従った継手装置40は、夫々が所定の数の嵌合突部16を有したブロックの構造及び上記ブロックを継手本体14の末端部14bの外周面の周方向における複数の位置に着脱可能に固定する固定構造42の構成が異なっている。
詳細には、所定の数の嵌合突部16を有したブロックにおいて突出端部とは反対側の基端部の外周面が、突出端部から遠ざかるにつれて内周面16aに接近するよう傾斜した外向きテーパ面16dに形作られている。
固定構造42は、継手本体14の末端部14bの外周面において外方張り出し14dに隣接して周方向に相互に離間した複数の位置に複数の上記ブロックの内周面16aが載置された後に、継手本体14の末端部14bの外周面において複数の上記ブロックに対し外方張り出し14dとは反対側の部分に着脱可能に固定される環状部材である。
固定構造42は、固定構造42が継手本体14の末端部14bの外周面に上述した如く固定されたときに、複数の上記ブロックの外向きテーパ面16bに適合する内向きテーパ面42aを有している。この結果、固定構造42は、上記適合により複数の上記ブロック、即ち複数の嵌合突部16、を継手本体14の末端部14bの外周面の前述した複数の所定の位置に継手本体14に対し同心的に着脱可能に固定する。同時に固定構造42は、継手本体14の末端部14bの外周面の外方張り出し14dとの間に複数の上記ブロック、即ち複数の嵌合突部16、を上記軸方向に沿い挟持する。この挟持により、継手本体14の末端部14bの外周面の前述した複数の所定の位置に、複数の上記ブロック、即ち複数の嵌合突部16、が上記軸方向に沿う移動を阻止するよう固定される。
固定構造42は例えば固定ねじや接着剤を含む公知の固定要素により継手本体14の端部の外周面に着脱可能に固定することが出来る。この実施の形態においては、継手本体14の末端部14bの外周面において複数の上述したブロック、即ち複数の嵌合突部16、に対し外方張り出し14bとは反対側の部分に雄螺子14eが形成されていて、この雄螺子14に対し固定構造42の内周面において内向きテーパ面42aの軸方向内端に隣接して形成されている雌螺子42bが螺合されている。
固定構造42にはさらに、複数の上述したブロック側、即ち複数の嵌合突部16側、の外端から複数の上述したブロックとは反対側、即ち複数の嵌合突部16とは反対側、の内端に向かい切り欠き42cが形成されている。切り欠き42cは継手本体14の末端部14bの外周面の周方向に沿って細長い四角形状をしている。細長い四角形状の切り欠き42cにおいて、継手本体14の末端部14bの外周面の周方向に沿った長さ(周方向長さ)CDLは、上記周方向における夫々の上記ブロックの長さ(周方向長さ)よりも僅かに大きい。また、細長い四角形状の切り欠き42cにおいて、継手本体14の軸方向に沿った長さ(軸方向長さ)ADLは、上記軸方向における夫々の上記ブロックの内向きテーパ面42aの長さ(軸方向長さ)よりも短く、好ましくは夫々の上記ブロックの内向きテーパ面42aの長さ(軸方向長さ)の略半分よりも僅かに大きい。
このように構成されている第3の実施の形態に従った継手装置40の2つは、図1乃至図3を参照しながら前述した第1の実施の形態の継手装置10の2つと同様にして、相互に着脱可能に連結されることが出来るし、相互に分離することが出来る。
破損した嵌合突部16又は係止鉤部18を有するブロックを、新たなブロックと交換する場合には、継手本体14の末端部14bの外周面に対する固定構造42の固定を解除した後に、図9中に示されている如く固定構造42の切り欠き42cの内端が継手本体14の末端部14bの外周面の上記複数の周方向位置に載置されている複数の上記ブロック、即ち複数の嵌合突部16、の基端面よりも継手本体14の末端部14bの端面から遠ざかるまで、継手本体14の末端部14bの外周面上で継手本体14の軸方向に移動させる。さらに、切り欠き42cの周方向両端の範囲内に交換する上記ブロックの周方向両端が配置されるよう、継手本体14の末端部14bの外周面に対する固定構造42の周方向位置を調整する。
この結果として、交換する上記ブロックの外向きテーパ面16dが固定構造42の切り欠き42cの範囲内に完全に露出されるので、図9中に示されている如く交換する上記ブロックを切り欠き42cを介して継手本体14の末端部14bの外周面の周方向位置から分離させることが出来、また新たなブロックを切り欠き42cを介して継手本体14の末端部14bの外周面の空いた周方向位置に載置することが出来る。
