JP4894594B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置に関し、特にモザイク画像のデモザイク処理を行う画像処理装置、および、これらにおける処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
CCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの固体撮像素子では、通常、受光素子が格子状に配置され、各受光素子の光電変換によって生じた電荷量が順次読み出されるような構造になっている。ここで、通常の受光素子は単一の分光特性を持つため、固体撮像素子から得られる画像信号は色に関して1チャネル(すなわち単色)である。1つの固体撮像素子でカラー画像(例えばRGBなどの3チャネル画像)を得ようとする場合には、受光素子毎に分光特性(色)の異なるフィルタを取り付けた固体撮像素子を用いる。このようなカラー固体撮像素子1個を用いた撮像装置は、一般に単板カラー撮像装置と呼ばれる。カラー固体撮像素子から得られる画像信号は1チャネル画像であるため、1画素毎には対応する受光素子のフィルタの色のみが得られ、その結果、色に関してモザイク状の画像が得られることになる。このような理由から、このカラー固体撮像素子の出力画像をモザイク画像と呼称する。
カラー撮像素子から多チャネル画像を得るためには、適当な画像処理によって、モザイク画像の各画素の色情報を周囲の画素位置によって補間することが必要である。このような画像処理は一般に、デモザイク処理、色補間処理または同時化処理などと呼ばれる。このように、デモザイク処理はカラー固体撮像素子を使った単板カラー撮像装置には必須の処理であり、従来からさまざまな手法が開発されてきた。
このデモザイク処理においては、カラーフィルタの各色でサンプリング周波数および位相が異なることから、画質に対して様々な影響を及ぼすことが問題となる。現在最も広く用いられている色配列である原色系ベイヤー(Bayer)配列(以下、ベイヤー配列と呼称する。)では、R(赤:Red)、G(緑:Green)、B(青:Blue)の3つの原色系色フィルタを用い、Gを市松状に、RとBを線順次に配置するようになされている。ベイヤー配列においては、Gは市松状に配置されるため、G信号は、水平、垂直の全位相において存在するが、RおよびBは線順次であるために、それぞれに対応する信号は、水平または垂直にそれぞれ1ラインおきにしか存在しない。すなわちRおよびBのサンプリング周波数は、Gのサンプリング周波数の半分であるため、再現できる画像信号の周波数の限界も、RおよびBはGと比較して1/2となってしまう。そのため、画像信号に高周波成分が存在すると、そのG成分は正しく復元できるが、R成分およびB成分には、振幅の劣化やエイリアシング(aliasing)が生じてしまい、それが、出力画像における色バランスのずれとして観測されてしまう現象、すなわち、偽色(色モアレ)が発生する。さらに、RとBとはサンプリング周波数は同一であるが、サンプリングの位相が異なる。このため、RとGとではエイリアシングによる色ずれの出かたが画像上で異なる。このことにより、さらに、RとBとにおける偽色現象が顕著に発生してしまう。
このような出力画像の画質を損なう偽色現象を低減するため、従来のデモザイク処理でさまざまな工夫がなされている。例えば、近似的にRの平均値M_RとGの平均値M_Gとの比率を使って、R=G・(M_R/M_G)によって、注目画素位置のR強度の推定値を求める技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この技術では、Gのサンプルの情報をRの再構成に利用することによって、単純にRのサンプルのみの補間でR信号を再構成する場合よりも周波数特性の改善を図っている。
特開昭61−218290号公報(図1)
しかし、上述の従来技術では、ナイキスト近辺において、低周波成分の算出時に解像度が劣化してしまい、偽色を発生させてしまうという問題がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、単板カラー固体撮像素子のモザイク出力画像の各チャネルを同時化するデモザイク処理において、例えば、白線と黒線が1画素毎に繰り返される縞模様のような高周波成分を含んだ画像においても、偽色の発生を低減することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、入力画像における所定の注目画素の近傍領域を対象として上記近傍領域における第1の方向に沿った複数の位置について上記第1の方向と異なる第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第1のチャネルについて算出する第1の平滑化手段と、上記近傍領域における上記第1の方向に沿った複数の位置について上記第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第2のチャネルについて算出する第2の平滑化手段と、上記第1および第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値に基づいて上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値の強度を推定する強度推定手段と、上記強度推定手段によって強度推定された上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値を上記第1の方向に沿って平滑化した上記第2のチャネルの第2段階の平滑化値を算出する第3の平滑化手段とを具備することを特徴とする画像処理装置である。これにより、第1のチャネル(例えばG)および第2のチャネル(例えばRおよびB)の第1段階の平滑化値に基づいて第2のチャネルの第1段階の平滑化値の強度を推定させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記強度推定手段は、上記第1の方向に沿った各位置について上記第1のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分を算出する高周波成分算出手段と、上記第1の方向に沿った各位置について上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分を算出する低周波成分算出手段と、上記第1の方向に沿った各位置について上記第1のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分と上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分とから上記第2のチャネルの当該位置の補正値を算出する補正値算出手段とを備えてもよい。これにより、第1のチャネルの第1段階の平滑化値の高周波成分と第2のチャネルの第1段階の平滑化値の低周波成分とから第2のチャネルの第1段階の平滑化値を補正させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記強度推定手段は、上記第1の方向に沿った各位置について上記第1のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分を算出する高周波成分算出手段と、上記第1の方向に沿った各位置について上記第1のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分を算出する第1の低周波成分算出手段と、上記第1の方向に沿った各位置について上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分を算出する第2の低周波成分算出手段と、上記第1の方向に沿った各位置について上記第1のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分と上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分との比率に基づいて上記第1のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分を調整することにより上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分を推定する高周波成分推定手段と、上記第1の方向に沿った各位置について上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分と上記推定された第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分とから上記第2のチャネルの当該位置の補正値を算出する補正値算出手段とを備えてもよい。これにより、第2のチャネルの第1段階の平滑化値の低周波成分と推定された第2のチャネルの第1段階の平滑化値の高周波成分とから第2のチャネルの第1段階の平滑化値を補正させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記第1のチャネルの上記第1段階の平滑化値を上記第1の方向に沿って平滑化した上記第1のチャネルの第2段階の平滑化値を算出する第4の平滑化手段をさらに具備してもよい。これにより、第1のチャネルの第2段階の平滑化値をさらに算出させるという作用をもたらす。また、この場合において、上記注目画素位置における上記第1のチャネルの強度を推定する第2の強度推定手段と、上記第1のチャネルの強度と上記第1のチャネルの第2段階の平滑化値と上記第2のチャネルの第2段階の平滑化値とから上記注目画素位置における上記第2のチャネルの強度を合成する合成手段とをさらに具備してもよい。これにより第2のチャネルの補間値を生成させるという作用をもたらす。
