JP4840740B2 - 画素補間方法および画像判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラ等に備えられる画像処理回路で実行される画素補間技術に関する。
デジタルカメラ等で利用されるCCD、CMOSなどの撮像素子は、色フィルタを介して受光する光を光電変換して画素信号を出力する。この色フィルタには、RGB系色フィルタやYMCK系色フィルタなどがある。そして、単板式の撮像素子からは1画素について1色の画素信号が出力される。たとえば、RGB系色フィルタを用いた場合、1画素についてR(赤色)、G(緑色)、B(青色)いずれかの色成分の画素信号が出力される。
このため、単板式のカラー撮像素子から出力された画素信号については、他の色成分の画素信号を補間処理する必要がある。そして、この補間処理に様々なアルゴリズムが用いられている。たとえば、水平方向と垂直方向の相関度を算出し、相関度の高い方向の画素を用いて画素補間を行う方法が行われている。あるいは、注目画素と周辺画素の距離に応じて重み付けを行った上で画素補間を行う方法などが行われている。
また、下記特許文献1においては、画素がグレーエッジであるかカラーエッジであるかを判定し、その判定結果に応じて画素補間処理による重み付け係数を決定し、偽色を低減させるようにしている。また、下記特許文献2では、画素補間処理を実行した後、2つの方法で色差分信号を生成し、彩度値に基づいていずれかの色差分信号を選択することによって補間処理による偽色の発生を低減するようにしている。
特開2001−292454号公報 特開2002−300590号公報
しかし、従来の補間方法では、水平あるいは垂直方向の細線など、高域周波数成分が含まれるグレー画像においては、誤補間による画質劣化が生じる場合があった。特に、グレー画像とカラー画像の境界に位置するような画像において、画質劣化が生じるという問題があった。そこで、本発明は前記問題点に鑑み、偽色の軽減や解像度の改善を行い、シャープで高品質な画像を生成可能な画像処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、a)所定の色空間の画素信号を入力する工程と、b)注目画素及びその周辺画素で構成される領域の彩度評価値を算出する工程と、c)前記彩度評価値に基づいて相関判定方法と画素補間方法とを選択する工程と、d)選択された画素補間方法を用いて、選択された相関判定方法により決定された相関方向に関して前記注目画素の画素補間処理を実行する工程と、を備えることを特徴とする。更に前記工程b)は、b-1)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、各色成分ごとの画素平均値に基づく色差成分値から第1色差成分評価値を算出する工程と、b-2)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、所定の方向に関する色差成分値を累積し、第2色差成分評価値を算出する工程と、b-3)前記第1色差成分評価値と前記第2色差成分評価値とを比較して、色差成分のレベルが小さい方を前記彩度評価値として選択する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画素補間方法において、前記工程c)は、c-1)前記彩度評価値と第1の閾値とを比較することにより、グレー画像用とカラー画像用の相関判定方法のうちいずれかを選択する工程と、c-2)前記彩度評価値と第2の閾値とを比較することにより、グレー画像用とカラー画像用の画素補間方法のうちいずれかを選択する工程と、を含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、a)所定の色空間の画素信号を入力する工程と、b)注目画素及びその周辺画素で構成される領域の彩度評価値を算出する工程と、c)前記彩度評価値に基づいて相関判定方法と画素補間方法とを選択する工程と、d)選択された画素補間方法を用いて、選択された相関判定方法により決定された相関方向に関して前記注目画素の画素補間処理を実行する工程と、を備えることを特徴とする。更に前記工程c)では、所定の2つの閾値TH1,TH2(ただし、TH1>TH2とする。)を用いて、前記彩度評価値が閾値TH2より小さい場合には、グレー画像用の相関判定方法とグレー画像用の画素補間方法とを選択し、前記彩度評価値が閾値TH2より大きく閾値TH1より小さい場合には、グレー画像用の相関判定方法とカラー画像用の画素補間方法とを選択し、前記彩度評価値が閾値TH1より大きい場合には、カラー画像用の相関判定方法とカラー画像用の画素補間方法とを選択することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、a)所定の色空間の画素信号を入力する工程と、b)注目画素及びその周辺画素で構成される領域の彩度評価値を算出する工程と、c)カラー画像用の画素補間方法を用いて、前記注目画素のカラー画像用の画素補間処理を実行する工程と、d)グレー画像用の画素補間方法を用いて、前記注目画素のグレー画像用の画素補間処理を実行する工程と、e)前記彩度評価値と正相関ある按分比で、前記カラー画像用の画素補間処理を実行した画素値と前記グレー画像用の画素補間処理を実行した画素値とを加算する工程とを備える。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の画素補間方法において、前記工程c)において、前記注目画素のカラー画像用の画素補間処理は、前記カラー画像用の画素補間方法を用いて、カラー画像用の相関判定方法により決定された相関方向に関して実行される。また前記工程d)において、前記注目画素のグレー画像用の画素補間処理は、前記グレー画像用の画素補間方法を用いて、グレー画像用の相関判定方法により決定された相関方向に関して実行される。
請求項6記載の発明は、請求項4に記載の画素補間方法において、前記彩度評価値が閾値よりも高い場合にはカラー画像用の、前記閾値よりも小さい場合にはグレー画像用の、それぞれ相関判定方法が選択される。前記工程c)において、前記注目画素のカラー画像用の画素補間処理は、前記カラー画像用の画素補間方法を用いて、選択された前記相関判定方法により決定された相関方向に関して実行される。また前記工程d)において、前記注目画素のグレー画像用の画素補間処理は、前記グレー画像用の画素補間方法を用いて、選択された前記相関判定方法により決定された相関方向に関して実行される。