この間に、継手本体14の末端部14bの外周面上の他のブロックは、その外向きテーパ面16dの基端側部分が固定構造42において切り欠き42cに対応した部分を除く内向きテーパ面42aの突出端側部分により覆われるので、継手本体14の末端部14bの外周面上から分離しない。
新たなブロックの周方向両端の夫々と、継手本体14の末端部14bの外周面上で新たなブロックと周方向において隣接する2つのブロックの夫々の新たなブロック側の周方向端との間には、圧力変形部材24が介在される。
その後、固定構造42の内向きテーパ面42aが継手本体14の末端部14bの外周面上の複数の周方向位置に載置されている複数のブロックの外向きテーパ面16dに適合するまで、固定構造42を継手本体14の末端部14bの外周面上で末端部14bの端面に接近する方向に、即ち複数のブロックの複数の嵌合突部16の突出端部に接近する方向に移動させる。その結果、固定構造42と継手本体14の末端部14bの外周面の外方張り出し14dとの間に複数の上記ブロック、即ち複数の嵌合突部16、が上記軸方向に沿い挟持され、固定構造42により継手本体14の末端部14bの外周面上の複数の周方向位置に複数のブロック、即ち複数の嵌合突部16、を着脱可能に固定することが出来る。
即ち、この実施例の継手装置40では、破損した嵌合突部16又は係止鉤部18を有するブロックを新たなブロックと交換する作業が容易である。
[第4の実施の形態]
次に、添付の図10乃至図12を参照しながら、この発明の第4の実施の形態に従った継手装置40を説明する。
図10及び図12にはこの発明の第4の実施の形態に従った継手装置50の全体の構成が示されている。図10は、この発明の第4の実施の形態に従った継手装置50の2つを相互に分離された状態で概略的に示す斜視図であり、そして、図11は、図10の2つの継手装置50を一方を断面にして概略的に示す側面図である。
第4の実施の形態に従った継手装置50の構成部材の大部分は、図7乃至図9を参照しながら前述したこの発明の第3の実施の形態に従った継手装置40の構成部材の大部分と同じである。従って、図10乃至図13を参照しながら説明するこの発明の第4の実施の形態に従った継手装置50において、図7乃至図9を参照しながら前述したこの発明の第3の実施の形態に従った継手装置40の構成部材に対応している構成部材には、図7乃至図9を参照しながら前述したこの発明の第3の実施の形態に従った継手装置40の構成部材を指摘していた参照符号と同じ参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
第3の実施の形態に従った継手装置40に対する第4の実施の形態に従った継手装置50の構成上の差異は、以下の通り。
i.複数の嵌合突部16の夫々の平面形状;
ii.嵌合突部16において係止鉤部18が突出している側面とは反対側に位置する側面16cに付勢機構32を備えていること;そして、
iii.所定の数の嵌合突部16のブロックが、1つの嵌合突部16を有することである。
なお第1の実施の形態において既に説明したように、上記ブロックが有する嵌合突部16の数は、複数であることが出来る。
このように側面16cに付勢機構32を備えている嵌合突部16は、図4乃至図6を参照しながら前述した第2の実施の形態に従った継手装置30に使用されている。
これらのことを総合すると、図10乃至図13中に示されている第4の実施の形態に従った継手装置50は、図7乃至図9を参照しながら前述した第3の実施の形態に従った継手装置40の嵌合突部16を、図4乃至図6を参照しながら前述した第2の実施の形態に従った継手装置30の側面16cに付勢機構32を備えている嵌合突部16に置き換えることにより構成されている。
従って、第4の実施の形態に従った継手装置50は、第3の実施の形態に従った継手装置40により得られる種々の技術的な利点に加えて、第2の実施の形態に従った継手装置30の側面16cに付勢機構32を備えている嵌合突部16により得られる種々の技術的な利点を得ることが出来る。
このように構成されている第4の実施の形態に従った継手装置50の2つは、図7乃至図9を参照しながら前述した第3の実施の形態の継手装置40の2つと同様にして、即ち、図1乃至図3を参照しながら前述した第1の実施の形態の継手装置10の2つと同様にして、相互に着脱可能に連結されることが出来るし、相互に分離することが出来る。
