JP5139919B2 - クロスダイポールアンテナ - Google Patents

クロスダイポールアンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP5139919B2
JP5139919B2 JP2008204213A JP2008204213A JP5139919B2 JP 5139919 B2 JP5139919 B2 JP 5139919B2 JP 2008204213 A JP2008204213 A JP 2008204213A JP 2008204213 A JP2008204213 A JP 2008204213A JP 5139919 B2 JP5139919 B2 JP 5139919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
loop
dipole antenna
radiating element
cross dipole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008204213A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010041566A (ja
Inventor
昌孝 安川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
Priority to JP2008204213A priority Critical patent/JP5139919B2/ja
Publication of JP2010041566A publication Critical patent/JP2010041566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5139919B2 publication Critical patent/JP5139919B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

本発明は、クロスダイポールアンテナの構成に関する。
従来より、2本の半波長ダイポールアンテナを空間的に直交配置し、互いの給電位相差を90度とすることにより円偏波を発生させるクロスダイポールアンテナが知られている。このようなクロスダイポールアンテナにおいて、90度位相差を発生させるために2点給電式とすると、回路が複雑になるとともに信頼性が低下してしまう。
この点に関し、クロスダイポールアンテナは、2本のダイポールアンテナのエレメント長に差を与えることにより1つの給電系で円偏波を発生させることもできる。特許文献1及び特許文献2は、1点給電式の円偏波アンテナを開示する。
特開2000−341035号公報 特開2007−20217号公報
しかし、ダイポールアンテナは平衡型の給電を要するため、同軸線路やマイクロストリップ線路などの不平衡型線路で給電するためには変換器(バラン)が必要である。このため、上記特許文献のような1点給電式であっても依然として給電系が複雑であった。また、上記のようにエレメント長に差を与えたタイプのクロスダイポールでは、1つの給電系で円偏波を発生できるものの、その円偏波帯域は狭いものであった。
また、一般的なクロスダイポールアンテナは、ダイポール面に垂直な2つの方向に偏波面の異なる指向性(双方向性)を持つ。このため、指向性を単向性にするためにはダイポール面から1/4波長の距離に反射板を設ける必要があり、薄型化が困難であった。
本願発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、簡単な構成で円偏波を発生可能であり、且つ薄型化が可能なアンテナを提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成のクロスダイポールアンテナが提供される。即ち、このクロスダイポールアンテナは、ループ導体と、グランド導体と、放射エレメント導体と、を備える。前記ループ導体は、その一端と他端を近接させてループ状に形成され、当該ループの1周の長さが概ね1波長である。前記グランド導体は、前記ループ導体と平行に配置される。前記放射エレメント導体は、長さが概ね1/4波長である少なくとも3つの導体部材が放射状に接続した形状に形成される。また、前記放射エレメント導体は、前記ループ導体から見て前記グランド導体が配置されている側と反対側に、当該ループ導体との間にギャップを設けて配置される。そして、前記放射エレメント導体は、前記グランド導体の厚み方向で見たときに、前記ループ導体の内周及び外周の少なくとも何れか一方に交差している。なお、「ループの1周の長さが概ね1波長」とは、電気的に見たときのループの1周の長さが概ね1波長であることをいう。また、導体部材の「長さが概ね1/4波長」とは、電気的に見たときの導体部材の長さが概ね1/4波長であることをいう。
