JPWO2008007495A1 - 搬送装置およびこれを備えた箱詰め装置 - Google Patents

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和弘 高岡
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Abstract

物品の受渡し時において物品を十分な力で吸着しつつ、物品を所定の姿勢になるように切り換えることが可能な搬送装置およびこれを備えた箱詰め装置を提供する。箱詰め装置(1)では、下流側に配置された搬送機構(40)に対して商品(X)を起立姿勢にして複数個整列させる受渡し機構(20)において、商品(X)を1個ずつ受け取って商品(X)の姿勢を切り替える受渡し台(22)が、商品(X)との接触面に形成された第1開口部(22b)と、その裏面側に形成された第2開口部(22c)と、第1・第2開口部(22b,22c)を連通する内部空間(S)を形成するチャンバ部(22e)とを有している。第2開口部(22c)は、受渡し機構(20)の上流側に配置された搬送装置(10)から商品(X)を受け取る位置(P1)において、吸引装置(70)に接触して商品(X)を受渡し台(22)側に吸引する。

Description

本発明は、例えば、箱詰め装置内に搭載されており、受け取った複数の物品を整列させながら搬送する搬送装置およびこれを備えた箱詰め装置に関する。
従来より、組合せ計量装置や製袋包装機を含む生産ラインにおいては、袋のシール不良を検査するシールチェッカ等の検査装置や、検査を終えた正常品の袋を縦に複数個並べた後、まとめて段ボール箱へ箱詰めする搬送装置等が用いられている。
例えば、特許文献1には、受入れ位置において受け入れた複数の物品を前後に集積した状態で保持する保持装置と、この保持装置において保持された物品を排出装置側へ移送するプッシャと、外部から供給された物品を保持装置へ受け渡す受渡装置とを備えた搬送装置が開示されている。
この搬送装置では、外部から供給された物品を受入位置において水平姿勢から起立姿勢へと切り換えて、保持装置への受け渡しが行われる。
特開平9−104526号公報(平成9年4月22日公開)
しかしながら、上記従来の搬送装置では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された搬送装置では、供給された物品の姿勢を切り換える際等において受渡装置の受渡し台上において、物品の姿勢が回転したり滑ったりして、物品の姿勢が乱れてしまう場合がある。このような、物品の姿勢の乱れは、保持装置において複数の物品を整列させることを困難とし、所定個数を集積された複数の物品を高精度に排出することができなくなるおそれがある。
本発明の課題は、物品の受渡し時において物品を十分な力で一時的に固定しつつ、物品を所定の姿勢になるように切り換えることが可能な搬送装置およびこれを備えた箱詰め装置を提供することにある。
第1の発明に係る搬送装置は、受渡し部と、保持部と、搬送部と、固定部と、を備えている。受渡し部は、所定の受入位置で外部から供給された物品を受け入れて下流側へ受け渡す。保持部は、受渡し部から受け取った複数の物品を前後に集積した状態で保持する。搬送部は、保持部を排出位置へ移送する。固定部は、受渡し部に受け入れられた物品を受渡し部側に一時的に固定する。また、受渡し部は、受入位置において1個ずつ物品を受け入れた後、回動して起立姿勢状態へ移行して物品を起立させるとともに、保持部へ物品を受け渡す受渡し台を有している。
ここでは、受渡し台において受け取った袋詰商品等の物品を立てた状態で1個ずつ整列させながら集積していく搬送装置において、複数の物品を集積する保持部に対して起立姿勢に移行させた物品を受け渡す受渡し部に備えられており、物品の姿勢を切り換える受渡し台に、物品を受渡し台側に一時的に固定(吸引、吸着、押付け等)するための固定部を設けている。
ここで、上記固定部による一時的な固定方法としては、受渡し台側に物品を吸い付ける吸引や、電磁石等により物品を固定する吸着、エアを受渡し台側へ吹きつける押付け等が含まれる。
これにより、受渡し部において受け取られた物品を、受渡し台に対して一時的に固定して所定の位置まで搬送することができる。この結果、受渡し台における物品の姿勢が乱れることを防止して、より安定した状態で物品の搬送を行うことができる。
第2の発明に係る搬送装置は、第1の発明に係る搬送装置であって、固定部は、受渡し部側に物品を吸引する吸引部を含む。
これにより、簡易な構成によって、受渡し台において物品を固定しながら所定の位置まで搬送することができる。
第3の発明に係る搬送装置は、第2の発明に係る搬送装置であって、受渡し台は、物品との接触面に形成された第1開口部と、吸引部と接触する側に形成された第2開口部と、第1開口部と第2開口部とにそれぞれ連通している内部空間と、を含むように構成されている。
ここで、物品を受け取った受渡し台では、物品によって第1開口部が塞がれた状態となっている一方、第2開口部は吸引装置によって空気が吸い込まれている。このため、第1・第2開口部に連通した内部空間内には、負圧が発生する。
これにより、受渡し部において受け取られた物品を、受渡し台における内部空間に発生した負圧によって吸引して受渡し台に吸い付けることができる。そして、受渡し台の内部には、第1・第2開口部に連通した内部空間が形成されているため、吸引部からの吸引が終了してもすぐに内部空間内の負圧が0になることはない。この結果、受渡し台における物品を吸引可能な時間を延長して、より安定した状態で物品を搬送することができる。
第4の発明に係る搬送装置は、第2または第3の発明に係る搬送装置であって、吸引部は、受渡し部によって物品を受け入れる際には物品を吸引するとともに、受渡し部によって物品を受け渡す際には吸引部による吸引を停止する。
これにより、少なくとも、受渡し台において物品を受け入れる際には吸引を行い、物品を受け渡す際には吸引を停止することで、物品の受入れから受渡しまでを安定した状態でスムーズに行うことができる。この結果、受渡し台上における物品の姿勢の乱れを防止して、安定した搬送を行うことができる。
第5の発明に係る搬送装置は、第4の発明に係る搬送装置であって、吸引部は、受渡し台において物品を受け入れる際に吸引経路が連通し、物品を受け渡す際に吸引経路が不通となる連通機構を有している。
ここでは、上述した受渡し台における吸引のON/OFFを、機構的に行う連通機構を設けている。
これにより、受渡し台が所定の軌道に沿って移動する際に、物品の受渡し位置において吸引経路がつながって物品を吸引するとともに、物品の受渡し位置においては吸引経路が不通となることで、必要な場合にだけ物品を吸引するような構成とすることができる。この結果、複雑な制御を行うことなく、メカ的に物品の吸引のON/OFFを切り換えることができる。
第6の発明に係る搬送装置は、第4の発明に係る搬送装置であって、吸引部は、受渡し部によって物品を受け入れる際には物品を吸引するとともに、受渡し部によって物品を受け渡す際には吸引部による吸引を停止するように制御される。
ここでは、上述した受渡し台における吸引のON/OFFを、制御的に行う。
これにより、物品の受渡し位置においては物品を吸引して受入れ時における物品の姿勢の乱れを防止するとともに、物品の受渡し位置においては吸引を停止することで、必要な場合にだけ物品を吸引するような構成とすることができる。この結果、物品の吸引のON/OFFを容易に切り換えて、安定した状態で物品を搬送することができる。
第7の発明に係る搬送装置は、第1から第6の発明のいずれか1つに係る搬送装置であって、受渡し台によって物品を保持部に対して受け渡す位置において、物品を受渡し台から離間させる固定解除部を、さらに備えている。
ここでは、受渡し台において受け入れた物品を下流側の保持部に受け渡す際には、固定解除部によって物品の一時的な固定を解除する。
これにより、受渡し台において一時的に固定した物品を、スムーズに下流側へと受け渡すことができる。
第8の発明に係る搬送装置は、第1から第7の発明のいずれか1つに係る搬送装置であって、固定部は、受渡し部によって物品を受け入れた際に物品を受渡し部に対して押し付けるように空気を吹き付ける吹付け部を含む。
これにより、受渡し台上に受け入れられた物品に対して空気を吹き付けることで、容易に物品の姿勢の乱れを防止して、安定した搬送を行うことができる。
そして、上述した吸引部との組み合わせによって、さらに安定した状態で物品を所定の位置まで搬送することができる。
第9の発明に係る搬送装置は、第8の発明に係る搬送装置であって、吹付け部は、物品に対して間欠的に空気を吹き付ける。
これにより、空気の間欠的な吹き付けによって、受渡し台上における物品の姿勢を安定化させ、スムーズに搬送を行うことができる。
第10の発明に係る搬送装置は、第3の発明に係る搬送装置であって、受渡し台における第1開口部が形成された面は、物品の外周面に対して密着するように配置されている。
ここでは、受渡し台における物品を吸引する第1開口部が形成された部分が、吸着される物品の外周面の形状に沿った形状となっている。
これにより、受渡し台と物品との密着性が高くなることから、受渡し台に対する物品の吸着性能を向上させることができる。
第11の発明に係る搬送装置は、第3の発明に係る搬送装置であって、第1開口部および第2開口部のいずれか一方の総面積は、内部空間の断面積よりも小さい。
ここでは、受入れ台における第1開口部、第2開口部と、内部空間との断面積を比較して、第1・第2開口部の方が内部空間よりも小さくなるように構成されている。
これにより、空気が抜けていく開口部分の面積を小さくすることができるため、受渡し部と吸引部とが近接している間に吸引部によって吸引されることによって内部空間に生じる負圧が0に近づいていく速度を緩やかにすることができる。この結果、受入れ台における物品に対する吸引力を従来よりも長く保持することができる。
第12の発明に係る搬送装置は、第3の発明に係る搬送装置であって、第2開口部は、受渡し部の移動する軌道に沿って配置された吸引部に対して弾性部材を介して接触する。
ここでは、吸引部の設置位置に対して受渡し部が近接、離間しながら物品を吸引するように設計された構成において、受渡し部が吸引部に対して近接した際には、受渡し部の受渡し台に形成された第2開口部は、弾性部材を介して吸引部と接触する。
これにより、固定配置された吸引部に対して受渡し部を近接・離間させながら物品の搬送を行う場合でも、受渡しブルドーザの移動の軌跡に合わせて吸引部側を移動させる等の複雑な機構を必要とすることなく、吸引部と第2開口部との密着度を上げて吸引力の向上が図れる。また、受渡し台の移動する軌道に沿って配置される吸引部の配置精度を緩和することができる。
第13の発明に係る搬送装置は、第3の発明に係る搬送装置であって、第2開口部の開口面積を切り換える開閉機構をさらに備えている。
ここでは、吸引部側につながる第2開口部の開口面積を可変とし、吸引時および吸引後における第2開口部の開口面積を切り換える。
通常、物品を吸引する際には、第1開口部側は物品と接触して開口面積がほとんど0になる一方、第2開口部側については吸引部から離間することで開口面積が最大になる。このため、受入れ台が吸引部から離間するのとほぼ同時に、受入れ台内に形成された内部空間の負圧は0になって、物品を吸い付ける力もなくなってしまう。
本発明の搬送装置では、上述したように、受入れ台が吸引部から離間した場合には、第2開口部の開口面積を小さくするように切り換える開閉機構を設けている。
これにより、受入れ台が吸引部から離間した場合でも、すぐに内部空間における負圧が0になることはない。この結果、受入れ台における物品に対する吸引力を従来よりも持続させることができる。
第14の発明に係る箱詰め装置は、第1から第13の発明のいずれか1つに係る搬送装置と、搬送装置において整列された所定数の前記物品の束をまとめて箱内へ移し替える詰め込み部材と、を備えている。
ここでは、上述した搬送装置を搭載した箱詰め装置において、例えば、プッシャ等の詰め込み部材によって搬送面上に整列された複数の物品の束を箱へ入れる前に、受渡し台における物品との密着性を高くしている。
これにより、受渡し台における物品を吸引可能な時間を延長して、より安定した状態で物品を搬送しながら、箱詰めを行うことができる。
第15の発明に係る搬送装置は、受渡し台と、保持部と、搬送部と、吸引部と、を備えている。受渡し部は、所定の受入位置で外部から供給された物品を受け入れて下流側へ受け渡す。保持部は、受渡し部から受け取った複数の物品を前後に集積した状態で保持する。搬送部は、保持部を排出位置へ移送する。吸引部は、受渡し部に受け入れられた物品を受渡し部側に吸引する。受渡し部は、受入位置において1個ずつ物品を受け入れた後、回動して起立姿勢状態へ移行して物品を起立させるとともに、保持部へ物品を受け渡す受渡し台を有している。
ここでは、受渡し台において受け取った袋詰商品等の物品を立てた状態で1個ずつ整列させながら集積していく搬送装置において、複数の物品を集積する保持部に対して起立姿勢に移行させた物品を受け渡す受渡し台に、物品を受渡し台側に吸引するための吸引部を設けている。
これにより、受渡し部において受け取られた物品を、吸引部によって受渡し台に対して固定して所定の位置まで搬送することができる。この結果、受渡し台における物品の姿勢が乱れることを防止して、より安定した状態で物品の搬送を行うことができる。
第16の発明に係る搬送装置は、受渡し台と、保持部と、搬送部と、吹付け部と、を備えている。受渡し部は、所定の受入位置で外部から供給された物品を受け入れて下流側へ受け渡す。保持部は、受渡し部から受け取った複数の物品を前後に集積した状態で保持する。搬送部は、保持部を排出位置へ移送する。吹付け部は、受渡し部に受け入れられた物品に対して空気を吹き付けて受渡し部側に押し付ける。受渡し部は、受入位置において1個ずつ物品を受け入れた後、回動して起立姿勢状態へ移行して物品を起立させるとともに、保持部へ物品を受け渡す受渡し台を有している。
ここでは、受渡し台において受け取った袋詰商品等の物品を立てた状態で1個ずつ整列させながら集積していく搬送装置において、複数の物品を集積する保持部に対して起立姿勢に移行させた物品を受け渡す受渡し台側に物品を押し付ける吹付け部を設けている。
これにより、受渡し部において受け取られた物品を、吹付け部によって受渡し台に対して固定して所定の位置まで搬送することができる。この結果、受渡し台における物品の姿勢が乱れることを防止して、より安定した状態で物品の搬送を行うことができる。
本発明の搬送装置によれば、受渡し台において物品を一時的に固定して、より安定した状態で物品を搬送することができる。
本発明の一実施形態に係る箱詰め装置の構成を示す正面図。 図1の箱詰め装置を示す側面図。 図1の箱詰め装置に含まれる搬送装置の構成を示す正面図。 図1の箱詰め装置に含まれる受渡し機構の構成を示す正面図。 図4の受渡し機構に含まれる受渡し台と特定の位置に設けられた吹付け部、吸引装置との位置関係を示す正面図。 図4の受渡し機構に含まれる受渡し台の構成を示す側面図。 図1の箱詰め装置に含まれる搬送機構の構成を示す平面図。 図7の搬送機構を示す側面図。 (a)〜(d)は、図7および図8に示す搬送機構による商品の整列処理を行う流れを示す概念図。 図1の箱詰め装置における商品の動きを示す平面図。 図1の箱詰め装置に含まれる箱詰め機構の構成を示す側面図。 図11の箱詰め機構に含まれる排出装置の構成を示す平面図。 図12の排出装置の構成を示す正面図。 図12および図13に示す排出装置に含まれるプッシャの構成を示す正面図。 本発明の他の実施形態に係る箱詰め装置に搭載された受渡し台の構成を示す側面図。 本発明のさらに他の実施形態に係る受渡し機構の構成を示す正面図。 (a),(b)は、本発明のさらに他の実施形態に係る受渡し機構の構成を示す正面図および側面図。 本発明のさらに他の実施形態に係る受渡し機構の構成を示す正面図。
符号の説明
1 箱詰め装置
10 搬送装置
11 取り込みコンベア
12,13 サイドコンベア
14 調節機構
15 スライドレール
16 位置決めストッパ
20 受渡し機構(受渡し部、搬送装置)
21 支持プレート
22 受渡し台
22a 回転軸
22b 第1開口部
22c 第2開口部
22d 載置面
22e チャンバ部
23 回転軸
30 箱詰め機構
40 搬送機構(搬送部)
41,42 バケット(保持部)
41a,42a 底板
43a 仕切り板
43b 仕切り板
44a,44b 背板
45,46 回転軸
50 排出装置
51 第1横送り機構
51a プッシャ
51b 移動機構
52 第2横送り機構
52a プッシャ
52aa 櫛歯状部分
52b 電動シリンダ
53 リフト機構
53a 搬送面
53b,53c 支持部材
60 吹付け部
61a,61b 吹きつけ口
70 吸引装置(吸引部)
71 本体
72 弾性部材
100 コンベア
122 受渡し台
122a 開閉機構
222 受渡し台
222a 回転軸
301 吸引経路
302a,302b 長穴
322 受渡し部
322a 回転軸
322b 吸引経路
d1,d2 厚み
M1〜M3 駆動モータ(搬送部)
P1〜P4 位置
s1〜s3 スプロケット
S 内部空間
X 商品(物品、袋)
本発明の一実施形態に係る搬送装置について、図1〜図14を用いて説明すれば以下の通りである。
[箱詰め装置1全体の構成]
本実施形態に係る箱詰め装置1は、図1および図2に示すように、スナック菓子を軟包材によって包装して得られる略四角形状の袋菓子である商品(物品)Xを搬送してダンボール箱Yに箱詰めにするための装置である。箱詰め装置1は、搬送装置10と、受渡し機構(受渡し部、搬送装置)20と、箱詰め機構30と、を備えている。
[搬送装置10の構成]
搬送装置10は、箱詰め装置1における上流側に配置されており、図2に示すように、上流側のコンベア100から搬送されてくる商品Xを順次下流側へ搬送方向a(図10参照)に沿って下流側へ搬送する。そして、搬送装置10は、図3に示すように、取り込みコンベア11と、一対のサイドコンベア12,13と、調節機構14と、を有している。
取り込みコンベア11は、箱詰め装置1の最上流側に配置されており、上流側から搬送されてくる商品Xを搬送方向aに沿って下流側へ搬送する。
ここで、コンベア100の搬送速度は取り込みコンベア11の搬送速度よりも遅くなるように設定されている。また、上流側のコンベア100の搬送面は、取り込みコンベア11の搬送面よりも摩擦抵抗が小さくなっており、搬送面上を多少滑らせながら商品Xを搬送する。
一対のサイドコンベア12,13は、図3に示すように、取り込みコンベア11の上方において、商品Xの搬送方向a(図10参照)から見て、略ハの字状になるように配置されている。ここで、サイドコンベア12,13は、その搬送面と取り込みコンベア11の搬送面とがなす角度がそれぞれ約80度となるように配置されている。
また、サイドコンベア12,13は、商品Xの搬送方向aと交差する方向における取り込みコンベア11の搬送面の両端側において、商品Xとそれぞれ当接して搬送方向aに商品Xを所定の速度で下流側へ搬送する。また、一対のサイドコンベア12,13は、取り込みコンベア11よりも搬送速度が、約5m/min速くなるように設定されている。
商品Xは、上流側から所定の姿勢よりも搬送面に対してやや傾斜した状態で搬送されてくる場合がある。このような場合には、上流側の商品Xの上流側の両端部のうちいずれか一方の端部が先に、サイドコンベア12,13のうちいずれか一方の搬送面と当接して搬送されるため、取り込みコンベア11の搬送面の中心側に商品Xを移動させる力が働く。これにより、商品Xが所定の姿勢よりもやや回転した状態で上流側から搬送されてきても、搬送装置10は、商品Xを所定の搬送姿勢に戻しつつ下流側に搬送することができる。
さらに、商品Xの内容物であるスナック菓子が袋内において偏っている場合には、一対のサイドコンベア12,13が商品Xに当接しつつ搬送することによって袋内のスナック菓子の偏りをならしてより均一な状態に近づけつつ商品Xを搬送することができるという効果もある。
調節機構14は、搬送装置10の上部に配置されており、一対のサイドコンベア12,13の搬送方向aと交差する方向における取り付け位置を調節する。また、調整機構14は、スライドレール15と、位置決めストッパ16と、を有している。
スライドレール15は、一対のサイドコンベア12,13の上方のフレームに設けられている。サイドコンベア12,13は、搬送方向aと交差する方向における一対のサイドコンベア12,13の取り付け位置を調整する。
位置決めストッパ16は、スライドレール15の近傍に設けられており、スライドレール15に取り付けられた一対のサイドコンベア12,13の位置を固定する。
これにより、搬送装置10は、搬送される商品Xの袋の大きさに応じて一対のサイドコンベア12,13の取り付け位置を調節することができる。
[受渡し機構20の構成]
受渡し機構20は、搬送装置10の直下流側に配置されており、上流側の搬送装置10から搬送方向aに沿って下流側へ搬送されてくる商品Xを受け取って下流側の所定の位置に起立姿勢で袋を順次並べる。そして、受渡し機構20は、支持プレート21と、4台の受渡し台22と、回転軸23と、吹付け部60(図5参照)と、吸引装置70(図4参照)と、を有している。
支持プレート21は、図1に示すように、回転軸23によって回転可能に支持されている略円形プレートであって、搬送装置10の下流側において搬送方向aと略対向するように、本体ケース1aの側面部に取り付けられている。
4台の受渡し台22は、搬送装置10の直下流側において、略円形の支持プレート21の表面に対して同一の円上にそれぞれ配置されており、一部分が櫛歯状となっている載置面22d(図5参照)をそれぞれ有している。なお、受渡し台22の詳細な構成および動作については、後段にて詳述する。
回転軸23は、略円形の支持プレート21の中心部分に取り付けられており、4台の受渡し台22の回転軌道の中心となる。また、回転軸23は、図4に示すように、4台の受渡し台22を重力加速度gよりも大きい加速度αで移動させる。これにより、受渡し台22を高速で駆動させることができるため、箱詰め装置1の処理能力を向上させることができる。
吹付け部60は、図5に示すように、受渡し台22が搬送装置10から商品Xを受け取る位置P1の上方に配置されており、受渡し台22の載置面22d上にある商品Xの上面に対してエアを吹き付ける。なお、この吹付け部60の構成については、後段にて詳述する。
吸引装置70は、図4および図5に示すように、4台の受渡し台22の回転軌道における位置P1の近傍に配置されており、後述する受渡し台22の第2開口部22cに当接して、受渡し台22上に載置された商品Xを吸引する。なお、この吸引装置70の構成についても、後段にて詳述する。
(受渡し台22の構成)
受渡し台22は、図4から図6に示すように、各受渡し台22を回転可能な状態で支持する回転軸22aと、商品Xの載置面22dにおける櫛歯状の部分以外の面に開口する第1開口部22bと、商品Xの載置面22dとは反対側に開口する第2開口部22cと、商品Xの載置面22dと、第1・第2開口部22b,22cを連通させるチャンバ部22eと、を有している。
回転軸22aは、受渡し台22の姿勢を切り換えるための回転軸であって、支持プレート21に対してそれぞれ取り付けられている。そして、受渡し台22は、この回転軸22aを中心に回転することで、搬送装置10から受け取った商品Xの姿勢を水平姿勢から起立姿勢へと切り換える。
第1開口部22bは、受渡し台22における櫛歯状部分を除く金属プレートの部分に相当する商品Xの載置面22dに形成された複数の円形穴であって、チャンバ部22e内の内部空間Sに発生した負圧によって商品Xを載置面22dに対して吸い付ける。
第2開口部22cは、受渡し台22における裏面側のチャンバ部22eの先端部分に形成された複数の円形穴によって構成されている。そして、第2開口部22cは、受渡し台22が回転軸23を中心とする回転軌道に沿って移動しながら自らも回転軸22aを中心に回転する際に、位置P1において、後述する吸引装置70の弾性部材72に当接する。このとき、第2開口部22cが当接した吸引装置70では、図示しない真空ポンプによって空気が吸引されているため、第2開口部22cを介してチャンバ部22e内に形成された内部空間Sに、受渡し台22上に載置された商品Xを吸引するための負圧を発生させることができる。
載置面22dは、搬送装置10から搬入される商品Xと接触する面であって、上述した第1開口部22bが形成されている。また、載置面22dは、図5等に示すように、商品Xの袋形状に密着するように、互いに交差する2つの面によって形成されている。これにより、受渡し台22上に載置された商品Xとの密着度を上げて、第1開口部22bにおける商品Xの吸引を効果的に行うことができる。
チャンバ部22eは、受渡し台22における商品Xの載置面22dとは反対側であって、第1開口部22bと第2開口部22cとを連通させる箱状の部材であって、箱内に内部空間Sを形成する。そして、チャンバ部22eでは、上述した第2開口部22cが吸引装置70に対して当接すると、吸引装置70によって内部空間Sに負圧が形成される。本実施形態では、内部空間Sにおいて発生する負圧によって、受渡し台22上に載置された商品Xを第1開口部22bを介して吸引することができる。また、チャンバ部22eは、内部空間Sの断面積が、上記第1・第2開口部22b,22cと比較して大きくなるように構成されている。換言すれば、チャンバ部22e内の内部空間Sの断面積と比較して、各開口部22b,22cが小さく形成されている。これにより、受渡し台22が回転・移動して吸引装置70から離間した場合でも、第2開口部22cからチャンバ部22e内へ空気が流入して、商品Xを受け取る位置P1において吸引装置70によって形成された負圧が容易になくなってしまうことはなく、ある程度の時間差をおいてから負圧が0になるようにすることができる。この結果、商品Xを受渡し台22において保持する吸引力をできる限り長く維持することができる。
(受渡し台22の動作)
受渡し台22は、支持プレート21の回転に伴って回転軸23を中心として回転移動しており、図1に示す位置P1において、上流側の搬送装置10から搬送されてくる商品Xの長手方向が略水平に向く状態で受け取る。この際、受け取った商品Xは、図4に示す吸引装置70によって受渡し台22の載置面22dに対して吸い付けられた状態で保持される。
次に、支持プレート21が回転軸23を中心にして回転方向dの方向に約90°回転する。この間に、受渡し台22は、回転軸22aを中心にして商品Xが起立姿勢となるように約90°だけ回転方向eの方向に回転して図1に示す位置P2へ移動する。そして、受渡し台22は、搬送機構40における所定の位置Qに商品Xを起立姿勢で載置した後、商品Xに接触しないように回転軸23を中心に回転しながら上方へ退避するように移動する。この際、上記所定の位置Qには、バケット41,42(後段にて詳述)のうち、いずれか一方が停止しており、商品Xを起立姿勢のまま受け取って整列させる。
さらに、受渡し台22は、図1に示す位置P2から支持プレート21が回転軸23を中心にして回転方向dの方向に約90°回転する間に、受渡し台22が約90°回転方向eの方向に回転軸22aを中心に回転して図1に示す位置P3に移動する。同様にして、受渡し台22は、位置P3から位置P4へと移動する。
支持プレート21の側面部に配置された4台の受渡し台22が、このような動作を順次行うことによって、複数の商品Xを所定の位置Qに起立姿勢で受け渡して商品Xの束を形成することができる。
(吹付け部60の構成)
吹付け部60は、図5に示すように、2つの吹付け口61a,61bを有している。そして、吹付け部60は、位置P1において受渡し台22が商品Xを受け取って、位置P2へと移動を開始するタイミングで、各吹付け口61a,61bから商品Xの上面に間欠的にエアを吹き付ける。
これにより、吹付け部60から吹き付けられるエアの風圧によって、商品Xを受渡し台22の載置面22dに対して押し付けることができる。この結果、搬送装置10から受け取った商品Xを、受渡し台22によって安定した状態で下流側の搬送機構40へと搬送しつつ、商品Xの姿勢を起立姿勢へと切り換えることができる。
また、本実施形態では、吹付け部60が、間欠的にエアの吹付けを行っている。これにより、連続的にエアの吹き付けを行う場合と比較して、搬送装置10から商品Xが搬入されてくる際に、エアによって受渡し台22への商品Xの移動を妨げることを回避することができる。
なお、エアの吹付け位置としては、商品Xにおける上流側だけを押さえる場合には吹付け口61bだけからエアを吹き付ける一方、下流側だけを押さえる場合には吹付け口61aだけからエアを吹き付ければよい。これにより、受渡し台22上における商品Xの立ち上がり等の姿勢の乱れを効果的に抑制することができる。
(吸引装置70の構成)
吸引装置70は、上述のように、受渡し台22上に載置された商品Xを受渡し台22に対して吸引するための装置であって、図4および図5に示すように、本体71と、弾性部材72とを有している。
本体71は、図示しないエア配管を介して真空ポンプに接続されており、内部の空間には真空ポンプによって負圧が形成される。
弾性部材72は、受渡し台22の第2開口部22cとほぼ同じ大きさの開口を有し、図4および図5に示すように、受渡し台22が搬送装置10から商品Xを受け取る位置P1において受渡し台22の第2開口部22cと当接するように、受渡し台22の回転軌道の接線方向に略平行になるように配置されている。そして、弾性部材72は、受渡し台22の第2開口部22cと吸引装置70とが当接する際には、両部の間の緩衝材として機能する。これにより、受渡し台22と吸引装置70とが当接する際における配置精度の許容範囲を拡大することができ、かつ弾性部材72を介して当接させることにより受渡し台22のチャンバ部22e内が吸引される時間を延長することができる。なお、弾性部材72としては、ゴム製品や発泡ウレタン等の樹脂製品を用いることができる。
[箱詰め機構30の構成]
箱詰め機構30は、図1に示すように、受渡し機構20の直下流側に配置されており、所定の位置Qにおいて、上流側の受渡し機構20から起立姿勢で受け渡される所定数の商品Xの束を、搬送方向b(図10参照)に沿って排出位置Rまで搬送する。さらに、箱詰め機構30は、上記のように、所定の個数ずつ排出位置Rまで商品Xが搬送されてくると、排出位置Rの側面側にセットされているダンボール箱Y(図2および図10参照)へ商品Xの束を集積状態のまま排出して箱詰めする。そして、箱詰め機構30は、搬送機構40と排出装置50とを有している。
(搬送機構40の構成)
搬送機構40は、図1、図7および図8に示すように、バケット41,42と、仕切り板43a、仕切り板43bと、背板44a,44bと、駆動モータM1〜M3と、を有しており、上流側の受渡し機構20から所定の位置Qに起立姿勢で搬送される商品Xを順に受け取って所定の個数ずつ下流側の排出位置Rへ搬送する。
バケット41,42は、搬送機構40における上流側と下流側とにおいて、それぞれ1つずつ設けられており、回転軸45,46を中心に回転するスプロケットs1,s1間、s2,s2間に巻き掛けられたチェーンに沿ってループ状に走行する。そして、バケット41,42は、その上に載置された複数の商品Xの束を、上流側の所定の位置Pから下流側の排出位置Rまで搬送する。また、バケット41,42は、それぞれ複数の底板41a,42aを組み合わせて構成されている。
仕切り板43a,43bは、複数の底板41a,42aのうち、最も下流側(先頭側)に配置された底板41a,42aにそれぞれ取り付けられている。この仕切り板43a,43bによって、受渡し台22から受け渡された複数の商品Xの束の先頭の商品Xを起立姿勢のままで保持しつつ、その後で受け渡される複数の商品Xを、各バケット41,42上において整列させることができる。また、仕切り板43a,43bは、後述する駆動モータM1,M2によってスプロケットs1,s2を介してそれぞれ独立駆動される。さらに、仕切り板43a,43bは、商品Xと当接する面が櫛歯状となっており、上述した受渡し台22の櫛歯状の部分と交差して互いに接触しないように構成されている。
背板44a,44bは、各バケット41,42上に載置された複数の商品Xの束を、後方から支持する部材であって、各仕切り板43a,43bに対して1つずつ設けられている。また、背板44a,44bは、共通の駆動源である駆動モータM3によって駆動されており、移動ループにおいて互いに対向する位置に取り付けられている。このように、背板44a,44bを、仕切り板43a,43bとは別々の駆動源によって駆動させることで、箱詰めされる所定数の商品Xの数が変更された場合でも、仕切り板43a,43bとの間に商品Xの束を挟み込んで、安定した状態で排出位置Rまで商品Xの束を搬送することができる。なお、背板44a,44bは、商品Xと当接する面が櫛歯状となっており、上述した受渡し台22の櫛歯状の部分と交差して互いに接触しないように構成されている点については、仕切り板43a,43bと同様である。
スプロケットs1〜s3は、搬送機構40における両端部分にそれぞれ配置されており、同一の径を有している。これにより、仕切り板43aと仕切り板43bと背板44a,44bとを、同じ回転数で同じ速度で移動させることができる。
本実施形態では、上述のように、仕切り板43aと、仕切り板43bと、背板44a,44bとをそれぞれ独立して駆動するように構成されており、仕切り板43aを駆動する駆動モータM1によって第1のループが、仕切り板43bを駆動する駆動モータM2によって第2のループが、背板44a,44bを駆動する駆動モータM3によって第3のループが形成される。
これにより、仕切り板43aと背板44aとの間、および仕切り板43bと背板44bとの間に、それぞれ複数の商品Xの束を挟み込むようにして搬送することで、搬送機構40において従来よりも大幅に安定した状態での搬送が可能になる。
ここで、搬送機構40による商品Xの束の搬送方法について、バケット41側を例に挙げて具体的に説明すれば以下の通りである。なお、もう一方のバケット42についても、以下の説明と同様にして搬送を行うものとする。
すなわち、商品Xが受け渡される所定の位置Qにおいて待機しているバケット41は、上流側の受渡し台22から商品Xが搬送されてくると、先頭の商品Xを仕切り板43aによって起立姿勢で保持したまま受け取る。そして、バケット41は、商品Xの袋の厚みd1(図13参照)分に相当する所定の間隔だけ下流側に移動することによって、図9(a)に示すように、先頭で受け入れた商品Xの後方に複数の商品Xを整列させた状態で受け入れる。このとき、背板44aは、商品Xを受け入れる所定の位置Q(図10参照)の下流側で待機している。そして、下流側のバケット42に相当する仕切り板43bは、背板44aのすぐ下流側において待機している。ここで、図9(b)に示すように、受け渡された商品Xの束が所定の個数になると、図9(c)に示すように、仕切り板43aと背板44aとの間に複数の商品Xの束を挟み込んだ状態で、図9(d)に示すように、下流側の排出位置R(図10参照)まで搬送方向bに沿って搬送する。このとき、図9(b)に示すように、背板44aの搬送方向bにおける直下流側に待機していた仕切り板43bは、背板44aの下流側に速やかに移動して、次のバッチの商品Xを受渡し台22から受け取る。
また、それぞれのバケット41,42は、図1に示すように、複数の底板41a,42aは、上流側から下流側に向かって高い位置に配置されている。このため、例えば、最も低い位置にあるバケット41の下流側の底板41a上に、バケット42の先頭の底板42aがオーバーラップすることが可能である。これにより、受渡し台22から商品Xを受け取る所定の位置Qに、より近い位置でバケット42を待機させることができるので、バケット41上に所定数の商品Xが載置されて下流側へ移動すると、速やかに所定の位置Qへと移動して商品Xを受け取ることができるため、高速運転が可能になる。なお、バケット41も同様に、バケット42の下流側の底板42aにオーバーラップすることができる。
(排出装置50の構成)
排出装置50は、図10に示すように、上述した搬送機構40の直下流側に配置されており、搬送機構40によって各バケット41,42上における排出位置Rまで搬送された起立姿勢で整列されている商品Xの束を、2段階の横送りによってダンボール箱Y(図2および図10参照)に押し込む。また、排出装置50は、図11に示すように、第1横送り機構51と、第2横送り機構52と、リフト機構53と、を有している。
第1横送り機構51は、上述した搬送機構40において排出位置Rまで移動してきた商品Xの束を横送りして、リフト機構53上へと搬送する。また、第1横送り機構51は、商品Xの束を押し込むプッシャ51aと、プッシャ51aを所定の範囲内で往復移動させる移動機構51bとを有している。
プッシャ51aは、搬送機構40における排出位置Rの近傍において待機している板状の部材である。そして、プッシャ51aは、バケット41,42によって順次搬送されてくる商品Xの束を、搬送方向bと略直交する搬送方向c(図10参照)に向かって押し出して、商品Xの束をリフト機構53の搬送面53a上へと移動させる。
移動機構51bは、プッシャ51aを上方から支持しており、商品Xの束を、搬送機構40上からリフト機構53上へと移動させるように、プッシャ51aを駆動する。
第2横送り機構52は、第1横送り機構51の上段に配置されており、後述するリフト機構53によって持ち上げられた商品Xの束を、リフト機構53の搬送面53a上から段ボール箱Y内へと押し込んで箱詰めする。また、第2横送り機構52は、プッシャ(詰め込み部材)52aと、電動シリンダ52bとを有している。
プッシャ52aは、図11および図12に示すように、商品Xの束を箱詰めするダンボール箱Yとともにリフト機構53を挟み込むように、段ボール箱Yと対向する位置において待機している。そして、プッシャ52aは、図13および図14に示すように、櫛歯状部分52aaを有する板材であって、櫛歯状部分52aaが下向きになるように配置されている。この櫛歯状部分52aaは、図12および図13に示すように、後述するリフト機構53の搬送面53a上に取り付けられた支持部材53b,53cが櫛歯状部分52aaの隙間に入り込むように移動する。
電動シリンダ52bは、プッシャ52aの背面側(商品Xとの当接面とは反対側)に配置されており、リフト機構53によって上方へと移動してきた複数の商品Xの束を、プッシャ52aによって段ボール箱Yの中へと押し込んで箱詰めする。
リフト機構53は、図11に示すように、第1横送り機構51によって搬送機構40から横送りされた複数の商品Xの束を、第2横送り機構52によって横送り可能な高さ位置まで略鉛直方向に移動させる。そして、リフト機構53は、図12および図13に示すように、搬送面53aと、支持部材53b,53cとを有している。
搬送面53aは、略水平方向に広がる平面であって、リフト機構53の上面に位置している。
支持部材53bは、略L字状に加工された金属製の板材であって、第1横送り機構51によって搬送面53aに搬入されてくる複数の商品Xのうち先頭に位置する商品Xの転倒を防ぐために、搬送面53aにおける搬送方向b(図10参照)に平行な方向における最も下流側に配置されている。
支持部材53cは、同じく略L字状に加工された金属製の板材であって、第1横送り機構51によって搬送面53aに搬入されてくる複数の商品Xのうち後端に位置する商品Xの転倒を防ぐために、搬送面53aにおける搬送方向b(図10参照)に平行な方向における最も上流側に配置されている。
なお、支持部材53bと支持部材53cとの間の距離は、段ボール箱Yの大きさに合わせて支持部材53cの位置を切り換えることで変更が可能である。
ここで、リフト機構53によって上方へと移動してきた商品Xの束は、搬送面53a上において支持部材53b,53cによって両側から支持されている。このため、リフト機構53の搬送面53a上から段ボール箱Yへと商品Xの束を移動させる際に、第2横送り機構52のプッシャ52aを待機位置から前進させると、プッシャ52aと支持部材53b,53cとが互いに干渉するおそれがある。しかし、本実施形態では、上述のように、第2横送り機構52のプッシャ52aが櫛歯状となっている。そして、この櫛歯状部分52aaの隙間の間隔d2は、図14に示すように、商品Xの袋の厚みd1と同等になるように構成されている。これにより、第2横送り機構52のプッシャ52aを待機位置から前進させた場合でも、両者が互いに干渉することを回避して、容易に段ボール箱Yへと商品Xの束を箱詰めすることができる。さらに、箱詰めされる商品Xの束の数を変更した場合でも、櫛歯状部分52aaの隙間の間隔d2が商品Xの袋の厚みd1と同等であるために、プッシャ52aを交換することなく、そのままで互いの干渉を回避して、容易に段ボール箱Yへと商品Xの束を箱詰めすることができる。
本実施形態の箱詰め装置1では、以上のようにして、受渡し機構20から箱詰め機構30を介してスムーズに商品Xの束を起立姿勢のままで所定の方向に安定した状態で搬送して、段ボール箱Yへと箱詰めすることができるため、箱詰め装置1による箱詰め処理の効率を大幅に向上させることができる。
[箱詰め装置1の特徴]
(1)
本実施形態の箱詰め装置1では、図5および図6に示すように、下流側に配置された搬送機構40に対して商品Xを起立姿勢にして複数個整列させる受渡し機構20において、商品Xを1個ずつ受け取って商品Xの姿勢を切り替える受渡し台22が、商品Xとの接触面に形成された第1開口部22bと、その裏面側に形成された第2開口部22cと、第1・第2開口部22b,22cを連通する内部空間Sを形成するチャンバ部22eとを有している。そして、上記第2開口部22cは、受渡し機構20の上流側に配置された搬送装置10から商品Xを受け取る位置P1において、吸引装置70に接触して商品Xを受渡し台22側に吸引する。
これにより、上流側から商品Xを受け取った受渡し機構20においては、受け取ったらすぐに吸引装置70によって第2開口部22cを介して空気を吸引することができる。このとき、受渡し台22では、商品Xを受け取ることによって第1開口部22bが塞がれているため、第2開口部22cに連通したチャンバ部22e内の内部空間Sには負圧が発生する。この内部空間Sに生じた負圧によって受渡し台22上の商品Xを吸引することで、受渡し台22によって商品Xの姿勢を高速で切り替えた場合でも、商品Xの姿勢を乱すことなく、安定して起立姿勢へと切り替えることが可能になる。
(2)
本実施形態の箱詰め装置1では、図5に示すように、受渡し台22における商品Xの載置面22dは、商品Xの外径に沿った形状となるように、一部屈曲した形状となっている。
これにより、第1開口部22bにおける商品Xとの密着度を向上させることができるため、第1開口部22bから内部空間Sに対して空気が流入することを回避することで、内部空間Sに発生する負圧をできる限り大きくして、より大きな吸引力によって商品Xを受渡し台22上に吸引することができる。この結果、より安定した状態で、商品Xを起立姿勢へと切り替えることができる。
(3)
本実施形態の箱詰め装置1では、図5に示すように、第1・第2開口部22b,22cにおける開口部分の総面積(円形穴の合計面積)が、チャンバ部22e内に形成される内部空間Sの断面積よりも小さくなるように構成されている。
これにより、内部空間Sへの空気の流入量が少なくなるため、第2開口部22cから内部空間S内の空気を吸入して生じる内部空間S内の負圧を、より大きくすることができる。そして、負圧が生じた後でも、内部空間S内への空気の流入量を少なくすることができるため、第1開口部22bにおける商品Xの吸引力をより長い時間保持することができる。
(4)
本実施形態の箱詰め装置1では、図4に示すように、受渡し台22に形成された第2開口部22cは、受渡し台22の旋回軌道に沿った位置P1において、本体71の先端部分に取り付けられた弾性部材72を介して吸引装置70に対して当接する。
これにより、商品Xを受け取る位置P1から起立姿勢へ切り換えて搬送機構40上へ載置する位置P2へと商品Xを搬送する際に、受渡し台22と吸引装置70とが当接する際の衝撃を弾性部材72によって緩衝しつつ、当接時における位置精度の許容範囲を拡張することができる。また、受渡し台22と吸引装置70とを、弾性部材72を介して当接させることで、吸引装置70と受渡し台22の第2開口部22cとが当接する時間をできる限り長く確保することができる。よって、受渡し台22における商品Xの吸引時間を長く確保して、より安定して商品Xの姿勢の切り替えおよび搬送を行うことができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、第2開口部22cが、複数の円形穴によって構成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図15に示すように、第2開口部22cが吸引装置70から離間すると同時にこれらの円形の穴部分を塞ぐような開閉機構122aを備えた受渡し台122を用いてもよい。この場合には、内部空間S内に生じた負圧をしばらくの間保持することができるため、より長い時間商品Xを受渡し台22上に吸引することができることから、さらに安定した状態で商品Xの姿勢を切り替えることができる。
なお、開閉機構122aにおける第2開口部22cの開閉は、油圧シリンダや駆動モータによって駆動することができる。
(B)
上記実施形態では、第1・第2開口部22b,22cの形状が複数の円形の穴である例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、形状としては円形でなく、多角形等であってもても良いし、複数の円形穴ではなく、1つの大きな穴であってもよい。
(C)
上記実施形態では、第1・第2開口部22b,22cが、受渡し台22における上流側に形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、形成位置としては、受渡し台の上流側に限らず、受渡し台の中心部分や下流側であってもよい。
ただし、商品Xを受け取った後の受渡し台の動きを考慮すれば、上流側が上になるように起立姿勢に切り替えることから、上記実施形態のように、上流側に吸引するための第1開口部を設けることがより好ましい。
(D)
上記実施形態では、箱詰め装置1に搭載された搬送装置10を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、搬送装置10は、他の産業機械に設けてもよい。
この場合にも、上記実施形態に係る搬送装置10によって上記と同様の効果を得ることができる。
(E)
上記実施形態では、搬送装置10において、軟包材によって形成された袋である商品Xを搬送する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、搬送装置10において搬送可能なサイズである場合には、搬送装置10において、軟包材に梱包された商品の代わりに紙箱に入れられた商品等を搬送してもよい。
この場合にも、上記実施形態に係る搬送装置10と同様の効果を得ることができる。
(F)
上記実施形態では、受渡し台22に対する商品Xの吸引を、吸引装置70によって連続的に行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、吸引装置による吸引制御を間欠的に行うように吸引装置を制御するような構成であってもよい。これにより、受渡し部による商品の受け取りから受渡しまでは吸引するように制御し、物品の受け渡しのタイミングで吸引を一時的に停止させるように制御を行うことで、より安定して物品の姿勢制御を行うことができる。
(G)
上記実施形態では、受渡し台22に対する商品Xの吸引を、吸引装置70を制御することによって行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図16に示すように、受渡し台222が移動する軌道における商品Xの受入れ位置の近傍に、受渡し台222を自転させる回転軸222aに連通する吸引経路301を配置して、受渡し台222が商品Xの受入れ位置の近傍を通過する際に、商品Xを受渡し台222側へ吸引するようにしてもよい。なお、この場合、回転軸222aは、内部が空洞のパイプ形状となっており、受渡し台222における商品Xと接する面側に連通しており、受渡し台222において商品Xを吸引する。
なお、吸引経路としては、図17(a)および図17(b)に示すように、複数の受渡し台322の旋回中心となる回転軸223の一部を切り欠いて形成された吸引経路223aであってもよい。この吸引経路223aと受渡し台322の吸引経路322bとを位置P1において連通させることで、上記と同様の効果を得ることができる。
さらに、吸引経路は、図18に示すように、受渡し台222の移動する軌道に沿って所定の長さの長穴302aとして形成されていてもよい。この場合には、吸引口となる回転軸222aが吸引経路(長穴302a)と接する距離を長く確保できるため、商品Xを吸引する距離、時間を所定量以上とし、より安定した状態で商品Xを搬送することができる。
さらに、受渡し台222から商品Xを受け渡す位置P2においては、長穴302bからは吸引されていない、あるいは長穴302bから空気が吹き付けられる。これにより、商品Xの受渡し位置においては、商品Xの仮固定を解除してスムーズに下流側へと受け渡すことができる。
以上のように、受渡し台222側への商品Xの吸引、吸引解除を機構的に行うことで、受渡し台222の移動する軌道上における所定の位置のみで、商品Xの吸引を行うことができる。この結果、受渡し台222における商品Xの姿勢を安定化させて、スムーズに所定の位置まで搬送を行うことができる。
本発明の搬送装置は、受渡し台において物品を一時的に固定して、より安定した状態で物品を搬送することができるという効果を奏することから、吸引装置によって物品を吸引ながら搬送を行う搬送装置を搭載した各種装置に対して広く適用可能である。

Claims (16)

  1. 所定の受入位置で外部から供給された物品を受け入れて下流側へ受け渡す受渡し部と、
    前記受渡し部から受け取った複数の物品を前後に集積した状態で保持する保持部と、
    前記保持部を排出位置へ移送する搬送部と、
    前記受渡し部に受け入れられた前記物品を前記受渡し部側に一時的に固定する固定部と、
    を備え、
    前記受渡し部は、前記受入位置において1個ずつ物品を受け入れた後、回動して起立姿勢状態へ移行して前記物品を起立させるとともに、前記保持部へ前記物品を受け渡す受渡し台を有している搬送装置。
  2. 前記固定部は、前記受渡し部側に前記物品を吸引する吸引部を含む、
    請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記受渡し台は、前記物品との接触面に形成された第1開口部と、前記吸引部と接触する側に形成された第2開口部と、前記第1開口部と前記第2開口部とにそれぞれ連通している内部空間と、を含むように構成されている、
    請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記吸引部は、前記受渡し部によって前記物品を受け入れる際には前記物品を吸引するとともに、前記受渡し部によって前記物品を受け渡す際には前記吸引部による吸引を停止する、
    請求項2または3に記載の搬送装置。
  5. 前記吸引部は、前記受渡し台において前記物品を受け入れる際に吸引経路が連通し、前記物品を受け渡す際に吸引経路が不通となる連通機構を有している、
    請求項4に記載の搬送装置。
  6. 前記吸引部は、前記受渡し部によって前記物品を受け入れる際には前記物品を吸引するとともに、前記受渡し部によって前記物品を受け渡す際には前記吸引部による吸引を停止するように制御される、
    請求項4に記載の搬送装置。
  7. 前記受渡し台によって前記物品を前記保持部に対して受け渡す位置において、前記物品を前記受渡し台から離間させる固定解除部を、さらに備えている、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の搬送装置。
  8. 前記固定部は、前記受渡し部によって前記物品を受け入れた際に前記物品を前記受渡し部に対して押し付けるように空気を吹き付ける吹付け部を含む、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の搬送装置。
  9. 前記吹付け部は、前記物品に対して間欠的に空気を吹き付ける、
    請求項8に記載の搬送装置。
  10. 前記受渡し台における前記第1開口部が形成された面は、前記物品の外周面に対して密着するように配置されている、
    請求項3に記載の搬送装置。
  11. 前記第1開口部および前記第2開口部のいずれか一方の総面積は、前記内部空間の断面積よりも小さい、
    請求項3に記載の搬送装置。
  12. 前記第2開口部は、前記受渡し部の移動する軌道に沿って配置された前記吸引部に対して弾性部材を介して接触する、
    請求項3に記載の搬送装置。
  13. 前記第2開口部の開口面積を切り換える開閉機構をさらに備えた、
    請求項3に記載の搬送装置。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載の搬送装置と、
    前記搬送装置において整列された所定数の前記物品の束をまとめて箱内へ移し替える詰め込み部材と、
    を備えている箱詰め装置。
  15. 所定の受入位置で外部から供給された物品を受け入れて下流側へ受け渡す受渡し部と、
    前記受渡し部から受け取った複数の物品を前後に集積した状態で保持する保持部と、
    前記保持部を排出位置へ移送する搬送部と、
    前記受渡し部に受け入れられた前記物品を前記受渡し部側に吸引する吸引部と、
    を備え、
    前記受渡し部は、前記受入位置において1個ずつ物品を受け入れた後、回動して起立姿勢状態へ移行して前記物品を起立させるとともに、前記保持部へ前記物品を受け渡す受渡し台を有している搬送装置。
  16. 所定の受入位置で外部から供給された物品を受け入れて下流側へ受け渡す受渡し部と、
    前記受渡し部から受け取った複数の物品を前後に集積した状態で保持する保持部と、
    前記保持部を排出位置へ移送する搬送部と、
    前記受渡し部に受け入れられた前記物品に対して空気を吹き付けて前記受渡し部側に押し付ける吹付け部と、
    を備え、
    前記受渡し部は、前記受入位置において1個ずつ物品を受け入れた後、回動して起立姿勢状態へ移行して前記物品を起立させるとともに、前記保持部へ前記物品を受け渡す受渡し台を有している搬送装置。
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