JPWO2008020482A1 - 金属光沢に優れた絶縁性材料、及びそれを用いた成形品 - Google Patents
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Abstract
Description
この絶縁性材料は、携帯電話やオーディオ製品等の筐体、家電等のリモコン用赤外線透過カバーパネル、自動車用ミリ波透過カバーパネル、その他のプラスチック基材に使用するインサートフィルムとして有用であり、その他電子レンジ用食品の容器、包装材、農園芸用反射テープ、金銀糸等としても有用である。
この絶縁性材料は、プラスチック基材表面に転写することにより、容易に、安定して金属光沢ある成形品を得ることを可能とするものであり、携帯電話やオーディオ製品等の筐体、家電等のリモコン用赤外線透過カバーパネル、自動車用ミリ波透過カバーパネル、その他のプラスチック基材に金属光沢ある外観を付与するための転写フィルムとして有用である。
1)絶縁性金属薄膜が島状構造であるため、絶縁性材料の製造時に、通常は絶縁性金属薄膜表面にキズが入り易いが、亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層を有する本発明の絶縁性材料は、絶縁性金属薄膜表面にキズのない、非常に美麗なものとなる。
2)インモールド成形等により成形品を製造する場合にも、絶縁性金属薄膜にクラックが出難く、絶縁性金属薄膜と絶縁性樹脂層の層間密着性が良い。
3)本発明の成形品は、携帯電話やオーディオ製品等の耐久性についての評価基準である60℃×95%×96時間という高温高湿試験でも、全光線透過率が50%を超えず、また該試験の前後の全光線透過率の差(変化度)が10%以下であり、腐食により絶縁性金属薄膜が消失することがないので、非常に広範な用途に適用できるものである。
<実施例1>
厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム社製の「ダイアホイルG100」)の片面に、アクリル系樹脂(日立化成工業社製の「ヒタロイドHA3004」)、及びイソシアネート(日本ポリウレタン工業社製の「コロネート2030」)からなる厚さ1μmの保護層を形成し、該保護層上に真空蒸着法で厚さ13nmの島状構造で絶縁性のスズ薄膜を形成して、ポリエチレンテレフタレートフィルム/保護層/スズ薄膜からなる積層フィルム(A)を得た。
次いで、この積層フィルム(A)のスズ薄膜上にリバースコート法にて、酸化亜鉛微粒子(テイカ社製の「酸化亜鉛スラリー750Z」)、ウレタン系樹脂(三井武田ケミカル社製の「タケラックA−310」)、及びイソシアネート(三井武田ケミカル社製の「タケネートA−3」)よりなる厚さ2μmの絶縁性樹脂層(酸化亜鉛微粒子の含有量:6重量%)を形成し、さらに該絶縁性樹脂層上に、アクリル系樹脂(コニシ社製の「KT595クリアー」)よりなる厚さ1μmの接着層を形成して、本発明の絶縁性材料を得た。
次に、上記絶縁性材料の接着層面とプラスチック基材である厚さ2mmの透明アクリル樹脂板とを熱ロールによりラミネートして、透明アクリル樹脂板/接着層/絶縁性樹脂層/スズ薄膜/保護層/ポリエチレンテレフタレートフィルムを順次形成した本発明の成形品を得た。
得られた成形品は、高温高湿試験(60℃×95%×96時間)において、金属光沢に変化は見られなかった(全光線透過率:試験前30%、試験後31%)。
厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム社製の「ダイアホイルG100」)の片面に、グラビアコート法にて、アクリル・メラミン系樹脂(大日精化工業社製の「EX−114メヂウム」)よりなる厚さ0.5μmの下塗層を形成し、その上にアクリル系樹脂(大日本インキ化学工業社製の「TR−16ニス」)よりなる厚さ1μmの離型層、アクリル系樹脂(日立化成工業社製の「ヒタロイドHA3004」)、及びイソシアネート(三井武田ケミカル社製の「タケネートD−110N」)からなる厚さ1μmの保護層、ポリビニルアルコールと体質顔料(昭和インク工業社製の「水洗プライマー」)よりなる厚さ1μmの水溶性塗料層(所望図柄の陰型)を順次形成し、その上に、真空蒸着法で厚さ20nmの島状構造で絶縁性を備えたスズ薄膜を形成して、ポリエチレンテレフタレートフィルム/下塗層/離型層/保護層/水溶性塗料層(所望図柄の陰型)/スズ薄膜からなる積層フィルム(B)を得た。
