JPH0344362B2 - - Google Patents

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JPH0344362B2
JPH0344362B2 JP11953782A JP11953782A JPH0344362B2 JP H0344362 B2 JPH0344362 B2 JP H0344362B2 JP 11953782 A JP11953782 A JP 11953782A JP 11953782 A JP11953782 A JP 11953782A JP H0344362 B2 JPH0344362 B2 JP H0344362B2
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JP
Japan
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capacitance element
magnetic
capacitance
tuning
change
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Expired
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JP11953782A
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English (en)
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JPS5911504A (ja
Inventor
Junichi Akyama
Osamu Chiba
Kenichi Sawazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP11953782A priority Critical patent/JPS5911504A/ja
Publication of JPS5911504A publication Critical patent/JPS5911504A/ja
Publication of JPH0344362B2 publication Critical patent/JPH0344362B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/33Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、磁気記録媒体が形成する磁界の変
化による磁性体の特性変化を利用して再生を行な
う磁気再生装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
磁気記録媒体に記録された信号を再生する磁気
再生装置は従来、リング型の磁気ヘツドを用い、
これに誘起される起電力を再生出力として取出す
構成となつている。しかし、この方式は再生出力
レベルおよびそのS/Nが記録トラツク幅に大き
く依存するため、高密度記録再生に不利であり、
現状では記録トラツク幅が20μ、S/Nが43dB程
度が限界とされている。
そこで、発明者らは既に特願昭55−110340号に
おいて新しい原理に基づく磁気再生装置を提案し
ている。この装置は磁気記録媒体からの磁界の変
化を透磁率や高周波損失等の特性変化として検出
する磁性体を設け、この磁性体を含むインダクタ
ンス素子またはキヤパシタンス素子等のインピー
ダンス素子のインピーダンス変化を利用して再生
を行なうものである。即ち、上記インピーダンス
素子を同調素子の一部として同調回路を構成する
とともに、このインピーダンス素子に高周波発振
器からの高周波励振信号を供給する。この場合、
磁気記録媒体からの磁界によつて上記磁性体の特
性が変化し、これによつてインピーダンス素子の
インピーダンスが変化すると、おれに伴い同調回
路の共振周波数やQ(尖鋭度)が変化するので、
同調回路よりの高周波信号出力が変化する。従つ
てこの高周波信号出力の変化を検波回路を通して
検出することにより、磁気記録媒体に記録された
信号に対応した再生出力が得られる。
この方式によれば、磁気記録媒体が形成する磁
界のわずかな変化も磁性体の特性変化として検出
され、再生出力として取出されるとともに、再生
出力エネルギーが高周波発振器から供給されるの
で、高レベルかつS/Nの良好な再生出力を得る
ことができ、記録トラツク幅を20μ以下にまで狭
くしても十分に再生を行なうことが可能となる。
以上のように、特願昭55−110340号等で提案し
た方式は原理的に従来の磁気再生装置に比べ高密
度記録再生に適しているが、その高密度化にはや
はり限界がある。即ち、記録密度を上げるには記
録トラツク幅を狭くするとともに、記録波長を短
くすればよいが、その場合上記の方式で再生を行
なおうとすると、記録トラツク幅に合せて磁性体
の幅を小さくし、かつ短い記録波長に合せて磁性
体の厚さも小さくする必要がある。磁性体の厚さ
を小さくする理由は、磁気記録媒体が形成する磁
界が表面近傍程強く、しかも記録波長が短い程、
つまり記録信号周波数が高い程その傾向が強いた
めで、この厚さが大きくなると磁界が磁性体の一
部にしか及ばず、磁界の変化による磁性体の特性
変化が小さくなるからである。
このように、より高密度記録再生を行なおうと
すると磁性体の寸法を極力小さくする必要があ
り、それに伴いこの磁性体を含むインピーダンス
素子の寸法も小さくしなければならない。ところ
が、このインピーダンス素子の寸法を小さくして
ゆくと、その浮遊容量の影響が無視できなくな
り、この浮遊容量のためインピーダンス素子に高
周波励振信号を安定に供給することが困難となる
とともに、同調回路のQが低下する。この結果、
磁気記録媒体からの磁界による磁性体の特性変化
を安定に効率よく電気信号に変換することが困難
となつてくる。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、記録トラツク幅が非常に狭
い場合でも十分レベルの大きい再生出力をS/N
よく得ることができる磁気再生装置を提供するこ
とである。
〔発明の概要〕
この発明は、磁気記録媒体が形成する磁界を検
出する絶縁性磁性体を電極間物質として含む第1
のキヤパシタンス素子を形成するとともに、この
第1のキヤパシタンス素子を電極間に保持した第
2のキヤパシタンス素子を形成して、この第2の
キヤパシタンス素子を介して第1のキヤパシタン
ス素子に高周波励振信号を結合させることによ
り、第1のキヤパシタンス素子を同調素子の一部
として構成した同調回路に高周波励振信号を供給
し、上記磁性体により検出された磁界の変化によ
る磁性体の特性変化に伴うこの同調回路の高周波
信号出力の変化を検出して、磁気記録媒体に記録
された信号を再生するようにしたことを特徴とし
ている。
〔発明の効果〕
この発明によれば、磁気記録媒体が形成する信
号磁界を検出する絶縁性磁性体を電極間物質とし
て含む第1のキヤパシタンス素子に対し、これを
電極間に保持、つまりこの第1のキヤパシタンス
素子を包囲するように設けられた第2のキヤパシ
タンスを介して高周波励振信号を結合させるた
め、超高密度記録再生に対応すべく磁性体の寸法
を小さくしても、第1のキヤパシタンス素子の浮
遊容量の影響は第2のキヤパシタンス素子の容量
によつて減少できるようになる。このため、第1
のキヤパシタンス素子への高周波励振信号の結合
を安定に行なうことができるとともに、同調回路
のQを低下させることがなくなる。さらに、第2
のキヤパシタンス素子が信号磁界以外の電磁界を
シールドし、第1のキヤパシタンス素子に作用す
るのを防止する効果もある。
従つて、記録トラツク幅が20μm以下というよ
うな超高密度記録再生においても再生感度の低下
がなく、高レベルかつS/Nの良好な再生出力を
得ることができる。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すものであ
る。図において、第1のキヤパシタンス素子1は
板状の絶縁性磁性体2の両面に板状金属電極3
a,3bを被着して形成されたもので、この第1
のキヤパシタンス素子1は第2のキヤパシタンス
素子4の電極6a,6b間の誘電体5内に埋め込
まれた形で設けられている。第1のキヤパシタン
ス素子1は同調用インダクタンス素子7と共に第
1のLC並列同調回路8を構成する。一方、第2
のキヤパシタンス素子4も同様に同調用インダク
タンス素子9とともに第2の同調回路10を構成
する。この第2の同調回路10は整合回路11を
介して高周波発振器12に接続されている。従つ
て、第1のキヤパシタンス素子1には高周波発振
器12からの高周波励振信号が第2のキヤパシタ
ンス素子4を介して容量結合による電界の形で結
合されることになる。そして、第1の同調回路8
はダイオード13と抵抗14及びコンデンサ15
からなるピーク検波回路16に接続されている。
このように構成された磁気再生装置において、
信号が記録された磁気記録媒体18に第1、第2
のキヤパシタンス素子1,4を図のように対向さ
せると、磁気記録媒体18からの記録信号に応じ
て変化する磁界(信号磁界)が磁性体2に加わ
り、これにより磁性体2の透磁率あるいは高周波
損失が変化する。ここで磁性体2として磁界変化
に対し透磁率や高周波損失の変化が大きく、しか
も導電率の極めて小さい材料、例えば薄膜化した
スピネル系あるいはガーネツト系等のフエライト
を用いると、磁性体2の透磁率や高周波損失の変
化によつて、この磁性体2を電極間物質とする第
1のキヤパシタンス素子1の見掛けのキヤパシタ
ンスが大きく変化し、これによつてこの第1のキ
ヤパシタンス素子1とインダクタンス素子7とで
構成される第1の同調回路8のインピーダンスが
変化するので、この第1の同調回路8の両端電圧
も変化する。即ち、高周波発振器12より第1の
キヤパシタンス素子1に結合された高周波励振信
号は、第1の同調回路8において磁気記録媒体1
8からの信号磁界により振幅変調を受けることに
なる。従つて、この変調を受けた第1の同調回路
8からの高周波信号出力を検波回路16で検波す
ることによつて、信号再生出力Voutを得ること
ができる。
このような構成とすれば、第1のキヤパシタン
ス素子1の浮遊容量は第2のキヤパシタンス素子