そして、付勢機構32は、2つの継手装置50,50を相互に着脱可能に連結する際に、以下のように作用する(図6を参照)。一方の継手装置50の複数の嵌合突部16が他方の継手装置50の複数の嵌合突部16の相互間の複数の嵌合凹部に突入されるまで2つの継手装置50,50が相互に同軸に接近された時、一方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の他方の側面16cの付勢機構32のボール状押圧部材32bと他方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の他方の側面16dの付勢機構32のボール状押圧部材32bとが相互に当接し、夫々のボール状押圧部材32bは対応している付勢部材32cの付勢力に抗して夫々が対応しているカップ状容器32aの内方に移動する。
他方の継手装置50の複数の嵌合突部16の相互間の複数の嵌合凹部に対する一方の継手装置50の複数の嵌合突部16の突入がさらに深まり、一方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18aが他方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18aよりも他方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の基端に近くなった時、一方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の他方の側面16dの付勢機構32の付勢部材32cの付勢力と他方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の他方の側面16dの付勢機構32の付勢部材32cの付勢力とが、前述した如く相互に当接しているボール状押圧部材32を介して、一方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々と他方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々とを夫々の係止鉤部18が相互に接近するよう夫々の継手本体14とともに所定の周方向に移動させるよう作用する。そして、その結果として、一方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18が他方の継手装置30の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18に図6中に示されている如く係止されて2つの継手装置50,50が相互に着脱可能に連結される。
このとき、2つの継手装置50,50の継手本体14の末端部14bの端面の弾性体22が相互に圧縮されて2つの継手装置50,50の継手本体14をそれらの軸方向に沿い相互に遠ざけるよう付勢し、一方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18a及び他方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18aの相互間に生じる摩擦力が増加される。
これに加えて、一方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の他方の側面16dの付勢機構32の付勢部材32cの付勢力及び他方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の他方の側面16dの付勢機構32の付勢部材32cの付勢力が、前述した如く相互に当接しているボール状押圧部材32を介して、上述した弾性体22による付勢と同様に、一方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18a及び他方の継手装置50の複数の嵌合突部16の夫々の係止鉤部18の係止面18aの相互間に生じる摩擦力をさらに増加させる。
また、破損した嵌合突部16又は係止鉤部18を有するブロックを、新たなブロックと交換する場合には、継手本体14の末端部14bの外周面に対する固定構造42の固定を解除した後に、図12中に示されている如く固定構造42の切り欠き42cの内端が継手本体14の末端部14bの外周面の上記複数の周方向位置に載置されている複数の上記ブロック、即ち複数の嵌合突部16、の基端面よりも継手本体14の末端部14bの端面から遠ざかるまで、継手本体14の末端部14bの外周面上で継手本体14の軸方向に移動させる。さらに、切り欠き42cの周方向両端の範囲内に交換する上記ブロックの周方向両端が配置されるよう、継手本体14の末端部14bの外周面に対する固定構造42の周方向位置を調整する。
