JP4775631B2 - マルチコネクタ - Google Patents
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Description
機器フレームに固定される第1の台板に、雌ブロックとの結合側に突出させた棒状部からなりその外周に環状溝を有する少なくとも1つの結合ニップルと所要数並設した筒状の雄継手またはシール材を内蔵する筒状の雌継手とを取り付けた雄ブロックと、
第2の台板に、シール材を内蔵し、前記雄継手が挿入される同数の筒状の雌継手または前記雌継手に挿入される同数の筒状の雄継手と、第1の台板から雌ブロックとの結合側へ棒状に突出させてその突出方向中央部の外周に環状溝を備えた結合ニップルの、当該棒状部が挿入される筒穴を有した雌部材とを取り付けた雌ブロックとからなり、
前記雄ブロックに前記雌ブロックが結合可能なマルチコネクタであって、
前記雌部材は、
雄ブロックと雌ブロックの結合状態において、前記筒穴の中心軸が結合ニップルの突出軸線に一致し結合ニップルの棒状部を挿入しうる内径の筒穴を備えた筒状の結合ボディと、
前記結合ボディの外周部に装着され、テーパ内面を備えたリリーススリーブと、
前記リリーススリーブよりも前記第2の台板から離れた位置に設けられ、結合時に結合方向に押圧される結合フランジと、
前記結合ボディの内側に設けられ、結合時に前記結合ニップルと当接し、ばねによって前記結合ニップル側へ押し付けられる摺動可能なスライドスリーブと、
前記リリーススリーブと前記スライドスリーブの間に挟まれ、前記リリーススリーブと前記スライドスリーブの動きによって前記結合ボディの筒壁に出没自在に埋設された係止ボールと、
前記スライドスリーブの内側にあって前記結合ボディ内を貫通状態に嵌挿され、結合時に前記結合ニップルの先端と当接するピンとを
有することを特徴とする。
また、前記リリーススリーブのスリーブフランジよりも台板から離れた位置にある結合ボディの後端部には、スリーブフランジと同じ外形を有して外方へ張り出した円板状の結合フランジが、スリーブフランジの上方を覆う形で設けられており、
結合操作時においては前記結合フランジが邪魔をして前記スリーブフランジを直接手で台板側へ押し圧できないようになっている。
各雄部材における結合ニップルの先端から環状溝の形成位置の溝下端部までの筒軸方向最大距離が、各雌継手の筒穴端からシール材の形成位置の下端部までの筒穴方向最大距離よりも短く形成されることで、
前記雄継手の継手ニップルの先端が前記雌継手の前記シール材に嵌合する手前まで挿入された時、前記係止ボールが前記スライドスリーブの端部外周面上から前記結合ニップルの先端外周面上に乗り移るようにしたことを特徴とする。
図5は、雄部材A1と雌部材B1とが分離した状態を示した半断面図、図6は雄部材A1と雌部材B1とが結合した状態を示した半断面図を示す。
(雌ブロックBを雄ブロックAから分離する場合)
機器の保守点検などで雌ブロックBを雄ブロックAから分離する場合は、図6の結合状態で中央部にあるピン24の円板25を親指で支えながら、雌部材B1の一対のスリーブフランジ17cを左右の手でつかんで軽く手前に引くと、スリーブフランジ17cと一体化されているリリーススリーブ17が外装スプリング23を圧縮しつつ持ち上げられる。そして、リリーススリーブ17のテーパ内面17bが係止ボール20の位置まで持ち上げられると、リリーススリーブ17の肉厚部17aによる係止ボール20の抑止が解除されて係止ボール20は結合ニップル6から離れる。さらに、スリーブフランジ17cを手でつかんだ状態でピン24を結合ニップル6に向かって継続して押し圧することにより、間接的に図4に示す雌継手3の継手ボディ11が後退し、雄継手2の継手ニップル10の先端が雌継手3のシール材13の位置を超える状態まで引き出される。この時点で、継手ニップル10が受けているシール材13による圧縮抵抗は解除されることになり、分離が容易となって雄継手2、雌継手3の流路は図3に示すように分断される。
雌ブロックBを雄ブロックAへ結合する場合は、まず雌部材B1の一対のスリーブフランジ17cと結合フランジ8aとを手でつかんで、両側にある結合ボディ8を機器側雄部材A1の結合ニップル6先端に一致させて嵌合する。そして、雄継手2の継手ニップル10の先端が雌継手3のシール材13の位置の手前(嵌合する手前)になる状態まで挿入される。この時点で、継手ニップル10が受けるシール材13による大きな圧縮抵抗が生じることになり、完全に結合させるためには所要の押し込み力が必要となる。
B 雌ブロック
1 マルチコネクタ
2 雄継手
3 雌継手
5 環状溝
6 結合ニップル
6a 先端外周面
8 結合ボディ
8a 結合フランジ
10 継手ニップル
13 シール材
17 リリーススリーブ
17a 肉厚部
17b テーパ内面
17c リリースフランジ
20 係止ボール
21 スライドスリーブ
21c 端部外周面
24 ピン
25 円板
Claims (3)
- 機器フレームに固定される第1の台板に、雌ブロックとの結合側に突出させた棒状部からなりその外周に環状溝を有する少なくとも1つの結合ニップルと所要数並設した筒状の雄継手またはシール材を内蔵する筒状の雌継手とを取り付けた雄ブロックと、
第2の台板に、シール材を内蔵し、前記雄継手が挿入される同数の筒状の雌継手または前記雌継手に挿入される同数の筒状の雄継手と、第1の台板から雌ブロックとの結合側へ棒状に突出させてその突出方向中央部の外周に環状溝を備えた結合ニップルの、当該棒状部が挿入される筒穴を有した雌部材とを取り付けた雌ブロックとからなり、
前記雄ブロックに前記雌ブロックが結合可能なマルチコネクタであって、
前記雌部材は、
雄ブロックと雌ブロックの結合状態において、前記筒穴の中心軸が結合ニップルの突出軸線に一致し結合ニップルの棒状部を挿入しうる内径の筒穴を備えた筒状の結合ボディと、
前記結合ボディの外周部に装着され、テーパ内面を備えたリリーススリーブと、
前記リリーススリーブよりも前記第2の台板から離れた位置に設けられ、結合時に結合方向に押圧される結合フランジと、
前記結合ボディの内側に設けられ、結合時に前記結合ニップルと当接し、ばねによって前記結合ニップル側へ押し付けられる摺動可能なスライドスリーブと、
前記リリーススリーブと前記スライドスリーブの間に挟まれ、前記リリーススリーブと前記スライドスリーブの動きによって前記結合ボディの筒壁に出没自在に埋設された係止ボールと、
前記スライドスリーブの内側にあって前記結合ボディ内を貫通状態に嵌挿され、結合時に前記結合ニップルの先端と当接するピンとを
有することを特徴とするマルチコネクタ。 - 前記リリーススリーブの後端部には、外方へ円形に張り出したスリーブフランジが取り付けられており、
また、前記リリーススリーブのスリーブフランジよりも台板から離れた位置にある結合ボディの後端部には、スリーブフランジと同じ外形を有して外方へ張り出した円板状の結合フランジが、スリーブフランジの上方を覆う形で設けられており、
結合操作時においては前記結合フランジが邪魔をして前記スリーブフランジを直接手で台板側へ押し圧できないようになっている請求項1に記載のマルチコネクタ。 - 雄部材、雌部材はそれぞれ第一の台板、第二の台板の両側部に一対ずつ取り付けられ、
各雄部材における結合ニップルの先端から環状溝の形成位置の溝下端部までの筒軸方向最大距離が、各雌継手の筒穴端からシール材の形成位置の下端部までの筒穴方向最大距離よりも短く形成されることで、
前記雄継手の継手ニップルの先端が前記雌継手の前記シール材に嵌合する手前まで挿入された時、前記係止ボールが前記スライドスリーブの端部外周面上から前記結合ニップルの先端外周面上に乗り移るようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチコネクタ。
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- 2005-09-29 JP JP2005283541A patent/JP4775631B2/ja active Active
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