JP2007336170A - スロットアンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】左右対称となるような形状のスロットの組み合わせに限定されず、かつ、広帯域特性を示すスロットアンテナの提供。
【解決手段】 金属層3と、金属層3に設けられたスロット5,6と、スロット5,6を連結する給電部7と、給電部7に接続された伝送線路8とを備えるスロットアンテナ1において、スロット5,6は平面視形状の異なるものが組み合わせて備えられており、給電部7が連結される辺の両端の角部が弧状に形成されているスロット5を少なくとも一つ備えていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】 金属層3と、金属層3に設けられたスロット5,6と、スロット5,6を連結する給電部7と、給電部7に接続された伝送線路8とを備えるスロットアンテナ1において、スロット5,6は平面視形状の異なるものが組み合わせて備えられており、給電部7が連結される辺の両端の角部が弧状に形成されているスロット5を少なくとも一つ備えていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、スロットアンテナに係り、特に、UWB(Ultra wide Band)用のスロットアンテナに関する。
従来、金属板にスロットを形成してアンテナとして機能せしめるスロット型のアンテナが知られている。例えば、特許文献1には、スロット型のボウタイアンテナにおいて、無給電素子を付加することにより比較的広帯域な特性が得られることが記載されている。また、特許文献2には、略正方形状の給電スロットの互いに対向する辺から、当該給電スロット内側に向けてインピーダンス整合用のスタブを給電線路に沿って設けることにより、広帯域特性を得る偏波アンテナ装置が記載されている。さらに、特許文献3には、伝送線路を基準として左右対称となるような形状のスロットを組み合わせて形成し、スロットの形状が大きくなるほど伝送線路上のスロットの幅を大きくするスロット型のボウタイアンテナが記載されている。
このようなスロット型のボウタイアンテナ50には、図5に示すように、2つの三角形状のスロット52,52が蝶ネクタイのように設けられた金属平板53が備えられており、その2つの三角形の頂点の間に給電点51が設けられている。このようなボウタイアンテナ50によれば、給電点51から金属平板53に給電することにより、スロット52に沿って金属平板53に電流が流れて電波が送受信されるようになっている。また、スロット52の形状を自己相似形状とすることにより、超広帯域のマイクロストリップアンテナが実現でき、UWB用として使用することが可能である。
特開2003−078345号公報
特開2004−349928号公報
特開2005−236672号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載の発明は、得られるアンテナ装置の帯域特性がUWB用として用いることができるほどではないという問題があった。また、特許文献3に記載の発明は、左右対称となるような形状のスロットの組み合わせに限定されているため、共振周波数が2つしか得られず広い周波数帯域でVSWR特性を低くすることができないという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、左右対称となるような形状のスロットの組み合わせに限定されず、かつ、広帯域特性を示すスロット型のアンテナ装置の提供を目的とするものである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
金属層と、前記金属層に設けられたスロットと、前記スロットを連結する給電部と、前記給電部に電気的に接続された伝送線路とを備えるスロットアンテナにおいて、
前記スロットは平面視形状の異なるものが組み合わせて備えられており、前記給電部が連結される辺の両端の角部が弧状に形成されているスロットを少なくとも一つ備えていることを特徴とする。
金属層と、前記金属層に設けられたスロットと、前記スロットを連結する給電部と、前記給電部に電気的に接続された伝送線路とを備えるスロットアンテナにおいて、
