JP5424252B2 - 平面アンテナ及びそれを具備する無線装置 - Google Patents
平面アンテナ及びそれを具備する無線装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5424252B2 JP5424252B2 JP2009267223A JP2009267223A JP5424252B2 JP 5424252 B2 JP5424252 B2 JP 5424252B2 JP 2009267223 A JP2009267223 A JP 2009267223A JP 2009267223 A JP2009267223 A JP 2009267223A JP 5424252 B2 JP5424252 B2 JP 5424252B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- planar antenna
- antenna element
- element group
- planar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Description
アドミタンスを複素数表示した場合、前記複数のアンテナ素子のそれぞれは、前記平面アンテナが対象とする動作周波数帯域において異なる周波数で入力アドミタンスの実数成分の極大値を有しており、
前記極大値のそれぞれが、前記平面アンテナに接続される給電系の特性アドミタンスの実数成分よりも大きい値であることを特徴とする平面アンテナを提供する。
(1)前記複数のアンテナ素子の入力アドミタンスの実数成分の周波数特性の和をとった場合(言い換えると、前記アンテナ素子群の入力アドミタンスの実数成分の周波数特性において)、隣接する2つの極大値における大きい方の極大値に対する該2つの極大値間の極小値の割合が1/9よりも大きい。
(2)前記極小値は、前記給電系の特性アドミタンスの実数成分よりも大きい値である。
(3)前記給電系の特性アドミタンスの実数成分が0.02 Sである。
(4)前記平面アンテナは、複数の導体層を有するプリント基板に形成され、前記複数の導体層の内の1層に、前記アンテナ素子群と、前記給電系が接続される給電部と前記アンテナ素子群との間に直列に接続されるインピーダンス変換回路部とが形成され、前記複数の導体層の内の他の層に前記グランド部が形成されている。
(5)前記給電部は前記アンテナ素子群が形成された層に形成され、前記給電部と前記グランド部とを短絡するスルーホール部が形成されている。
(6)前記平面アンテナは、前記複数の導体層の内の前記アンテナ素子群が形成された層と前記グランド部が形成された層とは別の層に第2のグランド部が形成され、前記アンテナ素子群が形成された層が、前記グランド部が形成された層と前記第2のグランド部が形成された層との間に挟まれている。
(7)前記給電部は前記グランド部が形成された層に形成され、前記給電部と前記インピーダンス変換回路部とを短絡するスルーホール部が形成されている。
(8)前記グランド部と前記第2のグランド部とを短絡するスルーホール部が形成されている。
(9)前記インピーダンス変換回路部は、前記アンテナ素子群が対象とする動作周波数帯域の中心周波数における波長の1/4の整数倍の電気長を持つマイクロストリップラインである。
(10)前記アンテナ素子と前記グランド部とを短絡するスルーホール部が、前記アンテナ素子の先端領域に形成されている。
(11)電磁誘導手段と静電容量手段とから成る整合回路部が、前記アンテナ素子と前記インピーダンス変換回路部との間に直列に接続されている。
(12)電磁誘導手段と静電容量手段とから成る整合回路部が、前記アンテナ素子と前記インピーダンス変換回路部との接続点近傍で前記アンテナ素子と並列に接続されており、前記整合回路部と前記グランド部とを短絡するスルーホール部が、前記整合回路部の先端領域に形成されている。
(13)前記平面アンテナは、前記アンテナ素子群を2組有し、前記2組のアンテナ素子群が並列に接続されている。
(14)前記2組のアンテナ素子群は、一方の前記アンテナ素子群の長手方向と他方の前記アンテナ素子群の長手方向とが、互いに直角関係となるように配置されている。
(15)前記給電系と等しい特性アドミタンスを持つ給電線が、前記給電部と前記インピーダンス変換回路部との間に形成されている。
(16)フィルタが前記給電線の一部分に直列に接続されている。
(17)前記アンテナ素子群が対象とする動作周波数帯域の中心周波数における波長の1/4の整数倍の電気長を持つ同軸ケーブルから成るインピーダンス変換回路部が、前記アンテナ素子群と前記給電系との間に直列に接続されている。
(18)前記平面アンテナは、複数の導体層を有するプリント基板に形成され、前記複数の導体層の内の1層に前記アンテナ素子群が形成され、前記複数の導体層の内の他の層に前記グランド部が形成され、前記同軸ケーブルの外導体と前記グランド部とを短絡するスルーホール部が形成されている。
(19)上記の本発明に係る平面アンテナと前記平面アンテナに給電する給電系とを具備する無線装置を提供する。
図2は、本発明に係る平面アンテナの基本構成を示した模式図である。本発明に係る平面アンテナは、m個の低背アンテナが並列に接続された構成を有している。各低背アンテナは、それぞれn個のアンテナ素子が並列接続されたアンテナ素子群と1つのインピーダンス変換回路部が直列に接続された構成を有している。
図5Aは、本発明の第1の実施形態に係る平面アンテナの一例を示した斜視模式図であり、図5Bは、図5Aの第2の導電層を該平面アンテナの厚さ方向に透視した場合の平面模式図である。図5A、図5Bに示したように、第1の実施形態に係るアンテナ100は、プリント基板10(リジットプリント基板またはフレキシブルプリント基板)の両面に導体層(第1の導体層11と第2の導体層12)が形成されている。第1の導体層11には、矩形導体から成るアンテナ素子1が複数並列接続されたアンテナ素子群2と、インピーダンス変換回路部5と、給電系9が接続される給電部4とが形成されている。インピーダンス変換回路部5はアンテナ素子群2と給電部4との間に直列に接続されている。第2の導体層12には、グランド部3が形成されている。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る平面アンテナの一例を示した平面模式図である。図6に示したように、第2の実施形態に係る平面アンテナ200は、第1の実施形態に係る平面アンテナに加えて、各アンテナ素子1の先端領域に(アンテナ素子1のインピーダンス変換回路部5との接続点から遠い方に)スルーホール部6が形成されている。すなわち、各アンテナ素子1は、先端領域のスルーホール部6を介して第2の導体層12のグランド部(図6中に図示せず)と先端短絡されている。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る平面アンテナの一例を示した斜視模式図である。図7に示したように、第3の実施形態に係る平面アンテナ300は、第1の実施形態に係る平面アンテナに加えて、アンテナ素子1とインピーダンス変換回路部5との接続点近傍に、並列に電磁誘導手段(例えばインダクタ)および静電容量手段(例えばコンデンサ)から成る整合回路部7がアンテナ素子1と並列に接続されている。また、整合回路部7の先端領域に(整合回路部7のアンテナ素子1との接続点から遠い方に)スルーホール部6が形成されている。すなわち、整合回路部7は、先端領域のスルーホール部6を介して第2の導体層12のグランド部(図7中に図示せず)と先端短絡されている。
図8は、本発明の第4の実施形態に係る平面アンテナの一例を示した斜視模式図である。図8に示したように、第4の実施形態に係る平面アンテナ400は、第2の実施形態に係る平面アンテナに加えて、アンテナ素子1とインピーダンス変換回路部5との間に、整合回路部7が直列に接続されている。第4の実施形態は、第2の実施形態が有する作用効果に加えて、整合回路部7を接続することにより、第2の実施形態よりも更に良好に整合をとることが可能である。
図9Aは、本発明の第5の実施形態に係る平面アンテナの一例を示した斜視模式図であり、図9Bは、図9Aの第2の導電層を該平面アンテナの厚さ方向に透視した場合の平面模式図であり、図9Cは、図9Aの第3の導電層を該平面アンテナの厚さ方向に透視した場合の平面模式図である。図9A〜図9Cに示したように、第5の実施形態に係るアンテナ500は、3層の導体層(第1の導体層11、第2の導体層12、第3の導体層13)を有するプリント基板10(リジットプリント基板またはフレキシブルプリント基板)から構成されている。
図10Aは、本発明の第6の実施形態に係る平面アンテナの一例を示した斜視模式図であり、図10Bは、図10Aの第2の導電層を該平面アンテナの厚さ方向に透視した場合の平面模式図であり、図10Cは、図10Aの第3の導電層を該平面アンテナの厚さ方向に透視した場合の平面模式図である。図10A〜図10Cに示したように、第6の実施形態に係るアンテナ600は、第5の実施形態と同様の構成を有するが、第2の導体層12に2組のアンテナ素子群が形成されている点において異なる。
図11Aは、本発明の第7の実施形態に係る平面アンテナの一例を示した斜視模式図であり、図11Bは、図11Aの第2の導電層を該平面アンテナの厚さ方向に透視した場合の平面模式図であり、図11Cは、図11Aの第3の導電層を該平面アンテナの厚さ方向に透視した場合の平面模式図である。図11A〜図11Cに示したように、第7の実施形態に係るアンテナ700は、第6の実施形態と同様の構成を有するが、アンテナ素子群2の長手方向が互いに直角関係となるように2組のアンテナ素子群2を配置している点において異なる。
図12Aは、本発明の第8の実施形態に係る平面アンテナの一例を示した斜視模式図である。図12Aに示したように、第8の実施形態に係る平面アンテナ800は、第1の実施形態と略同様の構成を有するが、インピーダンス変換回路部として、アンテナ素子群2が対象とする動作周波数帯域の中心周波数における波長の1/4の整数倍の電気長を持つ同軸ケーブル14が用いられ、同軸ケーブル内導体15がアンテナ素子群2に接続され、同軸ケーブル外導体16がスルーホール部6に接続されている点において異なる。同軸ケーブル外導体16と第2の導体層12に形成されたグランド部(図示せず)は、スルーホール部6により短絡されている。
図13は、本発明の第9の実施形態に係る平面アンテナの一例であり、アンテナ素子群を形成した導体層を示した平面模式図である。図13に示したように、第9の実施形態に係る平面アンテナ900は、第6の実施形態と同様の構成を有するが、アンテナ素子群2とインピーダンス変換回路部5からなるアンテナに接続される給電線8の一部分にフィルタ17が直列に接続されている点において異なる。
