JPWO2007004542A1 - ターボ分子ポンプ - Google Patents

ターボ分子ポンプ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007004542A1
JPWO2007004542A1 JP2007524018A JP2007524018A JPWO2007004542A1 JP WO2007004542 A1 JPWO2007004542 A1 JP WO2007004542A1 JP 2007524018 A JP2007524018 A JP 2007524018A JP 2007524018 A JP2007524018 A JP 2007524018A JP WO2007004542 A1 JPWO2007004542 A1 JP WO2007004542A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
fixed
spacer ring
molecular pump
fixed blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007524018A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5276321B2 (ja
Inventor
坂口 祐幸
祐幸 坂口
勉 高阿田
勉 高阿田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EDWARDSJAPAN LIMITED
Original Assignee
EDWARDSJAPAN LIMITED
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EDWARDSJAPAN LIMITED filed Critical EDWARDSJAPAN LIMITED
Priority to JP2007524018A priority Critical patent/JP5276321B2/ja
Publication of JPWO2007004542A1 publication Critical patent/JPWO2007004542A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5276321B2 publication Critical patent/JP5276321B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/60Mounting; Assembling; Disassembling
    • F04D29/64Mounting; Assembling; Disassembling of axial pumps
    • F04D29/644Mounting; Assembling; Disassembling of axial pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D19/00Axial-flow pumps
    • F04D19/02Multi-stage pumps
    • F04D19/04Multi-stage pumps specially adapted to the production of a high vacuum, e.g. molecular pumps
    • F04D19/042Turbomolecular vacuum pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/52Casings; Connections of working fluid for axial pumps
    • F04D29/54Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/541Specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/542Bladed diffusers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

排気性能を低下させることなく、固定翼のスリットからの気体の逆流を適切に抑制することを目的とする。固定翼30をスペーサリング31で挟持した際に、スペーサリング31の当接部と外側スリット54aとが重なり合わないように構成する。これにより、固定翼ブレード53を支持する外側支持部などの脆弱な部位に過剰な負荷が掛けられることを抑制することができ、適切に固定翼30の強度を向上させることができる。さらに、固定翼30をスペーサリング31で挟持した際に、スペーサリング31の座面と外側スリット54aとが重なり合うように構成する。このように、フランジ部31bを外側スリット54aよりも十分に内側へ張り出すように形成することにより、外側スリット54aを下方から塞ぐことができ、外側スリット54aを介して気体が逆流してしまうことを適切に抑制することができる。

Description

本発明は、高速回転する回転翼および回転翼の上流や下流に組み合わせて用いられる固定翼の作用により気体の排気を行うターボ分子ポンプに関する。
真空ポンプを用いて排気処理を行い、内部が真空に保たれるような真空装置を用いる装置には、例えば、半導体製造装置、液晶製造装置、電子顕微鏡、表面分析装置、微細加工装置等がある。
