JPWO2008018230A1 - アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、所望のアンテナ特性に調整可能なアンテナ装置を提供する。このアンテナ装置は、支持基板の一面であってその中央に給電点を向けて配置された平面状の第1放射板と、給電点に電気的に接続する伝送線路と、伝送線路と対向しかつ第1放射板の位置と重ならないように支持基板の他面に配置された平面状の第2放射板と、伝送線路に対向する第2放射板の外縁部分に形成された切り欠きと、を備えていることを特徴とする。
Description
本発明は、アンテナ装置に係り、特に、UWB(Ultra Wideband)用のアンテナ装置に関する。
従来、UWB用のアンテナ装置として、一対の放射板をボウタイ型に配置したボウタイアンテナが知られている。このようなボウタイアンテナは放射板が自己相似形状となっており、広帯域特性を示すようになっている。また、図15に示すように、本発明者らは、一対の放射板を用いるアンテナ装置50において、平面視形状が異なる放射板51,52を組み合わせて用いることにより共振点の数を増加させてより広帯域特性が得られることを見出している。さらに、図15に示すように、支持基板53の両面に各放射板51,52を配置させ、一方の放射板51に伝送線路54を接続し、他方の放射板52と伝送線路54とが支持基板53を介して対向することにより、他方の放射板52に別途伝送線路を接続させることなくアンテナ素子として用いることができることも見出している。
このように、支持基板53の両面に放射板51,52を少なくとも一つずつ配置する場合、他方の放射板52と伝送線路54とでマイクロストリップ線路を構成するようになっている。一方、コプレーナ導波路を用いたUWB用のアンテナ装置としては、例えば、特許文献1に記載の技術を用いたアンテナ装置60が挙げられる(図14参照)。このアンテナ装置60は、支持基板61の一面に放射板62、中心導体63およびグラウンド導体64を配置し、中心導体63とグラウンド導体64との距離が放射板62に近づくにつれてほぼ単調に増加するようになっている。このようなアンテナ装置60によれば、中心導体63とグラウンド導体64との距離をほぼ単調に変化させることで、インピーダンス整合をとるようになっている。
特開2006−121643号公報
しかしながら、特許文献1に記載のアンテナ装置60においても、放射板の形状によってはアンテナ特性が良好とならない周波数領域があるという問題があった。すなわち、図3に示すように、3〜6GHz付近の周波数領域のリターンロスを低下させることができないため、アンテナ特性が調整できず、アンテナ装置の用途が限定されてしまうという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、所望のアンテナ特性に調整可能なアンテナ装置の提供を目的とするものである。
前記課題を解決するために、請求の範囲第1項に記載の発明は、アンテナ装置において、
支持基板の一面であってその中央に給電点を向けて配置された平面状の第1放射板と、
前記給電点に電気的に接続する伝送線路と、
前記伝送線路と対向しかつ前記支持基板の他面にその厚み方向において前記第1放射板と重ならない位置に配置された平面状の第2放射板と、
前記第2放射板の外縁部分であって前記支持基板の厚み方向において前記伝送線路と重なる位置に形成された切り欠きと、
を備えることを特徴とする。
支持基板の一面であってその中央に給電点を向けて配置された平面状の第1放射板と、
前記給電点に電気的に接続する伝送線路と、
前記伝送線路と対向しかつ前記支持基板の他面にその厚み方向において前記第1放射板と重ならない位置に配置された平面状の第2放射板と、
前記第2放射板の外縁部分であって前記支持基板の厚み方向において前記伝送線路と重なる位置に形成された切り欠きと、
を備えることを特徴とする。
請求の範囲第2項2に記載の発明は、請求の範囲第1項に記載のアンテナ装置において、
前記第2放射板の外縁部分の前記第1放射板側の部分は、その端部に向かうほど前記第1放射板との距離が開くような曲線に沿って形成されていることを特徴とする。
前記第2放射板の外縁部分の前記第1放射板側の部分は、その端部に向かうほど前記第1放射板との距離が開くような曲線に沿って形成されていることを特徴とする。
請求の範囲第3項に記載の発明は、請求の範囲第1項または第2項に記載のアンテナ装置において、
前記曲線は、楕円曲線であることを特徴とする。
