JPWO2007026878A1 - 1−ケストースを含んでなるチューインガム - Google Patents

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Abstract

本発明は、ビフィズス菌増殖促進作用、整腸作用、ミネラル吸収促進作用等のオリゴ糖としての生理活性機能を有し、かつ、成形性に優れたチューインガムの提供を目的とする。本発明によれば、結晶1−ケストースを含んでなるチューインガムが提供される。

Description

発明の分野
本発明は、フラクトオリゴ糖の1成分である1−ケストースを含んでなるチューインガムに関する。
フラクトオリゴ糖は、ショ糖のフラクトース残基に1〜3分子のフラクトースが結合した糖の混合物であり、ビフィズス菌増殖促進作用、整腸作用、ミネラル吸収促進作用等の優れた生理活性機能を有し、且つ低カロリー、低甘味であることが知られている。これらの生理活性機能により、フラクトオリゴ糖は日本国内において特定保健用食品として、「おなかの調子を整える」、または「ミネラルの吸収を促進する」旨の表示をすることが許可されている。1−ケストースは、ショ糖のフラクトース残基に1分子のフラクトースが結合したオリゴ糖であり、市販されている粉末フラクトオリゴ糖成分の約40重量%を占めるものである。1−ケストースは、ショ糖のフラクトース残基に2分子のフラクトースが結合したニストース、3分子のフラクトースが結合した1F−フラクトフラノシルニストースと共に、フラクトオリゴ糖としての生理活性機能を有する。
ところで、近年、消臭、抗う蝕等の機能を有するチューインガムや、ビタミン、ミネラル、アミノ酸等を含有したサプリメント機能を有するチューインガムが上市されている。しかしながら、フラクトオリゴ糖をはじめとしたオリゴ糖を含有し、しかも成形性の良好なチューインガムは未だ報告されていない。
これまでに、1−ケストースを含有した菓子製品は、特開平9−159号公報、特開平9−65829号公報、特開平9−75035号公報、特開平10−57号公報に開示されている。しかし、これらの文献には、1−ケストースを含有したチューインガムは開示されていない。
また、少なくとも分子内に3個以上のα−1,4グリコシド結合を有する多糖類を含むことを特徴とするチューインガム組成物が特開2005−168404号公報に開示されている。しかし、この文献では、咀嚼中に生じる苦味および渋味などの不快な味を長時間にわたってマスキングすることを目的として特定の多糖類がチューインガム組成物に添加されており、1−ケストースを含んでなるチューインガムはもちろんのこと、チューインガムの成形性への影響も開示されていない。
発明の概要
このように、フラクトオリゴ糖の優れた生理活性機能にも関わらず、フラクトオリゴ糖を含有し、しかも成形性の良好なチューインガムは未だ報告されていない。フラクトオリゴ糖をはじめとしたオリゴ糖とガムベースとを混合してなるチューインガム生地は、ぼそぼそとして結着性を有さず、その結果、良好な成形性を示さない(比較例1〜4)。この成形性の悪さが、フラクトオリゴ糖を含有し、しかも成形性の良好なチューインガムが未だ報告されていない理由の一つであると考えられる。
本発明者らは、意外にも、フラクトオリゴ糖の代わりに結晶1−ケストースを配合することにより、良好な成形性を有するチューインガムが得られることを見出した(実施例1〜4)。本発明はこの知見に基づくものである。
本発明は、フラクトオリゴ糖の優れた生理活性機能を有しつつ、優れた成形性を有するチューインガムを提供することを目的とする。
本発明によれば、結晶1−ケストースを含んでなるチューインガムが提供される。
本発明によれば、結晶1−ケストースと、ガムベースと、場合によっては結晶1−ケストース以外の甘味料とを含んでなる混合物を混練し、かつ延圧する工程を含んでなる、チューインガムの製造法が提供される。
本発明において用いられる結晶1−ケストースは、ビフィズス菌増殖促進作用、整腸作用、ミネラル吸収促進作用等のフラクトオリゴ糖としての生理活性機能を有する(BIOmedica 8(7):534-538 (1993)、日本栄養・食糧学会誌 52(6):387-395 (1999))。従って、結晶1−ケストースを含んでなる本発明によるチューインガムは、1−ケストースの優れた生理活性機能を有しつつ、優れた成形性を有する点で有利である。
発明の具体的な説明
本発明において「チューインガム」とは、板ガム、糖衣ガム、風船ガム等を含む意味で用いられる。
