JPWO2005090877A1 - ワイン熟成型貯蔵装置 - Google Patents

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Abstract

ワイン貯蔵装置(1)は、室温を白ワインおよび赤ワインの保存に適した一定温度に保持するための白ワイン用貯蔵室(4)および赤ワイン用貯蔵室(5)と共に、熟成用ワイン貯蔵室(3)を備えている。制御装置(30)により、この貯蔵室(3)の室温度が、1年周期で、10℃から22℃までの温度幅で、一定の変化パターンに従って繰り返し昇降する。この貯蔵室(3)にワインを貯蔵しておくと、ワインの理想的な熟成が促進されることが確認された。

Description

本発明はワイン熟成機能を備えたワイン貯蔵装置に関するものである。
現在、市販されているワインセラーは、利用者が設定した温度および湿度でワインを保存する機能を備えた冷蔵庫である。一般に、ワインを13℃ないし14℃の一定温度、約65%の一定湿度で貯蔵することが理想的であると信じられている。したがって、ワインセラーは、その室内温度が設定温度から外れないようにするための温度制御機能が付いており、最大でも変動幅が4°以下となるように温度が管理されている。
また、ワインセラーとしては、ワインを飲み頃の温度状態である10℃前後に冷やすためのものも知られている。さらには、ワインを13℃ないし14℃で長期保存するための貯蔵室と、ワインを飲み頃の10℃前後の温度まで冷やすための貯蔵室の双方を備えたワインセラーも提案されている。
ワインの熟成は酸化還元熟成であり、適量の酸素が必要である。熟成に必要な酸素は、ワインの瓶の口を封鎖しているコルク栓を通して空気が流通することにより供給される。
しかしながら、従来においては、ワインセラーなどの温度制御機構を備えた貯蔵庫を利用して、ワインを熟成させるという発想は無い。
本発明者は、ワインセラーの温度をなるべく一定に保持するという常識に逆らって、ワインセラー内の温度を各種の変化パターンで変化させて、ワインの熟成状態を調べた。この結果、ワインの腐敗劣化を引き起こすことなく、酸化還元熟成を進行させ、ワインの理想的な熟成を行うことが可能であることを見出した。
本発明は、このような新しい着想に基づき考え出されたものであり、熟成機能を備えたワイン貯蔵装置を提案することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明のワイン貯蔵装置は、
ワインを貯蔵するためのワイン貯蔵室と、
前記ワイン貯蔵室の室温を制御する温度制御手段とを有し、
前記温度制御手段は、予め定められた周期、予め定められた温度幅、および、予め定められた変化パターンに従って、前記室温を繰り返し昇降させることを特徴としている。
ここで、前記の一周期は最短4ヶ月とすることが望ましく、一般には1年の周期で室温を変化させることが望ましい。
また、前記温度幅としては、8℃から25℃までの範囲内における4°以上の温度幅とすることが望ましい。特に、10℃から22℃までの範囲内において8°以上の温度幅を付けることが望ましい。
さらに、前記変化パターンとしては、前記室温を直線状、曲線状あるいは段階的に上昇させ、前記室温を直線状、曲線状あるいは段階的に下降させるパターンを採用することが望ましい。
次に、本発明のワイン貯蔵装置は、温度制御手段に加えて、前記ワイン貯蔵室の湿度を予め定めた値に保持する湿度制御手段を有していることが望ましい。一般的には、前記湿度制御手段により前記ワイン貯蔵室の湿度を約65%に保持すればよい。
また、利用者が好みのワインの熟成状態を形成できるようにするために、前記温度制御手段による前記周期、前記温度幅および前記変化パターンのうちの少なくとも一つを設定するための入力部を有していることが望ましい。
さらに、上記のワイン貯蔵室に加えて、熟成後のワインを飲み頃の温度に冷やすための第2ワイン貯蔵室を有することが望ましい。この場合には、前記温度制御手段によって、当該第2ワイン貯蔵室の温度および湿度を一定に保持すればよい。