次いで、この積層フィルム(B)のスズ薄膜上にリバースコート法にて、酸化亜鉛微粒子(テイカ社製の「酸化亜鉛スラリー750Z」)、メラミン系樹脂(日立化成工業社製の「メラン27」)、及びアクリル系樹脂(日立化成工業社製の「ヒタロイドHA3004」)よりなる厚さ0.2μmの絶縁性樹脂層(酸化亜鉛微粒子の含有量:6重量%)を形成し、その後、水洗して、前記水溶性塗料層と共に、その上に積層されたスズ薄膜と絶縁性樹脂層を除去し、前記水溶性塗料層が存在しない部分のスズ薄膜、及び絶縁性樹脂層を残存させ、所望の図柄に積層形成し、その上にグラビアコート法にて、アクリル系樹脂(コニシ社製の「KT595クリアー」)よりなる厚さ1μmの接着層を形成し、本発明の転写絶縁性材料を得た。
次に、プラスチック基材として透明アクリル樹脂を用いたインモールド成形法にて、上記転写絶縁性材料を転写して、透明アクリル基材に、接着層/保護層/離型層を順次形成した透明部分と、接着層/酸化亜鉛微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層/スズ薄膜/保護層/離型層を順次形成した金属光沢を有する図柄部分が混在する美麗な外観を有する本発明の成形品を得た。
得られた成形品の層間密着性は良好で、セロテープ(登録商標)剥離試験で何ら剥離されることなく、金属光沢を有する部分に傷もなかった。また、高温高湿試験(60℃×95%×96時間)においても、金属光沢に変化は見られなかった(全光線透過率:試験前15%、試験後16%)。
厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム社製の「ダイアホイルG100」)の片面に、グラビアコート法にて、アクリル系樹脂(大日本インキ化学工業社製の「TR−16ニス」)よりなる厚さ1μmの離型層、アクリル系樹脂(日立化成工業社製の「ヒタロイドHA3004」)、及びイソシアネート(三井武田ケミカル社製の「タケネートD−110N」)からなる厚さ1μmの保護層を形成し、この保護層上に真空蒸着法で厚さ13nmの島状構造で絶縁性を備えたスズ薄膜を形成して、ポリエチレンテレフタレートフィルム/離型層/保護層/スズ薄膜からなる積層フィルム(C)を得た。
次いで、この積層フィルム(C)のスズ薄膜上にリバースコート法にて、表1の実施例3〜9に示す酸化亜鉛微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層−厚さ0.2μm−を形成し、その後、アクリル系樹脂(コニシ社製の「KT595クリアー」)よりなる厚さ2μmの接着層を形成し、実施例3〜9の本発明の転写絶縁性材料を得た。
また、上記積層フィルム(C)のスズ薄膜上に、前記絶縁性樹脂層、及び樹脂層のいずれも形成せずに、直接アクリル系樹脂(コニシ社製の「KT595クリアー」)よりなる厚さ2μmの接着層を形成した比較例1の転写絶縁性材料を得た。更に、上記積層フィルム(C)のスズ薄膜上にリバースコート法にて、表1の比較例2〜6に示す酸化亜鉛微粒子を含有していない樹脂のみからなる樹脂層−厚さ0.2μm−を形成し、その後、アクリル系樹脂(コニシ社製の「KT595クリアー」)よりなる厚さ2μmの接着層を形成した比較例2〜6の転写絶縁性材料を得た。
次に、ロール転写法で、上記実施例3〜9の本発明の転写絶縁性材料、及び比較例1〜6の転写絶縁性材料をプラスチック基材である厚さ2mmの透明アクリル樹脂板に転写して、透明アクリル樹脂板/接着層/酸化亜鉛微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層/スズ薄膜/保護層/離型層を順次形成した実施例3〜9の本発明の成形品、透明アクリル樹脂板/接着層/スズ薄膜/保護層/離型層を順次形成した比較例1の成形品、及び透明アクリル樹脂板/接着層/樹脂層/スズ薄膜/保護層/離型層を順次形成した比較例2〜6の成形品を得た。
得られた上記各成形品の全光線透過率を測定し、それぞれ高温高湿試験(60℃×95%×96時間)した後の全光線透過率と比較した。その結果を表1に示す。
なお、実施例3〜9、及び比較例2〜6で絶縁性樹脂層、又は樹脂層に使用したウレタン系樹脂は三井武田ケミカル社製の「タケラックA−310」であり、それと混合使用したイソシアネートは三井武田ケミカル社製の「タケネートA−3」である。また、アクリル系樹脂は日立化成工業社製の「ヒタロイドHA3004」であり、それと混合使用したイソシアネートは三井武田ケミカル社製の「タケネートD−110N」である。また、メラミン系樹脂(イソブチル化メラミン)は日立化成工業社製の「メラン27」であり、酸化亜鉛微粒子はテイカ社製の「酸化亜鉛スラリー750Z」である。
実施例3〜9、及び比較例1〜6で得た積層フィルム(C)のスズ薄膜上にリバースコート法にて、硫化亜鉛微粒子、及びアクリル系樹脂(日立化成工業社製の「ヒタロイドHA3004」)よりなる厚さ0.5μmの絶縁性樹脂層(硫化亜鉛微粒子の含有量:8重量%)を形成し、その後、アクリル系樹脂(コニシ社製の「KT595クリアー」)よりなる厚さ1μmの接着層を形成して、本発明の転写絶縁性材料を得た。