4の大きい容量によつて無視することができる。
また、第2のキヤパシタンス素子4の浮遊容量は
本来の容量に比べ十分小さいため、これも無視で
きる。従つて高周波発振器12から第1のキヤパ
シタンス素子1への高周波励振信号の結合、供給
を安定に行なえるようになるとともに、第1のキ
ヤパシタンス素子1の浮遊変量の影響による第1
の同調回路8のQの低下を抑えることができるの
で、非常に狭いトラツクに高密度記録された信号
も、十分なレベルでS/Nよく再生することが可
能となる。
第2図はこの発明の他の実施例を示すもので、
第1図における第1のキヤパシタンス素子1の一
方の電極3bを第2のキヤパシタンス素子4の一
方の電極6bと共通とすることにより、構造の簡
略化と製造工程数の減少を図つたものである。
この発明は特に、複数の記録トラツクから同時
に再生を行なう多チヤンネル磁気再生装置に適用
した場合、極めて有利である。第3図〜第6図は
その実施例を示すもので、1つの第2のキヤパシ
タンス素子4内に第1のキヤパシタンス素子1を
複数個設けている。この場合、第1のキヤパシタ
ンス素子1の各々は共通の第2のキヤパシタンス
素子4を介して高周波励振信号の供給を受けるこ
とになる。
従つて、第1のキヤパシタンス素子1に個別に
高周波励振信号を結合させて供給する場合に比べ
てチヤンネル毎の結合度のバラツキがなく、再生
出力レベルのバラツキも抑えることができる。し
かも、結合部や高周波発振器12を含む励振回路
の構造が簡単で済むとともに、配線が簡略化され
るので、工程上有利となり、LSI等の集積回路技
術を有効に生かすことができるという利点があ
る。
第3図に示す実施例は、第1図の実施例の構成
をほぼそのまま多チヤンネル化したものであるの
に対し、第4図に示す実施例は第3図における第
1のキヤパシタンス素子1の各々の磁性体2を一
体に形成したものである。
第5図に示す実施例は、第2図の実施例と同様
に第1のキヤパシタンス素子1の一方の電極3b
を第2のキヤパシタンス素子4の一方の電極6b
と共通にして、多チヤンネル化したものである。
第6図に示す実施例は、さらに第5図における
第1のキヤパシタンス素子1の各々の磁性体2を
一体に形成したものである。
図から明らかなように、構造および製造工程は
第3図、第4図、第5図、第6図の順で順次簡略
化される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す図、
第2図はこの発明の他の実施例の要部構成を示す
断面図、第3図はこの発明を多チヤンネル磁気再
生装置に適用した実施例を示す図、第4図〜第6
図は同じくこの発明を多チヤンネル磁気再生装置
に適用した場合の他の実施例の要部構成を示す断
面図である。 1…第1のキヤパシタンス素子、2…絶縁性磁
性体、3a,3b…電極、4…第2のキヤパシタ
ンス素子、5…誘電体、6a,6b…電極、8…
第1の同調回路、10…第2の同調回路、12…
高周波発振器、16…ピーク検波回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気記録媒体が形成する磁界の変化を検出す
    る絶縁性磁性体を電極間物質として含む第1のキ
    ヤパシタンス素子と、この第1のキヤパシタンス
    素子を同調素子の一部として構成した同調回路
    と、前記第1のキヤパシタンス素子をその電極間
    に保持した第2のキヤパシタンス素子と、この第
    2のキヤパシタンス素子を介して前記第1のキヤ
    パシタンス素子に高周波励振信号を結合せしめる
    励振手段と、前記磁界の変化による前記磁性体の
    特性変化に伴う前記同調回路の高周波信号出力の
    変化を検出して前記磁気記録媒体に記録された信
    号を再生する手段とを備えることを特徴とする磁
    気再生装置。 2 第1のキヤパシタンス素子と第2のキヤパシ
    タンス素子の各々一方の電極を共通にしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気再生
    装置。 3 第2のキヤパシタンス素子の電極間に第1の
    キヤパシタンス素子を複数個設けたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項記載の磁
    気再生装置。 4 励振手段は第2のキヤパシタンス素子を同調
    素子の一部とする同調回路を介して第1のキヤパ
    シタンス素子に高周波励振信号を結合せしめるも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の磁気再生装置。
JP11953782A 1982-07-09 1982-07-09 磁気再生装置 Granted JPS5911504A (ja)

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JPS5911504A JPS5911504A (ja) 1984-01-21
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