前記曲線は、楕円曲線であることを特徴とする。
請求の範囲第4項に記載の発明は、請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
前記第2放射板の外縁部分の前記第1放射板側は、前記切り欠きと連続する曲線に沿って形成されていることを特徴とする。
前記第2放射板の外縁部分の前記第1放射板側は、前記切り欠きと連続する曲線に沿って形成されていることを特徴とする。
請求の範囲第5項に記載の発明は、請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
前記切り欠きは、前記第1放射板に向けて拡開する形状に形成されていることを特徴とする。
前記切り欠きは、前記第1放射板に向けて拡開する形状に形成されていることを特徴とする。
請求の範囲第6項に記載の発明は、請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
前記第1放射板の外縁部分は、前記支持基板の中央に向けて凸となる弧状に形成されている部分を有することを特徴とする。
前記第1放射板の外縁部分は、前記支持基板の中央に向けて凸となる弧状に形成されている部分を有することを特徴とする。
請求の範囲第7項に記載の発明は、請求の範囲第1項乃至第6項のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
前記第1放射板の外縁部分の前記切り欠き側は、前記切り欠きの形状に沿って形成されている部分を有することを特徴とする。
前記第1放射板の外縁部分の前記切り欠き側は、前記切り欠きの形状に沿って形成されている部分を有することを特徴とする。
請求の範囲第8項の発明は、
支持基板の一面であってその中央に給電点を向けて配置された平面状の放射板と、
前記給電点に電気的に接続する中心導体と、
前記中心導体の両側方に一定の距離を空けて配置される一対のグラウンド導体とを備えるアンテナ装置において、
前記中心導体と前記グラウンド導体との距離は、前記放射板に近づくにつれてほぼ単調に増加し、
前記グラウンド導体の外縁部分の前記放射板側の部分は、前記中心導体から離れるほど前記放射板との距離が開くような曲線に沿って形成されていることを特徴とする。
支持基板の一面であってその中央に給電点を向けて配置された平面状の放射板と、
前記給電点に電気的に接続する中心導体と、
前記中心導体の両側方に一定の距離を空けて配置される一対のグラウンド導体とを備えるアンテナ装置において、
前記中心導体と前記グラウンド導体との距離は、前記放射板に近づくにつれてほぼ単調に増加し、
前記グラウンド導体の外縁部分の前記放射板側の部分は、前記中心導体から離れるほど前記放射板との距離が開くような曲線に沿って形成されていることを特徴とする。
請求の範囲第1項に記載の発明によれば、伝送線路と第2放射板とが支持基板を介して対向していることにより、マイクロストリップ線路として機能するようになっている。また、第2放射板の外縁部分であって支持基板の厚み方向において伝送線路と重なる位置に切り欠きを形成することにより、インピーダンスの急激な変化を回避して、アンテナ特性が向上し、広帯域特性を得ることができる。
請求の範囲第2項に記載の発明によれば、第2放射板の外縁部分の第1放射板側の部分は、その端部に向かうほど第1放射板との距離が開くような曲線に沿って形成されているので、第1放射板と第2放射板との距離を緩やかに変化させてインピーダンスの急激な変化を回避し、アンテナ特性を向上させることができる。
請求の範囲第3項に記載の発明によれば、第2放射板の外周部分の第1放射板側の部分は、その
端部に向かうほど第1放射板との距離が開くような楕円曲線に沿って形成されているので、第1放射板と第2放射板との距離を緩やかに変化させてインピーダンスの急激な変化を回避し、アンテナ特性を向上させることができるとともに、第2放射板の形状を簡易にすることができる。
端部に向かうほど第1放射板との距離が開くような楕円曲線に沿って形成されているので、第1放射板と第2放射板との距離を緩やかに変化させてインピーダンスの急激な変化を回避し、アンテナ特性を向上させることができるとともに、第2放射板の形状を簡易にすることができる。
請求の範囲第4項に記載の発明によれば、第2放射板の外縁部分の第1放射板側は、切り欠きと連続する曲線に沿って形成されていることにより、インピーダンスの急激な変化を回避してアンテナ特性を向上させることができる。
