JPWO2005100283A1 - 耐熱衝撃性表面改質方法とその部材 - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書などにおいて、耐熱衝撃性が要求されるセラミックス製の部材とは、半導体製造装置を構成する、エッチャー用ドーム、静電チャック、真空チャック、サセプター、ハンドリングアーム、ダミーウエハー、ウエハ加熱ヒーター、高温反応炉の窓、拡散炉の反応管およびウエハボート、また、熱電対保護管、アルミ合金溶解用ラジアントチューブ、低圧鋳造用ストーク、アルミ合金溶湯用の攪拌羽根、ダイカストマシン用スリーブ、配管部品、高温軸受、シャフト、パワーモジュール用ヒートシンク基板、放熱絶縁基板およびタービンブレードの耐熱サイクル特性、耐熱衝撃性が要求される高温構造材を指す。
また、半導体ウエハーを固定保持するものとして、静電チャック以外に真空吸着力を利用した真空チャックも利用されているが、静電チャック同様、半導体ウエハーを吸着保持しながら急速に加熱冷却を受けるために、高い熱伝導性および高い耐熱衝撃性が要求される。
その他、半導体ウエハーの表面にCVD法によってエピタキシャル成長膜を形成させる際に半導体ウエハーを載置する時に使用されるサセプターあるいは半導体の製造時において、スパッタリング処理、CVD処理、イオン注入処理及び熱拡散処理などの各種処理条件の調査、評価、検査及び汚染物質の付着防止などに使用されるダミーウエハについても、同様に多数回の熱サイクルに対する厳しい耐久性や耐熱衝撃性等が要求される。
特開平4−61331号公報(文献1)には、上記例示した構造部材の種類のうち、ダミーウエハに関するものでシリコン基板の肉厚を大きくすることにより形成膜厚によって生じる歪みに対する強度を向上させることが可能となることが記載されている。また、特開平11−278966号公報(文献2)には、SiC,Si3N4,AlN焼結体の少なくともいずれかからなる基材の表面に、極めて緻密でボイドのないSiC皮膜を形成することによって、耐熱サイクル特性、耐熱衝撃性(ヒートショック)に非常に優れた部材となることが記載されている。
しかしながら、生産性の向上を目標としてクリーニング時間の更なる短縮のために昇温時間を短縮する場合、上記のような従来技術には次のような問題点があった。
まず、文献1に記載の基材がシリコンよりなるダミーウエハは、急激な昇温によるヒートショックのために割れが発生し易くなるという問題点を有していた。これに対し、文献2に記載のSiCを化学蒸着した部材は、耐熱サイクル特性、耐熱衝撃性がかなり向上したものであったが、最近の半導体製造工程における更なる効率化の要求に伴う、より厳しい昇温速度の要求に対しては、十分な信頼性を保証するところまでは到達していない。また、製造工程が複雑で、コストアップになっている。W.Pfeiffer and T.Frey.“Shot Peening of Ceramics:Damage or Benefit”,Ceramic forum international Cfi/Ber.DkG 79 No.4,E25(2002)(文献3)には、ショトブラストの条件に関し、ブラスト材、ブラスト圧などと強靱化特性の相関について考察されている。しかしながら、ショトブラストと透過型電子顕微鏡により測定される均一に分布した直線状の転位の転位密度及び耐熱衝撃性との関連については言及していない。
本発明の課題は、前記従来技術の問題点に鑑み、急激な昇温及び冷却によるヒートショックによっても割れが生じにくく、また、クリーニング時間を大幅に短縮し、もってシリコンウエハなどの生産性を高めることを可能にする耐ヒートショック特性が改善されたセラミックス材料およびセラミックス材料の耐ヒートショック特性を改善する方法を提供することを課題とするものである。本発明者等はセラミックス材料の耐ヒートショック特性を改善する方法を見出すべく耐熱衝撃特性が要求されるセラミックス製品に対して常温の精密噴射加工処理を試みたところ、その噴射加工条件により、耐熱衝撃特性が改善される転位が形成させることを見出し、前記課題を解決することができた。前記技術を見出したことにより、急激な昇温によるヒートショックに対しても大きな機械的強度をもつ部材が設計可能となり、この技術をエレクトロニクス分野、すなわち半導体、ディスプレイ、光電送機器などの製造機器に適用することにより、前記クリーニング時間を大幅に短縮し、もってシリコンウエハなどの生産性を高めることの貢献できることを見いだした。
