JPWO2006009023A1 - 情報生成装置及び情報生成プログラム - Google Patents

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Abstract

情報生成装置としてのPC10内のCPU11において、元ファイルから、当該元ファイル内のデータ列及びファイルサイズのうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得手段と、前記シード情報取得手段により取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成手段と、前記コード生成手段により生成されたコードを含むファイル名を生成して前記元ファイルに付与するファイル名生成手段と、を備える。

Description

本発明は、情報を生成する情報生成装置及び情報生成プログラムに関する。
従来、PC(Personal Computer)などの機器において、DSC(デジタルスチルカメラ)等で撮影された複数の画像ファイルの管理を行うことが実施されている。例えば、撮影された画像ファイルを閲覧可能に管理するための電子アルバムプログラムが実施されている。その際、画像ファイルのファイル名が同じになることを避けるため、ユニークなファイル名の生成及び付与を行う処理が行われている。
また、電子カメラにおいて、撮影された画像データを記録媒体に記録する日付、時刻の加工データを含むファイル名を生成する構成が考えられている(例えば、特許文献1参照)。また、昇順又は降順の数値を生成して、ファイル名に付与することにより、同一の撮像装置で記録する限りにおいては重複しない固有のファイル名を生成する構成が考えられている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3524934号公報 特開平10−177646号公報
しかし、従来の、記録媒体への記録日付、時刻の加工データを含むファイル名を生成する構成や、昇順又は降順の数値を含むファイル名を付与する構成では、ファイル名のユニーク性が十分高くなく、同じ名前のファイル名が発生する可能性が低くなかった。
世界中の、ファイル名、ディレクトリ名、及びファイルやディレクトリを記録する記録媒体の記録媒体識別情報を全てユニークにして管理することは、ほぼ不可能であるが、ファイル名、ディレクトリ名及び記録媒体識別情報のユニーク性をさらに高める要請がある。
本発明の課題は、ファイル名、ディレクトリ名又は記録媒体識別情報のユニーク性を十分高めることである。
以上の課題を解決するために、本発明の情報生成装置は、元ファイルから、当該元ファイル内のデータ列及びファイルサイズのうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得手段と、前記シード情報取得手段により取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成手段と、前記コード生成手段により生成されたコードを含むファイル名を生成して前記元ファイルに付与するファイル名生成手段と、を備える。
また、前記情報生成装置において、前記シード情報取得手段は、シード情報として時間情報を取得し、前記ファイル名生成手段は、前記時間情報に対応するコードを前記ファイル名の先頭に設定することを特徴とする。
更に、本発明の別の構成としては、情報生成装置が、ディレクトリに格納する少なくとも1つの元ファイルから、当該元ファイル内のデータ列、ファイルサイズ及びファイル数のうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得手段と、前記シード情報取得手段により取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成手段と、前記コード生成手段により生成されたコードを含むディレクトリ名を生成して前記ディレクトリに付与するディレクトリ名生成手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記情報生成装置において、前記シード情報取得手段は、シード情報として時間情報を取得し、前記ディレクトリ名生成手段は、前記時間情報に対応するコードを前記ディレクトリ名の先頭に設定することを特徴とする。
更に、本発明の別の構成としては、情報生成装置が、記録媒体に記録する少なくとも1つの元ファイルから、当該元ファイル内のデータ列、ファイルサイズ及びファイル数のうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得手段と、前記シード情報取得手段により取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成手段と、前記コード生成手段により生成されたコードを含む記録媒体識別情報を生成して前記記録媒体に付与する記録媒体識別情報生成手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記情報生成装置において、前記シード情報取得手段は、シード情報として時間情報を取得し、前記記録媒体識別情報生成手段は、前記時間情報に対応するコードを前記記録媒体識別情報の先頭に設定することを特徴とする。
また、前記情報生成装置において、前記取得されたシード情報又は前記生成されたコードを加工する加工手段を備えることを特徴とする。
また、前記情報生成装置において、前記加工は、進数の変換と、ユニーク性の低い部分の切り捨てと、配列の並べ替えと、順列の付加と、のうちの少なくとも1つであることを特徴とする。
また、前記情報生成装置において、前記シード情報取得手段は、複数のシード情報を取得し、前記コード生成手段は、前記取得された複数のシード情報を組み合わせてコードを生成することを特徴とする。
また,前記情報生成装置において、前記コード生成手段は、前記取得された時間情報のうちの、ユーザが確認に用いる部分について加工をせずにコードを生成することを特徴とする。
更に、本発明は、コンピュータに、元ファイルから、当該元ファイル内のデータ列及びファイルサイズのうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得機能と、前記取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成機能と、前記生成されたコードを含むファイル名を生成して前記元ファイルに付与するファイル名生成機能と、を実現させるための情報生成プログラムを有する。
また、前記情報生成プログラムにおいて、前記シード情報取得機能は、シード情報として時間情報を取得し、前記ファイル名生成機能は、前記時間情報に対応するコードを前記ファイル名の先頭に設定することを特徴とする。
更に、本発明は、コンピュータに、ディレクトリに格納する少なくとも1つの元ファイルから、当該元ファイル内のデータ列、ファイルサイズ及びファイル数のうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得機能と、前記取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成機能と、前記生成されたコードを含むディレクトリ名を生成して前記ディレクトリに付与するディレクトリ名生成機能と、を実現させるための情報生成プログラムを有する。
また、前記情報生成プログラムにおいて、前記シード情報取得機能は、シード情報として時間情報を取得し、前記ディレクトリ名生成機能は、前記時間情報に対応するコードを前記ディレクトリ名の先頭に設定することを特徴とする。
更に、本発明は、コンピュータに、記録媒体に記録する少なくとも1つの元ファイルから、当該元ファイル内のデータ列、ファイルサイズ及びファイル数のうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得機能と、前記取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成機能と、前記生成されたコードを含む記録媒体識別情報を生成して前記記録媒体に付与する記録媒体識別情報生成機能と、を実現させるための情報生成プログラムを有する。