請求の範囲第5項に記載の発明によれば、切り欠きは、第1放射板に向けて拡開する形状に形成されているので、インピーダンスの急激な変化を回避してアンテナ特性を向上させることができる。
請求の範囲第6項に記載の発明によれば、第1放射板の外縁部分は、支持基板の中央に向けて凸となる弧状に形成されている部分を有するので、インピーダンスの急激な変化を回避してアンテナ特性を向上させることができる。
請求の範囲第7項に記載の発明によれば、第1放射板の外縁部分は、切り欠きの形状に沿って形成されている部分を有するので、第2放射板の切り欠きの部分と第1放射板との距離が急激に変化することによるインピーダンスの急激な変化を回避し、アンテナ特性を向上させることができる。
請求の範囲第8項に記載の発明によれば、支持基板の一面に放射板、中心導体およびグラウンド導体が配置され、グラウンド導体と中心導体との距離が放射板に近づくにつれてほぼ単調に増加し、グラウンド導体の外縁部分の放射板側の部分は、放射板との距離が緩やかに変化するような曲線に沿って形成されているので、放射板とグラウンド導体の距離が急激に変化することによるインピーダンスの急激な変化を回避してアンテナ特性を向上させることができる。
1,20,30 アンテナ装置
2 支持基板
3,21 第1放射板
4 給電点
5 伝送線路
6,25 第2放射板
7,26 上辺部
8 側辺部
9 下辺部
31 放射板
32 中心導体
33 グラウンド導体
34 テーパ部
2 支持基板
3,21 第1放射板
4 給電点
5 伝送線路
6,25 第2放射板
7,26 上辺部
8 側辺部
9 下辺部
31 放射板
32 中心導体
33 グラウンド導体
34 テーパ部
以下に、本発明に係るアンテナ装置の実施形態について、図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲を図示例に限定するものではない。
[第1の実施形態]
図1に示すように、本実施形態のアンテナ装置1には、平板状の支持基板2が備えられている。支持基板2は、例えば、テフロン(登録商標)、ガラスエポキシ、FR−4、シリコン等、従来用いられている絶縁性のものを適宜用いることができる。本実施形態においては、誘電率ε=2.2のテフロン(登録商標)により厚さ0.6mmに形成した支持基板2を用いるものとする。
[第1の実施形態]
図1に示すように、本実施形態のアンテナ装置1には、平板状の支持基板2が備えられている。支持基板2は、例えば、テフロン(登録商標)、ガラスエポキシ、FR−4、シリコン等、従来用いられている絶縁性のものを適宜用いることができる。本実施形態においては、誘電率ε=2.2のテフロン(登録商標)により厚さ0.6mmに形成した支持基板2を用いるものとする。
支持基板2の一面には平面状の第1放射板3が備えられている。第1放射板3は、例えば、銅、アルミニウム、金、銀、白金等の導電性の材料により薄膜状に形成されている。第1放射板3の平面視形状は支持基板2の中央に向けて凸状となっており、その頂点部は給電点4となっている。また、電磁波の送受信効率の観点から、第1放射板3の外縁部分は弧状に形成するのが好ましい。すなわち、第1放射板3は支持基板2の中央に向けて凸となる弧状に沿って形成するのが好ましく、該弧は曲率半径8〜15mm程度又は楕円曲線が好ましい。図2に示すように本実施形態においては、第1放射板3は半長径rz1=15mm、半短径rx1=9mmの楕円曲線に沿った形状とする。第1放射板3の外縁部分であって楕円曲線に沿った形状の端部同士を結ぶ部分は楕円曲線の短軸に該当し、支持基板2の端縁と略平行となっている。ここで、第1放射板3の半短径rx1と略平行となる方向をX軸方向とする。また、第1放射板3の半長径rz1と略平行となる方向をZ軸方向とする。また、支持基板2の厚み方向をY軸方向とする。
給電点4には、伝送線路5の一端部がZ軸方向に沿って電気的に接続されている。電気的接続の方法に制限はないが、本実施形態においては第1放射板3および伝送線路5は支持基板2の一面に配置されているため、第1放射板3の外縁部分に連続する薄膜状の伝送線路5を形成するだけで電気的に接続されるようになっている。伝送線路5の幅寸法に特に制限はないが、支持基板2の厚さや誘電率によって最適な値が定まるようになっており、本実施形態においては1.6mmの幅寸法であり、特性インピーダンス50Ωの伝送線路となっている。
