JPWO2007148378A1 - 経路探索システム、経路探索サーバ、端末装置および経路探索方法 - Google Patents

経路探索システム、経路探索サーバ、端末装置および経路探索方法 Download PDF

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Abstract

複数の場所および複数の時間帯において開催される同質のイベントの1つに参加するための案内経路を簡単に探索することのできる経路探索システムを提供する。経路探索システム(10)は、徒歩と交通機関を利用した経路を探索するための経路探索用ネットワークデータ(35)と、経路探索手段(33)と、ネットワークデータ編集手段(38)と、イベントの開催場所、開催時刻を備えたイベントデータ(39)と、を備え、ネットワークデータ編集手段(38)は、イベントの開催場所を、位置情報を持ったイベント会場ノードとして経路探索用ネットワークデータ(35)に接続し、イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして登録し、イベント会場ノードからイベント仮想ノードへはイベントの異なる開催時刻に基づく複数のリンクで接続し、所望の地点を出発地とし、前記イベントの中から、特定のイベントを指定して経路探索が要求された場合、経路探索手段は該当するイベント仮想ノードを目的地として出発地からの案内経路を探索する。

Description

本発明は、例えば、映画上映のように、複数の場所および複数の時間帯において同質のイベントが開催される場合に、徒歩と交通機関を利用してマルチ開催イベントの1つに参加するための最適経路、候補経路などの案内経路を探索する、経路探索システムに関するものである。
本発明は、上記のような経路探索システムにおいて、各イベントの開催場所を、位置情報を有するイベント会場ノードとし、イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして当該イベントが開催されるイベント会場ノードに接続し、イベント会場ノードとイベント仮想ノード間を、イベントの開催時刻に基づくリンクで接続し、前記イベント会場ノードを、交通ネットワークデータを含む経路探索用ネットワークデータに接続して経路探索するようにした経路探索システムに関するものである。
従来から、地図データ、道路データを用いて、所望の出発地から目的地までの経路を探索して利用者を案内するナビゲーション装置、ナビゲーションシステムが知られており、このようなナビゲーション装置、ナビゲーションシステムとしては、自動車に搭載して運転者に経路を案内するカーナビゲーション装置、携帯電話をナビゲーション端末として利用して経路探索サーバに経路探索要求を送り、その結果を受信して経路案内を受ける通信型のナビゲーションシステムなどが実用化されている。
特に、通信型のナビゲーションシステムは、携帯電話などの携帯端末をナビゲーション端末として利用したシステムであって、歩行者用のナビゲーションシステムとしても用いられるものである。歩行者用のナビゲーションシステムとしては、交通機関を含めた経路案内機能を付加することが好ましく、徒歩経路の探索と案内に加えて、経路探索サーバに交通機関の路線や運行時刻データを蓄積し、所望の出発駅から所望の目的駅までの経路(乗車候補列車)を、徒歩経路の探索と案内に加えて案内する機能を有するナビゲーションシステムも存在する。また、徒歩経路の経路探索を伴わずに情報配信サーバから交通機関の路線や時刻表、乗車可能な列車などの情報の配信を受けて表示する交通案内システムも存在する。
一般的なナビゲーション装置、通信ナビゲーションシステムに使用される経路探索装置、経路探索方法は、例えば、下記の特許文献1(特開2001−165681号公報)に開示されている。このナビゲーションシステムは、携帯ナビゲーション端末から出発地と目的地の情報を情報配信サーバに送り、情報配信サーバで道路網や交通網のデータから探索条件に合致した経路を探索して案内するように構成されている。探索条件としては、出発地から目的地までの移動手段、例えば、徒歩、自動車、鉄道と徒歩の併用などがあり、これを探索条件の1つとして経路探索する。
情報配信サーバは、地図データの道路(経路)をその結節点、屈曲点の位置をノードとし、各ノードを結ぶ経路をリンクとし、全てのリンクのコスト情報(距離や所要時間)をデータベースとして備えている。そして、情報配信サーバは、データベースを参照して、出発地のノードから目的地のノードに至るリンクを順次探索し、リンクのコスト情報が最小となるノード、リンクをたどって案内経路とすることによって最短の経路を携帯ナビゲーション端末に案内することができる。このような経路探索の手法としてはラベル確定法あるいはダイクストラ法と言われる手法が用いられる。上記特許文献1には、このダイクストラ法を用いた経路探索方法も開示されている。
交通機関を利用する経路を探索する経路探索システムは、ユーザが指定する出発日時、出発地、目的地、到着時刻等の経路探索条件に基づいて、各交通機関の運行時刻データをデータベース化した運行時刻データベースと、これに基づいて交通ネットワークをデータベース化したデータを備えている。そして、これらのデータベースを参照して、乗り継ぎ(乗り換え)を含めて出発地と目的地を結ぶ、利用可能な各交通手段(個々の電車や路線バス)を経路として順次たどり、経路探索条件に合致する案内経路(出発地駅、目的地駅、路線、列車などの交通手段)の候補を1つまたは複数提示するように構成される。経路探索条件としては更に、所要時間、乗り継ぎ回数、運賃などの条件を指定できるようにされているのが一般的である。
また、交通機関に関する検索、案内を行うシステムとして、携帯電話などの端末装置から交通機関の路線情報や時刻表情報を案内する情報配信サーバに接続して所望の出発駅、出発時刻、目的駅などを指定して、乗車可能な路線や列車、電車などの交通手段の情報配信を受け、端末装置に表示することができる案内システムも提供されている。一般に端末装置からこのような利用を行う場合には、ダウンロードしたい情報の存在する場所を特定するためのURL(Uniform Resource Locator)やドメイン名などのアドレス情報を端末装置に入力して当該アドレスにより特定される情報配信サーバ(情報サイト)にアクセスして所望の情報をダウンロードする構成がとられている。
交通機関を利用した経路探索、経路案内をするナビゲーションシステムなどにおける経路経探索用のデータは、車載用ナビゲーションシステムや歩行者用ナビゲーションシステムにおける道路ネットワークのデータと同様に交通路線の各駅をノードとし、駅間を双方向リンクとしてネットワーク化したデータの他に、各交通路線上を運行される交通手段ごとに各リンクの運行時刻、所要時間がリンクコストのデータとして加えられる。更に、運賃データが加えられ、探索した案内経路の運賃が合わせて案内されるシステムも存在する。
従って端末装置に配信される案内経路データには、利用者が指定した経路探索条件である出発地から目的地までの路線経路や乗車を案内するバス、電車、列車およびその時刻が含まれ、運行時刻表や駅に掲示されるいわゆる駅貼り時刻表などがそのままあるいは必要部分が画面表示できる表示データなどの形式に加工されて端末装置に配信される。端末装置では案内経路のデータや運行時刻表あるいは駅貼り時刻表を表示して経路や乗車すべき交通手段を確認することができる。
交通機関を利用した経路探索を行う経路探索方法は、例えば、下記の特許文献2(特開2000−258184号公報)に交通ネットワーク経路探索方法として開示されている。この特許文献2に開示された交通ネットワーク経路探索方法は、出発地点から目的地点までの経路を、地点をノード、地点間をリンクとして交通ネットワークを表現し、コンピュータを用いてラベル確定法により最短コスト条件下で探索する交通ネットワーク経路探索方法である。
