JP2001290683A - ファイル管理装置およびファイル管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ファイル管理装置およびファイル管理プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2001290683A
JP2001290683A JP2000104023A JP2000104023A JP2001290683A JP 2001290683 A JP2001290683 A JP 2001290683A JP 2000104023 A JP2000104023 A JP 2000104023A JP 2000104023 A JP2000104023 A JP 2000104023A JP 2001290683 A JP2001290683 A JP 2001290683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
name
data
information
file name
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000104023A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Iki
洋一 壱岐
Hiroko Saito
浩子 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2000104023A priority Critical patent/JP2001290683A/ja
Priority to US09/808,141 priority patent/US20020049748A1/en
Priority to DE10116830A priority patent/DE10116830A1/de
Publication of JP2001290683A publication Critical patent/JP2001290683A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイル名に基づいてファイル管理を行うフ
ァイル管理装置と、該ファイル管理をコンピュータで実
現させるためのファイル管理プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体とに関し、ファイルを
取り扱う際の操作が簡単にすることを目的とする。 【解決手段】 構造情報設定手段は、ファイル名の構造
を定義する構造情報を任意に設定でき、データ取得手段
は、ファイルとして格納すべきデータを取得し、名称生
成手段は、構造情報設定手段で設定された構造情報に応
じてデータ取得手段で取得されるデータ毎にファイル名
を構成する情報を取得し該情報を用いてファイル名を生
成し、管理手段は、データ取得手段で取得されるデータ
を格納し、該データを前記名称生成手段で生成されたフ
ァイル名に基づいて管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル名に基づ
いてファイル管理を行うファイル管理装置と、該ファイ
ル管理をコンピュータで実現させるためのファイル管理
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファイル名に基づいてファイ
ル管理を行う機能は、計算機システム内のOS(Operat
ing System)によって実現されており、このようなファ
イル管理の下では、画像データや文書データをファイル
として保存する際、各々のファイルに、ファイル名やデ
ィレクトリ名が付与される。
【0003】例えば、電子カメラによって生成される画
像データをパーソナルコンピュータ内にファイルとして
保存するシステムでは、操作者によって撮影が指示され
ると、電子カメラによって画像データを取得し、その画
像データのファイル名やディレクトリ名の入力を操作者
に促したり、予め入力された文字列と通し番号とから成
るファイル名を自動的に生成していた。なお、このよう
なシステムの例として、顕微鏡を介して標本を撮影し、
顕微鏡画像データを生成する電子カメラと、その顕微鏡
画像データをファイルとして保存するパーソナルコンピ
ュータとから成る顕微鏡システムがある。
【0004】また、電子カメラには、画像データをファ
イルとして内部に保存するものがあるが、このような電
子カメラでは、画像データを生成する度に、各々の画像
データに、予め決められた所定の形式のファイル名を自
動的に付与している。なお、このような電子カメラは、
保存したファイルをパーソナルコンピュータに転送した
際、パーソナルコンピュータが各々のファイルをユニー
クに取り扱えるようにするため、一般的に、固定の文字
列と通し番号とからなるファイル名を生成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ファイル名
やディレクトリ名は、ファイルを検索する際の利便性を
考慮し、ファイル内のデータの特徴を反映した名称であ
ることが望ましく、データの特徴がファイル名に反映さ
れていれば、ファイルの利用者は、ファイル名を参照す
るだけで所望のファイルを検索することが可能である。
また、データの特徴がディレクトリ名に反映されていれ
ば、ファイルの利用者は、複数のファイルを特徴の違い
によって分類して取り扱うことができる。
【0006】しかし、上述したシステムや電子カメラに
よって自動的に生成されるファイル名(ディレクトリ名
を含む)は、「固定の文字列+通し番号」の形式に限定
されているため、ファイルの検索や分類には適しておら
ず、ファイルの利用者は、このようなファイル名を検索
や分類に適した所望のファイル名に変更したい場合、全
てのファイルを順次再生して各々のファイル内のデータ
の特徴を抽出しなければならず、大変手間の掛かる操作
を強いられる。
【0007】そこで、請求項1ないし請求項6に記載の
発明は、ファイルを取り扱う際の操作が簡単に行えるフ
ァイル管理装置を提供することを目的とする。また、請
求項7に記載の発明は、ファイルを取り扱う際の操作が
簡単に行えるファイル管理プログラムを記録した記録媒
体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のファイ
ル管理装置は、ファイル名の構造を定義する構造情報を
任意に設定できる構造情報設定手段と、ファイルとして
格納すべきデータを取得するデータ取得手段と、前記構
造情報設定手段で設定された構造情報に応じて、前記デ
ータ取得手段で取得されるデータ毎に、ファイル名を構
成する情報を取得し、該情報を用いてファイル名を生成
する名称生成手段と、前記データ取得手段で取得される
データを格納し、該データを前記名称生成手段で生成さ
れたファイル名に基づいて管理する管理手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0009】すなわち、請求項1に記載の発明では、構
造情報が一旦設定されてしまえば、ファイル名の形式は
複数のファイルで共通するが、各々のファイル個別のフ
ァイル名を生成することができる。そのため、操作者
は、予め、構造情報を設定しておけば、新たに生成され
たファイルを保存する際に、ファイル名を入力する必要
がない。
【0010】請求項2に記載のファイル管理装置は、請
求項1に記載のファイル管理装置において、前記データ
取得手段は、予めファイル名が付与された格納済データ
と、該データに付随する付随情報とを取得し、前記名称
生成手段は、前記構造情報設定手段で設定された構造情
報に応じて、前記データ取得手段で取得されるデータ毎
に、前記付随情報からファイル名を構成する情報を取得
し、該情報を用いて新たなファイル名を生成することを
特徴とする。
【0011】すなわち、請求項2に記載の発明では、請
求項1に記載の発明と同様に、構造情報が一旦設定され
てしまえば、ファイル名の形式は複数のファイルで共通
するが、各々のファイル独自のファイル名を生成するこ
とができる。そのため、操作者は、予め、構造情報を設
定しておけば、既存のファイルのファイル名を変更する
際に、ファイル名を入力する必要がない。
【0012】ところで、構造情報設定手段によって設定
される構造情報は、ファイル名を構成する情報の形態、
種類、配列などを示す情報であるため、請求項1に記載
の発明および請求項2に記載の発明は、予め決められた
固定の形式のファイル名しか生成できなかった従来の技
術と異なり、構造情報の内容次第で、様々な形式のファ
イル名を生成することができる。
【0013】また、請求項1に記載の発明および請求項
2に記載の発明では、ファイル名を構成する情報は1つ
に限定されず複数であっても良く、これらの複数の情報
の配置は構造情報によって定義できるため、複数の情報
が所定の順序に配置されたファイル名を生成することが
できる。さらに、請求項1に記載の発明および請求項2
に記載の発明では、ディレクトリ名を含むファイル名を
生成することもできる。また、請求項1に記載の発明お
よび請求項2に記載の発明では、ディレクトリ毎に異な
る形式のファイル名を生成しても良い。
【0014】請求項3に記載のファイル管理装置は、請
求項1または請求項2に記載のファイル管理装置におい
て、前記データ取得手段は、顕微鏡システム内の撮像装
置で撮影される標本の顕微鏡画像データを取得し、前記
構造情報設定手段は、前記顕微鏡画像データのファイル
名に反映すべき前記顕微鏡画像データの特徴を前記構造
情報として設定できることを特徴とする。
【0015】すなわち、請求項3に記載の発明では、顕
微鏡画像データの特徴が反映されたファイル名を生成す
ることができる。なお、請求項3に記載の発明におい
て、顕微鏡画像データの特徴としては、標本が撮影され
た日時、撮影者名、標本に関わるプロジェクトの名称、
顕微鏡の型番、標本が撮影された際の倍率・フィルタの
種類、標本の種類・ID、標本に対する検鏡方法等が挙
げられる。
【0016】請求項4に記載のファイル管理装置は、請
求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のファイル管
理装置において、前記管理手段に格納されているデータ
を複数のグループに分類する分類条件を任意に設定でき
る分類条件設定手段と、前記管理手段に格納されている
データのファイル名から、前記分類条件に対応する情報
を取得し、該情報が一致するデータを同一のグループに
分類する分類手段とを備え、前記管理手段は、予め格納
しているデータに対し、前記名称生成手段によって生成
されたファイル名に基づく管理と、前記分類手段による
分類結果に基づく管理との2種類の管理を行うことを特
徴とする。
【0017】すなわち、請求項4に記載の発明では、分
類条件によるファイルの分類を、請求項1ないし請求項
3の何れか1項に記載の発明によって生成されたファイ
ル名を参照することによって行える。請求項5に記載の
ファイル管理装置は、請求項1ないし請求項4の何れか
1項に記載のファイル管理装置において、前記管理手段
に格納されているデータに相当する画像の縮小画像であ
るサムネイル画像を表示するサムネイル表示手段と、前
記サムネイル画像表示手段で表示すべきサムネイル画像
を選択するための表示条件として、該サムネイル画像に
対応するファイル名に共通して含まれる情報を設定でき
る表示条件設定手段とを備え、前記サムネイル表示手段
は、前記管理手段に格納されているデータのファイル名
から、前記表示条件設定手段によって表示条件として設
定された情報を含むファイル名を選択し、該ファイル名
に対応するサムネイル画像を表示することを特徴とす
る。
【0018】すなわち、請求項5に記載の発明では、表
示条件に合致したファイルの選択を、請求項1ないし請
求項4の何れか1項に記載の発明によって生成されたフ
ァイル名を参照することによって行える。請求項6に記
載のファイル管理装置は、予めファイル名が付与された
格納済データと、該データに付随する付随情報とを取得
するデータ取得手段と、仮想ファイル名の構造を定義す
る構造情報を任意に設定できる構造情報設定手段と、前
記構造情報設定手段で設定された構造情報に応じて、前
記データ取得手段で取得されるデータ毎に、仮想ファイ
ル名を構成する情報を取得し、該情報を用いて仮想ファ
イル名を生成する名称生成手段とを備え、前記データ取
得手段で取得されるデータを、前記名称生成手段で生成
された仮想ファイル名に基づいて管理することを特徴と
する。
【0019】請求項7に記載のファイル管理プログラム
を記録した記録媒体は、ファイル名の構造を定義する構
造情報を任意に設定できる構造情報設定手順と、ファイ
ルとして格納すべきデータを取得するデータ取得手順
と、前記構造情報設定手順で設定された構造情報に応じ
て、前記データ取得手順で取得されるデータ毎に、ファ
イル名を構成する情報を取得し、該情報を用いてファイ
ル名を生成する名称生成手順と、前記データ取得手順で
取得されるデータを格納し、該データを前記名称生成手
順で生成されたファイル名に基づいて管理する管理手順
とをコンピュータで実行させるためのファイル管理プロ
グラムを記録したことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施形態について詳細な説明を行うが、以下では、パー
ソナルコンピュータを備えた顕微鏡システムにおけるフ
ァイル管理の説明を行う。なお、以下の各実施形態にお
いて、本発明のファイル管理装置は、パーソナルコンピ
ュータに対応する。ただし、パーソナルコンピュータに
は、本発明の記録媒体に記録されたファイル管理プログ
ラムが予めインストールされているものとする。
【0021】図1は、第1の実施形態ないし第3の実施
形態における顕微鏡システムの構成図である。図1にお
いて、顕微鏡システム10は、標本を撮影して顕微鏡画
像データを生成する電子カメラ100を備えた顕微鏡1
01と、パーソナルコンピュータ200とを有してお
り、顕微鏡101には、操作パネル102とバーコード
リーダ103とが接続されている。
【0022】操作パネル102は、操作者による電子カ
メラ100の撮影条件の設定や、顕微鏡101の被調整
部(例えば、電動レボルバ、電動ステージ等)に対する
調整量の設定等を受け付け、バーコードリーダ103
は、標本が載せられたプレパラートに貼付されたバーコ
ードを読み取る。ところで、顕微鏡101には、制御部
(図示省略)が内蔵されており、この制御部は、操作パ
ネル102によって受け付けられた様々な設定に応じ
て、電子カメラ100や顕微鏡101の被調整部を自動
制御したり、バーコードリーダ103によって読み取ら
れたバーコードが示す情報(例えば、サンプルID等)
を管理する機能を有する。
【0023】また、制御部は、電子カメラ100によっ
て標本が撮影されると、その標本が載せられたプレパラ
ートに貼付されたバーコードが示す情報、撮影が行われ
た日時、電子カメラ100の撮影条件、顕微鏡101の
被調整部の状態を示す情報等を収集する機能を有する。
なお、このようにして収集される情報は、顕微鏡画像デ
ータの管理に適した情報であるため、以下、このような
情報を「画像管理情報」と称する。
【0024】一方、パーソナルコンピュータ200は、
後述するファイル管理を行うCPU201を有し、CP
U201には、主メモリ202とROM203とが接続
されていると共に、バス204を介して、入力機器用イ
ンタフェース部205と表示制御部206と外部インタ
フェース部207とハードディスク208が接続されて
いる。
【0025】また、入力機器用インタフェース部205
はマウス210とキーボード211とに接続され、表示
制御部206はディスプレイ212に接続され、外部イ
ンタフェース部207は電子カメラ100と顕微鏡10
1内の制御部とに接続されている。このような構成の顕
微鏡システム10では、電子カメラ100によって生成
される顕微鏡画像データは、ファイル(以下、「顕微鏡
画像ファイル」と称する。)として保存される。なお、
第1の実施形態では、撮影が行われる度に、電子カメラ
100によって生成される顕微鏡画像データが外部イン
タフェース部207を介してパーソナルコンピュータ2
00に供給され、ハードディスク208に顕微鏡画像フ
ァイルとして保存されるものとする。
【0026】ところで、パーソナルコンピュータ200
には、GUI(Graphical User Interface)が導入され
たOSが搭載されており、表示制御部206は、CPU
201の指示に基づいて、ディスプレイ212に操作画
面を表示する。 《第1の実施形態の説明》図2は、第1の実施形態にお
ける操作画面のうち、「ファイル名設定画面」の例を示
す図である。
【0027】「ファイル名設定画面」は、顕微鏡画像フ
ァイルを格納するディレクトリ(階層的構造を示すディ
レクトリでも良い)の設定と、そのディレクトリにおけ
る顕微鏡画像ファイルのファイル名(ディレクトリ名を
含まない)の入力とを受け付ける操作画面であり、入力
フィールド1は、操作者によるディレクトリ名の入力を
受け付け、入力フィールド2および入力フィールド3
は、ファイル名の入力を受け付ける。ただし、入力フィ
ールド2は、ファイル名の先頭に付与する固定の文字列
(以下、「Prefix文字」と称する。)の入力を受け付
け、入力フィールド3は、「Prefix文字」の後に続く文
字列(以下、「Body文字」と称する。)の入力を受け付
けるものとする。
【0028】また、入力フィールド1や入力フィールド
3は、ディレクトリ名自体を示す文字列やファイル名自
体を示す文字列の入力を受け付ける(従来の技術と同様
の機能)以外に、構造情報(所定の規則に従ってディレ
クトリ名・ファイル名の構造が定義された情報)の入力
を受け付けるものとする。なお、第1の実施形態では、
構造情報として、複数の変数名や所定の区切り文字(例
えば、「_」、「\」等)を含む文字列を用いる。
【0029】図3は、構造情報に含まれる変数の例を示
す図である。図3では、変数名の他に、各々の変数に対
応する意味を示すと共に、変数名に実際に割り当てられ
る文字列を「実文字列」と称し、「実文字列」の例を示
している。なお、図3において、$###は、同一ディレク
トリ内の3桁の通し番号を意味する変数名であるが、#
の数は、3つに限定されず、通し番号の桁数に応じて増
減が可能である。
【0030】ところで、このような「実文字列」は、後
述する処理において、CPU201によって生成される
が、CPU201は、各々の変数名に応じて、「実文字
列」を生成するために必要な情報(以下、「変数情報」
と称する。)を取得する。例えば、$YYYY、$YY、$MM、$
MMM、$DD、$24、$12、$mm、$ss、$MAG、$IDに対応する
「実文字列」を生成する際には、顕微鏡101内の制御
部によって収集された「画像管理情報」から、撮影日
時、倍率、サンプルIDを「変数情報」として取得す
る。また、$USER、$PRJ、$?"Input xxx"に対応する「実
文字列」を生成する際には、操作者によって入力される
ユーザ名、プロジェクト名、任意文字列を「変数情報」
として取得する。
【0031】また、CPU201は、後述する処理にお
いて、構造情報に対応するファイル名(ディレクトリ名
を含む)の例を生成するが、このようなファイル名の例
を生成する際に用いる「実文字列」の見本となる文字列
(以下、「サンプル文字列」と称する。)を各々の変数
名に対応付けて格納したテーブル(以下、「変数テーブ
ル」と称する。)を、ハードディスク208の所定の領
域に保持しているものとする。
【0032】なお、以降の説明を簡単にするため、$USE
R、$PRJ、$?"Input xxx"のように、「実文字列」の生成
に際し、操作者による入力を要する変数を「ユーザ入力
変数」と称する。図4〜図6は、第1の実施形態におけ
る顕微鏡システム10の動作フローチャートである。
【0033】図4には、CPU201によって行われる
ファイル管理のうち、構造情報を取得する処理(以下、
「構造情報取得処理」と称する。)を示し、図5には、
構造情報に不足する情報を補う処理(以下、「情報補足
処理」と称する。)を示し、図6には、顕微鏡画像ファ
イルを保存する処理(以下、「ファイル保存処理」と称
する。)を示している。
【0034】なお、図4〜図6に示す処理は、各々の処
理に対応するコマンドが操作者によって選択された状態
で実行されるものとする。また、図4〜図6に示す以外
のファイル管理(例えば、操作者によって入力されるパ
ス名に対応する顕微鏡画像ファイルを検索する処理等)
については、OSに基づいて実現されるものとし、図示
および説明は省略する。
【0035】以下、第1の実施形態における顕微鏡シス
テム10の動作を説明するが、本発明の特徴はCPU2
01によって行われるファイル管理にあるため、以下で
は、図4〜図6を参照してCPU201の動作を説明
し、他の動作の説明は省略する。 《構造情報取得処理の説明》CPU201は、操作者に
よって「構造情報取得処理」に対応するコマンドが選択
されると、「ファイル名設定画面」の表示を表示制御部
206に指示する(図4S1)。
【0036】CPU201は、「ファイル名設定画面」
がディスプレイ212に表示されると、操作者によって
入力される構造情報を取得し(図4S2)、取得した構
造情報をハードディスク208の所定の領域に格納する
(図4S3)。また、CPU201は、構造情報の解析
を行って、構造情報に含まれる変数名に対応する「サン
プル文字列」を「変数テーブル」から取得し、構造情報
内の変数名に「サンプル文字列」を割り当て、ファイル
名(ディレクトリ名を含む)の例を生成する(図4S
4)。
【0037】例えば、「変数テーブル」において、変数
名と「サンプル文字列」とが以下のように対応付けられ
ている場合、 $USER→UMEMURA $YYYY→2000 $MM→02 $DD→23 $ID→9999 $###→001 ディレクトリ名として「C:\IMAGE\$USER」が入力され、
ファイル名の「Body文字」として「$YYYY$MM$DD_$ID_$#
##」が入力されると、CPU201は、ファイル名(デ
ィレクトリ名を含む)の例となる文字列として「C:\IMA
GE\UMEMURA\20000223_9999_001」を生成する。
【0038】CPU201は、このようにしてファイル
名(ディレクトリ名を含む)の例を生成すると、そのフ
ァイル名の例を「ファイル名設定画面」上に表示するこ
とを表示制御部206に指示する(図4S5)。なお、
「構造情報取得処理」では、図4S2において取得した
構造情報に「ユーザ入力変数」が含まれている場合、そ
の「ユーザ入力変数」に対応し得る複数種類の「実文字
列」の入力を受け付けても良い。例えば、$USERを含む
構造情報が入力された場合、顕微鏡システム10の利用
者となり得る全ての人の名前の入力を受け付けても良
い。
【0039】《情報補足処理の説明》次に、CPU20
1は、操作者によって「情報補足処理」に対応するコマ
ンドが選択されると、ハードディスク208から構造情
報を読み出す(図5S1)。
【0040】そして、CPU201は、読み出した構造
情報の解析を行って、構造情報に「ユーザ入力変数」が
含まれるか否かの判定を行う(図5S2)。CPU20
1は、このような判定によって、構造情報に「ユーザ入
力変数」が含まれることを認識すると、その「ユーザ入
力変数」に対応する「実文字列」の入力を受け付ける操
作画面(例えば、ユーザ名、プロジェクト名、任意文字
列等の入力を受け付ける操作画面)の表示を表示制御部
206に指示する。
【0041】そして、CPU201は、このような操作
画面がディスプレイ212に表示されると、操作者によ
って入力された「ユーザ入力変数」に対応する「実文字
列」を取得してハードディスク208に格納する(図5
S3)。なお、「構造情報取得処理」において「ユーザ
入力変数」に対応し得る複数種類の「実文字列」が入力
されている場合、CPU201は、それらの複数種類の
「実文字列」から操作者が選択した「実文字列」を「ユ
ーザ入力変数」に対応する「実文字列」として取得して
も良い。
【0042】また、以上説明した「情報補足処理」は、
後述する「ファイル保存処理」において、1回目の撮影
が行われる前後に実行しても良く、撮影が行われる度に
実行しても良い。特に、撮影が行われる度に「情報補足
処理」を実行する場合、顕微鏡画像ファイル毎に、保存
先とすべきドライブや「ユーザ入力変数」に対応する
「実文字列」を変更することが可能である。また、$?"I
nput xxx"に対応する「実文字列」の入力を、撮影が行
われる度に受け付ける場合、操作者は、各々の顕微鏡画
像ファイル毎に、異なる文字列を入力することができ、
その文字列によって各々の顕微鏡画像ファイルを識別す
ることができる。
【0043】《ファイル保存処理の説明》CPU201
は、操作者によって「ファイル保存処理」に対応するコ
マンドが選択されると、ハードディスク208から構造
情報を読み出す(図6S1)と共に、顕微鏡画像の撮影
に関わる操作画面(図示省略:以下、「撮影操作画面」
と称する。)の表示を表示制御部206に指示する(図
6S2)。
【0044】ただし、「撮影操作画面」は、操作者から
の撮影の指示を受け付ける「撮影ボタン」を備えている
ものとする。なお、「撮影操作画面」は、図5S3にお
いてハードディスク208に格納された「ユーザ入力変
数」に対応する「実文字列」の確認を操作者に促すた
め、その「実文字列」を表示する領域を備えていても良
い。例えば、構造情報のディレクトリ名に$USERが含ま
れている場合、このような領域には、ユーザ名が表示さ
れ、操作者に対してユーザ名の確認を促すことになる。
そのため、他人のディレクトリに顕微鏡画像ファイルが
保存されるという誤りを抑制することが可能である。
【0045】CPU201は、「撮影操作画面」がディ
スプレイ212に表示されると、「撮影ボタン」が選択
されたか否かの判定を行う(図6S3)。そして、CP
U201は、このような判定によって、「撮影ボタン」
が選択されたことを認識すると、電子カメラ100に対
して顕微鏡画像データの生成を指示すると共に、顕微鏡
101内の制御部に対して「画像管理情報」(上述した
ように、電子カメラ100によって標本が撮影された際
に、その標本が載せられたプレパラートに貼付されたバ
ーコードが示す情報、撮影が行われた日時、電子カメラ
100の撮影条件、顕微鏡101の被調整部の状態を示
す情報等)の収集を指示する。そして、CPU201
は、電子カメラ100によって生成された顕微鏡画像デ
ータを顕微鏡用インタフェース部207を介して取得
し、顕微鏡画像ファイルとして不図示のフレームメモリ
に格納する(図6S4)。
【0046】また、CPU201は、構造情報の解析を
行って、構造情報に含まれる変数名に対応する「実文字
列」を「画像管理情報」に従って生成し、ファイル名
(ディレクトリ名を含む)とする(図6S5)。なお、
構造情報に「ユーザ入力変数」が含まれる場合、CPU
201は、図5S3においてハードディスク208に格
納した「実文字列」を「ユーザ入力変数」に割り当て
る。また、構造情報に$###が含まれる場合、CPU20
1は、$###が属するディレクトリ内の顕微鏡画像ファイ
ルの数に基づいて3桁の通し番号を生成し、$###に割り
当てる。
【0047】次に、CPU201は、図6S4において
フレームメモリに格納した顕微鏡画像ファイルを、生成
したファイル名に対応付けて保存する(図6S6)。な
お、図6S5において生成したファイル名に含まれるデ
ィレクトリ名に対応するディレクトリが存在しない場
合、CPU201は、新たにディレクトリを生成し、顕
微鏡画像ファイルを保存する。
【0048】また、CPU201は、図6S6において
顕微鏡画像ファイルを保存すると、上述した図6S3以
降の処理を繰り返し行う。すなわち、CPU201は、
電子カメラ100によって撮影が繰り返される度に、顕
微鏡画像データを顕微鏡画像ファイルとして取得し、そ
の顕微鏡画像ファイルに対して構造情報に応じたファイ
ル名(ディレクトリ名を含む)を生成すると共に、顕微
鏡画像ファイルをファイル名に対応付けて保存する。
【0049】例えば、撮影条件に関する変数($MAG、$F
ILTER等)が構造情報に含まれている場合、撮影が繰り
返される過程で撮影条件が変化しても、CPU201
は、その変化を反映したファイル名(ディレクトリ名を
含む)を各々の顕微鏡画像ファイルに付与して保存す
る。また、標本の識別に関する変数($ID、$SampleNo
等)が構造情報に含まれている場合、撮影が繰り返され
る過程で別の標本が撮影の対象となっても、CPU20
1は、標本の違いを反映したファイル名(ディレクトリ
名を含む)を各々の顕微鏡画像ファイルに付与して保存
する。
【0050】そのため、従来の技術では、顕微鏡画像フ
ァイルを保存する度に、操作者が撮影条件や標本の識別
に関する情報をファイル名(ディレクトリ名を含む)と
して入力する必要があったのに対し、第1の実施形態に
おける顕微鏡システム10では、これらの情報に対応す
る変数を含む構造情報が顕微鏡システム10の管理者に
よって予め入力されていれば、顕微鏡システム10の利
用者は、顕微鏡画像ファイル保存時にファイル名(ディ
レクトリ名を含む)の入力を行う必要がない。
【0051】すなわち、第1の実施形態によれば、簡単
な操作によって、所望の情報が反映されたファイル名
(ディレクトリ名を含む)を顕微鏡画像ファイルに付与
することができる。ところで、第1の実施形態では、
「構造情報取得処理」において取得した構造情報のディ
レクトリ名に$USERが含まれる場合、「ファイル保存処
理」において撮影を繰り返す度に取得する複数の顕微鏡
画像ファイルを、「情報補足処理」において取得したユ
ーザ名に対応するディレクトリに保存する。
【0052】そのため、第1の実施形態によれば、図7
(A−1)のように、ディレクトリ名に$USERを含む構
造情報が顕微鏡システム10の管理者によって予め入力
されている場合、顕微鏡システム10の各々の利用者に
よってユーザ名が入力されると、図7(A−2)のよう
に、ユーザ別の階層的ファイル構成によって顕微鏡画像
ファイルを分類することができる。また、図7(A−
2)のような階層的ファイル構成だけでなく、図7(B
−1)のような構造情報と各々のプロジェクト名とが入
力されると、図7(B−2)のような階層的ファイル構
成によって顕微鏡画像ファイルを分類することができ
る。
【0053】さらに、第1の実施形態では、複数の構造
情報の入力を受け付けることが可能であるため、例え
ば、図8(1)のような2つの構造情報が入力される
と、図8(2)のように、ディレクトリ毎に異なる階層
的ファイル構成によって、顕微鏡画像ファイルを分類す
ることができる。ただし、ディレクトリ毎に階層的ファ
イル構成が異なる場合、顕微鏡システム10の利用者
は、顕微鏡画像ファイルを何れのディレクトリに保存す
るかを予め設定しておく必要がある。
【0054】すなわち、第1の実施形態によれば、簡単
な操作によって、所望の階層的ファイル構成が反映され
たディレクトリ名を顕微鏡画像ファイルに付与すること
ができる。
【0055】したがって、第1の実施形態における顕微
鏡システム10の管理者や利用者は、顕微鏡画像ファイ
ルを再生する際、ファイル名(ディレクトリ名を含む)
を参照することによって、所望の顕微鏡画像ファイルを
容易に検索することができる。 《第2の実施形態の説明》図9は、第2の実施形態にお
ける顕微鏡システム10の動作フローチャートである。
【0056】図9には、CPU201によって行われる
ファイル管理のうち、「ファイル保存処理」を示してい
る。第2の実施形態では、「ファイル保存処理」の一環
として、後述する「バックアップ処理」が行われる。こ
の「バックアップ処理」は、操作者によって予め入力さ
れた構造情報を用いて実行されるが、構造情報を取得す
る処理については、第1の実施形態の「構造情報取得処
理」と同様に行われるため、説明を省略する。なお、第
2の実施形態では、説明を簡単にするため、「ユーザ入
力変数」の入力については、受け付けないものとする。
【0057】また、第2の実施形態における顕微鏡シス
テム10では、電子カメラ100は不図示のメモリカー
ドドライブユニットを備えており、電子カメラ100に
よって生成される顕微鏡画像データは、一旦、メモリカ
ードドライブユニットに装填されているメモリカードに
顕微鏡画像ファイルとして保存されるものとする。さら
に、第2の実施形態における顕微鏡システム10では、
メモリカード毎に、各々のメモリカードに保存されてい
る全ての顕微鏡画像ファイルの「画像管理情報」を格納
するためのファイル(以下、「画像管理ファイル」と称
する。)が予め設けられているものとする。なお、「画
像管理ファイル」は、顕微鏡画像ファイル別に複数に分
割されていても良い。
【0058】以下、第2の実施形態における顕微鏡シス
テム10の動作の説明として、CPU201によって行
われる「ファイル保存処理」の説明を行う。まず、CP
U201は、操作者によって「ファイル保存処理」に対
応するコマンドが選択されると、第1の実施形態(図6
S2、S3)と同様に、「撮影操作画面」の表示を表示
制御部206に指示し(図9S1)、「撮影操作画面」
がディスプレイ212に表示されると、「撮影ボタン」
が選択された否かの判定を行う(図9S2)。
【0059】CPU201は、このような判定によっ
て、「撮影ボタン」が選択されたことを認識すると、電
子カメラ100に対して顕微鏡画像データの生成を指示
すると共に、顕微鏡101内の制御部に対して「画像管
理情報」の収集を指示する(図9S3)。次に、CPU
201は、メモリカードに空き領域(顕微鏡画像データ
を顕微鏡画像ファイルとして保存するための領域)が存
在するか否かの判定を行う(図9S4)。
【0060】そして、CPU201は、このような判定
によって、メモリカードに空き領域が存在することを認
識すると、新たに生成した顕微鏡画像データを顕微鏡画
像ファイルとしてメモリカードに保存し、その顕微鏡画
像ファイルに対応する「画像管理情報」を画像管理ファ
イルに格納することを電子カメラ100に指示する(図
9S5)。なお、電子カメラ100は、顕微鏡画像ファ
イルの保存に際し、従来の電子カメラと同様に、「固定
の文字列+通し番号」から成るファイル名を顕微鏡画像
ファイルに付与する。
【0061】一方、CPU201は、メモリカードに空
き領域が存在しないことを認識すると、後述する「バッ
クアップ処理」(図9S6〜S10)を行ってから、メ
モリカード内の顕微鏡画像ファイルの削除および画像管
理ファイルの初期化を電子カメラ100に指示する(図
9S11)。そして、CPU201は、メモリカードに
顕微鏡画像ファイルを保存する領域が確保されると、メ
モリカードへの顕微鏡画像ファイルの保存と画像管理フ
ァイルへの「画像管理情報」の格納とを電子カメラ10
0に指示する(図9S5に相当する)。
【0062】ここで、「バックアップ処理」の説明を行
う。まず、CPU201は、メモリカード内の顕微鏡画
像ファイルと画像管理ファイルとを顕微鏡用インタフェ
ース部207を介して取得し(図9S6)、ハードディ
スク208から構造情報を読み出す(図9S7)。次
に、CPU201は、画像管理ファイルに格納された各
々の顕微鏡画像ファイルに対応する「画像管理情報」か
ら、構造情報に含まれる変数名に対応する「変数情報」
を取得する(図9S8)。
【0063】そして、CPU201は、このように取得
した「変数情報」を用いて変数に対応する「実文字列」
を生成し、その「実文字列」を構造情報内の変数名に割
り当て、各々の顕微鏡画像ファイルに対する新たなファ
イル名(ディレクトリ名を含む)を生成する(図9S
9)。なお、構造情報に$###が含まれる場合、CPU2
01は、第1の実施形態と同様に、3桁の通し番号を生
成して$###に割り当てる。
【0064】すなわち、顕微鏡画像ファイルの新たなフ
ァイル名(ディレクトリ名を含む)は、第1の実施形態
と同様に、構造情報に応じて生成されることになる。最
後に、CPU201は、各々の顕微鏡画像ファイルを、
新たに生成したファイル名(ディレクトリ名を含む)に
対応付けてハードディスク208に保存する(図9S1
0)。
【0065】以上説明したように、第2の実施形態で
は、空き領域が無くなったメモリカード内の顕微鏡画像
ファイルを、操作者の手を煩わせること無く、ハードデ
ィスク208に保存することができる。また、第2の実
施形態によれば、ハードディスク208に保存される顕
微鏡画像ファイルについては、第1の実施形態と同様
に、簡単な操作(予め構造情報を入力する操作)によっ
て、所望の情報や所望の階層的ファイル構成が反映され
たファイル名(ディレクトリ名を含む)を付与すること
ができる。したがって、第2の実施形態における顕微鏡
システム10の管理者や利用者は、ハードディスク20
8に保存される顕微鏡画像ファイルを再生する際、ファ
イル名(ディレクトリ名を含む)を参照することによっ
て、所望の顕微鏡画像ファイルを容易に検索することが
できる。
【0066】なお、第2の実施形態では、メモリカード
に空き領域が無くなった状態で生成された顕微鏡画像デ
ータについては、「バックアップ処理」後に初期化され
たメモリカードに保存しているが、「バックアップ処
理」時に、メモリカード内の顕微鏡画像ファイルと共に
ハードディスクに保存しても良い。また、第2の実施形
態では、構造情報に応じた新たなファイル名(ディレク
トリ名を含む)をメモリカード内の顕微鏡画像ファイル
に付与してハードディスク208に保存する処理は、メ
モリカードに空き領域が無くなった時点で行っている
が、操作者の指示に応じたタイミングで行っても良い。
【0067】さらに、第2の実施形態では、顕微鏡画像
ファイルのファイル名を図9S9で生成した新たなファ
イル名(ディレクトリ名を含む)に変更しているが、以
下に示すように、ファイル名を変更することなく、仮想
ファイル名に基づいて顕微鏡ファイルを管理しても良
い。まず、CPU201は、予めファイル名が付与され
た顕微鏡画像ファイルと画像管理ファイルとを取得する
と、顕微鏡画像ファイルをハードディスク208に保存
する。そして、CPU201は、ハードディスク208
から構造情報を読み出すと、画像管理ファイルに格納さ
れた各々の顕微鏡画像ファイルに対応する「画像管理情
報」から、構造情報に含まれる変数名に対応する「変数
情報」を取得する。次に、CPU201は、このように
取得した「変数情報」を用いて変数に対応する「実文字
列」を生成し、その「実文字列」を構造情報内の変数名
に割り当て、顕微鏡画像ファイルに対する仮想ファイル
名(ディレクトリ名を含む)を生成する。そして、CP
U201は、仮想ファイル名と予め付与されているファ
イル名とを対応付け、顕微鏡画像ファイルを、仮想ファ
イル名(ディレクトリ名を含む)に基づいて管理する。
【0068】なお、このような仮想ファイル名による管
理は、構造情報に含まれる変数名に対応する「変数情
報」が取得できれば、「バックアップ処理」時に限ら
ず、ハードディスク208に予め格納されている如何な
る顕微鏡ファイルに対しても行うことができる。 《第3の実施形態の説明》図10は、第3の実施形態に
おける動作フローチャートである。
【0069】図10には、CPU201によって行われ
るファイル管理のうち、「再分類処理」を示している。
「再分類処理」とは、予め保存されている顕微鏡画像フ
ァイルを、操作者によって入力される分類条件に応じ
て、新たに分類し直す処理である。第3の実施形態で
は、対象となるディレクトリ(以下、「分類元ディレク
トリ」と称する。)に属する顕微鏡画像ファイルを階層
的に分類するものとし、分類元ディレクトリに属する顕
微鏡画像ファイルに対し、分類条件に応じた3つの階層
から成る新たなディレクトリ名(以下、「再分類ディレ
クトリ名」と称する)を付与する処理を「再分類処理」
とする。
【0070】また、第3の実施形態における「再分類処
理」では、分類元ディレクトリに属する顕微鏡画像ファ
イルのファイル名(ディレクトリ名を含む)と再分類デ
ィレクトリ名との対応関係を示すテーブル(以下、「分
類結果テーブル」)を生成するものとし、顕微鏡画像フ
ァイルのディレクトリ名を再分類ディレクトリ名に変更
する処理は行わない。さらに、第3の実施形態における
「再分類処理」では、「分類結果テーブル」を、操作者
によって設定されるディレクトリ(以下、「分類先ディ
レクトリ」と称する。)に格納するものとする。
【0071】すなわち、第3の実施形態における「再分
類処理」によれば、分類先ディレクトリには、分類条件
によって分類し直された顕微鏡画像ファイルが仮想的に
格納されることになる。図11および図12は、第3の
実施形態における操作画面のうち、「再分類設定画面」
の例を示す図である。なお、「再分類設定画面」は、分
類元ディレクトリ名、分類先ディレクトリ名、分類条件
(第1分類条件〜第3分類条件)の入力を受け付ける操
作画面であり、操作者からの「再分類処理」の実行の指
示を受け付ける「実行ボタン」を備えている。
【0072】図11(1)は、「再分類設定画面」の初
期状態を示し、図11(2)は、分類元ディレクトリ名
として選択可能な複数のディレクトリ名が一覧表示され
た状態を示し、図11(3)は、分類先ディレクトリ名
として選択可能な複数のディレクトリ名が一覧表示され
た状態を示す。なお、分類元ディレクトリは、複数選択
できるものとし、分類先ディレクトリには、新たなディ
レクトリが設定できるものとする。
【0073】また、図12(4)は、第1分類条件とし
て選択可能な複数の分類条件が一覧表示された状態を示
し、図12(5)は、第2分類条件として選択可能な複
数の分類条件が一覧表示された状態を示し、図12
(6)は、第3分類条件として選択可能な複数の分類条
件が一覧表示された状態を示しており、同一の分類条件
が複数の階層で重複して選択されないようにしている。
なお、分類条件の数が3未満の場合、第2分類条件や第
3分類条件として「なし」が選択できるものとする。
【0074】図12(7)は、全ての入力が完了した状
態を示す。以下、第3の実施形態における顕微鏡システ
ム10の動作の説明として、CPU201によって行わ
れる「再分類処理」の説明を行う。ただし、第3の実施
形態では、分類元ディレクトリとして設定可能なディレ
クトリには、第1の実施形態の「ファイル保存処理」や
第2の実施形態の「バックアップ処理」において構造情
報に応じてファイル名(ディレクトリ名を含む)が付与
された顕微鏡画像ファイルが保存されているものとす
る。
【0075】CPU201は、操作者によって「再分類
処理」に対応するコマンドが選択されると、図11
(1)のような「再分類設定画面」の表示を表示制御部
206に指示する(図10S1)。
【0076】そして、CPU201は、「再分類設定画
面」がディスプレイ212に表示されると、「実行ボタ
ン」が選択された否かの判定を行う(図10S2)。C
PU201は、このような判定によって、「実行ボタ
ン」が選択されたことを認識すると、操作者によって入
力された分類元ディレクトリ名、分類先ディレクトリ
名、分類条件を取得する(図10S3)。
【0077】次に、CPU201は、構造情報(第1の
実施形態や第2の実施形態においてファイル名を生成す
る際に用いた構造情報)を読み出す(図10S4)と共
に、分類元ディレクトリに属する複数の顕微鏡画像ファ
イルに対するファイル名(ディレクトリ名を含む)を取
得する(図10S5)。そして、CPU201は、構造
情報とファイル名(ディレクトリ名を含む)とを対応付
けて、各々のファイル名から分類条件に対応する変数の
「実文字列」を抽出し(図10S6)、抽出した「実文
字列」を「\」によって連結し、顕微鏡画像ファイルに
対する再分類ディレクトリ名を生成する(図10S
7)。
【0078】最後に、CPU201は、分類元ディレク
トリに属する顕微鏡画像ファイルのファイル名(ディレ
クトリ名を含む)と、再分類ディレクトリ名とを対応付
けて、「分類結果テーブル」を生成して分類先ディレク
トリに格納する(図10S8)。例えば、図12(7)
のように、分類元ディレクトリ名として「画像1」が選
択され、分類先ディレクトリ名として「分類1」が選択
され、第1分類条件として「標本種類」が選択され、第
2分類条件として「検鏡方法」が選択され、第3分類条
件として「対物レンズ倍率」が選択され、図13(A)
のように、構造情報のディレクトリ名が「画像1\$Date
\$ID\$SampleNo\$SampleType\$Mic」で、構造情報のフ
ァイル名の「Body文字」が「$MAG_$###」である場合、
CPU201は、分類元ディレクトリに属する顕微鏡画
像ファイルのファイル名(ディレクトリ名を含む)とし
て、図13(B)(1)の「画像1\00/02/18\001\001\
050\FL\40_001」を取得すると、以下のように、「分類
条件」と「変数名」と「実文字列」とを対応付ける。
【0079】「標本種類」→「$SampleType」→「050」 「検鏡方法」→「$Mic」→「FL」 「対物レンズ倍率」→「$MAG」→「40」 そして、CPU201は、図13(B)(1)の「画像
1\00/02/18\001\001\050\FL\40_001」に対応する再分
類ディレクトリ名として「分類1\050\FL\40」を生成す
る。また、CPU201は、同様にして、図13(B)
(2)〜(12)のファイル名(ディレクトリ名を含
む)に対応する再分類ディレクトリ名を生成する。
【0080】したがって、図13(B)(1)〜(1
2)の顕微鏡画像ファイルは、図13(C)のような階
層的ファイル構成に分類し直されることになる。以上説
明したように、第3の実施形態では、第1の実施形態の
ファイル保存処理」や第2の実施形態の「バックアップ
処理」において構造情報に応じてファイル名(ディレク
トリ名を含む)が付与された顕微鏡画像ファイルに対し
て、各々のファイル名に反映された情報を用いることに
よって、「再分類処理」を実現することができる。
【0081】すなわち、第3の実施形態における顕微鏡
システム10の利用者は、分類元ディレクトリに属する