支持基板2の他面には、伝送線路5と対向しかつY軸方向において第1放射板3と重ならない位置に平面状の第2放射板6が備えられている。図2に示すように、第2放射板6の外縁部分の第1放射板3側には、X軸方向に沿って上辺部7が備えられている。第2放射板6の外縁部分であって上辺部7の両端には、Z軸方向に略平行な側辺部8,8がそれぞれ備えられている。また、第2放射板6の外縁部分には、側辺部8の他端同士を結ぶ下辺部9が支持基板2の端縁上に位置するように備えられている。ここで、図面においては、支持基板2の一面に備えられているものを実線で、支持基板2の他面に備えられているものを破線で示すこととする。
上辺部7には、Y軸方向において伝送線路5と重なる位置に切り欠き10が形成されている。切り欠き10の平面視形状に特に制限は無く、直線、曲線またはこれらの組み合わせとしてもよいが、伝送線路5からの給電効率の観点から第1放射板3に向けて拡開する形状が好ましい。本実施形態の切り欠き10は直線で形成されており、二等辺三角形を形成するようになっている。
第2放射板6は、第1放射板3と同様に導電性の材料により薄膜状に形成されている。第1放射板3と第2放射板6のZ軸方向の間隙に特に制限は無いが、放射板の形状等によって好ましい範囲が定まるようになっており、本実施形態においては0mmとしている。すなわち、Z軸方向において、第1放射板3の凸状の外縁部分の頂点と第2放射板6の上辺部7との位置が重なるようになっている。第2放射板6の外形寸法は、上辺部7および下辺部9は10〜22mm、側辺部8は20〜30mm程度が好ましく、本実施形態においては上辺部7および下辺部9が18mm、側辺部8が20mmとなっている。また、切り欠き10のX軸方向の最大幅寸法をia、Z方向の最大幅寸法をibとすると、ia,ibは支持基板2の誘電率や厚さによって最適な値が定まるようになっているが、ここではiaは4〜6mm、ibは4〜14mmが好ましく、本実施形態においてはia=ib=4mmとなっている。
伝送線路5の他端および下辺部9の中心には、アンテナ装置1からの電気信号を送受信処理する信号処理装置等が接続されている(図示省略)。このように、本実施形態においては、支持基板2を介して伝送線路5と第2放射板6が重なることにより、放射板に給電する給電手段としてのマイクロストリップ線路が構成されるようになっている。つまり、伝送線路5がストリップ導体として、第2放射板6の一部がグラウンド導体として機能するようになっている。また、本実施形態においては、第1放射板3と第2放射板6の平面視形状が異なる不平衡アンテナなので、平衡型アンテナで必要とされる平衡−不平衡変換回路やインピーダンス変換回路を必要とせず、不平衡線路であるマイクロストリップ線路により電気信号を送受信するようになっている。
なお、第1放射板3と第2放射板6は、支持基板2の中央に向けて拡開しない形状であれば適用可能であるが、アンテナ特性を向上させるために第1放射板3と第2放射板6は異なる形状のものがよい。また、給電点4から第1放射板3の直線部までの距離L1と、切り欠き10と伝送線路5とが交差する位置から上辺部7および側辺部8に沿った下辺部9までの距離L2と、が異なる形状が好ましい。アンテナ装置1の共振周波数は、電流が流れる経路の長さ寸法で決定されるため、長さ寸法L1,L2が異なることにより、共振点の数が増えてより広帯域なアンテナ特性が得られる。また、放射板の形状は、放射パターンを均等にするために、伝送線路5に沿った基準軸に関して軸対称のものが好ましい。
本実施形態においては、支持基板2の各面において、放射板と伝送線路5は金属層を形成している。この金属層はエッチング等により成形することとしてもよく、又は導電ペイントによるパターン印刷等によって成形することとしてもよい。
次に、本実施形態の作用について説明する。
アンテナ装置1が電波を送信する場合、信号処理装置からの電気信号に基づいて、伝送線路5を介して第1放射板3および第2放射板6に所定の振幅及び位相で電流が供給される。詳しくは、図2に示すように、伝送線路5を介して給電点4に供給された電流は第1放射板3に入射し、第1放射板3の外縁部分に沿って直線部まで電流が流れる。また、伝送線路5に電流が流れると、第2放射板6の伝送線路5に対向する位置にも電流が流れるようになっている。このように、本実施形態においては、第2放射板6が伝送線路として機能することにより、第2放射板6に給電が行われる。第2放射板6に入射した電流は、切り欠き10から第2放射板6の外縁部分に沿って下辺部9まで流れる。このように、第1放射板3及び第2放射板6に電流が流れると、アンテナ装置1から電波が送信されるようになっている。