ここで、白ワインと赤ワインでは飲み頃の温度が微妙に異なるので、前記第2ワイン貯蔵室として、白ワインを貯蔵する白ワイン貯蔵室と、赤ワインを貯蔵する赤ワイン貯蔵室を備えたものを用意し、前記温度制御手段によって、それぞれ、白ワインおよび赤ワインに適した温度に冷やすことができるようにすることが望ましい。
図1は本発明を適用したワイン貯蔵装置の概略構成図である。
図2は熟成用ワイン貯蔵室における温度変化を示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したワイン貯蔵装置の一例を説明する。
(全体構成)
図1は本発明を適用したワイン貯蔵装置の構成を示す概略断面図である。本例のワイン貯蔵装置1は、前面に開閉ドア2a〜2cが取り付けられたボックス形の断熱性ハウジング2を備えている。このハウジング2の内部は上下方向に3つの区画室に仕切られており、最も下の区画室が熟成用ワイン貯蔵室3であり、この上の区画室が赤ワイン貯蔵室4であり、最も上の区画室が白ワイン貯蔵室5である。
各貯蔵室3〜5には、例えば、スライド式のワインラック6が収納されており、これらのワインラック6に複数の瓶入りのワイン7a〜7cをほぼ水平な姿勢で保存することができる。なお、開閉ドア2a〜2cは、各貯蔵室3〜5に対応して、独立して開閉可能である。
ハウジング2の前面部分には、操作パネル6が配置されており、各貯蔵室3、4、5の室温および湿度の設定および変更が可能となっている。熟成用ワイン貯蔵室3については、室温の温度変化パターン、変化幅および変化の周期も設定および変更可能となっている。さらに、操作パネル6には、各貯蔵室3〜5の室温および湿度、並びに設定温度および湿度などを表示するための表示部も配置されている。
各貯蔵室3〜5は、各室内を循環する空気温度を制御することにより、各室内温度を所定の温度に制御する温度制御機構11〜13がそれぞれ設けられている。上段の白ワイン貯蔵室5と中段の赤ワイン貯蔵室4の室内温度は、5〜20℃の範囲内における設定温度を選択でき、それぞれ、白ワインあるいは赤ワインを飲み頃の温度で保管できる。これに対して、下段の熟成用貯蔵室3の室内温度は、予め定められた周期、予め定められた温度幅、および、予め定められた変化パターンに従って、繰り返し昇降するようになっている。
温度制御機構11〜13は、各貯蔵室3〜5の後方に仕切板により仕切られた空調室21〜23に配置されている。各温度制御機構11〜13は、各貯蔵室3〜5から仕切板の下端位置に形成した吸い込み口15a〜17aから吸い込まれた空気を冷却するエバポレータ(冷却器)11a〜13aと、エバポレータ11a〜13aを経由した空気を加温するヒータ11b〜13bと、これらエバポレータ11a〜13aおよびヒータ11b〜13bを経由して温度制御された後の空気を仕切板15〜17の上端部分に形成した吹出し口15b〜17bから各貯蔵室3〜5に吹き込むための送風ファン11c〜13cとを備えている。
なお、各温度制御機構11〜13は、それぞれ制御回路11e〜13eを備えており、独立に制御される。また、エバポレータ11a〜13a(冷却器)は、ハウジング2の下端部分に配置されている共通のコンプレッサ25、コンデンサ、膨張弁(図示せず)等を備えた共通の冷媒回路26に接続されている。各温度制御機構11〜13としては、ペルチエ素子を用いた制御機構であってもよいことは勿論である。
次に、各貯蔵室3〜5には、室内の湿度制御手段として、加湿器27a〜27cが配置されている。例えば、各室内の湿度が約65%に保持されるようになっている。
また、本例のワイン貯蔵装置1はマイクロコンピュータを中心に構成された制御装置30を備えている。制御装置30は、各貯蔵室4、5の室内に配置されている温度センサ32、33の検出結果に基づき、各温度制御機構12、13の制御回路12e、13eを制御して、各貯蔵室4、5の室温が設定温度に保持されるように制御する。また、制御装置30は、タイマ機能あるいはカレンダ機能34を備えており、熟成用貯蔵室3の室内に配置されている温度センサ31の検出結果に基づき、温度制御機構11の制御回路11eを制御して、当該貯蔵室3の室温が設定された変化パターンで変化するように制御する。