この結果として、交換する上記ブロックの外向きテーパ面16dが固定構造42の切り欠き42cの範囲内に完全に露出されるので、図12中に示されている如く交換する上記ブロックを切り欠き42cを介して継手本体14の末端部14bの外周面の周方向位置から分離させることが出来、また新たなブロックを切り欠き42cを介して継手本体14の末端部14bの外周面の空いた周方向位置に載置することが出来る。
この間に、継手本体14の末端部14bの外周面上の他のブロックは、その外向きテーパ面16dの基端側部分が固定構造42において切り欠き42cに対応した部分を除く内向きテーパ面42aの突出端側部分により覆われるので、継手本体14の末端部14bの外周面上から分離しない。
新たなブロックの周方向両端の夫々と、継手本体14の末端部14bの外周面上で新たなブロックと周方向において隣接する2つのブロックの夫々の新たなブロック側の周方向端との間には、圧力変形部材24が介在される。
その後、固定構造42の内向きテーパ面42aが継手本体14の末端部14bの外周面上の複数の周方向位置に載置されている複数のブロックの外向きテーパ面16dに適合するまで、固定構造42を継手本体14の末端部14bの外周面上で末端部14bの端面に接近する方向に、即ち複数のブロックの複数の嵌合突部16の突出端部に接近する方向に移動させる。その結果、固定構造42と継手本体14の末端部14bの外周面の外方張り出し14dとの間に複数の上記ブロック、即ち複数の嵌合突部16、が上記軸方向に沿い挟持され、固定構造42により継手本体14の末端部14bの外周面上の複数の周方向位置に複数のブロック、即ち複数の嵌合突部16、を着脱可能に固定することが出来る。
即ち、この実施例の継手装置50では、破損した嵌合突部16又は係止鉤部18を有するブロックを新たなブロックと交換する作業が容易である。
[第1の変形例]
図13Aには、前述した第1乃至第4の実施の形態の継手装置20,30,40,そして50の夫々において使用されている嵌合突部16の第1の変形例に従った嵌合突部16´が示されている。
嵌合突部16´には、継手装置の2つが相互に同軸に接近され一方の継手装置の複数の嵌合突部16´が他方の継手装置の複数の嵌合突部16´の相互間の複数の嵌合凹部に突入された後に、一方の継手装置の継手本体14が他方の継手装置の継手本体14に対し所定の周方向に回動された時に、相互に同じ形状寸法である場合を除き、一方の継手装置の複数の嵌合突部16´の係止鉤部が他方の継手装置の複数の嵌合突部16´の係止鉤部18に係止されることを阻止する、鍵形状部16eが形成されている。
鍵形状部16eは、係止鉤部18が形成されている嵌合突部16´の周方向側面において係止鉤部18に対し嵌合突部16´の突出方向に沿った両側の所定の位置に形成された溝と突部との組み合わせにより構成されている。詳細には、係止鉤部18に対し上記突出方向の外側の所定の位置に溝が形成されていて、係止鉤部18に対し上記突出方向の内側の所定の位置に突部が形成されている。
図13A中に示されている如く、第1の変形例に従った嵌合突部16´において係止鉤部18が形成されている周方向側面に沿い、鍵形状部16eが形成されていない嵌合突部16の係止鉤部18が形成されている周方向側面が第1の変形例の嵌合突部16´の基端に向かい移動されても、図13B中に示されている如く、第1の変形例の嵌合突部16´の係止鉤部18と鍵形状部16eが形成されていない嵌合突部16の係止鉤部18とは相互に対面するだけで第1の変形例の嵌合突部16´の鍵形状部16eにより相互の係止が阻止される。
図14A中に示されている如く、第1の変形例に従った嵌合突部16´において係止鉤部18が形成されている周方向側面に沿い、もう1つの第1の変形例に従った嵌合突部16´において係止鉤部18が形成されている周方向側面が前者の第1の変形例の嵌合突部16´の基端に向かい移動された場合には、図14B中に示されている如く、第1の変形例の嵌合突部16´の係止鉤部18ともう1つの第1の変形例の嵌合突部16´の係止鉤部18とは夫々の鍵形状部16eが合致して相互の係止が許容される。
