JP5585182B2 - 財務データ処理装置、財務データ処理方法および財務データ処理プログラム - Google Patents

財務データ処理装置、財務データ処理方法および財務データ処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、財務データ処理装置等に関する。
金融業者は、企業の財務に関連する各種の情報を含む財務関連情報を分析し、かかる企業に融資を行うか否かを判断する。例えば、金融業者は、企業の会計システムから出力される財務関連情報を取得し、取得した財務関連情報を財務分析システムに入力することで、各企業の財務状況を分析する。
特開2006−259792号公報 特開2003−16261号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、企業固有の財務関連情報を統一的に処理することができず、金融業者が企業に融資を迅速かつ適切に行うことができないという問題があった。
一般的に、企業は独自の会計システムを利用しているため、各会計システムから出力される財務関連情報のデータ形式は統一されたデータ形式ではない。このため、金融業者は、各企業から取得した財務関連情報を、予め設定された形式に変換しつつ財務分析システムに手入力する必要があり、迅速に財務関連情報を分析することができない。
また、会計システムから出力される財務関連情報は、企業独自の業務システムから出力される試算表や内訳書と密接に関連している。このため、金融業者は、かかる試算表、内訳書と財務関連情報とを比較すれば、財務関連情報に不正があるか否かを判断することができる。しかし、各企業は、独自の業務システムを用いているため、金融業者は企業ごとの試算表や内訳書と、財務関連情報とを一つ一つ確認すると膨大な時間やコストがかかってしまう。このようなことから、金融業者は、財務関連情報に不正がないものとして、企業に融資を行うか否かを判断せざるを得なかった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、企業固有の財務関連情報を統一的に処理し、金融業者が企業に融資を迅速かつ適切に行うことができる財務データ処理装置等を提供することを目的とする。
本願の開示する財務データ処理装置は、複数の企業により利用される複数のアプリケーションにより処理される財務データを連携するための財務データ処理装置であって、前記複数のアプリケーションの内の各々のアプリケーション毎に処理可能な財務データの形式と前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式との対応情報を記憶する対応情報記憶部と、前記対応情報記憶部を参照し、前記複数のアプリケーションの内の1のアプリケーションであって、前記複数の企業の内の1の企業により利用された第1のアプリケーションから出力された、前記1つの企業の外部向けの財務データに関連した前記1つの企業の内部向けの第1財務データを、前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式にて第1記憶装置に記憶させる第1連携処理部と、前記対応情報記憶部を参照し、前記第1記憶装置に記憶された標準的なデータ形式の第1財務データを基にして、前記第1のアプリケーションとは異なる前記複数のアプリケーションの内のアプリケーションであって、前記1の企業により利用される第2のアプリケーションのデータ形式の第2財務データを生成する第2連携処理部と、前記対応情報記憶部を参照し、前記1の企業により利用された前記第2のアプリケーションから出力された第3の財務データを前記1つの企業の外部向けの財務データとして標準的なデータ形式にて第2記憶装置に記憶させる第3連携処理部と、前記第2記憶装置に記憶された標準的なデータ形式の第3の財務データを外部装置に通知する通知部とを備えたことを要件とする。
本発明によれば、企業固有の財務関連情報を統一的に処理することができ、金融業者が企業に融資を迅速かつ適切に行うことができるという効果を奏する。
図1は、財務データ処理装置の構成を示す図である。 図2は、本実施例2にかかるシステムの構成を示す図である。 図3は、XBRL管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、共通データ生成部の処理を説明するための図(1)である。 図5は、付属情報のデータ構造を示す図である。 図6は、アプリケーション管理情報のデータ構造を示す図である。 図7は、フォーマット定義情報のデータ構造を示す図(1)である。 図8は、業務データと共通業務データとの関係を示す図である。 図9は、共通データ生成部の処理を説明するための図(2)である。 図10は、フォーマット定義情報のデータ構造を示す図(2)である。 図11は、会計データと共通会計データとの関係を示す図である。 図12は、共通データ生成部の処理を説明するための図(3)である。 図13は、第1形式変換部の処理を説明するための図である。 図14は、科目対応テーブルのデータ構造を示す図である。 図15は、科目管理テーブルのデータ構造を示す図(1)である。 図16は、中間共通業務データのデータ構造を示す図である。 図17は、業務データと共通業務データと中間共通業務データとXBRL−GLデータとの関係を示す図である。 図18は、第2形式変換部の処理を説明するための図である。 図19は、第3形式変換部の処理を説明するための図(1)である。 図20は、科目管理テーブルのデータ構造を示す図(2)である。 図21は、補足情報のデータ構造を示す図である。 図22は、FR雛形情報のデータ構造を示す図である。 図23は、XBRL−FRデータのデータ構造を示す図である。 図24は、金融機関連携機能部が出力する画面の一例を示す図(1)である。 図25は、金融機関連携機能部が出力する画面の一例を示す図(2)である。 図26は、XBRL管理装置の処理手順を示すフローチャートである。 図27は、業務データをXBRL−GLデータに変換する処理手順を示すフローチャートである。 図28は、XBRL−GLデータを会計データに変換する処理手順を示すフローチャートである。 図29は、会計データをXBRL−FRデータに変換する処理手順を示すフローチャートである。 図30は、本実施例にかかるXBRL管理装置を構成するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
以下に、本願の開示する財務データ処理装置、財務データ処理方法および財務データ処理プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例1にかかる財務データ処理装置の構成を示す図である。図1に示すようにこの財務データ処理装置10は、対応情報記憶部10aと、第1連携処理部11と、第1記憶装置12と、第2連携処理部13と、第3連携処理部14と、第2記憶装置15と、通知部16とを有する。
対応情報記憶部10aは、複数のアプリケーションの内の各々のアプリケーション毎に処理可能な財務データの形式と複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式との対応情報を記憶する。
第1連携処理部11は、対応情報記憶部10aを参照し、複数のアプリケーションの内の1のアプリケーションであって、複数の企業の内の1の企業により利用された第1のアプリケーションから出力された、1つの企業の外部向けの財務データに関連した1つの企業の内部向けの第1財務データを、複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式にて第1記憶装置12に記憶させる。第2連携処理部13は、対応情報記憶部10aを参照し、第1記憶装置12に記憶された標準的なデータ形式の第1財務データを基にして、第1のアプリケーションとは異なる複数のアプリケーションの内のアプリケーションであって、1の企業により利用される第2のアプリケーションのデータ形式の第2財務データを生成する。