図14は、本発明の第10の実施形態に係る平面アンテナの一例を示した斜視模式図である。図14に示したように、第10の実施形態に係る平面アンテナ1000は、送受信モジュール18を搭載する基板19上に本発明のアンテナが直接形成されているものである。送受信モジュール18とアンテナ素子群2は、基板19上に形成されるインピーダンス変換回路部5と給電線8とを介して接続され、無線信号の授受と給電が行われる。本発明に係る平面アンテナにおける低背の特長を活かし、送受信モジュールを搭載する基板19の面積をほとんど拡大することなしにアンテナを形成することができる。なお、平面アンテナの構造としては、前述の実施形態のいずれでもよい。
図15は、本発明に係る平面アンテナを内蔵したノート型パーソナルコンピュータやUMPC等の携帯無線端末の模式図である。図15に示したように、本発明に係る平面アンテナ21は、対応可能な周波数帯域幅を従来と同程度に維持しつつアンテナ素子群の高さが低い(低背である)という特長を有することから、携帯無線端末20の液晶画面(LCD)周囲やキーボード周囲などの狭いスペースにも内蔵することが可能である。言い換えると、従来よりも小型の携帯無線端末20に対しても、本発明に係る平面アンテナ21を内蔵させることができる。また、本発明に係る平面アンテナ21は低背アンテナであることから、1つの携帯無線端末20に複数の低背アンテナを内蔵させて複数の周波数帯域に対応できる利点もある。
第1の実施形態に係る平面アンテナとして、図16Aおよび図16Bに示すような平面アンテナ(実施例1)を用意した。図16Aは実施例1の第1の導体層を示した平面模式図であり、図16Bは実施例1の第2の導体層を該平面アンテナの厚さ方向に透視した場合の平面模式図である。
第6の実施形態に係る平面アンテナとして、図19Aおよび図19Bに示すような平面アンテナ(実施例2)を用意した。図19Aは実施例2の第1の導体層を示した平面模式図であり、図19Bは実施例2の第2の導体層を該平面アンテナの厚さ方向に透視した場合の平面模式図である。プリント基板10としては、両面に導体層が形成された厚さ0.3 mmのFR4プリント基板を用いた。また、実施例2の平面アンテナも、アンテナ素子群の高さが2.00 mmであり、十分低背であると言うことができる。なお、各種寸法の詳細は図中に記載した。
4…給電部、5…インピーダンス変換回路部、6、6’…スルーホール部、
7…整合回路部、8…給電線、9…給電系、10…プリント基板、
11…第1の導体層、12…第2の導体層、13…第3の導体層、
14…同軸ケーブル、15…同軸ケーブル内導体、16…同軸ケーブル外導体、
17…フィルタ、18…送受信モジュール、19…送受信モジュールを搭載する基板、
20…携帯無線端末、21…本発明に係る平面アンテナ、
100,200,300,400,500,600,700,800,850,900,1000…平面アンテナ。
Claims (19)
- 2つのアンテナ素子が並列に接続されたアンテナ素子群を有する平面アンテナであって、
前記平面アンテナに接続される給電系が接続される給電部と、前記給電部と前記アンテナ素子群との間に直列に接続されるインピーダンス変換回路部とが形成され、
アドミタンスを複素数表示した場合、
前記2つのアンテナ素子のそれぞれは、前記平面アンテナが対象とする動作周波数帯域において異なる周波数で入力アドミタンスの実数成分の極大値を有しており、前記極大値のそれぞれが、前記給電系の特性アドミタンスの実数成分よりも大きい値であり、
前記インピーダンス変換回路部は、前記アンテナ素子群が対象とする動作周波数帯域の中心周波数における波長の1/4の整数倍の電気長を持つことを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項1に記載の平面アンテナにおいて、
前記2つのアンテナ素子の入力アドミタンスの実数成分の周波数特性の和をとった場合、2つの極大値における大きい方の極大値に対する該2つの極大値間の極小値の割合が1/9よりも大きいこと特徴とする平面アンテナ。 - 請求項2に記載の平面アンテナにおいて、
前記極小値は、前記給電系の特性アドミタンスの実数成分よりも大きい値であることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の平面アンテナにおいて、
前記給電系の特性アドミタンスの実数成分が0.02 Sであることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の平面アンテナにおいて、
前記平面アンテナは、複数の導体層を有するプリント基板に形成され、
前記複数の導体層の内の1層に、前記アンテナ素子群と、前記インピーダンス変換回路部とが形成され、
前記複数の導体層の内の他の層にグランド部が形成されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 複数のアンテナ素子が並列に接続されたアンテナ素子群を有する平面アンテナであって、
前記平面アンテナは、複数の導体層を有するプリント基板に形成され、
前記複数の導体層の内の1層に、前記アンテナ素子群と、前記給電系が接続される給電部と前記アンテナ素子群との間に直列に接続されるインピーダンス変換回路部とが形成され、
前記複数の導体層の内の他の層にグランド部が形成され、