[第2の変形例]
図15Aには、前述した第1乃至第4の実施の形態の継手装置20,30,40,そして50の夫々において使用されている嵌合突部16の第2の変形例に従った嵌合突部16´´が示されている。
第2の変形例に従った嵌合突部16´´には、2つの継手装置が相互に連結された時に、2つの継手装置の継手本体14を軸方向に沿い相互に遠ざけるよう押圧し一方の継手装置の複数の嵌合突部16の係止鉤部18と他方の継手装置の複数の嵌合突部16の係止鉤部18との間に生じる摩擦力を増加させる摩擦力増加機構60をさらに備えている、
この変形例の摩擦力増加機構60は、嵌合突部16´´の突出端面から基端部に向かい延出した孔60a中に、上記孔60aの長手方向に摺動可能に収容されている押圧部材60bを含んでいる。孔60aには、嵌合突部16´´の外周面に開口した案内溝60cが連通されている。案内溝60cは、孔60aの長手方向に沿い延出している長手方向延出部と、長手方向延出部において嵌合突部16´´の突出端面に近い突出端面接近端から孔60aの長手方向の側方へと折れ曲がった折れ曲がり部と、を有している。案内溝60cには、押圧部材60bに固定された操作部60dが挿入されている。操作部60dは、案内溝60cの長手方向延出部において嵌合突部16´´の突出端面から遠い突出端面遠位端と上記突出端面接近端に位置する折れ曲がり部との間で移動可能である。操作部60dが案内溝60cの長手方向延出部の突出端面接近端に位置しているときには、図15A中に示されている如く、押圧部材60bは孔60a中に引っ込んでいて嵌合突部16´´の突出端面から外方に突出しない。また、操作部60dが案内溝60cの長手方向延出部の突出端面遠位置端の折れ曲がり部に位置しているときには、図15B中に示されている如く、押圧部材60bは嵌合突部16´´の突出端面から外方に所定距離突出する。
図15A中に示されている如く、操作部60dが案内溝60cの長手方向延出部の突出端面接近端に位置していて、押圧部材60bが孔60a中に引っ込み嵌合突部16´´の突出端面から外方に突出していない間に、2つの継手装置を相互に連結させることが出来るし上記連結を解除させることも出来る。
第2の変形例に従った嵌合突部16´´を少なくとも1つ備えた継手装置が、第2の変形例に従った嵌合突部16´´を備えていない継手装置と連結された後に、図15B中に示されている如く、操作部60dを案内溝60cの長手方向延出部の突出端面遠位端の折れ曲がり部に移動させ、押圧部材60bを嵌合突部16´´の突出端面から外方に所定距離突出させると、押圧部材60bの突出端は対応する継手装置の嵌合突部16の基端部の対向端面を押圧する。この結果、相互に連結されている上記2つの継手装置の継手本体14が軸方向に沿い相互に遠ざけるよう押圧されて一方の継手装置の複数の嵌合突部16の係止鉤部18と他方の継手装置の複数の嵌合突部16の係止鉤部18との間に生じる摩擦力が増加される。
第2の変形例に従った嵌合突部16´´は、相互に連結される2つの継手装置の少なくとも一方に少なくとも1個備えられていれば良く、相互に連結される2つの継手装置の夫々が少なくとも1個備えていても良い。
[第3の変形例]
図16A及び16Bには、前述した第1乃至第4の実施の形態の継手装置20,30,40,そして50の夫々において使用されている嵌合突部16の第3の変形例に従った嵌合突部16´´´が示されている。第3の変形例に従った嵌合突部16´´´は、その外周面に取っ手70が固定されている。取っ手70は、対応する継手装置20,30,40,又は50の継手本体14に対する第3の変形例に従った嵌合突部16´´´の着脱を容易にする。取っ手70は、第3の変形例に従った嵌合突部16´´´の外周面に対し例えば螺合等の公知の着脱可能固定構造により着脱可能に固定されていることが出来る。これにより、対応する継手装置20,30,40,又は50の継手本体14に対し第3の変形例に従った嵌合突部16´´´の着脱を行なう時のみ、第3の変形例に従った嵌合突部16´´´の外周面に取っ手70を固定し上記着脱作業を容易にすることが出来る。そして、対応する継手装置20,30,40,又は50の継手本体14に対する固定構造20又は42による第3の変形例に従った嵌合突部16´´´の固定が終了した後に、第3の変形例に従った嵌合突部16´´´の外周面から取っ手70を取り去れば、取っ手70により継手装置20,30,40,又は50の取り扱いが煩雑になることを阻止することが出来る。