前記スロットは平面視形状の異なるものが組み合わせて備えられており、前記給電部が連結される辺の両端の角部が弧状に形成されているスロットを少なくとも一つ備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、金属層において、平面視形状が異なるものの組み合せのスロットと、スロットを連結する給電部と、給電部に電気的に接続される伝送線路と、を備えるようになっているので、伝送線路から給電された電流が金属層の給電部とスロットの形状に沿って伝送されて電波の送受信が行われる。ここで、スロットの形状は平面視形状の異なるものの組み合せであるので、送受信される電波の共振周波数もスロットの平面視形状に応じて異なることとなる。また、スロットにおいて給電部が接続される辺の両端の角部が弧状に形成されているので、伝送線路から金属層の給電部及びスロットに向けて電流が流れやすく、インピーダンス整合がとりやすい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスロットアンテナにおいて、
前記伝送線路が接続される辺の両端の角部が弧状に形成されているスロットは、平面視半円形状であることを特徴とする。
前記伝送線路が接続される辺の両端の角部が弧状に形成されているスロットは、平面視半円形状であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、伝送線路が接続される辺の両端の角部が弧状に形成されているスロットは平面視半円形状であるので、伝送線路から放射板の両測縁に沿って電流が弧状に流れやすく、インピーダンス整合がとりやすいため、リターンロスがより低減される。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のスロットアンテナにおいて、
前記スロットは二つ設けられており、他方の前記スロットは平面視台形状であることを特徴とする。
前記スロットは二つ設けられており、他方の前記スロットは平面視台形状であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、平面視半円形状のスロットと、平面視台形状のスロットとを組み合わせて用いるので、伝送線路からの電流がスロットの両側縁に沿って弧状に流れやすいスロットと、伝送線路が接続される辺部が直線であるスロットと、の組み合わせとなる。よって、スロットアンテナのリターンロスを低減するとともに柔軟に調整することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスロットアンテナにおいて、
前記金属層が一面に設けられた絶縁基板を備え、
前記伝送線路を構成する一の導体は前記絶縁基板の他面に備えられており、前記金属層が前記一の導体の対となる導体として機能することを特徴とする。
前記金属層が一面に設けられた絶縁基板を備え、
前記伝送線路を構成する一の導体は前記絶縁基板の他面に備えられており、前記金属層が前記一の導体の対となる導体として機能することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、絶縁基板上の一面に設けられた金属層において、平面視形状が異なるものの組み合わせのスロットと、スロットを連結する給電部と、絶縁基板の他面に設けられた一の導体と前記金属層とから構成されて給電部に電気的に接続される伝送線路と、を備えており、伝送線の一の導体から電流が給電されると、金属層に逆方向に電流が流れて電波の送受信が行われる。また、金属層においては、スロットに沿って電流が流れるので、給電部が接続される辺の両端の角部が弧状に形成されているので、金属層において電流が流れやすく、インピーダンス整合がとりやすい。
請求項1に記載の発明によれば、従来より装置に備えられている金属板等を金属層として利用してスロットアンテナを構成することができ、別途放射板等のアンテナ素子を設ける必要がなく構成の簡略化が可能である。また、送受信される電波の共振周波数がスロットの形状に応じて異なるので、共振周波数の数を増加させてアンテナ特性を向上させることができる。また、スロットの給電部が連結される辺の両端の角部が弧状に形成されているので、伝送線路から金属層への電流が流れやすく、インピーダンス整合がとりやすいため、リターンロスを低減させて給電効率を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、リターンロスを効果的に低減させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、伝送線路からの電流がスロットの両側縁に沿って弧状に流れやすい形状のスロットを金属板に設けることにより、インピーダンス整合がとりやすくなるため、スロットアンテナのリターンロスの低減が可能である。また、伝送線路が接続される辺部が直線であるスロットを用いることにより、当該辺部の長さ寸法を調整することによって容易かつ柔軟に入力インピーダンスの調整が可能である。よって、スロットアンテナの特性の広帯域化が可能であるとともに、伝送線路の抵抗に応じた調整が容易である。
