JPWO2006043414A1 - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、画素信号の相関関係を利用した補間方法およびフィルタリング方法に関し、相関度判定にエラーが生じた場合でもシャープで高品質な画像を提供することを目的とする。そして、上記目的を達成するために、撮像素子10は、単板式RGBベイヤ配列の色フィルタ11を備え、以下のように画像が処理される。撮像素子10から出力された画素信号は、信号処理部20を経て画像処理部30に入力される。相関判定部31では、画素信号の相関判定が行われ、相関結果に基づいて補間処理部32において画素補間処理が行われる。これにより、各画素信号はRGB全ての色成分を持つ完全な信号となる。また、相関結果に基づいてフィルタ34のフィルタ係数が決定され、画素補間後の画素信号にフィルタリング処理が施される。フィルタ係数は、画素補間処理を最もよく補うように決定される。

Description

本発明は、画素信号の相関関係を利用した補間方法およびフィルタリング方法、並びにその装置に関する。
デジタルカメラ等で利用されるCCD、CMOSなどの撮像素子は、色フィルタを介して受光する光を光電変換して画像データを出力する。この色フィルタには、RGB系色フィルタやYMCK系色フィルタなどがある。そして、単板式の色フィルタにおいては、1画素について1色の画像データが出力される。たとえば、RGB系色フィルタであれば、1画素についてR(赤色)成分、または、G(緑色)成分、または、B(青色)成分の画像データが出力される。
このように、単板式の色フィルタを備える撮像素子から出力された画像データについては、各画素について単一色の画像データしか出力されないため、他の色成分の画像データについては補間処理を行うようにしている。そして、この補間処理については様々なアルゴリズムが用いられている。
補間処理は注目画素の画像データを周囲の画像データから推測する処理であるから、画像の内容次第では誤った補間が行われる場合がある。そこで、垂直方向の同色信号の差分信号と水平方向の同色信号の差分信号を算出することにより、垂直方向および水平方向の相関度を求め、この相関度に応じて画素を補間する方法などが行われている。
また、下記特許文献1,2においては、色差信号の補間処理を2回繰り返すことにより、画像ボケとレベル変動が少ない画像を得ることを目的とした発明が開示されている。
特開2004−128564号公報 特開2004−140495号公報
しかしながら、上記の方法でもエッジ部分や、細線などの高周波領域(特にナイキスト周波数付近や画素をまたぐ細線などの領域)において、相関判定エラーが発生する場合がある。このような場合には、誤った補正処理が実行されるため、補間処理後の画像は、部分的にぼやけた画像となる場合があった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、相関度判定にエラーが生じた場合でもシャープで高品質な画像を提供することを目的とする。
この発明の請求項1にかかる画像処理方法は、各画素が所定の色空間における一部の色成分の信号を備える画素信号を入力する工程と、前記画素信号の各画素について、当該画素周辺の所定領域内の画素信号を用いて当該画素における相関関係を判定する相関工程と、前記画素信号の各画素について、前記相関関係を考慮した画素補間処理を実行する画素補間工程と、前記画素補間工程後の画像信号の各画素について、前記相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行するフィルタリング工程とを備えることを特徴とする。
この発明の請求項2にかかる画像処理方法は、請求項1に記載の画像処理方法において、前記画素補間工程においては、前記相関関係に対応して実行される複数のタイプの画素補間処理が予め用意されており、これら複数のタイプの画素補間処理に対して、それぞれその画素補間処理を最もよく補うフィルタが予め対応付けられており、前記フィルタリング工程は、画素補間処理のタイプに応じて対応付けられているフィルタを選択して用いることを特徴とする。
この発明の請求項3にかかる画像処理方法は、請求項2に記載の画像処理方法において、前記フィルタリング工程は、フィルタに設定するフィルタ係数をリアルタイムで書き換えることにより、前記対応付けられているフィルタを選択することを特徴とする。
この発明の請求項4にかかる画像処理方法は、所定の色空間の画素信号の各画素について、当該画素周辺の所定領域内の画素信号を用いて当該画素における相関関係を判定する相関工程と、前記画像信号の各画素について、前記相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行するフィルタリング工程とを備えることを特徴とする。
この発明の請求項5にかかる画像処理方法は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理方法において、前記フィルタリング工程は、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を集計し、注目画素については、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行することを特徴とする。
この発明の請求項6にかかる画像処理方法は、請求項5に記載の画像処理方法において、前記フィルタリング工程は、最も出現頻度の高い相関関係の出現頻度が所定の閾値を超えている場合に、当該相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行することを特徴とする。
この発明の請求項7にかかる画像処理方法は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理方法において、前記フィルタリング工程は、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を、各画素と注目画素との位置関係に応じて重み付けした上で集計し、注目画素については、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行することを特徴とする。
この発明の請求項8にかかる画像処理方法は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理方法において、前記フィルタリング工程は、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を、注目画素と各画素とを結ぶ方向が前記相関関係と整合する場合のみ集計し、注目画素については、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行することを特徴とする。
