JP4542566B2 - 多周波共用アンテナ装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、移動通信の車載用アンテナ等の移動体通信用基地局として用いられる多周波共用アンテナ装置に関する。
各辺が1波長よりも小さい矩形の小型地板付きの単周波モノポールアンテナがある。この単周波モノポールアンテナは、地板が小さいため、漏れ電流が生じて不平衡電流が流れることが報告されている(例えば、非特許文献1参照。)。この単周波モノポールアンテナに流れる不平衡電流を防ぐために、給電線に1/4波長の円筒導体を付ける技術、半波長う回路を用いたバランを付ける技術が知られている(例えば、非特許文献2,3参照。)
新井 宏之,「小形アンテナ:小形化手法とその評価法」,電子情報通信学会論文誌,Vol.J87-B,No.9,pp.1140-1148,2004年9月 安達三郎著,「電磁波工学」,コロナ社,1983年4月,p.78−80 電子情報通信学会編,「アンテナ工学ハンドブック」,オーム社,1980年10月,p.242−243,315−317
上記の漏れ電流を防ぐための技術は、単周波モノポールアンテナについての技術であり、小型地板を有する多周波共用モノポールアンテナについての漏れ電流を防ぐための技術は知られていない。
本発明は、漏れ電流防止手段を備えた多周波共用アンテナ装置を提供することを目的とする。
基板の一方の面上に設けられ、給電線の一方の導体が接続された地板と、基板を介して地板の一辺の中央部に給電点がある多周波共用モノポールアンテナと、基板の他方の面上に設けられ、一端が給電線の他方の導体に接続され、他端が給電点に接続されたストリップ導体と、ストリップ導体の一端に形成されたインピーダンス変換器と、を備えた多周波共用アンテナ装置において、多周波共用アンテナ装置は複数の共振周波数を有している。地板の基板を介して給電点が位置する一辺の長さは複数の共振周波数のうちのひとつの共振周波数f1の1/2波長であり、ストリップ導体の長さは複数の共振周波数のうちの別の共振周波数f2の1/2波長であり、インピーダンス変換器の長さは複数の共振周波数のうちのさらに別の共振周波数f3の1/4波長である。ここで、共振周波数f1が共振周波数f2及び共振周波数f3よりも低い、または、共振周波数f2が共振周波数f1及び共振周波数f3よりも低い。
ストリップ導体の全長、地板の、給電点が裏側に設けられた一辺の長さ、インピーダンス変換器の長さをそれぞれ、複数ある共振周波数のうちの互いに異なる共振周波数に基づいて適切に定めることにより、各共振周波数において漏れ電流を防ぐことができる。これにより、リターンロスの影響を提言して、VSWRを改善することができる。
[実施形態]
図1に、多周波共用アンテナ装置100を例示する。図1Aは、多周波共用アンテナ装置100の正面図であり、図1Bは、多周波共用アンテナ装置100のx−x’断面図である。多周波共用アンテナ装置100は、三周波共用モノポールアンテナである。
多周波共用アンテナ装置100の共振周波数を低い順にfL、fM、fHとし、各共振周波数の波長λの長さをそれぞれλfL、λfM、λfHとする。なお、本明細書、特許請求の範囲において、波長λを用いて長さを定めた場合には、その実際の長さは、比誘電率を考慮して定めるものとする。
矩形の基板5の裏面の一側端(図1においては、基板5の下端)を覆うように、地板1が形成される。後述する給電点4が裏側に設けられた地板1の一辺sの長さLは、1/2λfM程度である。地板1の高さHは、任意である。例えば、基板5は、プリント基板によって作られる。
地板1の一辺sの中央部の基板5に対して反対側に給電点4が設けられる。言い換えると、給電点4は、基板5を介して地板1の一辺sの中央部に位置する。
多周波共用モノポールアンテナ3は、基板5の地板1が設けられていない方の表面に設けられる。多周波共用モノポールアンテナ3は、給電点4において、地板1と後述するストリップ導体7により構成されるマイクロストリップ構造によって給電される。
多周波共用モノポールアンテナ3は、モノポールアンテナ31と、2つのモノポールアンテナ32とを備える。2つのモノポールアンテナ32は、モノポールアンテナ31を挟んで互いに平行に、そのモノポールアンテナ31との間隔が等間隔となるように配置されている。図示してはいないが、モノポールアンテナ32は、地板1から離れるに従って幅が広がっていてもよい。
基板5の一側面(図1Aにおいては、基板5の右端面)にコネクタ9が配される。コネクタ9には同軸ケーブル6が接続される。コネクタ9を介して、同軸ケーブル6の外部導体は地板1と導通され、同軸ケーブル6の内部導体はストリップ導体7と導通される。なお、給電線として、必ずしも同軸ケーブル6と同軸ケーブル用のコネクタ9を用いる必要はなく、任意の給電線を用いてもよい。
ストリップ導体7は、多周波共用モノポールアンテナ3が設けられている方の表面に設けられる。言い換えると、ストリップ導体7は、基板5の地板1が設けられていない方の表面に設けられ、基板5を介して地板1と対向している。ストリップ導体7と基板5と地板1によってマイクロストリップラインが形成される。ストリップ導体7は、コネクタ9を介して同軸ケーブル6の内部導体と多周波共用モノポールアンテナ3とを導通する。言い換えると、多周波共用モノポールアンテナ3は、ストリップ導体7と基板5と地板1によって構成されるマイクロストリップ構造により給電点4において給電される。
なお、ストリップ導体7の全長は、共振周波数fLの波長λfLの1/2程度とする。ストリップ導体7の全長を所定の波長(この例では、λfL)の1/2程度とするために、例えば図1Aに示すように、必要に応じてストリップ導体7をメアンダ状に適宜折り返す。ストリップ導体7の全長は、ストリップ導体7上に後述するインピーダンス変換器8が設けられた場合には、インピーダンス変換器8を含む長さである。
ストリップ導体7のコネクタ9を介して同軸ケーブル6が接続されている側の端に、共振周波数fHの波長λfHの1/4程度の長さL2のインピーダンス変換器8が形成される。例えば、ストリップ導体7の幅を変えることにより、インピーダンス変換器8を構成する。
上記実施形態においては、共振周波数fLについては、ストリップ導体7の全長の長さを1/2λfL程度とすることにより、漏れ電流を防止している。共振周波数fMについては、地板1の基板5を介して給電点4が位置する一辺sの長さLを1/2λfM程度とすることにより、漏れ電流を防止している。共振周波数fHについては、インピーダンス変換器8の長さを1/4λfH程度とすることにより、漏れ電流を防止している。
このように、各共振周波数fL,fM,fHの帯域についてそれぞれVSWR(電圧定在波比)を向上するための工夫をすることにより、各共振周波数の帯域においてリターンロスを低減し、VSWRを改善することができる。
なお、ストリップ導体7の全長、一辺sの長さL、インピーダンス変換器8の長さをそれぞれ異なる共振周波数に基づいて定めれば、各共振周波数において漏れ電流を低減するという本発明の効果を得ることができる。ただし、ストリップ導体7の全長、または、一辺sの長さLが、最も低い共振周波数fLの波長λfLの1/2程度でなければならない。ストリップ導体7の全長と、一辺sの長さLの両方が、共振周波数fLの波長λfLの1/2程度でない場合には、共振周波数fLの漏れ電流を低減することはできないためである。
例えば、ストリップ導体7の全長を1/2λfL程度、一辺sの長さLを1/2f程度、インピーダンス変換器8の長さを1/4λfM程度とすることができる。
上記実施形態において、ストリップ導体7の全長を1/2λfL程度、一辺sの長さLを1/2λfM程度、インピーダンス変換器8の長さを1/4λfH程度としたのは、このようにすることにより多周波共用アンテナ装置100を容易に小さく設計することができるという有利な効果があるためである。
なお、ストリップ導体7に少なくとも1つのステップインピーダンス2を設けてもよい。少なくとも1つのステップインピーダンスを形成することにより、VSWRを調整及び改善することができる。逆にいうと、望ましいVSWRを得ることができるように、ステップインピーダンス2は設けられる。例えば、ストリップ導体7の幅を変えることにより、ステップインピーダンス2を構成する。
例えば、図1Aに示すように、ストリップ導体7の給電点4がある側の端にステップインピーダンス2aを設ける。また、ストリップ導体7の中央部にステップインピーダンス2bを設ける。なお、ステップインピーダンス2a,2bの何れか一方ではなく、それらの両方を形成してもよい。
本発明は、共振周波数が3つ以上ある多周波共用モノポールアンテナにも適用することができる。例えば、共振周波数が3つ以上ある場合には、ストリップ導体7の全長、一辺sの長さL、インピーダンス変換器8の長さをそれぞれ、複数ある共振周波数のうちの互いに異なる共振周波数に基づいて上記と同様に定める。望ましくは、VSWRを最も改善したい共振周波数に基づいて、ストリップ導体7の全長、一辺sの長さL、インピーダンス変換器8の長さをそれぞれ定める。なお、共振周波数が3つ以上ある場合においても、ストリップ導体7の全長、または、一辺sの長さLが、VSWRの改善を図ろうとする共振周波数のうち最も低い共振周波数の波長の1/2程度でなければならない点に注意する。
