JPWO2008038481A1 - 弾性波フィルタ装置 - Google Patents

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Abstract

IDT−IDT間共振モードを利用しており、かつより一層低損失である縦結合共振子型の弾性波フィルタ装置を提供する。IDT−IDT間の共振モードを利用した縦結合共振子型の弾性波フィルタ装置において、狭ピッチ電極指部111A,111B,112A,113Aを有する第1〜第3のIDT111〜113に、狭ピッチ電極指部を除いて、電極指交差幅が弾性波伝搬方向に沿って順次変化するように、かつ狭ピッチ電極指部111A,111B,112A,113AのIDT端部に位置する部分が最大の電極指交差幅を有するように、アポタイズ重み付けが施こされている弾性波フィルタ装置100。

Description

本発明は、例えば携帯電話機のRF段の帯域フィルタなどに用いられる弾性波フィルタ装置に関し、より詳細には、弾性境界波や弾性表面波を用いた縦結合共振子型の弾性波フィルタ装置に関する。
従来、携帯電話機のRF段の帯域フィルタなどに弾性表面波フィルタ装置が広く用いられている。
下記の特許文献1には、この種の用途に用いられる弾性表面波フィルタ装置が開示されている。
図9に示すように、特許文献1に記載の弾性表面波フィルタ装置501では、圧電基板502上に、図9に模式的に示す電極構造が形成されている。すなわち、圧電基板502上に、一対の入力IDT503,503が並設されている。IDT503,503に対して弾性表面波伝搬方向において、それぞれ、出力IDT504,504が配置されている。
一方の対をなす入力IDT503及び出力IDT504が設けられている部分の表面波伝搬方向両側に、反射器505,505が配置されている。同様に、他方の対をなす入力IDT503及び出力IDT504が設けられている領域の表面波伝搬方向両側にも反射器505,505が配置されている。そして、一対の入力IDT503,503の各一端が共通接続されて入力端子506に接続されており、各他端がアース電位に接続されている。一対の出力IDT504,504の各一端が共通接続されて出力端子507に接続されており、各他端がアース電位に接続されている。
ここでは、スプリアスとなる高次横モードを低減するために、入力IDT503,503及び出力IDT504,504にアポタイズ重み付けが施こされている。正規型のIDTでは、弾性表面波伝搬方向両側に沿って電極指交差幅は変化せず、一定の大きさとされている。これに対して、アポタイズ重み付けとは、弾性表面波伝搬方向において、交差幅が変化するようにIDTの電極指交差幅を変化させるように重み付けを施す方法である。
特開平10−261936号公報
特許文献1に記載の弾性表面波フィルタ装置では、上記のように、アポタイズ重み付けをIDTに施すことにより、高次横モードが低減されている。
他方、IDT同士が隣接している部分に残りの部分よりも電極指の周期が短い狭ピッチ電極指部を有する弾性表面波フィルタ装置では、すなわち、IDT−IDT間共振モードを利用した縦結合共振子型の弾性表面波フィルタ装置では、上記横モードスプリアスはさほど問題とはならない。これは、導波路としての閉じ込め効果が小さいためである。
ところで、近年、弾性表面波フィルタ装置の他に、弾性境界波を利用した弾性境界波フィルタ装置も種々開発されている。弾性境界波フィルタ装置では、弾性表面波フィルタ装置に比べて、導波路としての閉じ込め効果が強く横モードによるスプリアスが大きくなりがちであるという問題があった。このような弾性境界波フィルタ装置では、狭ピッチ電極指部を有するIDT−IDT間の共振を利用した場合であっても、横モードによるスプリアスが大きくなりがちであった。
また、弾性表面波フィルタ装置や弾性境界波フィルタ装置では、小型化を進めるために、IDTの交差幅を狭くした場合にも、横モードスプリアスが現れがちであった。
従って、IDT間の共振モードを利用した弾性表面波フィルタ装置でも、小型化を進めた場合、横モードスプリアスが現れがちであった。
よって、IDT−IDT間共振モードを利用した弾性表面波フィルタ装置や弾性境界波フィルタ装置において、横モードによるスプリアスをより一層低減させることが可能とされており、より低損失のフィルタ装置が強く求められている。
本発明は、このような要望を満たすためになされたものであり、本発明の目的は、IDT−IDT間共振モードを利用しており、かつより一層低損失である縦結合共振子型の弾性波フィルタ装置を提供することにある。