継手装置は、例えばパイプや中実体やホースの如き相互に連結しようとする物体(以下、連結物体という)を着脱可能に連結する為に使用される。

Claims (18)

  1. 連結物体(12)の所定の部分に取り付けられる基端部(14a)と基端部とは反対側に位置する末端部(14b)とを有する環状の継手本体(14)と、継手本体の末端部の周方向における複数の所定の位置から継手本体の軸方向に沿い突出している複数の嵌合突部(16)と、を備えており、複数の嵌合突部の夫々が突出端部において上記周方向の所定の一方向に突出した係止鉤部(18)を有している継手装置(10,30)であり、この継手装置の2つが相互に同軸に接近され、一方の継手装置の複数の嵌合突部が他方の継手装置の複数の嵌合突部の相互間の複数の嵌合凹部に突入され、次に一方の継手装置の継手本体が他方の継手装置の継手本体に対し所定の周方向に回動されることにより、一方の継手装置の複数の嵌合突部の係止鉤部が他方の継手装置の複数の嵌合突部の係止鉤部に係止されて2つの継手装置が相互に着脱可能に連結され、
    継手本体(14)と複数の嵌合突部(16)とが相互に独立して形成されており、
    継手本体と複数の嵌合突部とから独立していて継手本体の末端部(14b)の周方向における複数の所定の位置に複数の嵌合突部を着脱可能に固定する固定構造(20)を備えていて、
    固定構造(20)が、継手本体(14)と複数の嵌合突部(16)の少なくとも一方に形成された貫通孔(20a)に挿通され他方と着脱可能に連結される挿入連結部材(20b)を含む、
    ことを特徴とする継手装置。
  2. 前記複数の嵌合突部(16)の少なくとも1つにおいて係止鉤部(18)が突出しているのとは反対側に設けられ、2つの継手装置(30,30)が相互に連結された時に相手方の継手装置を上記所定の周方向に向かい付勢する付勢機構(32)を備えている、ことを特徴とする請求項1に記載の継手装置。
  3. 2つの継手装置(10,10又は30,30)が相互に連結された時に、2つの継手装置の前記継手本体(14)を前記軸方向に沿い相互に遠ざけるよう押圧し一方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)と他方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)との間に生じる摩擦力を増加させる摩擦力増加機構(26,60)をさらに備えている、ことを特徴とする請求項1に記載の継手装置。
  4. 前記摩擦力増加機構(26)は前記継手本体(14)の末端部(14b)の端面に設けられた弾性体(22)を含んでおり、2つの継手装置(10,10又は30,30)が相互に連結された時に2つの継手装置(10,10又は30,30)の前記継手本体(14)の末端部(14b)の端面の弾性体(22)が相互に圧縮されて2つの継手装置(10,10又は30,30)の継手本体(14)を前記軸方向に沿い相互に遠ざけるよう付勢し、一方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)と他方の継手装置の複数の嵌合突部816)の係止鉤部(18)との間に生じる摩擦力を増加させる、ことを特徴とする請求項3に記載の継手装置。
  5. 2つの継手装置(10,10又は30,30)の継手本体(14)に連結される前記連結物体(12)の少なくとも一方が流体を流す柔軟なホースである、ことを特徴とする請求項1に記載の継手装置。
  6. 2つの継手装置(10,10又は30,30)の継手本体(14)に連結される前記連結物体(12)の少なくとも一方がパイプ及び中実体のいずれか一方である、ことを特徴とする請求項1に記載の継手装置。
  7. 前記複数の嵌合突部(16)の少なくとも1つには、操作取っ手(70)が設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の継手装置。
  8. 前記複数の嵌合突部(16)は、所定の数の嵌合突部を含む複数のブロックとして形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の継手装置。