第3連携処理部14は、対応情報記憶部10aを参照し、1の企業により利用された第2のアプリケーションから出力された第3の財務データを1つの企業の外部向けの財務データとして標準的なデータ形式にて第2記憶装置15に記憶させる。通知部16は、第2記憶装置15に記憶された標準的なデータ形式の第3の財務データを外部装置に通知する。
本実施例1にかかる財務データ処理装置10によれば、金融業者が企業に対する融資を迅速かつ適切に行うことができる。
なお、財務データ処理装置10は、後述する図3のXBRL管理装置100に対応する。対応情報記憶部10aは、図3の記憶部122に対応する。第1連携処理部11は、図3の共通データ生成部121a、第1形式変換部121bに対応する。第1記憶装置12は、図3のXBRL−GLテーブル122aに対応する。第2連携処理部13は、図3の共通データ生成部121a、第2形式変換部121cに対応する。第3連携処理部14は、図3の共通データ生成部121a、第3形式変換部121dに対応する。第2記憶装置15は、図3のXBRL−FRテーブル122bに対応する。通知部16は、図3の金融機関連携機能部123に対応する。
次に、本実施例2にかかるシステムの構成について説明する。図2は、本実施例2にかかるシステムの構成を示す図である。図2に示すように、このシステムは、利用者端末60、税理士端末70、金融機関端末80、共通ポータル90、XBRL(eXtensible Business Reporting Language)管理装置100を有する。また、各装置60〜100は、ネットワーク50に接続される。
利用者端末60は、例えば、中小企業の社員が財務に関連する情報を入力する場合に利用する端末である。社員は、利用者端末60を利用して、共通ポータル90にログインし、例えば、財務諸表、試算表、内訳書等に関する情報を入力して、企業の財務に関する情報を管理する。例えば、利用者端末60は、SaaS(Software as Service)により、共通ポータル90の機能をオンラインで利用する。また、利用者端末60は、財務諸表、試算表、内訳書等の情報を、XBRL管理装置100に送信する。
税理士端末70は、例えば、中小企業と契約した税理士が利用する端末である。税理士は、かかる税理士端末70を利用して、企業が申請した財務に関する情報を取得し、税理士による確認を行う。そして、税理士は、税理士端末70を利用して、審査結果をXBRL管理装置100に送信する。
金融機関端末80は、例えば、中小企業に融資を行う金融業者が利用する端末である。金融業者は、かかる金融機関端末80を利用して、融資を行うか否かの判断材料となる情報をXBRL管理装置100から取得する。
共通ポータル90は、SaaSにより、オンラインで各種の機能を利用者端末60に提供する装置である。例えば、共通ポータル90は、利用者端末60から財務諸表の構成要素となる試算表、内訳書等の情報を受信した場合には、この試算表、内訳書等の情報をXBRL管理装置100に送信する。以下の説明において、共通ポータル90がXBRL管理装置100に送信する試算表、内訳書等の財務諸表の構成要素となる情報(仕訳データ)を「業務データ」と表記する。
XBRL管理装置100は、各企業の財務情報を標準的なデータ形式となるXBRLにて管理する装置である。具体的には、XBRL管理装置100は、共通ポータル90から業務データを取得した場合に、この業務データを標準的なデータ形式に変換し、変換後のデータをXBRL−GL(Global Ledger)データに変換し、XBRL−GLテーブルに記憶する。そして、XBRL管理装置100は、XBRL−GLテーブルに格納されたXBRL−GLデータを基にして、所定の会計パッケージのデータ形式に対応する「会計データ」を生成する。
さらに、XBRL管理装置100は、所定の会計パッケージの会計データから標準的なデータ形式に変換し、変換後のデータをXBRL−FR(Financial Report)データに変換し、XBRL−FRテーブルに記憶する。
また、XBRL管理装置100は、金融機関端末80などから、財務に関する情報要求を受け付けた場合には、XBRL−GL形式またはXBRL−FR形式に変換されたデータを税理士の確認結果とともに、金融機関端末80に提供する。
次に、図2に示したXBRL管理装置100の構成の一例について説明する。図3は、XBRL管理装置の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、このXBRL管理装置100は、ウェブサーバ部110、アプリケーションサーバ部120を有する。
ウェブサーバ部110は、例えば、SSO(Single Sigh On)認証や、各種の中継処理を実行する処理部である。図3に示すように、このウェブサーバ部110は、SSO認証部111、中継処理部112を有する。
SSO認証部111は、利用者端末60、税理士端末70、金融機関端末80からのアクセスを受付けた場合に、SSO認証を実行する処理部である。SSO認証部111は、認証に成功した端末のみ、アプリケーションサーバ部120に対するアクセスを許可する。
中継処理部112は、共通ポータル90とアプリケーションとの間で送受信されるデータを中継する処理部である。例えば、中継処理部112は、共通ポータルから送信される業務データをアプリケーションサーバ部120に出力する。
アプリケーションサーバ部120は、業務データや会計データ等をXBRLのデータ形式にて管理する処理部である。図3に示すように、このアプリケーションサーバ部120は、連携機能部121、記憶部122、金融機関連携機能部123を有する。
連携機能部121は、業務データをXBRLのデータ形式に変換した後に、会計データを生成する連携や、会計データをXBRLのデータ形式に変換する連携を制御する処理部である。このように、連携機能部121が、業務データをXBRLのデータ形式に変換し、変換後のデータを利用して、会計データを生成する連携を制御する。このため、試算表や内約書のデータから確かに財務諸表のデータが生成されることを保証することができ、企業の財務状況を透明化させることができる。
連携機能部121は、業務データを共通業務データに変換した後に、この共通業務データのデータ形式をXBRLに対応したデータ形式に変換し、XBRL−GLデータを生成する。このXBRL−GLデータには、例えば、試算表、内訳書等の情報が含まれる。
また、連携機能部121は、XBRL−GLデータを共通会計データに変換した後に、会計データを生成する。また、連携機能部121は、会計データを共通会計データに変換した後に、この共通会計データのデータ形式をXBRLに対応したデータ形式に変換し、XBRL−FRデータとXBRL−GLデータを生成する。XBRL−FRデータには、例えば、財務諸表の情報が含まれる。
連携機能部121は、共通データ生成部121a、第1形式変換部121b、第2形式変換部121c、第3形式変換部121dを有する。
共通データ生成部121aは、業務データを共通業務データに変換した後に、共通業務データを第1形式変換部121bに出力する。また、共通データ生成部121aは、第2形式変換部121cから出力される共通会計データを、会計データに変換する。また、共通データ生成部121aは、上記会計データを共通会計データに変換した後に、共通会計データを第3形式変換部121dに出力する。
第1形式変換部121bは、共通業務データをXBRL−GLデータに変換し、XBRL−GLデータをXBRL−GLテーブル122aに記憶する。
第2形式変換部121cは、XBRL−GLデータを共通会計データに変換し、共通会計データを共通データ生成部121aに出力する。第3形式変換部121dは、共通会計データをXBRL−FRデータに変換し、XBRL−FRデータをXBRL−FRテーブル122bに記憶する。
記憶部122は、XBRL−GLテーブル122a、XBRL−FRテーブル122bを記憶する記憶部である。
金融機関連携機能部123は、XBRL−FRテーブル122bに記憶されたXBRL−FRデータおよびXBRL−GLテーブル122aに記憶されたXBRL−GLデータを、金融機関端末80に通知する処理部である。また、金融機関連携機能部123は、税理士端末70から送信された税理士の審査結果を保持し、この審査結果を合わせて金融機関端末80に通知する。
次に、共通データ生成部121aの処理を具体的に説明する。まず、共通データ生成部121aが、業務データを共通業務データに変換する場合の処理について説明する。図4は、共通データ生成部の処理を説明するための図(1)である。図4に示すように、共通データ生成部121aは、付属情報1c、アプリケーション管理情報1d、フォーマット定義情報1eを基にして、業務データ1aを共通業務データ1bに変換する。共通データ生成部121aは、付属情報1c、アプリケーション管理情報1d、フォーマット定義情報1eを保持する。
付属情報1cは、企業を識別する企業別コードや、企業が利用する業務パッケージを一意に識別するアプリケーションキー等を含む情報である。図5は、付属情報のデータ構造を示す図である。図5に示すように、この付属情報1cは、企業識別コード、ユーザID、アプリケーションキー、集計期間、帳票コード、単位、通貨単位を有する。
共通データ生成部121aは、企業毎に付属情報を保持しているものとする。例えば、業務データには、企業識別コードが付与されており、共通データ生成部121aは、かかる企業別コードをキーとして、対応する付属情報を判定する。
アプリケーション管理情報1dは、アプリケーションキーと業務データや会計データを業務共通データに変換するためのフォーマットマネージャIDとを対応付けて記憶するテーブルである。図6は、アプリケーション管理情報のデータ構造を示す図である。図6に示すように、このアプリケーション管理情報1dは、アプリケーションキーと、アプリケーション名と、フォーマットマネージャIDとを対応付けて記憶する。フォーマットマネージャIDは、フォーマット定義情報1eを参照する場合に利用するものである。
フォーマット定義情報1eは、業務データ1aに含まれる項目と、共通業務データ1bに含まれる項目とを対応付けた情報である。ここでは、業務データ1aに含まれる項目を業務アプリケーション項目と表記し、共通業務データ1bに含まれる項目を共通業務項目と表記する。図7は、フォーマット定義情報のデータ構造を示す図(1)である。図7に示すように、このフォーマット定義情報1eは、フォーマットマネージIDと、業務アプリケーション項目と、共通業務項目とを対応付けて記憶する。フォーマットマネージャID毎に、業務アプリケーション項目と共通業務項目との関係が異なる。
共通データ生成部121aは、付属情報1cとアプリケーション管理情報1dとを比較して、付属情報1cのアプリケーションキーに対応するフォーマットマネージャIDを判定する。例えば、付属情報1cのアプリケーションキーが「AP0001」の場合には、対応するフォーマットマネージャIDは「FM0001」となる。
続いて、共通データ生成部121aは、フォーマットマネージャIDと、フォーマット定義情報1eとを比較して、業務アプリケーション項目と共通業務項目との関係を判定する。例えば、フォーマットマネージャIDが「FM0001」の場合には、業務アプリケーション項目と共通業務項目との関係は、図7の上段に示す関係となる。
共通データ生成部121aは、業務アプリケーション項目と共通業務項目との関係と、業務データ1aとを比較して、業務アプリケーション項目を共通業務項目に置き換えることで、共通業務データ1bを生成する。図8は、業務データと共通業務データとの関係を示す図である。図8を参照すると、業務データ1aのアプリケーション項目が入れ替わり、共通業務データ1bが生成されている。
次に、共通データ生成部121aが、会計データを共通会計データに変換する場合の処理について説明する。図9は、共通データ生成部の処理を説明するための図(2)である。図9に示すように、共通データ生成部121aは、付属情報1c、アプリケーション管理情報1d、フォーマット定義情報2cを基にして、会計データ2aを共通会計データ2bに変換する。
ここで、付属情報1cのデータ構造は、図5と同様である。また、アプリケーション管理情報1dのデータ構造は、図6と同様である。フォーマット定義情報2cは、会計データ2aに含まれる項目と、共通会計データに含まれる項目と、URI(Uniform Resource Identifier)とを対応付けた情報である。ここでは、会計データ2aに含まれる項目を会計アプリケーション項目と表記し、共通会計データに含まれる項目を共通会計項目と表記する。図10に示すように、このフォーマット定義情報2cは、フォーマットマネージャIDと、会計アプリケーション項目と、共通会計項目と、URIとを対応付けて記憶する。フォーマットマネージャID毎に、会計アプリケーション項目と共通会計項目とURIとの関係が異なる。
共通データ生成部121aは、付属情報1cとアプリケーション管理情報1dとを比較して、付属情報1cのアプリケーションキーに対応するフォーマットマネージャIDを判定する。例えば、付属情報1cのアプリケーションキーが「AP0003」の場合には、対応するフォーマットマネージャIDは「FM0011」となる。
続いて、共通データ生成部121aは、フォーマットマネージャIDと、フォーマット定義情報2cとを比較して、会計アプリケーション項目と共通会計項目とURIとの関係を判定する。例えば、フォーマットマネージャIDが「FM0011」の場合には、会計アプリケーション項目と共通会計項目とURIとの関係は、図10の上段の関係となる。
共通データ生成部121aは、会計アプリケーション項目と共通会計項目との関係と、会計データ2aとを比較して、会計アプリケーション項目を共通会計項目に置き換える。また、会計アプリケーション項目に関係するURIを会計データ2aに挿入する。このような処理を共通データ生成部121aが実行することで、会計データ2aは共通会計データ2bに変換される。図11は、会計データと共通会計データとの関係を示す図である。図11に示すように、例えば、URI「http://www.xbrl.org/2003/instance.””monetaryItemType」が共通会計データ2bに挿入されている。なお、会計データ2aの会計アプリケーション項目のうち、フォーマット定義情報2cに含まれていない項目は、共通会計データ2bに含まれない。
次に、共通データ生成部121aが、共通会計データを会計データに変換する処理について説明する。この処理は、上記の会計データ2aを共通会計データ2bに変換する処理と逆の処理となる。図12は、共通データ生成部の処理を説明するための図(3)である。図12に示すように、共通データ生成部121aは、アプリケーション管理情報1d、フォーマット定義情報2cを基にして、共通会計データ2bを会計データ2aに変換する。
まず、共通データ生成部121aは、利用者の所望する会計パッケージのアプリケーションキーを受付ける。このアプリケーションキーは予め設定し、外部から取得しても良い。このアプリケーションキーを指定することで、所望のデータ形式にて、会計データを生成することができる。共通データ生成部121aは、アプリケーションキーとアプリケーション管理情報1dとを比較して、アプリケーションキーに対応するフォーマットマネージャIDを判定する。例えば、アプリケーションキーが「AP0003」の場合には、対応するフォーマットマネージャIDは「FM0011」となる。
続いて、共通データ生成部121aは、フォーマットマネージャIDと、フォーマット定義情報2cとを比較して、会計アプリケーション項目と共通会計項目とURIとの関係を判定する。例えば、フォーマットマネージャIDが「FM0011」の場合には、会計アプリケーション項目と共通会計項目とURIとの関係は、図10の上段の関係となる。
共通データ生成部121aは、会計アプリケーション項目と共通会計項目との関係と、会計データ2aとを比較して、共通会計項目を会計アプリケーション項目に置き換える。また、会計アプリケーション項目に関係するURIを共通会計データ2bから取り出す。このような処理を共通データ生成部121aが実行することで、共通会計データ2bは会計データ2aに変換される。
次に、図3に示した第1形式変換部121bの処理を具体的に説明する。図13は、第1形式変換部の処理を説明するための図である。第1形式変換部121bは、付属情報1c、科目対応テーブル3b、科目管理テーブル3c、企業情報3d、補足情報3e、GL雛形情報3f、GLマッピング情報3gを基にして、共通業務データ1bをXBRL−GLデータ3aに変換する。
付属情報1cのデータ構造は、図5と同様である。科目対応テーブル3bは、企業識別コードと、科目対応IDとを対応付けて記憶するテーブルである。図14は、科目対応テーブルのデータ構造を示す図である。図14に示すように、この科目対応テーブル3bは、企業識別コードと、企業名と、科目対応IDとを対応付けて記憶する。科目対応IDは、科目管理テーブル3cを参照する場合に利用するものである。
科目管理テーブル3cは、共通業務項目と、XBRL−GLデータ3aの項目とを対応付けた情報である。ここでは、XBRL−GLデータ3aの項目を標準項目と表記する。図15は、科目管理テーブルのデータ構造を示す図(1)である。図15に示すように、この科目管理テーブル3cは、科目対応IDと、共通業務項目と、標準項目とを対応付けて記憶する。科目対応ID毎に、共通業務項目と標準項目との関係が異なる。
企業情報3dは、各企業に関する各種の情報を記憶する。例えば、企業情報3dは、企業識別コードと対応付けて、企業関連情報、Sheet情報、Column情報などを記憶する。企業関連情報は、例えば、スキーマの名前空間、表示リンクリンクベースのシステム識別子などを含む。Sheet情報は、表示リンクの上書きの可否を特定する情報や、拡張リンクロールなどを含む。Column情報は、有効少数位、集計期間、コンテキストフィルターなどを含む。
補足情報3eは、付属情報1cの企業識別コードに対応する、上記企業情報3dの企業関連情報、Sheet情報、Column情報を含むものである。GL雛形情報3fは、XBRL−GLデータ3aの雛形に対応する。GLマッピング情報3gは、標準項目に対応する情報が挿入されるGL雛形情報3fの位置を示すものである。
第1形式変換部121bは、付属情報1cと科目対応テーブル3bとを比較して、付属情報1cの企業識別コードに対応する科目対応IDを判定する。例えば、付属情報1cの企業識別コードが「C00001」の場合には、対応する科目対応IDは「K0001」となる。
第1形式変換部121bは、科目対応IDと科目管理テーブル3cとを比較して、共通業務項目と標準項目との関係を判定する。第1形式変換部121bは、共通業務項目と標準項目との関係と、共通業務データ1bとを比較して、共通業務項目を標準項目に置き換える。共通業務項目を標準項目に置き換えた共通業務データを中間共通業務データと表記する。図16は、中間共通業務データのデータ構造を示す図である。
そして、第1形式変換部121bは、GLマッピング情報3gを参照して、GL雛形情報3fの該当する位置に中間共通業務データを挿入する。また、第1形式変換部121bは、中間共通業務データを挿入したGL雛形情報3fに補足情報3eを追加することで、XBRL−GLデータ3aを生成する。図17は、業務データと共通業務データと中間共通業務データとXBRL−GLデータとの関係を示す図である。なお、XBRL−GLデータは、XBRL文書情報、文書情報、事業体情報、仕訳情報を有する。仕訳情報は、貸方の仕訳明細データと、借方の仕訳明細データを含む。
次に、図3に示した第2形式変換部121cの処理を具体的に説明する。図18は、第2形式変換部の処理を説明するための図である。第2形式変換部121cは、付属情報1c、科目対応テーブル3b、企業情報3d、科目管理テーブル4b、補足情報4c、GL雛形情報3f、GLマッピング情報3gを基にして、XBRL−GLデータ3aを共通会計データ2bに変換する。
第2形式変換部121cは、付属情報1cと科目対応テーブル3bとを比較して、付属情報1cの企業識別コードに対応する科目対応IDを判定する。例えば、付属情報1cの企業識別コードが「C00011」の場合には、対応する科目対応IDは「K0011」となる。
第2形式変換部121cは、科目対応IDと科目管理テーブル4bとを比較して、共通会計項目と標準項目との関係を判定する。第2形式変換部121cは、GLマッピング情報3gを参照してXBRL−GLデータ3aから、共通会計データ2bを抽出し、共通会計データ2bの標準項目を共通会計項目に変換する。このような処理を実行することで、第2形式変換部121cは、XBRL−GLデータ3aを共通会計データ2bに変換する。
次に、図3に示した第3形式変換部121dの処理を具体的に説明する。図19は、第3形式変換部の処理を説明するための図である。第3形式変換部121dは、付属情報1c、科目対応テーブル3b、企業情報3d、科目管理テーブル4b、補足情報4c、FR雛形情報4d、FRマッピング情報4fを基にして、共通会計データ2bをXBRL−FRデータ4aに変換する。
付属情報1cのデータ構造は、図5と同様である。科目対応テーブル3bのデータ構造は、図15と同様である。企業情報3dは、図13で説明した企業情報3dと同様である。
科目管理テーブル4bは、共通会計項目と、XBRL−FRデータ4aの項目とを対応付けた情報である。ここでは、XBRL−FRデータ4aの項目を標準項目と表記する。図20は、科目管理テーブルのデータ構造を示す図(2)である。図20に示すように、この科目管理テーブル4bは、科目対応IDと、共通会計項目と、標準項目とを対応付けて記憶する。科目対応ID毎に、共通会計項目と標準項目との関係が異なる。
補足情報4cは、付属情報1cの企業識別コードに対応する、上記企業情報3dの企業関連情報、Sheet情報、Column情報を含むものである。図21は、補足情報のデータ構造を示す図である。図21に示すように、この補足情報4cは、企業関連情報、Sheet情報、Column情報を含む。
FR雛形情報4dは、XBRL−FRデータ4aの雛形に対応する。図22は、FR雛形情報のデータ構造を示す図である。図22に示すように、このFR雛形情報4dは、雛形インスタンス5a、雛形タクソノミスキーマ5b、雛形タクソノミラベル5c、雛形タクソノミプレゼン5dを含む。雛形インスタンス5aは、数値を入れる部分を定義するものである。雛形タクソノミスキーマ5bは、各種の語句を定義するものである。雛形タクソノミラベル5cは、語句を詳細に説明するものである。雛形タクソノミプレゼン5dは、表現上の場所を定義するものである。