次に、ロール転写法で、上記転写絶縁性材料をプラスチック基材である厚さ2mmの透明アクリル樹脂板に転写して、透明アクリル樹脂板/接着層/硫化亜鉛微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層/スズ薄膜/保護層/離型層を順次形成した金属光沢ある本発明の成形品を得た。
得られた成形品の層間密着性は良好で、セロテープ(登録商標)剥離試験で何ら剥離は認められなかった。また、高温高湿試験(60℃×95%×96時間)においても、金属光沢に変化は見られなかった(全光線透過率:試験前30%、試験後33%)。
厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム社製の「ダイアホイルG100」)の片面に、酸化亜鉛微粒子(テイカ社製の「酸化亜鉛スラリー750Z」)、及びアクリル系樹脂(日立化成工業社製の「ヒタロイドHA3004」)よりなる厚さ1μmの離型層(酸化亜鉛微粒子の含有量:8重量%)をグラビアコート法にて形成した。該離型層上にアクリル系樹脂(日立化成工業社製の「ヒタロイドHA3004」)、及びイソシアネート(三井武田ケミカル社製の「タケネートD−110N」)からなる厚さ1μmの保護層を形成し、該保護層上に真空蒸着法で厚さ13nmの島状構造で絶縁性のスズ薄膜を形成して、ポリエチレンテレフタレートフィルム/酸化亜鉛微粒子と樹脂を含む離型層/保護層/スズ薄膜からなる積層フィルム(D)を得た。次いで、この積層フィルム(D)のスズ薄膜上にリバースコート法にて、アクリル系樹脂(コニシ社製の「KT595クリアー」)よりなる厚さ1μmの接着層を形成して、転写絶縁性材料を得た。
次に、ロール転写法で、上記転写絶縁性材料をプラスチック基材である厚さ2mmの透明アクリル樹脂板に転写して、透明アクリル樹脂板/接着層/スズ薄膜/保護層/酸化亜鉛微粒子と樹脂を含む離型層を順次形成した金属光沢ある成形品を得た。
得られた成形品の層間密着性は良好で、セロテープ(登録商標)剥離試験で何ら剥離は認められなかった。しかし、高温高湿試験(60℃×95%×96時間)にて、金属光沢は消失した(全光線透過率:試験前30.5%、試験後91.0%)。
【請求項1】
プラスチックフィルム上に、金属光沢と絶縁性を兼ね備えた絶縁性金属薄膜、及び亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層を順次形成してなるものであり、前記絶縁性金属薄膜、及び前記絶縁性樹脂層を同一の図柄状に積層形成したものであることを特徴とする絶縁性材料。
【請求項2】
前記絶縁性樹脂層の厚さが、0.01〜5μmである請求項1に記載の絶縁性材料。
【請求項3】
前記絶縁性樹脂層中の亜鉛化合物微粒子の含有量が、1〜30重量%である請求項1又は2に記載の絶縁性材料。
【請求項4】
亜鉛化合物が、酸化亜鉛、硫化亜鉛、及び炭酸亜鉛からなる群から選ばれるものである請求項1〜3いずれか1項に記載の絶縁性材料。
【請求項5】
プラスチックフィルム上に、離型層、保護層、金属光沢と絶縁性を兼ね備えた絶縁性金属薄膜、及び亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層を順次形成し、更に前記絶縁性樹脂層上に接着層を形成したことを特徴とする転写絶縁性材料。
【請求項6】
前記絶縁性樹脂層の厚さが、0.01〜5μmである請求項5に記載の転写絶縁性材料。
【請求項7】
前記絶縁性樹脂層中の亜鉛化合物微粒子の含有量が、1〜30重量%である請求項5又は6に記載の転写絶縁性材料。
【請求項8】
亜鉛化合物が、酸化亜鉛、硫化亜鉛、及び炭酸亜鉛からなる群から選ばれるものである請求項5〜7いずれか1項に記載の転写絶縁性材料。
【請求項9】
前記絶縁性金属薄膜、及び前記絶縁性樹脂層を同一の図柄状に積層形成した請求項5〜8いずれか1項に記載の転写絶縁性材料。
【請求項10】
プラスチック基材表面に接着層を介して、請求項1〜4いずれか1項に記載の絶縁性材料の絶縁性樹脂層面側を貼着してなるものであって、前記プラスチック基材上に、接着層、亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層、絶縁性金属薄膜、及びプラスチックフィルムを順次形成し、かつ前記絶縁性樹脂層、及び前記絶縁性金属薄膜を同一の図柄状に積層形成したことを特徴とする成形品。
【請求項11】
プラスチック基材表面に、請求項5〜8いずれか1項に記載の転写絶縁性材料を転写してなるものであって、前記プラスチック基材上に、接着層、亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層、絶縁性金属薄膜、保護層、及び離型層を順次形成したことを特徴とする成形品。