請求項4に記載の発明によれば、絶縁基板の他面に一の導体を設けることにより、金属層を対となる導体として機能させることができる。従って、伝送線路の一の導体を備えるだけで金属層に電流を伝送することができ、構成の簡略化が可能である。
以下に、本発明に係るスロットアンテナの一実施形態について、図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲を図示例に限定するものではない。
[第一の実施形態]
図1に示すように、本実施形態のスロットアンテナ1には、平板状の金属層3が備えられている。金属層3は、例えば、銅、アルミニウム、金、銀、白金等の導電性の材料により形成されている。金属層3の形状や厚みに特に制限はなく、従来より装置に備えられている金属板等を金属層3として用いることとしてもよい。
図1に示すように、本実施形態のスロットアンテナ1には、平板状の金属層3が備えられている。金属層3は、例えば、銅、アルミニウム、金、銀、白金等の導電性の材料により形成されている。金属層3の形状や厚みに特に制限はなく、従来より装置に備えられている金属板等を金属層3として用いることとしてもよい。
金属層3には、平面視半円形状の第1スロット5と、平面視台形状の第2スロット6と、第1スロット5の円弧部頂点と第2スロット6の上辺中心とを連結するスロット状の給電部7と、が設けられている。第1スロット5の直線部と第2スロット6の下辺とは、略平行になるように形成されている。このようなスロットが設けられた金属層3はエッチング等により成形することとしてもよく、又は導電ペイントによるパターン印刷等によって成形することとしても良い。
第1スロット5の平面視形状は半円形に限られず、給電部7が連結される辺の両端の角部が弧状に形成されていればよい。ここで、「弧状に形成」とは、図2に示すように、第1スロット5の給電部7が連結される辺部とその両端に連続する側辺に接触するような円を配置し、角部を当該円に沿って弧状に形成することをいう。具体的には、図2に示すハッチングの部分を除いて角部を丸くするようになっている。この際の円の半径Rtが大きいほど、第1スロット5の角部の丸みが大きくなり、本実施形態のように平面視半円形状としてもよい。この場合、給電部7が連結される辺が円弧となる。なお、円を用いて弧状に形成するものとしたが、楕円を用いて弧状に形成することとしても良い。
第2スロット6の平面視形状は、第1スロット5の形状と異なるものが適用可能である。第2スロット6の形状に特に制限は無いが、第2スロット6の給電部7が連結される辺部とその端に連続する側辺の長さ寸法L2が第1スロット5の給電部7が連結される辺部とその端に連続する側辺の長さ寸法L1と異なる形状が好ましい。スロットアンテナ1の共振周波数は、給電部7が連結される辺部とその端に連続する側辺の長さ寸法で決定されるため、当該長さ寸法が第1スロット5と第2スロット6で異なることにより、共振点の数が増えてアンテナ特性が向上するためである(図3及び図4参照)。
また、第1スロット5の円弧部頂点と第2スロット6の上辺中心との距離、つまり給電部7の長さ寸法、に特に制限はなく、第1スロット5及び第2スロット6の形状によって好ましい範囲が定まるようになっている。
金属層3の上面には、伝送線路8が給電部7と対向するように配置されている。伝送線路8の他端にはスロットアンテナ1からの電気信号を送受信処理する信号処理装置等が接続されている(図示省略)。伝送線路8として特に制限は無いが、本実施形態においては同軸ケーブルを用いるものとする。伝送線路8の外部導体9は給電部7の一側縁に接続されており、伝送線路8の中心導体10は給電部7の他側縁に接続されている。このようにして、伝送線路8と給電部7とは電気的に接続されており、伝送線路8と給電部7との間で電流が流れるようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
スロットアンテナ1が電波を送信する場合、信号処理装置からの電気信号に基づいて、伝送線路8を介して給電部7に所定の振幅及び位相で電流が供給される。給電部7に供給された電流は、金属層3に入射し、第1スロット5及び第2スロットの給電部7が連結される辺部とその両端に連続する側辺に沿って流れる。このように、金属層3に電流が流れると、スロットアンテナ1から電波が送信されるようになっている。
スロットアンテナ1が電波を送信する場合、信号処理装置からの電気信号に基づいて、伝送線路8を介して給電部7に所定の振幅及び位相で電流が供給される。給電部7に供給された電流は、金属層3に入射し、第1スロット5及び第2スロットの給電部7が連結される辺部とその両端に連続する側辺に沿って流れる。このように、金属層3に電流が流れると、スロットアンテナ1から電波が送信されるようになっている。