また、本発明は、共振周波数が2つである二周波共用モノポールアンテナにも適用することができる。この場合、例えば、ストリップ導体7の全長、一辺sの長さL、インピーダンス変換器8の長さのうちの少なくとも2つをそれぞれ、2つある共振周波数のうちの異なる共振周波数に基づいて上記と同様に定める。共振周波数が2つである場合も、ストリップ導体7の全長、または、一辺sの長さLが、低い方の共振周波数の波長の1/2程度でなければならない点に注意する。
まとめると、二周波共用モノポールアンテナにおいて、低い方の共振周波数をfL、高い方の共振周波数をfHとすると、(1)ストリップ導体7の全長、一辺sの長さLの少なくとも一方は、共振周波数fLの1/2λfL程度であり、かつ、(2)ストリップ導体7の全長、一辺sの長さLのうちλfLでないものの長さは、共振周波数fHの1/2λfH程度である、または、インピーダンス変換器8の長さは、共振周波数fHの1/4λfH程度である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
[実験例]
実験例1は、図2に示す、漏れ電流を防止するための対策をしていない従来の小型地板を有する三周波共用アンテナ装置100aについての実験例である。本発明による多周波アンテナ装置の効果を示すための比較例として、まず従来の小型地板を有する三周波共用アンテナ装置100aについての実験例を示す。三周波共用アンテナ装置100aの使用周波数は、900MHz帯、1.7GHz帯、2GHz帯の3つである。これらの使用周波数(共振周波数)を低い順に、fL,fM,fLとする。
図2に例示するように、三周波共用アンテナ装置100aは、基板5の下端に形成された矩形の地板1、地板1が形成された面とは反対側の基板5の面に形成された多周波共用モノポールアンテナ3aを備える。図2Aは、三周波共用アンテナ装置100aの正面図であり、図2Bは、三周波共用アンテナ装置100aのy−y’断面図である。
多周波共用モノポールアンテナ3aは、矩形の地板1の一辺sの中央部に配されたSMAコネクタ9aを介して同軸ケーブル6aにより給電される。すなわち、矩形の地板1の一辺sの中央部において、多周波共用モノポールアンテナ3はSMAコネクタ9aを介して同軸ケーブル6aの内部導体に接続され、地板1はSMAコネクタ9aを介して同軸ケーブル6aの外部導体に接続される。地板1の一辺sの長さは、共振周波数fMの1/2波長とする。
SMAコネクタ9aは、内部導体の直径が1.12mmであり、絶縁体の直径が4mmであり、外部導体の直径が5mmである。絶縁体として、比誘電率2.08のテフロン(登録商標)を用いた。上記したように、SMAコネクタ9aの一端は、地板1の一辺sの中央部に垂直に接続され、他端には同軸ケーブル6aが接続されている。
同軸ケーブル6aの長さを0、200mm、250mm、300mmとした場合の三周波共用アンテナ装置100aのVSWRを図3に示す。なお、同軸ケーブル6aの長さが0ではない場合には、SMAコネクタ9aは、同軸ケーブル6aが鉛直下方向に延伸するようにL字型に曲げられている。同軸ケーブル6aの直径は5mmであり、鉛直下方向に延伸する同軸ケーブル6aと基板5は10mm離れている。
図3から、漏れ電流の対策を施していない場合には、同軸ケーブル6aに漏れ電流の流れるため、同軸ケーブル6aの長さが変わるとfL(900MHz帯)の共振周波数が大きく変わってしまうことがわかる。
実験例2として、図1に示した多周波共用アンテナ装置100において、fLを900MHz、fMを1.7Ghz、fHを2GHzとして、地板1の一辺sの長さLを1/2λfM、ストリップ導体7の長さを1/2λfL、インピーダンス変換器8の長さL2を1/4λfHとした場合のVSWRを図4に示す。なお、実験例1と同様に、同軸ケーブル6の長さを0、200mm、250mm、300mmと変えた場合のそれぞれのVSWRを示す。実験例2においては、ストリップ導体7に、ステップインピーダンス2は形成されていない。
図4から、漏れ電流を防ぐための対策を施すことにより、同軸ケーブル6に漏れ電流が流れなくなるため、同軸ケーブル6aの長さを変えても共振周波数が大きく変わらないことがわかる。
実験例3として、図1に示した多周波共用アンテナ装置100において、fLを900MHz、fMを1.7Ghz、fHを2GHzとして、地板1の一辺sの長さLを1/2λfM、ストリップ導体7の長さを1/2λfL、インピーダンス変換器8の長さL2を1/4λfHとして、図1Aに示すようにステップインピーダンス2をストリップ導体7に形成した場合のVSWRを図5に示す。なお、実験例3では、同軸ケーブル6の長さを考慮していない。つまり、同軸ケーブル6の長さを0とした場合の実験結果である。図5において、一点鎖線は、ステップインピーダンス2aを設けた場合の実験結果、二点鎖線は、ステップインピーダンス2bを設けた場合の実験結果、太線は、ステップインピーダンス2a,2bの両方を設けた場合の実験結果を示す。