本発明によるチューインガムは、従来一般に使用されている方法を適宜採用することにより製造することができる。例えば、ガムベースに糖または糖アルコールや香料等を加えて混合して塊にし、延圧し、切断して成形するというような一般的な方法により製造することができる。
本発明によるチューインガムの最終形態は特に限定されず、板状ガムでも粒状ガムでも打錠成形されたガムでもよく、成形後、糖衣掛け等の処理をしてもよい。
本発明によるチューインガムは、結晶1−ケストースを原料として使用することを特徴とする。本発明によるチューインガムはまた、結晶1−ケストース以外に、ガムベース、糖や糖アルコールなどの甘味料、チューインガムの製造に一般的に使用されるその他の原料を使用することができる。以下、各成分ごとに説明する。
[結晶1−ケストース]
本発明によるチューインガムの製造に当たっては、原料として結晶1−ケストースを使用することができる。本発明では、市販されている結晶1−ケストースを使用しても、公知の方法に従って製造した結晶1−ケストースを使用してもよい。結晶1−ケストースは、例えば、特許公報第3459264号に記載の方法に従って製造することができる。
結晶1−ケストースは、純度が90%未満のものを使用すると、チューインガムの成形性が悪化する。一方、純度が94%以上であると、砂糖のように任意の粒径に調製することができる。従って、本発明に用いられる結晶1−ケストースの純度は、90%以上が好ましく、より好ましくは94%以上である。
本発明によるチューインガムへの結晶1−ケストースの添加量は、30〜80重量%とすることができ、好ましくは38〜70重量%である。
[ガムベース]
本発明によるチューインガムに添加できるガムベースは、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、植物性樹脂、熱軟化性樹脂、ゴム、天然ワックス、油脂、充填剤、および乳化剤、並びにこれらの組み合わせから適宜選択することができる。
植物性樹脂としては、例えば、チクル、ジェルトン、ソルバなどが挙げられる。
熱軟化性樹脂およびゴムとしては、例えば、酢酸ビニル樹脂、エステルガム、ポリイソブチレンなどが挙げられる。
天然ワックスおよび油脂としては、例えば、ライスワックス、キャンデリラワックス、カルナバワックス、通常の植物油、およびこれらの水添硬化油などが挙げられる。
充填剤としては、例えば、タルク、炭酸カルシウムなどが挙げられる。
乳化剤としては、例えば、脂肪酸のグリセリンエステル、ソルビタンエステル、シュガーエステルなどが挙げられる。
本発明によるチューインガムへのガムベースの添加量は、15〜45重量%とすることができ、好ましくは20〜30重量%である。
[甘味料]
本発明によるチューインガムには、その良好な成形性に影響を与えない範囲において、結晶1−ケストースに加えて、糖や糖アルコールなどの甘味料を添加することができる。
本発明によるチューインガムに添加できる糖は、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、単糖類、二糖類、水飴などが挙げられる。単糖類としては、例えば、グルコース(ブドウ糖)、ガラクトース、マンノース、リボース、アラビノース、キシロース、ラムノースなどが挙げられる。二糖類としては、例えば、シュクロース(蔗糖)、マルトース、ラクトース、イソマルトース、セロビオース、ゲンチオビオース、パラチノースなどが挙げられる。水飴としては、酸糖化水飴、還元水飴などが挙げられる。
本発明によるチューインガムに添加できる糖アルコールは、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、エリスリトール、マルチトール、還元パラチノースなどが挙げられる。
本発明によるチューインガムに添加できる甘味料としては、前記以外に、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、ステビオサイド、グリチルリチン、サッカリンナトリウム、スクラロース、ソーマチンなどが挙げられる。
本発明によるチューインガムへの結晶1−ケストース以外の甘味料の添加量は、0〜40重量%とすることができ、好ましくは0〜30重量%である。
本発明によるチューインガムへの結晶1−ケストースと結晶1−ケストース以外の甘味料とを合わせた添加量は、50〜80重量%とすることができ、好ましくは65〜75重量%である。
