JPWO2006129531A1 - 低炭素硫黄快削鋼 - Google Patents
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Abstract
Description
Ti(質量%)/S(質量%)<1・・・(i)、
Mn/S≧1・・・(ii)。
Mn×O>0.018・・・(1)、
2.5<Mn/(S+O)<3.5・・・(2)。
但し、(1)式及び(2)式中の元素記号は、その元素の質量%での鋼中含有量を表す。
Cは、被削性に大きな影響を及ぼす重要な元素である。被削性が重要視される用途の鋼の場合、Cを0.20%以上含有させると、鋼の強度が高くなって被削性が劣化する。しかし、その含有量が0.05%未満の場合には、鋼が軟質になり過ぎ、切削中にむしれを生じて却って工具摩耗が促進するし、仕上げ面粗さも大きくなって劣化する。したがって、Cの含有量を0.05%以上0.20%未満とした。なお、一層良好な被削性を得るために、Cの含有量は0.06〜0.18%とすることが好ましい。
Siは、O(酸素)と親和性が強い強力な脱酸元素であり、0.02%以上含有される場合には、被削性を改善するのに好適なMn系硫化物の形態及び酸化物組成を得ることができないので、100m/分以下の比較的低速領域でのHSS工具による被削性が劣化する。したがって、Siの含有量を0.02%未満とした。なお、SiはMn系硫化物の形態及び酸化物組成に大きな影響を及ぼすので、添加しないだけではなく、精錬時になるべく除去する必要がある。より優れた被削性を得るために、Siの含有量は0.01%未満とすることが好ましい。
Mnは、SとともにMn系硫化物を形成して被削性に大きな影響を及ぼす重要な元素である。その含有量が0.7%未満では、Mn系硫化物の絶対量が不足して所望の良好な被削性を得ることができないことに加えて熱間加工性が劣化する。Mnには浸炭性を高める作用もあるので、良好な浸炭性を得たい場合にはMnの含有量を高めればよいが、MnはMn系硫化物形成元素であることに加えて脱酸にも寄与するため、浸炭性の改善だけを目的に単純にMnの含有量を高めても所望の介在物形態を得ることができない。所望の介在物形態を得るためには、SやO(酸素)との質量バランスを十分に配慮した上でMnを添加する必要がある。しかし、そうした場合であっても、Mnの含有量が2.2%を超えると、所望の介在物形態が得られず、被削性が劣化する。したがって、Mnの含有量を0.7〜2.2%とした。なお、所望の良好な被削性と良好な浸炭性の兼備のために、Mnの含有量は1.2〜1.8%とすることが望ましい。
Pは、粒界の強度を弱め、被削性を高める作用を有する。前記の効果を得るためには、Pの含有量を0.005%以上とする必要がある。一方、Pの含有量が過度になると、鋼の強度が高くなって却って被削性の低下をきたし、特に、Pの含有量が0.25%を超えると強度が高くなりすぎて被削性の低下が著しくなる。更に、Pの含有量が0.25%を超える場合には、鋼塊の偏析が助長されるため熱間加工性の低下も生じる。したがって、Pの含有量を0.005〜0.25%とした。より優れた被削性を安定して得るために、Pの含有量は0.03〜0.15%とすることが好ましい。
Sは、MnとともにMn系硫化物を形成して被削性を高めるために必須の元素である。Mn系硫化物による被削性向上効果は、その生成量ばかりではなく形態及び分散状態に応じて変化する。そのために、Sの含有量とMn及びO(酸素)の含有量とのバランスが重要になるが、Sの含有量が0.40%以下では、たとえMn及びO(酸素)の含有量とのバランスを適正化しても、十分な量のMn系硫化物が得られず、所望の良好な被削性を得るためのMn系硫化物の分散形態を得ることができない。なお、通常の場合にはSの含有量が0.35%を超えると熱間加工性が低下するため、鋳片内部における所謂「内部割れ」の要因となるが、Mn及びO(酸素)の含有量とのバランスを適正化することで、Sの含有量が0.35%を超える場合にも内部割れを引き起こすことなく、被削性を高めることができる。