また、前記情報生成プログラムにおいて、前記シード情報取得機能は、シード情報として時間情報を取得し、前記記録媒体識別情報生成機能は、前記時間情報に対応するコードを前記記録媒体識別情報の先頭に設定することを特徴とする。
前記情報生成プログラムにおいて、前記コンピュータに、前記取得されたシード情報又は前記生成されたコードを加工する加工機能を実現させることを特徴とする。
前記情報生成プログラムにおいて、前記加工は、進数の変換と、ユニーク性の低い部分の切り捨てと、配列の並べ替えと、順列の付加と、のうちの少なくとも1つであることを特徴とする。
前記情報生成プログラムにおいて、前記シード情報取得機能は、複数のシード情報を取得し、前記コード生成機能は、前記取得された複数のシード情報を組み合わせてコードを生成することを特徴とする。
前記情報生成プログラムにおいて、前記コード生成機能は、前記取得された時間情報のうちの、ユーザが確認に用いる部分について加工をせずにコードを生成することを特徴とする。
本発明に係る実施の形態の情報記録システム1αの構成を示す図である。 PC10の内部構成を示す図である。 電子アルバムディスク30のディレクトリ構造を示す図である。 コード付与処理を示すフローチャートである。 第1のファイル名生成処理を示すフローチャートである。 第1のファイル名生成処理内の第1のデータ列取得処理を示すフローチャートである。 データ列のデジタル値に対する画像ファイルの個数のヒストグラムを示す。 第1のファイル名生成処理内の第2のデータ列取得処理を示すフローチャートである。 第1のディレクトリ名生成処理を示すフローチャートである。 第2のディレクトリ名生成処理を示すフローチャートである。 第2のファイル名生成処理を示すフローチャートである。 ファイルサイズに対する画像ファイルの個数のヒストグラムを示す。 ファイルサイズの下2桁に対する画像ファイルの個数のヒストグラムを示す。 第3のディレクトリ名生成処理を示すフローチャートである。 第4のディレクトリ名生成処理を示すフローチャートである。 第5のディレクトリ名生成処理を示すフローチャートである。 ディレクトリ内のファイル数に対するディレクトリの個数のヒストグラムを示す。 第3のファイル名生成処理を示すフローチャートである。
以下、添付図を参照して本発明に係る実施の形態及びその変形例を順に詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
先ず、図1及び図2を参照して本実施の形態の装置の特徴を説明する。図1に、本実施の形態の情報記録システム1αの構成を示す。図2に、PC10の内部構成を示す。
図1に示すように、本実施の形態の情報記録システム1αは、PC10と、サーバ20とから構成され、各装置が通信ネットワークNで接続されている。PC10は、デジタルカメラやデジタルカメラのメモリカード等から画像データ等を入力して記録媒体としてのCD−Rの電子アルバムディスク30に記録する。サーバ20は、各種画像データや音声データ等のデータを配信する。
通信ネットワークNは、LAN(Local Area Network)とするが、WAN(Wide Area Network)としてもよく、電話回線網、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線網、広帯域通信回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV(Community Antenna Television)回線、光通信回線、無線通信回線と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダなどを含む構成でもよい。
図2に示すように、PC10は、CPU11と、操作部12と、RAM13と、表示部14と、HDD(Hard Disk Drive)15と、通信部16と、メモリカード読み書き部17と、機器接続部18と、CD−Rドライブ19と、計時部1Aと、を備えて構成され、各部がバス1Bにより接続される。
CPU11は、PC10内の各部を中央制御する。CPU11は、HDD15に記憶されている各種プログラムの中から指定されたプログラムをRAM13のワークエリアに適宜展開し、RAM13内のプログラムとの協働により各種制御を実行する。この構成において制御を行うCPU11等が、制御手段が、シード情報取得手段、コード生成手段、ファイル名生成手段、ディレクトリ名生成手段、記録媒体生成手段として機能する。
操作部12は、各種キーなどを備えたキーボードや、マウス等のポインティングデバイス等を含み、操作者により入力されたキー入力信号や位置入力信号をCPU11に出力する。RAM13は、各種データや各種プログラムなどを一時的に格納するワークエリアを有する。表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、CPU11からの表示信号に従って、画面表示を行う。
HDD15は、磁気による記録媒体(図示せず)を備え、CPU11の指示により、各種プログラム、各種データなどを読み出し及び書き込み可能に記憶する。通信部16は、通信ネットワークNと接続して、通信ネットワークN上のサーバ20等の機器と情報の送受信を行う。
メモリカード読み書き部17は、メモリカードが装填されるスロット17aを備え、CPU11の指示により、その装填されたメモリカード内に記憶された情報を読み出し、又は情報を書き込む。スロット17aには、メモリカードを直接装填し、又は筐体にメモリカードを取り付けてその筐体を装填する。例えば、図示しないデジタルカメラにセットされて、そのデジタルカメラにより撮影された画像データ(画像ファイル)が記憶されるメモリカードが、メモリカード読み書き部17に装填される。メモリカードとしては、例えば、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SD(Secure Digital)メモリカード、マルチメディアカード、xDピクチャーカード等を用いる。
機器接続部18は、ケーブル等の端子を挿入可能なコネクタ18aを備え、CPU11の指示により、そのケーブル等のもう一端に接続される機器と、情報を送受信する。機器接続部18は、例えば、USB(Universal Serial Bus)等の接続方式により、図示しないデジタルカメラや撮影機機能付携帯電話等とケーブルを介して接続し、そのデジタルカメラ等に記憶されている画像データ(画像ファイル)を受信する。また、機器としては、外付けのHDD、CD−R等のディスクドライブ、メモリカードスロット等としてもよい。また、メモリキーをスロットに直接接続して、そのスロットに装填されたメモリキー内に記憶された情報を読み出し、又は情報を書き込むこととしてもよい。
CD−Rドライブ19は、CD−Rのディスクがセット可能なトレイ19aを備え、CPU11の指示により、トレイ19aにセットされたディスクに記憶された情報を読み出し、又は情報を書き込む。CD−Rドライブ19には、電子アルバムディスク30がセット可能である。計時部1Aは、現在の日付及び時刻を示す時間情報を取得して、CPU11に出力する。
次に、図3〜図17を参照して、PC10における動作を説明する。図3に、電子アルバムディスク30のディレクトリ構造を示す。図4に、コード付与処理を示す。図5に、第1のファイル名生成処理を示す。図6に、第1のファイル名生成処理内の第1のデータ列取得処理を示す。図7に、データ列のデジタル値に対する画像ファイルの個数のヒストグラムを示す。図8に、第1のファイル名生成処理内の第2のデータ列取得処理を示す。図9に、第1のディレクトリ名生成処理を示す。図10に、第2のディレクトリ名生成処理を示す。図11に、第2のファイル名生成処理を示す。図12に、ファイルサイズに対する画像ファイルの個数のヒストグラムを示す。図13に、ファイルサイズの下2桁に対する画像ファイルの個数のヒストグラムを示す。図14に、第3のディレクトリ名生成処理を示す。図15に、第4のディレクトリ名生成処理を示す。図16に、第5のディレクトリ名生成処理を示す。図17に、ディレクトリ内のファイル数に対するディレクトリの個数のヒストグラムを示す。
先ず、電子アルバムディスク30について説明する。一般に、複数の画像ファイル(画像データ)を管理するには、ユーザがデジタルカメラなどにより撮影した画像ファイルをPCに取り込んで、複数の画像を自在に閲覧できる電子アルバムを作成して、そのPCのHDD等の固定の記録媒体やCD−R等の可搬の記録媒体に記録して保存していた。特に、可搬の記録媒体に記録すると、その記録媒体を他人に頒布できる。しかし、PCの初心者のユーザにとっては、デジタルカメラから画像データを取り込んで入力するのは困難であり、電子アルバム作成用のプログラムを用いるのが好ましいが、そのプログラムを用意するのが面倒であった。また、頒布された記録媒体についても、受け取った人が容易に画像データを再生できるプログラムを用いることが好ましい。
このため、画像記録プログラム、画像再生プログラムなどのデフォルトデータのみが予め記録してあるブランク記録媒体としての電子アルバムディスクを販売するサービスが考えられている。画像記録プログラムは、ユーザが用意した静止画や動画等の画像ファイルを選択可能に、そのブランク記録媒体に記録する。画像ファイルとともに、音楽ファイル(音楽データ)も記録可能とする。画像再生プログラムには、静止画や動画の画像ファイルを表示再生する機能や、これらの画像ファイルの再生とともに音楽ファイルを再生する機能等を有する。
ブランクの電子アルバムディスク30に記憶されるデフォルトデータとしては、他にも、画像ファイルを所定時間間隔で連続して再生するスライドショー等の画像再生方法を設定するための画像再生設定プログラムと、記録画像ファイルのプリント紙へのオーダを行うためのプリントオーダ設定プログラムと、画像データに色補正、濃度補正、彩度補正、画像回転、トリミングなどの加工を施す画像加工プログラムと、サンプルとしての画像ファイル及び音楽ファイルと、等のうちの少なくとも一つが含まれることとしてもよい。
そして、PC10において、CD−Rドライブ19にセットされたブランクの電子アルバムディスク30に、電子アルバム用の記録用データが記録される。記録用データは、少なくとも静止画、動画の画像ファイルを含み、画像再生時に出力するための音楽ファイルを含めてもよい。例えば、通信ネットワークN及び通信部16を介して、サーバ20から記録用データを受信して入力されることとしてもよい。また、メモリカード読み書き部17により、記録用データが記憶されたメモリカードから記録用データを読み出して入力されることとしてもよい。また、機器接続部18により、画像ファイルが撮影及び記憶されたデジタルカメラ等の機器から記録用データを読み出して入力されることとしてもよい。さらに、CR−Rドライブ19により、記録用データが記録されたCD−R等のディスクから記録用データを読み出して入力されることとしてもよい。
また、ブランクの電子アルバムディスク30に、画像ファイル等を格納するディレクトリ(フォルダ)構造を形成し、そのディレクトリ内に画像ファイル等を格納して記録する。記録後の電子アルバムディスク30は、例えば、図3に示すディレクトリ構造を有する。なお、図3には、ブランクの電子アルバムディスク30へ画像ファイル及び音楽ファイルを記録した後の状態を示す。また、図3では、デフォルトデータについては省略する。
電子アルバムディスク30には、デフォルトデータが予め記録されているとともに、電子アルバムディスクを識別するディレクトリ(フォルダ)40に、デジタルカメラのロール分けのディレクトリ41が格納され、その下にPC10用のオリジナルの画像ファイルのディレクトリ42が設けられる。ディレクトリ40のディレクトリ名は、画像ファイル等の情報の書き込み時の、電子アルバムディスクを識別するためのディスクIDを含む。
ディレクトリ42には、オリジナルの画像ファイル及び音楽ファイルのデータ42aと、そのオリジナルの画像ファイルの縮小画像ファイルとしてのサムネイルのディレクトリ43と、スクリーンネイルのディレクトリ44と、インフォメーションデータ45と、コメントデータ46と、記録条件情報47と、が格納される。オリジナルの画像ファイルとしては、例えば、静止画の画像ファイルとしてのJPEG、BMP、TIFF、GIFなどの形式のファイルや、動画の画像ファイルとしてのAVI、MPEG1、MPEG2、MPEG4、WMVなどの形式のファイルが用いられる。また、音楽ファイルとしては、WAV、MP3などの形式のファイルが用いられる。各画像データ、音楽データのファイル名は、電子アルバム作成日時(画像データの書き込みの日時)、シリアルナンバー等を含む。
ディレクトリ43には、サムネイルの画像ファイル43aが格納され、ディレクトリ44には、スクリーンネイルの画像ファイル44aが格納される。スクリーンネイルとは、例えば、SVGA(Super Video Graphics Array)や、XGA(eXtended Graphics Array)などの、PC機器のディスプレイサイズいっぱいに表示可能な大きさの解像度の画像である。また、図3の例では、サムネイル,スクリーンネイルの画像ファイルには、サムネイル,スクリーンネイルを識別できる拡張子を付与している。
インフォメーションデータ45は、電子アルバムに関する各種設定情報のデータである。コメントデータ46は、電子アルバムを記録したユーザの、アルバムに関するコメントのデータである。
記録条件情報47とは、例えば、CD−Rドライブ19の機種名、CD−Rドライブ19のドライバソフトウェアのソフト名及びそのバージョン、電子アルバムの作成ソフト名及びそのバージョン、データの記録倍速、記録時のベリファイ(記録が正常に行われたかのチェック)の有無、記録日時、ディスクID、トータルデータ容量、データ(ファイル)数等を含む。
また、ディレクトリ40内には、映像機器用の映像データとして、例えば、画像データをVideo−CD形式用データなどとして関連付けるファイルを格納するディレクトリ(VCD)、各種データを格納するディレクトリ(DAT)、TV画面に表示する画像データを格納するディレクトリ(SEGMENT)、静止画像データを元に生成した動画データを格納するディレクトリ(MPEGAV)等の映像データ48が記録されることとしてもよい。通常は、図4に示すようなファイル名の画像ファイルと、ディレクトリ名のディレクトリとが電子アルバムディスク30に記録される。
しかし、記録用データ内の画像ファイルの取得元は、複数(の撮影機器)である場合があり、各記録用データをPC10に入力する際に、各記録用データの画像ファイルのファイル名が異なっていても、ブランクの電子アルバムディスク30に画像ファイルを記録する際に、同じファイル名の画像ファイルを記録してしまうおそれがある。このため、画像ファイルの電子アルバムディスク30への記録前に、以下で述べる処理により、元のファイル名を、ユニーク性の高いファイル名にリネームする。そして、リネームされたファイル名の画像ファイルが、ブランクの電子アルバムディスク30に記録される。
また、画像ファイルの取得元でディレクトリが構成されている場合に、記録用データは、元のディレクトリごと取得されてもよい。この場合、同じディレクトリ名のディレクトリを記録してしまうおそれがある。この場合にも、以下で述べる処理により、元のディレクトリ名を、ユニーク性の高いディレクトリ名にリネームすることとしてもよい。そして、リネームされたディレクトリ名のディレクトリが形成され、そのディレクトリ内に画像ファイルが、ブランクの電子アルバムディスク30に記録される。
ここで、図4を参照して、お互いにユニークなコード(文字列、数列)を生成してファイル名又はディレクトリ名に付与するコード付与処理を説明する。例えば、操作部12を介して所定画像ファイルの記録指示がなされて、その画像データのファイル名又はディレクトリ名を生成(リネーム)する場合に、PC10において、HDD15から適宜読み出されてRAM13に展開されたコード付与プログラムと、CPU11との協働により、コード付与処理が実行される。この実行開始手順は、後述する各処理でも同様である。
先ず、ユニーク性を高めるために必要な桁数のコードを取得したか否かが判別される(ステップS11)。必要な桁数のコードを取得していない場合(ステップS11;NO)、シードを取得するか否かが判別される(ステップS12)。シードを取得する場合(ステップS12;YES)、ある1つのシードが取得される(ステップS13)。シードとは、ユニークなコードを生成するために用いる情報である。本実施の形態においては、コード付与対象が画像ファイル(のファイル名)である場合、シードとして、画像ファイル内のデータ列と、ファイルサイズと、を少なくとも用いる。コード付与対象がディレクトリ(のディレクトリ名)である場合、シードとして、画像ファイル内のデータ列と、ディレクトリ内の画像ファイルのファイルサイズと、ディレクトリ内の画像ファイルのファイル数と、を少なくとも用いる。他のシードとしては、例えば、時間情報、昇順又は降順の順列、作者のプロフィール情報(名前、住所、生年月日等)、電子アルバムディスク30などの記録媒体に記録された製造番号、電子アルバムディスク30などの記録媒体を識別する記録媒体識別情報(ディスクID)、任意のファイルの選択情報、上記データ列の選択情報、有効なデータの抽出情報、シードの選択情報、上記順列等のエンコードの選択情報、擬似乱数、などがある。
時間情報としては、画像ファイルのExif(Exchangeable Image File Format)情報等に含まれる撮影時間情報、計時部1Aにより計時される現在の時間情報(画像ファイルの電子アルバムディスク30への記録時の時間情報)等を用いる。
擬似乱数の生成方法は、一様性が高く、周期が大きく、計算時間が短い物を選ぶことが好ましい。代表的な擬似乱数の生成方法は、一様性が高い順に、(1)Mersenne Twister、(2)M系列、(3)線形合同法、(4)平方採中法等が挙げられる。それぞれ計算時間は同等で、線形合同方法は、異なる乱数シード(擬似乱数の生成に用いる情報。ここでは、コードを生成するためのシードと区別するため、乱数シードとする)を選択しても同じ数列を出力する場合がある。また、平方採中法は、偶数桁をとる場合にしか使えないという欠点がある。従って、Mersenne Twister、M系列を用いることが好ましい。
そして、取得されたシードが、既に取得されたシードと組み合わされ(ステップS14)、ステップS12に移行される。取得されるシードが1種類の場合は、組み合わせない。また、組合せとは、例えば、コードの文字列の合計(加算)、掛け算等である。
あらたにシードを取得しない場合(ステップS12;NO)、取得されたシードから得られたコードの進数が変換される(ステップS15)。そして、進数が変換されたコードのうち、ユニーク性の低い桁数が切り捨てられ(ステップS16)、ステップS11に移行される。例えば、記録時の日時情報であれば、年月日時分のみに対応する桁は、ユニーク性が低く重複する可能性がある桁となりうる。
必要な桁数のコードを取得している場合(ステップS11;YES)、取得したコードの桁が、並べ替えられる(ステップS17)。そして、並び替えられたコードが、リネーム対象の画像ファイルのファイル名、又はディレクトリのディレクトリ名に付与され(ステップS17)、コード付与処理が終了される。
以上、コード付与処理の一例を示したが、このコード付与処理に限定されない。例えば、シード(コード)の加工としては、進数変換、ユニーク性の低い桁の切り捨て、桁の並び替え、の他にも、シード(コード)を用いる擬似乱数生成、シードを任意の数で割った余りとすること等を含めてもよい。また、図1の例では、シードを組み合わせた後に加工しているが、シードを加工した後に組み合わせてもよい。
また、コード付与処理の実行後、生成されたユニークなファイル名のファイルや、ユニークなディレクトリ名のディレクトリ(構造)は、電子アルバムディスク30に記録される。
以下で、コード付与処理の具体例として、画像ファイル内のデータ列、ディレクトリ内の画像ファイルのファイルサイズ、又はディレクトリ内の画像ファイルのファイル数をシードとして用いる処理を順に説明する。
(画像ファイルのデータ列)
図5〜図10を参照して、PC10において実行される、リネーム対象の画像ファイル内のデジタルのデータ列をシードとして用いてファイル名又はディレクトリ名を生成する処理を説明する。先ず、図5及び図6を参照して、画像ファイル内のデータ列を用いてユニークなファイル名を生成する第1のファイル名生成処理を説明する。
図5に示すように、先ず、データ列取得処理が実行される(ステップS21)。ここで、図6を参照して、データ列取得処理の一例としての第1のデータ列取得処理を説明する。先ず、画像ファイルのプロパティが参照され、その画像ファイルのファイルサイズが取得される(ステップS31)。そして、その画像ファイルが開かれる(ステップS32)。そして、開かれた画像ファイル内の、ステップS31で取得されたファイルサイズの50%の位置にシークされる(ステップS33)。つまり、画像ファイルのデジタルデータの先頭から50%の位置にシークされる。そして、その画像ファイルのシークされた位置から、シードとしてデータ列が2バイト読み込まれる(ステップS34)。そして、その画像ファイルが閉じられ(ステップS35)、第1のデータ列取得処理が終了される。
図5に戻り、取得されたデータ列が加工される(ステップS22)。データ列の加工は、例えば、データ列に対しての進数の変換や、ユニーク性の低い桁の切り捨て、並べ替え等である。そして、加工されたデータを含むファイル名が生成され、リネーム対象の画像ファイルに付与され(ステップS23)、第1のファイル名生成処理が終了される。元のファイル名に含まれる文字列は、全て又は一部を残しても、残さなくてもよい。
例えば、元の画像ファイル50%の位置から2バイトの“101010010111”が取得され、16進数に変換され、“A97B”のデータ列が得られると、元のファイル名“0001.jpg”に付与されて、新たなファイル名“0001A97B.jpg”が生成される。
なお、データ列のシーク位置及びデータ列の長さは、この例に限定されるものではない。また、シーク位置については、画像ファイルの先頭や末尾は共通のデータが記録されている可能性が高いので避けるほうが好ましい。
また、図7に、シーク位置をファイルサイズの50%とし、1バイトのデータ列を取得した場合の、データ列のデジタル値に対する画像ファイルの個数のヒストグラムの一例を示す。図7においては、サンプルとして、電子アルバムに登録されているリネーム前の358個のディレクトリと、そのディレクトリに格納された17924枚のJPEG,DCF形式の画像ファイルを用いている。また、サンプルの画像ファイルの画像としては、一般写真(ネガのデジタイズ画像、デジタルスチルカメラでの撮影画像)、ビデオカメラで撮影した証明写真が含まれる。このサンプルは、後述する図12、図13及び図17のヒストグラムについても同様に用いている。
図7に示すように、画像ファイルのデータ列のデジタル値は、128等にピークがあるが、それ以外はほぼ一様に分布しているため、ユニーク性が高い。さらに、データ列のバイト数を多くすれば、ユニーク性が高くなる。n(n:任意の自然数)バイト取得すれば、256nの組合せのデータが取得でき、取得可能なバイト数は、ファイルサイズと同等なので、ほぼ無限大といえる。
また、ユニーク性の低い桁の切捨てにより、データ列のバイト数を少なくすれば、ユニーク性の極端な低下を防ぐとともに、ファイル名が見やすく管理が容易になり、記憶容量の節約にもなる。
