JP4240896B2 - 画像分類システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像分類システム関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルカメラ等の画像撮影装置は、撮影した画像をデジタル画像データに変換し、この変換された各デジタル画像データに各種の画像処理を施して画像ファイルとして、例えば内蔵メモリ或いは着脱可能なメモリカードのようなリムーバブルメディアなどの記憶手段に格納することで記憶させている。
記憶手段はその記憶容量に限界があるので、ユーザは、前記記憶手段に記憶されている画像ファイルをパソコンのハードディスク、光磁気ディスク等のリムーバブルメディアや、ラボやインターネット上の画像サーバなど、他の記憶手段に必要に応じて転送させている。
【0003】
また、近年急速に普及してきているデジタルカメラは、気軽に写真を撮れるため、撮影数が増加してそれに伴い他の記憶手段に転送される画像ファイルの数も増えてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、転送された画像ファイルは、例えばテーマ別、撮影日時別、撮影者別等にそれぞれ分類されて保存された方が、その後の画像検索などに好都合である。
そのため、ユーザは、例えば上記画像ファイルを格納するためのフォルダ(ディレクトリ)をそれぞれ作成して、その作成されたフォルダに分類する必要があるが、これらの作業は面倒で時間がかかるといった問題があった。
【0005】
そこで、画像に付加されている撮影年度やイベント内容等に基づいて自動的に画像を階層的に分類する電子画像ファイリング装置(特開平5−128166号公報)や、デジタルカメラの機種毎に専用のディレクトリを設けてそのディレクトリに画像を格納するファイル格納方法(特開2000−13732号公報)によって、画像ファイルの分類を正確に且つ素早く行うようになっているが、どちらも画像ファイルの数が多くなった場合には、画像の検索が容易でなくなる虞がある。
また、特開平10−233985号公報に開示のように、GPS情報から画像の撮影場所を認識してこの撮影場所に基づいて画像ファイルを分類する方法によっても、この方法だけでは画像ファイルの数が多くなると画像検索において不都合を生じるといった問題がある。
【0006】
本発明の課題は、所望画像の検索を容易にすることができ画像分類システム提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、
画像情報と、前記画像情報に付帯する付帯情報とを有する画像ファイルを記憶するための第1及び第2の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された前記画像ファイルを抽出する画像ファイル抽出手段と、
前記画像ファイル抽出手段に抽出された前記画像ファイルの付帯情報及び前記付帯情報を用いて取得される前記付帯情報に関連した関連情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、前記画像ファイルを複数の分類項目に分類するための分類基準と前記複数の分類項目とからなる分類基準情報を作成する分類基準作成手段と、
前記分類基準情報に含まれる分類項目に対応するフォルダ名を作成する第1のフォルダ名作成手段と、
前記作成されたフォルダ名を取得する第1のフォルダ名取得手段と、
前記取得されたフォルダ名のフォルダが前記第2の記憶手段内に存在しない場合、前記第2の記憶手段内に前記フォルダ名を有するフォルダを作成するフォルダ新規作成手段と、
前記第2の記憶手段の前記フォルダのフォルダ名が対応する分類項目と、前記フォルダ内に格納される前記画像ファイルの前記付帯情報及び前記関連情報のうちの少なくとも一方の情報が対応する分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより前記画像ファイルを分類する第1の画像ファイル分類手段と
前記第1の画像ファイル分類手段により前記画像ファイルが分類された前記フォルダ内の画像ファイル数を検知するファイル数検知手段と、
前記ファイル数検知手段にて検知される画像ファイル数が一定数を越えた場合、前記フォルダと別の分類基準情報に基づいて別のフォルダ名を複数作成する第2のフォルダ名作成手段と、
前記フォルダ新規作成手段が前記第2のフォルダ名作成手段により作成された前記別のフォルダ名を有するフォルダを作成した際に、作成された前記フォルダのフォルダ名が対応する分類項目と、前記フォルダ内に格納される前記画像ファイルが振り分けられた分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより、格納される画像ファイルの数が一定数を超える前記フォルダに格納されるべき前記画像ファイルを再分類する第2の画像ファイル分類手段とを備えることを特徴としている。
【0021】
ここで、第1及び第2の記憶手段としては、例えば、ハードディスク、MO(Magneto Optical disk)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)等のリムーバブルメディアや、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリスティック、SDカードなどのメモリカードや、画像撮影装置等に内蔵された不揮発性メモリや、画像サーバ等が挙げられる。
さらに、画像情報とは、例えばデジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の画像撮影装置、パソコンや携帯情報端末(PDA)に付属する画像撮影装置、携帯電話のような移動通信体に付属する画像撮影装置等で撮影された静止画像や動画に対応して形成されたものや、例えばスキャナ等の画像読取装置によって作成されたもののことである。
また、付帯情報とは、例えば、画像に関する情報や、画像ファイルに関する情報等のことである。このうち、画像に関する情報には、例えばテーマタイトル、撮影日時、撮影コマ数、カメラの機種名(名称)、撮影者名、GPS情報から得られた撮影地点情報等、画像に関するあらゆる情報が含まれる。また、近年、画像撮像装置により撮影された写真の画像情報を記憶手段に記憶させる際の形式(ファイルフォーマット)として用いられているExif( Exchangeable Image File Format )と呼ばれる画像ファイルフォーマットのタグ情報を用いても良い。
一方、画像ファイルに関する情報には、例えば画像ファイルの作成日時、更新日時、属性等が含まれる。
さらに、関連情報には、撮影日時、撮影地もしくはその周辺の位置情報、高さ情報等から導出される、撮影地もしくはその周辺の地名等の情報、天候や温度や気温等の天気情報、地形や施設や周辺環境等の地域情報、撮影時の季節等の暦情報、流行やニュース等の社会情報等が含まれる。
また、分類基準情報を構成する分類基準及び分類項目は、具体的には、例えば分類基準が「天気」の場合には、「快晴」、「晴れ」、「曇り」、「雨」、「雪」、「霧」といった分類項目が含まれ、また分類基準が「撮影年」の場合には、「2000年」、「2001年」、「2002年」といった分類項目が含まれる。
【0022】
請求項記載の発明によれば、第1の記憶手段に記憶された画像ファイルを抽出し、画像ファイルを構成する画像情報に付帯する付帯情報及び付帯情報を用いて取得される付帯情報に関連した関連情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、画像ファイルを複数の分類項目に分類するための分類基準と複数の分類項目とからなる分類基準情報を作成し、分類基準情報の分類項目に対応して作成され取得されたフォルダ名のフォルダが第2の記憶手段内に存在しない場合、第2の記憶手段内にフォルダ名を有するフォルダを作成し、第2の記憶手段のフォルダのフォルダ名が対応する分類項目と、フォルダ内に格納される画像ファイルの付帯情報及び関連情報のうちの少なくとも一方の情報が対応する分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより画像ファイルを分類する。つまり、画像ファイルの分類に余計な手間や時間をかけることなく、分類基準情報に含まれる分類項目が等しいものどうしがひとまとまりとなるように画像ファイルを分類することができる。さらに、フォルダの分類項目に対応するフォルダ名に基づいて画像ファイルを分類することができる。従って、分類後にフォルダ名からそのフォルダ内に格納された画像ファイルを類推でき、所望画像の検索を容易にすることができる。
また、フォルダ内の画像ファイル数を検知するファイル数検知手段にて検知される画像ファイル数が一定数を越えた場合、フォルダと別の分類基準情報に基づいて別のフォルダ名を複数作成し、当該別のフォルダ名を有するフォルダを作成した際に、作成されたフォルダのフォルダ名が対応する分類項目と、フォルダ内に格納される画像ファイルが振り分けられた分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより、格納される画像ファイルの数が一定数を超えるフォルダに格納されるべき画像ファイルを再分類するので、各フォルダに格納される画像ファイル数を低減するように画像ファイルが再分類され、各フォルダ内の画像ファイル数が必要以上に増えすぎることがなくなる。従って、分類後のフォルダ内の画像ファイルの閲覧や所望画像の検索を容易にすることができる。
【0023】