この方法においては、出発地点および目的地点から利用する交通機関の駅までの経路として、出発地点および目的地点から利用する交通機関の駅までの直線距離、および目的地点から利用する交通機関の駅までの直線距離を、緯度経度情報を用いて求め、該直線距離を変数として平均コストを算出し、前記平均コストが指定したコストの範囲内に含まれるすべての利用交通機関の駅を求め、歩行経路を決定し、求められた歩行経路を交通機関の交通ネットワーク経路に組み込んで総合交通ネットワークを表現し、コンピュータを用いてラベル確定法により求めるコスト条件下で探索するようにしている。
徒歩と交通機関を併用した経路探索システムを利用すれば、利用者は、所望の出発地(例えば自宅)から周辺の最寄り駅まで徒歩で移動し、目的地(例えば映画館)の最寄り駅まで交通機関で移動し、更に最寄り駅から目的地(映画館)まで徒歩で移動する、それぞれ最適経路を総合的に探索した結果を案内経路として得ることができる。ところで、映画館を目的地とする場合には、映画鑑賞を目的とするのが自然である。
映画などのイベントに関する情報を一般に提供するシステムは、例えば、下記の特許文献3(特開2001−325514号公報)に「サーバ装置」として開示されている。この特許文献3に開示されたサーバ装置は、所望のエリアやジャンルにおける上映映画の映
画紹介情報等を配信可能とするものであり、携帯端末装置から送信されるエリア情報を受信し、このエリア情報に対する映画タイトルの一覧情報を携帯端末装置に送信するように構成されている。
そして、携帯端末装置から送信された、上記一覧情報の内のいずれかの映画タイトルを示す情報を受信し、この受信した情報で示される映画タイトルの映画の映画紹介情報を携帯端末装置に送信するようにされている。これによって、利用者はサーバ装置から所望のエリア内における映画紹介情報の配信を受けることができるようになる。
映画鑑賞の場合、公開されたばかりの最新の映画の場合、複数の映画館で同じ映画が上映される。この場合、上映時刻は映画館全てで同じではなく、映画館ごとに上階時間が異なるのが一般的である。従って、映画館を目的地として経路探索システムを用いて経路探索する場合には、利用者は、目的地としての映画館を特定する他に、映画の上映開始時刻を念頭において目的地への到着時刻を条件として経路探索を要求する必要がある。
特開2001−165681号公報(図1、図2) 特開2000−258184号公報(図4、図7) 特開2001−325514号公報(図1、図6)
前述のように、映画鑑賞の場合、公開されたばかりの最新の映画の場合、複数の映画館で同じ映画が上映される。この場合、上映時刻は映画館全てで同じではなく、映画館ごとに上映時刻が異なるのが一般的である。従って、映画館を目的地として経路探索システムを用いて経路探索する場合には、利用者は、目的地としての映画館を特定する他に、映画の上映開始時刻を念頭において目的地への到着時刻を条件として経路探索を要求する必要があり、上記特許文献3に開示されたようなサーバ装置は、映画に関する情報を提供するものであり、目的とする映画を鑑賞するためどの映画館を選択するか、その映画館までの経路をどのような経路とするかは、利用者が決定しなければならないという問題点があった。
また、特許文献2に開示された経路探索システムにおいては、目的地とする映画館の物理的な位置をノードとして徒歩、交通機関を利用してそのノードに到達する最適経路や複数の選択可能な候補経路を探索することはできるが、映画の上映時刻までを考慮した経路探索はできないという基本的な問題点もある。このため、同じ映画を上映する近辺の複数の映画館までの経路を比較検討するためには、それぞれの映画館を目的地として個別に経路探索をする必要が生じる。
徒歩と交通機関を併用した経路探索システムを利用して映画館までの経路を探索した場合、経路探索の結果、目的地として設定した映画館への最適経路の案内を受けて、該当する映画館に行っても、その回の上映は既に満員で入場できないということをよく経験する。その場合、近辺にある他の映画館で同じ映画が上映されていて、そちらの映画館には空席があるという場合がある。このような場合、上記特許文献2に開示された経路探索システムにおいては、前述したように、目的地とする映画館を複数設定してそれぞれの経路を探索しなければならないという問題点がある。
このような問題は、映画鑑賞に限らず、複数の場所および複数の時間帯において同質のイベントが開催される場合に、徒歩と交通機関を利用してマルチ開催イベントの1つに参加するための経路を探索する場合に共通して生ずる問題である。例えば、美容院や病院、レストランなど、複数の場所にほぼ同質のサービスを提供する施設が存在し、サービスを提供する時間帯を予約により決定することができ、予約されていない空き時間帯がデータベース化されているサービスを受けるための経路探索においても同様の問題が生ずる。
本明細書においては、このように複数の場所および複数の時間帯において同質のイベントやサービスが開催されるケースを「マルチ開催イベント」ということとし、本発明は、徒歩と交通機関を利用してマルチ開催イベントの1つに参加するための最適経路、候補経路などの案内経路を探索する経路探索システムを提供するものである。
本願の発明者は前記の課題を解消すべく種々検討を重ねた結果、イベントの開催場所を、位置情報を有するイベント会場ノードとし、イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして当該イベントが開催されるイベント会場ノードに接続し、イベント会場ノードとイベント仮想ノード間を、イベントの異なる開催時刻に基づく複数のリンクで接続し、前記イベント会場ノードを、交通ネットワークデータを含む経路探索用ネットワークデータに接続して経路探索するようになせば、上記問題点を解消し得ることに想到して本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は、複数の場所および複数の時間帯において開催される同質のイベントの1つに参加するための案内経路を複数の場所を設定することなく簡単に探索することのできる経路探索システム、経路探索サーバ、端末装置および経路探索方法を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の第1発明は、
所望の出発地を設定して、複数の場所および複数の時間帯に開催される同質のイベントの1つに参加するための経路を探索する経路探索システムであって、
前記経路探索システムは、徒歩と交通機関を利用した経路を探索するための経路探索用ネットワークデータと、経路探索手段と、ネットワークデータ編集手段と、前記イベントの開催場所、開催時刻を備えたイベントデータと、を備え、
前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントの開催場所を、位置情報を持ったイベント会場ノードとして前記経路探索用ネットワークデータに接続し、前記イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして登録し、イベント会場ノードからイベント仮想ノードへはイベントの異なる開催時刻に基づく複数のリンクで接続し、
所望の地点を出発地とし、前記イベントの中から、特定のイベントを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するイベント仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内することを特徴とする。
前記第1発明において、前記経路探索手段は、前記出発地から目的地であるイベント仮想ノードまでの最適経路または、最適経路を含む複数の候補経路を案内経路として探索するように構成することが好ましい。
前記第1発明において、前記イベントの開催時刻に基づくリンクは、イベントの開始時刻にイベント会場ノードを出てイベントの終了時刻にイベント仮想ノードに到着する交通時刻表のフォーマットで表現することが好ましい。
前記第1発明において、前記イベントデータは、ネットワークを介して該当するイベントに関する情報を提供するイベント情報提供サーバから取得するように構成することができる。
また、前記第1発明において、前記イベントはカテゴリに区分され、前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントのカテゴリを、位置情報を持たないカテゴリ仮想ノードとして登録し、イベント仮想ノードからカテゴリ仮想ノードまでを一定のコストを有するリンクで接続し、
所望の地点を出発地とし、前記カテゴリの中から、特定のカテゴリを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するカテゴリ仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内するように構成することができる。
前記第1発明において、更に、前記経路探索手段は、前記出発地から目的地であるカテゴリ仮想ノードまでの最適経路または、最適経路を含む複数の候補経路を案内経路として探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内するように構成することが好ましい。
また、本願の第2発明は、
出発地を設定する端末装置とネットワークを介して接続され、徒歩と交通機関を利用した経路を探索するための経路探索用ネットワークデータと、経路探索手段と、を備えた経路探索サーバにおいて、
前記経路探索サーバは、複数の場所および複数の時間帯に開催される同質のイベントの1つに参加するための経路を探索するため、ネットワークデータ編集手段と、前記イベントの開催場所、開催時刻を備えたイベントデータと、を備え、
前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントの開催場所を、位置情報を持ったイベント会場ノードとして前記経路探索用ネットワークデータに接続し、前記イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして登録し、イベント会場ノードからイベント仮想ノードへはイベントの異なる開催時刻に基づく複数のリンクで接続し、
所望の地点を出発地とし、前記イベントの中から、特定のイベントを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するイベント仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を前記端末装置に案内することを特徴とする。
前記第2発明において、前記経路探索手段は、前記出発地から目的地であるイベント仮想ノードまでの最適経路または、最適経路を含む複数の候補経路を案内経路として探索するように構成することが好ましい。
前記第2発明において、前記イベントの開催時刻に基づくリンクは、イベントの開始時刻にイベント会場ノードを出てイベントの終了時刻にイベント仮想ノードに到着する交通時刻表のフォーマットで表現することが好ましい。
前記第2発明において、前記イベントデータは、ネットワークを介して該当するイベントに関する情報を提供するイベント情報提供サーバから取得するように構成することができる。
また、前記第2発明において、前記イベントはカテゴリに区分され、前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントのカテゴリを、位置情報を持たないカテゴリ仮想ノードとして登録し、イベント仮想ノードからカテゴリ仮想ノードまでを一定のコストを有するリンクで接続し、
所望の地点を出発地とし、前記カテゴリの中から、特定のカテゴリを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するカテゴリ仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内するように構成することができる。
前記第2発明において、更に、前記経路探索手段は、前記出発地から目的地であるカテゴリ仮想ノードまでの最適経路または、最適経路を含む複数の候補経路を案内経路として探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内するように構成することが好ましい。
また、本願の第3発明は、
所望の出発地を設定して、複数の場所および複数の時間帯に開催される同質のイベントの1つに参加するための経路を探索する経路探索システムにおける経路探索方法であって、
前記経路探索システムは、徒歩と交通機関を利用した経路を探索するための経路探索用ネットワークデータと、経路探索手段と、ネットワークデータ編集手段と、前記イベントの開催場所、開催時刻を備えたイベントデータと、を備え、
前記ネットワークデータ編集手段が、前記イベントの開催場所を、位置情報を持ったイベント会場ノードとして前記経路探索用ネットワークデータに接続するステップと、前記イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして登録し、イベント会場ノードからイベント仮想ノードへはイベントの異なる開催時刻に基づく複数のリンクで接続するステップと、所望の地点を出発地とし、前記イベントの中から、特定のイベントを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するイベント仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索するステップ
と、を有し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内することを特徴とする。
前記第3発明において、前記経路探索手段が案内経路を探索するステップは、前記出発地から目的地であるイベント仮想ノードまでの最適経路または、最適経路を含む複数の候補経路を探索する処理を含むように構成することが好ましい。
また、前記第3発明において、前記イベントはカテゴリに区分され、前記ネットワークデータ編集手段が、前記イベントのカテゴリを、位置情報を持たないカテゴリ仮想ノードとして登録し、イベント仮想ノードからカテゴリ仮想ノードまでを一定のコストを有するリンクで接続するステップと、
所望の地点を出発地とし、前記カテゴリの中から、特定のカテゴリを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段が該当するカテゴリ仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索するステップと、を更に有し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内するように構成することが好ましい。
前記第3発明において、更に、前記経路探索手段が案内経路を探索するステップは、前記出発地から目的地であるイベント仮想ノードまでの最適経路または、最適経路を含む複数の候補経路を探索する処理を含むように構成することが好ましい。
また、本願の第4発明は、
複数の場所および複数の時間帯に開催される同質のイベントの1つに参加するための経路を探索するため、経路探索用ネットワークデータと、経路探索手段と、ネットワークデータ編集手段と、前記イベントの開催場所、開催時刻を備えたイベントデータと、を備え、
前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントの開催場所を、位置情報を持ったイベント会場ノードとして前記経路探索用ネットワークデータに接続し、前記イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして登録し、イベント会場ノードからイベント仮想ノードへはイベントの異なる開催時刻に基づく複数のリンクで接続し端末装置から出発地と、前記イベントの中から、特定のイベントを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するイベント仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索する経路探索サーバにネットワークを介して接続される端末装置であって、
前記端末装置は、前記経路探索サーバに所望の出発地とイベントを指定して経路探索要求を送信する手段を備えたことを特徴とする。
前記第4発明において、更に、前記イベントはカテゴリに区分され、前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントのカテゴリを、位置情報を持たないカテゴリ仮想ノードとして登録し、イベント仮想ノードからカテゴリ仮想ノードまでを一定のコストを有するリンクで接続し、所望の地点を出発地とし、前記カテゴリの中から、特定のカテゴリを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するカテゴリ仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索する経路探索サーバに接続される端末装置であって、
前記端末装置は、更に、前記経路探索サーバに所望の出発地とカテゴリを指定して経路探索要求を送信する手段を備えて構成することが好ましい。
本願の第1発明においては、経路探索システムは、徒歩と交通機関を利用した経路を探索するための経路探索用ネットワークデータと、経路探索手段と、ネットワークデータ編集手段と、前記イベントの開催場所、開催時刻を備えたイベントデータと、を備え、
前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントの開催場所を、位置情報を持ったイベント会場ノードとして前記経路探索用ネットワークデータに接続し、前記イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして登録し、イベント会場ノードからイベント仮想ノードへはイベントの異なる開催時刻に基づく複数のリンクで接続し、
所望の地点を出発地とし、前記イベントの中から、特定のイベントを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するイベント仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内する。
このような構成によれば、映画上映のように、複数の場所および複数の時間帯に開催される同質のイベントを、該イベントが開催される開催場所の位置情報を持つイベント会場ノードと、各イベントを該イベントが開催されるイベント会場ノードに接続される位置情報を持たないイベント仮想ノードとし、その間をイベントの異なる開催時刻に基づく複数のリンクによって接続して、経路探索用ネットワークに接続するから、イベントを通常の交通機関を利用したノードと同様に取り扱うことができ、イベントを指定して所望の出発地から該指定したイベントを目的地とした最適経路や候補経路を簡単に探索することができるようになる。
また、本願の第2発明においては、本願の第1発明にかかる経路探索システムを構成する経路探索サーバを提供することができるようになり、本願の第3発明においては、本願の第1発明にかかる経路探索システムを実現するための経路探索方法を提供することができるようになる。また、本願の第4発明においては、本願の第1発明にかかる経路探索システムを構成する端末装置を提供することができるようになる。
本発明の実施例にかかる経路探索システムの構成を示すシステム構成図である。 本発明の実施例にかかる経路探索システムの詳細な構成を示すブロック図である。 複数の場所および複数の時間帯に開催される同質のイベントに関する情報(イベントデータ)を蓄積するデータベースのデータ構成の一例を示す図である。 道路ネットワークのデータの概念を示す模式図である。 交通ネットワークのデータの概念を示す模式図である。 イベント会場ノードが経路探索用ネットワークデータに接続された状態を示す模式図である。 イベント会場ノードとイベント仮想ノードとの接続の概念を示す模式図である。 イベントのカテゴリをカテゴリ仮想ノードとして該当するカテゴリのイベント仮想ノードに接続する概念を示す模式図である。 図9は図7の地点Sを出発点とし、イベントを選択して経路探索した結果を示す模式図である。 イベント仮想ノードを経由地とし、その先に別の実位置を持つ地点を最終目的地とする経路探索の概念を示す模式図である。
符号の説明
10・・・・ナビゲーションシステム
12・・・・ネットワーク
20・・・・端末装置
21・・・・制御手段
22・・・・通信手段
23・・・・測位手段
24・・・・表示手段
25・・・・案内経路データ記憶手段
26・・・・配信要求編集手段
27・・・・操作・入力手段
30・・・・経路探索サーバ
31・・・・制御手段
32・・・・経路案内手段
33・・・・経路探索手段
34・・・・通信手段
35・・・・経路探索用ネットワークデータ
36・・・・道路ネットワークデータ
37・・・・交通ネットワークデータ
38・・・・ネットワークデータ編集手段
39・・・・イベントデータ
40・・・・アプリケーションリンク手段
50・・・・情報配信サーバ
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための経路探索システムを例示するものであって、本発明をこの経路探索システムに特定することを意図するものではなく、請求の範囲に含まれるその他の実施形態の経路探索システムにも等しく適用し得るものである。
本発明の実施例にかかる経路探索システム10は、図1に示すように、携帯電話やPDA、ミュージックプレーヤーなどの携帯型端末を用いた端末装置20と経路探索サーバ30とがインターネットなどのネットワーク12を介して接続される構成になっている。なお、本実施例においては、通信型の経路探索、案内経路を提供する経路探索システム10を具体例として説明するが、本発明はこれに限ることなく、スタンドアロンタイプの経路探索システムになどにも適用可能である。
経路探索サーバ30は、経路探索のため道路ネットワークのデータを蓄積したデータベース(DB1)、時刻表データに基づく交通ネットワークのデータを交通ネットワークデータとして蓄積したデータベース(DB2)、複数の場所および複数の時間帯に開催される同質のイベントに関するデータを蓄積したイベントデータのデータベース(DB3)、表示用の地図データなどを蓄積したデータベース(DB4)を備えている。イベントデータはネットワークを介して情報配信サーバ50から取得することができる。イベントデータの構成については、後述する。
図2は、本発明の実施例にかかる経路探索システム10の詳細な構成を示すブロック図である。本発明の実施例にかかる経路探索システム10は、図2のブロック図に示すようにインターネットなどのネットワーク12を介して通信する端末装置20と、経路探索サーバ30と、情報配信サーバ50を備えて構成されている。
端末装置20は、経路探索サーバ30に出発地と目的地などの経路探索条件を設定して経路探索要求を送信し、経路探索サーバ30は経路探索条件に従って、道路ネットワークデータ36、交通ネットワークデータ37からなる経路探索用ネットワークデータ35を参照して最適経路を探索し、その最適経路を案内経路データに編集して端末装置20に配信する。
経路探索サーバ30は、歩行者のためのナビゲーショや自動車のためのカーナビゲーションにおける経路探索のための地図データを含む道路ネットワークデータ36と交通機関を利用する経路区間を探索するための交通ネットワークデータ37を蓄積した経路探索用ネットワークデータ35(データベース)と、前述のイベントデータ39を蓄積したデータベースとを備えている。
本実施例において、複数の場所および複数の時間帯に開催される同質のイベントとしては、映画を具体的な例として説明する。従来、映画鑑賞しようとする人は、上記特許文献1に開示されたシステム等を利用し、エリア(映画館の所在エリア)やジャンル(映画のカテゴリ)、鑑賞時間帯を選択して鑑賞する映画を決定し、該当映画を上映する映画館の地図の配信を受けるようになっていた。つまり、従来から映画雑誌などに掲載された情報を、最新情報として携帯端末から入手しているのと変わりない。
特に都市部においては、人気のある映画は多くの映画館で封切られ、同じエリアでも複数の映画館で上映され、またあるエリアで満席でもすぐ近くのエリアでは空席があるなど、検索するのはなかなか大変である。また映画館によって上映開始時刻が異なるため、実際にその映画館まで行く経路の所要時間などを考慮すると、選択肢が非常に多くなり自分にとって最適な選択をすることは困難である。
そこで、本発明においては、映画館で行う映画の興行のように、開始時間と終了時間が決まっていて、また複数の場所、複数の時間帯に催されるイベントの1つに参加する際の経路探索を簡単に行うことができるように構成する。このため、映画上映に関するデータをイベントデータ39に蓄積する。
イベントデータ39に蓄積されるデータは、アプリケーションリンク手段40を起動して、例えば、図3に示すデータ構成に従って、情報配信サーバ50から収集する。すなわち、イベントの開催場所、映画の場合には映画館ごとにその位置情報(緯度・経度)、各映画館で上映される映画のタイトル(イベントタイトル)、映画のカテゴリ、開催期間を蓄積する。映画館で上映時刻を区切って複数回上映される各イベント(映画上映)を個々のイベントとして識別符号(イベントID)を付し、その上映開始時刻、終了時刻が記録される。そして各イベントに関して、上映開始時刻、終了時刻に基づくリンク番号が付される。
図3において、映画館A(TheaterA)の位置は緯度・経度がそれぞれ(X1・Y1)であり、上映する映画は映画1(Movie1でカテゴリはRomance:ロマンス)であり、IDであるA101〜A104の4回、図3のそれぞれの開催時刻に従って上映される。映画館B(TheaterB)の位置は緯度・経度がそれぞれ(X2・Y2)であり、上映する映画は映画館Aと同じ映画1(Movie1でカテゴリはRomance:ロマンス)であり、IDであるB101〜B104の4回、図3のそれぞれの開催時刻に従って上映される。
映画1が上映される映画館Aや映画館Bは位置情報(緯度・経度)を持つイベント会場ノードであり、経路探索用のネットワークデータに接続すれば、映画館Aや映画館Bを目的地とする経路を探索することができる。そして、各映画館で上映される映画をイベント仮想ノードとして定義し、上映時刻帯(開始時刻、終了時刻)に基づく異なる複数のリンク(図3のリンクL−AM1等を参照)でイベント会場ノードと接続すると、イベント仮想ノードは交通機関の駅に相当し、個々のリンクはイベント会場ノードである映画館Aや映画館Bを発着駅とする電車と同様に扱うことができる。
ここで、交通ネットワークと異なるのは、イベント仮想ノードが電車の駅のように位置情報を持たない点である。そして、イベント会場ノードとイベント仮想ノードが異なる開催時刻に基づく複数のリンク(図3のリンクL−AM1等を参照)で接続される。このことは、前述したように、イベント会場ノードとイベント仮想ノードを接続するリンクがイベント会場を発駅とし、かつ、イベント仮想ノードを着駅とする電車と同様に定義できることを示している。なお、本発明において、位置情報を持たないイベント仮想ノードとは、位置情報の必要がないノードという意味であり、仮に、何らかの位置情報を付しても、その位置情報を使用することはなく、実質的に位置情報を持たないイベント仮想ノードであればよい。
ネットワークデータ編集手段38は、端末装置20から所望の出発地が指定され、イベントである映画が選択されて経路探索要求がなされた場合、イベントデータ39を参照して、上記のように、指定された映画(イベント)の開催場所(映画館Aや映画館B)を、位置情報を持ったイベント会場ノードとして経路探索用ネットワークデータ35に接続し、各イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして登録し、イベント会場ノードからイベント仮想ノードへはイベントの異なる開催時刻に基づく複数のリンクで接続する編集を行い、経路探索手段33は編集された経路探索用のネットワークデータを参照して指定された映画を鑑賞するのに最適な案内経路、あるいは、最適な案内経路を含むいくつかの候補経路を案内経路として探索することができる。
次に、前述のイベント会場ノードやイベント仮想ノードが接続される経路探索用のネットワークデータについて説明する。歩行者のためのナビゲーションや自動車のためのカーナビゲーションにおける経路探索のための道路ネットワークデータ36は、以下のように構成されている。例えば、道路が図4に示すように道路A、B、Cからなる場合、道路A、B、Cの端点、交差点、屈曲点などをノードとし、各ノード間を結ぶ道路を有向性のリンクで表し、ノードデータ(ノードの緯度・経度)、リンクデータ(リンク番号)と各リンクのリンクコスト(リンクの距離またはリンクを走行するのに必要な所要時間)をデータとしたリンクコストデータとで構成される。
すなわち、図4において、Nn、Nmがノードを示し、Nmは道路の交差点を示している。各ノード間を結ぶ有向性のリンクを矢印線(実線、点線、2点鎖線)で示している。リンクは、道路の上り、下りそれぞれの方向を向いたリンクが存在するが、図4では図示を簡略化するため矢印の向きのリンクのみを図示している。
このような道路ネットワークのデータを経路探索用のデータベースとして経路探索を行う場合、出発地のノードから目的地のノードまで連結されたリンクをたどりそのリンクコストを累積し、累積リンクコストの最少になる経路を探索して案内する。すなわち、図4において出発地をノードAX、目的地をノードCYとして経路探索を行う場合、ノードAXから道路Aを走行して2つ目の交差点で右折して道路Cに入りノードCYにいたるリンクを順次たどりリンクコストを累積し、リンクコストの累積値が最少になる経路を探索して案内する。
図4ではノードAXからノードCYに至る他の経路は図示されていないが、実際にはそのような経路が他にも存在するため、ノードAXからノードCYに至る可能な経路を同様にして探索し、それらの経路のうちリンクコストが最少になる経路を最適経路として決定するものである。この手法は、例えば、ダイクストラ法と呼ばれる周知の手法によって行われる。
これに対して、交通機関の経路探索のための交通ネットワークデータ37は以下のように構成されている。例えば、図5に示すように交通路線A、B、Cからなる場合、各交通路線A、B、Cに設けられた各駅(航空機の路線においては各空港)をノードとし、各ノード間を結ぶ区間を有向性のリンクで表し、ノードデータ(緯度・経度)、リンクデータ(リンク番号)をネットワークデータとしている。図5において、Nn、Nmがノードを示し、Nmは交通路線の乗り継ぎ点(乗換え駅など)を示し、各ノード間を結ぶ有向性のリンクを矢印線(実線、点線、2点鎖線)で示している。リンクは、交通路線の上り、下りそれぞれの方向を向いたリンクが存在するが、図5では図示を簡略化するため矢印の向きのリンクのみを図示している。
しかしながら、交通ネットワークは道路ネットワークと比べリンクコストが基本的に異なる。すなわち、道路ネットワークではリンクコストは固定的、静的なものであったが、交通ネットワークでは、図5に示すように交通路線を運行する列車や航空機(以下個々の列車や航空機などの各経路を交通手段と称する)が複数ある。各交通手段毎にあるノードを出発する時刻と次のノードに到着する時刻とが定まっており(時刻表データ、運行データで規定される)、かつ、個々の経路が必ずしも隣接するノードにリンクしない場合がある。例えば、急行と各駅停車の列車のような場合である。このような場合には同じ交通路線上に異なる複数のリンクが存在することになり、またノード間の所要時間が交通手段により異なる場合もある。
図5に例示する交通ネットワークにおいては、交通路線Aの同じリンクに複数の交通手段(経路)Aa〜Ac・・・、交通路線Cに複数の交通手段(経路)Ca〜Cc・・・が存在することになる。従って、交通機関の運行ネットワークは、単純な道路ネットワークと異なり、ノード、リンク、リンクコストの各データは交通手段(個々の航空機や列車などの経路)の総数に比例したデータ量になる。このため交通ネットワークのデータは道路ネットワークのデータ量に比べて膨大なデータ量になる。従って、それに応じて、経路探索に要する時間も多くの時間が必要になる。
このような交通ネットワークデータを用いて、ある出発地からある目的地までの経路を探索するためには、出発地から目的地まで到達する際に使用(乗車)できる全ての交通手段を探索して探索条件に合致する交通手段を特定する必要がある。
例えば、図5において、出発地を交通路線AのノードAXとしてある特定の出発時刻を指定して、交通路線CのノードCYを目的地とする経路探索を行う場合、交通路線A上を運行する交通手段Aa〜Ac・・・のうち出発時刻以降の全ての交通手段を順次出発時の経路として選択する。そして交通路線Cへの乗り継ぎノードへの到着時刻に基づいて、交通路線C上を運行する各交通手段Ca〜Cc・・・のうち、乗り継ぎノードにおいて乗車可能な時刻以降の交通手段の全ての組み合わせを探索して各経路の所要時間や乗り換え回数などを累計して案内することになる。
従って、この経路探索用ネットワークデータ35に、前述したイベント会場ノード、イベント仮想ノードを接続し、所望の出発地を設定し、参加したいイベント(映画1や映画2)を指定すれば、該当する該イベント仮想ノードを目的地として経路探索手段33は、通常の経路探索と同様に経路を探索することができる。そして所望の時刻に目的地に到着する(映画鑑賞を終了する)最適経路やいくつかの候補経路を案内経路として探索し、該当するイベント仮想ノードが接続されるイベント会場ノードを案内することができるようになる。
経路探索サーバ30は、また、一般の経路探索サーバと同様に、制御手段31、経路案内手段32、通信手段34などを備えて構成されている。制御手段31は、図示してはいないがRAM、ROM、プロセッサを有するマイクロプロセッサであり、ROMに格納された制御プログラムにより各部の動作を制御する。通信手段34はネットワーク12を介して端末装置20などと通信データを送受信するための通信インターフェースである。経路案内手段32は、経路探索手段33が探索した案内経路のデータや表示用の地図データ、ガイダンスデータを編集して端末装置20に配信する。
一方、端末装置20は、制御手段21、通信手段22、測位手段23、表示手段24、案内経路データ記憶手段25、配信要求編集手段26、操作・入力手段27を備えて構成されている。制御手段31は、図示してはいないがRAM、ROM、プロセッサを有するマイクロプロセッサであり、ROMに格納された制御プログラムにより各部の動作を制御する。測位手段23は、GPS受信機を備えGPS衛星信号を受信、処理してナビゲーション端末装置20の現在位置(緯度・経度)を測位する。
通信手段22は、無線通信ユニットを含み、経路探索サーバ30と通信するためのものである。操作・入力手段27は、キー、ダイヤル等からなり、端末装置20を操作するための入力、出発地、目的地などの入力機能として用いられる。表示手段24は液晶表示パネル等からなり、経路探索サーバ30から配信された案内経路データの案内経路、地図の表示に使用されるものである。また、表示手段24はメニュー画面を表示し端末装置20を操作するための入力手段としても機能する。
配信要求編集手段26は、操作・入力手段27を使用して入力された出発地、目的地、あるいは、測位手段23で測位したナビゲーション端末装置20の現在位置を出発地として、これらの情報に基づいて、経路探索サーバ30に送信する経路探索要求を作成するものである。経路探索サーバ30に、映画などのイベントに参加するための経路探索を要求する場合、利用者は、操作・入力手段27から、または、表示手段24に表示されたメニュー画面から、所望の出発地、鑑賞したい映画(イベント)、所望の時刻(映画終了時刻など)を指定する。
なお、配信要求編集手段26は、後述するように、経路探索サーバ30が映画のカテゴリを示すカテゴリ仮想ノードを経路探索用ネットワークデータ35に接続する機能を有する場合には、操作・入力手段26、あるいは、表示手段24に表示されるメニュー画面を利用して鑑賞したい映画のカテゴリを指定し、経路探索サーバ30に送信する経路探索要求を編集することもできる。
案内経路データ記憶手段25は、経路探索サーバ30から配信された経路探索結果である案内経路データ、地図データ、ガイダンスなどを記憶するものであり、これらのデータは必要に応じて案内経路データ記憶手段25から読み出され、表示手段24に表示される。一般的には、測位手段23で測位したナビゲーション端末装置20の現在位置を含む一定の縮尺、一定の範囲の地図に、案内経路と、ナビゲーション端末装置20の現在位置を示すマークを重ね合わせて該現在位置マークが表示画面の中心になるように表示する。
測位手段23によりGPS衛星信号を受信して測位した現在位置情報(緯度・経度の情報)には誤差が含まれるため、現在位置が案内経路からずれている場合には現在位置を案内経路上に補正するルートマッチング処理や地図上の道路にマッチングするマップマッチング処理が行われる。また、経路探索サーバ30から配信される案内経路データに音声ガイド(例えば、「この先、300m交差点です。左折して下さい」などの音声メッセージ)のデータが付加されている場合は、スピーカを介して音声メッセージを再生出力してユーザをガイドする。
次に、以上説明した本発明の実施例にかかる経路探索システム10におけるネットワークデータの編集方法、経路探索方法について詳細に説明する。以下の例では、例えば、現在地(自宅)から最も早く所望の映画を見るための経路探索の例で説明する。
経路探索サーバ30には、イベントデータ39に興味対象場所(POI:Point of Interest)の情報として映画館が位置情報付で登録されている。このようなPOI情報は、各種の情報提供サーバ50から収集し、POIデータとしてイベントデータ39とは別に蓄積しておいてもよい。POI情報を蓄積したデータベースを備えれば、POI検索サービスを提供することもできる。また、イベントデータ39には、映画興行を案内するものであるから、各映画館の上映スケジュールもデータとして蓄積されている(図3参照)。
図6は、イベント会場ノードである映画館Aや映画館Bが経路探索用ネットワークデータ35に接続された状態を模式的に示す図である。図6において実線TRは交通路線区間を、点線RDは徒歩区間(道路区間)を示し、参照符号TA、TBはイベント会場ノードである映画館A、映画館Bを示し、STは交通路線の各駅を示す。映画館A、映画館Bは緯度・経度によって位置が特定されるから、点線で示す道路区間(徒歩区間)によって、最寄りの駅STのノードに接続することができる。イベント会場ノードは他にも多数あるが図6では代表的に映画館A、映画館Bのみを図示している。
図7は、イベント会場ノードTA、TB(映画館A、映画館B)などで開催される映画の作品をイベントとして、イベント会場ノードに接続する概念を示す模式図である。なお、理解を容易にするため、図7は図6の経路探索用ネットワークデータに対応するネットワークデータを用いて表現した図としてある。イベントとしては、例えば、映画M1、映画M2、映画M3があり、それぞれにイベント仮想ノードM1〜M3を与える。この仮想ノードは経路探索ネットワークに含まれるが、位置情報は持たない(適当な位置情報をつけても良いが、経路探索上は用いない)。また、これらのイベント仮想ノードには、上映している映画館からリンクを接続する。
リンクは、イベント会場ノードとイベント仮想ノードとを接続するものであり、映画M1が上映される時間帯(開始時刻と終了時刻)ごとに異なる複数のリンクで接続される。図7では、理解を容易にするために、映画館TA(イベント会場ノード)で上映される映画1(イベント仮想ノード)を結ぶリンクはリンクL−AM1、映画館TB(イベント会場ノード)で上映される映画1(イベント仮想ノード)を結ぶリンクはリンクL−BM1のみを図示している(他のリンクは図3を参照)。これらのリンクは片方向リンクであって、映画館から映画に伸びている。これらのリンクには時刻表(開催時間帯)が関連付けてあり、その時刻表には、映画の上映開始時刻と終了時刻が含まれている。この時刻表は図3に示すように、電車などの運行時刻表と同じフォーマットのデータである。
すなわち、電車時刻表に対照すると、イベント会場ノードを発駅、着駅とする時刻表と見なす下記のような時刻表として表現する。
映画M1 1回目上映 10:00発 12:30着
映画M1 2回目上映 13:00発 15:30着
映画M1 3回目上映 16:00発 18:30着
映画M1 4回目上映 19:00発 21:30着
このようにすれば、あたかも映画館で各上映開始時刻に電車に乗って、上映が終ったら映画仮想ノードに到着するような交通ネットワークに編集される。
また、イベント(映画)のカテゴリにもカテゴリ仮想ノードを設定し、イベント(映画)から該当カテゴリにリンクL−M1Rを接続する。例えば、イベントである映画M1の属するカテゴリ(分野)がロマンス(Romance)である場合、イベント仮想ノードから「Romance」のカテゴリ仮想ノードにリンクL−M1Rが接続される。この部分を抜き出して図示したものが図8である。このリンクL−M1Rもカテゴリへの片方向リンクであり、この部分のリンクコストは、差が付かないようにコスト0、あるいは一定の値に決めてある。この場合、「Romance」のカテゴリ仮想ノードには、映画2も同じカテゴリに属する映画であれば、この映画2も接続されている。このようにすれば、後述するようにカテゴリ仮想ノード、すなわち、映画のカテゴリを選択して関心ある映画を選択して鑑賞するための経路探索も可能になる。
図7に戻って、現在地S(例えば自宅)から映画1(M1)を見たい場合の経路探索を説明すると、現在地Sの位置をGPSなどで取得し、現在地Sを出発地とし、見たい映画が映画1(M1)なら目的地を映画1(M1)のイベント仮想ノードにして経路探索を行う。この経路探索自体は電車の時刻表も考慮した上記特許文献2や特開2003−227732号公報に開示された方法によって行うことができる。
例えば、出発地を9:30に出発するという条件では、その経路探索結果は、図9のようになり、最も早く映画を見ることができる(見終わることが出来る)のは映画館TAの1回目の上映10:30であるという探索結果になる。出発地に近いのは映画館TBであるが、上映時刻や移動時間を総合的に考慮すると上記結果が得られたことになる。なお、この探索は試行錯誤を繰り返すのでなく、条件に従って目的地までの最適経路を1回求めることで、最適解が得られるのである。また、経路探索手段33が最適経路だけでなく、条件を満足するいくつかの候補経路も探索して案内することもできる。候補経路を案内すれば、利用者は、最適経路で特定された映画館が満席であった場合に、第2候補以下の映画館に移動することも検討することができるようになる。
また、見たい映画を直接指定するのではなくて、カテゴリで指定することもできる。
カテゴリの「Romance」を指定すると、Romanceのカテゴリ仮想ノードが目的地になって最適経路探索が行われる。映画2の属するカテゴリがRomanceの場合、Romanceのカテゴリ仮想ノードには映画2も接続されているので、図7のようになり、上映時刻によっては、映画2が最適経路に選ばれることもある。このようにすれば、カテゴリを選択してそのカテゴリに属する複数のイベント(映画)の中から所望の時間帯に鑑賞できる映画館が探索され、その映画に興味が持てれば、希望した時間を映画鑑賞で過ごすことができるようになる。
なお、上記の説明では、一番早く映画を見たいという条件で探索を行ったが、仮想ノードへの到着時刻を条件に探索することで、到着時刻に最も近くなるように映画を見終わる経路を見つけることもできる。
また、上記の説明ではイベントである映画のイベント仮想ノードを目的地とした経路探索を説明したが、その先にまだ経路を期待したいこともある。すなわち、映画館は経由地であって、その先に次の経由地や最終目的地を設定する場合もありうる。そのような用途に対応するためには、イベント仮想ノードを出発点にすることなく、図10に示すようにそこに至るまでの経路を逆戻りして、実位置を持つノード、すなわち、映画館TAや映画館TB(イベント会場ノード)まで経路を戻り、そこから次の目的地に至る経路の探索を開始するようにすればよい。
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、映画のようにそのイベントの最初から最後まで居ることに意味があるスケジュールを仮想ノードと、その仮想ノードへのリンクに時刻情報を持たせることで、交通ネットワークと一体に経路探索可能としたものである。従って、イベントは映画に限らない。たとえば、旅行中に歯が痛み出し、どこかの歯科医院で30分の治療が必要となった事態に、点在する歯科医院のオンライン予約の空いている時間枠をイベントに置き換えれば、映画の場合と同様に経路を探索でき、最も早く治療してもらえる歯科医院を探すことができる。また、最終的な目的地への到着になるべく影響を与えない経路を探索することもできる。

Claims (18)

  1. 所望の出発地を設定して、複数の場所および複数の時間帯に開催される同質のイベントの1つに参加するための経路を探索する経路探索システムであって、
    前記経路探索システムは、徒歩と交通機関を利用した経路を探索するための経路探索用ネットワークデータと、経路探索手段と、ネットワークデータ編集手段と、前記イベントの開催場所、開催時刻を備えたイベントデータと、を備え、
    前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントの開催場所を、位置情報を持ったイベント会場ノードとして前記経路探索用ネットワークデータに接続し、前記イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして登録し、イベント会場ノードからイベント仮想ノードへはイベントの異なる開催時刻に基づく複数のリンクで接続し、
    所望の地点を出発地とし、前記イベントの中から、特定のイベントを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するイベント仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内することを特徴とする経路探索システム。
  2. 前記経路探索手段は、前記出発地から目的地であるイベント仮想ノードまでの最適経路または、最適経路を含む複数の候補経路を案内経路として探索することを特徴とする請求項1に記載の経路探索システム。
  3. 前記イベントの開催時刻に基づくリンクは、イベントの開始時刻にイベント会場ノードを出てイベントの終了時刻にイベント仮想ノードに到着する交通時刻表のフォーマットで表現したことを特徴とする請求項1に記載の経路探索システム。
  4. 前記イベントデータは、ネットワークを介して該当するイベントに関する情報を提供するイベント情報提供サーバから取得することを特徴とする請求項1に記載の経路探索システム。
  5. 前記イベントはカテゴリに区分され、前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントのカテゴリを、位置情報を持たないカテゴリ仮想ノードとして登録し、イベント仮想ノードからカテゴリ仮想ノードまでを一定のコストを有するリンクで接続し、
    所望の地点を出発地とし、前記カテゴリの中から、特定のカテゴリを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するカテゴリ仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内することを特徴とする請求項1に記載の経路探索システム。
  6. 前記経路探索手段は、前記出発地から目的地であるカテゴリ仮想ノードまでの最適経路または、最適経路を含む複数の候補経路を案内経路として探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内することを特徴とする請求項5に記載の経路探索システム。
  7. 出発地を設定する端末装置とネットワークを介して接続され、徒歩と交通機関を利用した経路を探索するための経路探索用ネットワークデータと、経路探索手段と、を備えた経路探索サーバにおいて、
    前記経路探索サーバは、複数の場所および複数の時間帯に開催される同質のイベントの1つを選択して所望の出発地を設定して該イベントに参加するための経路を探索するため、ネットワークデータ編集手段と、前記イベントの開催場所、開催時刻を備えたイベントデータと、を備え、
    前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントの開催場所を、位置情報を持ったイベント会場ノードとして前記経路探索用ネットワークデータに接続し、前記イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして登録し、イベント会場ノードからイベント仮想ノードへはイベントの異なる開催時刻に基づく複数のリンクで接続し、
    所望の地点を出発地とし、前記イベントの中から、特定のイベントを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するイベント仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を前記端末装置に案内することを特徴とする経路探索サーバ。
  8. 前記経路探索手段は、前記出発地から目的地であるイベント仮想ノードまでの最適経路または、最適経路を含む複数の候補経路を案内経路として探索することを特徴とする請求項7に記載の経路探索サーバ。
  9. 前記イベントの開催時刻に基づくリンクは、イベントの開始時刻にイベント会場ノードを出てイベントの終了時刻にイベント仮想ノードに到着する交通時刻表のフォーマットで表現したことを特徴とする請求項7に記載の経路探索サーバ。
  10. 前記イベントデータは、ネットワークを介して該当するイベントに関する情報を提供するイベント情報提供サーバから取得することを特徴とする請求項7に記載の経路探索サーバ。
  11. 前記イベントはカテゴリに区分され、前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントのカテゴリを、位置情報を持たないカテゴリ仮想ノードとして登録し、イベント仮想ノードからカテゴリ仮想ノードまでを一定のコストを有するリンクで接続し、
    所望の地点を出発地とし、前記カテゴリの中から、特定のカテゴリを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するカテゴリ仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内することを特徴とする請求項7に記載の経路探索サーバ。
  12. 前記経路探索手段は、前記出発地から目的地であるカテゴリ仮想ノードまでの最適経路または、最適経路を含む複数の候補経路を案内経路として探索し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内することを特徴とする請求項11に記載の経路探索サーバ。
  13. 所望の出発地を設定して、複数の場所および複数の時間帯に開催される同質のイベントの1つに参加するための経路を探索する経路探索システムにおける経路探索方法であって、
    前記経路探索システムは、徒歩と交通機関を利用した経路を探索するための経路探索用ネットワークデータと、経路探索手段と、ネットワークデータ編集手段と、前記イベントの開催場所、開催時刻を備えたイベントデータと、を備え、
    前記ネットワークデータ編集手段が、前記イベントの開催場所を、位置情報を持ったイベント会場ノードとして前記経路探索用ネットワークデータに接続するステップと、前記各イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして登録し、イベント会場ノードからイベント仮想ノードへはイベントの開催時刻に基づくリンクで接続するステップと、所望の地点を出発地とし、前記イベントの中から、特定のイベントを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するイベント仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索するステップ
    と、を有し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内することを特徴とする経路探索方法。
  14. 前記経路探索手段が案内経路を探索するステップは、前記出発地から目的地であるイベント仮想ノードまでの最適経路または、最適経路を含む複数の候補経路を探索する処理を含むことを特徴とする請求項13に記載の経路探索方法。
  15. 前記イベントはカテゴリに区分され、前記ネットワークデータ編集手段が、前記イベントのカテゴリを、位置情報を持たないカテゴリ仮想ノードとして登録し、イベント仮想ノードからカテゴリ仮想ノードまでを一定のコストを有するリンクで接続するステップと、
    所望の地点を出発地とし、前記カテゴリの中から、特定のカテゴリを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段が該当するカテゴリ仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索するステップと、を更に有し、該当するイベントおよび該イベントの開催場所を案内することを特徴とする請求項13に記載の経路探索方法。
  16. 前記経路探索手段が案内経路を探索するステップは、前記出発地から目的地であるイベント仮想ノードまでの最適経路または、最適経路を含む複数の候補経路を探索する処理を含むことを特徴とする請求項13に記載の経路探索方法。
  17. 複数の場所および複数の時間帯に開催される同質のイベントの1つに参加するための経路を探索するため、経路探索用ネットワークデータと、経路探索手段と、ネットワークデータ編集手段と、前記イベントの開催場所、開催時刻を備えたイベントデータと、を備え、
    前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントの開催場所を、位置情報を持ったイベント会場ノードとして前記経路探索用ネットワークデータに接続し、前記イベントを、位置情報を持たないイベント仮想ノードとして登録し、イベント会場ノードからイベント仮想ノードへはイベントの異なる開催時刻に基づく複数のリンクで接続し、端末装置から出発地と、前記イベントの中から、特定のイベントを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するイベント仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索する経路探索サーバにネットワークを介して接続される端末装置であって、
    前記端末装置は、前記経路探索サーバに所望の出発地とイベントを指定して経路探索要求を送信する手段を備えたことを特徴とする端末装置。
  18. 前記イベントはカテゴリに区分され、前記ネットワークデータ編集手段は、前記イベントのカテゴリを、位置情報を持たないカテゴリ仮想ノードとして登録し、イベント仮想ノードからカテゴリ仮想ノードまでを一定のコストを有するリンクで接続し、所望の地点を出発地とし、前記カテゴリの中から、特定のカテゴリを指定して経路探索が要求された場合、前記経路探索手段は該当するカテゴリ仮想ノードを目的地として前記出発地からの案内経路を探索する経路探索サーバに接続される端末装置であって、
    前記端末装置は、更に、前記経路探索サーバに所望の出発地とカテゴリを指定して経路探索要求を送信する手段を備えたことを特徴とする請求項17に記載の端末装置。
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