データ列の取得時間は、画像ファイルを開く必要がある分、他のシードの取得時間よりも長い。画像ファイル1個について、データ列を1バイト取得する時間は、画像ファイルのコピーに要する時間の約25%程度であり、1つのディレクトリに平均約50個の画像ファイルが格納される。よって、ディレクトリ内の画像ファイル1個についてデータ列を取得する時間は、画像ファイルのコピーを含むディレクトリ作成時間全体の約0.5%で影響はほとんどないといえる。
次いで、図8を参照して、データ列取得処理の一例としての第2のデータ列取得処理を説明する。第2のデータ列取得処理のステップS41,S42,S46は、順に、図6のS31,S32,S35と同様である。ステップS42において画像ファイルが開かれた後、取得したデータ列のバイト数が、予め設定された所定値(所望の取得バイト数)であるか否かが判別される(ステップS43)。取得したバイト数が所定値より小さい場合(ステップS43;NO)、開かれた画像ファイル内の、ステップS41で取得されたファイルサイズの未シーク割合の位置にシークされる(ステップS44)。例えば、画像ファイルのデジタルデータの先頭から50%等の未シーク位置にシークされる。そして、その画像ファイルのシークされた位置から、シードとしてデータ列が1バイト読み込まれ(ステップS45)、ステップS43に移行される。取得したバイト数が所定値である場合(ステップS43;YES)、ステップS46に移行される。
次いで、図9を参照して、画像ファイルのデータ列を用いてユニークなディレクトリ名を生成する第1のディレクトリ名生成処理を説明する。先ず、リネーム対象となるディレクトリ内の全画像ファイルのプロパティが参照されて、各ファイルサイズが取得される(ステップS51)。そして、ディレクトリ内の各画像ファイルのファイルサイズを昇順で並べた場合に、50%に最も近い順番のファイルサイズの画像ファイルが選択される(ステップS52)。ただし、50%に限定されるものではなく、他の所定割合としてもよい。
そして、選択された画像ファイルに対して、図5のステップS21と同様のデータ列取得処理が実行される(ステップS53)。ステップS54は、図5のステップS22と同様である。そして、加工されたデータ列を含むディレクトリ名が生成され、リネーム対象のディレクトリに付与され(ステップS55)、第1のディレクトリ名生成処理が終了される。
第1のディレクトリ名生成処理では、1つの画像ファイル選択において、ファイルサイズ順で所定割合の順番のものを選択しているが、これに限定されるものではない。ファイル名順で所定割合の画像ファイルを選択する構成等としてもよい。
次いで、図10を参照して、第2のディレクトリ名生成処理を説明する。先ず、リネーム対象となるディレクトリ内の全ファイルのうち、所定の複数の画像ファイルが選択されて取得される(ステップS61)。例えば、リネーム対象となるディレクトリ内の全画像ファイルのうち、ファイル名順、ファイルサイズ順等で、所定の順番(例えば、ファイル数の所定の割合(例えば30%、50%、70%等)に相当する順番)の所定の複数の画像ファイルが選択される。また、その所定の割合や、画像ファイルの選択数を、時間情報等の乱数シードを用いる擬似乱数を生成して算出する構成としてもよい。
そして、取得された複数の画像ファイルのうち、未選択の画像ファイルがあるか否かが判別される(ステップS62)。未選択の画像ファイルがある場合(ステップS62;YES)、未選択の画像ファイルが1つ選択される(ステップS63)。
そして、選択された画像ファイルに対して、図5のステップS21と同様のデータ列取得処理が実行される(ステップS64)。そして、取得されたデータ列と、既に加工されているデータ列とが、図4のステップS14と同様に、組み合わされる(ステップS65)。そして、組み合わされたデータ列に対して、図5のステップS22と同様に加工がなされ(ステップS66)、ステップS62に移行される。未選択の画像ファイルがない場合(ステップS62;NO)、加工されたデータ列の組合せを含むディレクトリ名が生成され、リネーム対象のディレクトリに付与され(ステップS67)、第2のディレクトリ名生成処理が終了される。
(ファイルサイズ)
図11〜図15を参照して、PC10において実行される、リネーム対象の画像ファイルのファイルサイズをシードとして用いてファイル名又はディレクトリ名を生成する処理を説明する。先ず、図11〜図13を参照して、画像ファイルのファイルサイズを用いてユニークなファイル名を生成する第2のファイル名生成処理を説明する。
図11に示すように、先ず、リネーム対象の画像ファイルのプロパティが参照され、その画像ファイルのファイルサイズが取得される(ステップS71)。そして、取得されたファイルサイズに対して、図5のステップS22と同様に加工がなされる(ステップS72)。加工は、後述する画像ファイルのファイルサイズの下1〜4桁を使用すること等の加工を含む。そして、加工されたファイルサイズを含むファイル名が生成され、リネーム対象の画像ファイルに付与され(ステップS73)、第2のファイル名生成処理が終了される。
画像ファイルのファイルサイズは、固定長で圧縮する場合や同じ機器を使って撮影、デジタイズする際に、偏る可能性が高い。図12に、ネガを同じ機器でデジタイズ、JPEG圧縮した画像ファイル、同じビデオカメラで撮影した証明写真をJPEG圧縮した画像ファイルのファイルサイズに対する画像ファイルの個数のヒストグラムを示す。図12の例では、510kバイト近辺にピークがある。このピークは、古いネガをフィルムスキャナでデジタイズした画像ファイルがほとんどである。また、15kバイト近辺に集中している画像ファイルは、7000枚余りの証明写真が占めている。このように、10進数で4桁〜7桁とレンジが大きいにも関わらず、発生確率が一様でないことがわかる。
ただし、画像ファイルのファイルサイズの下1〜4桁を使ったり、ファイルサイズを任意の数で割った余りを使用する等の加工をすれば、組合せは減るものの出現確率は一様に近づく。例えば、図13は、ファイルサイズの下2桁に対する画像ファイルの個数のヒストグラムでは、発生確率がほぼ一様である。このように、ファイルサイズを10進数でn(n:任意の自然数)桁使う場合には、10nの組合せのコードを取得できる。
次いで、図14を参照して、画像ファイルのファイルサイズを用いてユニークなディレクトリ名を生成する第3のディレクトリ名生成処理を説明する。第3のディレクトリ名生成処理のステップS81,S82は、図9のステップS51,S52と同様である。そして、ステップS82において選択された画像ファイルのプロティが参照され、ファイルサイズが取得される(ステップS83)。ステップS84は、図11のステップS72と同様である。そして、ステップS84において加工されたファイルサイズを含むディレクトリ名が生成され、リネーム対象のディレクトリに付与され(ステップS73)、第3のディレクトリ名生成処理が終了される。
次いで、図15を参照して、第4のディレクトリ名生成処理を説明する。第4のディレクトリ名生成処理のステップS91,S92,S93は、順に、図10のステップS61,S62,S63と同様である。そして、ステップS93において選択された画像ファイルに対して、図14のステップS83と同様にファイルサイズが取得される(ステップS94)。そして、取得されたファイルサイズと、既に加工されているファイルサイズとが、図4のステップS14と同様に、組み合わされる(ステップS95)。そして、組み合わされたファイルサイズに対して、図11のステップS72と同様に加工がなされ(ステップS96)、ステップS92に移行される。未選択の画像ファイルがない場合(ステップS92;NO)、加工されたファイルの組合せを含むディレクトリ名が生成され、リネーム対象のディレクトリに付与され(ステップS97)、第4のディレクトリ名生成処理が終了される。
(ファイル数)
図16及び図17を参照して、PC10において実行される、リネーム対象のディレクトリ内の画像ファイルのファイル数をシードとして用いてディレクトリ名を生成する処理を説明する。図16及び図17を参照して、ディレクトリ内の画像ファイルのファイル数を用いてユニークなディレクトリ名を生成する第5のディレクトリ名生成処理を説明する。
図16に示すように、先ず、リネーム対象のディレクトリの全ファイルのファイル数が取得される(ステップS101)。そして、そして、取得されたファイル数に対して、図5のステップS22と同様に加工がなされる(ステップS102)。そして、加工されたファイル数を含むファイル名が生成され、リネーム対象の画像ファイルに付与され(ステップS103)、第2のファイル名生成処理が終了される。
ディレクトリ内の画像ファイルのファイル数は、比較的短時間で取得される。また、図17に、ディレクトリ内のファイル数に対するディレクトリの個数のヒストグラムを示す。この例では、ディレクトリ内のファイル数が1〜688個であったが、そのうちの1〜50個を取り出してサンプルとした。このヒストグラムでは、フイルム1ロットに相当する24、36近辺にピークを持っている。但し、フィルムサイズ同様、下位の桁を用いれば、組合せは減るが、出現確率は一様に近づく。
ここで、図7、図12及び図17の例に示すように、各シードのヒストグラムにピークが発生する(発生確率に偏りが生じる)場合の対処方法をまとめて説明する。
第1の対処方法としては、シードの情報として重複する確率が高い値を取得した場合に、その値を避けてコードの生成をすることである。重複する確率が高い値とは、各ヒストグラムで頻度が高い値である。図7の例では、データ列のデジタル値:10,12,34,45,128,148,168,197,201,242である。図12の例では、ファイルサイズ:510639〜510673である。図17の例では、ファイル数:25,36である。先ず、重複する確率が高い値をブラックリストに登録する。そして、シードの情報の取得の際には、ブラックリストにない値を取得するまで、取得の仕方を変更して取得し直す。又は、ブラックリストの値を取得した場合に、ブラックリストにない値に割り振る。又は、ブラックリストの値を取得した場合に、他の情報源から得た情報を用いて、取得した値を変換する。又は、ブラックリストの値を取得した場合に、取得した値の一部(ユニークでない部分が好ましい。例えば、上位の桁部分)を取り除くこととしてもよい。
第2の対処方法としては、シードの情報として重複する確率が高い部分を除いて値を取得することである。例えば、画像ファイルのデータ列を取得する場合に、上述したように、画像ファイルの先端付近と末尾付近を避けて値を取得する。
第3の対処方法としては、シードの情報として重複する確率が低い部分から値を取得することである。例えば、シードの情報として、画像ファイルのファイルサイズ(又はデータ列)を取得する場合、同じディレクトリには、類似の画像が入っている可能性が高い。この場合でも重複する確率が低い時間情報(特にミリ秒)をファイルサイズ(又はデータ列)に組み合わせるのが好ましい。又は、この時間情報を使ってファイルサイズ(又はデータ列)を加工するのが好ましい。また、時間情報がミリ秒単位まで取得できない場合など、どうしてもバッティングが発生する場合には、画像ファイルごとに順列(インクリメント値は固定でもランダムでもよい)を付加する構成としてもよい。
第4の対処方法としては、シードの情報として取得できない情報がある場合、他の情報を取得して、取得できなかった情報と置き換えてコードの生成をすることである。例えば、画像ファイルのファイルサイズ(又はデータ列)を時刻情報と組み合わせるにあたり、時間情報がミリ秒まで取得できない場合、他の情報として、データ列(若しくはファイルサイズ)又はそれらを加工した値を取得して組み合わせる。
第5の対処方法としては、シードの情報として取得した情報から重複する確率が高い部分を除いてコードの生成をすることである。例えば、画像ファイルのファイルサイズ(又はデータ列)を時刻情報と組み合わせるにあたり、時間情報として分秒ミリ秒単位まで取得する。時間情報の年月日時の単位部分には、上記他の情報に置き換えることとしてもよい。
第6の対処方法としては、コピーされた画像ファイルからシードの情報を取得する場合に、取得したシードの情報を加工することである。例えば、コピーした画像ファイルのファイルサイズ(又はデータ列)を取得して、その情報に順列の情報を付加して加工する。
以上、本実施の形態によれば、シードとしての、元の画像ファイル内のデータ列及びファイルサイズのうちの少なくとも1つから、ユニークなコードを生成し、そのコードを含むファイル名を生成して付与するので、ファイル名のユニーク性を十分高めることができる。
また、本実施の形態によれば、シードとしての、ディレクトリ内の少なくとも1つの元の画像ファイル内のデータ列、ファイルサイズ及びファイル数のうちの少なくとも1つから、ユニークなコードを生成し、そのコードを含むディレクトリ名を生成するので、ディレクトリ名のユニーク性を十分高めることができる。
また、取得されたシードの加工としての、シードの進数の変換及びユニーク性の低い部分の切り捨てにより、コードの情報量を低減でき、ファイル名又はディレクトリ名の情報量を低減できる。また、取得されたシードの加工としての、シードの桁の並び替え、シードへの順列の付加によりコードのユニーク性を高めることができ、ファイル名又はディレクトリ名のユニーク性を高めることができる。
また、取得された複数のシードを組み合わせてコードを作成する場合には、単数のシードを用いる場合に比べて、さらにファイル名又はディレクトリ名のユニーク性を高めることができる。
(変形例)
図18を参照して、上記実施の形態の変形例を説明する。図18に、第3のファイル名生成処理を説明する。本変形例の装置構成は、上記実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
図18を参照して、本変形例におけるPC10の動作として、PC10で実行される第3のファイル名生成処理を説明する。第3のファイル名生成処理は、時間情報と、画像ファイル内のデータ列とを組み合わせてコードを生成して、そのコードを含む画像ファイルのファイル名を生成する処理である。
先ず、計時部1Aにより現在日時情報が取得される(ステップS111)。そして、取得された時間情報の年月日の午前0時0分0.00秒から現在の時間情報までの経過時間が1/100秒単位で換算される(ステップS112)。そして、換算された経過時間が36進数に変換される(ステップS113)。例えば、ステップS111において、YYYYMMDDhhmmssss(Y:年、M:月、D:日、h:時、m:分、s:ミリ秒) の16桁の時間情報“2004070718452466”が得られたとき、ステップS112において、経過時間として18*60*60*100+45*60*100+2466=“752466”が得られ、ステップS113において、“40q8i”に変換される。
ステップS114,S115は、順に、図11のステップS71,72と同様である。ステップS116は、図5のステップS21と同様である。そして、ステップS116において取得されたデータ列が36進数に変換される(ステップS117)。そして、変換後の経過時間がコードの上位5桁に割り当てられ、変換後のデータ列の下位から順にコードの下位3桁に割り当てられ、そのコードを含むファイル名が生成される(ステップS118)、第3のファイル名生成処理が終了される。
また、ステップS111で取得された時間情報は、ユニークにするため16桁をとるものとすると、年月日の桁(上位8桁)まではユーザが目視により把握可能なように加工せず、それ以下の桁(下位8桁)を加工してもよい。この場合、加工対象の8桁の最大値は、24*60*60*100=8640000となり、36進数に変換する場合、log36(8640000)k≒4.457となるので、時間情報下位8桁の数字を36進数で変換するには最大5桁が必要である。つまり、(8−5)=3桁が余ることになり、この3桁を他のシードに用いることができる。例えば、この3桁に画像ファイルのデータ列等を割り当てることができる。
時間情報は、年月日時分秒だけでなく、ミリ秒単位まで計測されることによりユニーク性が高まる。例えば、10-n(n:任意の自然数)秒まで取得できるとすると、8400*10-nの組合せのデータを取得できる。ファイル名及びディレクトリ名を生成する時間帯は、例えば、早朝は少ないので偏ってしまうおそれがあるが、GMT(Greenwich Mean
Time:グリニッジ標準時間(Universal Time of Coordinated))で取得する等の工夫をすれば発生確率が一様に近づくと考えられる。しかし、GMTを使っても、近所では、時間情報が重複する可能性があり、また画像ファイル、ディレクトリのやりとりの可能性が高い。このため、上記実施の形態で述べた、発生確率が偏る場合の各対処方法を適用することが好ましい。また、同一人物が画像ファイル、ディレクトリを作成する時間は偏りがある可能性があるが、プログラム言語のC,C++では、10-3(UNIX(登録商標)系は10-2)まで取得可能なので、重複の可能性は低いと考えられる。
本変形例によれば、シードとして、画像ファイルのデータ列と、時間情報とを用い、時間情報を含むコードをさらに加工してファイル名の先頭に設定するので、時間情報によりファイル名のユニーク性をさらに高めるとともに、加工した時間情報の順にファイル名を容易にソートでき、ユーザが目視によりファイル名を容易に確認できる。
また、ユーザが確認可能なことが好ましい時間情報の年月日の部分を加工せずにコードを生成してファイル名に付与すれば、ファイル名の年月日をユーザが目視により容易に確認できる。
なお、本変形例において、ファイル名を生成する場合に、シードとして、ファイルサイズと時間情報とを取得し組み合わせてコードを生成する構成としてもよい。また、本変形例において、ディレクトリ名を生成することとしてもよく、その際に、シードとして、ディレクトリ内の画像ファイルのデータ列、ファイルサイズ及びファイル数とのうちの少なくとも1つと、時間情報とを組み合わせてコードを生成する構成としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例において、電子アルバムディスク30に、少なくとも、デフォルトデータが記録され、画像ファイル(及び音楽ファイル)が記録可能な構成とするが、さらに、この画像ファイル(及び音楽ファイル)が、VCD形式等のAV機器用のデータに変換されて記録されることとしてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例において、画像データ等を記録する記録媒体として、CD−R方式の電子アルバムディスク30を用いる構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、画像データ等を記録する記録媒体として、CD−RW、DVD−R/RW、DVD−R、DVD−R/+R、DVD−RW/+RW、DVD−RAM等のディスクとしてもよい。また、画像データ等を記録する記録媒体として、情報の読み書きに青色レーザを用いるBlu−ray Disc、HD(High Definition)−DVD等の次世代大容量情報記録媒体を用いてもよい。
また、画像データ等を記録する記録媒体として、フレキシブルディスク、メモリカード(スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SD(Secure Digital)メモリカード、マルチメディアカード、xDピクチャーカード等)、携帯式HDD、メモリキー等を用いることとしてもよい。
また、画像データ等を記録媒体に記録する情報記録装置として、PC10を用いる構成を説明したが、これに限定されるものではない。画像データ等を記録媒体に記録する情報記録装置としては、写真店、コンビニエンスストア等の店頭に設置される、ユーザの操作で画像データ等を記録媒体に記録する店頭端末、店員の操作で画像データ等を記録媒体に記録する店頭端末、ユーザ又は店員の操作で画像データをプリント可能なデジタルミニラボや、DVDレコーダ(HDDレコーダ)、ゲーム機、ホームサーバ、画像データ等を記録媒体に記録する携帯可能なポータブルライタ、(HDD)カーナビゲーションシステム等の機器を用いる構成としてもよい。
また、画像データ等を記録媒体から読み出して再生する機器として、PC10を用いる構成を説明したが、これに限定されるものではない。前記画像データ等の再生機器としては、店頭端末、デジタルミニラボや、DVDプレーヤ、DVDレコーダ(HDDレコーダ)、ゲーム機、ホームサーバ、ポータブルライタ、(HDD)カーナビゲーションシステム等の機器を用いる構成としてもよい。
また、新規のデータをファイル形式に生成する際に、ユニークなファイル名を生成して付与する構成としてもよい。例えば、デジタルスチルカメラにおいて、CCD等の撮像手段から入力されたアナログ画像信号に画像処理等してデジタル画像ファイルに変換する際に、ユニークなファイル名を生成して付与してもよい。また、新たなディレクトリを生成する場合に、そのディレクトリに格納する予定の画像ファイルからシードを取得しユニークなディレクトリ名を生成する構成としてもよい。
さらに、上記実施の形態及び変形例では、画像ファイルのファイル名、又はその画像ファイルが格納されるディレクトリのディレクトリ名をユニークなものにリネームする構成を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、画像ファイル以外の音楽ファイル等の各種ファイル及びそのディレクトリのファイル名及びディレクトリ名をユニークなものに変換する構成としてもよい。この場合、ユニークなファイル名又はディレクトリ名を生成する装置は、電子アルバムを記録媒体に記録する装置に限定されるものではなく、それ以外の装置としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例において、ユニークなファイル名又はディレクトリ名を生成して画像ファイル又はディレクトリに付与する構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、電子アルバムディスク30には、各ディスクを識別するためのディスクIDが記録され、そのディスクIDのディスク内に画像ファイル及びディレクトリ構造が記録される。このディスクID(記録媒体識別情報)について、ファイル名又はディレクトリ名と同様に、そのディスク内に記録される画像ファイルからユニークなコードを生成してディスクIDに付与して、ユニークなディスクIDを生成する構成としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例における記述は、本発明に係る好適な情報生成装置及び情報生成プログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
本発明の構成によれば、元ファイル内のデータ列及びファイルサイズのうちの少なくとも1つからユニークなコードを生成し、そのコードを含むファイル名を生成して付与するので、ファイル名のユニーク性を十分高めることができる。
また、時間情報を含むコードをさらに生成してファイル名の先頭に設定するので、時間情報によりファイル名のユニーク性をさらに高めるとともに、時間情報の順にファイル名を容易にソートでき、ユーザが目視によりファイル名を容易に確認できる。
また、ディレクトリ内の少なくとも1つの元ファイル内のデータ列、ファイルサイズ及びファイル数のうちの少なくとも1つからユニークなコードを生成し、そのコードを含むディレクトリ名を生成して付与するので、ディレクトリ名のユニーク性を十分高めることができる。
また、時間情報を含むコードをさらに生成してディレクトリ名の先頭に設定するので、時間情報によりディレクトリ名のユニーク性をさらに高めるとともに、時間情報の順にディレクトリ名を容易にソートでき、ユーザが目視によりディレクトリ名を容易に確認できる。
また、記録媒体に記録される少なくとも1つの元ファイル内のデータ列、ファイルサイズ及びファイル数のうちの少なくとも1つからユニークなコードを生成し、そのコードを含む記録媒体識別情報を生成して付与するので、記録媒体識別情報のユニーク性を十分高めることができる。
また、時間情報を含むコードをさらに生成して記録媒体識別情報の先頭に設定するので、時間情報により記録媒体識別情報のユニーク性をさらに高めるとともに、時間情報の順に記録媒体識別情報を容易にソートでき、ユーザが目視により記録媒体識別情報を容易に確認できる。
また、取得されたシード情報又は生成されたコードを加工するので、コードのユニーク性を高めることができたり、コードの情報量を低減できる。
また、コードの進数の変換、ユニーク性の低い部分の切り捨てにより、コードの情報量を低減でき、配列の並べ替え、順列の付加によりコードのユニーク性を高めることができる。
また、取得された複数のシード情報を組み合わせてコードを生成するので、単数のシード情報を用いる場合に比べて、さらにファイル名、ディレクトリ名又は記録媒体識別情報のユニーク性を高めることができる。
更に、時間情報中のユーザが確認に用いる部分について加工をせずにコードを生成して付与するので、ファイル名、ディレクトリ名又は記録媒体識別情報の加工していない部分をユーザが目視により容易に確認できる。

Claims (20)

  1. ファイルから、前記ファイル内のデータ列及びファイルサイズのうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得手段と、
    前記シード情報取得手段により取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成手段と、
    前記コード生成手段により生成されたコードを含むファイル名を生成するファイル名生成手段と、を備える情報生成装置。
  2. 前記シード情報取得手段は、シード情報として時間情報を取得し、
    前記ファイル名生成手段は、前記時間情報に対応するコードを前記ファイル名の先頭に設定する請求の範囲第1項に記載の情報生成装置。
  3. ディレクトリに格納する少なくとも1つのファイルから、前記ファイル内のデータ列、ファイルサイズ及びファイル数のうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得手段と、
    前記シード情報取得手段により取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成手段と、
    前記コード生成手段により生成されたコードを含むディレクトリ名を生成して前記ディレクトリに付与するディレクトリ名生成手段と、を備える情報生成装置。
  4. 前記シード情報取得手段は、シード情報として時間情報を取得し、
    前記ディレクトリ名生成手段は、前記時間情報に対応するコードを前記ディレクトリ名の先頭に設定する請求の範囲第3項に記載の情報生成装置。
  5. 記録媒体に記録する少なくとも1つのファイルから、前記ファイル内のデータ列、ファイルサイズ及びファイル数のうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得手段と、
    前記シード情報取得手段により取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成手段と、
    前記コード生成手段により生成されたコードを含む記録媒体識別情報を生成して前記記録媒体に付与する記録媒体識別情報生成手段と、を備える情報生成装置。
  6. 前記シード情報取得手段は、シード情報として時間情報を取得し、
    前記記録媒体識別情報生成手段は、前記時間情報に対応するコードを前記記録媒体識別情報の先頭に設定する請求の範囲第5項に記載の情報生成装置。
  7. 前記取得されたシード情報又は前記生成されたコードを加工する加工手段を備える請求の範囲第1項に記載の情報生成装置。
  8. 前記加工は、進数の変換と、ユニーク性の低い部分の切り捨てと、配列の並べ替えと、順列の付加と、のうちの少なくとも1つである請求の範囲第7項に記載の情報生成装置。
  9. 前記シード情報取得手段は、複数のシード情報を取得し、
    前記コード生成手段は、前記取得された複数のシード情報を組み合わせてコードを生成することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の情報生成装置。
  10. 前記コード生成手段は、前記取得された時間情報のうちの、ユーザが確認に用いる部分について加工をせずにコードを生成する請求の範囲第2項に記載の情報生成装置。
  11. コンピュータに、
    ファイルから、前記ファイル内のデータ列及びファイルサイズのうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得機能と、
    前記取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成機能と、
    前記生成されたコードを含むファイル名を生成するファイル名生成機能と、
    を実現させるための情報生成プログラム。
  12. 前記シード情報取得機能は、シード情報として時間情報を取得し、
    前記ファイル名生成機能は、前記時間情報に対応するコードを前記ファイル名の先頭に設定する請求の範囲第11項に記載の情報生成プログラム。
  13. コンピュータに、
    ディレクトリに格納する少なくとも1つのファイルから、前記ファイル内のデータ列、ファイルサイズ及びファイル数のうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得機能と、
    前記取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成機能と、
    前記生成されたコードを含むディレクトリ名を生成して前記ディレクトリに付与するディレクトリ名生成機能と、
    を実現させるための情報生成プログラム。
  14. 前記シード情報取得機能は、シード情報として時間情報を取得し、
    前記ディレクトリ名生成機能は、前記時間情報に対応するコードを前記ディレクトリ名の先頭に設定する請求の範囲第13項に記載の情報生成プログラム。
  15. コンピュータに、
    記録媒体に記録する少なくとも1つのファイルから、前記ファイル内のデータ列、ファイルサイズ及びファイル数のうちの少なくとも1つをシード情報として取得するシード情報取得機能と、
    前記取得されたシード情報に基づいてコードを生成するコード生成機能と、
    前記生成されたコードを含む記録媒体識別情報を生成して前記記録媒体に付与する記録媒体識別情報生成機能と、
    を実現させるための情報生成プログラム。
  16. 前記シード情報取得機能は、シード情報として時間情報を取得し、
    前記記録媒体識別情報生成機能は、前記時間情報に対応するコードを前記記録媒体識別情報の先頭に設定する請求の範囲第15項に記載の情報生成プログラム。
  17. 前記コンピュータに、
    前記取得されたシード情報又は前記生成されたコードを加工する加工機能を実現させる請求の範囲第11項に記載の情報生成プログラム。
  18. 前記加工は、進数の変換と、ユニーク性の低い部分の切り捨てと、配列の並べ替えと、順列の付加と、のうちの少なくとも1つである請求の範囲第17項に記載の情報生成プログラム。
  19. 前記シード情報取得機能は、複数のシード情報を取得し、
    前記コード生成機能は、前記取得された複数のシード情報を組み合わせてコードを生成する請求の範囲第11項に記載の情報生成プログラム。
  20. 前記コード生成機能は、前記取得された時間情報のうちの、ユーザが確認に用いる部分について加工をせずにコードを生成する請求の範囲第12項に記載の情報生成プログラム。
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