本発明によれば、圧電体と、前記圧電体上に配置された第1のIDTと、第1のIDTの弾性波伝搬方向両側に配置された第2,第3のIDTと、第1〜第3のIDTが設けられている部分の弾性波伝搬方向両側に配置された第1,第2の反射器とを有し、弾性波伝搬方向においてIDT同士が隣り合っている部分において、当該IDTの隣接するIDT側の端部から一部の部分における電極指の周期が、当該IDTの残りの部分の電極指の周期よりも狭くされており、それによって、電極指の周期が相対的に狭い狭ピッチ電極指部が設けられており、前記IDT−IDT間の共振モードを利用した縦結合共振子型の弾性波フィルタ装置において、前記狭ピッチ電極指部を有する第1〜第3のIDTに、狭ピッチ電極指部を除いた部分において電極指交差幅が弾性波伝搬方向に沿って順次変化するように、かつ狭ピッチ電極指部側の端部に位置する部分が最大の電極指交差幅を有するように、アポタイズ重み付けが施こされていることを特徴とする弾性波フィルタ装置が提供される。
本発明に係る弾性波フィルタ装置では、好ましくは、前記第1のIDTにおいて、第1のIDTの弾性波伝搬方向中央における交差幅が最小となり、第1のIDTのアポタイズ重み付けされている部分の第2のIDT側の端部及び第3のIDT側の端部に最大交差幅部分が位置するように、前記アポタイズ重み付けが施こされており、それによって、アポタイズ重み付けにより形成される一対の包絡線で囲まれた部分が鼓状の形状を有している。この場合には、帯域内挿入損失をより一層小さくすることが可能となる。
本発明に係る弾性波フィルタ装置では、好ましくは、前記第2のIDTのアポタイズ重み付けされている部分の前記第1のIDT側の端部に最大交差幅部分が位置し、前記第2のIDTのアポタイズ重み付けされている部分の第1の反射器側の端部に最小交差幅部分が位置しており、最大交差幅から最小交差幅に向って交差幅が順次減少しており、前記第3のIDTのアポタイズ重み付けされている部分の前記第1のIDT側の端部に最大交差幅部分が位置し、前記第3のIDTのアポタイズ重み付けされている部分の第2の反射器側の端部に最小交差幅部分が位置し、最大交差幅部分から最小交差幅部分に向って交差幅が順次減少するようにアポタイズ重み付けが施こされており、それによって通過帯域内リップルを効果的に抑圧することができる。
本発明に係る弾性波フィルタ装置では、好ましくは、前記第1,第2のIDTが隣接している部分において、前記第1,第2のIDT間の中心から等距離に位置する第1,第2のIDTの電極指の交差幅が略同一となるように前記アポタイズ重み付けが施こされており、前記第1,第3のIDTが隣接している部分において、第1,第3のIDT間の中心から等距離に位置する第1,第3のIDTの電極指の交差幅が略同一となるように前記アポタイズ重み付けが施こされており、それによって、通過帯域内リップルをより一層効果的に抑圧することができる。
本発明に係る弾性波フィルタ装置では、好ましくは、前記第1〜第3のIDTが設けられている部分の弾性波伝搬方向両側に第4,第5のIDTがそれぞれ配置されており、前記第1〜第5のIDTが設けられている部分の弾性波伝搬方向両側に前記第1,第2の反射器が配置されている。この場合には、5IDT型の縦結合共振子型の弾性波フィルタ装置であるため、耐電力性を高めることができるとともに、挿入損失をより一層小さくすることができる。
第1〜第5のIDTが設けられている構成では、好ましくは、前記第2のIDTにおいて、第2のIDTの弾性波伝搬方向中央における交叉幅が最小となり、第2のIDTのアポダイズ重み付けされている部分の第4のIDT側の端部及び第1のIDT側の端部に最大交叉幅部分が位置するように、前記アポダイズ重み付けが施こされており、それによって、アポダイズ重み付けにより形成される一対の包絡線で囲まれた部分が鼓状の形状を有している。この場合には、通過帯域内挿入損失をより一層小さくすることができる。
また、好ましくは、第1〜第5のIDTが設けられている構成において、前記第3のIDTにおいて、第3のIDTの弾性波伝搬方向中央における交叉幅が最小となり、第3のIDTのアポダイズ重み付けされている部分の第1のIDT側の端部及び第5のIDT側の端部に最大交叉幅部分が位置するように、前記アポタイズ重み付けが施こされており、それによって、アポダイズ重み付けにより形成される一対の包絡線で囲まれた部分が鼓状の形状を有している。この場合においても、通過帯域内挿入損失より一層小さくすることができる。
また、好ましくは、前記第2のIDTと、前記第4のIDTとが隣り合っている部分において、第2,第4のIDTがそれぞれ狭ピッチ電極指部を有し、前記第3,第5のIDTが隣り合っている部分において、第3,第5のIDTがそれぞれ狭ピッチ電極指部を有し、第4,第5のIDTにおいて、狭ピッチ電極指部を除いた部分において、電極指交差幅が弾性波伝搬方向に沿って順次変化するアポタイズ重み付けが施こされており、第4,第5のIDTのアポタイズ重み付けが施こされた部分の前記第2,第3のIDT側の端部の電極指が最大の交差幅を有する。それによって、通過帯域内リップルを効果的に抑圧することができる。