FRマッピング情報4fは、標準項目に対応する情報が挿入されるFR雛形情報4dの位置を示すものである。
第3形式変換部121dは、付属情報1cと科目対応テーブル3bとを比較して、付属情報1cの企業識別コードに対応する科目対応IDを判定する。例えば、付属情報1cの企業識別コードが「C00011」の場合には、対応する科目対応IDは「K0011」となる。
第3形式変換部121dは、科目対応IDと科目管理テーブル4bとを比較して、共通会計項目と標準項目との関係を判定する。第3形式変換部121dは、共通会計項目と標準項目との関係と、共通会計データ2bとを比較して、共通会計項目を標準項目に置き換える。
第3形式変換部121dは、共通会計項目を標準項目に置き換えた後に、FRマッピング情報4fを参照して、FR雛形情報4dの該当する位置に共通会計データ2bを挿入する。また、第3形式変換部121bは、共通会計データ2bを挿入したFR雛形情報4dに補足情報4cを追加することで、XBRL−FRデータ4aを生成する。図23は、XBRL−FRデータのデータ構造を示す図である。なお、会計データ2aの会計アプリケーション項目のうち、フォーマット定義情報2cに含まれていない項目は、拡張科目としてXBRL−FRデータ4aに挿入される。
次に、金融機関連携機能部123が、金融機関端末80に表示させる画面について説明する。図24、図25は、金融機関連携機能部が出力する画面の一例を示す図である。金融機関連携機能部123は、金融機関端末80に図24に示す画面を表示させる。そして、金融機関連携機能部123は、チェックされた出力科目に対応するデータをXBRL−FRテーブル122bから検索し、検索結果を金融機関端末80に送信する。金融機関連携機能部123は、出力科目の順序が指定された場合には、指定された順序に合わせて出力科目に対応するデータを並び替え、検索結果を金融機関端末80に送信する。
また、金融機関連携機能部123は、金融業者の望む科目名称に変換した後に、XBRL−FRテーブル122bのデータを金融機関端末80に送信しても良い。例えば、金融機関連携機能部123は、図25に示す画面を金融機関端末80に表示させる。図25に示す例では、財務諸表名「損益計算書」の標準科目名称「売掛金」が、「未納金」に設定されている。この場合には、金融機関連携機能部123は、XBRL−FRテーブル122bから財務諸表名「損益計算書」の標準科目名称「売掛金」となるデータを検索し、検索したデータの科目名を「未納金」に設定して、金融機関端末80に送信する。
次に、XBRL管理装置100の処理手順について説明する。図26は、XBRL管理装置の処理手順を示すフローチャートである。例えば、図26に示す処理は、XBRL管理装置100が共通ポータル90から業務データを取得したことを契機として実行される。
図26に示すように、XBRL管理装置100は、共通ポータル90から業務データを受信する(ステップS101)。XBRL管理装置100は、業務データをXBRL−GLデータに変換し、XBRL−GLテーブル122aに記憶する(ステップS102)。そして、XBRL管理装置100は、XBRL−GLデータを基にして会計データを生成する(ステップS103)。
XBRL管理装置100は、財務関連情報の要求を金融機関端末80から受付けたか否かを判定する(ステップS104)。XBRL管理装置100は、財務関連情報の要求を受付けていない場合には(ステップS104,No)、ステップS104に再度移行する。
一方、XBRL管理装置100は、財務関連情報の要求を受付けた場合には(ステップS104,Yes)、会計データをXBRL−FRデータに変換し、XBRL−FRテーブル122bに記憶する(ステップS105)。そして、XBRL管理装置100は、要求対象のXBRL−FRデータ、XBRL−GLデータを金融機関端末80に送信する(ステップS106)。XBRL管理装置100は、ステップS107において、その他の添付情報を金融機関端末80に送信する。この添付情報は、他の金融機関の通帳のコピーや税理士のチェックリストの情報を含む。
なお、図26のフローチャートに示した処理の他にも、財務データが金融機関端末80に送信されるルートが存在する。例えば、利用者端末70から直接入力された財務データは、一旦、XBRL管理装置100に保持される。そして、金融機関端末80からの要求に応答して、XBRL管理装置100は、直接入力された財務データを金融機関端末80に送信する。
次に、業務データをXBRL−GLデータに変換する処理手順について説明する。図27は、業務データをXBRL−GLデータに変換する処理手順を示すフローチャートである。例えば、図27に示す処理は、共通ポータル90から業務データを取得したことを契機として実行される。
図27に示すように、共通データ生成部121aは、業務データを受信し(ステップS201)、付属情報に基づいてフォーマット定義情報を検索する(ステップS202)。共通データ生成部121aは、業務データを共通業務データに変換する(ステップS203)。
第1形式変換部121bは、共通データに対して項目変換を実行する(ステップS204)。そして、第1形式変換部121bは、GLマッピング情報等を基にして共通業務データをXBRL−GLデータに変換し(ステップS205)、XBRL−GLデータをXBRL−GLテーブル122aに記憶する(ステップS206)。
次に、XBRL−GLデータを会計データに変換する処理手順について説明する。図28は、XBRL−GLデータを会計データに変換する処理手順を示すフローチャートである。例えば、図28に示す処理は、XBRL−GLデータがXBRL−GLテーブル122aに記憶されたことを契機として実行される。
図28に示すように、第2形式変換部121cは、XBRL−GLデータをXBRL−GLテーブル122aから受信し(ステップS301)、FRマッピング情報を基にして、XBRL−GLデータを共通会計データに変換する(ステップS302)。
共通データ生成部121aは、共通会計データと会計データとの項目の関係を判定し(ステップS303)、共通会計データを会計データに変換する(ステップS304)。
次に、会計データをXBRL−FRデータに変換する処理手順について説明する。図29は、会計データをXBRL−FRデータに変換する処理手順を示すフローチャートである。例えば、図29に示す処理は、所定の企業の財務関連情報の要求を金融機関端末80から受付けたことを契機として実行される。
図29に示すように、共通データ生成部121aが会計データを受信し(ステップS401)、付属情報に基づいてフォーマット定義情報を検索する(ステップS402)。共通データ生成部121aは会計データを共通会計データに変換する(ステップS403)。
第3形式変換部121dは、FRマッピング情報等を基にして、共通会計データをXBRL−FRデータに変換し(ステップS404)、XBRL−FRデータをXBRL−FRテーブル122bに記憶する(ステップS405)。金融機関連携機能部123は、XBRL−FRテーブル122b、XBRL−GLテーブル122aに記憶されたXBRL−FRデータ、XBRL−GLデータを、金融機関端末80に送信する。
上述してきたようにXBRL管理装置100は、業務データおよび会計データをXBRLの標準項目にしたがった連携により統一的に管理し、各種の財務に関する情報を企業に提供する。このため、かかるXBRL管理装置100を利用することで、金融業者は企業の財務状況やその他融資等に必要な補足情報(他行の通帳のコピーや税理士チェックリスト等)の情報を効率よく得ることができ、迅速に企業に融資を行うか否かを判断することができる。
また、XBRL管理装置100によれば、企業が独自に作成する業務データのデータ形式の違い勘定科目の意味の違いなど、各会計ソフト独自の会計データのデータ形式や利用方法の違いを吸収することができる。このため、企業は、業務データを会計データに容易に移行させることができる。
また、XBRL管理装置100は、連携機能部121が業務データをXBRLのデータ形式に変換した後に、会計データを生成する連携や、会計データをXBRLのデータ形式に変換する連携を制御する。このため、業務データから会計データが生成するまでの連携を保障できるので、会計データが改竄されることを防止することができ、企業の財務状況を透明化させることができる。
また、XBRL管理装置100は、会計データをXBRL形式のデータに変換し、変換後のデータを金融機関端末80に提供する。この変換後のデータは、金融業者が財務分析に利用するシステムのデータ形式と一致している。このため、金融業者は、従来のように会計データの形式を標準のデータ形式に変換する必要がなく、入力コストの削減や入力ミスを削減することができる。
また、XBRL管理装置100は、業務データや会計データ等を統一的に管理する。このため、XBRL管理装置100を利用することで、企業は決算公告を行うためのデータ整備コストや電子的に公告を継続、配備するためのコストを削減することができる。
また、XBRL管理装置100を利用すれば、XBRL−GLテーブル122aに記憶されたXBRL−GLデータを各種の会計データに変換することができる。このため、企業は現在の会計パッケージから他の会計パッケージへの移行を容易に行うことができる。
また、XBRL管理装置100は、企業の財務に関連する情報を、税理士の審査結果とともに金融機関端末80に通知する。このため、金融業者は、企業に融資を行うか否かの判断をスムーズに実行することができる。
また、XBRL管理装置100は、第1、2XBRL−GLテーブル122a、122cとXBRL−FRテーブル122bを記憶部122に保管し、他端末からのアクセスを可能にしている。このため、官庁や研究機関による経済統計業務のためのデータ収集、管理業務を容易にすることができる。
また、XBRL管理装置100は、金融業者に「財務諸表」だけではなく、「試算表」や「内訳書」の閲覧を可能にしている。試算表や内訳書の内容は、財務諸表の内容の根拠となるものである。したがって、金融業者は、試算表や内訳書を参照すれば、財務諸表が適切な内容であるか否かを判断することができる。
なお、外部の会計アプリケーションソフトから取得する会計データに、財務諸表の他に、計算表や内訳書のデータが含まれている場合には、第1形式変換部121bは、会計データに含まれる計算表や内訳書のデータからXBRL−GLテーブル122aを生成する。この一方で、第3形式変換部121dは、会計データに含まれる財務諸表のデータからXBRL−FRテーブル122bを生成する。
ところで、上記のXBRL管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置に、XBRL管理装置100の各機能を搭載することによって実現することもできる。
図30は、本実施例にかかるXBRL管理装置を構成するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。図30に示すように、このコンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置202と、モニタ203を有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読取る媒体読み取り装置204と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うネットワークインターフェース装置205とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)206と、ハードディスク装置207とを有する。各装置201〜207は、バス208に接続される。
そして、ハードディスク装置207は、図3に示したXBRL管理装置100と同様の機能を有するウェブサーバプログラム207aとアプリケーションサーバプログラム207bとを記憶する。また、ハードディスク装置207は、図3の記憶部122のデータに対応する各種データ207cを記憶する。
CPU201は、ウェブサーバプログラム207a、アプリケーションサーバプログラム207bを読み出してRAM206に展開する。そうすると、ウェブサーバプログラム207aは、ウェブサーバプロセス206aとして機能し、アプリケーションサーバプログラム207bは、アプリケーションサーバプロセス206bとして機能するようになる。ウェブサーバプロセス206aは、図3のウェブサーバ部110に対応する。アプリケーションサーバプロセス206bは、図3のアプリケーションサーバ部120に対応する。なお、CPU201は、ハードディスク装置207に記憶された各種データ207cを読み出して、RAM206に記憶させる。
ウェブサーバプロセス206aは、SSO認証処理や中継処理を実行する。また、アプリケーションサーバプロセス206bは、各種データ206cを利用して、業務データや会計データ等をXBRLのデータ形式にて管理する。
なお、ウェブサーバプログラム207a、アプリケーションサーバプログラム207bは、必ずしもハードディスク装置207に格納されている必要はない。コンピュータ200は、CD−ROM等の記憶媒体に記憶された各データ207a、207bを読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)上の記憶装置にこの各データ207a、207bを記憶させておき、コンピュータ200がこれらから各データ207a、207bを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)複数の企業により利用される複数のアプリケーションにより処理される財務データを連携するための財務データ処理装置であって、
前記複数のアプリケーションの内の各々のアプリケーション毎に処理可能な財務データ
の形式と前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式との対応情報を記憶する対応情報記憶部と、
前記対応情報記憶部を参照し、前記複数のアプリケーションの内の1のアプリケーションであって、前記複数の企業の内の1の企業により利用された第1のアプリケーションから出力された、前記1つの企業の外部向けの財務データに関連した前記1つの企業の内部向けの第1財務データを、前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式にて第1記憶装置に記憶させる第1連携処理部と、
前記対応情報記憶部を参照し、前記第1記憶装置に記憶された標準的なデータ形式の第1財務データを基にして、前記第1のアプリケーションとは異なる前記複数のアプリケーションの内のアプリケーションであって、前記1の企業により利用される第2のアプリケーションのデータ形式の第2財務データを生成する第2連携処理部と、
前記対応情報記憶部を参照し、前記1の企業により利用された前記第2のアプリケーションから出力された第3の財務データを前記1つの企業の外部向けの財務データとして標準的なデータ形式にて第2記憶装置に記憶させる第3連携処理部と、