アンテナ装置1が電波を受信する場合、所定の周波数の電波が各放射板により受信されると、各放射板から、受信した電波に応じた振幅及び位相の電圧電流が伝送線路5に流れる。詳しくは、第1放射板3の外縁部分に沿って給電点4まで電流が流れ、伝送線路5に入射する。第2放射板6の場合、下辺部9から外縁部分に沿って切り欠き10まで電流が流れ、第2放射板6の伝送線路5と重なる位置に電流が入射する。入射した電流は信号処理装置に伝達され、電気信号として処理される。
次に、アンテナ装置1のアンテナ特性を図3に実線で示す。また、図3には比較例として、第2放射板6に切り欠き10を設けていない従来のアンテナ装置50(図15参照)のアンテナ特性を一点差線で、支持基板2の一面に放射板等の金属層を形成した特許文献1に記載の技術を適用したアンテナ装置60(図14参照)のアンテナ特性を二点鎖線で示した。ここで、各アンテナ装置の給電線路(マイクロストリップ線路およびコプレーナ導波路)は、特性インピーダンス50Ωとなっている。
アンテナ特性の指標の一つとしては、入力電圧と反射電圧の比から求められるリターンロス[dB]が挙げられる。リターンロスは反射係数ともいい、その値が小さいほどアンテナ装置としてマッチングがとれていることを示し、一般にはその値が−10[dB]以下の範囲が使用帯域とされている。
本実施形態に係るアンテナ装置1は、比較例に比べて2〜6GHzのリターンロスを低下させることができ、3〜9GHzを使用帯域とすることが可能である。したがって、従来のアンテナ装置では3〜5GHzに重点をおくワイヤレスUWB用等に用いることができなかったが、本発明によれば3〜5GHzも使用帯域となりワイヤレスUWB用等に用いることが可能である。
ここで、アンテナ装置1の共振周波数は、距離L1、L2に比例して共振点P1、P2の1/2波長が決定されるようになっている。また、第1放射板3の直線部から第2放射板6の下辺部9までの距離L3に比例して、共振点P3の1/2波長が決定されるようになっている。そして、距離L1、L2、L3の相違量が大きくなるほど共振点の周波数が分散し、リターンロスがより広い周波数領域にかけて低下するため好ましい。
続いて、本発明の切り欠き10の幅寸法の調整によるアンテナ特性の変化について述べる。
まず、ib=10mmとしたときの、iaの調整によるアンテナ特性の変化を図4に示す。図4に示すように、iaを調整することによって、3〜5GHzにある共振点P1,P2のリターンロスの低下率を変化させることができる。すなわち、ib=10mmの場合、3GHz付近に重点をおく場合はiaを4mm、5GHz付近に重点をおく場合はiaを6mmとするのが好ましい。
また、ib=12mmとしたときの、iaの調整によるアンテナ特性の変化を図5に示す。図5に示すように、iaを調整することによって、図4と同様に、3〜5GHzにある共進点P1,P2のリターンロスの低下率を変化させることができる。すなわち、ib=12mmの場合、3GHz付近に重点をおく場合はiaを4mm、5GHz付近に重点をおく場合はiaを5.5mmとするのが好ましい。
さらに、ia=4mmとしたときの、ibの調整によるアンテナ特性の変化を図6に示す。図6に示すように、ibを調整することによって、共進点P1およびP3のリターンロスを変化させることができる。すなわち、ia=4mmの場合、3〜5GHz付近に重点をおく場合はibを6〜7mm、7GHz以上に重点をおく場合はiaを4〜5mmとする。
このように、iaとibの長さ寸法を調整することにより、所望の使用帯域に重点をおいたアンテナ装置とすることが可能である。
以上のように、本実施形態のアンテナ装置1によれば、伝送線路5と第2放射板6が支持基板2を介して対向していることにより、マイクロストリップ線路として機能させることができるとともに、第2放射板6の外縁部分であってY軸方向において伝送線路5と重なる位置に切り欠き10を形成することにより、インピーダンスの急激な変化を回避してアンテナ特性が向上し、広帯域特性を得ることができる。
また、第1放射板3の外縁部分は、支持基板2の中央に向けて凸となる楕円曲線に沿って形成されているので、インピーダンスの急激な変化を回避してアンテナ特性を向上させることができる。また、第1放射板3を平面視半円形状とするより楕円曲線に沿った形状とすることで、電流の流れる経路L1の長さ寸法を確保しつつX方向の幅寸法を短くすることができ、アンテナ装置1をX軸方向に小型化することが可能である。
[第2の実施形態]
次に、本発明に係るアンテナ装置の第2の実施形態について、第1の実施形態と異なる点を中心に述べる。
[第2の実施形態]
