JPWO2008041310A1 - 文書の誤り推論処理プログラム,処理装置および処理方法 - Google Patents

文書の誤り推論処理プログラム,処理装置および処理方法 Download PDF

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Abstract

タクソノミスキーマ21,表示リンクベース22,計算リンクベース23,インスタンス28を記憶するXBRL文書記憶部2と,計算リンクベース23をもとにインスタンス28の項目要素の入力値を計算した計算値と,表示リンクベース22をもとに計算値の項目要素に対応するインスタンス28の入力値とを比較し,計算値と入力値との不整合を検出し,不整合が検出された計算値の項目要素を含む計算リンクベース23の計算ツリー構造と,不整合が検出された入力値の項目要素を含む表示リンクベース22の表示ツリー構造とを特定し,一方のツリー構造にのみに設定され,かつ入力値と計算値との差の絶対値に一致する入力値を持つ項目要素が存在する場合に,当該項目要素の過不足の状態を不整合の誤りとして推論する誤り推論部13と,誤り推論結果を出力する推論結果表示処理部15とを備える。

Description

本発明は,項目要素をタグ付き構造化言語によって記述する文書の処理技術に関する。より詳しくは,例えばXBRL(eXtensible Business Reporting Language)で記述された文書間の項目要素の不整合の原因となる誤りを推論する処理に関する。
XBRLは,財務・経営・投資などの様々な用途に使用する財務・会計上の情報(以下,財務情報という)を記述するXML(eXtensible Markup Language)ベースの言語である。XBRLは,財務諸表,内部会計報告書などの財務情報の記述に適している。
XBRLでは,財務・会計上の個々の概念(例えば「売上高」,「売上原価」など)を構成要素として定義したタクソノミスキーマ(タクソノミ本体)と,表示処理や演算処理などの処理ごとに定義された構成要素間をリンク付けたリンクベース(リンク情報)とを用いることによって,概念の全体像を定義できるようにしている。タクソノミスキーマとリンクベースとをまとめてタクソノミ文書と呼ばれる。
タクソノミ文書にもとづいてインスタンス文書が作成される。インスタンス文書は,各項目要素に実際の入力値が設定されたコンテキストを少なくとも1つ以上含む。インスタンス文書によって,所定の財務情報が取り扱われる。
XBRLは,国際組織であるXBRL Internationalによって標準化規定が定められている(非特許文献1参照)。
図24を用いて,財務情報を扱うXBRL文書処理システムを説明する。XBRL文書処理システムは,XBRL文書をもとに財務報告書を作成,編集,表示,印刷するXBRL文書処理装置1,XBRL文書が格納されたXBRL文書記憶部2,および財務報告書を表示または印刷によって出力する出力装置3を備える。
XBRL文書記憶部2には,財務情報を記述するためXBRL文書として,タクソノミスキーマ21,表示リンクベース22,計算リンクベース23,定義リンクベース24,ラベルリンクベース25,参照リンクベース26,インスタンス28が格納されている。
タクソノミスキーマ21は,タクソノミ本体であって,財務情報を記述するためにインスタンス28で使用される語彙(項目の要素名や属性など)の定義情報である。具体的には,財務情報で使用される勘定科目など,インスタンス28で使用される項目要素の名前や属性などが定義される。
表示リンクベース22は,インスタンス28の項目要素間の表示処理における階層関係や表示順序などの設定情報である。
計算リンクベース23は,インスタンス28の項目要素間の集計処理における階層関係,参照関係,データチェックなどの設定情報である。
定義リンクベース24は,インスタンス28の項目要素間の階層関係(親子関係)などの論理的関係を示す情報である。
ラベルリンクベース25は,インスタンス28の項目要素名を表示する場合のラベル情報である。なお,ラベル情報は,日本語,英語など多言語に対応するものである。また,データ入力・インスタンス作成時のインストラクション情報などが含まれていてもよい。
参照リンクベース26は,インスタンス28の項目要素の根拠条文,関連法規,取り扱い情報などの参照情報である。
インスタンス28は,タクソノミスキーマ21にもとづいて,例えば,財務報告書に必要な項目要素とその入力値が記述されたコンテキストを含むXML文書である。
XBRL文書処理装置1は,所定の財務情報について,タクソノミスキーマ21をもとにインスタンス28を作成・保存する。また,XBRL文書記憶部2からインスタンス28をロードし,表示リンクベース22の設定情報にもとづいてインスタンス28の内容を出力装置3へ出力(表示または印刷)する。
http://www.xbrl-jp.org/download/XBRLFACTBOOK_ver.7.1.pdf
XBRL文書では,財務情報の概念である項目をタクソノミスキーマ21によって定義するとともに,財務諸表を扱うために,財務情報の表示や計算における項目間の階層関係や参照関係をリンクベース22〜26として定義している。
XBRL文書処理装置1は,タクソノミスキーマ21,リンクベース22〜26を,それぞれ別々に作成・編集することができる。また,財務情報の実際のデータは,インスタンス28へ入力値として与えられる。これによって,財務情報をさまざまな形式の報告書として出力したり,データを再利用したりすることができる。
しかし,リンクベース22〜26,インスタンス28は,それぞれ別々に扱われることから,相互の項目要素の関係が不整合となる場合がある。例えば,計算リンクベース23の設定にもとづいて計算処理した計算結果と,インスタンス28の対応する項目に設定された入力値とが一致しない場合がある。
従来では,このような不整合が生じた場合に,人間が,インスタンス28の出力結果と計算リンクベース23との突き合わせ作業を行って不整合の原因を検出していた。
しかし,XBRL文書のインスタンス28には,必要な項目要素とその入力値が設定されているだけであって,項目要素間の階層関係を示す情報は設定されていない。
さらに,インスタンス文書が出力(表示または印刷)される場合の項目要素の項目名や項目要素間の階層関係と,インスタンス文書の項目要素の各入力値が演算処理される場合の項目要素の階層関係とは,必ずしも対応しない。すなわち,表示処理における項目要素の構成を示す表示ルールベースと,演算処理における項目要素の構成を示す計算ルールベースとは,その処理における項目要素の階層構造が設定されるため,2つのルールベース間で項目要素が直接関連付けられることがない。そのため,インスタンス文書と計算ルールベースとの間で,項目要素の設定情報の整合性を検出する作業に多大な労力が費やされていた。