また、本発明の第2の側面は、入力画像における所定の注目画素の近傍領域を対象として上記近傍領域における複数の方向を補間方向としてそれら補間方向のそれぞれに沿って補間を行ってそれぞれの補間値を生成する補間手段と、上記近傍領域のテクスチャの方向を判断する方向判断手段と、上記テクスチャ方向の判断結果に基づいて上記補間方向のそれぞれに沿った補間値を合成する合成手段とを具備する画像処理装置であって、上記補間手段は、上記近傍領域において上記補間方向と異なる基準方向に沿った複数の位置について上記補間方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第1のチャネルについて算出する第1の平滑化手段と、上記近傍領域における上記基準方向に沿った複数の位置について上記補間方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第2のチャネルについて算出する第2の平滑化手段と、上記第1および第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値に基づいて上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値の強度を推定する強度推定手段と、上記強度推定手段によって強度推定された上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値を上記基準方向に沿って平滑化した上記第2のチャネルの第2段階の平滑化値を算出する第3の平滑化手段とを上記複数の方向のそれぞれについて備えることを特徴とする画像処理装置である。これにより、第1のチャネルおよび第2のチャネルの第1段階の平滑化値に基づいて第2のチャネルの第1段階の平滑化値の強度を推定して偽色を抑制させるという作用をもたらす。また、この場合において上記複数の方向は、水平方向、垂直方向、右上がり斜め方向、および、右下がり斜め方向の何れか2つ以上の組合せとすることができる。
また、本発明の第3の側面は、被写体を撮像して入力画像を生成する撮像手段と、上記入力画像における所定の注目画素の近傍領域を対象として上記近傍領域における第1の方向に沿った複数の位置について上記第1の方向と異なる第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第1のチャネルについて算出する第1の平滑化手段と、上記近傍領域における上記第1の方向に沿った複数の位置について上記第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第2のチャネルについて算出する第2の平滑化手段と、上記第1および第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値に基づいて上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値の強度を推定する強度推定手段と、上記強度推定手段によって強度推定された上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値を上記第1の方向に沿って平滑化した上記第2のチャネルの第2段階の平滑化値を算出する第3の平滑化手段とを具備することを特徴とする画像処理装置である。これにより、撮像画像の第1のチャネルおよび第2のチャネルの第1段階の平滑化値に基づいて第2のチャネルの第1段階の平滑化値の強度を推定させるという作用をもたらす。
また、この第3の側面において、上記撮像手段は、原色系ベイヤー配列によるカラーフィルタを前面に配したイメージセンサであってもよい。
また、この第3の側面において、上記撮像手段は、カラーフィルタを前面に配したイメージセンサであって、上記カラーフィルタは、特定の色に対応する画素が市松状に配置され、他の少なくとも3つの色が残る画素位置に配置することができる。また、この場合において、上記特定の色は、人間の視感度曲線に近い分光感度を有するフィルタ色を採用することができる。また、上記他の少なくとも3つの色のうち、第1の色は上記特定の色以外の画素位置において水平方向および垂直方向に1画素おきの正方格子状に配置され、第2および第3の色は残る画素位置において斜め方向に1画素おきの斜め格子状に配置することができる。この場合において、上記第1の色は、上記特定の色と比較して長波長側に感度を有する分光特性のフィルタ色を採用することができ、上記第2および第3の色のうち少なくとも一方は、上記特定の色と比較して短波長側に感度を有する分光特性のフィルタ色を採用することができる。また、上記特定の色は、赤外線にも分光感度を有するフィルタ色を採用することができる。
また、本発明の第4の側面は、入力画像における所定の注目画素の近傍領域を対象として上記近傍領域における第1の方向に沿った複数の位置について上記第1の方向と異なる第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第1のチャネルについて算出する第1の平滑化手順と、上記近傍領域における上記第1の方向に沿った複数の位置について上記第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第2のチャネルについて算出する第2の平滑化手順と、上記第1および第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値に基づいて上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値の強度を推定する強度推定手順と、上記強度推定された上記第2のチャネルの上記第1段階の平滑化値を上記第1の方向に沿って平滑化した上記第2のチャネルの第2段階の平滑化値を算出する第3の平滑化手順とを具備することを特徴とする画像処理方法もしくはこれら手順をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。これにより、第1のチャネルおよび第2のチャネルの第1段階の平滑化値に基づいて第2のチャネルの第1段階の平滑化値の強度を推定させるという作用をもたらす。
本発明によれば、高周波成分を含んだ画像においても、偽色の発生を低減することができるという優れた効果を奏し得る。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における撮像装置の一例を示す図である。この撮像装置は、大別して光学系、信号処理系、記録系、表示系、および、制御系から構成される。
光学系は、被写体の光画像を集光するレンズ11と、光画像の光量を調整する絞り12と、集光された光画像を光電変換して電気信号に変換する撮像素子13とから構成される。撮像素子13は、例えば、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどにより実現される。
信号処理系は、撮像素子13からの電気信号をサンプリングするサンプリング回路21と、サンプリング回路21から供給されるアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路22と、A/D変換回路22から入力されるディジタル信号に所定の画像処理を施す画像処理回路23とから構成される。サンプリング回路21は、例えば、相関2重サンプリング回路(CDS:Correlated Double Sampling)によって実現される。これにより、撮像素子13で発生するノイズが軽減される。また、画像処理回路23は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)によって実現される。なお、画像処理回路23により実行される処理の詳細については後述する。
記録系は、画像信号を記憶するメモリ32と、画像処理回路23によって処理された画像信号を符号化してメモリ32に記録し、また、メモリ32から画像信号を読み出して復号し、画像処理回路23に供給する符号化/復号器31とから構成される。なお、メモリ32は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または、半導体メモリ等であってよい。
表示系は、画像処理回路23によって処理された画像信号を表示部42に出力する表示ドライバ41と、入力される画像信号に対応する画像を表示する表示部42とから構成される。表示部42は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等により実現され、ファインダとしての機能も有する。
制御系は、撮像素子13、サンプリング回路21、A/D変換回路22、および、画像処理回路23の動作タイミングを制御するタイミング生成器51と、ユーザによるシャッタ操作やその他のコマンド入力を受け付けるための操作入力受付部52と、周辺機器を接続するためのドライバ53と、撮像装置全体を制御する制御部54とから構成される。ドライバ53には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または、半導体メモリ等が接続される。制御部54は、これらに記憶されている制御用プログラムを、ドライバ53を介して読み出し、読み出した制御用プログラムや操作入力受付部52から入力されるユーザからのコマンド等に基づいて制御を行う。
画像処理回路23、符号化/復号器31、メモリ32、表示ドライバ41、タイミング生成器51、操作入力受付部52、および、制御部54は、バス59を介して相互に接続されている。
この撮像装置において、被写体の光学画像(入射光)は、レンズ11および絞り12を介して撮像素子13に入射され、撮像素子13によって光電変換されて電気信号となる。得られた電気信号は、サンプリング回路21によってノイズ成分が除去され、A/D変換回路22によってディジタル化された後、画像処理回路23が内蔵する(図示しない)画像メモリに一時格納される。
なお、通常の状態では、タイミング生成器51による信号処理系に対する制御により、画像処理回路23の内蔵する画像メモリには、一定のフレームレートで絶えず画像信号が上書きされるようになされている。画像処理回路23の内蔵する画像メモリの画像信号は、表示ドライバ41を介して表示部42に出力され、対応する画像が表示部42に表示される。
表示部42は、撮像装置のファインダとしての役割も担っている。ユーザが操作入力受付部52に含まれるシャッタボタンを押下した場合、制御部54は、タイミング生成器51に対して、シャッタボタンが押下された直後の画像信号を保持するように、すなわち、画像処理回路23の画像メモリに画像信号が上書きされないように、信号処理系を制御する。画像処理回路23の画像メモリに保持された画像データは、符号化/復号器31によって符号化されてメモリ32に記録される。以上のような撮像装置の動作によって、1枚の画像データの取込みが完了する。
図2は、本発明の実施の形態における画像処理回路23の処理機能の一例を示す図である。画像処理回路23は、ホワイトバランス処理部231と、デモザイク処理部232と、マトリックス処理部233と、ガンマ補正部234と、YC変換部235とを備える。この画像処理回路23は、A/D変換回路22によってデジタイズされたモザイク画像Mを入力画像として画像処理を施すものである。モザイク画像は、各画素にR、G、Bの何れかの色に対応する強度信号が格納されたものであり、その色配列は図3に示すようなベイヤー配列である。
ホワイトバランス処理部231は、モザイク画像Mに対してホワイトバランス処理を施すものである。このホワイトバランス処理部231は、モザイク画像Mに対して、無彩色の被写体領域の色バランスが無彩色になるように、各画素強度の持つ色に応じて適切な係数をかけるものである。このホワイトバランス処理を施されたモザイク画像Mは、デモザイク処理部232に供給される。
デモザイク処理部232は、モザイク画像Mの各画素位置にR、G、Bの全てのチャネルの強度が揃うように補間処理(デモザイク処理)を行うものである。この補間処理の施されたデモザイク画像[R,G,B]は、マトリックス処理部233に供給される。なお、行列Aは、行列Aの転置行列を意味する。
マトリックス処理部233は、予め係数が設定された3行3列のリニアマトリックスをデモザイク処理部232の出力の各画素[R,G,B]に適用し、3原色の強度値[R,G,Bに変換するものである。リニアマトリックスは、人間の見え方に近い色再現のための変換係数である。この変換後の強度値[R,G,Bは、ガンマ補正部234に供給される。
ガンマ補正部234は、強度値[R,G,Bに対してガンマ補正を施すものである。ガンマ補正は、表示部42において入力画像に忠実な表示を再現するための補正である。このガンマ補正部234の出力[Rγ,Gγ,Bγは、YC変換部235に供給される。
YC変換部235は、ガンマ補正された3チャネル画像[Rγ,Gγ,BγにYCマトリックス処理およびクロマ成分に対する帯域制限を行うことにより、輝度信号(Y)および色差信号(Cr,Cb)を出力するものである。この輝度信号および色差信号は、画像処理回路23の後段の符号化/復号器31に供給される。
なお、表示ドライバ41には、通常の場合、RGB信号が供給される。このRGB信号は、YC変換部235の出力である輝度信号および色差信号をRGB信号に変換したものである。
図3は、本発明の実施の形態における撮像素子の前面に配されるカラーフィルタの一例としてのベイヤー配列を示す図である。このベイヤー配列では、Gの色の画素が市松状に配置され、それ以外の画素位置ではRの色の画素が水平方向および垂直方向に1画素おきの正方格子状に配置され、残りの画素位置にBの色の画素が水平方向および垂直方向に1画素おきの正方格子状に配置されている。
Gの色は、人間の視感度曲線に近い分光特性のフィルタ色である。Rの色は、比較的長波長側に感度を有するような分光特性のフィルタ色である。一方、Bの色は、比較的短波長側に感度を有するような分光特性のフィルタ色である。
これらは、市松状に配置された第1のチャネル(G)と、それ以外の第2のチャネル(RおよびB)に区分けすることができる。第1のチャネルでは、水平方向および垂直方向の何れについて平滑化してもその色が存在する。これに対して、第2のチャネルでは、水平方向および垂直方向の何れか一方について平滑化した際、その色が存在しない場合がある。この場合、第1のチャネルの強度を用いて第2のチャネルの強度を推定することができる。
図4は、本発明の実施の形態におけるデモザイク処理部232の機能構成例を示す図である。デモザイク処理部232は、近傍領域抽出部100と、方向補間部200と、方向判断部300と、合成部400とを備える。デモザイク処理は、全画素位置において全ての色が存在するように、各画素位置に対して順次、そこにない色の強度を補間または推定していく処理である。すなわち、以下に説明する各処理は、順次設定される注目画素位置において行われる処理であり、全画素について繰り返し行われた後に終了する。
近傍領域抽出部100は、ホワイトバランス処理の施されたモザイク画像Mから、注目画素位置の周囲の所定の大きさの近傍領域を抽出するものである。本発明の実施の形態では、注目画素位置を中心とした9×9画素の矩形領域を近傍領域として抽出するものとする。
例えば、近傍領域抽出部100をソフトウェアとして実現する場合は、注目画素位置の近傍の9×9画素の矩形領域内の画素値を配列の形でメモリ上に確保する動作をすればよい。また、近傍領域抽出部100をハードウェアで実現する場合、通常の撮像装置の信号処理系ではイメージセンサからの信号は水平ラインの画素強度の1次元系列としてデータを流すように実装されることが多いため、その場合は1水平ライン分の画素強度を保持できるディレイラインを用いて上下に隣接する水平ラインの画素へのアクセスを確保するようにすればよい。9×9画素の矩形領域へのアクセスを確保するには、最低8個のディレイラインを用意すれば足りる。
方向補間部200は、注目画素位置について、複数の方向それぞれに沿って補間処理を行い、複数の方向それぞれにおける補間結果を出力するものである。本発明の実施の形態では、方向補間部200は、水平方向に沿った補間処理を行う水平方向補間処理部210と、垂直方向に沿った補間処理を行う垂直方向補間処理部220とを備えるものとする。水平方向補間処理部210は水平方向補間値[R,G,Bを信号線219に出力し、垂直方向補間処理部220は垂直方向補間値[R,G,Bを信号線229に出力する。
方向判断部300は、注目画素位置についてテクスチャ方向を判断し、複数の方向に沿った補間値をどのように合成するかを指示するものである。本発明の実施の形態では、方向判断部300は、水平方向および垂直方向の補間値の重みSおよびSを算出するものとする。この方向判断部300は、水平方向に沿った補間処理を行う水平方向補間処理部310と、垂直方向に沿った補間処理を行う垂直方向補間処理部320とを備える。これら水平方向補間処理部310および垂直方向補間処理部320から信号線319および329を介して出力された補間値は、それぞれクロマ信号エイリアス強度算出部330および340に供給される。クロマ信号エイリアス強度算出部330および340は、補間値に含まれるクロマ信号のエイリアス強度を算出するものである。これらクロマ信号エイリアス強度算出部330および340から信号線339および349を介して出力された水平方向のエイリアス強度Vおよび垂直方向のエイリアス強度Vは、方向評価部350に供給される。
方向評価部350は、水平方向および垂直方向のエイリアス強度VおよびVに基づいて水平方向および垂直方向の補間値の重みSおよびSを算出する。この方向評価部350により算出された水平方向および垂直方向の補間値の重みSおよびSは信号線369および379を介して出力される。例えば、水平方向のエイリアス強度Vが垂直方向のエイリアス強度Vよりも小さい場合には、水平方向の補間値の重みSを「1」として、垂直方向の補間値の重みSを「0」とする。一方、それ以外の場合には、水平方向の補間値の重みSを「0」として、垂直方向の補間値の重みSを「1」とする。また、他の算出方法として、エイリアス強度の比率から次式のように重みSおよびSを算出してもよい。
=1−V/(V+V
=1−V/(V+V
合成部400は、方向判断部300によって出力された補間値の重みSおよびSに基づいて方向補間部200によって出力された補間値を合成するものである。この合成部400は、例えば次式によりモザイク画像[R,G,B]を算出して、信号線409に出力する。
Figure 0004894594
これにより、例えば縦縞のようにテクスチャ方向が垂直方向であれば垂直方向の補間値に比重をおいて合成を行い、横縞のようにテクスチャ方向が水平方向であれば水平方向の補間値に比重をおいて合成を行うことができる。
図5は、本発明の実施の形態における水平方向補間処理部210の機能構成例を示す図である。この水平方向補間処理部210は、水平方向平滑化部2110および2120と、強度推定部2130および2140と、垂直方向平滑化部2170および2180と、合成部2190とを備える。
水平方向平滑化部2110は、注目画素位置の近傍領域に含まれるRGBの各チャネルのうちのGチャネルについて、垂直方向に沿った位置(以下、垂直サンプル位置と呼称する。)で水平方向に平滑化を行うものである。この水平方向平滑化部2110によって生成された平滑化値は、信号線2119に出力される。
水平方向平滑化部2120は、注目画素位置の近傍領域に含まれるRGBの各チャネルのうちのRチャネルおよびBチャネルについて、垂直サンプル位置で水平方向に平滑化を行うものである。但し、RチャネルおよびBチャネルについては、ある垂直サンプル位置の水平ラインに、該当するチャネルの画素が存在しない場合があり、その場合には平滑化値を求めることはできず、平滑値は不在のままである。この水平方向平滑化部2120によって生成された平滑化値は、信号線2129に出力される。
強度推定部2130は、注目画素位置の近傍領域に含まれるRGBの各チャネルのうちのGチャネルについて、注目画素位置の強度を推定するものである。この強度推定部2130は、注目画素位置にGチャネルの画素が存在する場合にはその値を強度とし、注目画素位置にGチャネルの画素が存在しない場合には水平方向に隣り合うGチャネルの画素強度の平均値を強度と推定する。この推定された強度は、Gチャネルの補間値として信号線2139に出力される。
強度推定部2140は、水平方向平滑化部2120によるRチャネルおよびBチャネルの平滑化値の強度を、水平方向平滑化部2110によるGチャネルの平滑化値の強度によって推定するものである。この強度推定部2140によって推定された強度は、RチャネルおよびBチャネルの補間された平滑化値として信号線2149に出力される。
垂直方向平滑化部2170は、水平方向平滑化部2110によるGチャネルの水平方向の平滑化値の強度を、さらに垂直方向に平滑化するものである。このようにして生成された値はGチャネルの低周波成分として信号線2179に出力される。
垂直方向平滑化部2180は、強度推定部2140によるRチャネルおよびBチャネルの補間された水平方向の平滑化値の強度を、さらに垂直方向に平滑化するものである。このようにして生成された値はRチャネルおよびBチャネルの低周波成分として信号線2189に出力される。
合成部2190は、垂直方向平滑化部2170によるGチャネルの低周波成分と、垂直方向平滑化部2180によるRチャネルおよびBチャネルの低周波成分と、強度推定部2130によるGチャネルの補間値とに基づいて、注目画素位置のRチャネルおよびBチャネルの強度を合成するものである。ここで、合成対象となるチャネルとしてRチャネルを例にすると、Rチャネルの強度Rは、Rチャネルの高周波成分Rおよび低周波成分Rの合成値となる。また、Rチャネルの高周波成分Rは、Gチャネルの高周波成分と低周波成分との比から求めることができる。したがって、Rチャネルの強度Rは、次式のように、RチャネルおよびGチャネルの低周波成分の比とGチャネルの強度Gをかけたものになる。なお、Bチャネルについても同様である。
=R+R=R・((G−G)/G)+R=(R/G)・G
この合成部2190により合成されたRチャネルおよびBチャネルの強度は、RチャネルおよびBチャネルの補間値として信号線2199に出力される。また、これらRチャネルおよびBチャネルの補間値、および、強度推定部2130から出力されたGチャネルの補間値は、水平方向に沿った補間処理結果として信号線219に出力される。
なお、ここでは、水平方向補間処理部210の機能構成例について説明したが、垂直方向補間処理部220の場合は水平方向と垂直方向とが逆になるだけで基本的な構成は同様である。
図6は、本発明の実施の形態における水平方向補間処理部210による処理の模式図である。図6(a)は、9×9画素のベイヤー配列に対して水平方向の平滑化を行う様子を示す図である。Gチャネルについては水平方向平滑化部2110により平滑化が行われ、RチャネルおよびBチャネルについては水平方向平滑化部2120により平滑化が行われる。
図6(b)は、水平方向平滑化部2110および2120による平滑化の結果を示す図である。Gチャネルは各ラインに存在するため、全ての垂直サンプル位置について平滑化値が得られている。一方、RチャネルおよびBチャネルは1ラインおきに存在するため、平滑化値は全ての垂直サンプル位置について得られるわけではなく、空きが生じていることがわかる。
強度推定部2140は、RチャネルおよびBチャネルの平滑化値について強度を推定して、図6(c)のように、RチャネルおよびBチャネルについても全ての垂直サンプル位置について平滑化値が揃うようにする。
図6(c)は、得られた水平方向の平滑化値に対して垂直方向の平滑化を行う様子を示す図である。Gチャネルについては垂直方向平滑化部2170により平滑化が行われ、RチャネルおよびBチャネルについては垂直方向平滑化部2180により平滑化が行われる。
図6(d)は、垂直方向平滑化部2170および2180による平滑化の結果を示す図である。これらの平滑化値は、各チャネルの低周波成分であり、合成部2190に供給される。
図7は、本発明の実施の形態における強度推定部2140の機能構成例を示す図である。この強度推定部2140は、高周波成分算出部2141と、低周波成分算出部2143と、補正値算出部2145とを備えている。
高周波成分算出部2141は、水平方向平滑化部2110によって生成された平滑化値から各垂直サンプル位置での高周波成分を算出するものである。参照している垂直サンプル位置を位置iとした場合、位置iにおけるGチャネルの平滑化値をG[i]、位置iに隣り合う垂直サンプル位置のGチャネルの平滑化値をG[i−1]およびG[i+1]とする。このとき、Gチャネルの高周波成分G[i]は、位置iにRチャネルの画素がある場合は、
[i]=((G[i+1]+G[i−1])/2−G[i])/2
により算出され、位置iにRチャネルの画素がない場合は、
[i]=(G[i]−(G[i+1]+G[i−1])/2)/2
により算出される。ここではRチャネルの位置を基準としてGチャネルの高周波成分を算出する方法について説明したが、Rチャネルの代わりにBチャネルを基準としてもよい。
低周波成分算出部2143は、水平方向平滑化部2120によって生成された平滑化値から各垂直サンプル位置での低周波成分を算出するものである。参照している垂直サンプル位置を位置iとした場合、位置iにおけるRチャネルの平滑化値をR[i]、位置iに隣り合う垂直サンプル位置のRチャネルの平滑化値をR[i−1]およびR[i+1]とする。このとき、Rチャネルの低周波成分R[i]は、位置iにRチャネルの画素がある場合は、
[i]=R[i]
により算出され、位置iにRチャネルの画素がない場合は、
[i]=(R[i+1]+R[i−1])/2
により算出される。なお、Bチャネルの低周波成分B[i]を算出する場合も同様である。
補正値算出部2145は、高周波成分算出部2141によって生成されたGチャネルの高周波成分と、低周波成分算出部2143によって生成されたRチャネルまたはBチャネルの低周波成分とから、RチャネルまたはBチャネルの各垂直サンプル位置での平滑化値を補正するものである。参照している垂直サンプル位置を位置iとした場合、位置iにおけるRチャネルの補正値をR[i]は、次式のようにRチャネルの低周波成分R[i]とGチャネルの高周波成分G[i]との加算によって算出することができる。
[i]=R[i]+G[i]
Bチャネルについても同様であり、Bチャネルの低周波成分B[i]とGチャネルの高周波成分G[i]との加算からBチャネルの補正値B[i]を算出することができる。
なお、ここでは、RチャネルまたはBチャネルの低周波成分とGチャネルの高周波成分との加算からRチャネルの補正値を算出する例について説明したが、以下のようにRチャネルまたはBチャネルの高周波成分を推定することによりRチャネルまたはBチャネルの補正値を算出してもよい。
図8は、本発明の実施の形態における強度推定部2140の他の機能構成例を示す図である。この強度推定部2140は、高周波成分算出部2141と、低周波成分算出部2142および2143と、高周波成分推定部2144と、補正値算出部2145とを備えている。すなわち、図7の例と比較して、低周波成分算出部2142および高周波成分推定部2144を追加した構成になっている。
低周波成分算出部2142は、水平方向平滑化部2110によって生成された平滑化値から各垂直サンプル位置での低周波成分を算出するものである。参照している垂直サンプル位置を位置iとした場合、位置iにおけるGチャネルの平滑化値をG[i]とすると、Gチャネルの低周波成分G[i]は、
[i]=G[i]
により算出される。
高周波成分推定部2144は、低周波成分算出部2142によって生成されたGチャネルの低周波成分と、低周波成分算出部2143によって生成されたRチャネルまたはBチャネルの低周波成分との比率に基づいて、高周波成分算出部2141によって生成されたGチャネルの高周波成分を調整することにより、RチャネルまたはBチャネルの高周波成分を推定するものである。参照している垂直サンプル位置を位置iとした場合、位置iにおけるGチャネルの高周波成分をG[i]、Gチャネルの低周波成分をG[i]、Rチャネルの低周波成分をR[i]とすると、Rチャネルの高周波成分R[i]は次式により算出することができる。
[i]=(R[i]/G[i])・G[i]
これにより、補正値算出部2145は、次式のようにRチャネルの低周波成分R[i]とRチャネルの高周波成分R[i]との加算によって算出することができる。
[i]=R[i]+R[i]
なお、ここでは、Rチャネルについて説明したが、Bチャネルについても同様である。
図9は、本発明の実施の形態における水平方向補間処理部310の機能構成例を示す図である。この水平方向補間処理部310は、G強度推定部311と、RB強度推定部312とを備える。
G強度推定部311は、近傍領域抽出部100によって抽出された近傍領域において、Gチャネルの画素がない位置についてGチャネルを推定するものである。この場合の推定方法として、例えば図10(a)に示す補間フィルタを用いて、水平方向に隣り合う画素の強度の平均値を求めることにより推定することができる。このGチャネルの推定値は信号線318に出力される。なお、垂直方向補間処理部320におけるG強度推定部でも同様であり、例えば図10(b)に示す補間フィルタを用いて、垂直方向に隣り合う画素の強度の平均値を求めることにより推定することができる。
RB強度推定部312は、近傍領域抽出部100によって抽出された近傍領域において、RチャネルおよびBチャネルの画素がない位置についてそれぞれRチャネルおよびBチャネルを推定するものである。この場合の推定方法として、例えば図10(a)に示す補間フィルタを用いて、水平方向に隣り合う画素の強度の平均値を求めることにより推定することができる。但し、RチャネルおよびBチャネルについては、ラインに該当するチャネルが存在しない場合があるため、その場合にはG強度推定部311により推定されたGチャネルの強度に基づいて、RチャネルおよびBチャネルの強度を推定することができる。このRB強度推定部312により推定されたRチャネルおよびBチャネルの強度、および、G強度推定部311により推定されたGチャネルの強度は、信号線319に出力される。
この図9の例では、近傍領域の全ての画素について、存在しないチャネルの強度を推定している。したがって、信号線319には近傍領域に対応する9×9画素における各チャネルの強度が出力される。これに対し、次のように、一方向に平滑化を行った後に、足りないチャネルの強度のみを推定するようにしてもよい。
図11は、本発明の実施の形態における水平方向補間処理部310の他の機能構成例を示す図である。この水平方向補間処理部310は、水平方向平滑化部313および314と、RB強度推定部315とを備えている。
水平方向平滑化部313は、注目画素位置の近傍領域に含まれるGチャネルについて、垂直サンプル位置で水平方向に平滑化を行うものである。この水平方向平滑化部313によって生成された平滑化値は、信号線317に出力される。
水平方向平滑化部314は、注目画素位置の近傍領域に含まれるRチャネルおよびBチャネルについて、垂直サンプル位置で水平方向に平滑化を行うものである。但し、RチャネルおよびBチャネルについては、ある垂直サンプル位置の水平ラインに、該当するチャネルの画素が存在しない場合があり、その場合には平滑化値を求めることができず、平滑値は不在のままである。この水平方向平滑化部314によって生成された平滑化値は、信号線316に出力される。
RB強度推定部315は、水平方向平滑化部314によるRチャネルおよびBチャネルの平滑化値の強度を、水平方向平滑化部313によるGチャネルの平滑化値の強度によって推定するものである。このRB強度推定部315により推定されたRチャネルおよびBチャネルの強度、および、水平方向平滑化部313により平滑化されたGチャネルの強度は、信号線319に出力される。
この図11の例では、近傍領域の各画素を水平方向に平滑化して処理を行っている。したがって、信号線319には近傍領域の各画素を水平方向に平滑化した1×9画素における各チャネルの強度が出力される。すなわち、近傍領域について1画素毎に補間を行わずに補間方向に沿って1ライン分平滑化することにより、図9の例の場合と比べて高速な補間処理を行うことができる。そこで、以下では、図11の例による水平方向補間処理部310の出力(1×9画素)に基づいてクロマ信号のエイリアス強度を算出する場合について説明する。
図12は、本発明の実施の形態におけるクロマ信号エイリアス強度算出部330の機能構成例を示す図である。このクロマ信号エイリアス強度算出部330は、類似度算出部331と、クロマ信号分散算出部332とを備えている。
類似度算出部331は、注目画素を含むラインの補間値と近傍領域の補間値との類似度を算出するものである。この類似度算出部331は、例えば次式によりi番目の垂直サンプル位置における類似度wを算出する。ここで、Gcenterは注目画素を含む垂直サンプル位置におけるGチャネルの補間値であり、Gはi番目の垂直サンプル位置におけるGチャネルの補間値である。また、Gチャネルの各補間値は最大値が1になるように正規化されているものとする。
=1−|G−Gcenter
なお、類似度算出部331における類似度の算出式は上式に限られるものではなく、例えば次式により類似度wを算出してもよい。ここで、GmeanはGチャネルの補間値の平均値であり、GvarはGチャネルの補間値の分散である。
=((G−Gmean)・(Gcenter−Gmean)/Gvar)×0.5+0.5
このようにして得られた類似度は、クロマ信号分散算出部332におけるクロマ信号の分散値算出のための重みとして用いられる。
クロマ信号分散算出部332は、クロマ信号の重み付け分散値を算出するものである。ここで、クロマ信号は、画素信号のクロミナンス(Chrominance:色差)であり、画素信号から輝度信号Y(ルミナンス:Luminance)を除いたものである。本発明の実施の形態では、赤の色差Crおよび青の色差Cbを次式から算出するものとする。但し、Y=0.3R+0.6G+0.1Bである。
Cr=R−Y
Cb=B−Y
このクロマ信号分散算出部332は、このようにして算出されたクロマ信号の類似度による重み付け分散値として、赤の色差Crの分散VCrおよび青の色差Cbの分散VCbを次式により算出する。ここで、Nはサンプリング総数であり、図11を前提とする実施の形態ではN=9である。また、CrおよびCbは、i番目の垂直サンプル位置における赤および青のクロマ信号の強度である。また、オーバーラインは平均値を表す。
Figure 0004894594
この結果、クロマ信号の分散値を加算した値V=VCr+VCbがクロマ信号のエイリアス強度となる。このエイリアス強度Vは、水平方向のエイリアス強度Vとして信号線339から出力される。
なお、クロマ信号エイリアス強度算出部340における処理も同様であり、エイリアス強度Vが垂直方向のエイリアス強度Vとして信号線349から出力される。
図4の構成例においては、方向補間部200における補間処理(水平方向補間処理部210および垂直方向補間処理部220による処理)と方向判断部300における補間処理(水平方向補間処理部310および垂直方向補間処理部320による処理)とを独立して行っている。しかし、これらの間では互いに重複する部分が存在するため、何れか一方における結果を共用することも可能である。この場合の構成例について以下に説明する。
図13は、本発明の実施の形態におけるデモザイク処理部232の他の機能構成例を示す図である。この図13の例では、図4の例と比べて、水平方向補間処理部310および垂直方向補間処理部320が除かれている。そして、これらに代えて、水平方向補間処理部210および垂直方向補間処理部220からの信号線218および228が、クロマ信号エイリアス強度算出部330および340にそれぞれ入力されている。
図14は、図13の例における水平方向補間処理部210の一構成例を示す図である。この水平方向補間処理部210では、垂直方向平滑化部2170および2180への入力である信号線2119および2149が、信号線218として出力されている。この信号線218の出力は、図11における信号線319と等価である。したがって、クロマ信号エイリアス強度算出部330に対して供給される信号は、図4の例と同様になる。
なお、ここでは、水平方向補間処理部210について説明したが、垂直方向補間処理部220の場合は水平方向と垂直方向とが逆になるだけで基本的な構成は同様である。
次に本発明の実施の形態における画像処理装置の動作について図面を参照して説明する。
図15は、本発明の実施の形態における画像処理回路23の処理手順例を示す図である。A/D変換回路22からモザイク画像が取得されると(ステップS901)、ホワイトバランス処理部231は、そのモザイク画像に対してホワイトバランス処理を施す(ステップS902)。デモザイク処理部232は、ホワイトバランス処理の施されたモザイク画像の各画素位置にR、G、Bの全てのチャネルの強度が揃うように補間処理(デモザイク処理)を行う(ステップS903)。マトリックス処理部233は、リニアマトリックスをデモザイク処理部232の出力の各画素に適用し、3原色の強度値に変換する(ステップS904)。ガンマ補正部234は、マトリックス処理された強度値に対してガンマ補正を施す(ステップS905)。YC変換部235は、ガンマ補正された3チャネル画像にYCマトリックス処理およびクロマ成分に対する帯域制限を行うことにより、輝度信号(Y)および色差信号(Cr,Cb)を出力する(ステップS906)。
図16は、本発明の実施の形態におけるデモザイク処理部232によるデモザイク処理(図15のステップS903)の処理手順例を示す図である。デモザイク処理は、全画素位置に全ての色が存在するように、画素位置毎にそこにない色の強度を補間または推定していく処理である。この処理は、各画素位置(p,q)について(p=1〜m,q=1〜n)ループL991を繰り返すことにより実現される。
まず、現在の画素位置(p,q)が注目画素位置として設定されると(ステップS911)、近傍領域抽出部100は、ホワイトバランス処理の施されたモザイク画像から、注目画素位置の周囲の所定の大きさ(例えば9×9画素)の近傍領域を抽出する(ステップS912)。方向補間部200は、注目画素位置について、複数の方向それぞれに沿って補間処理を行い、複数の方向それぞれにおける補間結果を出力する(ステップS913)。方向判断部300は、注目画素位置についてテクスチャ方向を判断し、複数の方向に沿った補間値をどのように合成するかを指示する(ステップS914)。合成部400は、方向判断部300によって出力された補間値の重みに基づいて方向補間部200によって出力された補間値を合成して、注目画素位置の補間値として出力する(ステップS915)。
図17は、本発明の実施の形態における方向補間部200による補間処理(図16のステップS913)の処理手順例を示す図である。水平方向平滑化部2110は、注目画素位置の近傍領域に含まれるRGBの各チャネルのうちのGチャネルについて、垂直サンプル位置で水平方向に平滑化を行う(ステップS921)。また、水平方向平滑化部2120は、注目画素位置の近傍領域に含まれるRGBの各チャネルのうちのRチャネルおよびBチャネルについて、垂直サンプル位置で水平方向に平滑化を行う(ステップS922)。強度推定部2140は、水平方向平滑化部2120によるRチャネルおよびBチャネルの平滑化値の強度を、水平方向平滑化部2110によるGチャネルの平滑化値の強度によって推定する(ステップS923)。
そして、垂直方向平滑化部2170は、水平方向平滑化部2110によるGチャネルの水平方向の平滑化値の強度を、さらに垂直方向に平滑化する(ステップS924)。また、垂直方向平滑化部2180は、強度推定部2140によるRチャネルおよびBチャネルの補間された水平方向の平滑化値の強度を、さらに垂直方向に平滑化する(ステップS925)。
また、強度推定部2130は、注目画素位置の近傍領域に含まれるRGBの各チャネルのうちのGチャネルについて、注目画素位置の強度を推定する(ステップS926)。そして、合成部2190は、垂直方向平滑化部2170によるGチャネルの低周波成分と、垂直方向平滑化部2180によるRチャネルおよびBチャネルの低周波成分と、強度推定部2130によるGチャネルの補間値とに基づいて、注目画素位置のRチャネルおよびBチャネルの強度を合成する(ステップS927)。
なお、これらの手順は、図5における動作の依存関係に従う限り、異なる順序で実行しても構わない。
図18は、本発明の実施の形態における方向判断部300によるテクスチャ方向判断処理(図16のステップS914)の処理手順例を示す図である。水平方向補間処理部310は、水平方向に沿った補間処理を行う(ステップS931)。クロマ信号エイリアス強度算出部330は、水平方向に沿った補間値に含まれるクロマ信号のエイリアス強度を算出する(ステップS932)。
また、垂直方向補間処理部320は、垂直方向に沿った補間処理を行う(ステップS933)。クロマ信号エイリアス強度算出部340は、垂直方向に沿った補間値に含まれるクロマ信号のエイリアス強度を算出する(ステップS934)。
そして、方向評価部350は、水平方向および垂直方向のエイリアス強度に基づいて水平方向および垂直方向の補間値の重みを算出する(ステップS935)。
なお、これらの手順は、図4における動作の依存関係に従う限り、異なる順序で実行しても構わない。
図19は、本発明の実施の形態における水平方向補間処理部310および垂直方向補間処理部320による一方向補間処理(図18のステップS931およびS933)の処理手順例を示す図である。図9の水平方向補間処理部310は、近傍領域の全ての画素についてR、G、B信号が全て揃うように補間処理を行う。この水平方向補間処理部310による処理は、各画素位置(s,t)について(本発明の実施の形態ではs=1〜9,t=1〜9)ループL992およびL993を繰り返すことにより実現される。
ループL992では、画素位置(s,t)の色がGでなければ(ステップS941)、G強度推定部311は、画素位置(s,t)のGチャネルの強度を推定する(ステップS942)。近傍領域内の全ての画素について、ステップS941の処理が実行されると、ループL992は終了して、ループL993へ移行する。
ループL993では、RB強度推定部312は、画素位置(s,t)において、RチャネルおよびBチャネルの画素がない位置についてそれぞれRチャネルおよびBチャネルを推定する(ステップS943)。近傍領域内の全ての画素についてR、G、B信号が揃うと、一方向補間処理は終了する。
なお、垂直方向補間処理部320による処理は、水平方向と垂直方向とが逆になるだけで水平方向補間処理部310による処理と同様である。
図20は、本発明の実施の形態におけるクロマ信号エイリアス強度算出部330および340によるクロマ信号のエイリアス強度算出処理(図18のステップS932およびS934)の処理手順例を示す図である。
クロマ信号エイリアス強度算出部330において、類似度算出部331は、注目画素を含むラインの補間値と近傍領域の補間値との類似度を算出する(ステップS951)。そして、クロマ信号分散算出部332は、クロマ信号の重み付け分散値を算出する(ステップS952)。
なお、クロマ信号エイリアス強度算出部340による処理は、水平方向と垂直方向とが逆になるだけでクロマ信号エイリアス強度算出部330による処理と同様である。
本発明の実施の形態においては、図3に示したベイヤー配列の3原色系色フィルタを用いた例について説明したが、本発明はこれ以外の色配列についても適用可能である。例えば、図21(a)のようにRGBの他にE(エメラルド)のフィルタを加えた4色配列であってもよい。この4色配列は、3色のベイヤー配列のB画素位置の半分を若干分光特性の異なるものに置換した配列となっている。この4色配列の場合、方向補間部200においてR、G、B、Eの各チャネルの補間値を算出しておいて、方向判断部300におけるテクスチャ方向の判断に基づいて合成部400において補間値を合成することができる。
この4色配列では、Gの色の画素が市松状に配置され、それ以外の画素位置ではRの色の画素が水平方向および垂直方向に1画素おきの正方格子状に配置され、残りの画素位置にBおよびEの色の画素が斜め方向に1画素おきの斜め格子状に配置されている。
Gの色は、人間の視感度曲線に近い分光特性のフィルタ色である。Rの色は、比較的長波長側に感度を有するような分光特性のフィルタ色である。一方、BおよびEの色は、比較的短波長側に感度を有するような分光特性のフィルタ色である。
この4色配列は、図21(b)のように一般化することができる。上の例では、GがC1に相当し、RがC2に相当し、BがC3に相当し、EがC4に相当する。これらは、市松状に配置された第1のチャネル(C1)と、それ以外の第2のチャネル(C2乃至C4)に区分けすることができる。第1のチャネルでは、水平方向および垂直方向の何れについて平滑化してもその色が存在する。これに対して、第2のチャネルでは、水平方向および垂直方向の何れか一方もしくは両方について平滑化した際、その色が存在しない場合がある。この場合、第1のチャネルの強度を用いて第2のチャネルの強度を推定することができる。
また、色以上の配列についても同様である。すなわち、第1のチャネルが市松状に配置されていれば、第2のチャネルについては規則的に配列された4色以上の色を含むことができる。


なお、ここでは、市松状に配置される第1のチャネルとして人間の視感度曲線に近い分光特性のフィルタ色を想定したが、これに限らず、赤外線にも分光感度を有するフィルタ色であってもよい。そのような例として、例えば全ての色の光線を通す素通しフィルタが想定される。
また、本発明の実施の形態では、各画素が水平方向および垂直方向に規則的に配置されていることを想定したが、これに限らず、例えば45度傾斜して配置されていてもよい。
また、本発明の実施の形態では、近傍領域において水平方向および垂直方向に補間してテクスチャ方向を判断することを想定したが、これに限らず、水平方向および垂直方向に加えて例えば右上がり斜め方向(Ascending)および右下がり斜め方向(Descending)の補間およびテクスチャ方向判断を行い、これらに基づいて合成を行ってもよい。
このように、本発明の実施の形態によれば、高周波成分算出部2141によって第1のチャネルの高周波成分を算出して、第2のチャネルの低周波成分を補正値算出部2145によって補正することによって注目画素位置における偽色の発生を抑制することができる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
本発明の実施の形態における撮像装置の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像処理回路23の処理機能の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における撮像素子の前面に配されるカラーフィルタの一例としてのベイヤー配列を示す図である。 本発明の実施の形態におけるデモザイク処理部232の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における水平方向補間処理部210の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における水平方向補間処理部210による処理の模式図である。 本発明の実施の形態における強度推定部2140の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における強度推定部2140の他の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における水平方向補間処理部310の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態において用いられる補間フィルタの例を示す図である。 本発明の実施の形態における水平方向補間処理部310の他の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるクロマ信号エイリアス強度算出部330の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるデモザイク処理部232の他の機能構成例を示す図である。 図13の例における水平方向補間処理部210の一構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像処理回路23の処理手順例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるデモザイク処理部232によるデモザイク処理の処理手順例を示す図である。 本発明の実施の形態における方向補間部200による補間処理の処理手順例を示す図である。 本発明の実施の形態における方向判断部300によるテクスチャ方向判断処理の処理手順例を示す図である。 本発明の実施の形態における水平方向補間処理部310および垂直方向補間処理部320による一方向補間処理の処理手順例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるクロマ信号エイリアス強度算出部330および340によるクロマ信号のエイリアス強度算出処理の処理手順例を示す図である。 本発明の実施の形態における撮像素子の前面に配される他のカラーフィルタの例を示す図である。
符号の説明
11 レンズ
12 絞り
13 撮像素子
21 サンプリング回路
22 A/D変換回路
23 画像処理回路
31 符号化/復号器
32 メモリ
41 表示ドライバ
42 表示部
51 タイミング生成器
52 操作入力受付部
53 ドライバ
54 制御部
59 バス
100 近傍領域抽出部
200 方向補間部
210 水平方向補間処理部
220 垂直方向補間処理部
300 方向判断部
310 水平方向補間処理部
311 G強度推定部
312 RB強度推定部
313、314 水平方向平滑化部
315 RB強度推定部
320 垂直方向補間処理部
330、340 クロマ信号エイリアス強度算出部
331 類似度算出部
332 クロマ信号分散算出部
350 方向評価部
400 合成部
2110、2120 水平方向平滑化部
2130、2140 強度推定部
2141 高周波成分算出部
2142、2143 低周波成分算出部
2144 高周波成分推定部
2145 補正値算出部
2170、2180 垂直方向平滑化部
2190 合成部

Claims (14)

  1. 入力画像における所定の注目画素の近傍領域を対象として前記近傍領域における第1の方向に沿った複数の位置について前記第1の方向と異なる第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第1のチャネルについて算出する第1の平滑化手段と、
    前記近傍領域における前記第1の方向に沿った複数の位置について前記第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第2のチャネルについて算出する第2の平滑化手段と、
    前記第1および第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値に基づいて前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の強度を推定する強度推定手段と、
    前記強度推定手段によって強度推定された前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値を前記第1の方向に沿って平滑化した前記第2のチャネルの第2段階の平滑化値を算出する第3の平滑化手段と
    を具備し、
    前記強度推定手段は、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分を算出する高周波成分算出手段と、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分を算出する低周波成分算出手段と、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分と前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分とから前記第2のチャネルの当該位置の補正値を算出することにより前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の強度を推定する補正値算出手段と
    を備える
    画像処理装置。
  2. 前記強度推定手段は、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分を算出する第2の低周波成分算出手段と、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分と前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分との比率に基づいて前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分を調整することにより前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分を推定する高周波成分推定手段と
    をさらに備え、
    前記補正値算出手段は、前記第1の方向に沿った各位置について前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分と前記推定された第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分とから前記第2のチャネルの当該位置の補正値を算出することにより前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の強度を推定する
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値を前記第1の方向に沿って平滑化した前記第1のチャネルの第2段階の平滑化値を算出する第4の平滑化手段をさらに具備する請求項1記載の画像処理装置。
  4. 入力画像における所定の注目画素の近傍領域を対象として前記近傍領域における複数の方向を補間方向としてそれら補間方向のそれぞれに沿って補間を行ってそれぞれの補間値を生成する補間手段と、前記近傍領域のテクスチャの方向を判断する方向判断手段と、前記テクスチャ方向の判断結果に基づいて前記補間方向のそれぞれに沿った補間値を合成する合成手段とを具備する画像処理装置であって、
    前記補間手段は、
    前記近傍領域において前記補間方向と異なる基準方向に沿った複数の位置について前記補間方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第1のチャネルについて算出する第1の平滑化手段と、
    前記近傍領域における前記基準方向に沿った複数の位置について前記補間方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第2のチャネルについて算出する第2の平滑化手段と、
    前記第1および第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値に基づいて前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の強度を推定する強度推定手段と、
    前記強度推定手段によって強度推定された前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値を前記基準方向に沿って平滑化した前記第2のチャネルの第2段階の平滑化値を算出する第3の平滑化手段と
    を前記複数の方向のそれぞれについて備え
    前記強度推定手段は、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分を算出する高周波成分算出手段と、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分を算出する低周波成分算出手段と、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分と前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分とから前記第2のチャネルの当該位置の補正値を算出することにより前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の強度を推定する補正値算出手段と
    を備える
    画像処理装置。
  5. 前記複数の方向は、水平方向、垂直方向、右上がり斜め方向、および、右下がり斜め方向の何れか2以上の組合せである請求項記載の画像処理装置。
  6. 被写体を撮像して入力画像を生成する撮像手段と、
    前記入力画像における所定の注目画素の近傍領域を対象として前記近傍領域における第1の方向に沿った複数の位置について前記第1の方向と異なる第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第1のチャネルについて算出する第1の平滑化手段と、
    前記近傍領域における前記第1の方向に沿った複数の位置について前記第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第2のチャネルについて算出する第2の平滑化手段と、
    前記第1および第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値に基づいて前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の強度を推定する強度推定手段と、
    前記強度推定手段によって強度推定された前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値を前記第1の方向に沿って平滑化した前記第2のチャネルの第2段階の平滑化値を算出する第3の平滑化手段と
    を具備し、
    前記強度推定手段は、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分を算出する高周波成分算出手段と、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分を算出する低周波成分算出手段と、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分と前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分とから前記第2のチャネルの当該位置の補正値を算出することにより前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の強度を推定する補正値算出手段と
    を備える
    画像処理装置。
  7. 前記撮像手段は、原色系ベイヤー配列によるカラーフィルタを前面に配したイメージセンサである請求項記載の画像処理装置。
  8. 前記撮像手段は、カラーフィルタを前面に配したイメージセンサであって、
    前記カラーフィルタは、特定の色に対応する画素が市松状に配置され、他の少なくとも3つの色が残る画素位置に配置される
    求項記載の画像処理装置。
  9. 前記特定の色は、人間の視感度曲線に近い分光感度を有するフィルタ色である請求項記載の画像処理装置。
  10. 前記他の少なくとも3つの色のうち、第1の色は前記特定の色以外の画素位置において水平方向および垂直方向に1画素おきの正方格子状に配置され、第2および第3の色は残る画素位置において斜め方向に1画素おきの斜め格子状に配置される請求項記載の画像処理装置。
  11. 前記第1の色は、前記特定の色と比較して長波長側に感度を有する分光特性のフィルタ色であり、
    前記第2および第3の色のうち少なくとも一方は、前記特定の色と比較して短波長側に感度を有する分光特性のフィルタ色である
    求項10記載の画像処理装置。
  12. 前記特定の色は、赤外線にも分光感度を有するフィルタ色である請求項記載の画像処理装置。
  13. 入力画像における所定の注目画素の近傍領域を対象として前記近傍領域における第1の方向に沿った複数の位置について前記第1の方向と異なる第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第1のチャネルについて算出する第1の平滑化手順と、
    前記近傍領域における前記第1の方向に沿った複数の位置について前記第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第2のチャネルについて算出する第2の平滑化手順と、
    前記第1および第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値に基づいて前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の強度を推定する強度推定手順と、
    前記強度推定された前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値を前記第1の方向に沿って平滑化した前記第2のチャネルの第2段階の平滑化値を算出する第3の平滑化手順と
    を具備し、
    前記強度推定手順は、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分を算出する高周波成分算出手順と、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分を算出する低周波成分算出手順と、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分と前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分とから前記第2のチャネルの当該位置の補正値を算出することにより前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の強度を推定する補正値算出手順と
    を備える
    画像処理方法。
  14. 入力画像における所定の注目画素の近傍領域を対象として前記近傍領域における第1の方向に沿った複数の位置について前記第1の方向と異なる第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第1のチャネルについて算出する第1の平滑化手順と、
    前記近傍領域における前記第1の方向に沿った複数の位置について前記第2の方向に沿って画素値の平滑化を行った第1段階の平滑化値を第2のチャネルについて算出する第2の平滑化手順と、
    前記第1および第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値に基づいて前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の強度を推定する強度推定手順と、
    前記強度推定された前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値を前記第1の方向に沿って平滑化した前記第2のチャネルの第2段階の平滑化値を算出する第3の平滑化手順と
    をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記強度推定手順は、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分を算出する高周波成分算出手順と、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分を算出する低周波成分算出手順と、
    前記第1の方向に沿った各位置について前記第1のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における高周波成分と前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の当該位置における低周波成分とから前記第2のチャネルの当該位置の補正値を算出することにより前記第2のチャネルの前記第1段階の平滑化値の強度を推定する補正値算出手順と
    を備える
    プログラム。
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