本発明に係る弾性波フィルタ装置は、圧電体上に積層された誘電体層をさらに備えていてもよく、その場合には、弾性波として弾性境界波を利用し、弾性境界波フィルタ装置を提供することができる。もっとも、本発明では、弾性波として弾性表面波が用いられてもよく、その場合には、弾性表面波フィルタ装置を提供することができる。
(発明の効果)
本発明に係る弾性波フィルタ装置では、IDT−IDT間の共振モードを利用した、IDTに狭ピッチ電極指部が設けられている弾性波フィルタ装置において、第1〜第3のIDTに、狭ピッチ電極指部を除いて、狭ピッチ電極指部側の端部が最大の電極指交差幅を有するようにアポタイズ重み付けが施こされているので、通過帯域内における挿入損失を小さくすることが可能となる。
従って、狭ピッチ電極指部を有し、IDT−IDT間の共振モードを利用しており、横モードスプリアスの影響を受け難い弾性波フィルタ装置であって、低損失の弾性波フィルタ装置を提供することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る弾性境界波フィルタ装置の電極構造を示す模式的平面図である。 図2は、図1に示した弾性境界波フィルタ装置の模式的正面断面図である。 図3は、本発明の一実施形態の弾性境界波フィルタ装置のフィルタ特性を示す図である。 図4は、第1の比較例の弾性境界波フィルタ装置の電極構造を示す模式的平面図である。 図5は、第1の比較例の弾性境界波フィルタ装置のフィルタ特性を示す図である。 図6は、第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置の電極構造を示す模式的平面図である。 図7は、第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置のフィルタ特性を示す図である。 図8は、本発明の他の実施形態に係る弾性境界波フィルタ装置の電極構造を示す略図的平面図である。 図9は、従来の弾性表面波フィルタ装置の一例を示す斜視図である。
符号の説明
100…弾性境界波フィルタ装置
101…入力端子
102…出力端子
111〜113…第1〜第3のIDT
111A,111B…狭ピッチ電極指部
112A,113A…狭ピッチ電極指部
114,115…第1,第2の反射器
120…弾性境界波フィルタ装置
121…不平衡端子
122,123…第1,第2の平衡端子
124…弾性境界波共振子
125〜127…縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部
128,129…弾性境界波共振子
131…弾性境界波共振子
132〜134…縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部
135,136…弾性境界波共振子
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1は、本発明の一実施形態に係る弾性境界波フィルタ装置の電極構造を示す模式的平面図であり、図2は、該弾性境界波フィルタ装置の模式的正面断面図である。
図2に示すように、弾性境界波フィルタ装置100は、圧電体104と、圧電体104上に積層された誘電体105とを有する。圧電体104と誘電体105との間には、電極膜106が形成されている。本実施形態では、上記電極膜106により、図1に示した電極構造が形成されており、それによって、圧電体104と誘電体105との境界を伝搬する弾性境界波を利用した弾性境界波フィルタ装置が構成されている。
圧電体104は、本実施形態では、15°YカットX伝搬のLiNbO単結晶基板からなる。なお、誘電体105は、SiOからなる。
上記電極膜106は、90nmの厚みのAu薄膜を成膜し、パターニングすることにより形成されている。
また、図2に示すように、誘電体105には、複数の開口105a,105bが設けられている。開口105a,105b内に、導電パターン107a,107bが形成されている。電極膜106の外部と電気的に接続する部分が、開口105a,105bに露出している。この電極膜106の外部と電気的に接続する部分に、導電パターン107a,107bが電気的に接続されている。導電パターン107a,107bは、誘電体105の上面に至るように設けられており、外部端子108a,108bに電気的に接続されている。
上記電極膜106により、図1に示す電極構造が形成されている。すなわち、入力端子101と出力端子102との間に、図示の縦結合共振子型の弾性境界波フィルタ部が構成されている。ここでは、中央に第1のIDT111が配置されており、IDT111の弾性境界波伝搬方向両側に、第2,第3のIDT112,113が配置されている。そして、IDT111〜113が設けられている領域の弾性境界波伝搬方向両側に、反射器114,115が配置されている。IDT111〜113において、2つのIDTが、隣り合っている部分には、双方のIDTに狭ピッチ電極指部が設けられている。例えば、IDT112と、IDT111とが隣り合っている部分には、狭ピッチ電極指部112A,111Aが設けられている。狭ピッチ電極指部とは、IDTの端部において、電極指の周期が残りの電極指の周期よりも小さい部分をいうものとする。IDT111とIDT113とが隣り合っている部分においても、IDT111に狭ピッチ電極指部111Bが設けられており、IDT113に、狭ピッチ電極指部113Aが設けられている。