また、本発明の第2は、(4)耐熱衝撃性が要求されるセラミックス製の部材を構成する材質がアルミナ、窒化ケイ素、サイアロン、窒化アルミニウム、炭化ケイ素の少なくともいずれかからなる基材表面に透過型電子顕微鏡により測定される均一に分布した直線状の転位の転位密度が1×104〜9×1013cm−2の組織を有することを特徴とする耐熱衝撃性部材である。好ましくは、(5)耐熱衝撃性が要求されるセラミックス製の部材がエッチャー用ドーム、静電チャック、真空チャック、サセプター、ハンドリングアーム、ダミーウエハー、ウエハ加熱ヒーター、高温反応炉の窓、拡散炉の反応管およびウエハボート、また、熱電対保護管、アルミ合金溶解用ラジアントチューブ、低圧鋳造用ストーク、アルミ合金溶湯用の攪拌羽根、ダイカストマシン用スリーブ、配管部品、高温軸受、シャフト、パワーモジュール用ヒートシンク基板、放熱絶縁基板およびタービンブレードなどである前記(4)に記載の耐熱衝撃性部材である。
発明の効果
前記特徴を有する転位組織を形成させ処理をして得られた構造部材は、透過型電子顕微鏡で測定し1×104〜9×1013cm−2の転位密度で存在する組織を数十ミクロン以下で有し、この組織により耐熱衝撃性、耐熱サイクルの特性が向上する。なお、前記組織が形成され、耐熱衝撃性を向上させることができる基材としては基本的に耐熱衝撃性の大きなセラミックスでできたものが好ましい、その中でも単結晶アルミナ(サファイヤ)、高純度アルミナ、窒化ケイ素、サイアロン、窒化アルミニウム及び炭化ケイ素が特に優れている
第2図は、本発明の表面強靱化方法により得られた均一に分布した直線状の転位が形成された組織の透過電子顕微鏡写真であり、矢印が処理面であり、表面側の転位密度が高いことが観察される。
第3図は、実施例3のアルミナ試験片の熱衝撃温度差特性を温度差と亀裂の進展(長さ)の相関でしめしたものである。実施品において耐熱衝撃特性が改善されていることは明らかでる。
A.前記のように、基材としては耐熱衝撃性の大きなセラミックスが好ましい。耐熱衝撃性の大きなセラミックス材料中、単結晶アルミナ(サファイヤ)、高純度アルミナ、窒化ケイ素、サイアロン、窒化アルミニウム及び炭化ケイ素材料を用いてテストピースを作成して、これに精密噴射加工処理を施し、透過型電子顕微鏡による測定において1×104〜9×1013cm−2の転位密度で存在する組織が数十ミクロン以下で有する組織に変成する。
B.本発明の技術的効果を示す、多結晶体の熱衝撃試験の実施方法について説明する。
各種セラミックスのJIS試験片サイズの角辺テストピースを作製後、上記Aの構成による表面処理を施した。この角辺テストピースは、JIS法の熱衝撃試験(R1615)に基づき、耐熱衝撃性に関する試験を行った。
すなわち、所定の温度に加熱されたテストピースは水中に投下され、クラックの発生の有無が調査された。この操作を、この熱衝撃によりテストピースにクラックが入るまで徐々に加熱温度を高めて繰り返し行う。テストピースには、表面に近い部分と内部との冷却速度の違いによって熱応力が発生し、この応力がテストピースの引張強度よりも大きい引張応力になるとクラックを生じる。
なお、前記の熱衝撃試験条件は、(1)テストピースサイズ:3×4×40mm、(2)テストピース温度:150℃〜1000℃、(3)水中温度:20℃とした。
噴射材の材質、噴射圧、噴射量、処理時間などは、請求の範囲1及び2に記載の条件の中で実験的に決定しうる。噴射圧の特に好ましい条件は0.1〜0.5Mpaである。
以下本発明を実施例によって更に詳細に説明する。これは本発明の有用性を更に明確にすることを意図するものであって、本発明を限定するものではない。
測定機器;
(1)転位密度およびその組織:TEM観察用の薄膜試料は集束イオンビーム装置(Hitachi F−2000)で作製し、透過型電子顕微鏡(TEM)、日本電子(株)製JEOL−200CX(加速電圧200kV)により組織観察を行った。転位密度は、単位体積あたりの転位の長さを求めることによって得られ、具体的には、(1)薄膜試料の厚さを測定、(2)転位密度を測定する場所のTEM観察像を得る、(3)TEM観察像から単位面積に含まれる転位の長さを測定する、という過程を経て転位密度を測定した。
(2)熱衝撃試験:JIS R1615 による。
熱衝撃試験の実施例1−10、比較例1−6
表1−1及び1−2に試料、噴射材及び噴射条件を変えて得られた構造部材(実施例1−10)の表面粗さ、転位密度、耐熱衝撃温度、及び耐熱衝撃温度の改善率の特性を処理をしない比較例(比較例1−6)の試料と対比して示した。
試料としては、硬度1600HVの高純度アルミナ(アルミナ99.5%)、硬度1700HVの高純度アルミナ(アルミナ99.99%)窒化ケイ素、サイアロン、窒化アルミニウム及び炭化ケイ素材料を用いた。熱衝撃試験はJIS R1615により実施した。
表1−1及び1−2の転位密度は、試料表面に厚み方向から垂直に精密噴射加工を行った試料のTEM観察による転位密度の測定結果である。
熱サイクル試験の実施例1−10、比較例1−6
前記熱衝撃試験の実施例1−10、比較例1−6で作成したテストピースをそのまま使用した熱サイクル試験による耐熱衝撃特性;
前記テストピースそれぞれ10個を赤外線加熱炉にて常温から1200℃まで10分間で昇温し、15分間保持後、常温に戻すサイクルを50回繰り返し、各焼結体表面のクラックの発生状況を観察した。その結果を表2−1及び2−2に示す。なお、熱サイクル特性の欄に記載している数値は、焼結体にクラックが観察された試験片の個数を示す。
熱衝撃温度差と亀裂長さの相関の測定実施例1及び比較例
単結晶アルミナ耐熱衝撃試験片を用いた実験;
単結晶アルミナ試験片(形状10×10×1t mm)に、表3に示す条件で精密噴射加工処理を実施して、耐熱衝撃試験用サンプルを作製した。第2図には、精密噴射加工によって得られた単結晶アルミナ試験片表面に形成された直線状転位のTEM写真を示す。作製した耐熱衝撃試験用サンプルにビッッカース硬度計の圧痕を導入し、300℃、500℃、700℃に10分間、加熱保持した後、水中(20℃)に投下し、5分間放置した。その後、上記試験片の圧痕のき裂長さを計測し、転位を導入した試験片と導入しない試験片のクラックの発生状況を観察した。その結果を図3に示す。未処理のものと比較し、き裂の進展は700℃でもき裂進展は認められず、優れた効果が認められた。
Claims (6)
- 耐熱衝撃性が要求されるセラミックス製の部材の耐熱衝撃性を、ビッカース硬度(HV)800以上で前記耐熱衝撃性が要求されるセラミックス製の部材の硬度と同等以下の平均粒子サイズ5μm〜200μmの表面が凸曲面の微粒子からなる噴射材を用いて、前記セラミックス製の部材の表面に均一に分布した直線状の転位組織を形成させることを特徴とする前記セラミックス製の部材の表面耐熱衝撃性の改質方法。
- 耐熱衝撃性が要求されるセラミックス製の部材の表面に透過型電子顕微鏡により測定される均一に分布した直線状の転位の転位密度が1×104〜9×1013cm−2の範囲となる転位組織を形成することを特徴とする請求の範囲1に記載の耐熱衝撃性が要求されるセラミックス製の部材の表面耐熱衝撃性の改質方法。
- 塑性加工を噴射圧0.1〜1.0MPa、噴射速度20m/秒〜250m/秒、噴射量50g/分〜800g/分、噴射時間1秒/cm2以上60秒/cm2以下で行うことを特徴とする請求の範囲1に記載の耐熱衝撃性が要求されるセラミックス製の表面耐熱衝撃性の改質方法。
- 耐熱衝撃性が要求されるセラミックス製の部材の表面に透過型電子顕微鏡により測定される均一に分布した直線状の転位の転位密度が1×104〜9×1013cm−2の範囲となる転位組織を形成することを特徴とする請求の範囲3に記載の耐熱衝撃性が要求されるセラミックス製の部材の表面耐熱衝撃性の改質方法。
- 耐熱衝撃性が要求されるセラミックス製の部材を構成する材質がアルミナ、窒化ケイ素、サイアロン、窒化アルミニウム、炭化ケイ素の少なくともいずれかからなる基材表面に均一に分布した直線状の転位の転位密度が1×104〜9×1013cm−2の組織を有することを特徴とする耐熱衝撃性部材。
- 耐熱衝撃性が要求されるセラミックス製の部材がエッチャー用ドーム、静電チャック、真空チャック、サセプター、ハンドリングアーム、ダミーウエハー、ウエハ加熱ヒーター、高温反応炉の窓、拡散炉の反応管、ウエハボート、熱電対保護管、アルミ合金溶解用ラジアントチューブ、低圧鋳造用ストーク、アルミ合金溶湯用の攪拌羽根、ダイカストマシン用スリーブ、配管部品、高温軸受、シャフト、パワーモジュール用ヒートシンク基板、放熱絶縁基板およびタービンブレードである請求の範囲5に記載の耐熱衝撃性部材。
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