JPWO2007063895A1 - ワイヤレスマイクロホン送信機、ワイヤレス受信機、ワイヤレスマイクロホンシステム、ワイヤレスマイクロホン送信機における制御送信方法、ワイヤレス受信機における制御受信方法、ならびにワイヤレスマイクロホンシステムにおける制御伝送方法 - Google Patents

ワイヤレスマイクロホン送信機、ワイヤレス受信機、ワイヤレスマイクロホンシステム、ワイヤレスマイクロホン送信機における制御送信方法、ワイヤレス受信機における制御受信方法、ならびにワイヤレスマイクロホンシステムにおける制御伝送方法 Download PDF

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Abstract

ワイヤレスマイクの技術において、アナログトーン制御方式とデジタル制御方式の両方に対応するハイブリッド化により、一部置換えや混用など柔軟円滑なシステムの移行を可能にする。例えば、本発明のハイブリッド化された受信機側では、受信信号の制御方式がアナログかデジタルか判別し、アナログならアナログトーン制御信号を検出しその周波数帯はハイパスフィルタを適用して取り除き、デジタルならデジタル制御データを解釈しハイパスフィルタは適用しないので音質も向上する。このような受信機により、送信元の各送信機が、従来のアナログかデジタルか、又はハイブリッド化された本発明の送信機かを問わず、一部置換えや混用など柔軟円滑なシステムの移行が可能となる。

Description

本発明は、ワイヤレスマイクの技術において、アナログトーン制御方式とデジタル制御方式の両方に対応するハイブリッド化により、一部置換えや混用など柔軟円滑なシステムの移行を可能にするものである。
従来から、ワイヤレスマイクの送信機と受信機を組み合わせたワイヤレスマイクシステムが用いられている。その典型的な適用分野として、鉄道の駅員や車掌が携帯する送信機から駅の構内放送を行う例がある。このようなワイヤレスマイクシステムでは、送信機に設けたボタンなど制御スイッチの操作に応じ、受信機へ数種の制御信号を送信でき。制御内容の例として、音声を伝送していることを受信機側へ伝えて放送させたり、放送対象範囲(1番線、2番線など)の指定、発車ベルの鳴動、確認信号送信などがある。
このような制御信号を送信機から受信機へ伝送する技術の態様は、アナログトーン制御方式(例えば、特許文献1参照)と、デジタル制御方式に大別できる。アナログトーン制御方式は、以前から用いられ、例えば図5に例示するような送信機において、制御スイッチF1〜F5のどれを操作したかに応じた周波数(例えば、67Hz〜123.0Hz)のアナログトーン制御信号を重畳した伝送信号を送信し、図6に例示するような受信機において、重畳されたトーン制御信号を検出のうえCPUにより制御出力に反映させていた。
このようなアナログトーン制御方式では、受信機において、トーン制御信号の属する周波数帯をHPF(ハイパスフィルタ)でカットして音声再生を行っていたため、音のひずみなど音質上の限界があった。
これに対し、近年採用されているデジタル制御方式は、図7に例示するような送信機において、操作された制御スイッチに応じた制御内容を所定のビットレート(例えば2400bps)の制御データで表し、スイッチ回路により送信内容を一時的に制御データに切り替え、図8に例示するような受信機において、前記のような制御データを例えばFSK復調回路で検出のうえCPUにより制御出力に反映させていた。
特開平6−113376
しかし、従来のワイヤレスマイクシステムにおける送信機や受信機は、上記のアナログトーン制御方式又はデジタル制御方式のいずれか一方のみの機能に特化した専用装置であり、アナログトーン制御方式からデジタル制御方式へシステムを移行しようとする場合、送信機や受信機を一部ずつ置換えて更新したり混用することはできず、予算や運用その他の都合によりシステムの移行に障壁が生じやすい問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するもので、その目的は、ワイヤレスマイクの技術において、アナログトーン制御方式とデジタル制御方式の両方に対応するハイブリッド化により、一部置換えや混用など柔軟円滑なシステムの移行を可能にすることである。
上記の目的を達成するため、本発明の一態様は(請求項1,8)、ワイヤレスマイクロホン送信機(における制御送信方法)において、制御部により、アナログトーン制御方式又はデジタル制御方式の選択と、伝達すべき制御内容と、をスイッチ操作により受け付け、前記アナログトーン制御方式が選択されている状態では、ハイパスフィルタを経由させた音声信号に、前記制御内容に応じた周波数のアナログトーン制御信号を重畳して変調送信し、前記デジタル制御方式が選択されている状態では、音声信号は前記ハイパスフィルタをバイパスさせ、前記制御内容を表すデジタル制御データを変調送信する、ことを特徴とする。
本発明の他の態様は(請求項2,9)、ワイヤレスマイクロホン送信機(又は上記態様のワイヤレスマイクロホン送信機における制御送信方法)において、与えられる音声を音声信号に変換するオーディオ入力手段と、アナログトーン制御方式を用いるかデジタル制御方式を用いるかの選択操作を受け付ける切替部と、ワイヤレス信号で送信すべき制御の操作を受け付ける制御スイッチと、送信しようとする音声信号の前記オーディオ入力手段からの伝達経路について、ハイパスフィルタを挿入又はバイパスさせるための第一のスイッチ手段と、送信内容として前記音声信号又はデジタル制御データを選択する第二のスイッチ手段と、与えられるアナログトーン制御信号を前記音声信号に重畳するミキサー手段と、前記第二のスイッチ手段により選択されている前記送信内容を変調し所定のワイヤレス信号として送信する変調送信手段と、各部を制御する制御部と、を用いることを特徴とする。
なお、アナログトーン制御方式の場合に変調し送信する送信内容は、音声信号だけでなく、制御内容を伝達する際はアナログトーン制御信号も重畳した音声信号を変調し送信することとなる。
本発明の他の態様は(請求項3,10)、上記態様のワイヤレスマイクロホン送信機(における制御送信方法)において、前記制御部は、1.前記切替部により前記アナログトーン制御方式が選択された状態で、前記制御スイッチが操作された場合、(1)前記第一のスイッチ手段を制御することにより、前記音声信号の前記オーディオ入力手段からの伝達経路について前記ハイパスフィルタを挿入するとともに、(2)前記第二のスイッチ手段を制御することにより、前記音声信号を前記送信内容として選択し、(3)前記制御スイッチでの操作の内容に応じた所定周波数のアナログトーン制御信号を生成するとともに前記ミキサー手段へ与え、2.前記切替部により前記デジタル制御方式が選択された状態で、前記制御スイッチが操作された場合は、(1)前記第一のスイッチ手段を制御することにより、前記音声信号の前記オーディオ入力手段からの伝達経路について前記ハイパスフィルタをバイパスさせるとともに、(2)前記制御スイッチでの操作の内容に応じた所定内容のデジタル制御データを生成し、(3)前記第二のスイッチ手段を制御することにより、前記送信内容を前記デジタル制御データに切り換えることを特徴とする。
本発明の他の態様は(請求項4,11)、ワイヤレス受信機(における制御受信方法)において、制御部により、受信復調した受信信号についてアナログトーン制御方式又はデジタル制御方式を判別し、前記アナログトーン制御方式の受信信号について、アナログトーン制御信号を検出しその周波数から制御内容を取得するとともに、ハイパスフィルタを経由させて再生対象の音声信号とし、前記デジタル制御方式の受信信号については、デジタル制御データを抽出しそのデジタルパターンから制御内容を取得するとともに、再生対象の音声信号については前記ハイパスフィルタをバイパスさせることを特徴とする。
本発明の他の態様は(請求項5,12)、ワイヤレス受信機(又は上記態様のワイヤレス受信機における制御受信方法)において、所定のワイヤレス信号を受信するとともに受信信号を復調する受信復調手段と、受信信号として復調された音声信号を音声に変換して出力するオーディオ出力手段と、受信信号として与えられる音声信号から、重畳されているアナログトーン制御信号を検出するトーン検出手段と、復調した受信信号から、デジタル制御データを抽出するデータ抽出手段と、復調した受信信号を、前記トーン検出手段又は前記データ抽出手段へ提供する第一のスイッチ手段と、復調した受信信号を音声信号として前記オーディオ出力手段へ伝達する経路について、ハイパスフィルタを挿入又はバイパスさせるための第二のスイッチ手段と、ワイヤレス信号で受信した制御の内容を外部へ出力する制御出力手段と、各部を制御する制御部と、を用いることを特徴とする。
本発明の他の態様は(請求項6,13)、上記態様のワイヤレス受信機(における制御受信方法)において、前記制御部は、復調した受信信号について、アナログトーン制御方式を用いているかデジタル制御方式を用いているかを判定するとともに、1.前記アナログトーン制御方式と判定した場合、(1)前記第一のスイッチ手段を制御することにより、前記受信信号である音声信号を前記トーン検出手段へ提供し、(2)前記音声信号から前記トーン検出手段がアナログトーン信号を検出した際に、検出したアナログトーン制御信号の周波数に応じた制御の内容を前記制御出力手段により外部へ出力させ、(3)前記第二のスイッチ手段を制御することにより、復調した受信信号を音声信号として前記オーディオ出力手段へ伝達する経路について前記ハイパスフィルタを挿入し、2.前記デジタル制御方式と判定した場合は、(1)前記第一のスイッチ手段を制御することにより、前記受信信号を前記データ抽出手段へ提供し、(2)前記受信信号から前記データ抽出手段がデジタル制御データを抽出した際に、抽出したデジタル制御データで表された制御の内容を前記制御出力手段により外部へ出力させ、(3)前記第二のスイッチ手段を制御することにより、前記受信信号を音声信号として前記オーディオ出力手段へ伝達する経路について前記ハイパスフィルタをバイパスさせることを特徴とする。
本発明の他の態様は(請求項7,14)、ワイヤレスマイクシステム(における制御伝送方法)であって、上記いずれかの態様のワイヤレスマイクロホン送信機(における制御送信方法)と、上記いずれかの態様のワイヤレス受信機(における制御受信方法)と、を組み合わせたことを特徴とする。
以上の本発明によれば、アナログとデジタルの両制御方式に対応したハイブリッドな送信機、受信機の少なくとも一方を提供することにより、従来のアナログやデジタルの送受信機との一部置換えや混用など柔軟なシステムの移行が可能となる。
すなわち、本発明のハイブリッド化された送信機側では、使用環境の受信機に合わせてアナログかデジタルの制御方式を選択でき、アナログならハイパスフィルタとアナログトーン制御信号を適用し、デジタルならデジタル制御データを用いハイパスフィルタは適用しない。このため、使用環境の受信機が、従来のアナログかデジタルか、又はハイブリッド化された本発明の受信機かを問わず、一部置換えや混用など柔軟円滑なシステムの移行が可能となる。
また、本発明のハイブリッド化された受信機側では、受信信号の制御方式がアナログかデジタルか判別し、アナログならアナログトーン制御信号を検出しその周波数帯はハイパスフィルタを適用して取り除き、デジタルならデジタル制御データを解釈しハイパスフィルタは適用しないので音質も向上する。このような受信機により、送信元の各送信機が、従来のアナログかデジタルか、又はハイブリッド化された本発明の送信機かを問わず、一部置換えや混用など柔軟円滑なシステムの移行が可能となる。
本発明の実施形態におけるワイヤレスマイクロホン送信機の構成例を示す図。 本発明の実施形態におけるワイヤレス受信機の構成例を示す図。 本発明の実施形態におけるワイヤレス受信機の他の構成例を示す図。 本発明の実施形態におけるワイヤレス受信機の動作を例示するフローチャート。 従来のアナログトーン制御方式によるワイヤレスマイクロホン送信機の構成例を示す図。 従来のアナログトーン制御方式によるワイヤレス受信機の構成例を示す図。 従来のデジタル制御方式によるワイヤレスマイクロホン送信機の構成例を示す図。 従来のデジタル制御方式によるワイヤレス受信機の構成例を示す図。
符号の説明
F1〜F5…制御スイッチ
SW1〜SW4…スイッチ回路
101…マイクロホン
102…マイクアンプ
103…コンパンダ
104…送信機設定部
105,205…HPF(ハイパスフィルタ)
106,206…CPU
107…MIX(ミキサー部)
108…VCO(電圧制御発振器)
109,201…Rfアンプ
202…ミキサー
203…復調部
208…エキスパンダ
209…オーディオアンプ
231…選択回路
211…トーン検出回路
212…FSK復調回路
221…制御出力回路
次に、本発明の最良の実施形態について図に沿って説明する。なお、背景技術や課題で既に説明した内容と共通の前提事項は繰り返さない。
本実施形態は、図1のように構成するワイヤレスマイクロホン送信機(以下「本送信機」とも呼ぶ)と、図2のように構成するワイヤレス受信機(以下「本受信機」とも呼ぶ)と、これらを組み合わせたワイヤレスマイクシステム(以下「本システム」)に関するもので、本送信機、本受信機、本システムのそれぞれに対応する方法としても把握可能である。
〔1.概略〕
概略としては、本送信機(図1)では、制御部であるCPUによる制御に基き、アナログトーン制御方式又はデジタル制御方式の選択と、伝達すべき制御内容と、をスイッチ操作により受け付け、アナログトーン制御方式が選択されている状態では、ハイパスフィルタを経由させた音声信号に、前記制御内容に応じた周波数のアナログトーン制御信号を重畳して変調送信し、デジタル制御方式が選択されている状態では、音声信号は前記ハイパスフィルタをバイパスさせ、前記制御内容を表すデジタル制御データを変調送信する。
これに対応し、本受信機(図2)では、制御部であるCPUによる制御に基き、受信復調した受信信号についてアナログトーン制御方式又はデジタル制御方式を判別し、アナログトーン制御方式の受信信号については、アナログトーン制御信号を検出しその周波数から制御内容を取得するとともに、ハイパスフィルタを経由させて再生対象の音声信号とし、デジタル制御方式の受信信号については、デジタル制御データを抽出しそのデジタルパターンから制御内容を取得するとともに、再生対象の音声信号については前記ハイパスフィルタをバイパスさせる。
〔2.構成〕
次に、本送信機と本受信機の具体的な構成を示す。なお、本実施形態は、制御の伝達をデジタルで行う場合も、音声はアナログ伝送する例である。
〔2−1.本送信機の構成〕
図1は、本送信機の構成を示す概略的な回路図である。すなわち、マイクロホン101と、マイクアンプ102と、圧縮処理用のコンパンダ103は、与えられる音声を音声信号に変換するオーディオ入力手段である。また、送信機設定部104は、アナログトーン制御方式を用いるかデジタル制御方式を用いるかの選択操作を受け付ける切替部であり、例えばスライドスイッチなどを用いる。制御スイッチF1〜F5は、ワイヤレス信号で送信すべき制御の操作を受け付ける制御スイッチであり、例えばそれぞれ異なる色や形の複数の押ボタンなどを用いる。
スイッチ回路SW1は、送信しようとする音声信号の伝達経路について、ハイパスフィルタ(HPF)105を挿入又はバイパスさせるための第一のスイッチ手段である。スイッチ回路SW2は、送信内容として、HPF105を経た前記音声信号又は、CPU106からのデジタル制御データを選択する第二のスイッチ手段である。
また、ミキサー部(MIX)107は、CPU106から与えられるアナログトーン制御信号を前記音声信号に重畳するミキサー手段であり、その先の電圧制御発振器(VCO)108及びRfアンプ(Rf AMP)109は、スイッチ回路SW2により選択されている前記送信内容をFM変調し所定のワイヤレス信号として送信する変調送信手段である。また、CPU106は、各部を制御する制御部である。
〔2−2.本受信機の構成〕
図2は、本受信機の構成を示す概略的な回路図である。すなわち、Rfアンプ201(201A,201B)と、ミキサー202(202A,202B)と、復調部203(203A,203B)は、所定のワイヤレス信号を受信するとともに受信信号を復調する受信復調手段である。また、エキスパンダ208とオーディオアンプ209は、受信信号として復調された音声信号を音声に変換して出力するオーディオ出力手段である。
また、トーン検出回路211は、受信信号として与えられる音声信号から、重畳されているアナログトーン制御信号を検出するトーン検出手段である。FSK(Frequency Shift Keying)復調回路212は、復調部203が復調した受信信号から、デジタル制御データを抽出するデータ抽出手段である。
また、スイッチ回路SW3は、復調部203が復調した受信信号を、トーン検出回路211又はFSK復調回路212へ提供する第一のスイッチ手段である。また、スイッチ回路SW4は、復調部203が復調した受信信号を音声信号としてエキスパンダ208へ伝達する経路について、ハイパスフィルタ(HPF)205を挿入又はバイパスさせるための第二のスイッチ手段である。
また、制御出力回路221は、ワイヤレス信号で受信した制御の内容を外部へ出力する制御出力手段であり、CPU206は、各部を制御する制御部である。
なお、図2は、アンテナAとBを受信状態に応じて選択回路231で切り換える一般的なダイバーシティの構成を示すが、この点については本発明の本質ではなく、ダイバーシティの構成は図3に例示するように省略してもよいので、説明は省略する。
〔3.作用〕
以上のように構成された本実施形態は次のように働く。
〔3−1.送信機での処理〕
まず、本送信機では(図1)、CPU106による次のような制御が中心となる。
〔3−1−1.アナログの場合〕
すなわち、送信機設定部104によりアナログトーン制御方式が選択された状態で、制御スイッチF1〜F5のいずれかが操作された場合、CPU106は、
(1)スイッチ回路SW1を制御することにより、音声信号のコンパンダ103からの伝達経路についてHPF105を挿入するとともに、
(2)スイッチ回路SW2を制御することにより、前記音声信号を前記送信内容として選択し、
(3)制御スイッチF1〜F5での操作の内容に応じた所定周波数(例えば、67Hz〜123.0Hz)のアナログトーン制御信号を、図示しない適宜な変換インタフェース回路などにより生成するとともにミキサー部107へ与える。
これにより、音声信号のうちHPF105でカットした低周波数域に、制御スイッチF1〜F5の制御内容に応じた周波数のアナログトーン制御信号をミキサー部107で重畳し、VCO108とRfアンプ109で変調しFMワイヤレス信号として送信する。このような制御内容の送信のパターンは自由であるが、例えば、制御スイッチであるボタンが押されている間、継続して重畳し送信する。
〔3−1−2.デジタルの場合〕
一方、送信機設定部104によりデジタル制御方式が選択された状態で、制御スイッチF1〜F5のいずれかが操作された場合は、CPU106は、
(1)スイッチ回路SW1を制御することにより、前記音声信号の前記オーディオ入力手段からの伝達経路についてHPF105をバイパスさせるとともに、
(2)制御スイッチF1〜F5での操作の内容に応じた所定内容のデジタル制御データを生成し、
(3)スイッチ回路SW2を制御することにより、前記送信内容を前記デジタル制御データに切り換える。
これにより、制御スイッチF1〜F5での制御内容はFSK変調などによるデジタル制御データで送出されるので、それと同時に又は相前後して送信する音声信号はハイパスフィルタをバイパス可能であり、音質も改善できる。デジタル制御方式の場合における制御内容の送信のパターンも自由であるが、例えば、制御スイッチであるボタンが押された瞬間のみ送信したり、音声伝送の先頭部で送信したり、また、ボタンが押し続けられている間、所定の時間間隔で繰り返し送信することにより、受信側でのベル鳴動などの制御動作を継続させる。
〔3−2.受信機での処理〕
本受信機では(図2)、復調部203が復調した受信信号について、CPU206が、その周波数や波形パターンなどから、アナログトーン制御方式を用いているかデジタル制御方式を用いているかを判定するとともに、アナログトーン制御方式と判定した場合、
(1)スイッチ回路SW3を制御することにより、受信信号である音声信号をトーン検出回路211へ提供し、
(2)前記音声信号からトーン検出回路211がアナログトーン信号を検出した際に、検出したアナログトーン制御信号の周波数に応じた制御(C1〜C5)の内容を制御出力回路221により外部へ出力させ、
(3)スイッチ回路SW4を制御することにより、復調した受信信号を音声信号としてエキスパンダ208へ伝達する経路についてHPF205を挿入する。
一方、CPU206は、デジタル制御方式と判定した場合は、
(1)スイッチ回路SW3を制御することにより、前記受信信号をFSK復調回路212へ提供し、
(2)前記受信信号からFSK復調回路212がデジタル制御データを抽出した際に、抽出したデジタル制御データで表された制御(C1〜C5)の内容を制御出力回路221により外部へ出力させ、
(3)スイッチ回路SW4を制御することにより、前記受信信号を音声信号としてエキスパンダ208へ伝達する経路についてHPF205をバイパスさせる。
このように、受信機側では、受信したワイヤレス信号ごとに制御方式を判別し、アナログなら音声信号からトーンを検出のうえその低周波数域はハイパスフィルタでカットして音声を再生するが、デジタルならFSK変調などでデジタル制御データを取得し、アナログ伝送の音声についてはハイパスフィルタが適用不要なので音質も改善できる。
〔3−3.処理手順の例〕
受信機による上記のような受信の処理手順の一例を図4のフローチャートに示す。すなわち、この処理手順では、Rfアンプ201などの受信復調手段が受信復調(ステップS01)した受信信号についてCPU206は、盗難端末のIDチェックなどデータ解析とともに(ステップS02)、制御方式がアナログかデジタルか判別する(ステップS03)。
判別結果がアナログの場合、CPU206は、情報の伝送を表すメイントーン(14.85kHzなど所定周波数の副搬送波)を確認のうえ(ステップS11)、それに重畳されたアナログトーン制御信号がその周波数により、音声伝送用の音声制御トーンであれば(ステップS12)それにしたがってオーディオ出力手段から音声出力を行い(ステップS13)、その他の制御内容を表す外部制御トーンであれば(ステップS14)その制御内容に応じた外部出力を制御出力回路221から行う。CPU206は、受信終了をメイントーン終了により判断した際は(ステップS16)待受け状態への復帰など受信終了処理を行う(ステップS17)。
判別結果がデジタルの場合、CPU206は、メイントーンをトーン検出回路211で確認し(ステップS21)、受信信号から得たデジタル制御データが音声伝送用の音声制御データであれば(ステップS22)それにしたがってオーディオ出力手段から音声出力を行い(ステップS23)、その他の制御内容を表す外部制御データであれば(ステップS24)その制御内容に応じた外部出力を制御出力回路221から行う。CPU206は、メイントーン終了による受信終了の検出(ステップS26)や制御データの判読失敗などの場合は、待受け状態への復帰など受信終了処理を行う(ステップS27)。
以上の処理手順では、アナログの場合、音声制御トーンや外部制御トーンは連続した低周波として継続しうるので、音声制御トーンや外部制御トーンが一旦終了してもメイントーンの終了前は(ステップS16)、音声制御トーンや外部制御トーンが再度到来する場合があるため、各トーンの検出(ステップS11,S12,S14)に戻る。これに対し、本実施形態ではデジタルの場合、音声制御データや外部制御データは通信の先頭で伝達するので、正常に解釈受領できなかった場合は一旦受信終了としている(ステップS27)。
〔4.効果〕
以上の本実施形態によれば、アナログとデジタルの両制御方式に対応したハイブリッドな送信機、受信機の提供することにより、従来のアナログやデジタルの送受信機との一部置換えや混用など柔軟なシステムの移行が可能となる。なお、送信機又は受信機の少なくとも一方を提供するだけでも柔軟円滑なシステムの移行という本発明の効果が得られる。
すなわち、本発明のハイブリッド化された送信機側では、使用環境の受信機に合わせてアナログかデジタルの制御方式を選択でき、アナログならハイパスフィルタとアナログトーン制御信号を適用し、デジタルならデジタル制御データを用いハイパスフィルタは適用しない。このため、使用環境の受信機が、従来のアナログかデジタルか、又はハイブリッド化された本発明の受信機かを問わず、一部置換えや混用など柔軟円滑なシステムの移行が可能となる。
また、本発明のハイブリッド化された受信機側では、受信信号の制御方式がアナログかデジタルか判別し、アナログならアナログトーン制御信号を検出しその周波数帯はハイパスフィルタを適用して取り除き、デジタルならデジタル制御データを解釈しハイパスフィルタは適用しないので音質も向上する。このような受信機により、送信元の各送信機が、従来のアナログかデジタルか、又はハイブリッド化された本発明の送信機かを問わず、一部置換えや混用など柔軟円滑なシステムの移行が可能となる。
〔5.他の実施形態〕
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するもの及びそれ以外の他の実施形態も含むものである。例えば、図1、図2や図3の構成、図4の処理手順は例示に過ぎず、適宜変更実施も可能であり、本発明の範囲内である。

Claims (14)

  1. アナログトーン制御方式又はデジタル制御方式の選択と、伝達すべき制御内容と、をスイッチ操作により受け付け、
    前記アナログトーン制御方式が選択されている状態では、ハイパスフィルタを経由させた音声信号に、前記制御内容に応じた周波数のアナログトーン制御信号を重畳して変調送信し、
    前記デジタル制御方式が選択されている状態では、音声信号は前記ハイパスフィルタをバイパスさせ、前記制御内容を表すデジタル制御データを変調送信する
    制御部を備えたことを特徴とするワイヤレスマイクロホン送信機。
  2. 与えられる音声を音声信号に変換するオーディオ入力手段と、
    アナログトーン制御方式を用いるかデジタル制御方式を用いるかの選択操作を受け付ける切替部と、
    ワイヤレス信号で送信すべき制御の操作を受け付ける制御スイッチと、
    送信しようとする音声信号の前記オーディオ入力手段からの伝達経路について、ハイパスフィルタを挿入又はバイパスさせるための第一のスイッチ手段と、
    送信内容として前記音声信号又はデジタル制御データを選択する第二のスイッチ手段と、
    与えられるアナログトーン制御信号を前記音声信号に重畳するミキサー手段と、
    前記第二のスイッチ手段により選択されている前記送信内容を変調し所定のワイヤレス信号として送信する変調送信手段と、
    各部を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とするワイヤレスマイクロホン送信機。
  3. 前記制御部は、
    1.前記切替部により前記アナログトーン制御方式が選択された状態で、前記制御スイッチが操作された場合、
    (1)前記第一のスイッチ手段を制御することにより、前記音声信号の前記オーディオ入力手段からの伝達経路について前記ハイパスフィルタを挿入する手段と、
    (2)前記第二のスイッチ手段を制御することにより、前記音声信号を前記送信内容として選択する手段と、
    (3)前記制御スイッチでの操作の内容に応じた所定周波数のアナログトーン制御信号を生成するとともに前記ミキサー手段へ与える手段と、
    2.前記切替部により前記デジタル制御方式が選択された状態で、前記制御スイッチが操作された場合は、
    (1)前記第一のスイッチ手段を制御することにより、前記音声信号の前記オーディオ入力手段からの伝達経路について前記ハイパスフィルタをバイパスさせる手段と、
    (2)前記制御スイッチでの操作の内容に応じた所定内容のデジタル制御データを生成する手段と、
    (3)前記第二のスイッチ手段を制御することにより、前記送信内容を前記デジタル制御データに切り換える手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2記載のワイヤレスマイクロホン送信機。
  4. 受信復調した受信信号についてアナログトーン制御方式又はデジタル制御方式を判別し、
    前記アナログトーン制御方式の受信信号について、アナログトーン制御信号を検出しその周波数から制御内容を取得するとともに、ハイパスフィルタを経由させて再生対象の音声信号とし、
    前記デジタル制御方式の受信信号については、デジタル制御データを抽出しそのデジタルパターンから制御内容を取得するとともに、再生対象の音声信号については前記ハイパスフィルタをバイパスさせる
    制御部を備えたことを特徴とするワイヤレス受信機。
  5. 所定のワイヤレス信号を受信するとともに受信信号を復調する受信復調手段と、
    受信信号として復調された音声信号を音声に変換して出力するオーディオ出力手段と、
    受信信号として与えられる音声信号から、重畳されているアナログトーン制御信号を検出するトーン検出手段と、
    復調した受信信号から、デジタル制御データを抽出するデータ抽出手段と、
    復調した受信信号を、前記トーン検出手段又は前記データ抽出手段へ提供する第一のスイッチ手段と、
    復調した受信信号を音声信号として前記オーディオ出力手段へ伝達する経路について、ハイパスフィルタを挿入又はバイパスさせるための第二のスイッチ手段と、
    ワイヤレス信号で受信した制御の内容を外部へ出力する制御出力手段と、
    各部を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とするワイヤレス受信機。
  6. 前記制御部は、
    復調した受信信号について、アナログトーン制御方式を用いているかデジタル制御方式を用いているかを判定するとともに、
    1.前記アナログトーン制御方式と判定した場合、
    (1)前記第一のスイッチ手段を制御することにより、前記受信信号である音声信号を前記トーン検出手段へ提供し、
    (2)前記音声信号から前記トーン検出手段がアナログトーン信号を検出した際に、検出したアナログトーン制御信号の周波数に応じた制御の内容を前記制御出力手段により外部へ出力させ、
    (3)前記第二のスイッチ手段を制御することにより、復調した受信信号を音声信号として前記オーディオ出力手段へ伝達する経路について前記ハイパスフィルタを挿入し、
    2.前記デジタル制御方式と判定した場合は、
    (1)前記第一のスイッチ手段を制御することにより、前記受信信号を前記データ抽出手段へ提供し、
    (2)前記受信信号から前記データ抽出手段がデジタル制御データを抽出した際に、抽出したデジタル制御データで表された制御の内容を前記制御出力手段により外部へ出力させ、
    (3)前記第二のスイッチ手段を制御することにより、前記受信信号を音声信号として前記オーディオ出力手段へ伝達する経路について前記ハイパスフィルタをバイパスさせる
    ことを特徴とする請求項5記載のワイヤレス受信機。
  7. 請求項1から3のいずれか一項に記載のワイヤレスマイクロホン送信機と、
    請求項4から6のいずれか一項に記載のワイヤレス受信機と、
    を組み合わせたことを特徴とするワイヤレスマイクシステム。
  8. 制御部により、
    アナログトーン制御方式又はデジタル制御方式の選択と、伝達すべき制御内容と、をスイッチ操作により受け付け、
    前記アナログトーン制御方式が選択されている状態では、ハイパスフィルタを経由させた音声信号に、前記制御内容に応じた周波数のアナログトーン制御信号を重畳して変調送信し、
    前記デジタル制御方式が選択されている状態では、音声信号は前記ハイパスフィルタをバイパスさせ、前記制御内容を表すデジタル制御データを変調送信する
    ことを特徴とするワイヤレスマイクロホン送信機における制御送信方法。
  9. 与えられる音声を音声信号に変換するオーディオ入力手段と、
    アナログトーン制御方式を用いるかデジタル制御方式を用いるかの選択操作を受け付ける切替部と、
    ワイヤレス信号で送信すべき制御の操作を受け付ける制御スイッチと、
    送信しようとする音声信号の前記オーディオ入力手段からの伝達経路について、ハイパスフィルタを挿入又はバイパスさせるための第一のスイッチ手段と、
    送信内容として前記音声信号又はデジタル制御データを選択する第二のスイッチ手段と、
    与えられるアナログトーン制御信号を前記音声信号に重畳するミキサー手段と、
    前記第二のスイッチ手段により選択されている前記送信内容を変調し所定のワイヤレス信号として送信する変調送信手段と、
    各部を制御する制御部と、
    を用いることを特徴とする請求項8記載のワイヤレスマイクロホン送信機における制御送信方法。
  10. 前記制御部は、
    1.前記切替部により前記アナログトーン制御方式が選択された状態で、前記制御スイッチが操作された場合、
    (1)前記第一のスイッチ手段を制御することにより、前記音声信号の前記オーディオ入力手段からの伝達経路について前記ハイパスフィルタを挿入するとともに、
    (2)前記第二のスイッチ手段を制御することにより、前記音声信号を前記送信内容として選択し、
    (3)前記制御スイッチでの操作の内容に応じた所定周波数のアナログトーン制御信号を生成するとともに前記ミキサー手段へ与え、
    2.前記切替部により前記デジタル制御方式が選択された状態で、前記制御スイッチが操作された場合は、
    (1)前記第一のスイッチ手段を制御することにより、前記音声信号の前記オーディオ入力手段からの伝達経路について前記ハイパスフィルタをバイパスさせるとともに、
    (2)前記制御スイッチでの操作の内容に応じた所定内容のデジタル制御データを生成し、
    (3)前記第二のスイッチ手段を制御することにより、前記送信内容を前記デジタル制御データに切り換える
    ことを特徴とする請求項9記載のワイヤレスマイクロホン送信機における制御送信方法。
  11. 制御部により、
    受信復調した受信信号についてアナログトーン制御方式又はデジタル制御方式を判別し、
    前記アナログトーン制御方式の受信信号について、アナログトーン制御信号を検出しその周波数から制御内容を取得するとともに、ハイパスフィルタを経由させて再生対象の音声信号とし、
    前記デジタル制御方式の受信信号については、デジタル制御データを抽出しそのデジタルパターンから制御内容を取得するとともに、再生対象の音声信号については前記ハイパスフィルタをバイパスさせる
    ことを特徴とするワイヤレス受信機における制御受信方法。
  12. 所定のワイヤレス信号を受信するとともに受信信号を復調する受信復調手段と、
    受信信号として復調された音声信号を音声に変換して出力するオーディオ出力手段と、
    受信信号として与えられる音声信号から、重畳されているアナログトーン制御信号を検出するトーン検出手段と、
    復調した受信信号から、デジタル制御データを抽出するデータ抽出手段と、
    復調した受信信号を、前記トーン検出手段又は前記データ抽出手段へ提供する第一のスイッチ手段と、
    復調した受信信号を音声信号として前記オーディオ出力手段へ伝達する経路について、ハイパスフィルタを挿入又はバイパスさせるための第二のスイッチ手段と、
    ワイヤレス信号で受信した制御の内容を外部へ出力する制御出力手段と、
    各部を制御する制御部と、
    を用いることを特徴とする請求項11記載のワイヤレス受信機における制御受信方法。
  13. 前記制御部は、
    復調した受信信号について、アナログトーン制御方式を用いているかデジタル制御方式を用いているかを判定するとともに、
    1.前記アナログトーン制御方式と判定した場合、
    (1)前記第一のスイッチ手段を制御することにより、前記受信信号である音声信号を前記トーン検出手段へ提供し、
    (2)前記音声信号から前記トーン検出手段がアナログトーン信号を検出した際に、検出したアナログトーン制御信号の周波数に応じた制御の内容を前記制御出力手段により外部へ出力させ、
    (3)前記第二のスイッチ手段を制御することにより、復調した受信信号を音声信号として前記オーディオ出力手段へ伝達する経路について前記ハイパスフィルタを挿入し、
    2.前記デジタル制御方式と判定した場合は、
    (1)前記第一のスイッチ手段を制御することにより、前記受信信号を前記データ抽出手段へ提供し、
    (2)前記受信信号から前記データ抽出手段がデジタル制御データを抽出した際に、抽出したデジタル制御データで表された制御の内容を前記制御出力手段により外部へ出力させ、
    (3)前記第二のスイッチ手段を制御することにより、前記受信信号を音声信号として前記オーディオ出力手段へ伝達する経路について前記ハイパスフィルタをバイパスさせる
    ことを特徴とする請求項12記載のワイヤレス受信機における制御受信方法。
  14. 請求項8から10のいずれか一項に記載のワイヤレスマイクロホン送信機における制御送信方法と、
    請求項11から13のいずれか一項に記載のワイヤレス受信機における制御受信方法と、
    を組み合わせたことを特徴とするワイヤレスマイクシステムにおける制御伝送方法。
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