JP5499803B2 - 影響検出装置、影響検出プログラム、及び影響検出方法 - Google Patents

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Description

本件は、影響検出装置、影響検出プログラム、及び影響検出方法に関する。
近年、財務情報の円滑な流通を図るため、構造化文書として知られるXML(eXtensible Markup Language)をベースとしたXBRL(eXtensible Business Reporting Language)の仕様がXBRL Internationalにより制定され、XBRLの仕様に基づいた財務データの利用が銀行などの金融機関を中心に進みつつある。XBRLでは、例えば、売上高や営業利益といったデータそのものはインスタンス文書と呼ばれるファイルに含まれ、表示構造や表示方法等はタクソノミと呼ばれるファイルに含まれる。
また、XBRLにより記述された財務情報をデータベースに取り込み、財務情報の分析等を行う技術が開発されている(例えば、特許文献1)。XBRLにより記述された財務情報の分析を行う場合、タクソノミに定義されている科目と、データベースで管理するコード体系との間でマッピングを行う。また、インスタンス文書の値検証あるいは財務計算のための式を、Formula Linkbase技術を用いてタクソノミに対して記述し、分析等に用いることもできる。Formula Linkbaseはインスタンス文書の値のチェック及び財務分析などのための計算定義をするための、XBRL仕様をベースにした国際標準仕様である。
上述した、タクソノミに定義されている科目とデータベースで管理するコード体系とをマッピングしたマッピング定義や、タクソノミに計算式を定義したFormula定義は、例えば、金融庁が提供する標準タクソノミ等、あるタクソノミに対して作成される。しかしながら、企業によっては、標準タクソノミには定義されていない科目を使用したい場合もあり、そのような場合に企業は、企業独自の項目を備えた拡張タクソノミと言われるタクソノミを作成する。また、法令・規則の改正等によって標準タクソノミそのものが変更される場合もある。
拡張タクソノミや変更されたタクソノミを使用して分析等を行う場合、あるタクソノミに対して作成されたマッピング定義・Formula定義が上記の変更等によって影響を受けるか否かを確認する必要がある。
一般に、タクソノミには科目が数千項目定義されることがあり、マッピング定義や、Formula定義にも、対応付けや検証・計算式が数百と定義される場合がある。従って、数百のマッピング定義や検証・計算式を1つずつ見直して、影響度合いを検証するには多くの時間を要し、また、ミスも発生しやすくなる。なお、プログラムに対して修正・変更が生じた場合については、その修正・変更により影響を受ける影響箇所を指摘する技術が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2007−164591号公報 特開平7−281883号公報
しかしながら、タクソノミには、項目が定義されているだけでなく、表示関係や計算関係等の情報も含まれている。従って、互いに関連するデータを抽出する作業が非常に煩雑となってしまい、特許文献2の技術をそのまま適用することは難しい。
本件は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、文書構造定義情報が変更された場合に、その変更が与える影響の調査を容易にする影響検出装置、影響検出プログラム、及び影響検出方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、明細書開示の影響検出装置は、構造化文書の構造を定義する第1の文書構造定義情報と、第2の文書構造定義情報とを比較して、構造化文書を構成する要素について、前記第1の文書構造定義情報に追加された要素、前記第1の文書構造定義情報において変更された要素、及び前記第1の文書構造定義情報から削除された要素の少なくとも1つを抽出する第1の抽出部と、前記第1の文書構造定義情報及び第2の文書構造定義情報がそれぞれ有する、前記要素間の関係を階層構造により定義した階層定義文書から、前記第1の抽出部により抽出された要素と親子関係にある要素及び兄弟関係にある要素を抽出する第2の抽出部と、前記第1の文書構造定義情報の1つあるいは複数の要素を利用した式の中から、前記第1の抽出部により抽出された要素を利用する式、及び、前記第2の抽出部により抽出された要素を利用する式を検出し、出力する検出部と、を備える。