これにより、ループ導体によって放射エレメント導体に給電位相差を与え、当該放射エレメント導体によって円偏波を発生させることができる。また、グランド導体によって背面輻射を抑圧することができる。従って、簡単な給電系で円偏波を発生可能であり、しかも反射板を必要としないためコンパクトなアンテナを提供することができる。
前記のクロスダイポールアンテナにおいては、前記放射エレメント導体は、長さが概ね1/2波長である2つの導体部材が当該導体部材の中央部で交差した形状に形成されていることが好ましい。なお、導体部材の「長さが概ね1/2波長」とは、電気的に見たときの導体部材の長さが概ね1/2波長であることをいう。
これにより、放射エレメント導体の導体部材を半波長ダイポールアンテナとして良好に機能させることができる。
前記のクロスダイポールアンテナにおいては、前記放射エレメント導体は、前記2つの導体部材が互いに直交するように形成されていることが好ましい。
これにより、放射エレメント導体に90度位相差を与え、良好に円偏波を発生させることができる。
前記のクロスダイポールアンテナにおいては、前記ループ導体と前記グランド導体はマイクロストリップラインを構成しており、前記放射エレメント導体は前記ループ導体を介して給電されることが好ましい。
これにより、不平衡型線路であってもバランなどの変換器を必要としないため、給電系を簡素化することができる。
前記のクロスダイポールアンテナにおいては、前記ループ導体は、一端が給電部に接続され、他端は整合終端部に接続されていることが好ましい。
これにより、放射に寄与しなかった余剰電力を吸収することができる。
次に、図面を参照して発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るクロスダイポールアンテナ1の外観斜視図である。図2はクロスダイポールアンテナ1の側面図、図3はクロスダイポールアンテナ1の平面図である。
図1から図3に示す本実施形態のクロスダイポールアンテナ1は、ループ導体2と、グランド導体3と、放射エレメント導体4と、を主に備えている。
ループ導体2は一定の厚みを有する扁平な金属部材とされている。また、ループ導体2はその一端と他端を近接させて略C字形(一部を切り欠いた円形)のループ状に形成されるとともに、当該ループの線幅が一定となるように構成されている。ループ導体2の下側には、前記C字形(ループ形状)を含む平面と平行になるように平板状のグランド導体3が配置されている。図2に示すように、ループ導体2とグランド導体3との間には空隙(空気)からなる誘電層8が形成されている。以上の構成で、ループ導体2及びグランド導体3によってマイクロストリップラインが形成されている。また、ループ導体2の上側(ループ導体2から見て前記グランド導体3の反対側)には、略十字状に形成された放射エレメント導体4が配置されている。
前記ループ導体2の一端には第1接続部2aが形成され、他端には第2接続部2bが形成されている。また、前記グランド導体3の裏側(ループ導体2が配置されている側と反対の面)には、給電ポート(給電部)6と整合終端ポート(整合終端部)7が配置されている。
前記給電ポート6及び整合終端ポート7は公知の同軸ケーブルとして構成されており、給電ポート6は図略の給電装置に、整合終端ポート7は図略の整合負荷に、それぞれ接続されている。前記給電ポート6の同軸ケーブルは、中心導体6aと、当該中心導体6aの周囲に同軸状に配置される同軸外導体6bと、中心導体と同軸外導体の間に配置される図略の絶縁体と、を備えている。また、整合終端ポート7の同軸ケーブルも同様に、中心導体7aと、同軸外導体7bと、図略の絶縁体と、を備えている。
グランド導体3の前記第1接続部2a及び第2接続部2bに対応する位置には、図略の挿通孔が形成されている。そして、給電ポート6の中心導体6a及び整合終端ポート7の中心導体7aは、グランド導体3の裏面から表面(ループ導体2が配置されている側の面)に前記挿通孔を介して通され、中心導体6aは第1接続部2aに、中心導体7aは第2接続部2bに、それぞれ電気的に接続されている。なお、中心導体6a及び7aは、前記挿通孔を非接触で通過しており、グランド導体3に対しては非接続であるように構成されている。
また、給電ポート6の同軸外導体6b及び整合終端ポート7の同軸外導体7bは、それぞれグランド導体3と電気的に接続されている。
前記放射エレメント導体4は、2つの導体部材4a,4bが直交するような形状に構成されている。前記導体部材4a,4bは、その電気的な長さがそれぞれ約1/2波長とされ、これにより導体部材4a,4bがそれぞれ半波長ダイポールアンテナの機能を果たす。また、この放射エレメント導体4は、図2に示すようにギャップ5を隔ててループ導体2の上側に配置されている。