本発明は,例えばXBRL(eXtensible Business Reporting Language)のように,項目要素をタグ付き構造化言語によって記述された文書について,項目要素の定義情報にもとづいて作成された実体データに設定されている入力値と,別個に設定された各項目要素間のリンク情報にもとづく処理結果との不整合を検出し,不整合の原因となった誤り推論結果を表示する処理装置および処理方法およびそのプログラムを提供することである。
本発明は,項目要素をタグ付き構造化言語として定義したタクソノミスキーマと,前記タクソノミスキーマに定義された項目要素に入力値が格納されたコンテキストを含むインスタンス文書と,前記インスタンス文書の項目要素同士の表示処理上の階層構造を含む表示リンクベースと,前記インスタンス文書の項目要素同士の演算処理上の参照関係および階層構造を含む計算リンクベースとを記憶する文書データ記憶部を備えるコンピュータに,1)前記計算リンクベースの階層構造にもとづいて前記インスタンス文書の項目要素の入力値を計算し,前記計算値と,前記表示リンクベースの階層構造にもとづいて前記計算値の項目要素に対応する前記インスタンス文書の入力値とを比較し,前記計算値および前記入力値との不整合を検出する不整合検出処理と,2)前記不整合が検出された計算値の項目要素が設定されている前記計算リンクベースの計算ツリー構造を特定し,前記不整合が検出された入力値の項目要素が設定されている前記表示リンクベースの表示ツリー構造を特定し,前記計算ツリー構造と前記表示ツリー構造のそれぞれに設定されている項目要素同士を比較し,前記計算ツリー構造と前記表示ツリー構造の一方のみに設定され,かつ前記入力値と前記計算値との差の絶対値に一致する入力値を持つ項目要素が存在する場合に,当該項目要素の過不足を前記不整合の誤りとして推論する誤り推論処理とを,実行させる文書の誤り推論処理プログラムである。
本発明のプログラムによって,前記コンピュータは,以下のように作用する。
まず,文書データ記憶部に記憶された計算リンクベースの階層構造にもとづいてインスタンス文書の項目要素の入力値を計算する。そして,表示リンクベースの階層構造にもとづいてこの計算値の項目要素に対応するインスタンス文書の入力値を取り出し,計算値と入力値とを比較する。計算値および入力値が一致しなければ不整合を検出する。
そして,計算リンクベースをもとに,不整合が検出された計算値の項目要素が設定されている計算ツリー構造を特定する。さらに,表示リンクベースをもとに,不整合が検出された入力値の項目要素が設定されている表示ツリー構造を特定する。そして,計算ツリー構造と表示ツリー構造のそれぞれに設定されている項目要素同士を比較する。計算ツリー構造と表示ツリー構造の一方のみに設定され,かつ入力値と計算値との差の絶対値に一致する入力値を持つインスタンス文書の項目要素が存在する場合に,当該項目要素の過不足を不整合の誤りとして推論する。
さらに,誤り推論処理の誤り推論結果として,誤りと推論された項目要素に関する情報を出力する。
さらに,本発明は,各処理手段によって上記の処理を実行する処理装置である。また,本発明は,コンピュータが,各処理過程において上記の処理を実行する処理方法である。
本発明のプログラムは,コンピュータが読み取り可能な,可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクなどの適当な記録媒体に格納することができる。また,これらの記録媒体に記録して提供され,または,通信インタフェースを介して種々の通信網を利用した送受信により提供される。
XBRL文書のインスタンス文書の項目要素の入力値と,計算リンクベースの設定にもとづく演算処理結果とは一致しなければならず,整合性を検証する必要がある。
本発明によれば,XBRL文書を構成する計算リンクベースの計算結果と,インスタンス文書の入力値とが異なる原因を自動的に推論し,ユーザに表示することができる。
これにより,従来では人手によって行われていた計算リンクベースの検証処理と不整合の原因となる誤り推論処理という作業の労力負担を大幅に軽減することができる。
よって,XBRLの専門家以外の者でも,XBRL文書の不具合を容易に検出することができるようになるため,各企業などの財務情報をXBRLで作成する場合の負荷を軽減することができる。
本発明の実施例における構成例を示す図である。 タクソノミスキーマの例を示す図である。 表示リンクベースの例を示す図である。 表示リンクベースに定義された項目要素間の関係および表示の例を示す図である。 計算リンクベースの例を示す図である。 計算リンクベースに定義された項目要素間の関係および表示の例を示す図である。 ラベルリンクベースの例を示す図である。 インスタンスの例を示す図である。 インスタンスの要素の入力値の例を示す図である。 インスタンスの出力例を示す図である。 タクソノミスキーマ,表示リンクベース,計算リンクベース,およびラベルリンクベースのデータ構造例を示す図である。 第1推論ロジックを説明するための図である。 第2推論ロジックを説明するための図である。 第3推論ロジックを説明するための図(その1)である。 第3推論ロジックを説明するための図(その2)である。 第4推論ロジックを説明するための図である。 誤り推論リストの表示例を示す図である。 本発明の全体処理のフローチャートである。 第1推論ロジックによる処理のフローチャートである。 第2推論ロジックによる処理のフローチャートである。 第3推論ロジックによる処理のフローチャートである。 第3推論ロジックによる処理のフローチャートである。 第4推論ロジックによる処理のフローチャートである。 XBRL文書処理システムの例を示す図である。
符号の説明
1 XBRL文書処理装置
10 文書の誤り推論処理装置
11 XBRL文書取得部
13 誤り推論部
15 推論結果表示処理部
17 XBRL文書保存部
2 XBRL文書記憶部
21 タクソノミスキーマ
22 表示リンクベース
23 計算リンクベース
24 定義リンクベース
25 ラベルリンクベース
26 参照リンクベース
28 インスタンス
3 出力装置
本発明を実施するための最良の形態を,以下の実施例を用いて説明する。