しかし、Sの含有量が0.60%を超える場合には、熱間延性の劣化を生じないようにMnを多量に含有させる必要があるが、Mnが脱酸元素として作用するために十分な酸素量を確保することができないので、Mn系硫化物の形態が損なわれ、実質的に、所望するMn系硫化物の形態及び分散状態を得ることが困難となる。更に、含有量で0.60%を超える過剰なSの添加は歩留まりの悪化によるコスト上昇に繋がる。したがって、Sの含有量を0.40%を超えて0.60%以下とした。なお、より安定して優れた被削性を確保するとともに、製造性を劣化させることなく所望のMn系硫化物の形態を得るためには、S含有量は0.45〜0.55%とすることが望ましい。
Alは、O(酸素)と親和性が強い強力な脱酸元素であり、0.003%以上含有される場合には、被削性を改善するのに好適なMn系硫化物の形態及び酸化物組成を得ることができないので、100m/分以下の比較的低速領域でのHSS工具による被削性が劣化する。したがって、Alの含有量を0.003%未満とした。なお、AlはMn系硫化物の形態及び酸化物組成に大きな影響を及ぼすので、添加しないだけではなく、精錬時になるべく除去する必要がある。より優れた被削性を得るために、Alの含有量は0.002%未満とすることが好ましい。
Mn及びSの含有量とのバランスを適正化したうえで、O(酸素)の含有量を高めることによってMn系硫化物の形態を変化させ、被削性を改善することができる。しかし、Oの含有量が0.0090%未満では、所望の良好な被削性を得るための介在物形態を得ることができず、十分な被削性を確保できない。一方、Oの含有量が0.0280%を超えると、所望の介在物形態を得ることができないばかりでなく、粗大な酸化物が生成し、圧延時に割れを誘発する。したがって、Oの含有量を0.0090〜0.0280%とした。なお、Oの含有量は、所望の介在物形態や分散状態を安定して確保するために、0.0100〜0.0200%とすることが望ましい。
Nの含有量を高めても、被削性を改善するのに好適なMn系硫化物の形態及び酸化物組成に影響することがなく、しかも、AlやTiを実質的に含有しない本発明においては、硬質のAlやTiの窒化物がほとんど形成されないので、Nは、フェライト中に固溶した状態で存在する。上記フェライト中に固溶したNは、切り屑処理性を高める作用を有する。しかし、Nの含有量が0.0030%未満の場合には、十分な切り屑処理性を高める効果が得られない。一方、Nの含有量が0.0250%を超えても前記の効果が飽和するばかりでなく、製造コストの上昇をきたす。したがって、Nの含有量を0.0030〜0.0250%とした。なお、良好な被削性を得たい場合には、Nは0.0060%以上、また、より効果的に良好な被削性を得たい場合には、Nは0.0080%以上含有させることが好ましい。
通常の快削鋼においては、Ca、Mg、Ti、Zr及びREMは、いずれも、被削性を改善するために添加される元素である。しかし、上記のCaからREMまでの元素は、いずれも、Mn系硫化物の形態や酸化物組成及びこれら介在物の分散状態に悪影響を及ぼし、100m/分以下の比較的低速領域でのHSS工具での切削における被削性を低下させてしまう。特に、不純物中に上記のCa、Mg、Ti、Zr及びREMについて、Ca、Mg及びREMのいずれかが0.001%以上、Ti及びZrのいずれかが0.002%以上含有される場合には、前記の切削速度領域でのHSS工具を用いた切削における被削性の低下が著しくなる。したがって、Ca、Mg、Ti、Zr及びREMの不純物中の含有量は、Ca:0.001%未満、Mg:0.001%未満、Ti:0.002%未満、Zr:0.002%未満及びREM:0.001%未満とする必要がある。不純物中の上記Ca、Mg、Ti、Zr及びREMは、いずれも、0.0005%以下であることが好ましい。
上述した範囲のCからNまでの元素を含有し、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のCa、Mg、Ti、Zr及びREMが、Ca:0.001%未満、Mg:0.001%未満、Ti:0.002%未満、Zr:0.002%未満及びREM:0.001%未満である鋼は、そのMnとOの濃度積の値、つまり、「Mn×O」の値が0.018を超える場合に、100m/分以下の比較的低速領域でのHSS工具での切削で所望の優れた被削性を確保することができる。
上述した範囲のCからNまでの元素を含有し、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のCa、Mg、Ti、Zr及びREMが、Ca:0.001%未満、Mg:0.001%未満、Ti:0.002%未満、Zr:0.002%未満及びREM:0.001%未満である鋼は、Mn/(S+O)の値が2.5を超える場合に、凝固段階でMn系硫化物の生成核としてのMn系酸化物を多数分散させることができ、幅の大きいMn系硫化物の分布密度を増大させることが可能になるので、所望の良好な被削性を得ることができる。なお、Mn/(S+O)の値が2.5以下の場合には、連続鋳造によって製造した場合に、鋳片内部で割れが生ずるなど、熱間加工性の低下が生じるが、Mn/(S+O)の値が2.5を超える場合には、工業的な規模での大量生産に適した十分な熱間加工性も確保できる。
Te、Sn及びSeは、いずれも、被削性を改善するのに好適な介在物形態を損なうことなく、被削性を高める作用を有する。このため、100m/分以下の比較的低速領域でHSS工具を用いた際に、より優れた被削性を得たい場合には以下の範囲で含有してもよい。
Teは、MnとともにMn(S、Te)を生成し、このMn(S、Te)が切削中に擬似的な潤滑効果の役割を果たす。そして、Teを添加しても、幅の大きいMn系硫化物の割合が増加するだけで酸化物形態には影響がないので、前記の切削速度領域でのHSS工具を用いた切削における被削性が向上する。しかしながら、その含有量が0.0005%未満では添加効果に乏しい。一方、Teを0.03%を超えて含有させてもその効果が飽和してコストが嵩むし、熱間加工性も劣化する。したがって、添加する場合のTeの含有量を0.0005〜0.03%とした。なお、より安定して良好な熱間加工性と良好な被削性を兼備させるために、Teの含有量は0.003〜0.02%とすることが好ましく、更に0.003〜0.01%とすることがより好ましい。
Snは、鋼の被削性を改善する作用を有する。これはマトリックスを脆化する効果を有するためであると考えられる。しかしながら、その含有量が0.001%未満では添加効果に乏しい。一方、Snを0.50%以上含有させてもその効果が飽和するし、熱間加工性も劣化する。したがって、添加する場合のSnの含有量を0.001%以上0.50%未満とした。なお、良好な熱間加工性と良好な被削性を兼備させるために、Snの含有量は0.03%以上0.30%以下であることが好ましい。
Seは、MnとともにMn(S、Se)を生成し、このMn(S、Se)が切削中に擬似的な潤滑効果の役割を果たす。そして、Seを添加しても、幅の大きいMn系硫化物の割合が増加するだけで酸化物形態には影響がないので、前記の切削速度領域でのHSS工具を用いた切削における被削性が向上する。しかしながら、その含有量が0.0005%未満では添加効果に乏しい。一方、Seを0.30%以上含有させてもその効果が飽和してコストが嵩むし、熱間加工性も劣化する。したがって、添加する場合のSeの含有量を0.0005%以上0.30%未満とした。なお、より安定して良好な熱間加工性と良好な被削性を兼備させるために、Seの含有量は0.005%以上0.15%以下とすることが好ましい。
Cu、Ni、Cr及びMoは、いずれも、鋼の強度を高める作用を有する。このため、製品強度を高めたい場合には以下の範囲で含有してもよい。