顕微鏡画像ファイルのうち、所望の顕微鏡画像ファイル
を、分類元ディレクトリに構築されている階層的ファイ
ル構成とは別に、所望の階層的ファイル構成によって分
類することができる。
【0082】なお、第3の実施形態では、「分類結果テ
ーブル」を生成して分類先ディレクトリに格納すること
によって「再分類処理」を実現しているが、分類元ディ
レクトリに属する顕微鏡画像ファイルを分類先ディレク
トリにコピーし、各々の顕微鏡画像ファイルのディレク
トリ名を分類結果ディレクトリ名に変更することによっ
て「再分類処理」を実現してしても良い。また、ディレ
クトリ名の変更後に、分類元ディレクトリに属する顕微
鏡画像ファイルを削除しても良い。
【0083】また、第3の実施形態では、分類情報の入
力を図13のような形式で受け付けているが、第1の実
施形態や第2の実施形態における構造情報のディレクト
リ名と同様の形式で受け付けても良い。一方、第1の実
施形態および第2の実施形態では、構造情報のディレク
トリ名として、複数の変数名と所定の区切り文字(例え
ば、「_」、「\」等)を含む文字列を受け付けている
が、第3の実施形態における分類情報と同様の形式で受
け付けても良い。
【0084】ところで、第3の実施形態では、再分類デ
ィレクトリ名の生成を実現するために、構造情報に応じ
て生成されたファイル名(ディレクトリ名を含む)に含
まれる「実文字列」を用いているが、このようなファイ
ル名に含まれる「実文字列」は、以下に示す「条件付き
サムネイル表示処理」を実現する際にも有効である。な
お、「条件付きサムネイル表示処理」とは、顕微鏡画像
ファイルの再生に先立ち、予め保存されている顕微鏡画
像ファイルのうち、操作者によって入力される条件(以
下、「表示条件」と称する。)を満たす顕微鏡画像ファ
イルのサムネイル画像のみを表示する処理である。
【0085】ここで、「条件付きサムネイル表示処理」
の説明を行う。まず、CPU201は、「条件付きサム
ネイル表示処理」の対象となるディレクトリ名および
「表示条件」の入力を受け付ける。ただし、「表示条
件」としては、変数名と「実文字列」とが入力される必
要がある。例えば、標本No.が001の顕微鏡画像ファイル
のサムネイル画像を表示させたい場合、操作者は、$Sam
pleNoと001とを入力することになる。
【0086】次に、CPU201は、構造情報を読み出
すと共に、「条件付きサムネイル表示処理」の対象とな
るディレクトリに属する複数の顕微鏡画像ファイルに対
するファイル名(ディレクトリ名を含む)を取得し、構
造情報に基づいて各々のファイル名を解析する。そし
て、CPU201は、「表示条件」に対応する「実文字
列」が含まれるファイル名(ディレクトリ名を含む)を
選択し、そのファイル名に対応する顕微鏡画像ファイル
のサムネイル画像の表示を表示制御部206に指示す
る。
【0087】したがって、ディスプレイ201には、
「表示条件」を満たす顕微鏡画像ファイルのサムネイル
画像のみが表示されることになる。そのため、顕微鏡シ
ステム10の利用者は、「表示条件」によって絞り込ま
れたサムネイル画像から、所望の顕微鏡画像ファイルに
対応するサムネイル画像を検索すれば良く、「表示条
件」に合致しないサムネイル画像が表示される場合と比
べて、速やかに検索を行うことができる。
【0088】なお、上述した各実施形態では、顕微鏡シ
ステム10の顕微鏡画像ファイルに対するファイル管理
の説明を行ったが、本発明は、顕微鏡画像ファイルに対
するファイル管理に限らず、如何なるファイルに対する
ファイル管理にも適用できる。ただし、顕微鏡画像ファ
イル以外のファイルに対するファイル管理では、構造情
報に含まれる変数を、各々のファイルの識別に適したも
のに変更する必要がある。
【0089】また、上述した各実施形態では、パーソナ
ルコンピュータ200内のCPU201によってファイ
ル管理を行っているが、同様のファイル管理は、電子カ
メラやファイル管理の専用機で行っても良い。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項3および請求項7に記載の発明では、構造情報を設
定することによって、固定の形式に限定されない様々な
形式のファイル名(ディレクトリ名を含んでも良い)を
生成することができる。したがって、請求項1ないし請
求項3および請求項7に記載の発明によれば、新たに生
成されたファイルを保存する際にファイル名を付与する
操作や、既存のファイルのファイル名を変更する操作を
簡素化できる。
【0091】特に、請求項3に記載の発明では、顕微鏡
システム内の撮像装置で撮影される標本の顕微鏡画像デ
ータに対し、顕微鏡画像データの特徴が反映されたファ
イル名を生成することができるため、操作者は、ファイ
ルを実際に再生することなく、ファイル名を参照するだ
けで、顕微鏡画像データの内容を容易に識別することが
できる。すなわち、請求項3に記載の発明によれば、顕
微鏡画像データの検索時の操作を簡素化することもでき
る。
【0092】請求項4に記載の発明では、ファイル名
(ディレクトリ名を含んでも良い)に基づくファイル管
理以外に分類条件による分類結果に基づくファイル管理
を行うことができ、請求項5に記載の発明では、表示条
件に合致したファイルに対するサムネイル画像のみを表
示することができる。したがって、請求項4および請求
項5に記載の発明でによれば、ファイル検索時の操作を
簡素化することができる。
【0093】請求項6に記載の発明では、構造情報を設
定することによって、固定の形式に限定されない様々な
形式の仮想ファイル名(ディレクトリ名を含んでも良
い)を生成することができ、ファイル名を変更すること
なく、仮想ファイル名によってファイル管理を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態ないし第3の実施形態における
顕微鏡システムの構成図である。
【図2】第1の実施形態におけるファイル名設定画面の
例を示す図である。
【図3】構造情報に含まれる変数の例を示す図である。
【図4】第1の実施形態における顕微鏡システムの動作
フローチャート(1)である。
【図5】第1の実施形態における顕微鏡システムの動作
フローチャート(2)である。
【図6】第1の実施形態における顕微鏡システムの動作
フローチャート(3)である。
【図7】構造情報に対応する階層的ファイル構成の例を
示す図(1)である。
【図8】構造情報に対応する階層的ファイル構成の例を
示す図(2)である。
【図9】第2の実施形態における顕微鏡システムの動作
フローチャートである。
【図10】第3の実施形態における顕微鏡システムの動
作フローチャートである。
【図11】第3の実施形態における再分類設定画面の例
を示す図である。
【図12】第3の実施形態における再分類設定画面の例
を示す図(続き)である。
【図13】再分類処理の結果を説明する図である。
【符号の説明】
10 顕微鏡システム 100 電子カメラ 101 顕微鏡 102 操作パネル 103 バーコードリーダ 200 パーソナルコンピュータ 201 CPU 202 主メモリ 203 ROM 204 バス 205 入力機器用インタフェース部 206 表示制御部 207 外部インタフェース部 208 ハードディスク 210 マウス 211 キーボード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル名の構造を定義する構造情報を
    任意に設定できる構造情報設定手段と、 ファイルとして格納すべきデータを取得するデータ取得
    手段と、 前記構造情報設定手段で設定された構造情報に応じて、
    前記データ取得手段で取得されるデータ毎に、ファイル
    名を構成する情報を取得し、該情報を用いてファイル名
    を生成する名称生成手段と、 前記データ取得手段で取得されるデータを格納し、該デ
    ータを前記名称生成手段で生成されたファイル名に基づ
    いて管理する管理手段とを備えたことを特徴とするファ
    イル管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファイル管理装置にお
    いて、 前記データ取得手段は、予めファイル名が付与された格
    納済データと、該データに付随する付随情報とを取得
    し、 前記名称生成手段は、前記構造情報設定手段で設定され
    た構造情報に応じて、前記データ取得手段で取得される
    データ毎に、前記付随情報からファイル名を構成する情
    報を取得し、該情報を用いて新たなファイル名を生成す
    ることを特徴とするファイル管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のファイ
    ル管理装置において、 前記データ取得手段は、顕微鏡システム内の撮像装置で
    撮影される標本の顕微鏡画像データを取得し、 前記構造情報設定手段は、前記顕微鏡画像データのファ
    イル名に反映すべき前記顕微鏡画像データの特徴を前記
    構造情報として設定できることを特徴とするファイル管
    理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れか1項に
    記載のファイル管理装置において、 前記管理手段に格納されているデータを複数のグループ
    に分類する分類条件を任意に設定できる分類条件設定手
    段と、 前記管理手段に格納されているデータのファイル名か
    ら、前記分類条件に対応する情報を取得し、該情報が一
    致するデータを同一のグループに分類する分類手段とを
    備え、 前記管理手段は、予め格納しているデータに対し、前記
    名称生成手段によって生成されたファイル名に基づく管
    理と、前記分類手段による分類結果に基づく管理との2
    種類の管理を行うことを特徴とするファイル管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れか1項に
    記載のファイル管理装置において、 前記管理手段に格納されているデータに相当する画像の
    縮小画像であるサムネイル画像を表示するサムネイル表
    示手段と、 前記サムネイル画像表示手段で表示すべきサムネイル画
    像を選択するための表示条件として、該サムネイル画像
    に対応するファイル名に共通して含まれる情報を設定で
    きる表示条件設定手段とを備え、 前記サムネイル表示手段は、前記管理手段に格納されて
    いるデータのファイル名から、前記表示条件設定手段に
    よって表示条件として設定された情報を含むファイル名
    を選択し、該ファイル名に対応するサムネイル画像を表
    示することを特徴とするファイル管理装置。
  6. 【請求項6】 予めファイル名が付与された格納済デー
    タと、該データに付随する付随情報とを取得するデータ
    取得手段と、 仮想ファイル名の構造を定義する構造情報を任意に設定
    できる構造情報設定手段と、 前記構造情報設定手段で設定された構造情報に応じて、
    前記データ取得手段で取得されるデータ毎に、仮想ファ
    イル名を構成する情報を取得し、該情報を用いて仮想フ
    ァイル名を生成する名称生成手段とを備え、 前記データ取得手段で取得されるデータを、前記名称生
    成手段で生成された仮想ファイル名に基づいて管理する
    ことを特徴とするファイル管理装置。
  7. 【請求項7】 ファイル名の構造を定義する構造情報を
    任意に設定できる構造情報設定手順と、 ファイルとして格納すべきデータを取得するデータ取得
    手順と、 前記構造情報設定手順で設定された構造情報に応じて、
    前記データ取得手順で取得されるデータ毎に、ファイル
    名を構成する情報を取得し、該情報を用いてファイル名
    を生成する名称生成手順と、 前記データ取得手順で取得されるデータを格納し、該デ
    ータを前記名称生成手順で生成されたファイル名に基づ
    いて管理する管理手順とをコンピュータで実行させるた
    めのファイル管理プログラムを記録したことを特徴とす
    る記録媒体。
JP2000104023A 2000-04-05 2000-04-05 ファイル管理装置およびファイル管理プログラムを記録した記録媒体 Withdrawn JP2001290683A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000104023A JP2001290683A (ja) 2000-04-05 2000-04-05 ファイル管理装置およびファイル管理プログラムを記録した記録媒体
US09/808,141 US20020049748A1 (en) 2000-04-05 2001-03-15 File management apparatus and recording medium on which a file management program is recorded
DE10116830A DE10116830A1 (de) 2000-04-05 2001-04-04 Dateiverwaltungsvorrichtung und Datenträger zum Aufzeichnen eines Dateiverwaltungsprogramms

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000104023A JP2001290683A (ja) 2000-04-05 2000-04-05 ファイル管理装置およびファイル管理プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001290683A true JP2001290683A (ja) 2001-10-19

Family

ID=18617641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000104023A Withdrawn JP2001290683A (ja) 2000-04-05 2000-04-05 ファイル管理装置およびファイル管理プログラムを記録した記録媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20020049748A1 (ja)
JP (1) JP2001290683A (ja)
DE (1) DE10116830A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006009023A1 (ja) * 2004-07-21 2006-01-26 Konica Minolta Holdings, Inc. 情報生成装置及び情報生成プログラム
JP2006268401A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Brother Ind Ltd 付帯情報書込プログラム、付帯情報書込装置及び付帯情報書込方法
JP2008276575A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Kokuyo Co Ltd データ管理装置及びそのプログラム
JP2010039966A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Hitachi Ltd データ管理方式
JP2010079668A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Kyocera Mita Corp テキスト入力システム及びテキスト入力プログラム
JP2012146421A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置及び画像データ管理方法
JP5156877B2 (ja) * 2010-05-17 2013-03-06 株式会社ビジョナリスト データ送受信システム及びデータ送受信プログラム

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7246119B2 (en) * 2002-03-08 2007-07-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and implementation of session-based file locking for network applications
US7370065B1 (en) * 2002-08-21 2008-05-06 Adobe Systems Incorporated Renaming multiple files
KR100750122B1 (ko) * 2005-06-13 2007-08-21 삼성전자주식회사 인쇄 옵션 설정 방법 및 장치
KR101317778B1 (ko) * 2006-07-26 2013-10-15 삼성전자주식회사 화상형성장치, 이의 인쇄 파일 저장 방법 및 이를 구비한 인쇄 시스템
EP1936942A1 (en) * 2006-12-20 2008-06-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image scanning device
US8108336B2 (en) * 2007-11-06 2012-01-31 Rovi Solutions Corporation Computer enabled method and apparatus to inhibit content and other copying
JP2013059969A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Kyocera Document Solutions Inc データ処理装置およびデータファイル
MX364288B (es) * 2013-12-09 2019-04-22 Business Mobile Solutions Inc Sistema y metodo para crear y transferir archivos de medios.
US10261658B2 (en) * 2014-10-28 2019-04-16 Adobe Inc. Automating user operations using screen shots and file names

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3402659B2 (ja) * 1993-05-13 2003-05-06 オリンパス光学工業株式会社 画像取り扱い装置
US5799319A (en) * 1995-07-13 1998-08-25 Atkins; Hank Method for naming computer files
US6031930A (en) * 1996-08-23 2000-02-29 Bacus Research Laboratories, Inc. Method and apparatus for testing a progression of neoplasia including cancer chemoprevention testing
US6438320B1 (en) * 1996-10-16 2002-08-20 Canon Kabushiki Kaisha File management system for managing data of photographed images
EP0838767A3 (en) * 1996-10-22 2003-05-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Picture image filing method and device
JP3634556B2 (ja) * 1997-05-12 2005-03-30 キヤノン株式会社 画像処理方法及びそのシステム
JP3862404B2 (ja) * 1998-03-12 2006-12-27 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその方法、画像ファイルフォーマット、記憶媒体
US6389460B1 (en) * 1998-05-13 2002-05-14 Compaq Computer Corporation Method and apparatus for efficient storage and retrieval of objects in and from an object storage device
US6686965B1 (en) * 1998-06-03 2004-02-03 Konica Corporation Image display and image storage for electronic camera
US6571245B2 (en) * 1998-12-07 2003-05-27 Magically, Inc. Virtual desktop in a computer network
US6462778B1 (en) * 1999-02-26 2002-10-08 Sony Corporation Methods and apparatus for associating descriptive data with digital image files
US6760065B1 (en) * 2000-03-24 2004-07-06 Eastman Kodak Company Imaging table of contents

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006009023A1 (ja) * 2004-07-21 2006-01-26 Konica Minolta Holdings, Inc. 情報生成装置及び情報生成プログラム
JPWO2006009023A1 (ja) * 2004-07-21 2008-05-01 コニカミノルタホールディングス株式会社 情報生成装置及び情報生成プログラム
JP2006268401A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Brother Ind Ltd 付帯情報書込プログラム、付帯情報書込装置及び付帯情報書込方法
JP4665575B2 (ja) * 2005-03-24 2011-04-06 ブラザー工業株式会社 付帯情報書込プログラム、付帯情報書込装置及び付帯情報書込方法
JP2008276575A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Kokuyo Co Ltd データ管理装置及びそのプログラム
JP2010039966A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Hitachi Ltd データ管理方式
JP2010079668A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Kyocera Mita Corp テキスト入力システム及びテキスト入力プログラム
JP5156877B2 (ja) * 2010-05-17 2013-03-06 株式会社ビジョナリスト データ送受信システム及びデータ送受信プログラム
US8849932B2 (en) 2010-05-17 2014-09-30 Visionarist Co., Ltd. Data transmission/reception system and data transmission/reception program
JP2012146421A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置及び画像データ管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20020049748A1 (en) 2002-04-25
DE10116830A1 (de) 2001-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8078627B2 (en) File management apparatus, method for controlling file management apparatus, computer program, and storage medium
US6549913B1 (en) Method for compiling an image database, an image database system, and an image data storage medium
US8743243B2 (en) Information processing apparatus, information processing method and recording medium for electronic equipment including an electronic camera
JP2001290683A (ja) ファイル管理装置およびファイル管理プログラムを記録した記録媒体
JP2816241B2 (ja) 画像情報検索装置
JPS59183458A (ja) 画像検索方式
US20060259477A1 (en) Image managing apparatus, image managing method, image managing program, and storage medium
JP2010134920A (ja) 画像蓄積装置及びプログラム
JPS603056A (ja) 情報整理装置
JP2000276484A (ja) 画像検索装置、画像検索方法及び画像表示装置
JPS59214959A (ja) 画像フアイルの検索方式
JP2000067065A (ja) 文書画像識別方法および記録媒体
JP4240896B2 (ja) 画像分類システム
JP2002049907A (ja) デジタルアルバム作成装置およびデジタルアルバム作成方法
JPH05108288A (ja) 情報分類支援装置
JP2001337994A (ja) サムネイル表示システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体
JP2007133838A (ja) 画像表示方法及び画像表示プログラム
JP2004229070A (ja) ファイル分類装置、ファイル分類プログラム、デジタルカメラ及びファイル分類システム
US10909169B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP4323610B2 (ja) 画像データ管理装置及びその制御方法
JP2001357045A (ja) 画像管理装置,画像管理方法および画像管理プログラムの記録媒体
JPH07249032A (ja) 電子ファイル装置
JP2006215811A (ja) ファイリング装置、検索管理方法、及びプログラム
JP2007094518A (ja) 携帯情報端末装置、情報処理装置、及び、画像整理方法
JPH11282873A (ja) 画像データベース検索装置及びその検索方法並びに記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070301

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090701