本実施例において,本発明の文書の誤り推論処理装置は,財務報告書のXBRL文書が作成・保存されている場合に,インスタンス文書に記述された会計上の項目(項目要素)と,会計項目の集計処理の内容を示す計算リンクベースと間の不整合を検証し,不整合の原因となった誤りと推論して,ユーザにその誤りの箇所および内容を出力する。
図1に,本発明の実施例における構成例を示す。
文書の誤り推論処理装置10は,XBRL文書取得部11,誤り推論部13,推論結果表示処理部15,XBRL文書保存部17,XBRL文書記憶部2,および出力装置3を備える。
本実施例では,文書の誤り推論処理装置10は,図24に示すXBRL文書処理装置1の内部に構成されるものとする。なお,文書の誤り推論処理装置10は,図24に示すXBRL文書処理装置1とは独立して構成され,XBRL文書処理システムと連携するようにしてもよい。
XBRL文書記憶部2は,タクソノミスキーマ21,表示リンクベース22,計算リンクベース23,ラベルリンクベース25,インスタンス28を記憶する記憶手段である。
タクソノミスキーマ21は,財務報告書などの財務情報を記述するためにインスタンス28で使用される会計項目を示す要素と,要素名,識別値,賃借勘定,期間,抽象などの属性とを定義した情報である。
図2に,タクソノミスキーマ21の例を示す。タクソノミスキーマ21のsample.xsdにおいて,会計項目を示すelement要素には,name,type,id,balance,periodType,abstractなどの属性が記述される。また,他のリンクベースへの参照情報が記述される。また,別のタクソノミスキーマ,XBRL準拠のスキーマの定義情報などが,import文によって記述される。
表示リンクベース22は,インスタンス28の会計項目を表示または印刷(以下,単に表示とする)する際の項目要素間の階層関係や表示順序などを設定した情報である。
図3に,表示リンクベース22の例を示す。表示リンクベース22のsample−presentation.xmlにおいて,link要素には,表示内容を示す属性として,type,href,label,titleなどの属性が,表示時の項目の構成を示すpresentationArc属性として,arc,from,to,orderなどの属性が記述される。
なお,各財務諸表の表示形式は,presentationLink要素のrole属性によって区分され,それぞれが異なるツリー構造として記述される。また,貸借対照表,損益計算書,キャッシュフロー計算書などの設定情報が,当年度分・前年度分などの年度ごと,また,連結・個別などごとに必要に応じて記述される。
図4(A)は,表示リンクベース22に定義された一部の要素間の関係を示す図である。図4(A)中,楕円は要素を,楕円同士を連結する直線はarcを,楕円内の文字列はラベルを示す。図4(A)に示す関係では,要素“ABC_Title”が,要素“A”,“B”,“C”,“ABC”の順で参照することを意味する。要素“ABC_Title”は“エー・ビー・シー見出し”と,要素“A”は“エー”と,要素“B”は“ビー”と,要素“C”は“シー”と,要素“ABC”は“エー・ビー・シー”とラベル表示される。なお,要素“ABC_Title”は,abstract属性が“true”,他の要素はabstract属性が“false”である。
図4(B)は,図4(A)に示す表示リンクベース22が出力装置3に表示された場合の例を示す図である。
計算リンクベース23は,インスタンス28の会計項目の集計に用いる要素間の参照関係,階層構造,集計内容(加減演算),データチェックなどを設定した情報である。
図5に,計算リンクベース23の例を示す。計算リンクベース23の“sample−calculation.xml”には,link要素には,loc属性として,type,href,label,titleなどの属性が,演算時の参照関係や内容を示すcalculationArc属性として,arc,from,to,order,weightなどの属性が記述される。
なお,各財務諸表の集計内容は,“calculationLink”要素の“role”属性によって区分され,それぞれが異なるツリー構造として記述される。
図6(A)は,計算リンクベース23に定義された一部の要素間の関係を示す図である。図6(A)中,楕円は要素を,楕円同士を連結する直線はarcを,楕円内の文字列はラベルを示す。図6(A)に示す関係では,要素“ABC”が,要素“A”,“B”,“C”の順で,weight属性=“1”で参照し,各要素の値を積算することを意味する。weight属性=“1”は,参照した要素の値を1.0倍で加算することを示す。したがって,以下のような演算が行われる。
ABC=A*1.0+A*1.0+C*1.0
要素“ABC”は“エー・ビー・シー合計”と,要素“A”は“エー”と,要素“B”は“ビー”と,要素“C”は“シー”とラベル表示される。 図6(B)は,図6(A)に示す計算リンクベース23が出力装置3に表示された場合の例を示す図である。
ラベルリンクベース25は,インスタンス28の会計項目の表示用ラベル情報である。
図7に,ラベルリンクベース25の例を示す。ラベルリンクベース25は,表示リンクベース22の要素が表示される際に使用される表示ラベル名(会計科目名)が記述される。図4(B)および図6(B)に示すように,要素“ABC_Title”,“A”,“B”,“C”,“ABC”は設定された表示ラベルを用いて表示または印刷される。
インスタンス28は,タクソノミスキーマ21の定義情報を参照して作成された,財務報告書に必要な会計項目とその入力値が記述されたXML文書である。
図8に,インスタンス28の例を示す。インスタンス28には,要素ごとに,値の単位,値などがコンテキスト単位で記述される。コンテキストは,一般的に会計年度を区別するために利用され,インスタンス28は,複数のコンテキストを含むことができる。
図9に,インスタンス28に,2005年度,2006年度の会計年度の当月および累積のコンテキストにおいて,要素に設定されている入力値の例を示す。
図10に,インスタンス28の出力例を示す。図10は,インスタンス28が図9に示すコンテキストおよび入力値を持つ場合に,表示リンクベース22の設定に従って帳票形式で表示された表示例である。
図11に,タクソノミスキーマ21,表示リンクベース22,計算リンクベース23,およびラベルリンクベース25のデータ構造例を示す。図11に示すように,表示リンクベース22およびラベルリンクベース25の要素はタクソノミスキーマ21を参照する。
XBRL文書取得部11は,XBRL文書記憶部2から必要なデータを取得する処理手段である。