また、各種ある真空ポンプのうち高度の真空状態を実現する際に多用されるものにターボ分子ポンプがある。
ターボ分子ポンプは、ケーシングに対して固定された固定部とモータの働きにより回転する回転部を備えている。そして、固定部および回転部にそれぞれ固定翼および回転翼が多段に配置され、回転部が高速回転するとこれらの翼の作用により吸気口から導入された気体が排気口から排気されるように構成されている。
従来、ターボ分子ポンプに設けられている固定翼は、下記の特許文献において提案されているように、薄板円板にプレスの切り起こし加工を行って形成されている。
特公平1−19080号公報
詳しくは、特許文献1には、アルミニウム製薄板円環の内周から半径方向外方へI字状の切断スリットを複数等間隔に設け、スリット間に残された部分を捩り曲げることにより形成された固定翼が開示されている。
また、特許文献1には、固定翼の周方向に形成された外側のスリットからの気体の逆流を防止するために、円環状の邪魔板を固定翼の半径方向外側の部分を覆うようにスペーサに挟持させて配設する技術が提案されている。
ところで、上述したような外側スリットからの気体の逆流を抑制する手法としては、外側スリットの幅を小さくすることも考えられる。しかし、外側スリットの幅を狭めてしまうと、固定翼の加工性が低下するおそれがあった。
また、特許文献1で提案されているような邪魔板を設けた場合には、気体の逆流を抑制すると同時に、吸気口側での反射によって気体の通過を妨げるおそれがあった。
そこで本発明は、排気性能を低下させることなく、固定翼ブレードの形成領域の外周部からの気体の逆流を適切に抑制することができるターボ分子ポンプを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明では、吸気口と排気口を有する筐体と、前記筐体に内包され、複数段の回転翼を有する回転体と、前記回転体を軸支する回転軸と、前記回転軸を回転させるモータと、内周側円環部と、外周側円環部と、前記内周側円環部と前記外周側円環部との間に形成され、傾斜角を有する固定翼ブレードと、を有し、前記筐体に対して固定され、前記回転翼間に配置された固定翼と、前記固定翼間に配置され、前記固定翼を所定間隔に保持するスペーサリングと、を有し、前記固定翼ブレードの外径が前記スペーサリングの内径より大きく形成することにより前記目的を達成する。
なお、請求項1記載の発明における固定翼ブレードは、例えば、前記内周側円環部と前記外周側円環部との間に形成され、その円周等分複数個所に形成される半径方向に延びるスリットと、隣接する前記スリット間の部位からなり傾斜角を有することが好ましい。
また、請求項1記載の発明におけるスペーサリングは、例えば、円筒状の本体部と、前記本体部の内周壁の吸気口側端部から半径方向内側へ張り出し、かつ、内周壁が前記回転翼の外周壁と対向し、前記固定翼ブレードの外径より小さい内径を有するフランジ部と、を有し、前記固定翼間に配置され、前記固定翼を所定間隔に保持することが好ましい。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記固定翼の外周側円環部のみが前記スペーサリングにより挟持される。
なお、請求項2記載の発明における前記固定翼は、例えば、スペーサリングの本体部における排気口側端面と前記固定翼における前記外周側円環部の範囲内で接触することが好ましい。
請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明において、前記固定翼および前記スペーサリングは、下流側の高圧縮領域に設けられている。
請求項4記載の発明では、請求項1、請求項2または請求項3記載の発明において、前記固定翼ブレードは、前記固定翼の前記吸気口側の領域にのみ形成されている。
請求項1記載の発明によれば、スペーサリングの内径を固定翼ブレードの外径より小さくすることにより、固定翼ブレードの形成領域の外周部をスペーサリングにより塞ぐことができるため、気体の逆流を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、固定翼の外周側円環部のみをスペーサリングにより挟持することにより、脆弱な部位に過剰な負荷を掛けることなく固定翼を固定することができる。
請求項3記載の発明によれば、気体の逆流を防止する機能を有する固定翼およびスペーサリングを下流側の高圧縮領域に設けることにより、より高い気体の逆流防止効果を得ることができる。
請求項4記載の発明によれば、固定翼ブレードを固定翼の吸気口側の領域にのみ形成することにより、固定翼の排気口側の面が平らに形成されるため、スペーサリングと固定翼との接触面の安定性(座り)を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図1〜図4を参照して詳細に説明する。本実施の形態では、ターボ分子ポンプの一例としてターボ分子ポンプ部Tとねじ溝ポンプ部Sを有する複合型ターボ分子ポンプを用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係るターボ分子ポンプ1の概略構成を示した図である。なお、図1は、ターボ分子ポンプ1における軸線方向の断面を示している。このターボ分子ポンプは、例えば半導体製造装置内に設置され、真空チャンバからプロセスガスの排出を行う際に用いられる。