以上の構成で、前記給電装置によって高周波電流を供給することにより、ループ導体2に進行波を伝播させることができる。そして、ループ導体2のループ1周の電気的な長さを波長とほぼ一致させることにより、放射エレメント導体4とループ導体2が交差する点での給電位相が90度ずつシフトする。これにより、ギャップ5を介して導体部材4a,4bに90度位相差で給電し、放射エレメント導体4によって円偏波を発生させることができる。
なお、ループ導体2に対して上記のように給電装置及び整合負荷を接続すると右旋円偏波が発生するが、給電装置及び整合負荷の接続先を逆にすることにより左旋円偏波を発生させることができる。また、例えば適宜のスイッチを設けることにより、上記接続先を切替可能とし、右旋と左旋の両方の円偏波に対応できるようにすることもできる。
次に、本実施形態のクロスダイポールアンテナ1の構成を更に具体的に説明する。この実施形態のクロスダイポールアンテナ1は、5.8GHz帯の右旋円偏波クロスダイポールアンテナとして構成されたものである。なお、以下で説明するクロスダイポールアンテナ1の寸法、形状などは、使用する帯域に応じて適宜変更可能であることは勿論である。
以下、主に図2及び図3を参照して説明する。ループ導体2は、一定の厚みを有し、当該ループ導体が構成するC字型ループの直径方向の線幅W1が4mmで一定の円弧形状(C字形)となるように形成されている。前記C字の外径D1は21mm、内径D2は13mmである。
放射エレメント導体4を構成している導体部材4a,4bはそれぞれ、グランド導体3の厚み方向(図3の紙面奥行き方向)で見たときに、互いに直交する2本の直線をなしている。この直線の長さL1,L2は何れも22.5mmとなるように形成されている。各導体部材4a,4bの厚さt1(前記直線の線幅に相当する)は1mmとした。
前記導体部材4a,4bは、中央部分で互いに垂直をなして交差するように結合され、放射エレメント導体4を構成している。これにより、放射エレメント導体4をクロスダイポールアンテナとして作用させることができる。なお、放射エレメント導体4の高さh3は6.5mmとした。
グランド導体3は、縦幅L3及び横幅L4を何れも50mmとし、導体部材4a,4bの長さL1,L2に対して相当に大きいサイズとされている。また、放射エレメント導体4とループ導体2との間のギャップ5の大きさ(図2で示す高さh1)は1.2mm、ループ導体2とグランド導体3との間の誘電層8の大きさ(図2で示す高さh2)は、1mmとなっている。
以上のようにクロスダイポールアンテナ1を構成することにより、ループ導体2の1周の電気的な長さが、概ね5.8GHz帯の1波長分とされている。また、導体部材4a,4bの長さL1,L2は、その電気的な長さが5.8GHz帯における1/2波長に概ね相当している。
次に図4から図7を参照して、本実施形態のクロスダイポールアンテナ1のシミュレーション結果について説明する。
図4は、本実施形態のクロスダイポールアンテナ1の天頂方向の軸比周波数特性を示したグラフである。グラフの縦軸は円偏波の長軸と短軸の軸比であり、長軸の長さと短軸の長さが一致する完全円偏波の軸比が0dBである。また一般に、円偏波アンテナとして良好な特性を得ることができる軸比は3dB以下とされる。図4に示すように、本実施形態のクロスダイポールアンテナ1の最適軸比は2dB以下となっている。また、3dB比帯域は19%を超えており、広帯域の円偏波特性が得られている。
図5は、本実施形態のクロスダイポールアンテナ1の入力インピーダンス(VSWR:電圧定在波比)特性を示したグラフである。縦軸はVSWRであり、一般的にVSWRは2dB以下が実用範囲とされる。本実施形態のクロスダイポールアンテナ1は給電系が整合のとれたマイクロストリップラインで構成されているため、非常に広い帯域(VSWRが2.0以下の比帯域が35%)にわたって良好な特性が得られている。
図6は、本実施形態のクロスダイポールアンテナ1の右旋円偏波成分の天頂方向の利得周波数特性を示したグラフである。図に示すように、本実施形態のクロスダイポールアンテナ1は、利得ピークから3dBi下がった帯域幅は、比帯域で29%と顕著な広帯域を実現している。
図7は、5.8GHzにおける右旋円偏波成分(主偏波)と左旋円偏波(直交偏波)の指向特性を示したグラフである。従来のクロスダイポールアンテナにおいては、天頂方向に主偏波成分、背面方向に直交偏波成分が同程度の強度で輻射されるため、アンテナから1/4波長の距離に反射板を設けて背面輻射を抑圧していた。この点、本実施形態のクロスダイポールアンテナ1は、図7に示すように主偏波成分に比べて直交偏波成分が約13dBi抑えられている。従って、反射板を設けなくても背面輻射を良好に抑圧することができる。