前記給電部は前記アンテナ素子群が形成された層に形成され、
前記給電部と前記グランド部とを短絡するスルーホール部が形成され、
アドミタンスを複素数表示した場合、
前記複数のアンテナ素子のそれぞれは、前記平面アンテナが対象とする動作周波数帯域において異なる周波数で入力アドミタンスの実数成分の極大値を有しており、前記極大値のそれぞれが、前記平面アンテナに接続される給電系の特性アドミタンスの実数成分よりも大きい値であることを特徴とする平面アンテナ。 - 複数のアンテナ素子が並列に接続されたアンテナ素子群を有する平面アンテナであって、
前記平面アンテナは、複数の導体層を有するプリント基板に形成され、
前記複数の導体層の内の1層に、前記アンテナ素子群と、前記給電系が接続される給電部と前記アンテナ素子群との間に直列に接続されるインピーダンス変換回路部とが形成され、
前記複数の導体層の内の他の層にグランド部が形成され、
前記複数の導体層の内の前記アンテナ素子群が形成された層と前記グランド部が形成された層とは別の層に第2のグランド部が形成され、
前記アンテナ素子群が形成された層が、前記グランド部が形成された層と前記第2のグランド部が形成された層との間に挟まれ、
アドミタンスを複素数表示した場合、
前記複数のアンテナ素子のそれぞれは、前記平面アンテナが対象とする動作周波数帯域において異なる周波数で入力アドミタンスの実数成分の極大値を有しており、前記極大値のそれぞれが、前記平面アンテナに接続される給電系の特性アドミタンスの実数成分よりも大きい値であることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項7に記載の平面アンテナにおいて、
前記給電部は前記グランド部が形成された層に形成され、
前記給電部と前記インピーダンス変換回路部とを短絡するスルーホール部が形成されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項7または請求項8に記載の平面アンテナにおいて、
前記グランド部と前記第2のグランド部とを短絡するスルーホール部が形成されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項6乃至請求項9に記載の平面アンテナにおいて、
前記インピーダンス変換回路部は、前記アンテナ素子群が対象とする動作周波数帯域の中心周波数における波長の1/4の整数倍の電気長を持つマイクロストリップラインであることを特徴とする平面アンテナ。 - 複数のアンテナ素子が並列に接続されたアンテナ素子群を有する平面アンテナであって、
前記平面アンテナは、複数の導体層を有するプリント基板に形成され、
前記複数の導体層の内の1層に、前記アンテナ素子群と、前記給電系が接続される給電部と前記アンテナ素子群との間に直列に接続されるインピーダンス変換回路部とが形成され、
前記複数の導体層の内の他の層にグランド部が形成され、
前記アンテナ素子と前記グランド部とを短絡するスルーホール部が、前記アンテナ素子の先端領域に形成され、
アドミタンスを複素数表示した場合、
前記複数のアンテナ素子のそれぞれは、前記平面アンテナが対象とする動作周波数帯域において異なる周波数で入力アドミタンスの実数成分の極大値を有しており、前記極大値のそれぞれが、前記平面アンテナに接続される給電系の特性アドミタンスの実数成分よりも大きい値であることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項6乃至請求項11のいずれかに記載の平面アンテナにおいて、
電磁誘導手段と静電容量手段とから成る整合回路部が、前記アンテナ素子と前記インピーダンス変換回路部との間に直列に接続されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の平面アンテナにおいて、
電磁誘導手段と静電容量手段とから成る整合回路部が、前記アンテナ素子と前記インピーダンス変換回路部との接続点近傍で前記アンテナ素子と並列に接続されており、
前記整合回路部と前記グランド部とを短絡するスルーホール部が、前記整合回路部の先端領域に形成されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項6乃至請求項13のいずれかに記載の平面アンテナにおいて、
前記平面アンテナは、前記アンテナ素子群を2組有し、前記2組のアンテナ素子群が並列に接続されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項14に記載の平面アンテナにおいて、
前記2組のアンテナ素子群は、一方の前記アンテナ素子群の長手方向と他方の前記アンテナ素子群の長手方向とが、互いに直角関係となるように配置されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項6乃至請求項15のいずれかに記載の平面アンテナにおいて、
前記給電系と等しい特性アドミタンスを持つ給電線が、前記給電部と前記インピーダンス変換回路部との間に形成されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項16に記載の平面アンテナにおいて、
フィルタが前記給電線の一部分に直列に接続されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 複数のアンテナ素子が並列に接続されたアンテナ素子群を有する平面アンテナであって、