ターボ分子ポンプ1の外装体を構成するケーシング2は略円筒状の形状をしており、ケーシング2の下部(排気口6側)に設けられたねじ溝スペーサ3、ベース24と共にターボ分子ポンプ1の筐体を構成している。そして、この筐体の内部には、ターボ分子ポンプ1に排気機能を発揮させる構造物、即ち気体移送機構が配設されている。
この気体移送機構は、大きく分けて回転自在に軸支された回転部と、筐体に対して固定された固定部から構成されている。
ケーシング2の端部には、ターボ分子ポンプ1へ気体を導入するための吸気口4が形成されている。また、ケーシング2の吸気口4側の端面には、外周側へ張り出したフランジ部5が形成されている。
また、ねじ溝スペーサ3の端部には、ターボ分子ポンプ1から気体を排気するための、即ち半導体製造装置からのプロセスガス等を排出する排気口6が形成されている。
回転部は、回転軸であるシャフト7、このシャフト7に配設された断面略逆U字状のロータ本体8、ロータ本体8に設けられた回転翼9、排気口6側(ねじ溝ポンプ部S)に設けられた円筒部材10などから構成されている。ロータ本体8は、シャフト7の上部にボルト23で固定されている。また、円筒部材10は、ロータ本体8の延長上に形成され、ロータ本体8の回転軸線と同心の円筒形状をした部材からなる。
ロータ本体8の外周には、回転翼9が配設され、この回転翼9は、シャフト7の軸線に垂直な平面から所定の角度だけ傾斜してシャフト7から放射状に伸びたブレード(羽根)からなる。
シャフト7の軸線方向中程には、シャフト7を高速回転させるためのモータ部11が設けられている。ここでは、モータ部11は以下のように構成されたDCブラシレスモータであるとする。
モータ部11は、シャフト7の周囲に固着された永久磁石を備えている。この永久磁石は、例えば、シャフト7の周りにN極とS極が180°ごとに配置されるように固定されている。また、モータ部11は、この永久磁石の周囲にシャフト7から所定のクリアランスを経て配設された電磁石を備えている。ここでは、6個の電磁石が60°ごとにシャフト7の軸線に対して対称的に対向するように配置されている。
ターボ分子ポンプは、コネクタおよびケーブルを介して図示しない制御装置に接続されている。そして、この制御装置によってシャフト7の回転が持続するように電磁石の電流を次々に切り替える。即ち、制御装置は、6個の電磁石の励磁電流を切り替えることによりシャフト7に固定された永久磁石の周りに回転磁界を生成し、永久磁石をこの回転磁界に追従させることによりシャフト7を回転させる。
シャフト7のモータ部11に対して吸気口4側、および排気口6側には、シャフト7をラジアル方向(径方向)に軸支するための磁気軸受部12、13が設けられている。また、シャフト7の下端(排気口側端)には、シャフト7をスラスト方向(軸線方向)に軸支するための磁気軸受部14が設けられている。
これらの磁気軸受部12〜14は、いわゆる5軸制御型の磁気軸受を構成している。
シャフト7は、磁気軸受部12、13によってラジアル方向(シャフト7の径方向)に非接触で支持され、磁気軸受部14によってスラスト方向(シャフト7の軸方向)に非接触で支持されている。
また、磁気軸受部12〜14の近傍には、それぞれシャフト7の変位を検出する変位センサ15〜17が設けられている。
磁気軸受部12には、4個の電磁石がシャフト7の周囲に90°ごとに対向するように配置されている。シャフト7は、高透磁率材(鉄など)により形成され、これらの電磁石の磁力により吸引されるようになっている。
変位センサ15は、シャフト7のラジアル方向の変位を所定の時間間隔でサンプリングして検出する。
そして図示しない制御装置は、変位センサ15からの変位信号によってシャフト7がラジアル方向に所定の位置から変位したことを検出すると、各電磁石の磁力を調節してシャフト7を所定の位置に戻すように動作する。この電磁石の磁力の調節は、各電磁石の励磁電流をフィードバック制御することにより行われる。
制御装置は、変位センサ15の信号に基づいて磁気軸受部12をフィードバック制御し、これによってシャフト7は、磁気軸受部12において電磁石から所定のクリアランスを隔ててラジアル方向に磁気浮上し、空間中に非接触で保持される。
磁気軸受部13の構成と作用は、磁気軸受部12と同様である。制御装置は、変位センサ16の信号に基づいて磁気軸受部13をフィードバック制御し、これによってシャフト7は、磁気軸受部13でラジアル方向に磁気浮上し、空間中に非接触で保持される。
このように、シャフト7は、磁気軸受部12、13の作用により、ラジアル方向に所定の位置で保持される。
また、磁気軸受部14は、円板状の金属ディスク18、電磁石19、20を備え、シャフト7をスラスト方向に保持する。
金属ディスク18は、鉄などの高透磁率材で構成されており、その中心においてシャフト7に垂直に固定されている。この金属ディスク18を挟み、かつ対向するように電磁石19、20が配置されている。電磁石19は、磁力により金属ディスク18を上方に吸引し、電磁石20は、金属ディスク18を下方に吸引する。
制御装置は、この電磁石19、20が金属ディスク18に及ぼす磁力を適当に調節し、シャフト7をスラスト方向に磁気浮上させ、空間に非接触で保持するようになっている。
さらにシャフト7の下端部に対向して変位センサ17が配設されている。この変位センサ17は、シャフト7のスラスト方向の変位をサンプリングして検出し、これを制御装置に送信する。制御装置は、変位センサ17から受信した変位検出信号によりシャフト7のスラスト方向の変位を検出する。
シャフト7がスラスト方向のどちらかに移動して所定の位置から変位した場合、制御装置は、この変位を修正するように電磁石19、20の励磁電流をフィードバック制御して磁力を調節し、シャフト7を所定の位置に戻すように動作する。制御装置は、このフィードバック制御を連続的に行う。これにより、シャフト7はスラスト方向に所定の位置で磁気浮上し、保持される。
以上に説明したように、シャフト7は、磁気軸受部12、13によりラジアル方向に保持され、磁気軸受部14によりスラスト方向に保持されるため、シャフト7の軸線周りに回転するようになっている。
また、シャフト7の上部および下部側には、保護用ベアリング21、22が配置されている。通常、シャフト7およびこれに取り付けられている回転部は、モータ部11により回転している間、磁気軸受部12、13により非接触状態で軸支される。保護用ベアリング21、22は、タッチダウンが発生した場合に磁気軸受部12、13に代わって回転部を軸支することで装置全体を保護するためのベアリングである。従って、保護用ベアリング21、22は、内輪がシャフト7に対して非接触状態となるように配置されている。
筐体の内周側には、固定部が形成されている。この固定部は、吸気口4側(ターボ分子ポンプ部T)に設けられた固定翼30、また、ねじ溝スペーサ3などから構成されている。ねじ溝スペーサ3の内壁面には、ねじ溝部40が形成されている。
固定翼30は、シャフト7の軸線に垂直な平面から所定の角度だけ傾斜して筐体の内周面からシャフト7に向かって伸びたブレードを有している。
ターボ分子ポンプ部Tでは、固定翼30が軸線方向に、回転翼9と互い違いに複数段形成されている。
各段の固定翼30は、円筒形状をしたスペーサリング31により互いに隔てられ、所定の位置に保持されている。
スペーサリング31は段部を有するリング状の部材であり、例えばアルミニウム、鉄またはステンレスなどの金属によって構成されている。
なお、スペーサリング31の内側に位置する段部の軸方向の長さは回転翼9における各段の間隔に応じた長さとなっている。
ここで、固定翼30について詳細に説明する。
図2(a)は、プレス加工前における固定翼30を示した平面図であり、図2(b)は、プレス加工後における、図2(a)の破線領域(A部分)の状態を示した図であり、図2(c)は、固定翼30の一部を側面から示した図である。
固定翼30は、外周側の一部がスペーサリング31によって周方向に挟持される外側円環部51と、内側円環部52と、外側円環部51と内側円環部52とにより両端が放射状に所定角度で支持された複数の固定翼ブレード53とから構成されている。
固定翼ブレード53は、まず、図2(a)に示すように、例えばステンレス鋼製またはアルミニウム製の薄肉の板から、エッチング法や型抜き法、またレーザやプラズマなどの切断法を用いて切り出す。
詳しくは、図2(a)に示すように、放射状に形成されたI字状のスリット54を等間隔に複数形成することによって固定翼ブレード53を切り出す。
スリット54は、外側スリット54a、中央スリット54b、内側スリット54cから構成される。
外側スリット54aは、外側円環部51の内側に沿って等間隔に設けられた、周方向に延びる切り込みであり、隣接する外側スリット54aとの間に外側支持部55aが形成される。
一方、内側スリット54cは、内側円環部52の外側に沿って等間隔に設けられた、周方向に延びる切り込みであり、隣接する内側スリット54cとの間に内側支持部55bが形成される。
中央スリット54bは、外側スリット54aの中心と内側スリット54cの中心とを結び、放射方向に延びる切り込みであり、隣接する中央スリット54bとの間に固定翼ブレード53が形成される。
固定翼ブレード53は、外側支持部55aおよび内側支持部55bによって、それぞれ外側円環部51、内側円環部52に支持されている。
スリット54により切り出された固定翼ブレード53を、プレス加工により所定角度に曲げることにより、図2(b)に示すような形状の固定翼30が形成される。
なお、プレス加工時における固定翼ブレード53の捩り曲げの中心位置は、任意に設定することが可能である。例えば、固定翼ブレード53の捩り曲げの中心位置を、固定翼ブレード53の中心に設定するようにしてもよく、また、固定翼ブレード53の中心位置からずらした位置に設定するようにしてもよい。
また、本実施の形態に係るターボ分子ポンプ1では、I字状のスリット54を等間隔に複数形成することによって固定翼ブレード53を切り出すように構成されているが、固定翼ブレード53の切り出し方法は、これに限定されるものではない。例えば、コの字状のスリットを形成することによって固定翼ブレード53を切り出すようにしてもよい。
さらに、本実施の形態に係るターボ分子ポンプ1では、固定翼30を挟持するスペーサリング31と、固定翼ブレード53との干渉を抑制するために、プレス加工後の固定翼ブレード53にカッティング加工を施す。
詳しくは、図2(c)の斜線で示す領域αおよび領域β、即ち、固定翼ブレード53における内側円環部52(または外側円環部51)の形成面から下方(排気口6方向)にはみ出した部分(領域α)と、固定翼ブレード53における上方(吸気口4方向)の先端部分(領域β)とをカットする。
領域αのカット部は、カット面と内側円環部52(および外側円環部51)の下面(排気口6側の面)とが一致するようにカット処理を施す。
一方、領域βのカット部は、カット面と内側円環部52(および外側円環部51)の形成面とが平行になるように固定翼ブレード53の縁部にカット処理を施す。