本実施形態では、3IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部において、上記狭ピッチ電極指部111A,111B,112A,113Aが設けられており、それによって、IDT−IDT間の共振モードを利用した縦結合共振子型の弾性境界波フィルタ部において、挿入損失の低減が図られている。
加えて、IDT111〜113に、狭ピッチ電極指部を除いた部分に、狭ピッチ電極指部側端部に位置する部分が、最大の電極指交差幅を有するようにアポタイズ重み付けが施こされている。
本実施形態では、第1のIDT111においては、弾性境界波伝搬方向中央における交差幅が最小となり、重み付けが施こされた部分の第2のIDT112側の端部及び第3のIDT113側の端部において最大交差幅部分が位置するようにアポタイズ重み付けが施こされている。従って、包絡線を結んだ形状は鼓状の形状とされている。
第2のIDT112の重み付けが施こされた部分の第1のIDT111側の端部において、最大交差幅部分が位置し、重み付けが施こされた部分の第1の反射器114側の端部における交差幅が最小交差幅とされており、最大交差幅から最小交差幅に向って交差幅が順次小さくされている。同様に、第3のIDT113においても、重み付けされた部分の第1のIDT111側の端部に最大交差幅部分が位置し、重み付けされた部分の第2の反射器115側の端部に最小交差幅部分が位置しており、最大交差幅部分から最小交差幅部分に向って交差幅が順次小さくされている。
好ましくは、第1のIDT111と第2のIDT112とが隣り合っている部分において、第1,第2のIDT111,112間の中心から等距離に位置する電極指の交差幅が略同一となるようにアポタイズ重み付けが施こされる。同様に、第1,第3のIDT111,113同士が隣接している部分においても、第1,第3のIDT111,113間の中心から等距離に位置している第1,第3のIDT111,113の電極指の交差幅が略同一となるように上記アポタイズ重み付けが施こされている。それによって、横モードリップルをより一層効果的に抑圧することができる。
本実施形態では、上記アポタイズ重み付けにより、通過帯域内における横モードスプリアスを低減することができ、挿入損失が小さい良好なフィルタ特性を得ることが可能とされている。これを、より具体的に説明する。
図1に示した電極構造を有する本実施形態の弾性境界波フィルタ装置100を以下の仕様で作製した。
第1のIDT111:狭ピッチ電極指部を含む電極指の総本数=35本、最小交差幅部分の交差幅=28μm、最大交差幅部分の交差幅=40μm
第2,第3のIDT112,113:狭ピッチ電極指部を含む電極指の総本数=19本、最小交差幅部分の交差幅=28μm、最大交差幅部分の交差幅=40μm
第1,第2の反射器114,115:電極指の本数=25本
電極指の周期については、IDT111〜113では、狭ピッチ電極指部を除いて0.804μm、狭ピッチ電極指部111A,111B,112A,113Aについては0.739μmとし、1つの狭ピッチ電極指部の電極指の本数は3本とした。また、反射器114,115における電極指の周期は0.797μmとした。
比較のために用意した図4に示す弾性境界波フィルタ装置600では、IDT611〜613の交差幅は40μmとした。
なお、上記アポタイズ重み付けに際し、狭ピッチ電極指部111A,111B,112A,113A内においては、アポタイズ重み付けは施こしていない。すなわち、狭ピッチ電極指部においては、交差幅は上記最大交差幅とされている。
図4は、比較のために用意した従来の弾性境界波フィルタ装置の電極構造を示す模式的平面図である。図4に示す弾性境界波フィルタ装置600では、入力端子601と、出力端子602との間に図示の電極構造が形成されている。すなわち、前述したアポタイズ重み付けが施こされていないことを除いては、弾性境界波フィルタ装置100と同様の電極構造が形成されている。第1のIDT611の両側に、第2,第3のIDT612,613が配置されており、IDT611〜613が設けられている部分の境界波伝搬方向両側に反射器614,615が設けられている。弾性境界波フィルタ装置600においても、狭ピッチ電極指部611A,611B,612A,613Aが設けられている。上記のようにして作製した本実施形態の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ装置のフィルタ特性を図3に、上記比較例の弾性境界波フィルタ装置のフィルタ特性を図5にそれぞれ示す。