次に、本発明に係るアンテナ装置の第2の実施形態について、第1の実施形態と異なる点を中心に述べる。
図7に示すように、本実施形態に係るアンテナ装置20において、給電点4付近の第1放射板21の外縁部分は、切り欠き22の形状に沿って形成されている。すなわち、第1放射板21の外縁部分には、支持基板2の中央に向けて凸となるような楕円曲線に沿った曲線部23と、曲線部23から連続する直線が交差する直線部24と、が設けられている。直線部24は、切り欠き22の形状に沿うように第2放射板25側に凸となる形状であれば特に制限はないが、本実施形態においては二等辺三角形(図7中一点差線)の頂角が第2放射板25側を向くように給電点4付近に配置される形状となっている。該二等辺三角形のZ方向に沿った高さ寸法thおよびX方向に沿った底辺の長さ寸法twは適宜調整可能であるが、本実施形態においてはth=2.8mm、tw=8.3mmとなっている。第1放射板21の外縁部分をこのように形成することにより、給電点4付近の外縁部分を第2放射板25の切り欠き22に入り込んだ形状とすることができる。したがって、切り欠き22付近で、第1放射板21と第2放射板25の距離を緩やかに変化させることができ、インピーダンスが急激に変化するのを回避してアンテナ特性を向上させることができる。
また、図7に示すように、第2放射板25の上辺部26は、その端部に向かうほど第1放射板3との距離が開くような曲線に沿って形成されている。すなわち、上辺部26における切り欠き22以外の部分は、第1放射板21側に凸となる弧状に形成されており、第1放射板21との距離が緩やかに変化するようになっている。この際、切り欠き22を中心として左右に別けられる上辺部26を形成する前記曲線は、それぞれ楕円曲線(図7中二点差線)となっており、該楕円の半長径rz2を15mm、半短径rx2を10mmとするようになっている。上辺部26の形状は楕円曲線に沿った曲線に限られず、また、楕円曲線も切り欠き22の左右に楕円を配置する形状に限られない。したがって、第1放射板21と第2放射板25の平面視形状の組み合わせの一例として、図8(a)〜(f)が挙げられる。このように、上辺部26を第1放射板21との距離が緩やかに変化するように形成すると、インピーダンスが急激に変化するのを回避するため、インピーダンス整合がとりやすくアンテナ特性の向上が可能である。
本実施形態に係るアンテナ装置20のアンテナ特性を図9に実線で示す。また、図9には比較例として第1の実施形態に係るアンテナ装置1のアンテナ特性を示す。
図9に示すように、第2放射板25の上辺部26を第1放射板21側に凸となる楕円曲線に沿って形成することにより、高周波数領域(8GHz以上)のリターンロスを大幅に低下させることができる。また、従来のアンテナ装置50(図3参照)より3〜8GHzのリターンロスを低下させることもできるので、より広い使用帯域を得ることができる。
次に、本実施形態に係るアンテナ装置20の放射パターンを図10(a)および(b)に示す。図10からわかるように、本実施形態のアンテナ装置20の放射パターンは、XY平面およびZY平面ともに従来のダイポールアンテナの放射パターンと略同等であり、指向性が低下することも無い。
また、本実施形態における側辺部8は、支持基板2に第2放射板25を配置させるためにZ軸方向に平行な直線としたが、図11に示すように上辺部26の楕円曲線に連続する曲線に沿って形成することとしても良い。このように、側辺部8を上辺部26に連続する曲線で形成することとすると、第2放射板25を流れる電流の経路の急激な変化を回避することができ、アンテナ特性をより向上させることが可能である。一方、図7のように側辺部8をZ軸方向に平行な直線とすると、支持基板2の小型化が可能であり、アンテナ特性の向上とアンテナ装置20自体の小型化の両立が可能である。
また、図12に示すように、本実施形態におけるアンテナ装置20の上辺部26を、切り欠き22とを連続する曲線に沿って形成する部分を有することとしても良い。すなわち、上辺部26と切り欠き22は、伝送線路5に沿った基準軸を中心として左右対象形状であり、かつ、各外縁部分は楕円曲線に沿った曲線で形成されている。該楕円の半短径rz3は4mm、半長径rx3は9mmとなっている。このように、切り欠き10と上辺部7を連続する曲線に沿って形成することにより、第2放射板6に入射する電流の経路を緩やかに変化させることができ、アンテナ特性の向上が可能である。また、楕円の経寸法や曲線の曲率を変化させることにより、アンテナ特性を容易に調整することが可能である。