図1の説明に戻り、各段の固定翼30の内径は、それと対向する部位におけるロータ本体8の外径よりも大きく形成され、固定翼30の内周面とロータ本体8の外周面とが接触しないように構成されている。
また、各段の固定翼30は、各段の回転翼9間に配置するために、円周方向に2分割されている。
このように形成された固定翼30は、各段の回転翼9間に外側から挿入して組み立てる。固定翼30は、外周側の一部がスペーサリング31によって周方向に挟持された状態で回転翼9間に保持(固定)される。
ねじ溝部40は、円筒部材10との対向面に沿って形成されたらせん溝により構成されている。ねじ溝部40は、所定のクリアランス(隙間)を隔てて円筒部材10の外周面と対面するように設けられている。ねじ溝部40に形成されたらせん溝の方向は、らせん溝内をシャフト7の回転方向にガス(気体)が輸送された場合、排気口6の方向である。
また、らせん溝の深さは、排気口6に近づくにつれ浅くなるようになっており、らせん溝を輸送されるガスは、排気口6に近づくにつれて圧縮されるように構成されている。
また、本実施の形態に係るターボ分子ポンプ1では、固定翼30における固定翼ブレード53を形成する際に設けられるスリット54のうちの外側スリット54aからの気体の逆流を防止する機構(以下、逆流防止機構とする)が設けられている。
なお、本実施の形態に係るターボ分子ポンプ1では、この逆流防止機構は、ターボ分子ポンプ部Tの下流領域に設けるように構成されている。しかしながら、逆流防止機構の配設位置はこれに限定されるものではなく、例えば、ターボ分子ポンプ部Tの全領域に渡って設けるようにしてもよい。
本実施の形態に係る逆流防止機構について、図3を参照しながら説明する。
図3は、本実施の形態に係るターボ分子ポンプ1におけるターボ分子ポンプ部Tの下流領域の構造を示した図である。
図3に示すように、スペーサリング31により上下方向から挟持される状態で支持された固定翼30は、複数段に渡って設けられた回転翼9の間に配設されている。
ここで、ターボ分子ポンプ部Tの下流領域に配設されるスペーサリング31の構造について説明する。
図3に示すように、ターボ分子ポンプ部Tの下流領域に配設されるスペーサリング31は、本体部31aとフランジ部31bから構成されている。
本体部31aは、隣接するスペーサリング31の本体部31aと係合することによって、スペーサリング31および固定翼30をケーシング2に対して固定する突起部と段差部を有している。この突起部と段差部は、ターボ分子ポンプ部Tの上流領域に配設されるスペーサリング31にも設けられている。
フランジ部31bは、本体部31aの内周壁面から中心軸(シャフト7)方向へ張り出す(突出する)ように形成された部位である。
本体部31aの上面(吸気口4側の面)およびフランジ部31bの上面(吸気口4側の面)、即ち、固定翼30と接触する座面(以下、スペーサリング31の座面とする)は、同一面上に形成されるように段差なく平らに形成されている。
スペーサリング31は、本体部31aの下面(排気口6側の面)とフランジ部31bの下面(排気口6側の面)の境界部に、ちょうど段差が設けられるように形成されている。この段差を設けることにより、固定翼30をスペーサリング31で挟持した際に、固定翼30とフランジ部31bとの間に空間31cが形成されるように構成されている。そして、この空間31cの領域に外側支持部55aと固定翼ブレード53の一部が配設されるようになっている。
なお、図3の斜線で示す、スペーサリング31の座面上に配設された固定翼30を上方(吸気口4側)から押し付けて固定する面、即ち、本体部31aの下面(排気口6側の面)と固定翼30との接触面を、スペーサリング31の当接部とする。
本実施の形態に係るターボ分子ポンプ1では、固定翼30をスペーサリング31で挟持した際に、スペーサリング31の当接部と外側スリット54aとが重なり合わない(重複しない)ように構成されている。即ち、スペーサリング31の当接部は、固定翼30の外側円環部51上で接触するように構成されている。
このように、外側スリット54aを避けた位置において固定翼30を固定することにより、図2(a)に示す外側支持部55aなどの脆弱な部位に過剰な負荷が掛けられることを抑制することができるため、適切に固定翼30の強度を向上させることができる。
さらに、本実施の形態に係るターボ分子ポンプ1では、固定翼30をスペーサリング31で挟持した際に、スペーサリング31の座面と外側スリット54aとが重なり合う(重複する)ように構成されている。即ち、固定翼30の外側スリット54aをスペーサリング31の座面で下方(排気口6方向)から覆い被せて塞ぐように構成されている。
このように、スペーサリング31のフランジ部31bを外側スリット54aの形成されている部位よりも十分に内側へ張り出す(突出する)ように形成することにより、外側スリット54aを下方(排気口6方向)から塞ぐことができる。従って、外側スリット54aの幅を広く設けた場合であっても、外側スリット54aを介して気体が逆流してしまうことを適切に抑制することができる。
また、ターボ分子ポンプ部Tの下流領域において回転翼9の外径は、固定翼30の固定翼ブレード53の外径よりも小さくなるように形成されている。そして、回転翼9の外周は、スペーサリング31のフランジ部31bの内周壁面と、僅かな隙間を介して対向するように構成されている。
そのため、回転翼9の回転作用により気体分子は、いずれの部材にも邪魔されず速やかに、排気口6方向に送り出される。
本実施の形態に係るターボ分子ポンプ1には、従来技術で示したターボ分子ポンプのように、回転翼9により送られる気体の通過を妨げる要因が存在しない。
従って、本実施の形態によれば、排気性能を低下させることなく、気体の逆流を抑制させることができる。即ち、排気性能を低下させることなく、ターボ分子ポンプ1の圧縮性能を向上させることができる。
本実施の形態に係るターボ分子ポンプ1によれば、図2(c)に示すように、固定翼ブレード53における領域αをカットすることにより、スペーサリング31の座面と固定翼ブレード53との干渉をなくすことができる。
また、図2(c)に示すように、固定翼ブレード53における領域β、即ち、気体の排気性能に影響を与えない部位をカットすることにより、固定翼30(固定翼ブレード53)の厚みを縮小することができる。これにより、固定翼ブレード53の一部を配設可能に形成される、固定翼30とフランジ部31bとの間の空間31cにおける軸方向(高さ方向)の長さ(設定値)を縮小することができるため、この空間31cに回り込む気体分子を低減させることができる。
また、本実施の形態に係るターボ分子ポンプ1では、スペーサリング31の座面と当接部により固定翼30を挟持するとともに、スペーサリング31におけるフランジ部31bにより固定翼ブレード53の捩り曲げ部分、即ち外側支持部55aを挟み込む構造を有している。
このようなフランジ部31bを設けることにより、図4に示す固定翼30に対して、吸気口4方向(上矢印方向)に反る(撓む)変形が生じた場合、固定翼ブレード53とスペーサリング31とは、スペーサリング31のフランジ部31bの頂点Pbにおいて干渉する。即ち、このフランジ部31bの頂点Pbが支点となり、固定翼30の内側円環部52に働く力が、固定されている外側円環部51に作用する。
同様に、図4に示す固定翼30に対して、排気口6方向(下矢印方向)に反る(撓む)変形が生じた場合、固定翼30とスペーサリング31とは、スペーサリング31の座面上のフランジ部31bの頂点Pcにおいて干渉する。即ち、このフランジ部31bの頂点Pcが支点となり、固定翼30の内側円環部52に働く力が、固定されている外側円環部51に作用する。
ここで、スペーサリング31にフランジ部31bが設けられていない場合、即ち、スペーサリング31が本体部31aのみによって構成される場合について考える。
このような場合において、図4に示す固定翼30に対して、吸気口4方向(上矢印方向)に反る(撓む)変形が生じた際には、フランジ部31bが設けられていないため、本体部31aの頂点Paが支点となり、固定翼30の内側円環部52に働く力が、固定されている外側円環部51に作用する。
ここで、図5を参照して、固定翼30の撓みと回転翼9の接触関係を説明する。
まず、スペーサリング31のフランジ部31bの本体部31aの内周壁面(支点Pa)から中心軸方向へ張り出す長さに対応した位置Pcまでの距離をL1、支点Paから固定翼30のブレード53の端部(Pd)までの距離をL2、とし、Pc、Pdそれぞれの位置での固定翼30の撓み量をそれぞれW1、W2とする。
そして、Pcにおける固定翼30とスペーサリング31のフランジ部31bの隙間をH1、Pdにおける回転翼9と固定翼30のブレード53の隙間をH2とすると、Pdの位置における固定翼30のブレード53と回転翼9が接触しない条件は、
2/L2=W1/L1(固定翼の変形量の関係式)…(式1)
2<H2 かつ W1≧H1 (非接触条件)…(式2)となり、
そして、(式1)、(式2)より
2=W1×L2/L1<H2
かつ、W1≧H1となる。
よって、
1×L2/L1<H2を満たせば、固定翼30(ブレード53)が回転翼9に接触することを回避できる。
本実施の形態によれば、スペーサリング31にフランジ部31bを設けることにより、固定翼30の内側円環部52に力が働いた場合における支点の位置(頂点Pb、Pc)を頂点Paよりも内側へずらすことができる。
このように、支点の位置を中心方向へずらすことにより、固定翼30の内周端から支点までの距離の短縮化を図ることができる。これにより、固定翼30の外側円環部51に作用する負荷力を低減させることができるため、固定翼30の強度を向上させることができる。
上述したように、本実施の形態によれば、ターボ分子ポンプ1の従来構造を大きく変えることなく固定翼30における外側スリット54aの幅に依存する加工性を向上させ、また、圧縮性能を低下させることなく外側スリット54aからの気体の逆流を防止し、さらに固定翼30の強度を向上させることができる。
なお、上述した逆流防止機構は、水素分子のような分子量の小さな気体分子の排気処理をする場合においてより高い効果を得ることができる。
また、逆流防止機構は、ターボ分子ポンプ1の下流における高圧縮側に設けるほどより高い効果を得ることができる。
本実施の形態に係るターボ分子ポンプの概略構成を示した図である。 (a)は、プレス加工前における固定翼を示した平面図であり、(b)は、プレス加工後における、(a)の破線領域(A部分)の状態を示した図であり、(c)は、固定翼の一部を側面から示した図である。 逆流防止機構の説明図である。 固定翼における内側円環部に力が作用した場合における支点の位置を示した図である。 固定翼の撓みと回転翼の接触関係を説明する図である。
符号の説明
1 ターボ分子ポンプ
2 ケーシング
3 ねじ溝スペーサ
4 吸気口
5 フランジ部
6 排気口
7 シャフト
8 ロータ本体
9 回転翼
10 円筒部材
11 モータ部
12 磁気軸受部
13 磁気軸受部
14 磁気軸受部
15 変位センサ
16 変位センサ
17 変位センサ
18 金属ディスク
19 電磁石
20 電磁石