以上に説明したように、本実施形態のクロスダイポールアンテナ1は、ループ導体2と、グランド導体3と、放射エレメント導体4と、を備える。ループ導体2は、その一端と他端を近接させてループ状に形成され、当該ループの1周の長さが概ね1波長である。グランド導体3は、ループ導体2と平行に配置される。前記放射エレメント導体4は、長さが概ね1/4波長である4つの導体部材が放射状に接続した形状に形成される(具体的には、長さが概ね1/2波長である2つの導体部材4a,4bが当該導体部材の中央部で交差した形状に形成されている)。また、放射エレメント導体4は、ループ導体2から見て前記グランド導体3が配置されている側と反対側に、当該ループ導体2との間にギャップ5を設けて配置される。
これにより、ループ導体2によって放射エレメント導体4に給電位相差を与え、当該放射エレメント導体4によって円偏波を発生させることができる。また、グランド導体3によって背面輻射を抑圧することができる。従って、簡単な給電系で円偏波を発生可能であり、しかも反射板を必要としないためコンパクトなアンテナを提供することができる。
また、本実施形態のクロスダイポールアンテナ1においては、放射エレメント導体4は、前記2つの導体部材4a,4bが互いに直交するように形成されている。
これにより、放射エレメント導体4に90度位相差を与え、良好に円偏波を発生させることができる。
また、本実施形態のクロスダイポールアンテナ1においては、ループ導体2とグランド導体3はマイクロストリップラインを構成しており、放射エレメント導体4はループ導体2を介して給電される。
これにより不平衡型線路であってもバランなどの変換器を必要としないため、給電系を簡素化することができる。
また、本実施形態のクロスダイポールアンテナ1においては、ループ導体2は、一端が給電部に接続され、他端は整合終端部に接続されている。
これにより、放射に寄与しなかった余剰電力を吸収することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
ループ導体2は、周長が約1波長であれば、上記実施形態で示した円形(C字形)以外に構成することもできる。即ち、放射エレメント導体に適切に位相差を与えることができる形状である限り、例えば多角形等の任意の形状に変更することができる。
上記実施形態において放射エレメント導体4は、長方形の板状部材として形成された導体部材4a,4bを立てた状態(図1参照)で交差させた形状に構成されている。この構成に代えて、図8の斜視図に示すように、放射エレメント導体9を、長方形の板状部材として形成された導体部材9a,9bを寝かせた状態で交差させた形状に構成しても良い。
上記実施形態では、導体部材4a,4bは長方形の板状部材としたが、辺長が概ね1/2波長であれば長方形以外であっても良い。また、小型化などを考慮して折り曲げて形成することも可能である。
また、上記導体部材4a,4bは直交させる構成としたが、これに限らず、導体部材4aと導体部材4bとを90度以外の角度で交差させた形状に形成しても良い。また、放射エレメント導体4は、長さが概ね1/4波長の板状導体(導体部材4a,4bの半分)が90度の等間隔で並ぶ構成としているが、必ずしも等間隔で配置する必要は無い(即ち、導体部材4a,4bがその交点で折れ曲がっていてもよい)。更には、前記長さが概ね1/4波長の板状部材は、4つである必要は無く、例えば、長さが概ね1/4波長の板状部材を、120度間隔で3つ放射状に接続した形状に放射エレメント導体を形成しても良い。この変形例によっても円偏波を発生させることが可能である。即ち、放射エレメント導体は、電気的な長さが1/4波長である板状導体が少なくとも3つ放射状に接続された形状に形成されていれば良く、しかも当該板状導体間の間隔は必ずしも一定でなくて良い。
本実施形態では誘電層8を空気層(空隙)としたが、この構成に代えて、ループ導体2とグランド導体3を誘電体基板上に配置する構成に変更することができる。なお、このように構成を変更した場合にはループ導体2や導体部材4a,4bの電気的な長さが変わるため、ループ導体2や放射エレメント導体4等の形状及び寸法等を適宜変更する。
給電方式はグランド導体3の背面からの同軸給電のほか、ループ導体2と同一面の共平面給電方式としても良い。
上記実施形態では送信アンテナとしての構成を説明したが、第1接続部2aに給電装置に代えて受信回路を接続することにより、クロスダイポールアンテナ1を受信アンテナとして機能させることができる。