請求項7記載の発明は、請求項乃至請求項6のいずれか一つに記載の画素補間方法において、前記工程b)は、b-1)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、各色成分ごとの画素平均値に基づく色差成分値から第1色差成分評価値を算出する工程と、b-2)前記注目画素の周辺画素を用いて、所定の方向に関する色差成分値を累積し、第2色差成分評価値を算出する工程と、b-3)前記第1色差成分評価値と前記第2色差成分評価値とを比較して、色差成分のレベルが小さい方を前記彩度評価値として選択する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7に記載の画素補間方法において、前記工程b-2)は、b-2-1)前記注目画素の周辺画素を用いて、垂直方向に関して色差成分値を累積し、垂直色差成分評価値を算出する工程と、b-2-2)前記注目画素の周辺画素を用いて、水平方向に関して色差成分値を累積し、水平色差成分評価値を算出する工程と、を含み、前記工程b-3)は、b-3-1)前記第1色差成分評価値と前記垂直色差成分評価値と前記水平色差成分評価値とを比較して、最も色差成分のレベルが小さい評価値を彩度評価値として選択する工程、を含むことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、a)所定の色空間の画素信号を入力する工程と、b)注目画素及びその周辺画素を用いて、各色成分ごとの画素平均値に基づく色差成分値から第1色差成分評価値を算出する工程と、c)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、所定の方向に関する色差成分値を累積し、第2色差成分評価値を算出する工程と、d)前記第1色差成分評価値と前記第2色差成分評価値とを比較して、最も色差成分のレベルが小さい方を彩度評価値として選択する工程と、e)前記彩度評価値を用いて前記注目画素を含む領域がグレー画像であるかカラー画像であるかを判定する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9に記載の画像判定方法において、前記工程c)は、c-1)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、垂直方向に関する色差成分値を累積し、垂直色差成分評価値を算出する工程と、c-2)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、水平方向に関する色差成分値を累積し、水平色差成分評価値を算出する工程と、を含み、前記工程d)は、前記第1色差成分評価値と前記垂直色差成分評価値と前記水平色差成分評価値とを比較して、最も色差成分のレベルが小さい方を前記彩度評価値として選択する工程、を含むことを特徴とする。
本発明は、注目画素の周辺領域の彩度評価値を算出し、彩度評価値に基づいて相関判定方法と画素補間方法とを選択する。これにより、相関方向の判定誤りや誤補間を防止することができ、画素補間処理における偽色の低減を図ることが可能である。
また、彩度評価値と第1の閾値とを比較することにより、グレー画像用とカラー画像用の相関判定方法のうちいずれかを選択し、彩度評価値と第2の閾値とを比較することにより、グレー画像用とカラー画像用の画素補間方法のうちいずれかを選択する。つまり、相関判定方法と画素補間方法とは、それぞれ別の閾値を用いて彩度評価値との比較が行われるので、相関方向を判定する上で適切な領域の判定と画素補間方法を選択する上で適切な領域の判定が行われ、画素補間処理の精度を向上させることが可能である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態.
<1.デジタルカメラの全体概略構成>
図1は、本発明に係るデジタルカメラ10の第1の態様を示すブロック図である。デジタルカメラ10は、撮像素子1、信号処理回路2、画像処理回路3A、メモリ5を備えている。撮像素子1は、RGBベイヤ配列の色フィルタアレイを備えた単板式のCCDであり、1画素からはRGBいずれかの色成分の画素信号が出力される。具体的には、たとえば奇数番目の水平ラインがG→R→G→R→・・・とG信号とR信号とが交互に出力されるラインとすると、偶数番目の水平ラインは、B→G→B→G→・・・とB信号とG信号とが交互に出力されるラインである。なお、撮像素子1として、CMOSセンサを用いても良い。
撮像素子1から出力される画素信号は、信号処理回路2に入力される。信号処理回路2において、画素信号に対してホワイトバランス処理、黒レベル補正処理などの信号処理が行われる。信号処理回路2から出力された画素信号は、画像処理回路3Aに入力される。画像処理回路3Aは、彩度値算出回路31、相関値算出回路32、選択回路33、画素補間回路34を備えている。
彩度値算出回路31は、注目画素と注目画素周辺の画素信号を用いて、当該領域の彩度値を算出する。この彩度値は、当該領域がグレー画像であるかカラー画像であるかを判定するための指標となる。相関値算出回路32は、注目画素と注目画素周辺の画素信号を用いて当該領域の相関値を算出する。選択回路33は、彩度値算出回路31により算出された彩度値に基づいて最適な相関判定方法と画素補間方法とを選択する。画素補間回路34は、注目画素と注目画素周辺の画素信号を用いて画素補間処理を実行する。具体的には、選択回路33により選択された相関判定方法に基づいて相関方向を決定するとともに、選択回路33により選択された画素補間方法に基づいて、決定された相関方法に関する画素補間処理を実行する。
なお、彩度値算出回路31、相関値算出回路32および画素補間回路34は、それぞれ注目画素と注目画素周辺の画素信号を用いて演算処理を行うため、M×Nのマトリクス領域の画素信号を蓄積するためのレジスタ群を備えている。なお、各回路31,32,33でレジスタを共用するようにしてもよい。
画像処理回路3Aにおいて画素補間処理が行われると、各画素はRGB全ての色成分を持つ信号となる。そして、この画素信号がメモリ5に格納される。メモリ5に格納された画素信号は、さらに、圧縮処理が施されて画像データとして図示せぬ記憶媒体に格納される。あるいは、デジタルカメラ10が備える図示せぬモニタに表示されるデータとして利用される。
<2.ベイヤ配列の画素の表記方法>
次に、以下の説明および図面におけるベイヤ配列の画素の表記方法について説明する。まず、5×5のマトリクス領域の画素を図2(a)のように表す。図2(a)における記号Pは、画素がRGBいずれの色成分であるかを考慮しない表記である。これに対して、図2(b)〜(e)においては各画素の色成分を区別して表記している。記号Rは赤色画素、記号Gは緑色画素、記号Bは青色画素であることを示している。また、図2および図5〜図16において、G画素は実線の円で描き、R画素およびB画素は破線の円で描いている。