以上のように、本実施形態のアンテナ装置20によれば、伝送線路5と第2放射板25が支持基板2を介して対向していることにより、マイクロストリップ線路として機能させることができるとともに、第2放射板25の外縁部分のY軸方向において伝送線路5と重なる位置に切り欠き22を形成することにより、アンテナ特性が向上し、広帯域特性を得ることができる。
また、第2放射板25は、第1放射板21との距離が緩やかに変化するように上辺部26を有するので、第1放射板21と第2放射板25との距離が急激に変化することによるインピーダンスの急激な変化を回避してアンテナ特性を向上させることができる。
また、図12のように第2放射板25の外縁部分の上辺部26を切り欠き22と連続する曲線に沿って形成する場合、伝送線路5から切り欠き22を経由して第2放射板25に電流が流れやすく、給電効率を向上させることができる。
また、第1放射板21の外縁部分は、支持基板2の中央に向けて凸となる弧状に形成されている曲線部23および直線部24を有するので、給電点4からの給電効率を向上させることができる。
さらに、第1放射板21の外縁部分は、切り欠き22の形状に沿って形成されている直線部24を有するので、Y軸方向において第1放射板21を切り欠き22に入り込んだ形状とすることができ、第2放射板25の切り欠き22と第1放射板21との距離が急激に変化するのを回避してアンテナ特性を向上させることができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明に係るアンテナ装置の第3の実施形態について、第1の実施形態と異なる点を中心に述べる。
[第3の実施形態]
次に、本発明に係るアンテナ装置の第3の実施形態について、第1の実施形態と異なる点を中心に述べる。
図13に示すように、本実施形態のアンテナ装置30には、第1の実施形態と同様の支持基板2が備えられている。また、支持基板2の一面には、支持基板2の中央に給電点4を向けて平面状の放射板31が配置されている。放射板31の外縁部分は支持基板2の中央に向けて凸となる楕円曲線に沿って形成されている。該楕円曲線の形寸法の適用範囲は第1の実施形態における第1放射板3と同様であり、本実施形態においては半長径rz4は15mm、半短径rz4は9mmとなっている。
給電点4付近の放射板31の外縁部分には、給電点4に電気的に接続する中心導体32が、Z軸方向に沿うように接続されている。中心導体32はその幅寸法を変化させずにZ軸方向と平行に配置されており、その他端は支持基板2の端縁と一致するようになっている。本実施形態においては中心導体32のX軸方向の幅寸法は1.6mmとなっている。
中心導体32の両側には、中心導体32との間に距離を設けるように一対のグラウンド導体33,33が配置されている。グラウンド導体33は、中心導体32を基準軸として左右対称形状であり、その大きさは第1の実施形態における第2放射板6をX軸方向において均等に2分割したものと略同等である。
グラウンド導体33と中心導体32との間の距離wは、放射板31に近づくにつれてほぼ単調に増加するようになっている。すなわち、本実施形態においてはグラウンド導体33と中心導体32の距離が単調に増加するテーパ部34を設けることにより、第1の実施形態の切り欠き10として機能させることができるようになっている。したがって、中心導体32の両側の距離wはそれぞれグラウンド導体33の下辺部から0.22mを保ちながらテーパ部34ではZ軸方向の幅寸法が4mm、傾斜角が45°となっている。
グラウンド導体33の外縁部分の放射板31側の部分は、中心導体32から離れるほど放射板31との距離が開くような曲線に沿って形成されている。すなわち、本実施形態においては、グラウンド導体33の放射板31に対向する外縁部分は楕円曲線に沿って形成されており、グラウンド導体33と中心導体32との間の距離も該楕円曲線に沿って緩やかに変化するようになっている。楕円曲線の径寸法としては、第2の実施形態における第2放射板25の上辺部26を形成する曲線と同様である。
本実施形態においては、支持基板2の一面に、放射板31、中心導体32およびグラウンド導体33が金属層を形成している。この金属層はエッチング等により成形することとしてもよく、又は導電ペイントによるパターン印刷等によって成形することとしてもよい。