誤り推論部13は,計算リンクベース23の階層構造にもとづいてインスタンス28の要素の入力値を計算し,計算値と,表示リンクベース22の階層構造にもとづいて計算値の項目要素に対応するインスタンス28の入力値とを比較し,計算値および入力値との不整合を検出する不整合検出処理と,不整合が検出された計算値の要素が設定されている計算リンクベース23の計算ツリー構造を特定し,不整合が検出された入力値の項目要素が設定されている表示リンクベース22の表示ツリー構造を特定し,計算ツリー構造と表示ツリー構造のそれぞれに設定されている要素同士を比較し,計算ツリー構造と表示ツリー構造の一方のみに設定され,かつ入力値と計算値との差の絶対値に一致する入力値を持つ要素が存在する場合に,当該要素の過不足を不整合の誤りとして推論する誤り推論処理とを実行する処理手段である。
誤り推論部13は,表示ツリー構造に設定された要素が,計算ツリー構造に存在せず,かつ,入力値から計算値を減算した差が,インスタンス28の要素のうちの前記計算ツリー構造に存在されていないものの入力値と一致する場合に,計算リンクベース23の要素不足の誤りと推論する。
また,誤り推論部13は,計算ツリー構造に設定された項目要素が,表示ツリー構造に存在せず,かつ,入力値から計算値を減算した差が,インスタンス28の要素のうち前記表示ツリー構造に存在されていないものの入力値の符号を反対にした値と一致する場合に,計算リンクベース23の要素過剰の誤りと推論する。
また,誤り推論部13は,インスタンス28に,同一の項目要素の組で構成されるべき2以上のコンテキストが含まれている場合に,計算ツリー構造に設定された要素であって,かつ,第1のコンテキストに当該要素であって入力値から計算値を減算した差と一致する入力値を持つものが設定され,かつ,第2のコンテキストに当該要素であって入力値から計算値を減算した差と同じ値であって符号が反対の入力値を持つものが設定されていない場合に,当該要素のインスタンスの誤りと推論する。
推論結果表示処理部15は,誤り推論部13の推論結果を,出力装置3に出力する処理手段である。出力装置3は,表示装置や印刷装置などである。
XBRL文書保存部17は,出力装置3に表示された推論結果を確認したユーザが入力したデータによって更新された計算リンクベース23,インスタンス28を,XBRL文書記憶部2に保存する処理手段である。
以下に,誤り推論部13で実行される推論ロジックを,より詳細に説明する。
〔第1推論ロジック〕
第1推論ロジックでは,表示リンクベース22に設定されている要素が,対応する計算リンクベース23に設定されていない場合に,その要素は,計算リンクベース23の設定漏れの可能性が高いと考え,計算リンクベース23の要素不足の誤りと推論する。これにより,計算リンクベース23に不足する要素が存在することが推論できる。
誤り推論部13は,タクソノミスキーマ21を参照して,表示リンクベース22に設定されている要素を抽出する。
そして,表示リンクベース22から抽出された各要素が,計算リンクベース23に設定されているかを調べる。表示リンクベース22の抽出された要素が計算リンクベース23の要素中にない場合に,その要素を設定漏れの要素として第1推論結果リストに追加する。なお,第1推論結果リストは,後述する第3推論ロジックで使用される。
図12に示す内容の表示リンクベース22および計算リンクベース23が記憶されている場合を仮定する。表示リンクベース22の要素「営業外収益」(abstract=“true”)の下位の要素として設定されている要素「賃貸料収入」(abstract=“false”)を抽出する。なお,図2のタクソノミスキーマ21の例では,abstract=“false”は省略されている。要素「賃貸料収入」(abstract=“false”)が計算リンクベース23の要素中にない場合に,この要素「賃貸料収入」が,“計算リンクに要素不足”として第1推論結果リストに追加される。
〔第2推論ロジック〕
第2推論ロジックは,計算リンクベース23に設定されている要素が,対応する表示リンクベース22に設定されていない場合に,その要素は,計算リンクベース23に誤って設定された可能性が高いと考え,計算リンクベース23の要素過剰の誤りと推論する。これにより,計算リンクベース23に過剰な要素が存在することが推論できる。
誤り推論部13は,タクソノミスキーマ21を参照して,計算リンクベース23に設定されている要素を抽出する。
そして,計算リンクベース23から抽出された各要素を表示リンクベース22に設定されているかを調べる。計算リンクベース23の抽出された要素が表示リンクベース22の要素中にない場合に,その要素を過剰設定の要素として第2推論結果リストに追加する。なお,第2推論結果リストは,後述する第3推論ロジックで使用される。
図13に示す内容の表示リンクベース22および計算リンクベース23が記憶されている場合を仮定する。計算リンクベース23の要素「営業外収益」(abstract=“true”)の下位の要素として設定されている要素「賃貸料収入」(abstract=“false”)が表示リンクベース22の要素中にない場合に,この要素「賃貸料収入」が“計算リンクに過剰要素”として第2推論結果リストに追加される。
〔第3推論ロジック〕
同じインスタンス28に対する表示リンクベース22と計算リンクベース23は,要素の階層構造が異なるために,要素同士を直接比較することが困難である。第3推論ロジックでは,第1推論ロジックおよび第2推論ロジックの処理結果を用いて,不足または過剰な要素の位置を推論する。
誤り推論部13は,計算リンクベース23の設定情報にしたがって,インスタンス28の各要素の入力値を用いて計算を行う。この計算値とインスタンス28の該当する要素(集計項目)に設定された入力値とを比較する。
計算値と入力値とが一致しない値があれば,入力値から計算値を減算した値(差)と同じ値を持つ入力値が設定され,かつ親の要素名が一致するインスタンス28の入力値の要素,すなわち対応するツリー構造に設定されている要素,を特定する。
特定した要素が,計算リンクベース23の対応するツリー構造に設定されていれば,第1推論結果リストまたは第2推論結果リストを参照する。第1推論結果リストまたは第2推論結果リストに特定した要素が存在すれば,この要素について,要素名,親の要素名,入力値,事象(計算リンクベースに要素不足または要素過剰)などの情報を,誤り推論リストに追加する。
図14に,第3推論ロジックの処理の例を示す。
インスタンス28で,「有価証券利息」(入力値=100),「有価証券売却益」(入力値=300),「賃貸料収入」(入力値=200),「営業外収益計」(入力値=600)の4つの要素が設定されているとする。一方,計算リンクベース23では,要素「営業外収益計」には,子要素「有価証券利息」(weight=1),要素「有価証券売却益」(weight=1)を参照するように設定されているとする。