図5から明らかなように、従来の弾性境界波フィルタ装置600では、通過帯域であるPCS受信帯である1930〜1990MHzにおいて、大きなリップルが多数現れており、通過帯域内における最大挿入損失は4.2dB程度と大きかった。
これに対し、図3から明らかなように、上記実施形態の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ装置100では、横モードに起因するリップルはほとんど現れておらず、通過帯域内における最大挿入損失は1.7dB程度であり、挿入損失を著しく小さくし得ることがわかる。
図6は、第2の比較例の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ装置の電極構造を示す模式的平面図であり、図7は、第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置のフィルタ特性を示す図である。
第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置200では、アポタイズ重み付けが、弾性境界波フィルタ装置100とは異なるように施こされていることを除いては、弾性境界波フィルタ装置100と同様に構成されている。
第1のIDT211及び第2,第3のIDT212,213において、中央に位置する電極指の交差幅が最大となり、IDTの端部に行くにつれて交差幅が小さくなるようにIDT211〜213をアポタイズ重み付けした。IDT211〜213が設けられている部分の両側には、反射器214,215が配置されている。最大交差幅及び最小交差幅の寸法は、弾性境界波フィルタ装置100の場合と同様とした。図7に示すように、弾性境界波フィルタ装置200では、図7に示すように、弾性境界波フィルタ装置600に比べれば、通過帯域内におけるリップルを少なくすることはできたものの、通過帯域中央の1960MHz付近に矢印Aで示す大きなリップルが現れていた。そのため、通過帯域内最大挿入損失が2.2dB程度と悪化していることがわかる。
従って、弾性境界波フィルタ装置100のように、狭ピッチ電極指部側の端部において、最大交差幅となるようにアポタイズ重み付けが施こされていることが必要であることがわかる。
なお、本発明においては、IDT同士が隣接している部分において、隣り合うIDT間の中心に対して、両側のIDTにおける重み付けが対称であるほど好ましい。弾性境界波フィルタ装置100では、IDT111のアポタイズ重み付けは、IDT111のIDT112側の1/2の部分の交差幅重み付けが、IDT112の交差幅重み付けと、IDT111,112間の中心に対して対称に形成されている。同様に、IDT111のIDT113側の1/2部分のアポタイズ重み付けは、IDT113のアポタイズ重み付けと、IDT111,113間の中心に対して対称とされている。従って、上記アポタイズ重み付けによる横モードの抑圧をより効果的に行うことができ、通過帯域内における横モードリップルをより効果的に抑圧することが可能とされている。
なお、上記実施形態では、3IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ装置につき説明したが、第1〜第3のIDTが設けられている部分の弾性境界波伝搬方向両側に第4,第5のIDTがそれぞれ配置されている5IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ装置であってもよい。その場合には、第1,第2の反射器は、第1〜第5のIDTが設けられている部分の弾性境界波伝搬方向両側に設けられることになる。そして、5IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ装置の場合には、第2,第4のIDTが隣り合っている部分及び第3,第5のIDT同士が隣り合っている部分において、それぞれ、第2,第4のIDT及び第3,第5のIDTが狭ピッチ電極指部を有し、第4,第5のIDTにおいて、電極指交差幅が弾性境界波伝搬方向に沿って順次変化するアポタイズ重み付けが施こされ,第4,第5のIDTにおいて、第2,第3のIDT側の端部の電極指が最大の交差幅を有するようにアポタイズ重み付けが施こされるようになる。また、この場合、第2,第3のIDTの第4,第5のIDT側端部に最大交差幅部分が第4,第5のIDT側の端部に位置するようにアポタイズ重み付けが施こされることになる。すなわち、第2,第3のIDTに、図1に示した第1のIDT111と同様にアポタイズ重み付けが施こされることになる。