また、比較のために、インピーダンス変換器8とステップインピーダンス2を設けなかった場合の実験結果を実線で示し、インピーダンス変換器8を設けたが、ステップインピーダンス2を設けなかった場合の実験結果を点線で示す。
図5から、インピーダンス変換器8を形成しない場合には、fH(2GHz)付近で、VSWRが2.5程度になってしまうことがわかる。また、インピーダンス変換器8を入れることで、1.7GHz〜2.2GHz当たりまでVSWRを改善できることがわかる。
図1は多周波共用アンテナ装置100の構成を例示する図。図1Aは多周波共用アンテナ装置100の正面図、図1Bは多周波共用アンテナ装置100のx−x’断面図。 図2は三周波共用アンテナ装置100aの構成を例示する図。図2Aは三周波共用アンテナ装置100の正面図、図2Bは三周波共用アンテナ装置100のy−y’断面図。 実験例1の実験結果を表す図。 実験例2の実験結果を表す図。 実験例3の実験結果を表す図。
符号の説明
1 地板
2 ステップインピーダンス
2a ステップインピーダンス
2b ステップインピーダンス
3 多周波共用モノポールアンテナ
3a 多周波共用モノポールアンテナ
4 給電点
5 基板
6 同軸ケーブル
6a 同軸ケーブル
7 ストリップ導体
8 インピーダンス変換器
9 コネクタ
9a コネクタ
31 モノポールアンテナ
32 モノポールアンテナ
100 多周波共用アンテナ装置
100a 三周波共用アンテナ装置

Claims (5)

  1. 基板の一方の面上に設けられ、給電線の一方の導体が接続された地板と、
    上記基板を介して上記地板の一辺の中央部に給電点がある多周波共用モノポールアンテナと、
    上記基板の他方の面上に設けられ、一端が給電線の他方の導体に接続され、他端が上記給電点に接続されたストリップ導体と、
    上記ストリップ導体の上記一端に形成されたインピーダンス変換器と、
    を備えた多周波共用アンテナ装置において、
    上記多周波共用アンテナ装置は複数の共振周波数を有しており、
    上記地板の上記基板を介して給電点が位置する一辺の長さは上記複数の共振周波数のうちのひとつの共振周波数f1の1/2波長であり、上記ストリップ導体の長さは上記複数の共振周波数のうちの別の共振周波数f2の1/2波長であり、上記インピーダンス変換器の長さは上記複数の共振周波数のうちのさらに別の共振周波数f3の1/4波長であり、
    共振周波数f1が共振周波数f2及び共振周波数f3よりも低い、または、共振周波数f2が共振周波数f1及び共振周波数f3よりも低い、
    ことを特徴とする多周波共用アンテナ装置。
  2. 請求項1に記載の多周波共用アンテナ装置において、
    上記多周波共用アンテナ装置は、三周波共用モノポールアンテナ装置であり、
    三周波共用モノポールアンテナ装置の共振周波数を低い順にfL,fM,fHとすると、上記地板の上記基板を介して給電点が位置する一辺の長さは共振周波数fMの1/2波長であり、上記ストリップ導体の長さは共振周波数fLの1/2波長であり、上記インピーダンス変換器の長さは共振周波数fHの1/4波長である、
    ことを特徴とする多周波共用アンテナ装置。
  3. 請求項1に記載の多周波共用アンテナ装置において、
    上記多周波共用アンテナ装置は、二周波共用モノポールアンテナ装置であり、
    二周波共用モノポールアンテナの共振周波数を低い順にfL,fHとすると、
    上記地板の上記基板を介して給電点が位置する一辺の長さと上記ストリップ導体の長さの少なくとも一方は、共振周波数fLの1/2波長であり、
    上記地板の上記基板を介して給電点が位置する一辺の長さと上記ストリップ導体の長さのうち共振周波数fLの1/2波長でないものの長さは共振周波数fHの1/2波長である、または、上記インピーダンス変換器の長さは共振周波数fHの1/4波長である、
    ことを特徴とする多周波共用アンテナ装置。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の多周波共用アンテナ装置において、
    上記ストリップ導体に少なくとも1つのステップインピーダンスを設けたことを特徴とする多周波共用アンテナ装置。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の多周波共用アンテナ装置において、
    上記基板はプリント基板で作られている、
    ことを特徴とする多周波共用アンテナ装置。
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