また、記号P,R,G,Bの添え字のうち、1桁目はマトリクス領域の画素の行番号、2桁目はマトリクス領域の画素の列番号を示している。図2(a)〜(e)は、注目画素P22を含む25個の画素P00〜P44からなるマトリクス領域の画素配列を表している。その他の図面における表記方法も同様である。また、実施の形態の説明や各数式において、記号P,R,G,Bは、画素値を表す場合もある。たとえば、記号P11は、1行1列目の画素そのものを表すとともに、1行1列目の画素の画素値をも表すものとする。
図2(b)および図2(e)は、注目画素P22がG画素である場合の画素配列である。図2(c)は、注目画素P22がR画素である場合の画素配列である。図2(d)は、注目画素P22がB画素である場合の画素配列である。上述したように、彩度値算出回路31、相関値算出回路32、画素補間回路34においては、注目画素とその周辺の画素信号を用いて演算処理を実行するために、レジスタ群にマトリクス領域の画素信号を蓄積する。5×5のマトリクス領域の画素を処理対象とする場合、そのレジスタ群に格納される画素信号のパターンは、図2(b)〜図2(e)の4つのパターンが存在することになる。また、3×3のマトリクス領域の画素を処理対象とする場合には、注目画素P22を中心とした9個の画素P11,P12,P13,P21,P22,P23,P31,P32,P33を利用することになり、画素信号のパターンは、同様に、図2(b)〜図2(e)の4パターンである。
<3.彩度値算出処理>
次に、彩度値算出回路31により実行される彩度値算出処理の内容について詳細に説明する。彩度値算出回路31は、注目画素を含むマトリクス領域(これは注目画素及びその周辺画素で構成される)の色差成分を分析し、この領域の彩度評価値を算出する。この彩度評価値は、後工程である選択工程において、処理対象となる領域が彩度の高い画像(以下、カラー画像とする。)であるか、彩度の低い画像(以下、グレー画像とする。)であるかを判定するために利用される。
彩度評価値は、注目画素を含むマトリクス領域において、G画素のレベルとR画素のレベルとの色差成分およびG画素のレベルとB画素のレベルとの色差成分に基づいて算出される。そして、本実施の形態においては、彩度評価値を決定するために、2つの色差成分評価値が算出される。すなわち、彩度値算出回路31は、「第1の色差成分評価値」および「第2の色差成分評価値」を算出する。「第1の色差成分評価値」とは、マトリクス領域内にある各画素の位置は考慮することなく、領域内に存在する各画素の色成分別の画素平均値に基づく色差成分値から求めた評価値である。「第2の色差成分評価値」とは、マトリクス領域内にある各画素の位置を考慮し、特定の方向について色差成分値を累積することによって求められる評価値である。
このように、2種類の色差成分評価値を算出する理由は、以下の通りである。レトマチャートなどのように、水平あるいは垂直方向に細線が存在するグレー画像において、上記の「第1の色差成分評価値」を彩度値として採用した場合、誤ってカラー画像であると判定される可能性がある。これは、水平あるいは垂直方向に強い相関があるにも関わらず、この相関性を考慮しないで、領域内の画素平均値を用いて色差成分を算出するためである。そこで、本実施の形態においては、以下に示すように、2種類の色差成分評価値を算出し、色差成分のレベルの小さい方を彩度値として採用することにしている。
(3-1)第1の色差成分評価値
まず、第1の色差成分評価値の算出方法について説明する。第1の色差成分評価値は、青空や模様のない壁等、平坦部分(低周波領域)の色差成分の評価に適している。ここでいう平坦部分とは、特定の方向について強い相関を持たないような領域である。第1の色差成分評価値を算出するために、まず、注目画素を中心とする3×3のマトリクス領域に含まれるRGB各色毎の画素値の平均値Rave,Gave,Baveを算出する。平均値Rave,Gave,Baveは、一般的には、数1式のように表される。数1式中、NR、NG、NBは、それぞれマトリクス領域内に存在するR,G,B画素の数であり、Σの項は、各色成分の累積画素値を示している。
Figure 0004840740
ただし、図2(b)〜(e)で示したように、画素配列には4つのパターンが存在するので、それぞれのパターンで平均値の算出方法が異なる。まず、中心画素がG画素であり、図2(b)の画素配列に対応する場合、数2式により平均値Rave,Gave,Baveを算出する。
Figure 0004840740
中心画素がR画素であり、図2(c)の画素配列に対応する場合、数3式により平均値Rave,Gave,Baveを算出する。
Figure 0004840740
中心画素がB画素であり、図2(d)の画素配列に対応する場合、数4式により平均値Rave,Gave,Baveを算出する。
Figure 0004840740
中心画素がG画素であり、図2(e)の画素配列に対応する場合、数5式により平均値Rave,Gave,Baveを算出する。
Figure 0004840740
彩度値算出回路31は、マトリクス領域の画素配列が、図2(b)〜(e)のいずれのパターンであるかに応じて、数2式から数5式のいずれかの数式に従った演算処理を実行し、平均値Rave,Gave,Baveを算出する。さらに、彩度値算出回路31は、算出した平均値Rave,Gave,Baveを用いて、数6式で表した演算処理を実行することにより、第1の色差成分評価値Cglobalを算出する。つまり、色差成分評価値Cglobalは、マトリクス領域内に存在する色成分ごとの画素値平均値に基づく色差成分値を用いて算出された色差成分の評価値である。
Figure 0004840740
(3−2)第2の色差成分評価値
次に、第2の色差成分評価値の算出処理について説明する。マトリクス領域内に相関の強い方向があり、色差成分値の算出方法次第によっては、彩度値が大きく変化するような領域の色差成分の評価に適している。たとえば、上述したように、レトマチャートなどの高周波成分を含むグレー画像においては、(3−1)で求めた第1の色差成分評価値を彩度評価値として採用した場合、誤ってカラー画像であると判定される場合がある。そこで、このような特定の方向に強い相関を持つ画像に対する色差成分評価値を適切に求めるために、以下の処理を実行する。
彩度値算出回路31は、3×3のマトリクス領域の画素信号を用いて、数7式および数8式で表された演算処理を実行する。すなわち、数7式は、垂直方向について色差成分値を累積して、垂直方向の色差成分評価値Cverticalを算出している。また、数8式は、水平方向について色差成分値を累積して、水平方向の色差成分評価値Chorizontalを算出している。つまり、数7式、数8式で表される演算は、垂直方向あるいは水平方向について、それぞれG画素とR画素との色差成分値及びG画素とB画素との色差成分値を累積するものである。色差成分評価値Cvertical,Chorizontalはいずれも上述の第2の色差成分評価値である。
Figure 0004840740
Figure 0004840740