このように、第1〜第5のIDTを有する5IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ装置においても、本発明に従ってアポタイズ重み付けを施すことにより、通過帯域内における横モードのリップルを効果的に抑圧することができる。
また、本発明は、図1に示した1個の3IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ装置100に限らず、図8に示すように、複数の3IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ装置を接続してなる平衡−不平衡変換機能を有する弾性境界波フィルタ装置にも適用することができる。図8では、IDTの構造は略図的に矩形部分の中にXを付した記号で示しているが、第1〜第3のIDTは、縦結合共振子型弾性境界波フィルタ装置100の場合と同様に、狭ピッチ電極指部を有し、かつ第1〜第3のIDT111〜113と同様にアポタイズ重み付けが施こされている。
図8に示す弾性境界波フィルタ装置120では、不平衡端子121と第1,第2の平衡端子122,123との間に図示の電極構造が接続されている。すなわち、不平衡端子121に、1ポート型弾性境界波共振子124を介して3個の3IDT型縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部125〜127が接続されている。縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部125〜127は、縦結合共振子型弾性境界波フィルタ装置100と同様に構成されている3IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタである。縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部125〜127が互いに並列に接続された1ポート型弾性境界波共振子128,129を介して第1の平衡端子122に接続されている。
他方、不平衡端子121には、1ポート型弾性境界波共振子131を介して、3個の3IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部132〜134が接続されている。そして、3個の3IDT型縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部132〜134は、互いに並列に接続された1ポート型弾性境界波共振子135,136を介して第2の平衡端子123に接続されている。
不平衡端子121を入力端子としたときに、第1の平衡端子122から取り出される出力信号の位相に対し、第2の平衡端子123から取り出される出力信号の位相が180°異なるように、縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部132〜134の第1〜第3のIDTと、縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部125〜127の第1〜第3のIDTとの位相が調整されている。よって、弾性境界波フィルタ装置120では、平衡−不平衡変換機能が実現されており、しかも、本発明に従って、IDT同士が隣り合っている部分に狭ピッチ電極指部を有し、かつ第1〜第3のIDTが弾性境界波フィルタ装置100と同様にアポタイズ重み付けされているので、通過帯域内における横モードリップルを十分に小さくすることができ、かつ挿入損失の低減を図ることが可能となる。
なお、圧電体としては、LiNbOだけでなく、LiTaOや水晶などの様々な圧電単結晶もしくは圧電セラミックスを用いることができ、また誘電体についても、SiO以外の酸化珪素やSiNなどの他の誘電体材料により形成することができる。電極材料についても特に限定されず、複数の金属層を積層した金属膜によりIDTを含む電極膜が形成されていてもよい。
なお、本発明は、弾性境界波フィルタ装置に限らず、圧電体の上面にIDTを含む電極構造を形成してなる弾性表面波フィルタ装置にも適用することができ、同様に、横モードに起因するリップルを抑圧し、挿入損失を低減することができる、もっとも、横モードリップルは、弾性表面波フィルタ装置に比べて弾性境界波フィルタ装置において強く現れやすいため、本発明は、弾性境界波フィルタ装置においてより効果的である。

Claims (10)

  1. 圧電体と、
    前記圧電体上に配置された第1のIDTと、第1のIDTの弾性波伝搬方向両側に配置された第2,第3のIDTと、第1〜第3のIDTが設けられている部分の弾性波伝搬方向両側に配置された第1,第2の反射器とを有し、弾性波伝搬方向においてIDT同士が隣り合っている部分において、当該IDTの隣接するIDT側の端部から一部の部分における電極指の周期が、当該IDTの残りの部分の電極指の周期よりも狭くされており、それによって、電極指の周期が相対的に狭い狭ピッチ電極指部が設けられており、