21 保護用ベアリング
22 保護用ベアリング
23 ボルト
24 ベース
30 固定翼
31 スペーサリング
31a 本体部
31b フランジ部
31c 空間
40 ねじ溝部
51 外側円環部
52 内側円環部
53 固定翼ブレード
54 スリット
54a 外側スリット
54b 中央スリット
54c 内側スリット
55a 外側支持部
55b 内側支持部
【0002】
側スリットの幅を小さくすることも考えられる。しかし、外側スリットの幅を狭めてしまうと、固定翼の加工性が低下するおそれがあった。
また、特許文献1で提案されているような邪魔板を設けた場合には、気体の逆流を抑制すると同時に、吸気口側での反射によって気体の通過を妨げるおそれがあった。
そこで本発明は、排気性能を低下させることなく、固定翼ブレードの形成領域の外周部からの気体の逆流を適切に抑制することができるターボ分子ポンプを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0006]
請求項1記載の発明では、吸気口と排気口を有する筐体と、前記筐体に内包され、複数段の回転翼を有する回転体と、前記回転体を軸支する回転軸と、前記回転軸を回転させるモータと、内周側円環部と、外周側円環部と、前記内周側円環部と前記外周側円環部との間に形成され、傾斜角を有し、放射状に配置された固定翼ブレードと、を有し、前記筐体に対して固定され、前記回転翼間に配置された固定翼と、前記固定翼間に配置される環状の本体部と、前記本体部から回転軸方向へ張り出したフランジ部と、を有し、前記固定翼を所定間隔に保持するスペーサリングと、を備え、前記固定翼ブレードの外径が前記スペーサリングの内径より大きく、前記スペーサリングの張り出し長Lは、前記本体部の内径と前記固定翼ブレード内径との差Lと、前記固定翼ブレードと前記フランジ部との隙間Hと、前記固定翼ブレードと前記回転翼との隙間Hとの間に以下の関係
>L・H/H
にあることにより、前記目的を達成する。
なお、請求項1記載の発明における固定翼ブレードは、例えば、前記内周側円環部と前記外周側円環部との間に形成され、その円周等分複数個所に形成される半径方向に延びるスリットと、隣接する前記スリット間の部位からなり傾斜角を有することが好ましい。
また、請求項1記載の発明におけるスペーサリングは、例えば、円筒状の本体部と、前記本体部の内周壁の吸気口側端部から半径方向内側へ張り出し、かつ、内周壁が前記回転翼の外周壁と対向し、前記固定翼ブレードの外径より小さい内径を有するフランジ部と、を有し、前記固定翼間に配置され、前記固定翼を所定間隔に保持することが好ましい。
[0007]
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記固定翼の外周側円環部のみが前記スペーサリングにより挟持される。

Claims (4)

  1. 吸気口と排気口を有する筐体と、
    前記筐体に内包され、複数段の回転翼を有する回転体と、
    前記回転体を軸支する回転軸と、
    前記回転軸を回転させるモータと、
    内周側円環部と、外周側円環部と、前記内周側円環部と前記外周側円環部との間に形成され、傾斜角を有する固定翼ブレードと、を有し、前記筐体に対して固定され、前記回転翼間に配置された固定翼と、
    前記固定翼間に配置され、前記固定翼を所定間隔に保持するスペーサリングと、を有し、
    前記固定翼ブレードの外径が前記スペーサリングの内径より大きいことを特徴とするターボ分子ポンプ。
  2. 前記固定翼の外周側円環部のみが前記スペーサリングにより挟持されることを特徴とする請求項1記載のターボ分子ポンプ。
  3. 前記固定翼および前記スペーサリングは、下流側の高圧縮領域に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のターボ分子ポンプ。
  4. 前記固定翼ブレードは、前記固定翼の前記吸気口側の領域にのみ形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載のターボ分子ポンプ。
JP2007524018A 2005-07-01 2006-06-30 ターボ分子ポンプ Active JP5276321B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007524018A JP5276321B2 (ja) 2005-07-01 2006-06-30 ターボ分子ポンプ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005193739 2005-07-01
JP2005193739 2005-07-01
PCT/JP2006/313070 WO2007004542A1 (ja) 2005-07-01 2006-06-30 ターボ分子ポンプ
JP2007524018A JP5276321B2 (ja) 2005-07-01 2006-06-30 ターボ分子ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007004542A1 true JPWO2007004542A1 (ja) 2009-01-29
JP5276321B2 JP5276321B2 (ja) 2013-08-28

Family