【請求項12】
プラスチック基材表面に、請求項9に記載の転写絶縁性材料を転写してなるものであって、前記プラスチック基材上に、接着層、亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層、絶縁性金属薄膜、保護層、及び離型層を順次形成し、かつ前記絶縁性樹脂層、及び前記絶縁性金属薄膜を同一の図柄状に積層形成したことを特徴とする成形品。
【請求項13】
プラスチックフィルム上に、金属光沢と絶縁性を兼ね備えた絶縁性金属薄膜、及び亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層を順次形成した絶縁性材料の絶縁性樹脂層面側を、プラスチック基材表面に接着層を介して、貼着してなるものであって、前記プラスチック基材上に、接着層、亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層、絶縁性金属薄膜、及びプラスチックフィルムを順次形成したことを特徴とする成形品。
【請求項14】
前記絶縁性樹脂層の厚さが、0.01〜5μmである請求項13に記載の成形品。
【請求項15】
前記絶縁性樹脂層中の亜鉛化合物微粒子の含有量が、1〜30重量%である請求項13又は14に記載の成形品。
【請求項16】
亜鉛化合物が、酸化亜鉛、硫化亜鉛、及び炭酸亜鉛からなる群から選ばれるものである請求項13〜15いずれか1項に記載の成形品。
Claims (14)
- プラスチックフィルム上に、絶縁性金属薄膜、及び亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層を順次形成したことを特徴とする絶縁性材料。
- 前記絶縁性樹脂層の厚さが、0.01〜5μmである請求項1に記載の絶縁性材料。
- 前記絶縁性樹脂層中の亜鉛化合物微粒子の含有量が、1〜30重量%である請求項1又は2に記載の絶縁性材料。
- 亜鉛化合物が、酸化亜鉛、硫化亜鉛、及び炭酸亜鉛からなる群から選ばれるものである請求項1〜3いずれか1項に記載の絶縁性材料。
- 前記絶縁性金属薄膜、及び前記絶縁性樹脂層を同一の図柄状に積層形成した請求項1〜4いずれか1項に記載の絶縁性材料。
- プラスチックフィルム上に、離型層、保護層、絶縁性金属薄膜、及び亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層を順次形成し、更に前記絶縁性樹脂層上に接着層を形成したことを特徴とする転写絶縁性材料。
- 前記絶縁性樹脂層の厚さが、0.01〜5μmである請求項6に記載の転写絶縁性材料。
- 前記絶縁性樹脂層中の亜鉛化合物微粒子の含有量が、1〜30重量%である請求項6又は7に記載の転写絶縁性材料。
- 亜鉛化合物が、酸化亜鉛、硫化亜鉛、及び炭酸亜鉛からなる群から選ばれるものである請求項6〜8いずれか1項に記載の転写絶縁性材料。
- 前記絶縁性金属薄膜、及び前記絶縁性樹脂層を同一の図柄状に積層形成した請求項6〜9いずれか1項に記載の転写絶縁性材料。
- プラスチック基材表面に接着層を介して、請求項1〜4いずれか1項に記載の絶縁性材料の絶縁性樹脂層面側を貼着してなるものであって、前記プラスチック基材上に、接着層、亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層、絶縁性金属薄膜、及びプラスチックフィルムを順次形成したことを特徴とする成形品。
- プラスチック基材表面に接着層を介して、請求項5に記載の絶縁性材料の絶縁性樹脂層面側を貼着してなるものであって、前記プラスチック基材上に、接着層、亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層、絶縁性金属薄膜、及びプラスチックフィルムを順次形成し、かつ前記絶縁性樹脂層、及び前記絶縁性金属薄膜を同一の図柄状に積層形成したことを特徴とする成形品。
- プラスチック基材表面に、請求項6〜9いずれか1項に記載の転写絶縁性材料を転写してなるものであって、前記プラスチック基材上に、接着層、亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層、絶縁性金属薄膜、保護層、及び離型層を順次形成したことを特徴とする成形品。
- プラスチック基材表面に、請求項10に記載の転写絶縁性材料を転写してなるものであって、前記プラスチック基材上に、接着層、亜鉛化合物微粒子と樹脂を含む絶縁性樹脂層、絶縁性金属薄膜、保護層、及び離型層を順次形成し、かつ前記絶縁性樹脂層、及び前記絶縁性金属薄膜を同一の図柄状に積層形成したことを特徴とする成形品。
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