[その他の成分]
本発明によるチューインガムには、さらに必要に応じて、軟化剤、酸、着色料、および香料を、単独でまたは適宜組み合わせて、添加することができる。
軟化剤は、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、多価アルコール類、糊料などが挙げられる。多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、プロピレングリコールなどが挙げられる。糊料としては、例えば、アラビアガム液、ゼラチン液などが挙げられる。本発明によるチューインガムへの軟化剤の添加量は、0〜10重量%とすることができる。
酸は、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸、酢酸、乳酸、グルコン酸等の各種有機酸の他、アスコルビン酸などが挙げられる。本発明によるチューインガムへの酸の添加量は、0〜10重量%とすることができる。
着色料は、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、天然着色料、合成着色料などが挙げられる。本発明によるチューインガムへの着色料の添加量は、0〜5重量%とすることができる。
香料は、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、天然香料、合成香料、調合香料などが挙げられる。本発明によるチューインガムへの香料の添加量は、0〜10重量%とすることができ、好ましくは0.2〜5重量%である。
本発明によるチューインガムの好ましい態様によれば、結晶1−ケストースを38〜70重量%含有する、チューインガムが提供される。
本発明によるチューインガムの好ましい態様によれば、結晶1−ケストースと、ガムベースと、場合によっては、結晶1−ケストース以外の甘味料(好ましくは、キシリトール)とを含んでなる、チューインガムが提供される。
本発明によるチューインガムのより好ましい態様によれば、38〜70重量%の結晶1−ケストースと、20〜30重量%のガムベースと、0〜30重量%の結晶1−ケストース以外の甘味料(好ましくは、キシリトール)とを含有する、チューインガムが提供される(但し、結晶1−ケストースと結晶1−ケストース以外の甘味料とを合わせた含有量が65〜75重量%の範囲内、好ましくは約70重量%、である)。
本発明によるチューインガムの製造法の好ましい態様によれば、38〜70重量%の結晶1−ケストースと、20〜30重量%のガムベースと、0〜30重量%の結晶1−ケストース以外の甘味料(好ましくは、キシリトール)とを含んでなる混合物を混練し、かつ延圧する工程を含んでなる、チューインガムの製造法が提供される(但し、結晶1−ケストースと結晶1−ケストース以外の甘味料とを合わせた含有量が65〜75重量%の範囲内、好ましくは約70重量%、である)。
本発明によるチューインガムは、ビフィズス菌増殖促進作用、整腸作用、ミネラル吸収促進作用等を有することを特徴とし、「おなかの調子を整える」、「ミネラルの吸収を促進する」旨の表示を付した態様で提供することができ、このような使用態様が本発明によるチューインガムに包含されることは言うまでもない。
以下に実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
ガムベース25重量%、結晶1−ケストース(1−ケストースを約95%含有(純度98%、固形分率97%)、商品名:メイオリゴCR((株)明治フードマテリア製))70重量%、クエン酸2重量%、グリセリン0.5重量%、香料2.5重量%をニーダーに投入し、55℃にてこれらの原料をよく混練してチューインガム生地を作成した。これを延圧、カッティングして板状のチューインガムを製造した。
混練、延圧、カッティングといった製造工程を通じて、特に不都合無く通常の原料を用いたチューインガムと同様に製造することができた。また、得られたチューインガムは通常のチューインガムと同様のチューイング性を有していた。
実施例2
ガムベース25重量%、結晶1−ケストース38重量%、キシリトール30重量%、酸糖化水飴2重量%、クエン酸2重量%、グリセリン0.5重量%、香料2.5重量%をニーダーに投入し、55℃にてこれらの原料をよく混練してチューインガム生地を作成した。これを延圧、カッティングして板状のチューインガムを製造した。
混練、延圧、カッティングといった製造工程を通じて、特に不都合無く通常の原料を用いたチューインガムと同様に製造することができた。また、得られたチューインガムは通常のチューインガムと同様のチューイング性を有していた。
実施例3
実施例1のチューインガム生地を、延圧、カッティングして粒状のチューインガムを得た。さらにこれに糖衣掛けを施し、粒状の糖衣チューインガムを製造した。
混練、延圧、カッティング、糖衣掛けといった製造工程を通じて、特に不都合無く通常の原料を用いたチューインガムと同様に製造することができた。また、得られたチューインガムは通常のチューインガムと同様のチューイング性を有していた。
実施例4
実施例2のチューインガム生地を、延圧、カッティングして粒状のチューインガムを得た。さらにこれに糖衣掛けを施し、粒状の糖衣チューインガムを製造した。
混練、延圧、カッティング、糖衣掛けといった製造工程を通じて、特に不都合無く通常の原料を用いたチューインガムと同様に製造することができた。また、得られたチューインガムは通常のチューインガムと同様のチューイング性を有していた。
比較例1
結晶1−ケストースの代わりにフラクトオリゴ糖(商品名:メイオリゴP粉末((株)明治フードマテリア製))を使用する以外は、実施例1と同様にチューインガム生地を作成した。
しかし、得られた生地はぼそぼそとして結着性が無く、塊とならなかったため、以降の成形が不可能であった。なお、「ぼそぼそとして結着性を有しない」とは、チューインガム生地を連続した一つの塊にしようとしても結着しない部分があちこちに存在し、一旦結着した部分であってもその結着力は弱く、もろくて非常に崩れやすいような状態であることを意味する。
比較例2
結晶1−ケストースの代わりにガラクトオリゴ糖(商品名:カップオリゴP(日新製糖(株)製))を使用する以外は、実施例1と同様にチューインガム生地を作成した。
しかし、得られた生地はぼそぼそとして結着性が無く、塊とならなかったため、以降の成形が不可能であった。
比較例3
結晶1−ケストースの代わりに乳果オリゴ糖(商品名:乳果オリゴLS−90P(塩水港精糖(株)製))を使用する以外は、実施例1と同様にチューインガム生地を作成した。
しかし、得られた生地はぼそぼそとして結着性が無く、塊とならなかったため、以降の成形が不可能であった。
比較例4
結晶1−ケストースの代わりにフラクトオリゴ糖(商品名:メイオリゴP粉末((株)明治フードマテリア製))を使用する以外は、実施例2と同様にチューインガム生地を作成した。
しかし、得られた生地はぼそぼそとして結着性が無く、塊とならなかったため、以降の成形が不可能であった。
以上の結果から、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、または乳果オリゴ糖を使用して得られたチューインガム生地は成形性が悪く、チューインガムを製造できなかったのに対し(比較例1〜4)、結晶1−ケストースを使用して得られたチューインガム生地は成形性に優れ、チューインガムを製造できることが確認された(実施例1)。また、結晶1−ケストースに糖や糖アルコールをさらに加えたチューインガム生地も同様に成形性に優れ、チューインガムを製造できることが確認された(実施例2)。さらに、成形後、糖衣掛けの処理を行っても成形性に影響を与えないことが確認された(実施例3および4)。
フラクトオリゴ糖は吸湿性を有し、結晶1−ケストースは吸湿性が少ないことが知られている。しかし、チューインガムには、キシリトールやソルビトール等の吸湿性の高い原料を大量に配合することが可能であり、水分を含有した水飴を配合することも可能である。また、従来チューインガム中の原料が吸湿した場合、べたつきやすくなるが、ぼそぼそとして結着性が低下することは起こらない。これらから考えると、本発明によるチューインガムの優れた成形性は、吸湿性の有無による効果ではなく、他の要因に基づくものであると考えられる。

Claims (4)

  1. 結晶1−ケストースを含んでなるチューインガム。
  2. 結晶1−ケストースの純度が90%以上である、請求項1に記載のチューインガム。
  3. 結晶1−ケストースの純度が94%以上である、請求項1に記載のチューインガム。
  4. 結晶1−ケストースと、ガムベースと、場合によっては結晶1−ケストース以外の甘味料とを含んでなる混合物を混練し、かつ延圧する工程を含んでなる、チューインガムの製造法。
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