JPWO2005098846A1 - 強誘電体記録媒体用の情報再生装置 - Google Patents

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Abstract

記録媒体1の強誘電体層2の容量Csと共振子14とにより共振回路17を形成し、この共振回路により、強誘電体層2の容量Csの変化を発振信号の周波数に変換する。共振子14として、SAW共振子などのQの高い共振素子を用いる。

Description

本発明は、強誘電体の自発分極により情報を保持する強誘電体記録媒体用の情報再生装置に関する。
高密度情報記録媒体として、ハードディスクドライブ等の磁気メモリー、およびコンパクトディスク、DVD等の光メモリーが広く普及している。このような高密度情報記録媒体の技術分野においては、記録媒体の記録密度の向上を目指して、日々、研究開発が行われている。ところが、磁気メモリーにあっては超常磁性限界により、また、光メモリーにあっては回折限界により、記録密度の向上にはそれぞれ限界がある。例えば、磁気メモリーにあっては、垂直磁気記録を利用しても、6.45平方センチメートル(1平方インチ)あたり1テラビットの記録密度が限界であることが知られている。
そこで、近時、強誘電体の自発分極を利用して情報を保持する強誘電体記録媒体の開発が行われている。強誘電体記録媒体は、まだ開発途上であり、一般に普及するまでには至っていない。強誘電体記録媒体は、理論的には、強誘電体の結晶格子単位まで記録密度を向上させることが可能である。したがって、強誘電体記録媒体によれば、磁気メモリーまたは光メモリーの記録密度の限界を超えることが可能である。例えば、走査型非線形誘電率顕微鏡(SNDM:Scanning Nonlinear Dielectric Microscope)の技術を応用した記録再生方式(以下、「SNDM方式」という。)によれば、6.45平方センチメートルあたり1.5テラビットの記録密度で強誘電体記録媒体に情報を記録し、かつ再生し得ることが実験により明らかにされている。
特開2003−085969号公報(特許文献1)には、SNDM方式により、強誘電体記録媒体に対し情報の記録および再生を行う技術が記載されている。以下、SNDM方式による情報の記録・再生について概説する。
強誘電体記録媒体は、例えばニオブ酸リチウム(LiNbO3 )またはタンタル酸リチウム(LiTaO)等の強誘電体から形成された強誘電体層を有する。情報はこの強誘電体層に記録され、保持される。そして、情報の記録・再生には、タングステン等の金属から形成されたナノメートルスケールのプローブを用いる。
強誘電体記録媒体に情報を記録するときには、プローブを強誘電体記録媒体の表面(記録面)に接触させ、またはプローブを強誘電体記録媒体の表面のきわめて近い位置に接近させる。そして、プローブから強誘電体記録媒体の強誘電体層に抗電界を超える電界を印加し、プローブ直下の強誘電体層の分極方向を反転させる。この印加電圧を記録すべき情報に従ってレベルが変化するパルス信号とし、これを、プローブを介して強誘電体層に印加しながら、強誘電体記録媒体に対するプローブの位置を強誘電体記録媒体の表面に平行な方向に移動させる。これにより、強誘電体記録媒体に情報を強誘電体層の分極状態として記録することができる。
一方、強誘電体記録媒体に記録された情報を再生するときには、強誘電体層の分極方向に従って強誘電体層の非線形誘電率が異なることを利用する。すなわち、強誘電体層の非線形誘電率を強誘電体層の容量の変化を検出することによって読み取り、これにより、強誘電体層の分極状態として記録されている情報を再生する。具体的には、プローブを強誘電体記録媒体の表面に接触させ、またはプローブを強誘電体記録媒体の表面のきわめて近い位置に接近させる。そして、強誘電体記録媒体の強誘電体層に、抗電界よりも小さい交番電界を印加し、強誘電体層の容量が交番的に変化する状態を作る。この状態で、強誘電体層の容量変化を、プローブを介して検出する。
この強誘電体層の容量変化の検出は以下のようにして行う。すなわち、強誘電体層の容量と、外付けのインダクタのインダクタンスとからLC共振回路を形成する。さらに、このLC共振回路に増幅回路に接続し、全体として発振器を形成する。これにより、当該発振器は、強誘電体層の容量変化に対応して周波数が変化する発振信号を出力する。続いて、この発振信号の周波数変化を振幅変化に変換する。続いて、この周波数−振幅変換された信号から、強誘電体層の容量に対応する成分を抽出する。そして、この抽出された成分に基づいて情報を再生する。
特開2003−085969号公報
ところで、上述した特開2003−085969号公報に記載によれば、LC共振回路を含む発振器を用いて、強誘電体記録媒体の強誘電体層の容量変化を検出し、情報を再生する。情報再生の精度または安定性を高めるためには、強誘電体層の容量変化を精度よく発振信号の周波数変化に変換することが求められる。このため、LC共振回路のQが高いことが望ましい。しかし、インダクタンス素子としてインダクタを用いたLC共振回路では、Qを高くすることが困難である。このため、情報再生の精度または安定性を高めることが難しいという問題がある。
本発明は上記に例示したような問題点に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、情報再生の精度または安定性の高い強誘電体記録媒体用の情報再生装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の情報再生装置は、強誘電体層を有し前記強誘電体層の自発分極により情報を保持する記録媒体から、前記情報を読み取って再生する情報再生装置であって、前記記録媒体の表面を走査し、前記強誘電体層の容量を検出するプローブと、前記記録媒体の表面に所定の間隔をもって対向し、かつ、前記プローブの近傍に配置されたリターン電極と、前記プローブによる前記強誘電体層の容量検出を可能にするために、前記強誘電体層に電界を印加する電界印加手段と、前記プローブにより検出された前記強誘電体層の容量と共に共振回路を形成する共振子と、前記プローブにより検出された前記強誘電体層の容量と前記共振子とにより選定された共振周波数を有する発振信号を生成する発振信号生成手段と、前記発振信号生成手段により生成された発振信号に基づいて前記記録媒体に保持された情報を再生する情報再生手段とを備えている。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施形態及び実施例から明らかにされる。
本発明の情報再生装置の第1実施形態を示すブロック図である。 本発明の情報再生装置の第2実施形態を示すブロック図である。 本発明の情報再生装置の実施例を示すブロック図である。 本発明の情報再生装置の他の実施例を示すブロック図である。
符号の説明
1…記録媒体
2…強誘電体層
10、20、40、50…情報再生装置
11、41…プローブ
12、42…リターン電極
13、43…電界印加手段(交流電源)
14、44…共振子(SAW共振子)
15、45…発振信号生成手段(発振用増幅回路)
16、21、46、47…情報再生手段(周波数−振幅変換回路、ロックインアンプ)
17、49…共振回路
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施形態毎に順に図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施形態の説明に用いる図面の内容は、本発明の構成要素等を、本発明の技術思想を説明する限りにおいて具体化したものであり、各構成要素等の形状、大きさ、位置、接続関係などは、これに限定されるものではない。また、本発明を実施するためのより具体的な例は、「実施例」という項目の下に開示する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の情報再生装置の第1実施形態を示している。図1中の情報再生装置10は、強誘電体記録媒体1に記録・保持された情報を読み取って再生する装置である。情報再生装置10は、例えば、ディスクドライブ、ディスクプレーヤ等と同様に、コンピュータ、映像機器、オーディオ機器、通信機器、医療機器、制御機械などデジタル情報を取り扱う種々の機器における情報再生処理に利用することができる。
記録媒体1は、例えばニオブ酸リチウム(LiNbO3 )またはタンタル酸リチウム(LiTaO)等の強誘電体から形成された強誘電体層2を有する。情報は、強誘電体層2の分極方向として記録されており、強誘電体の自発分極の性質より保持されている。強誘電体層2の背面には、背面電極3が形成されており、背面電極3およびリターン電極12を介して強誘電体層2に電界を印加することができるようになっている。
情報再生装置10は、SNDM方式を採用している。SNDM方式により、強誘電体の分極方向として保持されている情報を再生する原理は、以下のとおりである。一般に、強誘電体の非線形誘電率は、強誘電体の分極方向に応じて相違する。例えば、図1中の矢示Pに示すように、強誘電体の非線形誘電率は、強誘電体の分極方向が上向きか下向きかによって相違する。この強誘電体の非線形誘電率の相違は、強誘電体にその抗電界よりも小さい電界を印加して強誘電体の容量を検出することにより知ることができる。具体的には、強誘電体にその抗電界よりも小さい電界を印加する。そして、図1に示すように、強誘電体の非線形誘電率の相違つまり強誘電体の分極方向の相違に応じた、強誘電体の内部または表層部における静電容量の変化を直接検出する。強誘電体に印加する電界は直流電界でもよいが、交番電界の方が検出感度を高めることができる。強誘電体に交番電界を印加すると、交番電界に従って強誘電体の容量が交番的に変化する。このとき、強誘電体の分極方向が上向きか下向きかで、容量変化の描くカーブが異なる。これは、印加電界の変化に対する強誘電体の分極変化がヒステリシス曲線を描く性質をもっているためである。したがって、強誘電体に交番電界を印加した状態で、強誘電体の容量変化を検出し、この容量変化のカーブの相違を識別することにより、強誘電体の非線形誘電率の相違を知ることができ、そして強誘電体の分極方向を知ることができる。そして、分極方向として記録・保持されている情報を再生することができるのである。
図1に示すように、情報再生装置10は、プローブ11、リターン電極12、電界印加手段13、共振子14、発振信号生成手段15および情報再生手段16を備えている。
プローブ11は、記録媒体1(強誘電体層2)の表面を走査し、強誘電体層2の容量を検出する部材である。プローブ11は、例えばタングステン等の金属またはカーボンナノチューブなどに形成されている。プローブ11は針状に形成されており、その先端径は、例えば、数ナノメートルないし数百ナノメートルである。プローブ11は、記録媒体1の上側に配置されており、記録媒体1の表面に垂直な方法に伸びている。
リターン電極12は、背面電極3と共に、電界印加手段13から出力される電界を強誘電体層2に印加する機能を有する。さらに、リターン電極12は、プローブ11の先端から強誘電体層2を通って当該リターン電極12に至る電気経路Sを形成する機能を有する。そして、電気経路Sは、強誘電体層2の容量Csと共振子14とから形成される共振回路の一部となる。つまり、リターン電極12は、この共振回路における共振周波数を選定するための帰還回路の一部を構成する経路である。リターン電極12は、記録媒体1の表面に所定の間隔をもって対向し、かつ、プローブ11の近傍に配置されている。具体的には、リターン電極12は、プローブ11と共に強誘電体層2の一側に位置する表面の上方に配置されている。リターン電極12と記録媒体1の表面との間の距離は、例えばおよそ数十ナノメートルないし数十マイクロメートルである。リターン電極12がプローブ11の近傍に配置されているため、電界印加手段13から出力される電界は、強誘電体層2においてプローブ11の先端直下とその周辺を含む領域に印加される。また、リターン電極12が記録媒体1の表面から比較的微小な間隔をもって対向し、かつプローブ11の近傍に配置されているため、電気経路Sがきわめて短くなる。電気経路Sを短くすることにより、プローブ11により強誘電体層2の容量変化を検出するときに、予測不能な浮遊容量等のノイズが混入するのを抑制することができる。なお、図1中のリターン電極12は、リング状に形成されており、リングの中央にプローブ11が配置されている。リターン電極12をリング状に形成することにより、電界印加手段13から出力される電界をプローブ11の近傍周辺に均等に印加することができるという利点がある。しかし、リターン電極12の形状は、プローブ11との間の位置関係および記録媒体1の表面との間の位置関係を上述したように適切に設定できれば、他の形状でもよい。
電界印加手段13は、プローブ11による強誘電体層2の容量Csの検出を可能または容易にするために、強誘電体層2に電界を印加する。電界印加手段13は、交番電圧または直流電圧を生成し、これをリターン電極12と背面電極3との間に供給する。これにより、交番電界または直流電界が強誘電体層2に印加される。電界印加手段13により印加される電界の強度は、強誘電体層2の抗電界よりも小さい。また、電界印加手段13により印加される電界が交番電界の場合には、交番電界の周波数は例えば5kないし100kHz程度である。電界印加手段13は、交流電圧または直流電圧を生成する通常の電気回路により実現することができる。なお、図1では、直流電界または交番電界をリターン電極12および背面電極3を介して強誘電体層2に印加しているが、この電界をプローブ11および背面電極3を介して強誘電体層2に印加することも可能である。
共振子14は、プローブ11により検出された強誘電体層2の容量Csと共に共振回路17を形成する。すなわち、共振子14は、強誘電体層2の容量Csと共に、共振周波数を選定する機能を有する。そして、強誘電体層2の容量Csと共振子14によって選定された共振周波数は、発振信号生成手段15により生成される発振信号の周波数となる。強誘電体層2の容量Csと共振子14とにより選定される共振周波数の平均は、例えば1GHz程度である(なお、後述するように、この共振周波数は、強誘電体層2の容量変化に従って例えば1GHzを中心に変化する)。共振子14として、例えばSAW(Surface Acoustic Wave)共振子、水晶発振子またはセラミック発振子など、種々の共振子、発振子または振動子を用いることができる。もっとも、Qが高いことが望ましいので、共振子14としてSAW共振子または水晶発振子を用いることが望ましい。さらに、一般に、SAW共振子の方が水晶発振子よりもQが高いので、Qをより高める観点から、共振子14としてSAW共振子を用いることがより望ましい。
発振信号生成手段15は、プローブ11により検出された強誘電体層2の容量Csと共振子14とにより選定された共振周波数を有する発振信号を生成する。例えば、発振信号生成手段15は、強誘電体層2の容量Csと共振子14とから形成される共振回路17と共に発振器を構成する。発振信号生成手段15は、例えば、増幅回路のほか、共振回路17と共に発振器を構成するための種々の素子により実現することができる。より具体的には、VCSO(Voltage Controlled SAW Oscillator)またはVCXO(Voltage Controlled X'tal(crystal) Oscillator)に用いられる回路構成(電圧制御部分を除く。また、強誘電体層2の容量が可変容量素子に相当する)を適用することが可能である。
情報再生手段16は、発振信号生成手段15により生成された発振信号に基づいて記録媒体に保持された情報を再生する。後述するように、強誘電体層2の容量Csの変化に対応して発振信号の周波数が変化する。情報再生手段16は、この発振信号の周波数の変化を検出し、強誘電体層2の容量Csの変化を知り、これに基づいて、強誘電体層2の非線形誘電率を知り、さらに強誘電体層2の分極方向を知る。情報は強誘電体層2の分極方向として保持されているので、このような検出・分析を行うことで、強誘電体層2に保持された情報を再生することができる。
このような構成を有する情報再生装置10の動作は以下のとおりである。記録媒体1に保持された情報を再生するとき、まず、図示しない位置決め機構が、プローブ11または記録媒体1を移動させ、プローブ11の先端を記録媒体1の表面に接触させ、または、プローブ11の先端を記録媒体1の表面から数ナノメートルないし数十ナノメートル離れた位置まで接近させる。続いて、電界印加手段13は、背面電極3とリターン電極12との間に例えば交番電圧を供給する。これにより、交番電界が強誘電体層2に印加される。そして、交番電界の印加により、強誘電体層2においてプローブ11の先端直下とその周辺の領域の容量Csが、交番電界に従って交番的に変化する。強誘電体層2の容量Csの変化(具体的には図1に示すように強誘電体層2の内部または表層部における容量Csの変化)は、プローブ11により検出される。そして、強誘電体層12の容量Csの変化に従って、強誘電体層12の容量Csと共振子14とから形成される共振回路17の共振周波数が変化するので、これに従って、発振信号生成手段15により生成される発振信号の周波数が変化する。この発振信号は、情報再生手段16に供給される。続いて、情報再生手段16は、発振信号に基づいて強誘電体層2の容量Csの変化を認識し、強誘電体層2に保持された情報を再生する。
以上より、情報再生装置10では、強誘電体層2の容量Csの変化に従って発振信号の周波数を変化させるための共振回路17において、共振子14を用いている。共振子14を用いたことにより、高いQを有する共振回路17を実現することができる。これにより、強誘電体層2の容量Csの変化に発振信号の周波数の変化を高精度かつ鋭敏に追従させることができる。すなわち、たとえ強誘電体層2の容量Csの変化が微小でも、この微小な変化に従って発振信号の周波数を変化させることができる。また、たとえ強誘電体層2の容量Csの変化が高速でも、この高速な変化に従って発振信号の周波数を変化させることができる。この結果、情報再生装置10によれば、情報再生の精度および速度を向上させることができる。
また、情報再生装置10によれば、共振子14を用いたことにより、情報再生の精度またはSN比を低下させることなく、強誘電体層2に印加する交番電界の振幅を小さくできる。また、交番電界に代えて直流電界を印加する構成を採用しても、高精度な情報再生を実現することが可能となる。この理由は、以下のとおりである。
すなわち、上述したように、SNDM方式では、強誘電体に交番電界を印加したときの強誘電体の容量変化のカーブの相違を識別し、これに基づいて強誘電体の分極方向を知る。具体的には、まず、強誘電体に交番電界を印加し、強誘電体の容量を変化させる。続いて、共振回路を用いて、強誘電体の容量変化に発振信号の周波数の変化を追従させ、いわば、強誘電体の容量変化を発振信号の周波数変化に変換する。続いて、発振信号の周波数変化に対して信号検出処理を行って、強誘電体の分極方向を知る。したがって、共振回路の感度が悪いと、強誘電体の容量変化を発振信号の周波数変化に精度よく変換することができず、強誘電体の分極方向を正確に知ることが困難となる。
この問題を解決するための一つの方法として、交番電界の振幅を大きくする方法がある。交番電界の振幅を大きくすれば、強誘電体の容量変化が大きくなり、強誘電体の分極方向の相違に対応する容量変化のカーブの相違が顕著となる。したがって、共振回路の感度が悪くても、発振信号の周波数変化から、強誘電体の分極方向を読み取ることができる。ところが、交番電界の強度は強誘電体の抗電界を超えることはできないので、交番電界の振幅を大きくするのには限界がある。このため、この方法では、強誘電体の分極方向の認識精度を十分に高めることができない場合がある。
これに対し、本発明の第1実施形態である情報再生装置10によれば、Qの高い共振子14を用いて共振回路17を形成しているため、共振回路17の感度が良い。このため、強誘電体の容量変化を発振信号の周波数変化に精度よく変換することができ、強誘電体の分極方向を正確に知ることができる。そして、共振回路17の感度が良いため、交番電界の振幅を大きくしなくてもよい。さらには、共振回路17の感度が良いため、交番電界の振幅を小さくしても、強誘電体の分極方向を正確に知ることができる。したがって、情報再生の精度またはSN比を低下させることなく、強誘電体層2に印加する交番電界の振幅を小さくでき、さらには、交番電界に代えて直流電界を印加する構成を採用することが可能となるのである。
(第2実施形態)
図2は、本発明による情報再生装置の第2実施形態を示している。第2実施形態の特徴は、情報再生手段をより具体化した点にある。すなわち、図2中の情報再生装置20は、情報再生手段21を有する。情報再生手段21は、変換手段22および抽出手段23を備えている。
変換手段22は、プローブ11により検出された強誘電体層2の容量変化に対応する発振信号の周波数変化を振幅変化に変換し、変換された信号を出力する。変換手段22は、例えば、周波数−電圧変換回路またはFM復調器などにより実現することができる。
抽出手段23は、変換手段22により変換された信号から、プローブ11により検出された強誘電体層2の容量変化に対応する成分を抽出する。抽出手段23は、ロックインアンプなどの検波回路により実現することができる。電界印加手段13によりリターン電極12と背面電極3との間に交番電圧を供給し、これにより強誘電体層2に交番電界を印加する構成を採用した場合には、この交番電圧を、抽出手段13における信号成分抽出処理(検波処理)に参照信号として用いることが望ましい(図2中の点線の接続ラインを参照)。これにより、信号成分抽出処理(検波処理)の精度を向上させることができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。以下の実施例は、本発明を実施するための好適な一例である。
記録媒体30は、強誘電体層31および背面電極32を備えている。強誘電体層31は、例えばニオブ酸リチウム(LiNbO3 )から形成されている。背面電極32は、アルミニウム、白金または銅などの導体から形成されており、強誘電体層31の背面に、スパッタリングや蒸着などの薄膜形成プロセスによって形成(積層)されている。
情報再生装置40は、プローブ41、リターン電極42、交流電源43、SAW共振子44、発振用増幅回路45、周波数−振幅変換回路46およびロックインアンプ47を備えている。
プローブ41は、記録媒体30(強誘電体層31)の表面を走査し、強誘電体層31の容量を検出する部材である。プローブ11は、例えばタングステンにより針状に形成されており、その先端径は、数十ナノメートル程度である。記録媒体30に保持された情報を再生するとき、プローブ41の先端は、記録媒体30表面上の読取位置に接近する。このときのプローブ41の先端と記録媒体30の表面との間の距離は、数ナノメートルないし数十ナノメートル程度である。プローブ41の先端と記録媒体30表面とをこのような微小な距離となるまで接近させることにより、プローブ41による記録媒体30表面の走査の容易性・迅速性を確保しつつ、プローブ41の先端が記録媒体30の表面と接触しているのと同様の電気的作用を実現することができる。また、プローブ41の先端と記録媒体30の表面とを接触させても構わない。
リターン電極42は、背面電極32と共に、交流電源43から出力される電界を強誘電体層31に印加する機能を有する。さらに、リターン電極42は、プローブ41の先端から強誘電体層31を通って当該リターン電極42に至る電気経路Sを形成する機能を有する。リターン電極42は、記録媒体30の表面に所定の間隔をもって対向している。リターン電極42と記録媒体30の表面との間の距離は、例えばおよそ数百ナノメートル程度である。また、リターン電極42は、リング状に形成されており、プローブ41の周囲を囲んでいる。
交流電源43は、プローブ41による強誘電体層31の容量Csの検出を可能または容易にするために、強誘電体層31に交番電界を印加する電源である。交流電源43は、交番電圧を生成し、これをリターン電極42と背面電極32との間に供給する。これにより、交番電界が強誘電体層31に印加される。交流電源43により印加される電界の強度は、強誘電体層31の抗電界よりも小さく、その周波数は例えば5kHz程度である。
SAW共振子44は、プローブ41により検出された強誘電体層31の容量Csと共に共振回路49を形成する。すなわち、共振子44は、強誘電体層31の容量Csと共に、共振周波数を選定する機能を有する。強誘電体層31の容量CsとSAW共振子44とにより選定される共振周波数の平均は、例えば1GHz程度である。
発振用増幅回路45は、プローブ41により検出された強誘電体層31の容量CsとSAW共振子44とにより選定された共振周波数を有する発振信号を生成する回路である。すなわち、強誘電体層31の容量Cs、SAW共振子44および発振用増幅回路45は、全体で発振器を構成しており、強誘電体層31の容量CsおよびSAW共振子44が当該発振器の周波数選定回路に相当し、発振用増幅回路45が当該発振器の増幅回路に相当する。
周波数−振幅変換回路46は、プローブ41により検出された強誘電体層31の容量変化に対応する発振信号の周波数変化を振幅変化に変換し、変換された信号を出力する回路である。
ロックインアンプ47は、周波数−振幅変換回路46により変換された信号から、プローブ41により検出された強誘電体層31の容量変化に対応する成分を抽出する回路である。交流電源43から出力される交流電圧は、リターン電極42および背面電極32に供給されるだけでなく、ロックインアンプ47にも供給される。ロックインアンプ47は、この交流電圧を参照信号として用いて、強誘電体層31の容量変化に対応する成分の抽出を行い、強誘電体層2に保持された情報を再生する。
移動機構48は、例えば、X−Yステージであり、その上に載置された記録媒体30を、記録媒体30の表面と平行な方向(図3中のX方向およびY方向)に移動させる機構である。移動機構48により記録媒体30を移動させることにより、プローブ41による記録媒体30表面の走査が実現される。
(他の実施例)
図4に本発明の他の実施例を示す。情報再生装置50においては、前述の実施例においてSAW共振子44、プローブ41により検出される強誘電体層31の容量Csにより構成される共振回路49中のSAW共振子44、プローブ41間に更にインダクタ51が挿入されており、SAW共振子44の共振周波数の中で、プローブ41により検出された強誘電体層31の容量Csとインダクタ51によって選択される周波数が共振回路49の共振条件を満たし、これが発振用増幅回路45の発振周波数となる。
なお、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う装置もまた本発明の技術思想に含まれる。
本発明に係る強誘電体記録媒体用の情報再生装置は、例えば、強誘電体の自発分極により情報を保持する強誘電体記録媒体用の情報再生装置に利用可能である。

Claims (5)

  1. 強誘電体層を有し前記強誘電体層の自発分極により情報を保持する記録媒体から、前記情報を読み取って再生する情報再生装置であって、
    前記記録媒体の表面を走査し、前記強誘電体層の容量を検出するプローブと、
    前記記録媒体の表面に所定の間隔をもって対向し、かつ、前記プローブの近傍に配置されたリターン電極と、
    前記プローブによる前記強誘電体層の容量検出を可能にするために、前記強誘電体層に電界を印加する電界印加手段と、
    前記プローブにより検出された前記強誘電体層の容量と共に共振回路を形成する共振子と、
    前記プローブにより検出された前記強誘電体層の容量と前記共振子とにより選定された共振周波数を有する発振信号を生成する発振信号生成手段と、
    前記発振信号生成手段により生成された発振信号に基づいて前記記録媒体に保持された情報を再生する情報再生手段と
    を備えていることを特徴とする情報再生装置。
  2. 前記共振子は、SAW(Surface Acoustic Wave)共振子であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  3. 前記共振子は、水晶発振子であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  4. 前記電界印加手段は、前記強誘電体層に交番電界を印加することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  5. 前記情報再生手段は、
    前記プローブにより検出された前記強誘電体層の容量変化に対応する前記発振信号の周波数変化を振幅変化に変換し、変換された信号を出力する変換手段と、
    前記変換手段により変換された信号から、前記プローブにより検出された前記強誘電体層の容量変化に対応する成分を抽出する抽出手段と
    を備えていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
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