上記課題を解決するために、明細書開示の影響検出プログラムは、コンピュータを、構造化文書の構造を定義する第1の文書構造定義情報と、第2の文書構造定義情報とを比較して、構造化文書を構成する要素について、前記第1の文書構造定義情報に追加された要素、前記第1の文書構造定義情報において変更された要素、及び前記第1の文書構造定義情報から削除された要素の少なくとも1つを抽出する第1の抽出部と、前記第1の文書構造定義情報及び第2の文書構造定義情報がそれぞれ有する、前記要素間の関係を階層構造により定義した階層定義文書から、前記第1の抽出部により抽出された要素と親子関係にある要素及び兄弟関係にある要素を抽出する第2の抽出部と、前記第1の文書構造定義情報の1つあるいは複数の要素を利用した式の中から、前記第1の抽出部により抽出された要素を利用する式、及び、前記第2の抽出部により抽出された要素を利用する式を検出し、出力する検出部と、して機能させる。
上記課題を解決するために、明細書開示の影響検出方法は、構造化文書の構造を定義する第1の文書構造定義情報と、第2の文書構造定義情報とを比較して、構造化文書を構成する要素について、前記第1の文書構造定義情報に追加された要素、前記第1の文書構造定義情報において変更された要素、及び前記第1の文書構造定義情報から削除された要素の少なくとも1つを抽出する第1の抽出ステップと、前記第1の文書構造定義情報及び第2の文書構造定義情報がそれぞれ有する、前記要素間の関係を階層構造により定義した階層定義文書から、前記第1の抽出ステップにより抽出された要素と親子関係にある要素及び兄弟関係にある要素を抽出する第2の抽出ステップと、前記第1の文書構造定義情報の1つあるいは複数の要素を利用した式の中から、前記第1の抽出ステップで抽出された要素を利用する式、及び、前記第2の抽出ステップで抽出された要素を利用する式を検出し、出力する検出ステップと、をコンピュータが実行する
明細書開示の影響検出装置、影響検出プログラム、及び影響検出方法によれば、文書構造定義情報が変更された場合に、その変更が与える影響の調査が容易になる。
タクソノミの概略について説明するための図である。 本件の影響検出装置を含むシステム構成の一例を示す図である。 比較元タクソノミと比較先タクソノミとの組み合わせの一例、マッピング定義の一例、及び検証・計算式の一例を示す図である。 影響検出装置が有する機能を実現する手段の一例を示す機能ブロック図である。 影響検出処理の一例を示すフローチャートである。 影響検出処理を説明するための具体的なデータの一例である。 親要素、及び兄弟要素抽出処理の一例を示すフローチャートである。 比較元タクソノミに含まれる計算リンクの一例である。 比較先タクソノミに含まれる計算リンクの一例である。 影響を受ける式の抽出処理の一例を示すフローチャートである。 影響検出結果の一例を示す図である。 影響検出装置の他の構成例を示す図である。 影響検出結果の表示方法の一例を示す図である。
以下、本件の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
まず、図1を用いてタクソノミの概略について簡単に説明する。タクソノミ100は、スキーマ110と、リンクベース120とを含む。
スキーマ110は、タクソノミで使用される項目(要素)を定義する。図1では、スキーマ110は、タクソノミで使用される要素として、Assets(資産)、Current Assets(流動資産)、Fixed Assets(固定資産)を定義する。
リンクベース120は、タクソノミで使用される要素間の関係(リンク)を記述する文書である。リンクベース120は、例えば、計算リンク120a、名称リンク120b、表示リンク120c、及び定義リンク120dを含む。計算リンク120aは、要素間の計算関係を定義する。図1では、計算リンク120aは、スキーマ110で定義された要素「Assets」が同じくスキーマ110で定義された「Current Assets」及び「Fixed Assets」の和であるという計算関係を定義している。
名称リンク120bは、要素に対する表示名称を定義する。図1では、名称リンク120bは、スキーマ110で定義された各要素「Assets」、「Current Assets」、及び「Fixed Assets」に対して、表示名称「資産」、「流動資産」、及び「固定資産」をそれぞれ対応付けている。
表示リンク120cは、スキーマ110で定義された要素が表示される際の親子関係や、表示順序を定義する。図1では、表示リンク120cは、「Assets」の子要素として、「Current Assets」と「Fixed Assets」とを表示し、かつ、その表示順が「Current Assets」、「Fixed Assets」の順であることを定義している。