前記平面アンテナは、複数の導体層を有するプリント基板に形成され、
前記複数の導体層の内の1層に前記アンテナ素子群が形成され、
前記複数の導体層の内の他の層に前記グランド部が形成され、
前記同軸ケーブルの外導体と前記グランド部とを短絡するスルーホール部が形成され、
前記アンテナ素子群が対象とする動作周波数帯域の中心周波数における波長の1/4の整数倍の電気長を持つ同軸ケーブルから成るインピーダンス変換回路部が、前記アンテナ素子群と前記給電系との間に直列に接続され、
アドミタンスを複素数表示した場合、
前記複数のアンテナ素子のそれぞれは、前記平面アンテナが対象とする動作周波数帯域において異なる周波数で入力アドミタンスの実数成分の極大値を有しており、前記極大値のそれぞれが、前記平面アンテナに接続される給電系の特性アドミタンスの実数成分よりも大きい値であることを特徴とする平面アンテナ。 - 請求項1乃至請求項18のいずれかに記載の平面アンテナと前記平面アンテナに給電する給電系とを具備することを特徴とする無線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009267223A JP5424252B2 (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 平面アンテナ及びそれを具備する無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009267223A JP5424252B2 (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 平面アンテナ及びそれを具備する無線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011114445A JP2011114445A (ja) | 2011-06-09 |
JP5424252B2 true JP5424252B2 (ja) | 2014-02-26 |
Family
ID=44236481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009267223A Expired - Fee Related JP5424252B2 (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 平面アンテナ及びそれを具備する無線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5424252B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6057160B2 (ja) * | 2012-12-11 | 2017-01-11 | 三菱マテリアル株式会社 | アンテナ装置 |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS555281B2 (ja) * | 1971-09-07 | 1980-02-05 | ||
JPH02811U (ja) * | 1988-06-13 | 1990-01-05 | ||
JP2783071B2 (ja) * | 1991-09-04 | 1998-08-06 | 日本電気株式会社 | 無線機 |
JP2843961B2 (ja) * | 1993-10-13 | 1999-01-06 | エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社 | アンテナ装置 |
JP3695123B2 (ja) * | 1997-04-18 | 2005-09-14 | 株式会社村田製作所 | アンテナ装置およびそれを用いた通信機 |
KR100602539B1 (ko) * | 1997-10-28 | 2006-07-19 | 텔레호낙티에볼라게트 엘엠 에릭슨(피유비엘) | 이동 전화용 멀티플 밴드, 멀티플 브랜치 안테나 |
JPH11239068A (ja) * | 1998-02-20 | 1999-08-31 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両アンテナ装置 |
JP3618267B2 (ja) * | 1999-11-22 | 2005-02-09 | 株式会社東芝 | アンテナ装置 |
JP3640595B2 (ja) * | 2000-05-18 | 2005-04-20 | シャープ株式会社 | 積層パターンアンテナ及びそれを備えた無線通信装置 |
JP2002176372A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線通信装置 |
JP2003142936A (ja) * | 2001-11-05 | 2003-05-16 | Tdk Corp | パッチアンテナ |
JP4073789B2 (ja) * | 2003-01-20 | 2008-04-09 | 太陽誘電株式会社 | 誘電体アンテナ及びそれを内蔵する移動体通信機 |
JP2004274267A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-09-30 | Sony Corp | マルチアンテナ装置 |