本発明の一実施形態に係るクロスダイポールアンテナの外観斜視図。 本実施形態のクロスダイポールアンテナの側面図。 本実施形態のクロスダイポールアンテナの平面図。 本実施形態のクロスダイポールアンテナの天頂方向の軸比周波数特性を示したグラフ。 本実施形態のクロスダイポールアンテナの入力インピーダンス(VSWR)特性を示したグラフ。 本実施形態のクロスダイポールアンテナの右旋円偏波成分の天頂方向の利得周波数特性を示したグラフ。 本実施形態のクロスダイポールアンテナの5.8GHzにおける右旋円偏波成分(主偏波)と左旋円偏波成分(直交偏波)の指向特性を示したグラフ。 変形例に係るクロスダイポールアンテナの外観斜視図。
符号の説明
1 クロスダイポールアンテナ
2 ループ導体
3 グランド導体
4 放射エレメント導体
4a,4b 導体部材
5 ギャップ
6 給電ポート(給電部)
7 整合終端ポート(整合終端部)

Claims (5)

  1. 一端と他端を近接させてループ状に形成され、当該ループの1周の長さが概ね1波長であるループ導体と、
    前記ループ導体と平行に配置されたグランド導体と、
    放射エレメント導体と、
    を備え、
    前記放射エレメント導体は、長さが概ね1/4波長である少なくとも3つの導体部材が放射状に接続した形状に形成され、
    前記放射エレメント導体は、前記ループ導体から見て前記グランド導体が配置されている側と反対側に、当該ループ導体との間にギャップを設けて配置されており
    前記放射エレメント導体は、前記グランド導体の厚み方向で見たときに、前記ループ導体の内周及び外周の少なくとも何れか一方に交差していることを特徴とするクロスダイポールアンテナ。
  2. 請求項1に記載のクロスダイポールアンテナであって、
    前記放射エレメント導体は、長さが概ね1/2波長である2つの導体部材が当該導体部材の中央部で交差した形状に形成されていることを特徴とするクロスダイポールアンテナ。
  3. 請求項2に記載のクロスダイポールアンテナであって、
    前記放射エレメント導体は、前記2つの導体部材が互いに直交するように形成されていることを特徴とするクロスダイポールアンテナ。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載のクロスダイポールアンテナであって、
    前記ループ導体と前記グランド導体はマイクロストリップラインを構成しており、
    前記放射エレメント導体は前記ループ導体を介して給電されることを特徴とするクロスダイポールアンテナ。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載のクロスダイポールアンテナであって、
    前記ループ導体は、一端が給電部に接続され、他端は整合終端部に接続されていることを特徴とするクロスダイポールアンテナ。
JP2008204213A 2008-08-07 2008-08-07 クロスダイポールアンテナ Expired - Fee Related JP5139919B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008204213A JP5139919B2 (ja) 2008-08-07 2008-08-07 クロスダイポールアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008204213A JP5139919B2 (ja) 2008-08-07 2008-08-07 クロスダイポールアンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010041566A JP2010041566A (ja) 2010-02-18
JP5139919B2 true JP5139919B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=42013605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008204213A Expired - Fee Related JP5139919B2 (ja) 2008-08-07 2008-08-07 クロスダイポールアンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5139919B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104821426A (zh) * 2015-03-26 2015-08-05 南京邮电大学 一种环-振子组合天线

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102175681B1 (ko) * 2014-11-20 2020-11-06 삼성전자주식회사 재방사 중계기