定義リンク120dは、例えば、スキーマ110に定義された要素間の親子関係を定義する。図1では、定義リンク120dは、財務規則(財規)では「Assets」の子要素は、「Current Assets」及び「Fixed Assets」であるという親子関係を定義している。
上述したタクソノミ100と、要素毎の値(例えば、Assets=100)を記述したインスタンス文書とに基づいて、財務情報を作成することができる。
次に、本件の影響検出装置を含むシステムについて説明する。図2は、本件に係る影響検出装置を含むシステム構成の一例を示す図である。図2に示すように、影響検出装置20は、ネットワーク30を介して、情報処理装置10a及び10bと接続する。
情報処理装置10a及び10bは、例えば、パーソナルコンピュータで構成される。情報処理装置10a及び10bは、ユーザの操作入力に基づいて、影響検出装置20に格納されているタクソノミを情報処理装置10a及び10bが備える表示装置に表示する。また、タクソノミが変更された場合、ユーザの操作入力に基づいて、情報処理装置10a及び10bは、影響検出装置20に、タクソノミの変更が与える影響を検出する影響検出処理の実行命令を送信する。また、情報処理装置10a及び10bは、影響検出装置20が実行した影響検出処理の結果を受信し、表示装置に表示する。
影響検出装置20は、例えば、情報処理装置10a及び10bをクライアントコンピュータとするサーバコンピュータである。影響検出装置20は、情報処理装置10a又は10bから影響検出処理の実行命令を受信すると、影響検出処理を実行する。影響検出装置20は、影響検出処理の結果を、情報処理装置10a又は10bに送信する。
また、影響検出装置20は、入出力部201、ROM(Read Only Memory)202、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)203、RAM(Random Access Memory)204、及びハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)205を備える。
入出力部201は、情報処理装置10a及び10bとの間でデータおよび信号の送受信を行う。ROM202は、影響検出処理を実行するためのプログラム等を格納する。CPU203は、ROM202に格納されたプログラムを読み込んで実行する。RAM204は、プログラムを実行する際に使用される一時的なデータを保存する。また、ROM202に格納されたプログラムのCPU203による演算によって、図4に示す追加・削除要素抽出部211、計算リンク解析部212、及び影響検出部213が有する機能が実行される。
HDD205は、比較元タクソノミ(第1の文書構造定義情報)と、比較先タクソノミ(第2の文書構造定義情報)と、マッピング定義及び検証・計算式とを格納する。比較元タクソノミとは、影響検出装置20が影響検出処理を行う際に、比較元となるタクソノミである。また、比較先タクソノミとは、比較元タクソノミと比較され、影響調査の対象となるタクソノミである。例えば、比較元タクソノミが金融庁から提供された標準タクソノミであるとする。この場合、比較先タクソノミは、企業が独自の科目を追加した拡張タクソノミや、または、法令・規則の改正によって変更された標準タクソノミとすることができる。また、比較元タクソノミを拡張タクソノミとする場合、比較先タクソノミを比較元の拡張タクソノミに新たに要素を追加した拡張タクソノミとすることができる。図3(1)に、上述した比較元タクソノミと比較先タクソノミとの組み合わせの一例を示す。
マッピング定義は、比較元タクソノミに使用されている1つ、あるいは複数の要素と、ユーザがデータベース等で独自に設定している科目とを対応付ける。図3(2)は、マッピング定義の一例を示している。本実施例のマッピング定義は、対応式項目と科目コード項目とを含む。対応式項目には、比較元タクソノミに使用されている1つ、あるいは複数の要素を利用した式が定義される。科目コード項目には、マッピング先のデータベースにおける科目コードが定義される。図3(2)においては、比較元タクソノミの要素である「引当金(流動負債)」は、科目コード「A112300」にマッピングされている。また、「繰延税金負債」と「再評価に係る繰延税金負債」との和が、科目コード「A114330」にマッピングされている。
検証・計算式は、比較元タクソノミの要素を利用した計算式であり、例えば、図3(3)に示すように、売上販売管理比率を、比較元タクソノミの要素「販売費及び一般管理費」と「売上高」とから算出する式である。また、売上高研究開発費比率を、比較元タクソノミの要素「研究開発費」と「売上高」とから算出する式である。
ネットワーク30は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信手段である。ネットワーク30は、情報処理装置10a、10b、及び影響検出装置20が送信するデータを、送信先に伝送する。
次に、図4を参照して、影響検出装置20が有する機能を実現する手段について説明する。図4は、影響検出装置20が有する機能を実現する手段の一例を示す機能ブロック図である。
影響検出装置20は、記憶部210、追加・削除要素抽出部211(第1の抽出部)、計算リンク解析部212(第2の抽出部)、及び影響検出部213(検出部)を備える。
記憶部210は、例えば、HDD205とすることができる。記憶部210には、比較元タクソノミ210a、比較先タクソノミ210b、及び、マッピング定義及び検証・計算式210cが格納されている。
追加・削除要素抽出部211は、比較元タクソノミ210aと比較先タクソノミ210bとを比較して、比較元タクソノミ210aに対して追加・削除・変更された要素を抽出する。具体的には、比較元タクソノミが標準タクソノミであり、比較先タクソノミが拡張タクソノミである場合には、拡張タクソノミに含まれる要素一覧を取得する。要素一覧とは、拡張タクソノミにおいて、標準タクソノミに追加される要素のみを記述した文書である。比較元タクソノミが標準タクソノミあるいは拡張タクソノミであって、比較先タクソノミが変更されたタクソノミ又は変更された拡張タクソノミであるとする。この場合、追加・削除要素抽出部211は、比較元及び比較先タクソノミそれぞれのスキーマを比較して、追加・削除・変更された要素の一覧を抽出する。追加・削除要素抽出部211は、抽出した要素を計算リンク解析部212及び影響検出部213へ出力する。
計算リンク解析部212は、比較元タクソノミ210a及び比較先タクソノミ210bのそれぞれに含まれる計算リンク(階層定義文書)を取得する。また、計算リンク解析部212は、追加・削除要素抽出部211から、追加・削除要素抽出部211が抽出した要素を受付ける。計算リンク解析部212は、計算リンクを用いて、追加・削除要素抽出部211が抽出した要素と親子関係にある要素(以後、親要素と記載する)及び兄弟関係にある要素(以後、兄弟要素と記載する)を抽出する。計算リンク解析部212は、抽出した親要素及び兄弟要素を影響検出部213に出力する。
影響検出部213は、記憶部210から、マッピング定義及び検証・計算式210cを取得する。また、影響検出部213は、計算リンク解析部212及び追加・削除要素抽出部211が抽出した要素を受付ける。影響検出部213は、受付けた要素を利用しているマッピング定義及び検証・計算式を抽出し、抽出結果を情報処理装置10a又は10bに出力する。情報処理装置10a又は10bは、受付けた影響検出結果を表示装置に表示する。
次に、図5〜図11を用いて、影響検出装置20が実行する影響検出処理の一例について、具体例を用いて説明する。図5は、影響検出装置20が実行する影響検出処理の一例を示すフローチャートである。
影響検出装置20は、情報処理装置10a又は10bを介して、比較元タクソノミ、比較先タクソノミ、及びマッピング定義及び検証・計算式の指定を受付ける(ステップS10)。
次に、追加・削除要素抽出部211は、比較元タクソノミと比較先タクソノミとを比較し、追加・削除・変更要素の抽出を行う(ステップS12)。
具体例では、比較元タクソノミが標準タクソノミであり、比較先タクソノミが拡張タクソノミであるとする。また、影響度を検出する対象として、ユーザがマッピング定義を指定したとする。また、拡張タクソノミの要素一覧に定義された要素が、図6(1)に示す「電子計算機買戻損失引当金」、「リサイクル費用引当金」、及び「工事契約等損失引当金」の3要素であるとする。この場合、ステップS12が実行されると、図6(2)に示すように、要素が追加されたのか、削除されたのか、変更されたのかを示す「種別」と共に、前述の3要素が抽出される。具体例では、全ての要素が追加されたため、種別項目には「追加」が登録される。
次に、図5のフローチャートにおいて、計算リンク解析部212が、比較元タクソノミと比較先タクソノミとがそれぞれ有する計算リンクを用いて、ステップS12で抽出された要素の親要素、及び兄弟要素を抽出する(ステップS14)。
ここで、図7を用いて、ステップS14の詳細な処理の一例について説明する。図7は、ステップS14の処理の一例を示すフローチャートである。
計算リンク解析部212は、追加・削除・変更要素の一覧を、追加・削除要素抽出部211から受け取る(ステップS20)。次に、計算リンク解析部212は、比較元タクソノミ及び比較先タクソノミからそれぞれの計算リンクを読み込む(ステップS22)。
図8及び図9は、比較元タクソノミ及び比較先タクソノミにそれぞれ含まれる計算リンクの一例をそれぞれ示している。図8の計算リンクを用いて、要素間の親子関係及び兄弟関係について説明する。