JP2004297635A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-21 | Tdk Corp | デュアルバンドアンテナ |
US6850192B2 (en) * | 2003-04-01 | 2005-02-01 | D-Link Corporation | Planar L-shaped antenna of dual frequency |
JP2005295493A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-10-20 | Mitsubishi Materials Corp | アンテナ装置 |
JP3694308B1 (ja) * | 2004-06-15 | 2005-09-14 | 株式会社 イイダ | 薄板広帯域アンテナおよび情報端末装置 |
JP2006319767A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Sony Corp | 平面アンテナ |
JP4231867B2 (ja) * | 2005-11-18 | 2009-03-04 | 株式会社東芝 | 無線装置および電子機器 |
JP2007306507A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナ装置およびそれを用いた無線通信装置 |
JP4542566B2 (ja) * | 2007-06-07 | 2010-09-15 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 多周波共用アンテナ装置 |
JP4630891B2 (ja) * | 2007-09-25 | 2011-02-09 | 株式会社東芝 | フィルタ回路および無線通信装置 |
JP5060938B2 (ja) * | 2007-12-21 | 2012-10-31 | 株式会社フジクラ | 無線lan用アンテナ及び無線通信装置 |
-
2009
- 2009-11-25 JP JP2009267223A patent/JP5424252B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011114445A (ja) | 2011-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10164310B2 (en) | High-frequency transmission line | |
JP6048633B1 (ja) | 複合伝送線路および電子機器 | |
US7791546B2 (en) | Antenna device and electronic apparatus | |
US9070490B2 (en) | Flat cable and electronic apparatus | |
US9431705B2 (en) | Antenna arrangement and device | |
JP5776849B2 (ja) | 高周波伝送線路および電子機器 | |
JP5715701B2 (ja) | アンテナ | |
JP5594599B2 (ja) | 電磁結合器及びそれを搭載した情報通信機器 | |
US8063830B2 (en) | Antenna device | |
JP5424252B2 (ja) | 平面アンテナ及びそれを具備する無線装置 | |
US20110037659A1 (en) | Antenna apparatus | |
JP5322177B2 (ja) | 電磁結合器及びそれを用いた情報通信機器 | |
TWI664777B (zh) | 天線裝置以及電子設備 | |
JP6865072B2 (ja) | アンテナ装置及びアンテナ装置を備えた電子機器 | |
JP5598761B2 (ja) | アンテナ及びそれを備えた無線装置 | |
JP6393048B2 (ja) | マルチバンドアンテナ | |
JP5875871B2 (ja) | アンテナ装置および通信機器 | |
JP6281578B2 (ja) | アンテナ装置および通信機器 | |
JP5662889B2 (ja) | 無線モジュール | |
JP5009322B2 (ja) | アンテナエレメント及びアンテナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130416 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130614 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20130624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131029 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20131107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5424252 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |