JP2003271617A - 画像分類方法、画像分類システム、プログラム及び画像ファイルのデータ構造 - Google Patents

画像分類方法、画像分類システム、プログラム及び画像ファイルのデータ構造

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JP2003271617A JP2002072137A JP2002072137A JP2003271617A JP 2003271617 A JP2003271617 A JP 2003271617A JP 2002072137 A JP2002072137 A JP 2002072137A JP 2002072137 A JP2002072137 A JP 2002072137A JP 2003271617 A JP2003271617 A JP 2003271617A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望画像の検索を容易にすることができる画
像分類方法、画像分類システム、プログラム及び画像フ
ァイルのデータ構造を提供する。 【解決手段】 画像情報と、画像情報に付帯する付帯
情報とを有する複数の画像ファイルを分類して記憶手段
に記憶させる画像分類方法である。付帯情報と、付帯情
報を用いて取得される付帯情報に関連した関連情報との
うちの少なくとも一方の情報に基づいて、画像ファイル
を複数の分類項目に分類するための分類基準と複数の分
類項目とからなる分類基準情報を作成する。付帯情報及
び関連情報とのうちの少なくとも一方の情報が分類基準
情報に含まれる分類項目に対応する画像ファイルを分類
項目に振り分けることで画像ファイルを分類する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像分類方法、画
像分類システム、プログラム及び画像ファイルのデータ
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルカメラ等の画像撮影装置
は、撮影した画像をデジタル画像データに変換し、この
変換された各デジタル画像データに各種の画像処理を施
して画像ファイルとして、例えば内蔵メモリ或いは着脱
可能なメモリカードのようなリムーバブルメディアなど
の記憶手段に格納することで記憶させている。記憶手段
はその記憶容量に限界があるので、ユーザは、前記記憶
手段に記憶されている画像ファイルをパソコンのハード
ディスク、光磁気ディスク等のリムーバブルメディア
や、ラボやインターネット上の画像サーバなど、他の記
憶手段に必要に応じて転送させている。
【0003】また、近年急速に普及してきているデジタ
ルカメラは、気軽に写真を撮れるため、撮影数が増加し
てそれに伴い他の記憶手段に転送される画像ファイルの
数も増えてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、転送された
画像ファイルは、例えばテーマ別、撮影日時別、撮影者
別等にそれぞれ分類されて保存された方が、その後の画
像検索などに好都合である。そのため、ユーザは、例え
ば上記画像ファイルを格納するためのフォルダ(ディレ
クトリ)をそれぞれ作成して、その作成されたフォルダ
に分類する必要があるが、これらの作業は面倒で時間が
かかるといった問題があった。
【0005】そこで、画像に付加されている撮影年度や
イベント内容等に基づいて自動的に画像を階層的に分類
する電子画像ファイリング装置(特開平5−12816
6号公報)や、デジタルカメラの機種毎に専用のディレ
クトリを設けてそのディレクトリに画像を格納するファ
イル格納方法(特開2000−13732号公報)によ
って、画像ファイルの分類を正確に且つ素早く行うよう
になっているが、どちらも画像ファイルの数が多くなっ
た場合には、画像の検索が容易でなくなる虞がある。ま
た、特開平10−233985号公報に開示のように、
GPS情報から画像の撮影場所を認識してこの撮影場所
に基づいて画像ファイルを分類する方法によっても、こ
の方法だけでは画像ファイルの数が多くなると画像検索
において不都合を生じるといった問題がある。
【0006】本発明の課題は、所望画像の検索を容易に
することができる画像分類方法、画像分類システム、プ
ログラム及び画像ファイルのデータ構造を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
画像情報と、前記画像情報に付帯する付帯情報とを有す
る複数の画像ファイルを分類して記憶手段に記憶させる
画像分類方法であって、前記付帯情報と、前記付帯情報
を用いて取得される前記付帯情報に関連した関連情報と
のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、前記画像フ
ァイルを複数の分類項目に分類するための分類基準と前
記複数の分類項目とからなる分類基準情報を作成し、付
帯情報及び関連情報とのうちの少なくとも一方の情報が
前記分類基準情報に含まれる分類項目に対応する前記画
像ファイルを前記分類項目に振り分けることで前記画像
ファイルを分類することを特徴としている。
【0008】ここで、画像情報とは、例えばデジタルカ
メラやデジタルビデオカメラ等の画像撮影装置、パソコ
ンや携帯情報端末(PDA)に付属する画像撮影装置、
携帯電話のような移動通信体に付属する画像撮影装置等
で撮影された静止画像や動画に対応して形成されたもの
や、例えばスキャナ等の画像読取装置によって作成され
たもののことである。また、付帯情報とは、例えば、画
像に関する情報や、画像ファイルに関する情報等のこと
である。このうち、画像に関する情報には、例えばテー
マタイトル、撮影日時、撮影コマ数、カメラの機種名
(名称)、撮影者名、GPS情報から得られた撮影地点
情報等、画像に関するあらゆる情報が含まれる。また、
近年、画像撮像装置により撮影された写真の画像情報を
記憶手段に記憶させる際の形式(ファイルフォーマッ
ト)として用いられているExif(Exchangeable Ima
ge File Format)と呼ばれる画像ファイルフォーマット
のタグ情報を用いても良い。一方、画像ファイルに関す
る情報には、例えば画像ファイルの作成日時、更新日
時、属性等が含まれる。さらに、関連情報には、撮影日
時、撮影地もしくはその周辺の位置情報、高さ情報等か
ら導出される、撮影地もしくはその周辺の地名等の情
報、天候や温度や気温等の天気情報、地形や施設や周辺
環境等の地域情報、撮影時の季節等の暦情報、流行やニ
ュース等の社会情報等が含まれる。また、分類基準情報
を構成する分類基準及び分類項目は、具体的には、例え
ば分類基準が「天気」の場合には、「快晴」、「晴
れ」、「曇り」、「雨」、「雪」、「霧」といった分類
項目が含まれ、また分類基準が「撮影年」の場合には、
「2000年」、「2001年」、「2002年」とい
った分類項目が含まれる。
【0009】請求項1記載の発明によれば、画像ファイ
ルに付帯する付帯情報と、付帯情報を用いて取得される
付帯情報に関連した関連情報とのうちの少なくとも一方
の情報に基づいて、画像ファイルを複数の分類項目に分
類するための分類基準と複数の分類項目とからなる分類
基準情報を作成し、付帯情報及び関連情報とのうちの少
なくとも一方の情報が分類基準情報に含まれる分類項目
に対応する画像ファイルを前記分類項目に振り分けるこ
とで画像ファイルを分類する。つまり、画像ファイルの
分類に余計な手間や時間をかけることなく、分類基準情
報に含まれる分類項目が等しいものどうしがひとまとま
りとなるように画像ファイルを分類することができる。
従って、分類後の所望画像の検索を容易にすることがで
きる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像分類方法において、前記分類基準情報を複数作成し、
複数の前記分類基準情報の中から前記画像ファイルの分
類に用いる分類基準情報を選択し、選択された前記分類
基準情報に基づいて画像ファイルを分類することを特徴
としている。
【0011】請求項2記載の発明によれば、分類基準情
報を複数作成し、これら複数の分類基準情報の中から画
像ファイルの分類に用いる分類基準情報を選択し、選択
された分類基準情報に基づいて画像ファイルを分類する
ので、画像ファイルの分類後のユーザによる画像検索が
容易となるように所望の分類基準情報に基づいて画像フ
ァイルを分類することができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の画像分類方法において、前記分類基準情報の分類
項目に対応するフォルダ名を作成し、前記フォルダ名を
有するフォルダを前記記憶手段に作成し、前記フォルダ
のフォルダ名が対応する分類項目と、前記フォルダ内に
格納される前記画像ファイルの前記付帯情報及び前記関
連情報のうちの少なくとも一方の情報が対応する分類項
目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを
振り分けて格納することで、前記画像ファイルを分類す
ることを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明によれば、分類基準情
報の分類項目に対応するフォルダ名を作成し、フォルダ
名を有するフォルダを記憶手段に作成し、フォルダのフ
ォルダ名が対応する分類項目と、フォルダ内に格納され
る画像ファイルの付帯情報及び関連情報のうちの少なく
とも一方の情報が対応する分類項目とが一致するよう
に、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納する
ので、フォルダの分類項目に対応するフォルダ名に基づ
いて画像ファイルを分類することができる。従って、分
類後にフォルダ名からそのフォルダ内に格納された画像
ファイルを類推でき、画像検索を容易にすることができ
る。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載の画
像分類方法において、前記記憶手段に作成されるフォル
ダ数に上限を設け、前記フォルダに格納される前記画像
ファイル数に上限を設け、前記フォルダ数の上限を越え
るフォルダの作成を禁止するとともに、作成された各フ
ォルダに前記画像ファイル数の上限を越える画像ファイ
ルが格納されるのを禁止することを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明によれば、記憶手段に
作成されるフォルダ数に上限を設け、フォルダに格納さ
れる画像ファイル数に上限を設け、フォルダ数の上限を
越えるフォルダの作成を禁止するとともに、作成された
各フォルダに画像ファイル数の上限を越える画像ファイ
ルが格納されるのを禁止するので、フォルダ数やフォル
ダ内の画像ファイル数が必要以上に増えすぎることがな
くなり、分類後のフォルダ及びフォルダ内の画像ファイ
ルの閲覧や所望画像の検索を容易にすることができる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像分類方法において、一つの分類項目に振り分けられる
画像ファイルの数が、前記画像ファイル数の上限を越え
る場合には、前記分類項目に対応するとともに、互いに
異なるフォルダ名を複数作成し、これらフォルダ名を有
するフォルダをそれぞれ前記記憶手段に作成し、これら
フォルダに、前記分類項目に振り分けられる画像ファイ
ルを分散して格納することを特徴としている。
【0017】請求項5記載の発明によれば、一つの分類
項目に振り分けられる画像ファイルの数が、画像ファイ
ル数の上限を越える場合には、分類項目に対応するとと
もに、互いに異なるフォルダ名を複数作成し、これらフ
ォルダ名を有するフォルダをそれぞれ記憶手段に作成
し、これらフォルダに、分類項目に振り分けられる画像
ファイルを分散して格納する。つまり、各フォルダ内の
画像ファイル数を低減するように画像ファイルが分散さ
れて格納され、分類後の所望画像の検索を容易にするこ
とができる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項4記載の画
像分類方法において、一つの分類項目に振り分けられる
画像ファイルの数が、前記画像ファイル数の上限を越え
る場合には、一つの前記分類項目に対応する画像ファイ
ルを前記分類項目を含む分類基準情報とは異なる別の分
類基準情報に基づいて別の前記分類基準情報に含まれる
各分類項目に振り分けるとともに、別の前記分類基準情
報に含まれる分類項目に対応するフォルダ名を作成し、
前記フォルダ名を有するフォルダを前記記憶手段に作成
し、作成された前記フォルダのフォルダ名が対応する分
類項目と、前記フォルダ内に格納される前記画像ファイ
ルが振り分けられた分類項目とが一致するように、各フ
ォルダに各画像ファイルを振り分けて格納することによ
り、振り分けられる画像ファイルの数が、前記画像ファ
イル数の上限を越える分類項目に振り分けられた前記画
像ファイルを再分類することを特徴としている。
【0019】請求項6記載の発明によれば、一つの分類
項目に振り分けられる画像ファイルの数が、前記画像フ
ァイル数の上限を越える場合には、一つの分類項目に対
応する画像ファイルを分類項目を含む分類基準情報とは
異なる別の分類基準情報に基づいて別の分類基準情報に
含まれる各分類項目に振り分けるとともに、別の分類基
準情報に含まれる分類項目に対応するフォルダ名を作成
し、フォルダ名を有するフォルダを記憶手段に作成し、
作成されたフォルダのフォルダ名が対応する分類項目
と、フォルダ内に格納される画像ファイルが振り分けら
れた分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像
ファイルを振り分けて格納することにより、振り分けら
れる画像ファイルの数が、画像ファイル数の上限を越え
る分類項目に振り分けられた画像ファイルを再分類す
る。つまり、各フォルダ内の画像ファイル数を低減する
ように画像ファイルが再分類され、分類後の所望画像の
検索を容易にすることができる。
【0020】請求項7記載の発明の画像分類システム
は、画像情報と、前記画像情報に付帯する付帯情報とを
有する画像ファイルを記憶するための第1及び第2の記
憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された前記画像フ
ァイルを抽出する画像ファイル抽出手段と、前記画像フ
ァイル抽出手段に抽出された前記画像ファイルの付帯情
報及び前記付帯情報を用いて取得される前記付帯情報に
関連した関連情報のうちの少なくとも一方の情報に基づ
いて、前記画像ファイルを複数の分類項目に分類するた
めの分類基準と前記複数の分類項目とからなる分類基準
情報を作成する分類基準作成手段と、前記分類基準情報
に含まれる分類項目に対応するフォルダ名を作成する第
1のフォルダ名作成手段と、前記作成されたフォルダ名
を取得する第1のフォルダ名取得手段と、前記取得され
たフォルダ名のフォルダが前記第2の記憶手段内に存在
しない場合、前記第2の記憶手段内に前記フォルダ名を
有するフォルダを作成するフォルダ新規作成手段と、前
記第2の記憶手段の前記フォルダのフォルダ名が対応す
る分類項目と、前記フォルダ内に格納される前記画像フ
ァイルの前記付帯情報及び前記関連情報のうちの少なく
とも一方の情報が対応する分類項目とが一致するよう
に、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納する
ことにより前記画像ファイルを分類する画像ファイル分
類手段とを備えることを特徴としている。
【0021】ここで、第1及び第2の記憶手段として
は、例えば、ハードディスク、MO(Magneto Optical
disk)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Vers
atileDisk)等のリムーバブルメディアや、コンパクト
フラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリス
ティック、SDカードなどのメモリカードや、画像撮影
装置等に内蔵された不揮発性メモリや、画像サーバ等が
挙げられる。
【0022】請求項7記載の発明によれば、第1の記憶
手段に記憶された画像ファイルを抽出し、画像ファイル
を構成する画像情報に付帯する付帯情報及び付帯情報を
用いて取得される付帯情報に関連した関連情報のうちの
少なくとも一方の情報に基づいて、画像ファイルを複数
の分類項目に分類するための分類基準と複数の分類項目
とからなる分類基準情報を作成し、分類基準情報の分類
項目に対応して作成され取得されたフォルダ名のフォル
ダが第2の記憶手段内に存在しない場合、第2の記憶手
段内にフォルダ名を有するフォルダを作成し、第2の記
憶手段のフォルダのフォルダ名が対応する分類項目と、
フォルダ内に格納される画像ファイルの付帯情報及び関
連情報のうちの少なくとも一方の情報が対応する分類項
目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを
振り分けて格納することにより画像ファイルを分類す
る。つまり、画像ファイルの分類に余計な手間や時間を
かけることなく、分類基準情報に含まれる分類項目が等
しいものどうしがひとまとまりとなるように画像ファイ
ルを分類することができる。さらに、フォルダの分類項
目に対応するフォルダ名に基づいて画像ファイルを分類
することができる。従って、分類後にフォルダ名からそ
のフォルダ内に格納された画像ファイルを類推でき、所
望画像の検索を容易にすることができる。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項7記載の画
像分類システムにおいて、前記第1のフォルダ名作成手
段は、前記分類基準情報に含まれる分類項目のうちの少
なくとも一つの分類項目に基づいて、候補となる複数の
フォルダ名を作成し、前記第1のフォルダ名取得手段
は、前記複数のフォルダ名の中から選択されたフォルダ
名を取得することを特徴としている。
【0024】請求項8記載の発明によれば、第1のフォ
ルダ名作成手段は、分類基準情報に含まれる分類項目の
うちの少なくとも一つの分類項目に基づいて、候補とな
る複数のフォルダ名を作成し、第1のフォルダ名取得手
段は、複数のフォルダ名の中から選択されたフォルダ名
を取得するので、選択された所望のフォルダ名のフォル
ダ内に画像ファイルを分類することができ、分類後の所
望画像の検索を容易にすることができる。
【0025】請求項9記載の発明は、請求項7または8
記載の画像分類システムにおいて、前記第1のフォルダ
名取得手段により取得されたフォルダ名を、前記画像フ
ァイルの付帯情報として記憶するフォルダ名記憶手段
と、前記フォルダ名記憶手段により前記画像ファイルの
付帯情報として記憶されたフォルダ名を取得する第2の
フォルダ名取得手段とを備えることを特徴としている。
【0026】請求項9記載の発明によれば、第1のフォ
ルダ名取得手段により取得されたフォルダ名を、画像フ
ァイルの付帯情報として記憶するフォルダ名記憶手段を
備えているので、画像ファイルを参照することでその画
像ファイルが分類されるフォルダ名を認識することがで
きる。また、フォルダ名記憶手段により記憶されたフォ
ルダ名を取得する第2のフォルダ名取得手段を備えてい
るので、例えば、第2の記憶手段の容量不足等の理由に
より画像ファイルの分類ができなかったり、ユーザが意
図的に分類後の画像ファイルの転送作業を行わなかった
りして、分類作業を後回しにした画像ファイルの分類を
再度行う必要が生じた場合に、画像ファイルを元にフォ
ルダ名を再度作成する必要がなく、前記付帯情報として
記憶されたフォルダ名に基づいて分類することができ
る。
【0027】請求項10記載の発明は、請求項7〜9の
いずれか一つに記載の画像分類システムにおいて、前記
第1のフォルダ名取得手段により取得されたフォルダ名
を、フォルダ名データベースに登録するフォルダ名登録
手段と、前記フォルダ名登録手段により前記フォルダ名
データベースに登録されたフォルダ名の中から選択され
たフォルダ名を取得する第3のフォルダ名取得手段とを
備えることを特徴としている。
【0028】請求項10記載の発明によれば、第1のフ
ォルダ名取得手段により取得されたフォルダ名を、フォ
ルダ名データベースに登録するフォルダ名登録手段と、
フォルダ名登録手段によりフォルダ名データベースに登
録されたフォルダ名の中から選択されたフォルダ名を取
得する第3のフォルダ名取得手段とを備えているので、
取得されたフォルダ名をフォルダ名データベースに蓄積
でき、その後の画像ファイルの分類の際に利用すること
ができる。さらに、フォルダ名データベースに登録され
ているフォルダ名の中から選択された所望のフォルダ名
で画像ファイルの分類をすることができる。
【0029】請求項11記載の発明は、請求項7〜10
のいずれか一つに記載の画像分類システムにおいて、任
意のフォルダ名を入力するための入力手段と、前記入力
手段によって入力されたフォルダ名を取得する第4のフ
ォルダ名取得手段とを備えることを特徴としている。
【0030】ここで、入力手段としては、例えば、キー
ボード、マウス、タッチパネル、マイク、十字キー、テ
ンキー、コントローラ等の入力インターフェースが挙げ
られる。
【0031】請求項11記載の発明によれば、任意のフ
ォルダ名を入力するための入力手段と、入力手段によっ
て入力されたフォルダ名を取得する第4のフォルダ名取
得手段とを備えているので、入力手段によって入力され
た所望のフォルダ名で画像ファイルを分類することがで
きる。
【0032】請求項12記載の発明は、請求項7〜11
のいずれか一つに記載の画像分類システムにおいて、前
記画像ファイルの分類の際に用いた分類基準情報の一部
を、分類された前記画像ファイルと同じフォルダに保存
することを特徴としている。
【0033】請求項12記載の発明によれば、画像ファ
イルの分類の際に用いた分類基準情報の一部を、分類さ
れた画像ファイルと同じフォルダに保存するので、画像
ファイルの分類後に、分類基準情報の一部を参照するこ
とでフォルダ内に格納されている画像ファイルの分類項
目を判別でき、例えば画像ファイルを用いた自分史の作
成やアルバムとしての整理等を容易に行うことができ
る。
【0034】請求項13記載の発明は、請求項7〜12
のいずれか一つに記載の画像分類システムにおいて、前
記フォルダ内の画像ファイル数を検知するファイル数検
知手段と、前記ファイル数検知手段にて検知される画像
ファイル数が一定数を越えた場合、前記フォルダの前記
フォルダ名と区別される第2のフォルダ名を前記分類基
準情報の前記フォルダ名に対応する分類項目に基づいて
作成する第2のフォルダ名作成手段と、前記フォルダ新
規作成手段が前記第2のフォルダ名作成手段により作成
された前記第2のフォルダ名を有するフォルダを作成し
た際に、前記第2のフォルダ名を有するフォルダ内に、
画像ファイル数が一定数を越えた前記フォルダ内の一定
数を超えた分の画像ファイルを格納して分類する第2の
画像ファイル分類手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0035】請求項13記載の発明によれば、フォルダ
内の画像ファイル数を検知するファイル数検知手段にて
検知される画像ファイル数が一定数を越えた場合、フォ
ルダのフォルダ名と区別される第2のフォルダ名を分類
基準情報のフォルダ名に対応する分類項目に基づいて作
成する第2のフォルダ名作成手段と、フォルダ新規作成
手段が第2のフォルダ名作成手段により作成された第2
のフォルダ名を有するフォルダを作成した際に、第2の
フォルダ名を有するフォルダ内に、画像ファイル数が一
定数を越えた前記フォルダ内の一定数を超えた分の画像
ファイルを格納して分類する第2の画像ファイル分類手
段とを備えているので、各フォルダ内の画像ファイル数
が必要以上に増えすぎることがなくなり、フォルダ内の
画像ファイルの閲覧や分類後の所望画像の検索を容易に
することができる。
【0036】請求項14記載の発明は、請求項7〜12
のいずれか一つに記載の画像分類システムにおいて、前
記フォルダ内の画像ファイル数を検知するファイル数検
知手段と、前記ファイル数検知手段にて検知される画像
ファイル数が一定数を越えた場合、前記フォルダと別の
分類基準情報に基づいて別のフォルダ名を複数作成する
第3のフォルダ名作成手段と、前記フォルダ新規作成手
段が前記第3のフォルダ名作成手段により作成された前
記第3のフォルダ名を有するフォルダを作成した際に、
作成された前記フォルダのフォルダ名が対応する分類項
目と、前記フォルダ内に格納される前記画像ファイルが
振り分けられた分類項目とが一致するように、各フォル
ダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより、
格納される画像ファイルの数が一定数を超える前記フォ
ルダに格納されるべき前記画像ファイルを再分類する第
3の画像ファイル分類手段とを備えることを特徴として
いる。
【0037】請求項14記載の発明によれば、フォルダ
内の画像ファイル数を検知するファイル数検知手段にて
検知される画像ファイル数が一定数を越えた場合、フォ
ルダと別の分類基準情報に基づいて別のフォルダ名を複
数作成する第3のフォルダ名作成手段と、フォルダ新規
作成手段が第3のフォルダ名作成手段により作成された
前記第3のフォルダ名を有するフォルダを作成した際
に、作成されたフォルダのフォルダ名が対応する分類項
目と、フォルダ内に格納される画像ファイルが振り分け
られた分類項目とが一致するように、各フォルダに各画
像ファイルを振り分けて格納することにより、格納され
る画像ファイルの数が一定数を超えるフォルダに格納さ
れるべき画像ファイルを再分類する第3の画像ファイル
分類手段とを備えているので、各フォルダに格納される
画像ファイル数を低減するように画像ファイルが再分類
され、各フォルダ内の画像ファイル数が必要以上に増え
すぎることがなくなる。従って、分類後のフォルダ内の
画像ファイルの閲覧や所望画像の検索を容易にすること
ができる。
【0038】請求項15記載の発明のプログラムは、画
像情報と、前記画像情報に付帯する付帯情報とを有する
画像ファイルを分類して記憶するコンピュータに、記憶
手段に記憶された前記画像ファイルを抽出する機能と、
前記画像ファイル抽出手段に抽出された前記画像ファイ
ルの付帯情報及び前記付帯情報を用いて取得される前記
付帯情報に関連した関連情報のうちの少なくとも一方に
基づいて、前記画像ファイルを複数の分類項目に分類す
るための分類基準と前記複数の分類項目とからなる分類
基準情報を作成する機能と、前記分類基準情報に含まれ
る分類項目に基づいてフォルダ名を作成する機能と、前
記作成されたフォルダ名を取得する機能と、前記取得さ
れたフォルダ名のフォルダが前記記憶手段内に存在しな
い場合、前記記憶手段内に前記フォルダ名を有するフォ
ルダを作成する機能と、前記記憶手段の前記フォルダが
対応する分類項目と、前記フォルダ内に格納される前記
画像ファイルの前記付帯情報及び前記関連情報のうちの
少なくとも一方の情報が対応する分類項目とが一致する
ように、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納
することにより前記画像ファイルを分類する機能とを実
現させることを特徴としている。
【0039】請求項15記載の発明によれば、請求項7
記載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0040】請求項16記載の発明は、画像情報と、前
記画像情報に付帯する付帯情報とを有する画像ファイル
のデータ構造であって、分類項目に対応した各フォルダ
に振り分けて画像ファイルを格納することで画像ファイ
ルの分類を行う際に、前記画像ファイルが格納されるフ
ォルダのフォルダ名で、かつ、前記分類項目に対応した
フォルダ名が、付帯情報として記憶されていることを特
徴としている。
【0041】請求項16記載の発明によれば、分類項目
に対応した各フォルダに振り分けて画像ファイルを格納
することで画像ファイルの分類を行う際に、画像ファイ
ルが格納されるフォルダのフォルダ名で、かつ、分類項
目に対応したフォルダ名が、付帯情報として記憶されて
いるので、付帯情報を参照することにより画像ファイル
が分類されるフォルダ名を認識することができる。ま
た、例えば、記憶手段の容量不足等の理由により画像フ
ァイルの分類ができなかったり、ユーザが意図的に分類
後の画像ファイルの転送作業を行わなかったりして、分
類作業を後回しにした画像ファイルの分類を再度行う必
要が生じた場合に、画像ファイルに付帯情報として記憶
されているフォルダ名に基づいて分類することができ
る。従って、分類項目が等しいものどうしがひとまとま
りとなるように画像ファイルが分類され、分類後の所望
画像の検索を容易にすることができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を適宜参照して詳細に説明する。
【0043】[第1の実施の形態]第1の実施の形態で
例示される画像分類装置(画像分類システム)100
は、例えば図1に示すように、コンピュータ本体1と、
画像記録媒体(第1の記憶手段)2と、表示部3と、入
力インターフェース部(入力手段)4とを備えて構成さ
れている。
【0044】コンピュータ本体1は、例えばパーソナル
コンピュータ等から構成されており、画像分類処理(詳
細後述)が施され分類された画像ファイルを記憶するた
めの例えばハードディスク(第2の記憶手段)11と、
画像分類装置100の各構成要素を制御するための制御
部12とを備えている。
【0045】このうち、制御部12は、例えばCPU
(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Mem
ory)、RAM(Random Access Memory)、インターフ
ェース等を備えて構成されている。
【0046】CPUは、ハードディスク11に記憶され
ているシステムプログラム等に規定されている手順に従
ってインターフェースに接続されている各構成要素を統
一的に制御することにより、画像分類装置100として
の様々な機能を実現する。特に、CPUは、画像記録媒
体2に記憶されている画像ファイルに付加されている
(に関する)付帯情報及び付帯情報に関連した関連情報
のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、画像ファイ
ルを複数の分類項目に分類するための分類基準と複数の
分類項目とからなる分類基準情報を作成し、分類基準に
基づいて画像ファイルをハードディスク11に分類する
画像分類処理を行う。
【0047】ここで、付帯情報とは、画像ファイルの画
像データ(情報)に付帯する情報のことであり、具体的
には、画像データに付加されているタグ情報(後述)
や、入力インターフェース部4を介して入力された入力
情報(例えば、撮影者名やテーマタイトル等)や、例え
ばls機能を用いることで検出される画像ファイルのフ
ァイル属性に関する情報や、撮影された画像の内容に関
する情報等のことである。なお、付帯情報として記憶さ
れている内容は、画像撮影装置の機能や撮影時のモード
設定などで異なるが、本発明の性質上、少なくとも1種
類の付帯情報が画像ファイルに記憶されていることとす
る。また、関連情報は、付帯情報を用いて取得される情
報のことであり、例えばタグ情報やファイル属性等の付
帯情報をキーワードとしてインターネット(後述)6上
で検索することで取得され、例えば、撮影地点をキーワ
ードとして取得される地形や施設や周辺環境等の地域情
報や、キーワードに撮影日時も追加して取得される天候
や温度や気温等の天気情報等のことである。具体的に
は、関連情報は、分類基準に関連するファイル名や、分
類基準に関連するURL名や、画像データや、音声デー
タ等のことであり、これら取得された関連情報は例えば
それぞれ対応するテキストファイル、HTMLファイ
ル、画像ファイル、音声ファイルといったファイル形式
で保存される。
【0048】ROMは、例えば、インターフェースに接
続されている各構成要素に対して基本的な入出力を行う
プログラム群であるBios(Basic Input/Output Sys
tem)を記憶している。
【0049】RAMは、画像ファイルの分類のための例
えばハードディスク11に記憶されている一連のプログ
ラム(後述)がCPUにより実行された場合に、これら
プログラムを展開するとともに、上記プログラムの実行
時における各種処理結果等を一時格納するメモリ領域を
備えている。メモリ領域としては、例えば、CPUによ
って画像記録媒体2より抽出された画像ファイルが一時
的に格納される画像ファイル格納領域や、画像ファイル
毎に取得された付帯情報や関連情報が一時的に記憶され
る画像ファイル情報記憶領域や、画像ファイルの分類基
準情報を一時的に記憶するための分類基準記憶領域や、
分類項目に対応して作成されたフォルダ名を一時的に記
憶するための第1フォルダ名記憶領域や、取得されたフ
ォルダ名を一時的に記憶するための第2フォルダ名記憶
領域や、各種プログラム及びこれらプログラムの実行に
必要な諸データのワーク領域等が挙げられる。なお、イ
ンターフェースには、表示部3や入力インターフェース
部4などが電気的に接続されている。
【0050】また、ハードディスク11は、例えば、画
像分類装置100全体を制御するためのシステムプログ
ラムや、画像記録媒体2に記憶された画像ファイルを抽
出するための画像ファイル抽出プログラムや、付帯情報
及び関連情報のうちの少なくとも一方の情報に基づい
て、画像ファイルを複数の分類項目に分類するための分
類基準と複数の分類項目とからなる分類基準情報を作成
するための分類基準作成プログラムや、分類基準情報に
含まれる分類項目に対応するフォルダ名を作成するため
の第1フォルダ名作成プログラムや、作成されたフォル
ダ名を取得するための第1フォルダ名取得プログラム
や、取得されたフォルダ名のフォルダをハードディスク
11内に作成するためのフォルダ新規作成プログラム
や、作成された各フォルダに画像ファイルを分類するた
めの画像ファイル分類プログラムや、第1フォルダ名取
得プログラムの実行により取得されたフォルダ名を画像
ファイルの付帯情報として記憶するためのフォルダ名記
憶プログラムや、記憶されたフォルダ名を取得するため
の第2フォルダ名取得プログラム及びこれらプログラム
の実行に必要な諸データ等を記憶する。
【0051】また、コンピュータ本体1は、例えば通信
手段(例えばモデム;図示略)を備えており、ネットワ
ーク5を介してインターネット6に接続可能となってい
る。これにより、画像ファイルより取得した付帯情報を
キーワードにしてインターネット6上で検索を行うこと
で、その検索結果を関連情報として取得することができ
る。なお、取得された関連情報は、例えばRAMの画像
ファイル情報記憶領域に画像ファイル毎に取得された付
帯情報と対応付けて保存される。
【0052】一方、画像記録媒体2は、例えばデジタル
カメラ等の画像撮影装置(図示略)に設けられる着脱可
能なメモリカードのようなリムーバブルメディアであ
り、この画像撮影装置によって撮影された画像に対応し
て形成される画像データと付帯情報とを有する画像ファ
イルを記憶している。
【0053】ここで、画像ファイルは、そのデータ構造
が、画像分類処理が行われた場合に、画像ファイルが格
納されるフォルダのフォルダ名で、かつ、分類項目に対
応したフォルダ名が、付帯情報として記憶されるデータ
構造となっている。また、この画像ファイルの形式は、
例えばTIFF REV.6.0の付属情報として分類
先情報等を記録させる場合には、例えば図13に示すよ
うなタグが考えられ、TIFFの付属情報の仕様に準拠
した形式で本発明の情報を記録しておくことにより、画
像分類装置で容易に参照することができる。なお、この
場合、分類先のフォルダを3カ所指定しているが、これ
に限られるものではなく任意に設定することができ、同
様にタイプやカウント数も任意に設定することができ
る。また、画像ファイルの形式は、TIFFに限られる
ものではなく、例えばExifIFD等であっても良
い。なお、画像ファイルには、タグ情報として、例え
ば、時間情報(例えば、撮影日時、ファイル作成日時、
ファイル更新日時等)、GPS情報(例えば、緯度、経
度、高度等;後述)、画像撮影装置の機種名、画像ファ
イルの記憶に用いられたソフトウェア名、音声情報等が
付加されている。
【0054】なお、画像撮影装置は、例えば撮影された
画像にタグ情報として付加されるGPS(Global Posit
ioning System)情報を取得するためのGPS受信機
(図示略)を備えている。
【0055】表示部3は、例えばLCD(Liquid Cryst
al Display)等から構成されており、制御部12から出
力され入力された表示制御信号に従って、例えば画像及
びフォルダ等を表示するための表示手段や、画像分類処
理を行う際のGUI(Graphical User Interface)とし
て機能する。
【0056】入力インターフェース部4は、フォルダ名
や例えば撮影者名や画像のテーマタイトル等を入力する
ためのものであり、例えばキーボードやマウスやゲーム
機のコントローラ等から構成されている。
【0057】次に、この画像分類装置100による画像
ファイルを分類する際の画像分類処理ついて図2を参照
して説明する。
【0058】先ず、画像分類装置100の電源が入れら
れると、例えば表示部3に画像転送や画像検索等の初期
メニューが表示される。そして、コンピュータ本体1に
設けられた画像記録媒体セット部(図示略)に画像記録
媒体2がセットされた後、例えば画像転送メニューが入
力インターフェース部の操作によって選択されると、制
御部12は、例えば画像転送の対象となる記録媒体を選
択するための選択メニューを表示部3に表示する。次
に、例えば入力インターフェース部4によって画像記録
媒体2が選択されると、制御部12は、画像記録媒体2
に記憶されている全てのファイルを表示部3に表示させ
る。なお、このとき表示されるファイルは、これらファ
イルが格納されているフォルダ毎にディレクトリ構造を
形成して階層的に表示されるようになっている。
【0059】次に、分類対象となる画像ファイルが格納
されたフォルダを入力インターフェース部4の操作によ
って選択して指定する(ステップS1)。なお、このフ
ォルダの選択指定は、画像転送の対象となる記録媒体が
選択されることによってその記録媒体内に記録されてい
るフォルダが自動的に選択指定されるようにしても良
い。
【0060】次に、制御部12は、画像ファイル抽出処
理を実行し、画像ファイル抽出プログラムの実行により
指定されたフォルダ内の画像ファイルを抽出して(ステ
ップS2)、抽出された画像ファイルを例えば画像ファ
イル格納領域に格納する。具体的には、制御部12は、
前記画像ファイルの拡張子と、例えばハードディスク1
1に保存されている画像データフォーマット又は例えば
JPG、TIF、GIF、BMP等の画像データ用拡張
子を含んだテンプレートとを比較して、一致したものを
画像ファイルと判断して抽出する(図3参照)。なお、
画像ファイルの抽出に、画像データフォーマットとテン
プレートの両方を用いるようにしても良いし、所望のフ
ォーマットのファイルのみが抽出されるように作成され
たテンプレートを用いるようにしても良い。
【0061】そして、制御部12は、付帯情報取得プロ
グラムを実行して、画像ファイル格納領域に格納されて
いる画像ファイルに付加されている付帯情報を画像ファ
イル毎に複数種類取得して(ステップS3)、取得され
た付帯情報を例えば画像ファイル情報記憶領域に記憶す
る。この実施の形態では、付帯情報として、例えば、画
像ファイルのタグ情報から「撮影日時情報」や「GPS
情報」を取得する(図4〜図6参照)。
【0062】さらに、制御部12は、関連情報取得プロ
グラムを実行して、画像ファイルの付帯情報に基づいて
関連情報を取得し、取得された関連情報を例えば画像フ
ァイル情報記憶領域に付帯情報に対応付けて記憶する。
この実施の形態では、関連情報として、例えば「GPS
情報」や「撮影日時情報」をキーワードとしてインター
ネット6上の例えば気象データが保存されているサーバ
内を検索することで「天気情報」を取得する。
【0063】次に、制御部12は、分類基準作成プログ
ラムを実行して、分類対象となる全ての画像ファイルに
対応する付帯情報及び関連情報のうちの少なくとも一方
の情報に基づいて、画像ファイルを複数の分類項目に分
類するための分類基準と複数の分類項目とからなる分類
基準情報を画像ファイル毎に作成して(ステップS
4)、作成された分類基準情報を例えば分類基準記憶領
域に記憶する。具体的には、例えば分類基準が「天気」
である場合、「晴れ」や「曇り」や「雨」や「雪」とい
った「天候」を分類項目とする「天気情報」からなる分
類基準情報を作成し(図4参照)、例えば分類基準を
「撮影日時」とする場合、「2001.01.18」や
「2002.01.18」といった「撮影年月日」を分
類項目とする「撮影日時情報」からなる分類基準情報
(図5参照)や「2000年と2001年」や「200
2年と2003年」といった画像が撮影された「期間」
を分類項目とする「撮影日時情報」からなる分類基準情
報を作成する(図6参照)。
【0064】その後、制御部12は、例えば作成された
各分類基準情報に基づいて分類基準及び分類項目を例え
ば表示部3等に表示して、これら分類基準情報の中から
いずれか一つの分類基準及びその分類基準に対応する分
類項目が例えば入力インターフェース部4等の操作によ
りそれぞれ選択されると、第1フォルダ名作成プログラ
ムを実行して、選択された分類基準情報に基づいて各分
類項目に対応するフォルダ名を作成する(ステップS
5)。なお、作成されたフォルダ名は、例えば第1フォ
ルダ名記憶領域に一旦記憶される。
【0065】なお、フォルダ名は、そのフォルダに格納
される画像ファイルの共通点を表す文字列、すなわち分
類基準情報を判別できるものが作成される。この実施の
形態では、例えばDCF(Design Rule For Camera Fil
e System)規格のDCFディレクトリの命名法に準拠し
てフォルダ名を作成するようになっている。具体的に
は、DCF規格に準拠する場合、例えばハードディスク
11等の記憶手段内に、DCFルートディレクトリとし
てフォルダ名「DCIM」のフォルダ(ディレクトリ)
を作成し、その下にDCFディレクトリの命名法に準拠
したフォルダ名のフォルダを作成することになる。この
とき作成されるフォルダ名は、全部で8文字からなり、
そのうち最初の3文字が100〜999の通し番号と規
定されており、残りの自由文字5文字分に分類基準情報
に基づいた名前が付けられることにより、フォルダ数に
上限が設けられるとともに、その上限より多くなる(を
越える)フォルダの作成が禁止されることになる。な
お、使用される文字には半角英数大文字であるという制
限もある。
【0066】次に、制御部12は、第1フォルダ名取得
プログラムを実行して、それぞれ作成されたフォルダ名
を取得して、第2フォルダ名記憶領域に記憶する。この
とき、制御部12は、フォルダ名記憶プログラムを実行
して、取得されたフォルダ名を画像ファイルの付帯情報
として記憶するようになっている。その後、制御部12
は、フォルダ新規作成プログラムを実行して、第2フォ
ルダ名記憶領域に記憶されたフォルダ名を有するフォル
ダがハードディスク11に存在しているかどうかを判定
する(ステップS6)。ここで、制御部12は、前記フ
ォルダがハードディスク11に存在しないと判定した場
合には(ステップS6;No)、ハードディスク11内
に前記フォルダ名を有するフォルダを作成する。そし
て、制御部12は、分類基準情報に含まれる分類項目に
対応する画像ファイルを分類項目に振り分けることで画
像ファイルを分類していく。具体的には、制御部12
は、画像ファイル分類プログラムを実行して、前記フォ
ルダのフォルダ名が対応する分類項目と、フォルダ内に
格納される画像ファイルの付帯情報及び関連情報のうち
の少なくとも一方の情報が対応する(分類基準情報の)
分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像ファ
イルを振り分けて格納することにより画像ファイルを分
類する。つまり、画像ファイルは、フォルダの分類項目
に対応するフォルダ名に基づいて分類されることにな
る。なお、制御部12は、前記フォルダがハードディス
ク11に存在していると判定した場合には(ステップS
6;Yes)、ステップS8に移行して処理を終了す
る。
【0067】次に、図面を参照して、選択される分類基
準情報に基づく具体的な画像ファイルの分類例を説明す
る。この実施の形態では、例えば、分類基準情報として
「天気情報」が選択された場合をパターン1とし、前記
分類基準情報として「撮影日時情報」が選択された場合
をパターン2として説明する。さらに、このパターン2
においては、分類項目が「撮影年月日」である場合をパ
ターン2Aとし、前記分類項目が「期間」である場合を
パターン2Bとする。
【0068】[パターン1]以下、パターン1について
図4を参照して説明する。このパターン1では、分類基
準である「天気」に基づいて分類項目である「天候」が
同じ画像ファイルをまとめて一つのフォルダに格納する
ようになっている。
【0069】具体的には、分類される前の画像ファイル
として、作成された分類項目である「天候」が「雪」で
ある4つの画像ファイルと、「天候」が「雨」である一
つの画像ファイルと、「天候」が「曇り」である2つの
画像ファイルと、「天候」が「晴れ」である3つの画像
ファイルと、「天候」がはっきりしていない一つの画像
ファイルとが抽出されている。ここで、これら画像ファ
イルをハードディスク11内に分類して保存する場合に
は、ルートディレクトリであるフォルダ名「DCIM」
のフォルダの下位のフォルダとして、「天候」が「雪」
に対応するフォルダ名「100_SNOW」のフォル
ダ、「天候」が「雨」に対応するフォルダ名「101_
RAIN」のフォルダ、「天候」が「曇り」に対応する
フォルダ名「102CLOUD」のフォルダ、「天候」
が「晴れ」に対応するフォルダ名「103_FINE」
のフォルダ、「天候」がはっきりしていないフォルダ名
「104UKNOW」のフォルダを作成して、それぞれ
のフォルダの中に対応する画像ファイルを格納し保存す
る。なお、フォルダ「104UKNOW」のフォルダ名
の「UKNOW」部分は分類先が特定できなかったこと
を示している。
【0070】[パターン2A]次に、パターン2Aにつ
いて図5を参照して説明する。このパターン2Aでは、
分類基準である「撮影日時」に基づいて分類項目である
画像の「撮影年月日」が同じ画像ファイルをまとめて一
つのフォルダに格納するようになっている。
【0071】具体的には、分類される前の画像ファイル
として、作成された分類項目である「撮影年月日」が
「2001.01.18」である5つの画像ファイル
と、分類項目である「撮影年月日」が「2002.0
1.18」である6つの画像ファイルとが抽出されてい
る。ここで、これら画像ファイルをハードディスク11
内に分類して保存する場合には、ルートディレクトリで
あるフォルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォル
ダとして、「撮影年月日」が「2001.01.18」
に対応するフォルダ名「10001A18」のフォル
ダ、「撮影年月日」が「2002.01.18」に対応
するフォルダ名「10102A18」のフォルダを作成
して、それぞれのフォルダの中に対応する画像ファイル
を格納し保存する。なお、フォルダ名「10101A1
8」及び「10102A18」の下5桁の英数字は、
「撮影年月日」に対応して形成されており、この場合、
英字「A」は一月「01」に対応している。また、作成
されるフォルダは、分類項目が選択された画像ファイル
に対応するフォルダのみ作成されるようになっている。
【0072】[パターン2B]次に、パターン2Bにつ
いて図6を参照して説明する。このパターン2Bでは、
パターン2A同様の分類基準である「撮影日時」に基づ
いて、分類項目を画像が撮影された「期間(例えば2年
間)」として、「期間」内に撮影され作成された画像フ
ァイルをまとめて一つのフォルダに格納するようになっ
ている。
【0073】具体的には、図6(a)に示すように、分
類される前の画像ファイルとして、作成された分類項目
である「撮影年」が「2000年」に対応する3つの画
像ファイルと、「撮影年」が「2001年」に対応する
2つの画像ファイルと、「撮影年」が「2002年」に
対応する5つの画像ファイルとが抽出されている。ここ
で、これら画像ファイルをハードディスク11内に分類
して保存する場合には、ルートディレクトリであるフォ
ルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとし
て、「撮影年」が「2000年」と「2001年」に対
応する画像ファイルを格納するためのフォルダ名「10
0_0001」のフォルダと、「撮影年」が「2002
年」と「2003年」に対応する画像ファイルを格納す
るためのフォルダ名「101_0203」のフォルダと
を例えばハードディスク11内に作成して、それぞれの
フォルダの中に対応する画像ファイルを格納し保存す
る。また、例えば図6(b)に示すように、新たな画像
ファイルを分類する必要が生じた場合、分類される画像
ファイルに対応するフォルダが既に作成されているとき
にはそのフォルダ内に前記画像ファイルを格納すること
になる一方で、対応するフォルダが作成されていない場
合には、画像ファイルに対応するフォルダを前記二つの
フォルダと同じ分類基準情報に基づいて新たに作成した
後、そのフォルダ内に前記画像ファイルを格納する。具
体的には、図6(b)においては、「撮影年」が「19
99年」の画像ファイルに対応するフォルダは作成され
ていないため、「撮影年」が「1998年」と「199
9年」に対応する画像ファイルを格納するためのフォル
ダ名「102_9899」のフォルダを作成して、その
フォルダ内に「撮影年」が「1999年」の画像ファイ
ル(ファイル名「oooo0009.JPG」の画像フ
ァイル)を格納する。なお、フォルダ名「100_00
01」、「101_0203」及び「102_989
9」の下4桁の数字は、「撮影年」の下二桁の数字を順
に並べたものとなっている。
【0074】以上のように、この第1の実施の形態の画
像分類装置100によれば、画像記録媒体2から抽出さ
れた画像ファイルの画像データに付帯する付帯情報(例
えば、GPS情報等)及び付帯情報に関連した関連情報
(例えば、天気情報等)のうちの少なくとも一方の情報
に基づいて、画像ファイルを複数の分類項目(例えば、
「晴れ」や「曇り」等)に分類するための分類基準(例
えば、「天気」等)と複数の分類項目とからなる分類基
準情報(例えば、「天気情報」等)を作成し、分類基準
情報の分類項目に対応して作成され取得されたフォルダ
名(例えば、フォルダ名「103_FINE」等)のフ
ォルダがハードディスク11内に存在しない場合、ハー
ドディスク11内にフォルダ名を有するフォルダを作成
し、ハードディスク11のフォルダのフォルダ名が対応
する分類項目(例えば、「晴れ」等)と、フォルダ内に
格納される画像ファイルの付帯情報及び関連情報のうち
の少なくとも一方の情報が対応する分類項目(例えば、
「晴れ」等)とが一致するように、各フォルダに各画像
ファイルを振り分けて格納することにより画像ファイル
を分類する。つまり、画像ファイルの分類に余計な手間
や時間をかけることなく、分類基準情報(例えば、「天
気情報」)に含まれる分類項目(例えば、「晴れ」等)
が等しいものどうしがひとまとまりとなるように画像フ
ァイルを分類することができる。さらに、フォルダの分
類項目に対応するフォルダ名(例えば、フォルダ名「1
03_FINE」等)に基づいて画像ファイルを分類す
ることができる。従って、分類後にフォルダ名(例え
ば、フォルダ名「103_FINE」等)からそのフォ
ルダ内に格納された画像ファイルを類推でき、所望画像
の検索を容易にすることができる。また、分類基準情報
を複数(例えば、3つ)作成し、これら複数の分類基準
情報の中から画像ファイルの分類に用いる分類基準情報
を選択し、選択された分類基準情報に基づいて画像ファ
イルを分類するので、画像ファイルの分類後のユーザに
よる画像検索が容易となるように所望の分類基準情報に
基づいて画像ファイルを分類することができる。さら
に、ハードディスク11に作成されるフォルダ数に上限
を設け、フォルダ数の上限より多くなるフォルダの作成
を禁止しているので、フォルダ数が必要以上に増えすぎ
ることがなくなり、分類後のフォルダの閲覧や所望画像
の検索を容易にすることができる。
【0075】また、フォルダ名記憶プログラムを実行し
て、取得されたフォルダ名を画像ファイルの付帯情報と
して記憶するので、画像ファイルを参照してその画像フ
ァイルが分類されるフォルダ名を認識することができ
る。また、例えば、ハードディスク11の容量不足等の
理由により画像ファイルの分類ができなかったり、ユー
ザが意図的に分類後の画像ファイルの転送作業を行わな
かったりして、分類作業を後回しにした画像ファイルの
分類を再度行う必要が生じた場合に、画像ファイルを元
にフォルダ名を再度作成する必要がなく、第2フォルダ
名取得プログラムを実行して記憶されたフォルダ名を取
得するととにより、前記フォルダ名に基づいて分類する
ことができる。従って、分類項目が等しいものどうしが
ひとまとまりとなるように画像ファイルが分類され、分
類後の所望画像の検索を容易にすることができる。
【0076】なお、上記実施の形態では、分類基準情報
を「天気情報」もしくは「撮影日時情報」としたが、こ
れに限られるものではなく、例えば分類基準情報が「撮
影者情報」であっても良く、例えば、分類基準を「撮影
者」とし、分類基準に基づいて分類項目となる「撮影者
名」が同じ画像ファイルをまとめて一つのフォルダに格
納するようにしても良い。具体的には、例えば図7
(a)に示すように、画像ファイルの分類の際にルート
ディレクトリであるフォルダ名「DCIM」のフォルダ
の下位のフォルダとして、分類項目である「撮影者名」
が「太郎」に対応する画像ファイルを格納するためのフ
ォルダ名「100_TARO」のフォルダと、「撮影者
名」が「次郎」に対応するフォルダ名「101_JIR
O」のフォルダと、「撮影者名」が「三郎」に対応する
フォルダ名「102_SABU」のフォルダとを例えば
ハードディスク11内に作成して、「撮影者名」が「太
郎」に対応する4つの画像ファイルをフォルダ名「10
0_TARO」のフォルダ内に格納し、「撮影者名」が
「次郎」に対応する3つの画像ファイルをフォルダ名
「101_JIRO」のフォルダ内に格納し、「撮影者
名」が「三郎」に対応する一つの画像ファイルをフォル
ダ名「102_SABU」のフォルダ内に格納してい
る。ここで、例えば図7(b)に示すように、「撮影者
名」が「花子」に対応する画像ファイルを分類する必要
が生じた場合、分類される画像ファイルに対応するフォ
ルダは作成されていないため、前記3つのフォルダと同
じ分類基準に基づいて「撮影者名」が「花子」に対応す
るフォルダ名「103_HANA」のフォルダを新たに
作成して、そのフォルダ名「103_HANA」のフォ
ルダ内に「撮影者名」が「花子」に対応する画像ファイ
ル(ファイル名「cccc0002.JPG」の画像フ
ァイル)を格納する。
【0077】なお、上記実施の形態では、分類基準情報
の選択が入力インターフェース部4を介してユーザによ
り行われるようにしたが、これに限られるものではな
く、例えば分類後の各フォルダ内の画像ファイル数のバ
ラツキが最も小さくなるような分類基準情報を制御部1
2が自動的に選択して行うようにしても良い。
【0078】<変形例1>変形例1について、図8を参
照して説明する。この変形例1の画像分類装置は、画像
ファイルの分類の際に用いた関連情報(分類基準情報の
一部)を、分類された画像ファイルと同じフォルダに保
存するようになっている。具体的には、画像分類装置
が、例えばGPS情報に基づき作成された「撮影地情
報」に基づいて画像ファイルの分類を行う場合に、GP
S情報を利用して取得される分類項目となる「撮影地」
の情報(例えば、地名に対応する国旗の画像ファイル
等;関連情報)を前記分類項目に対応するフォルダ名の
フォルダ毎に格納する。
【0079】例えば図8に示すように、分類基準である
「撮影した国(撮影地)」が同じ画像ファイルをまとめ
て一つのフォルダに分類する場合に、分類される前の画
像ファイルとして、分類項目である「国名(地名)」が
「日本」である3つの画像ファイルと、「国名」が「韓
国」である2つの画像ファイルと、「国名」が「中国」
である2つの画像ファイルと、「国名」が「アメリカ」
である4つの画像ファイルとが抽出されている。ここ
で、これら画像ファイルをハードディスク11内に分類
して保存する場合には、ルートディレクトリであるフォ
ルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとし
て、例えば、「国名」が「日本」に対応するフォルダ名
「100_JPN」のフォルダ、「国名」が「韓国」に
対応するフォルダ名「101_KOR」のフォルダ、
「国名」が「中国」に対応するフォルダ名「102_C
HN」のフォルダ、「国名」が「アメリカ」に対応する
フォルダ名「103_USA」のフォルダを作成して、
それぞれのフォルダの中に対応する画像ファイル及び
「撮影地」の情報として国旗の画像データを格納し保存
する。具体的には、例えば、「日本」に対応するフォル
ダにはファイル名「Japan_flag.gif」で
ある国旗の画像ファイルを格納し、「韓国」に対応する
フォルダにはファイル名「Koria_flag.gi
f」である国旗の画像ファイルを格納し、「中国」に対
応するフォルダにはファイル名「China_fla
g.gif」である国旗の画像データを格納し、「アメ
リカ」に対応するフォルダにはファイル名「USA_f
lag.gif」である画像ファイルを格納する。これ
ら国旗の画像ファイルは、サムネイル形式で格納されて
おり、各フォルダが選択されることによりそのフォルダ
に格納されている国旗の画像ファイルが表示部3に表示
されるようになっている。
【0080】なお、各国旗の画像ファイルに設けられて
いるファイル名(例えば、ファイル名「Japan_f
lag.gif」等)は、例えばDCF規格に準拠した
方法、すなわち、画像ファイルのフォーマットや拡張子
やファイル名等を準拠させる方法で作成されており、こ
れにより、例えばDCFに準拠した画像分類装置によっ
て分類された画像ファイルの閲覧及び画像検索を行うこ
とが可能となっている。
【0081】以上のように、この変形例1の画像分類装
置によれば、画像ファイルの分類の際に用いた「撮影
地」の情報(例えば、ファイル名「Japan_fla
g.gif」の日本の国旗の画像ファイル等)を、分類
された画像ファイルと同じフォルダ(例えば、フォルダ
名「100_JPN」のフォルダ)に保存するので、画
像ファイルの分類後に、「撮影地」の情報を参照するこ
とでフォルダ内に格納されている画像ファイルの分類項
目を判別でき、例えば画像ファイルを用いた自分史の作
成やアルバムとしての整理等を容易に行うことができ
る。
【0082】なお、この変形例1では、「GPS情報」
に関連して作成された「撮影地情報」に基づいて画像フ
ァイルの分類を行う場合に、分類基準を「撮影した国
(撮影地)」としたが、これに限られるものではなく、
分類基準はGPS情報から導出されるものであれば任意
である。例えば分類基準を北緯50度〜51度、高度8
00m〜高度900mといった範囲内としても良いし、
前記範囲を限定することにより分類項目が「地域」毎と
なるようにしても良い。また、分類基準情報の一部とし
て、各国の国旗の画像ファイルをそれぞれが対応するフ
ォルダ名のフォルダ内に保存するようにしたが、これに
限られるものではなく、例えば国旗の画像ファイルに加
えて各国をイメージ可能な音楽(例えば、国歌等)等の
音声ファイルも保存して、画像の閲覧時に選択されたフ
ォルダに対応する音楽を流すようにしても良い。さら
に、国旗(例えば、日本、韓国、中国、アメリカ等;図
8参照)の画像データの取得は、インターネット6上か
らの取得に限られるものではなく、例えば画像分類装置
のハードディスク11内に各国旗の画像データを記憶し
ていて、このハードディスク11から取得するようにし
ても良い。
【0083】[第2の実施の形態]以下、第2の実施の
形態について、図9を参照して説明する。
【0084】上記第1の実施の形態の画像分類装置で
は、画像ファイルの分類を選択された1つの分類基準情
報に基づいて行うようにしたが、この第2の実施の形態
の画像分類装置は、複数の分類基準情報(例えば、「撮
影日時情報」及び「撮影者情報」)に基づいて行うよう
になっている。なお、分類基準情報が複数である場合、
画像ファイルの分類に使用した分類基準情報を表す文字
列を含ませることが不可能であったり、フォルダ名だけ
では分類基準情報を判別するのに不十分であったりする
虞がある。この場合には、各フォルダ内に格納される画
像ファイルの「分類基準に関する情報」(例えば、「撮
影年月日」及び「撮影者名」が記されている文書ファイ
ル等の情報)を作成し、前記「分類基準に関する情報」
を特定できる文字列(例えば、前記文書ファイルのファ
イル名例えば「INFO100.DAT」等)からなる
フォルダ名を作成するとともに、そのフォルダ名を有す
るフォルダ内に前記「分類基準に関する情報」を格納す
るようになっている。これにより、画像ファイルの分類
に使用された分類基準情報を簡単に特定することができ
る。
【0085】具体的には、分類される前の画像ファイル
として、分類項目である「撮影年月日」と「撮影者名」
が各々「2000.01.18」と「太郎」に対応する
2つの画像ファイルと、「撮影年月日」と「撮影者名」
が各々「2000.01.18」と「次郎」に対応する
1つの画像ファイルと、「撮影年月日」と「撮影者名」
が各々「2001.01.18」と「次郎」に対応する
2つの画像ファイルと、「撮影年月日」と「撮影者名」
が各々「2002.01.18」と「太郎」に対応する
3つの画像ファイルと、「撮影年月日」と「撮影者名」
が各々「2002.01.18」と「花子」に対応する
2つの画像ファイルとが抽出されている。
【0086】ここで、これら画像ファイルをハードディ
スク11内に分類する場合には、ルートディレクトリで
あるフォルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォル
ダとして、「撮影年月日」が「2000.01.18」
であり「撮影者名」が「太郎」に対応する画像ファイル
を格納するためのフォルダ名「100_INFO」のフ
ォルダ、「撮影年月日」が「2001.01.18」で
あり「撮影者名」が「次郎」に対応するフォルダ名「1
01_INFO」のフォルダ、「撮影年月日」が「20
02.01.18」であり「撮影者名」が「太郎」に対
応するフォルダ名「102_INFO」のフォルダ、
「撮影年月日」が「2002.01.18」であり「撮
影者名」が「花子」に対応するフォルダ名「103_I
NFO」のフォルダを作成して、それぞれのフォルダの
中に対応する画像ファイル及び「分類基準に関する情
報」として「撮影年月日」及び「撮影者名」が記されて
いる文書ファイルを格納し保存する。具体的には、例え
ば、フォルダ名「100_INFO」のフォルダには、
ファイル名「INFO100.DAT」であり「撮影年
月日:2000.01.18」と「撮影者:TARO」
とが記された文書ファイルを格納し、フォルダ名「10
1_INFO」のフォルダには、ファイル名「INFO
101.DAT」であり「撮影年月日:2001.0
1.18」と「撮影者:JIRO」とが記された文書フ
ァイルを格納し、フォルダ名「102_INFO」のフ
ォルダには、ファイル名「INFO102.DAT」で
あり「撮影年月日:2002.01.18」と「撮影
者:TARO」とが記された文書ファイルを格納し、フ
ォルダ名「103_INFO」のフォルダには、ファイ
ル名「INFO103.DAT」であり「撮影年月日;
2002.01.18」と「撮影者:HANAKO」と
が記された文書ファイルを格納する。
【0087】以上のように、この第2の実施の形態の画
像分類装置によれば、作成された複数の分類基準情報に
基づいて画像ファイルの分類を行うので、画像ファイル
の分類をより詳細に行うことができ、分類後の所望画像
の検索を容易にすることができる。
【0088】なお、上記第2の実施の形態の画像分類装
置では、複数の分類基準情報が共に等しいものどうしを
同じフォルダに分類するようにしたが、これに限られる
ものではなく、例えば画像ファイルの分類を分類基準情
報毎に両方とも行うようにしても良い。具体的には、例
えば図10に示すように、ルートディレクトリであるフ
ォルダ名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとし
て、分類基準情報を「撮影日時情報」とし、分類項目で
ある「撮影年月日」が「2000.01.18」に対応
する画像ファイルを格納するためのフォルダ名「100
00A18」のフォルダ、「撮影年月日」が「200
1.01.18」に対応するフォルダ名「10102A
18」のフォルダ、「撮影年月日」が「2002.0
1.18」に対応するフォルダ名「10202A18」
のフォルダを作成するとともに、分類基準情報を「撮影
者」とし、分類項目である「撮影者名」が「太郎」に対
応する画像ファイルを格納するためのフォルダ名「10
3_TARO」のフォルダと、「撮影者名」が「次郎」
に対応するフォルダ名「104_JIRO」のフォルダ
と、「撮影者情報」が「花子」に対応するフォルダ名
「105_HANA」のフォルダをそれぞれ作成し、そ
れぞれのフォルダの中に対応する画像ファイルを格納し
保存する。なお、各画像ファイルを格納する方法として
は、具体的には、例えば分類項目が「撮影年月日」に対
応するフォルダに画像ファイル自体を格納する一方で、
例えば分類項目が「撮影者名」に対応するフォルダに画
像ファイルのコピーを格納するようになっている。この
ように、両分類基準情報について全ての画像ファイルが
一つずつ両フォルダに分類されることになり、所望画像
の検索をどちらの分類基準情報に対応するフォルダ名を
有するフォルダからも行うことができる。
【0089】なお、分類基準情報が複数ある場合の画像
ファイルの分類パターンは、上記実施の形態で例示され
たものに限られるものではなく、例えば、先ず、分類基
準情報を「撮影日付情報」として画像ファイルの分類を
行った後、さらに、作成された分類基準情報が「撮影日
付情報」に対応するフォルダ毎に、分類基準情報を「撮
影者」とする画像ファイルの分類を行うことにより、こ
れらフォルダが階層構造となるような画像ファイルの分
類を行うようにしても良い。さらに、上記第2の実施の
形態では、分類項目が「撮影年月日」に対応するフォル
ダには画像ファイル自体を格納し、分類項目が「撮影者
名」に対応するフォルダには画像ファイルのコピーを格
納するようにしたが、これに限られるものではなく、例
えば上記画像ファイル自体及びコピーがそれぞれ反対の
分類項目に対応するフォルダに格納されても良いし、例
えば分類項目が「撮影者名」であるフォルダには画像フ
ァイルのコピーの代わりにリンクを張るようにしても良
いし、画像ファイル自体を両フォルダとは別のフォルダ
に格納して両フォルダともに画像ファイルのリンクを張
るようにしても良い。
【0090】[第3の実施の形態]以下、第3の実施の
形態について、図11を参照して説明する。
【0091】この第3の実施の形態の画像分類装置は、
フォルダに格納される画像ファイル数に上限を設け、各
フォルダに画像ファイル数の上限より多くなる(を越え
る)画像ファイルが格納されるのを禁止しており、具体
的には、フォルダ内に格納される画像ファイル数が上限
(一定数)より多くなった(を越えた)場合に、画像フ
ァイルが格納されるフォルダを新たに作成して、これら
フォルダに分類項目に振り分けられる画像ファイルを分
散して格納するようになっている。
【0092】すなわち、画像分類装置は、そのハードデ
ィスク11内に、フォルダの第1のフォルダ名と区別さ
れる第2のフォルダ名を作成する第2フォルダ名作成プ
ログラムと、第2のフォルダ名を有するフォルダ内に、
画像ファイル数が一定数(例えば、10000)より多
くなった(を越えた)第1のフォルダ名を有するフォル
ダ内の一定数より多くなった(を越えた)分の画像ファ
イルを格納して分類する第2画像ファイル分類プログラ
ムとを備えている。なお、フォルダ内の画像ファイル数
の検知は、例えば制御部12のls機能を用いて行わ
れ、このとき、制御部12は、ファイル数検知手段とし
て機能する。
【0093】そして、例えば、制御部12は、例えばl
s機能にてカウントされるフォルダ名「100TARO
0」のフォルダ内の画像ファイル数が例えば10000
より多くなったと判定した場合、第2フォルダ名作成プ
ログラムを実行して、分類基準情報の第1のフォルダ名
に対応する分類項目である「撮影者名」に基づいてフォ
ルダ名「111TARO1」をハードディスク(記憶手
段)11内に作成し、さらに、第2フォルダ名作成プロ
グラムの実行により作成されたフォルダ名「111TA
RO1」を有するフォルダを作成した際に、第2画像フ
ァイル分類プログラムを実行して画像ファイルを各フォ
ルダに分類するようになっている。
【0094】次に、この実施の形態の画像分類装置にお
ける具体的な画像ファイルの分類例について説明する。
【0095】例えば図11(a)に示すように、画像フ
ァイルの分類の際にルートディレクトリであるフォルダ
名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとして、例
えば、分類項目である「撮影者名」が「太郎」に対応す
る画像ファイルを格納するためのフォルダ名「100T
ARO0」のフォルダや、「撮影者名」が「次郎」に対
応するフォルダ名「101JIRO0」のフォルダや、
「撮影者名」が「花子」に対応するフォルダ名「110
HANA0」のフォルダ等を例えばハードディスク11
内に作成して、それぞれのフォルダの中に対応する画像
ファイルを格納している。
【0096】そして、例えば図11(b)に示すよう
に、「撮影者名」が「太郎」に対応する2つの画像ファ
イルを分類する必要が生じた場合、フォルダ名「100
TARO0」のフォルダ内には既に9999個の画像フ
ァイルが格納されているため、画像ファイルを二つとも
格納すると画像ファイル数が10000より多くなる。
そこで、制御部12は、フォルダ名「100TARO
0」のフォルダ内に例えばファイル名「IMG_999
9.JPG」の画像ファイルのみを格納するとともに、
第2フォルダ名作成プログラム及び第2画像ファイル分
類プログラムを実行して、新たに作成されたフォルダ名
「111TARO1」のフォルダ内にファイル名「IM
G_0000.JPG」の画像ファイルを格納する。
【0097】以上のように、この第3の実施の形態の画
像分類装置によれば、例えば制御部12にてカウントさ
れるフォルダ名「100TARO0」のフォルダ内の画
像ファイル数が10000より多くなった場合、第2フ
ォルダ名作成プログラムの実行によりフォルダ名「10
0TARO0」のフォルダのフォルダ名と区別されるフ
ォルダ名「111TARO1」を分類項目である「撮影
者名」に基づいて作成し、作成されたフォルダ名「11
1TARO1」を有するフォルダを作成した際に、フォ
ルダ名「111TARO1」を有するフォルダ内に、画
像ファイル数が10000より多くなったフォルダ名
「100TARO0」のフォルダ内の10000より多
くなった分のファイル名「IMG_0000.JPG」
の画像ファイルを格納して分類するので、各フォルダ内
の画像ファイル数が必要以上に増えすぎることがなくな
り、フォルダ内の画像ファイルの閲覧や分類後の所望画
像の検索を容易にすることができる。
【0098】<変形例3>以下、変形例3について、図
12を参照して説明する。
【0099】この変形例3の画像分類装置は、上記第2
フォルダ名作成プログラム及び第2画像ファイル分類プ
ログラムの代わりに、フォルダと別の分類基準情報に基
づいて第3の(別の)フォルダ名を複数作成する第3フ
ォルダ名作成プログラムと、格納される画像ファイルの
数が一定数より多くなる(を越える)フォルダに格納さ
れるべき画像ファイルを再分類する第3の画像ファイル
分類プログラムとをハードディスク11内に備えてい
る。
【0100】具体的には、例えば、制御部12は、例え
ばls機能にてカウントされるフォルダ名「100_2
000」のフォルダ内の(一つの分類項目に振り分けら
れる)画像ファイル数が例えば10000より多くなっ
たと判定した場合、第3フォルダ名作成プログラムを実
行して、分類基準情報のフォルダ名「100_200
0」に対応する分類項目(一つの分類項目)とは異なる
別の分類項目である「撮影年月」に基づいてフォルダ名
(例えば、「1002000A」〜「1002000
L」)を作成し、さらに、第3フォルダ名作成プログラ
ムの実行により作成されたフォルダ名を有するフォルダ
を作成した際に、作成されたフォルダのフォルダ名が対
応する分類項目(別の分類基準情報に含まれる各分類項
目)である「撮影年月」と、フォルダ内に格納される画
像ファイルが振り分けられた分類項目とが一致するよう
に、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納する
ことにより、振り分けられ格納される画像ファイルの数
が10000より多くなるフォルダ(分類項目)に振り
分けられ格納されるべき画像ファイルを再分類するよう
になっている。
【0101】次に、この変形例3の画像分類装置におけ
る具体的な画像ファイルの分類例について説明する。
【0102】例えば図12(a)に示すように、画像フ
ァイルの分類の際にルートディレクトリであるフォルダ
名「DCIM」のフォルダの下位のフォルダとして、例
えば、分類項目である「撮影年」が「2000年」に対
応する画像ファイル(図12(c)参照)を格納するた
めのフォルダ名「100_2000」のフォルダを例え
ばハードディスク11内に作成して、それぞれのフォル
ダの中に対応する画像ファイルを格納している。
【0103】そして、例えば図12(b)に示すよう
に、「撮影年」が「2000年」に対応するファイル名
「NEW_0000.JPG」の画像ファイルを分類す
る必要が生じた場合、フォルダ名「100_2000」
のフォルダ内には既に10000個の画像ファイルが格
納されているため、画像ファイルを格納するとフォルダ
内の画像ファイル数が10000より多くなる。そこ
で、制御部12は、第3フォルダ名作成プログラム及び
第3画像ファイル分類プログラムを実行して、画像ファ
イルの分類項目が「撮影年月」に対応する各画像ファイ
ルを格納するためのフォルダ名「1002000A」〜
「1002000L」のフォルダを作成して、それぞれ
のフォルダ内に対応する画像ファイルを分類し保存す
る。なお、前記ファイル名「NEW_0000.JP
G」の画像ファイルは、「撮影月」が「10月」である
ため、分類項目が「2000年10月」に対応するフォ
ルダ名「1102000J」のフォルダ内に格納され
る。また、フォルダ名「1002000A」〜「100
2000L」の下1桁の英字は、「撮影月」に対応して
形成されており、この場合、英字「A」〜「L」は順に
「1月」〜「12月」に対応している。なお、図12に
おいて、フォルダ名「1002000L」のフォルダの
図示を省略している。
【0104】このように、フォルダ名「1002000
A」〜「1002000L」のフォルダに格納される画
像ファイル数を低減するように画像ファイルが再分類さ
れ、フォルダ名「1002000A」〜「100200
0L」フォルダ内の画像ファイル数が必要以上に増えす
ぎることがなくなる。従って、分類後の各フォルダ内の
画像ファイルの閲覧や所望画像の検索を容易にすること
ができる。
【0105】なお、上記実施の形態において、第1フォ
ルダ名取得プログラムの実行により取得されたフォルダ
名を例えばハードディスク11内に設けられたフォルダ
名データベース(図示略)に登録して、例えば「過去作
成したフォルダ名を見る」といった選択機能を付加する
ようにしても良い。具体的には、例えばハードディスク
11内には、第1フォルダ名取得プログラムの実行によ
り取得されたフォルダ名フォルダ名データベースに登録
するためのフォルダ名登録プログラムと、フォルダ名デ
ータベースに登録されたフォルダ名の中から選択された
フォルダ名を取得するための第3フォルダ名取得プログ
ラムとが備えられている。これにより、フォルダ名登録
プログラムの実行により取得されたフォルダ名をフォル
ダ名データベースに蓄積でき、その後画像ファイルの分
類の際に、例えば「過去作成したフォルダ名を見る」機
能が例えば入力インターフェース部4によって選択され
ることにより、フォルダ名データベースに登録されてい
るフォルダ名を例えば表示部3等に表示して、フォルダ
名データベースに登録されている所望のフォルダ名を選
択して利用することができる。なお、ハードディスク1
1内にフォルダ名データベースを設けるようにしたが、
これに限られるものではなく、例えば他の記憶手段やイ
ンターネット6上のサーバ等に設けるようにしても良
い。
【0106】さらに、上記実施の形態では、分類基準情
報に含まれる分類項目に対応して作成されたフォルダ名
やフォルダ名データベースに登録されているフォルダ名
を取得するようにしたが、これに限られるものではな
く、例えば「新規にフォルダ名を作成する」といった機
能を付加して、入力インターフェース部4によって入力
された任意のフォルダ名を取得するようにしても良い。
具体的には、例えばハードディスク11内には、入力さ
れたフォルダ名を取得するための第4フォルダ名取得プ
ログラムが備えられており、例えば「新規にフォルダ名
を作成する」機能が例えば入力インターフェース部4に
よって選択された際に、第4フォルダ名取得プログラム
を実行して、新規フォルダ名の入力画面(図示略)を例
えば表示部3等に表示しフォルダ名の入力を受け付け、
入力されたフォルダ名を取得する。これにより、入力さ
れた所望のフォルダ名に基づいて画像ファイルを分類す
ることができる。
【0107】なお、上記実施の形態では、各分類項目に
対応して画像ファイル毎にフォルダ名を一つ作成し、作
成されたフォルダ名を取得するようにしたが、これに限
られるものではなく、制御部12は、各分類項目のうち
の少なくとも一つの分類項目に基づいて、候補となる複
数のフォルダ名を作成し、これら複数のフォルダ名の中
から選択されたいずれかのフォルダ名を取得するように
しても良い。これにより、選択された所望のフォルダ名
のフォルダ内に画像ファイルを分類することができ、分
類後の所望画像の検索を容易にすることができる。ま
た、フォルダ名の選択は、候補となる複数のフォルダ名
を例えば表示部3等に表示して例えば入力インターフェ
ース部4等が操作されることにより行われる。
【0108】なお、上記実施の形態において、画像ファ
イルを複数の分類基準情報を用いて分類する際に、付帯
情報と関連情報とのそれぞれから作成された分類基準情
報を複数用いるようにしても良い。また、画像分類装置
を具備させうる装置としては、例えば、パーソナルコン
ピュータやワークステーションやゲーム機のコンピュー
タ、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の画像撮
影装置、携帯情報端末(PDA)、携帯電話等の移動通
信体、スキャナ等の画像読取装置等が挙げられる。さら
に、第1及び第2の記憶手段をそれぞれ異ならせる構成
としたが、これに限られるものではなく、第1及び第2
の記憶手段が同じものからなる構成としても良く、例え
ば両記憶手段をハードディスクで構成して、ハードディ
スク11内に記憶されている画像ファイルの分類をハー
ドディスク11内にて行うようにしても良い。加えて、
関連情報をインターネット6上で検索を行うことにより
取得するようにしたが、これに限られるものではなく、
例えば画像の内容に関するデータと比較可能な画像内容
に関する各種テンプレート(テーブル)をハードディス
ク11等に設け、それらを比較することで取得するよう
にしても良い。具体的には、例えば「天気情報」を取得
する際に、取得された画像の内容に関するデータと比較
するための天気に関するテンプレートを例えばハードデ
ィスク11内に設けるようにしても良い。
【0109】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、画像ファ
イルに付帯する付帯情報と、付帯情報を用いて取得され
る付帯情報に関連した関連情報とのうちの少なくとも一
方の情報に基づいて、画像ファイルを複数の分類項目に
分類するための分類基準と複数の分類項目とからなる分
類基準情報を作成し、付帯情報及び関連情報とのうちの
少なくとも一方の情報が分類基準情報に含まれる分類項
目に対応する画像ファイルを前記分類項目に振り分ける
ことで画像ファイルを分類する。つまり、画像ファイル
の分類に余計な手間や時間をかけることなく、分類基準
情報に含まれる分類項目が等しいものどうしがひとまと
まりとなるように画像ファイルを分類することができ
る。従って、分類後の所望画像の検索を容易にすること
ができる。
【0110】請求項2記載の発明によれば、分類基準情
報を複数作成し、これら複数の分類基準情報の中から画
像ファイルの分類に用いる分類基準情報を選択し、選択
された分類基準情報に基づいて画像ファイルを分類する
ので、画像ファイルの分類後のユーザによる画像検索が
容易となるように所望の分類基準情報に基づいて画像フ
ァイルを分類することができる。
【0111】請求項3記載の発明によれば、分類基準情
報の分類項目に対応するフォルダ名を作成し、フォルダ
名を有するフォルダを記憶手段に作成し、フォルダのフ
ォルダ名が対応する分類項目と、フォルダ内に格納され
る画像ファイルの付帯情報及び関連情報のうちの少なく
とも一方の情報が対応する分類項目とが一致するよう
に、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納する
ので、フォルダの分類項目に対応するフォルダ名に基づ
いて画像ファイルを分類することができる。従って、分
類後にフォルダ名からそのフォルダ内に格納された画像
ファイルを類推でき、画像検索を容易にすることができ
る。
【0112】請求項4記載の発明によれば、記憶手段に
作成されるフォルダ数に上限を設け、フォルダに格納さ
れる画像ファイル数に上限を設け、フォルダ数の上限を
越えるフォルダの作成を禁止するとともに、作成された
各フォルダに画像ファイル数の上限を越える画像ファイ
ルが格納されるのを禁止するので、フォルダ数やフォル
ダ内の画像ファイル数が必要以上に増えすぎることがな
くなり、分類後のフォルダ及びフォルダ内の画像ファイ
ルの閲覧や所望画像の検索を容易にすることができる。
【0113】請求項5記載の発明によれば、一つの分類
項目に振り分けられる画像ファイルの数が、画像ファイ
ル数の上限を越える場合には、分類項目に対応するとと
もに、互いに異なるフォルダ名を複数作成し、これらフ
ォルダ名を有するフォルダをそれぞれ記憶手段に作成
し、これらフォルダに、分類項目に振り分けられる画像
ファイルを分散して格納する。つまり、各フォルダ内の
画像ファイル数を低減するように画像ファイルが分散さ
れて格納され、分類後の所望画像の検索を容易にするこ
とができる。
【0114】請求項6記載の発明によれば、一つの分類
項目に振り分けられる画像ファイルの数が、前記画像フ
ァイル数の上限を越える場合には、一つの分類項目に対
応する画像ファイルを分類項目を含む分類基準情報とは
異なる別の分類基準情報に基づいて別の分類基準情報に
含まれる各分類項目に振り分けるとともに、別の分類基
準情報に含まれる分類項目に対応するフォルダ名を作成
し、フォルダ名を有するフォルダを記憶手段に作成し、
作成されたフォルダのフォルダ名が対応する分類項目
と、フォルダ内に格納される画像ファイルが振り分けら
れた分類項目とが一致するように、各フォルダに各画像
ファイルを振り分けて格納することにより、振り分けら
れる画像ファイルの数が、画像ファイル数の上限を越え
る分類項目に振り分けられた画像ファイルを再分類す
る。つまり、各フォルダ内の画像ファイル数を低減する
ように画像ファイルが再分類され、分類後の所望画像の
検索を容易にすることができる。
【0115】請求項7記載の発明によれば、第1の記憶
手段に記憶された画像ファイルを抽出し、画像ファイル
を構成する画像情報に付帯する付帯情報及び付帯情報を
用いて取得される付帯情報に関連した関連情報のうちの
少なくとも一方の情報に基づいて、画像ファイルを複数
の分類項目に分類するための分類基準と複数の分類項目
とからなる分類基準情報を作成し、分類基準情報の分類
項目に対応して作成され取得されたフォルダ名のフォル
ダが第2の記憶手段内に存在しない場合、第2の記憶手
段内にフォルダ名を有するフォルダを作成し、第2の記
憶手段のフォルダのフォルダ名が対応する分類項目と、
フォルダ内に格納される画像ファイルの付帯情報及び関
連情報のうちの少なくとも一方の情報が対応する分類項
目とが一致するように、各フォルダに各画像ファイルを
振り分けて格納することにより画像ファイルを分類す
る。つまり、画像ファイルの分類に余計な手間や時間を
かけることなく、分類基準情報に含まれる分類項目が等
しいものどうしがひとまとまりとなるように画像ファイ
ルを分類することができる。さらに、フォルダの分類項
目に対応するフォルダ名に基づいて画像ファイルを分類
することができる。従って、分類後にフォルダ名からそ
のフォルダ内に格納された画像ファイルを類推でき、所
望画像の検索を容易にすることができる。
【0116】請求項8記載の発明によれば、第1のフォ
ルダ名作成手段は、分類基準情報に含まれる分類項目の
うちの少なくとも一つの分類項目に基づいて、候補とな
る複数のフォルダ名を作成し、第1のフォルダ名取得手
段は、複数のフォルダ名の中から選択されたフォルダ名
を取得するので、選択された所望のフォルダ名のフォル
ダ内に画像ファイルを分類することができ、分類後の所
望画像の検索を容易にすることができる。
【0117】請求項9記載の発明によれば、第1のフォ
ルダ名取得手段により取得されたフォルダ名を、画像フ
ァイルの付帯情報として記憶するフォルダ名記憶手段を
備えているので、画像ファイルを参照することでその画
像ファイルが分類されるフォルダ名を認識することがで
きる。また、フォルダ名記憶手段により記憶されたフォ
ルダ名を取得する第2のフォルダ名取得手段を備えてい
るので、例えば、第2の記憶手段の容量不足等の理由に
より画像ファイルの分類ができなかったり、ユーザが意
図的に分類後の画像ファイルの転送作業を行わなかった
りして、分類作業を後回しにした画像ファイルの分類を
再度行う必要が生じた場合に、画像ファイルを元にフォ
ルダ名を再度作成する必要がなく、前記付帯情報として
記憶されたフォルダ名に基づいて分類することができ
る。
【0118】請求項10記載の発明によれば、第1のフ
ォルダ名取得手段により取得されたフォルダ名を、フォ
ルダ名データベースに登録するフォルダ名登録手段と、
フォルダ名登録手段によりフォルダ名データベースに登
録されたフォルダ名の中から選択されたフォルダ名を取
得する第3のフォルダ名取得手段とを備えているので、
取得されたフォルダ名をフォルダ名データベースに蓄積
でき、その後の画像ファイルの分類の際に利用すること
ができる。さらに、フォルダ名データベースに登録され
ているフォルダ名の中から選択された所望のフォルダ名
で画像ファイルの分類をすることができる。
【0119】請求項11記載の発明によれば、任意のフ
ォルダ名を入力するための入力手段と、入力手段によっ
て入力されたフォルダ名を取得する第4のフォルダ名取
得手段とを備えているので、入力手段によって入力され
た所望のフォルダ名で画像ファイルを分類することがで
きる。
【0120】請求項12記載の発明によれば、画像ファ
イルの分類の際に用いた分類基準情報の一部を、分類さ
れた画像ファイルと同じフォルダに保存するので、画像
ファイルの分類後に、分類基準情報の一部を参照するこ
とでフォルダ内に格納されている画像ファイルの分類項
目を判別でき、例えば画像ファイルを用いた自分史の作
成やアルバムとしての整理等を容易に行うことができ
る。
【0121】請求項13記載の発明によれば、フォルダ
内の画像ファイル数を検知するファイル数検知手段にて
検知される画像ファイル数が一定数を越えた場合、フォ
ルダのフォルダ名と区別される第2のフォルダ名を分類
基準情報のフォルダ名に対応する分類項目に基づいて作
成する第2のフォルダ名作成手段と、フォルダ新規作成
手段が第2のフォルダ名作成手段により作成された第2
のフォルダ名を有するフォルダを作成した際に、第2の
フォルダ名を有するフォルダ内に、画像ファイル数が一
定数を越えた前記フォルダ内の一定数を超えた分の画像
ファイルを格納して分類する第2の画像ファイル分類手
段とを備えているので、各フォルダ内の画像ファイル数
が必要以上に増えすぎることがなくなり、フォルダ内の
画像ファイルの閲覧や分類後の所望画像の検索を容易に
することができる。
【0122】請求項14記載の発明によれば、フォルダ
内の画像ファイル数を検知するファイル数検知手段にて
検知される画像ファイル数が一定数を越えた場合、フォ
ルダと別の分類基準情報に基づいて別のフォルダ名を複
数作成する第3のフォルダ名作成手段と、フォルダ新規
作成手段が第3のフォルダ名作成手段により作成された
前記第3のフォルダ名を有するフォルダを作成した際
に、作成されたフォルダのフォルダ名が対応する分類項
目と、フォルダ内に格納される画像ファイルが振り分け
られた分類項目とが一致するように、各フォルダに各画
像ファイルを振り分けて格納することにより、格納され
る画像ファイルの数が一定数を超えるフォルダに格納さ
れるべき画像ファイルを再分類する第3の画像ファイル
分類手段とを備えているので、各フォルダに格納される
画像ファイル数を低減するように画像ファイルが再分類
され、各フォルダ内の画像ファイル数が必要以上に増え
すぎることがなくなる。従って、分類後のフォルダ内の
画像ファイルの閲覧や所望画像の検索を容易にすること
ができる。
【0123】請求項15記載の発明によれば、請求項7
記載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0124】請求項16記載の発明によれば、分類項目
に対応した各フォルダに振り分けて画像ファイルを格納
することで画像ファイルの分類を行う際に、画像ファイ
ルが格納されるフォルダのフォルダ名で、かつ、分類項
目に対応したフォルダ名が、付帯情報として記憶されて
いるので、付帯情報を参照することにより画像ファイル
が分類されるフォルダ名を認識することができる。ま
た、例えば、記憶手段の容量不足等の理由により画像フ
ァイルの分類ができなかったり、ユーザが意図的に分類
後の画像ファイルの転送作業を行わなかったりして、分
類作業を後回しにした画像ファイルの分類を再度行う必
要が生じた場合に、画像ファイルに付帯情報として記憶
されているフォルダ名に基づいて分類することができ
る。従って、分類項目が等しいものどうしがひとまとま
りとなるように画像ファイルが分類され、分類後の所望
画像の検索を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態の画像分類
装置の全体構成の概略を示すブロック図である。
【図2】図1の画像分類装置による画像分類処理に係る
動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】図1の画像分類装置による画像ファイル抽出処
理の一例を説明するための図である。
【図4】図1の画像分類装置による画像分類処理によっ
て分類される画像ファイルの一例を説明するための図で
ある。
【図5】図1の画像分類装置による画像分類処理によっ
て分類される画像ファイルの一例を説明するための図で
ある。
【図6】図1の画像分類装置による画像分類処理によっ
て分類される画像ファイルの一例を説明するための図で
ある。
【図7】図1の画像分類装置による画像分類処理によっ
て分類される画像ファイルの一例を説明するための図で
ある。
【図8】図1の画像分類装置による画像分類処理によっ
て分類される画像ファイルの一例を説明するための図で
ある。
【図9】本発明を適用した第2の実施の形態の画像分類
装置による画像分類処理によって分類される画像ファイ
ルの一例を説明するための図である。
【図10】図9の画像分類装置による画像分類処理によ
って分類される画像ファイルの一例を説明するための図
である。
【図11】本発明を適用した第3の実施の形態の画像分
類装置による画像分類処理によって分類される画像ファ
イルの一例を説明するための図である。
【図12】図11の画像分類装置による画像分類処理に
よって分類される画像ファイルの一例を説明するための
図である。
【図13】図1の画像分類装置による画像分類処理によ
って分類される画像ファイルの分類に関するタグと分類
先とを示す図である。
【符号の説明】
100 画像分類装置(画像分類システム) 1 コンピュータ本体 11 ハードディスク(第2の記憶手段) 12 制御部(画像ファイル抽出手段、分類基準
作成手段、第1のフォルダ名作成手段、第1のフォルダ
名取得手段、フォルダ新規作成手段、画像ファイル分類
手段、フォルダ名記憶手段、第2のフォルダ名取得手
段、フォルダ名登録手段、第3のフォルダ名取得手段、
第4のフォルダ名取得手段、ファイル数検知手段、第2
のフォルダ名作成手段、第2の画像ファイル分類手段、
第3のフォルダ名作成手段、第3の画像ファイル分類手
段) 2 画像記録媒体(第1の記憶手段) 4 入力インターフェース部(入力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 洪 博哲 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND06 ND34 NR12 5B082 AA13 EA10 5C053 FA08 FA23 FA27 GB06 GB36 HA29 KA05 KA24 LA01 LA11 LA14

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報と、前記画像情報に付帯する付帯
    情報とを有する複数の画像ファイルを分類して記憶手段
    に記憶させる画像分類方法であって、 前記付帯情報と、前記付帯情報を用いて取得される前記
    付帯情報に関連した関連情報とのうちの少なくとも一方
    の情報に基づいて、前記画像ファイルを複数の分類項目
    に分類するための分類基準と前記複数の分類項目とから
    なる分類基準情報を作成し、 付帯情報及び関連情報とのうちの少なくとも一方の情報
    が前記分類基準情報に含まれる分類項目に対応する前記
    画像ファイルを前記分類項目に振り分けることで前記画
    像ファイルを分類することを特徴とする画像分類方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像分類方法において、 前記分類基準情報を複数作成し、 複数の前記分類基準情報の中から前記画像ファイルの分
    類に用いる分類基準情報を選択し、 選択された前記分類基準情報に基づいて画像ファイルを
    分類することを特徴とする画像分類方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像分類方法にお
    いて、 前記分類基準情報の分類項目に対応するフォルダ名を作
    成し、 前記フォルダ名を有するフォルダを前記記憶手段に作成
    し、 前記フォルダのフォルダ名が対応する分類項目と、前記
    フォルダ内に格納される前記画像ファイルの前記付帯情
    報及び前記関連情報のうちの少なくとも一方の情報が対
    応する分類項目とが一致するように、各フォルダに各画
    像ファイルを振り分けて格納することで、前記画像ファ
    イルを分類することを特徴とする画像分類方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の画像分類方法において、 前記記憶手段に作成されるフォルダ数に上限を設け、前
    記フォルダに格納される前記画像ファイル数に上限を設
    け、前記フォルダ数の上限を越えるフォルダの作成を禁
    止するとともに、作成された各フォルダに前記画像ファ
    イル数の上限を越える画像ファイルが格納されるのを禁
    止することを特徴とする画像分類方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の画像分類方法において、 一つの分類項目に振り分けられる画像ファイルの数が、
    前記画像ファイル数の上限を越える場合には、前記分類
    項目に対応するとともに、互いに異なるフォルダ名を複
    数作成し、 これらフォルダ名を有するフォルダをそれぞれ前記記憶
    手段に作成し、 これらフォルダに、前記分類項目に振り分けられる画像
    ファイルを分散して格納することを特徴とする画像分類
    方法。
  6. 【請求項6】請求項4記載の画像分類方法において、 一つの分類項目に振り分けられる画像ファイルの数が、
    前記画像ファイル数の上限を越える場合には、一つの前
    記分類項目に対応する画像ファイルを前記分類項目を含
    む分類基準情報とは異なる別の分類基準情報に基づいて
    別の前記分類基準情報に含まれる各分類項目に振り分け
    るとともに、 別の前記分類基準情報に含まれる分類項目に対応するフ
    ォルダ名を作成し、 前記フォルダ名を有するフォルダを前記記憶手段に作成
    し、 作成された前記フォルダのフォルダ名が対応する分類項
    目と、前記フォルダ内に格納される前記画像ファイルが
    振り分けられた分類項目とが一致するように、各フォル
    ダに各画像ファイルを振り分けて格納することにより、
    振り分けられる画像ファイルの数が、前記画像ファイル
    数の上限を越える分類項目に振り分けられた前記画像フ
    ァイルを再分類することを特徴とする画像分類方法。
  7. 【請求項7】画像情報と、前記画像情報に付帯する付帯
    情報とを有する画像ファイルを記憶するための第1及び
    第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された前記画像ファイルを抽
    出する画像ファイル抽出手段と、 前記画像ファイル抽出手段に抽出された前記画像ファイ
    ルの付帯情報及び前記付帯情報を用いて取得される前記
    付帯情報に関連した関連情報のうちの少なくとも一方の
    情報に基づいて、前記画像ファイルを複数の分類項目に
    分類するための分類基準と前記複数の分類項目とからな
    る分類基準情報を作成する分類基準作成手段と、 前記分類基準情報に含まれる分類項目に対応するフォル
    ダ名を作成する第1のフォルダ名作成手段と、 前記作成されたフォルダ名を取得する第1のフォルダ名
    取得手段と、 前記取得されたフォルダ名のフォルダが前記第2の記憶
    手段内に存在しない場合、前記第2の記憶手段内に前記
    フォルダ名を有するフォルダを作成するフォルダ新規作
    成手段と、 前記第2の記憶手段の前記フォルダのフォルダ名が対応
    する分類項目と、前記フォルダ内に格納される前記画像
    ファイルの前記付帯情報及び前記関連情報のうちの少な
    くとも一方の情報が対応する分類項目とが一致するよう
    に、各フォルダに各画像ファイルを振り分けて格納する
    ことにより前記画像ファイルを分類する画像ファイル分
    類手段とを備えることを特徴とする画像分類システム。
  8. 【請求項8】請求項7記載の画像分類システムにおい
    て、 前記第1のフォルダ名作成手段は、前記分類基準情報に
    含まれる分類項目のうちの少なくとも一つの分類項目に
    基づいて、候補となる複数のフォルダ名を作成し、前記
    第1のフォルダ名取得手段は、前記複数のフォルダ名の
    中から選択されたフォルダ名を取得することを特徴とす
    る画像分類システム。
  9. 【請求項9】請求項7または8記載の画像分類システム
    において、 前記第1のフォルダ名取得手段により取得されたフォル
    ダ名を、前記画像ファイルの付帯情報として記憶するフ
    ォルダ名記憶手段と、 前記フォルダ名記憶手段により前記画像ファイルの付帯
    情報として記憶されたフォルダ名を取得する第2のフォ
    ルダ名取得手段とを備えることを特徴とする画像分類シ
    ステム。
  10. 【請求項10】請求項7〜9のいずれか一つに記載の画
    像分類システムにおいて、 前記第1のフォルダ名取得手段により取得されたフォル
    ダ名を、フォルダ名データベースに登録するフォルダ名
    登録手段と、 前記フォルダ名登録手段により前記フォルダ名データベ
    ースに登録されたフォルダ名の中から選択されたフォル
    ダ名を取得する第3のフォルダ名取得手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像分類システム。
  11. 【請求項11】請求項7〜10のいずれか一つに記載の
    画像分類システムにおいて、 任意のフォルダ名を入力するための入力手段と、 前記入力手段によって入力されたフォルダ名を取得する
    第4のフォルダ名取得手段とを備えることを特徴とする
    画像分類システム。
  12. 【請求項12】請求項7〜11のいずれか一つに記載の
    画像分類システムにおいて、 前記画像ファイルの分類の際に用いた分類基準情報の一
    部を、分類された前記画像ファイルと同じフォルダに保
    存することを特徴とする画像分類システム。
  13. 【請求項13】請求項7〜12のいずれか一つに記載の
    画像分類システムにおいて、 前記フォルダ内の画像ファイル数を検知するファイル数
    検知手段と、 前記ファイル数検知手段にて検知される画像ファイル数
    が一定数を越えた場合、前記フォルダの前記フォルダ名
    と区別される第2のフォルダ名を前記分類基準情報の前
    記フォルダ名に対応する分類項目に基づいて作成する第
    2のフォルダ名作成手段と、 前記フォルダ新規作成手段が前記第2のフォルダ名作成
    手段により作成された前記第2のフォルダ名を有するフ
    ォルダを作成した際に、前記第2のフォルダ名を有する
    フォルダ内に、画像ファイル数が一定数を越えた前記フ
    ォルダ内の一定数を超えた分の画像ファイルを格納して
    分類する第2の画像ファイル分類手段とを備えることを
    特徴とする画像分類システム。
  14. 【請求項14】請求項7〜12のいずれか一つに記載の
    画像分類システムにおいて、 前記フォルダ内の画像ファイル数を検知するファイル数
    検知手段と、 前記ファイル数検知手段にて検知される画像ファイル数
    が一定数を越えた場合、前記フォルダと別の分類基準情
    報に基づいて別のフォルダ名を複数作成する第3のフォ
    ルダ名作成手段と、 前記フォルダ新規作成手段が前記第3のフォルダ名作成
    手段により作成された前記第3のフォルダ名を有するフ
    ォルダを作成した際に、作成された前記フォルダのフォ
    ルダ名が対応する分類項目と、前記フォルダ内に格納さ
    れる前記画像ファイルが振り分けられた分類項目とが一
    致するように、各フォルダに各画像ファイルを振り分け
    て格納することにより、格納される画像ファイルの数が
    一定数を超える前記フォルダに格納されるべき前記画像
    ファイルを再分類する第3の画像ファイル分類手段とを
    備えることを特徴とする画像分類システム。
  15. 【請求項15】画像情報と、前記画像情報に付帯する付
    帯情報とを有する画像ファイルを分類して記憶するコン
    ピュータに、 記憶手段に記憶された前記画像ファイルを抽出する機能
    と、 前記画像ファイル抽出手段に抽出された前記画像ファイ
    ルの付帯情報及び前記付帯情報を用いて取得される前記
    付帯情報に関連した関連情報のうちの少なくとも一方に
    基づいて、前記画像ファイルを複数の分類項目に分類す
    るための分類基準と前記複数の分類項目とからなる分類
    基準情報を作成する機能と、 前記分類基準情報に含まれる分類項目に基づいてフォル
    ダ名を作成する機能と、 前記作成されたフォルダ名を取得する機能と、 前記取得されたフォルダ名のフォルダが前記記憶手段内
    に存在しない場合、前記記憶手段内に前記フォルダ名を
    有するフォルダを作成する機能と、 前記記憶手段の前記フォルダが対応する分類項目と、前
    記フォルダ内に格納される前記画像ファイルの前記付帯
    情報及び前記関連情報のうちの少なくとも一方の情報が
    対応する分類項目とが一致するように、各フォルダに各
    画像ファイルを振り分けて格納することにより前記画像
    ファイルを分類する機能とを実現させることを特徴とす
    るプログラム。
  16. 【請求項16】画像情報と、前記画像情報に付帯する付
    帯情報とを有する画像ファイルのデータ構造であって、 分類項目に対応した各フォルダに振り分けて画像ファイ
    ルを格納することで画像ファイルの分類を行う際に、前
    記画像ファイルが格納されるフォルダのフォルダ名で、
    かつ、前記分類項目に対応したフォルダ名が、付帯情報
    として記憶されていることを特徴とする画像ファイルの
    データ構造。
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