図8において、例えば、要素「流動負債」は、要素「負債」に紐付けられ、かつ、要素「負債」の一つ下の階層に位置している。この場合、「流動負債」が紐付けられ、かつ、「流動負債」の一つ上の階層に位置する要素「負債」は、「流動負債」の親要素となる。また、「流動負債」と同様に、「負債」に紐付けられ、かつ「負債」の一つ下の階層に位置する、すなわち、「流動負債」と同一の階層に位置する「固定負債」は、「流動負債」の兄弟要素となる。
同様にして、例えば、「未払費用」の場合、「未払費用」の親要素は「引当金(流動負債)」であり、「未払費用」の兄弟要素は、「製品保証引当金」及び「役員賞与引当金」となる。
図7のフローチャートにおいて、計算リンク解析部212は、計算リンクにおけるルート要素を抽出する(ステップS24)。ここで、ルート要素とは、計算リンクにおいて、最上位の階層に位置する要素のことである。つまり、ルート要素には、親要素が存在しない。計算リンク解析部212は、ルート要素から階層構造を辿り、それ以上、下の階層を有しない要素(終端要素と記載する)を取得する(ステップS26)。次に、計算リンク解析部212は、取得した終端要素がステップS20で受け取った一覧に含まれるか否か判定する(ステップS28)。要素が一覧に含まれていない場合(ステップS28/NO)、計算リンク解析部212は、計算リンクに含まれる全ての要素を確認したか否か判定する(ステップS32)。計算リンク解析部212は、全ての要素を確認していない場合(ステップS32/NO)、ステップS26に戻り処理を継続する。計算リンク解析部212は、計算リンクに含まれる全ての要素を確認した場合(ステップS32/YES)、処理を終了する。
計算リンク解析部212は、取得した要素がステップS20で受け取った一覧に含まれる場合(ステップS28/YES)、その要素の親要素、及び兄弟要素を影響を受ける要素として抽出し、RAM204やHDD205等に保存する(ステップS30)。
次に、計算リンク解析部212は、計算リンクに含まれる全ての要素を確認したか否か判定する(ステップS32)。計算リンク解析部212は、全ての要素を確認していない場合(ステップS32/NO)、ステップS26に戻り処理を継続する。計算リンク解析部212は、計算リンクに含まれる全ての要素を確認した場合(ステップS32/YES)、処理を終了する。
具体例において、計算リンク解析部212は、図9に示す拡張タクソノミの計算リンクにおいて、ルート要素を抽出する(ステップS24)。図9におけるルート要素は、最上位の階層に位置する、「資産」及び「負債純資産」である。なお、本具体例では、ルート要素「負債純資産」を用いて説明を行う。
次に、計算リンク解析部212は、ルート要素から階層構造をたどり、終端要素を抽出する(ステップS26)。図9において、「負債純資産」から階層構造をたどると、最初に出現する終端要素は、「支払手形及び買掛金」である。計算リンク解析部212は、終端要素「支払手形及び買掛金」を取得すると(ステップS26)、要素「支払手形及び買掛金」が図6(2)に示す一覧に含まれるか否か判定する(ステップS28)。「支払手形及び買掛金」は、図6(2)に含まれないため(ステップS28/NO)、計算リンク解析部212は、計算リンクに含まれる全ての要素を確認済みか判定する(ステップS32)。計算リンク解析部212は、未だ全ての要素の確認が済んでいないので(ステップS32/NO)、次の終端要素を取得する(ステップS26)。図9において、次の終端要素は、「短期借入金」であるが、「短期借入金」は、図6(2)の一覧に含まれない(ステップS28/NO)。従って、計算リンク解析部212は、ステップS28、ステップS32、ステップS26の処理を繰り返す。
計算リンク解析部212は、上述の処理を繰り返し、終端要素として、「工事契約等損失引当金」を取得する(ステップS26)。次に、計算リンク解析部212は、「工事契約等損失引当金」が図6(2)に示す一覧に含まれるか判定する(ステップS28)。「工事契約等損失引当金」は、図6(2)に含まれる(ステップS28/YES)。そこで、計算リンク解析部212は、計算リンクから、「工事契約等損失引当金」の親要素「引当金(流動負債)」と、兄弟要素「未払い費用」、「製品保証引当金」及び「役員賞与引当金」を抽出し、保存する(ステップS30)。計算リンク解析部212は、まだ確認が済んでいない要素が存在するので(ステップS32/NO)、ステップS26に戻り処理を継続する。
同様の処理を継続すると、計算リンク解析部212が、終端要素として「電子計算機買戻損失引当金」を取得した場合(ステップS26)に、ステップS28の判定がYESとなる。そこで、計算リンク解析部212は、「電子計算機買戻損失引当金」の親要素「引当金(固定負債)」、及び兄弟要素「リース債務」、「退職金給付引当金」、「リサイクル費用引当金」、「繰延税金負債」、「再評価に係る繰延税金負債」を抽出し、保存する(ステップS30)。なお、「リサイクル費用引当金」は、図6(2)に示す一覧に含まれているため、兄弟要素として抽出しないようにしても良い。