計算リンクベース23の設定情報にしたがって,インスタンス28の入力値が計算される。
「営業外収益計」の計算値=「有価証券利息」入力値100*1.0+「有価証券売却益」入力値300*1.0=400
一方,「営業外収益計」の入力値=600である。入力値(600)≠計算値(400)であって,その差=200となる。
インスタンス28の入力値と計算値とが一致しなかったので,表示リンクベース22をもとに,インスタンス28に設定された要素から,親の要素=「営業外収益計」である要素として,「有価証券利息」,「有価証券売却益」,および「賃貸料収入」が抽出され,さらに,各要素に設定された入力値が,計算値と入力値との差と等しい要素「賃貸料収入」が特定される。
さらに,要素「賃貸料収入」が,計算リンクベース23の入力値を計算したツリー構造に設定されているかをチェックする。
特定された要素が該当するツリー構造に設定されていなければ,第1推論結果リストを参照する。既に表示リンクベース22と計算リンクベース23との設定情報が比較されて,第1推論結果リストには,計算リンクベース23の要素「賃貸料収入」が追加されている。したがって,抽出された要素「賃貸料収入」は,第1推論結果リストに存在するので,この要素の不足が誤りであると推論される。そして,要素「賃貸料収入」,親の要素(「営業外収益計」),コンテキスト(「Context2006」),入力値(200),事象(計算リンクベースに要素不足)などの情報が,誤り推論リストに追加される。
図15に,第3推論ロジックの処理の例を示す。
インスタンス28で,コンテキスト「Context2006」には,「有価証券利息」(入力値=100),「有価証券売却益」(入力値=300),「賃貸料収入」(入力値=200),「営業外収益計」(入力値=400)の4つの要素が設定されているとする。
一方,計算リンクベース23では,要素「営業外収益計」には,要素「有価証券利息」(weight=1),要素「有価証券売却益」(weight=1),要素「賃貸料収入」(weight=1)を参照するように設定されているとする。
計算リンクベース23の設定情報にしたがって,インスタンス28の入力値が計算される。
「営業外収益計」の計算値
=「有価証券利息」入力値100*1.0+「有価証券売却益」入力値300*1.0+「賃貸料収入」入力値200*1.0
=600
一方,「営業外収益計」の入力値=400である。入力値(400)≠計算値(600)であって,その差=−200となる。
インスタンス28の入力値と計算値とが一致しなかったので,表示リンクベース22をもとに,インスタンス28に設定された要素から,親の要素=「営業外収益計」である要素として,「有価証券利息」,「有価証券売却益」が抽出され,さらに,各要素に設定された入力値が,計算値と入力値との差と等しい要素「賃貸料収入」が特定される。
さらに,要素「賃貸料収入」が,表示リンクベース22の入力値を計算したツリー構造に設定されているかをチェックする。
要素「賃貸料収入」が,該当するツリー構造に設定されていれば,第2推論結果リストを参照する。既に表示リンクベース22と計算リンクベース23との設定情報が比較されて,第2推論結果リストには,計算リンクベース23の要素「賃貸料収入」が追加されている。したがって,要素「賃貸料収入」は,第2推論結果リストに存在するので,この要素の過剰が誤りであると推論される。そして,要素「賃貸料収入」,親の要素(「営業外収益計」),コンテキスト(「Context2006」),入力値(200),事象(計算リンクベースに要素過剰)などの情報が誤り推論リストに追加される。
〔第4推論ロジック〕
第4推論ロジックでは,インスタンス28に,同じ項目要素が設定された複数のコンテキストCx,Cyが含まれている場合に実行される。コンテキストCxに,計算リンクベース23に設定されている要素であって同一のコンテキストCyに設定されていない要素が存在し,かつ,コンテキストCxに存在する要素の入力値が,計算値と入力値との差と一致するときは,この要素を,誤ったコンテキストに設定された要素であると推論する。
誤り推論部13は,あるコンテキストCxについて計算値と入力値とが一致しない場合に,その差と同じ値を持つ入力値が設定され,かつ設定されたコンテキストCx以外のコンテキストCyの要素であるものを特定する。さらに,特定した要素が計算リンクベース23の該当するツリー構造に設定され,コンテキストCxに存在していなければ,インスタンスの要素のコンテキストの誤りと推論する。
図16に,第4推論ロジックの処理の例を示す。
インスタンス28で,コンテキスト「Context2006」には,「有価証券利息」(入力値=100),「有価証券売却益」(入力値=300),「営業外収益計」(入力値=600)の3つの要素が設定されているとする。また,コンテキスト「Context2005」には,「有価証券利息」(入力値=200),「有価証券売却益」(入力値=300),「賃貸料収入」(入力値=200),「営業外収益計」(入力値=500)の4つの要素が設定されているとする。
一方,計算リンクベース23では,要素「営業外収益計」には,要素「有価証券利息」(weight=1),要素「有価証券売却益」(weight=1),要素「賃貸料収入」(weight=1)を参照するように設定されているとする。
計算リンクベース23の設定情報にしたがって,インスタンス28の入力値が計算される。
コンテキスト「Context2006」の「営業外収益計」の計算値
=「有価証券利息」入力値100*1.0+「有価証券売却益」入力値300*1.0
=400
一方,「営業外収益計」の入力値=600である。入力値(600)≠計算値(
400)であって,その差=200となる。
インスタンス28の入力値と計算値とが一致しなかったので,入力値と計算値の差(200)と一致する入力値を持つ他の要素であって,かつ自コンテキストに存在せず,他のコンテキストに存在する要素を特定する。
インスタンス28に設定された要素から,親の要素=「営業外収益計」である要素として,「有価証券利息」,「有価証券売却益」,および「賃貸料収入」が抽出され,さらに,前記の条件に合致する要素として,コンテキスト「Context2005」の「賃貸料収入」が特定される。
さらに,特定された要素「賃貸料収入」が,計算リンクベース23の入力値を計算したツリー構造に設定されているかをチェックする。
特定された要素が該当するツリー構造に設定されているので,この要素がコンテキスト違いの誤りであると推論される。そして,要素「賃貸料収入」,親の要素(「営業外収益計」),コンテキスト(「Context2005」),入力値(200),事象(コンテキストの誤り)などの情報が誤り推論リストに追加される。
前記の推論処理が終了すると,推論結果表示処理部15は,誤り推論リストを出力装置3へ出力する。
図17に,誤り推論リストの出力例を示す。誤り推論リストは,推論された誤りの事象を示すエラー事象,誤りが存在するファイル名を示す拡張リンクロール名,誤りの原因となった要素の親要素名,要素名,コンテキスト,および入力値,推論された誤りの説明などの項目で構成される。
図18〜図23に,本発明の処理フローチャートを示す。
図18は,本発明の全体処理のフローチャートである。
XBRL文書取得部11は,XBRL文書記憶部2から,タクソノミスキーマ21,表示リンクベース22,計算リンクベース23,インスタンス28をロードする(ステップS1)。
誤り推論部13は,計算リンクベース23の設定情報をもとに,インスタンス28の入力値を用いて計算し(ステップS2),その計算値(Xc)と該当する入力値(Xi)とを比較する(ステップS3)。計算値(Xc)と入力値(Xi)に差異があれば(ステップS4のYES),誤り推論処理を行う(ステップS5)。
誤り推論部13は,前述の第1推論ロジック〜第4推論ロジックを実行する。これらの推論ロジックは,組み合わせて実行される。
そして,推論結果表示処理部15は,推論結果として誤り推論リストを出力装置3に表示する(ステップS6)。表示された誤り推論リストにもとづいて計算リンクベース23またはインスタンス28が修正される(ステップS7)。
その後,計算値(Xc)と入力値(Xi)に差異がなければ(ステップS4のNO),XBRL文書保存部17は,計算リンクベース23またはインスタンス28をXBRL文書記憶部2に保存する(ステップS8)。
図19は,第1推論ロジックによる処理のフローチャートである。
誤り推論部13は,処理していない表示リンクベース22に拡張リンクロール(ファイル)が存在するかを調べ(ステップS511),拡張リンクロールが存在すれば(ステップS511のYES),拡張リンクロールの値(R)を取得する(ステップS512)。
さらに,処理中の拡張リンクロールに,処理していない要素が存在するかを調べ(ステップS513),処理していない要素が存在すれば(ステップS513のYES),要素(E)を選択する(ステップS514)。処理していない要素が存在しなければ(ステップS513のNO),ステップS511の処理へ戻る。
要素(E)のabstract属性が“true”であるかを調べ(ステップS515),“true”でなければ(ステップS515のNO),計算リンクベース23において,Rの拡張リンクロールのツリー構造中に要素(E)が含まれるかを調べる(ステップS516)。要素(E)が含まれていなければ(ステップS516のNO),第1推論結果リストに,要素(E),拡張リンクロール(R),エラー事象(計算リンクに要素不足)を格納し(ステップS517),ステップS513の処理へ戻る。
一方,要素(E)のabstract属性が“true”であるか(ステップS515のYES),または,Rの拡張リンクロールのツリー構造中に要素(E)が含まれていれば(ステップS516のYES),ステップS513の処理へ戻る。
そして,処理していない表示リンクベース22に拡張リンクロールが存在しなければ(ステップS511のNO),第1推論ロジックを終了する。
図20は,第2推論ロジックによる処理のフローチャートである。
誤り推論部13は,処理していない計算リンクベース23に拡張リンクロールが存在するかを調べ(ステップS521),拡張リンクロールが存在すれば(ステップS521のYES),拡張リンクロールの値(R)を取得する(ステップS522)。
さらに,処理中の拡張リンクロールに,処理していない要素が存在するかを調べ(ステップS523),処理していない要素が存在すれば(ステップS523のYES),要素(E)を選択する(ステップS524)。処理していない要素が存在しなければ(ステップS523のNO),ステップS521の処理へ戻る。
表示リンクベース22において,Rの拡張リンクロールのツリー構造中に要素(E)が含まれるかを調べる(ステップS525)。要素(E)が含まれていなければ(ステップS525のNO),第2推論結果リストに,要素(E),拡張リンクロール(R),エラー事象(計算リンクに要素過剰)を格納し(ステップS526),ステップS523の処理へ戻る。一方,Rの拡張リンクロールのツリー構造中に要素(E)が含まれていれば(ステップS525のYES),ステップS523の処理へ戻る。
そして,処理していない計算リンクベース23に拡張リンクロールが存在しなければ(ステップS521のNO),第2推論ロジックを終了する。
図21および図22は,第3推論ロジックによる処理のフローチャートである。
誤り推論部13は,処理していないインスタンス28の入力値(Xi)(要素の親要素(Ei)とする)が存在するかを調べる。この処理を,全てのインスタンス28の値について繰り返す(ステップS531)。
インスタンス28の入力値(Xi)が存在すれば(ステップS531のYES),さらに,入力値(Xi)と計算値(Xc)とが等しくないかを調べる(ステップS532)。入力値(Xi)と計算値(Xc)とが等しければ(ステップS532のNO),ステップS531の処理へ戻る。入力値(Xi)と計算値(Xc)とが等しくなければ(ステップS532のYES),入力値(Xi)のコンテキスト(Ci)を取得し(ステップS533),入力値と計算値との差(Xd=Xi−Xc)を計算する(ステップS534)。
さらに,処理していないインスタンス28の入力値(Xx)が存在するかを調べる。この処理を,全てのインスタンス28の値について繰り返す(ステップS535)。インスタンス28の入力値(Xx)が存在すれば(ステップS535のYES),以下のいずれかの条件
<XdとXxのbalance属性が同じ,かつ,Xd=Xx,かつ,コンテキスト=Ciの要素(Ed)が存在する>,または,
<XdとXxのbalance属性が異なる,かつ,−Xd=Xx,かつ,コンテキスト=Ciの要素(Ed)が存在する>
を満たすかを判定する(ステップS536)。
前記条件を満たす場合に(ステップSステップS536のYES),さらに,要素(Ed)が,計算値を算出した計算リンクベース23の拡張リンクロールのツリー構造に設定されていないかを調べる(ステップS537)。要素(Ed)が,該当する拡張リンクロールのツリー構造に設定されていなければ(ステップS537のYES),さらに,第1推論結果リストに,“要素名(Ed),拡張リンクロール(R),エラー事象(計算リンクに要素不足)”が存在するかを調べる(ステップS538)。
第1推論処理結果一覧に,該当するデータが存在すれば(ステップS538のYES),誤り推論リストに,“親要素(Ei),要素(Ed),拡張リンクロール(R),コンテキスト(Ci),入力値(Xx),エラー事象(計算リンクに要素不足)”を格納する(ステップS539)。
一方,ステップS536の判定条件を満たさないか(ステップS536のNO),または,要素(Ed)が該当するツリー構造に設定されているか(ステップS537のNO),または,第1推論結果リストに,該当するデータが存在しなければ(ステップS538のNO),ステップS535の処理へ戻る。
また,インスタンス28の入力値(Xx)が存在しなければ(ステップS535のNO),処理していないインスタンス28の入力値(Xy)(要素の親要素(Ei)とする)が存在するかを調べる。この処理を,全てのインスタンス28の値について繰り返す(ステップS5310)。
入力値(Xy)が存在すれば(ステップS5310のYES),以下のいずれかの条件
<XdとXyのbalance属性が同じ,かつ,−Xd=Xy,かつ,コンテキスト=Ciの要素(Ed)が存在する>,または,
<XdとXyのbalance属性が異なる,かつ,Xd=Xy,かつ,コンテキスト=Ciの要素(Ed)が存在する>
を満たすかを判定する(ステップS5311)。
前記条件を満たす場合に(ステップS5311のYES),さらに,要素(Ed)が,計算値を算出した計算リンクベース23の拡張リンクロールのツリー構造に設定されているかを調べる(ステップS5312)。要素(Ed)が,該当する拡張リンクロールのツリー構造に設定されていれば(ステップS5312のYES),さらに,第2推論結果リストに,“要素名(Ed),拡張リンクロール(R),エラー事象(計算リンクに要素過剰)”が存在するかを調べる(ステップS5313)。
第2推論結果リストに,該当するデータが存在すれば(ステップS5313のYES),誤り推論リストに,“親要素(Ei),要素(Ed),拡張リンクロール(R),コンテキスト(Ci),入力値(Xy),エラー事象(計算リンクに要素過剰)”を格納する(ステップS5314)。
一方,ステップS5311の判定条件を満たさないか(ステップS5311のNO),または,要素(Ed)が該当するツリー構造に設定されていないか(ステップS5312のNO),または,第2推論結果リストに,該当するデータが存在しなければ(ステップS5313のNO),ステップS5310の処理へ戻る。
そして,処理していないインスタンス28の入力値(Xy)が存在しなければ(ステップS5310のNO),ステップS531の処理へ戻る。
さらに,ステップS531において,処理していないインスタンス28の入力値(Xi)が存在しなければ(ステップS531のNO),第3推論ロジックを終了する。
図23は,第4推論ロジックによる処理のフローチャートである。
誤り推論部13は,処理していないインスタンス28の入力値(Xi)(要素の親要素(Ei)とする)が存在するかを調べる。この処理を,全てのインスタンス28の値について繰り返す(ステップS541)。
インスタンス28の入力値(Xi)が存在すれば(ステップS541のYES),さらに,入力値(Xi)と計算値(Xc)とが等しくないかを調べる(ステップS542)。入力値(Xi)と計算値(Xc)とが等しければ(ステップS542のNO),ステップS541の処理へ戻る。入力値(Xi)と計算値(Xc)とが等しくなければ(ステップS542のYES),入力値(Xi)のコンテキスト(Ci)を取得し(ステップS543),入力値と計算値との差(Xd=Xi−Xc)を計算する(ステップS544)。
さらに,処理していないインスタンス28の入力値(Xx)が存在するかを調べる。この処理を,全てのインスタンス28の値について繰り返す(ステップS545)。処理していないインスタンス28の入力値(Xx)が存在すれば(ステップS545のYES),以下のいずれかの条件
<XdとXxのbalance属性が同じ,かつ,Xd=Xx,かつ,コンテキスト≠Ciの要素(Ed)が存在する>,または,
<XdとXxのbalance属性が異なる,かつ,−Xd=Xx,かつ,コンテキスト≠Ciの要素(Ed)が存在する>
を満たすかを判定する(ステップS546)。
前記条件を満たす場合に(ステップS546のYES),さらに,要素(Ed)が,計算値を算出した計算リンクベース23の拡張リンクロールのツリー構造に設定されているかを調べる(ステップS547)。要素(Ed)が,該当する拡張リンクロールのツリー構造に設定されていれば(ステップS547のYES),誤り推論リストに,“親要素(Ei),要素(Ed),拡張リンクロール(R),コンテキスト(Ci),入力値(Xx),エラー事象(コンテキストの誤り)”を格納する(ステップS548)。
一方,処理していないインスタンス28の入力値(Xx)が存在しなければ(ステップS545のNO),ステップS541の処理へ戻る。
さらに,処理していないインスタンス28の入力値(Xi)が存在しなければ(ステップS541のNO),第4推論ロジックの処理を終了する。
以上,本発明をその実施の形態により説明したが,本発明はその主旨の範囲において種々の変形が可能であることは当然である。
本発明は,官公庁や金融機関などへ財務報告提出するために,XBRLを利用した財務諸表などの財務情報の報告文書作成処理に利用することが可能である。
本発明は,項目要素をタグ付き構造化言語として定義したタクソノミスキーマと,前記タクソノミスキーマに定義された項目要素に入力値が格納されたコンテキストを含むインスタンス文書と,前記インスタンス文書の項目要素同士の表示処理上の階層構造を含む表示リンクベースと,前記インスタンス文書の項目要素同士の演算処理上の参照関係および階層構造を含む計算リンクベースとを記憶する文書データ記憶部を備えるコンピュータに,1)前記計算リンクベースの階層構造にもとづいて前記インスタンス文書の項目要素の入力値を計算し,前記計算値と前記計算値の項目要素に対応する前記インスタンス文書の入力値とを比較し,前記計算値および前記入力値との不整合を検出する不整合検出処理と,2)前記不整合が検出された計算値の項目要素が設定されている前記計算リンクベースの計算ツリー構造を特定し,前記不整合が検出された入力値の項目要素が設定されている前記表示リンクベースの表示ツリー構造を特定し,前記計算ツリー構造と前記表示ツリー構造のそれぞれに設定されている項目要素同士を比較し,前記計算ツリー構造と前記表示ツリー構造の一方のみに設定され,かつ前記入力値と前記計算値との差の絶対値に一致する入力値を持つ項目要素が存在する場合に,当該項目要素の過不足を前記不整合の誤りとして推論する誤り推論処理とを,実行させる文書の誤り推論処理プログラムである。