ここで、図14に示すように、従来のアンテナ装置60(特許文献1参照)においては、支持基板61の一面に放射板62、中心導体63およびグラウンド導体64を配置するようになっている。このように、支持基板61の一面にエッチング等により中心導体63とグラウンド導体64を形成する場合、中心導体63とグラウンド導体64の両方の大きさに誤差が生じると、中心導体63とグラウンド導体64との間の距離wにも誤差が生じてしまい所望のアンテナ特性が得られないという問題がある。このような問題のため中心導体63とグラウンド導体64との間の距離wには精密性が要求されるが、アンテナ装置が小型化されるほど距離wも小さくなり精確に成形するのが困難であるという問題もある。
しかしながら、本発明に係るアンテナ装置30のように、グラウンド導体33を放射板31との距離が緩やかに変化する部分を有するように形成することにより、支持基板2の一面に放射板31等の導体を配置することによる上述のような問題が生じたとしても、グラウンド導体33を流れる電流の経路が急激に変化することによるインピーダンスの急激な変化を回避してアンテナ特性を向上させることが可能である。また、グラウンド導体33にテーパ部34を設けることにより、グラウンド導体33を流れる電流の経路が急激に変化することはなく、アンテナ特性をより向上させることが可能である。
以上のように、本実施形態に係るアンテナ装置30によれば、支持基板2の一面に放射板31、中心導体32およびグラウンド導体33を配置しても、テーパ部34を設けるとともに、グラウンド導体33の外縁部分の放射板31側の部分を放射板31側に凸となる曲線に沿って形成しているので、アンテナ特性を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、放射板31に対向するグラウンド導体33の外縁部分を楕円曲線に沿って形成し、中心導体32に対向するグラウンド導体33の外縁部分を直線で形成したが、これらのグラウンド基板の外縁部分を連続する曲線で形成することとしても良い。
また、放射板31の形状を第2の実施形態における第1放射板21と同様に、テーパ部34の形状に沿うように形成することとしても良い。
Claims (8)
- 支持基板の一面であってその中央に給電点を向けて配置された平面状の第1放射板と、
前記給電点に電気的に接続する伝送線路と、
前記伝送線路と対向しかつ前記支持基板の他面にその厚み方向において前記第1放射板と重ならない位置に配置された平面状の第2放射板と、
前記第2放射板の外縁部分であって前記支持基板の厚み方向において前記伝送線路と重なる位置に形成された切り欠きと、
を備えることを特徴とするアンテナ装置。 - 前記第2放射板の外縁部分の前記第1放射板側の部分は、その端部に向かうほど前記第1放射板との距離が開くような曲線に沿って形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のアンテナ装置。
- 前記曲線は、楕円曲線であることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載のアンテナ装置。
- 前記第2放射板の外縁部分の前記第1放射板側は、前記切り欠きと連続する曲線に沿って形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
- 前記切り欠きは、前記第1放射板に向けて拡開する形状に形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
- 前記第1放射板の外縁部分は、前記支持基板の中央に向けて凸となる弧状に形成されている部分を有することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
- 前記第1放射板の外縁部分の前記切り欠き側は、前記切り欠きの形状に沿って形成されている部分を有することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
- 支持基板の一面であってその中央に給電点を向けて配置された平面状の放射板と、
前記給電点に電気的に接続する中心導体と、
前記中心導体の両側方に一定の距離を空けて配置される一対のグラウンド導体とを備えるアンテナ装置において、
前記中心導体と前記グラウンド導体との距離は、前記放射板に近づくにつれてほぼ単調に増加し、
前記グラウンド導体の外縁部分の前記放射板側の部分は、前記中心導体から離れるほど前記放射板との距離が開くような曲線に沿って形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
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