スロットアンテナ1が電波を受信する場合、所定の周波数の電波が金属層3により受信されると、第1スロット5又は第2スロット6の側辺に沿って給電部7に向かって、受信した電波に応じた振幅及び位相の電圧電流が流れる。そして、給電部7に入射した電流は、伝送線路8を介して信号処理装置に伝達され、電気信号として処理される。
次に、スロットアンテナ1のアンテナ特性曲線を図6に示す。
アンテナ特性の指標の一つとしては、入力電圧と反射電圧の比から求められるリターンロス[dB]が挙げられる。リターンロスは反射係数ともいい、その値が低減されているほどアンテナ装置としてマッチングがとれていることを示し、一般にはその値が−10以下の範囲が使用帯域とされている。
アンテナ特性の指標の一つとしては、入力電圧と反射電圧の比から求められるリターンロス[dB]が挙げられる。リターンロスは反射係数ともいい、その値が低減されているほどアンテナ装置としてマッチングがとれていることを示し、一般にはその値が−10以下の範囲が使用帯域とされている。
図3に示すように、スロットアンテナ1の共振周波数は給電部7から第1スロット5又は第2スロット6までの距離に基づいて決定される。つまり、給電部7から第1スロット5の直線部までの距離L1、給電部7から第2スロット6の下辺までの距離L2に基づいて共振点の1/2波長が決定されるようになっている。また、第1スロット5の直線部から第2スロット6の下辺までの距離L3に基づいて、共振点の1/2波長が決定されるようになっている。そして、距離L1、L2、L3の相違量が大きくなるほどこれらの共振点の周波数が分散し、リターンロスがより広い周波数領域で低減されるため好ましい。
一方、図4に示すように、従来のスロット型のボウタイアンテナ50(図5参照)の共振周波数は、給電点51からスロット52の他端までの距離L4と、スロット52の他端同士の距離L5と、に基づいて決定される。従って、共振周波数の数は2つであり、リターンロスを広い周波数帯域で低減させることができない。
以上のように、本実施形態のスロットアンテナ1によれば、少なくとも金属層3と伝送線路8を備えることによって構成されるので、別途放射板等のアンテナ素子を設ける必要がなく構成の簡略化が可能である。従って、従来より装置に備えられている金属板等にスロットを設けて伝送線路8を接続するだけでスロットアンテナとして用いることができる。また、送受信される電波の共振周波数が給電部7から第1スロット5の直線部及び第2スロット6の下辺までの距離、つまり、スロットの形状に応じて異なるので、共振周波数の数を増加させてアンテナ特性を向上させることができる。
また、第1スロット5の給電部7が連結される辺の両端の角部が弧状に形成されているので、伝送線路8から金属層3への電流が流れやすく、インピーダンス整合がとりやすいため、リターンロスを低減させて給電効率を向上させることができる。
さらに、第1スロット5と第2スロット6の給電部7から他端までの距離L1,L2を調整することによって共振周波数を調整することができ、容易かつ柔軟に入力インピーダンスの調整が可能である。
なお、給電部7は、第1スロット5の円弧頂点及び第2スロット6の上辺中心に連結されることとしたが、給電部7の連結箇所は、第1スロット5の円弧頂点付近及び第2スロット6の上辺中心付近であればよい。詳しくは、第1スロット5の直径又は第2スロット6の上辺の長さ寸法の5%相当幅だけ中心位置からずれた範囲内に設けられていれば良い。
また、第1スロット5及び第2スロット6の平面視形状は、スロットアンテナ1の指向性を均等にするために、給電部7の長手方向に沿った中心線を基準軸として軸対称な形状とするのが好ましい。また、第1スロット5及び第2スロット6の縁は直線状に限られず、曲線や指数関数としてもよい。
[第二の実施形態]
図5に示すように、本実施形態のスロットアンテナ11には、平板状の絶縁基板12が備えられている。絶縁基板12は、例えば、テフロン(登録商標)、ガラスエポキシ、FR−4、シリコン等、従来より用いられているものを適宜用いることができる。絶縁基板12の一面には、第一の実施形態と同様に、第1スロット5、第2スロット6および給電部7が設けられた金属層3が備えられている。
図5に示すように、本実施形態のスロットアンテナ11には、平板状の絶縁基板12が備えられている。絶縁基板12は、例えば、テフロン(登録商標)、ガラスエポキシ、FR−4、シリコン等、従来より用いられているものを適宜用いることができる。絶縁基板12の一面には、第一の実施形態と同様に、第1スロット5、第2スロット6および給電部7が設けられた金属層3が備えられている。