    IDT−IDT間の共振モードを利用した縦結合共振子型の弾性波フィルタ装置において、
    前記狭ピッチ電極指部を有する第1〜第3のIDTに、狭ピッチ電極指部を除いた部分において電極指交差幅が弾性波伝搬方向に沿って順次変化するように、かつ狭ピッチ電極指部側の端部に位置する部分が最大の電極指交差幅を有するように、アポタイズ重み付けが施こされていることを特徴とする弾性波フィルタ装置。
  2. 前記第1のIDTにおいて、第1のIDTの弾性波伝搬方向中央における交差幅が最小となり、第1のIDTのアポタイズ重み付けされている部分の第2のIDT側の端部及び第3のIDT側の端部に最大交差幅部分が位置するように、前記アポタイズ重み付けが施こされており、それによって、アポタイズ重み付けにより形成される一対の包絡線で囲まれた部分が鼓状の形状を有している、請求項1に記載の弾性波フィルタ装置。
  3. 前記第2のIDTのアポタイズ重み付けされている部分の前記第1のIDT側の端部に最大交差幅部分が位置し、前記第2のIDTのアポタイズ重み付けされている部分の第1の反射器側の端部に最小交差幅部分が位置しており、最大交差幅から最小交差幅に向って交差幅が順次減少しており、
    前記第3のIDTのアポタイズ重み付けされている部分の前記第1のIDT側の端部に最大交差幅部分が位置し、前記第3のIDTのアポタイズ重み付けされている部分の第2の反射器側の端部に最小交差幅部分が位置し、最大交差幅部分から最小交差幅部分に向って交差幅が順次減少するようにアポタイズ重み付けが施こされている、請求項1または2に記載の弾性波フィルタ装置。
  4. 前記第1,第2のIDTが隣接している部分において、前記第1,第2のIDT間の中心から等距離に位置する第1,第2のIDTの電極指の交差幅が略同一となるように前記アポタイズ重み付けが施こされており、
    前記第1,第3のIDTが隣接している部分において、第1,第3のIDT間の中心から等距離に位置する第1,第3のIDTの電極指の交差幅が略同一となるように前記アポタイズ重み付けが施こされている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置。
  5. 前記第1〜第3のIDTが設けられている部分の弾性波伝搬方向両側に第4,第5のIDTがそれぞれ配置されており、前記第1〜第5のIDTが設けられている部分の弾性波伝搬方向両側に前記第1,第2の反射器が配置されている、請求項1〜2のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置。
  6. 前記第2のIDTにおいて、第2のIDTの弾性波伝搬方向中央における交叉幅が最小となり、第2のIDTのアポダイズ重み付けされている部分の第4のIDT側の端部及び第1のIDT側の端部に最大交叉幅部分が位置するように、前記アポダイズ重み付けが施こされており、それによって、アポダイズ重み付けにより形成される一対の包絡線で囲まれた部分が鼓状の形状を有している、請求項5に記載の弾性波フィルタ装置。
  7. 前記第3のIDTにおいて、第3のIDTの弾性波伝搬方向中央における交叉幅が最小となり、第3のIDTのアポダイズ重み付けされている部分の第1のIDT側の端部及び第5のIDT側の端部に最大交叉幅部分が位置するように、前記アポタイズ重み付けが施こされており、それによって、アポダイズ重み付けにより形成される一対の包絡線で囲まれた部分が鼓状の形状を有している、請求項5または6に記載の弾性波フィルタ装置。
  8. 前記第2のIDTと、前記第4のIDTとが隣り合っている部分において、第2,第4のIDTがそれぞれ狭ピッチ電極指部を有し、前記第3,第5のIDTが隣り合っている部分において、第3,第5のIDTがそれぞれ狭ピッチ電極指部を有し、第4,第5のIDTにおいて、狭ピッチ電極指部を除いた部分において、電極指交差幅が弾性波伝搬方向に沿って順次変化するアポタイズ重み付けが施こされており、第4,第5のIDTのアポタイズ重み付けが施こされた部分の前記第2,第3のIDT側の端部の電極指が最大の交差幅を有する、請求項5〜7のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置。
  9. 前記圧電体上に積層された誘電体層をさらに備え、前記弾性波として、前記弾性境界波が用いられている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置。
  10. 前記弾性波として、弾性表面波が用いられている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置。
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