前記第2記憶装置に記憶された標準的なデータ形式の第3の財務データを外部装置に通知する通知部と
を備えたことを特徴とする財務データ処理装置。
(付記2)前記第1連携処理部は、前記第1財務データに含まれる項目と、共通の項目とを対応付けた第1項目変換テーブルを基にして、前記第1財務データに含まれる項目を共通の項目に変換した第1共通データを生成し、財務データの標準的なデータ形式の雛形と、該雛形上で共通の項目が配置される領域との関係を示す第1マッピングテーブルを基にして、前記第1共通データを標準的なデータ形式の第1財務データに変換することを特徴とする付記1に記載の財務データ処理装置。
(付記3)前記第2連携処理部は、財務データの標準的なデータ形式の雛形と、該雛形上で共通の項目が配置される領域との関係を示す第2マッピングテーブルを基にして、標準的なデータ形式の第1財務データを第2共通データに変換し、前記第2財務データに含まれる項目と、共通の項目とを対応付けた第2項目変換テーブルを基にして、前記第2共通データに含まれる共通の項目を第2財務データの項目に変換することで第2財務データを生成することを特徴とする付記1または2に記載の財務データ処理装置。
(付記4)財務データ処理装置が、
複数の企業により利用される複数のアプリケーションの内の各々のアプリケーション毎に処理可能な財務データの形式と前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式との対応情報を記憶装置に記憶する対応情報記憶ステップと、
前記記憶装置を参照し、前記複数のアプリケーションの内の1のアプリケーションであって、前記複数の企業の内の1の企業により利用された第1のアプリケーションから出力された、前記1つの企業の外部向けの財務データに関連した前記1つの企業の内部向けの第1財務データを、前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式にて第1記憶装置に記憶させる第1連携処理ステップと、
前記記憶装置を参照し、前記第1記憶装置に記憶された標準的なデータ形式の第1財務データを基にして、前記第1のアプリケーションとは異なる前記複数のアプリケーションの内のアプリケーションであって、前記1の企業により利用される第2のアプリケーションのデータ形式の第2財務データを生成する第2連携処理ステップと、
前記記憶装置を参照し、前記1の企業により利用された前記第2のアプリケーションから出力された第3の財務データを前記1つの企業の外部向けの財務データとして標準的なデータ形式にて第2記憶装置に記憶させる第3連携処理ステップと、
前記第2記憶装置に記憶された標準的なデータ形式の第3の財務データを外部装置に通知する通知ステップと
を含んだことを特徴とする財務データ処理方法。
(付記5)前記第1連携処理ステップは、前記第1財務データに含まれる項目と、共通の項目とを対応付けた第1項目変換テーブルを基にして、前記第1財務データに含まれる項目を共通の項目に変換した第1共通データを生成し、財務データの標準的なデータ形式の雛形と、該雛形上で共通の項目が配置される領域との関係を示す第1マッピングテーブルを基にして、前記第1共通データを標準的なデータ形式の第1財務データに変換することを特徴とする付記4に記載の財務データ処理方法。
(付記6)前記第2連携処理ステップは、財務データの標準的なデータ形式の雛形と、該雛形上で共通の項目が配置される領域との関係を示す第2マッピングテーブルを基にして、標準的なデータ形式の第1財務データを第2共通データに変換し、前記第2財務データに含まれる項目と、共通の項目とを対応付けた第2項目変換テーブルを基にして、前記第2共通データに含まれる共通の項目を第2財務データの項目に変換することで第2財務データを生成することを特徴とする付記4または5に記載の財務データ処理方法。
(付記7)コンピュータに、
複数の企業により利用される複数のアプリケーションの内の各々のアプリケーション毎に処理可能な財務データの形式と前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式との対応情報を記憶装置に記憶する対応情報記憶手順と、
前記記憶装置を参照し、前記複数のアプリケーションの内の1のアプリケーションであって、前記複数の企業の内の1の企業により利用された第1のアプリケーションから出力された、前記1つの企業の外部向けの財務データに関連した前記1つの企業の内部向けの第1財務データを、前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式にて第1記憶装置に記憶させる第1連携処理手順と、
前記記憶装置を参照し、前記第1記憶装置に記憶された標準的なデータ形式の第1財務データを基にして、前記第1のアプリケーションとは異なる前記複数のアプリケーションの内のアプリケーションであって、前記1の企業により利用される第2のアプリケーションのデータ形式の第2財務データを生成する第2連携処理手順と、
前記記憶装置を参照し、前記1の企業により利用された前記第2のアプリケーションから出力された第3の財務データを前記1つの企業の外部向けの財務データとして標準的なデータ形式にて第2記憶装置に記憶させる第3連携処理手順と、
前記第2記憶装置に記憶された標準的なデータ形式の第3の財務データを外部装置に通知する通知手順と
を実行させることを特徴とする財務データ処理プログラム。
(付記8)前記第1連携処理手順は、前記第1財務データに含まれる項目と、共通の項目とを対応付けた第1項目変換テーブルを基にして、前記第1財務データに含まれる項目を共通の項目に変換した第1共通データを生成し、財務データの標準的なデータ形式の雛形と、該雛形上で共通の項目が配置される領域との関係を示す第1マッピングテーブルを基にして、前記第1共通データを標準的なデータ形式の第1財務データに変換することを特徴とする付記7に記載の財務データ処理プログラム。
(付記9)前記第2連携処理手順は、財務データの標準的なデータ形式の雛形と、該雛形上で共通の項目が配置される領域との関係を示す第2マッピングテーブルを基にして、標準的なデータ形式の第1財務データを第2共通データに変換し、前記第2財務データに含まれる項目と、共通の項目とを対応付けた第2項目変換テーブルを基にして、前記第2共通データに含まれる共通の項目を第2財務データの項目に変換することで第2財務データを生成することを特徴とする付記7または8に記載の財務データ処理プログラム。
10 財務データ処理装置
11 第1連携処理部
12 第1記憶装置
13 第2連携処理部
14 第3連携処理部
15 第2記憶装置
16 通知部

Claims (3)

  1. 複数の企業により利用される複数のアプリケーションにより処理される財務データを連携するための財務データ処理装置であって、
    前記複数のアプリケーションの内の各々のアプリケーション毎に処理可能な財務データの形式と前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式との対応情報を記憶する対応情報記憶部と、
    前記対応情報記憶部を参照し、前記複数のアプリケーションの内の1のアプリケーションであって、前記複数の企業の内の1の企業により利用された第1のアプリケーションから出力された、前記1の企業の第1財務データに含まれる項目と、共通の項目とを対応付けた第1項目変換テーブルを基にして、前記第1財務データに含まれる項目を共通の項目に変換した第1共通データを生成するとともに、財務データの標準的なデータ形式の雛形と、該雛形上で共通の項目が配置される領域との関係を示す第1マッピングテーブルを基にして、前記第1共通データを、前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式の第1財務データに変換して、第1記憶装置に記憶させる第1連携処理部と、
    前記対応情報記憶部を参照し、財務データの標準的なデータ形式の雛形と、該雛形上で共通の項目が配置される領域との関係を示す第2マッピングテーブルを基にして、前記標準的なデータ形式の第1財務データを第2共通データに変換するとともに、前記第1のアプリケーションとは異なる前記複数のアプリケーションの内のアプリケーションであって、前記1の企業により利用される第2のアプリケーションのデータ形式の財務データに含まれる項目と、共通の項目とを対応付けた第2項目変換テーブルを基にして、前記第2共通データに含まれる共通の項目を、該第2アプリケーションのデータ形式の財務データの項目に変換することで、第2のアプリケーションのデータ形式の第2財務データを生成する第2連携処理部と、
    前記対応情報記憶部を参照し、前記第2項目変換テーブルを基にして、前記1の企業により利用される前記第2のアプリケーションのデータ形式の第3財務データの項目に対応する共通項目を特定し、第財務データの項目を共通項目に変換することで、第共通データを生成するとともに、第3マッピングテーブルを基にして、標準的なデータ形式の第3財務データの雛形上で共通項目が配置される領域を特定し、特定した雛形上に前記第3共通データの共通項目を配置することで、前記第3共通データを、標準的なデータ形式の第3の財務データに変換し、該標準的なデータ形式の第3の財務データを前記1の企業の財務データとして第2記憶装置に記憶させる第3連携処理部と、
    前記第2記憶装置に記憶された前記標準的なデータ形式の第3の財務データを前記1の企業とは異なる企業が利用する装置に通知する通知部と
    を備えたことを特徴とする財務データ処理装置。
  2. 財務データ処理装置により実行される方法であって
    複数の企業により利用される複数のアプリケーションの内の各々のアプリケーション毎に処理可能な財務データの形式と前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式との対応情報を記憶装置に記憶する対応情報記憶ステップと、
    前記記憶装置を参照し、前記複数のアプリケーションの内の1のアプリケーションであって、前記複数の企業の内の1の企業により利用された第1のアプリケーションから出力された、前記1の企業の第1財務データに含まれる項目と、共通の項目とを対応付けた第1項目変換テーブルを基にして、前記第1財務データに含まれる項目を共通の項目に変換した第1共通データを生成するとともに、財務データの標準的なデータ形式の雛形と、該雛形上で共通の項目が配置される領域との関係を示す第1マッピングテーブルを基にして、前記第1共通データを、前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式の第1財務データに変換して、第1記憶装置に記憶させる第1連携処理ステップと、
    前記記憶装置を参照し、財務データの標準的なデータ形式の雛形と、該雛形上で共通の項目が配置される領域との関係を示す第2マッピングテーブルを基にして、前記標準的なデータ形式の第1財務データを第2共通データに変換するとともに、前記第1のアプリケーションとは異なる前記複数のアプリケーションの内のアプリケーションであって、前記1の企業により利用される第2のアプリケーションのデータ形式の財務データに含まれる項目と、共通の項目とを対応付けた第2項目変換テーブルを基にして、前記第2共通データに含まれる共通の項目を、該第2アプリケーションのデータ形式の財務データの項目に変換することで、第2のアプリケーションのデータ形式の第2財務データを生成する第2連携処理ステップと、
    前記記憶装置を参照し、前記第2項目変換テーブルを基にして、前記1の企業により利用される前記第2のアプリケーションのデータ形式の第3財務データの項目に対応する共通項目を特定し、第財務データの項目を共通項目に変換することで、第共通データを生成するとともに、第3マッピングテーブルを基にして、標準的なデータ形式の第3財務データの雛形上で共通項目が配置される領域を特定し、特定した雛形上に前記第3共通データの共通項目を配置することで、前記第3共通データを、標準的なデータ形式の第3の財務データに変換し、該標準的なデータ形式の第3の財務データを前記1の企業の財務データとして第2記憶装置に記憶させる第3連携処理ステップと、
    前記第2記憶装置に記憶された前記標準的なデータ形式の第3の財務データを前記1の企業とは異なる企業が利用する装置に通知する通知ステップと
    を含んだことを特徴とする財務データ処理方法。
  3. コンピュータに、
    複数の企業により利用される複数のアプリケーションの内の各々のアプリケーション毎に処理可能な財務データの形式と前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式との対応情報を記憶装置に記憶する対応情報記憶手順と、
    前記記憶装置を参照し、前記複数のアプリケーションの内の1のアプリケーションであって、前記複数の企業の内の1の企業により利用された第1のアプリケーションから出力された、前記1の企業の第1財務データに含まれる項目と、共通の項目とを対応付けた第1項目変換テーブルを基にして、前記第1財務データに含まれる項目を共通の項目に変換した第1共通データを生成するとともに、財務データの標準的なデータ形式の雛形と、該雛形上で共通の項目が配置される領域との関係を示す第1マッピングテーブルを基にして、前記第1共通データを、前記複数のアプリケーション間で標準的なデータ形式の第1財務データに変換して、第1記憶装置に記憶させる第1連携処理手順と、
    前記記憶装置を参照し、財務データの標準的なデータ形式の雛形と、該雛形上で共通の項目が配置される領域との関係を示す第2マッピングテーブルを基にして、前記標準的なデータ形式の第1財務データを第2共通データに変換するとともに、前記第1のアプリケーションとは異なる前記複数のアプリケーションの内のアプリケーションであって、前記1の企業により利用される第2のアプリケーションのデータ形式の財務データに含まれる項目と、共通の項目とを対応付けた第2項目変換テーブルを基にして、前記第2共通データに含まれる共通の項目を、該第2アプリケーションのデータ形式の財務データの項目に変換することで、第2のアプリケーションのデータ形式の第2財務データを生成する第2連携処理手順と、
    前記記憶装置を参照し、前記第2項目変換テーブルを基にして、前記1の企業により利用される前記第2のアプリケーションのデータ形式の第3財務データの項目に対応する共通項目を特定し、第財務データの項目を共通項目に変換することで、第共通データを生成するとともに、第3マッピングテーブルを基にして、標準的なデータ形式の第3財務データの雛形上で共通項目が配置される領域を特定し、特定した雛形上に前記第3共通データの共通項目を配置することで、前記第3共通データを、標準的なデータ形式の第3の財務データに変換し、該標準的なデータ形式の第3の財務データを前記1の企業の財務データとして第2記憶装置に記憶させる第3連携処理手順と、
    前記第2記憶装置に記憶された前記標準的なデータ形式の第3の財務データを前記1の企業とは異なる企業が利用する装置に通知する通知手順と
    を実行させることを特徴とする財務データ処理プログラム。
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