絶縁基板12の他面には、一の導体としてのストリップ導体13が、絶縁基板12を介して給電部7と対向するように備えられている。ストリップ導体13の一端には、スロットアンテナ11からの電気信号を送受信処理する信号処理装置が接続されている。この信号処理装置は、金属層3のストリップ導体13の一端と対向する位置に接続されており、金属層3はストリップ導体13と対となるグラウンド導体として機能するようになっている。従って、本実施形態における伝送線路は、ストリップ導体13と金属層3とからなるマイクロストリップ線路である。なお、本実施形態においてストリップ導体13の他端は金属層3と直接には接続していないが、絶縁基板12を介して電気的に接続するようになっている。ストリップ導体13の他端は、公知のvia等を絶縁基板12に穿設して直接接続することとしてもよい。
次に、本実施形態においては、図6に矢印で示すように、ストリップ導体13に電流が流れると、金属層3において給電部7からスロットの形状に沿って電流が流れるようになっている。従って、第一の実施形態と同様に、給電部7から第1スロット5及び第2スロット6に沿って電流が流れることにより、スロットアンテナ11から電波が送受信される。
以上のように、本実施形態のスロットアンテナ11によれば、絶縁基板12の他面にストリップ導体13を設けることにより、金属層3をグラウンド導体として機能させることができる。従って、マイクロストリップ線路のストリップ導体13を備えるだけで金属層3に電流を伝送することができ、従来より装置内の回路等に備えられているグラウンド板を金属層3として用いることができる。よって、別途アンテナ素子を備える必要がなく、構成の簡略化が可能である。
1,11 スロットアンテナ
12 絶縁基板
3 金属層
5 第1スロット
6 第2スロット
7 給電部
8 伝送線路
9 外部導体
10 中心導体
13 ストリップ導体
12 絶縁基板
3 金属層
5 第1スロット
6 第2スロット
7 給電部
8 伝送線路
9 外部導体
10 中心導体
13 ストリップ導体
Claims (4)
- 金属層と、前記金属層に設けられたスロットと、前記スロットを連結する給電部と、前記給電部に電気的に接続された伝送線路とを備えるスロットアンテナにおいて、
前記スロットは平面視形状の異なるものが組み合わせて備えられており、前記給電部が連結される辺の両端の角部が弧状に形成されているスロットを少なくとも一つ備えていることを特徴とするスロットアンテナ。 - 前記伝送線路が接続される辺の両端の角部が弧状に形成されているスロットは、平面視半円形状であることを特徴とする請求項1に記載のスロットアンテナ。
- 前記スロットは二つ設けられており、他方の前記スロットは平面視台形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のスロットアンテナ。
- 前記金属層が一面に設けられた絶縁基板を備え、
前記伝送線路を構成する一の導体は前記絶縁基板の他面に備えられており、前記金属層が前記一の導体の対となる導体として機能することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のスロットアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006164770A JP2007336170A (ja) | 2006-06-14 | 2006-06-14 | スロットアンテナ |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017175394A (ja) * | 2016-03-24 | 2017-09-28 | 三菱電機株式会社 | アンテナ装置 |
CN110416722A (zh) * | 2019-08-29 | 2019-11-05 | 南京信息工程大学 | 一种等边三角环结构缝隙宽带天线 |
WO2021124844A1 (ja) * | 2019-12-20 | 2021-06-24 | コニカミノルタ株式会社 | アンテナ装置、及びタグリーダー |
-
2006
- 2006-06-14 JP JP2006164770A patent/JP2007336170A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110416722A (zh) * | 2019-08-29 | 2019-11-05 | 南京信息工程大学 | 一种等边三角环结构缝隙宽带天线 |
CN110416722B (zh) * | 2019-08-29 | 2024-02-23 | 南京信息工程大学 | 一种等边三角环结构缝隙宽带天线 |
WO2021124844A1 (ja) * | 2019-12-20 | 2021-06-24 | コニカミノルタ株式会社 | アンテナ装置、及びタグリーダー |
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