(熟成用貯蔵室の温度制御)
この構成のワイン貯蔵装置1の熟成用貯蔵室3では、制御装置30によって次のように室温が制御される。
図2は熟成用貯蔵室3の室温変化を示すグラフである。本例では、操作部を介して、温度変化の幅が10℃から22℃までの幅に設定され、温度変化の周期が1年に設定されている。また、温度変化のパターンは、暦の1月および2月の2ヶ月間は10℃に保持され、3月の初めから6月末日までの間は一定の勾配で1月当たり3°ずつ温度が上昇し、7月および8月の2ヶ月間は22℃に保持され、9月初めから12月末日までの間は一定の勾配で1月当たり3°ずつ温度が下降するパターンとなっている。
ここで、温度変化を短い周期で行うことは避けるべきであり、少なくとも年3回周期の4ヶ月以上とすべきである。一般には、6ヶ月または1年周期とすればよい。また、温度幅は10℃から22℃までの12°としているが、この温度範囲内において8°以上の温度幅で変化させると、ワインを適切な状態で熟成できることが確認された。
なお、ワインの種類に応じて、8℃から25℃の範囲内において、少なくとも4°以上の温度幅で熟成用貯蔵室3の室温を変化させれば、ワインを熟成させることが可能である。
また、室温の変化パターンは、例えば正弦波状のパターンを採用することも可能である。この代わりに、図2において破線で示すように、例えば月毎に段階的に上昇あるいは下降させるパターンを採用すること可能である。
産業上の利用の可能性
本発明のワイン貯蔵装置の熟成用貯蔵室は、一定の周期、一定の温度幅および一定の変化パターンで繰り返し室温が変化する。これらのパラメータを適切に組み合わせることにより、ワインを熟成用貯蔵室内において酸化熟成できることが確認された。
したがって、本発明によれば、腐敗しないようにワインを一定温度で保存するための一般的なワインセラーとは異なり、保存することにより理想的な熟成をさせることも可能である。よって、利用者の好みに応じた熟成度のワインを手軽に得ることができる。
【書類名】明細書
【発明の名称】ワイン熟成型貯蔵装置
【技術分野】
【0001】
本発明はワイン熟成機能を備えたワイン貯蔵装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在、市販されているワインセラーは、利用者が設定した温度および湿度でワインを保存する機能を備えた冷蔵庫である。一般に、ワインを13℃ないし14℃の一定温度、約65%の一定湿度で貯蔵することが理想的であると信じられている。したがって、ワインセラーは、その室内温度が設定温度から外れないようにするための温度制御機能が付いており、最大でも変動幅が4°以下となるように温度が管理されている。
【0003】
また、ワインセラーとしては、ワインを飲み頃の温度状態である10℃前後に冷やすためのものも知られている。さらには、ワインを13℃ないし14℃で長期保存するための貯蔵室と、ワインを飲み頃の10℃前後の温度まで冷やすための貯蔵室の双方を備えたワインセラーも提案されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようという課題】
【0004】
ワインの熟成は酸化還元熟成であり、適量の酸素が必要である。熟成に必要な酸素は、ワインの瓶の口を封鎖しているコルク栓を通して空気が流通することにより供給される。
【0005】
しかしながら、従来においては、ワインセラーなどの温度制御機構を備えた貯蔵庫を利用して、ワインを熟成させるという発想は無い。
【0006】
本発明者は、ワインセラーの温度をなるべく一定に保持するという常識に逆らって、ワインセラー内の温度を各種の変化パターンで変化させて、ワインの熟成状態を調べた。この結果、ワインの腐敗劣化を引き起こすことなく、酸化還元熟成を進行させ、ワインの理想的な熟成を行うことが可能であることを見出した。
【0007】
本発明は、このような新しい着想に基づき考え出されたものであり、熟成機能を備えたワイン貯蔵装置を提案することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明のワイン貯蔵装置は、
ワインを貯蔵するためのワイン貯蔵室と、
前記ワイン貯蔵室の室温を制御する温度制御手段とを有し、
前記温度制御手段は、ワインの熟成に関連づけて予め定められた周期、ワインの熟成に関連づけて予め定められた温度幅、および、ワインの熟成に関連づけて予め定められた変化パターンに従って、前記室温を繰り返し昇降させることを特徴としている。
【0009】
ここで、前記の一周期は最短4ヶ月とすることが望ましく、一般には1年の周期で室温を変化させることが望ましい。
【0010】
また、前記温度幅としては、8℃から25℃までの範囲内における4°以上の温度幅とすることが望ましい。特に、10℃から22℃までの範囲内において8°以上の温度幅を付けることが望ましい。
【0011】
さらに、前記変化パターンとしては、前記室温を直線状、曲線状あるいは段階的に上昇させ、前記室温を直線状、曲線状あるいは段階的に下降させるパターンを採用することが望ましい。
【0012】
次に、本発明のワイン貯蔵装置は、温度制御手段に加えて、前記ワイン貯蔵室の湿度を予め定めた値に保持する湿度制御手段を有していることが望ましい。一般的には、前記湿度制御手段により前記ワイン貯蔵室の湿度を約65%に保持すればよい。
【0013】
また、利用者が好みのワインの熟成状態を形成できるようにするために、前記温度制御手段による前記周期、前記温度幅および前記変化パターンのうちの少なくとも一つを設定するための入力部を有していることが望ましい。
【0014】
さらに、上記のワイン貯蔵室に加えて、熟成後のワインを飲み頃の温度に冷やすための第2ワイン貯蔵室を有することが望ましい。この場合には、前記温度制御手段によって、当該第2ワイン貯蔵室の温度および湿度を一定に保持すればよい。
【0015】
ここで、白ワインと赤ワインでは飲み頃の温度が微妙に異なるので、前記第2ワイン貯蔵室として、白ワインを貯蔵する白ワイン貯蔵室と、赤ワインを貯蔵する赤ワイン貯蔵室を備えたものを用意し、前記温度制御手段によって、それぞれ、白ワインおよび赤ワインに適した温度に冷やすことができるようにすることが望ましい。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、腐敗しないようにワインを一定温度で保存するための一般的なワインセラーとは異なり、保存することにより理想的な熟成をさせることも可能である。よって、利用者の好みに応じた熟成度のワインを手軽に得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下に、図面を参照して、本発明を適用したワイン貯蔵装置の一例を説明する。
【0018】
(全体構成)
図1は本発明を適用したワイン貯蔵装置の構成を示す概略断面図である。本例のワイン貯蔵装置1は、前面に開閉ドア2a〜2cが取り付けられたボックス形の断熱性ハウジング2を備えている。このハウジング2の内部は上下方向に3つの区画室に仕切られており、最も下の区画室が熟成用ワイン貯蔵室3であり、この上の区画室が赤ワイン貯蔵室4であり、最も上の区画室が白ワイン貯蔵室5である。
【0019】
各貯蔵室3〜5には、例えば、スライド式のワインラック6が収納されており、これらのワインラック6に複数の瓶入りのワイン7a〜7cをほぼ水平な姿勢で保存することができる。なお、開閉ドア2a〜2cは、各貯蔵室3〜5に対応して、独立して開閉可能である。
【0020】
ハウジング2の前面部分には、操作パネルが配置されており、各貯蔵室3、4、5の室温および湿度の設定および変更が可能となっている。熟成用ワイン貯蔵室3については、室温の温度変化パターン、変化幅および変化の周期も設定および変更可能となっている。さらに、操作パネルには、各貯蔵室3〜5の室温および湿度、並びに設定温度および湿度などを表示するための表示部も配置されている。
【0021】