この発明の請求項9にかかる画像処理方法は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理方法において、前記フィルタリング工程は、注目画素周辺の所定領域内の各画素の前記相関関係の状況に応じて、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を集計し、注目画素については、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理と、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を、各画素と注目画素との位置関係に応じて重み付けした上で集計し、注目画素については、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理と、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を、注目画素と各画素とを結ぶ方向が前記相関関係と整合する場合のみ集計し、注目画素については、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理とを切り替えて実行することを特徴とする。
この発明の請求項10にかかる画像処理装置は、画像処理部と、複数の画素を有し、各画素が所定の色空間における一部の色成分の信号を備える画素信号を前記画像処理部へと出力する撮像素子とを備える。前記画像処理部は、前記画素信号の各画素について、当該画素周辺の所定領域内の画素信号を用いて当該画素における相関関係を判定する相関判定部と、前記画素信号の各画素について、前記相関関係を考慮した画素補間処理を実行する補間処理部と、前記補間処理部から出力される前記画像信号の各画素について、前記相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行するフィルタリング処理部とを有する。
この発明の請求項11にかかる画像処理装置は、請求項10記載の画像処理装置であって、前記フィルタリング処理部は、複数のフィルタと、前記複数のフィルタの一を選択可能なフィルタ選択部とを更に備える。前記補間処理部は、複数のタイプの前記画素補間処理を実行可能で、前記相関関係に対応して前記複数のタイプの前記画素補間処理の一を実行し、前記フィルタ選択部は、前記画素補間処理の前記一を最もよく補う前記フィルタを、前記相関関係に基づいて選択し、前記フィルタ選択部で選択された前記フィルタは、前記補間処理部から出力される前記画像信号の各画素についてフィルタリング処理を実行する。
この発明の請求項12にかかる画像処理装置は、請求項11記載の画像処理装置であって、前記フィルタ選択部は、前記相関関係に基づいて前記フィルタのフィルタ係数をリアルタイムで書き換えることにより、前記フィルタを選択する。
この発明の請求項13にかかる画像処理装置は、所定の色空間の画素信号の各画素について、当該画素周辺の所定領域内の画素信号を用いて当該画素における相関関係を判定する相関判定部と、前記画像信号の各画素について、前記相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行するフィルタリング処理部とを備える。
この発明の請求項14にかかる画像処理装置は、請求項10乃至請求項13のいずれか一つに記載の画像処理装置であって、前記フィルタリング処理部は、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を集計し、最も出現頻度の高い前記相関関係を考慮したフィルタリング処理を前記注目画素について実行する。
この発明の請求項15にかかる画像処理装置は、請求項14記載の画像処理装置であって、前記フィルタリング処理部は、最も出現頻度の高い前記相関関係の前記出現頻度が所定の閾値を超えている場合に、当該相関関係を考慮したフィルタリング処理を前記注目画素について実行する。
この発明の請求項16にかかる画像処理装置は、請求項10乃至請求項13のいずれか一つに記載の画像処理装置であって、前記フィルタリング処理部は、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を、前記各画素と前記注目画素との位置関係に応じて重み付けした上で集計し、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理を前記注目画素について実行する。
この発明の請求項17にかかる画像処理装置は、請求項10乃至請求項13のいずれか一つに記載の画像処理装置であって、前記フィルタリング処理部は、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を、前記注目画素と前記各画素とを結ぶ方向が前記相関関係と整合する場合のみ集計し、最も出現頻度の高い前記相関関係を考慮したフィルタリング処理を前記注目画素について実行する。
この発明の請求項18にかかる画像処理装置は、請求項10乃至請求項13のいずれか一つに記載の画像処理装置であって、前記フィルタリング処理部は、注目画素周辺の所定領域内の各画素の前記相関関係の状況に応じて、前記注目画素周辺の前記所定領域内における前記各画素の前記相関関係の出現頻度を集計して、最も出現頻度の高い前記相関関係を考慮したフィルタリング処理と、前記注目画素周辺の前記所定領域内における前記各画素の前記相関関係の出現頻度を、前記各画素と前記注目画素との位置関係に応じて重み付けした上で集計して、最も出現頻度の高い前記相関関係を考慮したフィルタリング処理と、前記注目画素周辺の前記所定領域内における前記各画素の前記相関関係の出現頻度を、前記注目画素と前記各画素とを結ぶ方向が前記相関関係と整合する場合のみ集計して、最も出現頻度の高い前記相関関係を考慮したフィルタリング処理とを切り替えて前記注目画素について実行する。
本発明の請求項1乃至請求項9のいずれか一つにかかる画像処理方法によれば、画素の相関関係を考慮した画素補間工程を備え、画素補間工程後に、さらに、相関関係を考慮したフィルタリング工程を備えるので、よりシャープな画像を得ることが可能である。
また、相関判定にエラーが生じた場合でも、フィルタリング工程時に周辺画素の相関関係を解析し、最適なフィルタを選択することで、相関判定エラーによる誤補間を補うことが可能である。
本発明の請求項10乃至請求項18のいずれか一つにかかる画像処理装置によれば、画素の相関関係を考慮して、画像信号の各画素について補間処理が実行され、さらにフィルタリング処理が実行されるので、よりシャープな画像を得ることが可能である。
また、相関関係の判定にエラーが生じても、注目画素の周辺画素との相関関係を解析して最適なフィルタを選択するので、当該エラーによる誤補間が補われる。
この発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態に係る画像撮像装置のブロック図である。 注目画素を中心とした5×5正方領域の画素配列を示す図である。 相関結果に応じて選択される各フィルタの一例を示す図である。 補間処理方法の記号を示す図である。 第1のフィルタ選択方法の実施例を示す図である。 第2のフィルタ選択方法の実施例を示す図である。 第3のフィルタ選択方法の実施例を示す図である。 第4のフィルタ選択方法の実施例を示す図である。 第2の実施の形態における画像処理装置を示す図である。 第3の実施の形態における画像処理装置を示す図である。
第1の実施の形態.
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる画像撮像装置1のブロック図である。画像撮像装置1は、たとえばデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、イメージスキャナなどに適用可能である。画像撮像装置1は、撮像素子10と信号処理部20と画像処理部30とを備えている。
撮像素子10は、たとえば、CCD撮像素子やCMOSセンサなどであり、本実施の形態においては、RGB色空間に対応した単板式ベイヤ配列の色フィルタ11を備えている。したがって、撮像素子10から出力される画素信号は、R(赤色),G(緑色),B(青色)のいずれか1色の色成分についての信号である。具体的には、撮像素子10から出力される画素信号の水平方向の画素列は、たとえば奇数行の画素列がR,G,R,G・・・と、R信号とG信号が交互に出力される画素列であり、偶数行の画素列がG,B,G,B・・・と、G信号とB信号が交互に出力される画素列である。
撮像素子10から出力された画素信号は、信号処理部20において、ホワイトバランス処理や、黒レベル補正処理など信号処理(前処理)が施される。信号処理部20において前処理が施された画素信号は、次に、画像処理部30に転送される。そして、画像処理部30においては、入力された画素信号に対して画素補間処理が施され、各画素は、R,G,Bそれぞれの色成分を持つ完全な画素信号となる。さらに、画像処理部30においては、画素補間処理後の画素信号に様々な画像処理が施される。
次に、画素補間処理を含めた本発明の画像処理の内容について説明する。画像処理部30は、画素補間処理およびフィルタリング処理に関わる機能部として、図に示すように、相関判定部31、補間処理部32、フィルタ係数決定部33、フィルタ34を備えている。また、画像処理部30は、フィルタ処理後の画素信号を格納するメモリ35を備えている。なお、信号処理部20および画像処理部30に含まれる各機能ブロックは、ハードウェア回路で構成されていてもよく、あるいは、これら各機能部の一部または全部がソフトウェア処理で実現されていてもよい。
画素補間処理に先立って、まず、相関判定部31において相関判定処理が行われる。相関判定処理の方法は、特に限定されるものではなく、周知の方法を採用すればよい。たとえば、注目画素と周辺画素との差分信号をそれぞれ算出し、最も差分信号の小さくなるような周辺画素が存在する方向を検出し、当該画素が存在する方向を相関が強い方向と判定する一般的な方法を用いることが可能である。
そして、本実施の形態においては、相関判定部31は、注目画素の相関関係を以下の6種類に分類する。
(R1)垂直方向の相関が強い。
(R2)水平方向の相関が強い。
(R3)斜め右方向の相関が強い。
(R4)斜め左方向の相関が強い。
(R5)全ての方向について相関がある。
(R6)特に強い相関を示す方向が存在しない。
ただし、(R3)の斜め右方向とは、右上がり(左下がり)の方向に相関が高いことを示し、(R4)の斜め左方向とは、左上がり(右下がり)の方向に相関が高いことを示している。また、相関が強いか否かの評価は、たとえば、相関度を評価する値が予め設定された閾値を上回るか否かによって判定すればよい。たとえば、差分信号を用いて相関を判定している場合、差分信号の値が所定の閾値より小さくなるような方向について相関が強いと判定される。そして、全ての方向について、差分信号の値が閾値を下回れば、(R5)の全ての方向について相関がある、と判定され、全ての方向について、差分信号の値が閾値を上回れば、(R6)の特に強い相関を示す方向が存在しない、と判定される。
また、相関を判定するために用いる画素の領域は特に限定されるものではなく、注目画素周辺の3×3正方領域の画素や、注目画素周辺の5×5正方領域の画素などを用いればよい。たとえば、注目画素周辺の5×5正方領域を用いて相関の判定を行う場合には、図2に示すように、注目画素をP22とした場合に、注目画素P22を中心とした25個の画素P00〜P44から構成される正方領域を用いて相関判定を行う。また、本出願人により出願された特願2004−199233に開示されている画素補間方法を採用してもよい。
そして、相関判定部31は、上記の判定結果(R1)〜(R6)を示す情報を補間処理部32およびフィルタ係数決定部33に出力する。また、補間処理部32に対しては、画素信号が出力される。
補間処理部32は、相関判定部31より入力した画素信号と相関判定結果を示す情報に基づいて、画素信号に以下の(C1)〜(C1)に示す画素補間処理を実行する。