なお、数7式および数8式において、係数2が乗算されている項があるが、これは、G−R画素の色差成分累積数とG−B画素の色差成分累積数とを一致させるためである。なお、この実施例では、異なる色差成分同士の累積数を一致させるための係数2を乗算するようにしているが、この値は適宜設定可能である。
また、この実施の形態においては、垂直方向と水平方向の色差成分評価値を算出しているが、これに加えて斜め方向の色差成分評価値を算出し、評価の対象としてもよい。例えば注目画素P22について水平方向から時計回りに45度傾いた斜めA方向、斜めA方向と直交する斜めB方向についての色差成分評価値Cd0,Cd1は数9式及び数10式で求められる。但し数9式は注目画素P22がG画素である場合に用いられる式であり、数10式は注目画素P22がR画素あるいはB画素である場合に用いられる式である。
Figure 0004840740
Figure 0004840740
(3−3)彩度係数の計算
彩度値算出回路31は、以上、(3−1),(3−2)で示した演算方法により3つの色差成分評価値Cglobal、Cvertical、Chorizontalを算出すると、さらに、数11式で表される演算処理を実行することにより、色差成分評価値Cglobal、Cvertical、Chorizontalの最小値(つまり、色差成分のレベルが最小のもの)を算出する。この最小値が、処理対象であるマトリクス領域の彩度評価値Cとして採用される。言い換えると、この彩度評価値Cは、各注目画素に対応して決定される彩度値である。なお、数11式中、min(x,y,z)は、x,y,zの最小値を表している。また、上述したように、第2の色差成分評価値としてCvertical、Chorizontalに加えて、斜め方向の色差成分評価値を算出するようにしてもよいが、この場合には、斜め方向の色差成分評価値も含めた評価値の中から最小値となるものを選択するようにすればよい。
Figure 0004840740
彩度値算出回路31において以上の演算処理が実行されることにより、注目画素についての彩度評価値Cが求められると、次に、彩度値算出回路31は、彩度評価値Cを正規化して彩度係数Kcを算出する。具体的には、2つの閾値T1、T2を用いて、数12式に示すような正規化処理を行う。図3は、彩度評価値Cと彩度係数Kcの関係を示す図である。このように、グレー画像とカラー画像とを判定するための彩度値Kcが、グレー画像からカラー画像へと変化する領域の近傍に設けられた閾値T1、T2間で緩やかに変化するようにし、画像判定が急激に変化することを緩和している。
Figure 0004840740
なお、2つの閾値T1、T2はグレー画像とカラー画像の境界近傍に設定される閾値であるので、実験結果や経験に基づいて最適な値を決定するようにすればよいが、入力画像の特性によって決定される可変パラメータとすることが好ましい。入力画像の特性は、たとえば、露光時間、絞り値などの撮影条件により決定される。また、入力画像の特性に、CCDの特性やレンズの光学特性などを考慮するようにしてもよい。このようにして算出された彩度係数Kcが、後工程である選択工程において利用される。
<4.相関値算出処理>
相関値算出回路32は、注目画素と注目画素周辺の画素信号を用いて、マトリクス領域内における4つの方向の相関値を算出する。ここでは、図4に示すように、水平方向、垂直方向、水平方向から時計回りに45度傾いた斜めA方向、斜めA方向と直交する斜めB方向について、相関値を算出する。具体的には、注目画素とこれら4つの方向に存在する画素との間での画素値の差分である画素差分値を算出し、各方向について画素差分値を累積することによって相関値を求める。
また、本実施の形態において、相関値算出回路32は、各マトリクス領域について、彩度の高いカラー画像用の相関値と、彩度の低いグレー画像用の相関値との両方を算出する。そして、最終的には、後工程である選択処理において、カラー画像用あるいはグレー画像用のいずれかの相関値が選択された上で相関方向が決定される。
(4−1)彩度の高いカラー画像用の相関値
(4−1−1)中心画素がGの場合
まず、注目画素がG画素である場合のカラー画像用の相関値算出方法について説明する。つまり、マトリクス領域の画素配列が、図2(b)あるいは図2(e)である場合の相関値算出方法である。垂直方向の相関値は、数13式により算出される。また、図5は、垂直方向の相関値の算出方法を図示したものであり、図5(a)は、G画素に関する相関算出方法、図5(b)は、R画素およびB画素に関する相関算出方法を図示したものである。このように、カラー画像用の相関値は、全ての色成分の画素差分値を考慮するようにしている。なお、図5〜図16において、図中の矢印で結ばれた2つの画素は、画素差分値を算出する対象であることを示している。
Figure 0004840740
水平方向の相関値は、数14式により算出される。また、図6は、水平方向の相関値の算出方法を図示したものであり、図6(a)は、G画素に関する相関算出方法、図6(b)は、R画素およびB画素に関する相関算出方法を図示したものである。
Figure 0004840740
斜めA方向の相関値は、数15式により算出される。また、図7は、斜めA方向の相関値の算出方法を図示したものであり、図7(a)は、G画素に関する相関算出方法、図7(b)および(c)は、R画素あるいはB画素に関する相関算出方法を図示したものである。
Figure 0004840740
なお、図7で表したように、G画素に関する場合とR画素あるいはB画素に関する場合とでは、差分値を算出する際の画素間の距離が異なる。そこで、数15式においては、画素間の距離の狭いG画素に関する差分値には2を乗算するようにしている。これは、G画素についてはR画素あるいはB画素に比べて演算対象となる画素間の距離が1/2となっているため、画素差分値については2倍の変化量に対応するためである。ただし、乗算値の2は一例であり、適宜選択可能である。
斜めB方向の相関値は、数16式により算出される。また、図8は、斜めB方向の相関値の算出方法を図示したものであり、図8(a)は、G画素に関する相関算出方法、図8(b)および(c)は、R画素あるいはB画素に関する相関算出方法を図示したものである。
Figure 0004840740
数16式においても、数15式の場合と同様、G画素の差分値については、2を乗算するようにしている。なお、図7(b),(c)および図8(b),(c)おける場合の画素間距離と図5および図6における場合の画素間距離も異なるが、ここでは、いずれも1つの画素を挟んだ距離として同じ距離として扱っている。ただし、これらの画素間の距離も考慮して係数を乗算するようにしてもよい。
(4−1−2)中心画素がBあるいはRの場合
次に、注目画素がBまたはR画素である場合のカラー画像用相関値の算出方法について説明する。つまり、マトリクス領域の画素配列が図2(c)あるいは図2(d)である場合の相関値算出方法である。垂直方向の相関値は、数17式により算出される。また、図9は、垂直方向の相関値の算出方法を図示したものであり、図9(a)は、G画素に関する相関算出方法、図9(b)は、R画素およびB画素に関する相関算出方法を図示したものである。
Figure 0004840740
水平方向の相関値は、数18式により算出される。また、図10は、水平方向の相関値の算出方法を図示したものであり、図10(a)は、G画素に関する相関算出方法、図10(b)は、R画素およびB画素に関する相関算出方法を図示したものである。
Figure 0004840740
斜めA方向の相関値は、数19式により算出される。また、図11は、斜めA方向の相関値の算出方法を図示したものであり、図11(a)は、G画素に関する相関算出方法、図11(b)および図11(c)は、R画素あるいはB画素に関する相関算出方法を図示したものである。
Figure 0004840740
斜めB方向の相関値は、数20式により算出される。また、図12は、斜めB方向の相関値の算出方法を図示したものであり、図12(a)は、G画素に関する相関算出方法、図12(b)および図12(c)は、R画素あるいはB画素に関する相関算出方法を図示したものである。
Figure 0004840740
なお、数19式および数20式においても、数13式において説明した場合と同様、G画素の差分値については、2を乗算するようにしている。なお、図11(b),(c)および図12(b),(c)おける場合の画素間距離と図9および図10における場合の画素間距離も異なるが、ここでは、いずれも1つの画素を挟んだ距離として同じ距離として扱っている。ただし、これらの画素間の距離も考慮して係数を乗算するようにしてもよい。
(4−2)彩度の低いグレー画像用の相関値
彩度の低いグレー画像では注目画素がRGBいずれの画素であるかを区別せずに相関値を算出する。つまり、マトリクス領域内の画素配列が図2(b)〜図2(e)のいずれであるかに関わらず、以下の共通の演算方法により相関値を算出する。垂直方向の相関値は、数21式により算出される。また、図13は、垂直方向の相関値の算出方法を図示したものである。
Figure 0004840740
水平方向の相関値は、数22式により算出される。また、図14は、水平方向の相関値の算出方法を図示したものである。
Figure 0004840740
斜めA方向の相関値は、数23式により算出される。また、図15は、斜めA方向の相関値の算出方法を図示したものである。
Figure 0004840740
斜めB方向の相関値は、数24式により算出される。また、図16は、斜めB方向の相関値の算出方法を図示したものである。
Figure 0004840740
なお、図13および図14における場合と図15および図16における場合とでは、差分値演算の対象となる画素間の距離が異なる。しかし、ここでは、数15式で説明した場合のように、画素間の距離を考慮した係数を乗算するようにはしていない。これは、画素間の距離の差があまり大きくないためであるが、たとえば、数21式および数22式における画素差分値については、2の2乗根を乗算するようにしてもよい。
また、数21式〜数24式においては、前述したカラー画像用の相関値との比較を容易にするためにスケールを合わせるようにしている。つまり、図13〜図16で示された演算対象の画素間の距離は、隣接する画素間の距離である。したがって、数21式〜数24式においては、各画素差分値に2を乗算してスケールを合わせた結果、各式における最後の乗算値(1/6と1/5)が累積数の逆数の2倍の値となっている。ただし、グレー画像における相関方向は、グレー画像用の相関値のみを用いて判定されるため、必ずしもスケールを合わせる必要はない。
<5.相関判定方法と画素補間方法の選択>
選択回路33は、彩度値算出回路31が算出した彩度係数Kcと閾値TH1,TH2との関係に基づいて相関判定方法と画素補間方法とを選択する。具体的には、相関判定方法の選択とは、グレー画像用の相関値を採用して相関判定を行うか、あるいは、カラー画像用の相関値を採用して相関判定を行うかの選択である。また、画素補間方法の選択とは、グレー画像用とカラー画像用のうちいずれの画素補間方法を採用するかの選択である。
図17は、彩度係数Kcと閾値TH1,TH2との関係により決定される相関判定方法および画素補間方法の種別を示している。具体的には、以下の(a)〜(c)の組み合わせに分類される。
(a)KcTH1の場合
カラー画像用の相関判定方法とカラー画像用の画素補間方法を選択する。
(b)TH1≧KcTH2の場合
グレー画像用の相関判定方法とカラー画像用の画素補間方法を選択する。
(c)TH2≧Kcの場合
グレー画像用の相関判定方法とグレー画像用の画素補間方法を選択する。
このように、本実施の形態においては、相関判定方法と画素補間方法との組み合わせは、彩度係数Kcと閾値TH1,TH2との関係により3パターンに分類される。つまり、1つの閾値を設けて、グレー画像とカラー画像とを判定する方法ではなく、2つの閾値TH1とTH2を設けることにより、グレー画像とカラー画像の境界領域を緩和するようにしているのである。これにより、特に、グレー画像とカラー画像の境界付近に位置する画像については、補間処理後の視覚的違和感を軽減することが可能となっている。
つまり、グレー画像とカラー画像の境界付近に位置する画像は、RGBの各成分の値が略等しいが、それらの値に多少のばらつきがある。したがって、相関を判定する場合には、RGB各成分のばらつきが小さいことに着目して、RGBを区別することなく、なるべく近接する画素を用いて相関値を算出することにより、相関方向の判定精度を向上させることが可能であえる。これに対して、RGB各成分のばらつきを無視し、グレー画像とみなして画素補間を行った場合、偽色が発生する可能性がある。そこで、画素補間についてはカラー画像用の画素補間処理を行うこととしているのである。
なお、この実施の形態においては、彩度評価値Cを正規化した彩度係数Kcを用い、彩度係数Kcと閾値TH1,TH2との比較によりグレー画像とカラー画像を判定するようにしたが、これは、処理上の便宜のためであり、本質的には、彩度評価値Cと2つの閾値との比較により、グレー画像とカラー画像を判定していることにほかならない。選択回路33は、相関判定方法と画素補間方法とを選択すると、この選択情報を画素補間回路34に供給する。
<6.画素補間処理>
次に、画素補間回路34において実行される画素補間処理について説明する。画素補間回路34は、選択回路33より供給された選択情報に基づいて相関方向を決定するとともに、選択情報に基づいて画素補間処理を実行する。上述したように、彩度の高いカラー画像と彩度の低いグレー画像それぞれで異なった画素補間処理を行う。
(6−1)相関方向の決定
画素補間回路34は、選択情報に基づいて、グレー画像用あるいはカラー画像用のいずれかの相関値演算結果を選択し、相関方向を決定する。つまり、選択回路33において、上記(b)あるいは(c)のパターンが選択されている場合には、数21式から数24式を用いて求めたグレー画像用の相関値に基づいて相関方向を決定し、上記(a)のパターンが選択されている場合であって、注目画素がG画素の場合には、数13式から数16式を用いて求めたカラー画像用の相関値に基づいて相関方向を決定し、上記(a)のパターンが選択されている場合であって、注目画素がB画素あるいはR画素の場合には、数17式から数20式を用いて求めたカラー画像用の相関値に基づいて相関方向を決定する。
相関方向の決定方法は、数13式から数16式により算出した4つの相関値の大小を比較し、あるいは、数17式から数20式により算出した4つの相関値の大小を比較し、あるいは、数21式から数24式により算出した4つの相関値の大小を比較し、基本的には、最も相関値の小さい方向に相関が高いと判定する。つまり、画素差分値の累積値が小さいほど相関が高いと判断される。
また、画素差分値を評価する際には、閾値との比較を行うようにしてもよい。つまり、4つの方向について算出された相関値のうち、最も相関値の小さい方向は、相関が高い方向の候補とされるわけであるが、さらに、その相関値が所定の閾値より小さいか否かを評価し、所定の閾値より小さければ初めて相関が高い方向であると判断するのである。また、いずれの方向についても相関値が所定の閾値より小さく、いずれの方向にも相関が高いと判断される場合であって、かつ、それらの相関値の差異が小さい場合には平均値補間を行うようにしてもよい。また、いずれの方向の相関値も所定の閾値より大きく、いずれの方向にも相関が無いと判断された場合にはメディアン補間を使うようにしてもよい。
(6−2)画素補間処理
画素補間回路34は、上述した処理により相関方向を決定すると、次に、選択情報に基づいてグレー画像用あるいはカラー画像用のいずれの画素補間処理を実行するかを選択する。つまり、選択回路33において、上記(c)のパターンが選択されている場合には、グレー画像用の画素補間処理を実行し、上記(a)あるいは(b)のパターンが選択されている場合には、カラー画像用の画素補間処理を実行する。
(6−2−1)グレー画像用画素補間
選択回路33において、上記(c)のパターンが選択されている場合には、決定された相関方向について、グレー画像用の画素補間処理を実行する。グレー画像用の画素補間は注目画素がRGBいずれの色成分の画素であるかを区別せずに、決定された相関方向に存在する画素を用いて画素補間処理を行う。つまり、注目画素がRGBいずれの画素であるか、注目画素の周辺の画素がRGBいずれの画素であるかという点は考慮せず、注目画素をその周辺の画素を用いて補間するのである。
具体的には、垂直方向の相関値が高いと判定されている場合には、数25式に示す演算式により画素補間処理を実行する。
Figure 0004840740
また、水平方向の相関値が高いと判定されている場合には、数26式に示す演算式により画素補間処理を実行する。
Figure 0004840740
また、斜めA方向の相関値が高いと判定されている場合には、数27式に示す演算式により画素補間処理を実行する。
Figure 0004840740
また、斜めB方向の相関値が高いと判定されている場合には、数28式に示す演算式により画素補間処理を実行する。
Figure 0004840740
なお、数25式から数28式においては、P22の項に係数2が乗算されているが、これは、注目画素からの距離に応じた重み付けを行うためである。また、上述したように、いずれの方向にも相関が高く、かつ、それら相関値の差が小さい場合には、平均値補間値を行うようにしてもよい。また、いずれの方向にも相関がないと判断された場合には、メディアン補間を用いるようにしてもよい。
(6−2−2)カラー画像用画素補間
選択回路33において、上記(a)あるいは(b)のパターンが選択されている場合には、決定された相関方向について、カラー画像用の画素補間処理を実行する。カラー画像用の画素補間は、注目画素がRGBいずれの色成分の画素であるかによって補間演算方法が異なる。つまり、決定された相関方向に存在する補間対象となる画素と同色の画素を用いて画素補間処理を行う。たとえば、注目画素がG画素である場合であって、垂直方向の相関が高いと判定されている場合には、垂直方向に存在するR画素及びB画素を用いて注目画素のそれぞれR色成分及びB色成分を補間する。また、注目画素がG画素である場合であって、水平方向の相関が高いと判定されている場合には、水平方向に存在するB画素及びR画素を用いて注目画素のそれぞれB色成分及びR色成分を補間する。
なお、補間したい方向のラインに補間対象となる色成分の画素が存在する場合には、当該ライン上に存在する同色画素の平均値を算出することやリニア補間を行うことで、画素補間処理を実行することができる。しかし、画素配列によっては、補間したい方向のラインに補間対象となる色成分の画素が存在しない場合がある。このような場合には、補間したい方向のラインに直角な方向の変化率(ラプラシアン)から補間対象となる画素の画素値を推測するなどの方法をとればよい。
このように、カラー画像用の画素補間処理とは、相関方向に存在する補間対象となる画素と同色の画素を用いて注目画素の補間を行うものである。あるいは、相関方向に補間対象となる画素と同色の画素が存在しない場合には、当該方向における同色画素の画素値として推測された値を用いて注目画素の補間を行うものである。たとえば、本願出願人によって出願されている特願2004−199233号に記載されている方法などを利用することが可能である。
以上説明したように、本実施の形態における画像処理回路3Aは、マトリクス領域の彩度評価値を求め、この彩度評価値に基づいて、当該領域における着目画素についての相関判定方法と画素補間方法とを決定する。そして、彩度評価値に基づいてグレー画像とカラー画像とを判定するために2つの閾値TH1,TH2を用いる。グレー画像とカラー画像の境界に位置する画像に対しては、相関判定方法にはグレー画像用を採用し、画素補間方法にはカラー画像用を採用することにより、偽色の軽減や解像感の改善を図ることができる。
なお、上記の実施の形態においては、まず、相関値算出回路32において、グレー画像用とカラー画像用の両方の相関値が求められ、選択回路33においていずれの相関値を採用するかが決定され、決定された一方の相関値を用いて相関方向を決定するようにした。別の実施例として、彩度値算出回路31において求められた彩度評価値Cに基づいて、相関値算出回路32が、グレー画像用あるいはカラー画像用のうちいずれかの相関方法を採用するかを先に決定し、一方の相関値を算出するようにしてもよい。つまり、図17で表した閾値を用いた彩度評価値Cの分類のうち、閾値TH2を用いた分類を先に行うという方法である。
第2の実施の形態.
図18は、本発明に係るデジタルカメラ10の第2の実施の形態を示すブロック図である。第1の実施の形態と、画像処理回路3Aが画像処理回路3Bに置換されて設けられた点で異なっている。
画像処理回路3Bは画像処理回路3Aと同様に彩度値算出回路31を備えているが選択回路33を備えておらず、相関値算出回路32に代えて相関値算出回路321,322を、画素補間回路34に代えて画素補間回路341,342を、それぞれ備えている。また合成回路35を更に備えている。
本実施の形態において相関値算出回路321,322は、それぞれカラー画像用の相関値と、グレー画像用の相関値を算出し、これに基づいて、相関方向を決定する。相関値の算出及び相関方向の決定は第1の実施の形態と同様にして行える。
また画素補間回路341,342は、それぞれカラー画像用の画素補間処理と、グレー画像用の画素補間処理を算出する。これらの画素補間処理も第1の実施の形態と同様にして行える。
相関値算出回路321及び画素補間回路341によって、カラー画像用の画素補間方法を用いて、注目画素のカラー画像用の画素補間処理が実行され、画素値Icが得られる。
相関値算出回路322及び画素補間回路342によって、グレー画像用の画素補間方法を用いて、注目画素のグレー画像用の画素補間処理が実行され、画素値Igが得られる。
合成回路35は画素値Ic,Igを後述する按分比で加算する。この按分比には彩度値算出回路31によって得られる彩度係数Kcに依存して決定される重み係数k,(1−k)が用いられる。重み係数kと彩度係数Kcとは正の相関関係があり、よって当該按分比は彩度評価値Cと正相関がある。
図19は合成回路35の構成を例示するブロック図である。合成回路35においては、彩度係数Kcは例えばLUT(look up table)を用いて重み係数kに変換される。また減算器によって重み係数kを1から差し引いて重み係数(1−k)を求める。また乗算器によって、画素値Icと重み係数kとを乗算し、画素値Igと重み係数(1−k)とを乗算する。そして加算器によって合成後の画素値Id=Ic・k+Ig・(1−k)を求める。合成後の画素値Idを有する画素信号が、メモリ5に格納される。
上述のように彩度係数Kcは彩度評価値Cを正規化した値であり、彩度評価値Cは高いほどカラー画像である可能性が高く、低いほどグレー画像である可能性が高い。それ故、カラー画像用の画素補間処理を実行して得られた画素値Icには彩度係数Kcと正相関ある重み係数kを乗算し、グレー画像用の画素補間処理を実行して得られた画素値Igには重み係数(1−k)を乗算する。
上述の按分比で加算することで、カラー画像やグレー画像として明確に判断できる画素に対する画素補間処理に対する更なる補間として、カラー画像とグレー画像との境界近傍の彩度を有する画素に対して画素補間処理を行うことができる。
図20は重み係数kの彩度係数Kcに対する関係を示すグラフである。彩度係数Kcが所定の閾値Tk以上であるときは、重み係数kは一定値1を採る。彩度係数Kcが所定の閾値Tk以下であるときには、重み係数kは彩度係数Kcの値に応じて0〜1の値を採る。例えばグラフに三種類描かれたグラフの内のいずれか一つを採ることもできる。また重み係数kの最低値を正の値に採ることもできる。
第3の実施の形態.
図21は、本発明に係るデジタルカメラ10の第3の実施の形態を示すブロック図である。第1の実施の形態と、画像処理回路3Aが画像処理回路3Cに置換されて設けられた点で異なっている。
画像処理回路3Cは画像処理回路3Bと同様に彩度値算出回路31、画素補間回路341,342、合成回路35を備えているが、相関値算出回路321,322の代わりに相関値算出回路323を備えている。
彩度値算出回路31の動作は第1の実施の形態で説明され、画素補間回路341,342、合成回路35の動作は第2の実施の形態で説明されたため、本実施の形態ではそれらの説明を省略する。
相関値算出回路323では、彩度評価値Kcが閾値TH1よりも高い場合にはカラー画像用の、閾値以下の場合にはグレー画像用の、それぞれ相関判定方法が選択されて相関方向が決定される。
そして画素補間回路341,342のいずれもが、当該相関方向に関して画素補間を行う。但し、第2の実施の形態で説明したように、画素補間回路341はカラー画像用の画素補間方法を用いてカラー画素補間処理を行って画素値Icを得て、画素補間回路342はグレー画像用の画素補間方法を用いてグレー画素補間処理を行って画素値Igを得る。
合成回路35は上述のように、彩度評価値Cと正相関がある按分比で画素値Ic,Igを加算する。そしてこのような按分比で加算することで、カラー画像とグレー画像との境界近傍の彩度を有する画素に対して画素補間処理を行うことができる。
第1の実施の形態では、グレー画像用の画素補間処理が施された画素と、カラー画像用の画素補間処理が施された画素とが隣接する場合がある。この場合には画像の解像度の改善が低くなる可能性がある。しかし第2の実施の形態と第3の実施の形態では、隣接する画素における画素補間処理の相違が、第1の実施の形態よりも緩和される可能性が高く、ひいては画像の解像度の改善をより効果的にできる。
また、上述の各実施の形態において、撮像素子1から出力される画素信号をRGBベイヤ配列の画素信号としているが、本発明の画素補間方法は、補色系の色フィルタアレイを備えた撮像センサやハニカム配列を持った撮像センサから出力された画素信号など、様々な画素信号に適用可能である。
本発明にかかるデジタルカメラの第1の実施の形態を示すブロック図である。 RGBベイヤ配列の画素の配列パターンを示す図である。 彩度値と彩度係数との関係を示す図である。 4つの相関方向を示す図である。 注目画素がG画素であるカラー領域における垂直方向の相関値算出方法を示す図である。 注目画素がG画素であるカラー領域における水平方向の相関値算出方法を示す図である。 注目画素がG画素であるカラー領域における斜めA方向の相関値算出方法を示す図である。 注目画素がG画素であるカラー領域における斜めB方向の相関値算出方法を示す図である。 注目画素がRまたはB画素であるカラー領域における垂直方向の相関値算出方法を示す図である。 注目画素がRまたはB画素であるカラー領域における水平方向の相関値算出方法を示す図である。 注目画素がRまたはB画素であるカラー領域における斜めA方向の相関値算出方法を示す図である。 注目画素がRまたはB画素であるカラー領域における斜めB方向の相関値算出方法を示す図である。 グレー領域における垂直方向の相関値算出方法を示す図である。 グレー領域における水平方向の相関値算出方法を示す図である。 グレー領域における斜めA方向の相関値算出方法を示す図である。 グレー領域における斜めB方向の相関値算出方法を示す図である。 グレー画像およびカラー画像の判定基準を示す図である。 本発明に係るデジタルカメラの第2の実施の形態を示すブロック図である。 カラー画像用の画素補間処理が実行された画素値と、グレー画像用の画素補間処理が実行された画素値との加算を例示するブロック図である。 画素値の加算に用いられる重み係数の、彩度係数に対する関係を示すグラフである。 本発明に係るデジタルカメラの第3の実施の形態を示すブロック図である。
符号の説明
31 彩度値算出回路
32,321,322 相関値算出回路
33 選択回路
34,341,342 画素補間回路
35 合成回路

Claims (10)

  1. a)所定の色空間の画素信号を入力する工程と、
    b)注目画素及びその周辺画素で構成される領域の彩度評価値を算出する工程と、
    c)前記彩度評価値に基づいて相関判定方法と画素補間方法とを選択する工程と、
    d)選択された画素補間方法を用いて、選択された相関判定方法により決定された相関方向に関して前記注目画素の画素補間処理を実行する工程と、
    を備え
    前記工程b)は、
    b-1)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、各色成分ごとの画素平均値に基づく色差成分値から第1色差成分評価値を算出する工程と、
    b-2)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、所定の方向に関する色差成分値を累積し、第2色差成分評価値を算出する工程と、
    b-3)前記第1色差成分評価値と前記第2色差成分評価値とを比較して、色差成分のレベルが小さい方を前記彩度評価値として選択する工程と、
    を備えることを特徴とする画素補間方法。
  2. 請求項1に記載の画素補間方法において、
    前記工程c)は、
    c-1)前記彩度評価値と第1の閾値とを比較することにより、グレー画像用とカラー画像用の相関判定方法のうちいずれかを選択する工程と、
    c-2)前記彩度評価値と第2の閾値とを比較することにより、グレー画像用とカラー画像用の画素補間方法のうちいずれかを選択する工程と、
    を含むことを特徴とする画素補間方法。
  3. a)所定の色空間の画素信号を入力する工程と、
    b)注目画素及びその周辺画素で構成される領域の彩度評価値を算出する工程と、
    c)前記彩度評価値に基づいて相関判定方法と画素補間方法とを選択する工程と、
    d)選択された画素補間方法を用いて、選択された相関判定方法により決定された相関方向に関して前記注目画素の画素補間処理を実行する工程と、
    を備え
    前記工程c)では、
    所定の2つの閾値TH1,TH2(ただし、TH1>TH2とする。)を用いて、前記彩度評価値が閾値TH2より小さい場合には、グレー画像用の相関判定方法とグレー画像用の画素補間方法とを選択し、前記彩度評価値が閾値TH2より大きく閾値TH1より小さい場合には、グレー画像用の相関判定方法とカラー画像用の画素補間方法とを選択し、前記彩度評価値が閾値TH1より大きい場合には、カラー画像用の相関判定方法とカラー画像用の画素補間方法とを選択することを特徴とする画素補間方法。
  4. a)所定の色空間の画素信号を入力する工程と、
    b)注目画素及びその周辺画素で構成される領域の彩度評価値を算出する工程と、
    c)カラー画像用の画素補間方法を用いて、前記注目画素のカラー画像用の画素補間処理を実行する工程と、
    d)グレー画像用の画素補間方法を用いて、前記注目画素のグレー画像用の画素補間処理を実行する工程と、
    e)前記彩度評価値と正相関ある按分比で、前記カラー画像用の画素補間処理を実行した画素値と前記グレー画像用の画素補間処理を実行した画素値とを加算する工程と
    を備える画素補間方法。
  5. 請求項4に記載の画素補間方法において、
    前記工程c)において、
    前記注目画素のカラー画像用の画素補間処理は、前記カラー画像用の画素補間方法を用いて、カラー画像用の相関判定方法により決定された相関方向に関して実行され、
    前記工程d)において、
    前記注目画素のグレー画像用の画素補間処理は、前記グレー画像用の画素補間方法を用いて、グレー画像用の相関判定方法により決定された相関方向に関して実行されることを特徴とする画素補間方法。
  6. 請求項4に記載の画素補間方法において、
    前記彩度評価値が閾値よりも高い場合にはカラー画像用の、前記閾値よりも小さい場合にはグレー画像用の、それぞれ相関判定方法が選択され、
    前記工程c)において、
    前記注目画素のカラー画像用の画素補間処理は、前記カラー画像用の画素補間方法を用いて、選択された前記相関判定方法により決定された相関方向に関して実行され、
    前記工程d)において、
    前記注目画素のグレー画像用の画素補間処理は、前記グレー画像用の画素補間方法を用いて、選択された前記相関判定方法により決定された相関方向に関して実行されることを特徴とする画素補間方法。
  7. 請求項乃至請求項6のいずれか一つに記載の画素補間方法において、
    前記工程b)は、
    b-1)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、各色成分ごとの画素平均値に基づく色差成分値から第1色差成分評価値を算出する工程と、
    b-2)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、所定の方向に関する色差成分値を累積し、第2色差成分評価値を算出する工程と、
    b-3)前記第1色差成分評価値と前記第2色差成分評価値とを比較して、色差成分のレベルが小さい方を前記彩度評価値として選択する工程と、
    を備えることを特徴とする画素補間方法。
  8. 請求項7に記載の画素補間方法において、
    前記工程b-2)は、
    b-2-1)前記注目画素の周辺画素を用いて、垂直方向に関して色差成分値を累積し、垂直色差成分評価値を算出する工程と、
    b-2-2)前記注目画素の周辺画素を用いて、水平方向に関して色差成分値を累積し、水平色差成分評価値を算出する工程と、
    を含み、
    前記工程b-3)は、
    b-3-1)前記第1色差成分評価値と前記垂直色差成分評価値と前記水平色差成分評価値とを比較して、最も色差成分のレベルが小さい評価値を彩度評価値として選択する工程、
    を含むことを特徴とする画素補間方法。
  9. a)所定の色空間の画素信号を入力する工程と、
    b)注目画素及びその周辺画素を用いて、各色成分ごとの画素平均値に基づく色差成分値から第1色差成分評価値を算出する工程と、
    c)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、所定の方向に関する色差成分値を累積し、第2色差成分評価値を算出する工程と、
    d)前記第1色差成分評価値と前記第2色差成分評価値とを比較して、最も色差成分のレベルが小さい方を彩度評価値として選択する工程と、
    e)前記彩度評価値を用いて前記注目画素を含む領域がグレー画像であるかカラー画像であるかを判定する工程と、
    を備えることを特徴とする画像判定方法。
  10. 請求項9に記載の画像判定方法において、
    前記工程c)は、
    c-1)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、垂直方向に関する色差成分値を累積し、垂直色差成分評価値を算出する工程と、
    c-2)前記注目画素及び前記周辺画素を用いて、水平方向に関する色差成分値を累積し、水平色差成分評価値を算出する工程と、
    を含み、
    前記工程d)は、
    前記第1色差成分評価値と前記垂直色差成分評価値と前記水平色差成分評価値とを比較して、最も色差成分のレベルが小さい方を前記彩度評価値として選択する工程、
    を含むことを特徴とする画像判定方法。
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