Claims (7)

  1. 項目要素をタグ付き構造化言語として定義したタクソノミスキーマと,前記タクソノミスキーマに定義された項目要素に入力値が格納されたコンテキストを含むインスタンス文書と,前記インスタンス文書の項目要素同士の表示処理上の階層構造を含む表示リンクベースと,前記インスタンス文書の項目要素同士の演算処理上の参照関係および階層構造を含む計算リンクベースとを記憶する文書データ記憶部を備えるコンピュータに,
    前記計算リンクベースの階層構造にもとづいて前記インスタンス文書の項目要素の入力値を計算し,前記計算値と,前記表示リンクベースの階層構造にもとづいて前記計算値の項目要素に対応する前記インスタンス文書の入力値とを比較し,前記計算値および前記入力値との不整合を検出する不整合検出処理と,
    前記不整合が検出された計算値の項目要素が設定されている前記計算リンクベースの計算ツリー構造を特定し,前記不整合が検出された入力値の項目要素が設定されている前記表示リンクベースの表示ツリー構造を特定し,前記計算ツリー構造と前記表示ツリー構造のそれぞれに設定されている項目要素同士を比較し,前記計算ツリー構造と前記表示ツリー構造の一方のみに設定され,かつ前記入力値と前記計算値との差の絶対値に一致する入力値を持つ項目要素が存在する場合に,当該項目要素の過不足を前記不整合の誤りとして推論する誤り推論処理とを,
    実行させる
    文書の誤り推論処理プログラム。
  2. 前記誤り推論処理では,前記表示ツリー構造に設定された項目要素が前記計算ツリー構造に存在せず,かつ,前記入力値から前記計算値を減算した差が,前記インスタンス文書の項目要素のうち前記計算ツリー構造に存在されていないものの入力値と一致する場合に,前記計算リンクベースの要素不足の誤りと推論する処理を,
    前記コンピュータに実行させる
    請求項1記載の文書の誤り推論処理プログラム。
  3. 前記誤り推論処理では,前記計算ツリー構造に設定された項目要素が前記表示ツリー構造に存在せず,かつ,前記入力値から前記計算値を減算した差が,前記インスタンス文書の項目要素のうち前記表示ツリー構造に存在されていないものの入力値の符号を反対にした値と一致する場合に,前記計算リンクベースの要素過剰の誤りと推論する処理を,
    前記コンピュータに実行させる
    請求項1記載の文書の誤り推論処理プログラム。
  4. 前記誤り推論処理では,前記インスタンス文書に,同一の項目要素の組で構成されるべき2以上のコンテキストが含まれている場合に,前記計算ツリー構造に設定された項目要素であって,かつ,第1のコンテキストに当該項目要素であって前記入力値から前記計算値を減算した差と一致する入力値を持つものが設定され,かつ,第2のコンテキストに当該項目要素であって前記入力値から前記計算値を減算した差と同じ値であって符号が反対の入力値を持つものが設定されていない場合に,当該項目要素のインスタンスの誤りと推論する処理を,
    前記コンピュータに実行させる
    請求項1記載の文書の誤り推論処理プログラム。
  5. 前記誤り推論処理の誤り推論結果として,誤りと推論された項目要素に関する情報を出力する誤り推論結果出力処理を,
    前記コンピュータに実行させる
    請求項1記載の文書の誤り推論処理プログラム。
  6. 項目要素をタグ付き構造化言語として定義したタクソノミスキーマと,前記タクソノミスキーマに定義された項目要素に入力値が格納されたコンテキストを含むインスタンス文書と,前記インスタンス文書の項目要素同士の表示処理上の階層構造を含む表示リンクベースと,前記インスタンス文書の項目要素同士の演算処理上の参照関係および階層構造を含む計算リンクベースとを記憶する文書データ記憶部と,
    前記計算リンクベースの階層構造にもとづいて前記インスタンス文書の項目要素の入力値を計算し,前記計算値と,前記表示リンクベースの階層構造にもとづいて前記計算値の項目要素に対応する前記インスタンス文書の入力値とを比較し,前記計算値および前記入力値との不整合を検出する不整合検出処理手段と,
    前記不整合が検出された計算値の項目要素が設定されている前記計算リンクベースの計算ツリー構造を特定し,前記不整合が検出された入力値の項目要素が設定されている前記表示リンクベースの表示ツリー構造を特定し,前記計算ツリー構造と前記表示ツリー構造のそれぞれに設定されている項目要素同士を比較し,前記計算ツリー構造と前記表示ツリー構造の一方のみに設定され,かつ前記入力値と前記計算値との差の絶対値に一致する入力値を持つ項目要素が存在する場合に,当該項目要素の過不足を前記不整合の誤りとして推論する誤り推論処理手段とを備える
    文書の誤り推論処理装置。
  7. 項目要素をタグ付き構造化言語として定義したタクソノミスキーマと,前記タクソノミスキーマに定義された項目要素に入力値が格納されたコンテキストを含むインスタンス文書と,前記インスタンス文書の項目要素同士の表示処理上の階層構造を含む表示リンクベースと,前記インスタンス文書の項目要素同士の演算処理上の参照関係および階層構造を含む計算リンクベースとを記憶する文書データ記憶部を備えるコンピュータが実行する処理方法であって,
    前記計算リンクベースの階層構造にもとづいて前記インスタンス文書の項目要素の入力値を計算し,前記計算値と,前記表示リンクベースの階層構造にもとづいて前記計算値の項目要素に対応する前記インスタンス文書の入力値とを比較し,前記計算値および前記入力値との不整合を検出する不整合検出処理過程と,
    前記不整合が検出された計算値の項目要素が設定されている前記計算リンクベースの計算ツリー構造を特定し,前記不整合が検出された入力値の項目要素が設定されている前記表示リンクベースの表示ツリー構造を特定し,前記計算ツリー構造と前記表示ツリー構造のそれぞれに設定されている項目要素同士を比較し,前記計算ツリー構造と前記表示ツリー構造の一方のみに設定され,かつ前記入力値と前記計算値との差の絶対値に一致する入力値を持つ項目要素が存在する場合に,当該項目要素の過不足を前記不整合の誤りとして推論する誤り推論処理過程とを備える
    文書の誤り推論処理方法。
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