(C1)垂直方向補間
(C2)水平方向補間
(C3)斜め右方向補間
(C4)斜め左方向補間
(C5)平均値補間
(C6)メディアン補間
ここで、(C1)は、相関判定結果が(R1)であった場合に実行される補間方法であり、注目画素を垂直方向の周辺画素を用いて補間する方法である。(C2)は、相関判定結果が(R2)であった場合に実行される補間方法であり、注目画素を水平方向の周辺画素を用いて補間する方法である。(C3)は、相関判定結果が(R3)であった場合に実行される補間方法であり、注目画素を斜め右方向の周辺画素を用いて補間する方法である。(C4)は、相関判定結果が(R4)であった場合に実行される補間方法であり、注目画素を斜め左方向の周辺画素を用いて補間する方法である。(C5)は、相関判定結果が(R5)であった場合に実行される補間方法であり、注目画素を周辺画素の平均値を用いて補間する方法である。(C6)は、相関判定結果が(R6)であった場合に実行される補間方法であり、注目画素を周辺画素のメディアン値を用いて補間する方法である。
このように、補間処理部32においては、相関判定結果に応じて、垂直方向補間、水平方向補間、斜め右・左方向補間、平均値補間、メディアン補間のいずれかの画素補間処理が実行される。なお、上述した相関判定結果(R1)〜(R6)と補間処理のタイプ(C1)〜(C6)との関係は一例である。相関判定結果と補間処理のタイプとの関係は、適宜設定することが可能である。
補間処理部32において画素補間処理が終了すると、画素補間処理後の画素信号がフィルタ34に対して出力される。
一方、フィルタ係数決定部33においては、相関判定部31より入力した相関判定結果を示す情報に基づいてフィルタ34の処理内容を決定するフィルタ係数を決定する。フィルタ係数決定部33は、フィルタ係数を決定すると、そのフィルタ係数をフィルタ34に設定する。すなわち、本実施の形態におけるフィルタ34は、単一のフィルタ回路で構成されており、フィルタ係数をリアルタイムで書き換えることにより、複数のフィルタを切り替えて動作するようにしている。
図3は、フィルタ係数決定部33において決定されたフィルタ係数に基づいて特徴づけられるフィルタ34のパターンを示す図である。ここでは、図2で示したものと同様に、注目画素P22に対して、25個の画素P00〜P44からなる5×5正方領域を利用して、フィルタ処理を行う場合を例としている。ただし、図3に示したフィルタのパターンは一例である。
フィルタ係数決定部33は、相関判定結果が(R1)であった場合には、フィルタ34が図3(A)で示す垂直方向フィルタとして動作するようにフィルタ係数を決定する。また、相関判定結果が(R2)であった場合には、フィルタ34が図3(B)で示す水平方向フィルタとして動作するようにフィルタ係数を決定する。また、相関判定結果が(R3)であった場合には、フィルタ34が図3(C)で示す斜め右方向フィルタとして動作するようにフィルタ係数を決定する。また、相関判定結果が(R4)であった場合には、フィルタ34が図3(D)で示す斜め左方向フィルタとして動作するようにフィルタ係数を決定する。相関判定結果が(R5)であった場合には、フィルタ34が図3(E)で示す平均値フィルタとして動作するようにフィルタ係数を決定する。また、相関判定結果が(R6)であった場合には、フィルタ34が図3(F)で示すフィルタとして動作するようにフィルタ係数を決定する。
なお、図3に示す各フィルタの係数は、周辺画素に割り当てる係数を示している。そして、図3(A)〜図3(D)のフィルタの場合には、各画素の画素値に、各画素に対応する係数を乗算した値を加算し、さらに、12で除算することにより、注目画素の出力信号が得られる。
つまり、図3(A)に示す垂直方向フィルタを用いた場合、注目画素P22のフィルタ処理後の信号Q22は、数1式で表される。
Figure 2006043414
また、図3(B)に示す水平方向フィルタを用いた場合、注目画素P22のフィルタ処理後の信号Q22は、数2式で表される。
Figure 2006043414
また、図3(C)に示す斜め右方向フィルタを用いた場合、注目画素P22のフィルタ処理後の信号Q22は、数3式で表される。
Figure 2006043414
また、図3(D)に示す斜め左方向フィルタを用いた場合、注目画素P22のフィルタ処理後の信号Q22は、数4式で表される。
Figure 2006043414
また、図3(E)のフィルタの場合には、各画素の画素値に、各画素に対応する係数を乗算した値を加算し、さらに、9で除算することにより、注目画素の出力信号が得られる。つまり、図3(E)に示す平均値フィルタを用いた場合、注目画素P22のフィルタ処理後の信号Q22は、数5式で表される。
Figure 2006043414
また、図3(F)に示すフィルタを用いた場合、注目画素P22のフィルタ処理後の信号Q22は、数6式で表される。
Figure 2006043414
なお、数1式から数6式においては、図2で示した画素を示す記号P00〜P44が、画素信号値をも表すものとしている。
ここで、本実施の形態においては、相関判定結果が(R6)であった場合、すなわち、画素補間処理としてはメディアン補間処理を実行した場合には、フィルタ34は、図3(F)あるいは数6式で示すように、画素信号を変化させないようにしている。これは、再び、メディアンフィルタを作用させた場合にも、フィルタ出力後の画素信号には大きな変化がでる可能性が低いため、処理の高速化を意図したものである。ただし、相関判定結果が(R6)であった場合に、フィルタ34をメディアンフィルタとして動作させるようにしてもよい。
このように、フィルタリング工程においては、フィルタ係数を設定することにより特徴付けられる複数のフィルタを予め用意しておき、その用意されたフィルタの中で画素補間工程において用いられた画素補間方法を最もよく補うフィルタを選択するようにしている。つまり、垂直方向に補間を行った場合には、さらに、垂直方向の周辺画素を用いてフィルタ処理をすることで、垂直方向の補間を補うようにするのである。同様に、水平方向、斜め右・左方向に補間を行った場合には、さらに、水平方向、斜め右・左方向の周辺画素を用いてフィルタ処理をすることで、水平方向、斜め右・左方向の補間を補うようにするのである。また、平均値補間をした場合には、さらに、平均値フィルタを施すことで、平均値処理を補うようにしている。また、本実施の形態においては、メディアン補間をした場合には、上述した理由によりメディアンフィルタを繰り返し実行しないようにしているが、さらに、メディアンフィルタを施すことにより、メディアン処理を補うようにしてもよい。
ここで、画素補間方法を最もよく補うフィルタあるいは相関関係を考慮したフィルタをどのようにして決定するかについては、適当なアルゴリズムを用いて動的に決定する方法も可能である。しかし、相関関係の種別は、それほど多い数ではないので、本実施の形態においては、相関関係とそれに対応する画素補間処理のタイプ、あるいは、画素補間処理のタイプとそれを最もよく補うフィルタのタイプは、予め経験などにより最適なものを選定しておき、対応付けるようにしている。
なお、補間処理後の各画素信号は、RGB全ての色成分を持つ信号である。したがって、上記のフィルタリング処理は、全ての色成分の信号に対して適用させてもよいし、一部の色成分の信号に対して適用させてもよい。
フィルタ係数決定部33は、補間処理部32を介して相関判定部31から相関判定結果(R1)〜(R6)を得ても良い。この場合、相関判定結果(R1)〜(R6)に対応して補間処理部32で実行される補間処理(C1)〜(C6)の結果が、フィルタ係数決定部33に与えられる。そして、フィルタ係数決定部33は、補間処理(C1)〜(C6)の結果に基づいて、フィルタを決定する。以下(図4〜図8)では、このようなフィルタ係数決定部33の態様について説明する。
図4は、この後で説明する図5〜図8で用いる記号の説明である。前述したように、相関判定処理においては、(R1)〜(R6)の6つの判定結果が得られ、この判定結果に応じて6種類の補間処理(C1)〜(C6)が実行される。図4は、この6種類の補間処理(C1)〜(C6)に対応する記号を示している。
たとえば、図5に示すように、注目画素P22については、左右の隣接画素P21,P23を用いて水平方向補間(C2)が実行されたことを示している。したがって、この注目画素P22については、フィルタリング工程においては、水平方向フィルタ(図3(B)を施すのである。このようなフィルタリング工程を設けることにより、より強調され、はっきりとした画像を得ることが可能である。
このように、フィルタ処理工程におけるフィルタ選択方法(ここまで説明した方法を第1の選択方法とする。)は、注目画素に着目し、補間処理工程で行われた補間処理を補うフィルタを適用させる方法である。次に、第2〜第4のフィルタ選択方法について説明する。
第2のフィルタ選択方法について説明する。第2の方法は、注目画素の周辺領域における複数の画素について、補間処理工程で行われた補間処理方法を集計し、最も出現頻度の高い補間処理を補うフィルタを適用させる方法である。
図6で示した例であれば、5×5正方領域内においては、垂直方向補間が実行された画素が18画素、水平方向補間が実行された画素が1画素、斜め右方向補間が実行された画素が3画素、斜め左方向補間が実行された画素が3画素である。この場合、垂直方向補間が行われた画素の出現数が最も多いため、フィルタリング工程においては、注目画素P22について垂直方向フィルタを採用するのである。このように、第2の選択方法を採用した場合、注目画素において相関判定エラーが発生していた場合でも誤った画素補間処理を補正することが可能である。
また、上記においては、最も出現頻度の多い補間処理を補うフィルタを採用するようにしたが、適当な閾値を設け、出現頻度が閾値を超える場合にのみ、その出現頻度の最も多い補間処理を補うフィルタを採用するようにしてもよい。たとえば、出現頻度が過半数を超える場合のみ、出現頻度の最も多い補間処理を補うフィルタを採用するようにしてもよい。そして、最も出現頻度の多い補間処理方法の出現頻度が閾値を超えない場合には、上述した第1の選択方法あるいは後で説明する第3または第4の選択方法を採用するような方法が考えられる。
このように注目画素の周辺領域内で閾値を超える補間処理方法が存在する場合には、第2の選択方法は有効な方法であるが、周辺画素の画素補間処理方法にばらつきが多い場合には、次に説明する第3の方法が有効である。
第3のフィルタ選択方法について説明する。第3の方法は、注目画素の周辺領域における複数の画素について、補間処理工程で行われた補間処理方法を、注目画素との位置関係に応じて重み付けを行った上で集計し、最も出現頻度の高い補間処理を補うフィルタを適用させる方法である。
図7で示した例であれば、5×5正方領域内において、注目画素の重み付けを係数を3、注目画素に隣接する周辺8個の画素の重み付け係数を2、外周の16個の画素の重み付け係数を1としている。これにより、重み付け係数を考慮した出現頻度を集計すると、垂直方向補間が実行された画素が10(2×3画素+1×4画素)、水平方向補間が実行された画素が8(3×1画素+2×2画素+1×1画素)、斜め右方向補間が実行された画素が4(2×1画素+1×2画素)、斜め左方向補間が実行された画素が4(1×4画素)、メディアン補間が実行された画素が3(1×3画素)、平均値補間が実行された画素が6(2×2画素+1×2画素)である。この場合、垂直方向補間が行われた画素の重み付け出現頻度が最も多いため、フィルタリング工程においては、注目画素P22について垂直方向フィルタを採用するのである。このように、第3の選択方法を採用した場合、注目画素において相関判定エラーが発生していた場合でも誤った画素補間処理を補正することが可能である。
第4のフィルタ選択方法について説明する。第4の方法は、注目画素の周辺領域における複数の画素について、補間処理工程で行われた補間処理方法と、注目画素と当該画素を結ぶ方向が整合しているか否かを基準とし、整合している場合の出現頻度を集計する方法である。たとえば、5×5正方領域の画素を用いる場合、図8に示すように、垂直方向の5個の画素からなる領域を垂直領域VA、水平方向の5個の画素からなる領域を水平領域HA、斜め右方向の5個の画素からなる領域を斜め右領域RA、斜め左方向の5個の画素からなる領域を斜め左領域LAとし、各領域VA,HA,RA,LAにおいて、領域の方向とその領域に属する画素の補間方向が一致する数を集計するのである。
図8で示した例であれば、領域の方向とその領域に属する画素の補間方向が一致する数を集計すると、垂直領域VAが4画素(つまり、垂直領域VA内の画素で、垂直方向補間が行われた画素が4画素存在する)、水平領域HAが3画素、斜め右領域が2画素、斜め左領域が1画素である。この場合、整合のとれる画素の数は垂直領域VAが最も多いため、フィルタリング工程においては、注目画素P22について垂直方向フィルタを採用するのである。
あるいは、第4の方法に第3の方法の要素を加え、注目画素との位置関係に応じて各領域VA,HA,RA,LA内の画素に重み付けを行った上で集計するようにしてもよい。
以上、説明した第2〜第4の方法は、それぞれ特徴があり、周辺画素の状況に応じて最適な方法が選択されることが望ましい。そこで、フィルタ係数決定部33は、注目画素の周辺領域の画素状況に応じて第2〜第4のフィルタ選択方法を切り替えることにより、最適なフィルタ処理を実行できるようにすることが好ましい。
第2の実施の形態.
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。上述した第1の実施の形態においては、相関判定後に相関結果に基づいて補間処理およびフィルタリング処理を実行するものであった。つまり、相関判定結果に基づいて実行された補間処理を補う目的でフィルタリング処理を実行した。
これに対して、第2の実施の形態においては、補間処理を補う目的ではなく、独立して相関判定結果に基づいてフィルタ処理を実行するものである。図9は、第2の実施の形態における画像処理部を示すブロック図である。
画像処理部は、補間処理部100と相関判定部101とフィルタ係数決定部102とフィルタ103を備えている。補間処理部100において画素補間処理が実行されることにより、各画素はR,G,B全ての色成分の信号を持つ完全な信号となる。
次に、相関判定部101において、各画素の相関判定が行われる。相関判定方法は、第1の実施の形態における処理と同様である。ただし、各画素は、R,G,B全ての色成分の信号を持つので、相関判定処理に用いる色成分はいずれかの色成分の信号が用いられる。あるいは、複数の色成分の信号について相関判定を行い、総合的に判定するようにしてもよい。
そして、フィルタ係数決定部102は、相関判定部101から入力した相関結果を示す情報に基づいて適用させるフィルタを決定し、フィルタ係数を決定するのである。つまり、相関関係を考慮して適用させるフィルタを決定するのである。フィルタ係数が決定されると、フィルタ103に決定されたフィルタ係数が設定される。このようにして、相関結果に基づいてフィルタ処理が実行されるのである。
このように、第2の実施の形態によれば、相関結果に基づいてフィルタリング処理が実行されるので、フィルタ処理による画像の鮮明度を向上させることが可能である。
第3の実施の形態.
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態においては、補間処理前および補間処理後に実行した相関判定結果に基づいてフィルタ処理を実行するものである。図10は、第3の実施の形態における画像処理部を示すブロック図である。
画像処理部は、第1相関判定部110と補間処理部111と第2相関判定部112とフィルタ係数決定部113とフィルタ114を備えている。
第1相関判定部110において、画素の相関判定が行われる。相関処理方法は、第1の実施の形態における処理と同様である。そして、第1相関判定部110における相関判定結果に基づいて補間処理部111において画素補間処理が行われる。補間処理方法は、第1の実施の形態における処理と同様である。補間処理部111において画素補間処理が実行されることにより、各画素はR,G,B全ての色成分の信号を持つ完全な信号となる。
次に、第2相関判定部112において、各画素の相関判定が行われる。相関処理方法は、第1の実施の形態における処理と同様である。ただし、各画素は、R,G,B全ての色成分の信号を持つので、相関処理に用いる色成分はいずれかの色成分の信号が用いられる。あるいは、複数の色成分の信号について相関判定を行い、総合的に判定するようにしてもよい。
そして、フィルタ係数決定部102は、第1相関判定部110および第2相関判定部112からそれぞれ入力した相関結果を示す情報に基づいて適用させるフィルタを決定し、フィルタ係数を決定するのである。ここで、フィルタ係数決定部102は、第1相関判定部110および第2相関判定部112からそれぞれ入力した相関結果を総合判定する。たとえば、それぞれの相関判定結果に重み付けをして総合判定結果を得るようにする。フィルタ係数が決定されると、フィルタ114に決定されたフィルタ係数が設定される。このようにして、相関結果に基づいてフィルタ処理が実行されるのである。
このように、第3の実施の形態によれば、補間処理の前後において判定された相関結果に基づいてフィルタリング処理が実行されるので、より相関判定のエラーを防止することが可能であり、フィルタ処理による画像の鮮明度を向上させることが可能である。
なお、上記実施の形態においては、画素信号がRGB色空間のデータである場合を例に説明したが、これは一例であり、本発明は、画素信号が他の色空間のデータである場合にも、もちろん適用可能である。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。

Claims (18)

  1. 各画素が所定の色空間における一部の色成分の信号を備える画素信号を入力する工程と、
    前記画素信号の各画素について、当該画素周辺の所定領域内の画素信号を用いて当該画素における相関関係を判定する相関工程と、
    前記画素信号の各画素について、前記相関関係を考慮した画素補間処理を実行する画素補間工程と、
    前記画素補間工程後の画像信号の各画素について、前記相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行するフィルタリング工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  2. 請求項1に記載の画像処理方法において、
    前記画素補間工程においては、前記相関関係に対応して実行される複数のタイプの画素補間処理が予め用意されており、これら複数のタイプの画素補間処理に対して、それぞれその画素補間処理を最もよく補うフィルタが予め対応付けられており、前記フィルタリング工程は、画素補間処理のタイプに応じて対応付けられているフィルタを選択して用いることを特徴とする画像処理方法。
  3. 請求項2に記載の画像処理方法において、
    前記フィルタリング工程は、フィルタに設定するフィルタ係数をリアルタイムで書き換えることにより、前記対応付けられているフィルタを選択することを特徴とする画像処理方法。
  4. 所定の色空間の画素信号の各画素について、当該画素周辺の所定領域内の画素信号を用いて当該画素における相関関係を判定する相関工程と、
    前記画像信号の各画素について、前記相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行するフィルタリング工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理方法において、
    前記フィルタリング工程は、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を集計し、注目画素については、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行することを特徴とする画像処理方法。
  6. 請求項5に記載の画像処理方法において、
    前記フィルタリング工程は、最も出現頻度の高い相関関係の出現頻度が所定の閾値を超えている場合に、当該相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行することを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理方法において、
    前記フィルタリング工程は、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を、各画素と注目画素との位置関係に応じて重み付けした上で集計し、注目画素については、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行することを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理方法において、
    前記フィルタリング工程は、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を、注目画素と各画素とを結ぶ方向が前記相関関係と整合する場合のみ集計し、注目画素については、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行することを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理方法において、
    前記フィルタリング工程は、注目画素周辺の所定領域内の各画素の前記相関関係の状況に応じて、
    注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を集計し、注目画素については、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理と、
    注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を、各画素と注目画素との位置関係に応じて重み付けした上で集計し、注目画素については、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理と、
    注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を、注目画素と各画素とを結ぶ方向が前記相関関係と整合する場合のみ集計し、注目画素については、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理と
    を切り替えて実行することを特徴とする画像処理方法。
  10. 画像処理部と、
    複数の画素を有し、各画素が所定の色空間における一部の色成分の信号を備える画素信号を前記画像処理部へと出力する撮像素子と
    を備え、
    前記画像処理部は、
    前記画素信号の各画素について、当該画素周辺の所定領域内の画素信号を用いて当該画素における相関関係を判定する相関判定部と、
    前記画素信号の各画素について、前記相関関係を考慮した画素補間処理を実行する補間処理部と、
    前記補間処理部から出力される前記画像信号の各画素について、前記相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行するフィルタリング処理部と
    を有する、画像処理装置。
  11. 前記フィルタリング処理部は、
    複数のフィルタと、
    前記複数のフィルタの一を選択可能なフィルタ選択部と
    を更に備え、
    前記補間処理部は、複数のタイプの前記画素補間処理を実行可能で、前記相関関係に対応して前記複数のタイプの前記画素補間処理の一を実行し、
    前記フィルタ選択部は、前記画素補間処理の前記一を最もよく補う前記フィルタを、前記相関関係に基づいて選択し、
    前記フィルタ選択部で選択された前記フィルタは、前記補間処理部から出力される前記画像信号の各画素についてフィルタリング処理を実行する、請求項10記載の画像処理装置。
  12. 前記フィルタ選択部は、前記相関関係に基づいて前記フィルタのフィルタ係数をリアルタイムで書き換えることにより、前記フィルタを選択する、請求項11記載の画像処理装置。
  13. 所定の色空間の画素信号の各画素について、当該画素周辺の所定領域内の画素信号を用いて当該画素における相関関係を判定する相関判定部と、
    前記画像信号の各画素について、前記相関関係を考慮したフィルタリング処理を実行するフィルタリング処理部と
    を備える、画像処理装置。
  14. 前記フィルタリング処理部は、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を集計し、最も出現頻度の高い前記相関関係を考慮したフィルタリング処理を前記注目画素について実行する、請求項10乃至請求項13のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  15. 前記フィルタリング処理部は、最も出現頻度の高い前記相関関係の前記出現頻度が所定の閾値を超えている場合に、当該相関関係を考慮したフィルタリング処理を前記注目画素について実行する、請求項14記載の画像処理装置。
  16. 前記フィルタリング処理部は、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を、前記各画素と前記注目画素との位置関係に応じて重み付けした上で集計し、最も出現頻度の高い相関関係を考慮したフィルタリング処理を前記注目画素について実行する、請求項10乃至請求項13のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  17. 前記フィルタリング処理部は、注目画素周辺の所定領域内における各画素の前記相関関係の出現頻度を、前記注目画素と前記各画素とを結ぶ方向が前記相関関係と整合する場合のみ集計し、最も出現頻度の高い前記相関関係を考慮したフィルタリング処理を前記注目画素について実行する、請求項10乃至請求項13のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  18. 前記フィルタリング処理部は、注目画素周辺の所定領域内の各画素の前記相関関係の状況に応じて、
    前記注目画素周辺の前記所定領域内における前記各画素の前記相関関係の出現頻度を集計して、最も出現頻度の高い前記相関関係を考慮したフィルタリング処理と、
    前記注目画素周辺の前記所定領域内における前記各画素の前記相関関係の出現頻度を、前記各画素と前記注目画素との位置関係に応じて重み付けした上で集計して、最も出現頻度の高い前記相関関係を考慮したフィルタリング処理と、
    前記注目画素周辺の前記所定領域内における前記各画素の前記相関関係の出現頻度を、前記注目画素と前記各画素とを結ぶ方向が前記相関関係と整合する場合のみ集計して、最も出現頻度の高い前記相関関係を考慮したフィルタリング処理と
    を切り替えて前記注目画素について実行する、請求項10乃至請求項13のいずれか一つに記載の画像処理装置。
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