請求項記載の発明は、請求項記載の画像分類システムにおいて、前記第1のフォルダ名作成手段は、前記分類基準情報に含まれる分類項目のうちの少なくとも一つの分類項目に基づいて、候補となる複数のフォルダ名を作成し、前記第1のフォルダ名取得手段は、前記複数のフォルダ名の中から選択されたフォルダ名を取得することを特徴としている。
【0024】
請求項記載の発明によれば、第1のフォルダ名作成手段は、分類基準情報に含まれる分類項目のうちの少なくとも一つの分類項目に基づいて、候補となる複数のフォルダ名を作成し、第1のフォルダ名取得手段は、複数のフォルダ名の中から選択されたフォルダ名を取得するので、選択された所望のフォルダ名のフォルダ内に画像ファイルを分類することができ、分類後の所望画像の検索を容易にすることができる。
【0025】
請求項記載の発明は、請求項または記載の画像分類システムにおいて、前記第1のフォルダ名取得手段により取得されたフォルダ名を、前記画像ファイルの付帯情報として記憶するフォルダ名記憶手段と、前記フォルダ名記憶手段により前記画像ファイルの付帯情報として記憶されたフォルダ名を取得する第2のフォルダ名取得手段とを備えることを特徴としている。
【0026】
請求項記載の発明によれば、第1のフォルダ名取得手段により取得されたフォルダ名を、画像ファイルの付帯情報として記憶するフォルダ名記憶手段を備えているので、画像ファイルを参照することでその画像ファイルが分類されるフォルダ名を認識することができる。また、フォルダ名記憶手段により記憶されたフォルダ名を取得する第2のフォルダ名取得手段を備えているので、例えば、第2の記憶手段の容量不足等の理由により画像ファイルの分類ができなかったり、ユーザが意図的に分類後の画像ファイルの転送作業を行わなかったりして、分類作業を後回しにした画像ファイルの分類を再度行う必要が生じた場合に、画像ファイルを元にフォルダ名を再度作成する必要がなく、前記付帯情報として記憶されたフォルダ名に基づいて分類することができる。
【0027】
請求項記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像分類システムにおいて、前記第1のフォルダ名取得手段により取得されたフォルダ名を、フォルダ名データベースに登録するフォルダ名登録手段と、前記フォルダ名登録手段により前記フォルダ名データベースに登録されたフォルダ名の中から選択されたフォルダ名を取得する第3のフォルダ名取得手段とを備えることを特徴としている。
【0028】
請求項記載の発明によれば、第1のフォルダ名取得手段により取得されたフォルダ名を、フォルダ名データベースに登録するフォルダ名登録手段と、フォルダ名登録手段によりフォルダ名データベースに登録されたフォルダ名の中から選択されたフォルダ名を取得する第3のフォルダ名取得手段とを備えているので、取得されたフォルダ名をフォルダ名データベースに蓄積でき、その後の画像ファイルの分類の際に利用することができる。さらに、フォルダ名データベースに登録されているフォルダ名の中から選択された所望のフォルダ名で画像ファイルの分類をすることができる。
【0029】
請求項記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像分類システムにおいて、任意のフォルダ名を入力するための入力手段と、前記入力手段によって入力されたフォルダ名を取得する第4のフォルダ名取得手段とを備えることを特徴としている。
【0030】
ここで、入力手段としては、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、マイク、十字キー、テンキー、コントローラ等の入力インターフェースが挙げられる。
【0031】
請求項記載の発明によれば、任意のフォルダ名を入力するための入力手段と、入力手段によって入力されたフォルダ名を取得する第4のフォルダ名取得手段とを備えているので、入力手段によって入力された所望のフォルダ名で画像ファイルを分類することができる。
【0032】
請求項記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像分類システムにおいて、前記画像ファイルの分類の際に用いた分類基準情報の一部を、分類された前記画像ファイルと同じフォルダに保存することを特徴としている。
【0033】
請求項記載の発明によれば、画像ファイルの分類の際に用いた分類基準情報の一部を、分類された画像ファイルと同じフォルダに保存するので、画像ファイルの分類後に、分類基準情報の一部を参照することでフォルダ内に格納されている画像ファイルの分類項目を判別でき、例えば画像ファイルを用いた自分史の作成やアルバムとしての整理等を容易に行うことができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を適宜参照して詳細に説明する。
【0043】
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態で例示される画像分類装置(画像分類システム)100は、例えば図1に示すように、コンピュータ本体1と、画像記録媒体(第1の記憶手段)2と、表示部3と、入力インターフェース部(入力手段)4とを備えて構成されている。
【0044】
コンピュータ本体1は、例えばパーソナルコンピュータ等から構成されており、画像分類処理(詳細後述)が施され分類された画像ファイルを記憶するための例えばハードディスク(第2の記憶手段)11と、画像分類装置100の各構成要素を制御するための制御部12とを備えている。
【0045】
このうち、制御部12は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、インターフェース等を備えて構成されている。
【0046】
CPUは、ハードディスク11に記憶されているシステムプログラム等に規定されている手順に従ってインターフェースに接続されている各構成要素を統一的に制御することにより、画像分類装置100としての様々な機能を実現する。
特に、CPUは、画像記録媒体2に記憶されている画像ファイルに付加されている(に関する)付帯情報及び付帯情報に関連した関連情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、画像ファイルを複数の分類項目に分類するための分類基準と複数の分類項目とからなる分類基準情報を作成し、分類基準に基づいて画像ファイルをハードディスク11に分類する画像分類処理を行う。
【0047】
ここで、付帯情報とは、画像ファイルの画像データ(情報)に付帯する情報のことであり、具体的には、画像データに付加されているタグ情報(後述)や、入力インターフェース部4を介して入力された入力情報(例えば、撮影者名やテーマタイトル等)や、例えばls機能を用いることで検出される画像ファイルのファイル属性に関する情報や、撮影された画像の内容に関する情報等のことである。なお、付帯情報として記憶されている内容は、画像撮影装置の機能や撮影時のモード設定などで異なるが、本発明の性質上、少なくとも1種類の付帯情報が画像ファイルに記憶されていることとする。
また、関連情報は、付帯情報を用いて取得される情報のことであり、例えばタグ情報やファイル属性等の付帯情報をキーワードとしてインターネット(後述)6上で検索することで取得され、例えば、撮影地点をキーワードとして取得される地形や施設や周辺環境等の地域情報や、キーワードに撮影日時も追加して取得される天候や温度や気温等の天気情報等のことである。具体的には、関連情報は、分類基準に関連するファイル名や、分類基準に関連するURL名や、画像データや、音声データ等のことであり、これら取得された関連情報は例えばそれぞれ対応するテキストファイル、HTMLファイル、画像ファイル、音声ファイルといったファイル形式で保存される。
【0048】
ROMは、例えば、インターフェースに接続されている各構成要素に対して基本的な入出力を行うプログラム群であるBios(Basic Input/Output System)を記憶している。
【0049】
RAMは、画像ファイルの分類のための例えばハードディスク11に記憶されている一連のプログラム(後述)がCPUにより実行された場合に、これらプログラムを展開するとともに、上記プログラムの実行時における各種処理結果等を一時格納するメモリ領域を備えている。
メモリ領域としては、例えば、CPUによって画像記録媒体2より抽出された画像ファイルが一時的に格納される画像ファイル格納領域や、画像ファイル毎に取得された付帯情報や関連情報が一時的に記憶される画像ファイル情報記憶領域や、画像ファイルの分類基準情報を一時的に記憶するための分類基準記憶領域や、分類項目に対応して作成されたフォルダ名を一時的に記憶するための第1フォルダ名記憶領域や、取得されたフォルダ名を一時的に記憶するための第2フォルダ名記憶領域や、各種プログラム及びこれらプログラムの実行に必要な諸データのワーク領域等が挙げられる。
なお、インターフェースには、表示部3や入力インターフェース部4などが電気的に接続されている。
【0050】
また、ハードディスク11は、例えば、画像分類装置100全体を制御するためのシステムプログラムや、画像記録媒体2に記憶された画像ファイルを抽出するための画像ファイル抽出プログラムや、付帯情報及び関連情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、画像ファイルを複数の分類項目に分類するための分類基準と複数の分類項目とからなる分類基準情報を作成するための分類基準作成プログラムや、分類基準情報に含まれる分類項目に対応するフォルダ名を作成するための第1フォルダ名作成プログラムや、作成されたフォルダ名を取得するための第1フォルダ名取得プログラムや、取得されたフォルダ名のフォルダをハードディスク11内に作成するためのフォルダ新規作成プログラムや、作成された各フォルダに画像ファイルを分類するための画像ファイル分類プログラムや、第1フォルダ名取得プログラムの実行により取得されたフォルダ名を画像ファイルの付帯情報として記憶するためのフォルダ名記憶プログラムや、記憶されたフォルダ名を取得するための第2フォルダ名取得プログラム及びこれらプログラムの実行に必要な諸データ等を記憶する。
【0051】
また、コンピュータ本体1は、例えば通信手段(例えばモデム;図示略)を備えており、ネットワーク5を介してインターネット6に接続可能となっている。これにより、画像ファイルより取得した付帯情報をキーワードにしてインターネット6上で検索を行うことで、その検索結果を関連情報として取得することができる。
なお、取得された関連情報は、例えばRAMの画像ファイル情報記憶領域に画像ファイル毎に取得された付帯情報と対応付けて保存される。
【0052】
一方、画像記録媒体2は、例えばデジタルカメラ等の画像撮影装置(図示略)に設けられる着脱可能なメモリカードのようなリムーバブルメディアであり、この画像撮影装置によって撮影された画像に対応して形成される画像データと付帯情報とを有する画像ファイルを記憶している。
【0053】
ここで、画像ファイルは、そのデータ構造が、画像分類処理が行われた場合に、画像ファイルが格納されるフォルダのフォルダ名で、かつ、分類項目に対応したフォルダ名が、付帯情報として記憶されるデータ構造となっている。
また、この画像ファイルの形式は、例えばTIFF REV.6.0の付属情報として分類先情報等を記録させる場合には、例えば図13に示すようなタグが考えられ、TIFFの付属情報の仕様に準拠した形式で本発明の情報を記録しておくことにより、画像分類装置で容易に参照することができる。なお、この場合、分類先のフォルダを3カ所指定しているが、これに限られるものではなく任意に設定することができ、同様にタイプやカウント数も任意に設定することができる。また、画像ファイルの形式は、TIFFに限られるものではなく、例えばExifIFD等であっても良い。
なお、画像ファイルには、タグ情報として、例えば、時間情報(例えば、撮影日時、ファイル作成日時、ファイル更新日時等)、GPS情報(例えば、緯度、経度、高度等;後述)、画像撮影装置の機種名、画像ファイルの記憶に用いられたソフトウェア名、音声情報等が付加されている。
【0054】
なお、画像撮影装置は、例えば撮影された画像にタグ情報として付加されるGPS(Global Positioning System)情報を取得するためのGPS受信機(図示略)を備えている。
【0055】
表示部3は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等から構成されており、制御部12から出力され入力された表示制御信号に従って、例えば画像及びフォルダ等を表示するための表示手段や、画像分類処理を行う際のGUI(Graphical User Interface)として機能する。
【0056】
入力インターフェース部4は、フォルダ名や例えば撮影者名や画像のテーマタイトル等を入力するためのものであり、例えばキーボードやマウスやゲーム機のコントローラ等から構成されている。
【0057】
次に、この画像分類装置100による画像ファイルを分類する際の画像分類処理ついて図2を参照して説明する。
【0058】
先ず、画像分類装置100の電源が入れられると、例えば表示部3に画像転送や画像検索等の初期メニューが表示される。
そして、コンピュータ本体1に設けられた画像記録媒体セット部(図示略)に画像記録媒体2がセットされた後、例えば画像転送メニューが入力インターフェース部の操作によって選択されると、制御部12は、例えば画像転送の対象となる記録媒体を選択するための選択メニューを表示部3に表示する。
次に、例えば入力インターフェース部4によって画像記録媒体2が選択されると、制御部12は、画像記録媒体2に記憶されている全てのファイルを表示部3に表示させる。なお、このとき表示されるファイルは、これらファイルが格納されているフォルダ毎にディレクトリ構造を形成して階層的に表示されるようになっている。
【0059】
次に、分類対象となる画像ファイルが格納されたフォルダを入力インターフェース部4の操作によって選択して指定する(ステップS1)。なお、このフォルダの選択指定は、画像転送の対象となる記録媒体が選択されることによってその記録媒体内に記録されているフォルダが自動的に選択指定されるようにしても良い。
【0060】
次に、制御部12は、画像ファイル抽出処理を実行し、画像ファイル抽出プログラムの実行により指定されたフォルダ内の画像ファイルを抽出して(ステップS2)、抽出された画像ファイルを例えば画像ファイル格納領域に格納する。具体的には、制御部12は、前記画像ファイルの拡張子と、例えばハードディスク11に保存されている画像データフォーマット又は例えばJPG、TIF、GIF、BMP等の画像データ用拡張子を含んだテンプレートとを比較して、一致したものを画像ファイルと判断して抽出する(図3参照)。
なお、画像ファイルの抽出に、画像データフォーマットとテンプレートの両方を用いるようにしても良いし、所望のフォーマットのファイルのみが抽出されるように作成されたテンプレートを用いるようにしても良い。
【0061】
そして、制御部12は、付帯情報取得プログラムを実行して、画像ファイル格納領域に格納されている画像ファイルに付加されている付帯情報を画像ファイル毎に複数種類取得して(ステップS3)、取得された付帯情報を例えば画像ファイル情報記憶領域に記憶する。この実施の形態では、付帯情報として、例えば、画像ファイルのタグ情報から「撮影日時情報」や「GPS情報」を取得する(図4〜図6参照)。
【0062】
さらに、制御部12は、関連情報取得プログラムを実行して、画像ファイルの付帯情報に基づいて関連情報を取得し、取得された関連情報を例えば画像ファイル情報記憶領域に付帯情報に対応付けて記憶する。この実施の形態では、関連情報として、例えば「GPS情報」や「撮影日時情報」をキーワードとしてインターネット6上の例えば気象データが保存されているサーバ内を検索することで「天気情報」を取得する。
【0063】
次に、制御部12は、分類基準作成プログラムを実行して、分類対象となる全ての画像ファイルに対応する付帯情報及び関連情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、画像ファイルを複数の分類項目に分類するための分類基準と複数の分類項目とからなる分類基準情報を画像ファイル毎に作成して(ステップS4)、作成された分類基準情報を例えば分類基準記憶領域に記憶する。
具体的には、例えば分類基準が「天気」である場合、「晴れ」や「曇り」や「雨」や「雪」といった「天候」を分類項目とする「天気情報」からなる分類基準情報を作成し(図4参照)、例えば分類基準を「撮影日時」とする場合、「2001.01.18」や「2002.01.18」といった「撮影年月日」を分類項目とする「撮影日時情報」からなる分類基準情報(図5参照)や「2000年と2001年」や「2002年と2003年」といった画像が撮影された「期間」を分類項目とする「撮影日時情報」からなる分類基準情報を作成する(図6参照)。
【0064】
その後、制御部12は、例えば作成された各分類基準情報に基づいて分類基準及び分類項目を例えば表示部3等に表示して、これら分類基準情報の中からいずれか一つの分類基準及びその分類基準に対応する分類項目が例えば入力インターフェース部4等の操作によりそれぞれ選択されると、第1フォルダ名作成プログラムを実行して、選択された分類基準情報に基づいて各分類項目に対応するフォルダ名を作成する(ステップS5)。
なお、作成されたフォルダ名は、例えば第1フォルダ名記憶領域に一旦記憶される。
【0065】
なお、フォルダ名は、そのフォルダに格納される画像ファイルの共通点を表す文字列、すなわち分類基準情報を判別できるものが作成される。この実施の形態では、例えばDCF(Design Rule For Camera File System)規格のDCFディレクトリの命名法に準拠してフォルダ名を作成するようになっている。
具体的には、DCF規格に準拠する場合、例えばハードディスク11等の記憶手段内に、DCFルートディレクトリとしてフォルダ名「DCIM」のフォルダ(ディレクトリ)を作成し、その下にDCFディレクトリの命名法に準拠したフォルダ名のフォルダを作成することになる。このとき作成されるフォルダ名は、全部で8文字からなり、そのうち最初の3文字が100〜999の通し番号と規定されており、残りの自由文字5文字分に分類基準情報に基づいた名前が付けられることにより、フォルダ数に上限が設けられるとともに、その上限より多くなる(を越える)フォルダの作成が禁止されることになる。なお、使用される文字には半角英数大文字であるという制限もある。
【0066】
次に、制御部12は、第1フォルダ名取得プログラムを実行して、それぞれ作成されたフォルダ名を取得して、第2フォルダ名記憶領域に記憶する。このとき、制御部12は、フォルダ名記憶プログラムを実行して、取得されたフォルダ名を画像ファイルの付帯情報として記憶するようになっている。
その後、制御部12は、フォルダ新規作成プログラムを実行して、第2フォルダ名記憶領域に記憶されたフォルダ名を有するフォルダがハードディスク11に存在しているかどうかを判定する(ステップS6)。ここで、制御部12は、前記フォルダがハードディスク11に存在しないと判定した場合には(ステップS6;No)、ハードディスク11内に前記フォルダ名を有するフォルダを作成する。
そして、制御部12は、分類基準情報に含まれる分類項目に対応する画像ファイルを分類項目に振り分けることで画像ファイルを分類していく。具体的には、制御部12は、画像ファイル分類プログラムを実行して、前記フォルダのフォルダ名が対応する分類項目と、フォルダ内に格納される画像ファイルの付帯情報及び関連情報のうちの少なくとも一方の情報が対応する(分類基準情報の)分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより画像ファイルを分類する。つまり、画像ファイルは、フォルダの分類項目に対応するフォルダ名に基づいて分類されることになる。
なお、制御部12は、前記フォルダがハードディスク11に存在していると判定した場合には(ステップS6;Yes)、ステップS8に移行して処理を終了する。
【0067】
次に、図面を参照して、選択される分類基準情報に基づく具体的な画像ファイルの分類例を説明する。
この実施の形態では、例えば、分類基準情報として「天気情報」が選択された場合をパターン1とし、前記分類基準情報として「撮影日時情報」が選択された場合をパターン2として説明する。さらに、このパターン2においては、分類項目が「撮影年月日」である場合をパターン2Aとし、前記分類項目が「期間」である場合をパターン2Bとする。
【0068】
[パターン1]
以下、パターン1について図4を参照して説明する。
このパターン1では、分類基準である「天気」に基づいて分類項目である「天候」が同じ画像ファイルをまとめて一つのフォルダに格納するようになっている。
【0069】
具体的には、分類される前の画像ファイルとして、作成された分類項目である「天候」が「雪」である4つの画像ファイルと、「天候」が「雨」である一つの画像ファイルと、「天候」が「曇り」である2つの画像ファイルと、「天候」が「晴れ」である3つの画像ファイルと、「天候」がはっきりしていない一つの画像ファイルとが抽出されている。
ここで、これら画像ファイルをハードディスク11内に分類して保存する場合には、ルートディレクトリであるフォルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとして、「天候」が「雪」に対応するフォルダ名「100_SNOW」のフォルダ、「天候」が「雨」に対応するフォルダ名「101_RAIN」のフォルダ、「天候」が「曇り」に対応するフォルダ名「102CLOUD」のフォルダ、「天候」が「晴れ」に対応するフォルダ名「103_FINE」のフォルダ、「天候」がはっきりしていないフォルダ名「104UKNOW」のフォルダを作成して、それぞれのフォルダの中に対応する画像ファイルを格納し保存する。なお、フォルダ「104UKNOW」のフォルダ名の「UKNOW」部分は分類先が特定できなかったことを示している。
【0070】
[パターン2A]
次に、パターン2Aについて図5を参照して説明する。
このパターン2Aでは、分類基準である「撮影日時」に基づいて分類項目である画像の「撮影年月日」が同じ画像ファイルをまとめて一つのフォルダに格納するようになっている。
【0071】
具体的には、分類される前の画像ファイルとして、作成された分類項目である「撮影年月日」が「2001.01.18」である5つの画像ファイルと、分類項目である「撮影年月日」が「2002.01.18」である6つの画像ファイルとが抽出されている。
ここで、これら画像ファイルをハードディスク11内に分類して保存する場合には、ルートディレクトリであるフォルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとして、「撮影年月日」が「2001.01.18」に対応するフォルダ名「10001A18」のフォルダ、「撮影年月日」が「2002.01.18」に対応するフォルダ名「10102A18」のフォルダを作成して、それぞれのフォルダの中に対応する画像ファイルを格納し保存する。なお、フォルダ名「10101A18」及び「10102A18」の下5桁の英数字は、「撮影年月日」に対応して形成されており、この場合、英字「A」は一月「01」に対応している。また、作成されるフォルダは、分類項目が選択された画像ファイルに対応するフォルダのみ作成されるようになっている。
【0072】
[パターン2B]
次に、パターン2Bについて図6を参照して説明する。
このパターン2Bでは、パターン2A同様の分類基準である「撮影日時」に基づいて、分類項目を画像が撮影された「期間(例えば2年間)」として、「期間」内に撮影され作成された画像ファイルをまとめて一つのフォルダに格納するようになっている。
【0073】
具体的には、図6(a)に示すように、分類される前の画像ファイルとして、作成された分類項目である「撮影年」が「2000年」に対応する3つの画像ファイルと、「撮影年」が「2001年」に対応する2つの画像ファイルと、「撮影年」が「2002年」に対応する5つの画像ファイルとが抽出されている。
ここで、これら画像ファイルをハードディスク11内に分類して保存する場合には、ルートディレクトリであるフォルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとして、「撮影年」が「2000年」と「2001年」に対応する画像ファイルを格納するためのフォルダ名「100_0001」のフォルダと、「撮影年」が「2002年」と「2003年」に対応する画像ファイルを格納するためのフォルダ名「101_0203」のフォルダとを例えばハードディスク11内に作成して、それぞれのフォルダの中に対応する画像ファイルを格納し保存する。
また、例えば図6(b)に示すように、新たな画像ファイルを分類する必要が生じた場合、分類される画像ファイルに対応するフォルダが既に作成されているときにはそのフォルダ内に前記画像ファイルを格納することになる一方で、対応するフォルダが作成されていない場合には、画像ファイルに対応するフォルダを前記二つのフォルダと同じ分類基準情報に基づいて新たに作成した後、そのフォルダ内に前記画像ファイルを格納する。具体的には、図6(b)においては、「撮影年」が「1999年」の画像ファイルに対応するフォルダは作成されていないため、「撮影年」が「1998年」と「1999年」に対応する画像ファイルを格納するためのフォルダ名「102_9899」のフォルダを作成して、そのフォルダ内に「撮影年」が「1999年」の画像ファイル(ファイル名「oooo0009.JPG」の画像ファイル)を格納する。
なお、フォルダ名「100_0001」、「101_0203」及び「102_9899」の下4桁の数字は、「撮影年」の下二桁の数字を順に並べたものとなっている。
【0074】
以上のように、この第1の実施の形態の画像分類装置100によれば、画像記録媒体2から抽出された画像ファイルの画像データに付帯する付帯情報(例えば、GPS情報等)及び付帯情報に関連した関連情報(例えば、天気情報等)のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、画像ファイルを複数の分類項目(例えば、「晴れ」や「曇り」等)に分類するための分類基準(例えば、「天気」等)と複数の分類項目とからなる分類基準情報(例えば、「天気情報」等)を作成し、分類基準情報の分類項目に対応して作成され取得されたフォルダ名(例えば、フォルダ名「103_FINE」等)のフォルダがハードディスク11内に存在しない場合、ハードディスク11内にフォルダ名を有するフォルダを作成し、ハードディスク11のフォルダのフォルダ名が対応する分類項目(例えば、「晴れ」等)と、フォルダ内に格納される画像ファイルの付帯情報及び関連情報のうちの少なくとも一方の情報が対応する分類項目(例えば、「晴れ」等)とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより画像ファイルを分類する。つまり、画像ファイルの分類に余計な手間や時間をかけることなく、分類基準情報(例えば、「天気情報」)に含まれる分類項目(例えば、「晴れ」等)が等しいものどうしがひとまとまりとなるように画像ファイルを分類することができる。さらに、フォルダの分類項目に対応するフォルダ名(例えば、フォルダ名「103_FINE」等)に基づいて画像ファイルを分類することができる。従って、分類後にフォルダ名(例えば、フォルダ名「103_FINE」等)からそのフォルダ内に格納された画像ファイルを類推でき、所望画像の検索を容易にすることができる。
また、分類基準情報を複数(例えば、3つ)作成し、これら複数の分類基準情報の中から画像ファイルの分類に用いる分類基準情報を選択し、選択された分類基準情報に基づいて画像ファイルを分類するので、画像ファイルの分類後のユーザによる画像検索が容易となるように所望の分類基準情報に基づいて画像ファイルを分類することができる。
さらに、ハードディスク11に作成されるフォルダ数に上限を設け、フォルダ数の上限より多くなるフォルダの作成を禁止しているので、フォルダ数が必要以上に増えすぎることがなくなり、分類後のフォルダの閲覧や所望画像の検索を容易にすることができる。
【0075】
また、フォルダ名記憶プログラムを実行して、取得されたフォルダ名を画像ファイルの付帯情報として記憶するので、画像ファイルを参照してその画像ファイルが分類されるフォルダ名を認識することができる。また、例えば、ハードディスク11の容量不足等の理由により画像ファイルの分類ができなかったり、ユーザが意図的に分類後の画像ファイルの転送作業を行わなかったりして、分類作業を後回しにした画像ファイルの分類を再度行う必要が生じた場合に、画像ファイルを元にフォルダ名を再度作成する必要がなく、第2フォルダ名取得プログラムを実行して記憶されたフォルダ名を取得するととにより、前記フォルダ名に基づいて分類することができる。
従って、分類項目が等しいものどうしがひとまとまりとなるように画像ファイルが分類され、分類後の所望画像の検索を容易にすることができる。
【0076】
なお、上記実施の形態では、分類基準情報を「天気情報」もしくは「撮影日時情報」としたが、これに限られるものではなく、例えば分類基準情報が「撮影者情報」であっても良く、例えば、分類基準を「撮影者」とし、分類基準に基づいて分類項目となる「撮影者名」が同じ画像ファイルをまとめて一つのフォルダに格納するようにしても良い。
具体的には、例えば図7(a)に示すように、画像ファイルの分類の際にルートディレクトリであるフォルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとして、分類項目である「撮影者名」が「太郎」に対応する画像ファイルを格納するためのフォルダ名「100_TARO」のフォルダと、「撮影者名」が「次郎」に対応するフォルダ名「101_JIRO」のフォルダと、「撮影者名」が「三郎」に対応するフォルダ名「102_SABU」のフォルダとを例えばハードディスク11内に作成して、「撮影者名」が「太郎」に対応する4つの画像ファイルをフォルダ名「100_TARO」のフォルダ内に格納し、「撮影者名」が「次郎」に対応する3つの画像ファイルをフォルダ名「101_JIRO」のフォルダ内に格納し、「撮影者名」が「三郎」に対応する一つの画像ファイルをフォルダ名「102_SABU」のフォルダ内に格納している。
ここで、例えば図7(b)に示すように、「撮影者名」が「花子」に対応する画像ファイルを分類する必要が生じた場合、分類される画像ファイルに対応するフォルダは作成されていないため、前記3つのフォルダと同じ分類基準に基づいて「撮影者名」が「花子」に対応するフォルダ名「103_HANA」のフォルダを新たに作成して、そのフォルダ名「103_HANA」のフォルダ内に「撮影者名」が「花子」に対応する画像ファイル(ファイル名「cccc0002.JPG」の画像ファイル)を格納する。
【0077】
なお、上記実施の形態では、分類基準情報の選択が入力インターフェース部4を介してユーザにより行われるようにしたが、これに限られるものではなく、例えば分類後の各フォルダ内の画像ファイル数のバラツキが最も小さくなるような分類基準情報を制御部12が自動的に選択して行うようにしても良い。
【0078】
<変形例1>
変形例1について、図8を参照して説明する。
この変形例1の画像分類装置は、画像ファイルの分類の際に用いた関連情報(分類基準情報の一部)を、分類された画像ファイルと同じフォルダに保存するようになっている。
具体的には、画像分類装置が、例えばGPS情報に基づき作成された「撮影地情報」に基づいて画像ファイルの分類を行う場合に、GPS情報を利用して取得される分類項目となる「撮影地」の情報(例えば、地名に対応する国旗の画像ファイル等;関連情報)を前記分類項目に対応するフォルダ名のフォルダ毎に格納する。
【0079】
例えば図8に示すように、分類基準である「撮影した国(撮影地)」が同じ画像ファイルをまとめて一つのフォルダに分類する場合に、分類される前の画像ファイルとして、分類項目である「国名(地名)」が「日本」である3つの画像ファイルと、「国名」が「韓国」である2つの画像ファイルと、「国名」が「中国」である2つの画像ファイルと、「国名」が「アメリカ」である4つの画像ファイルとが抽出されている。
ここで、これら画像ファイルをハードディスク11内に分類して保存する場合には、ルートディレクトリであるフォルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとして、例えば、「国名」が「日本」に対応するフォルダ名「100_JPN」のフォルダ、「国名」が「韓国」に対応するフォルダ名「101_KOR」のフォルダ、「国名」が「中国」に対応するフォルダ名「102_CHN」のフォルダ、「国名」が「アメリカ」に対応するフォルダ名「103_USA」のフォルダを作成して、それぞれのフォルダの中に対応する画像ファイル及び「撮影地」の情報として国旗の画像データを格納し保存する。具体的には、例えば、「日本」に対応するフォルダにはファイル名「Japan_flag.gif」である国旗の画像ファイルを格納し、「韓国」に対応するフォルダにはファイル名「Koria_flag.gif」である国旗の画像ファイルを格納し、「中国」に対応するフォルダにはファイル名「China_flag.gif」である国旗の画像データを格納し、「アメリカ」に対応するフォルダにはファイル名「USA_flag.gif」である画像ファイルを格納する。
これら国旗の画像ファイルは、サムネイル形式で格納されており、各フォルダが選択されることによりそのフォルダに格納されている国旗の画像ファイルが表示部3に表示されるようになっている。
【0080】
なお、各国旗の画像ファイルに設けられているファイル名(例えば、ファイル名「Japan_flag.gif」等)は、例えばDCF規格に準拠した方法、すなわち、画像ファイルのフォーマットや拡張子やファイル名等を準拠させる方法で作成されており、これにより、例えばDCFに準拠した画像分類装置によって分類された画像ファイルの閲覧及び画像検索を行うことが可能となっている。
【0081】
以上のように、この変形例1の画像分類装置によれば、画像ファイルの分類の際に用いた「撮影地」の情報(例えば、ファイル名「Japan_flag.gif」の日本の国旗の画像ファイル等)を、分類された画像ファイルと同じフォルダ(例えば、フォルダ名「100_JPN」のフォルダ)に保存するので、画像ファイルの分類後に、「撮影地」の情報を参照することでフォルダ内に格納されている画像ファイルの分類項目を判別でき、例えば画像ファイルを用いた自分史の作成やアルバムとしての整理等を容易に行うことができる。
【0082】
なお、この変形例1では、「GPS情報」に関連して作成された「撮影地情報」に基づいて画像ファイルの分類を行う場合に、分類基準を「撮影した国(撮影地)」としたが、これに限られるものではなく、分類基準はGPS情報から導出されるものであれば任意である。例えば分類基準を北緯50度〜51度、高度800m〜高度900mといった範囲内としても良いし、前記範囲を限定することにより分類項目が「地域」毎となるようにしても良い。
また、分類基準情報の一部として、各国の国旗の画像ファイルをそれぞれが対応するフォルダ名のフォルダ内に保存するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば国旗の画像ファイルに加えて各国をイメージ可能な音楽(例えば、国歌等)等の音声ファイルも保存して、画像の閲覧時に選択されたフォルダに対応する音楽を流すようにしても良い。
さらに、国旗(例えば、日本、韓国、中国、アメリカ等;図8参照)の画像データの取得は、インターネット6上からの取得に限られるものではなく、例えば画像分類装置のハードディスク11内に各国旗の画像データを記憶していて、このハードディスク11から取得するようにしても良い。
【0083】
[第2の実施の形態]
以下、第2の実施の形態について、図9を参照して説明する。
【0084】
上記第1の実施の形態の画像分類装置では、画像ファイルの分類を選択された1つの分類基準情報に基づいて行うようにしたが、この第2の実施の形態の画像分類装置は、複数の分類基準情報(例えば、「撮影日時情報」及び「撮影者情報」)に基づいて行うようになっている。
なお、分類基準情報が複数である場合、画像ファイルの分類に使用した分類基準情報を表す文字列を含ませることが不可能であったり、フォルダ名だけでは分類基準情報を判別するのに不十分であったりする虞がある。この場合には、各フォルダ内に格納される画像ファイルの「分類基準に関する情報」(例えば、「撮影年月日」及び「撮影者名」が記されている文書ファイル等の情報)を作成し、前記「分類基準に関する情報」を特定できる文字列(例えば、前記文書ファイルのファイル名例えば「INFO100.DAT」等)からなるフォルダ名を作成するとともに、そのフォルダ名を有するフォルダ内に前記「分類基準に関する情報」を格納するようになっている。これにより、画像ファイルの分類に使用された分類基準情報を簡単に特定することができる。
【0085】
具体的には、分類される前の画像ファイルとして、分類項目である「撮影年月日」と「撮影者名」が各々「2000.01.18」と「太郎」に対応する2つの画像ファイルと、「撮影年月日」と「撮影者名」が各々「2000.01.18」と「次郎」に対応する1つの画像ファイルと、「撮影年月日」と「撮影者名」が各々「2001.01.18」と「次郎」に対応する2つの画像ファイルと、「撮影年月日」と「撮影者名」が各々「2002.01.18」と「太郎」に対応する3つの画像ファイルと、「撮影年月日」と「撮影者名」が各々「2002.01.18」と「花子」に対応する2つの画像ファイルとが抽出されている。
【0086】
ここで、これら画像ファイルをハードディスク11内に分類する場合には、ルートディレクトリであるフォルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとして、「撮影年月日」が「2000.01.18」であり「撮影者名」が「太郎」に対応する画像ファイルを格納するためのフォルダ名「100_INFO」のフォルダ、「撮影年月日」が「2001.01.18」であり「撮影者名」が「次郎」に対応するフォルダ名「101_INFO」のフォルダ、「撮影年月日」が「2002.01.18」であり「撮影者名」が「太郎」に対応するフォルダ名「102_INFO」のフォルダ、「撮影年月日」が「2002.01.18」であり「撮影者名」が「花子」に対応するフォルダ名「103_INFO」のフォルダを作成して、それぞれのフォルダの中に対応する画像ファイル及び「分類基準に関する情報」として「撮影年月日」及び「撮影者名」が記されている文書ファイルを格納し保存する。具体的には、例えば、フォルダ名「100_INFO」のフォルダには、ファイル名「INFO100.DAT」であり「撮影年月日:2000.01.18」と「撮影者:TARO」とが記された文書ファイルを格納し、フォルダ名「101_INFO」のフォルダには、ファイル名「INFO101.DAT」であり「撮影年月日:2001.01.18」と「撮影者:JIRO」とが記された文書ファイルを格納し、フォルダ名「102_INFO」のフォルダには、ファイル名「INFO102.DAT」であり「撮影年月日:2002.01.18」と「撮影者:TARO」とが記された文書ファイルを格納し、フォルダ名「103_INFO」のフォルダには、ファイル名「INFO103.DAT」であり「撮影年月日;2002.01.18」と「撮影者:HANAKO」とが記された文書ファイルを格納する。
【0087】
以上のように、この第2の実施の形態の画像分類装置によれば、作成された複数の分類基準情報に基づいて画像ファイルの分類を行うので、画像ファイルの分類をより詳細に行うことができ、分類後の所望画像の検索を容易にすることができる。
【0088】
なお、上記第2の実施の形態の画像分類装置では、複数の分類基準情報が共に等しいものどうしを同じフォルダに分類するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば画像ファイルの分類を分類基準情報毎に両方とも行うようにしても良い。
具体的には、例えば図10に示すように、ルートディレクトリであるフォルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとして、分類基準情報を「撮影日時情報」とし、分類項目である「撮影年月日」が「2000.01.18」に対応する画像ファイルを格納するためのフォルダ名「10000A18」のフォルダ、「撮影年月日」が「2001.01.18」に対応するフォルダ名「10102A18」のフォルダ、「撮影年月日」が「2002.01.18」に対応するフォルダ名「10202A18」のフォルダを作成するとともに、分類基準情報を「撮影者」とし、分類項目である「撮影者名」が「太郎」に対応する画像ファイルを格納するためのフォルダ名「103_TARO」のフォルダと、「撮影者名」が「次郎」に対応するフォルダ名「104_JIRO」のフォルダと、「撮影者情報」が「花子」に対応するフォルダ名「105_HANA」のフォルダをそれぞれ作成し、それぞれのフォルダの中に対応する画像ファイルを格納し保存する。
なお、各画像ファイルを格納する方法としては、具体的には、例えば分類項目が「撮影年月日」に対応するフォルダに画像ファイル自体を格納する一方で、例えば分類項目が「撮影者名」に対応するフォルダに画像ファイルのコピーを格納するようになっている。
このように、両分類基準情報について全ての画像ファイルが一つずつ両フォルダに分類されることになり、所望画像の検索をどちらの分類基準情報に対応するフォルダ名を有するフォルダからも行うことができる。
【0089】
なお、分類基準情報が複数ある場合の画像ファイルの分類パターンは、上記実施の形態で例示されたものに限られるものではなく、例えば、先ず、分類基準情報を「撮影日付情報」として画像ファイルの分類を行った後、さらに、作成された分類基準情報が「撮影日付情報」に対応するフォルダ毎に、分類基準情報を「撮影者」とする画像ファイルの分類を行うことにより、これらフォルダが階層構造となるような画像ファイルの分類を行うようにしても良い。
さらに、上記第2の実施の形態では、分類項目が「撮影年月日」に対応するフォルダには画像ファイル自体を格納し、分類項目が「撮影者名」に対応するフォルダには画像ファイルのコピーを格納するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば上記画像ファイル自体及びコピーがそれぞれ反対の分類項目に対応するフォルダに格納されても良いし、例えば分類項目が「撮影者名」であるフォルダには画像ファイルのコピーの代わりにリンクを張るようにしても良いし、画像ファイル自体を両フォルダとは別のフォルダに格納して両フォルダともに画像ファイルのリンクを張るようにしても良い。
【0090】
[第3の実施の形態]
以下、第3の実施の形態について、図11を参照して説明する。
【0091】
この第3の実施の形態の画像分類装置は、フォルダに格納される画像ファイル数に上限を設け、各フォルダに画像ファイル数の上限より多くなる(を越える)画像ファイルが格納されるのを禁止しており、具体的には、フォルダ内に格納される画像ファイル数が上限(一定数)より多くなった(を越えた)場合に、画像ファイルが格納されるフォルダを新たに作成して、これらフォルダに分類項目に振り分けられる画像ファイルを分散して格納するようになっている。
【0092】
すなわち、画像分類装置は、そのハードディスク11内に、フォルダの第1のフォルダ名と区別される第2のフォルダ名を作成する第2フォルダ名作成プログラムと、第2のフォルダ名を有するフォルダ内に、画像ファイル数が一定数(例えば、10000)より多くなった(を越えた)第1のフォルダ名を有するフォルダ内の一定数より多くなった(を越えた)分の画像ファイルを格納して分類する第2画像ファイル分類プログラムとを備えている。
なお、フォルダ内の画像ファイル数の検知は、例えば制御部12のls機能を用いて行われ、このとき、制御部12は、ファイル数検知手段として機能する。
【0093】
そして、例えば、制御部12は、例えばls機能にてカウントされるフォルダ名「100TARO0」のフォルダ内の画像ファイル数が例えば10000より多くなったと判定した場合、第2フォルダ名作成プログラムを実行して、分類基準情報の第1のフォルダ名に対応する分類項目である「撮影者名」に基づいてフォルダ名「111TARO1」をハードディスク(記憶手段)11内に作成し、さらに、第2フォルダ名作成プログラムの実行により作成されたフォルダ名「111TARO1」を有するフォルダを作成した際に、第2画像ファイル分類プログラムを実行して画像ファイルを各フォルダに分類するようになっている。
【0094】
次に、この実施の形態の画像分類装置における具体的な画像ファイルの分類例について説明する。
【0095】
例えば図11(a)に示すように、画像ファイルの分類の際にルートディレクトリであるフォルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとして、例えば、分類項目である「撮影者名」が「太郎」に対応する画像ファイルを格納するためのフォルダ名「100TARO0」のフォルダや、「撮影者名」が「次郎」に対応するフォルダ名「101JIRO0」のフォルダや、「撮影者名」が「花子」に対応するフォルダ名「110HANA0」のフォルダ等を例えばハードディスク11内に作成して、それぞれのフォルダの中に対応する画像ファイルを格納している。
【0096】
そして、例えば図11(b)に示すように、「撮影者名」が「太郎」に対応する2つの画像ファイルを分類する必要が生じた場合、フォルダ名「100TARO0」のフォルダ内には既に9999個の画像ファイルが格納されているため、画像ファイルを二つとも格納すると画像ファイル数が10000より多くなる。そこで、制御部12は、フォルダ名「100TARO0」のフォルダ内に例えばファイル名「IMG_9999.JPG」の画像ファイルのみを格納するとともに、第2フォルダ名作成プログラム及び第2画像ファイル分類プログラムを実行して、新たに作成されたフォルダ名「111TARO1」のフォルダ内にファイル名「IMG_0000.JPG」の画像ファイルを格納する。
【0097】
以上のように、この第3の実施の形態の画像分類装置によれば、例えば制御部12にてカウントされるフォルダ名「100TARO0」のフォルダ内の画像ファイル数が10000より多くなった場合、第2フォルダ名作成プログラムの実行によりフォルダ名「100TARO0」のフォルダのフォルダ名と区別されるフォルダ名「111TARO1」を分類項目である「撮影者名」に基づいて作成し、作成されたフォルダ名「111TARO1」を有するフォルダを作成した際に、フォルダ名「111TARO1」を有するフォルダ内に、画像ファイル数が10000より多くなったフォルダ名「100TARO0」のフォルダ内の10000より多くなった分のファイル名「IMG_0000.JPG」の画像ファイルを格納して分類するので、各フォルダ内の画像ファイル数が必要以上に増えすぎることがなくなり、フォルダ内の画像ファイルの閲覧や分類後の所望画像の検索を容易にすることができる。
【0098】
<変形例3>
以下、変形例3について、図12を参照して説明する。
【0099】
この変形例3の画像分類装置は、上記第2フォルダ名作成プログラム及び第2画像ファイル分類プログラムの代わりに、フォルダと別の分類基準情報に基づいて第3の(別の)フォルダ名を複数作成する第3フォルダ名作成プログラムと、格納される画像ファイルの数が一定数より多くなる(を越える)フォルダに格納されるべき画像ファイルを再分類する第3の画像ファイル分類プログラムとをハードディスク11内に備えている。
【0100】
具体的には、例えば、制御部12は、例えばls機能にてカウントされるフォルダ名「100_2000」のフォルダ内の(一つの分類項目に振り分けられる)画像ファイル数が例えば10000より多くなったと判定した場合、第3フォルダ名作成プログラムを実行して、分類基準情報のフォルダ名「100_2000」に対応する分類項目(一つの分類項目)とは異なる別の分類項目である「撮影年月」に基づいてフォルダ名(例えば、「1002000A」〜「1002000L」)を作成し、さらに、第3フォルダ名作成プログラムの実行により作成されたフォルダ名を有するフォルダを作成した際に、作成されたフォルダのフォルダ名が対応する分類項目(別の分類基準情報に含まれる各分類項目)である「撮影年月」と、フォルダ内に格納される画像ファイルが振り分けられた分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより、振り分けられ格納される画像ファイルの数が10000より多くなるフォルダ(分類項目)に振り分けられ格納されるべき画像ファイルを再分類するようになっている。
【0101】
次に、この変形例3の画像分類装置における具体的な画像ファイルの分類例について説明する。
【0102】
例えば図12(a)に示すように、画像ファイルの分類の際にルートディレクトリであるフォルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとして、例えば、分類項目である「撮影年」が「2000年」に対応する画像ファイル(図12(c)参照)を格納するためのフォルダ名「100_2000」のフォルダを例えばハードディスク11内に作成して、それぞれのフォルダの中に対応する画像ファイルを格納している。
【0103】
そして、例えば図12(b)に示すように、「撮影年」が「2000年」に対応するファイル名「NEW_0000.JPG」の画像ファイルを分類する必要が生じた場合、フォルダ名「100_2000」のフォルダ内には既に10000個の画像ファイルが格納されているため、画像ファイルを格納するとフォルダ内の画像ファイル数が10000より多くなる。そこで、制御部12は、第3フォルダ名作成プログラム及び第3画像ファイル分類プログラムを実行して、画像ファイルの分類項目が「撮影年月」に対応する各画像ファイルを格納するためのフォルダ名「1002000A」〜「1002000L」のフォルダを作成して、それぞれのフォルダ内に対応する画像ファイルを分類し保存する。なお、前記ファイル名「NEW_0000.JPG」の画像ファイルは、「撮影月」が「10月」であるため、分類項目が「2000年10月」に対応するフォルダ名「1102000J」のフォルダ内に格納される。
また、フォルダ名「1002000A」〜「1002000L」の下1桁の英字は、「撮影月」に対応して形成されており、この場合、英字「A」〜「L」は順に「1月」〜「12月」に対応している。なお、図12において、フォルダ名「1002000L」のフォルダの図示を省略している。
【0104】
このように、フォルダ名「1002000A」〜「1002000L」のフォルダに格納される画像ファイル数を低減するように画像ファイルが再分類され、フォルダ名「1002000A」〜「1002000L」フォルダ内の画像ファイル数が必要以上に増えすぎることがなくなる。従って、分類後の各フォルダ内の画像ファイルの閲覧や所望画像の検索を容易にすることができる。
【0105】
なお、上記実施の形態において、第1フォルダ名取得プログラムの実行により取得されたフォルダ名を例えばハードディスク11内に設けられたフォルダ名データベース(図示略)に登録して、例えば「過去作成したフォルダ名を見る」といった選択機能を付加するようにしても良い。具体的には、例えばハードディスク11内には、第1フォルダ名取得プログラムの実行により取得されたフォルダ名フォルダ名データベースに登録するためのフォルダ名登録プログラムと、フォルダ名データベースに登録されたフォルダ名の中から選択されたフォルダ名を取得するための第3フォルダ名取得プログラムとが備えられている。これにより、フォルダ名登録プログラムの実行により取得されたフォルダ名をフォルダ名データベースに蓄積でき、その後画像ファイルの分類の際に、例えば「過去作成したフォルダ名を見る」機能が例えば入力インターフェース部4によって選択されることにより、フォルダ名データベースに登録されているフォルダ名を例えば表示部3等に表示して、フォルダ名データベースに登録されている所望のフォルダ名を選択して利用することができる。
なお、ハードディスク11内にフォルダ名データベースを設けるようにしたが、これに限られるものではなく、例えば他の記憶手段やインターネット6上のサーバ等に設けるようにしても良い。
【0106】
さらに、上記実施の形態では、分類基準情報に含まれる分類項目に対応して作成されたフォルダ名やフォルダ名データベースに登録されているフォルダ名を取得するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば「新規にフォルダ名を作成する」といった機能を付加して、入力インターフェース部4によって入力された任意のフォルダ名を取得するようにしても良い。具体的には、例えばハードディスク11内には、入力されたフォルダ名を取得するための第4フォルダ名取得プログラムが備えられており、例えば「新規にフォルダ名を作成する」機能が例えば入力インターフェース部4によって選択された際に、第4フォルダ名取得プログラムを実行して、新規フォルダ名の入力画面(図示略)を例えば表示部3等に表示しフォルダ名の入力を受け付け、入力されたフォルダ名を取得する。これにより、入力された所望のフォルダ名に基づいて画像ファイルを分類することができる。
【0107】
なお、上記実施の形態では、各分類項目に対応して画像ファイル毎にフォルダ名を一つ作成し、作成されたフォルダ名を取得するようにしたが、これに限られるものではなく、制御部12は、各分類項目のうちの少なくとも一つの分類項目に基づいて、候補となる複数のフォルダ名を作成し、これら複数のフォルダ名の中から選択されたいずれかのフォルダ名を取得するようにしても良い。これにより、選択された所望のフォルダ名のフォルダ内に画像ファイルを分類することができ、分類後の所望画像の検索を容易にすることができる。
また、フォルダ名の選択は、候補となる複数のフォルダ名を例えば表示部3等に表示して例えば入力インターフェース部4等が操作されることにより行われる。
【0108】
なお、上記実施の形態において、画像ファイルを複数の分類基準情報を用いて分類する際に、付帯情報と関連情報とのそれぞれから作成された分類基準情報を複数用いるようにしても良い。
また、画像分類装置を具備させうる装置としては、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーションやゲーム機のコンピュータ、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の画像撮影装置、携帯情報端末(PDA)、携帯電話等の移動通信体、スキャナ等の画像読取装置等が挙げられる。
さらに、第1及び第2の記憶手段をそれぞれ異ならせる構成としたが、これに限られるものではなく、第1及び第2の記憶手段が同じものからなる構成としても良く、例えば両記憶手段をハードディスクで構成して、ハードディスク11内に記憶されている画像ファイルの分類をハードディスク11内にて行うようにしても良い。
加えて、関連情報をインターネット6上で検索を行うことにより取得するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば画像の内容に関するデータと比較可能な画像内容に関する各種テンプレート(テーブル)をハードディスク11等に設け、それらを比較することで取得するようにしても良い。具体的には、例えば「天気情報」を取得する際に、取得された画像の内容に関するデータと比較するための天気に関するテンプレートを例えばハードディスク11内に設けるようにしても良い。
【0115】
【発明の効果】
請求項記載の発明によれば、第1の記憶手段に記憶された画像ファイルを抽出し、画像ファイルを構成する画像情報に付帯する付帯情報及び付帯情報を用いて取得される付帯情報に関連した関連情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、画像ファイルを複数の分類項目に分類するための分類基準と複数の分類項目とからなる分類基準情報を作成し、分類基準情報の分類項目に対応して作成され取得されたフォルダ名のフォルダが第2の記憶手段内に存在しない場合、第2の記憶手段内にフォルダ名を有するフォルダを作成し、第2の記憶手段のフォルダのフォルダ名が対応する分類項目と、フォルダ内に格納される画像ファイルの付帯情報及び関連情報のうちの少なくとも一方の情報が対応する分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより画像ファイルを分類する。つまり、画像ファイルの分類に余計な手間や時間をかけることなく、分類基準情報に含まれる分類項目が等しいものどうしがひとまとまりとなるように画像ファイルを分類することができる。さらに、フォルダの分類項目に対応するフォルダ名に基づいて画像ファイルを分類することができる。従って、分類後にフォルダ名からそのフォルダ内に格納された画像ファイルを類推でき、所望画像の検索を容易にすることができる。
また、フォルダ内の画像ファイル数を検知するファイル数検知手段にて検知される画像ファイル数が一定数を越えた場合、フォルダと別の分類基準情報に基づいて別のフォルダ名を複数作成し、当該別のフォルダ名を有するフォルダを作成した際に、作成されたフォルダのフォルダ名が対応する分類項目と、フォルダ内に格納される画像ファイルが振り分けられた分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより、格納される画像ファイルの数が一定数を超えるフォルダに格納されるべき画像ファイルを再分類するので、各フォルダに格納される画像ファイル数を低減するように画像ファイルが再分類され、各フォルダ内の画像ファイル数が必要以上に増えすぎることがなくなる。従って、分類後のフォルダ内の画像ファイルの閲覧や所望画像の検索を容易にすることができる。
【0116】
請求項記載の発明によれば、第1のフォルダ名作成手段は、分類基準情報に含まれる分類項目のうちの少なくとも一つの分類項目に基づいて、候補となる複数のフォルダ名を作成し、第1のフォルダ名取得手段は、複数のフォルダ名の中から選択されたフォルダ名を取得するので、選択された所望のフォルダ名のフォルダ内に画像ファイルを分類することができ、分類後の所望画像の検索を容易にすることができる。
【0117】
請求項記載の発明によれば、第1のフォルダ名取得手段により取得されたフォルダ名を、画像ファイルの付帯情報として記憶するフォルダ名記憶手段を備えているので、画像ファイルを参照することでその画像ファイルが分類されるフォルダ名を認識することができる。また、フォルダ名記憶手段により記憶されたフォルダ名を取得する第2のフォルダ名取得手段を備えているので、例えば、第2の記憶手段の容量不足等の理由により画像ファイルの分類ができなかったり、ユーザが意図的に分類後の画像ファイルの転送作業を行わなかったりして、分類作業を後回しにした画像ファイルの分類を再度行う必要が生じた場合に、画像ファイルを元にフォルダ名を再度作成する必要がなく、前記付帯情報として記憶されたフォルダ名に基づいて分類することができる。
【0118】
請求項記載の発明によれば、第1のフォルダ名取得手段により取得されたフォルダ名を、フォルダ名データベースに登録するフォルダ名登録手段と、フォルダ名登録手段によりフォルダ名データベースに登録されたフォルダ名の中から選択されたフォルダ名を取得する第3のフォルダ名取得手段とを備えているので、取得されたフォルダ名をフォルダ名データベースに蓄積でき、その後の画像ファイルの分類の際に利用することができる。さらに、フォルダ名データベースに登録されているフォルダ名の中から選択された所望のフォルダ名で画像ファイルの分類をすることができる。
【0119】
請求項記載の発明によれば、任意のフォルダ名を入力するための入力手段と、入力手段によって入力されたフォルダ名を取得する第4のフォルダ名取得手段とを備えているので、入力手段によって入力された所望のフォルダ名で画像ファイルを分類することができる。
【0120】
請求項記載の発明によれば、画像ファイルの分類の際に用いた分類基準情報の一部を、分類された画像ファイルと同じフォルダに保存するので、画像ファイルの分類後に、分類基準情報の一部を参照することでフォルダ内に格納されている画像ファイルの分類項目を判別でき、例えば画像ファイルを用いた自分史の作成やアルバムとしての整理等を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態の画像分類装置の全体構成の概略を示すブロック図である。
【図2】図1の画像分類装置による画像分類処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】図1の画像分類装置による画像ファイル抽出処理の一例を説明するための図である。
【図4】図1の画像分類装置による画像分類処理によって分類される画像ファイルの一例を説明するための図である。
【図5】図1の画像分類装置による画像分類処理によって分類される画像ファイルの一例を説明するための図である。
【図6】図1の画像分類装置による画像分類処理によって分類される画像ファイルの一例を説明するための図である。
【図7】図1の画像分類装置による画像分類処理によって分類される画像ファイルの一例を説明するための図である。
【図8】図1の画像分類装置による画像分類処理によって分類される画像ファイルの一例を説明するための図である。
【図9】本発明を適用した第2の実施の形態の画像分類装置による画像分類処理によって分類される画像ファイルの一例を説明するための図である。
【図10】図9の画像分類装置による画像分類処理によって分類される画像ファイルの一例を説明するための図である。
【図11】本発明を適用した第3の実施の形態の画像分類装置による画像分類処理によって分類される画像ファイルの一例を説明するための図である。
【図12】図11の画像分類装置による画像分類処理によって分類される画像ファイルの一例を説明するための図である。
【図13】図1の画像分類装置による画像分類処理によって分類される画像ファイルの分類に関するタグと分類先とを示す図である。
【符号の説明】
100 画像分類装置(画像分類システム)
1 コンピュータ本体
11 ハードディスク(第2の記憶手段)
12 制御部(画像ファイル抽出手段、分類基準作成手段、第1のフォルダ名作成手段、第1のフォルダ名取得手段、フォルダ新規作成手段、第1の画像ファイル分類手段、フォルダ名記憶手段、第2のフォルダ名取得手段、フォルダ名登録手段、第3のフォルダ名取得手段、第4のフォルダ名取得手段、ファイル数検知手段、第2のフォルダ名作成手段、第2の画像ファイル分類手段
2 画像記録媒体(第1の記憶手段)
4 入力インターフェース部(入力手段)

Claims (6)

  1. 画像情報と、前記画像情報に付帯する付帯情報とを有する画像ファイルを記憶するための第1及び第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された前記画像ファイルを抽出する画像ファイル抽出手段と、
    前記画像ファイル抽出手段に抽出された前記画像ファイルの付帯情報及び前記付帯情報を用いて取得される前記付帯情報に関連した関連情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、前記画像ファイルを複数の分類項目に分類するための分類基準と前記複数の分類項目とからなる分類基準情報を作成する分類基準作成手段と、
    前記分類基準情報に含まれる分類項目に対応するフォルダ名を作成する第1のフォルダ名作成手段と、
    前記作成されたフォルダ名を取得する第1のフォルダ名取得手段と、
    前記取得されたフォルダ名のフォルダが前記第2の記憶手段内に存在しない場合、前記第2の記憶手段内に前記フォルダ名を有するフォルダを作成するフォルダ新規作成手段と、
    前記第2の記憶手段の前記フォルダのフォルダ名が対応する分類項目と、前記フォルダ内に格納される前記画像ファイルの前記付帯情報及び前記関連情報のうちの少なくとも一方の情報が対応する分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより前記画像ファイルを分類する第1の画像ファイル分類手段と
    前記第1の画像ファイル分類手段により前記画像ファイルが分類された前記フォルダ内の画像ファイル数を検知するファイル数検知手段と、
    前記ファイル数検知手段にて検知される画像ファイル数が一定数を越えた場合、前記フォルダと別の分類基準情報に基づいて別のフォルダ名を複数作成する第2のフォルダ名作成手段と、
    前記フォルダ新規作成手段が前記第2のフォルダ名作成手段により作成された前記別のフォルダ名を有するフォルダを作成した際に、作成された前記フォルダのフォルダ名が対応する分類項目と、前記フォルダ内に格納される前記画像ファイルが振り分けられた分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより、格納される画像ファイルの数が一定数を超える前記フォルダに格納されるべき前記画像ファイルを再分類する第2の画像ファイル分類手段とを備えることを特徴とする画像分類システム。
  2. 請求項1記載の画像分類システムにおいて、
    前記第1のフォルダ名作成手段は、前記分類基準情報に含まれる分類項目のうちの少なくとも一つの分類項目に基づいて、候補となる複数のフォルダ名を作成し、前記第1のフォルダ名取得手段は、前記複数のフォルダ名の中から選択されたフォルダ名を取得することを特徴とする画像分類システム。
  3. 請求項1または2記載の画像分類システムにおいて、
    前記第1のフォルダ名取得手段により取得されたフォルダ名を、前記画像ファイルの付帯情報として記憶するフォルダ名記憶手段と、
    前記フォルダ名記憶手段により前記画像ファイルの付帯情報として記憶されたフォルダ名を取得する第2のフォルダ名取得手段とを備えることを特徴とする画像分類システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像分類システムにおいて、
    前記第1のフォルダ名取得手段により取得されたフォルダ名を、フォルダ名データベースに登録するフォルダ名登録手段と、
    前記フォルダ名登録手段により前記フォルダ名データベースに登録されたフォルダ名の中から選択されたフォルダ名を取得する第3のフォルダ名取得手段とを備えることを特徴とする画像分類システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像分類システムにおいて、
    任意のフォルダ名を入力するための入力手段と、
    前記入力手段によって入力されたフォルダ名を取得する第4のフォルダ名取得手段とを備えることを特徴とする画像分類システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像分類システムにおいて、
    前記画像ファイルの分類の際に用いた分類基準情報の一部を、分類された前記画像ファイルと同じフォルダに保存することを特徴とする画像分類システム。
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