ID=37604407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007524018A Active JP5276321B2 (ja) 2005-07-01 2006-06-30 ターボ分子ポンプ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5276321B2 (ja)
WO (1) WO2007004542A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4853266B2 (ja) * 2006-12-12 2012-01-11 株式会社島津製作所 ターボ分子ポンプ
JP4935527B2 (ja) 2007-06-21 2012-05-23 株式会社島津製作所 固定翼の製造方法、およびその固定翼を備えたターボ分子ポンプ
EP3098455A1 (en) * 2015-05-25 2016-11-30 Alfa Laval Corporate AB Fan air guide and fan air guide manufacturing method
GB2552793A (en) 2016-08-08 2018-02-14 Edwards Ltd Vacuum pump
JP2020023949A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 エドワーズ株式会社 真空ポンプ、及びこの真空ポンプに用いられる円筒部、並びにベース部
EP3734078B1 (de) * 2020-03-05 2022-01-12 Pfeiffer Vacuum Technology AG Turbomolekularpumpe und verfahren zur herstellung einer statorscheibe für eine solche

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6314893U (ja) * 1986-07-11 1988-01-30
JPS6334393U (ja) * 1986-08-20 1988-03-05
DE3722164C2 (de) * 1987-07-04 1995-04-20 Balzers Pfeiffer Gmbh Turbomolekularpumpe
JPH031297U (ja) * 1989-05-30 1991-01-09
JP3099475B2 (ja) * 1991-12-03 2000-10-16 株式会社島津製作所 ターボ分子ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007004542A1 (ja) 2007-01-11
JP5276321B2 (ja) 2013-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4749054B2 (ja) ターボ分子ポンプ、およびターボ分子ポンプの組み立て方法
JP5276321B2 (ja) ターボ分子ポンプ
JP5764141B2 (ja) 磁気軸受の制御装置と該装置を備えた排気ポンプ
JP5763660B2 (ja) 排気ポンプ
EP3415766B1 (en) Vacuum pump with flexible cover and rotor
JP5397385B2 (ja) 真空ポンプ、ターボ分子ポンプおよび保護ネット
JP6331491B2 (ja) 真空ポンプ
US6409468B1 (en) Turbo-molecular pump
CN109844321B (zh) 真空泵、以及真空泵中具备的螺旋状板、间隔件及旋转圆筒体
JP3038432B2 (ja) 真空ポンプ及び真空装置
JP3000356B1 (ja) 真空ポンプ及び真空装置
JP5255752B2 (ja) ターボ分子ポンプ
WO2018043072A1 (ja) 真空ポンプ、および真空ポンプに備わる回転円筒体
JPWO2009011042A1 (ja) 防振ダンパ
JP4481124B2 (ja) 磁気軸受装置及び該磁気軸受装置が搭載されたターボ分子ポンプ
JPH1089284A (ja) ターボ分子ポンプ
JP7502002B2 (ja) 真空ポンプの製造方法、真空ポンプおよび真空ポンプ用のステータ
JP4853266B2 (ja) ターボ分子ポンプ
JP2006090231A (ja) ターボ分子ポンプ固定翼の製造方法および真空ポンプ
JP2003269364A (ja) 真空ポンプ
JP2002295396A (ja) 真空ポンプ、及びダンパ
KR20230119761A (ko) 버퍼 챔버를 갖는 터보 분자 펌프
JP2011001825A (ja) ターボ分子ポンプ
JPH0968191A (ja) ターボ分子ポンプ
JP2006250310A (ja) 回転軸支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20081002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090513

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130501

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5276321

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250