同様に、計算リンク解析部212は、「リサイクル費用引当金」が図6(2)に示す一覧に含まれるので(ステップS28/YES)、親要素及び兄弟要素を抽出し、保存する(ステップS30)。なお、「リサイクル費用引当金」の親要素及び兄弟要素は、「電子計算機買戻損失引当金」の親要素及び兄弟要素と重複している。この場合、重複分については抽出結果に含まないよう処理を行っても良い。
図7のフローチャートで説明した処理を行った結果、具体例において、計算リンク解析部212から出力される親要素及び兄弟要素の抽出結果は、図6(3)となる。なお、図6(3)中の種別項目は、図6(2)に示す要素に対し、左側に記載された要素が、親要素にあたるのか、兄弟要素にあたるのかを示している。
なお、本具体例では追加・削除要素抽出部211によって抽出された要素の全てが、追加された要素であったため、比較先タクソノミである拡張タクソノミに含まれる計算リンクを用いて親要素及び兄弟要素を抽出した。計算リンク解析部212は、追加・削除要素抽出部211によって抽出された要素が、削除された要素である場合には、比較元タクソノミに含まれる計算リンクを用いて、親要素及び兄弟要素を抽出する。また、計算リンク解析部212は、追加・削除要素抽出部211によって抽出された要素が、変更された要素である場合には、比較元及び比較先タクソノミにそれぞれ含まれる計算リンクを用いて、親要素及び兄弟要素を抽出する。
図5のフローチャートに戻り説明を継続する。図5において、影響検出部213は、指定されたマッピング定義及び検証・計算式から、ステップS12及びステップS14で抽出された要素を利用して定義されたマッピング定義及び検証・計算式を抽出する(ステップS16)。
ここで、ステップS16の処理の詳細について説明する。図10は、ステップS16の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。
影響検出部213は、追加・削除要素抽出部211より、追加・削除・変更要素の一覧を、影響を受ける要素の一覧として受け取る。また、影響検出部213は、計算リンク解析部212より、親要素及び兄弟要素の一覧を、影響を受ける要素の一覧として受け取る(ステップS40)。次に、影響検出部213は、ユーザから指定されたマッピング定義及び検証・計算式を読み込む(ステップS42)。
具体例では、影響検出部213は、追加・削除要素抽出部211から図6(2)に示す一覧を受け取り、計算リンク解析部212から図6(3)に示す一覧を受け取る(ステップS40)。また、本具体例では、図11(1)に示すマッピング定義がユーザによって指定されていたとする。
図10のフローチャートにおいて影響検出部213は、マッピング定義及び検証・計算式に、ステップS40で受け取った一覧に含まれる要素が出現するか否か判定する(ステップS44)。つまり、追加・削除要素抽出部211及び計算リンク解析部212により抽出された要素のうち少なくとも1つを利用して定義したマッピング定義及び検証・計算式(項目)が存在するか否か判定する。
影響検出部213は、ステップS44の判定がYESの場合、当該マッピング定義及び検証・計算式を影響を受ける項目として取得し、保存する(ステップS46)。次に、影響検出部213は、ステップS40で受け取った一覧に含まれる要素が出現するか否かを未だ確認していないマッピング定義等が、存在するか否か判定する(ステップS48)。影響検出部213は、ステップS48の判定がNOの場合、処理を終了する。一方、影響検出部213は、ステップS48の判定がYESの場合、ステップS44に戻り処理を継続する。
影響検出部213は、ステップS44の判定がNOの場合、上述したステップS48の処理を実行する。
具体例において、影響検出部213は、図11(1)に示すマッピング定義の対応式に、図6(2)及び図6(3)の一覧に含まれる要素が出現するか否かを判定する(ステップS44)。
図11(1)の1行目のレコードの対応式に利用されている要素「引当金(流動負債)」は、図6(3)の一覧に出現する(ステップS44/YES)。従って、影響検出部213は、1行目のレコードを、タクソノミが変更された影響を受ける項目として保存する(ステップS46)。影響検出部213は、未確認の対応式が存在するため(ステップS48/YES)、次の対応式についてステップS44の処理を実行する。
図11(1)の2行目のレコードの対応式に利用されている「引当金(固定負債)」は、図6(3)の一覧に出現する(ステップS44/YES)。従って、影響検出部213は、2行目のレコードを、タクソノミの変更による影響を受ける項目として保存する(ステップS46)。
図11(1)の3行目のレコードの対応式に利用されている「リース債務(流動負債)」は、図6(2)及び図6(3)の一覧のいずれにも出現しない(ステップS44/NO)。従って、影響検出部213は、ステップS48の処理を実行する。影響検出部213は、未確認の対応式が存在するため(ステップS48/YES)、次の対応式についてステップS44の処理を実行する。4行目のレコードの対応式に利用されている「長期借入金」も、図6(2)及び図6(3)の一覧のいずれにも出現しない(ステップS44)。従って、影響検出部213は、ステップS48の処理を実行する。影響検出部213は、未確認の対応式が存在するため(ステップS48/YES)、次の対応式についてステップS44の処理を実行する。
図11(1)の5行目のレコードの対応式に利用されている「繰延税金負債」及び「再評価に係る繰延税金負債」は、図6(3)の一覧に出現する(ステップS44/YES)。従って、影響検出部213は、5行目のレコードを、タクソノミの変更により影響を受ける項目として保存する(ステップS46)。影響検出部213は、未確認の対応式が存在しないため(ステップS48/NO)、処理を終了する。
図5のフローチャートにおいて、影響検出部213は、上述した処理によって影響を受ける項目として保存したマッピング定義又は検証・計算式を影響検出結果として情報処理装置10a又は10bに出力する(ステップS18)。そして、影響検出部213は、影響検出処理を終了する。
具体例では、影響検出部213は、上述した処理によって抽出した、図11(2)に示す3つのマッピング定義を、情報処理装置10a又は10bに出力する(ステップS18)。影響検出部213が出力した影響検出結果は、情報処理装置10a又は10bの表示装置に表示される。ユーザは、表示装置に表示された影響検出結果を確認し、比較元タクソノミに対して定義していたマッピング定義及び検証・計算式がタクソノミの変更により影響を受けるか否かを確認することができる。また、ユーザは、マッピング定義や検証・計算式の見直しを行う必要があるか否かを判定することができる。
以上の説明から明らかなように、本件の影響検出装置20は、比較元タクソノミと比較先タクソノミとを比較して、追加・削除・変更された要素し、その要素の親要素及び兄弟要素を計算リンクを利用して抽出する。そして、比較元タクソノミに対して定義されていたマッピング定義及び検証・計算式の中から、追加・削除・変更要素、親要素、及び兄弟要素を利用するマッピング定義、検証・計算式を抽出して、タクソノミの変更により影響を受ける項目として出力する。従って、多くの要素が定義されるタクソノミに対して設定された、数多くのマッピング定義や検証・計算式において、タクソノミが変更されたことによる影響を検証する時間を短縮するとともに、確認ミスや見落とし等の発生を抑制することができる。
以上、本件の複数の実施形態について詳述したが、本件は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、本実施例では、影響検出装置20は、情報処理装置10a又は10bから影響検出処理を実行する命令を受付け、影響検出結果を情報処理装置10a又は10bに出力していた。しかしながら、図12に示すように、影響検出装置20が操作部及び表示部を有しており、ユーザから操作部を通して影響検出処理の実行命令を受付け、影響検出結果を表示装置に表示させるようにしても良い。これにより、ユーザは、影響検出装置20と情報処理装置10a又は10bとを接続しなくても、影響検出処理を実行し、結果を確認することができる。
また、本実施例では、マッピング定義の順番に、検出された対応式を並べ影響検出結果として出力したが、対応式に利用されている要素の数に基づいて、対応式を並べ替え、影響検出結果として出力するようにしても良い。例えば、図13(1)のように、図6(2)及び図6(3)の一覧に含まれる要素を利用している数が多い「繰延税金負債+再評価に係る繰延税金負債」を一番初めに出力するようにしても良い。これにより、ユーザは、タクソノミの変更により大きな影響を受ける可能性が高いマッピング定義及び検証・計算式から影響度合いを確認することができる。また、検出結果を、図13(2)に示すように、要素毎に出力するようにしても良い。これにより、ユーザは、要素毎に影響を受けるマッピング定義及び検証・計算式を確認することができる。
なお、上記の影響検出装置が有する機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、影響検出装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、例えば、インターネット等の通信網に接続されたサーバコンピュータを本件の影響検出装置とし、これに接続されたパーソナルコンピュータ等の通信装置に、データ圧縮及びデータ伸長の少なくとも一つを行うサービスをサーバコンピュータから提供するようにしても良い(ASP(Application Service Provider))。
また、本実施例ではネットワーク30を介して、影響検出装置20は、情報処理装置10a及び10bとデータの送受信を行うこととした。しかしながら、影響検出装置20は、情報処理装置10a及び10bのそれぞれと直接接続(ローカル接続)して、データの送受信を行うように構成しても良い。また、本実施例では、親要素及び兄弟要素の抽出に計算リンクを使用したが、表示リンクや定義リンクを使用しても良い。
20…影響検出装置
210a…比較元タクソノミ
210b…比較先タクソノミ
210c…マッピング定義及び検証・計算式
211…追加・削除要素抽出部
212…計算リンク解析部
213…影響検出部

Claims (6)

  1. 構造化文書の構造を定義する第1の文書構造定義情報と、第2の文書構造定義情報とを比較して、構造化文書を構成する要素について、前記第1の文書構造定義情報に追加された要素、前記第1の文書構造定義情報において変更された要素、及び前記第1の文書構造定義情報から削除された要素の少なくとも1つを抽出する第1の抽出部と、
    前記第1の文書構造定義情報及び第2の文書構造定義情報がそれぞれ有する、前記要素間の関係を階層構造により定義した階層定義文書から、前記第1の抽出部により抽出された要素と親子関係にある要素及び兄弟関係にある要素を抽出する第2の抽出部と、
    前記第1の文書構造定義情報の1つあるいは複数の要素を利用した式の中から、前記第1の抽出部により抽出された要素を利用する式、及び、前記第2の抽出部により抽出された要素を利用する式を検出し、出力する検出部と、
    を備える影響検出装置。
  2. 前記検出部は、検出したを出力する順序を、前記の定義に利用されている、前記第1の抽出部により抽出された要素及び前記第2の抽出部により抽出された要素の数に基づいて変更することを特徴とする請求項1に記載の影響検出装置。
  3. 前記検出部は、検出したを、前記第1の抽出部により抽出された要素、及び前記第2の抽出部により抽出された要素ごとに出力することを特徴とする請求項1に記載の影響検出装置。
  4. 前記検出部が出力したを表示する表示部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の影響検出装置。
  5. コンピュータを、
    構造化文書の構造を定義する第1の文書構造定義情報と、第2の文書構造定義情報とを比較して、構造化文書を構成する要素について、前記第1の文書構造定義情報に追加された要素、前記第1の文書構造定義情報において変更された要素、及び前記第1の文書構造定義情報から削除された要素の少なくとも1つを抽出する第1の抽出部と、
    前記第1の文書構造定義情報及び第2の文書構造定義情報がそれぞれ有する、前記要素間の関係を階層構造により定義した階層定義文書から、前記第1の抽出部により抽出された要素と親子関係にある要素及び兄弟関係にある要素を抽出する第2の抽出部と、
    前記第1の文書構造定義情報の1つあるいは複数の要素を利用した式の中から、前記第1の抽出部により抽出された要素を利用する式、及び、前記第2の抽出部により抽出された要素を利用する式を検出し、出力する検出部と、
    して機能させるための影響検出プログラム。
  6. 構造化文書の構造を定義する第1の文書構造定義情報と、第2の文書構造定義情報とを比較して、構造化文書を構成する要素について、前記第1の文書構造定義情報に追加された要素、前記第1の文書構造定義情報において変更された要素、及び前記第1の文書構造定義情報から削除された要素の少なくとも1つを抽出する第1の抽出ステップと、
    前記第1の文書構造定義情報及び第2の文書構造定義情報がそれぞれ有する、前記要素間の関係を階層構造により定義した階層定義文書から、前記第1の抽出ステップにより抽出された要素と親子関係にある要素及び兄弟関係にある要素を抽出する第2の抽出ステップと、
    前記第1の文書構造定義情報の1つあるいは複数の要素を利用した式の中から、前記第1の抽出ステップで抽出された要素を利用する式、及び、前記第2の抽出ステップで抽出された要素を利用する式を検出し、出力する検出ステップと、
    コンピュータが実行することを特徴とする影響検出方法。
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