KR102412445B1 (ko) * 2017-12-19 2022-06-23 주식회사 케이엠더블유 이중편파 안테나 및 이를 포함하는 이중편파 안테나 조립체
JPWO2023032017A1 (ja) 2021-08-30 2023-03-09
WO2023100561A1 (ja) * 2021-12-01 2023-06-08 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 測距装置、測距方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04179304A (ja) * 1990-11-13 1992-06-26 Dx Antenna Co Ltd 平面アンテナ
JPH04179305A (ja) * 1990-11-13 1992-06-26 Dx Antenna Co Ltd 平面アンテナ
JPH04207503A (ja) * 1990-11-30 1992-07-29 Toshiba Corp マイクロストリップアンテナ
JP2001111335A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Toyota Central Res & Dev Lab Inc マイクロストリップアレーアンテナ
FR2817661A1 (fr) * 2000-12-05 2002-06-07 Thomson Multimedia Sa Dispositif pour la reception et/ou l'emission de signaux multifaisceaux

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104821426A (zh) * 2015-03-26 2015-08-05 南京邮电大学 一种环-振子组合天线
CN104821426B (zh) * 2015-03-26 2017-05-10 南京邮电大学 一种环‑振子组合天线

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010041566A (ja) 2010-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5323448B2 (ja) スロットボウタイアンテナ
JP2005198311A (ja) 極小型超広帯域マイクロストリップアンテナ
JP5060588B2 (ja) 偏波ダイバーシチアンテナ
WO2020029060A1 (zh) 一种天线
JP2001244731A (ja) アンテナ装置及びこれを用いたアレーアンテナ
US7791554B2 (en) Tulip antenna with tuning stub
WO2018164018A1 (ja) スロット付きパッチアンテナ
JP5139919B2 (ja) クロスダイポールアンテナ
US7768467B2 (en) Circularly polarized loop antenna
CN114374087A (zh) 一种基于耦合实现的宽带圆极化卫星导航天线
EP2309596B1 (en) Dual-polarization antenna's radiating element
JP6145785B1 (ja) アンテナ装置
JP4607925B2 (ja) アンテナ装置
JP4524293B2 (ja) 円偏波グリッドアレーアンテナ
JP4053144B2 (ja) 偏波共用アンテナ
JP3804878B2 (ja) 偏波共用アンテナ
JP5562080B2 (ja) アンテナ
WO2020133321A1 (zh) 一种天线单元及阵列天线
JP2010057007A (ja) アンテナ
JP2007336170A (ja) スロットアンテナ
JP5043774B2 (ja) マイクロストリップラインアンテナ
JP6808103B2 (ja) アンテナ装置及び通信装置
JP7485452B2 (ja) 広帯域無指向性アンテナ
CN115548661B (zh) 一种宽带圆极化贴片天线
JP2006014152A (ja) 平面アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120625

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

R255 Notification of exclusion from application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees