JPWO2007037281A1 - 周辺検索データ作成システム、周辺検索システム、周辺検索データ作成方法、周辺検索方法及びナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
自動車専用道路に沿って車両を走行させているときに、最適な施設を検索することができるようにする。周辺検索領域内に所定の施設があるかどうかを判断する施設判定処理手段と、所定の施設がある場合に、第1のデータを作成する第1データ作成処理手段と、所定の箇所に対象ポイントを設定する対象ポイント設定処理手段と、所定のデータ作成条件が成立する施設があるかどうかを判断する条件成立判定処理手段と、データ作成条件が成立する施設がある場合に、対象ポイントに対応せて第2のデータを作成する第2データ作成処理手段と、第1、第2のデータを記録媒体に記録するデータ記録処理手段とを有する。
Description
本発明は、周辺検索データ作成システム、周辺検索システム、周辺検索データ作成方法、周辺検索方法及びナビゲーション装置に関するものである。
従来、ナビゲーション装置においては、例えば、GPS(グローバルポジショニングシステム)センサによって車両の現在の位置、すなわち、現在地が検出され、データ記録部から地図データが読み出され、表示部に地図画面が形成され、該地図画面に、現在地を表す自車位置、自車位置の周辺の地図等が表示されるようになっている。したがって、操作者である運転者は、前記地図画面に表示された自車位置、自車位置の周辺の地図等に従って車両を走行させることができる。
また、運転者が目的地を入力し、探索条件を設定すると、該探索条件に基づいて経路探索処理が行われ、前記地図データに従って現在地で表される出発地から目的地までの経路が探索される。そして、探索された経路、すなわち、探索経路は前記地図画面に自車位置と共に表示され、探索経路の案内、すなわち、経路案内が行われる。したがって、運転者は表示された探索経路に沿って車両を走行させることができる。
ところで、道路に沿って車両を走行させていて、現在地の周辺の施設(物件)を検索する場合、現在地を中心にして所定の範囲(例えば、半径30〔km〕)内の施設が検索され、検索された施設のうちの、車両を走行させている道路に沿って設定された所定の幅の帯状の範囲(例えば、左右100〔m〕)内に位置する施設だけが検索結果としてリスト表示されるようになっている。そして、車両を走行させている道路が高速道路、有料道路等の自動車専用道路である場合、例えば、自動車専用道路の出口を指定すると、指定された出口の周辺の施設が検索される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−170233号公報
しかしながら、前記従来のナビゲーション装置においては、指定された出口の周辺の施設だけが検索されるので、運転者にとって最適な施設、例えば、短時間で到達することができる施設を知ろうとすると、複数の出口を順次指定する必要があり、操作部の操作が煩わしいだけでなく、検索効率が低くなってしまう。
本発明は、前記従来のナビゲーション装置の問題点を解決して、自動車専用道路に沿って車両を走行させているときに、最適な施設を検索することができ、操作部の操作を簡素化することができ、検索効率を高くすることができる周辺検索データ作成システム、周辺検索システム、周辺検索データ作成方法、周辺検索方法及びナビゲーション装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の周辺検索データ作成システムにおいては、入口及び出口を備えた道路に沿って設定された周辺検索領域内に所定の施設があるかどうかを判断する施設判定処理手段と、前記所定の施設がある場合に、該施設のデータを第1のデータとして作成する第1データ作成処理手段と、所定の箇所に第2のデータを作成する対象となる対象ポイ
ントを設定する対象ポイント設定処理手段と、所定のデータ作成条件が成立する施設があるかどうかを判断する条件成立判定処理手段と、前記データ作成条件が成立する施設がある場合に、前記データ作成条件が成立する施設のデータを前記対象ポイントに対応せて第2のデータとして作成する第2データ作成処理手段と、前記第1、第2のデータを記録媒体に記録するデータ記録処理手段とを有する。
ントを設定する対象ポイント設定処理手段と、所定のデータ作成条件が成立する施設があるかどうかを判断する条件成立判定処理手段と、前記データ作成条件が成立する施設がある場合に、前記データ作成条件が成立する施設のデータを前記対象ポイントに対応せて第2のデータとして作成する第2データ作成処理手段と、前記第1、第2のデータを記録媒体に記録するデータ記録処理手段とを有する。
本発明によれば、周辺検索領域内に存在する各施設だけでなく、データ作成条件が成立する施設について第2のデータが作成され、周辺検索の対象とされるので、運転者にとって最適な施設を容易に検索することができる。したがって、操作部の操作を簡素化することができるだけでなく、検索効率を高くすることができる。
14 ナビゲーション装置
35 表示部
51 情報センタ
63 ネットワーク
AR1 周辺検索領域
e1、e2 出口
Hw1、Hw2 自動車専用道路
Jc ジャンクション
Pr 現在地
p1〜p4 対象ポイント
r1〜r3 一般道
Sa1〜Sa3 サービスエリア
35 表示部
51 情報センタ
63 ネットワーク
AR1 周辺検索領域
e1、e2 出口
Hw1、Hw2 自動車専用道路
Jc ジャンクション
Pr 現在地
p1〜p4 対象ポイント
r1〜r3 一般道
Sa1〜Sa3 サービスエリア
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーションシステムを示す図である。
図において、14は情報端末、例えば、車両に搭載された車載装置としてのナビゲーション装置、63はネットワーク、51は情報提供者としての情報センタであり、前記ナビゲーション装置14、ネットワーク63、情報センタ51等によってナビゲーションシステムが構成される。
前記ナビゲーション装置14は、人工衛星によって発生させられる衛生信号を受信することによって、地球上における車両の現在地を検出するGPSセンサ15、地図の情報としての地図データのほかに各種の情報、例えば、施設の情報が記録された情報記録部としての、かつ、記憶装置としてのデータ記録部16、各種の情報に基づいて、ナビゲーション処理等の各種の演算処理を行うナビゲーション処理部17、車両の方位、すなわち、自車方位を検出する方位センサ18、操作者である運転者が操作することによって所定の入力を行うための第1の入力部としての操作部34、図示されない画面に表示された画像によって各種の表示を行い、運転者に通知するための第1の出力部としての表示部35、音声によって所定の入力を行うための第2の入力部としての音声入力部36、音声によって各種の表示を行い、運転者に通知するための第2の出力部としての音声出力部37、及び通信端末として機能する送受信部としての通信部38を備え、前記ナビゲーション処理部17に、GPSセンサ15、データ記録部16、方位センサ18、操作部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38が接続される。
なお、前記GPSセンサ15は、現在地を検出するようになっているが、併せて時刻、車速等を検出することができる。
図1に示されるように、本実施の形態においては、GPSセンサ15と方位センサ18とを分けて説明しているが、現在地検出部として、GPSセンサ15及び方位センサ18によって位置座標、方位、進行方向等を組み合わせて現在地を検出するようにしてもよい。また、GPSセンサ15は、受信した衛星信号に基づいて車速及び進行方向を算出することができるので、GPSセンサ15だけで現在地を検出するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、GPSセンサ15が使用されるようになっているが、該GPSセンサ15に代えて図示されない距離センサ、ステアリングセンサ、高度計等を単独で、又は組み合わせて使用することができる。また、本実施の形態においては、自車方位を検出するために方位センサ18が使用されるようになっているが、方位センサ18に代えて図示されないジャイロセンサ、地磁気センサ等を組み合わせて使用することができる。
また、前記ナビゲーション処理部17には、運転者による図示されないアクセルペダルの操作をアクセル開度で検出するエンジン負荷検出部としてのアクセルセンサ42、運転者による図示されないブレーキペダルの操作をブレーキ踏込量で検出する制動検出部としてのブレーキセンサ43、車速Sを検出する車速検出部としての車速センサ44等が接続される。なお、アクセルセンサ42、ブレーキセンサ43等は運転者による車両の操作情報を検出するための操作情報検出部を構成する。なお、GPSセンサ15によって現在地、自車方位等のほかに車速を検出することもできる。
前記データ記録部16は、地図データファイルから成る地図データベースを備え、該地図データベースに地図データが記録される。該地図データには、交差点に関する交差点データ、ノードに関するノードデータ、道路及び道路リンクに関する道路データ、探索用に加工された探索データ、施設に関する施設データ、あらかじめ設定された経路又は自車位置の周辺の施設を検索するために、すなわち、周辺検索を行うために作成された周辺検索データ等が含まれるほか、地物に関する地物データが含まれる。前記データ記録部16には、所定の情報を音声出力部37によって出力するためのデータも記録される。
さらに、前記データ記録部16には、統計データファイルから成る統計データベース、走行履歴データファイルから成る走行履歴データベース等が形成され、前記統計データファイルに統計データが、前記走行履歴データファイルに走行履歴データが、いずれも実績
データとして記録される。
データとして記録される。
前記統計データは、過去に提供された交通情報の実績、すなわち、履歴を表す履歴情報であり、情報提供者としてのVICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ、RDS−TMC(Radio Data System−Traffic Message Channel:FM多重放送による交通情報サービス)等の図示されない道路交通情報センタ等によって過去に提供された交通情報、国土交通省によって提供された道路交通センサスによる交通量を表すデータである道路交通センサス情報、国土交通省によって提供された道路時刻表情報等を単独で、又は組み合わせて使用し、必要に応じて、加工し、統計処理を施すことによって作成される。
前記統計データのデータ項目には、各道路リンクについてのリンク番号、走行方向を表す方向フラグ、情報の種類を表す情報種別、所定のタイミングごとの渋滞度、前記各道路リンクを走行したときの、所定のタイミングごとの所要時間を表すリンク所要時間、該リンク所要時間の各曜日ごとの平均的なデータ(例えば、曜日平均データ)等から成る。
また、走行履歴データは、情報センタ51によって複数の車両、すなわち、自車又は他車から収集され、各車両が走行した道路における車両の走行の実績、すなわち、走行実績を表す実績情報であり、走行データに基づいてプローブデータとして算出され、蓄積される。
前記走行履歴データのデータ項目は、各道路リンクを走行したときの、所定のタイミングごとのリンク所要時間、各道路リンクを走行したときの、所定のタイミングごとの渋滞度等から成る。なお、前記統計データに、走行履歴データを加えることができる。また、本実施の形態において、渋滞度は、渋滞の度合いを表す渋滞指標として使用され、渋滞、混雑及び非渋滞の別で表される。
前記データ記録部16は、前記各種のデータを記録するために、ハードディスク、CD、DVD、光ディスク等の図示されないディスクを備えるほかに、各種のデータを読み出したり、書き込んだりするための読出・書込ヘッド等の図示されないヘッドを備える。前記データ記録部16にメモリカード等を使用することができる。
本実施の形態においては、前記データ記録部16に、前記地図データベース、統計データベース、走行履歴データベース等が配設されるようになっているが、情報センタ51において、前記地図データベース、統計データベース、走行履歴データベース等を配設することもできる。
また、前記ナビゲーション処理部17は、ナビゲーション装置14の全体の制御を行う制御装置としての、かつ、演算装置としてのCPU31、該CPU31が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるRAM32、制御用のプログラムのほか、目的地までの経路の探索、経路案内等を行うための各種のプログラムが記録されたROM33、各種のデータ、プログラム等を記録するために使用される図示されないフラッシュメモリ等を備える。
本実施の形態においては、前記ROM33に各種のプログラムを記録し、前記データ記録部16に各種のデータを記録することができるが、プログラム、データ等をディスク等に記録することもできる。この場合、ディスク等から前記プログラム、データ等を読み出してフラッシュメモリに書き込むことができる。したがって、ディスク等を交換することによって前記プログラム、データ等を更新することができる。また、さらに、通信部38
を介して前記プログラム、データ等を受信し、ナビゲーション処理部17のフラッシュメモリに書き込むこともできる。
を介して前記プログラム、データ等を受信し、ナビゲーション処理部17のフラッシュメモリに書き込むこともできる。
前記操作部34は、運転者が操作することによって、走行開始時の現在地を修正したり、出発地及び目的地を入力したり、通過点を入力したり、通信部38を作動させたりするためのものであり、前記操作部34として、表示部35とは独立に配設されたキーボード、マウス等を使用することができる。また、前記操作部34として、前記表示部35に形成された画面に画像で表示された各種のキー、スイッチ、ボタン等の画像操作部をタッチ又はクリックすることによって、所定の入力操作を行うことができるようにしたタッチパネルを使用することができる。
前記表示部35としてディスプレイが使用される。そして、表示部35に形成された各種の画面に、車両の現在地を自車位置として、車両の方位を自車方位として表示したり、地図、探索経路、該探索経路に沿った案内情報、交通情報等を表示したり、探索経路における次の交差点までの距離、次の交差点における進行方向を表示したりすることができるだけでなく、前記画像操作部、操作部34、音声入力部36等の操作案内、操作メニュー、キーの案内を表示したり、FM多重放送の番組等を表示したりすることができる。
また、音声入力部36は、図示されないマイクロホン等によって構成され、音声によって必要な情報を入力することができる。さらに、音声出力部37は、図示されない音声合成装置及びスピーカを備え、音声出力部37から、前記探索経路、案内情報、交通情報等が、例えば、音声合成装置によって合成された音声で出力される。
前記通信部38は、前記道路交通情報センタから送信された現況の交通情報、一般情報等の各種の情報を、道路に沿って配設された電波ビーコン装置、光ビーコン装置等を介して電波ビーコン、光ビーコン等として受信するためのビーコンレシーバ、FM放送局を介してFM多重放送として受信するためのFM受信機等を備える。なお、前記交通情報には、渋滞情報、規制情報、駐車場情報、交通事故情報、サービスエリアの混雑状況情報等が含まれ、一般情報には、ニュース、天気予報等が含まれる。また、前記ビーコンレシーバ及びFM受信機は、ユニット化されてVICSレシーバとして配設されるようになっているが、別々に配設することもできる。
前記交通情報は、情報の種別を表す情報種別、メッシュを特定するためのメッシュ番号、二つの地点(例えば、交差点)間を連結する道路リンクを特定し、かつ、上り/下りの別を表すリンク番号、該リンク番号に対応させて提供される情報の内容を表すリンク情報を含み、例えば、交通情報が渋滞情報である場合、前記リンク情報は、前記道路リンクの始点から渋滞の先頭までの距離を表す渋滞先頭データ、渋滞度、渋滞区間を前記渋滞の先頭から渋滞の末尾までの距離を表す渋滞長、道路リンクを走行するのに必要な時間を表すリンク所要時間等から成る。
そして、通信部38は、前記情報センタ51から、前記地図データ、統計データ、走行履歴データ等のデータのほか、交通情報、一般情報等の各種の情報をネットワーク63を介して受信することができる。
そのために、前記情報センタ51は、サーバ53、該サーバ53に接続された通信部57及び情報記録部としてのデータベース(DB)58等を備え、前記サーバ53は、制御装置としての、かつ、演算装置としてのCPU54、RAM55、ROM56等を備える。また、前記データベース58に、前記データ記録部16に記録された各種のデータと同様のデータ、例えば、前記地図データ、統計データ、走行履歴データ等が記録される。さらに、情報センタ51は、前記道路交通情報センタから送信された現況の交通情報、一般
情報等の各種の情報、及び複数の車両(自車又は他車)から収集した走行履歴データをリアルタイムに提供することができる。
情報等の各種の情報、及び複数の車両(自車又は他車)から収集した走行履歴データをリアルタイムに提供することができる。
なお、前記ナビゲーションシステム、ナビゲーション処理部17、CPU31、54、サーバ53等は、単独で又は二つ以上組み合わせることによってコンピュータとして機能し、各種のプログラム、データ等に基づいて演算処理を行う。また、データ記録部16にセットされるディスク、メモリカード等によって、また、RAM32、55、ROM33、56、データベース58、フラッシュメモリ等によって記録媒体が構成される。そして、演算装置として、CPU31、54に代えてMPU等を使用することもできる。
次に、前記構成のナビゲーションシステムの基本動作について説明する。
まず、運転者によって操作部34が操作され、ナビゲーション装置14が起動されると、CPU31の図示されないナビ初期化処理手段(ナビ初期化処理部)は、ナビ初期化処理を行い、GPSセンサ15によって検出された自車の現在地、方位センサ18によって検出された自車方位を読み込むとともに、各種のデータを初期化する。次に、前記CPU31の図示されないマッチング処理手段(マッチング処理部)は、マッチング処理を行い、読み込まれた現在地の軌跡、及び現在地の周辺の道路を構成する各道路リンクの形状、配列等に基づいて、現在地がいずれの道路リンク上に位置するかの判定を行うことによって、現在地を特定する。
続いて、CPU31の図示されない情報取得処理手段(情報取得処理部)は、情報取得処理を行い、前記地図データを、データ記録部16から読み出して取得するか、又は通信部38を介して情報センタ51等から受信して取得する。なお、地図データを情報センタ51等から取得する場合、前記情報取得処理手段は、受信した地図データをフラッシュメモリにダウンロードする。
そして、前記CPU31の図示されない表示処理手段(表示処理部)は、表示処理を行い、前記表示部35に各種の画面を形成する。例えば、表示処理手段の地図表示処理手段(地図表示処理部)は、地図表示処理を行い、表示部35に地図画面を形成し、該地図画面に周囲の地図を表示するとともに、現在地を自車位置として、車両の方位を自車方位として表示する。
したがって、運転者は、前記地図、自車位置及び自車方位に従って車両を走行させることができる。
また、運転者が操作部34を操作して目的地を入力すると、CPU31の図示されない目的地設定処理手段(目的地設定処理部)は、目的地設定処理を行い、目的地を設定する。なお、必要に応じて出発地を入力し、設定することもできる。また、あらかじめ所定の地点を登録しておき、登録された地点を目的地として設定することができる。続いて、運転者が操作部34を操作して探索条件を入力すると、CPU31の図示されない探索条件設定処理手段(探索条件設定処理部)は、探索条件設定処理を行い、探索条件を設定する。
このようにして、目的地及び探索条件が設定されると、CPU31の図示されない経路探索処理手段(経路探索処理部)は、経路探索処理を行い、前記現在地、目的地、探索条件等を読み込むともに、データ記録部16から探索データ等を読み出し、現在地、目的地、探索データ等に基づいて、現在地で表される出発地から目的地までの経路を前記探索条件で探索し、探索経路を表す経路データを出力する。このとき、各道路リンクごとに付与されたリンクコストの合計が最も小さい経路が探索経路とされる。
また、道路に複数のレーンが形成されている場合で、かつ、走行レーンが検出されている場合、前記経路探索処理手段は、レーン単位の探索経路を探索する。その場合、前記経路データには走行レーンのレーン番号等も含まれる。
続いて、前記CPU31の図示されない案内処理手段(案内処理部)は、案内処理を行い、経路案内を行う。そのために、前記案内処理手段の経路表示処理手段(経路表示処理部)は、経路表示処理を行い、前記経路データを読み込み、該経路データに従って前記地図画面に探索経路を表示する。レーン単位の探索経路が探索されている場合は、所定の地点、例えば、案内交差点において、レーン単位の経路案内が行われ、交差点拡大図に経路案内がされている走行レーンが表示される。また、必要に応じて、前記案内処理手段の音声出力処理手段(音声出力処理部)は、音声出力処理を行い、音声出力部37から探索経路を音声で出力して経路案内を行う。
なお、前記情報センタ51において経路探索処理を行うことができる。その場合、CPU31は現在地、目的地、探索条件等を情報センタ51に送信する。該情報センタ51は、現在地、目的地、探索条件等を受信すると、CPU54の図示されない経路探索処理手段(経路探索処理部)は、CPU31と同様の経路探索処理を行い、データベース58から探索データ等を読み出し、現在地、目的地及び探索データに基づいて、出発地から目的地までの経路を前記探索条件で探索し、探索経路を表す経路データを出力する。続いて、CPU54の図示されない送信処理手段(送信処理部)は、送信処理を行い、前記経路データをナビゲーション装置14に送信する。したがって、ナビゲーション装置14において、前記CPU31の図示されない基本情報取得処理手段(基本情報取得処理部)が情報センタ51からの経路データを受信すると、前記案内処理手段は、前述されたような経路案内を行う。
そして、探索経路上に案内交差点が存在する場合、車両が案内交差点より所定の距離(例えば、X〔m〕)だけ手前の経路案内地点に到達すると、前記案内処理手段の交差点拡大図表示処理手段(交差点拡大図表示処理部)は、交差点拡大図表示処理を行い、地図画面の所定の領域に前述されたような交差点拡大図を形成し、交差点拡大図による経路案内を行い、該交差点拡大図に、案内交差点の周辺の地図、探索経路、案内交差点において目印になる施設等の陸標、レーン単位の経路案内が行われている場合には走行レーン等を表示する。また、必要に応じて、前記音声出力処理手段は、音声出力部37から、例えば、「この先X〔m〕で左方向です。」のような音声を出力し、経路案内を行う。
ところで、前記ナビゲーション装置14、又はナビゲーションシステムを周辺検索システムとして使用し、現在地、目的地、探索経路等の周辺の施設(物件)を検索することができるようになっている。そして、運転者が、操作部34又は音声入力部36を操作して、例えば、探索経路の周辺の施設の検索を指示すると、データ記録部16、データベース58等から周辺検索データが読み出され、探索経路の周辺の施設が検索され、運転者に通知される。
次に、周辺検索データを作成する方法について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における周辺検索の概念図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるデータ作成装置の概略図、図4は本発明の第1の実施の形態における周辺検索データのダミーデータを作成する方法を示すフローチャートである。
図2において、Prは現在地、Hwi(i=1、2、…)は高速道路、有料道路等のような、入口及び出口を備え、また、利用することができる入口及び出口が制限された自動
車専用の道路、すなわち、自動車専用道路、rj(j=1、2、…)は国道、県道等の道路、すなわち、一般道であり、本実施の形態において、自動車専用道路Hw1は探索経路Rtとなる。
車専用の道路、すなわち、自動車専用道路、rj(j=1、2、…)は国道、県道等の道路、すなわち、一般道であり、本実施の形態において、自動車専用道路Hw1は探索経路Rtとなる。
また、Lwα(α=1、2、…)は接続路としてのランプウェイ、Itβ(β=1、2、…)はインターチェンジ、eβ(β=1、2、…)は、インターチェンジItβに配設されたゲートとしての出口、Saγ(γ=1、2、…)は立寄領域として配設されたサービスエリアである。本実施の形態においては、立寄領域としてサービスエリアSaγが配設されるようになっているが、立寄領域としてパーキングエリアを配設することもできる。前記サービスエリアSaγには、駐車用スペース、レストラン等のサービス施設のほかに、ガソリンスタンドが配設される。そして、GSδ(δ=1、2、…)は、前記サービスエリアSaγ、一般道rj等に配設されたガソリンスタンドである。
ランプウェイLw1は、サービスエリアSa1において、自動車専用道路Hw1の本線から分岐し、本線に合流し、前記ランプウェイLw1にガソリンスタンドGS1が配設される。また、ランプウェイLw2は、インターチェンジIt1に配設され、自動車専用道路Hw1と一般道r2とを接続し、前記ランプウェイLw2に出口e1が配設される。そして、一般道r2にガソリンスタンドGS2が、一般道r1にガソリンスタンドGS4が配設される。
ランプウェイLw3は、ジャンクションJcにおいて、自動車専用道路Hw1、Hw2を接続する。また、ランプウェイLw4は、ランプウェイLw3の所定の箇所から分岐し、ランプウェイLw3と一般道r3とを接続し、前記ランプウェイLw4に出口e2が配設される。そして、一般道r3にガソリンスタンドGS3が配設される。
ランプウェイLw5は、サービスエリアSa2において、自動車専用道路Hw1の本線から分岐し、本線に合流し、前記ランプウェイLw5にガソリンスタンドGS5が配設される。また、ランプウェイLw6は、サービスエリアSa3において、自動車専用道路Hw1の本線から分岐し、本線に合流し、前記ランプウェイLw6にガソリンスタンドGS6が配設される。
次に、図3及び4に従って、周辺検索データを作成する方法について説明する。
ところで、データ記録部16(図1)にセットされる図示されないディスクは、情報作成者であるディスク製造業者によって作成される。そのために、ディスク製造業者は、データ作成装置61を使用して周辺検索データを作成し、編集し、ディスクに記録する。なお、ナビゲーション装置14によって、又はサーバ53によって周辺検索データを作成し、編集し、フラッシュメモリに記録したり、GPSセンサ15に記録したりすることができる。その場合、データ作成装置61の周辺検索データ作成部64によって行われる各種の処理は、ナビゲーション処理部17、サーバ53等によって行われる。
そして、データ作成装置61に、前記周辺検索データ作成部64のほかに、ドライバ65が配設され、該ドライバ65は、周辺検索データ作成部64によって作成された周辺検索データを前記ディスクに記録するために図示されない記録ヘッド等を駆動する。
前記周辺検索データ作成部64は、サーバ71及びデータベース(DB)72を備え、前記サーバ71は、演算装置としてのCPU74、該CPU74が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるRAM75、各種のデータ、プログラム等が記録されたROM76等を備える。前記データベース72には、データ記録部16、データベース58等と同様のデータが記録される。そして、前記CPU74の図示されない
周辺検索データ作成処理手段(周辺検索データ作成処理部)は、周辺検索データ作成処理を行い、データベース72から読み出した地図データに基づいて、所定の道路、すなわち、各自動車専用道路Hwiについて周辺検索データを作成し、ディスクに記録する。なお、前記データ作成装置61のCPU74は、コンピュータとして機能する。
周辺検索データ作成処理手段(周辺検索データ作成処理部)は、周辺検索データ作成処理を行い、データベース72から読み出した地図データに基づいて、所定の道路、すなわち、各自動車専用道路Hwiについて周辺検索データを作成し、ディスクに記録する。なお、前記データ作成装置61のCPU74は、コンピュータとして機能する。
ところで、自動車専用道路Hwiについて、例えば、図2における自動車専用道路Hw1について周辺検索データを作成する場合、自動車専用道路Hw1に沿って、すなわち、自動車専用道路Hw1を中心として左右方向に所定の距離La(例えば、100〔m〕)までの領域が周辺検索領域AR1としてあらかじめ設定される。そして、前記ディスクに、前記周辺検索領域AR1内の施設のデータがカテゴリ別に周辺検索データとして記録される。該周辺検索データには、各施設の名称、各施設の位置を表す座標、各施設に関する情報、各施設が配設される道路リンクを表すリンク番号等が含まれる。
この場合、前記距離Laは、前記周辺検索データを作成する場合に、任意に設定することができるが、距離Laを長く設定すると、周辺検索領域AR1がその分広くなり、検索される施設の数が多くなるので、運転者はその中から最適なものを探すのが困難になってしまう。一方、距離Laを短く設定すると、周辺検索領域AR1がその分狭くなり、検索によって得られる施設の数が少なくなり、運転者にとって最適な施設を検出することができなくなる。
そこで、本実施の形態においては、距離Laを短く設定しても、所定のデータ作成条件が成立する場合に、周辺検索領域AR1外の施設も検索することができるように、前記周辺検索データが作成されて前記ディスクに記録される。
そのために、前記周辺検索データは、第1、第2のデータから成り、第1のデータは、周辺検索領域AR1内に実際に存在する施設のデータ、すなわち、リアルデータであり、第2のデータは、周辺検索領域AR1内に実際に存在するしないにかかわらず、前記データ作成条件が成立する場合に作成される施設のデータ、すなわち、ダミーデータである。該ダミーデータは、施設が周辺検索領域AR1内に存在するしないにかかわらず、運転者にとって有用であると想定されるデータであり、周辺検索領域AR1内に存在する形式で設定され、作成され、前記ディスクに記録される。
そこで、本実施の形態においては、リアルデータを作成する場合、周辺検索データ作成処理手段の施設判定処理手段(施設判定処理部)は、施設判定処理を行い、周辺検索領域AR1内に周辺検索データを作成する対象となる施設と同じカテゴリの施設があるかどうかを判断する。前記範囲内にリアルデータを作成する対象となる施設と同じカテゴリの施設がある場合、前記周辺検索データ作成処理手段の第1データ作成処理手段としてのリアルデータ作成処理手段(リアルデータ作成処理部)は、第1データ作成処理としてのリアルデータ作成処理を行い、前記施設のデータを第1のデータとしてのリアルデータとして作成する。そして、周辺検索データ作成処理手段のデータ記録処理手段(データ記録処理部)は、データ記録処理を行い、リアルデータをディスクに記録する。前記リアルデータには、各施設ごとの、各施設の名称、各施設の位置を表す座標、各施設に関する情報、各施設が配設される道路リンクを表すリンク番号等が含まれる。
また、ダミーデータを作成する場合、まず、周辺検索データ作成処理手段の対象ポイント設定処理手段(対象ポイント設定処理部)は、対象ポイント設定処理を行い、前記周辺検索領域AR1内の所定の箇所、本実施の形態においては、各自動車専用道路Hwiから分岐する道路、本実施の形態においては、各ランプウェイLwαの分岐点の近傍に、ダミーデータを作成する対象となる地点を対象ポイントpε(ε=1、2、…)として設定する。なお、必要に応じて自動車専用道路Hwiの出口を対象ポイントとして設定すること
ができる。
ができる。
次に、前記周辺検索データ作成処理手段の条件成立判定処理手段(条件成立判定処理部)は、条件成立判定処理を行い、周辺検索データを作成する対象となる施設について、ダミーデータを作成するための前記データ作成条件が成立したかどうかを判断する。そのために、前記条件成立判定処理手段は、各対象ポイントpεから直線距離が閾(しきい)値、本実施の形態においては、2〔km〕以下の所定の範囲内で道路を追跡し、その範囲内に周辺検索データを作成する対象となる施設と同じカテゴリの施設があるかどうかを判断する。なお、前記道路は、一方通行等の規制を考慮して追跡される。また、道路の追跡に代えて、探索処理を行い、対象ポイントpεから各施設までの経路を探索することができる。そして、前記閾値は適宜変更することができる。
データ作成条件が成立し、前記範囲内にダミーデータを作成する対象となる施設と同じカテゴリの施設がある場合、前記周辺検索データ作成処理手段の第2データ作成処理手段としてのダミーデータ作成処理手段(ダミーデータ作成処理部)は、第2データ作成処理としてのダミーデータ作成処理を行い、前記施設のデータを対象ポイントpεに対応させて第2のデータとしてのダミーデータとして作成する。該ダミーデータには、対象ポイントpεの位置、各施設ごとの、各施設の名称、各施設の位置を表す座標、各施設に関する情報、対象ポイントpεから施設までの直線距離、道路に沿ったルート距離等が含まれる。
次に、前記データ記録処理手段は、データ記録処理を行い、前記ダミーデータを対象ポイントpεに対応させてディスクに記録する。
例えば、図2において、自動車専用道路Hw1から分岐するランプウェイLw1、Lw2においては、対象ポイントp1がサービスエリアSa1及び出口e1に対応させて、ランプウェイLw3、Lw4においては、対象ポイントp2がジャンクションJc及び出口e2に対応させて、ランプウェイLw5においては、対象ポイントp3がサービスエリアSa2に対応させて、ランプウェイLw6においては、対象ポイントp4がサービスエリアSa3に対応させて設定される。
そして、例えば、自動車専用道路Hw1に沿って、ガソリンスタンドGSδについての周辺検索データを作成する場合、前記ガソリンスタンドGS1は、自動車専用道路Hw1について設定された周辺検索領域AR1内に実際に存在するので、ガソリンスタンドGS1のデータがリアルデータとして記録される。また、前記ガソリンスタンドGS1は、対象ポイントp1からの直線距離が2〔km〕以下であるので、対象ポイントp1に対応させてガリンスタンドGS1のデータがダミーデータとしても記録される。
また、ガソリンスタンドGS2は、周辺検索領域AR1内には存在しないので、ガソリンスタンドGS2のデータは、リアルデータとしては記録されないが、前記対象ポイントp1からの直線距離が2〔km〕以下であるので、対象ポイントp1に対応させてダミーデータとして記録される。
そして、ガソリンスタンドGS3は、周辺検索領域AR1内には存在しないので、ガソリンスタンドGS3のデータは、リアルデータとしては記録されないが、前記対象ポイントp2からの直線距離が2〔km〕以下であるので、対象ポイントp2に対応させてダミーデータとして記録される。
また、前記ガソリンスタンドGS4は、周辺検索領域AR1内に存在するが、自動車専用道路Hw1上に存在しない。この場合、ガソリンスタンドGS4のデータは、リアルデ
ータとして記録され、さらに、前記対象ポイントp2からの直線距離が2〔km〕以下であるので、対象ポイントp2に対応させてダミーデータとしても記録される。
ータとして記録され、さらに、前記対象ポイントp2からの直線距離が2〔km〕以下であるので、対象ポイントp2に対応させてダミーデータとしても記録される。
そして、前記ガソリンスタンドGS5は、周辺検索領域AR1内に実際に存在するので、ガソリンスタンドGS5のデータは、リアルデータとして記録され、さらに、対象ポイントp3からの直線距離が2〔km〕以下であるので、対象ポイントp3に対応させてダミーデータとしても記録される。
また、ガソリンスタンドGS6は、周辺検索領域AR1内には存在しないので、ガソリンスタンドGS6のデータは、リアルデータとしては記録されないが、前記対象ポイントp4からの直線距離が2〔km〕以下であるので、対象ポイントp4に対応させてダミーデータとして記録される。
次に、図4のフローチャートについて説明する。
ステップS1 対象ポイントpεを設定する。
ステップS2 対象ポイントpεから道路を追跡する。
ステップS3 対象となる施設と同じカテゴリの施設があるかどうかを判断する。対象となる施設と同じカテゴリの施設がある場合はステップS4に進み、ない場合は処理を終了する。
ステップS4 ダミーデータを作成する。
ステップS5 ダミーデータを対象ポイントpεに対応させて記録し、処理を終了する。
ステップS1 対象ポイントpεを設定する。
ステップS2 対象ポイントpεから道路を追跡する。
ステップS3 対象となる施設と同じカテゴリの施設があるかどうかを判断する。対象となる施設と同じカテゴリの施設がある場合はステップS4に進み、ない場合は処理を終了する。
ステップS4 ダミーデータを作成する。
ステップS5 ダミーデータを対象ポイントpεに対応させて記録し、処理を終了する。
ところで、本実施の形態においては、ナビゲーション装置14において、前記地図画面に地図を表示するために表示処理を行ったり、経路を探索するために経路探索処理を行ったりするようになっている。この場合、一般道で周辺探索を行ったりする場合は、前記リアルデータだけが使用されるが、自動車専用道路Hw1で周辺探索を行う場合は、リアルデータ及びダミーデータが使用される。
次に、前記探索経路Rtに沿って車両を走行させていて、各カテゴリの施設のうちのガソリンスタンドGSδについて周辺検索を行う場合の周辺検索処理手段の動作について説明する。この場合、ナビゲーション装置14において周辺探索を行うことができるだけでなく、情報センタ51において周辺探索を行うことができる。なお、前記CPU31、54の各周辺検索処理手段は、同じ動作をするので、ナビゲーション装置14におけるCPU31の周辺検索処理手段(周辺検索処理部80)の動作について説明し、情報センタ51におけるCPU54の周辺検索処理手段の動作については説明を省略する。
図5は本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーション装置の機能ブロック図、図6は本発明の第1の実施の形態における周辺検索処理手段の動作を示すフローチャート、図7は本発明の第1の実施の形態におけるカテゴリ選択画面の例を示す図、図8は本発明の第1の実施の形態における検索結果表示画面の例を示す図である。
運転者が操作部34(図1)又は音声入力部36を操作して、探索経路Rt(図2)についての周辺検索を指定すると、周辺検索処理部80の図示されないカテゴリ表示処理手段(カテゴリ表示処理部81)は、カテゴリ表示処理を行い、図7に示されるようなカテゴリ選択画面を設定し、デパート、ガソリンスタンド、ゴルフ場、病院等のすべてのカテゴリを表示する。このとき、周辺検索データにダミーデータを含むカテゴリ、本実施の形態においては、ガソリンスタンドには、ダミーデータを含む旨を表すマークDが付与される。
そして、運転者が、操作部34又は音声入力部36を操作して所定のカテゴリ、例えば
、ガソリンスタンドを選択すると、前記周辺検索処理部80のカテゴリ判定処理手段(カテゴリ判定処理部82)は、カテゴリ判定処理を行い、ダミーデータを含むカテゴリが選択されたかどうかを判断する。前記ダミーデータを含むカテゴリが選択された場合、すなわち、ガソリンスタンドが選択された場合、前記周辺検索処理部80の周辺検索データ取得処理手段(周辺検索データ取得処理部83)は、周辺検索データ取得処理を行い、周辺検索データをデータ記録部16から読み出すことによって取得する。
、ガソリンスタンドを選択すると、前記周辺検索処理部80のカテゴリ判定処理手段(カテゴリ判定処理部82)は、カテゴリ判定処理を行い、ダミーデータを含むカテゴリが選択されたかどうかを判断する。前記ダミーデータを含むカテゴリが選択された場合、すなわち、ガソリンスタンドが選択された場合、前記周辺検索処理部80の周辺検索データ取得処理手段(周辺検索データ取得処理部83)は、周辺検索データ取得処理を行い、周辺検索データをデータ記録部16から読み出すことによって取得する。
次に、前記周辺検索処理部80のダミーデータ存否判定処理手段(ダミーデータ存否判定処理部84)は、ダミーデータ存否判定処理を行い、取得された周辺検索データにダミーデータがあるかどうかを判断する。そして、周辺検索データにダミーデータがある場合、前記周辺検索処理部80のデータ判定処理手段(データ判定処理部85)は、データ判定処理を行い、ダミーデータとリアルデータとが一致するかどうかを、各ガソリンスタンドの名称及び座標で判断し、ダミーデータとリアルデータとが一致する場合、前記データ判定処理手段は、ガソリンスタンドが自動車専用道路Hw1上にあるかどうかを判断し、ガソリンスタンドが自動車専用道路Hw1上にある場合、ダミーデータ及びリアルデータについて重複して表示されないように、前記周辺検索処理部80のデータ変更処理手段(データ変更処理部86)は、データ変更処理を行い、ダミーデータを、リアルデータとして内部処理し、周辺検索処理上でリアルデータとして取り扱う。また、ガソリンスタンドが自動車専用道路Hw1上にない場合、前記データ変更処理手段は、ダミーデータを優先し、リアルデータとして内部処理し、周辺検索処理上でリアルデータとして取り扱う。
続いて、周辺検索処理部80の距離算出処理手段(距離算出処理部87)は、距離算出処理を行い、周辺検索データを参照して、現在地から各ガソリンスタンドまでの距離、すなわち、現在地・施設間距離Li(i=1、2、…)を算出する。この場合、前記距離算出処理手段は、リアルデータについて、現在地からガソリンスタンドまでの道路に沿った距離としてのルート距離に基づいて現在地・施設間距離Liを算出し、ダミーデータについて、現在地からガソリンスタンドに対応する対象ポイントpεまでの第1の距離としてのルート距離に、対象ポイントpεからガソリンスタンドまでの第2の距離としての直線距離を加算することによって、現在地・施設間距離Liを算出する。なお、ダミーデータについて、現在地からガソリンスタンドに対応する対象ポイントpεまでの第1の距離としてのルート距離に、対象ポイントpεからガソリンスタンドまでの第2の距離としてのルート距離を加算することによって、現在地・施設間距離Liを算出することができる。
例えば、図2のガソリンスタンドGS1は、周辺検索領域AR1内に存在するので、リアルデータ及びダミーデータが周辺探索データとして記録され、リアルデータについては、実際の自動車専用道路Hw1及びランプウェイLw1を構成する道路リンクのリンク長に基づいて現在地・施設間距離L1が算出され、ダミーデータについては、現在地Prから対象ポイントp1までのルート距離に、対象ポイントp1からガソリンスタンドGS1までのあらかじめ記録された直線距離を加算することによって、現在地・施設間距離L1が算出される。
また、ガソリンスタンドGS2は、周辺検索領域AR1内に存在しないので、ダミーデータだけが周辺検索データとして記録される。したがって、現在地Prから対象ポイントp1までのルート距離に、対象ポイントp1からガソリンスタンドGS2までの直線距離を加算することによって、現在地・施設間距離L2が算出される。
そして、ガソリンスタンドGS3は、周辺検索領域AR1内に存在しないので、ダミーデータだけが周辺検索データとして記録される。したがって、現在地Prから対象ポイントp2までのルート距離に、対象ポイントp2からガソリンスタンドGS3までの直線距離を加算することによって、現在地・施設間距離L3が算出される。
また、ガソリンスタンドGS4は、周辺検索領域AR1内に存在するので、リアルデータ及びダミーデータが周辺検索データとして記録され、リアルデータについては、ガソリンスタンドGS4に近接する箇所までの自動車専用道路Hw1を構成する道路リンクのリンク長に、自動車専用道路Hw1からガソリンスタンドGS4までの直線距離を加算することによって、現在地・施設間距離L4が算出され、ダミーデータについては、現在地Prから対象ポイントp1までのルート距離に、対象ポイントp1からガソリンスタンドGS4までの直線距離を加算することによって、現在地・施設間距離L4が算出される。
そして、ガソリンスタンドGS5は、周辺検索領域AR1内に存在するので、リアルデータ及びダミーデータが周辺検索データとして記録され、リアルデータについては、実際の自動車専用道路Hw1及びランプウェイLw5を構成する道路リンクのリンク長に基づいて現在地・施設間距離L5が算出され、ダミーデータについては、現在地Prから対象ポイントp3までのルート距離に、対象ポイントp3からガソリンスタンドGS5までの直線距離を加算することによって、現在地・施設間距離L5が算出される。
また、ガソリンスタンドGS6は、周辺検索領域AR1内に存在しないので、ダミーデータだけが周辺検索データとして記録される。したがって、現在地Prから対象ポイントp4までのルート距離に、対象ポイントp4からガソリンスタンドGS6までのダミーデータとして記録された直線距離を加算することによって、現在地・施設間距離L6が算出される。
続いて、前記周辺検索処理部80の検索処理手段(検索処理部88)は、検索処理を行い、前記現在地・施設間距離Liの短い順に所定の数の、ガソリンスタンドのダミーデータ及びリアルデータを選択することによってガソリンスタンドを検索し、前記周辺検索処理部80の検索結果表示処理手段(検索結果表示処理部89)は、検索結果表示処理を行い、表示部35に、図8に示されるような検索結果表示画面を設定し、検索結果、すなわち、検索されたガソリンスタンドをリスト表示によって表示する。なお、前記検索結果表示処理手段によって距離案内出力処理手段(距離案内出力処理部)が構成され、距離案内出力処理手段は、距離案内出力処理を行い、表示部35に施設までの距離案内を出力する。
例えば、図2のガソリンスタンドGS1、GS5は、ダミーデータ及びリアルデータが周辺検索データとして記録されるが、ダミーデータとリアルデータとが一致し、かつ、ガソリンスタンドGS1、GS5が自動車専用道路Hw1上に存在するので、ダミーデータがリアルデータとして取り扱われ、現在地・施設間距離L1が、ルート距離である2〔km〕と直線距離である0.5〔km〕とを加算した値によって2.5〔km〕と、現在地・施設間距離L5が、ルート距離である6〔km〕と直線距離である0.5〔km〕とを加算した値によって6.5〔km〕と表示される。また、ガソリンスタンドGS2、GS3、GS6は、ダミーデータだけが周辺検索データとして記録されるので、現在地・施設間距離L2が、ルート距離である2〔km〕と直線距離である1〔km〕とを加算する様式で、現在地・施設間距離L3が、ルート距離である2.5〔km〕と直線距離である0.5〔km〕とを加算する様式で、現在地・施設間距離L6が、ルート距離である9〔km〕と直線距離である1〔km〕とを加算する様式で表示される。そして、ガソリンスタンドGS4は、ダミーデータ及びリアルデータが周辺検索データとして記録されるが、ダミーデータとリアルデータとが一致し、かつ、ガソリンスタンドGS4が自動車専用道路Hw1上に存在しないので、ダミーデータが優先されて取り扱われ、現在地・施設間距離L4が、ルート距離である2〔km〕と直線距離である1.5〔km〕とを加算する様式で表示される。なお、各現在地・施設間距離L2、L3、L6が、ダミーデータだけが周辺検索データとして記録されたガソリンスタンドGS2、GS3、GS6までのものであ
ることが分かるように、また、現在地・施設間距離L4が、ダミーデータが優先されて取り扱われたガソリンスタンドGS4までのものであることが分かるように、マークDが付与される。
ることが分かるように、また、現在地・施設間距離L4が、ダミーデータが優先されて取り扱われたガソリンスタンドGS4までのものであることが分かるように、マークDが付与される。
一方、運転者がカテゴリ選択画面でダミーデータを含むカテゴリを選択せず、例えば、デパートを選択した場合、前記周辺検索データ取得処理手段は周辺検索データを取得し、前記距離算出処理手段は、周辺検索データを参照して、現在地から各デパートまでのルート距離に基づいて現在地・施設間距離Liを算出する。
そして、前記検索処理手段は、現在地・施設間距離の短い順に、デパートのリアルデータだけを選択することによってデパートを検索し、前記検索結果表示処理手段は、検索されたデパートをリスト表示によって表示する。
同様に、取得された周辺検索データにダミーデータがない場合、及び周辺検索データにダミーデータがある場合であっても、ダミーデータとリアルデータとが一致しない場合、前記距離算出処理手段は、周辺検索データを参照して、現在地から各ガソリンスタンドまでのルート距離に基づいて現在地・施設間距離Liを算出する。そして、前記検索処理手段は、リアルデータ及びダミーデータに従って、現在地・施設間距離Liの短い順にガソリンスタンドを検索し、前記検索結果表示処理手段は、検索されたガソリンスタンドをリスト表示によって表示する。
このように、本実施の形態においては、あらかじめ各道路について周辺検索領域AR1内に存在する各施設についてダミーデータが作成されるだけでなく、データ作成条件が成立する施設については、ダミーデータが作成され、周辺検索の対象とされるので、運転者にとって最適な施設、例えば、短時間で到達することができる施設を容易に検索することができる。したがって、操作部34の操作を簡素化することができるだけでなく、検索効率を高くすることができる。
また、例えば、所定の施設が、周辺検索領域AR1内における一般道上に存在するが、データ作成条件が成立しない場合には、ダミーデータが作成されず、周辺探索の対象とされないので、到達するのが不可能な施設が探索結果としてリスト表示によって表示されることがない。
次に、図6のフローチャートについて説明する。
ステップS11 すべてのカテゴリを表示する。
ステップS12 所定のカテゴリを選択する。
ステップS13 ダミーデータを含むカテゴリが選択されたかどうかを判断する。ダミーデータを含むカテゴリが選択された場合はステップS14に、選択されなかった場合はステップS15に進む。
ステップS14 周辺検索データを取得する。
ステップS15 周辺検索データを取得し、ステップS22に進む。
ステップS16 ダミーデータがあるかどうかを判断する。ダミーデータがある場合はステップS17に、ダミーデータがない場合はステップS22に進む。
ステップS17 各ダミーデータと各リアルデータとを比較する。
ステップS18 ダミーデータとリアルデータとが一致するかどうかを判断する。ダミーデータとリアルデータとが一致する場合はステップS19に、一致しない場合はステップS22に進む。
ステップS19 自動車専用道路Hwi上にあるかどうかを判断する。自動車専用道路Hw1上にある場合はステップS20に、ない場合はステップS21に進む。
ステップS20 ダミーデータをリアルデータとして内部処理を行う。
ステップS21 ダミーデータを優先して内部処理を行う。
ステップS22 距離算出処理を行う。
ステップS23 検索結果をリスト表示し、処理を終了する。
ステップS11 すべてのカテゴリを表示する。
ステップS12 所定のカテゴリを選択する。
ステップS13 ダミーデータを含むカテゴリが選択されたかどうかを判断する。ダミーデータを含むカテゴリが選択された場合はステップS14に、選択されなかった場合はステップS15に進む。
ステップS14 周辺検索データを取得する。
ステップS15 周辺検索データを取得し、ステップS22に進む。
ステップS16 ダミーデータがあるかどうかを判断する。ダミーデータがある場合はステップS17に、ダミーデータがない場合はステップS22に進む。
ステップS17 各ダミーデータと各リアルデータとを比較する。
ステップS18 ダミーデータとリアルデータとが一致するかどうかを判断する。ダミーデータとリアルデータとが一致する場合はステップS19に、一致しない場合はステップS22に進む。
ステップS19 自動車専用道路Hwi上にあるかどうかを判断する。自動車専用道路Hw1上にある場合はステップS20に、ない場合はステップS21に進む。
ステップS20 ダミーデータをリアルデータとして内部処理を行う。
ステップS21 ダミーデータを優先して内部処理を行う。
ステップS22 距離算出処理を行う。
ステップS23 検索結果をリスト表示し、処理を終了する。
本実施の形態においては、データ作成装置61によって周辺検索データを作成するようになっているが、CPU31、54によって周辺検索データを作成することができる。その場合、CPU31、54に周辺検索データ作成処理手段が配設され、該周辺検索データ作成処理手段は、周辺検索データ作成処理を行い、周辺検索データを作成し、データ記録部16に記録する。
なお、前記周辺検索データ取得処理手段によって、周辺施設検索処理手段(周辺施設検索処理部)が構成され、該周辺施設検索処理手段は、周辺施設検索処理を行い、現在地の周辺の施設を検索する。
また、車両の走行中に、CPU31によって、データ記録部16のデータに基づいて、現在地の周辺の施設を検索することができる。その場合、運転者が、操作部34(図1)又は音声入力部36を操作して、探索経路Rt(図2)についての周辺検索を指定すると、周辺検索処理部80の図示されない施設検索処理手段(施設検索処理部)は、施設検索処理を行い、現在地に基づいて、データ記録部16の施設データに従って、現在地の周辺の施設を検索する。続いて、周辺検索処理部80の道路判定処理手段(道路判定処理部)は、道路判定処理を行い、現在走行中の道路が自動車専用道路Hwiであるかどうかを判断する。そして、現在走行中の道路が自動車専用道路Hwiである場合、前記距離算出処理手段は、現在地及びデータ記録部16のデータに基づいて、前述されたような現在地・施設間距離Liを算出する。
ところで、本実施の形態においては、例えば、図2のガソリンスタンドGS1、GS5、GS6のように施設が出口の内側のランプウェイLw1、Lw5、Lw6上に存在している場合、ガソリンスタンドGS6については、ダミーデータだけが周辺検索データとして記録されるので、現在地・施設間距離L6はマークDが付与された状態で表示されるのに対して、ガソリンスタンドGS1、GS5については、リアルデータ及びダミーデータが周辺検索データとして記録され、ダミーデータがリアルデータとして内部処理されるので、現在地・施設間距離L1、L5はマークDが付与されない状態で表示される。
したがって、運転者は、ガソリンスタンドGS1、GS5を利用しようとする際に、出口から出る必要があるかどうかを判断することができない。
図9は本発明の第2の実施の形態における検索結果表示画面の例を示す図である。
この場合、ガソリンスタンドGS1、GS5については、探索経路Rt(図2)における出口の内側のランプウェイLw1、Lw5上、すなわち、自動車専用道路Hw1内に存在していることを表すために、現在地・施設間距離L1、L5にマークRが付与される。そのために、前記道路判定処理手段は、ガソリンスタンドGS1、GS5が自動車専用道路Hw1内に存在しているかどうかを判断し、判断結果を前記検索結果表示処理手段に送る。該検索結果表示処理手段は、ガソリンスタンドGS1、GS5が自動車専用道路Hw1内に存在している場合、その旨を表すために、現在地・施設間距離L1、L5にマークRを付与する。
前記各実施の形態において、周辺検索データは、ディスクに記録されるようになっているが、ディスク以外の記録媒体に記録することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明をナビゲーション装置に適用することができる。
Claims (17)
- 入口及び出口を備えた道路に沿って設定された周辺検索領域内に所定の施設があるかどうかを判断する施設判定処理手段と、前記所定の施設がある場合に、該施設のデータを第1のデータとして作成する第1データ作成処理手段と、所定の箇所に第2のデータを作成する対象となる対象ポイントを設定する対象ポイント設定処理手段と、所定のデータ作成条件が成立する施設があるかどうかを判断する条件成立判定処理手段と、前記データ作成条件が成立する施設がある場合に、前記データ作成条件が成立する施設のデータを前記対象ポイントに対応せて第2のデータとして作成する第2データ作成処理手段と、前記第1、第2のデータを記録媒体に記録するデータ記録処理手段とを有することを特徴とする周辺検索データ作成システム。
- 前記周辺検索領域は所定の道路に沿って設定される請求項1に記載の周辺検索データ作成システム。
- 前記データ作成条件が成立する施設は、前記対象ポイントからの距離が閾値以下の施設である請求項1又は2に記載の周辺検索データ作成システム。
- 前記対象ポイントは周辺検索領域内に設定される請求項1に記載の周辺検索データ作成システム。
- 前記対象ポイントは自動車専用道路の出口に対応させて設定される請求項1に記載の周辺検索データ作成システム。
- 前記対象ポイントは自動車専用道路のジャンクションに対応させて設定される請求項1に記載の周辺検索データ作成システム。
- 前記対象ポイントは自動車専用道路の立寄領域に対応させて設定される請求項1に記載の周辺検索データ作成システム。
- あらかじめ設定された経路又は自車位置の周辺の施設を検索するために作成された周辺検索データを取得する周辺検索データ取得処理手段と、取得した周辺検索データに基づいて施設を検索する検索処理手段と、検索結果を表示部に表示する検索結果表示処理手段とを有するとともに、前記周辺検索データは、あらかじめ設定された周辺検索領域内に存在する施設の第1のデータ、及び所定のデータ作成条件が成立する施設の第2のデータを備えることを特徴とする周辺検索システム。
- 前記検索結果表示処理手段は、現在地から第1、第2のデータの施設までの現在地・施設間距離を、検出された施設ごとに表示する請求項8に記載の周辺検索システム。
- 前記検索結果表示処理手段は、第1、第2のデータが重複する場合、第2のデータを優
先し、第2のデータの前記現在地・施設間距離を表示する請求項8に記載の周辺検索システム。 - 前記検索結果表示処理手段は、第1、第2のデータが重複する場合、第1のデータを優先し、第1のデータの前記現在地・施設間距離を表示する請求項8に記載の周辺検索システム。
- 前記検索結果表示処理手段は、第1のデータの施設が自動車専用道路の出口の内側にある場合、その旨を表示する請求項8に記載の周辺検索システム。
- 前記現在地から第2のデータの施設までの現在地・施設間距離は、現在地から前記周辺検索領域内の所定の地点に設定された対象ポイントまでの距離と、対象ポイントから第2のデータの施設までの距離とを加算した距離である請求項9に記載の周辺検索システム。
- 前記周辺検索データを作成する周辺検索データ作成処理手段を有する請求項8に記載の周辺検索システム。
- 入口及び出口を備えた道路に沿って設定された周辺検索領域内に所定の施設があるかどうかを判断し、前記所定の施設がある場合に、該施設のデータを第1のデータとして作成し、所定の箇所に第2のデータを作成する対象となる対象ポイントを設定し、所定のデータ作成条件が成立する施設があるかどうかを判断し、前記データ作成条件が成立する施設がある場合に、前記データ作成条件が成立する施設のデータを前記対象ポイントに対応せて第2のデータとして作成し、前記第1、第2のデータを記録媒体に記録することを特徴とする周辺検索データ作成方法。
- あらかじめ設定された経路又は自車位置の周辺の施設を検索するために作成された周辺検索データを取得し、取得した周辺検索データに基づいて施設を検索し、検索結果を表示部に表示するとともに、前記周辺検索データは、あらかじめ設定された周辺検索領域内に存在する施設の第1のデータ、及び前記周辺検索領域外に存在し、所定のデータ作成条件が成立する施設の第2のデータを備えることを特徴とする周辺検索方法。
- 現在地を検出する現在地検出部と、少なくとも地図及び施設の情報が記録された記憶装置と、現在地の周辺の施設の検索を指示するための入力部と、該入力部の操作に伴って、前記記憶装置に記録された地図及び施設の情報に従って現在地の周辺の施設を検索する周辺施設検索処理手段と、現在地に基づいて、現在走行中の道路が、出口の制限された道路であるかどうかを判断する道路判定処理手段と、現在走行中の道路が、出口の制限された道路である場合に、該道路に沿って設定された周辺検索領域内における所定の地点を対象ポイントとしたときの、現在地から対象ポイントまでの距離、及び該対象ポイントから施設までの距離に従って施設までの距離案内を出力する距離案内出力処理手段とを有することを特徴とするナビゲーション装置。
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