  9. 前記複数の嵌合突部(16)の少なくとも1つには、継手装置の2つ(10,10又は30,30)が相互に同軸に接近され一方の継手装置の複数の嵌合突部(16)が他方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の相互間の複数の嵌合凹部に突入された後に、一方の継手装置の継手本体(14)が他方の継手装置の継手本体(14)に対し所定の周方向に回動された時に、相互に同じ形状寸法である場合を除き、一方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)が他方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)に係止されることを阻止する、鍵形状部(16e)が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の継手装置。
  10. 連結物体(12)の所定の部分に取り付けられる基端部(14a)と基端部とは反対側に位置する末端部(14b)とを有する環状の継手本体(14)と、継手本体の末端部の周方向における複数の所定の位置から継手本体の軸方向に沿い突出している複数の嵌合突部(16)と、を備えており、複数の嵌合突部(16)の夫々が突出端部において上記周方向の所定の一方向に突出した係止鉤部(18)を有している継手装置(40,50)であり、この継手装置の2つ(40,40又は50,50)が相互に同軸に接近され、一方の継手装置の複数の嵌合突部(16)が他方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の相互間の複数の嵌合凹部に突入され、次に一方の継手装置の継手本体(14)が他方の継手装置の継手本体(14)に対し所定の周方向に回動されることにより、一方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)が他方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)に係止されて2つの継手装置(40,40又は50,50)が相互に着脱可能に連結され、
    継手本体(14)と複数の嵌合突部(16)とが相互に独立して形成されており、
    継手本体(14)と複数の嵌合突部(16)とから独立していて、継手本体(14)の末端部(14b)の周方向における複数の所定の位置に複数の嵌合突部(16)を着脱可能に固定する固定構造(42)を備えていて、
    前記継手本体(14)の末端部(14b)の外周面には末端部(14b)の端面に隣接して前記継手本体(14)の半径方向の外方に張り出した外方張り出し(14d)が設けられており、
    前記複数の嵌合突部(16)は、前記継手本体(14)の末端部(14b)の外周面において外方張り出し(14d)に対し前記端面とは反対側に隣接した部分に載置される内周面(16a)と、この内周面(16a)とは反対側の外周面において前記軸方向に沿って前記突出端部から遠ざかるにつれて上記内周面(16a)に接近するよう傾斜した外向きテーパ面(16d)と、を有しており、
    前記固定構造(42)は、前記継手本体(14)の末端部(14b)の外周面において外方張り出し(14d)に隣接して前記複数の嵌合突部(16)の内周面(16a)が載置された後に、前記継手本体(14)の末端部(14b)の外周面において前記軸方向に沿い前記複数の嵌合突部(16)に対し外方張り出し(14d)とは反対側の部分に着脱可能に固定され、前記複数の嵌合突部(16)の外向きテーパ面(16d)に適合する内向きテーパ面(42a)を有しており、上記適合により前記複数の嵌合突部(16)を前記継手本体814)の末端部(14b)の外周面の複数の所定の位置に前記継手本体(14)に対し同心的に固定し、
    前記固定構造(42)は、前記継手本体(14)の末端部(14b)の外周面において外方張り出し(14d)に隣接して夫々の内周面(16a)を載置している複数の嵌合突部(16)中の少なくとも1つの外向きテーパ面(16d)を露出させている切り欠き(42c)を含んでいて、切り欠き(42c)はそこに外向きテーパ面(16d)が露出されている少なくとも1つの嵌合突部(16)が上記切り欠き(42c)を介して前記継手本体(14)の末端部(14b)の外周面において外方張り出し(14d)に隣接した位置に対し接近及び離間することを許容する、
    ことを特徴としている継手装置。