各貯蔵室3〜5は、各室内を循環する空気温度を制御することにより、各室内温度を所定の温度に制御する温度制御機構11〜13がそれぞれ設けられている。上段の白ワイン貯蔵室5と中段の赤ワイン貯蔵室4の室内温度は、5〜20℃の範囲内における設定温度を選択でき、それぞれ、白ワインあるいは赤ワインを飲み頃の温度で保管できる。これに対して、下段の熟成用貯蔵室3の室内温度は、予め定められた周期、予め定められた温度幅、および、予め定められた変化パターンに従って、繰り返し昇降するようになっている。
【0022】
温度制御機構11〜13は、各貯蔵室3〜5の後方に仕切板により仕切られた空調室21〜23に配置されている。各温度制御機構11〜13は、各貯蔵室3〜5から仕切板の下端位置に形成した吸い込み口15a〜17aから吸い込まれた空気を冷却するエバポレータ(冷却器)11a〜13aと、エバポレータ11a〜13aを経由した空気を加温するヒータ11b〜13bと、これらエバポレータ11a〜13aおよびヒータ11b〜13bを経由して温度制御された後の空気を仕切板15〜17の上端部分に形成した吹出し口15b〜17bから各貯蔵室3〜5に吹き込むための送風ファン11c〜13cとを備えている。
【0023】
なお、各温度制御機構11〜13は、それぞれ制御回路11e〜13eを備えており、独立に制御される。また、エバポレータ11a〜13a(冷却器)は、ハウジング2の下端部分に配置されている共通のコンプレッサ25、コンデンサ、膨張弁(図示せず)等を備えた共通の冷媒回路26に接続されている。各温度制御機構11〜13としては、ペルチエ素子を用いた制御機構であってもよいことは勿論である。
【0024】
次に、各貯蔵室3〜5には、室内の湿度制御手段として、加湿器27a〜27cが配置されている。例えば、各室内の湿度が約65%に保持されるようになっている。
【0025】
また、本例のワイン貯蔵装置1はマイクロコンピュータを中心に構成された制御装置30を備えている。制御装置30は、各貯蔵室4、5の室内に配置されている温度センサ32、33の検出結果に基づき、各温度制御機構12、13の制御回路12e、13eを制御して、各貯蔵室4、5の室温が設定温度に保持されるように制御する。また、制御装置30は、タイマ機能あるいはカレンダ機能34を備えており、熟成用ワイン貯蔵室3の室内に配置されている温度センサ31の検出結果に基づき、温度制御機構11の制御回路11eを制御して、当該貯蔵室3の室温が設定された変化パターンで変化するように制御する。
【0026】
(熟成用ワイン貯蔵室の温度制御)
この構成のワイン貯蔵装置1の熟成用ワイン貯蔵室3では、制御装置30によって次のように室温が制御される。
【0027】
図2は熟成用ワイン貯蔵室3の室温変化を示すグラフである。本例では、操作部を介して、温度変化の幅が10℃から22℃までの幅に設定され、温度変化の周期が1年に設定されている。また、温度変化のパターンは、暦の1月および2月の2ヶ月間は10℃に保持され、3月の初めから6月末日までの間は一定の勾配で1月当たり3°ずつ温度が上昇し、7月および8月の2ヶ月間は22℃に保持され、9月初めから12月末日までの間は一定の勾配で1月当たり3°ずつ温度が下降するパターンとなっている。
【0028】
ここで、温度変化を短い周期で行うことは避けるべきであり、少なくとも年3回周期の4ヶ月以上とすべきである。一般には、6ヶ月または1年周期とすればよい。また、温度幅は10℃から22℃までの12°としているが、この温度範囲内において8°以上の温度幅で変化させると、ワインを適切な状態で熟成できることが確認された。
【0029】
なお、ワインの種類に応じて、8℃から25℃の範囲内において、少なくとも4°以上の温度幅で熟成用ワイン貯蔵室3の室温を変化させれば、ワインを熟成させることが可能である。
【0030】
また、室温の変化パターンは、例えば正弦波状のパターンを採用することも可能である。この代わりに、図2において破線で示すように、例えば月毎に段階的に上昇あるいは下降させるパターンを採用すること可能である。
【産業上の利用の可能性】
【0031】
本発明のワイン貯蔵装置の熟成用ワイン貯蔵室は、一定の周期、一定の温度幅および一定の変化パターンで繰り返し室温が変化する。これらのパラメータを適切に組み合わせることにより、ワインを熟成用ワイン貯蔵室内において酸化熟成できることが確認された。
【0032】
したがって、本発明によれば、腐敗しないようにワインを一定温度で保存するための一般的なワインセラーとは異なり、保存することにより理想的な熟成をさせることも可能である。よって、利用者の好みに応じた熟成度のワインを手軽に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明を適用したワイン貯蔵装置の概略構成図である。
【図2】熟成用ワイン貯蔵室における温度変化を示す説明図である。

Claims (16)

  1. ワインを貯蔵するためのワイン貯蔵室と、
    前記ワイン貯蔵室の室温を制御する温度制御手段とを有し、
    前記温度制御手段は、予め定められた周期、予め定められた温度幅、および、予め定められた変化パターンに従って、前記室温を繰り返し昇降させるワイン貯蔵装置。
  2. 請求の範囲第1項において、
    前記の一周期は最短4ヶ月であるワイン貯蔵装置。
  3. 請求の範囲第1項において、
    前記周期は1年であるワイン貯蔵装置。
  4. 請求の範囲第1項において、
    前記温度幅は8℃から25℃までの範囲内における4°以上の温度幅であるワイン貯蔵装置。
  5. 請求の範囲第4項において、
    前記温度幅は10℃から22℃までの範囲内における8°以上の温度幅であるワイン貯蔵装置。
  6. 請求の範囲第1項において、
    前記変化パターンは、前記室温を直線状、曲線状あるいは段階的に上昇させ、前記室温を直線状、曲線状あるいは段階的に下降させるパターンであるワイン貯蔵装置。
  7. 請求の範囲第1項において、
    前記ワイン貯蔵室の湿度を予め定めた値に保持する湿度制御手段を有しているワイン貯蔵装置。
  8. 請求の範囲第7項において、
    前記湿度制御手段は前記ワイン貯蔵室の湿度を約65%に保持するワイン貯蔵装置。
  9. 請求の範囲第1項において、
    前記温度制御手段による前記周期、前記温度幅および前記変化パターンのうちの少なくとも一つを設定するための入力部を有しているワイン貯蔵装置。
  10. 請求の範囲第1項において、
    ワインを貯蔵する第2ワイン貯蔵室を有し、
    前記温度制御手段は、前記第2ワイン貯蔵室の温度および湿度を一定に保持するワイン貯蔵装置。
  11. 請求の範囲第1項において、
    前記第2ワイン貯蔵室は、白ワインを貯蔵する白ワイン貯蔵室と、赤ワインを貯蔵する赤ワイン貯蔵室を備えており、
    前記温度制御手段は、前記白ワイン貯蔵室および前記赤ワイン貯蔵室を異なる温度に保持するワイン貯蔵装置。
  12. 請求の範囲第1項において、
    前記の一周期は6ヶ月または1年であり、
    前記温度幅は10℃から22℃までの範囲内における8°以上の温度幅であり、
    前記変化パターンは、前記室温を直線状、曲線状あるいは段階的に上昇させ、前記室温を直線状、曲線状あるいは段階的に下降させるパターンであるワイン貯蔵装置。
  13. 請求の範囲第12項において、
    前記ワイン貯蔵室の湿度を約65%に保持する湿度制御手段を有しているワイン貯蔵装置。
  14. 請求の範囲第13項において、
    前記温度制御手段による前記周期、前記温度幅および前記変化パターンのうちの少なくとも一つを設定するための入力部を有しているワイン貯蔵装置。
  15. 請求の範囲第14項において、
    ワインを貯蔵する第2ワイン貯蔵室を有し、
    前記温度制御手段は、前記第2ワイン貯蔵室の温度および湿度を一定に保持するワイン貯蔵装置。
  16. 請求の範囲第15項において、
    前記第2ワイン貯蔵室は、白ワインを貯蔵する白ワイン貯蔵室と、赤ワインを貯蔵する赤ワイン貯蔵室を備えており、
    前記温度制御手段は、前記白ワイン貯蔵室および前記赤ワイン貯蔵室を異なる温度に保持するワイン貯蔵装置。
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