Cuは、析出強化によって鋼の強度を高める作用を有する。しかしながら、その含有量が0.01%未満では添加効果に乏しい。一方、Cuの含有量が1.0%を超えると、熱間加工性の劣化を招き、更に、Cuの析出物が粗大化するため、前記の効果が飽和するばかりでなく、被削性の低下を招く。したがって、添加する場合のCuの含有量を0.01〜1.0%とした。なお、良好な強度と良好な熱間加工性を安定して兼備させるためには、Cuの含有量を0.03〜0.50%とすることが好ましく、一層良好な強度と良好な熱間加工性を安定して兼備させるためには、Cuの含有量を0.05〜0.50%とすることがより好ましい。
Niは、固溶強化によって鋼の強度を高める作用を有する。しかしながら、その含有量が0.01%未満では添加効果に乏しい。一方、Niの含有量が1.0%を超えると、被削性の劣化を招くとともに熱間加工性も劣化する。したがって、添加する場合のNiの含有量を0.01〜1.0%とした。なお、良好な、強度、被削性及び熱間加工性を安定して具備させるために、Niの含有量は0.03〜0.50%とすることが好ましい。
Crは、鋼の強度を高める作用を有する。Crには、鋼の焼入れ性を高めて浸炭性を改善する作用もある。しかしながら、その含有量が0.01%未満では添加効果に乏しい。一方、Crを1.0%を超えて含有させても、前記の効果が飽和してコストが嵩む上に、被削性が低下する。したがって、添加する場合のCrの含有量を0.01〜1.0%とした。なお、良好な、強度、焼入れ性及び被削性を安定して具備させるためには、Crの含有量を0.02〜0.5%とすることが好ましく、一層良好な、強度、焼入れ性及び被削性を安定して具備させるためには、Crの含有量を0.03〜0.5%とすることがより好ましい。
Moは、鋼の強度を高める作用を有する。Moには、鋼の焼入れ性を高めて浸炭性を改善する作用及び組織を微細化して靱性を高める作用もある。しかしながら、その含有量が0.01%未満では添加効果に乏しい。一方、Moを0.5%を超えて含有させても、前記の効果が飽和してコストが嵩む上に、被削性が低下する。したがって、添加する場合のMoの含有量を0.01〜0.5%とした。なお、良好な、強度、焼入れ性、靱性及び被削性を安定して具備させるためには、Moの含有量は0.05〜0.5%とすることが好ましい。また、製造コストを低く抑えた上で、良好な、強度、焼入れ性、靱性及び被削性を具備させるためには、Moの含有量は0.02〜0.3%とすることが好ましい。
・切削速度:100m/min、
・送り量:0.05mm/rev.、
・切り込み深さ:0.5mm、
・潤滑:水溶性潤滑油を用いた湿式潤滑。
Claims (4)
- 質量%で、C:0.05%以上0.20%未満、Si:0.02%未満、Mn:0.7〜2.2%、P:0.005〜0.25%、S:0.40%を超えて0.60%以下、Al:0.003%未満、O:0.0090〜0.0280%、N:0.0030〜0.0250%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のCa、Mg、Ti、Zr及びREMが、Ca:0.001%未満、Mg:0.001%未満、Ti:0.002%未満、Zr:0.002%未満及びREM:0.001%未満であって、かつ、下記(1)式及び(2)式を満たすことを特徴とする低炭素硫黄快削鋼。
Mn×O>0.018・・・(1)
2.5<Mn/(S+O)<3.5・・・(2)
但し、(1)式及び(2)式中の元素記号は、その元素の質量%での鋼中含有量を表す。 - Nの含有量が、質量%で、N:0.0060〜0.0250%である請求項1に記載の低炭素硫黄快削鋼。
- Feの一部に代えて、Te:0.0005〜0.03%、Sn:0.001%以上0.50%未満及びSe:0.0005%以上0.30%未満のうちの1種以上を含有する請求項1又は2に記載の低炭素硫黄快削鋼。
- Feの一部に代えて、Cu:0.01〜1.0%、Ni:0.01〜1.0%、Cr:0.01〜1.0%及びMo:0.01〜0.5%のうちの1種以上を含有する請求項1から3までのいずれかに記載の低炭素硫黄快削鋼。
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