  11. 前記複数の嵌合突部(16)の少なくとも1つにおいて係止鉤部(18)が突出しているのとは反対側に設けられ、2つの継手装置(40,40又は50,50)が相互に連結された時に相手方の継手装置を上記所定の周方向に向かい付勢する付勢機構(32)を備えている、ことを特徴とする請求項10に記載の継手装置。
  12. 2つの継手装置(40,40又は50,50)が相互に連結された時に、2つの継手装置(40,40又は50,50)の前記継手本体(14)を前記軸方向に沿い相互に遠ざけるよう押圧し、一方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)と他方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)との間に生じる摩擦力を増加させる摩擦力増加機構(26,60)をさらに備えている、ことを特徴とする請求項10に記載の継手装置。
  13. 前記摩擦力増加機構(26)は、前記継手本体(14)の末端部(14b)の端面に設けられている弾性体(22)を含み、2つの継手装置(40,40又は50,50)が相互に連結された時に2つの継手装置(40,40又は50,50)の前記継手本体(14)の端面の弾性体(22)が相互に圧縮されて2つの継手装置(40,40又は50,50)の前記継手本体(14)を前記軸方向に沿い相互に遠ざけるよう付勢し、一方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)と他方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)との間に生じる摩擦力を増加させる、ことを特徴とする請求項12に記載の継手装置。
  14. 2つの継手装置(40,40又は50,50)の継手本体(14)に連結される前記連結物体(12)の少なくとも一方が流体を流す柔軟なホースである、ことを特徴とする請求項10に記載の継手装置。
  15. 2つの継手装置(40,40又は50,50)の継手本体(14)に連結される前記連結物体(12)の少なくとも一方がパイプ及び中実体のいずれか一方である、ことを特徴とする請求項10に記載の継手装置。
  16. 前記複数の嵌合突部(16)は所定の数の嵌合突部を含む複数のブロックとして形成されており、
    複数のブロック(16)は前記周方向における相互間に、圧力を受けると変形する圧力変形部材(24)を介在させた状態で、前記継手本体(14)の末端部(14b)の外周面の所定の位置に載置され、
    前記固定構造(42)の前記切り欠き(42c)は、前記継手本体(14)の末端部(14b)の外周面において外方張り出し(14d)に隣接して夫々の内周面(16a)を載置している複数のブロック中の少なくとも1つの外向きテーパ面(16d)を露出させていて、切り欠き(42c)はそこに外向きテーパ面(26d)が露出されている少なくとも1つのブロックが上記切り欠き(42c)を介して前記継手本体(14)の末端部(14b)の外周面において外方張り出し(14d)に隣接した位置に対し接近及び離間することを許容する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の継手装置。
  17. 前記複数の嵌合突部(16)の少なくとも1つには、操作取っ手(70)が設けられている、ことを特徴とする請求項10に記載の継手装置。
  18. 少なくとも1つの嵌合突部(16)には、継手装置の2つ(40,40又は50、50)を相互に同軸に接近され一方の継手装置の複数の嵌合突部(16)が他方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の相互間の複数の嵌合凹部に突入された後に、一方の継手装置の継手本体(14)が他方の継手装置の継手本体(14)に対し所定の周方向に回動された時に、相互に同じ形状寸法である場合を除き、一方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)が他方の継手装置の複数の嵌合突部(16)の係止鉤部(18)に係止されることを阻止する、鍵形状部(16e)が形成されている、
    ことを特徴とする請求項10乃至17のいずれか1項に記載の継手装置。
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